JPH11119502A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH11119502A JPH11119502A JP9281776A JP28177697A JPH11119502A JP H11119502 A JPH11119502 A JP H11119502A JP 9281776 A JP9281776 A JP 9281776A JP 28177697 A JP28177697 A JP 28177697A JP H11119502 A JPH11119502 A JP H11119502A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive drums
- image forming
- drive
- forming apparatus
- image
- Prior art date
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な機構で各感光体ドラムの回転を完全に
同期させ,被記録体上に重ね合わせられるトナー像の色
ずれを防止した画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 フルカラー画像形成装置において,各感
光体ドラム4C,4M,4Y,4Kおよび駆動モータを
連接リンク2により同一位相で連結するとともに,各感
光体ドラム4C,4M,4Y,4Kの外周長πφと間隔
dとを等しくし,最も駆動モータから遠い感光体ドラム
4Cに取り付けた回転速度センサ23の検出値に基づき
駆動モータの駆動信号を補正することとした。このた
め,各感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kの回転が同
期されており,仮に回転ムラがあったとしてもその位相
や振幅はそろっている。これにより,記録用紙上に転写
されるトナー像の位置が各色ともそろい,色ずれとして
として現れることがない。
同期させ,被記録体上に重ね合わせられるトナー像の色
ずれを防止した画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 フルカラー画像形成装置において,各感
光体ドラム4C,4M,4Y,4Kおよび駆動モータを
連接リンク2により同一位相で連結するとともに,各感
光体ドラム4C,4M,4Y,4Kの外周長πφと間隔
dとを等しくし,最も駆動モータから遠い感光体ドラム
4Cに取り付けた回転速度センサ23の検出値に基づき
駆動モータの駆動信号を補正することとした。このた
め,各感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kの回転が同
期されており,仮に回転ムラがあったとしてもその位相
や振幅はそろっている。これにより,記録用紙上に転写
されるトナー像の位置が各色ともそろい,色ずれとして
として現れることがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,複数の感光体ドラ
ム上にそれぞれトナー像を形成し,これらのトナー像を
被記録体上に重ね合わせて画像を得るタンデム式の画像
形成装置に関する。さらに詳細には,各感光体ドラム
(さらには搬送ベルト)の回転の不一致を排除し,高精
度に同期をとることにより,被記録体上に重ね合わせら
れる各画像の位置ずれを防止した画像形成装置に関する
ものである。
ム上にそれぞれトナー像を形成し,これらのトナー像を
被記録体上に重ね合わせて画像を得るタンデム式の画像
形成装置に関する。さらに詳細には,各感光体ドラム
(さらには搬送ベルト)の回転の不一致を排除し,高精
度に同期をとることにより,被記録体上に重ね合わせら
れる各画像の位置ずれを防止した画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】カラー画像の形成のために用いられるタ
ンデム式の画像形成装置の場合には,複数の感光体ドラ
ム上にそれぞれ形成されたトナー像を被記録体上に重ね
合わせて画像を得るので,各トナー像の位置が互いにず
れると色ずれが生じ,正しい色の画像が得られない。こ
のため,各感光体ドラムの回転状況(さらには搬送ベル
トの走行状況)を相互に一致させ,各トナー像の被記録
体上の位置を高精度に合わせる必要がある。このため従
来から,各感光体ドラムの回転状況(さらには搬送ベル
トの走行状況)を同期させる技術が,種々提案されてい
る。
ンデム式の画像形成装置の場合には,複数の感光体ドラ
ム上にそれぞれ形成されたトナー像を被記録体上に重ね
合わせて画像を得るので,各トナー像の位置が互いにず
れると色ずれが生じ,正しい色の画像が得られない。こ
のため,各感光体ドラムの回転状況(さらには搬送ベル
トの走行状況)を相互に一致させ,各トナー像の被記録
体上の位置を高精度に合わせる必要がある。このため従
来から,各感光体ドラムの回転状況(さらには搬送ベル
トの走行状況)を同期させる技術が,種々提案されてい
る。
【0003】例えば特開昭62−178982号公報に
記載されているものがその例であり,各感光体ドラムに
それぞれロータリエンコーダを設け,各感光体ドラムご
とに回転速度の検出および駆動モータ(サーボモータ)
の速度制御を行うようにしている。また,特公平4−3
1590号公報には,各感光体ドラムごとに回転ムラ
(回転速度の変動)の位相をも制御する技術が開示され
ている。あるいは実開平3−14651号公報に記載さ
れているものでは,各感光体ドラムの駆動を,各感光体
ドラムごとに設けられたウォームおよびウォームホイー
ルを介して単一のモータから行い,ウォーム軸上に回転
速度の検出手段を設けて速度制御を行うことにより,各
感光体ドラムの回転がそろうようにしている。
記載されているものがその例であり,各感光体ドラムに
それぞれロータリエンコーダを設け,各感光体ドラムご
とに回転速度の検出および駆動モータ(サーボモータ)
の速度制御を行うようにしている。また,特公平4−3
1590号公報には,各感光体ドラムごとに回転ムラ
(回転速度の変動)の位相をも制御する技術が開示され
ている。あるいは実開平3−14651号公報に記載さ
れているものでは,各感光体ドラムの駆動を,各感光体
ドラムごとに設けられたウォームおよびウォームホイー
ルを介して単一のモータから行い,ウォーム軸上に回転
速度の検出手段を設けて速度制御を行うことにより,各
感光体ドラムの回転がそろうようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,前記し
た従来技術に係る各画像形成装置には,以下のような問
題点があった。
た従来技術に係る各画像形成装置には,以下のような問
題点があった。
【0005】まず,特開昭62−178982号公報あ
るいは特公平4−31590号公報のもののような,各
感光体ドラムごとに回転速度の検出およびそれに基づく
