JPH11119616A - 機密または保証性文書類の印刷方法 - Google Patents

機密または保証性文書類の印刷方法

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JPH11119616A
JPH11119616A JP10199967A JP19996798A JPH11119616A JP H11119616 A JPH11119616 A JP H11119616A JP 10199967 A JP10199967 A JP 10199967A JP 19996798 A JP19996798 A JP 19996798A JP H11119616 A JPH11119616 A JP H11119616A
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Michael M Shahin
エム シャーヒン マイケル
Craig A Smith
エー スミス クライグ
Michael A Parisi
エー ポリシ マイケル
Lingappa K Mestha
ケー メシャ リガッパ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真或いは電子装置を利用した複写および電
気的な操作方法等により機密または保証性文書類の原本
を複製する可能性を減少または排除する。 【解決手段】 少なくとも1種類のアクセス制御機構を
装備した電子印刷装置を有する施設を備え、そのアクセ
ス制御された電子印刷装置により原本文書類を、それに
より印刷された画像が少なくとも1種の光活性添加剤を
含むマーキング材から生じるように印刷し、すべてのア
クセス非制御の複製装置を前記光活性添加剤を活性化す
るための十分な強度で目的の機密又は保証性文書類を照
射できる機密用の照明光源を備えた前記施設内に装備す
ると共に、前記目的の機密又は保証性文書類を前記アク
セス非制御の複製装置の前記機密用の照明光源により照
射する構成を有し、印刷された原本文書の画像が通常の
複写又は走査照明間隔によって複写或いは走査が不可能
な印刷方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機密又は保証性文書
類(secure documents)の印刷方法に
関し、特にある態様において、例えば建物、事務所、情
報又は計算プロセッシングセンター、軍事施設、法律事
務所、共同戦略事務所(corporate stra
tegy office)、その他同様施設等の立ち入
り禁止又は制限された施設内における例えば機密又は関
係重要情報又は図表等を含む機密又は保証性文書類を印
刷する方法に関する。このような施設においては、印刷
文書類の流れ、文書類の真偽性の確認、及び機密保証性
に対する管理強化が求められている。本発明は、ある態
様において、写真或いは電子装置を利用した複写及び電
気的な走査方法等により機密又は保証性文書類の原本を
複製する可能性を減少又は排除した機密又は保証性文書
類の印刷方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許5,289,547号には、活
性状態において最高吸収値が異なり、更に好適には他の
異なる特性を有する少なくとも2種類の光互変性の化合
物を例えばインク、塗料、繊維、又はポリマー等のキャ
リアに調合して本物であることのデータを表示する現物
認証方法が開示されている。この認証表示データに対し
て、光互変性の(photochromic)化合物を
部分的に活性化する方法、全ての光互変性の化合物を活
性化する方法、或いは全ての光互変性の化合物を無色化
する方法等種々の面から確認が行われる。認証手段によ
る各種の活性化及び無色化工程に引き続き表示データを
検査することにより現物の認証を行う。
【0003】また、米国特許5,385,803号に開
示された文書類の認証方法では、ポリマーから成る芯
材、適当な顔料及び赤外発光成分そしてそれらを被覆す
るポリマー殻を有するカプセル入りトナーを備えた電子
写真装置又はレーザプリンタにおいて、現像された文書
