JPH11124766A - ウエブの熱処理装置 - Google Patents

ウエブの熱処理装置

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JPH11124766A
JPH11124766A JP28551597A JP28551597A JPH11124766A JP H11124766 A JPH11124766 A JP H11124766A JP 28551597 A JP28551597 A JP 28551597A JP 28551597 A JP28551597 A JP 28551597A JP H11124766 A JPH11124766 A JP H11124766A
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heat treatment
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rolls
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Akihiko Kimura
明彦 木村
Takafumi Yoshikawa
卓文 吉川
Akira Kawai
明 河井
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Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるオーバーフィード状態の設定が必要な
ウエブを同時に熱処理可能な熱処理装置を提供する。 【解決手段】 搬入ロール38及び搬出ロール48をそ
れぞれ左右に分割し、それぞれの分割ロール62,6
4,80,82で、2本のウエブに対し異なるオーバー
フィード量を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織物、編み物等の
布帛やその他の長尺状物のウエブを乾燥等する熱処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記ウエブを乾燥させる熱処理装置10
0としては、図8に示すように、走行する上下一対の搬
送ネット102,104の間にウエブWを配して搬送さ
せつつ熱風を当てて乾燥させるテンションレス型熱処理
装置が使用されている(実開昭62−110294
号)。
【0003】上下一対の搬送ネット102,104にウ
エブWを配する場合には、ウエブWの走行速度を搬送ネ
ット102,104の走行速度よりも速くして、ウエブ
Wにテンションがかからないようにした、いわゆるオー
バーフィード状態で乾燥させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウエブWの
一つである綿ニットの乾燥の場合には、数本同時に乾燥
させる場合がある。この場合に、同一の種類の綿ニット
を乾燥させる場合には問題はないが、オーバーフィード
量の設定が異なる綿ニットを数本同時に乾燥させること
は、上記熱処理装置100においてはできない。
【0005】すなわち、図8の熱処理装置100である
と、オーバーフィード量の設定は同一であり、設定の異
なる綿ニットを乾燥させる場合には、その種類毎にオー
バーフィード量の設定を変えて行う必要があり、その作
業が繁雑であった。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、異な
るオーバーフィード状態の設定が必要なウエブを同時に
乾燥等の熱処理可能な熱処理装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の熱処
理装置は、熱処理室内部を前後方向に走行する上下一対
の搬送用ネットと、前記上下一対の搬送用ネットの間を
オーバフイード状態で前後方向に走行するウエブへ熱風
を噴射するノズルとを有するウエブの熱処理装置におい
て、ウエブをオーバフィード量で走行させるロールを左
右方向に複数並列させ、前記複数のロールをそれぞれ異
なる回転速度で回転させるロール回転手段を設けたもの
である。
【0008】請求項2のウエブの熱処理装置は、請求項
1のものにおいて、前記上下一対の搬送用ネットを左右
方向に複数並列させ、前記複数の上下一対の搬送用ネッ
トをそれぞれ異なる走行速度で走行させるネット走行手
段を設けたものである。
【0009】請求項1のウエブの熱処理装置は、左右方
向に複数並列させたロールのそれぞれに、異なるオーバ
ーフィード量の設定が必要なウエブを搬送させることに
より、上下一対の搬送用ネットの間でそれぞれの異なる
オーバーフィード量を与えることができる。
【0010】請求項2のウエブの熱処理装置であると、
オーバーフィード量だけでなく、上下一対の搬送用ネッ
トの走行速度もそれぞれ変化させることができるため、
さらにそれぞれの性質に合ったウエブの乾燥等の熱処理
を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】第1の実施例 本発明の第1の実施例の熱処理装置10を図1〜図4に
基づいて説明する。
【0012】図1は、熱処理装置10の要部の斜視図で
あり、図2は、熱処理装置10の縦断面図であり、図3
は、図2におけるA−A断面図である。
【0013】図2に示すように、熱処理装置10は、熱
処理を行うための熱処理室12と、熱処理室12の前部
に設けられている搬入室14と、その後部に設けられて
いる搬出室16とよりなる。熱処理室12内部には、前
後方向に上下一対のノズル18,20が設けられてい
る。この上下一対のノズル18,20は、それぞれ上下
が千鳥状になるように配されている。なお、搬入室14
及び搬出室16は、部屋の構成ではなく、枠組みからな
る架台でもよい。
【0014】上ノズル18の上下には、エンドレス状の
上搬送ネット22が設けられている。搬入室14及び搬
出室16には、上搬送用ネット22を走行させるための
上駆動ロール24,26がそれぞれ設けられている。
【0015】下ノズル24の上下には、エンドレス状の
下搬送用ネット28が配されている。搬入室14及び搬
出室16には、下搬送用ネット28を走行させるための
下駆動ロール30,32が設けられている。
【0016】搬入室14の天井面には、布帛等のウエブ
を搬入するための搬入口34が設けられ、搬入室14内
部には搬入口34から上下一対の搬送用ネット22,2
8にウエブを案内するための案内板36が設けられてい
る。また、搬入口34の外部上方には、ウエブを搬入口
34に案内するための搬入ロール37,38が設けられ
ている。
【0017】搬出口16の天井面にはウエブを搬出する
ための搬出口42が設けられ、搬出室16の内部には、
搬出口42にウエブを案内するための案内板44と搬出
ロール46が設けられている。また、搬出口42の外部
上方にはウエブを搬出するための搬出ロール48が設け
られている。
【0018】次に、図3に基づいて、熱風の吹き出し構
造について説明する。
【0019】図3に示すように、上下一対のノズル1
8,20は、右端部においてダクト50で連結されてい
る。ダクト50の上部には、遠心式ファン52が設けら
れている。そして、このファン52の下面に設けられて
いる吹出口からダクト50に空気が送られる。
【0020】ダクト50を通り、上下一対のノズル1
8,20から吹き出された熱風は、上ノズル18の下方
に設けられた吹出口54と、下ノズル20の上面に設け
られた吹出口56からウエブへ向かって吹き出される。
ウエブに当たって跳ね返った熱風(以下、リターンエア
ーという)は、熱処理室12の天井面に流れ、エアーフ
ィルター58を通りヒータ60に至る。ヒータ60にお
いて再び加熱され、天井面に沿って流れてファン52の
側面に設けられた空気流入口に流れる。以上により、フ
ァン52によって熱処理室12内部で熱風が循環する。
【0021】次に、図1,4,5に基づいて搬入ロール
38,37及び搬出ロール46,48の構造について説
明する。
【0022】駆動する搬入ロール38は、図4に示すよ
うに、左右方向に並列した2つの左分割ロール62と右
分割ロール64とよりなる。左右分割ロール62,64
は、回転軸66と同心状に設けられているが、右分割ロ
ール64は回転軸66に固定して設けられているのに対
し、左分割ロール62はベアリング68,70を介して
取り付けられている。そして、回転軸66の右端部には
右チェーンホイール72が設けられ、左分割ロール62
の左端部には左チェーンホイール74が設けられてい
る。右チェーンホイール72にはチェーンを介して右分
割ロール用の右モータ76が設けられ、左チェーンホイ
ール74には、チェーンを介して左分割ロール62用の
左モータ78が設けられている。これにより、右モータ
76を駆動させると、右分割ロール64のみが回転し、
左モータ78を駆動させると、左分割ロール62のみが
回転する。
【0023】以上は、搬入ロール38の構造について示
したが、駆動する搬出ロール48も同様な構造をなし、
左分割ロール80と右分割ロール82とより構成され、
それぞれ左モータ84と右モータ86とにより独立して
回転できる。
【0024】他動の搬入ロール37は、図5に示すよう
に、左右方向に並列した2つの左分割ロール37aと右
分割ロール37bとよりなる。左右分割ロール37a,
37bは、回転軸41と同心状に設けられ、左右分割ロ
ール37a,37bはそれぞれ独立して回転する。
【0025】他動の搬出ロール46も、搬入ロール37
と同様の構造である。
【0026】次に、図1に基づいて、上駆動ロール2
4,26及び下駆動ロール30,32及び上下一対の搬
送用ネット22,28の構造について説明する。
【0027】上駆動ロール24及び下駆動ロール30
も、搬入ロール38と同様の構造で左右方向に分割して
設けられ、不図示の左右一対のモータによってそれぞれ
独立して回転させることができる。また、上駆動ロール
26及び下駆動ロール32も、搬入ロール37と同様の
構造で左右方向に分割して設けられ、他動でそれぞれ独
立して回転させることができる。また、上下上搬送用ネ
ット22,28も左右方向に分割して設けられている。
そして、左側のウエブW1は、上左搬送用ネット22a
と下左搬送用ネット28aとの間で搬送され、右側のウ
エブW2は、上右搬送用ネット22bと下右搬送用ネッ
ト28bとの間で搬送される。
【0028】上記構成の熱処理装置10を使用して、同
時に2枚のウエブW1,W2を乾燥する場合について説
明する。
【0029】左側のウエブW1は、搬入ロール38の左
分割ロール62を経て、上左搬送用ネット22aと下左
搬送用ネット28aとの間を通り、搬出ロール48の左
分割ロール80から搬送される。この場合に、オーバー
フィード量は、左分割ロール62と上下左搬送用ネット
22a,28aの速度の差によって決定する。具体的に
は、左分割ロール62の速度を左搬送用ネット22a,
28aの速度よりも速くし、左分割ロール80の速度
は、左分割ロール62の速度と同等または遅くする。ま
た、搬送速度も上左搬送用ネット22aと下左搬送用ネ
ット28aとの走行速度によって決定する。
【0030】右側のウエブW2は、搬入ロール48の右
分割ロール64を経て、上右搬送用ネット22bと下右
搬送用ネット28bとの間を通り、搬出ロール48の右
分割ロール82から搬出する。この場合に、ウエブW2
のオーバーフィード量は右分割ロール64と上下搬送用
ネット22b,28bの速度の差によって決定し、搬送
速度も上右搬送用ネット22bと下右搬送用ネット28
bの走行速度によって決定する。
【0031】以上の熱処理装置10であると、上下一対
のノズル18,20から噴射されている熱風の量は同様
であっても、オーバーフィード量及び搬送速度がウエブ
W1とウエブW2とでは異なるため、同時に異なる乾燥
条件を持つウエブを乾燥させることができる。例えば、
乾燥の速いウエブと乾燥の遅いウエブを乾燥させる場合
には、乾燥の速いものについては搬送速度を速くし、乾
燥の遅いものについては搬送を遅くする。一方、オーバ
ーフィード量を多くする必要があるウエブについては、
オーバーフィード量をそのウエブだけ多く取ることもで
きる。
【0032】なお、上記の熱処理装置においては、同一
のウエブを乾燥させることも可能である。この場合には
全てのロールの回転速度を同じにすれば熱処理は可能と
なる。
【0033】第2の実施例 図6は第2の実施例の熱処理装置10の斜視図であり、
第1の実施例と異なる点は、上下搬送用ネット88,9
0が第1の実施例のように左右方向に分割されていない
点にある。
【0034】この場合には、ウエブの搬送速度を左右方
向で変えることはできないが、オーバーフィード量を左
右方向で調整することが可能となる。
【0035】第3の実施例 図7は、第3の実施例の熱処理装置10の縦断面図であ
り、第1の実施例の熱処理装置10と異なる点は、上下
搬送用ネット94,96,98が上下3段に設けられて
おり、搬入室14の天井面からウエブを搬入し、底面か
ら搬出する構造となっている。そして、第1の実施例に
おける搬出室16がウエブの折り返しを行うための折り
返し室92となっている。
【0036】変 更 例 上記各実施例では、上下搬送用ネット、搬入ロール、搬
出ロールを左右方向に2つに分割したが、これに限らず
3つ以上に分割して、3本以上のウエブを同じ熱処理室
内で熱処理することも可能である。
【0037】
【発明の効果】請求項1のウエブの熱処理装置である
と、ウエブをオーバーフィード状態で走行させるロール
を左右方向に複数並列させることにより、複数のウエブ
を異なるオーバーフィード状態で同時に走行させて熱処
理できる。
【0038】請求項2のウエブの熱処理装置であると、
上下一対の搬送用ネットをそれぞれ左右方向に複数列設
けることにより、複数のウエブをそれぞれ異なる搬送速
度で搬送させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す熱処理装置の要部
斜視図である。
【図2】熱処理装置の縦断面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】駆動する搬入ロールの縦断面図である。
【図5】他動の搬入ロールの縦断面図である。
【図6】第2の実施例の熱処理装置の要部の斜視図であ
る。
【図7】第3の実施例の熱処理装置の縦断面図である。
【図8】従来の熱処理装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 熱処理装置 12 熱処理室 18 上ノズル 20 下ノズル 22a 上左搬送用ネット 22b 上右搬送用ネット 28a 下左搬送用ネット 28b 下右搬送用ネット 38 搬入ロール 48 搬出ロール 62 左分割ロール 64 右分割ロール 80 左分割ロール 82 右分割ロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱処理室内部を前後方向に走行する上下一
    対の搬送用ネットと、 前記上下一対の搬送用ネットの間をオーバフイード状態
    で前後方向に走行するウエブへ熱風を噴射するノズルと
    を有するウエブの熱処理装置において、 ウエブをオーバフィード状態で走行させるロールを左右
    方向に複数並列させ、 前記複数のロールをそれぞれ異なる回転速度で回転させ
    るロール回転手段を設けたことを特徴とするウエブの熱
    処理装置。
  2. 【請求項2】前記上下一対の搬送用ネットを左右方向に
    複数並列させ、 前記複数の上下一対の搬送用ネットをそれぞれ異なる走
    行速度で走行させるネット走行手段を設けたことを特徴
    とする請求項1記載のウエブの熱処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20250192138A1 (en) * 2019-05-30 2025-06-12 Enevate Corporation Direct coating of electrodes in silicon-dominant anode cells

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20250192138A1 (en) * 2019-05-30 2025-06-12 Enevate Corporation Direct coating of electrodes in silicon-dominant anode cells

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