JPH11123943A - 作業機の動力制御装置 - Google Patents
作業機の動力制御装置Info
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- JPH11123943A JPH11123943A JP29420197A JP29420197A JPH11123943A JP H11123943 A JPH11123943 A JP H11123943A JP 29420197 A JP29420197 A JP 29420197A JP 29420197 A JP29420197 A JP 29420197A JP H11123943 A JPH11123943 A JP H11123943A
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- JP
- Japan
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- transmission
- pto shaft
- engine
- transmitted
- driving force
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロータリー耕耘機などの作業機に動力を伝達
するPTO軸の回転駆動力を好適に制御できる動力制御
装置をうることを課題とする。 【解決手段】 前方にエンジンを搭載し、後方に作業機
を装着したトラクター等の走行車両において、エンジン
から主変速装置及び副変速装置を介して伝達される駆動
力により、作業機を駆動するPTO軸が回転駆動される
ように構成する。
するPTO軸の回転駆動力を好適に制御できる動力制御
装置をうることを課題とする。 【解決手段】 前方にエンジンを搭載し、後方に作業機
を装着したトラクター等の走行車両において、エンジン
から主変速装置及び副変速装置を介して伝達される駆動
力により、作業機を駆動するPTO軸が回転駆動される
ように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクター等の走
行車両に連結されて牽引されるロータリー耕耘機などの
作業機に動力を伝達するPTO軸の回転駆動力を制御す
る装置に関するものである。
行車両に連結されて牽引されるロータリー耕耘機などの
作業機に動力を伝達するPTO軸の回転駆動力を制御す
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクター等の走行車両の後方に
連結されて牽引されるロータリー耕耘機等の作業機は、
エンジンから直接伝達される動力によって駆動するPT
O軸の回転駆動力によって作動する。したがって、回転
速度は車速(変速)に関係なく、一定のものが多い。
連結されて牽引されるロータリー耕耘機等の作業機は、
エンジンから直接伝達される動力によって駆動するPT
O軸の回転駆動力によって作動する。したがって、回転
速度は車速(変速)に関係なく、一定のものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業の
高速化によって走行速度範囲が拡大し、条件差等によっ
てPTO軸の速度切換の必要頻度が増加しており、加え
てHSTなどによる無段変速化が増えたために、PTO
軸の車速同調ができないという不具合が発生している。
そして更に、施肥・播種作業などでは、より精度の高い
車速同調が望まれている。そこで、本発明は、ロータリ
ー耕耘機などの作業機に動力を伝達するPTO軸の回転
駆動力を好適に制御できる動力制御装置をうることを目
的とするものである。
高速化によって走行速度範囲が拡大し、条件差等によっ
てPTO軸の速度切換の必要頻度が増加しており、加え
てHSTなどによる無段変速化が増えたために、PTO
軸の車速同調ができないという不具合が発生している。
そして更に、施肥・播種作業などでは、より精度の高い
車速同調が望まれている。そこで、本発明は、ロータリ
ー耕耘機などの作業機に動力を伝達するPTO軸の回転
駆動力を好適に制御できる動力制御装置をうることを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような目
的を達成するため、次のような作業機の動力制御装置を
提供するものである。すなわち、前方にエンジンを搭載
し、後方に作業機を装着したトラクター等の走行車両に
おいて、エンジンから主変速装置及び副変速装置を介し
て伝達される駆動力により、作業機を駆動するPTO軸
が回転駆動されるように構成したことを特徴とする作業
