JPH11123795A - 難燃性アクリル系樹脂板 - Google Patents
難燃性アクリル系樹脂板Info
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- JPH11123795A JPH11123795A JP28952797A JP28952797A JPH11123795A JP H11123795 A JPH11123795 A JP H11123795A JP 28952797 A JP28952797 A JP 28952797A JP 28952797 A JP28952797 A JP 28952797A JP H11123795 A JPH11123795 A JP H11123795A
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- Japan
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- acrylic resin
- flame
- resin plate
- compound
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃性に優れ、かつ耐擦傷性にも優れたアクリ
ル樹脂板を提供する。 【解決手段】 有機系難燃剤を含有するアクリル系樹脂
板の少なくとも一方の面に架橋樹脂層が設けられてなる
難燃性アクリル系樹脂板。
ル樹脂板を提供する。 【解決手段】 有機系難燃剤を含有するアクリル系樹脂
板の少なくとも一方の面に架橋樹脂層が設けられてなる
難燃性アクリル系樹脂板。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃性アクリル系
樹脂板に関する。
樹脂板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりアクリル系樹脂板は、例えば道
路用、鉄道用の遮音板として用いられている。かかる遮
音板には、事故による着火、延焼を防止し得る難燃性
や、降雨後の水滴の付着、排気ガスなどによる汚染を洗
浄する際の傷付きを防止するための耐擦傷性などが求め
られている。
路用、鉄道用の遮音板として用いられている。かかる遮
音板には、事故による着火、延焼を防止し得る難燃性
や、降雨後の水滴の付着、排気ガスなどによる汚染を洗
浄する際の傷付きを防止するための耐擦傷性などが求め
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、難燃性に優れ、かつ耐擦傷性にも優れたアクリル樹
脂板を開発するべく、鋭意検討した結果、本発明に至っ
た。
は、難燃性に優れ、かつ耐擦傷性にも優れたアクリル樹
脂板を開発するべく、鋭意検討した結果、本発明に至っ
た。
【0004】
【課題を解決する為の手段】すなわち本発明は、有機系
難燃剤を含有するアクリル系樹脂板の少なくとも一方の
面に架橋樹脂層が設けられてなる難燃性アクリル系樹脂
板を提供するものである。
難燃剤を含有するアクリル系樹脂板の少なくとも一方の
面に架橋樹脂層が設けられてなる難燃性アクリル系樹脂
板を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の難燃性アクリル系樹脂板
に用いられるアクリル系樹脂としては、例えばメチルメ
タクリレートの単独重合体、メチルメタクリレートと、
これと共重合可能な他のエチレン性不飽和単量体との共
重合体などが挙げられる。メチルメタクリレートと共重
合可能な他のエチレン性不飽和単量体としては、例えば
エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、シクロ
ヘキシルメタクリレート、フェニルメタクリレート、ベ
ンジルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレートなどのメタ
クリル酸エステル化合物、メチルアクリレート、エチル
アクリレート、ブチルアクリレート、シクロヘキシルア
クリレート、フェニルアクリレート、ベンジルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルアクリレートなどのアクリル酸エステル化合
物、モノエチレングリコールジメタクリレート、テトラ
エチレングリコールジメタクリレート、ネオペンチルグ
リコールジメタクリレート、トリメチロールプロパント
リメタクリレートなどの多官能メタクリレート化合物、
モノエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレ
ングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコール
ジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレ
ートなどの多官能アクリレート化合物、メタクリル酸、
アクリル酸などの不飽和酸化合物、スチレン、α−メチ
ルスチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
無水マレイン酸、フェニルマレイミド、シクロヘキシル
マレイミドなどが挙げられるが、これらに限定されるも
のではない。また、上記アクリル樹脂は、他のエチレン
性不飽和単量体単位として無水グルタル酸単位、グルタ
ルイミド単位などを含んでいてもよい。
に用いられるアクリル系樹脂としては、例えばメチルメ
タクリレートの単独重合体、メチルメタクリレートと、
これと共重合可能な他のエチレン性不飽和単量体との共
