JPH1112048A - 歯状起伏が形成されたセラミックス製骨材とそれを用いた不定形耐火物 - Google Patents

歯状起伏が形成されたセラミックス製骨材とそれを用いた不定形耐火物

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JPH1112048A
JPH1112048A JP9160279A JP16027997A JPH1112048A JP H1112048 A JPH1112048 A JP H1112048A JP 9160279 A JP9160279 A JP 9160279A JP 16027997 A JP16027997 A JP 16027997A JP H1112048 A JPH1112048 A JP H1112048A
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JP
Japan
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amorphous refractory
refractory
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dentate
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JP9160279A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Miyamoto
裕之 宮本
Yusuke Urita
祐輔 瓜田
Minoru Kataoka
稔 片岡
Mitsuo Sugawara
光男 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Krosaki Harima Corp
Original Assignee
Kurosaki Refractories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 亀裂抑止効果を有する骨材と同骨材の添加により耐剥離
性、耐スポーリング性に優れた不定形耐火物を得るこ
と。 【課題】 最大部直径が5〜40mm、長さ10〜60
mmの円柱形状であり、該円柱形状の軸線を切断する断面
の外周部が高さ0.5mmから5mmの歯状起伏で形成され
たセラミックス製骨材1、あるいは歯先円と歯底円の直
径差が1〜10mm、5〜126の歯数を有するセラミッ
クス製骨材と、この骨材を配合物100重量%に対し、
外掛けで5〜235重量%添加した不定形耐火物。 【解決手段】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐スポーリング性
を付与するために耐火物に添加する、歯状起伏が形成さ
れたセラミックス製骨材とそれを用いた不定形耐火物に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、製鋼用耐火物に代表される使用条
件の過酷化、耐火物の高耐用化の要請に伴い、より一層
の耐スポーリング性と製品寿命を有する耐火物が必要と
なってきた。耐火物に必要とされる具備特性の中で、特
に重要な耐食性と耐スポーリング性は、相互にその性能
を向上させることが困難であった。その中で、取鍋用内
張り不定形耐火物においては、アルミナ・スピネル質か
ら、耐食性に優れたアルミナ・マグネシア質に移行して
来ている。アルミナ・マグネシア質は、使用条件によっ
ては、剥離傾向が大きくその耐食性に見合うだけの耐用
を得ることが難しかったが、現状では、その材質改善に
伴いアルミナ・スピネル質よりも高耐用性を示すに至っ
ている。耐スポーリング性を改善するための手段として
は、従来から、電融破砕粒、造粒焼結粒等の大型骨材を
不定形耐火物に添加、単純熱応力、あるいは構造スポー
リングによる亀裂の伝播を抑制する方法、更に骨材の形
状を工夫したものとして特公昭58−49514号公報
に径1〜30mm、長さ/径が3〜50の長柱状骨材を
使用した耐火物が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現状では、前述のとお
り、取鍋用内張り不定形耐火物において、アルミナ・マ
グネシア質は、アルミナ・スピネル質よりも高耐用性を
示すに至っているが、なお、その剥離傾向については、
完全に抑制されていない。大型骨材を耐火物に添加して
亀裂の伝播を抑制する場合、従来の電融破砕粒、造粒焼
結粒等の大型骨材については、偏平球状、破砕形状等の
特定の形状に限定され、そのサイズも一律なものではな
く、亀裂の伝播を確実に抑制するには、限界があった。
例えば、前記特公昭58−49514号公報記載の骨材
のように形状を工夫したものも、骨材の径に比較して長
さが長く、骨材の径が小さい場合には、配合調整時に折