駆動制御を行うものの場合には,感光体ドラムの数だけ
検出手段(ロータリエンコーダ等)や制御系が必要とな
る。このため装置全体が大変に大型化,複雑化してしま
う。また,特公平4−31590号公報のように位相制
御まで行うとは言っても,モータからの駆動の伝達要素
にギヤ等を用いている以上噛み合いのピッチムラが存在
するので,噛み合い周波数を考慮した相当の高周波成分
まで高精度にかつ応答性よく制御しないと,この影響は
消去できない。このため,制御系が非常に複雑になって
しまう。
るいは特公平4−31590号公報のもののような,各
感光体ドラムごとに回転速度の検出およびそれに基づく
駆動制御を行うものの場合には,感光体ドラムの数だけ
検出手段(ロータリエンコーダ等)や制御系が必要とな
る。このため装置全体が大変に大型化,複雑化してしま
う。また,特公平4−31590号公報のように位相制
御まで行うとは言っても,モータからの駆動の伝達要素
にギヤ等を用いている以上噛み合いのピッチムラが存在
するので,噛み合い周波数を考慮した相当の高周波成分
まで高精度にかつ応答性よく制御しないと,この影響は
消去できない。このため,制御系が非常に複雑になって
しまう。
【0006】また,特公平4−31590号公報のよう
なウォームにより駆動源を単一化したものでは,各感光
体ドラムに,ウォーム軸から駆動を受けるためのウォー
ムホイールを設けるので,その工作精度(偏心,歯形
等)の問題が生じてしまう。そして,ウォームホイール
の工作精度はウォーム軸における回転速度の検出にも影
響し,ひいては駆動制御も不正確となってしまう。ま
た,ウォーム機構は駆動の伝達効率があまりよくないの
で必要なトルクが大きく,さらにオイル等の潤滑剤を必
要とするのでメンテナンス性の問題もある。
なウォームにより駆動源を単一化したものでは,各感光
体ドラムに,ウォーム軸から駆動を受けるためのウォー
ムホイールを設けるので,その工作精度(偏心,歯形
等)の問題が生じてしまう。そして,ウォームホイール
の工作精度はウォーム軸における回転速度の検出にも影
響し,ひいては駆動制御も不正確となってしまう。ま
た,ウォーム機構は駆動の伝達効率があまりよくないの
で必要なトルクが大きく,さらにオイル等の潤滑剤を必
要とするのでメンテナンス性の問題もある。
【0007】本発明は,前記した従来の画像形成装置が
有する問題点を解決するためになされたものである。す
なわちその課題とするところは,簡単な機構で各感光体
ドラムの回転を完全に同期させることができ,被記録体
上に重ね合わせられるトナー像の色ずれを防止して高品
質な画像を得ることができる画像形成装置を提供するこ
とにある。
有する問題点を解決するためになされたものである。す
なわちその課題とするところは,簡単な機構で各感光体
ドラムの回転を完全に同期させることができ,被記録体
上に重ね合わせられるトナー像の色ずれを防止して高品
質な画像を得ることができる画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題の解決を目的と
してなされた請求項1の発明は,複数の感光体ドラム
と,前記各感光体ドラムの表面上にトナー像を形成する
作像手段と,前記各感光体ドラムを回転駆動する単一の
駆動手段とを有し,前記各感光体ドラム上に形成された
トナー像を被記録体上に重ね合わせて画像を形成する画
像形成装置であって,前記各感光体ドラムと前記駆動手
段とを連結する剛体連結部材と,前記感光体ドラムの1
つに設けられその回転速度を検出する回転速度検出手段
とを有し,前記回転速度検出手段の検出値に基づき前記
駆動手段の駆動速度を補正して各前記感光体ドラムの回
転を同期させることを特徴として特定される。
してなされた請求項1の発明は,複数の感光体ドラム
と,前記各感光体ドラムの表面上にトナー像を形成する
作像手段と,前記各感光体ドラムを回転駆動する単一の
駆動手段とを有し,前記各感光体ドラム上に形成された
トナー像を被記録体上に重ね合わせて画像を形成する画
像形成装置であって,前記各感光体ドラムと前記駆動手
段とを連結する剛体連結部材と,前記感光体ドラムの1
つに設けられその回転速度を検出する回転速度検出手段
とを有し,前記回転速度検出手段の検出値に基づき前記
駆動手段の駆動速度を補正して各前記感光体ドラムの回
転を同期させることを特徴として特定される。
【0009】この画像形成装置では,複数の感光体ドラ
ムのそれぞれの表面上に作像手段によりトナー像が形成
されると,それらのトナー像が被記録体上に転写され重
ね合わせられて画像が形成される。ここにおいて各感光
体ドラムは,単一の駆動手段から,剛体連結部材を介し
て回転駆動を受けるようになっている。したがって,回
転速度検出手段により感光体ドラムの1つについてその
回転速度が検出され,その検出値に基づいて駆動手段の
駆動速度が補正されると,その補正の効果がすべての感
光体ドラムに及ぶ。このため,各感光体ドラムの回転が
常に同期されており,トナー像の重ね合わせ位置がずれ
ることがない。
ムのそれぞれの表面上に作像手段によりトナー像が形成
されると,それらのトナー像が被記録体上に転写され重
ね合わせられて画像が形成される。ここにおいて各感光
体ドラムは,単一の駆動手段から,剛体連結部材を介し
て回転駆動を受けるようになっている。したがって,回
転速度検出手段により感光体ドラムの1つについてその
回転速度が検出され,その検出値に基づいて駆動手段の
駆動速度が補正されると,その補正の効果がすべての感
光体ドラムに及ぶ。このため,各感光体ドラムの回転が
常に同期されており,トナー像の重ね合わせ位置がずれ
ることがない。
【0010】この場合に各感光体ドラムと剛体連結部材
との接続については,感光体ドラム自体の端面の偏心し
た位置に勘合部を設けて剛体連結部材と連結してもよ
く,あるいは感光体ドラムと一体に回転する回転部材を
設け,その偏心位置に勘合部を設けて剛体連結部材と連
結してもよい。なお,剛体連結部材は,力を受けても実
質的に変形せず一定形状を維持したままその力を伝達す
る部材であって,必ずしも厳密な意味での剛体でなくて
もよい。例えば,リンク,ロッド,アーム等の名称で用
いられる機械要素がこれに該当する。
との接続については,感光体ドラム自体の端面の偏心し
た位置に勘合部を設けて剛体連結部材と連結してもよ
く,あるいは感光体ドラムと一体に回転する回転部材を
設け,その偏心位置に勘合部を設けて剛体連結部材と連
結してもよい。なお,剛体連結部材は,力を受けても実
質的に変形せず一定形状を維持したままその力を伝達す
る部材であって,必ずしも厳密な意味での剛体でなくて
もよい。例えば,リンク,ロッド,アーム等の名称で用
いられる機械要素がこれに該当する。
【0011】また,請求項2の発明は,請求項1に記載
する画像形成装置であって,前記各感光体ドラムが前記
剛体連結部材により互いに同一位相の位置で連結されて
おり,前記各感光体ドラムの間隔と周長とが一致してい
ることを特徴として特定される。
する画像形成装置であって,前記各感光体ドラムが前記
