JPH11120386A - 金券発行装置および金券発行システム - Google Patents

金券発行装置および金券発行システム

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JPH11120386A
JPH11120386A JP9278509A JP27850997A JPH11120386A JP H11120386 A JPH11120386 A JP H11120386A JP 9278509 A JP9278509 A JP 9278509A JP 27850997 A JP27850997 A JP 27850997A JP H11120386 A JPH11120386 A JP H11120386A
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Ryoichi Yasuda
良一 安田
Hidetaka Iwata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】誤ってセットされた種別の異なる金券や裏向き
に金券が発行されることを防止した金券発行装置および
金券発行システムを提供する。 【解決手段】収納部21には、買物券20がセットされ
ており、このセットされている買物券が繰り出され、放
出部24に搬送される途中において、読取部26が該買
物券の券番号を読み取るとともに、搬送方向の長さを検
出する。そして、この券番号および搬送方向の長さから
発行すべきでない買物券であるかどうかを判定し、発行
すべきでない買物券であればフラッパ27を制御して買
物券を回収部25に搬送させて該買物券の発行を中止す
る。一方、発行すべき買物券であるとフラッパ27を制
御して放出部24に搬送する。これにより、誤ってセッ
トされた種別の異なる金券や裏向きに金券が発行される
ことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、買物券、商品券
等の金券を発行する金券発行装置および金券発行システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、百貨店やショッピングセンタ
等で、顧客サービスの1つとして実施されているものに
ポイントサービスがある。ポイントサービスとは、取引
毎に顧客に取引金額に応じたポイントを付与し、顧客が
累積された所定のポイント数を特定の商品に交換できる
というサービスである。特に、ポイントを取引金額の精
算に使用できる買物券や商品券等の金券に交換している
場合が多くなってきている。ポイントと金券の交換は、
従来店舗内に設けたサービスカウンタ等でオペレータに
よって処理されていたが、最近買物券や商品券等の金券
を発行する金券発行装置を店舗内に設置し、顧客自信に
操作させて処理するようになってきている。なお、ここ
で言う買物券とは発行した百貨店やショッピングセンタ
内の店舗で使用することができるがその他の店舗では使
用できない金券であり、商品券とは発行した百貨店やシ
ョッピングセンタ内以外の店舗でも使用することのでき
る金券である。 また、ポイントと交換に金券を発行す
るタイプではなく、現金やクレジットカード等を受け付
けて金券を発行するタイプの金券発行装置も提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
金券発行装置は、収納部にセットされた金券を単に繰り
出して発行するAタイプのものや、発行時に金券を印刷
して発行するBタイプのものであったため、以下に示す
ような問題があった。
【0004】まずAタイプのものは、セットされている
金券を単に繰り出して発行しているだけであるため、金
券を収納部にセットするときにその券種を間違えると、
間違えた券種の金種が発行されてしまうという問題があ
った。例えば、価値の大きさが500円の金券をセット
すべき収納部に、間違えて価値の大きさが1000円の
金券をセットしてしまうと、この1000円の金券は5
00円の金券として発行されてしまう。すなわち、金券
が1枚発行される毎に店舗が500円の損害を受けるこ
とになる。一方、価値の大きさが1000円の金券をセ
ットすべき収納部に、間違えて価値の大きさが500円
の金券をセットしてしまうと、この500円の金券は1
000円の金券として発行されてしまう。これにより、
店舗に対する顧客の信頼度を低下させてしまう。また、
このAタイプの金券発行装置は、発行されたときの金券
の向きが収納部にセットされていた向きによって決まる
ため、金券を裏向きに発行することもあり、顧客の店舗
に対するイメージを悪くしてしまうという問題もある。
【0005】一方、Bタイプの金券発行装置では、Aタ
イプのような問題は生じないが、発行時に金券を印刷す
るために処理時間が長くなり、顧客を待たせてしまうと
いう問題がある。また、印刷に要する時間を少しでも短
縮するために、多色刷り等の印刷処理を行っておらず、
コピー等で簡単に偽造されてしまうという問題があると
ともに金券の見栄えが悪く顧客に与えるイメージが良く
ないという問題がある。
【0006】この発明の目的は、セットされている金券
を繰り出して発行するタイプとすることで、偽造されに
くい多色刷り等の印刷処理が施された金券を発行でき、
且つ、発行する金券の券番号を読み取り、ここで読み取
った券番号から発行すべきでない金券については該金券
の発行を中止することで種別の異なる金券や金券が裏向
きに発行されることを防止できる金券発行装置および金
券発行システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、固有の券番
号が付された金券を繰り出して発行する金券発行装置に
おいて、前記繰り出した金券に付されている前記券番号
を読み取る券番号読取手段と、前記券番号読取手段によ
り読み取った券番号から発行すべきでない金券であるか
どうかを判定し、発行すべきでない金券であれば該金券
の発行を中止する制御部と、を備えたことを特徴とす
る。
【0008】この構成の金券発行装置は、金券を繰り出
して発行するタイプであるので、多色刷り等の印刷処理
を施した偽造されにくい金券をセットしておけば、容易
に偽造されることがない金券を発行できる。また、発行
する金券に付されている固有の券番号を読み取り、この
読み取った券番号から発行すべきでない金券であるかど
うかを判定し、発行すべきでない金券であれば該金券の
発行が中止される。
【0009】ところで、一般的な商品券や買物券等の金
券には固有の券番号が付されており、この券番号には金
券の種別を識別できる情報が含まれている。例えば、5
00円の金券は先頭桁が『1』からなる券番号を付し、
1000円の金券は先頭桁が『2』からなる券番号を付
し、5000円の金券は先頭桁が『3』からなる券番号
を付し、10000円の金券は先頭桁が『4』からなる
券番号を付すというようにして、券番号の先頭桁からそ
の金券の種別が識別できるようになっている。
【0010】このように、繰り出された金券に付されて
いる券番号を読み取ることによって、誤った種別の金券
の発行を中止することができる。また、金券から券番号
が読み取れないときも、該金券の発行を中止するように
しておけば、誤った向きにセットされていたために券番
号を読み取れない金券の発行を中止することができる。
したがって、金券が裏向きに発行されることもなく、向
きを揃えて金券を発行することができ、顧客の店舗に対
するイメージを低下させることもない。
【0011】なお、ここで言う券番号は数字だけでなく
アルファベット等の文字と数字の組み合わせ等であって
もよい。
【0012】また、前記金券をセットする複数の収納部
を備えたことを特徴とする。
【0013】この構成では、金券をセットする収納部を
複数設けたことにより、複数種類の金券を発行すること
ができる。
【0014】また、前記金券の大きさを検出する大きさ
検出手段を備え、前記制御部は、前記大きさ検出手段に
より検出された大きさが発行すべき金券の大きさと異な
るときにも該金券の発行を中止することを特徴とする。
【0015】この構成では、金券から読み取った券番号
だけでなく、金券の大きさも含めて発行すべきでない金
券であるかどうかを判定するようにしたため、例えば適
正な券種の金券であっても搬送時等に端部が折れて見栄
えの悪くなった金券を発行することがない。
【0016】また、前記制御部は、発行を中止した金券
の枚数を用いて券種や向き等を誤って金券がセットされ
ているかどうかを判定し、金券が誤ってセットされてい
ると判定したときにその旨の報知を行うことを特徴とす
る。
【0017】この構成では、発行を中止した金券の枚数
を用いて、金券が誤ってセットされているかどうかを判
定する。ここでは、金券のセットを間違っている可能性
が非常に高いと推測される、例えば、数回連続して繰り
出された金券の発行を中止したときや、繰り出した枚数
に対する発行を中止した枚数の比率が所定の値を越える
時等に金券が誤ってセットされていると判定させればよ
い。そして、これを報知することによって係員等に金券
のセット状態を迅速に確認させることができる。
【0018】また、発行した金券から読み取った券番号
を出力する出力手段を備えたことを特徴とする。
【0019】この構成では、発行した金券の券番号を出
力するようにしたので、外部の装置でこの出力を取り込
んで処理することにより、発行された金券の管理が行え
る。
【0020】さらに、請求項5に記載の金券発行装置
と、前記金券発行装置に接続されたホスト装置と、を備
え、前記ホスト装置に、前記出力手段により出力された
媒体の識別番号に基づいて前記媒体の発行管理を行う管
理手段を備えたことを特徴とする。
【0021】この構成の金券発行システムでは、ホスト
装置で発行された金券の管理が行える。
【0022】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態である
