JPH11123421A - 通板性に優れた熱間圧延方法 - Google Patents
通板性に優れた熱間圧延方法Info
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- JPH11123421A JPH11123421A JP9283881A JP28388197A JPH11123421A JP H11123421 A JPH11123421 A JP H11123421A JP 9283881 A JP9283881 A JP 9283881A JP 28388197 A JP28388197 A JP 28388197A JP H11123421 A JPH11123421 A JP H11123421A
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Abstract
て、通板中の各スタンド間での板の平坦度を一定とし、
通板性を損なう事を防止しつつ、所定の製品板厚を得る
方法を提供する。 【解決手段】 複数のスタンドを有する圧延機による熱
間圧延方法に於いて、目標板厚を得る為に前記各スタン
ドでロ−ル間隔を調整するに際し、最終スタンド以外の
各スタンドにおいて、圧延力検出装置により検出した圧
延力と予め定めた基準圧延力Pi0との圧延力変化∂Pi
が所定の比率を維持する様に最終スタンド以外の各スタ
ンドのロ−ル間隔の修正を実施する。
Description
を有する熱間圧延機に於ける圧延方法に関するものであ
る。
ンドにより圧延して目標板厚の鋼板を得る事が行われて
いる。
する熱間仕上圧延機で一般的に行われており、これを図
2を参照しつつ説明する。
ラブ)Sが仕上圧延機の第1圧延スタンドに噛込む前
に、該被圧延材Sの寸法、温度、材質及び製品板厚等に
基づいて、予め設定した計算モデルを用いて仕上圧延機
の第1〜第7の各圧延スタンドの初期圧延力等を計算
し、この計算した各圧延スタンドの初期圧延力等から各
圧延スタンドの初期ロール間隔等を決定する。そして、
第1〜第7の各圧延スタンドに設けたロール間隔自動調
整装置23により上記決定した初期ロール間隔になるよ
うに各圧延スタンドのロール間隔を設定する。
圧延スタンドから第7圧延スタンドへ順次噛込む。そし
て、各圧延スタンドに設置された圧延力検出器24は各
々の圧延スタンドの圧延力Pi を測定する。そして、こ
の測定した圧延力Pi を基に各圧延スタンドに設置され
た板厚調整装置25により被圧延材Sに対しゲージメー
タ方式による板厚制御が開始される。また、被圧延材S
が第7圧延スタンドの出側に設けた製品板厚検出装置2
7に到達するとフィードバック方式による板厚制御装置
26による板厚制御が開始し、この両制御により製品板
厚を所定の目標板厚に保持するべくロール間隔自動調整
装置23が制御される。
により圧延を実施する場合、圧延機列の入側での被圧延
材の温度は熱放射等により温度降下が生じるが、被圧延
材の尾端に近い程圧延機入側での滞留時間が長くなるた
めに温度低下量が大きくなる。一方、仕上圧延機出側に
おいては圧延温度確保又は生産性向上等の為に通板速度
を増加する結果、被圧延材の先端部より尾端部の方が温
度上昇量が大きくなる。
度の実測例である。入側温度は先端から尾端で約100
℃程度低下しているのに対して、出側温度は先端から尾
端にかけて約50℃上昇している。被圧延材にこのよう
な温度変化があるばあいこれによる圧延力(圧延反力)
の変動は仕上圧延機列の上流の圧延スタンドで先端から
尾端にかけて増加し、仕上圧延機列の下流の圧延スタン
ドでは減少する。
板厚制御装置は各圧延スタンドの板厚を一定に保つ操作
を各々独立に行う為、被圧延材に温度変化、例えば温度
降下が有る場合は、上記圧延力の増加をさらに助長させ
ることになる。
スタンドでの圧延力は圧延の進行に伴い板内で変化する
が、各圧延スタンドの於ける出側の板厚は一定に保たれ
ることになる。ここで各圧延スタンド間の被圧延材の平
坦度について考えると、前記圧延力の変化により、ロー
ルの撓みが変化し、これにより板巾方向の板厚分布が変
化するので、この変化に応じて被圧延材によって生じる
鋼板長手方向の平坦度が変化する。この平坦度が悪化す
ると通板性を損ない、著しい場合は圧延スタンド間での
板破断に至る。
延材の平坦度をほぼ一定とし、通板性を損なう事を防止
しつつ、所定の製品板厚を得ることを目的とする。
する為になされたものであり、その手段1は、複数の圧
延スタンドを有する圧延機で目標製品板厚を得る為にゲ
ージメータ方式、フィードバック方式により求めたロー
ル間隔修正量に応じて前記各圧延スタンドのロール間隔
を調整しつつ圧延する方法において、前記圧延機の最終
圧延スタンド以外の各圧延スタンドに設けた圧延力検出
装置により測定した各圧延スタンドの圧延力量Pi と予
め定めた各圧延スタンドの基準圧延力量Pi0の差Pi0−
Pi を求め、この値に基づいて、最終圧延スタンド以外
の各圧延スタンドのロール間隔修正量∂Si を下記式
(1)により求め、この求めた修正量∂Si と前記ゲー
ジメータ方式、フィードバック方式により求めたロール
間隔修正量を基に、最終圧延スタンド以外の各圧延スタ
ンドでのロール間隔をロール間隔調整装置により修正す
る通板性に優れた熱間圧延方法である。
圧延力量が該被圧延材Sの寸法、温度、材質及び製品板
厚等に基づいて求めた各圧延スタンドの初期圧延力量と
するものである。
ては、圧延機の圧延能力の範囲内の値であればよいが、
圧延対象被圧延材の寸法、温度、材質及び製品板厚を基
に、求めた、各圧延スタンドの初期圧延力量を用いるこ
とが好ましい。
る。圧延中の被圧延材の平坦度の異常は圧延前後のクラ
ウン比率の変化により説明される。即ち、被圧延材の平
坦度の異常は被圧延材の幅方向での伸び率不均一による
ものであり、幅方向での伸び率不均一が被圧延材に内部
応力が発生して、それが一定限界を越えると被圧延材が
座屈し、平坦度不良となる。この平坦度を良好とするに
は、被圧延材の中央部から端部までの伸び率を等しくす
ればよい。この為には下記式(2)が満たされれば良
い。ここで、被圧延材の平坦度が通板性に及ぼす影響を
考える場合、各圧延機間での平坦度の変化を抑制するこ
とは重要であるが、最終圧延スタンド出側に於ける平坦
度については製品に要求される平坦度を確保すれば十分
である為、式(2)は最終圧延スタンド以外に於いて満
たされれば十分である。
化は微小であり、スタンド出側の板クラウン及び板厚の
変化は圧延力の変化に比例する。従って、式(2)は次
の式(3)と表すことができる。
ることを意味している。ここで言うある一定比率は、例
えば圧延材最先端における各圧延スタンドの圧延力Pi0
の比率を用いて計算すれば良い。この場合は各圧延スタ
ンドの圧延力変化∂Pi は式(4)となる。
を操作する場合には、当然最終圧延スタンドを含む各圧
延スタンドの出側板厚が変更されることになる為目標と
する製品板厚を確保することができない。従って式
(4)を用いた制御は最終圧延スタンド以外の各圧延ス
タンドにて実施されなければならない。最終圧延スタン
ド以外の各圧延スタンドに於いて式(4)で示した圧延
力変化量を確保する為に、最終圧延スタンド以外の各圧
延スタンドでのロール間隔修正量が式(5)となる様に
すると同時に、最終圧延スタンドでは板厚一定制御を実
施することにより、通板中の各圧延スタンド間での板の
平坦度を一定として通板性を損なう事を防止しつつ所定
の製品板厚を得ることができる。
n−1) Pi0 :各圧延スタンドの基準圧延力量 (i=1〜
n−1) ∂Pi :各圧延スタンドの圧延力変化量 (i=1〜
n−1) αi :各圧延スタンド毎に定まる係数 (i=1〜
n−1) n :圧延機の圧延スタンド数 上の式(5)に式(4)の∂Pi を代入すると、式
(5)は以下のように変形することができる。
ドのロール間隔を修正することにより、本発明の熱間圧
延を実施することができる。
しつつ説明する。図1は第1〜第7圧延スタンドの熱間
圧延機の場合のシステム構成図である。
ンドのワ−クロール、12は同バックアップロール、1
3はロール間隔自動調整装置、15は圧延力検出器14
で測定したロールの圧延力を基にゲージメータ方式によ
る板厚制御を行うゲージメータ板厚制御装置、16は仕
上圧延機の第7圧延スタンドの出側に設けた製品板厚検
出器17により測定した製品板厚を基にフィードバック
方式による板厚制御を行うフィードバック板厚調整装
置、18は演算装置、19は圧延機設定計算装置、Sは
被圧延材である。
仕上圧延機の第1圧延スタンドに噛込前に、該被圧延材
Sの寸法、温度、材質、及び製品板厚等に基づいて、予
め設定した計算モデルを用いて仕上圧延機の各圧延スタ
ンドの初期圧延力を計算し、この計算した初期圧延力か
ら各圧延スタンドの初期ロール間隔を決定する。この決
定した初期ロール間隔を演算装置18を介して第1〜第
7の圧延スタンドに設けた各ロール間隔自動調整装置1
3に与える。また、式(5)の演算に必要な各圧延スタ
ンドのスタンド係数αi を圧延機設定計算装置19に予
め設定したモデル式などから演算し、演算装置18に与
える。
調整装置13は、被圧延材Sが第1圧延スタンドに噛込
む前に、演算装置18を介して入力した圧延機設定計算
装置19で決定した各圧延スタンドの初期ロール間隔値
をもとに第1〜第7圧延スタンドのロール間隔を調整す
る。また、被圧延材Sが各圧延スタンドに噛込んだ後
は、各圧延スタンド別にゲージメータ板厚制御装置1
5、フィードバック板厚制御装置16及び演算装置18
より与えられたロール間隔修正量によりロール間隔の修
正を行う。
は、被圧延材Sが仕上圧延機列の各圧延スタンドに噛込
後、ゲージメータ方式の板厚制御を各々実施する。この
ゲージメータ方式による板厚制御は各圧延スタンドに設
置した圧延力検出装置14により測定された圧延力、及
び各圧延スタンドの圧延機弾性定数により圧延機の弾性
変形を算出し、これを補償する様にロール間隔修正量∂
Sgを計算し、この計算したロール間隔修正量∂Sgを
第1から第7圧延スタンドのロール間隔自動調整装置1
3に与える。
被圧延材Sが製品板厚検出装置17に到達後、板厚制御
を実施する。このフィードバック方式による板厚調整は
目標製品板厚と製品板厚検出装置17による検出板厚の
差を補償する様にロール間隔修正量∂Sfを計算し、こ
のロール間隔修正量∂Sfを第1から第7圧延スタンド
の各ロール間隔自動調整装置13に与える。
に噛込む前に圧延機設定計算装置19より与られた各圧
延スタンドのスタンド係数αi 、初期圧延力Pi0として
記憶する。更に、被圧延材Sが仕上圧延機列の第1〜第
7圧延スタンドに噛込んだことを検出(各圧延スタンド
に設置された圧延力検出装置14により測定した圧延力
の変化等により検出)すると、この測定した圧延力Pi
の入力を開始する。そして、先ず、この記憶した各圧延
スタンドの圧延力量Pi と予め定めた各圧延スタンドの
基準圧延力量Pi0の差Pi0−Pi を求め、この値に基づ
いて、前記式(1)により最終圧延スタンド以外の各圧
延スタンドのロール間隔修正量∂Si を逐次演算を行
う。この演算したロール間隔修正量∂Si を第1から第
7圧延スタンドのロール間隔自動調整装置13に与え
る。
ゲージメータ板厚制御装置15で計算したロール間隔修
正量∂Sg、フィードバック板厚制御装置16で計算し
たロール間隔修正量∂Sf、演算装置18で計算したロ
ール間隔修正量∂Si が同時に入力した場合は、その各
々を加算し、この加算ロール間隔修正量∂Stによりロ
ール間隔を調整する。また、各々単独で入力した場合に
はそれぞれ単独でロールの間隔を調整する。
図3に示す様な温度分布を有する圧延材に於ける本発明
の実施結果である。図4において(a)は圧延開始直後
の各スタンド出側平坦度である。(b)は圧延終了直前
の各スタンド出側平坦度、(c)は従来例の圧延終了直
前の各圧延スタンド出側の平坦度を示す。
圧延終了直前迄の平坦度の変化は最大0.2%程度であ
る。従来例(C)の平坦度の変化は最大で1.1%であ
り、本実施例の方が各圧延スタンド出側の平坦度が改善
されていることが判る。
わたり、圧延力の比率を一定に保つことが可能であるた
め、仕上圧延機列各スタンド間での被圧延材の平坦度を
良好に保つことができ、これにより、通板性を損なうこ
となく又圧延材の破断を引き起こすことなく温度変化・
速度変化等の伴う圧延を実施可能となり、圧延作業の能
率を向上させるとが可能となる。
の関係を示す図。
材の平坦度を示す図。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の圧延スタンドを有する圧延機で目
標製品板厚を得る為にゲージメータ方式、フィードバッ
ク方式により求めたロール間隔修正量に応じて前記各圧
延スタンドのロール間隔を調整しつつ圧延する方法にお
いて、前記圧延機の最終圧延スタンド以外の各圧延スタ
ンドに設けた圧延力検出装置により測定した各圧延スタ
ンドの圧延力量Pi と予め定めた各圧延スタンドの基準
圧延力量Pi0の差Pi0−Pi を求め、この値に基づい
て、最終圧延スタンド以外の各圧延スタンドのロール間
隔修正量∂Si を下記式(1)により求め、この求めた
修正量∂Si と前記ゲージメータ方式、フィードバック
方式により求めたロール間隔修正量を基に、最終圧延ス
タンド以外の各圧延スタンドでのロール間隔をロール間
隔調整装置により修正することを特徴とする通板性に優
れた熱間圧延方法。 【式1】 ここで、iは圧延スタンドの番号 αi :各スタンド毎に定まる係数 (i=1〜n−1) n :圧延機のスタンド数 - 【請求項2】 前記予め定めた各圧延スタンドの基準圧
延力量が該被圧延材Sの寸法、温度、材質及び製品板厚
等に基づいて求めた各圧延スタンドの初期圧延力である
ことを特徴とする請求項1に記載の通板性に優れた熱間
圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28388197A JP3825543B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 通板性に優れた熱間圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28388197A JP3825543B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 通板性に優れた熱間圧延方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11123421A true JPH11123421A (ja) | 1999-05-11 |
| JP3825543B2 JP3825543B2 (ja) | 2006-09-27 |
Family
ID=17671394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28388197A Expired - Fee Related JP3825543B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 通板性に優れた熱間圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3825543B2 (ja) |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP28388197A patent/JP3825543B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3825543B2 (ja) | 2006-09-27 |
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