剛体連結部材により互いに同一位相の位置で連結されて
おり,前記各感光体ドラムの間隔と周長とが一致してい
ることを特徴として特定される。
【0012】この画像形成装置では,各感光体ドラムに
おける剛体連結部材への連結位置が互いに同一位相の位
置であり,さらに各感光体ドラムの間隔と周長とが一致
しているので,各感光体ドラムの同期がより確実であ
る。すなわち,ある感光体ドラムの回転速度に変動があ
っても,他の感光体ドラムの回転速度もそろって変動
し,しかも各感光体ドラム上のトナー像が被記録体上の
対応する位置に転写されるので,トナー像の重ね合わせ
位置がずれることがない。
おける剛体連結部材への連結位置が互いに同一位相の位
置であり,さらに各感光体ドラムの間隔と周長とが一致
しているので,各感光体ドラムの同期がより確実であ
る。すなわち,ある感光体ドラムの回転速度に変動があ
っても,他の感光体ドラムの回転速度もそろって変動
し,しかも各感光体ドラム上のトナー像が被記録体上の
対応する位置に転写されるので,トナー像の重ね合わせ
位置がずれることがない。
【0013】また,請求項3の発明は,請求項1または
請求項2に記載する画像形成装置であって,前記被記録
体を搬送して前記各感光体ドラムを通過させる搬送ベル
トと,前記剛体連結部材に連結され前記駆動手段の回転
駆動を前記搬送ベルトに伝達する駆動伝達ローラとを有
し,前記駆動伝達ローラの周長が,前記各感光体ドラム
の周長と一致していることを特徴として特定される。
請求項2に記載する画像形成装置であって,前記被記録
体を搬送して前記各感光体ドラムを通過させる搬送ベル
トと,前記剛体連結部材に連結され前記駆動手段の回転
駆動を前記搬送ベルトに伝達する駆動伝達ローラとを有
し,前記駆動伝達ローラの周長が,前記各感光体ドラム
の周長と一致していることを特徴として特定される。
【0014】この画像形成装置では,駆動手段の回転駆
動が剛体連結部材を介して駆動伝達ローラに伝達され,
この駆動伝達ローラの回転により搬送ベルトが駆動され
る用になっている。すなわち,被記録体を搬送する搬送
ベルトおよび各感光体ドラムが同一の駆動源(駆動手
段)から駆動を受ける。このため,搬送ベルトによる被
記録材の搬送も各感光体ドラムの回転と常に同期されて
おり,トナー像の重ね合わせ位置がずれることがない。
ここで,「駆動伝達ローラの周長が感光体ドラムの周長
と一致している」とは,駆動伝達ローラの1回転により
搬送ベルトが搬送される長さが,感光体ドラムの周長に
等しいことをいう。
動が剛体連結部材を介して駆動伝達ローラに伝達され,
この駆動伝達ローラの回転により搬送ベルトが駆動され
る用になっている。すなわち,被記録体を搬送する搬送
ベルトおよび各感光体ドラムが同一の駆動源(駆動手
段)から駆動を受ける。このため,搬送ベルトによる被
記録材の搬送も各感光体ドラムの回転と常に同期されて
おり,トナー像の重ね合わせ位置がずれることがない。
ここで,「駆動伝達ローラの周長が感光体ドラムの周長
と一致している」とは,駆動伝達ローラの1回転により
搬送ベルトが搬送される長さが,感光体ドラムの周長に
等しいことをいう。
【0015】また,請求項4の発明は,請求項3に記載
する画像形成装置であって,前記駆動伝達ローラが,前
記剛体連結部材により前記各感光体ドラムと同一位相の
位置で連結されており,前記搬送ベルトが前記駆動伝達
ローラからの駆動を受ける受動位置と,各感光体ドラム
が前記搬送ベルトに近接する転写位置であって前記受動
位置に最も近いものとの間隔が,前記各感光体ドラムの
周長と一致していることを特徴として特定される。
する画像形成装置であって,前記駆動伝達ローラが,前
記剛体連結部材により前記各感光体ドラムと同一位相の
位置で連結されており,前記搬送ベルトが前記駆動伝達
ローラからの駆動を受ける受動位置と,各感光体ドラム
が前記搬送ベルトに近接する転写位置であって前記受動
位置に最も近いものとの間隔が,前記各感光体ドラムの
周長と一致していることを特徴として特定される。
【0016】この画像形成装置では,駆動伝達ローラに
おける剛体連結部材への連結位置が,各感光体ドラムに
おける剛体連結部材への連結位置と同一位相の位置であ
り,さらに搬送ベルトの受動位置と,各転写位置であっ
て受動位置に最も近いものとの間隔が,前記各感光体ド
ラムの周長と一致しているので,各感光体ドラムおよび
搬送ベルトの同期がより確実である。すなわち,回転速
度に変動があっても,各感光体ドラムおよび搬送ベルト
の回転速度がそろって変動し,しかも各感光体ドラム上
のトナー像が被記録体上の対応する位置に転写されるの
で,トナー像の重ね合わせ位置がずれることがない。
おける剛体連結部材への連結位置が,各感光体ドラムに
おける剛体連結部材への連結位置と同一位相の位置であ
り,さらに搬送ベルトの受動位置と,各転写位置であっ
て受動位置に最も近いものとの間隔が,前記各感光体ド
ラムの周長と一致しているので,各感光体ドラムおよび
搬送ベルトの同期がより確実である。すなわち,回転速
度に変動があっても,各感光体ドラムおよび搬送ベルト
の回転速度がそろって変動し,しかも各感光体ドラム上
のトナー像が被記録体上の対応する位置に転写されるの
で,トナー像の重ね合わせ位置がずれることがない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下,本発明の画像形成装置を具
体化した実施の形態について詳細に説明する。本実施の
形態は,シアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの4色
ごとに感光体ドラム等の作像系を備えたタンデム式のフ
ルカラー複写装置である。以下の説明では,前記の4色
をそれぞれC,M,Y,Kの色記号で示す。
体化した実施の形態について詳細に説明する。本実施の
形態は,シアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの4色
ごとに感光体ドラム等の作像系を備えたタンデム式のフ
ルカラー複写装置である。以下の説明では,前記の4色
をそれぞれC,M,Y,Kの色記号で示す。
【0018】まず,本実施の形態に係るフルカラー複写
装置1の全体の概要を説明する。フルカラー複写装置1
は,図1に示す全体構成を有している。すなわち,上部
に原稿の画像を読み取る公知のイメージリーダ部IRが
配置され,その下方に読み取った画像を記録用紙上にプ
リントして再現するプリント部PRが配置されている。
イメージリーダ部IRには,原稿に光を照射してその反
射光により画像データを得るスキャナ98や,得られた
画像データを蓄積して必要なデータ処理を行う画像処理
部99等が設けられている。
装置1の全体の概要を説明する。フルカラー複写装置1
は,図1に示す全体構成を有している。すなわち,上部
に原稿の画像を読み取る公知のイメージリーダ部IRが
配置され,その下方に読み取った画像を記録用紙上にプ
リントして再現するプリント部PRが配置されている。
イメージリーダ部IRには,原稿に光を照射してその反
射光により画像データを得るスキャナ98や,得られた
画像データを蓄積して必要なデータ処理を行う画像処理
部99等が設けられている。
【0019】プリント部PRは,記録用紙を担持して搬
送する無端状の搬送ベルト3と,この搬送ベルト3に沿
って配置された各色ごとの感光体ドラム4C,4M,4
Y,4Kとを中心に構成されている。搬送ベルト3は,
駆動ローラ31,従動ローラ32,およびテンションロ
ーラ33により張られている。感光体ドラム4Cには,
帯電チャージャ5C,現像器6C,クリーナ7C等,画
像形成に必要な各種デバイスが備えられている。そして
搬送ベルト3の裏面側には,転写ブレード8Cが備えら
れている。他の色の感光体ドラム4M,4Y,4Kにも
同様に各種デバイスが配置されている。プリント部PR
にはこのほか,各感光体ドラム4C,4M,4Y,4K
に画像データに基づくレーザ露光を行う露光器91,露
光器91を制御する制御部90,各感光体ドラム4C,
4M,4Y,4Kを通過してきた記録用紙に対しトナー
像の定着を行う定着器88,記録用紙のサイズごとに設
けられた複数の給紙カセット93〜96等が設けられて
いる。
送する無端状の搬送ベルト3と,この搬送ベルト3に沿
って配置された各色ごとの感光体ドラム4C,4M,4
Y,4Kとを中心に構成されている。搬送ベルト3は,
駆動ローラ31,従動ローラ32,およびテンションロ
ーラ33により張られている。感光体ドラム4Cには,
帯電チャージャ5C,現像器6C,クリーナ7C等,画
像形成に必要な各種デバイスが備えられている。そして
搬送ベルト3の裏面側には,転写ブレード8Cが備えら
れている。他の色の感光体ドラム4M,4Y,4Kにも
同様に各種デバイスが配置されている。プリント部PR
にはこのほか,各感光体ドラム4C,4M,4Y,4K
に画像データに基づくレーザ露光を行う露光器91,露
光器91を制御する制御部90,各感光体ドラム4C,
4M,4Y,4Kを通過してきた記録用紙に対しトナー
像の定着を行う定着器88,記録用紙のサイズごとに設
けられた複数の給紙カセット93〜96等が設けられて
いる。
【0020】このフルカラー複写装置1では,次のよう
にして記録用紙上に画像のプリントが行われる。すなわ
ち,イメージリーダ部IRで原稿の画像が読み取られる
と,その画像データがプリント部PRに供給される。す
るとプリント部PRでは,各感光体ドラム4C,4M,
4Y,4Kおよび搬送ベルト3が同期回転され,帯電チ
ャージャ5Cその他の各デバイスも所定の動作を行いつ
つ,画像データに基づいて露光器91から各感光体ドラ
ム4C,4M,4Y,4Kにレーザ光が照射される。こ
のとき感光体ドラム4Cの表面のある一か所に着目する
と,まず帯電チャージャ5Cで所定の電位に帯電させら
れ,そして露光器91からのレーザ露光を受けて静電潜
像が形成される。そして現像器6Cにより静電潜像上に
シアン(C)のトナーが供給されてシアン色のトナー像
が形成される。
にして記録用紙上に画像のプリントが行われる。すなわ
ち,イメージリーダ部IRで原稿の画像が読み取られる
と,その画像データがプリント部PRに供給される。す
るとプリント部PRでは,各感光体ドラム4C,4M,
4Y,4Kおよび搬送ベルト3が同期回転され,帯電チ
ャージャ5Cその他の各デバイスも所定の動作を行いつ
つ,画像データに基づいて露光器91から各感光体ドラ
ム4C,4M,4Y,4Kにレーザ光が照射される。こ
のとき感光体ドラム4Cの表面のある一か所に着目する
と,まず帯電チャージャ5Cで所定の電位に帯電させら
れ,そして露光器91からのレーザ露光を受けて静電潜
像が形成される。そして現像器6Cにより静電潜像上に
シアン(C)のトナーが供給されてシアン色のトナー像
が形成される。
【0021】このとき,プリントされる画像に適したサ
イズの記録用紙が給紙カセット93〜96から選択され
て搬送ベルト3に供給され,搬送ベルト3はその記録用
紙を担持して,各感光体ドラム4C,4M,4Y,4K
の回転に同期させて搬送している。このため,記録用紙
が感光体ドラム4Cの直下を通過するときに感光体ドラ
ム4Cの表面上に形成されているトナー像もここを通過
する。そしてこのときに,転写ブレード8Cの作用によ
り感光体ドラム4Cのトナー像が記録用紙に転写され
る。トナー像を記録用紙に付与した感光体ドラム4Cの
表面は,クリーナ7Cに至るとそこで残留トナーが除去
されて次回の画像形成に備える。
イズの記録用紙が給紙カセット93〜96から選択され
て搬送ベルト3に供給され,搬送ベルト3はその記録用
紙を担持して,各感光体ドラム4C,4M,4Y,4K
の回転に同期させて搬送している。このため,記録用紙
が感光体ドラム4Cの直下を通過するときに感光体ドラ
ム4Cの表面上に形成されているトナー像もここを通過
する。そしてこのときに,転写ブレード8Cの作用によ
り感光体ドラム4Cのトナー像が記録用紙に転写され
る。トナー像を記録用紙に付与した感光体ドラム4Cの
表面は,クリーナ7Cに至るとそこで残留トナーが除去
されて次回の画像形成に備える。
【0022】同様に他の色についても感光体ドラム4
M,4Y,4K上にトナー像が形成され,記録用紙が搬
送されるにつれて順次その上に重ね合わせられる。4色
のトナー像が重ね合わせられた記録用紙は,搬送ベルト
3から剥離されて定着器88に送られる。そこでは,加
熱により記録用紙上の各色のトナーが溶融させられ,フ
ルカラー画像として記録用紙上に定着させられる。そし
てその記録用紙は排出され,1枚のプリントが終了す
る。
M,4Y,4K上にトナー像が形成され,記録用紙が搬
送されるにつれて順次その上に重ね合わせられる。4色
のトナー像が重ね合わせられた記録用紙は,搬送ベルト
3から剥離されて定着器88に送られる。そこでは,加
熱により記録用紙上の各色のトナーが溶融させられ,フ
ルカラー画像として記録用紙上に定着させられる。そし
てその記録用紙は排出され,1枚のプリントが終了す
る。
【0023】次に,フルカラー複写装置1における本願
としての特徴部分である搬送ベルト3および各感光体ド
ラム4C,4M,4Y,4Kまわりの詳細を説明する。
図2の正面図および図3の平面図に示すように,フルカ
ラー複写装置1には各感光体ドラム4C,4M,4Y,
4Kを駆動する駆動モータ20が備えられており,さら
に,この駆動モータ20と各感光体ドラム4C,4M,
4Y,4Kとを連結する連接リンク2が設けられてい
る。なお,搬送ベルト3と各感光体ドラム4C,4M,
4Y,4Kとが最も近接する位置42C,42M,42
Y,42Kをニップ部という。各ニップ部42C,42
M,42Y,42Kは,転写ブレード8C等によるトナ
ー像の転写が行われる位置である。
としての特徴部分である搬送ベルト3および各感光体ド
ラム4C,4M,4Y,4Kまわりの詳細を説明する。
図2の正面図および図3の平面図に示すように,フルカ
ラー複写装置1には各感光体ドラム4C,4M,4Y,