金券発行システムの構成を示す図である。この実施形態
の金券発行システムでは、ホスト装置1に複数の金券発
行装置2が接続されている。金券発行装置2は、周知の
ポイントサービスで顧客に付与されているポイントと交
換に買物券を発行するとともに、発行した買物券の券番
号をホスト装置1に通知する処理を行う。また、ホスト
装置1には、使用された買物券の券番号を通知する装置
(不図示)が接続されている。ホスト装置1は、これら
の通知に基づいて、買物券の発行枚数、使用された枚
数、現在発行されている未使用の枚数等の管理処理を行
う。
【0023】図2はこの実施形態の金券発行装置の構成
を示すブロック図であり、図3はこの金券発行装置の外
観を示す図である。この実施形態の金券発行装置2は、
制御部11と、入力操作を行う入力部12と、操作者に
対する案内画面等を表示する表示部13と、カードに記
憶されているカード番号を読み出すカードリーダ14
と、装填(セット)されている買物券を繰り出して発行
する発行部15と、ホスト装置1との通信を行う通信部
16と、を備えている。なお、セットされる買物券は、
多色刷り等の印刷処理によって容易に偽造できないもの
である。図3に示すように、入力部12として機能する
周知のタッチパネル12aが表示部13の表面に設けら
れている。また、14aはカードを挿入するカード挿入
口であり、15aは発行された買物券を取り出す買物券
取出口である。
【0024】買物券20には、図4に示すように表面に
その価値の大きさ(額面)や固有の券番号20aが印刷
されている。なお、図では券番号を10桁の数字として
いるが、この券番号をアルファベットと数字の組み合わ
せにしてもよいし、また、桁数も10桁でなくてもよ
い。また、従来より買物券の券番号にはその券種を示す
情報が含まれている。ここでは、500円券の先頭桁を
『1』、1000円券の先頭桁を『2』、5000円券
の先頭桁を『3』、10000円券の先頭桁を『4』と
しており、券番号の先頭桁から買物券の券種を識別でき
る。
【0025】図5は発行部の概略の構成を示す図であ
る。この実施形態の金券発行装置2には、買物券20を
セットする2つの収納部21(21a、21b)を備え
ている。この実施形態の金券発行装置2は、収納部21
aに500円の買物券、収納部21bに1000円の買
物券がセットされ、500円と1000円の2種類の買
物券20を発行できる。各収納部21には、セットされ
ている買物券20を繰り出すピックアップローラ22
と、ピックアップローラ22で繰り出された買物券20
の2枚送りを禁止するフィードローラ23aとゲートロ
ーラ23bを設けている。収納部21内の買物券20
は、ピックアップローラ22、フィードローラ23a、
ゲートローラ23bによって1枚ずつ繰り出され、搬送
路を通って放出部24または回収部25に導かれる。な
お、買物券20の搬送方向は図4に示す横方向である。
放出部24の上方には、図示していないが買物券取出口
15aの蓋が設けられており、この蓋が開放されたとき
に放出部24内にある買物券を取り出すことができる。
なお、回収部25に搬送された買物券20は装置前面の
扉を開いて取り出す。搬送路の途中(収納部21と放出
部24または回収部25の間)には、搬送されている買
物券の券番号を読み取る読取部26が設けられている。
また、図に示す27は、搬送路を切り替えて搬送されて
きた買物券を放出部24または回収部25のいずれかに
導くフラッパである。本図は、買物券20を放出部24
に導く状態を示している。なお、制御部11には、買物
券20における券番号の印刷位置、フォント、桁数、買
物券の大きさ(搬送方向の長さ)、券番号から券種を識
別するための情報等が設定されている。これらの情報
は、設定変更が容易に行えるようになっており、この設
定変更を行うことで券番号の印刷位置等が異なる買物券
20にも対応させることができる。
【0026】以下この実施形態の金券発行システムの処
理について説明する。最初にポイントサービスについて
簡単に説明する。顧客には、会員番号を記憶させた会員
カードが発行されており、この会員カードを使用して取
引を行ったときに取引金額に応じたポイントが累積的に
付与される仕組みになっている。なお、ホスト装置1
は、会員番号と該会員番号で識別される顧客に付与され
ている現在の累積ポイント数を対応させたポイントファ
イル(不図示)を記憶している。この実施形態の金券発
行システムは、上記のポイントサービスで付与されたポ
イントと交換に買物券20を発行するシステムである。
【0027】図6は、金券発行装置の処理を示すフロー
チャートである。ポイントと交換に買物券20の発行を
希望する顧客は、金券発行装置2のカード挿入口14a
に会員カードを挿入する。金券発行装置2は、カード挿
入口14aにカードが挿入されると(n1)、カードリ
ーダ14で該会員カードに記憶されている会員番号を読
み出し(n2)、この会員番号で識別される顧客に付与
されている現在のポイント数を検出する(n3)。n3
は、金券発行装置2が通信部16からホスト装置1に対
してn2で読みだした会員番号を含むポイント通知要求
を行い、ホスト装置1がこの要求に含まれている会員番
号に対応する現在のポイント数をポイントファイルを検
索して取り出して金券発行装置2に通知する処理であ
る。
【0028】金券発行装置2は、顧客の現在のポイント
数に基づいて券種毎に買物券20の発行枚数を決定する
(n4)。例えば、顧客のポイント数が2789ポイン
ト、1ポイントに対応する価値の大きさが1円である
と、金券発行装置2には500円券と1000円券の2
券種がセットされているので、500円券1枚、100
0円券2枚に決定する。なお、顧客に発行する買物券の
券種毎にその枚数を入力させて決定するようにしてもよ
い。例えば、2500円相当の買物券が発行できる場
合、その範囲内であれば500円券を5枚とする入力、
500円券3枚と1000円券1枚とする入力、また
は、500円券を3枚とする入力ができるようにしても
よい。金券発行装置2は、券種毎にn4で決定された枚
数の買物券を収納部21から繰り出し、放出部24へ搬
送する出券処理を行う(n5)。
【0029】図7は、出券処理を示すフローチャートで
ある。n4で発行の決定された券種の買物券20が収納
されている収納部21から買物券20を繰り出し、放出
部24へ向けて搬送する(n21)。例えば、500円
券を発行する場合、収納部21aに収納されている買物
券20を繰り出し、1000円券を発行する場合、収納
部21bに収納されている買物券20を繰り出す。金券
発行装置2は、放出部24へ向けて搬送されている買物
券20の搬送方向の長さを検出するとともに、該買物券
20に印刷されている券番号20aを読み取る(n2
2、n23)。買物券20の搬送方向の長さは、読取部
26が搬送されてきた買物券20の先端部を検出してか
ら後端部を検出するまでの時間を測定し、この時間と搬
送速度から検出する。また、券番号20aの読み取り
は、読取部26が予め設定されている券番号の印刷位置
から読み取った画像データを処理して券番号を検出す
る。なお、買物券20は上記のように長手方向に搬送さ
れており、読取部26には券番号が先頭桁から順に対向
していく。
【0030】上記処理で券番号の読み取りが行えたかど
うかを判定し(n24)、券番号が読み取れていなけれ
ば、スイッチバックして買物券20を読取部26よりも
収納部21に近い位置に戻し、再度放出部24に向けて
搬送して券番号の読み取りをリトライする(n26)。
このリトライでも券番号が読み取れなければ、再度リト
ライするが、リトライを2回行っても券番号が読み取れ
なければフラッパ27を制御してこの買物券20を回収
部25へ搬送する(n29)。このように、1枚の買物
券20に対して、券番号の読み取りを3回行っても券番
号が読み取れないときには、この買物券20が収納部2
1において裏表逆にセットされていたり、上下逆にセッ
トされていた可能性が高い。したがって、この買物券2
0は裏向きや上下逆に発行される可能性が高く、これを
発行すべきでない買物券20であるとして発行を中止す
ることによって、買物券20の向きを揃えて発行するこ
とができ、顧客に悪い印象を与えることがない。
【0031】一方、買物券20から券番号の読み取りが
行えたときには、n25でこの買物券20は発行すべき
でないものかどうかを判定する。n25では、n22で
検出した買物券20の長さが適正であり、且つ、n23
またはn26で読み取った券番号から識別された券種が
適正であるとき、この買物券20は発行すべき買物券2
0であると判定し、この買物券をフラッパ27を制御し
て放出部24へ搬送する(n30)。一方、発行すべき
でない買物券20であると判定すると、フラッパ27を
制御して回収部24へ搬送することによって、この買物
券20の発行を中止する(n29)。
【0032】このように、n22で検出された長さが適
正でない買物券20や、n23またはn26で読み取っ
た券番号から識別された券種が適正でない買物券20の
発行を中止し、回収部25に搬送するようにしているの
で、搬送時等に端部が折れ曲がった買物券20や誤った
券種の買物券20の発行を防止することができる。
【0033】n29で買物券20を回収部25へ搬送す
ると、n32に進み買物券20を3回続けて回収部25
へ搬送したかどうかを判定する。3回連続していなけれ
ば、n21に戻って上記処理を繰り返し、3回連続して
いるとエラー発生として本処理を終了する(n33)。
ここで、3回連続して収納部21から繰り出した買物券
20の発行を中止したときは、収納部21における買物
券20のセットが誤っている可能性が高く(セットする
券種や向きを誤っている可能性が高い。)、この状態で
上記のn21からの処理を繰り返しても同じ結果(買物
券20を回収部25に搬送する。)となって、単に処理
時間を長引かせるだけである。よって、エラー発生とし
て本処理を終了することにより無駄な時間を費やすこと
がない。なお、後述するように本処理がエラー発生とし
て終了したときには、エラー処理を行い、係員に迅速に
対応させるようにしている。
【0034】一方、n30で買物券20を放出部24へ
搬送すると、n4で券種毎に決定した発行枚数の買物券
20が放出部24へ搬送されているかどうかを判定し
(n31)、搬送されていなければn21に戻って上記
の処理を繰り返し、搬送されていれば本処理を終了す
る。例えば、500円券を1枚、1000円券を2枚発
行する場合、放出部24に500円券および1000円
券をそれぞれ1枚ずつ搬送しておれば、n21に戻って
収納部21bにセットされている買物券20を繰り出し
て、放出部24に500円券1枚、1000円券2枚が
搬送されていれば本処理を終了する。
【0035】金券発行装置2は、上記の出券処理が終了
すると、出券処理がエラー発生によって終了したかどう
かを判定し、エラーが発生することなく(正常に)終了
している場合には、n1で挿入された会員カードを排出
するとともに、買物券取出口15aの蓋を開放する(n
7、n8)。顧客は、会員カードと放出部24内にある
買物券20を受け取る。金券発行装置1は、顧客が放出
部24内にある買物券20を取り出したことを検出する
と(n9)、買物券取出口15aの蓋を閉じる(n1
0)。なお、放出部24内にある買物券20が全て取り
出されないで一定時間経過すると蓋を閉じ、放出部24
内に残っている買物券20は取り忘れの買物券20とし
て、放出部24の下方に位置する回収部25の上に落と
し、買物券20を取り忘れた顧客の会員番号や、このと
き発行しようとして放出部24に搬送した買物券の券番
号等を記憶する。
【0036】そして、金券発行装置2は、ホスト装置1
に対して通信部16から発行した買物券20の券番号お
よび該顧客のポイントから発行した買物券20の価値に
相当するポイント数の減算要求を行って処理を終了する
(n11、n12)。ホスト装置1は、ポイントファイ
ルにおける該顧客のポイント数を更新するとともに、発
行された買物券20の券番号を管理する処理を行う。
【0037】一方、出券処理がエラー発生によって終了
していた場合、金券発行装置2はエラー処理を行って本
処理を終了する(n13)。このエラー処理は、n1で
挿入された会員カードを排出するとともに、表示部13
に『係員をおよび下さい。』等のメッセージを表示す
る。なお、このときには、該顧客のポイント数の更新
や、買物券取出口15aの蓋を開放しない。また、係員
が金券発行装置2に対して特定の操作を行ったときに
は、エラー内容が表示部13に表示され、係員は迅速に
対応することができる。
【0038】このように、本実施形態の金券発行装置1
では、誤った券種の買物券20を発行することが防止で
きるとともに、買物券が裏向きに発行されることも防止
でき、顧客に悪い印象を与えることがない。また、折れ
曲がった買物券20の発行も防止できるので、顧客の店
舗に対するイメージを向上させることができる。また、
ホスト装置1に発行した買物券20の券番号を通知する
ようにしたので、ホスト装置1で発行された買物券20
の管理が行える。
【0039】なお、本願発明はポイントサービスによっ
て付与されたポイントと交換に買物券を発行する金券発
行装置だけでなく、例えば現金と交換に金券を発行する
タイプの装置にも適用できる。この場合、受け付けた現
金を鑑別する構成が必要となるが、本構成はATMやC
D等の装置に従来より適用されており、この周知の構成
を採用することで容易に実現できる。また、本願発明は
クレジットカードを受け付け、クレジット取引により買
物券や商品券等の金券を発行するタイプの装置にも適用
できる。また、本実施形態では、2つの収納部に異なる
種別の買物券20がセットされているとしたが、同じ種
類の買物券をセットしてもよい。この場合には、例えば
収納部21aから買物券を繰り出して発行し、収納部2
1a内の買物券20が無くなれば、収納部21bにセッ
トされている買物券20を繰り出すようにすればよい。
【0040】また、読取部26で、券番号および買物券
の搬送方向の長さを検出するとしたが、搬送路の途中に
別途センサを設け、このセンサで買物券の搬送方向の長
さを検出するように構成してもよい。また、買物券の幅
方向の長さを検出するセンサを設け、ここで検出される
幅方向の長さも利用して発行すべきでない買物券である
かどうかを判定するようにしてもよい。
【0041】また、買物券20の発行を3回連続して中
止したときにn13に進んでエラー処理を行うとした
が、この回数は4回やそれ以上にしてもよいし、又、2
回であってもよい。さらに、収納部21から繰り出され
た買物券20に対する発行を中止した買物券20の比率
がある値を越えたときや、発行を中止した買物券20の
累積枚数が所定枚数となったときにエラー処理を行うよ
うにしてもよい。
【0042】さらに、買物券20に券番号をバーコード
で印刷しておき、読取部26をバーコードリーダで構成
してもよい。また、発行される金券は、買物券や商品券
だけでなく、プリペイドカード等であってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、券番
号を読み取り、この券番号から発行すべきでない金券で
あるかどうかを判定し、発行すべきでないと判定した金
券については、発行を中止するようにしたため、種別の
間違った金券がセットされていたとしても、その金券が
発行されることを防止できる。また、裏向きや上下逆向
きにセットされている金券についても同様に発行を中止
するようにしたので、金券の向きを揃えて発行すること
ができ、顧客に悪い印象を与えることもない。
【0044】また、金券を収納する収納部を複数設けた
ので、種別の異なる金券を同時に発行することもでき
る。
【0045】また、金券の大きさを検出し、この大きさ
からも発行すべきでない金券であるかどうかを判定する
ようにしたため、例えば搬送時に端部の折れ曲がった金
券が発行されることを防止できる。
【0046】また、発行を中止した金券の枚数を用い
て、金券が誤ってセットされているかどうかを判定し、
金券が誤ってセットされていると判定したときにはこれ
を報知するようにしたため、金券のセットミスに対して
迅速に対応させることができる。
【0047】また、発行した金券の券番号を出力するよ
うにしたため、ホスト装置で金券の発行管理を容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である金券発行システムの
構成を示す図である。
【図2】この実施形態の金券発行装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】この実施形態の金券発行装置の外観を示す図で
ある。
【図4】この実施形態で発行される金券を示す図であ
る。
【図5】この実施形態の繰り出し部の構成を示す図であ
る。
【図6】この実施形態の金券発行装置の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】この実施形態の出券処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1−ホスト装置 2−金券発行装置 11−制御部 12−入力部 13−表示部 14−カードリーダ 15−繰出部 16−通信部 20−買物券 21(21a、21b)−収納部 24−放出部 25−回収部 26−読取部 27−フラッパ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有の券番号が付された金券を繰り出し
    て発行する金券発行装置において、 前記繰り出した金券に付されている前記券番号を読み取
    る券番号読取手段と、 前記券番号読取手段により読み取った券番号から発行す
    べきでない金券であるかどうかを判定し、発行すべきで
    ない金券であれば該金券の発行を中止する制御部と、を
    備えたことを特徴とする金券発行装置。
  2. 【請求項2】 前記金券をセットする複数の収納部を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の金券発行装置。
  3. 【請求項3】 前記金券の大きさを検出する大きさ検出
    手段を備え、 前記制御部は、前記大きさ検出手段により検出された大
    きさが発行すべき金券の大きさと異なるときにも該金券
    の発行を中止することを特徴とする請求項1または2に
    記載の金券発行装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、発行を中止した金券の枚
    数を用いて券種や向き等を誤って金券がセットされてい
    るかどうかを判定し、金券が誤ってセットされていると
    判定したときにその旨の報知を行うことを特徴とする請
    求項1、2または3のいずれかに記載の金券発行装置。
  5. 【請求項5】 発行した金券から読み取った券番号を出
    力する出力手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3
    または4のいずれかに記載の金券発行装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の金券発行装置と、前記
    金券発行装置に接続されたホスト装置と、を備え、 前記ホスト装置に、前記出力手段により出力された金券
    の識別番号に基づいて前記金券の発行管理を行う管理手
    段を備えたことを特徴とする金券発行システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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