重合体などが挙げられる。メチルメタクリレートと共重
合可能な他のエチレン性不飽和単量体としては、例えば
エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、シクロ
ヘキシルメタクリレート、フェニルメタクリレート、ベ
ンジルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレートなどのメタ
クリル酸エステル化合物、メチルアクリレート、エチル
アクリレート、ブチルアクリレート、シクロヘキシルア
クリレート、フェニルアクリレート、ベンジルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルアクリレートなどのアクリル酸エステル化合
物、モノエチレングリコールジメタクリレート、テトラ
エチレングリコールジメタクリレート、ネオペンチルグ
リコールジメタクリレート、トリメチロールプロパント
リメタクリレートなどの多官能メタクリレート化合物、
モノエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレ
ングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコール
ジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレ
ートなどの多官能アクリレート化合物、メタクリル酸、
アクリル酸などの不飽和酸化合物、スチレン、α−メチ
ルスチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
無水マレイン酸、フェニルマレイミド、シクロヘキシル
マレイミドなどが挙げられるが、これらに限定されるも
のではない。また、上記アクリル樹脂は、他のエチレン
性不飽和単量体単位として無水グルタル酸単位、グルタ
ルイミド単位などを含んでいてもよい。
【0006】メチルメタクリレートと、これと共重合可
能な他のエチレン性不飽和単量体との共重合体を用いる
場合、該共重合体におけるメチルメタクリレート単位の
含有量は通常50重量%以上であり、他のエチレン性不
飽和単量体単位の含有量は通常50重量%以下である。
能な他のエチレン性不飽和単量体との共重合体を用いる
場合、該共重合体におけるメチルメタクリレート単位の
含有量は通常50重量%以上であり、他のエチレン性不
飽和単量体単位の含有量は通常50重量%以下である。
【0007】アクリル系樹脂は、さらにポリブタジエ
ン、ブタジエン/アクリル酸エステル共重合体などのゴ
ム成分を含有するものであってもよい。かかるゴム成分
を含有することによって、得られるアクリル系樹脂板の
耐衝撃性を向上し得る。これらのゴム成分の使用量はア
クリル系樹脂100重量部のうちの通常30重量部以下
であり、通常0.1重量部以上であれば耐衝撃性向上の
効果が認められる。
ン、ブタジエン/アクリル酸エステル共重合体などのゴ
ム成分を含有するものであってもよい。かかるゴム成分
を含有することによって、得られるアクリル系樹脂板の
耐衝撃性を向上し得る。これらのゴム成分の使用量はア
クリル系樹脂100重量部のうちの通常30重量部以下
であり、通常0.1重量部以上であれば耐衝撃性向上の
効果が認められる。
【0008】有機系難燃剤としては、特に限定されない
が、アクリル系樹脂の透明性を損なわないものが好まし
く用いられ、かかる有機系難燃剤としては、例えばリン
酸エステル系難燃剤が挙げられる。リン酸エステル系難
燃剤として具体的には、トリメチルホスフェート、トリ
エチルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリオ
クチルホスフェート、トリブトキシエチルホスフェー
ト、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェ
ート、オクチルジフェニルホスフェートなどのリン酸エ
ステル系難燃剤、トリス(クロロエチル)ホスフェー
ト、トリス(クロロプロピル)ホスフェート、トリス
(2,3−ジブロモプロピル)ホスフェート、ビス
(2,3−ジブロモプロピル)2,3−ジクロロプロピ
ルホスフェート、ビス(クロロプロピル)オクチルホス
フェートなどの塩素化ポリアルキルホスフェートを初め
とする含ハロゲンリン酸エステル系難燃剤、ハロゲン化
アルキルポリホスフェート、ハロゲン化アルキルポリホ
スフォネート、芳香族ポリホスフェートなどのポリリン
酸エステル系難燃剤などが例示される。かかる有機系難
燃剤は、それぞれ単独または2種以上を混合して使用さ
れ,その使用量は、アクリル系樹脂100重量部当り通
常は5〜25重量部、好ましくは5〜20重量部程度で
ある。
が、アクリル系樹脂の透明性を損なわないものが好まし
く用いられ、かかる有機系難燃剤としては、例えばリン
酸エステル系難燃剤が挙げられる。リン酸エステル系難
燃剤として具体的には、トリメチルホスフェート、トリ
エチルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリオ
クチルホスフェート、トリブトキシエチルホスフェー
ト、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェ
ート、オクチルジフェニルホスフェートなどのリン酸エ
ステル系難燃剤、トリス(クロロエチル)ホスフェー
ト、トリス(クロロプロピル)ホスフェート、トリス
(2,3−ジブロモプロピル)ホスフェート、ビス
(2,3−ジブロモプロピル)2,3−ジクロロプロピ
ルホスフェート、ビス(クロロプロピル)オクチルホス
フェートなどの塩素化ポリアルキルホスフェートを初め
とする含ハロゲンリン酸エステル系難燃剤、ハロゲン化
アルキルポリホスフェート、ハロゲン化アルキルポリホ
スフォネート、芳香族ポリホスフェートなどのポリリン
酸エステル系難燃剤などが例示される。かかる有機系難
燃剤は、それぞれ単独または2種以上を混合して使用さ
れ,その使用量は、アクリル系樹脂100重量部当り通
常は5〜25重量部、好ましくは5〜20重量部程度で
ある。
【0009】本発明の難燃性アクリル系樹脂板に用いら
れるアクリル系樹脂板は、例えばアクリル系樹脂および
有機系難燃剤を混練したのちに通常の方法で成形する方
法、アクリル系樹脂を注型重合法により製造するに際し
て、原料となる単量体または部分重合体と重合開始剤と
共に有機系難燃剤を混合してセルに注入して重合する注
型重合法によって製造することができる。注型重合法に
よって製造する際に用いる重合開始剤としては、特に限
定されるものではなく、例えば2,2’−アゾビズイソ
ブチロニトリルなどが挙げられる。かくして得られるア
クリル系樹脂板の厚みは通常1〜30mmであり、遮音
板として用いる場合には、遮音性能、施工の容易さの点
で5〜20mm程度であることが好ましい。
れるアクリル系樹脂板は、例えばアクリル系樹脂および
有機系難燃剤を混練したのちに通常の方法で成形する方
法、アクリル系樹脂を注型重合法により製造するに際し
て、原料となる単量体または部分重合体と重合開始剤と
共に有機系難燃剤を混合してセルに注入して重合する注
型重合法によって製造することができる。注型重合法に
よって製造する際に用いる重合開始剤としては、特に限
定されるものではなく、例えば2,2’−アゾビズイソ
ブチロニトリルなどが挙げられる。かくして得られるア
クリル系樹脂板の厚みは通常1〜30mmであり、遮音
板として用いる場合には、遮音性能、施工の容易さの点
で5〜20mm程度であることが好ましい。
【0010】かかるアクリル系樹脂板は、各種の添加剤
が含有されていてもよい。かかる添加剤としては紫外線
吸収剤、酸化防止剤、可塑剤、連鎖移動剤、着色剤、光
拡散剤、帯電防止剤、熱安定剤などが挙げられる。これ
らの添加剤は、重合によりアクリル系樹脂を製造する際
に原料の単量体と共に添加されてもよいし、混練により
アクリル系樹脂に添加されてもよいし、アクリル系樹脂
と有機系難燃剤とを混練する場合には、混練の際に添加
されてもよい。
が含有されていてもよい。かかる添加剤としては紫外線
吸収剤、酸化防止剤、可塑剤、連鎖移動剤、着色剤、光
拡散剤、帯電防止剤、熱安定剤などが挙げられる。これ
らの添加剤は、重合によりアクリル系樹脂を製造する際
に原料の単量体と共に添加されてもよいし、混練により
アクリル系樹脂に添加されてもよいし、アクリル系樹脂
と有機系難燃剤とを混練する場合には、混練の際に添加
されてもよい。
【0011】かかるアクリル系樹脂板の少なくとも一方
の面には、架橋樹脂層が設けられる。架橋樹脂層は、ア
クリル系樹脂板の一方の面に設けられてもよいし、両面
に設けられてもよい。架橋樹脂層を構成する架橋樹脂と
しては、架橋重合性化合物が硬化されてなるものが挙げ
られ、ここで架橋重合性化合物としては、例えば多官能
性単量体、シラン系化合物、メラミン系化合物、エポキ
シ系化合物などが挙げられ、好ましくは多官能性単量
体、シラン系化合物である。
の面には、架橋樹脂層が設けられる。架橋樹脂層は、ア
クリル系樹脂板の一方の面に設けられてもよいし、両面
に設けられてもよい。架橋樹脂層を構成する架橋樹脂と
しては、架橋重合性化合物が硬化されてなるものが挙げ
られ、ここで架橋重合性化合物としては、例えば多官能
性単量体、シラン系化合物、メラミン系化合物、エポキ
シ系化合物などが挙げられ、好ましくは多官能性単量
体、シラン系化合物である。
【0012】多官能性単量体としては、例えば分子中に
2個以上のアクリロイルオキシ基またはメタアクリロイ
ルオキシ基を有するアクリル系化合物などが挙げられ
る。かかる化合物として、具体的には多価アルコールと
メタクリル酸とのエステル化合物、多価アルコールとア
クリル酸とのエステル化合物、末端にイソシアネート基
を有する化合物と水酸基を有するメタクリル酸誘導体と
から得られるウレタン変性メタクリルオリゴマー、末端
にイソシアネート基を有する化合物と水酸基を有するア
クリル酸誘導体とから得られるウレタン変性アクリルオ
リゴマーなどが挙げられる。
2個以上のアクリロイルオキシ基またはメタアクリロイ
ルオキシ基を有するアクリル系化合物などが挙げられ
る。かかる化合物として、具体的には多価アルコールと
メタクリル酸とのエステル化合物、多価アルコールとア
クリル酸とのエステル化合物、末端にイソシアネート基
を有する化合物と水酸基を有するメタクリル酸誘導体と
から得られるウレタン変性メタクリルオリゴマー、末端
にイソシアネート基を有する化合物と水酸基を有するア
クリル酸誘導体とから得られるウレタン変性アクリルオ
リゴマーなどが挙げられる。
【0013】多価アルコールとしては、例えばエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジ
オール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,2’−チ
オジエタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール
などの2価のアルコール、トリメチロールプロパン、ペ
ンタグリセロール、グリセロール、ペンタエリスリトー
ル、ジグリセロール、ジペンタグリセロール、ジペンタ
エリスリトールなどの3価以上のアルコールなどが挙げ
られる。かかる多価アルコールとアクリル酸とのエステ
ル化合物または多価アルコールとメタクリル酸とのエス
テル化合物は、得られる硬化膜に可とう性を持たせひび
割れしにくくするため、更に多価不飽和カルボン酸を少
量加えて混合エステルとしてもよい。多価不飽和カルボ
ン酸としては、例えばコハク酸、テトラヒドロフタル
酸、フタル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸など
がある。
グリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジ
オール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,2’−チ
オジエタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール
などの2価のアルコール、トリメチロールプロパン、ペ
ンタグリセロール、グリセロール、ペンタエリスリトー
ル、ジグリセロール、ジペンタグリセロール、ジペンタ
エリスリトールなどの3価以上のアルコールなどが挙げ
られる。かかる多価アルコールとアクリル酸とのエステ
ル化合物または多価アルコールとメタクリル酸とのエス
テル化合物は、得られる硬化膜に可とう性を持たせひび
割れしにくくするため、更に多価不飽和カルボン酸を少
量加えて混合エステルとしてもよい。多価不飽和カルボ
ン酸としては、例えばコハク酸、テトラヒドロフタル
酸、フタル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸など
がある。
【0014】ウレタン変性メタクリルオリゴマーは、例
えばポリイソシアネートと水酸基を有するメタクリル酸
誘導体とのウレタン化反応によって得られるオリゴマー
であり、ウレタン変性アクリルオリゴマーは、例えばポ
リイソシアネートと水酸基を有するアクリル酸誘導体と
のウレタン化反応によって得られるオリゴマーである。
ポリイソシアネートとしては、例えばヘキサメチレンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどが挙
げられる。水酸基を有するメタクリル酸誘導体として
は、例えばメタクリル酸−2−ヒドロキシエチル、メタ
クリル酸−2−ヒドロキシプロピルなどが挙げられる。
水酸基を有するアクリル酸誘導体としては、例えばアク
リル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸−2−ヒド
ロキシプロピルなどが挙げられる。かかるウレタン変性
メタクリルオリゴマーまたはウレタン変性アクリルオリ
ゴマーは、ポリイソシアネートと複数の水酸基を有する
オリゴマーとのウレタン化反応によって生成される末端
イソシアネートポリウレタンに、水酸基を有するメタク
リル酸誘導体、水酸基を有するアクリル酸誘導体を反応
させることによって製造することもできる。ここで、複
数の水酸基を有するオリゴマーとしては、例えばポリカ
プロラクトンジオール、ポリテトラメチレンジオールな
どが挙げられる。
えばポリイソシアネートと水酸基を有するメタクリル酸
誘導体とのウレタン化反応によって得られるオリゴマー
であり、ウレタン変性アクリルオリゴマーは、例えばポ
リイソシアネートと水酸基を有するアクリル酸誘導体と
のウレタン化反応によって得られるオリゴマーである。
ポリイソシアネートとしては、例えばヘキサメチレンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどが挙
げられる。水酸基を有するメタクリル酸誘導体として
は、例えばメタクリル酸−2−ヒドロキシエチル、メタ
クリル酸−2−ヒドロキシプロピルなどが挙げられる。
水酸基を有するアクリル酸誘導体としては、例えばアク
リル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸−2−ヒド
ロキシプロピルなどが挙げられる。かかるウレタン変性
メタクリルオリゴマーまたはウレタン変性アクリルオリ
ゴマーは、ポリイソシアネートと複数の水酸基を有する
オリゴマーとのウレタン化反応によって生成される末端
イソシアネートポリウレタンに、水酸基を有するメタク
リル酸誘導体、水酸基を有するアクリル酸誘導体を反応
させることによって製造することもできる。ここで、複
数の水酸基を有するオリゴマーとしては、例えばポリカ
プロラクトンジオール、ポリテトラメチレンジオールな
どが挙げられる。
【0015】シラン系化合物としては、例えば一般式
(1) Si(OR1)(OR2)(OR3)(OR4) (1) (式中、R1、R2、R3、R4はそれぞれ独立にアルキル
基を示す。)で示されるシラン化合物〔以下、化合物
(1)とする。〕の部分加水分解物と一般式(2) R5 nSi(OR6)4-n (2) (式中、R5は炭化水素基、R6はアルキル基、nは1〜
3の整数を示す。)で示されるシラン化合物〔以下、化
合物(2)とする。〕の部分加水分解物との混合物、一
般式(1)で示されるシラン化合物と一般式(2)で示
されるシラン化合物との共部分加水分解物、一般式
(3) SiR7 hR8 iR9 (4-h-i) (3) (式中、R7はアルキル基、アミノ基、エポキシ基、メ
タクリロキシ基またはメルカプト基を、R8は炭化水素
基を、R9はアルコキシ基またはハロゲン原子をそれぞ
れ示す。hは1〜3の整数を、iは0〜3の整数をそれ
ぞれ示す。ただし、h+iは3以下である。)で示され
るシラン化合物〔以下、化合物(3)とする。〕の部分
加水分解物などが挙げられる。
(1) Si(OR1)(OR2)(OR3)(OR4) (1) (式中、R1、R2、R3、R4はそれぞれ独立にアルキル
基を示す。)で示されるシラン化合物〔以下、化合物
(1)とする。〕の部分加水分解物と一般式(2) R5 nSi(OR6)4-n (2) (式中、R5は炭化水素基、R6はアルキル基、nは1〜
3の整数を示す。)で示されるシラン化合物〔以下、化
合物(2)とする。〕の部分加水分解物との混合物、一
般式(1)で示されるシラン化合物と一般式(2)で示
されるシラン化合物との共部分加水分解物、一般式
(3) SiR7 hR8 iR9 (4-h-i) (3) (式中、R7はアルキル基、アミノ基、エポキシ基、メ
タクリロキシ基またはメルカプト基を、R8は炭化水素
基を、R9はアルコキシ基またはハロゲン原子をそれぞ
れ示す。hは1〜3の整数を、iは0〜3の整数をそれ
ぞれ示す。ただし、h+iは3以下である。)で示され
るシラン化合物〔以下、化合物(3)とする。〕の部分
加水分解物などが挙げられる。
【0016】化合物(1)において、アルキル基として
は、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
などの炭素原子数1〜4のアルキル基が挙げられ、かか
るシラン化合物としては、例えばテトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシランなどのテトラアルコキシシラ
ンなどが挙げられる。
は、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
などの炭素原子数1〜4のアルキル基が挙げられ、かか
るシラン化合物としては、例えばテトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシランなどのテトラアルコキシシラ
ンなどが挙げられる。
【0017】化合物(2)において、R5で示される炭
化水素基の炭素原子数は通常1〜6の範囲であり、R6
で示されるアルキル基の炭素原子数は通常1〜4の範囲
である。かかるシラン化合物としては、例えばトリメチ
ルメトキシシラン、トリメチルエトキシシラン、ジメチ
ルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、メチ
ルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシランなど
のアルキルアルコキシシランなどが挙げられる。
化水素基の炭素原子数は通常1〜6の範囲であり、R6
で示されるアルキル基の炭素原子数は通常1〜4の範囲
である。かかるシラン化合物としては、例えばトリメチ
ルメトキシシラン、トリメチルエトキシシラン、ジメチ
ルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、メチ
ルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシランなど
のアルキルアルコキシシランなどが挙げられる。
【0018】化合物(3)において、R8で示される炭
化水素基の炭素数は通常1〜6の範囲であり、R9で示
されるハロゲン原子は通常塩素原子である。かかるシラ
ン化合物としては、例えばメチルトリクロロシラン、テ
トラクロロシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メ
タクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メ
ルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプト
プロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
メチルジメトキシシランなどが挙げられる。
化水素基の炭素数は通常1〜6の範囲であり、R9で示
されるハロゲン原子は通常塩素原子である。かかるシラ
ン化合物としては、例えばメチルトリクロロシラン、テ
トラクロロシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メ
タクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メ
ルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプト
プロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
メチルジメトキシシランなどが挙げられる。
【0019】化合物(1)の部分加水分解物は、例えば
化合物(1)を水とアルコールとの混合溶媒中で酸の存
在下に加水分解する通常の方法により製造することがで
きる。化合物(2)の部分加水分解物は、例えば化合物
(2)を水とアルコールとの混合溶媒中で酸の存在下に
加水分解する通常の方法により製造することができる。
化合物(1)と化合物(2)との共部分加水分解物は、
例えば化合物(1)および化合物(2)を水とアルコー
ルとの混合溶媒中で酸の存在下に加水分解する通常の方
法により製造することができる。化合物(3)の部分加
水分解物は、例えば化合物(3)を水とアルコールとの
混合溶媒中で酸の存在下に加水分解する通常の方法によ
り製造することができる。
化合物(1)を水とアルコールとの混合溶媒中で酸の存
在下に加水分解する通常の方法により製造することがで
きる。化合物(2)の部分加水分解物は、例えば化合物
(2)を水とアルコールとの混合溶媒中で酸の存在下に
加水分解する通常の方法により製造することができる。
化合物(1)と化合物(2)との共部分加水分解物は、
例えば化合物(1)および化合物(2)を水とアルコー
ルとの混合溶媒中で酸の存在下に加水分解する通常の方
法により製造することができる。化合物(3)の部分加
水分解物は、例えば化合物(3)を水とアルコールとの
混合溶媒中で酸の存在下に加水分解する通常の方法によ
り製造することができる。
【0020】かかる架橋重合性化合物としては、一般に
市販されているものを用いることもでる。かかる市販の
架橋重合性化合物として、溶媒で希釈されたものを用い
ることもできる。市販の架橋重合性化合物としては、例
えばクリスタルコートC−210〔日本エーアールシー
(株)〕、AS4000〔東芝シリコーン(株)〕などの
シラン系化合物の溶液、コーエイハードM−101〔広
栄化学工業(株)製〕、UVHC8553(東芝シリコ
ーン(株))、ユニディック17−806〔大日本インキ
(株)〕、アロニックスUVシリーズ〔東亜合成(株)製〕
などの多官能性単量体(アクリル系化合物)の溶液など
が挙げられる。
市販されているものを用いることもでる。かかる市販の
架橋重合性化合物として、溶媒で希釈されたものを用い
ることもできる。市販の架橋重合性化合物としては、例
えばクリスタルコートC−210〔日本エーアールシー
(株)〕、AS4000〔東芝シリコーン(株)〕などの
シラン系化合物の溶液、コーエイハードM−101〔広
栄化学工業(株)製〕、UVHC8553(東芝シリコ
ーン(株))、ユニディック17−806〔大日本インキ
(株)〕、アロニックスUVシリーズ〔東亜合成(株)製〕
などの多官能性単量体(アクリル系化合物)の溶液など
が挙げられる。
【0021】架橋重合性化合物を硬化させて、架橋樹脂
層を設けるには、例えば架橋重合性化合物をアクリル系
樹脂板の表面に塗布後、硬化させればよい。架橋重合性
化合物を塗布する際には、溶媒と混合して希釈して塗布
してもよい。かかる溶媒およびその希釈の程度は、塗布
後、揮発し得るのであれば特に限定されるものではな
く、使用する架橋重合性化合物の種類やその量、または
塗布されるアクリル系樹脂板の種類などに応じて適宜選
択して使用される。また、架橋を促進するために重合開
始剤、重合促進剤、増感剤などを添加されて塗布されて
もよい。塗布方法は特に限定されるものではなく、スピ
ン塗装法、浸漬塗装法、ロールコート法、グラビアコー
ト塗装法、カーテンフロー塗装法などの通常の方法で塗
布できる。
層を設けるには、例えば架橋重合性化合物をアクリル系
樹脂板の表面に塗布後、硬化させればよい。架橋重合性
化合物を塗布する際には、溶媒と混合して希釈して塗布
してもよい。かかる溶媒およびその希釈の程度は、塗布
後、揮発し得るのであれば特に限定されるものではな
く、使用する架橋重合性化合物の種類やその量、または
塗布されるアクリル系樹脂板の種類などに応じて適宜選
択して使用される。また、架橋を促進するために重合開
始剤、重合促進剤、増感剤などを添加されて塗布されて
もよい。塗布方法は特に限定されるものではなく、スピ
ン塗装法、浸漬塗装法、ロールコート法、グラビアコー
ト塗装法、カーテンフロー塗装法などの通常の方法で塗
布できる。
【0022】硬化するには、架橋重合性化合物の種類に
応じた方法で硬化すればよく、例えば紫外線を照射して
紫外硬化する方法、電子線を照射して電子線硬化する方
法、加熱して熱硬化する方法などが挙げられる。かかる
硬化によって、架橋重合性化合物は架橋重合して硬化す
る。
応じた方法で硬化すればよく、例えば紫外線を照射して
紫外硬化する方法、電子線を照射して電子線硬化する方
法、加熱して熱硬化する方法などが挙げられる。かかる
硬化によって、架橋重合性化合物は架橋重合して硬化す
る。
【0023】かくして設けられる架橋樹脂層の厚みは、
通常1〜20μm程度である。1μm未満であれば、得
られる難燃性アクリル系樹脂板に干渉縞が発生し易い傾
向にあり、20μm以上であれば、架橋樹脂層にひびが
入り易くなる傾向にある。
通常1〜20μm程度である。1μm未満であれば、得
られる難燃性アクリル系樹脂板に干渉縞が発生し易い傾
向にあり、20μm以上であれば、架橋樹脂層にひびが
入り易くなる傾向にある。
【0024】架橋樹脂層は、粒子を含有していてもよ
い。かかる粒子としては、例えばコロイド状シリカなど
の無機粒子などが挙げられる。また、得られる難燃性ア
クリル系樹脂板の耐擦傷性、難燃性を損なわない範囲で
紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、染料などの添加
剤を含有していてもよい。かかる粒子や添加剤は架橋重
合性化合物と混合して塗布することができる。
い。かかる粒子としては、例えばコロイド状シリカなど
の無機粒子などが挙げられる。また、得られる難燃性ア
クリル系樹脂板の耐擦傷性、難燃性を損なわない範囲で
紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、染料などの添加
剤を含有していてもよい。かかる粒子や添加剤は架橋重
合性化合物と混合して塗布することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の難燃性アクリル系樹脂板は、難
燃性および耐擦傷性が同時に優れているので、その透明
性を利用して、例えば道路用、鉄道用の遮音板として好
ましく使用し得る。
燃性および耐擦傷性が同時に優れているので、その透明
性を利用して、例えば道路用、鉄道用の遮音板として好
ましく使用し得る。
【0026】
【実施例】以下、実施例により本発明をより詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例により限定されるもので
はない。なお、得られた難燃性アクリル系樹脂板は、以
下の方法により評価した。 (1)難燃性試験 JIS K6911−1979に記載のA法により、3
個一組のサンプルについて難燃性試験を行い、不燃性、
自消性、可燃性の3段階で評価した。 (2)全光線透過率および曇価 JIS K 7105に記載の方法により評価した。 (3)密着性 JIS K 5400に記載の碁盤目テープ法により、
架橋樹脂層に設けた碁盤目100目盛中の剥離数を測定
した。 (4)耐擦傷性 スチールウール硬度およびテーパー摩耗硬度で評価し
た。 (4−1)スチールウール硬度 スチールウールテスター(ダイエイ化学精機社製)を使
用して、スチールウール(#0000番)を用いて、荷
重2kg、往復数10回で擦傷し、架橋樹脂層表面の傷
の有無を肉眼で確認し、以下の基準で評価した。 ○:傷がほとんど見られない ×:多数の傷がついた (4−2)テーパー摩耗硬度 ロータリーアブレージョンテスタ(東洋精機製作所社
製)を用いて、摩耗輪CS−10F、荷重500g、回
転速度70rpmで、500回転させることにより試料
表面を擦傷し、試験前後の曇価を測定した。
するが、本発明はこれら実施例により限定されるもので
はない。なお、得られた難燃性アクリル系樹脂板は、以
下の方法により評価した。 (1)難燃性試験 JIS K6911−1979に記載のA法により、3
個一組のサンプルについて難燃性試験を行い、不燃性、
自消性、可燃性の3段階で評価した。 (2)全光線透過率および曇価 JIS K 7105に記載の方法により評価した。 (3)密着性 JIS K 5400に記載の碁盤目テープ法により、
架橋樹脂層に設けた碁盤目100目盛中の剥離数を測定
した。 (4)耐擦傷性 スチールウール硬度およびテーパー摩耗硬度で評価し
た。 (4−1)スチールウール硬度 スチールウールテスター(ダイエイ化学精機社製)を使
用して、スチールウール(#0000番)を用いて、荷
重2kg、往復数10回で擦傷し、架橋樹脂層表面の傷
の有無を肉眼で確認し、以下の基準で評価した。 ○:傷がほとんど見られない ×:多数の傷がついた (4−2)テーパー摩耗硬度 ロータリーアブレージョンテスタ(東洋精機製作所社
製)を用いて、摩耗輪CS−10F、荷重500g、回
転速度70rpmで、500回転させることにより試料
表面を擦傷し、試験前後の曇価を測定した。
【0027】比較例1 メタクリル酸メチル100重量部、トリメチロールプロ
パントリアクリレート0.1重量部および有機系難燃剤
〔塩素化ポリアルキルホスフェート、商品名CR−38
0、大八化学工業所(株)製〕18重量部の混合物に、
重合開始剤〔2,2’−アゾビスイソブチロニトリル〕
0.08重量部を添加し、脱気した後、塩化ビニル樹脂
製ガスケットを挟んだ2枚のガラス板からなる重合用セ
ルに注入して重合を行った。重合は熱風循環炉において
行い、60℃で10時間、さらに110℃で1時間加熱
重合することによりアクリル系樹脂板を得た。評価結果
を表1に示す。
パントリアクリレート0.1重量部および有機系難燃剤
〔塩素化ポリアルキルホスフェート、商品名CR−38
0、大八化学工業所(株)製〕18重量部の混合物に、
重合開始剤〔2,2’−アゾビスイソブチロニトリル〕
0.08重量部を添加し、脱気した後、塩化ビニル樹脂
製ガスケットを挟んだ2枚のガラス板からなる重合用セ
ルに注入して重合を行った。重合は熱風循環炉において
行い、60℃で10時間、さらに110℃で1時間加熱
重合することによりアクリル系樹脂板を得た。評価結果
を表1に示す。
【0028】実施例1 比較例1で得たアクリル系樹脂板の一方の表面にシラン
系化合物の溶液〔商品名クリスタルコートC−210、
日本エーアールシー(株)製〕をフローコート法により
塗布し、室温で10分間乾燥後、80℃で4時間加熱し
て硬化させて表面に架橋樹脂層〔厚み2〜5μm〕を設
け、難燃性アクリル系樹脂板を得た。この難燃性アクリ
ル樹脂板は、架橋樹脂層に起因する干渉縞は観察されな
かった。評価結果を表1に示す。
系化合物の溶液〔商品名クリスタルコートC−210、
日本エーアールシー(株)製〕をフローコート法により
塗布し、室温で10分間乾燥後、80℃で4時間加熱し
て硬化させて表面に架橋樹脂層〔厚み2〜5μm〕を設
け、難燃性アクリル系樹脂板を得た。この難燃性アクリ
ル樹脂板は、架橋樹脂層に起因する干渉縞は観察されな
かった。評価結果を表1に示す。
【0029】実施例2 比較例1で得たアクリル系樹脂板に、多官能性単量体の
溶液〔アクリル系化合物、商品名コーエイハードM−1
01、広栄化学工業(株)製〕を、引上速度60cm/
分でディップコート法により塗布した。次いで室温で3
0分乾燥し、高圧水銀ランプ紫外線照射機で1.2J/
cm2の紫外線を照射して硬化させて表面に架橋樹脂層
〔厚み4〜5μm〕を設け、難燃性アクリル系樹脂板を
得た。この難燃性アクリル樹脂板は、架橋樹脂層に起因
する干渉縞は観察されなかった。評価結果を表1に示
す。
溶液〔アクリル系化合物、商品名コーエイハードM−1
01、広栄化学工業(株)製〕を、引上速度60cm/
分でディップコート法により塗布した。次いで室温で3
0分乾燥し、高圧水銀ランプ紫外線照射機で1.2J/
cm2の紫外線を照射して硬化させて表面に架橋樹脂層
〔厚み4〜5μm〕を設け、難燃性アクリル系樹脂板を
得た。この難燃性アクリル樹脂板は、架橋樹脂層に起因
する干渉縞は観察されなかった。評価結果を表1に示
す。
【0030】比較例2 比較例1で得たアクリル系樹脂板に代えて、有機系難燃
剤を含まないアクリル系樹脂板〔商品名スミペックス
E、住友化学工業(株)社製〕を用いる以外は実施例1
と同様に操作して、表面に架橋樹脂層〔厚み4〜6μ
m〕、難燃性アクリル系樹脂板を得た。評価結果を表1
に示す。
剤を含まないアクリル系樹脂板〔商品名スミペックス
E、住友化学工業(株)社製〕を用いる以外は実施例1
と同様に操作して、表面に架橋樹脂層〔厚み4〜6μ
m〕、難燃性アクリル系樹脂板を得た。評価結果を表1
に示す。
【0031】
【表1】
Claims (8)
- 【請求項1】有機系難燃剤を含有するアクリル系樹脂板
の少なくとも一方の面に架橋樹脂層が設けられてなる難
燃性アクリル系樹脂板。 - 【請求項2】有機系難燃剤の使用量がアクリル系樹脂1
00重量部あたり5〜25重量部である請求項1に記載
の難燃性アクリル系樹脂板。 - 【請求項3】有機系難燃剤がリン酸エステル系難燃剤で
ある請求項1に記載の難燃性アクリル系樹脂板。 - 【請求項4】アクリル系樹脂板の厚みが1〜30mmで
ある請求項1に記載の難燃性アクリル系樹脂板。 - 【請求項5】架橋樹脂層が架橋重合性化合物が硬化され
てなる層である請求項1に記載の難燃性アクリル系樹脂
板。 - 【請求項6】架橋重合性化合物が、多官能性単量体、シ
ラン系化合物、メラミン系化合物、エポキシ系化合物で
ある請求項5に記載の難燃性アクリル系樹脂板。 - 【請求項7】架橋樹脂層の厚みが1〜20μmである請
求項1に記載の難燃性アクリル系樹脂板。 - 【請求項8】請求項1に記載の難燃性アクリル系樹脂板
からなる遮音板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28952797A JPH11123795A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 難燃性アクリル系樹脂板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28952797A JPH11123795A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 難燃性アクリル系樹脂板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11123795A true JPH11123795A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17744414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28952797A Pending JPH11123795A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 難燃性アクリル系樹脂板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11123795A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101818483A (zh) * | 2010-04-19 | 2010-09-01 | 海盐华帅特塑料电器有限公司 | 透明pmma复合隔音屏障板及其制备方法 |
| JP2012202090A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 透明遮音板およびその製造方法 |
| KR101685674B1 (ko) * | 2015-08-21 | 2016-12-12 | 최헌식 | 난연성 아크릴계 조성물 |
| CN113829706A (zh) * | 2021-09-23 | 2021-12-24 | 珠海市盛西源机电设备有限公司 | 一种阻燃亚克力复合板及其制备方法 |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP28952797A patent/JPH11123795A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101818483A (zh) * | 2010-04-19 | 2010-09-01 | 海盐华帅特塑料电器有限公司 | 透明pmma复合隔音屏障板及其制备方法 |
| JP2012202090A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 透明遮音板およびその製造方法 |
| KR101685674B1 (ko) * | 2015-08-21 | 2016-12-12 | 최헌식 | 난연성 아크릴계 조성물 |
| CN113829706A (zh) * | 2021-09-23 | 2021-12-24 | 珠海市盛西源机电设备有限公司 | 一种阻燃亚克力复合板及其制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040609 |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060301 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060404 |
|
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Effective date: 20070313 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |