JPH11122207A - 伝送装置および同期ネットワークにおける信号伝送方法 - Google Patents

伝送装置および同期ネットワークにおける信号伝送方法

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JPH11122207A
JPH11122207A JP9280923A JP28092397A JPH11122207A JP H11122207 A JPH11122207 A JP H11122207A JP 9280923 A JP9280923 A JP 9280923A JP 28092397 A JP28092397 A JP 28092397A JP H11122207 A JPH11122207 A JP H11122207A
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JP
Japan
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clock
signal
transmission
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relay
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JP9280923A
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Hiroshi Yoshida
洋 吉田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0685Clock or time synchronisation in a node; Intranode synchronisation
    • H04J3/0688Change of the master or reference, e.g. take-over or failure of the master

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基幹系ネットワークのノード装置として用い
られる伝送装置および同期ネットワークにおける信号伝
送方法に関し、3以上の伝送装置間においても、クロッ
ク系の閉ループが構成されることを防止できるようにす
る。 【解決手段】 受信信号からクロック信号を複数抽出し
うるクロック抽出部302と、クロック信号を伝送信号
送信用に選択する選択部303と、選択されたクロック
信号を用いて伝送信号を中継送信する中継送信部304
と、選択されたクロックのクロック供給系の識別情報を
受信側に通知する識別情報通知部305と、伝送信号を
中継受信する中継受信部306と、中継受信された伝送
信号に含まれるクロック信号の識別情報を抽出,認識す
る識別情報抽出認識部307と、識別情報の認識結果に
基づき、中継伝送すべき伝送信号に含まれるクロック信
号として、既に中継送信された伝送信号に起因するクロ
ックを選択部にて選択することを禁止設定する禁止設定
部308とをそなえるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術(図15〜図17) 発明が解決しようとする課題(図18) 課題を解決するための手段(図1) 発明の実施の形態(図2〜図14) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば基幹系ネッ
トワークのノード装置として用いて好適な、伝送装置お
よび同期ネットワークにおける信号伝送方法に関するも
のである。
【0003】
【従来の技術】近年、SDH(Synchronous Digital Hie
rarchy)技術の標準化に伴い各国でSDHネットワーク
の導入が図られている。図15はクロック供給系に着目
したSDHネットワークの一例を示すブロック図であ
り、この図15に示すSDHネットワーク100におい
ては、クロック発振器としてのPRC101に、複数の
ネットワークエレメント(NE;Network Element)102お
よびスレーブ103が直列に接続されている。
【0004】すなわち、PRC101には、複数個(例
えばN個;Nは最大20とする)のNE102と一つの
スレーブ103とが交互に直列接続されている。なお、
複数個のNE102間のスレーブ103については、K
個(Kは最大10とする)そなえている。PRC101
は、ネットワーク100上に用意された高品質のクロッ
ク発振器で、ITU(International Telecommunication
Union) における勧告G.811により規定されたもの
である。
【0005】すなわち、このPRC101から発生する
クロックをマスタクロックとし、NE102を経由して
SDHネットワーク100を構成するNE102全体に
分配することにより、ネットワーク100全体が一つの
クロックで同期させることができるのである。ところ
で、同期クロックはNE101によって中継される度に
クロック品質が低下していくため、国際標準ITUの勧
告等によれば、クロック信号を中継するNEの数(中継
数)はある一定数に限定される。スレーブ103は、上
述の限定数を超えるクロック中継を行なう必要がある場
合に設けられてクロック品質を再生するもので、勧告
G.812にて規定されたものである。
【0006】また、PRC101からクロックを分配す
る際には、例えば図16に示すように、主信号伝送用の
STM−N信号,クロック分配用信号(2Mb/s),
又はハイアラーキ系列となる1.544Mb/sの信号
が使用される。換言すれば、これらの信号に含まれるク
ロック信号成分を用いることにより、各ネットワークエ
レント102a,102bに対してPRC101からの
マスタクロックを伝送することができる。
【0007】さらに、これらの信号を受信した各NE1
02a,102bでは、設定により数種類の入力信号の
クロック信号のうちの一つを予め設定された優先順位に
基づいて選択し、これを内部動作用クロック104とし
て用いる。具体的には、NE102aでは、他のNE
(例えばNE102b)から入力されるクロック信号成
分を含む信号(STM−1信号121,STM−1信号
122およびクロック分配用信号[EXT CLOCK;EXTERNAL
CL0CK]123)のうちで、選択すべきクロック信号の優
先順位を予め設定しておくことができるようになってい
る。
【0008】この図16に示すNE102aにおいて
は、STM−1信号122を第1順位とし、STM−1
信号121を第2順位とし、クロック分配用信号[EXT C
LOCK;EXTERNAL CL0CK]123を第3順位とするようにな
っている。さらに、上述のクロックの選択をする際に
は、各NEでは、入力される信号に付加されているクロ
ック品質情報としてのSSMB(Synchronous status me
ssage half byte)をもとに、より品質の良いクロックを
選択するようにされている。なお、図16においては、
PRC102aからのクロックであることを示す「G.
811」または後述する「DNU」がSSMBとして設
定されている。
【0009】例えば、このSTM−N信号のSOH(Sec
tion Over Head)に、品質信号バイトとしてのSSMB
を取り出して、例えばネットワークエレネント102a
がクロックとして選択できる各入力信号(STM−1信
号121,122またはクロック分配用信号123)の
うちで、設定されたクロック選択優先順位と個々の入力
信号のSSMBに従って、選択すべきクロックを自動選
択するようになっている。
【0010】なお、選択されたクロックの品質情報につ
いては、出力信号に多重して出力している。したがっ
て、各NE102a,102bでは、例えばSTM−N
信号に含まれるクロック信号を選択している際に、この
STM−N信号のSOHに含まれている品質信号バイト
からクロックの品質情報を取り出して、現在選択してい
るクロック信号が何らかの要因で不良となった場合、選
択肢内の他の品質の良いクロックに切り換えることによ
り冗長構成をとることができるようになっている。
【0011】さらに、このクロック分配系においては、
ネットワークの冗長構成やネットワークの複雑化が原因
となったり、保守者による設定のミス等によって、図1
6に示すようなクロック系の閉ループ124が構成され
てしまう場合がある。この閉ループ124は、対向する
2つのNE102a,102b間において、分配系が正
しく構成できずに分配系が切断されて、マスタクロック
が供給されない構成を有している。すなわち、この閉ル
ープ124が構成されたNE102a,102bにおい
ては、マスタクロックから分配されるクロックが選択さ
れないことになる。
【0012】このようなクロックの閉ループ124は、
保守者が認識するのが困難であり、しかもNE102
a,102b同士で、互いに相手から受信したクロック
をマスタクロックとして用いることになるので、温度変
