JPH11122809A - 電源供給アダプタ、電子機器および信号伝送システム - Google Patents

電源供給アダプタ、電子機器および信号伝送システム

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JPH11122809A
JPH11122809A JP9283531A JP28353197A JPH11122809A JP H11122809 A JPH11122809 A JP H11122809A JP 9283531 A JP9283531 A JP 9283531A JP 28353197 A JP28353197 A JP 28353197A JP H11122809 A JPH11122809 A JP H11122809A
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JP
Japan
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power supply
circuit
adapter
power
signal
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Application number
JP9283531A
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English (en)
Inventor
Tamiji Nagai
民次 永井
Toshitaka Takei
敏孝 丈井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ACアダプタと電子機器のセットとを+端子
と−端子との2つの端子で接続してもコード信号を伝送
することができる。 【解決手段】 小電力で出力しているACアダプタに接
続されたセット側からコード信号が伝送される。ACア
ダプタの信号受信回路52で検出されるコード信号は、
パルス数、周期、周波数、パルス幅またはパルスの個数
などが一致した場合、当該ACアダプタと正しい対応関
係のセットであると判断される。当該ACアダプタと正
しい対応関係のセットであると判断されると、ストップ
回路回路53を介して、トランジスタ42をオン状態と
して、ACアダプタから大電力が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に電源供給ア
ダプタと電子機器とを+端子と−端子との2つの端子で
接続してコード信号を伝送することが可能な電源供給ア
ダプタ、電子機器および信号伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の二次電池として、リチウムイ
オン電池が注目を集めている。リチウムイオン電池は、
従来の二次電池と比べ、持続時間が長くでき、しかもメ
モリ効果が殆どないという利点がある。そのリチウムイ
オン電池を充電する場合には、電源供給アダプタ(以
下、ACアダプタと称する)と電子機器のマイコン(マ
イクロコンピュータ)による信号のやり取りによって、
当該電子機器に接続されたACアダプタが当該電子機器
と正しい対応関係のACアダプタであるか否かが判別さ
れている。それは、二次電池の定格、例えば4.2V/
0.5Aを超えて電圧、電流が供給された場合、例えば
6V/1Aで充電された場合、二次電池が破損するおそ
れがあるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、そのような場
合、図34に示すように、商用電源に接続可能なコンセ
ント231をACアダプタ232が備え、ACアダプタ
232と電子機器のセット233とが+端子、−端子そ
して信号端子の3端子で接続する必要があった。
【0004】しかしながら、ACアダプタ232とセッ
ト233との間に電源供給に必要な+端子、−端子の2
つの端子とは別に信号端子を1つ設けることによるコス
トアップや、充電器が発熱して破損するのを抑えるため
の保護回路を付加することによる大型化が問題となって
いる。また、その信号端子に発生するノイズによる誤動
作も問題となっている。
【0005】従って、この発明の目的は、+端子と−端
子との2つの端子を用いて、ACアダプタと電気機器と
を接続するようにしてもコード信号のやり取りができる
電源供給アダプタ、電子機器および信号伝送システムを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電子機器と2端子で接続され、大電力と小電力とを
出力することが可能とされ、電子機器から伝送されるコ
ード信号を検出する信号検出手段と、接続された電子機
器が正しい対応関係のものであるか否かを、検出された
コード信号で判別する信号判別手段と、信号判別手段の
結果、電子機器が正しい対応関係のものであると判別し
た場合、出力を小電力から大電力へ切り替える切り替え
手段とからなることを特徴とする電源供給アダプタであ
る。
【0007】請求項4に記載の発明は、電源供給アダプ
タと2端子で接続され、電源供給アダプタから供給され
る電源に基づいて、接続されるべき電源供給アダプタを
識別するためのコード信号を生成する信号生成手段を有
することを特徴とする電子機器である。
【0008】請求項5に記載の発明は、交流電源と接続
され、所定の直流電源電圧を発生する電源供給アダプタ
と、電源供給アダプタと電子機器とが接続される信号伝
送システムにおいて、電源供給アダプタと電子機器は2
端子で接続され、電源供給アダプタは、大電力と小電力
とを出力することが可能とされ、電子機器側からのコー
ド信号を検出する信号検出手段と、電源供給アダプタに
接続された電子機器が正しい対応関係の電子機器である
か否かを、検出されたコード信号で判別する信号判別手
段と、信号判別手段の結果、電源供給アダプタと電子機
器とが正しい対応関係のものであると判別した場合、電
源供給アダプタの出力を小電力から大電力へ切り替える
切り替え手段とを有し、電子機器は、電源供給アダプタ
から供給される電源に基づいて、接続されるべき電源供
給アダプタを識別するためのコード信号を生成するコー
ド信号生成手段を有することを特徴とする信号伝送シス
テムである。
【0009】電子機器とACアダプタを接続し、ACア
ダプタが小電力で動作し、電子機器側へその出力を供給
する。電子機器側では、供給された小電力をコード信号
生成手段によってクロック状の波形のコード信号(電
圧)を生成し、そのコード信号をACアダプタ側が受信
し、そのコード信号から当該ACアダプタと正しい対応
関係の電子機器であると判別すると、ACアダプタ側
は、大電力の出力を電子機器側に供給する。当該ACア
ダプタと正しい対応関係の電子機器でないと判別する
と、ACアダプタ側は、大電力を出力しない。そして、
大電力を出力しているACアダプタ側では、電流が基準
値以下か否かが判断され、基準値以下と判断されるとA
Cアダプタの出力が小電力に切り替えられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、この発明の実施形
態の概略的構成を示す。商用電源が接続可能なコンセン
ト1と結合されたACアダプタ2と、電子機器のセット
3とが接続される。そのACアダプタ2には、信号部2
a、検出部2b、動作部2cが含まれ、セット3には、
検出部3a、信号部3bが含まれる。
【0011】この実施形態では、ACアダプタの特性を
2重特性にしておく。例えば、図2に示すように、AC
アダプタは、無負荷より小電力出力(I0 〜I1 )まで
の小電流小電力出力と、I1 ’〜I3 までの大電流大電
力出力とを出力できる。
【0012】2重特性を有するACアダプタの一例を図
2Bに示す。入力端子IN−A、IN−Bから直流電源
が供給される。入力端子IN−Aとダイオード5のアノ
ードが接続され、ダイオード5のカソードと入力端子I
N−Bの間にコンデンサ6が挿入される。また、ダイオ
ード5のカソードと小電力電源7および大電力電源8と
が接続される。小電力電源7は、定電流回路7aおよび
定電圧回路7bから構成され、大電力電源8は、定電流
回路8aおよび定電圧回路8bから構成される。定電流
回路7a、定電圧回路7b、定電流回路8a、定電圧回
路8bは、それぞれ入力端子IN−B、出力端子OUT
−Bに接続される。スイッチ9のオン/オフが制御され
ることによって、大電力回路8の出力が出力端子OUT
−A、OUT−Bから出力されるか否かが制御される。
【0013】I0 〜I1 の特性を利用して電子機器のセ
ットからコード信号をACアダプタに伝送させるこの発
明が適用される第1の例を図3Aに示す。この図3A
は、ACアダプタからの直流電源11がセットの二次電
池BTに対して充電を行うものである。小電力の直流電
源11aの正極側は、スイッチ12を介して検出部13
と接続され、負極側は、接地される。大電力の直流電源
11bは、スイッチ12を介して検出部13と接続さ
れ、負極側は接地される。検出部13で検出された信号
は、その信号に応じてACアダプタからの出力特性を切
り替えるための切り替え部14に供給される。切り替え
部14では、スイッチ12を切り替えるための制御信号
がスイッチ12へ供給される。スイッチ12では、供給
された制御信号に応じて直流電源11aまたは11bが
選択される。選択された直流電源11aまたは11b
は、セット側へ電力を供給する。
【0014】ACアダプタから供給された電力は、トラ
ンジスタ15のコレクタ、ツェナーダイオード16、1
9のカソード、信号伝送部17およびスイッチ回路20
へ供給される。ツェナーダイオード16のアノードと、
トランジスタ15のベースとはスイッチ18を介して接
続される。トランジスタ15のエミッタは、接地され
る。信号伝送部17は、スイッチ18のオン/オフ動作
を制御する。ツェナーダイオード19のアノードは、ス
イッチ回路20へ供給される。ツェナーダイオード19
がオン状態になると、スイッチ回路20は、オン状態と
なる。二次電池BTの正極側は、スイッチ回路20と接
続され、負極側は、接地される。
【0015】この図3Aの動作を説明する。電子機器の
セットとACアダプタとが接続されると、まずACアダ
プタでは、小電力の直流電源11aがスイッチ12によ
り選択され、小電力がセット側へ出力される。セット側
では、ACアダプタから小電力が供給されるので、AC
アダプタから大電力を出力させ、二次電池BTを充電す
るために、接続されるべき電源供給アダプタを識別する
ためのコード信号を伝送する。このとき、信号伝送部1
7は、スイッチ18をオン状態とする。よって、信号発
生用基準電圧のツェナーダイオード16がオン状態とな
り、スイッチ18がオン状態となると、トランジスタ1
5がオン状態となり、一方の信号線電圧がツェナー電圧
となる。スイッチ18がオフ状態では、トランジスタ1
5がオフ状態となり、信号線電圧が上がる。
【0016】すなわち、図3Bに示すように、クロック
状の波形のコード信号が一方の信号線に生じる。検出部
13では、伝送されるコード信号が検出される。そのコ
ード信号が当該ACアダプタと正しい対応関係のセット
からのコード信号であると判別されると、切り替え部1
3において、スイッチ12を切り替えることによって、
ACアダプタから出力する特性を直流電源11aの小電
流小電力出力から直流電源11bの大電流大電力出力へ
切り替える。ACアダプタから大電流大電力が供給され
ると、オフ状態であった大電力検出用のツェナーダイオ
ード19がオン状態となり、スイッチ回路20がオン状
態となる。そして、二次電池BTは、供給される大電流
大電力によって充電される。このとき、一例としてAC
アダプタからの出力を4.7V〜4.9V/0.5Aと
し、その出力からセット側では、4.2V/0.5Aを
作り、二次電池BTに充電を行う。
【0017】ここで、ACアダプタ側で検出されるコー
ド信号は、パルス数、周期、周波数、パルス幅またはパ
ルスの個数などが一致した場合、当該ACアダプタと正
しい対応関係の電子機器のセットであると判別される。
また、ACアダプタとセットとが正しい対応関係にない
ものであると判別された場合、小電流小電力の動作の状
態が維持される。
【0018】I0 〜I1 の特性を利用して電子機器のセ
ットからコード信号をACアダプタに伝送させるこの発
明が適用される第2の例を図4Aに示す。ACアダプタ
側は、上述した図3Aと同じ構成であるので、説明は省
略する。ACアダプタから供給された電力は、トランジ
スタ15のコレクタ、ツェナーダイオード16、19、
21のカソードおよびスイッチ回路20へ供給される。
ツェナーダイオード16のアノードと、トランジスタ1
5のベースとはスイッチ18を介して接続される。トラ
ンジスタ15のエミッタは、接地される。ツェナーダイ
オード21のアノードは、抵抗22および23を介して
接地される。抵抗22および23の接続点から取り出さ
れる中点電位が時定数部24へ供給される。時定数部2
4では、所定の時定数の後スイッチ18が、ツェナーダ
イオード16側に接続されるか、接地側に接続されるか
が制御される。ツェナーダイオード19のアノードは、
スイッチ回路20へ供給される。ツェナーダイオード1
9がオン状態になると、スイッチ回路20は、オン状態
となる。二次電池BTの正極側は、スイッチ回路20と
接続され、負極側は、接地される。
【0019】この図4Aに示す第2の例は、ACアダプ
タとセットとが接続されると、ツェナーダイオード21
がオン状態となり、所定の時定数後、スイッチ18をツ
ェナーダイオード16側に接続する。信号発生用基準電
圧のツェナーダイオード16がオン状態となり、トラン
ジスタ15がオン状態となる。それによって、セット側
からコード信号が発生し、ACアダプタ側へ伝送され
る。そのコード信号を受け取ったACアダプタ側では、
接続されたセットが当該ACアダプタと正しい対応関係
の電子機器のセットであると判別された場合、直流電源
11bからの大電流大電力を出力するためにスイッチ1
2を切り替える。その大電流大電力が供給されたセット
側では、大電力検出用のツェナーダイオード19がオン
状態となり、スイッチ回路20をオン状態とし、二次電
池BTが充電される。また、セット側のスイッチ18
は、所定の時定数後、接地側に切り替えられる。
【0020】I0 〜I1 の特性を利用して電子機器のセ
ットからコード信号をACアダプタに伝送させるこの発
明が適用される第3の例を図4Bに示す。ACアダプタ
側は、上述した図3Aと同じ構成であるので、説明は省
略する。ACアダプタから供給された電力は、トランジ
スタ15のコレクタ、ツェナーダイオード16、19の
カソード、電圧検出部25およびスイッチ回路20へ供
給される。ツェナーダイオード16のアノードと、トラ
ンジスタ15のベースとはスイッチ18を介して接続さ
れる。トランジスタ15のエミッタは、接地される。電
圧検出部25は、供給さえる電圧を検出し、所定の電圧
に達していた場合、スイッチ18をオン状態とするため
に、信号発生部26へ信号を供給する。供給された信号
に応じて信号発生部26は、スイッチ18のオン/オフ
動作を制御する。ツェナーダイオード19のアノード
は、スイッチ回路20へ供給される。ツェナーダイオー
ド19がオン状態になると、スイッチ回路20は、オン
状態となる。二次電池BTの正極側は、スイッチ回路2
0と接続され、負極側は、接地される。
【0021】この図4Bに示す第3の例は、ACアダプ
タとセットとが接続されると、電圧検出部25におい
て、電圧が検出され、所定の電圧に達している場合、信
号発生部26を介してスイッチ18をオン状態とさせ
る。このとき、信号発生用基準電圧のツェナーダイオー
ド16がオン状態となり、トランジスタ15がオン状態
となる。それによって、セット側からコード信号が発生
し、ACアダプタ側へ伝送される。そのコード信号を受
け取ったACアダプタ側では、接続されたセットが当該
ACアダプタと正しい対応関係の電子機器のセットであ
ると判別された場合、直流電源11bからの大電流大電
力を出力するためにスイッチ12を切り替える。その大
電流大電力が供給されたセット側では、大電力検出用の
ツェナーダイオード19がオン状態となり、スイッチ回
路20をオン状態とし、二次電池BTが充電される。電
圧検出部25で大電流大電力が供給されたことが検出さ
れると、信号発生部26を介してスイッチ18をオフ状
態とする。
【0022】図3および図4に示すスイッチ回路20の
例を図5および図6に示す。図5は、電圧検出によっ
て、スイッチ回路20のオン/オフ動作を制御する一例
である。図5Aに示すように、大電力検出用のツェナー
ダイオード19のカソードは、FET1のソースと接続
され、FET1のドレインと、トランジスタTr1のコ
レクタとの間に抵抗R1が挿入される。トランジスタT
r1のベースは、ツェナーダイオード19のアノードと
接続され、コレクタは、FET1のゲートと接続され
る。トランジスタTr1のエミッタは、接地される。F
ET1のソースとドレインとの間にダイオードD1が挿
入される。この図5Aは、電圧検出によって、スイッチ
回路20のオン/オフ動作を制御するため、図5Bに示
すように、小電力の特性と大電力の特性とを、電圧V2
<電圧V3の関係が成立するようにしたほうが検出が容
易である。このとき、電圧V3がツェナーダイオード1
9のツェナー電圧となる。
【0023】図6は、電圧および電流の検出によって、
スイッチ回路20のオン/オフ動作を制御する例であ
る。図6Aに示すように、大電力検出用のツェナーダイ
オード19のカソードと、FET1のソースとの間に抵
抗R2が挿入される。また、その抵抗R2は、トランジ
スタTr2のエミッタ、ベース間に挿入される。ツェナ
ーダイオード19のアノードと、トランジスタTr2の
コレクタとは、トランジスタTr1のベースに接続され
る。トランジスタTr1のコレクタは、FET1のゲー
トと接続され、エミッタは、接地される。FET1のソ
ースとドレインとの間にダイオードD1が挿入される。
この図6Aは、ツェナーダイオード19によって、電圧
が検出され、抵抗R2およびトランジスタTr2によっ
て、電流が検出され、それぞれの結果がトランジスタT
r1に供給され、FET1のオン/オフ動作が制御され
るものである。
【0024】この図6Aに示す回路において、スイッチ
回路20のオン/オフ動作を制御しようとする場合、小
電力の特性と大電力の特性は、図5Bに示す関係として
も良いし、図6Bに示す関係としても良い。すなわち、
図5Aは、電圧の検出でのみスイッチ回路20のオン/
オフ動作を制御するため、図5Bに示すように電圧V2
<電圧V3となる関係が成立しないとスイッチ回路20
のオン/オフ動作を制御するのが困難であるが、これに
対して、図6Aは、電圧と電流とを検出することによっ
て、スイッチ回路20のオン/オフ動作を制御するた
め、図6Bに示すように電圧V2>電圧V3となる関係
が成立してもスイッチ回路20のオン/オフ動作の制御
は容易に可能である。
【0025】図6Cは、電圧および電流の検出によっ
て、スイッチ回路20のオン/オフ動作を制御する他の
例である。図6Cに示すように、大電力検出用のツェナ
ーダイオード19のカソードと、FET2のソースとの
間に抵抗R2が挿入される。また、その抵抗R2は、ト
ランジスタTr2のエミッタ、ベース間に挿入される。
ツェナーダイオード19のアノードと、トランジスタT
r2のコレクタとは、トランジスタTr1のベースに接
続される。トランジスタTr1のコレクタは、FET2
のゲートと、FET3のゲートとが接続され、エミッタ
は、接地される。FET2のソースとドレインとの間に
ダイオードD2が挿入される。FET3のソースとドレ
インとの間にダイオードD3が挿入される。FET2の
ドレインとFET3のドレインとが接続され、その接続
点とトランジスタTr1のコレクタとの間に抵抗R3が
挿入される。この図6Cは、図6Aと同様に、ツェナー
ダイオード19によって、電圧が検出され、抵抗R2お
よびトランジスタTr2によって、電流が検出され、そ
れぞれの結果がトランジスタTr1に供給され、FET
2およびFET3のオン/オフ動作が制御されるもので
ある。
【0026】小電力でコード信号を伝送する場合、図7
に示す構成でなされる。ACアダプタ側には、定電圧、
定電流の電源を有し、電子機器のセット側には、定電
圧、定電流の負荷を有する。ACアダプタ側には、負極
側が接地された直流電源11と、直流電源11の正極側
が接続される定電流源27とから構成される。電子機器
のセット側には、定電流源28と、その定電流源28と
ツェナーダイオード30のカソード側との間に接続され
るスイッチ29と、アノードが接地されているツェナー
ダイオード30とから構成される。このスイッチ29の
オン/オフ動作によって、コード信号が発生する。
【0027】図7と対応するより具体的な構成のブロッ
ク図を図8Aに示す。ACアダプタ側では、定電流回路
31において、定電流がセット側に供給され、定電圧回
路32において、定電圧がセット側に供給される。供給
された定電流、定電圧は、スイッチ35を介して定電流
負荷回路36および定電圧負荷回路37へ供給される。
このとき、スイッチ35をオン/オフ動作させることで
図8Cに示すように、電圧がクロック状の波形のコード
信号となる。このコード信号は、図8Bに示すように、
検出回路33によって電圧の遷移が検出される。検出さ
れたコード信号が当該ACアダプタと正しい対応関係の
電子機器のセットであると判別すると、切り替え回路3
4によって、ACアダプタから出力する電圧が切り替ら
れる。このとき、コード信号のローレベルは、この発明
の回路が動作する程度の電圧とする。
【0028】この発明のACアダプタと電子機器のセッ
トとから構成される信号伝送システムの第1の実施形態
のブロック図を図9に示す。まず、ACアダプタ側で
は、直流電源41の負極側は接地され、正極側はトラン
ジスタ42および49のエミッタと接続される。トラン
ジスタ42のコレクタは、抵抗43を介して電圧検出回
路44と接続され、ベースは、制御回路45と接続され
る。抵抗43では、電流が検出され、電圧検出回路44
では、出力電圧が検出される。検出された電流および出
力電圧は、制御回路45へ供給される。制御回路45
は、抵抗43により検出される電流と、電圧検出回路4
4からの出力電圧と、ストップ回路51からの制御信号
に基づいて、トランジスタ42のオン/オフ動作を制御
する。
【0029】また、電圧検出回路44からの出力電圧
は、電圧検出回路44と接地間に挿入された抵抗46お
よび47の直列回路へ供給される。抵抗46および47
の接続点から中点電位(−ΔV)が制御回路48へ供給
される。抵抗46および47は、優先権を持たせるもの
であり、この実施形態ではトランジスタ42よりトラン
ジスタ49の方が優先権が高い。制御回路48は、トラ
ンジスタ49のベースに接続され、トランジスタ49の
コレクタは抵抗50を介して電圧検出回路44と接続さ
れる。抵抗50では、電流が検出され、検出された電流
は制御回路48およびストップ回路51へ供給される。
すなわち、制御回路48では、抵抗50により検出され
る電流と、抵抗46および47の中点電位とに基づいて
トランジスタ49のオン/オフ動作が制御される。
【0030】ストップ回路51では、抵抗50により検
出される電流と、ストップ解除回路53からの信号に基
づいて、トランジスタ42のオン/オフ動作を制御する
ための制御信号が制御回路45へ供給される。電圧検出
回路44と接続された信号受信回路52は、電子機器の
セット側から伝送されるコード信号を受信し、そのコー
ド信号を受信したことをストップ解除回路53へ供給す
る。ストップ解除回路53では、停止されている充電を
解除するためにストップ回路51へ信号が供給される。
【0031】そして、電子機器のセット側では、電圧検
出回路54で供給される充電電圧が検出され、検出され
た充電電圧はストップ回路55およびスイッチ制御回路
61へ供給される。ストップ回路55では、供給された
充電電圧に応じてスイッチ回路57のスイッチのオン/
オフ動作を行うための信号が生成され、スイッチ回路5
7へ供給される。基準電圧検出回路56では、信号発生
用の基準電圧が検出され、検出された基準電圧は、スイ
ッチ回路57へ供給される。スイッチ回路57では、ス
トップ回路55からの信号に応じてオン/オフ動作が制
御され、基準電圧回路56からの基準電圧が制御回路5
8へ供給される。
【0032】トランジスタ60のコレクタは電圧検出回
路54と接続され、ベースは制御回路58と接続され
る。トランジスタ60のエミッタと接地との間に抵抗5
9が挿入される。この抵抗59では、電流が検出され、
検出された電流は、制御回路58へ供給される。制御回
路58では、スイッチ回路57からの制御信号と、抵抗
59から検出された電流とに基づいてトランジスタ60
のオン/オフ動作を制御する。このトランジスタ60の
オン/オフ動作を制御することによって、コード信号が
生成される。生成されたコード信号は、セット側からA
Cアダプタ側へ伝送される。
【0033】電圧検出回路54で検出された電圧が供給
されるスイッチ制御回路61では、供給される電圧が、
ACアダプタとセットとが接続されたときに供給される
小電力であると判断すると、スイッチ回路62をオフ状
態とするための制御信号をスイッチ回路62へ供給す
る。また、電圧検出回路54から供給される電圧が大電
力であると判断すると、二次電池(図示しない)を充電
するためスイッチ回路62をオン状態とするための制御
信号をスイッチ回路62へ供給する。さらに、信号発生
を停止させるために、ストップ回路55を介してスイッ
チ回路57をオフ状態とする。スイッチ回路62では、
供給された制御信号に応じてオン/オフ動作が行われ
る。
【0034】このときの電圧/電流の一例の遷移図を図
10に示す。図10に示すように、まずトランジスタ4
9がオン状態となり、ACアダプタは、I1 、I2 で示
す小電力出力として動作する。このときスイッチ回路6
2は、オフ状態である。そして、セット側からコード信
号が伝送され、ACアダプタ側で当該ACアダプタと正
しい対応関係のセットであると判別すると、トランジス
タ42がオン状態となり、I1 、I3 で示す大電力出力
へ切り替えられる。スイッチ回路62は、オン状態とな
る。
【0035】この発明の処理の第1の実施形態を図11
のフローチャートに示す。ステップS1では、ACアダ
プタが小電力で動作する。ステップS2では、そのAC
アダプタが電子機器のセットに接続される。ステップS
3では、セット側で定電圧定電流スイッチ回路でコード
信号が生成され、ACアダプタ側に伝送される。ステッ
プS4では、基準電圧検出回路56によって電圧が検出
される。ステップS5では、検出された電圧がセット側
から伝送する信号を生成するための信号発生用基準電圧
以上か否かが判断される。基準電圧以上と判断されると
ステップS6へ制御が移り、基準電圧以下と判断される
とステップS4へ制御が戻る。ステップS6では、セッ
ト側の信号発生回路が動作する。
【0036】ステップS7では、電源検出回路54にお
いて信号発生が可能な電源が検出される。ステップ8で
は、セット側から信号発生ができない電源か否かが判断
される。すなわち、ステップS8では、ACアダプタに
接続されたセットは、当該ACアダプタと正しい対応関
係のセットであるか否かがセット側で判断される。信号
発生ができないと判断された場合、ステップS9に制御
が移り、信号発生ができると判断された場合、ステップ
S10へ制御が移る。ステップS9では、スイッチ回路
62をオフ状態として、供給される電源をストップ状態
にする。そして、ステップS9からステップS7へ制御
が移る。また、図11中点線で示すように、ステップS
9からステップS4へ制御が移るようにしても良い。
【0037】ステップS10では、ACアダプタ側でセ
ット側からのコード信号が検出される。ステップS11
では、検出されたコード信号が当該ACアダプタと正し
い対応関係のセットからのコード信号か否かがACアダ
プタ側で判別され、当該ACアダプタと正しい対応関係
のセットからのコード信号であると判別されると、ステ
ップS12へ制御が移り、当該ACアダプタと正しい対
応関係のセットからのコード信号でないと判別される
と、ステップS10へ制御が移る。
【0038】ステップS12では、セット側からのコー
ド信号の発生がストップされる。ステップS13では、
ACアダプタの出力が大電力用に切り替えられる。そし
て、ステップS14では、電流が検出される。ステップ
S15では、検出された電流が基準値以下か否かが判断
され、基準値以下と判断されると、ステップS16へ制
御が移り、基準値より大きいと判断されると、ステップ
S14へ制御が移る。ステップS16では、ACアダプ
タの出力が小電力用に切り替えられ、このフローチャー
トは終了する。
【0039】このように、この発明では、最初に電子機
器のセットからコード信号が発信され、そのコード信号
から接続されているセットが当該ACアダプタと正しい
対応関係のセットであると判別されると、ACアダプタ
側では、小電力動作から大電力動作へ切り替えられる。
このため、セットとACアダプタとが正しい対応関係の
ものでない場合、ACアダプタからは大電力が出力され
ない。
【0040】上述したステップS4の電圧検出のアルゴ
リズムを図12のフローチャートを用いてい説明する。
ステップS21では、基準電圧検出回路56において、
電圧が検出される。ステップS22では、検出された電
圧がV1電圧以上か否かが判断される。検出された電圧
がV1電圧以上だと判断された場合、ステップS23お
よびステップS29へ制御が移り、V1電圧未満だと判
断された場合、ステップS21へ制御が戻る。このV1
電圧は、例えば信号発生用の基準電圧である。ステップ
S29では、V1電圧からV2電圧へ検出回路の動作が
切り替えられる。
【0041】ステップS23では、定電流定電圧負荷回
路が動作される。ステップS24では、電圧検出回路5
4において、電圧が検出される。ステップS25では、
検出された電圧がV2電圧以上か否かが判断される。検
出された電圧がV2電圧以上だと判断された場合、ステ
ップS26へ制御が移り、V2電圧未満打だと判断され
た場合、ステップS30へ制御が移る。ステップS26
では、V1電圧からV2電圧に切り替え動作が検出され
る。ステップS27では、検出された電圧がV1電圧か
らV2電圧に切り替えられたか否かが判断される。切り
替えられたと判断された場合、ステップS28へ制御が
移り、切り替えられていないと判断された場合、ステッ
プS30へ制御が移る。ステップS28では、スイッチ
回路がオン状態となり、定電流定電圧負荷回路が停止さ
れる。
【0042】ステップS30では、所定の時定数の後、
ステップS31において、定電流定電圧負荷回路が停止
される。そして、このアルゴリズムのフローチャートは
終了する。
【0043】この発明のACアダプタと電子機器との信
号伝送システムの第2の実施形態のブロック図を図13
に示す。入力端子IN−A、IN−Bから直流電源が供
給される。入力端子IN−Aとトランジスタ71のエミ
ッタと、トランジスタ79のエミッタとが接続され、入
力端子IN−Bは接地される。トランジスタ71のベー
スは、制御回路76と接続され、コレクタは、抵抗72
を介して電圧検出回路73および74へ供給される。抵
抗72では、電流が検出され、検出された電流は、スイ
ッチ73を介して制御回路76へ供給される。電圧検出
回路74aおよび74bでは、予め決められている電圧
値が検出される。検出された電圧値は、スイッチ75を
介して制御回路76および分圧(−ΔV)回路77へ供
給される。分圧回路77は、優先権を持たせる回路であ
り、分圧回路77で分圧された電圧は、制御回路78へ
供給される。
【0044】トランジスタ79のコレクタは、抵抗80
を介して電圧検出回路74に接続される。抵抗80で
は、電流が検出され、検出された電流は、制御回路78
およびストップ回路81へ供給される。電圧検出回路7
4aおよび74bと接続された信号検出回路83は、電
子機器のセット側から伝送されるコード信号を受信す
る。コード信号を受信すると切り替え回路84およびス
トップ解除回路82に信号を供給する。切り替え回路8
4では、スイッチ73および75が切り替えられ、検出
される電流および電圧を切り替える。ストップ解除回路
82では、ストップ回路81を制御するための制御信号
をストップ回路81へ供給する。ストップ回路81で
は、抵抗72によって検出された電流と、ストップ解除
回路82からの制御信号とからトランジスタ71のオン
/オフ動作を制御するための制御信号を制御回路76へ
供給する。
【0045】制御回路76では、抵抗72によって検出
された電流と、電圧検出回路74からの電圧と、ストッ
プ回路81からの制御信号とに基づいて、トランジスタ
71のオン/オフ動作を制御する。また、制御回路78
では、抵抗72によって検出された電流と、分圧回路7
7からの電圧とに基づいて、トランジスタ79のオン/
オフ動作を制御する。
【0046】そして、この一例では、セット側は、定電
圧回路85a、85b、スイッチ86および定電流回路
87から構成される。その定電圧回路85aおよび85
bは、電圧検出回路74と接続される。定電圧回路85
aおよび85bは、それぞれ異なる電圧値を供給する。
この定電圧回路85aおよび85bは、スイッチ86を
介して定電流回路87と接続される。定電流回路87で
は、所定の電流値が供給される。定電圧回路85と定電
流回路87とによって、設定れた電圧、電流は、コード
信号としてセット側からACアダプタ側に供給される。
すなわち、スイッチ86を切り替えることによって、供
給するコード信号を生成してACアダプタ側に供給する
ことができる。
【0047】この発明の処理の第2の実施形態を図14
のフローチャートに示す。ステップS41では、ACア
ダプタが起動し、ステップS42では、ACアダプタが
小電力モードで動作する。ステップS43では、そのA
Cアダプタが電子機器のセット(負荷)に接続される。
ステップS44では、セット側の定電圧回路85および
定電流回路87からのクロック状の波形のコード信号
(負荷信号)が発信される。ステップS45では、AC
アダプタ側の信号検出回路73によって、セット側から
発信されたコード信号(電圧)が検出される。ステップ
S46では、検出された電圧に応じてスイッチ73およ
び75がa側の端子と接続するか、b側の端子と接続す
るかが判断され、スイッチ73および75は、a側の端
子と接続すると判断された場合、ステップS47に制御
が移り、b側の端子と接続すると判断された場合、ステ
ップS48に制御が移る。
【0048】ステップS47では、スイッチ73および
75がa側の端子に切り替えられ、ステップS48で
は、スイッチ73および75がb側の端子に切り替えら
れる。ステップS49では、トランジスタ71がオン状
態となる。ステップS50では、セット側からのコード
信号がストップされる。ステップS51では、電流が検
出される。ステップS52において、検出された電流が
基準値以下か否かが判断され、検出された電流が基準値
以下と判断された場合、ステップS42へ制御が移り、
基準値より大きいと判断された場合、ステップS51へ
制御が移る。
【0049】上述した定電圧回路85aおよび85b
と、定電流回路87とによって、通常は、図15Aに示
すような特性となる。しかしながら、ACアダプタ側の
信号検出回路83で図15B中のa部およびb部の電圧
が検出された場合、スイッチ73および75が切り替え
られ、トランジスタ71および79のオン/オフ動作の
制御がされ、図15Bに示すような特性となる。
【0050】また、電圧、電流特性の例を図16に示
す。まず、ACアダプタ側は、図16Aに示すような小
電力で出力され、セット側からのコード信号を受信し、
当該ACアダプタと正しい対応関係のセットであると判
別した場合のみ図16Bに示すように、ACアダプタ側
からの出力を大電力へ切り替える。
【0051】図17は、この発明が適用されるACアダ
プタと電子機器との信号伝送システムの第3の実施形態
である。ACアダプタ側では、入力端子IN−A、IN
−Bから直流電源が供給される。小電力電源回路91お
よび大電力電源回路92へ供給される。大電力電源回路
92は、スイッチ93がオン状態となった場合に、大電
力電源回路92の出力がセット側に供給される。小電力
電源回路91の出力と、ツェナーダイオード94および
97のカソードが接続され、ツェナーダイオード94の
アノードと入力端子IN−Bとの間に抵抗95および9
6が直列に挿入される。同様に、ツェナーダイオード9
7のアノードと入力端子IN−Bとの間に抵抗98およ
び99が直列に挿入される。抵抗95および96の接続
点と比較器100の一方の端子とが接続され、抵抗98
および99の接続点と比較器100の他方の端子とが接
続される。比較器100の出力は、制御回路101へ供
給される。制御回路101では、供給された出力結果に
基づいてスイッチ93のオン/オフ状態を制御する。
【0052】セット側では、抵抗102の一端、スイッ
チ104の一端、108の一端が小電力電源回路91の
出力と接続されている。トランジスタ103のコレクタ
は、抵抗102の他端と接続され、そのエミッタは抵抗
107を介してベースと接続される。ツェナーダイオー
ド105のカソードは、スイッチ104の他端と接続さ
れ、そのアノードは、抵抗106を介してトランジスタ
103のベースに接続される。スイッチ108とトラン
ジスタ103の間にセット負荷109が挿入される。こ
のセット側では、抵抗102とトランジスタ103とに
よって、コード信号が伝送され、負荷パワーを小さくす
る。
【0053】この図17に示すACアダプタと電子機器
のセットとの動作を説明する。まず、ACアダプタとセ
ットとが接続されると、小電力電源回路91が動作す
る。ACアダプタ側から小電力が供給されると、セット
側では、トランジスタ103をオン/オフさせ、コード
信号(電圧)を伝送させる。伝送されたコード信号は、
ツェナーダイオード94、抵抗95、96およびツェナ
ーダイオード97、抵抗98、99により検出される。
一例として、ツェナーダイオード94、抵抗95、96
によって、ローレベルの電圧が検出され、ツェナーダイ
オード97、抵抗98、99によって、ハイレベルの電
圧が検出される。制御回路101では、比較器100か
らの検出結果から当該ACアダプタと正しい対応関係の
セットであると判別すると、スイッチ93をオン状態に
制御し、大電力電源回路92の出力をセット側に供給す
る。
【0054】このときの制御のアルゴリズムを図18の
フローチャートを用いて説明する。ステップS61で
は、入力電源が投入される。ステップS62では、小電
力電源回路91が動作される。ステップS63では、セ
ット側の負荷信号が動作し、コード信号が伝送される。
ステップS64では、ACアダプタ側でコード信号、す
なわちクロック状の波形の電圧が検出される。ステップ
S65では、検出されたコード信号が当該ACアダプタ
と正しい対応関係の電子機器のセットからのコード信号
か否かが判別され、当該ACアダプタと正しい対応関係
のセットからのコード信号であると判別されるとステッ
プS66へ制御が移り、当該ACアダプタと正しい対応
関係のセットからのコード信号でないと判別されるとス
テップS64へ制御が移る。
【0055】ステップS66では、セット側から供給さ
れたコード信号に応じて、小電力電源回路91を動作さ
せるか、大電力電源回路92を動作させるかが判断さ
れ、小電力電源回路91を動作させる場合、ステップS
70へ制御が移り、大電力電源回路92を動作させる場
合、ステップS71へ制御が移る。ステップS67で
は、大電力回路92が動作する。ステップS68では、
電流が検出され、ステップS69では、検出された電流
が基準値以下か否かが判断される。検出された電流が基
準値以下と判断されると、ステップS71へ制御が移
り、電流が基準値より大きいと判断されると、ステップ
S68へ制御が移る。ステップS71では、小電力電源
回路91が動作し、ステップS71では、小電力電源回
路91が停止される。そして、制御はステップS62へ
移る。
【0056】このフローチャートでは、ステップS69
において、検出された電流が基準値以下の場合、ステッ
プS71へ制御が移るようになされているが、検出され
た電流が基準値以下の場合、ステップS62へ制御が移
るようにしても良い。このとき、ステップS71の制御
は、省略される。
【0057】この発明の実施形態の基本的なブロック図
を図19に示す。入力端子IN−A、IN−Bから直流
電源が供給される。入力端子IN−Aは、小電力電源回
路111と大電力電源回路113とに接続される。この
小電力電源回路111は、当該ACアダプタに接続され
た電子機器のセット側からコード信号を伝送させるため
の電源である。大電力電源回路113は、当該ACアダ
プタに接続された電子機器のセット側を充電させるため
の電源である。小電力電源回路111の出力と出力端子
OUT−Aとの間にスイッチ112が挿入される。この
スイッチ112は、入力端子IN−Bと出力端子OUT
−Bとの間に挿入される電流検出回路115によって、
制御される。また、電流検出回路115は、制御回路1
18にも検出した電流値を供給する。
【0058】大電力電源回路113の出力と出力端子O
UT−Bとの間にスイッチ114が挿入される。出力端
子OUT−A、OUT−Bとの間にスイッチ117およ
び信号検出回路116が直列に挿入される。信号検出回
路116は、接続されたセット側からのコード信号を検
出するものであり、検出されたコード信号は、制御回路
118へ供給される。制御回路118は、電流検出回路
115からの電流値と、信号検出回路116からの信号
とからスイッチ114のオン/オフ状態を制御する。
【0059】小電力電源回路111と大電力電源回路1
13との構成の一例を図20に示す。図20Aに示すよ
うに小電力電源回路111は、小電流定電流回路111
aと定電圧回路111bとから構成される。同様に図2
0Bに示すように大電力電源回路113は、大電流定電
流回路113aと定電圧回路113bとから構成され
る。このとき、小電流定電流回路111aから出力され
る電流I1 と、大電流定電流回路113aから出力され
る電流I2 とは、電流I1 <電流I2 の関係が成立す
る。定電圧回路111bから出力される電圧V1 と、定
電圧回路113bから出力される電圧V2 とは、上述し
たように電圧電流特性に応じた出力となるので、そのと
きどきによって等号、不等号は変化し、一定の関係とな
らない。
【0060】このときのACアダプタの動作アルゴリズ
ムを図21のフローチャートを用いて説明する。ステッ
プS51では、ACアダプタを動作させる。ステップS
52では、大電力電源回路113の動作を停止させる。
そして、ステップS53では、小電力電源回路111を
が動作させ、スイッチ112および117をそれぞれオ
ン状態とする。ステップS54では、信号検出回路11
6を動作させ、セット側からのコード信号を検出する。
ステップS55では、検出されたコード信号が当該AC
アダプタと正しい対応関係のセットからのコード信号か
否かが判別され、当該ACアダプタと正しい対応関係の
セットからのコード信号であると判別された場合、ステ
ップS56へ制御が移り、セットからのコード信号でな
いと判別された場合、ステップS54へ制御が移る。
【0061】ステップS56では、検出されたコード信
号に応じて、スイッチ112および117をそれぞれオ
フ状態とするか、スイッチ114をオン状態とするかの
どちらかが判断される。スイッチ112および117を
それぞれオフ状態とすると判断された場合、ステップS
61へ制御が移り、スイッチ114をオン状態とすると
判断された場合、ステップS57へ制御が移る。ステッ
プS61では、小電力電源回路111と信号検出回路1
16とを停止させ、スイッチ112および117をオフ
状態とさせる。そして、ステップS61からステップS
53へ制御が移る。
【0062】ステップS57では、大電力電源回路11
3を動作させ、スイッチ114をオン状態とさせる。ス
テップS58では、電流が検出される。ステップS59
では、検出された電流が基準値以下か否かが判断され、
検出された電流が基準値以下と判断された場合、ステッ
プS60へ制御が移り、基準値より大きいと判断された
場合、ステップS58へ制御が移る。ステップS60で
は、大電力電源回路113を停止させる。ステップS6
2では、小電力電源回路111と信号検出回路116と
を動作させ、スイッチ112および117をオン状態と
させる。そして、ステップS53へ制御が移る。
【0063】なお、図21のフローチャートでは、ステ
ップS60の制御の後、ステップS62の制御を介して
ステップS53の制御へ処理が移るようにしてるが、ス
テップS62の制御を介さずステップS53の制御へ処
理が移るようにしても良い。このとき、ステップS62
の制御は、省略される。また、ステップS59の制御に
おいて、電流が基準値以下の場合、ステップS62の制
御へ処理が移るようにしても良い。このとき、ステップ
S60の制御は、省略される。
【0064】上述した図19のACアダプタと正しい対
応関係の電子機器のセットとの実施形態の基本的なブロ
ック図を図22に示す。ACアダプタの出力端子OUT
−A、OUT−Bが、セット側の入力端子と接続され
る。信号電圧検出回路121は、出力端子OUT−A、
OUT−Bとの間に挿入される。この信号電圧検出回路
191では、ACアダプタ側に伝送されるコード信号が
検出される。並列形定電圧回路122、電流検出回路1
23およびスイッチ124が直列に出力端子OUT−
A、OUT−Bとの間に挿入される。信号電圧検出回路
121で検出されたコード信号の結果が並列形定電圧回
路122へ供給される。並列形定電圧回路122では、
定電圧が供給され、電流検出回路123では、そのとき
の電流が検出される。検出された電流は、切り替え回路
125へ供給される。
【0065】また、電圧検出回路126は、出力端子O
UT−A、OUT−Bとの間に挿入される。この電圧検
出回路126では、セット負荷の端子電圧が検出され
る。検出された電圧は、切り替え回路125へ供給され
る。切り替え回路125では、電流検出回路123から
の電流と、電圧検出回路126からの電圧とからスイッ
チ124および127の切り替え制御を行う。スイッチ
127、セット負荷128は、出力端子OUT−A、O
UT−Bとの間に挿入される。
【0066】ここで、並列形定電圧回路122を図23
に示す回路図を用いて説明する。入力端子IN−As と
ツェナーダイオード131のカソードとトランジスタ1
34のコレクタとが接続される。ツェナーダイオード1
31のアノードと入力端子IN−Bs との間に抵抗13
3が挿入される。ツェナーダイオード131のアノード
とトランジスタ134のベースとの間に抵抗132が挿
入される。トランジスタ134のエミッタと入力端子I
N−Bs との間に抵抗136が挿入される。比較器13
7の一方は、トランジスタ134のエミッタと接続さ
れ、その他方は、入力端子IN−Bs と接続される。比
較器137の出力から電流が検出される。トランジスタ
135のコレクタとトランジスタ134のベースとが接
続され、トランジスタ135のエミッタは、入力端子I
N−Bs と接続される。
