JPH11123002A - 小型乗用作業機 - Google Patents

小型乗用作業機

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JPH11123002A
JPH11123002A JP29223097A JP29223097A JPH11123002A JP H11123002 A JPH11123002 A JP H11123002A JP 29223097 A JP29223097 A JP 29223097A JP 29223097 A JP29223097 A JP 29223097A JP H11123002 A JPH11123002 A JP H11123002A
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Japan
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brake
pedal
clutch
transmission
lever
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Kenshirou Kanou
剣士郎 過能
Masamitsu Kamimura
正満 上村
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチペダルとブレーキペダルの操作性を
簡易化すること。 【解決手段】 運転部に、原動機部からミッション部へ
の動力伝達を断続操作するクラッチペダルと、左右側後
車輪をブレーキ制動操作するブレーキペダルとを設ける
と共に、ブレーキペダルのブレーキ制動操作にクラッチ
ペダルの動力切断操作を連動させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型乗用作業機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型乗用作業機の一形態として、
機体フレーム上に、運転部と、原動機部と、同原動機部
に連動連結したミッション部とを設けると共に、機体フ
レームの前部左右側方と後部左右側方とにそれぞれ左右
側前車輪と左右側後車輪とを設けて、これら左右側前後
車輪をミッション部に連動連結し、かつ、運転部に設け
たハンドルに左右側前車輪を前車輪操舵機構を介して連
動連結したものがある。
【0003】そして、運転部には、原動機部からミッシ
ョン部への動力伝達を断続操作するクラッチペダルと、
左右側後車輪をブレーキ制動操作するブレーキペダルと
を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した小
型乗用作業機では、クラッチペダルとブレーキペダルと
がそれぞれ独立しているために、例えば、機体を急停止
させる際に、ブレーキペダルだけをブレーキ制動操作し
ても、クラッチ切断操作はなされず、いわゆるエンスト
を起こすという不具合がある。
【0005】また、山間地での傾斜地をオペレータが歩
行しながら機体を操向操作したり、運搬車に機体を乗降
させる場合に、オペレータが歩行しながら機体を操向操
作している際に、機体を急停止させる必要性が生じて
も、歩行状態ではブレーキペダルを操作しずらく、確実
な対応が行なえないという不具合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、機
体フレーム上に、運転部と、原動機部と、同原動機部に
連動連結したミッション部とを設けると共に、機体フレ
ームの前部左右側方と後部左右側方とにそれぞれ左右側
前車輪と左右側後車輪とを設けて、これら左右側前・後
車輪をミッション部に連動連結し、かつ、運転部に設け
たハンドルに左右側前車輪を前車輪操舵機構を介して連
動連結した小型乗用作業機において、運転部に、原動機
部からミッション部への動力伝達を断続操作するクラッ
チペダルと、左右側後車輪をブレーキ制動操作するブレ
ーキペダルとを設けると共に、ブレーキペダルのブレー
キ制動操作にクラッチペダルの動力切断操作を連動させ
たことを特徴とする小型乗用作業機を提供せんとするも
のである。
【0007】また、本発明は、機体フレームに、左右方
向に伸延するペダル支軸を横架し、同ペダル支軸に、ク
ラッチペダルを支持するクラッチペダルボス部と、ブレ
ーキペダルを支持するブレーキペダルボス部とをそれぞ
れ回動自在に嵌合し、ブレーキペダルボス部に係合作用
片を取付ける一方、クラッチペダルボス部に係合受片を
取付けて、ブレーキペダルのブレーキ制動操作に連動し
て、係合作用片が係合受片に係合して、クラッチペダル
のクラッチ切断操作がなされるべく構成したことを特徴
とする小型乗用作業機を提供せんとするものである。
【0008】また、本発明は、機体フレーム上の前部に
運転部を設け、同運転部にハンドルコラムを機体フレー
ムの前端部に位置させて立設し、同ハンドルコラムにブ
レーキレバーを取付けると共に、運転部の床部に、左右
側後車輪をブレーキ制動操作するためのブレーキペダル
を設けて、上記ブレーキレバーのブレーキ制動操作に、
ブレーキペダルのブレーキ制動操作を連動させたことに
も特徴を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0010】すなわち、本発明に係る小型乗用作業機
は、基本的構造として、機体フレーム上に、運転部と、
原動機部と、同原動機部に連動連結したミッション部と
を設けると共に、機体フレームの前部左右側方と後部左
右側方とにそれぞれ左右側前車輪と左右側後車輪とを設
けて、これら左右側前・後車輪をミッション部に連動連
結し、かつ、運転部に設けたハンドルに左右側前車輪を
前車輪操舵機構を介して連動連結している。
【0011】そして、特徴的構造として、運転部に、原
動機部からミッション部への動力伝達を断続操作するク
ラッチペダルと、左右側後車輪をブレーキ制動操作する
ブレーキペダルとを設けると共に、ブレーキペダルのブ
レーキ制動操作にクラッチペダルの動力切断操作を連動
させている。
【0012】このようにして、ブレーキペダルをブレー
キ制動操作すれば、クラッチペダルも連動してクラッチ
切断操作して、いわゆるエンストを起こすことなく、機
体を停止させることができるようにしている。
【0013】従って、緊急時はもとより、平常時におい
てもブレーキペダルをブレーキ制動操作するだけで、機
体を速やかに停止させることができて、操作の簡易化が
図れる。
【0014】しかも、機体フレームに、左右方向に伸延
するペダル支軸を横架し、同ペダル支軸に、クラッチペ
ダルを支持するクラッチペダルボス部と、ブレーキペダ
ルを支持するブレーキペダルボス部とをそれぞれ回動自
在に嵌合し、ブレーキペダルボス部に係合作用片を取付
ける一方、クラッチペダルボス部に係合受片を取付け
て、ブレーキペダルのブレーキ制動操作に連動して、係
合作用片が係合受片に係合して、クラッチペダルのクラ
ッチ切断操作がなされるべく構成している。
【0015】このようにして、連動構造を簡単かつ確実
なものとなすことができると共に、コンパクトな連動構
造となすことができるようにしている。
【0016】また、機体フレーム上の前部に運転部を設
け、同運転部にハンドルコラムを機体フレームの前端部
に位置させて立設し、同ハンドルコラムにブレーキレバ
ーを取付けると共に、運転部の床部に、左右側後車輪を
制動操作するためのブレーキペダルを設けて、上記ブレ
ーキレバーのブレーキ制動操作に、ブレーキペダルのブ
レーキ制動操作を連動させている。
【0017】このようにして、オペレータは、歩行状態
にて機体を操向操作している際に、機体を急停止させる
必要性が生じた場合には、ブレーキレバーを操作するこ
とにより、ブレーキペダルをブレーキ制動操作させて、
機体を急停止させることができるようにしている。
【0018】従って、オペレータは、歩行状態で操作し
ている場合にも、簡単かつ確実に機体を急停止させるこ
とができて、安全性を良好に確保することができる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0020】図1〜図3に示すAは、本発明に係る小型
乗用作業機であり、同小型乗用作業機Aは、自走可能な
走行部Bの後部に昇降機構17を設け、同昇降機構17に各
種作業部の一形態としての耕耘部Cをヒッチ部18を介し
て連結している。
【0021】走行部Bは、機体フレーム1上の略中央部
にミッション部2を設け、同ミッション部2の左右側部
にそれぞれ前車輪伝動軸ケース3,3を連動連設し、各
前車輪伝動軸ケース3,3に前車輪4,4を前車軸4a,4
a を介して取付けると共に、機体フレーム1上の左右側
後部に後車輪伝動ケース5,5をそれぞれ設け、各後車
輪伝動ケース5,5に後車輪7,7を後車軸7a,7a を介
して取付け、ミッション部2の左右側部と左右側後車輪
伝動ケース5,5との間に、それぞれ伝動シャフトケー
ス6,6を介設して、車体支持構造体8を構成してい
る。
【0022】そして、車体支持構造体8には、前部に運
転部9を設けると共に、前記ミッション部2と左右側後
車輪伝動ケース5,5との間にエンジン10と燃料タンク
11とを配設して、同エンジン10にミッション部2を第1
伝動機構12を介して連動連結している。
【0023】また、機体フレーム1の後端部には、左右
一対の作業部連結体14,14 を後方に向けて突設し、両作
業部連結体14,14 間にPTO軸15を横架して、同PTO
軸15をエンジン10に第2伝動機構16を介して連動連結
し、また、機体フレーム1の後端部には昇降機構17を設
け、同昇降機構17に耕耘部Cをヒッチ部18を介して連結
している。
【0024】このようにして、耕耘部Cを、車体支持構
造体8の後方に昇降機構17を介して昇降可能に連結する
と共に、耕耘部Cの入力軸170 にPTO軸15より伝動ケ
ース19を介して動力を伝達可能としている。
【0025】機体フレーム1は、図1〜図3に示すよう
に、ミッション部2の左右側下部より後方へ伸延し、か
つ、後車軸7a,7a の直上方位置より後上方へ立上げて形
成した左右一対のメインフレーム20,20 と、ミッション
部2の前端部と両メインフレーム20,20 の後端部との間
に架設した平面視矩形枠状のサブフレーム21と、同サブ
フレーム21上に起倒自在に立設した正面視門型のロール
バー22とを具備している。23はサブフレームステーであ
る。
【0026】運転部9は、図1〜図3に示すように、サ
ブフレーム21の前部にハンドルポスト支持体27を前傾状
態に横架し、同ハンドルポスト支持体27上にハンドルポ
スト26を前傾状態のハンドルポスト支持体27と略直交す
る後傾状態にて立設し、同ハンドルポスト26中にハンド
ル支軸28を挿通して、同ハンドル支軸28の上端にハンド
ル29を取付ける一方、ハンドルポスト支持体27の下方ま
で伸延させたハンドル支軸28の下端とミッション部2の
下部との間に前車輪操舵機構30を介設し、ハンドルポス
ト26をハンドルコラム31により被覆し、同ハンドルコラ
ム31の左側壁にブレーキレバー32を取付けると共に、同
ハンドルコラム31の右側壁にPTOクラッチレバー33を
取付けている。
【0027】そして、ミッション部2上には、座席支持
機枠34を介して座席35を載置し、同座席35の左側方に主
変速操作レバー36と副変速操作レバー37とを配設する一
方、右側方に昇降操作レバー38と作業部伝動クラッチ入
切操作レバー39と耕深調節操作レバー40とを配設してい
る。
【0028】しかも、これら各種操作レバー36,37,38,4
9,40は、前記したサブフレーム21の左右側中途部に形成
した握り部41,41 の内方かつ近傍に配置している。
【0029】このようにして、オペレータは、運転部9
に乗降する際には、握り部41を把持することにより楽に
乗降することができ、また、傾斜地作業において、各種
操作レバーを操作中に危険性を感じた際には、すばや
く、握り部41を把持することにより身体を確実に支える
ことができて、安全性を確保することができる。
【0030】また、運転部9には、図1及び図2に示す
ように、機体フレーム1の前部上に床部形成体42を張設
し、同床部形成体42の後端縁に連続させて座席支持カバ
ー体43を設けており、上記床部形成体42の前半部直下方
位置には下部空間S1を形成し、同下部空間S1内には、図
1及び図3に示すように、前車輪操舵機構30の一部、す
なわち、ハンドル支軸28の下端に取付けたピニオンギヤ
30a と、同ピニオンギヤ30a に噛合するセクタギヤ30b
と、同セクタギヤ30b に連設すると共に、ハンドルポス
ト支持体27に枢支した操舵アーム30c とを収容してい
る。
【0031】このように、下部空間S1内に前車輪操舵機
構30の一部を配設することにより、同前車輪操舵機構30
の一部の配設地上高を大きく確保することができて、飛
散石や地上突起物等による損傷を防止することができ
る。
【0032】また、下部空間S1内に配設したセクタギヤ
30b は、図3に示すように、基端部に基軸30e を上下方
に向けて突設しており、同基軸30e の下端部に操舵アー
ム30c を連結し、同操舵アーム30c の左右端部に、それ
ぞれ左右一対のドラッグロッド30d,30d の前端を連結
し、また、両ロッド30d,30d の各後端を、それぞれ左右
側前車輪伝動軸ケース3,3に設けたナックルアーム3
c,3c に連動連結している。
【0033】従って、ハンドル29を回動操作すると、そ
の回動力はハンドル支軸28→ピニオンギヤ30a →セクタ
ギヤ30b →基軸30e →操舵アーム30c に伝達され、操舵
アーム30c は所定の操舵角で水平揺動することになり、
前車輪4,4が操舵輪として機能する。
【0034】また、操舵アーム30c には、ミッション部
2内に設けた後述の左右側サイドクラッチ装置100,100
及び左右側サイドブレーキ装置101,101 を連動機構102
を介して連動連結している。
【0035】連動機構102 は、図3に示すように、操舵
アーム30c の左右側部と、左右側サイドクラッチ装置10
0,100 を操作する左右側サイドクラッチ操作アーム106,
106とを、左右側サイドクラッチ操作ロッド107,107 を
介して連動連結している。108 はアーム支軸である。
【0036】このようにして、ハンドル29の操舵角に応
じた前車輪4,4の切れ角に応じて左右側サイドクラッ
チ装置100,100 の接続・切断操作を行なうと共に、操舵
方向の後車輪7,7に左右側サイドブレーキ装置101,10
1 により制動力を加えて、車体を小旋回させることがで
きるようにしている。
【0037】また、運転部9には、図1及び図2に示す
ように、床部形成体42の左右側前部にそれぞれクラッチ
ペダル45とブレーキペダル46とを配設している。
【0038】すなわち、図4及び図5にも示すように、
サブフレーム21の左右側フレーム形成体21a,21a の前部
に、それぞれ軸支持ブラケット47,47 を垂設し、両軸支
持ブラケット47,47 間にペダル支軸48を横架し、同ペダ
ル支軸48の左側部にクラッチペダルボス部49を回動自在
に嵌合して、同クラッチペダルボス部49にクラッチペダ
ル45を取付ける一方、ペダル支軸48の右側部にブレーキ
ペダルボス部50を回動自在に嵌合して、同ブレーキペダ
ルボス部50にブレーキペダル46を取付けている。57は軸
固定ブラケット、58は固定ボルトである。
【0039】そして、クラッチペダルボス部49にはクラ
ッチ作動アーム51を上方へ向けて突設し、同クラッチ作
動アーム51と、前記第1伝動機構12のテンションクラッ
チアーム12a との間に、クラッチ切断用ワイヤ52を介設
している。52a はインナーワイヤ、52b はアウターワイ
ヤ、52c はアウターワイヤ受け片である。
【0040】このようにして、クラッチペダル45を踏込
み操作すると、クラッチ作動アーム51→クラッチ切断用
ワイヤ52→テンションクラッチアーム12a を介して第1
伝動機構12が動力切断状態となり、エンジン10からミッ
ション部2への動力が切断されるようにしている。
【0041】また、ブレーキペダルボス部50にはブレー
キ作動アーム53を上方へ向けて突設し、同ブレーキ作動
アーム53と、後述するミッション部2内に設けた左右側
サイドブレーキ装置101,101 のブレーキ制動アーム110,
110 との間に、ブレーキ制動用ワイヤ54を介設してい
る。54a はインナーワイヤ、54b はアウターワイヤ、54
c はアウターワイヤ受け片である。
【0042】そして、ブレーキペダルボス部50の左側部
には、係合作用片55をクラッチペダルボス部49側へ向け
て突設する一方、クラッチペダルボス部49には、上記係
合作用片55が係合する係合受片56を突設している。
【0043】このようにして、ブレーキペダル46を踏込
み操作すると、ブレーキペダルボス部50→係合作用片55
→係合受片56→クラッチペダルボス部49→クラッチ作動
アーム51→クラッチ切断用ワイヤ52→テンションクラッ
チアーム12a を介して第1伝動機構12が動力切断状態と
なると共に、ブレーキペダルボス部50→ブレーキ作動ア
ーム53→ブレーキ制動用ワイヤ54→ブレーキ制動アーム
109,109 を介して左右側サイドブレーキ装置101,101 が
同時にブレーキ制動状態となり、いわゆるエンストを起
こすことなく、機体を停止させることができるようにし
ている。
【0044】従って、緊急時はもとより、平常時におい
てもブレーキペダル46を踏込み操作するだけで、機体を
速やかに停止させることができて、操作の簡易化が図れ
る。
【0045】しかも、ブレーキペダル46とクラッチペダ
ル45との連動構造を簡単かつ確実なものとすることがで
きると共に、コンパクトな連動構造となすことができ
る。
【0046】また、ブレーキペダルボス部50の左側部に
は、ブレーキ作動用突片60を突設し、同ブレーキ作動用
突片60の上端部にワイヤ連結片64を長孔65を介して連結
ピン66により連結する一方、前記したブレーキレバー32
は、ハンドルポスト26の中途部に、レバー支軸61を左右
方向に軸線を向けて取付け、同レバー支軸61にレバー支
持板62をボス部63を介して回動自在にに取付け、同レバ
ー支持板62の後部にブレーキレバー32の基端部を取付、
同レバー支持板62の前部と上記ワイヤ連結片64との間に
ブレーキ作動用ワイヤ67を介設している。67a はインナ
ーワイヤ、67bはアウターワイヤ、67c,67d はアウター
ワイヤ受け片、68,69 はそれぞれ前・後側ストッパー体
である。
【0047】このようにして、ブレーキレバー32を、図
4の実線で示す前方倒伏姿勢より、図4の一点鎖線で示
す後方倒伏姿勢となるように回動操作すると、レバー支
持板62→ブレーキ作動用ワイヤ67→ワイヤ連結片64→連
結ピン66→ブレーキ作動用突片60→ブレーキペダルボス
部50を介して、ブレーキペダル46を踏込み操作した場合
と同様に、左右側サイドブレーキ装置101,101 が同時に
ブレーキ制動状態となるようにしている。
【0048】従って、オペレータは、歩行状態にて機体
を操向操作している際に、機体を急停止させる必要性が
生じた場合には、ブレーキレバー32を操作することによ
り、ブレーキペダル46をブレーキ制動操作させて、機体
を簡単かつ確実に急停止させることがてきて、安全性を
良好に確保することができる。
【0049】この際、ブレーキ作動用ワイヤ67は、レバ
ー支軸61を中心に前方位置から後方位置に支点越えし
て、レバー支持板62を後側ストッパー体69に圧接する方
向に引張して、ブレーキレバー32を後方倒伏姿勢に保持
することができる。
【0050】また、ブレーキレバー32を前方倒伏姿勢と
なした場合には、ブレーキペダル46を踏込み操作して
も、ブレーキ作動用突片60の上端部に取付けた連結ピン
66が、ワイヤ連結片64に形成した長孔65中を摺動するだ
けで、ブレーキ作動用ワイヤ67は摺動せず、ブレーキレ
バー32を前方倒伏姿勢に保持することができる。
【0051】次に、変速レバーとしての主変速操作レバ
ー36について説明すると、同主変速操作レバー36は、図
6〜図8に示すように、ミッション部2の左側近傍位置
に設けた枢支部70に基端を前後方向及び左右方向に回動
自在に取付けると共に、同枢支部70の内側部とミッショ
ン部2との間に介設した変速機構71と、同枢支部70の外
側部とミッション部2との間に介設した前後進切替機構
72とを、選択的に操作可能としている。
【0052】すなわち、枢支部70は、前車輪伝動軸ケー
ス3に固設した軸支持体73と、ミッション部2に固設し
た内側軸支持体74との間に、左右方向に軸線を向けた操
作レバー支軸75を横架し、同操作レバー支軸75の中途部
に前後回動用ボス部76を回動自在に嵌合し、同前後回動
用ボス部76上に前後方向に軸線を向けた操作レバー支軸
77を突片78,78 を介して横架し、同操作レバー支軸77に
主変速操作レバー36の基端を左右回動用ボス部79を介し
て枢支している。
【0053】ここで、主変速操作レバー36は、左右回動
用ボス部79より直上方へ立上る立上り部36a と、同立上
り部36a の上端より左側外方へ略水平に伸延する側方伸
延部36b と、同側方伸延部36b の外側端より直上方へ伸
延する上方伸延部36c と、同上方伸延部36c の上端に取
付けた把持部36d とから形成しており、立上り部36aの
下部に、後述する変速機構71に当接するストッパー体80
を内方へ向けて突設し、側方伸延部36b に変速機構71と
係合する変速機構側係合ピン81を内方へ向けて突設し、
また、立上り部36a の上部に後述する前後進切替機構72
と係合する前後進切替機構側係合ピン82を方向へ向けて
突設している。
【0054】変速機構71は、操作レバー支軸75の内側端
部に立上り変速操作アーム83の下端に設けたボス部83a
を前後揺動自在に枢支し、同立上り変速操作アーム83の
上端部を内側方へ略水平に屈曲させてピン支持部83b を
形成し、同ピン支持部83b に係合ピン84を上方へ向けて
突設する一方、ミッション部2の天井壁より変速操作軸
85を突出させ、同変速操作軸85に水平変速操作アーム86
の基端部を取付け、同水平変速操作アーム86の先端部に
形成した長孔87中に、上記係合ピン84を挿通している。
【0055】そして、立上り変速操作アーム83の上部に
は、ピン係合孔88を形成し、同ピン係合孔88中に垂直に
起立させた主変速操作レバー36の変速機構側係合ピン81
が挿通して係合すると共に、立上り変速操作アーム83の
側面に上記主変速操作レバー36のストッパー体80が当接
するようにしている。
【0056】このようにして、主変速操作レバー36を、
図6及び図7に示すように、最低速度段位置である第一
速位置(イ)と第二速位置(ロ)と第三速位置(ハ)の
いずれかの位置に回動操作することにより、ミッション
部2内の変速操作が行なえるようにしている。
【0057】前後進切替機構72は、操作レバー支軸75の
外側端部に前後進切替アーム90の下端に設けたボス部90
a を前後揺動自在に枢支する一方、同前後進切替アーム
90の後方位置にレバー支軸91を左右方向に軸線を向けた
ボス部92中に挿通し、同レバー支軸91の外側端部に第1
レバー体93を下方へ向けて突設するとともに、内側端部
に第2レバー体94を上方へ向けて操作し、上記前後進切
替アーム90の上部と第1レバー体93の先端部との間に連
結ロッド95を介設し、また、ミッション部2の側壁より
前後進切替操作軸96を外側方へ突設し、同前後進切替操
作軸96に前後進切替レバー97の基端部を取付け、同前後
進切替レバー97の先端部と前記第2レバー体94との間に
連結体98を介設している。
【0058】そして、前後進切替アーム90の前側上部に
は、上端開口のピン係合溝99を切欠して形成して、第一
速位置(イ)に変速操作した主変速操作レバー36を、外
側方へ回動させることにより、上記ピン係合溝99中に前
後進切替機構側係合ピン82が係合すると共に、変速操作
アーム83のピン係合孔88より変速機構側係合ピン81が抜
けて係合解除され、前後進切替アーム90の内側面に突設
したストッパー体90bに主変速操作レバー36の立上り部3
6a が当接するようにしている。
【0059】このようにして、主変速操作レバー36を、
図7に示すように、前後進切替レバー97が前進位置
(ニ)と中立位置(ホ)と後進位置(ヘ)のいずれかの
位置に位置すべく回動操作することにより、ミッション
部2内の前後進切替操作が行なえるようにしている。
【0060】また、上記した主変速操作レバー36は、図
2及び図7に示すように、座席支持カバー体43の天井部
の左側前部にレバーガイド溝110 を形成して、同レバー
ガイド溝110 中に挿通しており、同レバーガイド溝110
は、前後方向に伸延する変速ガイド溝111 と、同変速ガ
イド溝111 に平行して前後方向に伸延する前後進切替溝
112 と、両溝111,112 の前端同士を連通連結する連通連
結溝113 とから形成し、変速ガイド溝111 の前端部に第
一速位置(イ)を配置し、かつ、前後進切替溝112 の前
端部に前進切替位置を配置している。
【0061】このようにして、一本の主変速操作レバー
36をレバーガイド溝110 に沿って操作するだけで、婦女
子や老人でも簡便に前後進切替操作と走行速度段切替操
作とを行なうことができるようにしている。
【0062】しかも、変速ガイド溝111 に主変速操作レ
バー36をシフト操作する際には、あらかじめ主変速操作
レバー36を前進切替位置にシフト操作した後に、連通連
結溝113 を通して第一速位置(イ)にシフト操作するこ
とになり、その後、変速ガイド溝111 に沿わせて主変速
操作レバー36をシフト操作すれば、前進切替状態にて、
楽に走行速度段の変更操作が行なえる。
【0063】また、前後進切替溝112 に主変速操作レバ
ー36をシフト操作する際には、あらかじめ主変速操作レ
バー36を第一速位置(イ)にシフト操作した後に、連通
連結溝113 を通して前進切替位置にシフト操作すること
になり、その後、前後進切替溝112 に沿わせて主変速操
作レバー36をシフト操作すれば、楽に前後進切替操作が
行なえると共に、同後進切替位置では、自動的に最低速
度段である第一速に保持されて、安全性が確保される。
【0064】従って、前後進切替操作や走行速度の変更
操作を頻繁に行なう圃場の周縁部等において、特に、簡
便に操作することができる。
【0065】次に、ミッション部2について説明する
と、同ミッション部2は、図9及び図10に示すよう
に、ケース本体115 を前後方向に伸延させて形成してお
り、同ケース本体115 内の前部にデフ装置116 を設け、
同デフ装置116 に左右側前車輪駆動軸117,117 の内側端
部を連動連結し、各前車輪駆動軸117,117 を各前車輪伝
動軸ケース3,3中に挿通して、各前車軸4a,4a に外側
端部を連動連結している。
【0066】そして、ケース本体115 内には、デフ装置
116 の直後方位置に、左右側サイドクラッチ装置100,10
0 と左右側サイドブレーキ装置101,101 を設けており、
これら装置100,100,101,101 は、左右側後車輪駆動軸11
8,118 に同軸的に取付け、両後車輪駆動軸118,118 の内
側端部間にはギヤ体119 を介設している。
【0067】また、各後車輪駆動軸118,118 の外側端部
を前記伝動シャフトケース6,6内にそれぞれ挿通した
伝動シャフト(図示せず)の前端部に連動連結し、各伝
動シャフトに各後車輪伝動ケース5,5を介して各後車
軸7a,7a を連動連結している。
【0068】ギヤ体119 は、周面に大径入力ギヤ120 と
小径出力ギヤ121 とを一体成形し、左右側端面にそれぞ
れ固定側爪クラッチ122,122 を一体成形しており、大径
ギヤ120 は、直後方に配置した中間ギヤ123 に噛合さ
せ、また、小径出力ギヤ121 は、デフ装置116 に設けた
リングギヤ124 に噛合させている。129 は中間軸であ
る。
【0069】左右側サイドブレーキ装置101 は、左右側
後車輪駆動軸118 に可動側爪クラッチ125 をスプライン
嵌合して、同可動側爪クラッチ125 を前記ギヤ体119 に
形成した固定側爪クラッチ122 に接離させて、動力の接
続・切断が行なえるようにしており、可動爪クラッチ12
5 の外側端部には押圧作用面部126 を形成している。12
7 はクラッチ接続側付勢スプリング、128 は、左右側サ
イドクラッチ操作アーム106 にアーム支軸108 を介して
連設したシフトフォークである。
【0070】また、左右側サイドブレーキ装置101 は、
多板式ブレーキ構造を採用しており、前記可動側爪クラ
ッチ125 側に押圧プレート130 を設けている。
【0071】このようにして、ハンドル29を一定角度以
上に操舵すると、ハンドル支軸28→ピニオンギヤ30a →
セクタギヤ30b →左右側サイドクラッチ操作ロッド107
→左右側サイドクラッチ操作アーム106 →左右側アーム
支軸108 →シフトフォーク128 →可動側爪クラッチ125
が固定側爪クラッチ122 より切断されて、左右側サイド
クラッチ装置100 がクラッチ切断状態となり、さらに、
ハンドル29を操舵すると、可動側爪クラッチ125 の押圧
作用面部126 が左右側サイドブレーキ装置101の押圧プ
レート130 を押圧して、左右側サイドブレーキ装置101
がブレーキ制動状態となるようにしている。
【0072】また、左右側サイドブレーキ装置101 の押
圧プレート130 の近傍には、ブレーキ制動シャフト131
を配設し、同ブレーキ制動シャフト131 の先端部に、前
記したブレーキ制動アーム109 の基端部を連動連設して
いる。
【0073】このようにして、ブレーキペダル46の踏込
み操作に連動してブレーキ制動ワイヤ54→ブレーキ制動
アーム109 →ブレーキ制動シャフト131 →押圧プレート
130を押圧作動させて、左右側サイドブレーキ装置101
がブレーキ制動状態となるようにしている。
【0074】また、ミッション部2には、デフ装置116
のデフ機能をロックするデフロック手段135 を設けてお
り、同デフロック手段135 は、図9〜図11に示すよう
に、ケース本体115 の外部において、左右側のアーム支
軸108,108 にそれぞれサイドクラッチ操作アーム106,10
6 の基部136,136 をスプライン嵌合し、各基部136,136
より前方へ作用片137,137 を突設する一方、ケース本体
115 の内部において、左側の前車輪駆動軸117 に可動側
デフロック爪138 をスプライン嵌合し、同可動側デフロ
ック爪138 をリングギヤ124 に一体成形した固定側デフ
ロック爪139 に接離自在となし、可動側デフロック爪13
8 の近傍にはデフロックシャフト140 を配設し、同デフ
ロックシャフト140 の下端をケース本体115 の外部へ突
出させて、同デフロックシャフト140 の下端にデフロッ
クアーム141 の基端部を連動連設し、同デフロックアー
ム141 の先端部と、ケース本体115 の下面中央部を支点
に揺動自在に取付けたデフロック揺動アーム142 の一端
部とを、連結ロッド143 を介して連動連結している。14
4 はデフロック解除用スプリングである。
【0075】そして、左側の作用片137 は、デフロック
アーム141 の先端部に側方より当接して作用すると共
に、右側の作用片137 は、デフロック揺動アーム142 の
他端部に側方より当接して作用するようにしている。
【0076】このようにして、ハンドル29を、左右側サ
イドブレーキ装置101 をブレーキ制動させる操舵角以上
に操舵すると、作用片137,137 がデフロックアーム141
若しくはデフロック揺動アーム142 のいずれかに作用し
て、デフロックシャフト140を回動させ、同デフロック
シャフト140 が可動側デフロック爪138 をデフロック解
除用スプリング144 の付勢に抗して固定側デフロック爪
139 に噛合させて、デフ装置116 をデフロック状態とな
すようにしている。
【0077】従って、かかるデフロック状態では、左右
側前車輪4,4は同一回転数で回転して、スリップの発
生を防止することができる。
【0078】そして、ぬかるみ等に一方の前車輪4がは
まり込んだ場合にも、デフロック手段135 が作動するこ
とにより、両前車輪4,4が同一回転数で回転して、ぬ
かるみ等から容易に機体を脱出させることができる。
【0079】また、ミッション部2には、デフロック手
段135 のデフロックを解除するためのデフロック解除手
段145 を設けており、同デフロック解除手段145 は、図
9及び図11に示すように、左右側アーム支軸108,108
の中間に位置するケース本体115 の底部に、デフロック
解除アーム146 の中途部を上下方向に軸線を向けた枢軸
147 により枢支し、同デフロック解除アーム146 の中途
部より後方へ連結用突片148 を突設して、同連結用突片
148 とケース本体115 の左側部に設けたスプリング連結
片149 との間に引張スプリング150 を介設する一方、運
転部9の座席35の下方位置にデフロックペダル151 を配
置すると共に、同デフロックペダル151をペダル支軸152
にボス部153 を介して上下回動自在に取付け、同ボス
部153 にはワイヤ作動アーム154 を取付け、同ワイヤ作
動アーム154 と前記連結用突片148 との間にデフロック
ワイヤ155 を介設している。156 はインナワイヤ、157
はアウタワイヤ、158 はアウタワイヤ受体である。
【0080】そして、各サイドクラッチ操作アーム106,
106 の基部136,136 は、それぞれ押圧スプリング160,16
0 によりケース本体115 の下面に圧接すべく押圧してお
り、同押圧スプリング160,160 の押圧力に抗して、各基
部136,136 とケース本体115との間にデフロック解除
アーム146 を介在させて、各基部136,136 を下方へ
摺動移動させて、各作用片137,137 がデフロックアーム
141 及びデフロック揺動アーム142 のいずれとも作用し
ないようにしている。161 はストッパーピンである。
【0081】このようにして、オペレータは、座席35に
着座した姿勢でデフロックペダル151 を足の踵部で楽に
踏込み操作することができ、かかる操作を行なうと、デ
フロックワイヤ155 の緊張力が解除されると共に、引張
スプリング150 の引張力によりデフロック解除アーム14
6 が枢軸147 を中心に、図9において時計廻りに回動さ
れて、左右側アーム支軸108,108 より離隔し、各基部13
6,136 が押圧スフリング160,160 によりケース本体115
に当接すると共に、各作用片137,137 がデフロックアー
ム141 若しくはデフロック揺動アーム142 のいずれかに
作用可能な状態となって、ハンドル29を大きく回動操舵
した際には、デフロック手段135 が機能する状態となす
ことができるようにしている。
【0082】また、デフロック手段135 が機能しない状
態を保持したい場合には、デフロックペダル151 を踏込
み操作することなく、デフロック解除アーム146 を各基
部136,136 とケース本体115 との間に介在させた状態に
しておけばよい。
【0083】次に、昇降機構17について説明すると、同
昇降機構17は、図1、図2及び図12に示すように、P
TO軸15を被覆する軸ケース171 より後下方へ突設した
トップリンク前端連結片172 と、同前端連結片172 に前
端を連結したトップリンク173 と、メインフレーム20,2
0 の後方伸延端部20a,20a に前端を連結した左右一対の
ロワリンク174,174 と、両ロワリンク174,174 の後部間
に横架したサブフレーム175 に下端を連結し、かつ、サ
ブフレーム21の後部横フレーム21b に上端を連結ブラケ
ット177 を介して連結したリフトシリンダ176 とを具備
する三点式リンク機構となしている。178,179,180 はそ
れぞれ連結ピンである。
【0084】ヒッチ部18は、図12〜図14に示すよう
に、昇降機構17のトップリンク173の後端と左右一対の
ロワリンク174,174 の各後端とに取付けた前側ヒッチ形
成体185 と、耕耘部Cの前端部に取付けた後側ヒッチ形
成体186 とから形成すると共に、前側ヒッチ形成体185
に後側ヒッチ形成体186 をワンタッチにて着脱自在に連
結可能としている。
【0085】すなわち、前側ヒッチ形成体185 は、左右
一対の側壁187,187 と、両側壁187,187 の後端間に取付
けた側面視コ字状の連結片188 とから本体189 を形成
し、同本体189 よりトップリンク連結体190 を上方へ立
上げて形成し、同トップリンク連結体190 の上端部にト
ップリンク173 の後端を連結ピン191 を介して連結し、
また、本体189 の左右側壁187,187 の上端部にロワリン
ク連結片192,192 を上方へ突設して、各ロワリンク連結
片192,192 に各ロワリンク174,174 の後端を左右方向に
伸延する一本の連結ピン193 を介して連結している。21
5 は連結ボルトである。
【0086】そして、本体189 の左右側壁187,187 の下
部には、それぞれ内方へ向けて対向する左右一対のボス
部194,194 を突設し、両ボス部194,194 中に回動軸195
を挿通し、同回動軸195 の右側端にレバー支持板196 を
連設し、同レバー支持板196にフック固定・解除用レバ
ー197 を取付け、また、左右一対のボス部194,194 間に
位置する回動軸195 の中途部には、フック固定・解除作
用片198 を形成している。199 はレバー固定用スプリン
グである。
【0087】本体189 の左側壁187 と、各ボス部194,19
4 の内側端部に取付けた軸支持体200,200 とにフック支
軸201 を横架し、同フック支軸201 にフック202 を回動
自在に取付けると共に、同フック202 に作用片受体203
を一体的に取付けて、同作用片受体203 を上記フック固
定・解除作用片198 に当接させている。212,213 は、レ
バー支持板196 の回動を規制する規制ピンである。
【0088】しかも、フック支軸201 にはトルクバネ20
4 を取付けると共に、同トルクバネ204 は、一端205 を
ボス部194,194 に係止する一方、他端206 をフック202
に係止して、同フック202 を、図13に示す側面図に
て、反時計廻りに回動させる係合解除方向へ弾性付勢し
ている。
【0089】また、本体189 の左右側後上部には、左右
側係合用受体207,207 を設けている。
【0090】後側ヒッチ形成体186 は、図12及び図1
3に示すように、前側ヒッチ形成体185 に設けた左右側
係合受体207,207 に上方より係合させる上側係合ピン20
8 と、前側ヒッチ形成体185 に設けたフック202 に係合
する下側係合ピン209 とを、それぞれ上・下側ピン支持
体210,211 により支持している。
【0091】このようにして、前側ヒッチ形成体185 に
後側ヒッチ形成体186 を連結する際には、あらかじめフ
ック固定・解除用レバー197 を前下方へ回動させて倒伏
状態となすことにより、フック固定・解除作用片198 を
回動させて、作用片受体203との係合を解除して、フッ
ク202 の固定を解除した状態となす。
【0092】この際、フック202 は、トルクバネ204 に
より後上方へ回動して、同フック202 の係合凹部214 が
後方に開口した状態となすことができる。
【0093】かかる状態にて、前側ヒッチ形成体185 の
左右側係合用受体207,207 に、後側ヒッチ形成体186 の
上側係合ピン208 を上方より係合させ、同上側係合ピン
208を支点として耕耘部Cを前下方へ回動させることに
より、前側ヒッチ形成体185のフック202 に、後側ヒッ
チ形成体186 の下側係合ピン209 を係合させる。
【0094】この際、フック202 は、耕耘部Cの荷重を
受けて、トルクバネ204 の付勢に抗して、係合凹部214
が下方に開口した状態となる。
【0095】かかる状態にて、フック固定・解除用レバ
ー197 を後上方へ回動させて起立状態となすことによ
り、フック固定・解除作用片198 を回動させて、作用片
受体203 に係合させ、フック203 を固定状態となす。
【0096】以上が、前側ヒッチ形成体185 への後側ヒ
ッチ形成体186 の連結作業の手順であるが、連結解除作
業の手順は、上記の連結手順の逆を遡ればよい。
【0097】従って、本実施例では、ヒッチ部18により
各種作業部をワンタッチにて着脱することができ、婦女
子や老人でも手軽に着脱作業を行なうことができる。
【0098】また、昇降機構17は、三点式リンク機構と
なしているために、耕耘部Cの作業姿勢を略保持したま
ま昇降させることができて、昇降位置にかかわりなく耕
耘部Cの作業性能を良好に確保することができる。
【0099】伝動ケース19は、前側ケース220 と後側ケ
ース221 とから形成しており、前側ケース220 の前端部
をPTO軸15の側端部に連動連結し、前側ケース220 の
後端部に後側ケース221 の前端部を連動軸222 を介して
連動連結すると共に、同連動軸222 を中心に上方へ凸状
に中折れ自在となし、後側ケース221 の後端部を耕耘部
Cの入力軸170 に連動連結している。
【0100】図15は、他の実施例としてのデフロック
手段135 を示しており、同デフロック手段135 では、デ
フロックシャフト140 にデフロックアーム141 を連動連
設し、同デフロックアーム141 とデフロックペダル151
をデフロックワイヤ155 を介して連動連結している。
【0101】このようにして、デフロックペダル151 を
踏込み操作することにより、デフロックワイヤ155 →デ
フロックアーム141 →デフロックシャフト140 →可動側
デフロック爪138 を固定側デフロック爪139 に噛合させ
て、デフ装置116 をデフロック状態となすことができ
る。
【0102】そして、上記デフロック手段135 は、ハン
ドル29の操舵角にかかわりなく、デフロック操作を行な
うことができるために、例えば、直進性を良好に確保し
た場合には、デフロック手段135 によりデフ装置116 を
デフロック状態となすことにより目的を果すことができ
る。
【0103】図16及び図17は、他の実施例としての
昇降機構17とヒッチ部18を示しており、昇降機構17は、
PTO軸15を被覆する軸ケース171 に上下回動自在に連
結した連結体225 と、同連結体225 に一体的に取付けた
シリンダ連結片226 と、同シリンダ連結片226 に下端を
連結し、かつ、サブフレーム21の後部横フレーム21bに
上端を連結ブラケット177 を介して連結したリフトシリ
ンダ176 とを具備する二点式リンク機構となしている。
【0104】ヒッチ部18は、基本的構造を前記したヒッ
チ部18の構造と同じくしており、前側ヒッチ形成体185
の本体189 に前記連結体225 とシリンダ連結片226 とを
連設している。
【0105】このようにして、二点式リンク機構である
昇降機構17により耕耘部Cを最上昇位置まで上昇させた
際には、耕耘部Cを走行部Bに近接させることができる
と共に、格納及び搬送スペースを小さくすることができ
る。
【0106】また、伝動ケース19は、PTO軸15と耕耘
部Cの入力軸170 との間にスプライン嵌合により着脱自
在に装着すると共に、軸ケース171 の右側端部より固定
板227 を伝動ケース19に沿わせて後方へ伸延させ、同伝
動ケース19の中央部の位置に固定板227 の後端部228 を
配置している。
【0107】そして、後端部228 には、ピン挿通孔229
を形成すると共に、同ピン挿通孔229 に連通させて、上
下方向へそれぞれ伸延する縦溝230 を形成し、かつ、ピ
ン挿通孔229 より前後方向へそれぞれ伸延する係止用凹
条部231 を固定板227 の内面に形成している。
【0108】また、伝動ケース19の中央部には、固定ピ
ン貫通部19a を形成して、同固定ピン貫通部19a 中に固
定ピン232 を左右方向に横断貫通させ、同固定ピン232
の外側端部にキャップ状の把持体233 を取付ける共に、
同把持体233 の内側面と伝動ケース19の外側面との間に
押圧スプリング234 を固定ピン232 の外周に巻回して介
在させ、固定ピン232 の先端部には、縦溝230 中に挿通
可能な係止片235 を直交状態に連設している。236 は抜
止め体である。
【0109】このようにして、係止片235 を縦溝230 中
に挿通させて、固定ピン232 の先端部をピン挿通孔229
中に挿通し、同状態にて固定ピンを90度軸線廻りに回
動させて、係止片235 を係止用凹条部231 に係止するこ
とにより、伝動ケース19を固定板227 に固定することが
できる。
【0110】この際、伝動ケース19が機体の振動を受け
て上下・左右方向に振動した場合にも、押圧スプリング
234 の押圧力により、固定ピン232 の係止片235 が係止
用凹条部231 より離脱することがなく、確実に伝動ケー
ス19を固定することができる。
【0111】また、伝動ケース19は、上記した固定する
手順とは反対の手順を遡ることにより、固定板227 より
取外すことができる。
【0112】ここで、伝動ケース19は、両端部にそれぞ
れ歯数の異なるスプロケットを設け、両スプロケット間
にチェンを巻回して構成することができる。
【0113】そして、取外した伝動ケース19は、固定ピ
ン232 を中心に180度反転させてPTO軸15と入力軸
170 とに付替えることにより、入力軸170 の変速を簡単
に行なうことができる。
【0114】なお、図1、図3、及び図12中、240 は
マフラー、241 はエアクリーナである。
【0115】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0116】 請求項1記載の本発明では、運転部
に、原動機部からミッション部への動力伝達を断続操作
するクラッチペダルと、左右側後車輪をブレーキ制動操
作するブレーキペダルとを設けると共に、ブレーキペダ
ルのブレーキ制動操作にクラッチペダルの動力切断操作
を連動させているために、ブレーキペダルをブレーキ制
動操作すれば、クラッチペダルも連動してクラッチ切断
操作して、いわゆるエンストを起こすことなく、機体を
停止させることができる。
【0117】従って、緊急時はもとより、平常時におい
てもブレーキペダルをブレーキ制動操作するだけで、機
体を速やかに停止させることができて、操作の簡易化が
図れる。
【0118】 請求項2記載の本発明では、機体フレ
ームに、左右方向に伸延するペダル支軸を横架し、同ペ
ダル支軸に、クラッチペダルを支持するクラッチペダル
ボス部と、ブレーキペダルを支持するブレーキペダルボ
ス部とをそれぞれ回動自在に嵌合し、ブレーキペダルボ
ス部に係合作用片を取付ける一方、クラッチペダルボス
部に係合受片を取付けて、ブレーキペダルのブレーキ制
動操作に連動して、係合作用片が係合受片に係合して、
クラッチペダルのクラッチ切断操作がなされるべく構成
しているために、連動構造を簡単かつ確実なものとなす
ことができると共に、コンパクトな連動構造となすこと
ができる。
【0119】 請求項3記載の本発明では、機体フレ
ーム上の前部に運転部を設け、同運転部にハンドルコラ
ムを機体フレームの前端部に位置させて立設し、同ハン
ドルコラムにブレーキレバーを取付けると共に、運転部
の床部に、左右側後車輪をブレーキ制動操作するための
ブレーキペダルを設けて、上記ブレーキレバーのブレー
キ制動操作に、ブレーキペダルのブレーキ制動操作を連
動させているために、オペレータは、歩行状態にて機体
を操向操作している際に、機体を急停止させる必要性が
生じた場合には、ブレーキレバーを操作することによ
り、ブレーキペダルをブレーキ制動操作させて、機体を
急停止させることができる。
【0120】従って、オペレータは、歩行状態で操作し
ている場合にも、簡単かつ確実に機体を急停止させるこ
とができて、安全性を良好に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小型乗用作業機の側面図。
【図2】同小型乗用作業機の平面図。
【図3】機体フレームの平面図。
【図4】ブレーキペダルの側面図。
【図5】ブレーキペダルの平面図。
【図6】主変速操作レバーの側面説明図。
【図7】同主変速操作レバーの平面説明図。
【図8】同主変速操作レバーの正面説明図。
【図9】ミッション部の底面図。
【図10】同ミッション部の底面断面図。
【図11】デフロック解除手段の背面説明図。
【図12】昇降機構の側面図。
【図13】ヒッチ部の一部切欠側面図。
【図14】前側ヒッチ形成体の断面図。
【図15】他の実施例としてのデフロック手段の底面説
明図。
【図16】他の実施例としての昇降機構の側面説明図。
【図17】同昇降機構の平面説明図。
【符号の説明】
A 小型乗用作業機 1 機体フレーム 2 ミッション部 3 前車輪伝動軸ケース 4 前車輪 5 後車輪伝動ケース 6 伝動シャフトケース 7 後車輪 8 車体支持構造体 9 運転部 10 エンジン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体フレーム上に、運転部と、原動機部
    と、同原動機部に連動連結したミッション部とを設ける
    と共に、機体フレームの前部左右側方と後部左右側方と
    にそれぞれ左右側前車輪と左右側後車輪とを設けて、こ
    れら左右側前・後車輪をミッション部に連動連結し、か
    つ、運転部に設けたハンドルに左右側前車輪を前車輪操
    舵機構を介して連動連結した小型乗用作業機において、 運転部に、原動機部からミッション部への動力伝達を断
    続操作するクラッチペダルと、左右側後車輪をブレーキ
    制動操作するブレーキペダルとを設けると共に、ブレー
    キペダルのブレーキ制動操作にクラッチペダルの動力切
    断操作を連動させたことを特徴とする小型乗用作業機。
  2. 【請求項2】 機体フレームに、左右方向に伸延するペ
    ダル支軸を横架し、同ペダル支軸に、クラッチペダルを
    支持するクラッチペダルボス部と、ブレーキペダルを支
    持するブレーキペダルボス部とをそれぞれ回動自在に嵌
    合し、ブレーキペダルボス部に係合作用片を取付ける一
    方、クラッチペダルボス部に係合受片を取付けて、ブレ
    ーキペダルのブレーキ制動操作に連動して、係合作用片
    が係合受片に係合して、クラッチペダルのクラッチ切断
    操作がなされるべく構成したことを特徴とする請求項1
    記載の小型乗用作業機。
  3. 【請求項3】 機体フレーム上に、運転部と、原動機部
    と、同原動機部に連動連結したミッション部とを設ける
    と共に、機体フレームの前部左右側方と後部左右側方と
    にそれぞれ左右側前車輪と左右側後車輪とを設けて、こ
    れら左右側前・後車輪をミッション部に連動連結し、か
    つ、運転部に設けたハンドルに左右側前車輪を前車輪操
    舵機構を介して連動連結した小型乗用作業機において、 機体フレーム上の前部に運転部を設け、同運転部にハン
    ドルコラムを機体フレームの前端部に位置させて立設
    し、同ハンドルコラムにブレーキレバーを取付けると共
    に、運転部の床部に、左右側後車輪をブレーキ制動操作
    するためのブレーキペダルを設けて、上記ブレーキレバ
    ーのブレーキ制動操作に、ブレーキペダルのブレーキ制
    動操作を連動させたことを特徴とする小型乗用作業機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115769A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Yanmar Co Ltd 乗用作業機
JP2010203301A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Yanmar Co Ltd 作業車

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