類を作成し、その文書類を赤外読み取り装置にかけてそ
の赤外発光成分を分光学的に検出する。
【0004】また、米国特許5,208,630号は、
チケット、クレジットカード、等の文書類を認証する方
法を開示している。この方法では、赤外光吸収成分を含
むトナーで文書類を作成する。この成分は可視領域外の
波長域、更に詳しくは650〜950nmの波長域の放
射光を照射することにより検出される。現像された文書
類は種々の既知の画像装置、例えばゼロックス社の50
90等において静電潜像を形成し、その後この特許に記
載されたトナーにより現像し、引き続き溶解して作成さ
れる。
【0005】更に、米国特許5,225,900号に
は、画像を走査してその画像を形成する少なくとも1種
のマーキング材における少なくとも1種の標識材を検出
することからなる複製システムを制御し、その複製シス
テムに指令を発する方法を開示している。この方法にお
いて、前記指令により複製システムは次のような動作を
行う。即ち、(a)少なくとも1種の所定の検出された
標識材を含むマーキング材により形成される画像部分の
複製を防ぐと共に他の部分の複製も防止し、(b)少な
くとも1種の所定の標識材を検出して画像の何れの部分
の複製も防ぎ、(c)少なくとも1種の所定の検出され
た標識材を含むマーキング材により形成される画像部分
だけを複製し、(d)そのシステムが少なくとも1種の
所定の標識材を含まないマーキング材により形成される
画像部分を複製する方法とは異なる方法で、少なくとも
1種の所定の標識材を含むマーキング材により形成され
る画像部分を複製し、(e)少なくとも1種の所定の標
識材の検出に基づいて画像の出所を特定する。また、こ
の特許において重要な文書類の機密保証性が標識材によ
り与えられることが示されている。
【0006】また、米国特許5,084,205号は、
機械的検出のための良好な赤色の蛍光シグナルを有し、
一方で白色光において異なる可視色を発光するインク溶
液を開示している。
【0007】更に、米国特許5,291,243号は、
多色において複製検出機能及び不正操作防止機能を備え
た機密又は保証性文書類の印刷システムを開示してい
る。このシステムは、1パス型の電子印刷装置を備え、
画像生成システムにより制御された一体画像を印刷する
と共に、この画像システムは印刷装置用の一体的電子画
像中に英数字情報と保護サインとを電子的に融合させた
第1及び第2の干渉色パターンを有する安全な背景画像
パターンを電子的に形成する。この1パス型の印刷装置
は、好ましくは1パスで2種類の潜像を介在させ、2つ
の異なる色相の現像材で現像すると同時に基板に転写す
る画像表面を有する。また、前記干渉色パターンは、相
互に変化する間隔を有する電子的に形成した画素のドッ
ト像による互いに逆方向に濃度が変化するパターンであ
ることが好ましい。また、好ましくは、英数字情報部分
を低濃度シャドーコピーのような特殊で確実なフォント
で形成する。また、確認の対象となるサインは、背景と
は異なり、2つの色が混合したハーフトーンのパターン
を有し、その2つの色はサインに沿って互いに反対側に
ハーフトーンの濃度が変化する構成を有することが望ま
しい。更に、複写した場合に可視化される及び/又は複
写により機械的に読み込み可能となる実質的に不可視な
潜像の画素パターンを安全な背景パターンに電子的に重
ね合わせることもできる。
【0008】上記各々の従来技術の特許による開示内容
は以下一括し、まとめて“参考文献“として記載する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の組成物及び方法
はそれらの意図する目的に適ったものであるが、一方文
書類の機密又は保証性を保護するための静電トナー組成
物及び方法に対する要望が存在する。また、光活性な文
書類を生成可能なトナー組成物に対する要望があり、こ
の場合、光活性反応を引き出すために必要とする刺激は
どちらかと言えば継続的なものではなく比較的短時間的
なものである。更に、人では検出不可能であり、機械的
に検出可能な、即ち記録又は複写が不可能なコード化さ
れた情報を文書類に搭載することができる方法及び物質
