JPH11119896A - ソロバン型入力装置及びソロバン練習装置並びにそのネットワーク - Google Patents

ソロバン型入力装置及びソロバン練習装置並びにそのネットワーク

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JPH11119896A
JPH11119896A JP9283711A JP28371197A JPH11119896A JP H11119896 A JPH11119896 A JP H11119896A JP 9283711 A JP9283711 A JP 9283711A JP 28371197 A JP28371197 A JP 28371197A JP H11119896 A JPH11119896 A JP H11119896A
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Yoshihiro Hirai
義弘 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソロバンの置数操作に応じて確実な信号出力
ができ、文字入力の機能も発揮してパソコンのキーボー
ド代わりに使用できるようにしたソロバン型入力装置を
提供するとともに、各自で珠算の練習や模擬検定を行う
ことができるようにしたソロバン練習装置及びそのネッ
トワークを提供する。 【解決手段】 磁気シールドすることのできるソロバン
玉11と、ソロバン玉11を貫通するマグネット製の軸
棒12とで構成されたソロバン本体部10を上側にし、
各ソロバン玉11の位置を検出する多数のホールセンサ
素子21をソロバン玉11の移動領域に対応させて配置
した信号処理パット部20を下側にして、ソロバン本体
部10を信号処理パット部20に対して分離若しくは退
避可能な状態で重合設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ソロバンの置数
操作に応じて確実な信号出力ができるとともに、文字入
力の機能も発揮してパソコンのキーボード代わりに使用
できるようにしたソロバン型入力装置に関し、更にはソ
ロバン教室に通わなくても各自で珠算の練習や模擬検定
を行うことができるようにしたソロバン練習装置とその
ネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】ソロバンを使用する加減算の速さは、一
般に電卓に数字を入力する場合よりも速いといわれてい
る。しかし、乗除算の計算をする場合は、電卓で計算す
る方がソロバンで計算するよりも速い。したがって、ソ
ロバンと電卓とを組合わせた製品が商品化されている。
このようにソロバンは電卓に置き換わるものではなく、
ソロバンの愛用者は依然存在している。また、ソロバン
を用いた計算は、計算能力を高める訓練としてのみなら
ず、位取りを含めて10進法など数学の基礎の理解を深め
ることができ、暗算能力や集中力の向上とともに、いわ
ゆる右脳の発達を促進する点など、多いにその効用が見
直されている。
【0003】一方、ソロバンの愛用者に対して行われて
いる珠算の検定試験においては、受験者がソロバンで計
算した結果をマークシートに記入する方法が採用されて
いる。マークシートに記入された答えが、読取装置によ
って正確に読み込まれるためには、受験者がきちんと記
入しなければならないことから、受験者に少なからず、
負担を与えている。
【0004】このため、受験者が答えをマークシートに
記入しなくても採点することができるようにしたソロバ
ン入力装置が実開平6−86123号に開示されてい
る。このソロバン入力装置は、尖鋭なリング状の永久磁
石を外周に嵌めたソロバン玉と、前記ソロバン玉が上が
っている状態又は下がっている状態を検出する磁気抵抗
素子とを備えた位置検出手段によって、ソロバンの置数
を電気信号として出力するようにしたものである。
【0005】したがって、このソロバン入力装置は電卓
のように使用することができるほか、複数のソロバン置
数処理装置を用いて、複数の会場での珠算の競技又は検
定試験を行うコンピュータネットワークシステムを構成
することもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】実開平6−86123
号に開示されたソロバン入力装置は、上記したようにソ
ロバン玉が上がっている状態であるか下がっている状態
であるかを、磁気抵抗素子で検出するようにしたもので
あり、ソロバン玉の外周には尖鋭なリング状の永久磁石
を嵌め込んでソロバン玉自体から磁界を生じるようにし
ている。このため、ソロバン玉を動かしてその位置を検