動等の環境変化による伝送路劣化に伴って、信号に含ま
れるクロック周波数が変動を始めるとそのズレは大きく
なってしまう。このため、主信号系にジッタ等の悪影響
を及ぼす。
【0013】これに対して、例えば図17に示すよう
に、NE102bからクロック受信方向(NE102b
からNE102aへの方向)に対して出力するSTM−
1信号に表示されるクロック品質表示を強制的にDon't
use(DNU;クロック信号使用不可能)という表示にす
ることにより、対向するNE102aでは、このクロッ
クを使用できないようにし、対向NE間でのクロック系
の閉ループが発生することを防止することが考えられ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図17に示すような伝送装置としてのNEにおいては、
対向するNE102a,102b間のクロック閉ループ
の発生を防止することができるが、3つ以上のNEを介
した場合のクロック系の閉ループは、防止することがで
きないという課題がある。
【0015】例えば、図18に示すように、3つのNE
102a〜102cが相互に接続されてSDHネットワ
ーク100′が構成されている場合において、NE10
2aに供給されていたマスタクロックの供給系が断状態
となった場合には、NE102a→NE102b→NE
102c→NE102aといったクロック系のループ1
25が構成されてしまうのである。
【0016】すなわち、前述の図17に示すような対向
NE102a,102b間においては、例えばNE10
2bからNE102aに対して選択したクロックを、N
E102aからNE102bに対しての方向の信号を伝
送する際に、同一クロックを選択不可能にしているのみ
であるため、図18に示すように、NE102aでは、
NE102aに対向する局としてのNE102bのみな
らずNE103cをループしてきたクロックは、対向局
以外の第3の局からループしてきたものであるため、判
別がつかず、結果的に閉ループ125が構成されること
になる。
【0017】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、3以上の伝送装置間においても、クロック系
の閉ループが構成されることを防止できるようにした、
伝送装置および同期ネットワークにおける信号伝送方法
を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図であり、この図1において、301は伝送装置で
あり、この伝送装置301は、送信側から受信側への伝
送信号を、クロック信号に同期して中継伝送する網同期
方式を採用する伝送装置であって、クロック抽出部30
2,選択部303,中継送信部304,識別情報通知部
305,中継受信部306,識別情報抽出認識部307
および選択制御部308をそなえて構成されている。
【0019】ここで、クロック抽出部302は、複数系
列の受信信号から、上記クロック信号を複数抽出しうる
ものであり、選択部303は、後述の選択制御部308
からの制御を受け、クロック抽出部302から供給され
る複数のクロック信号のうちのいずれかを、受信側に対
しての伝送信号の送信用に選択するものであり、中継送
信部304は、選択部303にて選択されたクロック信
号を用いて上記伝送信号を受信側に対して中継送信する
ものである。
【0020】さらに、識別情報通知部305は、選択部
303にて選択されたクロックを供給するクロック供給
系を識別するための識別情報を、上記受信側に対して通
知するものである。また、中継受信部306は、上記送
信側からの伝送信号を中継受信するものであり、識別情
報抽出認識部307は、中継受信部306にて中継受信
された伝送信号に含まれるクロック信号の識別情報を抽
出,認識するものである。
【0021】さらに、禁止設定部308は、識別情報抽
出認識部307における識別情報の認識結果に基づい
て、中継伝送すべき伝送信号に含まれるクロック信号と
して、中継送信部にて既に中継送信された伝送信号に起
因するクロックについては、選択部303において選択
することを禁止設定するものである(以上、請求項
1)。
【0022】また、上述の識別情報通知部305にて通
知すべき上記識別情報または識別情報抽出認識部307
において抽出,認識される上記識別情報を、クロック信
号が発生されたクロック発生源を識別するための情報と
ともに、上記クロック発生源にて発生されたクロック信
号により伝送された伝送信号の伝送装置間の中継数に関
する情報としてもよい(請求項2)。
【0023】さらに、識別情報通知部305にて通知す
べき上記識別情報または識別情報抽出認識部307にお
いて抽出,認識される上記識別情報を、上記伝送信号の
伝送装置間の中継履歴に関する情報としてもよい(請求
項3)。また、識別情報通知部305としては、上記識
別情報を上記受信側に対して伝送される伝送信号に付加
することにより通知する一方、識別情報抽出認識部30
7としては、送信側から受信側へ中継伝送すべき伝送信
号から、上記識別情報を抽出,認識するように構成して
もよい(請求項4)。
【0024】なお、上記識別情報を、データ通信チャネ
ルを介して上記受信側に通知する一方、識別情報受信認
識部307を、送信側から受信側へ中継伝送すべき伝送
信号に含まれる上記識別情報を、データ通信チャネルを
介して受信,認識するように構成してもよい(請求項
5)。また、本発明の同期ネットワークにおける信号伝
送方法は、複数の伝送装置を介することにより、伝送信
号をクロック信号に同期して中継伝送する同期ネットワ
ークにおける信号伝送方法であって、第1伝送装置にお
いて伝送信号を中継伝送する際に、複数系列の伝送信号
を中継用に受信するとともに、上記受信された伝送信号
から、上記クロック信号を複数抽出するクロック抽出ス
テップと、該クロック抽出ステップにて抽出された複数
のクロック信号のいずれかを用いて、伝送信号を伝送先
の伝送装置に対して中継伝送する伝送ステップと、該伝
送ステップにおける上記中継伝送の際に用いられるクロ
ック信号の識別情報を伝送先に通知する識別情報通知ス
テップとをそなえて構成されたことを特徴としている
(請求項6)。
【0025】この場合においては、伝送ステップにおい
て、クロック抽出ステップにて抽出された複数のクロッ
ク信号のうちで、上記第1伝送装置から中継伝送された
伝送信号に起因するクロック信号については、上記中継
伝送の際に用いることを禁止設定することができる(請
求項7)。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照することにより
本発明の実施の形態について説明する。 (A)第1実施形態の説明 図3は本発明の第1実施形態にかかる伝送装置としての
ネットワークエレメント(NE;Network Element)を示すブ
ロック図であり、この図3に示すNE1は、送信側から
受信側への伝送信号を、クロック信号に同期して中継伝
送する網同期方式を採用するもので、前述の図15に示
すSDHネットワーク100におけるNE102として
適用しうるものである。
【0027】なお、前述の図15に示すSDHネットワ
ーク100は、マスタとしてのPRC101からクロッ
クを供給する際の中継方式に着目したSDHネットワー
クを示すものであるが、上述のNE1の下位には、例え
ばハイアラーキ系列となる2Mb/sのネットワーク
や、外部クロック供給用ネットワーク等の、SDHネッ
トワーク以外のネットワークを構築することもできる。
【0028】また、上述のNE1は、本発明の機能に着
目すれば図2に示すような構成を有している。すなわ
ち、この図2に示すNE1において、11はTTF(Tra
nsportTerminal Function)10(図3参照)に設けら
れたSPIであり、このSPI11は、伝送路からST
M−Nポートを通じてSTM−N信号(N;自然数)を
受信するとともに、この信号から、クロック信号成分を
抽出し、ポートT1を通じてSETS5に通知するもの
である。したがって、このSPI11は、送信側からの
伝送信号を中継受信する中継受信部として機能する。
【0029】また、2はTTF10(図3参照)に設け
られたMSTであり、このMST2は、TTF10のS
PI11,RST12を介して入力されたSTM−N信
号(N;自然数)から、クロック品質情報としてのSS
MBとともに、クロックを識別するためのクロック固有
名および当該STM−N信号の中継数に関する情報を抽
出し、ポートY1を通じてSETS5に通知するもので
ある。
【0030】なお、クロック固有名により、クロック発
生源がネットワーク内のどの装置であるかを識別するこ
とができ、中継数に関する情報により、NE1にて受信
されたクロックが、クロック発生源から何台のNEを中
継したクロックであるかを識別することができる。した
がって、MST2は、SPI11にて中継受信された伝
送信号に含まれるクロック信号の識別情報を抽出,認識
する識別情報抽出認識部として機能し、このMST2に
おいて抽出,認識される上記識別情報を、クロック信号
が発生されたクロック発生源を識別するためのクロック
固有名とともに、クロック発生源にてクロック信号が発
生されたクロック信号により伝送された伝送信号の伝送
装置間の中継数に関する情報としているのである。
【0031】なお、例えばSTM−1フレームに多重さ
れるSSMBは、図4に示すSOH200のS1バイト
部201における下位4ビットに記録されるようになっ
ている。なお、STM−1信号よりも多重されたSTM
−N信号についても、上述のSTM−1信号のS1バイ
ト部201に準じて記録されることができる。さらに、
上述のクロックを識別するためのクロック固有名および
当該STM−N信号の中継数に関する情報についても、
OHB(Over Head Byte)信号、例えば図4に示すSTM
−1フレームにおけるSOH200のS1♯2バイト部
201a,S1♯3バイト部201b,D4♯2バイト
部202a,D4♯3バイト部202b,D7♯2バイ
ト部203a,D7♯3バイト部203b,D10♯2
バイト部204a,D10♯3バイト部204bおよび
M1♯2バイト部205に記録されるようになってい
る。
【0032】すなわち、クロック固有名に8バイトを使
用することにより、1文字当たり1バイトを要するアス
キーコードで、8文字の固有名までを許容することがで
き、中継数については1バイト(少なくとも5ビット)
を使用することにより、最大中継数として勧告(ITU
−G.803)されている「20」までを識別すること
ができる。
【0033】具体的には、図5(a)に示すように、D
4♯2バイト部202aにて固有名の1文字目のコード
を、D4♯3バイト部202bにてその2文字目のコー
ドを、D7♯2バイト部203aにてその3文字目のコ
ードを、D7♯3バイト部203bにてその4文字目の
コードを、D10♯2バイト部204aにてその5文字
目のコードを、D10♯3バイト部204bにてその6
文字目のコードを、S1♯2バイト部201aにてその
7文字目のコードを、S1♯3バイト部201bにてそ
の8文字目のコードを、それぞれ記録するようになって
いる。
【0034】さらに、中継数については、例えば図5
(b)に示すように、M1♯2バイト部205の下位5
ビットのみを使用することにより、中継数に応じて対応
する2進数で記録することができるようになっている。
なお、上述のクロック固有名および中継数に関する情報
については、STM−N信号に対しても、STM−1信
号のS1バイト部201に準じて記録される。
【0035】また、3はLOI(Lower Order Interfac
e)60に設けられたPPIであり、このPPI3は、
SDHフレームでないハイアラーキ系列となる2Mbp
sの信号からクロック信号を抽出するとともに当該クロ
ック信号のSSMBを抽出するものである。また、抽出
されたクロック信号はポートT2を通じてSETS5に
出力され、SSMBはポートY2を通じてSETS5に
出力される。
【0036】さらに、4はSETPIであり、このSE
TPI4は、図示しないクロック供給用ネットワークか
ら同期インタフェースポート(Synchronization interfa
ce port)を介して入力された、外部クロック供給用ネッ
トワークからのクロック信号を外部クロックとして入力
される一方、入力されたクロック信号のSSMBを抽出
するものある。
【0037】SETPI4にて抽出された信号のうち
で、クロック信号についてはポートT3またはポートT
4を通じてSETS5に出力される一方、SSMBはポ
ートY3またはポートY4を通じてSETS5に出力さ
れるようになっている。したがって、上述のSPI1,
PPI3およびSETPI4により、複数系列の受信信
号から、クロック信号を複数抽出しうるクロック抽出部
としての機能を有している。
【0038】また、SETS5は、ポートY1〜ポート
Y4を通じて入力された情報とともに、後述のSEMF
6から通知されるPPI3およびSETPI4からの各
クロック信号のクロック固有名を入力されて、ポートT
1,ポートT2およびポートT3もしくはポートT4を
通じて入力された3種類のクロック信号(SPI11,
PPI3およびSETPI4にて抽出されたクロック信
号)のうちのいずれかを動作クロックとして選択するも
のである。
【0039】すなわち、SETS5は、SPI11,P
PI3およびSETPI4から供給される複数のクロッ
ク信号のうちのいずれかを、受信側に対しての送信信号
の送信用に選択する選択部としての機能を有している。
具体的には、SETS5では、クロック選択の際の優先
順位が予め設定され、入力された3種類のクロック信号
それぞれのSSMB,クロック固有名および中継数に関
する情報に基づき、同一方向からクロックが一受信して
いる場合、より中継数の少ないクロックのみを選択可能
とし、中継数の多いクロックは選択不可能としている。
【0040】また、同一のクロック供給源で且つ同一中
継数のクロックが存在している場合には、予め設定され
ている優先順位の高いクロックのみを選択可能とし、優
先順位の低いクロックは選択できないように設定する。
すなわち、SETS5では、選択しているクロックを伝
達している信号が異常状態になった場合においても、優
先順位の低いクロックには切り換えを行なわないように
しているのである。
【0041】これにより、SEMF5においては、自身
のNE1に入力しているクロックにおいて同一のクロッ
ク供給源から中継されたクロックが存在する場合に、優
先順位が高くかつ中継数の少ないクロックを選択するよ
うになっている。従って、NE間において中継伝送を行
なう際に、自身のNEを経由したクロックを伝送信号送
信の際に再使用することを防いでいる。
【0042】すなわち、SETS5は、MST2−1に
おける識別情報の認識結果に基づいて、中継伝送すべき
伝送信号に含まれるクロック信号として、自身のNE内
のSPI11にて既に中継送信された伝送信号に起因す
るクロックについては、SPI11,PPI2,SET
PI4から供給される複数のクロック信号から選択する
ことを禁止設定する禁止設定部として機能することにな
る。
【0043】SETS5では、上述のごとく選択された
クロック信号をポートT0を通じて出力するとともに、
選択されたクロック信号のSSMB,クロック固有名お
よび中継数に関する情報を、ポートS15を通じてSE
MF6に出力するようになっている。SEMF6は、M
CF7にて管理するPPI3およびSETPI4からの
各クロック信号のクロック固有名を、クロック選択用に
ポートS15を通じてSETS5に通知する一方、SE
TS5にて選択されたクロック信号のSSMB,クロッ
ク固有名および中継数に関する情報をポートS15を通
じて受けて、このクロック信号に対応する伝送フレーム
を認識(例えばSTM−1のチャネル番号を識別)する
ものである。
【0044】OHA8は、上述のSEMF6にて認識さ
れチャネル番号が識別された伝送フレームのクロック信
号のSSMB,クロック固有名および中継数に関する情
報を、ポートS13を通じて受けて、このポートS13
にて受けた情報を伝送フレームを構成するSOHに多重
化すべくポートU2を通じてMST2にアクセスするも
のである。
【0045】すなわち、OHA8は、例えば図4に示す
ように、伝送フレームを構成するSOH200のS1バ
イト部201の下位4ビットにSSMBを設定すべく、
ポートU2を通じてMST2にアクセスするようになっ
ている。同様に、OHA8では、伝送フレームを構成す
るSOH200のS1♯2バイト部201a,S1♯3
バイト部201b,D4♯2バイト部202a,D4♯
3バイト部202b,D7♯2バイト部203a,D7
♯3バイト部203b,D10♯2バイト部204aお
よびD10♯3バイト部204bに、アスキーコードに
より表されたクロック固有名を設定すべく、ポートU2
を通じてMST2にアクセスするようになっている。
【0046】さらに、OHA8では、伝送フレームを構
成するSOH200のM1♯2バイト部205に、中継
数を示すビット情報を設定すべく、ポートU2を通じて
MST2にアクセスするようになっている。これによ
り、SOH200にクロック固有名,中継数が多重され
た伝送信号は、SPI11からSTM−Nポートを通じ
て中継伝送される。換言すれば、SPI11は、SET
S5にて選択されたクロック信号を用いて伝送信号を受
信側に対して中継送信する中継送信部として機能すると
ともに、MST2は、SETS5にて選択されたクロッ
クを供給するクロック供給系を識別するための識別情報
を、受信側に対して通知する識別情報通知部としての機
能を有している。
【0047】さらに、MST2にて通知すべき識別情報
を、クロック信号が発生されたクロック発生源を識別す
るための情報とともに、上記クロック発生源にてクロッ
ク信号が発生されたクロック信号により伝送された伝送
信号の伝送装置間の中継数に関する情報としているので
ある。なお、図3中において、20はHCS(Higher or
der Connection Supervision)、30はHPC−n、4
0はHOI(Higher Order Interface)、50はHOA(H
igher Order Assembler)、60はLCS(Lower Order C
onnection Supervision)、70はLPC−mである。
【0048】また、TTF10は、上述のSPI11お
よびMST3のほかにRST12,MSP13およびM
SA14をそなえ、HCS20はHUG−n21および
HPOM−nをそなえ、HOI40はHPT−n41,
LPA−n42およびPPI43をそなえ、HOA50
はHPT−n51およびHPA−m/n52をそなえ、
LCS60はLUG−m61およびLPOM−m62を
そなえ、LOI80は、上述のPPI3のほかLPT−
m81およびLPA−m82をそなえて構成されてい
る。
【0049】上述の構成により、本発明の第1実施形態
にかかる伝送装置としてのNE1と同様の構成を有する
3つのNE91〜93を有して構築されるSDHネット
ワークでは、図6に示すように閉ループが防止されるこ
とになる。すなわち、NE91は、図示しないNEとの
間では伝送信号(一つのNEが中継された伝送信号)と
してのSTM−1信号94がやり取りされ、NE92と
の間ではSTM−1信号95がやり取りされ、NE93
との間では、外部クロック供給ネットワーク98を介し
てEXT CLOCK 信号98aをやり取りしている。なお、こ
のEXT CLOCK 信号98aは、例えば2Mbps等、ハイ
アラーキ系列の伝送速度を有している。
【0050】同様に、NE92は、NE91との間でや
り取りされるSTM−1信号95のほか、NE93との
間ではSTM−1信号96がやり取りされ、外部クロッ
ク供給ネットワーク98との間でEXT CLOCK 信号98b
をやり取りする。さらに、NE93は、NE92との間
でSTM−1信号96をやり取りしたり、NE91との
間で外部クロック供給ネットワーク98を介してEXT CL
OCK 信号98aをやり取りするほか、図示しないNEと
の間でSTM−1信号97がやり取りする。
【0051】ここで、NE91〜93では、他のNEに
対してSTM−1信号94〜97またはEXT CLOCK 信号
98a,98bを中継送信する際には、それぞれのNE
において中継受信されたSTM−1信号94〜97また
はEXT CLOCK 信号98a,98bのクロック信号のうち
で、最適なクロックを選択的に送信クロックとして使用
する。
【0052】すなわち、ネットワーク内のクロック源と
して機能するNE91〜93は、クロックを出力すると
ともにクロック信号を受信するNEに対して、新たなク
ロックに関する情報をも出力する。クロックを受信した
NEでは、受信クロックのうちのいずれかを装置クロッ
ク(送信クロック)として選択するが、このとき、受信
クロックとともにクロック識別情報をも受信し、この情
報により選択しても良いクロックかを判断している。
【0053】このとき、中継送信すべき信号には、送信
クロックとして選択されたクロック信号のSSMB,固
有名および当該クロックのマスタからの中継数に関する
情報をOHB信号に多重して送信する。換言すれば、ク
ロック識別情報を参照し、選択可能と判断された場合に
はこのクロックを選択し、基準クロックとして設定され
る。したがって、このNE91〜93から出力される主
信号は全て基準クロックをもとにして生成することにな
る。また、受信クロックの情報は、自身のNE内で加工
して、当該NEに接続されるNEに対して出力される。
【0054】なお、万が一選択しようとするクロックの
情報に選択不可能である情報が含まれている場合、SE
TS5では、このクロックの選択を禁止設定する。例え
ばNE91では、図示しないNEからのSTM−1信号
94のクロック信号およびNE92からのSTM−1信
号95のクロック信号を、それぞれSPI11にて抽出
するとともに、EXT CLOCK 信号98aのクロック信号を
SETPI4にて抽出する。
【0055】さらに、NE91のMST2においては、
上述のSTM−1信号94,95におけるSOH200
に記録されたSSMB,クロック固有名および中継数を
それぞれ抽出する一方、SETPI4にてEXT CLOCK 信
号98aのSSMBを抽出するとともにMCF7にてEX
T CLOCK 信号98aのクロック固有名および中継数を抽
出する。
【0056】NE91のSETS5では、中継送信すべ
き信号に使用されるクロックを選択するが、このとき、
上述のごとく抽出された3種類のクロック信号のうち
で、予め設定されたクロック選択優先順位と、それぞれ
のクロックのSSMB,クロック固有名および中継数と
に基づいて、品質が最も良く中継数が最も少ないものを
選択する。
【0057】ここで、NE91においては、上述の予め
設定されたクロック選択優先順位として、第1順位(No.
1)にSTM−1信号94のクロック信号が、第2順位(N
o.2)にSTM−1信号95のクロック信号が、第3順位
(No.3)にEXT CLOCK 信号98aのクロック信号が、それ
ぞれ設定されている。この場合においては、NE91に
おいて抽出されるSTM−1信号94のクロック信号
(クロック固有名「A」で中継数「1」;図6中におい
ては「A−1」と表記)と、STM−1信号95のクロ
ック信号(クロック固有名「A」で中継数「3」)と、
EXT CLOCK 信号98aのクロック信号(クロック固有名
「A」で中継数「4」)とのうちで、第1順位のクロッ
ク(STM−1信号94のクロック信号)を選択するこ
とになる。
【0058】すなわち、第1順位のクロック信号のクロ
ック固有名,中継数が「A−1」であるのに対し(以
下、クロック固有名と中継数との関係をこのように記
載)、第2順位,第3順位のクロック信号がいずれも
「A−n」となるので、これら第2順位,第3順位のク
ロック信号は選択肢から除外され、第1順位のクロック
信号を選択するのである。
【0059】SETS5にて中継送信すべき伝送信号に
使用されるクロックが選択されると、SEMF6,OH
A8およびMST2により、中継送信すべき伝送信号の
SOHに、選択されたクロック信号のSSMB,クロッ
ク固有名および中継数を、中継受信フレームにおけるも
のと同様のOHBに多重し、STM−Nポートを通じて
伝送される。
【0060】また、SETS5にてクロック信号が選択
されると、この選択されたクロック信号は、SETPI
4において、同期インタフェースポートを通じて外部ク
ロック(EXT CLOCK 信号98a,98b)として送出さ
れる。なお、上述のSTM−1信号94のクロックが断
状態となった場合においても、第2順位,第3順位のク
ロック信号が、第1順位のクロック信号に起因するクロ
ック信号を使用している場合には、これを選択せずに、
一時的にNE91内で蓄積しているクロック情報を用い
て中継送信を継続する。
【0061】同様に、NE95では、第1順位のクロッ
ク信号(STM−1信号95のクロック信号)のクロッ
ク固有名,中継数が「A−2」であるのに対し、第2順
位のクロック信号が「A−4」となるので、この第2順
位のクロック信号は選択肢から除外され、最も優先順位
の高い第1順位のクロック信号を選択するのである。な
お、上述のSTM−1信号95のクロックが断状態とな
った場合においては、第2順位のクロック信号を選択せ
ずに、第3順位となるEXT CLOCK 信号98bのクロック
信号を使用して中継送信を継続することになる。
【0062】さらに、NE96では、第1順位のクロッ
ク信号(STM−1信号96のクロック信号)のクロッ
ク固有名,中継数が「A−3」であるのに対し、第3順
位のクロック信号が「A−2」となるので、この第1順
位のクロック信号は選択肢から除外される。これによ
り、例えば第1伝送装置としてのNE91において伝送
信号を中継伝送する際に、NE91のSPI11におい
て複数系列の伝送信号を中継用に受信するとともに、受
信された伝送信号から、SPI11,PPI3およびS
ETPI4において、クロック信号を複数抽出する(ク
ロック抽出ステップ)。
【0063】さらに、主としてSETS5,SEMF
6,MCF7,OHA8,MST2およびSPI11に
より、クロック抽出ステップにて抽出された複数のクロ
ック信号のいずれかを用いて、伝送信号を伝送先の伝送
装置に対して中継伝送し(伝送ステップ)、MST2に
てOHB信号に多重された情報により、伝送ステップに
おける中継伝送の際に用いられるクロック信号の識別情
報を伝送先に通知することができる(識別情報通知ステ
ップ)。
【0064】この場合においては、主としてSETS5
により、クロック抽出ステップにて抽出された複数のク
ロック信号のうちで、上記第1伝送装置から中継伝送さ
れた伝送信号に起因するクロック信号については、上記
中継伝送の際に用いることを禁止設定することができ
る。このように、本発明の第1実施形態にかかる伝送装
置としてのネットワークエレメントによれば、SETS
5により、MST2におけるクロック固有名および中継
数に関する情報の認識結果に基づいて、中継伝送すべき
伝送信号に含まれるクロック信号として、自身のNE1
のSPI11にて既に中継送信された伝送信号に起因す
るクロックについては、SPI11,PPI3およびS
ETPI4から供給される複数のクロック信号から選択
することを禁止設定することができるので、自身のNE
1を経由したクロックを、再度他のNEに情報伝送を行
なう際のクロックとして用いることを防止し、3以上の
NE間におけるクロック系の閉ループの形成を防止する
ことができる利点がある。
【0065】なお、上述のクロック固有名,中継数は、
SSMB情報と同じ局で挿入,分離されるので、MSO
H(Multiplex Section Over Head)上の位置に存在すれ
ばよい。 (A1)第1実施形態の変形例の説明 図7は本発明の第1実施形態の変形例にかかる伝送装置
としてのNEの要部を示すブロック図であるが、この図
7に示すNE1−1についても、詳細には、前述の図3
と基本的に同様の機能部をそなえて構成されている。
【0066】ここで、この図7に示すNE1−1におい
ては、上述の第1実施形態におけるものに比して、中継
送信用に選択されたクロック信号のクロック固有名およ
び中継数を、MSOHの未使用バイト部でなく、例えば
図8に示すように、DCC(Data Communication Channe
l)としてのD1バイト部206〜D3バイト部208
(STM−1の場合)に記録するようになっている点が
異なる。
【0067】このため、本変形例にかかるNE1−1
は、前述の第1実施形態におけるもの(符号1参照)と
異なるMST2−1,SETS5−1,SEMF6−
1,MCF7−1,OHA8−1およびRST12−1
をそなえているが、これら以外の構成は基本的に前述の
第1実施形態におけるものと同様である。すなわち、R
ST12−1は、中継受信されたSTM−N信号をTT
F10のSPI11を介して入力され、このSTM−N
信号のクロックを識別するためのクロック固有名および
当該STM−N信号の中継数に関する情報をD1バイト
部〜D3バイト部206〜208から抽出し、抽出結果
をポートNを通じてMCF7−1に通知するものであ
る。
【0068】また、MST2−1は、RST12−1か
らのSTM−N信号(N;自然数)から、クロック品質
情報としてS1バイト部(図4の符号201参照)に記
録されたSSMBを抽出し、抽出結果をポートY1を通
じてSETS5−1に通知するものである。さらに、M
CF7−1は、PPI3およびSETPI4からの各ク
ロック信号のクロック固有名とともに、上述のRST1
2−1にて抽出されたSTM−N信号のクロック固有名
および中継数に関する情報をポートVを通じてSEMF
6−1に出力するもので、SEMF6−1では、これら
MCF7−1から入力された情報をポートS15を通し
てSETS5−1に出力するようになっている。
【0069】SETS5−1は、MST2−1,PPI
3およびSETPI4からのSSMBと、上述のSEM
F6−1から通知されるPPI3およびSETPI4か
らの各クロック信号のクロック固有名と、中継受信され
たSTM−N信号のクロック信号のクロック固有名およ
び中継数とを入力され、前述の第1実施形態の場合と同
様、これらの情報と予め設定されたクロック選択優先順
位とに基づき、ポートT1〜T4を介して入力される3
種類のクロック信号のうちのいずれかを動作クロックと
して選択するものである。
【0070】すなわち、SEMF6−1は、MCF7−
1から通知される3種類のクロック信号のクロック固有
名と、STM−N信号の中継数をポートS15を通じて
SETS5−1に通知するほか、SETS5−1にて選
択されたクロック信号のSSMB,クロック固有名およ
び中継数に関する情報をポートS15を通じて受けて、
このクロック信号に対応する伝送フレームを認識(例え
ばSTM−1信号のチャネル番号を識別)するものであ
る。
【0071】これにより、SEMF6−1では、STM
−1信号毎のクロック固有名,中継数およびSOH20
0−1のD1バイト部206〜D3バイト部208に記
録すべき値とともにSSMBの値をOHA8−1に出力
するようになっている。したがって、OHA8−1で
は、MST2−1にポートU2を通じてアクセスするこ
とにより、MST2−1に、選択されたクロック信号の
SSMBを、中継送信用のSTM−1信号を構成するS
OH200−1におけるS1バイト部201に設定する
ことができる。
【0072】さらに、OHA8−1は、SEMF6−1
から通知されたSTM−1信号毎のクロック固有名およ
び中継数を、ポートU1を通じてRST12−1に通知
する。RST12−1では、選択されたクロック信号の
クロック固有名および中継数を、中継送信用のSTM−
1信号を構成するSOH200−1におけるD1バイト
部206〜D3バイト部208に設定することができる
ようになっている。
【0073】これにより、クロック供給系を識別するた
めのクロック固有名,中継数を、データ通信チャネルを
介して受信側に通知する一方、MST2が、送信側から
受信側へ中継伝送すべき伝送信号に含まれるクロック固
有名,中継数を、データ通信チャネルを介して受信,認
識することができるのである。上述の構成により、本発
明の第1実施形態の変形例にかかる伝送装置としてのN
E1−1と同様の構成を有する3つのNE91〜93を
有してSDHネットワークを構築することにより、前述
の第1実施形態の場合と同様に閉ループを防止させるこ
とができる(図6参照)。
【0074】したがって、本発明の第1実施形態の変形
例においても、前述の第1実施形態の場合と同様、SE
TS5−1により、MST2−1におけるクロック固有
名および中継数に関する情報の認識結果に基づいて、中
継伝送すべき伝送信号に含まれるクロック信号として、
自身のNE1−1のSPI11にて既に中継送信された
伝送信号に起因するクロックについては、SPI11,
PPI3およびSETPI4から供給される複数のクロ
ック信号から選択することを禁止設定することができる
ので、自身のNE1−1を経由したクロックを、再度他
のNEに情報伝送を行なう際のクロックとして用いるこ
とを防止し、結果的に3以上のNE間におけるクロック
系の閉ループの形成を防止することができる利点があ
る。
【0075】(B)第2実施形態の説明 図9は本発明の第2実施形態にかかる伝送装置としての
NEの要部を示すブロック図であるが、この図9に示す
NE1−2についても、詳細には、前述の図3と基本的
に同様の機能部をそなえて構成されている。ここで、こ
の図9に示すNE1−2においては、前述の第1実施形
態におけるものに比して、SDHフレームのOHB信号
に、中継送信用に選択されたクロック信号のクロック固
有名および中継数の代わりに、当該伝送信号の中継履歴
としての通過NEに関する情報を記録するようになって
いる点が異なる。
【0076】換言すれば、第2実施形態にかかるNE1
−2においては、MST2にて通知すべき識別情報を、
上記伝送信号の伝送装置間の中継履歴に関する情報とし
ているのである。このため、本変形例にかかるNE2−
1は、前述の第1実施形態におけるもの(符号1参照)
と異なるMST2−2,SETS5−2,SEMF6−
2,MCF7−2およびOHA8−2をそなえている
が、これら以外の構成は基本的に前述の第1実施形態に
おけるものと同様である。
【0077】したがって、SPI11,PPI3および
SETPI4(図3参照)は、複数系列の受信信号か
ら、クロック信号を複数抽出しうるクロック抽出部とし
て機能し、SPI11は、送信側からの伝送信号を中継
受信する中継受信部として機能する。また、MST2−
2は、中継受信されたSTM−N信号をTTF10のS
PI11およびRST12を介して入力され、入力され
たSTM−N信号におけるクロック品質情報としてのS
SMBをS1バイト部201(図4参照)から抽出する
点は、前述の第1実施形態におけるもの(符号2参照)
と同様であるが、STM−N信号の中継履歴を示す通過
NEに関する情報を、M1♯2バイト部205−2から
抽出する点が、前述の第1実施形態におけるものと異な
る。なお、抽出結果はポートY1を通じてSETS5−
2に通知される。
【0078】したがって、上述のMST2−2は、SP
I11にて中継受信された伝送信号に含まれるクロック
信号の識別情報を抽出,認識する識別情報抽出認識部と
して機能することになる。SETS5−2は、MST2
−2からのSSMBおよび通過NEに関する情報を入力
されるとともに、PPI3およびSETPI4からSS
MBを入力され、これらの情報と予め設定されたクロッ
ク選択優先順位とに基づき、ポートT1〜T4を介して
入力される3種類のクロック信号のうちのいずれかを動
作クロックとして選択するものである。
【0079】換言すれば、SETS5−2は、SPI1
1,PPI3およびSETPI4からから供給される複
数のクロック信号のうちのいずれかを、受信側に対して