も求められている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述課題を解決するため
に、、ある態様において、本発明は少なくとも1つの制
御アクセス電子印刷装置を有する設備を備え、その制御
アクセス電子印刷装置により原本文書類を印刷するもの
であって、その印刷により形成された画像が少なくとも
1種の光活性添加剤を含むマーキング材から生成された
ものであり、前記設備内に非制御アクセス複製又は複写
装置、即ちプリンタ、コピア、スキャナ、モピア、或い
は同様装置を装備し、且つそれらの装置は前記光活性添
加剤を活性化する十分な強度で目的の文書類を露光する
安全な照明光源を有しており、その非制御アクセス複製
又は複写装置の照明光源によりその目的の文書類を照明
し、文書類原本画像が印刷された目的文書類が、例えば
通常のコピー或いは走査における照明間隔時間で複製不
可能にすることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明又はその実施の形態は以下
のような構成を有する機密又は保証性文書類の印刷方法
により達成される。
【0012】即ち、本発明の機密又は保証性文書類の印
刷方法は、(a)1つ又は複数の施設、例えば建造物
類、更に詳しくは立ち入りが限定又は制限された機密施
設であって、少なくとも1種類のアクセス制御機構を装
備した電子印刷装置を有する施設を備え、(b)そのア
クセス制御された電子印刷装置により原本又は元本の文
書類を、それにより印刷された画像が少なくとも1種の
光活性添加剤を含むマーキング材から部分的に又は好ま
しくは特定された状態で現れるように印刷し、(c)す
べての又は実質的にすべてのアクセス非制御の複写又は
複製装置、例えば画像を記録するための光学レンズまた
は走査手段を使用した装置を前記施設内に装備すると共
に、前記光活性添加剤を活性化するための十分な強度で
目的の機密又は保証性文書類を照射できる機密用の照明
光源を有し、(d)目的の機密又は保証性文書類をその
アクセス非制御の複写又は複製装置の機密用の照明光源
により照射するものであって、原本文書類の画像がその
上に印刷保持された目的の文書類を通常の、即ち同時の
又は継続した複写又は走査照明間隔によって複写或いは
走査が不可能であることを特徴とする印刷方法である。
【0013】原本又は元本の文書類は少なくとも1種の
光化学化合物を含むマーキング材を有し且つ利用すると
ともに、前記施設内又は施設外に設置された指定アクセ
ス制御電子印刷装置又は装置群から得られる。
【0014】目的の文書類は前記原本を初めとする何れ
の出所の何のような文書類であってもよい。目的とする
文書類は、前記施設内又は施設外から得ることができ
る。目的文書類の記録可能な画像濃度は光活性添加剤を
含む原本画像が存在しないため変化しない。原本文書類
の記録可能な濃度は、例えばある実施の形態において、
光活性添加剤を含有する画像の存在により文字が消され
て部分的に5〜95相対%程度、又は全体として95〜
100相対%程度になるため、原本文書類の画像上の光
活性添加剤を有する画像の複写及び走査が防がれ、例え
ば光学レンズを利用した複写によるハードコピー文書類
の作成やディジタル走査による電子文書類の作成等を通
じて原本文書類が許可なく複写及び配布されるのを防ぐ
ことができる。これらのハードコピー或いは電子文書類
は、容易に転送され、他の様々な文書様式に転換されて
しまう。以上の如く原本文書類でもある目的文書類を、
非原本文書類から区別することができるため、施設内で
の原本を複写する可能性が効果的に減少し、排除され
る。
【0015】本発明で使用可能なマーキング材として
は、本発明に従って処方され、以下に示す光活性化合物
を少なくとも1種類含有するインク溶液類及び固形状の
トナー組成物が挙げられる。
【0016】ある実施の形態において、機密又は保証性
文書類としては、例えば関連秘密文書類、個人的行動記
録文書類、経理文書類、戦略的又は開発計画文書類、切
符、チケット及び同様の所有文書類が挙げられるが、そ
れらに限定されない。その他の機密又は保証性文書類と
しては、例えば政府、情報機関、防衛部門、及び財政部