出する際に、相互にソロバン玉の磁界が影響して置数が
確実に検出できないという問題点があった。また、ソロ
バン玉自体に磁性を持たせる場合には、上記したように
構造も複雑になり、その数も多いことから装置の製造コ
ストアップの一因ともなっていた。
【0007】さらに、従来のソロバン入力装置は、ソロ
バンの置数を電気信号にして出力することができるの
で、いわゆる置数キーの代わりに使用することができる
が、文字入力の機能はないので、パソコンのキーボード
代わりに使用することはできなかった。
【0008】また、実開平6−86123号に開示され
たソロバン入力装置は、特に珠算の競技や検定試験など
において性能が活かされるものであるが、検定試験にお
いては、受験者の氏名や受験番号などの文字(数字を含
む)を入力するための装置が別途、必要になる。さら
に、このソロバン入力装置では、各自で珠算の練習や模
擬検定を行うことはできなかった。
【0009】そこで本発明は、ソロバンの置数操作に応
じて確実な信号出力ができ、文字入力の機能も発揮して
パソコンのキーボード代わりに使用できるようにしたソ
ロバン型入力装置を提供するとともに、各自で珠算の練
習や模擬検定を行うことができるようにしたソロバン練
習装置及びそのネットワークを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの第1のソロバン入力装置は、外部記憶装置や出力装
置などを接続した演算装置にソロバンの置数に応じた信
号を出力するソロバン型入力装置であって、磁気シール
ドすることのできるソロバン玉と、ソロバン玉を貫通す
るマグネット製の軸棒とからなるソロバン本体部と、該
ソロバン本体部の各ソロバン玉の位置を検出する多数の
ホールセンサ素子をソロバン玉の移動領域に対応させて
配置した信号処理パット部とからなり、上記ソロバン本
体部を上側に、上記信号処理パット部を下側に配置する
とともに、これら両部のうちソロバン本体部を信号処理
パット部に対して分離若しくは退避可能な状態で重合設
置したことを特徴としている。
【0011】上記の第1のソロバン型入力装置によれ
ば、ソロバン本体部を磁気シールドすることのできるソ
ロバン玉と、ソロバン玉を貫通するマグネット製の軸棒
とで構成し、磁気シールドするソロバン玉を移動するこ
とにより、固定設置された軸棒側で生じる磁界の変化を
捉えてソロバン玉の位置を検出するようにしているの
で、磁性を帯びたもの同士が移動して相互に影響すると
いったことがなくなり、ソロバン玉による置数を確実に
検出することができる。また、ソロバン本体部が信号処
理パット部に対して分離若しくは退避可能に設置されて
いるので、信号処理パット部自体を単独で使用できる。
【0012】上記の課題を解決するための第2のソロバ
ン型入力装置は、第1のソロバン型入力装置の信号処理
パット部が、各ホールセンサ素子に文字及び記号を割り
当てておき、文字及び記号が割り当てられた各ホールセ
ンサ素子をマグネットを有する入力ペンでタッチするこ
とにより、タッチされた文字や記号を出力できる文字入
力手段として機能するものであることを特徴としてい
る。
【0013】上記の第2のソロバン型入力装置によれ
ば、しかも、信号処理パット部の各ホールセンサ素子に
は文字及び記号が割り当てられており、文字及び記号が
割り当てられた各ホールセンサ素子にマグネットを有す
る入力ペンでタッチすることにより、タッチされた文字
や記号に対応するコード信号を出力でき、文字入力手段
として使用することができる。
【0014】上記の課題を解決するための第1のソロバ
ン練習装置は、ソロバン玉の位置を検出する検出機能を
有するソロバン型入力装置と、珠算の練習問題などを音
声及び/又は画像によって記録した外部記憶装置と、上
記外部記憶装置に音声によって記憶された珠算の練習問
題などを読み上げる音声再生装置と、ソロバン型入力装
置の検出機能からソロバン玉によって表示されている数
値を算出するとともに、その数値を外部記憶装置から入
力された正解と比較して正答・誤答を判定する演算装置
と、上記外部記憶装置に記憶された珠算の練習問題の画
像及び前記正答・誤答を表示する出力装置とを備えたこ
とを特徴としている。
【0015】上記の第1のソロバン練習装置によれば、
外部記憶装置に音声によって記憶された珠算の練習問題
が音声再生装置によって再生され、その練習問題をソロ
バン入力装置のソロバン玉を動かすことによって計算解
答し、その解答は演算装置によって正答であるか誤答で
あるかが判定され、出力装置に表示される。
【0016】上記の課題を解決するための第2のソロバ
ン練習装置は、ソロバン型入力装置が、請求項1に記載
のものであることを特徴としている。
【0017】上記の第2のソロバン練習装置によれば、
ソロバン型入力装置が、請求項1に記載のものであり、
ソロバン玉による置数を確実に検出することができるの
で、ソロバン練習装置として誤動作しないようになり、
練習の信頼度を高めることができる。
【0018】上記の課題を解決するための第3のソロバ
ン練習装置は、ソロバン型入力装置が、請求項2に記載
のものであることを特徴としている。
【0019】上記の第3のソロバン練習装置によれば、
ソロバン型入力装置が文字入力の機能を有するので、ソ
ロバン練習以外に通常の文字入力装置として使用するこ
ともできる。
【0020】上記の課題を解決するためのソロバン練習
装置のネットワークは、上記の第3から第5のいずれか
に記載のソロバン練習装置を回線によって多数、接続し
たことを特徴としている。
【0021】上記のソロバン練習装置のネットワークに
よれば、多数のソロバン練習装置が回線によって接続さ
れることにより、同時に多数の人が同じ問題に対して演
習することができるので、各家庭での学習のみならず、
複数の参加者による珠算の競技や検定試験を一個所の会
場に集まらずに行うことができる。また、回線を通じて
解答テキストなどを配送することもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1から
図5を参照しながら説明する。この発明に係るソロバン
型入力装置1は図1(a)に示すソロバン本体部10
と、同図(b)に示す文字入力手段として機能する信号
処理パット部20とからなり、また、この発明に係るソ
ロバン練習装置2は、かかるソロバン型入力装置1を同
図(c)に示すように演算装置30に接続して構成され
る。すなわち、この発明に係るソロバン練習装置2は、
演算装置30に外部記憶装置31、内部記憶装置(図示
せず)及び出力装置33を接続し、キーボードである入
力装置を接続していないパソコンに、ソロバン型入力装
置1を接続することにより構成されている。
【0023】ソロバン型入力装置1のソロバン本体部1
0は、ソロバン玉11の位置を検出する検出機能を有
し、ソロバン玉11の位置によってソロバン玉11が表
示する数値を電気信号として出力することができるよう
にしたものである。検出機能は、磁気シールドすること
のできるソロバン玉11をマグネット製の軸棒12が貫
通し、ソロバン玉11の移動領域すなわちソロバン玉1
1の移動前後の位置に対峙して多数のホールセンサ素子
21を配置したものである。ソロバン玉11が移動して
露出しているマグネット製の軸棒12によって作られる
磁界が、ソロバン玉11の移動領域に対応させて配置し
たホールセンサ素子21によって感知されることによ
り、ソロバン玉11の空いている位置を検知することが
できる。
【0024】ソロバン玉11は軸棒12の長さ方向に移
動するため、ホールセンサ素子21は図2に示すように
ソロバン玉11の移動前後の位置に対峙するように配置
するが、ホールセンサ素子21は図1(c)に示すよう
に、ソロバン本体部10の下側に配置する文字入力手段
として機能する信号処理パット部20の表面側入力面に
割り当て配列した平仮名や数字などの文字や記号の位置
に対応して配置する。すなわち、ソロバン本体部1のホ
ールセンサ素子21と信号処理パット部20のホールセ
ンサ素子21とは兼用したものとする。
【0025】したがって、信号処理パット部20の表面
側入力面に割り当て配列する文字や記号の位置は、ソロ
バン玉11の移動前後の位置に対応させる。一玉11a
は4個あり、それぞれ上下方向に移動するため、一玉1
1aの位置に対応して5個の文字を配置することができ
る。五玉11bは上下方向に移動する1個だけであるか
ら、2個の文字や記号を配置することができる。したが
って、例えば一玉11aの移動前後の位置に対応して
「あ、い、う、え、お」の各行の文字を配置し、五玉1
1bの移動前後の位置に対応して各種の記号を配置する
ことでキーボード面22を構成することができる。
【0026】このようなキーボード面22は磁気を感知
するタッチパネル式とし、各文字や記号のキーの裏面に
はそれぞれホールセンサ素子21を配置する。信号処理
パット部20はこのようなキーボード面22と、図4に
示すような入力ペン25とをセットにして構成する。入
力ペン25の先端部25aにはマグネットを取付け、そ
の先端部25aが文字入力部のある文字をタッチする
と、その文字や記号のキーの裏面に配置したホールセン
サ素子21が、入力ペン25の先端部25aに取付けら
れたマグネットによって生じる磁界を感知する。
【0027】このようにソロバン玉11の移動前後の位
置に対応して信号処理パット部20に配置したそれぞれ
のホールセンサ素子21は、インターフェースボード2
7及びRS232Cケーブルを介して演算装置30と電気的に
接続され、ソロバン玉11の置数又はキーボード面22
から出力された文字や記号が演算装置30に入力され
る。演算装置30はホールセンサ素子21が検知した磁
界の変化を捉えることにより、ソロバン玉11によって
置数された数値又はキーボード面22から入力された文
字や記号のコードを判断する機能を有するものである。
【0028】例えば、五玉11bが上がって、一玉11
aが全て下がっているときは、五玉11bを貫通してい
る軸棒12の下側の部分と一玉11aを貫通している軸
棒12の最も上側の部分とに対峙しているそれぞれのホ
ールセンサ素子21が磁界を感知し、演算装置30はソ
ロバン玉11が「0」を表示していると判断することが
できる。また、五玉11bが下がって、一番上の一玉1
1aだけが上がっているときは、五玉11bを貫通して
いる軸棒12の上側の部分と一玉11aを貫通している
軸棒12の上から2番目の部分とに対峙しているホール
センサ素子21が磁界を感知し、演算装置30はソロバ
ン玉11が「6」を表示していると判断することができ
る。
【0029】信号処理パット部20については、入力ペ
ン25にタッチされた文字や記号が直接、演算装置30
によって認識される。演算装置30には日本語変換機能
を組込んだ記憶装置を接続することにより、漢字変換を
可能とすることができる。したがって、信号処理パット
部20には「変換/無変換」キーや「確定/Ente
r」キー23あるいは「モード切替」キー24なども備
えておく。
【0030】また、ソロバン本体部10と信号処理パッ
ト部20とは、例えば図3に示すように蝶番15によっ
て連結し、両部10,20を位置決めすることにより、
ソロバン玉11の置数が所定のホールセンサ素子21と
対峙することができるようにする。ソロバン本体部10
と信号処理パット部20とは図3に示すように、重合設
置した状態でソロバン型入力装置1を構成する。そして
蝶番15によって連結されているソロバン本体部10
を、図4及び図5に示すように跳ね上げた状態とする
と、信号処理パット部20を文字入力手段として使用す
ることができる。
【0031】上記のようなソロバン型入力装置1を接続
した演算装置30には、外部記憶装置31、音声再生装
置32、内部記憶装置(図示せず)及び出力装置33が
接続される。外部記憶装置31は、珠算の練習問題を読
み上げる音声及び/又はソロバンの使用方法などを説明
する画像を記録したもので、任意に交換することができ
るようにする。音声再生装置32は、外部記憶装置31
に音声でもって記憶された珠算の練習問題を音声によっ
て再生するものである。
【0032】内部記憶装置は、ソロバン型入力装置1か
ら出力され、演算装置30で認識された数値や文字コー
ドを一旦、記憶しておくための装置である。内部記憶装
置に記憶され、ソロバン本体部10に置数された計算値
は、演算装置30によって練習問題の正解と比較して正
答・誤答が判定される。この判定の結果は出力装置33
によって表示される。出力装置33はディスプレイ及び
/又はプリンタによって構成する。
【0033】この発明に係るソロバン型入力装置及びソ
ロバン練習装置は以上のように構成し、つぎに各自で珠
算の練習を行う方法について説明する。
【0034】珠算の練習を行う者は、多種類ある外部記
憶装置31の中から任意に選んだものをセットし、図3
に示すようにソロバン本体部10を信号処理パット部2
0の上に重合設置した状態で珠算の練習をする。練習問
題が読み上げ算のときは、練習問題が音声再生装置32
から再生される。珠算の練習を行う者は、その音声を聞
きながらソロバン本体部10のソロバン玉11を動か
す。そのソロバン玉11の位置によって示される最終的
な解答のみの置数又はソロバン玉11を動かしている途
中の置数と最終的な解答の置数とが演算装置30によっ
て認識され、内部記憶装置に記憶される。この数値と外
部記憶装置31の正解とが演算装置30によって比較さ
れ、正答・誤答が出力装置33のディスプレイ及び/又
はプリンタに出力される。
【0035】また、ソロバンを家計簿の計算のために使
用するときは、合計した金額とともにその購入した品目
の内訳を文字入力装置として機能する信号処理パット部
20にから入力するようにすればよい。このときはソロ
バン本体部10を図4及び図5に示すように跳ね上げた
状態とすることにより、信号処理パット部20のキーボ
ード面22の文字又は記号のキーに入力ペン25の先端
部25aをタッチする。
【0036】さらに、画像を記録した外部記憶装置31
をセットしたときは、ソロバンの使い方やソロバンの歴
史などを習得できるようにすることもできる。
【0037】このようなソロバン練習装置2は各自で練
習するだけでなく、多数の者がネットワークを組むこと
により、模擬検定を行うことができる。各自の家で模擬
検定を受けるときは、模擬検定を受ける者が各自宅に上
記のソロバン練習装置を設置し、その演算装置30を電
話回線などの回線によって接続する。中心となるホスト
が外部記憶装置31をセットする。この外部記憶装置3
1には模擬検定の行うに当たっての注意事項が画像及び
音声によって、電話回線などを通して各自宅の出力装置
33及び音声装置から再生されるようにする。
【0038】また教室で模擬検定を行うときは、各自の
デスクにソロバン練習装置2を設置し、教壇に演算装置
30や外部記憶装置31、音声再生装置32などを設置
し、それらをケーブルなどの回線によって接続する。そ
うすることにより、教壇に設置した音声再生装置32か
ら外部記憶装置31に記憶された練習問題が読み上げら
れるようにすることができる。
【0039】模擬検定を受ける者は、ソロバン本体部1
0を図4及び図5に示すように跳ね上げた状態として信
号処理パット部20から文字入力部から氏名や受験番号
を入力する。そして、図3に示すようにソロバン本体部
10を信号処理パット部20に重ねた状態とし、練習問
題が音声再生装置32から読み上げられると、ソロバン
本体部10のソロバン玉11を動かす。解答は回線など
を通してホスト又は教壇の演算装置30に入力され、正
答・誤答が判定される。そしてホスト又は教壇の演算装
置30では多数の模擬検定を受けた者の成績を算定す
る。この成績は出力装置33によって出力される。
【0040】なお、この発明のソロバン型入力装置は、
パソコンのキーボードの代わりに使用することを前提と
してるため、ソロバン本体部10の幅をあまり長くでき
ないとすると、処理できる桁数に自ずと制限されるの
で、10級から4級の模擬検定において使用することが好
ましくなる。しかしながら、長さを気にしない場合に
は、通常のソロバンの桁数に応じたソロバン玉で構成す
ればよく、特に制限されるものではない。
【0041】この発明は、上記実施の形態に限定される
ことはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の
範囲内において、種々の変更が可能である。例えば、ソ
ロバン本体部10と信号処理パット部20は蝶番によっ
て連結せず、それぞれにホールセンサ素子を備えた構成
とすることも出来、また、分離可能に設置するようにし
てもよい。
【0042】
【発明の効果】この発明のソロバン型入力装置によれ
ば、磁気シールドされたソロバン玉を移動することによ
り、固定設置された軸棒側で生じる磁界の変化を捉えて
ソロバン玉の位置を検出するようにしているので、磁性
を帯びたもの同士が移動して相互に影響するといったこ
とがなくなり、ソロバン玉による置数を確実に検出する
ことができるとともに、構造が簡単になって装置の低廉
化を図ることができる。また、文字や記号の入力も行う
ことができるので、パソコンのキーボードの代わりに使
用することもできる。
【0043】また、この発明のソロバン練習装置によれ
ば、ソロバン型入力装置のソロバン玉の位置が演算装置
によって数値として算出されるとともに、その数値と外
部記憶装置に記録された練習問題の正解とが演算装置に
よって比較され、正答・誤答が出力装置に出力されるた
め、各自で能率よく珠算の練習をすることができる。文
字入力機能を備えているので、ソロバン入力装置によっ
て数値を入力するだけでなく、氏名や受験番号あるいは
家計簿として使用するときの購入した品目なども入力す
ることができ、利便性が向上する。
【0044】さらに、この発明のソロバン練習装置のネ
ットワークによれば、多数のソロバン練習装置が回線に
よって接続されることにより、同時に多数の人が同じ問
題に対して演習することができるので、各家庭での学習
のみならず、複数の参加者による珠算の競技や検定試験
を一個所の会場に集まらずに行うことができ、会場の準
備などが不要になる。また、回線を通じて検定問題の解
答テキストなどを配送することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るソロバン型入力装置の分解平面
図であり、(a)はソロバン本体部の平面図、(b)は
信号処理パッド部の平面図、(c)は信号処理パッド部
の内部の概略平面図及びソロバン練習装置の概略構成図
である。
【図2】この発明に係るソロバン型入力装置の側面断面
図である。
【図3】この発明に係るソロバン練習装置のソロバン型
入力装置を使用するときの側面図である。
【図4】この発明に係るソロバン型入力装置の文字入力
機能を使用するときの側面図である。
【図5】この発明に係るソロバン型入力装置の外観構成
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ソロバン型入力装置 2 ソロバン練習装置 10 ソロバン本体部 11 ソロバン玉 12 軸棒 20 信号処理パット部 21 ホールセンサ素子 22 キーボード面 25 入力ペン 25a 先端部 30 演算装置 31 外部記憶装置 32 音声再生装置 33 出力装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部記憶装置や出力装置などを接続した
    演算装置にソロバンの置数に応じた信号を出力するソロ
    バン型入力装置であって、 磁気シールドすることのできるソロバン玉と、ソロバン
    玉を貫通するマグネット製の軸棒とからなるソロバン本
    体部と、 該ソロバン本体部の各ソロバン玉の位置を検出する多数
    のホールセンサ素子をソロバン玉の移動領域に対応させ
    て配置した信号処理パット部とからなり、 上記ソロバン本体部を上側に、上記信号処理パット部を
    下側に配置するとともに、これら両部のうちソロバン本
    体部を信号処理パット部に対して分離若しくは退避可能
    な状態で重合設置したことを特徴とするソロバン型入力
    装置。
  2. 【請求項2】 上記信号処理パット部が、各ホールセン
    サ素子に文字及び記号を割り当てておき、文字及び記号
    が割り当てられた各ホールセンサ素子をマグネットを有
    する入力ペンでタッチすることにより、タッチされた文
    字や記号を出力できる文字入力手段として機能するもの
    であることを特徴とする請求項1に記載のソロバン型入
    力装置。
  3. 【請求項3】 ソロバン玉の位置を検出する検出機能を
    有するソロバン型入力装置と、 珠算の練習問題などを音声及び/又は画像によって記録
    した外部記憶装置と、上記外部記憶装置に音声によって
    記憶された珠算の練習問題などを読み上げる音声再生装
    置と、 ソロバン型入力装置の検出機能からソロバンの置数を算
    出するとともに、その置数を外部記憶装置から入力され
    た正解と比較して正答・誤答を判定する演算装置と、 上記外部記憶装置に記憶された珠算の練習問題の画像及
    び前記正答・誤答を表示する出力装置とを備えたことを
    特徴とするソロバン練習装置。
  4. 【請求項4】 ソロバン型入力装置が、請求項1に記載
    のものであることを特徴とする請求項3に記載のソロバ
    ン練習装置。
  5. 【請求項5】 ソロバン型入力装置が、請求項2に記載
    のものであることを特徴とする請求項3に記載のソロバ
    ン練習装置。
  6. 【請求項6】 請求項3から5のいずれかに記載のソロ
    バン練習装置を回線によって多数、接続したことを特徴
    とするソロバン練習装置のネットワーク。
JP9283711A 1997-10-16 1997-10-16 ソロバン型入力装置及びソロバン練習装置並びにそのネットワーク Pending JPH11119896A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005006167A1 (en) * 2003-07-15 2005-01-20 Bum Suk Son Apparatus for detecting moves of counter for electric abacus
JP2008123421A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Nippon Syst Wear Kk そろばん認識装置、そろばんの数値認識方法、そろばん認識システム、そろばんの数値認識プログラム及びコンピュータ可読媒体

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WO2005006167A1 (en) * 2003-07-15 2005-01-20 Bum Suk Son Apparatus for detecting moves of counter for electric abacus
JP2008123421A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Nippon Syst Wear Kk そろばん認識装置、そろばんの数値認識方法、そろばん認識システム、そろばんの数値認識プログラム及びコンピュータ可読媒体

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