の伝送信号の送信用に選択する選択部として機能するも
のであり、選択されたクロック信号については、ポート
T0を通じて出力され、選択されたクロックのSSMB
および通過NEに関する情報については、ポートS15
を通じてSEMF6に出力される。
【0080】すなわち、クロックを分配する場合に付加
する情報として、中継した装置の固有名を累積的に付加
しておくとともに、SETS5−2を、自身のNE1−
2を一度通したクロック信号については選択しない様に
する設定することで、クロック系の閉ループが形成され
ることを防止している。換言すれば、SETS5−2で
は、クロックを選択する際に、中継受信された上述のS
TM−N信号に付加されているNE情報に基づき、一度
自身のNE1−2を通過したクロックについてはクロッ
ク選択優先順位に選択不可として設定することにより、
SETS5−2に入力されるクロックが一度自身のNE
1−2を通過したか否かを監視できるようになってい
る。
【0081】したがって、上述のSETS5−2は、M
ST2−2における通過NE情報の認識結果に基づい
て、中継伝送すべき伝送信号に含まれるクロック信号
を、SPI11にて既に中継伝送された伝送信号に起因
するクロック信号については、上記中継伝送の際に用い
ることを禁止設定する禁止設定部としての機能を有して
いる。
【0082】さらに、SEMF6−2は、SETS5−
2からのSSMBおよび通過NEに関する情報をもと
に、SETS5−2にて選択されたクロックに対応する
クロック信号に対応する伝送フレームのチャネル番号を
識別し、MCF7−2からポートVを通じて入力された
自身のNE1−2の名称(NE名または自局NE名)を
上述の通過NE情報に追加するものである。SEMF6
−2では、上述のごとく更新された通過NE情報ととも
に、SSMBをOHA8−2に通知する。
【0083】これにより、SEMF6−2では、STM
−1信号毎に、SOH200のM1♯2バイト部205
−2に記録すべき通過NE情報と、S1バイト部201
に記録すべきSSMBとを、ポートS13を通じてOH
A8−1に対して通知するようになっている。換言すれ
ば、SEMF6−2では、SETS5−2にて選択され
たクロックに付加されている情報を監視し、その情報に
自身のNE1−2の固有名を付加して、OHA8−2に
出力するのである。
【0084】OHA8−2は、上述のSEMF6−2か
らのSTM−N信号毎のSSMBおよび通過NE情報
を、ポートS13を通じて受けて、このポートS13に
て受けた情報を、伝送フレームを構成するSOHに多重
化すべくポートU2を通じてMST2にアクセスするも
のである。したがって、中継送信部としてのSPI11
は、SETS5−2にて選択されたクロック信号を用い
て伝送信号を受信側に対して中継送信する一方、MST
2−2にて選択されたクロックを供給するクロック供給
系を識別するための識別情報を、受信側に対して通知す
るようになっており、識別情報通知部としても機能す
る。
【0085】上述の構成により、本発明の第2実施形態
の動作について、図11を用いて以下に説明する。第2
実施形態にかかる伝送装置としてのNE1−2と同様の
構成を有するNE(NE名;A)91−2,NE(NE
名;B)92−2およびNE(NE名;C)93−2を
そなえて構築されるSDHネットワークでは、図11に
示すように閉ループが防止されることになる。
【0086】すなわち、NE91−2は、図示しないN
Eとの間では伝送信号(一つのNEが中継された伝送信
号)としてのSTM−1信号94−2がやり取りする場
合には、NE92−2との間ではSTM−1信号95−
2がやり取りされ、NE93−2との間では、外部クロ
ック供給ネットワーク98を介してEXT CLOCK 信号98
aをやり取りしている。なお、このEXT CLOCK 信号98
aは、例えば2Mbps等、ハイアラーキ系列の伝送速
度を有している。
【0087】同様に、NE92−2は、NE91−2と
の間でやり取りされるSTM−1信号95−2のほか、
NE93−2との間ではSTM−1信号96−2がやり
取りされ、外部クロック供給ネットワーク98との間で
EXT CLOCK 信号98bをやり取りする。さらに、NE9
3−2は、NE92−2との間でSTM−1信号96−
2をやり取りしたり、NE91−2との間で外部クロッ
ク供給ネットワーク98を介してEXT CLOCK 信号98a
をやり取りするほか、図示しないNEとの間でSTM−
1信号97−2がやり取りする。
【0088】ここで、NE91−2〜93−2では、他
のNEに対してSTM−1信号94−2〜97−2また
はEXT CLOCK 信号98a,98bを中継送信する際に
は、それぞれのNEにおいて中継受信されたSTM−1
信号94−2〜97−2またはEXT CLOCK 信号98a,
98bのクロック信号のうちで、最適なクロックを選択
的に送信クロックとして使用する。
【0089】このとき、中継送信すべき信号には、送信
クロックとして選択されたクロック信号のSSMB,通
過NE情報をOHB信号(例えば図10に示すSOH2
00−2のM1♯2バイト部205−2;STM−1の
場合)に多重して送信する。例えばNE91−2におい
て、図示しないNEからの受信STM−1信号94−2
のクロック信号およびNE92−2からの受信STM−
1信号95−2のクロック信号を、それぞれSPI11
にて抽出するとともに、受信EXT CLOCK 信号98aのク
ロック信号をSETPI4にて抽出する。
【0090】さらに、NE91−2のMST2−2にお
いては、上述のSTM−1信号94−2,95−2にお
けるSOH200−2に記録されたSSMB,通過NE
情報をそれぞれ抽出する一方、SETPI4にてEXT CL
OCK 信号98aのSSMBを抽出する。NE91−2の
SETS5−2では、中継送信すべき信号に使用される
クロックを選択するが、このとき、上述のごとく抽出さ
れた3種類のクロック信号のうちで、予め設定されたク
ロック選択優先順位と、それぞれのクロックのSSMB
および通過NE情報に基づいて、品質が最も良く中継数
が最も少ないものを選択する。
【0091】ここで、NE91−2においては、上述の
予め設定されたクロック選択優先順位として、第1順位
(No.1)にSTM−1信号94−2のクロック信号が、第
2順位(No.2)にSTM−1信号95−2のクロック信号
が、第3順位(No.3)にEXT CLOCK 信号98aのクロック
信号が、それぞれ設定されている。この場合において
は、NE91−2において抽出されるSTM−1信号9
4−2のクロック信号,STM−1信号95−2のクロ
ック信号およびEXT CLOCK 信号98aのクロック信号の
うちで、第1順位のクロック(STM−1信号94−2
のクロック信号)を選択することになる。
【0092】すなわち、第1順位のクロック信号の通過
NEが「X」である場合には、「X」という名称のNE
のみを通過したクロックである旨を示している。これに
対し、第2順位のクロックの通過NEは「XA」で、第
3順位のクロック信号は「XABC」であり、第2,第
3順位のクロックは、NE91−2を通過してから再度
入力されたクロックであるため、これら第2順位,第3
順位のクロック信号は選択肢から除外され、第1順位の
クロック信号のみを選択するのである。
【0093】SETS5−2にて中継送信すべき伝送信
号に使用されるクロックが選択されると、SEMF6−
2にて通過NE情報に自身のNE名を追加した後、OH
A8およびMST2により、中継送信すべき伝送信号の
SOHに、選択されたクロック信号のSSMBおよび通
過NEを、中継受信フレームにおけるものと同様のOH
Bに多重し、STM−Nポートを通じて伝送される。
【0094】また、上述のSETS5−2にてクロック
信号が選択されると、この選択されたクロック信号は、
SETPI4において、同期インタフェースポートを通
じて外部クロック(EXT CLOCK 信号98a,98b)と
して送出される。なお、上述のSTM−1信号94−2
のクロックが断状態となった場合においても、第2順
位,第3順位のクロック信号が、第1順位のクロック信
号に起因するクロック信号を使用している場合には、こ
れを選択せずに、一時的にNE91−2内で蓄積してい
るクロック情報を用いて中継送信を継続する。
【0095】同様に、NE92−2では、第1順位のク
ロック信号(STM−1信号95−2のクロック信号)
の通過NE情報が「XA」であるのに対し、第2順位の
クロック信号が「XAB」となるので、この第2順位の
クロック信号は選択肢から除外され、最も優先順位の高
い第1順位のクロック信号を選択するのである。なお、
上述のNE92−2では、STM−1信号95−2のク
ロックが断状態となった場合においては、第2順位のク
ロック信号を選択せずに、第3順位となるEXT CLOCK 信
号98bのクロック信号を使用して中継送信を継続する
ことになる。
【0096】さらに、NE93−2では、第1順位のク
ロック信号(STM−1信号96−2のクロック信号)
の通過NE情報が「XAB」で、第2順位のクロック信
号の通過NE情報は「XA」で、第3順位のクロック通
過NE情報は「XABC」となるので、この場合にはい
ずれの順位のクロック信号についても選択肢からは除外
されず、最も優先順位の高い第1順位のクロック信号を
選択するのである。
【0097】このように、本発明の第2実施形態にかか
る伝送装置としてのネットワークエレメントによれば、
SETS5−2により、MST2−2における中継履歴
に関する情報の認識結果に基づいて、中継伝送すべき伝
送信号に含まれるクロック信号として、自身のNE1−
2のSPI11にて既に中継送信された伝送信号に起因
するクロックについては、SPI11,PPI3および
SETPI4から供給される複数のクロック信号から選
択することを禁止設定することができるので、自身のN
E1−2を経由したクロックを、再度他のNEに情報伝
送を行なう際のクロックとして用いることを防止し、3
以上のNE間におけるクロック系の閉ループの形成を防
止することができる利点がある。
【0098】なお、上述の中継履歴に関する情報につい
ても、SSMB情報と同じ局で挿入,分離されるので、
MSOHの位置に存在すればよい。 (B1)第2実施形態の第1変形例の説明 図12は本発明の第2実施形態の第1変形例にかかる伝
送装置としてのNEの要部を示すブロック図であるが、
この図12に示すNE1−3についても、詳細には、前
述の図3と基本的に同様の機能部をそなえて構成されて
いる。
【0099】ここで、この図12に示すNE1−3にお
いては、上述の第2実施形態におけるものに比して、通
過NE情報を、MSOHの未使用バイト部でなく、例え
ば図13に示すように、DCC(Data Communication Ch
annel)としてのM1♯2バイト部205−3(STM−
1の場合)に記録するようになっている点が異なる。こ
のため、本変形例にかかるNE1−3は、前述の第2実
施形態におけるもの(符号1参照)と異なるMST2−
3,SETS5−3,SEMF6−3,MCF7−3,
OHA8−3およびRST12−3をそなえているが、
そのほかの構成は基本的に前述の第2実施形態における
ものと同様である。
【0100】すなわち、RST12−3は、中継受信さ
れたSTM−N信号をTTF10のSPI11を介して
入力され、このSTM−N信号の中継履歴としての通過
NEに関する情報をM1♯2バイト部205−3から抽
出し、抽出結果をポートNを通じてMCF7−3に通知
するものである。また、MST2−3は、RST12−
3からのSTM−N信号(N;自然数)から、クロック
品質情報としてS1バイト部201に記録されたSSM
Bを抽出し、抽出結果をポートY1を通じてSETS5
−3に通知するものである。
【0101】さらに、MCF7−3は、上述のRST1
2−3にて抽出されたSTM−N信号の通過NE情報を
ポートVからSEMF6−3に出力するもので、SEM
F6−3では、このMCF7−3からの通過NE情報
を、ポートS15を通してSETS5−3に出力するよ
うになっている。SETS5−3は、MST2−3,P
PI3およびSETPI4からのSSMBと、上述のS
EMF6−3からの通過NE情報とを入力され、前述の
第2実施形態の場合と同様に、これらの情報と予め設定
されたクロック選択優先順位とに基づき、ポートT1〜
T4を介して入力される3種類のクロック信号のうちの
いずれかを動作クロックとして選択するものである。
【0102】さらに、SEMF6−3では、クロック信
号が選択された伝送フレームのチャネルを識別して、各
チャネルのSTM−1信号毎の通過NE情報と、SSM
BとをOHA8−3に通知するようになっている。な
お、SEMF6−3からは、SETS5−3からの通過
NE情報に、MCF7−3から通知された自身のNE1
−3のNE名(自局NE名)を追加することにより、更
新された通過NE情報を通知するようになっている。
【0103】OHA8−3は、上述のSEMF6−3か
らの通過NE情報をSOH200−3のM1♯2バイト
部205−3に設定すべく、RST12−3に対してポ
ートU1を介してアクセスするとともに、SSMBをS
OH200−3のS1バイト部201に設定すべく、M
ST2−3に対してポートU2を介してアクセスするよ
うになっている。
【0104】これにより、MST2−3では、中継送信
用のSTM−1信号を構成するSOH200−3におけ
るS1バイト部201−3に、選択されたクロック信号
のSSMBを設定することができ、RST12−3にお
いては、通過NE情報をSOH200−3のM1♯2バ
イト部205−3に設定することができる。上述の構成
により、本発明の第2実施形態の第1変形例にかかる伝
送装置としてのNE1−3と同様の構成を有する3つの
NE91−3〜93−3を有してSDHネットワークを
構築することにより、前述の第2実施形態の場合と同様
に閉ループを防止させることができる(図6参照)。
【0105】したがって、本発明の第2実施形態の第1
変形例においても、上述の第2実施形態の場合と同様、
自身のNE1−3を経由したクロックを、再度他のNE
に情報伝送を行なう際のクロックとして用いることを防
止し、3以上のNE間におけるクロック系の閉ループの
形成を防止することができる利点がある。 (B2)第2実施形態の第2変形例の説明 図14は本発明の第2実施形態にかかる第2変形例にか
かるネットワークエレメントの要部を示すブロック図で
あるが、この図14に示すNE1−4は、前述の第2実
施形態にかかるNE(符号1−2参照)に比して、SE
TS5−2にて管理されるクロック信号の選択優先順位
内の選択可能に設定されているクロックのうちで、一度
自身のNE1−2を経由したクロックが含まれて設定さ
れている場合には、警報を出力するようになっている点
が異なる。
【0106】このため、第2実施形態の第2変形例にか
かるNE1−4においては、図14に示すように、前述
の第2実施形態におけるもの(符号1−2参照)と異な
るSETS5−21,SEMF6−21およびMCF7
−21をそなえている一方、その他の構成については前
述の第2実施形態と基本的に同様であり、詳細な説明に
ついては省略する。
【0107】ここで、SETS5−2は、前述の第2実
施形態の場合と同様に、MST2−2からのSSMBお
よび通過NEに関する情報とともに、NE1−4にて予
め設定されている選択優先順位に関する情報からクロッ
ク信号を選択するとともに、STM−N信号として入力
された全ての伝送信号の通過NE情報について、ポート
S15を介してSEMF6−2に出力するようになって
いる。
【0108】なお、MCF7−21では、上述のNE1
−4にて予め設定されている、クロック信号の選択優先
順位内で選択可能状態となっているクロックに関する情
報を管理することができ、MCF7−21では、この設
定情報を自身のNE1−4の名称とともに、SEMF6
−21に通知するようになっている。また、SEMF6
−21は、前述の第2実施形態におけるもの(符号6−
2)と同様の機能を有するほか、SETS5−21にて
選択されたクロック信号が、クロック信号の選択優先順
位内で選択可能に設定されているクロックのうちの一度
自身のNE1−4を経由したクロックが含まれて設定さ
れているか否かを判定するものである。
【0109】すなわち、このSEMF6−21では、S
ETS5−21から、STM−N信号として入力された
全ての伝送信号の通過NE情報を入力されるとともに、
MCF7−21からのクロック信号の選択優先順位で設
定可能状態となっているクロックに関する情報を入力さ
れ、これらの情報を対照させることを通じて、一度自身
のNE1−4を経由したクロックが含まれて設定されて
いるか否かを判定することができるのである。
【0110】ここで、SEMF6−21において一度自
身のNE1−4を経由したクロックが含まれて設定され
ていると判定された場合においては、MCF7−1に対
して異常設定である旨の警報を出力するようになってお
り、これにより、選択可能クロックの設定について誤り
である旨を保守者に通知し、設定変更を促すことができ
る。
【0111】このように、本発明の第2実施形態の第2
変形例においても、上述の第2実施形態の場合と同様、
自身のNE1−3を経由したクロックを、再度他のNE
に情報伝送を行なう際のクロックとして用いることを防
止し、3以上のNE間におけるクロック系の閉ループの
形成を防止することができる利点があるほか、選択可能
クロックの設定について誤りがある場合には、保守者に
通知し、設定変更を促すことができるので、ネットワー
クの保守機能を向上させることができる利点もある。
【0112】(C)その他 上述の各実施形態においては、SDHネットワークに適
用されたNEに関して詳述したが、これに限定されず、
ある装置にて発生されるクロックに同期して、ネットワ
ークを構成する他の装置の動作するような、SDH以外
のネットワークにおける装置に適用しても差し支えな
い。
【0113】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明(請求項1
〜7)によれば、禁止設定部により、識別情報抽出認識
部における上記識別情報の認識結果に基づいて、上記中
継伝送すべき伝送信号に含まれるクロック信号として、
中継送信部にて既に中継送信された伝送信号に起因する
クロックについては、クロック抽出部から供給される複
数のクロック信号から選択することを禁止設定すること
ができ、自身のNE1−1を経由したクロックを、再度
他のNEに情報伝送を行なう際のクロックとして用いる
ことを防止し、結果的に3以上のNE間におけるクロッ
ク系の閉ループの形成を防止することができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかるネットワークエ
レメントの要部を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態にかかる伝送装置として
のネットワークエレメントを示すブロック図である。
【図4】第1実施形態にかかるネットワークエレメント
間でやり取りされるSTM−1信号のSOHを示す図で
ある。
【図5】(a)は、第1実施形態にかかる中継送信すべ
きSTM−1信号に挿入されるクロック固有名のSOH
上の配置例を示す図であり、(b)は、第1実施形態に
かかる中継送信すべきSTM−1信号に挿入される中継
数のSOH上の配置例を示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態にかかる伝送装置として
のネットワークエレメントを有して構築されるSDHネ
ットワークの動作を説明するためのブロック図である。
【図7】本発明の第1実施形態の変形例にかかるネット
ワークエレメントの要部を示すブロック図である。
【図8】第1実施形態の変形例にかかるネットワークエ
レメント間でやり取りされるSTM−1信号のSOHを
示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態にかかるネットワークエ
レメントの要部を示すブロック図である。
【図10】第2実施形態にかかるネットワークエレメン
ト間でやり取りされるSTM−1信号のSOHを示す図
である。
【図11】本発明の第2実施形態にかかる伝送装置とし
てのネットワークエレメントを有して構築されるSDH
ネットワークの動作を説明するためのブロック図であ
る。
【図12】第2実施形態の第1変形例にかかるネットワ
ークエレメントの要部を示すブロック図である。
【図13】第2実施形態の第1変形例にかかるネットワ
ークエレメント間でやり取りされるSTM−1信号のS
OHを示す図である。
【図14】第2実施形態の第2変形例にかかるネットワ
ークエレメントの要部を示すブロック図である。
【図15】クロック供給系に着目したSDHネットワー
クの一例を示すブロック図である。
【図16】SDHネットワークにおけるクロック伝送系
を示すブロック図である。
【図17】SDHネットワークにおけるクロック伝送系
を示すブロック図である。
【図18】SDHネットワークにおけるクロック伝送系
を示すブロック図である。
【符号の説明】 1,1−1〜1−4 NE 2,2−1〜2−4 MST(識別情報抽出認識部) 3 PPI(クロック抽出部) 4 SETPI(クロック抽出部) 5,5−1〜5−4,5−21 SETS(選択部) 6,6−1〜6−4,6−21 SEMF 7,7−1〜7−4,7−21 MCF 8,8−1〜8−3 OHA 10 TTF 11 SPI(中継送信部,識別情報通知部,クロック
抽出部,中継受信部) 12,12−1,12−3 RST 13 MSP 14 MSA 20 HCS 21 HUG−n 22 HPOM−n 30 HPC−n 40 HOI 41 HPT−n 42 LPA−n 43 PPI 50 HPT−n 51 HPA−m/n 60 LCS 61 LUG−m 62 LPOM−m 70 LPC−m 80 LOI 81 LPT−m 82 LPA−m 91〜93,91−2〜93−2 NE 94〜97,94−2〜97−2 STM−1信号 98 外部クロック供給ネットワーク 98a,98b EXT CLOCK 信号 100 SDHネットワーク 101 PRC 102,102a〜102c NE 103 スレーブ 104 内部動作用クロック 121,122 STM−1信号 123 クロック分配用信号 200,200−1〜200−3 SOH 201,201a〜204b,205〜208 バイト
部 205−2 M1♯1バイト部 206−3〜208−3 バイト部 301 伝送装置 302 クロック抽出部 303 選択部 304 中継送信部 305 識別別情報通知部 306 中継受信部 307 識別情報抽出認識部 308 選択制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側から受信側への伝送信号を、クロ
    ック信号に同期して中継伝送する網同期方式を採用する
    伝送装置であって、 複数系列の受信信号から、上記クロック信号を複数抽出
    しうるクロック抽出部と、 該クロック抽出部から供給される複数のクロック信号の
    うちのいずれかを、受信側に対しての伝送信号の送信用
    に選択する選択部と、 該選択部にて選択されたクロック信号を用いて上記伝送
    信号を受信側に対して中継送信する中継送信部と、 該選択部にて選択されたクロックを供給するクロック供
    給系を識別するための識別情報を、上記受信側に対して
    通知する識別情報通知部と、 上記送信側からの伝送信号を中継受信する中継受信部
    と、 該中継受信部にて中継受信された伝送信号に含まれるク
    ロック信号の識別情報を抽出,認識する識別情報抽出認
    識部と、 該識別情報抽出認識部における上記識別情報の認識結果
    に基づいて、上記中継伝送すべき伝送信号に含まれるク
    ロック信号として、該中継送信部にて既に中継送信され
    た伝送信号に起因するクロックについては、該選択部に
    おいて選択することを禁止設定する禁止設定部とをそな
    えて構成されたことを特徴とする、伝送装置。
  2. 【請求項2】 該識別情報通知部にて通知すべき上記識
    別情報または識別情報抽出認識部において抽出,認識さ
    れる上記識別情報を、クロック信号が発生されたクロッ
    ク発生源を識別するための情報とともに、上記クロック
    発生源にて発生されたクロック信号により伝送された伝
    送信号の伝送装置間の中継数に関する情報としたことを
    特徴とする、請求項1記載の伝送装置。
  3. 【請求項3】 該識別情報通知部にて通知すべき上記識
    別情報または識別情報抽出認識部において抽出,認識さ
    れる上記識別情報を、上記伝送信号の伝送装置間の中継
    履歴に関する情報としたことを特徴とする、請求項1記
    載の伝送装置。
  4. 【請求項4】 該識別情報通知部が、上記識別情報を、
    上記受信側に対して伝送される伝送信号に付加すること
    により通知する一方、該識別情報抽出認識部が、送信側
    から受信側へ中継伝送すべき伝送信号から、上記識別情
    報を抽出,認識するように構成されたことを特徴とす
    る、請求項1記載の伝送装置。
  5. 【請求項5】 上記識別情報を、データ通信チャネルを
    介して上記受信側に通知する一方、識別情報受信認識部
    が、送信側から受信側へ中継伝送すべき伝送信号に含ま
    れる上記識別情報を、データ通信チャネルを介して受
    信,認識するように構成されたことを特徴とする、請求
    項1記載の伝送装置。
  6. 【請求項6】 複数の伝送装置を介することにより、伝
    送信号をクロック信号に同期して中継伝送する同期ネッ
    トワークにおける信号伝送方法であって、 第1伝送装置において伝送信号を中継送信する際に、 複数系列の伝送信号を中継用に受信するとともに、上記
    受信された伝送信号から、上記クロック信号を複数抽出
    するクロック抽出ステップと、 該クロック抽出ステップにて抽出された複数のクロック
    信号のいずれかを用いて、伝送信号を伝送先の伝送装置
    に対して中継伝送する伝送ステップと、 該伝送ステップにおける上記中継伝送の際に用いられる
    クロック信号の識別情報を伝送先に通知する識別情報通
    知ステップとをそなえて構成されたことを特徴とする、
    同期ネットワークにおける信号伝送方法。
  7. 【請求項7】 該伝送ステップにおいて、該クロック抽
    出ステップにて抽出された複数のクロック信号のうち
    で、上記第1伝送装置から中継伝送された伝送信号に起
    因するクロック信号については、上記中継伝送の際に用
    いることを禁止設定することを特徴とする、請求項6記
    載の同期ネットワークにおける信号伝送方法。
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