【0067】図22に示すセット側のブロック図の動作
アルゴリズムを図24のフローチャートを用いて説明す
る。ステップS71では、信号電圧検出回路121が動
作し、セット側から伝送されるコード信号が検出され
る。ステップS72では、スイッチ124がオン状態と
され、並列形定電圧回路122が動作する。ステップS
73では、電流検出回路123において電流が検出され
る。ステップS74では、検出された電流が基準値以上
か否かが判断され、検出された電流が基準値以上と判断
された場合、ステップS75へ制御が移り、基準値より
小さいと判断された場合、ステップS73へ制御が移
る。
【0068】ステップS75では、切り替え回路125
が動作し、スイッチ124および127を制御する。ス
テップS76では、スイッチ124がオフ状態とされ
る。ステップS77では、スイッチ124がオフ状態と
されてから所定の時定数の後、スイッチ125がオン状
態とされる。ステップS78では、電圧検出回路126
において電圧が検出される。ステップS79では、検出
された電圧が基準値以下か否かが検出され、検出された
電圧が基準値以下と判断された場合、ステップS80へ
制御が移り、基準値より大きいと判断された場合、ステ
ップS78へ制御が移る。
【0069】ステップS80では、切り替え回路125
が動作し、スイッチ124および127を制御する。ス
テップS81では、スイッチ124がオン状態とされ
る。ステップS82では、スイッチ124がオン状態と
されてから所定の時定数の後、スイッチ125がオフ状
態とされる。そして、制御はステップS82からステッ
プS72へ移る。
【0070】この発明のACアダプタの実施形態のブロ
ック図を図25に示す。入力端子IN−A、IN−Bか
ら直流電源が供給される。入力端子IN−Bと出力端子
OUT−Bとは接続される。供給された直流電源は、電
流検出回路141および大電流定電流回路144へ供給
される。電流検出回路141では、入力される電流値が
検出され、検出された電流値はスイッチ制御回路150
へ供給される。小電流定電流回路142では、小電流の
定電流が出力される。定電圧回路143では、定電圧が
出力される。この小電流定電流回路142と定電圧回路
143とから、上述したように小電力電源回路が構成さ
れる。大電流定電流回路142では、大電流の定電流が
出力される。定電圧回路143では、定電圧が出力され
る。この大電流定電流回路142と定電圧回路143と
から、上述したように大電流電源回路が構成される。定
電圧回路143と入力端子IN−Bとの間にスイッチ1
48が挿入される。
【0071】電圧検出回路146は、出力端子OUT−
A、OUT−Bとの間に挿入され、出力される電圧が検
出される。検出された電圧は、分圧(−ΔV)回路14
7および定電圧回路145へ供給される。分圧回路14
7では、優先権を持たせるための回路である。また、信
号電圧検出回路149は、出力端子OUT−A、OUT
−Bとの間に挿入され、セット側から伝送されるコード
信号(電圧)を検出する。検出されたコード信号は、ス
イッチ制御回路150へ供給される。スイッチ制御回路
150では、電流検出回路141からの電流値と、信号
電圧検出回路149からの信号とからスイッチ148の
オン/オフ状態を制御する。
【0072】図25に示すACアダプタ側のブロック図
の動作アルゴリズムを図26のフローチャートを用いて
説明する。ステップS81では、分圧回路147によっ
て優先権を持たされる電源が動作する。図25の一例で
は、小電力電源が動作する。ステップS82では、信号
電圧検出回路149においてセット側から伝送されるコ
ード信号(電圧)が検出される。ステップS83では、
検出されたコード信号から当該ACアダプタと正しい対
応関係のセットであるか否かが判別され、当該ACアダ
プタと正しい対応関係のセットであると判別された場
合、ステップS84へ制御が移り、当該ACアダプタと
正しい対応関係のセットでないと判別された場合、ステ
ップS82へ制御が移る。
【0073】ステップS84では、スイッチ制御回路1
50を動作させ、スイッチ148をオン状態とする。ス
テップS85では、大電流定電流回路144および定電
圧回路145を動作させる。ステップS86では、分圧
回路147によって優先権を持たされる電源の電流が検
出される。ステップS87では、検出された電流値が基
準値以下か否かが判断され、検出された電流値が基準値
以下であると判断された場合、ステップS88へ制御が
移り、基準値より大きいと判断された場合、ステップS
86へ制御が移る。ステップS88では、スイッチ14
8をオフ状態とする。ステップS89では、大電流定電
流回路214および定電圧回路145の動作を停止させ
る。そして、制御は、ステップS89からステップS8
1へ移る。
【0074】この発明が適用される一例の回路図を図2
7に示す。入力端子IN−A、IN−Bから直流電源が
供給される。入力端子IN−Bは、出力端子OUT−B
と接続される。入力端子IN−AとトランジスタTr1
1のエミッタとの間に抵抗R11が挿入される。抵抗R
1は、比較器CMP11のそれぞれの入力の間に挿入さ
れる。比較器CMP11の出力端子TM11から検出さ
れた電流が出力される。
【0075】トランジスタTr11のコレクタと出力端
子OUT−Aとの間に抵抗R12が挿入される。トラン
ジスタTr11のベースは、トランジスタTr13のコ
レクタと接続される。トランジスタTr13のエミッタ
と入力端子IN−Bとの間に抵抗R13が挿入され、ト
ランジスタTr13のベースと比較器CMP13の出力
との間に抵抗R16が挿入される。比較器CMP12お
よびCMP13のそれぞれの入力の間には、抵抗R12
が挿入される。比較器CMP12の出力端子TM12か
ら検出された電流が出力される。
【0076】トランジスタTr12のエミッタは、入力
端子IN−Aと接続され、そのベースは、トランジスタ
Tr14のコレクタと接続される。トランジスタTr1
2のコレクタと出力端子OUT−Aとの間に抵抗R14
が挿入される。抵抗R14は、比較器CMP14のそれ
ぞれの入力の間に挿入される。比較器CMP14の出力
は抵抗R17を介してトランジスタTr14のベースと
接続される。トランジスタTr14のエミッタと入力端
子IN−Bとの間に抵抗R15が挿入される。
【0077】出力端子OUT−Aと出力端子OUT−B
との間に抵抗R20およびR21が直列に挿入される。
抵抗R20およびR21の接続点は、比較器CMP15
の一方の入力と接続され、比較器CMP15の他方の入
力は、ツェナーダイオードZD11のカソードと接続さ
れる。ツェナーダイオードZD11のアノードは、出力
端子OUT−Bと接続される。比較器CMP15の出力
は、ダイオードD11のアノードおよびD12のアノー
ドと接続される。
【0078】ダイオードD12のカソードは、トランジ
スタTr13のベースと接続される。ダイオードD11
のカソードは、スイッチSw11の一方の端子と接続さ
れる。スイッチSw11の他方の端子とトランジスタT
r14のベースとの間に抵抗R18が接続される。トラ
ンジスタTr14のベースと出力端子OUT−Bとの間
に抵抗R19が挿入される。
【0079】この発明が適用される他の例の回路図を図
28に示す。入力端子IN−A、IN−Bから直流電源
が供給される。入力端子IN−Bは、出力端子OUT−
Bと接続される。入力端子IN−Aは、トランジスタT
r11のコレクタと接続される。トランジスタTr11
のエミッタと出力端子OUT−Aとの間に抵抗R12が
挿入される。トランジスタTr11のベースは、トラン
ジスタTr13のコレクタと接続される。トランジスタ
Tr13のエミッタと入力端子IN−Bとの間に抵抗R
13が挿入され、トランジスタTr13のベースとトラ
ンジスタTr11のコレクタとの間に抵抗R22が挿入
される。
【0080】比較器CMP12およびCMP13のそれ
ぞれの入力の間には、抵抗R12が挿入される。比較器
CMP12の出力端子TM12から検出された電流が出
力される。比較器CMP13の出力とトランジスタTr
15のベースとの間に抵抗R16が挿入される。トラン
ジスタTr15のコレクタは、トランジスタTr13の
ベースと接続され、トランジスタTr15のエミッタと
入力端子IN−Bとの間には抵抗R23が挿入される。
【0081】トランジスタTr12のコレクタは、入力
端子IN−Aと接続され、そのベースは、トランジスタ
Tr14のコレクタと接続される。トランジスタTr1
2のエミッタと出力端子OUT−Aとの間に抵抗R14
が挿入される。トランジスタTr14のエミッタと入力
端子IN−Bとの間に抵抗R15が挿入される。トラン
ジスタTr14のベースとトランジスタTr12のコレ
クタとの間に抵抗R26が挿入され、そのベースと入力
端子IN−Bとの間にスイッチSw11が挿入される。
【0082】抵抗R14は、比較器CMP14のそれぞ
れの入力の間に挿入される。比較器CMP14の出力は
抵抗R17を介してトランジスタTr16のベースと接
続される。トランジスタTr16のコレクタは、トラン
ジスタTr14のベースに接続される。トランジスタT
r16のエミッタと入力端子IN−Bとの間に抵抗R2
7が挿入される。
【0083】出力端子OUT−Aと出力端子OUT−B
との間に抵抗R20およびR21が直列に挿入される。
抵抗R20およびR21の接続点は、比較器CMP15
の一方の入力と接続され、比較器CMP15の他方の入
力は、ツェナーダイオードZD11のカソードと接続さ
れる。ツェナーダイオードZD11のアノードは、出力
端子OUT−Bと接続される。比較器CMP15の出力
は、ダイオードD11のアノードおよびD12のアノー
ドと接続される。
【0084】ダイオードD11のカソードは、トランジ
スタTr16のベースと接続される。ダイオードD12
のカソードとトランジスタTr15のベースとの間に抵
抗R24が挿入される。トランジスタTr15のベース
と入力端子IN−Bとの間に抵抗R25が挿入される。
【0085】図27に示す抵抗R18およびR19によ
って生成される中点電位−ΔVと、図28に示すR24
およびR25によって生成される中点電位−ΔVとがコ
ントロール位相で逆になる場合がある。すなわち、トラ
ンジスタTr11およびTr12に供給される−ΔVが
逆になる。
【0086】小電力と大電力とを出力することができる
ACアダプタの第1の実施形態を図29に示す。商用電
源161が変換トランス162に接続される。変換トラ
ンスの2次側1622aの一端は、整流用ダイオード16
3のアノードが接続され、2次側1622aの他端は、コ
ンデンサ164を介して整流用ダイオード163のカソ
ードと接続される。変換トランスの2次側1622bの一
端は、整流用ダイオード165のアノードが接続され、
2次側1622bの他端は、コンデンサ166を介して整
流用ダイオード165のカソードと接続される。2次側
1622aの他端とダイオード165のカソードとが接続
される。
【0087】小電力回路167は、ダイオード173の
カソードとスイッチ169の一端との間に挿入される。
大電力回路168は、ダイオード165のカソードとス
イッチ169の他端との間に挿入される。スイッチ16
9の一端は、出力端子OUT−Aと接続され、出力端子
OUT−AとOUT−Bとの間に検出回路170が挿入
される。この図29のACアダプタは、小電力回路と大
電力回路とを有し、それぞれの回路を切り替えることに
よって、出力を切り替えるようにするものである。
【0088】ACアダプタの第2の実施形態を図30に
示す。商用電源171がダイオードブリッジ172と接
続され、整流される。ダイオードブリッジ172の出力
の一端は、コンデンサ173の一端と変換トランス17
4の一端と接続され、ダイオードブリッジ172の出力
の他端は、コンデンサ173の他端と変換トランス17
4の他端との間にFET175が挿入される。また、変
換トランス174の他端は、ダイオード176のカソー
ドと接続される。FET175のゲートは、パルス幅変
調(PWM)回路177と接続される。FET175
と、ダイオード176と、パルス幅変調回路177とか
らスイッチングレギュレータが構成される。変換トラン
ス174の2次側の一端にダイオード178のアノード
が接続され、変換トランス174の2次側の他端とダイ
オード178のカソードとの間にコンデンサ179が挿
入される。
【0089】ダイオード178のカソードは、出力端子
OUT−Aに接続され、変換トランス174の他方は、
出力端子OUT−Bに接続される。大電力検出回路18
0、小電力検出回路181および検出回路183は、ダ
イオード178と、変換トランス174との間に挿入さ
れる。大電力検出回路180の検出結果は、スイッチ1
82の一端へ供給され、小電力検出回路181の検出結
果は、スイッチ182の他端へ供給される。そのスイッ
チ182は、検出回路183の検出結果によって、制御
される。スイッチ182によって選択された大電力検出
回路180の検出結果または小電力検出結果181の検
出結果は、パルス幅変調回路177へ供給される。この
図30のACアダプタは、検出回路を切り替えることに
よって、スイッチングレギュレータを小電力または大電
力で動作させるようにしたものである。
【0090】ACアダプタの第3の実施形態を図31に
示す。変換トランス191の一端とFET192の一端
が接続され、FET192のソースとドレイン間にダイ
オード193が接続される。FET192のゲートは、
パルス幅変調(PWM)回路194と接続される。FE
T192とダイオード193とパルス幅変調回路194
とによって、スイッチングレギュレータが構成される。
このスイッチングレギュレータは、パルス幅変調回路1
94からの出力に応じてスイッチングが行われる。変換
トランス191の2次側の一端にダイオード195のア
ノードが接続され、変換トランス191の2次側の他端
とダイオード195のカソードとの間にコンデンサ19
6が挿入される。
【0091】ダイオード196のカソードは、出力端子
OUT−Aに接続され、変換トランス191の他方と出
力端子OUT−Bとの間に抵抗197が挿入される。抵
抗197の両端に大電流検出回路199および小電流検
出回路200が接続される。大電流検出回路199で
は、大電流が検出され、検出された大電流は、大電力検
出回路201へ供給される。また、小電流検出回路20
0では、小電流が検出され、検出された小電流は、小電
力検出回路202へ供給される。出力端子OUT−Aと
OUT−Bとの間に電圧検出回路198および信号電圧
検出204が挿入される。
【0092】電圧検出回路198で検出された電圧が大
電力検出回路201および小電力検出回路202へ供給
される。大電力検出回路201では、供給された電圧と
大電流とを掛け合わすことによって大電力が検出され、
検出された大電力は、スイッチ203の一端へ供給され
る。小電力検出回路202では、供給された電圧と小電
流とを掛け合わすことによって小電力が検出され、検出
された小電力は、スイッチ203の他端へ供給される。
信号電圧検出回路204では、電子機器のセット側から
のコード信号を検出し、検出された信号をスイッチ制御
回路205へ供給される。スイッチ制御回路205で
は、供給されたコード信号に応じてスイッチ203を切
り替える制御が行われる。スイッチ203によって選択
された大電力検出回路201からの出力または小電力検
出回路202からの出力は、スイッチ203を介してパ
ルス幅変調回路194へ供給される。
【0093】この図31のACアダプタは、電圧と電流
とを検出し、検出した電圧と電流とから求められた電力
によってスイッチングレギュレータを切り替えるように
したものである。
【0094】ACアダプタの第4の実施形態を図32に
示す。変換トランス211の一端とダイオード213の
カソードが接続され、そのダイオード213はFET2
12のソースとドレイン間に接続される。FET212
のゲートは、パルス幅変調(PWM)回路214と接続
される。FET212とダイオード213とパルス幅変
調回路214とによって、スイッチングレギュレータが
構成され、パルス幅変調回路214からの出力に応じて
スイッチングが行われる。変換トランス211の2次側
の一端にダイオード215のアノードが接続され、変換
トランス211の2次側の他端とダイオード215のカ
ソードとの間にコンデンサ216が挿入される。
【0095】ダイオード215のカソードと出力端子O
UT−Aとの間に直列形小電力電源回路217が挿入さ
れ、変換トランス211の他方と出力端子OUT−Bと
の間に抵抗218が挿入される。抵抗218の両端に小
電流検出回路219および大電流検出回路222が接続
される。小電流検出回路219では、小電流が検出さ
れ、検出された小電流は、スイッチ制御回路220へ供
給される。また、大電流検出回路222では、大電流が
検出され、検出された大電流は、大電力検出回路223
へ供給される。出力端子OUT−AとOUT−Bとの間
に電圧検出回路223および信号電圧検出225が挿入
される。
【0096】電圧検出回路224で検出された電圧が大
電力検出回路223へ供給される。大電力検出回路22
3では、供給された電圧と大電流とを掛け合わすことに
よって大電力が検出され、検出された大電力は、パルス
幅変調回路214へ供給される。信号電圧検出回路22
5では、電子機器のセット側からのコード信号を検出
し、検出されたコード信号をスイッチ制御回路220へ
供給される。スイッチ制御回路220では、供給された
コード信号に応じてスイッチ221のオン/オフ制御が
行われる。スイッチ221がオン状態となる場合、この
ACアダプタからの出力は、直列形小電力電源回路21
7を通らず出力される。
【0097】この図32のACアダプタは、小電力は回
路で作り、大電力はスイッチングレギュレータで作るよ
うにしたものである。
【0098】この図32に示すACアダプタの動作のア
ルゴリズムのフローチャートを図33に示す。ステップ
S91では、まずスイッチ211がオフ状態とされる。
ステップS92では、直列形小電力電源回路217が動
作する。ステップS93では、信号電圧検出回路225
が動作し、接続された電子機器のセット側から伝送され
るコード信号が検出される。ステップS94では、検出
されたコード信号から接続されたセットが当該ACアダ
プタと正しい対応関係のセットであるか否かが判別さ
れ、当該ACアダプタと正しい対応関係のセットである
と判別された場合、ステップS95へ制御が移り、当該
ACアダプタと正しい対応関係のセットでないと判別さ
れた場合、ステップS93へ制御が移る。
【0099】ステップS95では、スイッチ221がオ
ン状態とされる。ステップS96では、小電流検出回路
219が動作される。ステップS97では、小電流検出
回路219で検出された小電流が基準値以下か否かが判
断され、小電流が基準値以下の場合、ステップS98へ
制御が移り、小電流が基準値より大きい場合、ステップ
S97へ制御が移る。ステップS98では、スイッチ2
21がオフ状態とされ、ステップS91へ制御が移る。
【0100】この実施形態では、一例として、ACアダ
プタと電子機器とを接続して、コード信号を判別し、正
しい対応関係のものであれば、二次電池の充電を行うた
めに小電力から大電力へACアダプタの出力を切り替え
るようにしたが、コード信号を判別し、正しい対応関係
のものであれば、電子機器の動作電源として小電力から
大電力へACアダプタの出力を切り替えるようにしても
良い。
【0101】
【発明の効果】この発明に依れば、ACアダプタと電子
機器のセットとを+端子と−端子との2つの端子で接続
してもコード信号を伝送することができ、そのコード信
号を判別することによって、当該ACアダプタと正しい
対応関係の電子機器のセットであるか否かを判別するこ
とができるので、当該セットに合った出力を得ることが
できるので、二次電池に対する安全度を高くすることが
できる。よって、当該ACアダプタと正しい対応関係の
ものでない電子機器のセットをこわすことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のACアダプタと電子機器のセットの
説明に用いる略線図である。
【図2】この発明の基本的な処理を説明するための略線
図である。
【図3】この発明の基本的な処理を説明するための略線
図である。
【図4】この発明の基本的な処理を説明するための略線
図である。
【図5】この発明に適用されるスイッチ回路の説明に用
いる略線図である。
【図6】この発明に適用されるスイッチ回路の説明に用
いる略線図である。
【図7】この発明の基本的な処理を説明するための略線
図である。
【図8】この発明の概略的な動作を説明するための略線
図である。
【図9】この発明のACアダプタと電子機器との信号伝
送システムの第1の実施形態のブロック図である。
【図10】この発明に適用される電圧、電流特性の一例
である。
【図11】この発明の電力を切り替える処理の第1の実
施形態のフローチャートである。
【図12】この発明に適用される電圧検出の処理の一例
のフローチャートである。
【図13】この発明のACアダプタと電子機器との信号
伝送システムの第2の実施形態のブロック図である。
【図14】この発明の電力を切り替える処理の第2の実
施形態のフローチャートである。
【図15】この発明に適用される電圧、電流特性の一例
である。
【図16】この発明に適用される電圧、電流特性の一例
である。
【図17】この発明のACアダプタと電子機器との信号
伝送システムの第3の実施形態のブロック図である。
【図18】この発明の電力を切り替える処理の第3の実
施形態のフローチャートである。
【図19】この発明のACアダプタの実施形態の基本的
なブロック図である。
【図20】この発明に適用される小電力電源回路と大電
力電源回路の一例のブロック図である。
【図21】この発明の電力を切り替える処理の第4の実
施形態のフローチャートである。
【図22】この発明の電子機器のセットの実施形態の基
本的なブロック図である。
【図23】この発明に適用される並列形定電圧回路の一
例のブロック図である。
【図24】この発明の電力を切り替える処理の第5の実
施形態のフローチャートである。
【図25】この発明のACアダプタの第1の実施形態の
ブロック図である。
【図26】この発明の電力を切り替える処理の第6の実
施形態のフローチャートである。
【図27】この発明に適用される分圧(−ΔV)回路の
説明に用いる一例の回路図である。
【図28】この発明に適用される分圧(−ΔV)回路の
説明に用いる他の例の回路図である。
【図29】この発明に適用される入力電源とACアダプ
タとの第1の実施形態のブロック図である。
【図30】この発明に適用される入力電源とACアダプ
タとの第2の実施形態のブロック図である。
【図31】この発明に適用される入力電源とACアダプ
タとの第3の実施形態のブロック図である。
【図32】この発明に適用される入力電源とACアダプ
タとの第4の実施形態のブロック図である。
【図33】この発明の電力を切り替える処理の第7の実
施形態のフローチャートである。
【図34】従来のACアダプタと電子機器のセットの説
明に用いる略線図である。
【符号の説明】
41・・・直流電源、42、49、60・・・トランジ
スタ、43、46、47、50、59・・・抵抗、44
・・・電圧検出回路、45、48、58・・・制御回
路、51、55・・・ストップ回路、52・・・信号受
信回路、53・・・ストップ解除回路、54・・・電圧
検出回路、56・・・基準電圧検出回路、57、62・
・・スイッチ回路、61・・・スイッチ制御回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器と2端子で接続され、 大電力と小電力とを出力することが可能とされ、 上記電子機器から伝送されるコード信号を検出する信号
    検出手段と、 接続された上記電子機器が正しい対応関係のものである
    か否かを、検出された上記コード信号で判別する信号判
    別手段と、 上記信号判別手段の結果、上記電子機器が正しい対応関
    係のものであると判別した場合、出力を小電力から大電
    力へ切り替える切り替え手段とからなることを特徴とす
    る電源供給アダプタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記信号判別手段の結果、上記電源供給アダプタに接続
    された上記電子機器が正しい対応関係のものでないと判
    別した場合、出力を小電力の状態に維持するようにした
    ことを特徴とする電源供給アダプタ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 電流値を検出する電流検出手段を有し、 上記切り替え手段は、 大電力を出力しているときに、検出された上記電流値が
    基準以下となる場合、出力を大電力から小電力へ切り替
    えるようにしたことを特徴とする電源供給アダプタ。
  4. 【請求項4】 電源供給アダプタと2端子で接続され、 上記電源供給アダプタから供給される電源に基づいて、
    接続されるべき電源供給アダプタが識別するためのコー
    ド信号を生成する信号生成手段を有することを特徴とす
    る電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記信号生成手段は、上記電源供給アダプタから供給さ
    れる上記電源が第1の基準値以上か否かが判断され、上
    記電源が上記第1の基準値以上と判断された場合、接続
    されるべき電源供給アダプタが識別するためのコード信
    号を生成し、 上記電源が上記第1の基準値となった後、上記第1の基
    準値より大きい第2の基準値以上か否かが判断され、上
    記電源が上記第2の基準値以上と判断された場合、上記
    コード信号を停止し、負荷を接続するようにしたことを
    特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記第2の基準値より大きくないと判断された場合、上
    記コード信号を停止するようにしたことを特徴とする電
    子機器。
  7. 【請求項7】 交流電源と接続され、所定の直流電源電
    圧を発生する電源供給アダプタと、上記電源供給アダプ
    タと電子機器とが接続される信号伝送システムにおい
    て、 上記電源供給アダプタと上記電子機器は2端子で接続さ
    れ、 上記電源供給アダプタは、 大電力と小電力とを出力することが可能とされ、 上記電子機器側からのコード信号を検出する信号検出手
    段と、 上記電源供給アダプタに接続された上記電子機器が正し
    い対応関係の電子機器であるか否かを、検出された上記
    コード信号で判別する信号判別手段と、 上記信号判別手段の結果、上記電源供給アダプタと上記
    電子機器とが正しい対応関係のものであると判別した場
    合、上記電源供給アダプタの出力を小電力から大電力へ
    切り替える切り替え手段とを有し、 上記電子機器は、 上記電源供給アダプタから供給される電源に基づいて、
    接続されるべき電源供給アダプタを識別するためのコー
    ド信号を生成するコード信号生成手段を有することを特
    徴とする信号伝送システム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記コード信号のローレベルは、上記電子機器の回路が
    動作可能な値に設定されることを特徴とする信号伝送シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 上記信号判別手段の結果、上記電源供給アダプタと上記
    電子機器が正しい対応関係のものでないと判別した場
    合、上記電源供給アダプタの出力を小電力の状態に維持
    するようにしたことを特徴とする信号伝送システム。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 上記電源供給アダプタは、 電流値を検出する電流検出手段を有し、 上記切り替え手段は、 大電力を出力しているときに、検出された上記電流値が
    基準値以下となる場合、出力を大電力から小電力へ切り
    替えるようにしたことを特徴とする信号伝送システム。
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