門における、或いは分類され又は登録され、編成され、
或いは同様に処理されたハードコピー書類が挙げられ
る。本発明の機密又は保証性印刷方法は、商業上の機密
又は保証性文書類及びその他の文書類の作成に使用でき
る。 機密又は保証性が求められる文書類としては、銀
行券、通貨、保管証明、契約書、ビザ、パスポート、ス
タンプ、運転免許証、許可証、切符、クレジットカー
ド、現金引き出しカード、チェックカード、電話カー
ド、アクセスカード、トラベラーズチェック、銀行小切
手、遠隔制御カード及び同様の手段を挙げることができ
る。
【0017】本発明のアクセス制御された電子印刷装置
では、ある実施の形態において、印刷する権限は許可さ
れた人にのみ許される。許可された人間とは、例えば機
密又は保証性又は保護を必要とする原本文書類を創作し
作成する権限を与えられ許可された人々であり、作成さ
れた文書類は通常配布先は意図的に限定されるか又は制
限される。 ある実施の形態において、許可された人間
には、例えば適正なパスワード、キーカード、指紋認
証、オートトロン(autotron)及び同様の個人
識別手段が与えられる。原本及びそれに搭載された情報
は性格上機密又は保証性又は保護を必要とするものであ
り、その情報の部数、複製数、及び配布部数を制限する
ことを望まれる場合が多い。ある実施の形態において選
択されたアクセス制御の電子印刷装置では、機密画像を
形成するために、マーキング促進手段、例えば固体状、
液状のマーキング材又はそれらの混合物及びそれらの現
像システムを用いている。
【0018】本発明のある実施の形態において、目的文
書類の何れの領域も有効な時間間隔で照明される。例え
ば、タングステン照明ランプの代表的な照射時間は1分
間に60枚印刷する走査速度及び6mmの照射幅に対し
て約20ミリ秒である。紫外線(U.V.)照明ランプ
は、所望により照明範囲の拡大又は縮少が容易である。
ある実施の形態において、機密用の照明光源により目的
文書類を走査モードで照明する時間は例えば約1から2
00ミリ秒である。この照明時間は、走査速度により分
割される文書上での照射幅に等しい。しかし、走査部分
より幾分広い照明領域を有する照明としてU.V.照射
光源が適用された状態では、有効な照射時間は、ある実
施の形態において、2〜3秒間伸びる。前記機密用の照
明光源の有効強度は実験的に決定されるが、多くの要
因、例えばトナー組成物に含まれる光活性化合物の濃度
及び目的文書に対するその機密用光源の接近度等により
左右される。機密用照明光源の有効な光波長は、ある実
施の形態において、電磁気的なスペクトルの可視領域に
おける波長より短い波長、例えば電磁気的スペクトルの
紫外領域に含まれる波長、即ち約250〜400nm及
びそれ以下の波長であり、これにより、目的文書の印刷
画像に含まれる何れの光活性添加剤も次のコピー又は走
査の照明時間の間に十分に励起される。その場合、目的
文書の領域に対する次の“通常”コピー或いは走査照明
時間の寸前又はその間に“機密”照明が行われる。
【0019】原本又は目的文書類の何れかの印刷された
画像は、例えば英数文字、線模様、ビットマップ、画素
イメージ、グラフィックイメージ、ホログラフィックイ
メージ、及び同様のイメージ、或いはそれらの組み合わ
せたイメージにより表される。
【0020】本発明において非アクセス制御の装置とし
て有益な複写及び複製装置は、例えば光学レンズ式の複
写機、ディジタル式の複写機、複写プリンタ、走査式印
刷装置、遠隔印刷手段を備えたディジタル入力式のスキ
ャナ、及び同様の装置である。
【0021】機密用照明光源は、許可なしには変更又は
無効にされることはない。この許可は、ある実施の形態
においては、前述の光活性化合物又は化合物類を含む原
本機密又は保証性文書類を作成するために必要とされた
許可の場合と同じ趣旨で与えられることが望ましい。本
発明の実施の形態において、その複写装置の不定期の使
用者又はオペレータはその機密用照明光源にアクセス不
可能であると共にその照明光源を無効にすることも許さ
れない。即ち、この機密用照明光源は、選別され許可さ
れた人々により例えば機密又は保証性文書印刷プロセス
の無負荷運転、サービス運転又は試運転等の目的をもっ
て選択的に無効化されたり有効化される。または、機密
用照明光源は優れた波長又は代表的な人間の可視スペク
トル領域以外の波長を有するように選択される。
【0022】本発明のある実施の形態において、光活性
化合物は機密用照明光源により照射されると、その吸収
スペクトルにおいてより薄く輝く方向に変化する。光活
性化合物は、原本文書類を形成するために選択された固
形トナー又はインクマーキング材の合計重量に対して例
えば0.01〜50重量%、好ましくは1〜25重量%
の割合で含まれる。本発明の或る実施の形態において、
この光活性化合物としては、例えば光互変性物質、蛍光
物質、燐光物質、真珠光沢物質、逆反射物質、及びそれ
らの混合物質等の周知の光活性物質が挙げられる。光活
性化合物又は化合物類を含む画像を有する照明された原
本文書は、その光活性化合物が存在しないときに生成さ
れる可視スペクトルより高い可視スペクトルを生成す
る。また、或る実施の形態において、光活性化合物とし
ては、例えば発光タイプの低分子の有機、無機、又は有
機金属化合物、又は発光ポリマーが挙げられる。また、
ある実施の形態において、光活性化合物としては、例え
ばイーストマンコダック社から得られるクマリン30等
のクマリン化合物が挙げられる。
【0023】好適な光互変性物質としては、スピロピラ
ン及びその関連化合物等のヘテロリシス(hetero
lytic)へき開を行う化合物;ビス−イミダゾール
化合物、ビス−テトラフェニルピロール、ヒドラジン化
合物、アリールジスルフィド化合物等のホモリシス(h
omolytic)へき開を行う化合物、スチルベン化
合物、光異性化アゾ化合物等のシス−トランス異性化を
行う化合物、水素転移光変異を行う化合物及び光互変性
の価電子互変異を行う化合物等を含む光互変性の互変異
を行う化合物等が挙げられる。また、その他の好適な光
互変性物質としては、励起された場合にグループとして
光吸収の少ない光互変性の化合物及び励起された場合に
グループとして光吸収の大きな光互変性の化合物が挙げ
られる。米国特許5,289,547号には種々の光互
変性の化合物及びその機密用途が開示されている。前記
化合物群は荷電領域現像(CAD)及び暗領域現像(D
AD)現像システムにおいて有効であることが期待され
る。
【0024】本発明において有効な固体状トナー組成物
は、樹脂、着色材又は顔料、光活性材、及び任意の荷電
制御剤から成る。光互変性物質は、適当な照明条件にお
いてトナーやインク材に所望の色相及び強度を与える上
で効果的な何れの含有量においても存在する。具体的に
は、光互変性物質はトナー中に約1〜20重量%、好ま
しくは2〜10重量%含まれる。
【0025】代表的なトナー樹脂としては、米国特許
3,590,000号に開示されたようなポリエステル
類、ポリイミド類、エポキシ類、ポリウレタン類、ジオ
レフィン類、ビニル樹脂、及びジカルボン酸とジフェノ
ールを含有するジオールとの重合エステル化物等があ
る。樹脂は有効である限りどのような含有量でもトナー
に含有されるが、代表的には約75〜98重量%、好ま
しくは約90〜98重量%、より好ましくは約95〜9
6重量%である。好適なインク溶液組成物は多くの周知
の方法により製造可能であり、参考資料として米国特許
5,084,205号がある。トナー組成物は、種々の
周知の方法により製造できる。例えば樹脂、水溶性又は
非水溶性スチレンブタジエン共重合体等本発明の方法に
より得られたポリマー粒子、マグネタイト、カーボンブ
ラック、及びそれらの混合物等の顔料粒子又はシアン、
イエロー、マゼンタ、グリーン、ブラウン、レッド、又
はそれらの混合物等の着色剤、及び好ましくは約0.5
〜5重量%の電荷向上添加剤を、ワーナーフレーデラー
(Werner Pfleiderer)製トナー押出
し機「ZSK53」において混合加熱した後、生成した
トナー組成物を取り出し、冷却した後そのトナー組成物
を例えばスタートバント(Sturtevant)微粉
砕機を使用して粉砕し、コールターカウンター(Cou
lter Counter)で測定した体積平均径が約
25ミクロン、好ましくは約6〜12ミクロンのトナー
粒子を形成する。引き続きそのトナー組成物を、例えば
ドナルドソン(Donaldson)モデルB分級機に
より分級し、体積平均径4ミクロン以下の微細なトナー
粒子を分離する。または、トナー組成物を本発明に合わ
せて構成した分級ホイールを備えた固定床式粉砕機によ
り粉砕し、更に本発明に合わせて構成した分級ホイール
を備えた分級機により分級する。ある実施の形態におい
て、重合に先立ち乳化水滴中に適当な着色剤を含ませる
ことによってトナーを直接得ることができ、粒子の大き
さを調整したり分離する付加的な工程を省くことができ
る。
【0026】トナーや現像剤組成物に適した樹脂の実際
的な例としては、線状及び分枝スチレンアクリレート
類、スチレンメタクリレート類、スチレンブタジエン
類、2種以上のビニールモノマー(スチレン、ジエン
等)からなる線状及び分枝ホモポリマー及びコポリマー
等のビニール樹脂、メチルアクリレートやブチルメタク
リレート等モノカルボン酸エステル等のビニールエステ
ル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル
アミド等が挙げられる。好ましいトナー樹脂は、スチレ
ンブタジエンコポリマー及びそれらの混合物等である。
他の好ましいトナー樹脂には、スチレン/n−ブチルア
クリレートコポリマー、プリオライト(PLIOLIT
ES)(登録商標)、懸濁重合化スチレンブタジエン
(参考資料:米国特許4、558、108号)等が挙げ
られる。
【0027】トナー組成物において、樹脂粒子は十分且
つ有効な量で含まれるが、その含有量は約70〜90重
量%である。 従って、トナー組成物中に電荷向上剤が
1重量%存在し、例えばカーボンブラック等の顔料又は
着色剤が10重量%含まれる場合、89重量%の樹脂が
選定される。なお、電荷向上添加剤を顔料粒子表面に被
覆してもよい。電荷向上剤は、被膜として使用する場
合、約0.1〜5重量%、好ましくは約0.3〜1重量
%含まれる。
【0028】一般的に、顔料粒子はトナー組成物の全体
量に対して約1〜20重量%、好ましくは約2〜10重
量%含まれるが、その範囲以下又は以上の含有量も選択
できる。
【0029】顔料粒子がマグネタイトから成り、これに
より幾つかの例に見られるように単一成分トナーが可能
になるが、そのマグネタイトが例えばマピコブラック
(MAPICO BLACK)(登録商標)という商品
名で市販されているもの等の酸化鉄(FeO・Fe
23)の混合物である場合、その含有量は約10〜70
重量%、好ましくは約10〜50重量%である。
【0030】本発明のトナー組成物には流動性向上剤等
の外添剤を配合することもできる。これらの添加剤はト
ナー組成物の表面に含まれる。これらの添加剤の例とし
ては、エアロジル(AEROSIL)(登録商標)等の
コロイダルシリカ、ステアリン酸亜鉛、酸化アルミニウ
ム、酸化セリウム、それらの混合物等の金属塩及び脂肪
酸の金属塩が挙げられ、これらの添加剤は通常約0.1
〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%添加され
る。前記添加剤の幾つかは、米国特許3,590,00
0号及び3,800,588号に例示されている。
【0031】更に本発明に関して、エアロジル(AER
OSIL)等のコロイダルシリカは約1〜30重量%、
好ましくは10重量%の含有量の範囲で電荷添加剤で表
面処理した後、0.1〜10重量%、好ましくは0.1
〜1重量%の配合量でトナーに添加する。
【0032】更に、トナー組成物には低分子量ワック
ス、例えばアライドケミカルアンドペトロライト社(A
llied Chemical and Petroli
te Corporation)から市販されているポ
リプロピレン及びポリエチレン、イーストマンケミカル
プロダクト社(Eastman Chemical Pr
oducts、Inc)から市販されているエポレンN
−15(EPOLENEN−15)(登録商標)及び同
様の物質を配合することができる。
【0033】この低分子量ワックス物質はトナー組成物
又はポリマー樹脂ビーズ中に種々の配合量で配合するこ
とができるが、通常トナー組成物中に約1〜15重量%
の範囲で添加する。
【0034】本発明の範囲に含まれるものとして、トナ
ー樹脂粒子、キャリア粒子、下記に例示する電荷向上添
加剤、及び顔料又は着色剤として、レッド、ブルー、グ
リーン、ブラウン、マゼンタ、シアン及び/又はイエロ
ー粒子、同様にそれらの混合物から成る着色トナー及び
現像剤組成物がある。
【0035】現像剤組成物の配合に際し、特に摩擦電気
的にトナー組成物と逆の極性を持つと予想されるキャリ
アをトナーに混合する。従って、キャリア粒子は負の電
荷を持つよう選択され、正の電荷を有するよう荷電され
たトナーはキャリア粒子の周囲を取り巻くように吸着す
る。キャリア粒子としては、鉄粉、スチール、ニッケ
ル、鉄、銅亜鉛フェライト等のフェライト類を例示でき
る。更に、キャリア粒子として、米国特許3,847,
604号に記載されたような顆粒のニッケルキャリアを
選択することもできる。選択されたキャリア粒子は、被
膜を有していても有さなくてもよいが、その被膜は通常
スチレンのターポリマー、メチルメタクリレート、及び
トリエトキシシラン等のシランを含有し(参考資料、米
国特許3,526,533号、4,937,166号、
及び4,935,326号)、代表的にはキナール(K
YNAR)(登録商標)とポリメチルメタクリレートと
の混合物(40/60)が挙げられる。被膜量は以下示
すように変化するが、通常約0.3〜2重量%、好まし
くは0.5〜1.5重量%の被膜量が選択される。
【0036】特に明記しない限り、部及びパーセントは
重量によるものである。
【0037】
【実施例】
実施例1.イーストマンケミカル社(Eastman
Chemical Co.,)から市販されている紫外
線蛍光染料「クマリン(Coumarin)30」を
0.1重量%の配合量でメタノール溶液中に希釈する。
トナー、即ちスチレン−ブタジエン共重合体及びカーボ
ンブラック等の顔料を含有するトナーをこの溶液に混ぜ
た後、完全に乾燥する。約3部のトナーを例えば樹脂被
覆芯材を含む磁気キャリア粒子100部と混合して2成
分固体状(乾燥状)電子写真現像材を作成する。処理さ
れたトナーは、前述の「アクセス制御電子プリンタ」及
び原本文書類を提供できる1つ又はそれ以上のゼロック
ス社(Xerox Corporation)の「ドク
テク(Docutech)」型電子複写プリンタ又はデ
ィジタル方式コピーにおいて使用する。このアクセス制
御電子プリンターは、ある実施の形態において、機密施
設内における機密又は保証性文書類の画像及び分類を確
実に印刷する特定出所源としての指定及び適合が可能で
あり、これらの機密又は保証性書類としては、例えば、
署名登録された文書類、即ち、原本文書類の数が明示さ
れ且つ限定されているという点からいえば、例えば政府
施設内において機密又は保証性書類として分類された秘
密の情報を含む文書類がある。入力式の文書スキャナ及
び電気式又は光学レンズ式の複製装置、好ましくは機密
施設内におけるそのような装置すべてが機密用照明光
源、例えば発光スペクトル波長が300〜400nmの
紫外線光源を備える。また、ある実施の形態において
は、機密用照明光源、本例においては紫外線光源によ
り、周知の可視光線又は赤外線光源等の通常の走査式用
の光源に加えて且つ同様に何れの文書も露光する。ま
た、他の実施の形態においては、通常の照明に先立ち機
密用の照明光源により目的の文書を露光する。機密用光
源及び通常光源による照明は、例えば次のような要因に
基づいて同時に或いは順番に行われる。即ち、それらの
要因としては、機密用光源及び通常光源のビームの相対
幅、走査速度と選定された光活性化合物の発光スペクト
ル及び時間との関係、及び選定された光活性化合物の量
及び活性度がある。これらの要因間の関係は、選択的に
組み合わされた複写又は複製装置と光活性化合物に対し
て容易に求められ、従って最適化される。このようにし
て、前述の登録された何れかの文書類を機密用の照明光
源を備えた走査又は複写装置において走査又は複写した
場合、光活性化合物に光が照射されるや否や紫外線照射
の効果により、機密又は保証性文書類のトナー画像が、
例えば蛍光、燐光を発するか又は可逆的又は不可逆的に
無色化し又は逆反射するか或いは同様な光子誘発動作を
行い、表面的に暗い画像領域から可視波長域の発光が生
じることとなる。この発光は、文書の背景又は空白部分
又は非画像領域からの反射光と同様であることが好まし
い。アクセス非制御のスキャナ或いは複製装置内の光感
知手段、例えば光検出器または光レセプタによりその文
書の画像部分と非画像部分との違いを見分けることはで
きず、原本文書の満足できるコピー、またスキャナーの
場合には原本文書を忠実にディジタル表示したものを作
成することはできない。以上のような状況では、機密施
設内の何れの入力式スキャナ又は複製装置によっても前
述の“原本”管理又は登録された文書類に搭載された機
密又は保証性情報の新たなコピー又はディジタル表示物
を作成することは不可能となる。このような機密施設内
の上述の機密印刷方法に代わる低レベルで不満足な方法
では、すべての入力式スキャナー又は複製装置をどのよ
うな目的にも使用することができないといえる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル エム シャーヒン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ピッツ フォード ワイドウォータース レイン 12 (72)発明者 クライグ エー スミス アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ピッツ フォード スラッシャー サークル 6 (72)発明者 マイケル エー ポリシ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 フェア ポート チッピング リッジ 24 (72)発明者 リガッパ ケー メシャ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 フェア ポート サウス クロス トレイル 11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種類のアクセス制御機構を
    装備した電子印刷装置を有する施設を備え、 そのアクセス制御された電子印刷装置により原本文書類
    を、それにより印刷された画像が少なくとも1種の光活
    性添加剤を含むマーキング材から生じるように印刷し、 すべてのアクセス非制御の複製装置を前記光活性添加剤
    を活性化するための十分な強度で目的の機密又は保証性
    文書類を照射できる機密用の照明光源を備えた前記施設
    内に装備すると共に、 前記目的の機密又は保証性文書類を前記アクセス非制御
    の複製装置の前記機密用の照明光源により照射する構成
    を有し、印刷された原本文書の画像が通常の複写又は走
    査照明間隔によって複写したり或いは走査したりするこ
    とが不可能であることを特徴とする機密または保証性文
    書類の印刷方法。
  2. 【請求項2】 前記目的文書の何れの領域に対する照明
    も、有効な強度で、且つ約250〜約400ナノメータ
    の有効光波長をもって、約1ミリ秒〜約3秒の有効時間
    間隔で行うことを特徴とする請求項1に記載の機密また
    は保証性文書類の印刷方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも1種の光活性成分を含むトナ
    ー組成物を有する原本画像を形成し、 前記光活性添加剤を活性化する十分な強度で目的の文書
    を露光できる機密用の照明光源を有する複製装置を備
    え、 前記目的文書を前記機密用の照明光源で照明し、前記目
    的文書類が原本画像内容を有する場合、前記目的文書は
    通常の複写又は走査照明によって複製不可能であること
    を特徴とする機密または保証性文書類の印刷方法。
JP10199967A 1997-07-23 1998-07-15 機密または保証性文書類の印刷方法 Withdrawn JPH11119616A (ja)

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