JPH11123831A - 静電式インクジェット記録装置 - Google Patents

静電式インクジェット記録装置

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JPH11123831A
JPH11123831A JP29125897A JP29125897A JPH11123831A JP H11123831 A JPH11123831 A JP H11123831A JP 29125897 A JP29125897 A JP 29125897A JP 29125897 A JP29125897 A JP 29125897A JP H11123831 A JPH11123831 A JP H11123831A
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head
ejection
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JP29125897A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Takemoto
人司 竹本
Tadashi Mizoguchi
忠志 溝口
Junichi Suetsugu
淳一 末次
Hitoshi Minemoto
仁史 峯本
Kazuo Shima
和男 島
Yoshihiro Hagiwara
良広 萩原
Toru Yakushiji
徹 薬師寺
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Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】帯電した色材粒子を含んだ顔料系インクに電界
を与え、色材粒子に働くクーロン力によりインク滴を噴
射して記録媒体上に印字を行う静電式インクジェット記
録装置において、吐出電極数や階調数が増加しても、吐
出特性に応じて、各吐出電極に印加する駆動パルス幅を
簡単な回路構成で可変することを可能にし、多数個の吐
出電極に送信する画像データをシリアル転送することに
より信号線の数を減らし、均一なドット径を吐出させて
高品質に出力させる。 【解決手段】この静電式インクジェット記録装置は、電
気泳動電極と、複数の吐出電極と、対向電極と、複数の
吐出電極に与える画像データをシリアルに受信しパラレ
ルに変換するシフトレジスタと、複数の吐出電極の特性
ばらつきに応じて、各吐出電極に印加する駆動パルス幅
を制御できる記録ヘッド駆動手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電式インクジェッ
ト記録装置に関し、特に顔料系インク中の色材粒子を電
気泳動現象により制御するようにした静電式インクジェ
ット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例の静電式インクジェット記録装置
について図6,図7及び図8,図9を参照して説明する。
【0003】図6は電気泳動現象を利用したインクジェ
ット記録装置の概略図、図7は電気泳動現象を利用した
インクジェット記録装置の平面図、図8は電気泳動電極
と吐出電極への印加電圧波形図、図9は抵抗値のばらつ
きを補正する各吐出電極への印加電圧波形である。
【0004】図6及び図7を参照すると、複数の吐出電
極を持った静電式インクジェット記録装置は、顔料系イ
ンク101が満たされているインク室102と、この顔
料系インク101中の色材粒子201をインク吐出口1
04へ集中させるための電気泳動電極103と、インク
吐出口104へ集中した色材粒子201を吐出させ記録
媒体105上に飛翔させるための複数の吐出電極106
と、吐出電極106に対向し記録媒体105の背面に配
設した対向電極107を有している。インク吐出口10
4は各吐出電極106の先端で凸状の顔料系インク10
1の図7に示すメニスカス206ができるように、流路
壁108により各吐出電極毎に仕切られている。インク
室102は、インク供給口109とインク排出口110
とで不図示のインクタンクとチューブにより接続されて
おり、インク室102内のインクに背圧を付与するとと
もにインク室102内の顔料系インク101は強制的に
循環されている。
【0005】次に、図6〜図9を参照して動作について
説明する。本装置は帯電している色材粒子を含んでいる
顔料系インクに電界を加えると色材粒子が電界の下で一
方向に動くという電気泳動現象を利用したものである。
すなわち、電気泳動電極103に一定電圧V1の電圧を
与え、顔料系インク101が満たされているインク室1
02に電界を加えると、顔料系インク101中の色材粒
子201がインク吐出口104へある電気泳動速度で移
動する。インク吐出口104に色材粒子201が移動す
るとメニスカス206が生じる。色材粒子201の吐出
を行う吐出電極106に電圧Vej、時間T25〜10
0%のパルス状の吐出電圧Vejを印加すると、ドライ
バ202がonし、吐出電極106と対向電極107間
に発生する静電界によって色材粒子201は吐出電極1
06の先端部に移動し集中する。色材粒子201は静電
気力によって顔料系インク101の表面張力や粘性力等
に打ち勝って、このパルス状の吐出電圧Vejに同期し
たタイミングで微少な色材粒子201となって吐出電極
106の先端部から飛翔し、記録媒体105上に付着す
る。その後色材粒子201の補給が行われ、このような
動作が繰り返されて記録媒体105上に画像が形成され
る。
【0006】ここで、ヘッド製造工程上、複数の吐出電
極106の抵抗値にばらつきが生じ、吐出特性にばらつ
きが生じた場合の、均一な粒子径を持つ色材粒子201
を吐出させる従来の補正方法について説明する。
【0007】任意のドット径を生成するためには、あら
かじめ、図2に示すようなヘッド抵抗値と印加するパル
ス幅との相関を実験・評価によって算出しておく。そし
て、各吐出電極のヘッド抵抗値を測定し、前述の図2を
基にして各吐出電極に印加するパルス幅を記憶手段(図
示せず)に格納しておく。図7に示す概略回路図におい
て、上位制御部(図示せず)から画像データが送信され
た画像データ制御部205は、各記憶手段から吐出電極
毎に格納されたパルス幅データを読み込み、画像データ
に応じたパルス幅データをパルス幅生成部204に、ま
た、各吐出電極106を駆動するドライバ202をon
・off制御するための画像データをドライバ制御部2
03にそれぞれ送信する。パルス幅データを受信したパ
ルス幅生成部204では、複数の吐出電極106に対し
それぞれの抵抗値に対応したパルス幅を生成し、ドライ
バ202に吐出電圧Vejを供給する。ドライバ制御部
203は、複数の吐出電極106にそれぞれ対応するド
ライバ202を画像データに応じてon・offし、吐
出電極106に吐出電圧Vejを通電する。
【0008】例えば、各吐出電極の抵抗値にばらつきが
あり、吐出電極1が2GΩ,吐出電極2が1GΩ,吐出電
極3が1.5GΩ,……,吐出電極40が2.5GΩであ
った場合、図2により、パルス幅生成部204から吐出
電極それぞれに、15μs,5μs,10μs,……20
μsなるパルス幅を持った吐出電圧がドライバ202に
供給され、ドライバ制御部203によってドライバ20
2がonされて各吐出電極には、パルス幅データに基づ
いた吐出電圧Vejがそれぞれ通電される(図9)。こ
れにより、飛翔する色材粒子201のドット径が均一化
されて、記録媒体105上に付着する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の静電式
インクジェット記録装置は、パルス幅データに基づいて
各吐出電極に与えるパルス幅を変調するパルス幅生成部
が各吐出電極にパラレルに駆動パルスを供給するので、
吐出電極数や階調数が増加するに伴い、複雑且つ大規模
なものとなってしまうという問題点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の静電式インクジ
ェット記録装置は、帯電した色材粒子を含んだ顔料系イ
ンクに電界を与え、前記色材粒子に働くクーロン力によ
りインク滴を噴射して記録媒体上に印字を行う静電式イ
ンクジェット記録装置において、前記色材粒子を電気泳
動現象によりインク吐出口へ集中させるための電気泳動
電極と、前記インク吐出口へ集中した前記色材粒子を吐
出させるための複数の吐出電極と、前記記録媒体を介し
て前記インク吐出口に対向した位置に配設された対向電
極と、前記複数の吐出電極の特性ばらつきに応じてそれ
ぞれに印加するパルス幅を制御された前記複数の吐出電
極駆動パルスを上位装置からシリアルに受信しパラレル
に変換するヘッド駆動手段とを備える。
【0011】また、本発明の静電式インクジェット記録
装置は、パラレル信号となった前記駆動パルスに基づい
てon・off・非接地浮遊(ハイ・インピーダンス)
の制御を行う前記ヘッド駆動手段を備える。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態では、
40個の吐出電極を有するヘッドを例にして説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態の記録ヘッド
駆動手段の概略回路図、図2は吐出電極に印加するパル
ス幅と吐出電極の抵抗値ばらつきとの相関図、図3は記
録ヘッド駆動手段の真理値図、図4は記録ヘッド制御方
法の原理を示す印加電圧波形図、図5は抵抗値ばらつき
補正の記録ヘッド制御方法の印加波形図、図6は電気泳
動現象を利用したインクジェット記録装置の概略図であ
る。
【0014】図6を参照すると、本発明の一実施の形態
の静電式インクジェット記録装置は、帯電した色材粒子
を含んだ顔料系インク101に電界を与え、色材粒子に
働くクーロン力によりインク滴を噴射して記録媒体10
5上に印字を行う静電式インクジェット記録装置であっ
て、色材粒子を電気泳動現象によりインク吐出口104
へ集中させるための電気泳動電極103と、インク吐出
口104へ集中した色材粒子を吐出させるための複数の
吐出電極106と、記録媒体105を介してインク吐出
口104に対向した位置に配設された対向電極107
と、複数の吐出電極106の特性ばらつきに応じてそれ
ぞれに印加するパルス幅を制御された複数の吐出電極1
06駆動パルスを上位装置からシリアルに受信しパラレ
ルに変換する図1に示す記録ヘッド駆動手段とから構成
される。
【0015】図1を参照すると、記録ヘッド駆動手段
は、上位装置(図示せず)から画像データを受信するヘ
ッド制御部51と、ヘッド制御部51から送信されるシ
リアルな画像データをパラレルな画像データに変換する
シフトレジスタ52と、このパラレルな画像データを図
3に示す真理値表に基づいて駆動信号を送信する論理回
路53と、この駆動信号に基づいてヘッド55を駆動す
るヘッドドライバ54とから構成される。
【0016】図1のヘッド制御部51は上位装置(図示
せず)からパルス幅データを含む画像データが送信され
ると、分割された記録周期ごとに、パルス幅データをパ
ルス数に変換したヘッドデータ57とデータ読み取り用
クロック56とを同時にシフトレジスタ52へシリアル
転送する。シフトレジスタ52では順次シリアルで送ら
れて来るヘッドデータ57をパラレル変換し、それぞれ
の出力ポート(Data1〜40)から各吐出電極に対
応した画像データを論理回路53に送信する。論理回路
53は、図3に示す真理値表に基づいてヘッドドライバ
4に駆動信号を送信する。図3の真理値表からも分かる
ように論理回路53では、ヘッド制御部51から送られ
る2つ制御信号(イネーブル信号58、ヘッド通電パル
ス幅信号59)と、シフトレジスタ52から送られてく
る画像データとの論理をとり、各吐出電極に対応したヘ
ッドドライバ54にon・off・非接地浮遊(ハイ・
インピーダンス)の制御を行う。
【0017】図4における記録周期Tは、図5における
(1/5)T1と同じであり、図5にてパルス幅データ
を出力させる本発明の実施の形態の基本動作を図4を用
いて詳細に説明するものである。
【0018】図1の概略ブロック図において、ヘッド制
御部51は上位装置(図示せず)から画像データ(2階
調)を受信すると記録周期Tの開始と同時に、40ノズ
ル分のヘッドデータ57とクロック56とをセットにし
てシフトレジスタ52へ送信する。これに先だって、ヘ
ッド制御部51ではノズルからの不正吐出等を防止する
ために、電源投入時からイネーブル信号58を「L」、
ヘッド通電パルス幅信号59を「H」にして、ヘッドド
ライバ54の出力Out1〜40を全て「L」(0V)
に設定する。
【0019】ヘッドデータを全て送信し終えたヘッド制
御部51は、論理回路53にヘッド通電パルス幅信号5
9にTwなる時間幅を持った「L」パルスを送信する。
論理回路53では、ヘッド制御部51から送信される2
つの制御信号(イネーブル信号58、ヘッド通電パルス
幅信号59)と、シフトレジスタ52から送信される4
0ノズル分のパラレルのヘッドデータData1〜40
との論理をとり、図3の真理値表に基づいた出力を行う
べく、ヘッドドライバ54へ制御信号を送信する。ヘッ
ドドライバ54は、この制御信号に基づき、ヘッド55
に設けられた40個の吐出電極(図示せず)に対し、吐
出電圧Vejの供給・遮断を行う。
【0020】次の周期で新たなヘッドデータを送信する
前に、ヘッド制御部51はイネーブル信号58を「L」
から「H」にすることによって、ヘッドドライバ54を
全て非接地浮遊状態に設定し、この状態を次周期のヘッ
ドデータが送信し終わるTz時間まで保持する。
【0021】次に、図4に示すようなデータが、吐出電
極1及び2に対して送信された場合、各吐出電極にどの
様な出力がなされるかについて説明する。画像データ有
りの吐出電極1は、ヘッド制御部51のヘッド通電パル
ス幅信号59に同期して(図4中部)、電圧Vej,
パルス幅TwなるパルスOut1をヘッド55に出力す
る。次の周期のデータ転送が開始されると同時に(図4
中部)、イネーブル信号58が「L」から「H」に切
り替わることで非接地浮遊状態(図4中斜線部分)に設
定される。しかしながら、吐出電極1はこの非接地浮遊
状態となっても負荷側であるヘッド55内にあるインク
等の容量成分によって充電されているために、次周期の
データ転送期間も電圧Vejを保持した状態で保たれる
(図4中〜の期間)。次周期で画像データ無しとな
った吐出電極1は、ヘッド制御部51からのヘッド通電
パルス幅信号59の「L」パルスによって(図4中
部)、強制的にoffされる。
【0022】吐出電極2は、初めの記録周期Tにおいて
画像データ無しであるので、ヘッド制御部51のヘッド
通電パルス幅信号59が「L」となっても(図4中
部)、吐出電圧Vejは出力されない。よって、次の周
期のデータ転送が開始され(図4中部)、イネーブル
信号が「L」から「H」に切り替わることで非接地浮遊
状態に設定されても、前の周期で充電がなされていない
ので、吐出電極2は電圧0Vを保持した状態で保たれる
(図4中〜の期間)。次周期で画像データ有りとな
った吐出電極2は、ヘッド制御部51からのヘッド通電
パルス幅信号59の「L」パルスによって(図4中
部)、吐出電圧Vejが出力される。
【0023】上述の吐出電極1の動作からも分かるよう
に、本発明の記録ヘッド駆動手段において、画像データ
有りの場合は、ヘッド通電パルス幅信号Twとイネーブ
ル期間Tzを併せた期間(1記録周期)、吐出電圧Ve
jを出力することになる。以上の動作を行いヘッド55
内の吐出電極に吐出電圧Vejを通電することにより、
すでに従来例で説明したような動作を行って色材粒子が
飛翔し、記録媒体に付着して印字が行われる。
【0024】次に本発明の特徴である簡単な回路構成で
複数の吐出電極の抵抗値ばらつきを補正する動作につい
て、図5の印加電圧波形を用いて説明する。ここでは、
例として40個の吐出電極の抵抗値が1.0〜2.5G
Ωの間でばらつきがあり、この吐出電極から10μmの
均一なドット径を吐出させる動作について示す。
【0025】基本的には、図3で説明した印字動作が基
となるが、任意のドット径(例えば10μm)を生成す
るためには、あらかじめ、図2に示すようなヘッド抵抗
値と印加するパルス幅の相関を実験・評価によって算出
しておく必要がある。次に、各吐出電極のヘッド抵抗値
を測定し、均一なドット径を得るために必要なパルス幅
を前述の図2から算出しておき、各吐出電極毎の結果を
記憶手段(図示せず)に予め格納しておく。図1の概略
ブロック図において、上位装置(図示せず)は4段階の
パルス幅データとそれに加えて1以上のダミーデータ
(ここでは1回の画像無しデータ)を、ヘッド制御部5
1に転送する。つまり記録周期Tを4+1の5回に分割
してそれぞれの吐出電極に対応したパルス幅データを送
信する。パルス幅データは、5分割された周期のうち1
回目から4回目の転送までがパルス幅データで、最後の
1回のデータはダミーデータであるために印字周期T1
の最後の(1/5)T1期間は、必ずヘッドへの通電は
offされる。
【0026】ここで、最小となるパルス幅は、使用する
吐出電極の抵抗値ばらつきによって決定されなければな
らなく、図2に示すように抵抗値ばらつきが1.0〜
2.5GΩの範囲であれば、その相関図から、最も低い
抵抗値1GΩ時のパルス幅5μsと言うことになる。こ
れにより、最も長いパルス幅が抵抗値2.5GΩ時の2
0μsであることから、記録周期T1を25μsにし
て、これを5分割することで吐出電極の抵抗値ばらつき
を5μsステップで補正することが可能となる。各吐出
電極の抵抗値は、それぞれ吐出電極1は2GΩ、吐出電
極2は1.5GΩ、吐出電極3は2.5GΩ、……吐出
電極40は1GΩと測定されたならば、図示しない記憶
手段には図2の相関図から、吐出電極1には15μs、
吐出電極2に10μs、吐出電極3に20μs、……吐
出電極40には5μsがそれぞれ格納される。
【0027】図1におけるヘッド制御部51はこれら格
納されたパルス幅データを順次読み出し、吐出電極1の
場合、吐出電圧Vejを15μs[(3/5)T1]な
る幅のパルスを吐出電極に通電するため、5分割された
各周期(1/5)T1のパルス幅データ転送において、
「データ有り(以降onと称す)」「on」「on」
「データ無し(以降offと称す)」と順次送信した
後、ダミーデータ「off」を送信する。各周期のデー
タ転送期間は図3と同様に、イネーブル信号を「L」か
ら「H」にすることによって、ヘッドドライバ54を非
接地浮遊状態(図5中斜線部分)に設定する。これに先
だって、ヘッド制御部51ではノズルからの不正吐出等
を防止するために、電源投入時からイネーブル信号を
「L」、ヘッド通電パルス幅を「H」にして、ヘッドド
ライバ54の出力を全て「L」(0V)に設定してお
く。以上の動作により、吐出電極1は、図5に示すよう
に3×Tw+3×Tzつまり15μs[(3/5)T1]
なる時間幅を持ったパルス幅で吐出電圧Vejが通電さ
れる。
【0028】吐出電極1と同様の操作を行い、吐出電極
2にも5分割された各周期(1/5)T1のデータ転送
において、「on」「on」「off」「off」と順
次送信し、ダミーデータ「off」を送信すれば、図5
に示すように2×Tw+2×Tzつまり10μs[(2/
5)T1]なる時間幅を持ったパルス幅で吐出電圧Ve
jが通電される。
【0029】20μsのパルス幅を通電する吐出電極3
は、データ転送時の全てのデータに「on」を送信し、
最後にダミーデータ「off」を送信すれば、吐出電極
3の出力は図5に示すように4×Tw+4×Tzつまり2
0μs[(4/5)T1]なる時間幅を持ったパルス幅
で吐出電圧Vejが通電される。
【0030】吐出電極40の出力は5分割された各周期
(1/5)T1のデータ転送において、「on」「of
f」「off」「off」とダミーデータ「off」を
順次送信し、1×Tw+1×Tzつまり5μs[(1/
5)T1]なる時間幅を持ったパルス幅で吐出電圧Ve
jが通電される。
【0031】このようにして、吐出電極の抵抗値ばらつ
きを補正する際に、記録周期をm分割してパルス幅デー
タを転送し、ダミーデータとして印字周期の最後に1回
以上転送し、パルス幅データを受信する間、吐出電極を
非接地浮遊状態に制御することによって、吐出電極に吐
出電圧を供給する時間を変調し、インク滴の径を均一化
させることが可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の静電式イ
ンクジェット記録装置は、複数の吐出電極の特性ばらつ
きに応じてそれぞれに印加するパルス幅を制御された複
数の吐出電極駆動パルスを上位装置からシリアルに受信
しパラレルに変換するヘッド駆動手段を有するため、吐
出電極数や階調数が増加しても、抵抗値ばらつき等によ
る吐出特性の変化に応じて各吐出電極に与える駆動パル
スを簡単な回路構成で可変し、均一なドット径を吐出出
来るという効果がある。
【0033】また、多数個の吐出電極に送信する画像デ
ータとパルス幅データは記録周期を階調数に応じて分割
してシリアル転送するため、信号線の数を減らしかつ、
多階調の画像データを印字することを可能とする効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の記録ヘッド駆動手段の
概略回路図である。
【図2】この実施の形態の吐出電極に印加するパルス幅
と吐出電極の抵抗値ばらつきとの相関図である。
【図3】この実施の形態の記録ヘッド駆動手段の真理値
表である。
【図4】この実施の形態の記録ヘッド制御方法の印加電
圧波形図である。
【図5】この実施の形態の記録ヘッド制御方法の抵抗値
ばらつき補正の印加電圧波形図である。
【図6】電気泳動現象を利用したインクジェット記録装
置の概略図である。
【図7】従来のインクジェット記録装置の平面図であ
る。
【図8】従来の吐出電極と電気泳動電極への印加電圧波
形図である。
【図9】従来の抵抗値のばらつきを補正する各吐出電極
への印加電圧波形図である。
【符号の説明】
51 ヘッド制御部 52 シフトレジスタ 53 論理回路 54 ヘッドドライバ 55 ヘッド 56 クロック 57 ヘッドデータ 58 イネーブル信号 59 ヘッド通電パルス幅信号 101 顔料系インク 102 インク室 103 電気泳動電極 104 インク吐出口 105 記録媒体 106 吐出電極 107 対向電極 108 流路壁 109 インク供給口 110 インク排出口
フロントページの続き (72)発明者 峯本 仁史 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内 (72)発明者 島 和男 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内 (72)発明者 萩原 良広 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内 (72)発明者 薬師寺 徹 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電した色材粒子を含んだ顔料系インク
    に電界を与え、前記色材粒子に働くクーロン力によりイ
    ンク滴を噴射して記録媒体上に印字を行う静電式インク
    ジェット記録装置において、前記色材粒子を電気泳動現
    象によりインク吐出口へ集中させるための電気泳動電極
    と、前記インク吐出口へ集中した前記色材粒子を吐出さ
    せるための複数の吐出電極と、前記記録媒体を介して前
    記インク吐出口に対向した位置に配設された対向電極
    と、前記複数の吐出電極の特性ばらつきに応じてそれぞ
    れに印加するパルス幅を制御された前記複数の吐出電極
    駆動パルスを上位装置からシリアルに受信しパラレルに
    変換するヘッド駆動手段とを備えることを特徴とする静
    電式インクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 パラレル信号となった前記駆動パルスに
    基づいてon・off・非接地浮遊(ハイ・インピーダ
    ンス)の制御を行う前記ヘッド駆動手段を備えることを
    特徴とする請求項1記載の静電式インクジェット記録装
    置。
JP29125897A 1997-10-23 1997-10-23 静電式インクジェット記録装置 Pending JPH11123831A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29125897A JPH11123831A (ja) 1997-10-23 1997-10-23 静電式インクジェット記録装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7537299B2 (en) 2004-09-29 2009-05-26 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus, drive signal application method, and liquid ejection method

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