損等の問題を発生させ、成形体が得られても亀裂が骨材
を貫通する傾向が強い。また、骨材の径が大きい場合に
は、配合の混練が困難であったり、耐火物中への均一分
散が困難等の問題があった。
【0004】本発明は、より亀裂抑止効果を有する骨
材、及びより耐剥離性、耐スポーリング性を有するセラ
ミックス製骨材とそれを用いた不定形耐火物を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、最大部直径が
5〜40mm、長さ10〜60mmの円柱形状であり、
該円柱形状の軸線を切断する断面の外周部が高さ0.5
mmから5mmの歯状起伏で形成されたセラミックス製
骨材、あるいは歯先円と歯底円の直径差が1〜10m
m、5〜126の歯数を有するセラミックス製骨材と、
この骨材を配合物100重量%に対し、外掛けで5〜2
35重量%添加した不定形耐火物である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で使用する骨材の材質は、
アルミナ・シリカ質、アルミナ質、スピネル質、コラン
ダムスピネル質、マグネシアスピネル質等があり、骨材
が添加される不定形耐火物の材質、用途によって適宜選
択される。
【0007】骨材とマトリックス部との膨張差によるマ
トリックス部の亀裂、あるいはマトリックス部との間隙
を排除するには、骨材とマトリックス部の熱膨張率は、
近いことが望ましい。
【0008】骨材の形状について、最大部直径が40m
mを越える場合、あるいは長さ60mmを超える場合、
施工性を著しく損ない、且つセグリゲーションの原因と
なるので好ましくない。直形が5mm未満の場合、構造
的強度不足によりマトリックスから骨材中に亀裂が直接
進展するため、十分な亀裂抑止効果が得られない。長さ
10mm未満の場合、亀裂が比較的簡単に骨材を迂回し
て進展するために十分な亀裂抑止効果が得られない。
【0009】骨材表面の歯の形状が、歯先円と歯底円の
直径差で1mm未満、あるいは10mmを越える場合、
及び歯数5未満、あるいは126を超える場合、骨材と
マトリックスとの噛み合いが不十分でマトリックスとの
馴染み不足となり、亀裂進展を抑止するための十分なア
ンカー効果が得られない。以上の理由により亀裂進展を
十分に抑制し、且つ工業化が容易な骨材の形状は、最大
部直径が5〜40mm、長さ10〜60mmの円柱形状
を有し、歯先円と歯底円の直径差が、1〜10mm、5
〜126の歯を有する物が最適である。骨材の強度につ
いては、マトリックス部に発生する亀裂を十分に骨材表
面部で抑止するために、マトリックス部の少なくとも2
倍以上の曲げ強度を有することが望ましい。
【0010】本発明の骨材は、マトリックス部に比較し
て大きな耐クリープ性を有するものを骨材の材質として
選択、耐火物中に分散させることで、従来の骨材に比較
して耐火物の耐クリープ性、容積安定性を更に向上させ
る。これは、本発明の骨材が従来の骨材に比較してマト
リックス中を容易に移動し難く、十分なブリッジ効果を
発現するためである。
【0011】このように本発明の骨材で亀裂抑止効果を
十分に発現させるためには、耐火物中に均一に分散させ
ることが望ましく、骨材が規定のサイズをこえるものを
使用すると、鋳込み時に骨材と不定形耐火物母材との比
重差により偏析等の原因となるので好ましくない。
【0012】骨材の不定形耐火物への添加割合は、配合
物100重量%に対して外掛け5重量%以上、235重
量%以内が適当である。外掛け5重量%未満の場合、亀
裂の進展が骨材の存在によって抑制される頻度が少ない
ために十分な亀裂進展抑止効果を発現できない。235
重量%を越える場合、配合物が骨材間へ十分に充填され
ず空隙を有することになり、且つ施工性が著しく損なわ
れるので好ましくない。
【0013】以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明
の骨材とその添加効果を更に詳しく説明する。
【0014】
【実施例】表1に、本発明における特殊形状の骨材とし
て、平均粒径8μの仮焼アルミナ90重量%、平均粒径
5μのカオリン10重量%からなる配合物に外掛け18
重量%の水を添加後、モルタルミキサーで混練、骨材成
形用の杯土を得、この杯土を使用して押出成形機で成
形、所定長さに切断後、所定形状の成形体素地を大気中
1750℃の雰囲気で5時間焼成し、骨材符号1〜6の
本発明品及び規格外品符号7〜9の骨材を得た。骨材の
見掛け気孔率は、3%、常温圧縮強度は、300MPa
であった。また、平均粒径20mmの市販造粒焼結アル
ミナを骨材符号10、平均粒径10mmの市販電融アル
ミナ破砕粒を骨材符号11として示した。本実施例に示
される骨材は、容易に製造可能、工業化に適するもので
ある。得られた骨材中、本発明の範囲内にある代表的な
形状を図1に示す。
【0015】
【表1】 表2は、実施例及び比較例に使用したベースとなる流し
込み材の化学成分値を示す。
【0016】
【表2】
【表3】 表3は、表1で得られた骨材形状、及び市販アルミナ骨
材を表2のアルミナ・マグネシア質取鍋一般壁流し込み
材に添加して得た試料を示す。
【0017】表3に示す配合物は、所定の水を添加して
混練した後、金枠に流し込み成形し、20℃で24時間
養生し、110℃で24時間乾燥後、1000℃で3時
間熱処理を行い、50h×50w×150s(mm)の
所定形状に加工した。配合中、本発明の範囲内にある代
表的な試料の骨材の分散状態を図2に示す。
【0018】本発明品の骨材を使用した実施例A〜J
は、剥離方向亀裂がないか、もしくは著しく亀裂の発生
を減少させることができたのに対し、特定の骨材を添加
しない比較例Aは亀裂発生が大きく、規格外の骨材符号
8、9を添加した比較例B及びCは耐スポール性が悪
く、大きな亀裂が発生した。本発明品の骨材を骨材符号
2を範囲外の外掛け5より少なく添加した比較例Dは添
加効果がなく大きな亀裂が発生した。また、235重量
%を越えて添加した比較例Eは配合混練時に流動性が著
しく不良となり配合調整が不能であった。骨材符号7の
直径が3mm、長さ30mmの骨材を使用した比較例F
は、配合混練時に骨材が破損して配合調整不能であっ
た。更に、市販品の骨材符号11及び12を添加した比
較例G、Hも亀裂発生が大きかった。
【0019】亀裂発生測定については、図3に示す片面
加熱冷却上下端面拘束熱応力試験によって行った。
【0020】
【発明の効果】本発明の効果において、本発明の骨材
は、その表面形状がスパイク効果を発揮可能な状態とし
て容易に形成できるものであり、マトリックス部に比較
して大きな耐クリープ性を有するものを骨材の材質とし
て選択、耐火物中に分散させることで従来の骨材に比較
して耐火物の耐クリープ性、容積安定性を更に向上させ
る。
【0021】本発明の骨材は、従来の骨材に比較してマ
トリックス中を容易に移動し難く、十分なブリッジ効果
を発現することができる。
【0022】本発明の骨材を耐火物中、例えば、取鍋ラ
イニング、タンディッシュライニング等の不定形耐火
物、堰ブロック、羽口等のプレキャストブロックに適当
割合分散させることで、容易に耐スポーリング性、耐剥
離性あるいは構造体としての安定性を実現可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯状起伏が形成された骨材を示す図で
ある。
【図2】本発明の範囲内にある試料の骨材の分散状態を
示す図である。
【図3】片面加熱冷却上下端面拘束熱応力試験の説明図
である。
【符号の説明】
1セラミックス製骨材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 稔 福岡県北九州市八幡西区東浜町1番1号 黒崎窯業株式会社不定形事業部八幡不定形 工場内 (72)発明者 菅原 光男 福岡県北九州市八幡西区東浜町1番1号 黒崎窯業株式会社技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最大部直径が5〜40mm、長さ10〜
    60mmの円柱形状であり、該円柱形状の軸線を切断す
    る断面の外周部が高さ0.5mm〜5mmの歯状起伏が
    形成されたセラミックス製骨材。
  2. 【請求項2】 外周部の歯先円に至る直形が5〜40m
    m、長さ10〜60mmの円柱形状で、歯先円と歯底円
    の直径差が1〜10mm、5〜126の歯数を有する歯
    状起伏が形成されたセラミックス製骨材。
  3. 【請求項3】 配合物100重量%に対し、請求項1又
    は請求項2記載の骨材を外掛けで5〜235重量%添加
    した不定形耐火物。
JP9160279A 1997-06-17 1997-06-17 歯状起伏が形成されたセラミックス製骨材とそれを用いた不定形耐火物 Pending JPH1112048A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015159624A1 (ja) * 2014-04-16 2015-10-22 伊藤忠セラテック株式会社 耐火物用セラミック骨材及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015159624A1 (ja) * 2014-04-16 2015-10-22 伊藤忠セラテック株式会社 耐火物用セラミック骨材及びその製造方法
JP2015202996A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 伊藤忠セラテック株式会社 耐火物用セラミック骨材及びその製造方法

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