JPH11123675A - ロボットの垂直軸上下機構 - Google Patents

ロボットの垂直軸上下機構

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JPH11123675A
JPH11123675A JP28980297A JP28980297A JPH11123675A JP H11123675 A JPH11123675 A JP H11123675A JP 28980297 A JP28980297 A JP 28980297A JP 28980297 A JP28980297 A JP 28980297A JP H11123675 A JPH11123675 A JP H11123675A
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JP
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vertical axis
vertical
movable frame
robot
movable
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JP28980297A
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English (en)
Inventor
Takayuki Yazawa
隆之 矢沢
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボット本体の全高を従来と同等に抑えなが
らアーム機構の昇降ストロークを長くする。 【解決手段】 ワークを把持するためのアーム機構を上
下動させる垂直軸5を備え、該垂直軸5を駆動源により
上下動させるロボットの垂直軸上下機構2において、垂
直軸5を上下動可能に支持する固定フレーム7に、駆動
源によって上下動方向に移動可能な可動フレーム8を設
け、該可動フレーム8に該可動フレーム8の動きによっ
て移動距離が増幅される増幅機構9を取り付け、該増幅
機構9に垂直軸5を連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークを保持して
上下動させるロボットの垂直軸上下機構に関する。さら
に詳述すると、本発明はワークを保持するアーム機構を
支持する垂直軸を上下動させるロボットの垂直軸上下機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶用のガラス基板や半導体ウェハ等の
薄板状のワークをストッカから加工装置等に搬送するた
めに搬送用ロボットが使用される。このようなワークは
塵埃を避ける必要があるため搬送等の作業は全てクリー
ンルーム内で行われる。そして、ワークを搬送する際は
搬送用ロボットや加工装置から出る塵埃を避けるため
に、ワークを搬送するパスラインの高さを床面から約9
50〜1050mmとして、このパスラインの下方に搬
送用ロボットや加工装置を設置している。ここで、パス
ラインの高さを約950〜1050mmとしているの
は、その下方に搬送用ロボットや加工装置の本体を納め
る必要があるのである程度の高さを確保しなければなら
ないことと、パスラインの下方にできるだけデッドスペ
ースを作りたくないので余り高くしたくないことと、作
業者による作業のし易さを考慮したためである。
【0003】そして、上下に積み重ねたストッカの最下
段をワークのパスラインの高さと同等にして設置してい
る。これにより、例えばストッカの上部に収容されたワ
ークを取り出す際は、ロボットのアームをパスラインの
高さから上方に移動させてストッカからワークを取り出
して再びパスラインにまで下降させる。
【0004】搬送用ロボット101は、図8及び図9に
示すように、ワークを保持するアーム機構102と、ア
ーム機構102を支持して上下動する垂直軸(クイル)
103と、垂直軸103の下部を支持して垂直軸103
と共に上下動するスライダ104と、スライダ104を
上下動させる鉛直なボールねじ105と、ボールねじ1
05を回転可能に支持する固定フレーム106と、ボー
ルねじ105を回転させる駆動モータ107とを備えて
いる。そして、駆動モータ107によりボールねじ10
5を回転させてスライダ104を昇降させることによ