機の動力制御装置である。また、前方にエンジンを搭載
し、後方に作業機を装着したトラクター等の走行車両に
おいて、エンジンからHSTミッションを介して伝達さ
れる駆動力か、エンジンから直接伝達される駆動力か
を、ワンウェイクラッチによって適宜選択して、作業機
を駆動するPTO軸が回転駆動されるように構成したこ
とを特徴とする作業機の動力制御装置であり、前記ワン
ウェイクラッチによって選択された駆動力を、電磁クラ
ッチを介してPTO軸に伝達するように構成したことを
特徴とするものである。
的を達成するため、次のような作業機の動力制御装置を
提供するものである。すなわち、前方にエンジンを搭載
し、後方に作業機を装着したトラクター等の走行車両に
おいて、エンジンから主変速装置及び副変速装置を介し
て伝達される駆動力により、作業機を駆動するPTO軸
が回転駆動されるように構成したことを特徴とする作業
機の動力制御装置である。また、前方にエンジンを搭載
し、後方に作業機を装着したトラクター等の走行車両に
おいて、エンジンからHSTミッションを介して伝達さ
れる駆動力か、エンジンから直接伝達される駆動力か
を、ワンウェイクラッチによって適宜選択して、作業機
を駆動するPTO軸が回転駆動されるように構成したこ
とを特徴とする作業機の動力制御装置であり、前記ワン
ウェイクラッチによって選択された駆動力を、電磁クラ
ッチを介してPTO軸に伝達するように構成したことを
特徴とするものである。
【0005】そして、前方にエンジンを搭載し、後方に
作業機を装着したトラクター等の走行車両において、エ
ンジンから主変速装置及び副変速装置を介して伝達され
る駆動力を、エンジンからHSTミッションを介して伝
達される駆動力にて制御される減速装置によって補正
し、その補正した駆動力により、作業機を駆動するPT
O軸が回転駆動されるように構成したことを特徴とする
作業機の動力制御装置か、又は、前方にエンジンを搭載
し、後方に作業機を装着したトラクター等の走行車両に
おいて、エンジンから主変速装置及び副変速装置を介し
て伝達される駆動力を、走行車両本体又は作業機に取り
付けられた速度センサーによって補正し、その補正した
駆動力により、作業機を駆動するPTO軸が回転駆動さ
れるように構成したことを特徴とする作業機の動力制御
装置である。
作業機を装着したトラクター等の走行車両において、エ
ンジンから主変速装置及び副変速装置を介して伝達され
る駆動力を、エンジンからHSTミッションを介して伝
達される駆動力にて制御される減速装置によって補正
し、その補正した駆動力により、作業機を駆動するPT
O軸が回転駆動されるように構成したことを特徴とする
作業機の動力制御装置か、又は、前方にエンジンを搭載
し、後方に作業機を装着したトラクター等の走行車両に
おいて、エンジンから主変速装置及び副変速装置を介し
て伝達される駆動力を、走行車両本体又は作業機に取り
付けられた速度センサーによって補正し、その補正した
駆動力により、作業機を駆動するPTO軸が回転駆動さ
れるように構成したことを特徴とする作業機の動力制御
装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を基に説明する。まず、図1で示すトラク
ター作業機について説明すると、(1)は走行車両であ
るトラクター本体であり、(2)はトラクター本体
(1)の後部に連結された作業機の一例であるロータリ
ー耕耘機である。(3)は前輪、(4)は後輪であっ
て、トラクター本体(1)の前部に搭載されたエンジン
(5)からクラッチケース(6)内のクラッチ、ミッシ
ョンケース(7)内のミッションを経て動力が伝達され
て駆動するようになっている。また、エンジン(5)か
らクラッチケース(6)内のクラッチ、ミッションケー
ス(7)内のミッションを経てPTO軸(8)に動力が
伝達され、そのPTO軸(8)により、機体後方に連結
されているロータリー耕耘機(2)の耕耘伝動ケース
(9)に軸架された耕耘爪軸(10)が回転駆動されて
耕耘爪(11)が回転するようになっている。
に示す実施例を基に説明する。まず、図1で示すトラク
ター作業機について説明すると、(1)は走行車両であ
るトラクター本体であり、(2)はトラクター本体
(1)の後部に連結された作業機の一例であるロータリ
ー耕耘機である。(3)は前輪、(4)は後輪であっ
て、トラクター本体(1)の前部に搭載されたエンジン
(5)からクラッチケース(6)内のクラッチ、ミッシ
ョンケース(7)内のミッションを経て動力が伝達され
て駆動するようになっている。また、エンジン(5)か
らクラッチケース(6)内のクラッチ、ミッションケー
ス(7)内のミッションを経てPTO軸(8)に動力が
伝達され、そのPTO軸(8)により、機体後方に連結
されているロータリー耕耘機(2)の耕耘伝動ケース
(9)に軸架された耕耘爪軸(10)が回転駆動されて
耕耘爪(11)が回転するようになっている。
【0007】また、ロータリー耕耘機(2)は、昇降用
油圧装置(12)で駆動されて昇降するリフトアーム
(13)の先端に枢着された昇降リンク(14)の下端
が、ロータリー耕耘機(2)の耕耘伝動ケース(9)と
トラクター本体(1)との間を連結しているロワーリン
ク(15)のほぼ中間に枢着され、ロータリー耕耘機
(2)の上部フレーム(16)とトラクター本体(1)
との間がトップリンク(17)で連結されて、リフトア
ーム(13)の上下動によって昇降動するようになって
おり、高さ調節ができるようになっている。なお、この
トップリンク(17)及びロワーリンク(15)はトラ
クター本体(1)及びロータリー耕耘機(2)に対して
回動自在であり、昇降用油圧装置(12)には、エンジ
ン(5)の駆動力によって回転する油圧ポンプ(図示し
ない)から油圧が供給される。また、ロータリー耕耘機
(2)は、一方の昇降リンク(14)に設けられた油圧
シリンダー(18)によって、左右機体幅方向に揺動可
能となっており、左右方向の傾きを変えられるようにな
っている。その他、(19)は操向ハンドルであり、
(20)は操縦席である。
油圧装置(12)で駆動されて昇降するリフトアーム
(13)の先端に枢着された昇降リンク(14)の下端
が、ロータリー耕耘機(2)の耕耘伝動ケース(9)と
トラクター本体(1)との間を連結しているロワーリン
ク(15)のほぼ中間に枢着され、ロータリー耕耘機
(2)の上部フレーム(16)とトラクター本体(1)
との間がトップリンク(17)で連結されて、リフトア
ーム(13)の上下動によって昇降動するようになって
おり、高さ調節ができるようになっている。なお、この
トップリンク(17)及びロワーリンク(15)はトラ
クター本体(1)及びロータリー耕耘機(2)に対して
回動自在であり、昇降用油圧装置(12)には、エンジ
ン(5)の駆動力によって回転する油圧ポンプ(図示し
ない)から油圧が供給される。また、ロータリー耕耘機
(2)は、一方の昇降リンク(14)に設けられた油圧
シリンダー(18)によって、左右機体幅方向に揺動可
能となっており、左右方向の傾きを変えられるようにな
っている。その他、(19)は操向ハンドルであり、
(20)は操縦席である。
【0008】以上のような構成のトラクター作業機にお
いて、次に後輪(4)及びPTO軸(8)へのエンジン
(5)からの動力の伝達経路を説明する。本発明におい
ては、PTO軸(8)を回転駆動する伝動系を走行用副
変速装置(21)の下流側からとるようにしている。す
なわち、PTO軸(8)の動力伝達経路は、図2で示す
ように、エンジン(5)からクラッチケース(6)、主
変速装置(22)、副変速装置(21)を経てPTO変
速装置(23)内のPTO軸(8)に伝達するようにな
っており、後輪(4)の動力伝達経路は、副変速装置
(21)から分岐した前進・後進の切換装置(24)、
デフケース内の差動装置(25)を経て後輪(4)に伝
達されるようになっている。本発明では、このように、
走行用副変速装置(21)の下流側にPTO変速装置
(23)を介してPTO軸(8)を配設し、走行変速に
応じてPTO軸(8)の回転数が変化するように構成す
るとともに、PTO変速装置(23)によってもPTO
軸(8)の回転数が変化するようにしたものである。し
たがって、後進時の場合であっても、PTO軸(8)を
一定方向に回転させられるようになっている。
いて、次に後輪(4)及びPTO軸(8)へのエンジン
(5)からの動力の伝達経路を説明する。本発明におい
ては、PTO軸(8)を回転駆動する伝動系を走行用副
変速装置(21)の下流側からとるようにしている。す
なわち、PTO軸(8)の動力伝達経路は、図2で示す
ように、エンジン(5)からクラッチケース(6)、主
変速装置(22)、副変速装置(21)を経てPTO変
速装置(23)内のPTO軸(8)に伝達するようにな
っており、後輪(4)の動力伝達経路は、副変速装置
(21)から分岐した前進・後進の切換装置(24)、
デフケース内の差動装置(25)を経て後輪(4)に伝
達されるようになっている。本発明では、このように、
走行用副変速装置(21)の下流側にPTO変速装置
(23)を介してPTO軸(8)を配設し、走行変速に
応じてPTO軸(8)の回転数が変化するように構成す
るとともに、PTO変速装置(23)によってもPTO
軸(8)の回転数が変化するようにしたものである。し
たがって、後進時の場合であっても、PTO軸(8)を
一定方向に回転させられるようになっている。
【0009】また、一方、HSTミッションの場合は、
図3で示すように、エンジン(5)からの動力をクラッ
チケース(6)、主クラッチ(26)、HSTポンプ
(27)、HSTモーター(28)、差動装置(25)
を経て後輪(4)に伝達するように構成するとともに、
HSTモーター(28)から更に、ワンウェイクラッチ
(29)、電磁クラッチ(30)を経てPTO変速装置
(23)内のPTO軸(8)に伝達するように構成す
る。そして、そのワンウェイクラッチ(29)によっ
て、主クラッチ(26)から直接伝達されるエンジン直
結の低速一定回転出力と、HSTモーター(28)から
の出力とが選択できるように構成する。
図3で示すように、エンジン(5)からの動力をクラッ
チケース(6)、主クラッチ(26)、HSTポンプ
(27)、HSTモーター(28)、差動装置(25)
を経て後輪(4)に伝達するように構成するとともに、
HSTモーター(28)から更に、ワンウェイクラッチ
(29)、電磁クラッチ(30)を経てPTO変速装置
(23)内のPTO軸(8)に伝達するように構成す
る。そして、そのワンウェイクラッチ(29)によっ
て、主クラッチ(26)から直接伝達されるエンジン直
結の低速一定回転出力と、HSTモーター(28)から
の出力とが選択できるように構成する。
【0010】このように構成された伝達経路によれば、
PTO軸(8)の回転が車速と同調して変速されるよう
になるとともに、超低速時又は後進時の場合に、ワンウ
ェイクラッチ(29)の切り換えによってエンジン
(5)からの一定回転の出力の方をPTO軸(8)に伝
達することができ、低速時における播種機等の搬送性能
の不良を防止できるとともに、後進時の逆回転伝動を防
止することができる。また、このとき、ワンウェイクラ
ッチ(29)からPTO変速装置(23)へ伝達される
経路には電磁クラッチ(30)を配設しているので、H
ST変速がニュートラル時又は後進時には、その電磁ク
ラッチ(30)をOFFにするなどして制御し、PTO
軸(8)の回転を適宜停止させることができるようにな
っている。したがって、作業時の安全性を十分に確保す
ることができるとともに、省エネにもなる。
PTO軸(8)の回転が車速と同調して変速されるよう
になるとともに、超低速時又は後進時の場合に、ワンウ
ェイクラッチ(29)の切り換えによってエンジン
(5)からの一定回転の出力の方をPTO軸(8)に伝
達することができ、低速時における播種機等の搬送性能
の不良を防止できるとともに、後進時の逆回転伝動を防
止することができる。また、このとき、ワンウェイクラ
ッチ(29)からPTO変速装置(23)へ伝達される
経路には電磁クラッチ(30)を配設しているので、H
ST変速がニュートラル時又は後進時には、その電磁ク
ラッチ(30)をOFFにするなどして制御し、PTO
軸(8)の回転を適宜停止させることができるようにな
っている。したがって、作業時の安全性を十分に確保す
ることができるとともに、省エネにもなる。
【0011】また、図2で示した動力伝達経路に、HS
Tポンプ(27)、HSTモーター(28)、遊星減速
装置(32)からなるPTO軸回転補正機構(31)を
設けると、ロータリー耕耘機(2)における耕耘ピッチ
を一定にすることができる。すなわち、図4で示すよう
に、副変速装置(21)の下流側で、かつ、PTO変速
装置(23)の前にリングギヤ(33)からなる遊星減
速装置(32)を配設し、その遊星減速装置(32)の
リングギヤ(33)を主変速装置(22)から主クラッ
チ(26)を介して更に分岐させたHSTポンプ(2
7)、HSTモーター(28)によって作動するように
構成する。このような構成にすると、PTO軸(8)の
回転をHSTモーター(28)で直接駆動することがで
きるようになり、かつ、PTO軸(8)の回転をそのH
STモーター(28)の回転を調整することによって、
適宜補正することができるようになる。したがって、車
速によらず、ロータリー耕耘ピッチを一定にすることが
可能となる。なお、HST変速がニュートラルのときに
は、前述の図2で説明したものと同様になる。
Tポンプ(27)、HSTモーター(28)、遊星減速
装置(32)からなるPTO軸回転補正機構(31)を
設けると、ロータリー耕耘機(2)における耕耘ピッチ
を一定にすることができる。すなわち、図4で示すよう
に、副変速装置(21)の下流側で、かつ、PTO変速
装置(23)の前にリングギヤ(33)からなる遊星減
速装置(32)を配設し、その遊星減速装置(32)の
リングギヤ(33)を主変速装置(22)から主クラッ
チ(26)を介して更に分岐させたHSTポンプ(2
7)、HSTモーター(28)によって作動するように
構成する。このような構成にすると、PTO軸(8)の
回転をHSTモーター(28)で直接駆動することがで
きるようになり、かつ、PTO軸(8)の回転をそのH
STモーター(28)の回転を調整することによって、
適宜補正することができるようになる。したがって、車
速によらず、ロータリー耕耘ピッチを一定にすることが
可能となる。なお、HST変速がニュートラルのときに
は、前述の図2で説明したものと同様になる。
【0012】また、図1で示すように、トラクター本体
(1)あるいはロータリー耕耘機(2)に対地車速計な
どの速度センサー(34)を設け、これによってPTO
軸(8)の回転を更に補正するように構成すると、タイ
ヤスリップや変速段数に関係なく、ロータリー耕耘機
(2)の移動速度に比例したPTO軸(8)の回転制御
ができるようになり、播種、施肥などの作業の精度を向
上させることができる。すなわち、対地速度によってP
TO軸(8)の回転を変速できるため、タイヤスリップ
等に関係なく、ロータリー耕耘ピッチを一定にでき、か
つ、圃場条件や作業目的に応じて、ロータリー耕耘ピッ
チ(PTO軸の回転数)を変更することができるように
なる。なお、速度センサー(34)はトラクター本体
(1)の中央部下面に設置するのが好ましく、レーダー
又は超音波センサーを利用するのが好ましい。このよう
なセンサーにすると、湿田でも検出可能であるし、機体
の揺れによる影響を受けることが少ない。
(1)あるいはロータリー耕耘機(2)に対地車速計な
どの速度センサー(34)を設け、これによってPTO
軸(8)の回転を更に補正するように構成すると、タイ
ヤスリップや変速段数に関係なく、ロータリー耕耘機
(2)の移動速度に比例したPTO軸(8)の回転制御
ができるようになり、播種、施肥などの作業の精度を向
上させることができる。すなわち、対地速度によってP
TO軸(8)の回転を変速できるため、タイヤスリップ
等に関係なく、ロータリー耕耘ピッチを一定にでき、か
つ、圃場条件や作業目的に応じて、ロータリー耕耘ピッ
チ(PTO軸の回転数)を変更することができるように
なる。なお、速度センサー(34)はトラクター本体
(1)の中央部下面に設置するのが好ましく、レーダー
又は超音波センサーを利用するのが好ましい。このよう
なセンサーにすると、湿田でも検出可能であるし、機体
の揺れによる影響を受けることが少ない。
【0013】また、速度センサー(34)の代わりに、
ロータリー耕耘機(2)の前部にゲージホイル(35)
を配設し、そのゲージホイル(35)の回転数を検出し
て速度に換算するものを利用すると、ロータリー耕耘機
(2)が上昇しているとき(ゲージホイル(35)が接
地していないとき)は、PTO軸(8)の回転を停止さ
せるように構成することができる。なお、ゲージホイル
を両サイドに設けて、2つのゲージホイルから回転数を
検出して平均速度を出すことも可能であり、この場合は
旋回作業におけるバラツキを抑制することができる。ま
た、機体側からゲージホイル(35)を支持するように
構成されている場合には、クローラで走行するトラクタ
ー等にも有効となり、スピンターン時にも有効となる。
ロータリー耕耘機(2)の前部にゲージホイル(35)
を配設し、そのゲージホイル(35)の回転数を検出し
て速度に換算するものを利用すると、ロータリー耕耘機
(2)が上昇しているとき(ゲージホイル(35)が接
地していないとき)は、PTO軸(8)の回転を停止さ
せるように構成することができる。なお、ゲージホイル
を両サイドに設けて、2つのゲージホイルから回転数を
検出して平均速度を出すことも可能であり、この場合は
旋回作業におけるバラツキを抑制することができる。ま
た、機体側からゲージホイル(35)を支持するように
構成されている場合には、クローラで走行するトラクタ
ー等にも有効となり、スピンターン時にも有効となる。
【0014】以上、何れにしても、本発明によれば、P
TO軸の回転駆動力を車速に同調させるなどして好適に
制御することができるので、播種・施肥作業等の農作業
を精度よく、最適な状態で行うことが可能となる。ま
た、車速に関係なくPTO軸の回転を制御したり、PT
O軸の回転を適宜補正することも可能になっているの
で、作業範囲を拡大させることができ、作業精度を更に
向上させることができる。なお、本発明は、図示された
ものに限定されるものでないことは言うまでもなく、本
発明の精神の範囲内において、適宜設計変更可能なもの
である。
TO軸の回転駆動力を車速に同調させるなどして好適に
制御することができるので、播種・施肥作業等の農作業
を精度よく、最適な状態で行うことが可能となる。ま
た、車速に関係なくPTO軸の回転を制御したり、PT
O軸の回転を適宜補正することも可能になっているの
で、作業範囲を拡大させることができ、作業精度を更に
向上させることができる。なお、本発明は、図示された
ものに限定されるものでないことは言うまでもなく、本
発明の精神の範囲内において、適宜設計変更可能なもの
である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、エンジンから主変速装
置及び副変速装置を介して伝達される駆動力により、作
業機を駆動するPTO軸が回転駆動されるように構成し
たので、車速に同調させてPTO軸の回転を制御するこ
とができるようになり、播種・施肥作業等が精度よく行
えるようになる。また、HSTミッションの場合は、エ
ンジンからHSTミッションを介して伝達される駆動力
か、エンジンから直接伝達される駆動力かを、ワンウェ
イクラッチによって選択して、作業機を駆動するPTO
軸が回転駆動されるように構成したので、車速に同調さ
せてPTO軸の回転を制御できるようになるとともに、
車速に関係なくPTO軸の回転を制御することもできる
ようになり、より作業範囲を拡大させることができる。
そして、ワンウェイクラッチによって選択された駆動力
を、電磁クラッチを介してPTO軸に伝達するように構
成したので、HSTニュートラル時や後進時にはPTO
軸への伝達を絶つことができて安全であり、省エネにも
つながる。
置及び副変速装置を介して伝達される駆動力により、作
業機を駆動するPTO軸が回転駆動されるように構成し
たので、車速に同調させてPTO軸の回転を制御するこ
とができるようになり、播種・施肥作業等が精度よく行
えるようになる。また、HSTミッションの場合は、エ
ンジンからHSTミッションを介して伝達される駆動力
か、エンジンから直接伝達される駆動力かを、ワンウェ
イクラッチによって選択して、作業機を駆動するPTO
軸が回転駆動されるように構成したので、車速に同調さ
せてPTO軸の回転を制御できるようになるとともに、
車速に関係なくPTO軸の回転を制御することもできる
ようになり、より作業範囲を拡大させることができる。
そして、ワンウェイクラッチによって選択された駆動力
を、電磁クラッチを介してPTO軸に伝達するように構
成したので、HSTニュートラル時や後進時にはPTO
軸への伝達を絶つことができて安全であり、省エネにも
つながる。
【0016】また、エンジンから主変速装置及び副変速
装置を介して伝達される駆動力を、エンジンからHST
ミッションを介して伝達される駆動力にて制御される減
速装置によって補正し、その補正した駆動力により、作
業機を駆動するPTO軸が回転駆動されるように構成す
るか、更に又、エンジンから主変速装置及び副変速装置
を介して伝達される駆動力を、走行車両本体又は作業機
に取り付けられた速度センサーによって補正し、その補
正した駆動力により、作業機を駆動するPTO軸が回転
駆動されるように構成したので、より作業精度を向上さ
せることが可能となった。
装置を介して伝達される駆動力を、エンジンからHST
ミッションを介して伝達される駆動力にて制御される減
速装置によって補正し、その補正した駆動力により、作
業機を駆動するPTO軸が回転駆動されるように構成す
るか、更に又、エンジンから主変速装置及び副変速装置
を介して伝達される駆動力を、走行車両本体又は作業機
に取り付けられた速度センサーによって補正し、その補
正した駆動力により、作業機を駆動するPTO軸が回転
駆動されるように構成したので、より作業精度を向上さ
せることが可能となった。
【図1】トラクター作業機の全体側面図
【図2】動力の伝達経路を表す伝動機構図
【図3】HSTミッションを備えた動力の伝達経路を表
す伝動機構図
す伝動機構図
【図4】補正機構を備えた動力の伝達経路を表す伝動機
構図
構図
1 トラクター本体 2 ロータリー耕耘機 3 前輪 4 後輪 5 エンジン 6 クラッチケース 7 ミッションケース 8 PTO軸 9 耕耘伝動ケース 10 耕耘爪軸 11 耕耘爪 12 昇降用油圧装置 13 リフトアーム 14 昇降リンク 15 ロワーリンク 16 上部フレーム 17 トップリンク 18 油圧シリンダー 19 操向ハンドル 20 操縦席 21 副変速装置 22 主変速装置 23 PTO変速装置 24 切換装置 25 差動装置 26 主クラッチ 27 HSTポンプ 28 HSTモーター 29 ワンウェイクラッチ 30 電磁クラッチ 31 PTO軸回転補正機構 32 遊星減速装置 33 リングギヤ 34 速度センサー 35 ゲージホイル
Claims (5)
- 【請求項1】 前方にエンジンを搭載し、後方に作業機
を装着したトラクター等の走行車両において、エンジン
から主変速装置及び副変速装置を介して伝達される駆動
力により、作業機を駆動するPTO軸が回転駆動される
ように構成したことを特徴とする作業機の動力制御装
置。 - 【請求項2】 前方にエンジンを搭載し、後方に作業機
を装着したトラクター等の走行車両において、エンジン
からHSTミッションを介して伝達される駆動力か、エ
ンジンから直接伝達される駆動力かを、ワンウェイクラ
ッチによって選択して、作業機を駆動するPTO軸が回
転駆動されるように構成したことを特徴とする作業機の
動力制御装置。 - 【請求項3】 前記ワンウェイクラッチによって選択さ
れた駆動力を、電磁クラッチを介してPTO軸に伝達す
るように構成したことを特徴とする請求項2に記載の作
業機の動力制御装置。 - 【請求項4】 前方にエンジンを搭載し、後方に作業機
を装着したトラクター等の走行車両において、エンジン
から主変速装置及び副変速装置を介して伝達される駆動
力を、エンジンからHSTミッションを介して伝達され
る駆動力にて制御される減速装置によって補正し、その
補正した駆動力により、作業機を駆動するPTO軸が回
転駆動されるように構成したことを特徴とする作業機の
動力制御装置。 - 【請求項5】 前方にエンジンを搭載し、後方に作業機
を装着したトラクター等の走行車両において、エンジン
から主変速装置及び副変速装置を介して伝達される駆動
力を、走行車両本体又は作業機に取り付けられた速度セ
ンサーによって補正し、その補正した駆動力により、作
業機を駆動するPTO軸が回転駆動されるように構成し
たことを特徴とする作業機の動力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29420197A JPH11123943A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 作業機の動力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29420197A JPH11123943A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 作業機の動力制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11123943A true JPH11123943A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17804636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29420197A Withdrawn JPH11123943A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 作業機の動力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11123943A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101810070A (zh) * | 2010-03-24 | 2010-08-25 | 福州昌华动力机械有限公司 | 微耕机系统与微耕机 |
| JP2016167998A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | 松山株式会社 | 畦塗り機 |
| KR20210056311A (ko) * | 2019-10-11 | 2021-05-18 | 주식회사 티와이엠 | 농업용 무인 주행본체 |
-
1997
- 1997-10-27 JP JP29420197A patent/JPH11123943A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101810070A (zh) * | 2010-03-24 | 2010-08-25 | 福州昌华动力机械有限公司 | 微耕机系统与微耕机 |
| JP2016167998A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | 松山株式会社 | 畦塗り機 |
| KR20210056311A (ko) * | 2019-10-11 | 2021-05-18 | 주식회사 티와이엠 | 농업용 무인 주행본체 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |