JPH11119990A - マルチタスクが可能な遊技機制御用チップ - Google Patents

マルチタスクが可能な遊技機制御用チップ

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JPH11119990A
JPH11119990A JP8235638A JP23563896A JPH11119990A JP H11119990 A JPH11119990 A JP H11119990A JP 8235638 A JP8235638 A JP 8235638A JP 23563896 A JP23563896 A JP 23563896A JP H11119990 A JPH11119990 A JP H11119990A
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task
program
memory
gaming machine
management
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Nobumasa Imai
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LE TEC KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プログラムの作成・検査が容易であると共に
それぞれのプログラム(タスク)が互いに干渉し得ないよ
うに管理する。 【解決手段】 タスク制御可能な中央処理装置(CP
U)と、プログラムとしての遊技機の各制御タスクを格
納するユーザープログラム、管理用タスクを格納する管
理プログラム、および前記タスク毎に多重処理可能に管
理するタスク管理プログラムと、前記タスクが相互と干
渉しないように制御管理を行うメモリー管理回路とから
なり、管理用タスクは他の遊技機制御タスクの出力情報
及びチップが正規のものか否かを検査し外部へ通信する
ための外部通信タスクと、遊技機プログラムの内容を検
査する検査タスクとで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
回胴式遊技機の各機器を制御するための遊技機制御用チ
ップの改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】マイクロプロセッサーを有する遊技機に
は、第一種始動口の入賞を検出するためのプログラム、
普通電動役物始動口入賞検出プログラム、大当たり・小
当たり等の抽選プログラム、液晶表示部を作動するため
のディスプレイプログラム、該ディスプレイプログラム
に対応して効果音を発生するための効果音プログラム、
ランプ表示器を制御するランプ表示プログラム等の様々
なプログラムがリードオンリーメモリー(ROM)に格
納されており、これを8ビットの中央処理装置(CP
U)が当該ROMに格納された制御プログラムを読み込
んで、遊技機を制御する仕組みとなっている。一方遊技
機は、賭博性があってはならない為に、遊技機開発メー
カーにて作成された遊技機については、これが風俗営業
等の規制及び業務の適正化等に関する法律の規定に基づ
き遊技機の認定及び型式検定等に関する規則に合致して
いるか否について第三者試験機関の公的試験を受け、こ
れに合格した遊技機のみが遊技場に出荷することが認め
られるシステムとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で使用されているCPUに対応したプログラムは、前述
したような各制御プログラムが一連のプログラムとして
機械語等で記載されていること及びノイズ等の影響によ
りプログラムが暴走しないように例えば2msec.単位で
リセット信号をかけて暴走を防止する仕組みとなってい
るために、リセット信号入力後のプログラムの制御のた
めの各処理単位に処理の実行順序変数を設け、その変数
に従って処理を行っている。この順序変数の与え方がプ
ログラマーによりまちまちである為に第三者検査機関が
当該順序変数を有するプログラムを解読するにはあまり
にも複雑で理解することが困難であると共に試験機関に
おける検査の遅延の原因となっていた。そこで本発明
は、かかる従来技術の欠点に鑑みなされたもので、プロ
グラムの解析が容易である共にプログラムすることも簡
単となるようなシステムを提供することを目的とする。
かつ容易にプログラム内容の検査が行え、又チップ及び
遊技機の内容が正規のものか否かを通信タスクを介して
外部へ知らせることが可能な装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は遊技
機制御用チップに組み込まれるCPUをタイム・スライ
ス可能なもの(例えば32ビット)で構成し、ROMの
メモリー領域を必要な各制御タスク(遊技機の各機器の
制御単位のプログラム及びデータ)単位と、各タスクの
出力情報を外部へ通信する機能と遊技機制御用チップ及
び遊技機が正規のものか否かを検査してその結果を通信
する機能とを有する外部通信タスク及び遊技機のプログ
ラムの内容を検査する検査タスクとに割当て、各割当て
られた領域のタスクが他の領域のタスクに対して干渉し
ないように制御したものからなり、各タスクを1処理単
位分だけ実行処理した後、次のタスクへ移行して1処理
単位分だけ実行するというように順次各タスクを実行処
理させながらCPUが遊技機を制御するように構成した
マルチタスクが可能な遊技機制御用チップである。請求
項2の発明は、前記ROMに格納されるプログラムが高
水準言語にて記載できるように構成したことを特徴とす
るものである。高水準言語としては、例えばC言語等を
用い、遊技機独自の関数を用意し、より判り易いプログ
ラムをサポートすることが考えられる。
【0005】
【作用】本発明にかかるマルチタスクが可能な遊技機制
御用チップではこれまで一連タスクすなわち第一種始動
口の入賞を検出するためのプログラム、普通電動役物始
動口入賞検出プログラム、大当たり・小当たり等の抽選
プログラム、液晶表示部を作動するためのディスプレイ
プログラム、該ディスプレイプログラムに対応して効果
音を発生するための効果音プログラム、ランプ表示器を
制御するランプ表示プログラム等の各機器のユーザーの
制御プログラム及び管理用の外部通信タスク等が、割当
てられた領域に組み込まれ、かつ各タスクのプログラム
が他のプログラムと干渉し得ない構成で制御されている
ことから、第三者が検査するに際してはプログラムを各
タスク毎に検査すれば良く、検査機関におけるプログラ
ム検定が効率良く行うことができる。また各タスクの実
行処理は独立して実行処理され、その結果が遊技機タス
ク管理プログラムを介して出力データが各タスクに伝達
される方式で制御系が処理されるために、検査に際して
は各タスクの内容のみを確認すれば制御系の作用を確認
することができるし、当該タスク(プログラム)の内容に
て遊技機を制御することができる。各制御タスクの出力
情報は、CPUを介して外部通信タスクに記憶されるた
めに、遊技機の制御系で生じた事象を後から外部通信に
より知ることができる。また該外部通信タスクは、セキ
ュリティチェック回路を介してチップのプログラムが正
規のものか否かについてセキュリティチェックを行い、
その結果を外部通信により知ることができる。また、本
発明のチップでは、ROMの検査タスクが格納されてい
るために任意のタスクの任意の場所の指定が行われ、当
該検査対象タスクのプログラムの動き、メモリーの内容
等について検査ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示された実施例
に従って詳細に説明する。図1は、本発明の実施例にか
かる遊技機制御用チップのブロック図であり、該チップ
はクロック発生回路22で発生するクロック周波数を受
けて駆動する中央処理装置(CPU)30と、該CPU
30と接続されたメモリー管理回路24、ユーザータス
ク作業用のメモリー(RAM)26、ユーザープログラ
ムが格納されたユーザープログラム実行用メモリー(E
EPROM又はフラッシュメモリー)32、遊技機の制
御プログラム(タスク)の管理プログラムが格納された
遊技機タスク管理プログラム用メモリー(ROM)3
4、管理用タスクの外部通信タスク1j及び検査タスク
1kが格納された管理プログラム用メモリー(ROM)
36、遊技機タスク実行管理用メモリー(RAM)3
8、各タスク間の共有メモリー(RAM)40、外部装
置と通信接続するための外部通信回路42、チップが正
規のものか否か遊技機が正規のものか否かを検査するた
めの検査回路44及び前記ROM32に格納されたプロ
グラムを走査して該プログラムが第三者検査機関により
検査に合格した正規のものか否かのチェックを行い、正
規の時だけユーザープログラムを実行処理可能とするセ
キュリティ回路28とが内部バスを介して接続されてお
り、46は前記セキュリティ回路28においてユーザー
プログラムが正規のものではないと判断されて時にCP
U30をリセットするためのリセット回路である。
【0007】本実施例における各メモリー(ROM、R
AM)に格納された各タスクは図4に示すように遊技機
タスク管理プログラム(スーパーバイザープログラム)
が格納された遊技機タスク管理プログラム用メモリー3
4及びメモリー管理回路24により、互いに干渉しあわ
ないように見えない壁で制限されると共に1タイム・ス
ライスづつタイムシェアされており、各タスクにおける
出力結果は遊技機タスク管理プログラムによりタスク間
共有メモリー40に格納された後に他のタスクに入力さ
れるように構成されている。
【0008】図3において1は制御用プログラム(タス
ク)が所定の領域(アドレス)に割当てられたリードオ
ンリーメモリー(ROM)であり、本実施例では該RO
M1はユーザープログラム実行用メモリー(ROM)3
2と管理プログラム用メモリー(ROM)36とに別構
成のもので形成されており、ユーザープログラム実行用
メモリー32には高水準言語(例えばC言語)で書かれ
た処理プログラムである第一種始動口入賞検出タスク1
a、第一種始動口入賞保留表示タスク1b、普通電役始
動口入賞検出タスク1c、普通電役始動口入賞保留表示
タスク1d、普通電役処理タスク1e、パチンコゲーム
メインタスク1f、ランプ表示タスク1g、表示器タス
ク1h、効果音タスク1iが組み込まれ、管理プログラ
ム用メモリー(ROM)36には外部通信タスク1j、
検査タスク1kがプログラムが組み込まれている。両メ
モリー(ROM)32,36に格納された各タスク1a
〜1kは、CPU30に組み込まれたタスク制御回路3
0a(遊技機タスク実行管理用メモリー38)を介して
タイム・スライスで実行処理するように構成されてい
る。
【0009】本実施例では中央処理装置(CPU)30
は、各タスク(プログラム)をタイム・スライスしなが
ら実行処理するために32ビットのもので構成されてお
り、ROM1(各タスク1a〜1kが格納)とはバス接
続されている。尚、タスク間共有メモリー40(RA
M)内は、第1種始動口入賞保留メモリー3及び普通電
役始動口入賞保留メモリー4並びに大当たり情報メモリ
ー6とに割り振られており、第1種始動口入賞保留メモ
リー3及び普通電役始動口入賞保留メモリー4はそれぞ
れ第一種始動口入賞検出タスク1a、普通電役始動口入
賞検出タスク1cとCPU30を介して接続されてい
る。5,5’はそれぞれ入賞玉センサーであり、それぞ
れCPU30を介して第一種始動口入賞検出タスク1
a、普通電役始動口入賞検出タスク1cと接続されてお
り、入賞情報がインプットされるように構成されてい
る。7は、入賞保留表示器であり、CPU30を介して
第一種始動口入賞保留表示タスク1bと接続されてい
る。8は、第一種入賞口であり、CPU30を介してパ
チンコゲームメインタスク1fと接続されている。9は
普通電役の入賞保留表示器であり、CPU30を介して
普通電役始動口入賞保留表示タスク1dと接続されてい
る。10は普通電役入賞口であり、11は普通電役表示
器(7セグ)であり、CPU30を介して普通電役処理
タスク1eと接続されている。
【0010】12はランプ表示デバイス、13は図柄表
示デバイス、14は音源デバイス、15は通信デバイス
であり、各デバイス入力側はCPU30を介してランプ
表示タスク1g、表示器タスク1h、効果音タスク1i
及び外部通信タスク1jと接続され、各デバイス12〜
15の出力側は、ランプ表示器16、図柄表示器17、
スピーカー18及びホールコンピュータ19と接続され
ている。
【0011】20は、第三者が遊技機を検査するための
検査装置であり、CPU30を介して検査タスク1kと
接続されるように構成されており、該検査タスク1kは
検査装置20から入力された任意のタスク(1a〜1
j)の任意の場所を指定することにより当該タスクのプ
ログラムの内容を検査することができるように構成され
ている。
【0012】以上述べた構成において、本実施例にかか
るチップではCPU30はROM1(ユーザープログラ
ム実行用メモリー32及び管理プログラム用メモリー3
6)のプログラム領域がそれぞれのタスクが互いに干渉
しあわないように遊技機タスク管理プログラム及びメモ
リー管理回路24により制御されており、タイム・スラ
イスした状態で1タイム・スライスづつ各タスクのプロ
グラムを順次実行処理し、各タスク1a〜1iの出力は
CPU30を介して各制御機器に対して出力される。本
実施例では図3、図4に示すようにチップ内のメモリー
管理回路24によって各タスク1a〜1k毎に割り振ら
れると共に互いのタスクが他のタスクに作用しないよう
にメモリー管理されており、かつCPU30のタスク制
御回路30a(遊技機タスク管理用プログラムが格納さ
れたROM34)によりタイム・スライスして並列処理
するように構成されており、各タスクは例えば1a,1
b,1f,1c,1d,1e,1i,1h,1g,1
j,1kの順序を1サイクルとして循環しながら実行処
理されることになる。
【0013】すなわち第一種始動口入賞検出タスク1a
の実行処理において第一種始動口に入賞したか否かが検
出され、入賞している時にはCPU30を介して第一種
始動口入賞保留メモリー3に出力される。第一種始動口
入賞保留メモリー3に入賞情報が入力されている時に
は、該メモリー3から入賞数を1個加算してパチンコゲ
ームメインタスク1fに出力される。1タイム・スライ
ス分処理した後は、第一種始動口入賞保留表示タスク1
bに移行し、そこで入賞保留メモリー3に記憶された入
賞数をカウントして、CPU30を介して入賞保留表示
器7に保留数を表示させる。1タイム・スライス分処理
した後は、パチンコゲームメインタスク1fに移行し、
該タスクでは第一種始動口入賞保留メモリー3に格納さ
れた入賞数を減算した後に大当たりか小当たりか若しく
ははずれであるかの抽選を所定の確率範囲内で実行し、
大当たり、小当たりに応じてCPU30を介して第一種
入賞口8の開口時間を制御すると共にランプ表示タスク
1g、表示器タスク1h、効果音タスク1i、外部通信
タスク1jに出力する。1タイム・スライス分処理した
後は、普通電役始動口入賞検出タスク1cに移行し、玉
センサー6の入力情報を検知して普通電役始動口に入賞
したか否かが検出され、入賞している時にはCPU30
を介して普通電役始動口入賞保留メモリー4に1個加算
する処理を行う。1タイム・スライス分処理した後は、
普通電役始動口入賞保留表示タスク1dに移行し、該タ
スクでは普通電役始動口入賞保留メモリー4に格納され
たデータに基づき入賞保留表示器9に保留数を表示させ
る。1タイム・スライス分処理した後は、普通電役処理
タスク1eに移行し、普通電役始動口入賞保留メモリー
4に格納されたデータを1個減算して普通電役入賞口1
0を開口させると共に表示器11にその旨表示させる。
1タイム・スライス分処理した後は、効果音タスク1i
に移行し、該タスク1iも同様に、パチンコゲームメイ
ンタスク1fの出力に応じてスピーカー18から音を出
力させる。1タイム・スライス分処理した後は、表示器
タスク1hに移行し、パチンコゲームメインタスク1f
の出力に応じて図柄表示を行い、大当たり、小当たり、
はずれの表示を行わせ1タイム・スライス分処理した後
は、ランプ表示タスク1gに移行し、パチンコゲームメ
インタスク1fの出力に応じてランプ表示を行わせる。
1タイム・スライス分処理した後は、外部通信タスク1
jに移行し、パチンコゲームメインタスク1fの出力デ
ータを通信デバイス15に格納すると共にホールコンピ
ュータ19からの要請等により通信デバイス15に格納
した各種情報を出力させる。また外部通信タスク1j
は、プログラムの検査機能も有し、セキュリティチェッ
ク回路28を介してROM32に格納されたプログラム
が正規のものか否かをセキュリティチェックを行い、そ
の結果を通信デバイス15を介して送信可能状態とす
る。1タイム・スライス分処理した後は、検査タスク1
kに移行し該タスクではチップに検査装置20が接続さ
れ、検査装置20から任意のタスクの任意の場所が入力
されることにより指定が行われ、プログラムが作動し検
査対象のタスクのプログラムの動きやメモリーの内容等
が検査装置20に出力される。そして一通りの各タスク
(1a〜1k)の実行処理が1サイクル終了した後は、
2サイクル目に移行し再び第一種始動口入賞検出タスク
1aが実行され、順次1タイム・スライス分だけの処理
が行われ、マルチタスクプログラムとして機能すること
になる。
【0014】又1タイム・スライス分の時間内で実行処
理の終わらないタスクについては、1サイクルのタスク
の処理が終了した後に次に当該タスクに割当てられた1
タイム・スライス時間に続きの処理を行うことになる。
尚、本実施例では、タスクの実行処理を1a,1b,1
f,1c,1d,1e,1i,1h,1g,1j,1
k,1aの順に行うもので説明したがこれに限定される
ものではなく、マルチタスクで並列処理するのであるか
らその順序はどのように変更しても差し支えない。さら
にまた各制御タスクを説明の為に1a→1b→1f→1
c→、…、→1kの順にタイム・スライスするもので構
成したがこれに限定されるものではなく、プログラムの
内容次第によっては優先順位を変更したり、プログラム
をもっと細かく分割したり、大きくなるように統合した
もので構成しても良い。
【0015】また本実施例ではタイム・スライスにより
プログラムの実行処理を1タイム・スライスづつで移行
するように構成したが、この1タイム・スライスの時間
はプログラムの内容に基づき適宜決定すれば良く、遊技
機のようなプログラムの場合はステップ数が通常のプロ
グラムに比較して少なく、CPU30を32ビットのも
ので構成した場合にはクロック周波数が高いので、2ms
ec.単位以下でタイム・スライスしても差し支えない。
尚本実施例では、各タスクを1タイム・スライスで実行
処理するもので構成したがこれに限定されるものではな
く、1事象単位で処理するように構成しても良い。
【0016】尚、本実施例にかかるチップでは、各機器
の制御プログラムがROM1に割り当てられた領域に各
タスク毎に格納されているため、開発機器を検査する第
三者試験機関は、チップの全てのタスクについて検査す
る必要がなく、各タスク毎にプログラムの内容を検証す
れば良い。また、本実施例ではパチンコ遊技機の場合に
ついて説明したが、管理プログラム用メモリーに格納さ
れる管理用タスクである外部通信タスク及び検査タスク
を除いた、他の制御タスク(ユーザープログラム実行用
メモリー32に格納)をパチスロ等の遊技機の制御タス
クに置き換えればパチスロ専用の遊技機として使用でき
ることはいうまでもない。
【0017】
【効果】以上述べたように本発明にかかる遊技機専用チ
ップでは、タスク制御することにより多重処理可能に各
タスク毎にROM内に書き込まれ、メモリー制御するこ
とにより各タスクが他のタスクに作用できないような構
成となっていることから、プログラムが実行順序変数を
与えない方式で各タスクを処理することが可能である。
その結果開発業者は一連のプログラムとして制御プログ
ラムを作成することが可能であると共に第三者検査機関
は各タスクが独立しているので、プログラムの検査が容
易なものとなる。さらに外部通信タスク及び検査タスク
により遊技機の制御内容(大当たり、はずれなど)の各
事象の発生数等を把握することが可能であることから、
不正操作を施すことが実質的に不可能なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるチップの実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】 本発明にかかるチップのROMに格納された
制御プログラムと各機器との関連を示すブロックフロー
チャートである。
【図3】 本発明にかかるチップのROMに格納された
各プログラムと処理との関係を示す概念図である。
【図4】 本発明にかかるチップにおけるROM格納プ
ログラムの管理状況を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ROM 1a 第一種始動口入賞保留表示タスク 1b 第一種始動口入賞検出タスク 1c 普通電役始動口入賞検出タスク 1d 普通電役始動口入賞保留表示タスク 1e 普通電役処理タスク 1f パチンコゲームメインタスク 1g ランプ表示タスク 1h 表示器タスク 1i 効果音タスク 1j 外部通信タスク 1k 検査タスク 3 第一種始動口入賞保留メモリー 4 普通電役始動口入賞保留メモリー 5,5’ 玉センサー 6 大当たり情報メモリー 7,9 入賞保留表示器 8 第一種入賞口 10 普通電役入賞口 11 表示器 12 ランプ表示デバイス 13,17 図柄表示デバイス 14 音源デバイス 15 通信デバイス 16 ランプ表示器 18 スピーカー 19 ホールコンピュータ 20 検査装置 22 クロック発生回路 24 メモリー管理回路 26 ユーザータスク作業用メモリー(RAM) 28 セキュリティ回路 30 中央処理装置(CPU) 32 ユーザープログラム実行用メモリー(EE
PROM) 34 遊技機タスク管理プログラム用メモリー
(ROM) 36 管理プログラム用メモリー(ROM) 38 遊技機タスク実行管理用メモリー(RA
M) 40 タスク間共有メモリー(RAM) 42 外部通信回路 44 検査回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 マルチタスクが可能な遊技機制御用チ
ップ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
回胴式遊技機の各機器を制御するための遊技機制御用チ
ップの改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】マイクロプロセッサーを有する遊技機に
は、第一種始動口の入賞を検出するためのプログラム、
普通電動役物始動口入賞検出プログラム、大当たり・小
当たり等の抽選プログラム、液晶表示部を作動するため
のディスプレイプログラム、該ディスプレイプログラム
に対応して効果音を発生するための効果音プログラム、
ランプ表示器を制御するランプ表示プログラム等の様々
なプログラムがリードオンリーメモリー(ROM)に格
納されており、これを8ビットの中央処理装置(CP
U)が当該ROMに格納された制御プログラムを読み込
んで、遊技機を制御する仕組みとなっている。一方遊技
機は、賭博性があってはならない為に、遊技機開発メー
カーにて作成された遊技機については、これが風俗営業
等の規制及び業務の適正化等に関する法律の規定に基づ
き遊技機の認定及び型式検定等に関する規則に合致して
いるか否について第三者試験機関の公的試験を受け、こ
れに合格した遊技機のみが遊技場に出荷することが認め
られるシステムとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で使用されているCPUに対応したプログラムは、前述
したような各制御プログラムが一連のプログラムとして
機械語等で記載されていること及びノイズ等の影響によ
りプログラムが暴走しないように例えば2msec.単位で
リセット信号をかけて暴走を防止する仕組みとなってい
るために、リセット信号入力後のプログラムの制御のた
めの各処理単位に処理の実行順序変数を設け、その変数
に従って処理を行っている。この順序変数の与え方がプ
ログラマーによりまちまちである為に第三者検査機関が
当該順序変数を有するプログラムを解読するにはあまり
にも複雑で理解することが困難であると共に試験機関に
おける検査の遅延の原因となっていた。そこで本発明
は、かかる従来技術の欠点に鑑みなされたもので、プロ
グラムの解析が容易である共にプログラムすることも簡
単となるようなシステムを提供することを目的とする。
かつ容易にプログラム内容の検査が行え、又チップ及び
遊技機の内容が正規のものか否かを通信タスクを介して
外部へ知らせることが可能な装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は遊技
機制御用チップに組み込まれるCPUを多重処理可能な
もの(例えば32ビット)で構成し、ROMのメモリー
領域を必要な各制御タスク(遊技機の各機器の制御単位
のプログラム及びデータ)単位と、各タスクの出力情報
を外部へ通信する機能と遊技機制御用チップ及び遊技機
が正規のものか否かを検査してその結果を通信する機能
とを有する外部通信タスク及び遊技機のプログラムの内
容を検査する検査タスクとに割当て、各割当てられた領
域のタスクが他の領域のタスクに対して干渉しないよう
に制御したものからなり、各タスクを1処理単位分だけ
実行処理した後、次のタスクへ移行して1処理単位分だ
け実行するというように各タスクを実行処理させながら
CPUが遊技機を制御するように構成したマルチタスク
が可能な遊技機制御用チップである。請求項2の発明
は、前記ROMに格納されるプログラムが高水準言語に
て記載できるように構成したことを特徴とするものであ
る。高水準言語としては、例えばC言語等を用い、遊技
機独自の関数を用意し、より判り易いプログラムをサポ
ートすることが考えられる。
【0005】
【作用】本発明にかかるマルチタスクが可能な遊技機制
御用チップではこれまで一連タスクすなわち第一種始動
口の入賞を検出するためのプログラム、普通電動役物始
動口入賞検出プログラム、大当たり・小当たり等の抽選
プログラム、液晶表示部を作動するためのディスプレイ
プログラム、該ディスプレイプログラムに対応して効果
音を発生するための効果音プログラム、ランプ表示器を
制御するランプ表示プログラム等の各機器のユーザーの
制御プログラム及び管理用の外部通信タスク等が、割当
てられた領域に組み込まれ、かつ各タスクのプログラム
が他のプログラムと干渉し得ない構成で制御されている
ことから、第三者が検査するに際してはプログラムを各
タスク毎に検査すれば良く、検査機関におけるプログラ
ム検定が効率良く行うことができる。また各タスクの実
行処理は独立して実行処理され、その結果が遊技機タス
ク管理プログラムを介して出力データが各タスクに伝達
される方式で制御系が処理されるために、検査に際して
は各タスクの内容のみを確認すれば制御系の作用を確認
することができるし、当該タスク(プログラム)の内容に
て遊技機を制御することができる。各制御タスクの出力
情報は、CPUを介して外部通信タスクに記憶されるた
めに、遊技機の制御系で生じた事象を後から外部通信に
より知ることができる。また該外部通信タスクは、セキ
ュリティチェック回路を介してチップのプログラムが正
規のものか否かについてセキュリティチェックを行い、
その結果を外部通信により知ることができる。また、本
発明のチップでは、ROMの検査タスクが格納されてい
るために任意のタスクの任意の場所の指定が行われ、当
該検査対象タスクのプログラムの動き、メモリーの内容
等について検査ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示された実施例
に従って詳細に説明する。図1は、本発明の実施例にか
かる遊技機制御用チップのブロック図であり、該チップ
はクロック発生回路22で発生するクロック周波数を受
けて駆動する中央処理装置(CPU)30と、該CPU
30と接続されたメモリー管理回路24、ユーザータス
ク作業用のメモリー(RAM)26、ユーザープログラ
ムが格納されたユーザープログラム実行用メモリー(E
EPROM又はフラッシュメモリー)32、遊技機の制
御プログラム(タスク)の管理プログラムが格納された
遊技機タスク管理プログラム用メモリー(ROM)3
4、管理用タスクの外部通信タスク1j及び検査タスク
1kが格納された管理プログラム用メモリー(ROM)
36、遊技機タスク実行管理用メモリー(RAM)3
8、各タスク間の共有メモリー(RAM)40、外部装
置と通信接続するための外部通信回路42、チップが正
規のものか否か遊技機が正規のものか否かを検査するた
めの検査回路44及び前記ROM32に格納されたプロ
グラムを走査して該プログラムが第三者検査機関により
検査に合格した正規のものか否かのチェックを行い、正
規の時だけユーザープログラムを実行処理可能とするセ
キュリティ回路28とが内部バスを介して接続されてお
り、46は前記セキュリティ回路28においてユーザー
プログラムが正規のものではないと判断されて時にCP
U30をリセットするためのリセット回路である。
【0007】本実施例における各メモリー(ROM、R
AM)に格納された各タスクは図4に示すように遊技機
タスク管理プログラム(スーパーバイザープログラム)
が格納された遊技機タスク管理プログラム用メモリー3
4及びメモリー管理回路24により、互いに干渉しあわ
ないように見えない壁で制限されると共に1タイム・ス
ライスづつタイムシェアされており、各タスクにおける
出力結果は遊技機タスク管理プログラムによりタスク間
共有メモリー40に格納された後に他のタスクに入力さ
れるように構成されている。
【0008】図3において1は制御用プログラム(タス
ク)が所定の領域(アドレス)に割当てられたリードオ
ンリーメモリー(ROM)であり、本実施例では該RO
M1はユーザープログラム実行用メモリー(ROM)3
2と管理プログラム用メモリー(ROM)36とに別構
成のもので形成されており、ユーザープログラム実行用
メモリー32には高水準言語(例えばC言語)で書かれ
た処理プログラムである第一種始動口入賞検出タスク1
a、第一種始動口入賞保留表示タスク1b、普通電役始
動口入賞検出タスク1c、普通電役始動口入賞保留表示
タスク1d、普通電役処理タスク1e、パチンコゲーム
メインタスク1f、ランプ表示タスク1g、表示器タス
ク1h、効果音タスク1iが組み込まれ、管理プログラ
ム用メモリー(ROM)36には外部通信タスク1j、
検査タスク1kがプログラムが組み込まれている。両メ
モリー(ROM)32,36に格納された各タスク1a
〜1kは、CPU30に組み込まれたタスク制御回路3
0a(遊技機タスク実行管理用メモリー38)を介して
多重処理で実行処理するように構成されている。
【0009】本実施例では中央処理装置(CPU)30
は、各タスク(プログラム)を多重処理しながら実行処
理するために32ビットのもので構成されており、RO
M1(各タスク1a〜1kが格納)とはバス接続されて
いる。尚、タスク間共有メモリー40(RAM)内は、
第1種始動口入賞保留メモリー3及び普通電役始動口入
賞保留メモリー4並びに大当たり情報メモリー6とに割
り振られており、第1種始動口入賞保留メモリー3及び
普通電役始動口入賞保留メモリー4はそれぞれ第一種始
動口入賞検出タスク1a、普通電役始動口入賞検出タス
ク1cとCPU30を介して接続されている。5,5’
はそれぞれ入賞玉センサーであり、それぞれCPU30
を介して第一種始動口入賞検出タスク1a、普通電役始
動口入賞検出タスク1cと接続されており、入賞情報が
インプットされるように構成されている。7は、入賞保
留表示器であり、CPU30を介して第一種始動口入賞
保留表示タスク1bと接続されている。8は、第一種入
賞口であり、CPU30を介してパチンコゲームメイン
タスク1fと接続されている。9は普通電役の入賞保留
表示器であり、CPU30を介して普通電役始動口入賞
保留表示タスク1dと接続されている。10は普通電役
入賞口であり、11は普通電役表示器(7セグ)であ
り、CPU30を介して普通電役処理タスク1eと接続
されている。
【0010】12はランプ表示デバイス、13は図柄表
示デバイス、14は音源デバイス、15は通信デバイス
であり、各デバイス入力側はCPU30を介してランプ
表示タスク1g、表示器タスク1h、効果音タスク1i
及び外部通信タスク1jと接続され、各デバイス12〜
15の出力側は、ランプ表示器16、図柄表示器17、
スピーカー18及びホールコンピュータ19と接続され
ている。
【0011】20は、第三者が遊技機を検査するための
検査装置であり、CPU30を介して検査タスク1kと
接続されるように構成されており、該検査タスク1kは
検査装置20から入力された任意のタスク(1a〜1
j)の任意の場所を指定することにより当該タスクのプ
ログラムの内容を検査することができるように構成され
ている。
【0012】以上述べた構成において、本実施例にかか
るチップではCPU30はROM1(ユーザープログラ
ム実行用メモリー32及び管理プログラム用メモリー3
6)のプログラム領域がそれぞれのタスクが互いに干渉
しあわないように遊技機タスク管理プログラム及びメモ
リー管理回路24により制御されており、多重処理した
状態で1タイム・スライスづつ各タスクのプログラムを
順次実行処理し、各タスク1a〜1iの出力はCPU3
0を介して各制御機器に対して出力される。本実施例で
は図3、図4に示すようにチップ内のメモリー管理回路
24によって各タスク1a〜1k毎に割り振られると共
に互いのタスクが他のタスクに作用しないようにメモリ
ー管理されており、かつCPU30のタスク制御回路3
0a(遊技機タスク管理用プログラムが格納されたRO
M34)によりタイム・スライスして並列処理するよう
に構成されており、各タスクは例えば1a,1b,1
f,1c,1d,1e,1i,1h,1g,1j,1k
の順序を1サイクルとして循環しながら実行処理される
ことになる。
【0013】すなわち第一種始動口入賞検出タスク1a
の実行処理において第一種始動口に入賞したか否かが検
出され、入賞している時にはCPU30を介して第一種
始動口入賞保留メモリー3に出力される。第一種始動口
入賞保留メモリー3に入賞情報が入力されている時に
は、該メモリー3から入賞数を1個加算してパチンコゲ
ームメインタスク1fに出力される。1タイム・スライ
ス分処理した後は、第一種始動口入賞保留表示タスク1
bに移行し、そこで入賞保留メモリー3に記憶された入
賞数をカウントして、CPU30を介して入賞保留表示
器7に保留数を表示させる。1タイム・スライス分処理
した後は、パチンコゲームメインタスク1fに移行し、
該タスクでは第一種始動口入賞保留メモリー3に格納さ
れた入賞数を減算した後に大当たりか小当たりか若しく
ははずれであるかの抽選を所定の確率範囲内で実行し、
大当たり、小当たりに応じてCPU30を介して第一種
入賞口8の開口時間を制御すると共にランプ表示タスク
1g、表示器タスク1h、効果音タスク1i、外部通信
タスク1jに出力する。1タイム・スライス分処理した
後は、普通電役始動口入賞検出タスク1cに移行し、玉
センサー6の入力情報を検知して普通電役始動口に入賞
したか否かが検出され、入賞している時にはCPU30
を介して普通電役始動口入賞保留メモリー4に1個加算
する処理を行う。1タイム・スライス分処理した後は、
普通電役始動口入賞保留表示タスク1dに移行し、該タ
スクでは普通電役始動口入賞保留メモリー4に格納され
たデータに基づき入賞保留表示器9に保留数を表示させ
る。1タイム・スライス分処理した後は、普通電役処理
タスク1eに移行し、普通電役始動口入賞保留メモリー
4に格納されたデータを1個減算して普通電役入賞口1
0を開口させると共に表示器11にその旨表示させる。
1タイム・スライス分処理した後は、効果音タスク1i
に移行し、該タスク1iも同様に、パチンコゲームメイ
ンタスク1fの出力に応じてスピーカー18から音を出
力させる。1タイム・スライス分処理した後は、表示器
タスク1hに移行し、パチンコゲームメインタスク1f
の出力に応じて図柄表示を行い、大当たり、小当たり、
はずれの表示を行わせ1タイム・スライス分処理した後
は、ランプ表示タスク1gに移行し、パチンコゲームメ
インタスク1fの出力に応じてランプ表示を行わせる。
1タイム・スライス分処理した後は、外部通信タスク1
jに移行し、パチンコゲームメインタスク1fの出力デ
ータを通信デバイス15に格納すると共にホールコンピ
ュータ19からの要請等により通信デバイス15に格納
した各種情報を出力させる。また外部通信タスク1j
は、プログラムの検査機能も有し、セキュリティチェッ
ク回路28を介してROM32に格納されたプログラム
が正規のものか否かをセキュリティチェックを行い、そ
の結果を通信デバイス15を介して送信可能状態とす
る。1タイム・スライス分処理した後は、検査タスク1
kに移行し該タスクではチップに検査装置20が接続さ
れ、検査装置20から任意のタスクの任意の場所が入力
されることにより指定が行われ、プログラムが作動し検
査対象のタスクのプログラムの動きやメモリーの内容等
が検査装置20に出力される。そして一通りの各タスク
(1a〜1k)の実行処理が1サイクル終了した後は、
2サイクル目に移行し再び第一種始動口入賞検出タスク
1aが実行され、順次1タイム・スライス分だけの処理
が行われ、マルチタスクプログラムとして機能すること
になる。
【0014】又1タイム・スライス分の時間内で実行処
理の終わらないタスクについては、1サイクルのタスク
の処理が終了した後に次に当該タスクに割当てられた1
タイム・スライス時間に続きの処理を行うことになる。
尚、本実施例では、タスクの実行処理を1a,1b,1
f,1c,1d,1e,1i,1h,1g,1j,1
k,1aの順に行うもので説明したがこれに限定される
ものではなく、マルチタスクで並列処理するのであるか
らその順序はどのように変更しても差し支えない。さら
にまた各制御タスクを説明の為に1a→1b→1f→1
c→、…、→1kの順に多重処理するもので構成したが
これに限定されるものではなく、プログラムの内容次第
によっては優先順位を変更したり、プログラムをもっと
細かく分割したり、大きくなるように統合したもので構
成しても良い。
【0015】また本実施例では多重処理によりプログラ
ムの実行処理を1タイム・スライスづつで移行するよう
に構成したが、この1タイム・スライスの時間はプログ
ラムの内容に基づき適宜決定すれば良く、遊技機のよう
なプログラムの場合はステップ数が通常のプログラムに
比較して少なく、CPU30を32ビットのもので構成
した場合にはクロック周波数が高いので、2msec.単位
以下で多重処理しても差し支えない。尚本実施例では、
各タスクを1タイム・スライスで実行処理するもので構
成したがこれに限定されるものではなく、1事象単位で
処理するように構成しても良い。
【0016】尚、本実施例にかかるチップでは、各機器
の制御プログラムがROM1に割り当てられた領域に各
タスク毎に格納されているため、開発機器を検査する第
三者試験機関は、チップの全てのタスクについて検査す
る必要がなく、各タスク毎にプログラムの内容を検証す
れば良い。また、本実施例ではパチンコ遊技機の場合に
ついて説明したが、管理プログラム用メモリーに格納さ
れる管理用タスクである外部通信タスク及び検査タスク
を除いた、他の制御タスク(ユーザープログラム実行用
メモリー32に格納)をパチスロ等の遊技機の制御タス
クに置き換えればパチスロ専用の遊技機として使用でき
ることはいうまでもない。
【0017】
【効果】以上述べたように本発明にかかる遊技機専用チ
ップでは、タスク制御することにより多重処理可能に各
タスク毎にROM内に書き込まれ、メモリー制御するこ
とにより各タスクが他のタスクに作用できないような構
成となっていることから、プログラムが実行順序変数を
与えない方式で各タスクを処理することが可能である。
その結果開発業者は一連のプログラムとして制御プログ
ラムを作成することが可能であると共に第三者検査機関
は各タスクが独立しているので、プログラムの検査が容
易なものとなる。さらに外部通信タスク及び検査タスク
により遊技機の制御内容(大当たり、はずれなど)の各
事象の発生数等を把握することが可能であることから、
不正操作を施すことが実質的に不可能なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるチップの実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】 本発明にかかるチップのROMに格納された
制御プログラムと各機器との関連を示すブロックフロー
チャートである。
【図3】 本発明にかかるチップのROMに格納された
各プログラムと処理との関係を示す概念図である。
【図4】 本発明にかかるチップにおけるROM格納プ
ログラムの管理状況を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 ROM 1a 第一種始動口入賞保留表示タスク 1b 第一種始動口入賞検出タスク 1c 普通電役始動口入賞検出タスク 1d 普通電役始動口入賞保留表示タスク 1e 普通電役処理タスク 1f パチンコゲームメインタスク 1g ランプ表示タスク 1h 表示器タスク 1i 効果音タスク 1j 外部通信タスク 1k 検査タスク 3 第一種始動口入賞保留メモリー 4 普通電役始動口入賞保留メモリー 5,5’ 玉センサー 6 大当たり情報メモリー 7,9 入賞保留表示器 8 第一種入賞口 10 普通電役入賞口 11 表示器 12 ランプ表示デバイス 13,17 図柄表示デバイス 14 音源デバイス 15 通信デバイス 16 ランプ表示器 18 スピーカー 19 ホールコンピュータ 20 検査装置 22 クロック発生回路 24 メモリー管理回路 26 ユーザータスク作業用メモリー(RAM) 28 セキュリティ回路 30 中央処理装置(CPU) 32 ユーザープログラム実行用メモリー(EE
PROM) 34 遊技機タスク管理プログラム用メモリー
(ROM) 36 管理プログラム用メモリー(ROM) 38 遊技機タスク実行管理用メモリー(RA
M) 40 タスク間共有メモリー(RAM) 42 外部通信回路 44 検査回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タスク制御可能な中央処理装置(CP
    U)30と、遊技機のプログラムの各制御タスクを格納
    するユーザープログラム実行用メモリー(ROM)32
    と、管理用タスクを格納する管理プログラム用メモリー
    (ROM)36と、前記両ROM32,36の記憶領域
    をタスク毎に多重処理可能に割当て管理する遊技機タス
    ク管理プログラム用メモリー34と、前記遊技機の各制
    御タスクが他の領域のタスクに対して干渉しないように
    制御管理を行うメモリー管理回路24とからなり、 前記管理用タスクが、他の遊技機制御タスクの出力情報
    及び遊技機制御用チップ又は遊技機が正規のものか否か
    を検査しその結果を外部へ通信するための外部通信タス
    クと、遊技機のプログラムの内容を検査する検査タスク
    とで構成され、 前記ROMに格納された各タスクを遊技機タスク管理プ
    ログラム用メモリー34でタスク制御しながら順次実行
    処理してCPUが遊技機を制御するように構成したこと
    を特徴とするマルチタスクが可能な遊技機制御用チッ
    プ。
  2. 【請求項2】 前記ROMに格納されるプログラムが高
    水準言語にて記載できるように構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のマルチタスクが可能な遊技機制御用チ
    ップ。
JP8235638A 1996-09-05 1996-09-05 マルチタスクが可能な遊技機制御用チップ Pending JPH11119990A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010201203A (ja) * 2001-05-09 2010-09-16 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2011245353A (ja) * 2011-09-14 2011-12-08 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2012091050A (ja) * 2012-02-15 2012-05-17 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2021145927A (ja) * 2020-03-19 2021-09-27 サミー株式会社 遊技機

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