JPH1112019A - 内装壁用石膏ボード及びその製造方法 - Google Patents
内装壁用石膏ボード及びその製造方法Info
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- JPH1112019A JPH1112019A JP16427297A JP16427297A JPH1112019A JP H1112019 A JPH1112019 A JP H1112019A JP 16427297 A JP16427297 A JP 16427297A JP 16427297 A JP16427297 A JP 16427297A JP H1112019 A JPH1112019 A JP H1112019A
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- gypsum
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 成型体中にパルプ同志の凝集、形成さ
れたダマと称される凝集物が混在することなく、原材料
の分布が均一であるため石膏ボードの曲げ強さが低下す
ることなく、表面精度のよい石膏ボードが得られる。 【解決手段】 石膏とセメントと無機質粉末と繊維及
び吸放湿性物質からなる内装壁用石膏ボード。
れたダマと称される凝集物が混在することなく、原材料
の分布が均一であるため石膏ボードの曲げ強さが低下す
ることなく、表面精度のよい石膏ボードが得られる。 【解決手段】 石膏とセメントと無機質粉末と繊維及
び吸放湿性物質からなる内装壁用石膏ボード。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は石膏とセメントを主
材とし無機質粉末とパルプ繊維、吸放湿性物質を添加し
てなる内装壁用石膏ボード及びその製造方法に関するも
のであり、特に、その表面精度及び吸放湿性を向上させ
たものである。
材とし無機質粉末とパルプ繊維、吸放湿性物質を添加し
てなる内装壁用石膏ボード及びその製造方法に関するも
のであり、特に、その表面精度及び吸放湿性を向上させ
たものである。
【0002】
【従来の技術】一般に建築内装材料として用いられる石
膏系ボードとしては、例えば紙を配合した石こうボー
ド、ガラス繊維,パルプ,故紙,木質フレーク等を配合
してなる繊維複合石膏ボード等が知られているが、吸放
湿性能としての効果は極めて少ない。また、吸放湿性能
を有する内装材としては、美術館、博物館、展示室、一
般住宅等において、主として内装下地材として使用され
ている石膏ボードがある。石膏系ボード以外では、特に
美術館、博物館、展示室に置かれている貴重な美術品や
資料等の保存性を良好にするために、特に室内に湿度変
動のないように、空調設備が利用されていることは勿論
のこと、吸放湿性能に優れた特性を呈する木質材による
内装材が使用されている。
膏系ボードとしては、例えば紙を配合した石こうボー
ド、ガラス繊維,パルプ,故紙,木質フレーク等を配合
してなる繊維複合石膏ボード等が知られているが、吸放
湿性能としての効果は極めて少ない。また、吸放湿性能
を有する内装材としては、美術館、博物館、展示室、一
般住宅等において、主として内装下地材として使用され
ている石膏ボードがある。石膏系ボード以外では、特に
美術館、博物館、展示室に置かれている貴重な美術品や
資料等の保存性を良好にするために、特に室内に湿度変
動のないように、空調設備が利用されていることは勿論
のこと、吸放湿性能に優れた特性を呈する木質材による
内装材が使用されている。
【0003】このうち故紙と石膏とを主体としてなる複
合石膏ボードはGPB (GypsumPulp Bo
ard)と一般に称されている。この従来の石膏ボード
の製造方法の一例を示すと、β型半水石膏を主体とし、
これに古新聞,古雑誌等の故紙を乾式粉砕してパルプ状
とした後、水を加えてスラリー状とし、湿式法でミキシ
ング及びフォーミングして板状に成型することにより得
られる。この得られる複合石膏ボードは釘、ねじ等が使
用可能であると共に、鋸を用いての切断が可能であり、
強度の点でも石膏を芯材としボード用紙でサンドイッチ
状としたいわゆる石膏ボードに比べ、方向による強度差
がなく、曲げ強さが高く、性能に優れている。
合石膏ボードはGPB (GypsumPulp Bo
ard)と一般に称されている。この従来の石膏ボード
の製造方法の一例を示すと、β型半水石膏を主体とし、
これに古新聞,古雑誌等の故紙を乾式粉砕してパルプ状
とした後、水を加えてスラリー状とし、湿式法でミキシ
ング及びフォーミングして板状に成型することにより得
られる。この得られる複合石膏ボードは釘、ねじ等が使
用可能であると共に、鋸を用いての切断が可能であり、
強度の点でも石膏を芯材としボード用紙でサンドイッチ
状としたいわゆる石膏ボードに比べ、方向による強度差
がなく、曲げ強さが高く、性能に優れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のβ
型半水石膏を用いて湿式法によって得られる複合石膏ボ
ード(GPB)は、得られる成型体中にパルプ同志が凝
集して形成されたいわゆるダマと称される凝集物が混在
しており、この凝集物の発生率が多いほど原材料の分布
が不均一であるため、ボード曲げ強さが低下すると共
に、製品の表面精度が悪いという問題がある。この問題
の解決方法として、特開平4−300232号公報によ
り提案されているが、満足するものを得ることはできな
いのが現状である。一方、吸放湿性能に関してはなんら
具備されておらず、無いに等しいのが現状である。
型半水石膏を用いて湿式法によって得られる複合石膏ボ
ード(GPB)は、得られる成型体中にパルプ同志が凝
集して形成されたいわゆるダマと称される凝集物が混在
しており、この凝集物の発生率が多いほど原材料の分布
が不均一であるため、ボード曲げ強さが低下すると共
に、製品の表面精度が悪いという問題がある。この問題
の解決方法として、特開平4−300232号公報によ
り提案されているが、満足するものを得ることはできな
いのが現状である。一方、吸放湿性能に関してはなんら
具備されておらず、無いに等しいのが現状である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、石膏とセメン
トを主材とし無機質粉末と繊維及び吸放湿性物質を用い
ることにより、表面精度及び吸放湿性を向上させること
を見出したのである。即ち、本発明は石膏とセメントと
無機質粉末と繊維及び吸放湿性物質からなる内装壁用石
膏ボード、及び石膏とセメントと無機質粉末と繊維及び
吸放湿性物質に水を加えて混合し、型枠へ流し込み、又
は、フォーミングし、次いでプレス成形し養生硬化させ
ることを特徴とする内装壁用石膏ボードの製造方法に関
する。
トを主材とし無機質粉末と繊維及び吸放湿性物質を用い
ることにより、表面精度及び吸放湿性を向上させること
を見出したのである。即ち、本発明は石膏とセメントと
無機質粉末と繊維及び吸放湿性物質からなる内装壁用石
膏ボード、及び石膏とセメントと無機質粉末と繊維及び
吸放湿性物質に水を加えて混合し、型枠へ流し込み、又
は、フォーミングし、次いでプレス成形し養生硬化させ
ることを特徴とする内装壁用石膏ボードの製造方法に関
する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いる石膏は、特に限定するものではなく、天
然石膏、化学石膏等のいずれも用いることができるが、
燐鉱石と硫酸を用い、湿式燐酸製造法により燐酸を製造
する際に副生するα半水石膏を用いるのが好ましい。ま
た、該α半水石膏を乾燥後、無機アルカリを加えるα半
水石膏がより好適である。
本発明に用いる石膏は、特に限定するものではなく、天
然石膏、化学石膏等のいずれも用いることができるが、
燐鉱石と硫酸を用い、湿式燐酸製造法により燐酸を製造
する際に副生するα半水石膏を用いるのが好ましい。ま
た、該α半水石膏を乾燥後、無機アルカリを加えるα半
水石膏がより好適である。
【0007】セメントとしては、各種のポルトランドセ
メント、高炉セメント、フライアッシュセメント、シリ
カセメント等の混合セメントならびにアルミナセメント
などを用いることができる。石膏とセメントは、石膏7
0〜100重量部とセメント30〜0重量部の比率で用
いるのが好ましい。石膏70重量部未満またはセメント
30重量部を超えると硬化不足による強度の低下、乾
燥、収縮によるヒビ割れが発生するので好ましくない。
また、成形後の養生硬化に長時間を要し生産性が極めて
低い製造設備となり経済性に問題を生じる。
メント、高炉セメント、フライアッシュセメント、シリ
カセメント等の混合セメントならびにアルミナセメント
などを用いることができる。石膏とセメントは、石膏7
0〜100重量部とセメント30〜0重量部の比率で用
いるのが好ましい。石膏70重量部未満またはセメント
30重量部を超えると硬化不足による強度の低下、乾
燥、収縮によるヒビ割れが発生するので好ましくない。
また、成形後の養生硬化に長時間を要し生産性が極めて
低い製造設備となり経済性に問題を生じる。
【0008】本発明で用いる無機質粉末には、例えばフ
ライアッシュ、シラスバルーン、パーライト、バーミキ
ュライト等の軽量骨材等が用いられる。これを用いると
上記繊維の凝集を低減化、ボードの軽量化が可能とな
る。これらは非水和性でα型半水石膏の水和を妨げるも
のではないと共に、石膏ボードの強度低下をきたさない
ものをいう。中でもシラスバルーンは、球状にして軽量
であると共に破壊強度が高いので、軽量・高強度ボード
に好適である。この無機質粉末の粉末度としては、20
〜500μm、好ましくは100〜300μmの粉末度
のものを用いるのがよい。粉末度が20μm未満では粉
砕費用がかさみ、収率が低下するので好ましくない。ま
た、500μmを超えると分散性が低下すると共に、繊
維の付着性及び凝集防止効果が低下し好ましくない。添
加する無機質粉末量は、石膏とセメントの合計100重
量部に対し、1〜30重量部であり、好ましくは3〜1
0部であり、さらに好ましくは、3〜7重量部である。
添加量が1重量部未満では、繊維の分散性が悪く、表面
性の劣悪、強度低下等の品質低下を招く原因となるので
好ましくない。また、30重量部を越えると、スラリー
の流動性が極度に低下し成形不可能となるので好ましく
ない。
ライアッシュ、シラスバルーン、パーライト、バーミキ
ュライト等の軽量骨材等が用いられる。これを用いると
上記繊維の凝集を低減化、ボードの軽量化が可能とな
る。これらは非水和性でα型半水石膏の水和を妨げるも
のではないと共に、石膏ボードの強度低下をきたさない
ものをいう。中でもシラスバルーンは、球状にして軽量
であると共に破壊強度が高いので、軽量・高強度ボード
に好適である。この無機質粉末の粉末度としては、20
〜500μm、好ましくは100〜300μmの粉末度
のものを用いるのがよい。粉末度が20μm未満では粉
砕費用がかさみ、収率が低下するので好ましくない。ま
た、500μmを超えると分散性が低下すると共に、繊
維の付着性及び凝集防止効果が低下し好ましくない。添
加する無機質粉末量は、石膏とセメントの合計100重
量部に対し、1〜30重量部であり、好ましくは3〜1
0部であり、さらに好ましくは、3〜7重量部である。
添加量が1重量部未満では、繊維の分散性が悪く、表面
性の劣悪、強度低下等の品質低下を招く原因となるので
好ましくない。また、30重量部を越えると、スラリー
の流動性が極度に低下し成形不可能となるので好ましく
ない。
【0009】本発明で用いる繊維は、天然繊維、化学繊
維のいずれでもよく、例えば、故紙、麻、綿茎、ワラな
どを乾式粉砕してパルプ化した植物性繊維、トウヒ、モ
ミ、マツ、カラマツ、などからつくる針葉樹パルプ(N
P)、ポプラ、カバ、ブナ、ユーカリなどからつくる広
葉樹パルプ(PL)の植物繊維、ガラス繊維、ロックウ
ール等の無機繊維などである。好ましくは、針葉樹パル
プ、広葉樹パルプの植物繊維がよく、その形状として
は、直径20〜100μm、長さ50〜7000μm、
好ましくは100〜6000μmのものを用いるのがよ
い。繊維を用いる目的は、ボードの施工性の向上及び軽
量化、耐衝撃強度の向上を図るものである。添加する繊
維量は、石膏とセメントの合計100重量部に対し、
0.05〜5重量部であり、好ましくは1〜2部であ
る。添加量が0.05重量部未満では目的とする耐衝撃
強度の低下や、施工性、軽量化に対して効果が得られな
いので好ましくない。また、添加量が5重量部を越える
と、混練作業に支障を来たし、また、繊維のダマが発生
し、得られたスラリーの流動性が低く、型枠への流し込
み工程に特に大きな支障となり生産効率低下、および表
面性の劣悪、強度低下等の品質低下を招く原因となる。
維のいずれでもよく、例えば、故紙、麻、綿茎、ワラな
どを乾式粉砕してパルプ化した植物性繊維、トウヒ、モ
ミ、マツ、カラマツ、などからつくる針葉樹パルプ(N
P)、ポプラ、カバ、ブナ、ユーカリなどからつくる広
葉樹パルプ(PL)の植物繊維、ガラス繊維、ロックウ
ール等の無機繊維などである。好ましくは、針葉樹パル
プ、広葉樹パルプの植物繊維がよく、その形状として
は、直径20〜100μm、長さ50〜7000μm、
好ましくは100〜6000μmのものを用いるのがよ
い。繊維を用いる目的は、ボードの施工性の向上及び軽
量化、耐衝撃強度の向上を図るものである。添加する繊
維量は、石膏とセメントの合計100重量部に対し、
0.05〜5重量部であり、好ましくは1〜2部であ
る。添加量が0.05重量部未満では目的とする耐衝撃
強度の低下や、施工性、軽量化に対して効果が得られな
いので好ましくない。また、添加量が5重量部を越える
と、混練作業に支障を来たし、また、繊維のダマが発生
し、得られたスラリーの流動性が低く、型枠への流し込
み工程に特に大きな支障となり生産効率低下、および表
面性の劣悪、強度低下等の品質低下を招く原因となる。
【0010】本発明に用いる吸放湿性物質は、セピオラ
イト、アタパルジャイト、モンモリロナイト、ケイソウ
土、ゾノライト、シリカゲル及び活性白土等の中から選
択される1種類以上の粘土鉱物からなる無機系物質や、
ポバール、CMC、ポリエチレンオキサイド、澱粉、ポ
リアクリル酸ソーダからなる水溶性高分子物質、熱硬化
性樹脂、熱可塑性樹脂、あるいは合成ゴム系樹脂を前記
水溶性高分子で変性させた吸水性高分子物質、天然繊
維、再生繊維、半合成繊維、および吸湿性合成繊維の中
から選択される1種類以上の有機質物質からなる有機系
の吸放湿性添加物等が使用される。
イト、アタパルジャイト、モンモリロナイト、ケイソウ
土、ゾノライト、シリカゲル及び活性白土等の中から選
択される1種類以上の粘土鉱物からなる無機系物質や、
ポバール、CMC、ポリエチレンオキサイド、澱粉、ポ
リアクリル酸ソーダからなる水溶性高分子物質、熱硬化
性樹脂、熱可塑性樹脂、あるいは合成ゴム系樹脂を前記
水溶性高分子で変性させた吸水性高分子物質、天然繊
維、再生繊維、半合成繊維、および吸湿性合成繊維の中
から選択される1種類以上の有機質物質からなる有機系
の吸放湿性添加物等が使用される。
【0011】吸放湿性物質は無機系の1種類又は2種類
以上、有機系の1種類又は2種類以上、無機系、有機系
の混合等いずれの使用方法でもよい。吸放湿性物質の添
加量は石膏とセメント100重量部に対して0.5〜5
重量部であり、さらに好ましくは1〜3重量部が好適で
ある。添加方法は石膏とセメントに前もって混合してお
いてもよく、また、水との混合時に添加してもよい。添
加量が0.5重量部未満では、ボードに十分な吸放湿性
能が得られないので好ましくない。また、5重量部を越
えると石膏ボードの硬度が不十分になり好ましくない。
以上、有機系の1種類又は2種類以上、無機系、有機系
の混合等いずれの使用方法でもよい。吸放湿性物質の添
加量は石膏とセメント100重量部に対して0.5〜5
重量部であり、さらに好ましくは1〜3重量部が好適で
ある。添加方法は石膏とセメントに前もって混合してお
いてもよく、また、水との混合時に添加してもよい。添
加量が0.5重量部未満では、ボードに十分な吸放湿性
能が得られないので好ましくない。また、5重量部を越
えると石膏ボードの硬度が不十分になり好ましくない。
【0012】その他必要に応じ流動化剤を使用すること
が可能であり、その種類は特に限定するものではなく、
以下のようなものが使用できる。例えば、オキシカルボ
ン酸系及び/又はポリカルボン酸系は、セメントに良好
な流動性を付与し、その添加量は石膏とセメント100
重量部に対して、0.05〜5重量部が好ましく、更に
好ましくは、0.1〜2重量部が好適である。0.05
重量部未満では、適切な水量において、フロー100m
m以上の流動性の水溶性スラリーが得られず、型枠への
流し込み成形に於いて支障を来すので好ましくない。ま
た、5重量部を超えると、著しい凝結遅延を引き起し強
度発現に悪影響を与えるので好ましくない。その他、β
−ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド高縮合物の
塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物の塩、
アミノスルホン酸縮合物の塩及びリグニン系流動化剤が
用いられる。この中より、特に好ましくは、流動性が大
きく、凝結遅延作用を有するオキシカルボン酸系及び/
又はポリカルボン酸系が好ましい。
が可能であり、その種類は特に限定するものではなく、
以下のようなものが使用できる。例えば、オキシカルボ
ン酸系及び/又はポリカルボン酸系は、セメントに良好
な流動性を付与し、その添加量は石膏とセメント100
重量部に対して、0.05〜5重量部が好ましく、更に
好ましくは、0.1〜2重量部が好適である。0.05
重量部未満では、適切な水量において、フロー100m
m以上の流動性の水溶性スラリーが得られず、型枠への
流し込み成形に於いて支障を来すので好ましくない。ま
た、5重量部を超えると、著しい凝結遅延を引き起し強
度発現に悪影響を与えるので好ましくない。その他、β
−ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド高縮合物の
塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物の塩、
アミノスルホン酸縮合物の塩及びリグニン系流動化剤が
用いられる。この中より、特に好ましくは、流動性が大
きく、凝結遅延作用を有するオキシカルボン酸系及び/
又はポリカルボン酸系が好ましい。
【0013】石膏とセメントと流動化剤の成分のみで
は、水硬性組成物に高流動性を付与することができて
も、流動性の経時低下が大きいので、型枠のすみずみま
で行きとどかないうちに流動性を失い、実用上不都合と
なる。そこで、本発明では、必要に応じて、高流動性の
経時低下を少なくするために、遅延剤として、ヒドロキ
シカルボン酸及び/又はその塩類(以下、ヒドロキシカ
ルボン酸類という)と、促進剤としてアルカリ金属酸塩
及び/又はアルカリ金属重炭酸塩(以下、アルカリ金属
炭酸塩等という)とをさらに併用配合する。
は、水硬性組成物に高流動性を付与することができて
も、流動性の経時低下が大きいので、型枠のすみずみま
で行きとどかないうちに流動性を失い、実用上不都合と
なる。そこで、本発明では、必要に応じて、高流動性の
経時低下を少なくするために、遅延剤として、ヒドロキ
シカルボン酸及び/又はその塩類(以下、ヒドロキシカ
ルボン酸類という)と、促進剤としてアルカリ金属酸塩
及び/又はアルカリ金属重炭酸塩(以下、アルカリ金属
炭酸塩等という)とをさらに併用配合する。
【0014】遅延剤としてのヒドロキシカルボン酸類の
添加量は、石膏とセメント100重量部に対して、0.
01〜5重量部、好ましくは0.05〜3.0重量部が
好適である。添加量が0.01重量部未満では実用的な
流動性低下防止効果が得られないので好ましくない。ま
た、5重量部を超えると極端に凝結時間が長くなり、ま
た、強度発現も悪くなるので好ましくない。
添加量は、石膏とセメント100重量部に対して、0.
01〜5重量部、好ましくは0.05〜3.0重量部が
好適である。添加量が0.01重量部未満では実用的な
流動性低下防止効果が得られないので好ましくない。ま
た、5重量部を超えると極端に凝結時間が長くなり、ま
た、強度発現も悪くなるので好ましくない。
【0015】ヒドロキシカルボン酸類の例としては、リ
ンゴ酸、リンゴ酸ナトリウム、リンゴ酸カリウム、リン
ゴ酸リチウム、酒石酸、酒石酸ナトリウム、酒石酸カリ
ウム、酒石酸リチウム、クエン酸、クエン酸ナトリウ
ム、クエン酸スリウム、クエン酸リチウム等を挙げるこ
とができる。これらのうち、特に好ましいのは、クエン
酸及びその塩が好適である。
ンゴ酸、リンゴ酸ナトリウム、リンゴ酸カリウム、リン
ゴ酸リチウム、酒石酸、酒石酸ナトリウム、酒石酸カリ
ウム、酒石酸リチウム、クエン酸、クエン酸ナトリウ
ム、クエン酸スリウム、クエン酸リチウム等を挙げるこ
とができる。これらのうち、特に好ましいのは、クエン
酸及びその塩が好適である。
【0016】また、促進剤としてのアルカリ金属炭酸塩
等の使用量は、石膏とセメント100重量部に対して、
0.01〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部が好
適である。0.01重量部未満では硬化促進の効果が小
さく、また、5重量部を超えると硬化速度が速すぎ作業
性が悪くなり、又耐水性にも悪影響を与えるので好まし
くない。アルカリ金属炭酸塩等の役割は、前記流動性の
経時低下防止効果を助長すると共に、硬化しはじめてか
らの強度の立ち上りを大きくするものであって、前記以
外の使用量では、このような効果は十分でない。炭酸塩
や重炭酸塩のアルカリ金属としては、リチウム、ナトリ
ウム、カリウム等が挙げられる。
等の使用量は、石膏とセメント100重量部に対して、
0.01〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部が好
適である。0.01重量部未満では硬化促進の効果が小
さく、また、5重量部を超えると硬化速度が速すぎ作業
性が悪くなり、又耐水性にも悪影響を与えるので好まし
くない。アルカリ金属炭酸塩等の役割は、前記流動性の
経時低下防止効果を助長すると共に、硬化しはじめてか
らの強度の立ち上りを大きくするものであって、前記以
外の使用量では、このような効果は十分でない。炭酸塩
や重炭酸塩のアルカリ金属としては、リチウム、ナトリ
ウム、カリウム等が挙げられる。
【0017】湿式燐酸製造法より得られたα半水石膏に
添加するアルカリは、有機性、無機性いずれもアルカリ
性を示す物であれば特に限定するものではない。好まし
くは無機化合物であるNaOH、KOH、Ca(OH)
2等の水酸化物、CaCO3、K2CO3等の炭酸塩及
び水溶液中で水酸化物を生成するNa2O、CaO、M
gO等の塩基性酸化物、アンモニアガス/溶液が挙げら
れ、二種類以上混合してもよい。添加量は、α半水石膏
100重量部当たり、0.1〜5重量部であり、好まし
くは0.3〜0.5重量部である。当然のことながら、
無機アルカリとして、セメント等のアルカリ性を示す硬
化性無機物を添加、混合してもよい。
添加するアルカリは、有機性、無機性いずれもアルカリ
性を示す物であれば特に限定するものではない。好まし
くは無機化合物であるNaOH、KOH、Ca(OH)
2等の水酸化物、CaCO3、K2CO3等の炭酸塩及
び水溶液中で水酸化物を生成するNa2O、CaO、M
gO等の塩基性酸化物、アンモニアガス/溶液が挙げら
れ、二種類以上混合してもよい。添加量は、α半水石膏
100重量部当たり、0.1〜5重量部であり、好まし
くは0.3〜0.5重量部である。当然のことながら、
無機アルカリとして、セメント等のアルカリ性を示す硬
化性無機物を添加、混合してもよい。
【0018】石膏とセメントと無機質粉末と繊維及び吸
放湿性物質に添加する水量は、石膏とセメント100重
量部に対して20〜150重量部である。水量は、混合
スラリーの流動性や、ボードの強度に大きく影響を及ぼ
す要因であり用いる石膏の種類や製造方法により異な
る。
放湿性物質に添加する水量は、石膏とセメント100重
量部に対して20〜150重量部である。水量は、混合
スラリーの流動性や、ボードの強度に大きく影響を及ぼ
す要因であり用いる石膏の種類や製造方法により異な
る。
【0019】例えば、α半水石膏を用い型枠へ流し込む
場合、石膏とセメント100重量部に対し、水を50〜
100重量部とするのがよく、さらに好ましくは60〜
80重量部である。これは50重量%未満であると型枠
への流し込みに適したスラリーの流動性が得られず、ま
た100重量%を超えて添加すると、大きな強度低下を
招き、又養生硬化時間が大幅に長くなり、生産効率の極
度な低下を来す。
場合、石膏とセメント100重量部に対し、水を50〜
100重量部とするのがよく、さらに好ましくは60〜
80重量部である。これは50重量%未満であると型枠
への流し込みに適したスラリーの流動性が得られず、ま
た100重量%を超えて添加すると、大きな強度低下を
招き、又養生硬化時間が大幅に長くなり、生産効率の極
度な低下を来す。
【0020】又、同様にα半水石膏を用いプレス成形す
る場合、石膏とセメント100重量部に対し、水を20
〜50重量部とするのがよく、さらに好ましくは25〜
40重量部である。これは水が20重量部未満である
と、α半水石膏の水和反応が完結しない状態であり、5
0重量部を越えるとスラリー状となり、その後のフォー
ミング、プレス成形の作業性が困難となる。当然のこと
ながら、大きな強度低下を招き、又養生硬化時間が大幅
に長くなり、生産効率の極度な低下を来す。β半水石膏
を用い型枠へ流し込む場合、石膏100重量部に対し、
水を60〜150重量部とするのがよく、さらに好まし
くは80〜120重量部である。
る場合、石膏とセメント100重量部に対し、水を20
〜50重量部とするのがよく、さらに好ましくは25〜
40重量部である。これは水が20重量部未満である
と、α半水石膏の水和反応が完結しない状態であり、5
0重量部を越えるとスラリー状となり、その後のフォー
ミング、プレス成形の作業性が困難となる。当然のこと
ながら、大きな強度低下を招き、又養生硬化時間が大幅
に長くなり、生産効率の極度な低下を来す。β半水石膏
を用い型枠へ流し込む場合、石膏100重量部に対し、
水を60〜150重量部とするのがよく、さらに好まし
くは80〜120重量部である。
【0021】又、同様にβ半水石膏を用いプレス成形す
る場合、石膏100重量部に対し、水を20〜60重量
部とするのがよく、さらに好ましくは25〜50重量部
である。
る場合、石膏100重量部に対し、水を20〜60重量
部とするのがよく、さらに好ましくは25〜50重量部
である。
【0022】本発明の流し込みによる製造方法は、石膏
とセメントと無機質粉末と繊維及び吸放湿性物質に必要
に応じ流動化剤、遅延剤、促進剤を添加した混合物を水
と混合撹拌する。得られたスラリーを型枠へ流し込み、
凝結終了時間を目途に脱型する。ここで言う凝結時間と
は石膏の見掛けの硬化であり、測定方法はJISに準拠
する。脱型後の内装壁用石膏ボードを養生(室温〜45
℃)、乾燥(70℃〜90℃)を行いボードを得る。養
生時間は1時間〜3時間、乾燥時間は2時間〜10時間
とする。このようにして得られた内装壁用石膏ボード
は、繊維と無機質粉末との凝集物が発生せず、均質で表
面精度の良い、吸放湿性能を備えた優れた石膏ボードで
ある。
とセメントと無機質粉末と繊維及び吸放湿性物質に必要
に応じ流動化剤、遅延剤、促進剤を添加した混合物を水
と混合撹拌する。得られたスラリーを型枠へ流し込み、
凝結終了時間を目途に脱型する。ここで言う凝結時間と
は石膏の見掛けの硬化であり、測定方法はJISに準拠
する。脱型後の内装壁用石膏ボードを養生(室温〜45
℃)、乾燥(70℃〜90℃)を行いボードを得る。養
生時間は1時間〜3時間、乾燥時間は2時間〜10時間
とする。このようにして得られた内装壁用石膏ボード
は、繊維と無機質粉末との凝集物が発生せず、均質で表
面精度の良い、吸放湿性能を備えた優れた石膏ボードで
ある。
【0023】本発明のフォーミングし次いでプレス成形
を特徴とする製造方法は、石膏とセメントと無機質粉末
と繊維及び吸放湿性物質に、必要に応じ流動化剤、遅延
剤、促進剤を添加した物に水を加えた混合物をフォーマ
ーに送り、計量しながらベルトコンベヤー上で高さ、幅
を定め、マット状にフォーミングする。フォーミングし
たものを直ぐにプレス機に送り加圧する。一定時間加圧
後、解圧しプレス機から取り出された内装壁用石膏ボー
ドを養生(室温)、乾燥(40℃〜80℃)を行いボー
ドを得る。養生時間は2時間〜5時間、乾燥時間は2時
間〜8時間とする。このようにして得られた内装壁用石
膏ボードは、繊維と無機質粉末との凝集物が発生せず、
均質で表面精度が良く、曲げ強度が高く、かつ吸放湿性
能を備えた優れた品質である。
を特徴とする製造方法は、石膏とセメントと無機質粉末
と繊維及び吸放湿性物質に、必要に応じ流動化剤、遅延
剤、促進剤を添加した物に水を加えた混合物をフォーマ
ーに送り、計量しながらベルトコンベヤー上で高さ、幅
を定め、マット状にフォーミングする。フォーミングし
たものを直ぐにプレス機に送り加圧する。一定時間加圧
後、解圧しプレス機から取り出された内装壁用石膏ボー
ドを養生(室温)、乾燥(40℃〜80℃)を行いボー
ドを得る。養生時間は2時間〜5時間、乾燥時間は2時
間〜8時間とする。このようにして得られた内装壁用石
膏ボードは、繊維と無機質粉末との凝集物が発生せず、
均質で表面精度が良く、曲げ強度が高く、かつ吸放湿性
能を備えた優れた品質である。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。また、部は特記しないかぎり重量部を示す。 実施例1 燐鉱石と硫酸を用いて、湿式燐酸製造により燐酸を製造
する際に副生するα半水石膏100部にアルカリ(消石
灰)0.4部を添加したα半水石膏(以下、α半水石
膏)80部と普通ポルトランドセメント20部、無機質
粉末としてパーライト5部、繊維としてパルプ繊維1.
5部、吸放湿性物質としてシリカゲル2部、流動化剤と
してポリカルボン酸系(無水マレイン酸)を主成分とす
る竹本油脂(株)商品名「マリアリムAKM60F」
0.5部、硬化促進剤として硫酸カリウム2部を均一混
合したものと、水70部を約3分間撹拌混合した。得ら
れたスラリーを用いて型枠へ流し込み(金型)、2時間
後に型枠から外し、1時間養生(室温)の後、3時間乾
燥(40℃〜80℃)を行った。この様にして得られた
石膏ボードの物性評価を実施した。配合を表1に、物性
の評価結果を表2に示す。
する。また、部は特記しないかぎり重量部を示す。 実施例1 燐鉱石と硫酸を用いて、湿式燐酸製造により燐酸を製造
する際に副生するα半水石膏100部にアルカリ(消石
灰)0.4部を添加したα半水石膏(以下、α半水石
膏)80部と普通ポルトランドセメント20部、無機質
粉末としてパーライト5部、繊維としてパルプ繊維1.
5部、吸放湿性物質としてシリカゲル2部、流動化剤と
してポリカルボン酸系(無水マレイン酸)を主成分とす
る竹本油脂(株)商品名「マリアリムAKM60F」
0.5部、硬化促進剤として硫酸カリウム2部を均一混
合したものと、水70部を約3分間撹拌混合した。得ら
れたスラリーを用いて型枠へ流し込み(金型)、2時間
後に型枠から外し、1時間養生(室温)の後、3時間乾
燥(40℃〜80℃)を行った。この様にして得られた
石膏ボードの物性評価を実施した。配合を表1に、物性
の評価結果を表2に示す。
【0025】なお、各物性の評価は次のように測定し
た。 (1)表面性:パルプ繊維のダマ状態、及びボード全面
の平滑性を目視にて判定した。 (2)吸放湿性:サンプルの裏面及び木口をマスクング
し、(イ)20℃、50%RHの恒温恒湿器中にて72
時間養生し、(ロ)50℃、80%RHの恒温恒湿器中
へ移し、72時間後のサンプル重量変化を測定し(吸湿
性)、その後ただちに(ハ)20℃、50%RHの恒温
恒湿器中へ移し、72時間後のサンプル重量変化を測定
する(放湿性)。この(ロ)、(ハ)の操作を1サイク
ルとし、3サイクル後の各(ロ)、(ハ)の表面積当た
りの重量変化を求めた(g/m2)。 (3)曲げ強度:JIS R 9112に準拠して行っ
た。試験片(30×40×1cm)の供試体を、温度2
0℃、相対湿度60%の部屋に14日間養生し、曲げ強
度用試験器(丸菱科学機械製作所GBL−500)の支
持部(幅35cm)に置き、供試体をの中心部に懸架部
を合わせ、懸架部を250N/minで加圧する。供試
体が割れた時の力を曲げ強度とする。 (4)耐衝撃性試験:JIS A 1421(建築用ボ
ード)を参考とし、以下の条件にて実施し、くぼみの直
径の測定と裏面への亀裂の程度を目視にて判定した。 試験体サイズ:250×250×13(mm) 試験体の支持方法:砂上全面支持 おもりの種類:鋼球 重量:510g 直径:50mm 落下高さ:50cm 裏面の亀裂判定基準 ○:亀裂が全く無い状態 △:亀裂が僅かに認められる ×:亀裂が顕著に認められる (5)耐候性:JIS A 1415に準拠 試験体サイズ:150×75×13(mm) 試験機:サンシャインスーパーライフウエザーメーター(WEL− SUN−HC型ガス試験器(株)製) 光源用カーボン:サンシャインカーボンアーク燈 周期時間:アーク燈→120分 降雨→18分 試験時間:100時間 耐候性判定基準 ○:表面の浸食(凸凹)が僅かに認められる △:表面の浸食(凸凹)が認められる ×:表面の浸食(凸凹)が顕著に認められる
た。 (1)表面性:パルプ繊維のダマ状態、及びボード全面
の平滑性を目視にて判定した。 (2)吸放湿性:サンプルの裏面及び木口をマスクング
し、(イ)20℃、50%RHの恒温恒湿器中にて72
時間養生し、(ロ)50℃、80%RHの恒温恒湿器中
へ移し、72時間後のサンプル重量変化を測定し(吸湿
性)、その後ただちに(ハ)20℃、50%RHの恒温
恒湿器中へ移し、72時間後のサンプル重量変化を測定
する(放湿性)。この(ロ)、(ハ)の操作を1サイク
ルとし、3サイクル後の各(ロ)、(ハ)の表面積当た
りの重量変化を求めた(g/m2)。 (3)曲げ強度:JIS R 9112に準拠して行っ
た。試験片(30×40×1cm)の供試体を、温度2
0℃、相対湿度60%の部屋に14日間養生し、曲げ強
度用試験器(丸菱科学機械製作所GBL−500)の支
持部(幅35cm)に置き、供試体をの中心部に懸架部
を合わせ、懸架部を250N/minで加圧する。供試
体が割れた時の力を曲げ強度とする。 (4)耐衝撃性試験:JIS A 1421(建築用ボ
ード)を参考とし、以下の条件にて実施し、くぼみの直
径の測定と裏面への亀裂の程度を目視にて判定した。 試験体サイズ:250×250×13(mm) 試験体の支持方法:砂上全面支持 おもりの種類:鋼球 重量:510g 直径:50mm 落下高さ:50cm 裏面の亀裂判定基準 ○:亀裂が全く無い状態 △:亀裂が僅かに認められる ×:亀裂が顕著に認められる (5)耐候性:JIS A 1415に準拠 試験体サイズ:150×75×13(mm) 試験機:サンシャインスーパーライフウエザーメーター(WEL− SUN−HC型ガス試験器(株)製) 光源用カーボン:サンシャインカーボンアーク燈 周期時間:アーク燈→120分 降雨→18分 試験時間:100時間 耐候性判定基準 ○:表面の浸食(凸凹)が僅かに認められる △:表面の浸食(凸凹)が認められる ×:表面の浸食(凸凹)が顕著に認められる
【0026】実施例2 無機質粉末としてパーライト5部を10部に変更した以
外は実施例1と同様に行った。配合を表1に、物性の評
価結果を表2に示す。
外は実施例1と同様に行った。配合を表1に、物性の評
価結果を表2に示す。
【0027】実施例3 パルプ繊維1.5部を2.5部に変更した以外は実施例
1と同様に行った。配合を表1に、物性の評価結果を表
2に示す。
1と同様に行った。配合を表1に、物性の評価結果を表
2に示す。
【0028】実施例4 吸放湿性物質としてシリカゲル2部を3部に変更した以
外は、実施例1と同様に行った。配合を表1に、物性の
評価結果を表2に示す。
外は、実施例1と同様に行った。配合を表1に、物性の
評価結果を表2に示す。
【0029】実施例5 α半水石膏80部を75部に、セメント20部を25部
に変更した以外は、実施例1と同様に行った。配合を表
1に、物性の評価を表2に示す。
に変更した以外は、実施例1と同様に行った。配合を表
1に、物性の評価を表2に示す。
【0030】実施例6 α半水石膏80部をβ半水石膏80部に、促進剤2部を
0部に変更し、遅延剤としてクエン酸ナトリウム3部を
加えた以外は実施例1と同様に行った。配合を表1に、
物性の評価を表2に示す。
0部に変更し、遅延剤としてクエン酸ナトリウム3部を
加えた以外は実施例1と同様に行った。配合を表1に、
物性の評価を表2に示す。
【0031】実施例7 水70部を35部に、促進剤2部を1部に変更し、遅延
剤としてクエン酸ナトリウム3部を加えた以外は実施例
1と同様の配合とし、製造方法を型枠流し込みを、フォ
ーミングし次いでプレス成形とする製造方法に変更し
た。即ち、予め準備したフォーミング用箱内部へ、前記
配合の混合物を計量し、手でフォーミングしマット状と
し、直ぐにプレス機にて圧力30kg/cm2で、30
分間加圧し、解圧しプレス機から取り出されたボードを
2時間養生(室温),乾燥(40℃〜80℃)を1時間
行い内装壁用石膏ボードを得た。配合を表1に、物性の
評価を表2に示す。
剤としてクエン酸ナトリウム3部を加えた以外は実施例
1と同様の配合とし、製造方法を型枠流し込みを、フォ
ーミングし次いでプレス成形とする製造方法に変更し
た。即ち、予め準備したフォーミング用箱内部へ、前記
配合の混合物を計量し、手でフォーミングしマット状と
し、直ぐにプレス機にて圧力30kg/cm2で、30
分間加圧し、解圧しプレス機から取り出されたボードを
2時間養生(室温),乾燥(40℃〜80℃)を1時間
行い内装壁用石膏ボードを得た。配合を表1に、物性の
評価を表2に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】比較例1 実施例1のα半水石膏80部を100部に変更し、普通
ポルトランドセメント20部を0部に変更した以外は実
施例1と同様に行った。配合を表3に、物性の評価を表
4に示す。
ポルトランドセメント20部を0部に変更した以外は実
施例1と同様に行った。配合を表3に、物性の評価を表
4に示す。
【0035】比較例2 実施例1のα半水石膏80部を0部に変更し、普通ポル
トランドセメント20部を100部に変更した以外はた
以外は実施例1と同様に行った。配合を表3に、物性の
評価を表4に示す。
トランドセメント20部を100部に変更した以外はた
以外は実施例1と同様に行った。配合を表3に、物性の
評価を表4に示す。
【0036】実施例1の無機質粉末5部を0部に変更し
た以外は、実施例1と同様に行った。配合を表3に、物
性の評価を表4に示す。
た以外は、実施例1と同様に行った。配合を表3に、物
性の評価を表4に示す。
【0037】比較例4 実施例1の繊維1.5部を0部に変更した以外は実施例
1と同様に行った。配合を表3に、物性の評価を表4に
示す。
1と同様に行った。配合を表3に、物性の評価を表4に
示す。
【0038】比較例5 実施例1の吸放湿性物質2部を0部に変更した以外は実
施例1と同様に行った。配合を表3に、物性の評価を表
4に示す。
施例1と同様に行った。配合を表3に、物性の評価を表
4に示す。
【0039】比較例6 実施例1のα半水石膏80部を、β半水石膏100部
に、セメント20部を0部に、促進剤2部を0部に、遅
延剤0部を3部に、水70部を110部に変更した以外
は実施例1と同様に行った。配合を表3に、物性の評価
を表4に示す。
に、セメント20部を0部に、促進剤2部を0部に、遅
延剤0部を3部に、水70部を110部に変更した以外
は実施例1と同様に行った。配合を表3に、物性の評価
を表4に示す。
【0040】比較例7 実施例7のα半水石膏80部を100部に、セメント2
0部を0部に変更した以外は実施例7と同様に行った。
配合を表3に、物性の評価を表4に示す。
0部を0部に変更した以外は実施例7と同様に行った。
配合を表3に、物性の評価を表4に示す。
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】
【発明の効果】本発明は、石膏とセメントと無機質粉末
と繊維及び吸放湿性物質を用いることにより、成型体中
にパルプ同志の凝集、形成されたダマと称される凝集物
が混在することなく、原材料の分布が均一であるため石
膏ボードの曲げ強さが低下することなく、表面精度のよ
い石膏ボードが得られる。この結果、吸放湿性能を具備
し、快適空間をもたらす内装壁用石膏ボードが得られる
のである。
と繊維及び吸放湿性物質を用いることにより、成型体中
にパルプ同志の凝集、形成されたダマと称される凝集物
が混在することなく、原材料の分布が均一であるため石
膏ボードの曲げ強さが低下することなく、表面精度のよ
い石膏ボードが得られる。この結果、吸放湿性能を具備
し、快適空間をもたらす内装壁用石膏ボードが得られる
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 111:40 (72)発明者 前田 晃一 山口県下関市彦島迫町七丁目1番1号 三 井東圧化学株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 石膏とセメントと無機質粉末と繊維及
び吸放湿性物質からなる内装壁用石膏ボード。 - 【請求項2】 石膏が、燐鉱石と硫酸を用い、湿式燐
酸製造により燐酸を製造する際に副生するα半水石膏で
ある請求項1記載の石膏ボード。 - 【請求項3】 石膏が、燐鉱石と硫酸を用い、湿式燐
酸製造により燐酸を製造する際に副生するα半水石膏1
00重量部当たり、アルカリを0.1〜5重量部添加し
たα半水石膏である請求項1記載の石膏ボード。 - 【請求項4】 石膏がβ半水石膏である請求項1記載
の石膏ボード。 - 【請求項5】 石膏70〜100重量部とセメント3
0〜0重量部よりなる請求項1記載の石膏ボード。 - 【請求項6】 石膏とセメント100重量部に対し
て、無機質粉末1〜30重量部を用いる請求項1記載の
石膏ボード。 - 【請求項7】 石膏とセメント100重量部に対し
て、繊維0.05〜5重量部を用いる請求項1記載の石
膏ボード。 - 【請求項8】 石膏とセメント100重量部に対し
て、吸放湿性物質0.5〜5重量部を用いる請求項1記
載の石膏ボード。 - 【請求項9】 石膏とセメントと無機質粉末と繊維及
び吸放湿性物質に水を加えて混合し、型枠へ流し込み、
養生硬化させることを特徴とする内装壁用石膏ボードの
製造方法。 - 【請求項10】 石膏とセメントと無機質粉末と繊維及
び吸放湿性物質に水を加えて混合し、フォーミングし、
次いでプレス成形及び養生硬化させることを特徴とする
内装壁用石膏ボードの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16427297A JPH1112019A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 内装壁用石膏ボード及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16427297A JPH1112019A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 内装壁用石膏ボード及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1112019A true JPH1112019A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15789941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16427297A Pending JPH1112019A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 内装壁用石膏ボード及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1112019A (ja) |
Cited By (18)
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|---|---|---|---|---|
| JP2001114551A (ja) * | 1999-08-10 | 2001-04-24 | Usg Corp | 建築材用の石膏・セメント組成 |
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| JP2002145655A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-22 | Yoshino Gypsum Co Ltd | 石膏系建材 |
| JP2003012364A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | ボード材およびその製造方法 |
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-
1997
- 1997-06-20 JP JP16427297A patent/JPH1112019A/ja active Pending
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