り、垂直軸103及びアーム機構102を上下動させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た搬送用ロボット101はアーム機構102及び垂直軸
103を支持するスライダ104が固定フレーム106
に対して直接取り付けられて昇降するので、アーム機構
102の昇降ストロークSは最長でもロボット本体10
8の全高HAからスライダ104の高さHSを差し引い
た高さとなる。すなわち、ロボット本体108の全高H
Aは数式1に示すものとなるが、
【0006】
【数1】HA=HS+S+HB+HM 但し、HS:スライダの高さ、 S:昇降ストローク、 HB:ベースの高さ、 HM:余裕高さ このうちベース109の高さHBと余裕高さHMとは全
高HAに比べて極めて小さいので全高HAはスライダ1
04の高さHSとアーム機構102の昇降ストロークS
との合計とほぼ等しくなる。これにより、アーム機構1
02の昇降ストロークSを長くするにはロボット本体1
08の全高HAを高くする必要がある。
【0007】ところで、近年の液晶用ガラス基板の拡大
化により、ガラス板の撓みが大きくなっている。このた
め、ストッカの各段の上下間隔(ピッチ)を大きくする
必要が生じているので、ストッカの全高が大きくなって
しまう。例えば、ストッカの各段の上下間隔は従来は1
0mm程度であったものが近年では34mm程度にまで
大きくなっており、この間隔によると例えば20段のス
トッカの全高は約750mmにもなってしまう。
【0008】そして、このように高いストッカのガラス
板を出し入れするためにはアーム機構102の昇降スト
ロークSを長くする必要があり、このためにはロボット
本体108の全高HAを高くしなければならない。とこ
ろが、ロボット本体108の全高HAを高くするとパス
ラインPの高さを上げてしまうので、パスラインPの下
方に大きなデッドスペースを生じてしまうと共に作業性
が劣ることになってしまう。
【0009】ここで、クリーンルームの床の一部に凹ん
だ穴部を設けて搬送用ロボット101を入れ込んで配置
することがある。この配置によればアーム機構102の
昇降ストロークSを長くするためにロボット本体108
の全高HAを高くしてしてもパスラインPを従来と同等
の高さに抑えることができる。しかし、このような穴部
に搬送用ロボット101を配置すると、搬送用ロボット
101の配置位置が穴部に制限されてしまい、各装置の
レイアウトの自由度が低下してしまう。また、搬送用ロ
ボット101に対して洗浄機等を自由に着脱できなくな
るので、設置現場でなければデバッグ作業ができなくな
ってしまいメンテナンスが煩雑になってしまう。
【0010】そこで、本発明は、ロボット本体の全高を
従来と同等に抑えながらアーム機構の昇降ストロークを
長くしたロボットの垂直軸上下機構を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1の発明は、ワークを把持するためのアーム
機構を上下動させる垂直軸を備え、該垂直軸を駆動源に
より上下動させるロボットの垂直軸上下機構において、
垂直軸を上下動可能に支持する固定フレームに、駆動源
によって上下動方向に移動可能な可動フレームを設け、
該可動フレームに該可動フレームの動きによって移動距
離が増幅される増幅機構を取り付け、該増幅機構に垂直
軸を連結するようにしている。
【0012】したがって、駆動源を駆動させると可動フ
レームが上下動する。そして、可動フレームの上下動に
よって増幅機構が作動する。増幅機構は可動フレームの
移動距離を増幅して垂直軸を上下動させる。ここで、ア
ーム機構が最下位置にあるときは、固定フレームと可動
フレームとが水平方向に並ぶので、ロボット本体の全高
はこれら並んだ固定フレームと可動フレームとのうち高
いものと同等の高さとなる。このため、可動フレームの
昇降ストロークは、最長でも固定フレームと可動フレー
ムとのうち短い方の長さとなるのでロボット本体の全高
よりも短くなる。しかし、可動フレームの昇降ストロー
クが増幅されて垂直軸の昇降ストロークとなっているの
で、垂直軸の昇降ストロークを例えばロボット本体の全
高よりも長くすることができる。したがって、ロボット
本体の全高を従来と同等の高さに設定してもアーム機構
の昇降ストロークを従来より長くすることができる。
【0013】また、請求項2のロボットの垂直軸上下機
構では、増幅機構は可動フレームの上下部に備えた2つ
のプーリと該プーリに巻回した歯付ベルトとを備え、プ
ーリの間に位置する歯付ベルトの一方に固定フレームを
連結すると共に、プーリの間に位置する歯付ベルトの他
方に垂直軸を連結するようにしている。
【0014】したがって、駆動源により可動フレームを
上下動させると、2つのプーリ及び歯付ベルトも上下動
する。このとき、プーリの間に位置する歯付ベルトの一
方が固定フレームに連結されているので、当該一方の歯
付ベルトは固定フレームに対して移動しない。そして、
2つのプーリが上下動することによりプーリの間に位置
する歯付ベルトの他方、即ち垂直軸が連結された方の歯
付ベルトが固定フレームに対して移動する。ここで、固
定フレームに対する可動フレームの移動量と可動フレー
ムに対する垂直軸の移動量とは等しいので、垂直軸の固
定フレームに対する移動量は可動フレームの移動量の2
倍に増幅される。すなわち、垂直軸の昇降ストロークは
可動フレームの上下動のストロークの2倍となる。この
ため、ロボット本体の全高を従来と同等の高さに設定し
ても、アーム機構の昇降ストロークを従来より長くする
ことができる。
【0015】さらに、請求項3のロボットの垂直軸上下
機構では、可動フレームを該可動フレームと共に上下動
する円筒形の可動筒内に垂直軸と収納すると共に、垂直
軸を可動筒より突出可能とするようにしている。したが
って、可動フレーム及び垂直軸を可動筒内に収納してい
るので、ロボットの垂直軸上下機構の可動部分をその周
囲から遮蔽することができる。このため、この可動部分
から発生する塵埃が周囲に飛散してワークに付着するこ
とを防止できる。
【0016】また、請求項4のロボットの垂直軸上下機
構では、アーム機構は多関節アーム機構であるようにし
ている。したがって、多関節アーム機構を備えたロボッ
トのロボット本体の全高を従来と同等の高さに設定して
もアーム機構の昇降ストロークを長くすることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。図1〜図
7に本発明のロボットの垂直軸上下機構の実施形態の一
例を示す。本実施形態では、クリーンルーム内で液晶用
ガラス基板等の薄板状のワークを例えばストッカと加工
装置等との間で搬送する搬送用ロボットの垂直軸上下機
構について説明している。
【0018】このロボット1の垂直軸上下機構2は、ワ
ーク3を把持するためのアーム機構4を上下動させる垂
直軸5(クイル)を備え、該垂直軸5を駆動源6により
上下動させるものである。そして、この垂直軸上下機構
2は、垂直軸5を上下動可能に支持する固定フレーム7
に、駆動源6によって上下動方向に移動可能な可動フレ
ーム8を設け、該可動フレーム8に該可動フレーム8の
動きによって移動距離が増幅される増幅機構9を取り付
け、該増幅機構9に垂直軸5を連結するようにしてい
る。
【0019】固定フレーム7は水平なベース10に垂直
に固定されている。この固定フレーム7には、図4に示
すように多数のリブ7aが形成されて(他の図では図示
省略)、剛性を高めている。図1〜図4に示すように、
固定フレーム7の上部の幅方向の両端には上下方向の溝
を有するレール受け11が上下2段に取り付けられてい
る。
【0020】垂直軸5は、可動フレーム8に上下動可能
に支持されたスライダ12に回転可能に取り付けられて
いる。スライダ12の幅方向の両端には上下方向の溝を
有するレール受け13が上下2段に取り付けられてい
る。
【0021】可動フレーム8は、増幅機構9と、固定フ
レーム7側を向いて幅方向に並んだ2本の鉛直な固定側
レール14,14と、垂直軸5側を向いて幅方向に並ん
だ2本の鉛直な移動側レール15,15とを備えてい
る。固定側レール14は固定フレーム7のレール受け1
1に摺動可能に嵌合されている。そして、これら固定側
レール14と固定フレーム7のレール受け11とにより
可動フレーム8が固定フレーム7に対して上下動可能に
支持される。
【0022】移動側レール15は垂直軸5を支持するス
ライダ12のレール受け13に摺動可能に嵌合されてい
る。そして、これら移動側レール15とスライダ12の
レール受け13とによりスライダ12が可動フレーム8
に対して上下動可能に支持される。
【0023】増幅機構9は、可動フレーム8の上下部に
備えた2つのプーリ16,16と、これらのプーリ1
6,16に巻回した歯付ベルト17とを備えている。そ
して、プーリ16,16の間に位置する一方側の歯付ベ
ルト17aに固定フレーム7を連結すると共に、プーリ
16,16の間に位置する他方側の歯付ベルト17bに
垂直軸5を支持するスライダ12を連結している。ここ
で、固定フレーム7の上部で上下に配置されたレール受
け11,11の間にはL字形状のアングル材から成るベ
ルト止め18が取り付けられている。このベルト止め1
8が固定フレーム7と歯付ベルト17aとを連結してい
る。また、スライダ12の上下に配置されたレール受け
13,13の間にはL字形状のアングル材から成るベル
ト止め19が取り付けられている。このベルト止め19
がスライダ12と歯付ベルト17bとを連結している。
このため、可動フレーム8を上下動させることにより、
各プーリ16,16の間に位置する一方側の歯付ベルト
17aは固定フレーム7に対して移動しないのに対し、
各プーリ16,16の間に位置する他方側の歯付ベルト
17bは固定フレーム7に対して移動する。ここで、固
定フレーム7に対する可動フレーム8の移動量と可動フ
レーム8に対するスライダ12の移動量とは等しいの
で、スライダ12の固定フレーム7に対する移動量Sは
可動フレーム8の移動量S’の2倍に増幅される。
【0024】また、可動フレーム8の近傍には、駆動源
6である例えばステッピングモータから成る駆動モータ
により可動フレーム8を上下動させる昇降機構30が配
置されている。この昇降機構30は、固定フレーム7に
沿って回転可能に支持された鉛直なボールねじ20と、
可動フレーム8に固定されてボールねじ20に螺合して
可動フレーム8と共に上下動可能な昇降ブロック21
と、ボールねじ20の下端部に固着されたプーリ22
と、駆動源6に固定されたプーリ23と、これらプーリ
22,23を連結する歯付ベルト24とを備えている。
このため、駆動源6が駆動するとプーリ22,23及び
歯付ベルト24を介してボールねじ20が回転して昇降
ブロック21及び可動フレーム8が上下動する。
【0025】さらに、スライダ12には垂直軸5を回転
させる例えばステッピングモータから成る回転モータ2
5が取り付けられている。この回転モータ25と垂直軸
5とはプーリや歯付ベルト(図示せず)を介して連結し
ている。
【0026】また、上述した固定フレーム7と可動フレ
ーム8とスライダ12と駆動源6と昇降機構30とは円
筒形状の可動筒26に収容されている。可動筒26は可
動フレーム8に固定されており該可動フレーム8と共に
上下動する。そして、垂直軸5は可動筒26の上面に対
して出没する。このため、垂直軸上下機構2の駆動源6
や可動フレーム8等の可動部分を周囲から遮蔽すること
ができるので、この可動部分から発生する塵埃が周囲に
飛散してワーク3に付着することを防止できる。
【0027】図5〜図7に示すように、垂直軸5の上端
部にはアーム支持部材27を介して2つのアーム機構
4,4が取り付けられている。各アーム機構4,4は多
関節アーム機構としている。各アーム機構4,4のアー
ム部は上下にずらして設置している。このため、アーム
部が互いに干渉することを防止している。アーム支持部
材27にはアーム機構4を作動させる駆動モータ等が収
容されている。
【0028】本実施形態では各アーム機構4,4を多関
節アーム機構としているが、これには限られず直交ユニ
ット等の他のアーム機構としても良い。また、本実施形
態では1本の垂直軸5に2つのアーム機構4,4を設け
ているが、これには限られず1つのアーム機構としたり
3つ以上のアーム機構を設けても良い。
【0029】このロボット1はベース10の上に配置さ
れている。このベース10は搬送装置28に設置されて
搬送路29の中を移動する。
【0030】上述した垂直軸上下機構2を備えたロボッ
ト1の作動を以下に説明する。ロボット1を搬送装置2
8の搬送路29の中で移動させて作業位置で停止させ
る。そして、駆動源6を駆動して、ボールねじ20を回
転させて昇降ブロック21及び可動フレーム8を上下動
させる。可動フレーム8の上下動に伴って、2つのプー
リ16,16及び歯付ベルト17も上下動する。
【0031】ここで、プーリ16,16の間に位置する
一方側の歯付ベルト17aが固定フレーム7に連結され
ているので、当該歯付ベルト17aは固定フレーム7に
対して移動しない。また、2つのプーリ16,16が上
下動することによりプーリ16,16の間に位置する他
方側、即ち垂直軸5が連結された方の歯付ベルト17b
が固定フレーム7に対して移動する。ここで、固定フレ
ーム7に対する可動フレーム8の移動量と可動フレーム
8に対するスライダ12の移動量とは等しいので、スラ
イダ12の固定フレーム7に対する移動量Sは可動フレ
ーム8の移動量S’の2倍に増幅される。これにより、
スライダ12及び垂直軸5が可動フレーム8の2倍の移
動量Sで昇降する。そして、アーム機構4が所望の高さ
に達したら駆動源6を停止してその上下動を止める。こ
の状態でアーム機構4を作動させてワーク3の取り出し
や装着を行う。
【0032】本実施形態の垂直軸上下機構2によれば、
可動フレーム8の上下動を増幅機構9により増幅して垂
直軸5を昇降させているので、ロボット本体(即ち、ロ
ボット1からアーム機構4を除いた部分)の全高HAを
従来と同等の高さに設定してもアーム機構4の昇降スト
ロークSを従来より長くすることができる。
【0033】ここで、アーム機構4が最下位置にあると
きは、固定フレーム7と可動フレーム8とが水平方向に
並ぶので、ロボット本体の全高HAはこれら並んだ固定
フレーム7と可動フレーム8とのうち高い方より僅かに
高くなる。このため、可動フレーム8の昇降ストローク
S’は、長くても固定フレーム7と可動フレーム8との
うち短い方の長さとなるのでロボット本体の全高HAよ
りも短くなる。しかし、垂直軸5の昇降ストロークS
は、可動フレーム8の昇降ストロークS’の2倍に増幅
されているので、例えばロボット本体の全高HAよりも
長くすることができる。
【0034】これに対し、図9に示すような固定フレー
ム106に対して垂直軸103が直接設置されて昇降す
る従来の搬送用ロボット101では、数式1に示すよう
にアーム機構102の昇降ストロークSはロボット本体
108の全高HAよりも必ず短くなる。
【0035】したがって、本実施形態の垂直軸上下機構
2によれば、ロボット本体の全高HAを従来と同等の高
さに設定してもアーム機構4の昇降ストロークSを従来
より長くすることができる。これにより、ロボット1の
全高を従来と同等に抑えながらもアーム機構4の昇降ス
トロークSを長くできるので、ワーク3のストッカの高
さが増してもワーク3のパスラインを従来と同等の高さ
にしながら対応することができる。よって、薄板状のワ
ーク3の大型化を図ることができると共に、パスライン
の高さの変更が無いので既存の加工装置等の設備をその
まま利用することができる。しかも、ロボット1を他の
加工装置等と同じ床面上に配置できるので、レイアウト
の自由度の低下を防止できる。
【0036】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば、本実施形態では固定フレーム7と垂直軸
5との間に可動フレーム8を1つだけ設けたいわゆる2
段構造としているが、これには限られず2つ以上の可動
フレーム8を設けた3段以上の構造としても良い。この
場合もロボット本体の全高HAを従来と同等に抑えなが
らもアーム機構4の昇降ストロークSを長くできる。こ
こで、アーム機構4の昇降ストロークSの長さは数式2
のように示される。
【0037】
【数2】S=可動フレームのストロークS’×(段数) よって、ロボットに要求されるロボット本体の全高HA
とアーム機構4の昇降ストロークSとに応じて可動フレ
ームのストロークS’及びその段数を決定することによ
り、これら全高HA及び昇降ストロークSの条件を満た
したロボットを設計することができる。
【0038】また、本実施形態ではワークを液晶用ガラ
ス基板としているが、これには限られず半導体ウェハや
その他の薄板材としても良い。
【0039】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1の発明は、ワークを把持するためのアーム機構を上下
動させる垂直軸を備え、該垂直軸を駆動源により上下動
させるロボットの垂直軸上下機構において、垂直軸を上
下動可能に支持する固定フレームに、駆動源によって上
下動方向に移動可能な可動フレームを設け、該可動フレ
ームに該可動フレームの動きによって移動距離が増幅さ
れる増幅機構を取り付け、該増幅機構に垂直軸を連結す
るようにしているので、増幅機構は可動フレームの移動
距離を増幅して垂直軸を上下動させることから、ロボッ
ト本体の全高を従来と同等の高さに設定してもアーム機
構の昇降ストロークを従来より長くすることができる。
このため、ワークのストッカの高さが増してもワークの
パスラインを従来と同等の高さにしながら対応すること
ができる。よって、薄板状のワークの大型化を図ること
ができると共に、パスラインの高さの変更が無いので既
存の加工装置等の設備をそのまま利用することができ
る。しかも、ロボットを他の加工装置等と同じ床面上に
配置できるので、レイアウトの自由度の低下を防止でき
る。
【0040】また、請求項2のロボットの垂直軸上下機
構では、増幅機構は可動フレームの上下部に備えた2つ
のプーリと該プーリに巻回した歯付ベルトとを備え、プ
ーリの間に位置する歯付ベルトの一方に固定フレームを
連結すると共に、プーリの間に位置する歯付ベルトの他
方に垂直軸を連結するようにしているので、垂直軸の昇
降ストロークを可動フレームの上下動のストロークの2
倍とすることができる。これにより、ロボット本体の全
高を従来と同等の高さに設定しても、アーム機構の昇降
ストロークを従来より長くすることができる。
【0041】さらに、請求項3のロボットの垂直軸上下
機構では、可動フレームを該可動フレームと共に上下動
する円筒形の可動筒内に垂直軸と収納すると共に、垂直
軸を可動筒より突出可能とするようにしているので、垂
直軸上下機構の可動部分をその周囲から遮蔽することが
できる。このため、この可動部分から発生する塵埃が周
囲に飛散してワークに付着することを防止できる。
【0042】また、請求項4のロボットの垂直軸上下機
構では、アーム機構は多関節アーム機構であるようにし
ているので、多関節アーム機構を備えたロボットのロボ
ット本体の全高を従来と同等の高さに設定してもアーム
機構の昇降ストロークを長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロボットの垂直軸上下機構の主要部を
示す垂直軸が最上位置に有るときの側面図である。
【図2】本発明のロボットの垂直軸上下機構の主要部を
示す垂直軸が最下位置に有るときの側面図である。
【図3】本発明のロボットの垂直軸上下機構を示す横断
面図である。
【図4】本発明のロボットの垂直軸上下機構の主要部を
示す垂直軸が最下位置に有るときの側面図である。
【図5】本発明の垂直軸上下機構を搭載したロボットを
示す側面図である。
【図6】本発明の垂直軸上下機構を搭載したロボットを
示す正面図である。
【図7】本発明の垂直軸上下機構を搭載したロボットを
示す平面図である。
【図8】従来の垂直軸上下機構を搭載したロボットを示
す側面図である。
【図9】従来のロボットの垂直軸上下機構の主要部を示
す垂直軸が最下位置に有るときの側面図である。
【符号の説明】
1 ロボット 2 垂直軸上下機構 3 ワーク 4 アーム機構 5 垂直軸 6 駆動源 7 固定フレーム 8 可動フレーム 9 増幅機構 16 プーリ 17 歯付ベルト 17a 一方の歯付ベルト 17b 他方の歯付ベルト 26 可動筒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを把持するためのアーム機構を上
    下動させる垂直軸を備え、該垂直軸を駆動源により上下
    動させるロボットの垂直軸上下機構において、前記垂直
    軸を上下動可能に支持する固定フレームに、前記駆動源
    によって前記上下動方向に移動可能な可動フレームを設
    け、該可動フレームに該可動フレームの動きによって移
    動距離が増幅される増幅機構を取り付け、該増幅機構に
    前記垂直軸を連結したことを特徴とするロボットの垂直
    軸上下機構。
  2. 【請求項2】 前記増幅機構は前記可動フレームの上下
    部に備えた2つのプーリと該プーリに巻回した歯付ベル
    トとを備え、前記プーリの間に位置する前記歯付ベルト
    の一方に前記固定フレームを連結すると共に、前記プー
    リの間に位置する前記歯付ベルトの他方に前記垂直軸を
    連結したことを特徴とする請求項1記載のロボットの垂
    直軸上下機構。
  3. 【請求項3】 前記可動フレームを該可動フレームと共
    に上下動する円筒形の可動筒内に前記垂直軸と収納する
    と共に、前記垂直軸を前記可動筒より突出可能としたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のロボット
    の垂直軸上下機構。
  4. 【請求項4】 前記アーム機構は多関節アーム機構であ
    ることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれ
    か記載のロボットの垂直軸上下機構。
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