4Kを駆動する駆動モータ20が備えられており,さら
に,この駆動モータ20と各感光体ドラム4C,4M,
4Y,4Kとを連結する連接リンク2が設けられてい
る。なお,搬送ベルト3と各感光体ドラム4C,4M,
4Y,4Kとが最も近接する位置42C,42M,42
Y,42Kをニップ部という。各ニップ部42C,42
M,42Y,42Kは,転写ブレード8C等によるトナ
ー像の転写が行われる位置である。
【0024】駆動モータ20は,感光体ドラム4C,4
M,4Y,4Kのうち記録用紙の進行方向に対して最も
下流の感光体ドラム4Kのさらに下流側に位置してい
る。そして駆動モータ20には,その駆動軸と一体に回
転するドライブホイール21が取り付けられている。こ
のドライブホイール21には,連接リンク2の一端を取
り付ける係止部25が設けられている。また,感光体ド
ラム4C,4M,4Y,4Kのうち記録用紙の進行方向
に対して最も上流の感光体ドラム4Cのさらに上流側の
位置には,ドリブンホイール22が設けられている。ド
リブンホイール22には,連接リンク2の他端を取り付
ける係止部26が設けられている。さらに,各感光体ド
ラム4C,4M,4Y,4Kにも,連接リンク2を取り
付ける係止部41C,41M,41Y,41Kが設けら
れている。各係止部(25,26,41C,41M,4
1Y,41K)はいずれも,それぞれの回転軸から同一
半径の位置に設けられている。
M,4Y,4Kのうち記録用紙の進行方向に対して最も
下流の感光体ドラム4Kのさらに下流側に位置してい
る。そして駆動モータ20には,その駆動軸と一体に回
転するドライブホイール21が取り付けられている。こ
のドライブホイール21には,連接リンク2の一端を取
り付ける係止部25が設けられている。また,感光体ド
ラム4C,4M,4Y,4Kのうち記録用紙の進行方向
に対して最も上流の感光体ドラム4Cのさらに上流側の
位置には,ドリブンホイール22が設けられている。ド
リブンホイール22には,連接リンク2の他端を取り付
ける係止部26が設けられている。さらに,各感光体ド
ラム4C,4M,4Y,4Kにも,連接リンク2を取り
付ける係止部41C,41M,41Y,41Kが設けら
れている。各係止部(25,26,41C,41M,4
1Y,41K)はいずれも,それぞれの回転軸から同一
半径の位置に設けられている。
【0025】連接リンク2は,伸縮したり湾曲したりし
ない直線状のロッドであり,両端がドライブホイール2
1およびドリブンホイール22の係止部25,26に係
止されている。そして両端の間の4箇所が,感光体ドラ
ム4C,4M,4Y,4Kの係止部41C,41M,4
1Y,41Kに係止されている。ここで連接リンク2
は,各係止部(25,26,41C,41M,41Y,
41K)がいずれも同一位相(角度位置)となるように
各ホイール21,22および各感光体ドラム4C,4
M,4Y,4Kを連結してリンク機構を構成している。
すなわち,駆動モータ20によりドライブホイール21
を回転させた場合に,その回転が連接リンク2を介して
各感光体ドラム4C,4M,4Y,4K(およびドリブ
ンホイール22)に伝達され,これらが同一の回転速度
で同一位相を保って回転するように構成したものであ
る。この回転に際して連接リンク2は,搬送ベルト3の
上側,すなわち記録用紙の搬送経路に対して平行を保つ
ことはもちろんである。
ない直線状のロッドであり,両端がドライブホイール2
1およびドリブンホイール22の係止部25,26に係
止されている。そして両端の間の4箇所が,感光体ドラ
ム4C,4M,4Y,4Kの係止部41C,41M,4
1Y,41Kに係止されている。ここで連接リンク2
は,各係止部(25,26,41C,41M,41Y,
41K)がいずれも同一位相(角度位置)となるように
各ホイール21,22および各感光体ドラム4C,4
M,4Y,4Kを連結してリンク機構を構成している。
すなわち,駆動モータ20によりドライブホイール21
を回転させた場合に,その回転が連接リンク2を介して
各感光体ドラム4C,4M,4Y,4K(およびドリブ
ンホイール22)に伝達され,これらが同一の回転速度
で同一位相を保って回転するように構成したものであ
る。この回転に際して連接リンク2は,搬送ベルト3の
上側,すなわち記録用紙の搬送経路に対して平行を保つ
ことはもちろんである。
【0026】係止部41C(他の係止部も同じ)は,図
4に示されるように,感光体ドラム4Cと一体に回転す
るドラムホイール43の側面に形成されており,その途
中には小径部44が形成されている。連接リンク2の各
係止箇所には孔があけられており,この小径部44には
め込まれて係止されるものである。係止された状態でド
ラムホイール43と連接リンク2とは回転自在である。
4に示されるように,感光体ドラム4Cと一体に回転す
るドラムホイール43の側面に形成されており,その途
中には小径部44が形成されている。連接リンク2の各
係止箇所には孔があけられており,この小径部44には
め込まれて係止されるものである。係止された状態でド
ラムホイール43と連接リンク2とは回転自在である。
【0027】図2および図3に戻って,各感光体ドラム
4C,4M,4Y,4Kは,いずれも同一の外径φのも
のである。また,各感光体ドラム4C,4M,4Y,4
Kのうち隣接するもの同士の間隔d(ニップ部間の距
離)も,すべて同一である。さらに,外径φと間隔dと
の間には, d = πφ なる関係がある。すなわち,各感光体ドラム4C,4
M,4Y,4Kの外周長と間隔とが等しいのである。
4C,4M,4Y,4Kは,いずれも同一の外径φのも
のである。また,各感光体ドラム4C,4M,4Y,4
Kのうち隣接するもの同士の間隔d(ニップ部間の距
離)も,すべて同一である。さらに,外径φと間隔dと
の間には, d = πφ なる関係がある。すなわち,各感光体ドラム4C,4
M,4Y,4Kの外周長と間隔とが等しいのである。
【0028】また,感光体ドラム4C,4M,4Y,4
Kのうち駆動モータ20から最も遠い感光体ドラム4C
には,回転速度センサ23が設けられている。さらに,
回転速度センサ23から回転速度の情報を得るとともに
駆動モータ20に駆動信号を供給するドライバ回路24
が設けられている。ドライバ回路24は,回転速度セン
サ23からの情報に応じて,駆動モータ20への駆動信
号を補正して回転ムラ,すなわち回転速度の時間変動を
軽減する機能を有している。
Kのうち駆動モータ20から最も遠い感光体ドラム4C
には,回転速度センサ23が設けられている。さらに,
回転速度センサ23から回転速度の情報を得るとともに
駆動モータ20に駆動信号を供給するドライバ回路24
が設けられている。ドライバ回路24は,回転速度セン
サ23からの情報に応じて,駆動モータ20への駆動信
号を補正して回転ムラ,すなわち回転速度の時間変動を
軽減する機能を有している。
【0029】このように構成されているフルカラー複写
装置1では,記録用紙に画像を複写するときには,ドラ
イバ回路24からの駆動信号により駆動モータ20が回
転してその回転が連接リンク2を介して各感光体ドラム
4C,4M,4Y,4Kに伝達される。このため各感光
体ドラム4C,4M,4Y,4Kが回転する。そして,
感光体ドラム4Cの回転速度が回転速度センサ23によ
り検出され,ドライバ回路24に報知される。これによ
りドライバ回路24では回転ムラを抑制する駆動制御を
行う。ただしこの制御によっても回転ムラを完全に排除
できるとは限らず,多少の回転ムラが残る場合はある。
この回転ムラは,ドライブホイール21や各感光体ドラ
ム4C,4M,4Y,4K等の軸心精度(いわゆるホイ
ールバランス)に起因するので,これらの回転周期と同
一の周期で同じ回転ムラが反復されることとなる。
装置1では,記録用紙に画像を複写するときには,ドラ
イバ回路24からの駆動信号により駆動モータ20が回
転してその回転が連接リンク2を介して各感光体ドラム
4C,4M,4Y,4Kに伝達される。このため各感光
体ドラム4C,4M,4Y,4Kが回転する。そして,
感光体ドラム4Cの回転速度が回転速度センサ23によ
り検出され,ドライバ回路24に報知される。これによ
りドライバ回路24では回転ムラを抑制する駆動制御を
行う。ただしこの制御によっても回転ムラを完全に排除
できるとは限らず,多少の回転ムラが残る場合はある。
この回転ムラは,ドライブホイール21や各感光体ドラ
ム4C,4M,4Y,4K等の軸心精度(いわゆるホイ
ールバランス)に起因するので,これらの回転周期と同
一の周期で同じ回転ムラが反復されることとなる。
【0030】ここで前記のように連接リンク2と各感光
体ドラム4C,4M,4Y,4Kの係止部41C,41
M,41Y,41Kが同一位相を維持するので,各感光
体ドラム4C,4M,4Y,4Kの回転は同期されてい
る。このため,各駆動モータ20の回転に多少のムラが
あったとしても,感光体ドラム4C,4M,4Y,4K
の回転ムラはすべてそろっている。言い換えると,回転
ムラの位相や振幅はすべての感光体ドラム4C,4M,
4Y,4Kについて同一である。
体ドラム4C,4M,4Y,4Kの係止部41C,41
M,41Y,41Kが同一位相を維持するので,各感光
体ドラム4C,4M,4Y,4Kの回転は同期されてい
る。このため,各駆動モータ20の回転に多少のムラが
あったとしても,感光体ドラム4C,4M,4Y,4K
の回転ムラはすべてそろっている。言い換えると,回転
ムラの位相や振幅はすべての感光体ドラム4C,4M,
4Y,4Kについて同一である。
【0031】このことと,各感光体ドラム4C,4M,
4Y,4Kの外周長πφと間隔dとが等しいこととによ
り,各色のトナー像を記録用紙上に重ね合わせる際に次
のような結果となる。すなわち,記録用紙が最も上流の
シアンのニップ部42Cを通過してシアンのトナー像の
転写を受けるときに転写位置に仮に回転ムラにより多少
の位置ずれがあったとしても,その後記録用紙が続くマ
ゼンタのニップ部42Mを通過するときには,その間に
各感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kがちょうど1回
転しており同じ回転ムラが起こることになる。このた
め,マゼンタのトナー像もシアンのトナー像と同じだけ
位置ずれして転写されることになる。続く2色のトナー
像も同様である。したがって,位置ずれは各色ともそろ
っており,色ずれとして現れることはないのである。
4Y,4Kの外周長πφと間隔dとが等しいこととによ
り,各色のトナー像を記録用紙上に重ね合わせる際に次
のような結果となる。すなわち,記録用紙が最も上流の
シアンのニップ部42Cを通過してシアンのトナー像の
転写を受けるときに転写位置に仮に回転ムラにより多少
の位置ずれがあったとしても,その後記録用紙が続くマ
ゼンタのニップ部42Mを通過するときには,その間に
各感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kがちょうど1回
転しており同じ回転ムラが起こることになる。このた
め,マゼンタのトナー像もシアンのトナー像と同じだけ
位置ずれして転写されることになる。続く2色のトナー
像も同様である。したがって,位置ずれは各色ともそろ
っており,色ずれとして現れることはないのである。
【0032】以上詳細に説明したように,本実施の形態
に係るフルカラー複写装置1では,各感光体ドラム4
C,4M,4Y,4Kを同一位相で連結する連接リンク
2を備えるとともに各感光体ドラム4C,4M,4Y,
4Kの外周長πφと間隔dとを等しくし,そして感光体
ドラム4Cに取り付けた回転速度センサ23の検出値に
基づき駆動モータ20の駆動信号を補正することとした
ので,各感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kの回転が
同期されており,仮に回転ムラがあったとしてもその位
相や振幅はそろっている。これにより,記録用紙上に転
写されるトナー像の位置が各色ともそろい,色ずれとし
てとして現れることがないフルカラー複写装置1が実現
されている。
に係るフルカラー複写装置1では,各感光体ドラム4
C,4M,4Y,4Kを同一位相で連結する連接リンク
2を備えるとともに各感光体ドラム4C,4M,4Y,
4Kの外周長πφと間隔dとを等しくし,そして感光体
ドラム4Cに取り付けた回転速度センサ23の検出値に
基づき駆動モータ20の駆動信号を補正することとした
ので,各感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kの回転が
同期されており,仮に回転ムラがあったとしてもその位
相や振幅はそろっている。これにより,記録用紙上に転
写されるトナー像の位置が各色ともそろい,色ずれとし
てとして現れることがないフルカラー複写装置1が実現
されている。
【0033】ここにおいて,駆動モータ20や回転速度
センサ23あるいはドライバ回路24は一組で済んでお
り,装置構成や制御系が特に複雑になることなく,上記
効果が達成されている。また,駆動モータ20および各
感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kの連結を連接リン
ク2を用いたリンク機構により行っているので,ギヤ等
による場合と異なり高周波の噛み合いピッチムラを考慮
する必要がない。また,ウォームを用いる場合と異な
り,各回転部材に求められる工作精度は通常程度の精度
で済み,駆動トルクも過大ではない。
センサ23あるいはドライバ回路24は一組で済んでお
り,装置構成や制御系が特に複雑になることなく,上記
効果が達成されている。また,駆動モータ20および各
感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kの連結を連接リン
ク2を用いたリンク機構により行っているので,ギヤ等
による場合と異なり高周波の噛み合いピッチムラを考慮
する必要がない。また,ウォームを用いる場合と異な
り,各回転部材に求められる工作精度は通常程度の精度
で済み,駆動トルクも過大ではない。
【0034】なお,フルカラー複写装置1では,回転速
度センサ23を感光体ドラム4Cに取り付けているが,
他の感光体ドラム(4M,4Y,4K)に取り付けても
よい。ただし,駆動モータ20から最も遠い感光体ドラ
ム4Cで回転速度の検出を行うのが,回転ムラの抑制に
最も効果的である。また,2以上の感光体ドラムに回転
速度センサを取り付けることを妨げるものではない。さ
らに,フルカラー複写装置1におけるドリブンホイール
22は,連接リンク2の動きをより安定化させるための
ものであるが,必須部品ではなく,連接リンク2の剛性
が十分高ければ省略可能である。
度センサ23を感光体ドラム4Cに取り付けているが,
他の感光体ドラム(4M,4Y,4K)に取り付けても
よい。ただし,駆動モータ20から最も遠い感光体ドラ
ム4Cで回転速度の検出を行うのが,回転ムラの抑制に
最も効果的である。また,2以上の感光体ドラムに回転
速度センサを取り付けることを妨げるものではない。さ
らに,フルカラー複写装置1におけるドリブンホイール
22は,連接リンク2の動きをより安定化させるための
ものであるが,必須部品ではなく,連接リンク2の剛性
が十分高ければ省略可能である。
【0035】次に,フルカラー複写装置1の変形例を説
明する。図5に示す変形例は,直線状の連接リンク2に
代えて三角形部分を含む連接リンク26を採用したもの
であり,駆動モータ20等の位置もこれに合わせて変更
している。この変形例では,連接リンク26が三角形部
分を含むために非常に高剛性であり,ドリブンホイール
を用いない構成が可能となっている。
明する。図5に示す変形例は,直線状の連接リンク2に
代えて三角形部分を含む連接リンク26を採用したもの
であり,駆動モータ20等の位置もこれに合わせて変更
している。この変形例では,連接リンク26が三角形部
分を含むために非常に高剛性であり,ドリブンホイール
を用いない構成が可能となっている。
【0036】図6に示す変形例は,駆動モータ20が,
感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kの駆動ばかりでな
く搬送ベルト3の駆動をも担当するようにしたものであ
る。このため,搬送ベルト3の駆動ローラ31の周縁に
接して駆動力を伝達する駆動伝達ローラ34を備えてい
る。そして,駆動モータ20の回転運動を感光体ドラム
4C,4M,4Y,4Kばかりでなく駆動伝達ローラ3
4にも伝えるため,非直線状の連接リンク27を採用し
ている。ここにおいて,駆動伝達ローラ34の係止部3
5は,他の係止部(25,26,41C,41M,41
Y,41K)と同一位相かつ同一回転半径の位置とされ
ている。
感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kの駆動ばかりでな
く搬送ベルト3の駆動をも担当するようにしたものであ
る。このため,搬送ベルト3の駆動ローラ31の周縁に
接して駆動力を伝達する駆動伝達ローラ34を備えてい
る。そして,駆動モータ20の回転運動を感光体ドラム
4C,4M,4Y,4Kばかりでなく駆動伝達ローラ3
4にも伝えるため,非直線状の連接リンク27を採用し
ている。ここにおいて,駆動伝達ローラ34の係止部3
5は,他の係止部(25,26,41C,41M,41
Y,41K)と同一位相かつ同一回転半径の位置とされ
ている。
【0037】さらに,駆動伝達ローラ34の外径φ2
は,各感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kの外径φ1
と等しい。また,搬送ベルト3が駆動ローラ31から実
質的に駆動を受ける点36と,各ニップ部42C,42
M,42Y,42Kのうち最も下流のニップ部42Kと
の間の距離d2 は,各ニップ部42C,42M,42
Y,42K間の距離d1 と等しい。前記のようにπφ1
とd1とが等しいので,結局πφ1,πφ2,d1,d2の
すべてが互いに等しいことになる。
は,各感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kの外径φ1
と等しい。また,搬送ベルト3が駆動ローラ31から実
質的に駆動を受ける点36と,各ニップ部42C,42
M,42Y,42Kのうち最も下流のニップ部42Kと
の間の距離d2 は,各ニップ部42C,42M,42
Y,42K間の距離d1 と等しい。前記のようにπφ1
とd1とが等しいので,結局πφ1,πφ2,d1,d2の
すべてが互いに等しいことになる。
【0038】この変形例では,記録用紙に画像を複写す
るために駆動モータ20を回転させると,各感光体ドラ
ム4C,4M,4Y,4K(およびドリブンホイール2
2)ばかりでなく駆動伝達ローラ34もこれに同期され
て回転する。このため,各感光体ドラム4C,4M,4
Y,4Kが回転するとともに,搬送ベルト3が走行す
る。ここで,φ1とφ2とが等しいので,各感光体ドラム
4C,4M,4Y,4Kの回転の周速と,搬送ベルト3
の走行速度とは一致している。さらに言えば,回転ムラ
(搬送ベルト3の走行ムラを含む,以下同じ)の位相や
振幅はすべての感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kお
よび搬送ベルト3について同一である。
るために駆動モータ20を回転させると,各感光体ドラ
ム4C,4M,4Y,4K(およびドリブンホイール2
2)ばかりでなく駆動伝達ローラ34もこれに同期され
て回転する。このため,各感光体ドラム4C,4M,4
Y,4Kが回転するとともに,搬送ベルト3が走行す
る。ここで,φ1とφ2とが等しいので,各感光体ドラム
4C,4M,4Y,4Kの回転の周速と,搬送ベルト3
の走行速度とは一致している。さらに言えば,回転ムラ
(搬送ベルト3の走行ムラを含む,以下同じ)の位相や
振幅はすべての感光体ドラム4C,4M,4Y,4Kお
よび搬送ベルト3について同一である。
【0039】このため,記録用紙が最も上流のシアンの
ニップ部42Cを通過してシアンのトナー像の転写を受
けるときに仮に多少の回転ムラがあったとしても,その
回転ムラは感光体ドラム4Cと搬送ベルト3とでそろっ
ているので,記録用紙上に転写されたトナー像の位置は
正しい位置からずれることがない。マゼンタ以降のトナ
ー像も同様にしてずれることなく正しい位置に転写され
る。したがって,記録用紙上の画像に色ずれが生じるこ
とはないのである。
ニップ部42Cを通過してシアンのトナー像の転写を受
けるときに仮に多少の回転ムラがあったとしても,その
回転ムラは感光体ドラム4Cと搬送ベルト3とでそろっ
ているので,記録用紙上に転写されたトナー像の位置は
正しい位置からずれることがない。マゼンタ以降のトナ
ー像も同様にしてずれることなく正しい位置に転写され
る。したがって,記録用紙上の画像に色ずれが生じるこ
とはないのである。
【0040】ここにおいて,駆動モータ20からの駆動
を搬送ベルト3が実質的に受ける位置36を,最も下流
のニップ部42Kのさらに下流側に設ける代わりに,最
も上流のニップ部42Cのさらに上流側に設けてもよ
い。
を搬送ベルト3が実質的に受ける位置36を,最も下流
のニップ部42Kのさらに下流側に設ける代わりに,最
も上流のニップ部42Cのさらに上流側に設けてもよ
い。
【0041】なお,本実施の形態およびその変形例は単
なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではな
い。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の改良,変形が可能である。
なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではな
い。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の改良,変形が可能である。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば,簡単な機構で各感光体ドラムの回転を完全に同
期させることができ,トナー像が被記録体上に色ずれを
伴って重ね合わせられることを防止しているので,高品
質な画像を得ることができる画像形成装置が提供されて
いる。
よれば,簡単な機構で各感光体ドラムの回転を完全に同
期させることができ,トナー像が被記録体上に色ずれを
伴って重ね合わせられることを防止しているので,高品
質な画像を得ることができる画像形成装置が提供されて
いる。
【図1】タンデム式フルカラー複写装置の全体構成を示
す図である。
す図である。
【図2】感光体ドラムまわりの詳細を示す正面図であ
る。
る。
【図3】感光体ドラムまわりの詳細を示す平面図であ
る。
る。
【図4】係止部を示す拡大図である。
【図5】変形例に係る感光体ドラムまわりの詳細を示す
正面図である。
正面図である。
【図6】別の変形例に係る感光体ドラムまわりの詳細を
示す正面図である。
示す正面図である。
2,26,27 連接リンク 3 搬送ベルト 4C,4M,4Y,4K 感光体ドラム 5C 帯電チャージャ 6C 現像器 20 駆動モータ 23 回転速度センサ 34 駆動伝達ローラ 91 露光器
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の感光体ドラムと,前記各感光体ド
ラムの表面上にトナー像を形成する作像手段と,前記各
感光体ドラムを回転駆動する単一の駆動手段とを有し,
前記各感光体ドラム上に形成されたトナー像を被記録体
上に重ね合わせて画像を形成する画像形成装置におい
て,前記各感光体ドラムと前記駆動手段とを連結する剛
体連結部材と,前記感光体ドラムの1つに設けられその
回転速度を検出する回転速度検出手段とを有し,前記回
転速度検出手段の検出値に基づき前記駆動手段の駆動速
度を補正して各前記感光体ドラムの回転を同期させるこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載する画像形成装置におい
て,前記各感光体ドラムが前記剛体連結部材により互い
に同一位相の位置で連結されており,前記各感光体ドラ
ムの間隔と周長とが一致していることを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載する画像
形成装置において,前記被記録体を搬送して前記各感光
体ドラムを通過させる搬送ベルトと,前記剛体連結部材
に連結され前記駆動手段の回転駆動を前記搬送ベルトに
伝達する駆動伝達ローラとを有し,前記駆動伝達ローラ
の周長が,前記各感光体ドラムの周長と一致しているこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載する画像形成装置におい
て,前記駆動伝達ローラが,前記剛体連結部材により前
記各感光体ドラムと同一位相の位置で連結されており,
前記搬送ベルトが前記駆動伝達ローラからの駆動を受け
る受動位置と,各感光体ドラムが前記搬送ベルトに近接
する転写位置であって前記受動位置に最も近いものとの
間隔が,前記各感光体ドラムの周長と一致していること
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9281776A JPH11119502A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9281776A JPH11119502A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11119502A true JPH11119502A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17643828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9281776A Pending JPH11119502A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11119502A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7012628B2 (en) | 2003-02-12 | 2006-03-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming method |
| US7346303B2 (en) | 2004-03-16 | 2008-03-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having plural image carriers for superimposingly transferring images |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP9281776A patent/JPH11119502A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7012628B2 (en) | 2003-02-12 | 2006-03-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming method |
| US7346303B2 (en) | 2004-03-16 | 2008-03-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having plural image carriers for superimposingly transferring images |
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