JPH11125134A - エンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents

エンジンの燃料噴射制御装置

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JPH11125134A
JPH11125134A JP29097197A JP29097197A JPH11125134A JP H11125134 A JPH11125134 A JP H11125134A JP 29097197 A JP29097197 A JP 29097197A JP 29097197 A JP29097197 A JP 29097197A JP H11125134 A JPH11125134 A JP H11125134A
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JP
Japan
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fuel injection
fuel
nozzle
value
engine
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Application number
JP29097197A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kukida
寛 久木田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料性状に応じて最適な燃料噴射が行われる
エンジンの燃料噴射制御装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 燃料圧力により開弁して燃料を燃焼室に
噴射する燃料噴射ノズル11と、燃料噴射ノズル11に
燃料を圧送する燃料噴射ポンプ1と、燃料噴射ノズル1
1の開度を検出するノズルリフトセンサ12とを備え、
ノズルリフトセンサ12の検出値に基づき燃料の粘度特
性を含む燃料性状を推定し、燃料性状の推定結果に基づ
いて燃料噴射ポンプの作動を制御するコントロールユニ
ット18を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの燃料噴
射制御装置において、燃料性状に応じて燃料噴射特性を
維持する改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から燃料噴射量、燃料噴射時期を目
標値に一致させるように、燃料噴射ポンプの作動をマイ
コンを用いて制御する電子制御式のディーゼルエンジン
があった。
【0003】しかしながら、電子制御式のディーゼルエ
ンジンにあっても、給油される燃料の種類等によって燃
料の粘度特性が変わる場合、燃料噴射量や燃料噴射時期
が当該の要求値からずれてしまい、エンジンの発生出力
等所定の性能が得られない可能性があった。
【0004】この対策として、従来から燃料噴射ポンプ
等の作動状態に基づいて燃料の粘度特性を推定し、燃料
の粘度特性を反映させて燃料噴射ポンプの作動を制御す
るものがある(特開平7−174040号公報、参照)。
【0005】また、燃料噴射ポンプの吐出圧を検出する
圧力センサを設け、この検出値に基づいて燃料噴射ポン
プの作動を制御するものがある(特開平7−11951
6号公報、特開平6−229304公報、参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃料噴
射ポンプ等の作動状態に基づいて燃料の粘度特性を推定
する場合、エンジンの負荷条件を検出するために例えば
車両のエアコンスイッチやパワステスイッチ等を設ける
必要があり、システムの複雑化を招く。
【0007】また、燃料噴射ポンプの吐出圧を検出する
圧力センサを設ける場合、燃料噴射ポンプの作動を制御
する演算が複雑化するという問題点が考えられる。
【0008】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、燃料性状に応じて最適な燃料噴射が行われる
エンジンの燃料噴射制御装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のエンジ
ンの燃料噴射制御装置は、燃料圧力により開弁して燃料
を燃焼室に噴射する燃料噴射ノズルと、燃料噴射ノズル
に燃料を圧送する燃料噴射ポンプと、燃料噴射ノズルの
開度を検出するノズルリフトセンサと、ノズルリフトセ
ンサの検出値に基づき燃料の粘度特性を含む燃料性状を
推定する手段と、燃料性状の推定結果に基づいて燃料噴
射ポンプの作動を制御する手段とを備えるものとした。
【0010】請求項2に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置は、燃料圧力により開弁して燃料を燃焼室に噴射す
る燃料噴射ノズルと、燃料噴射ノズルに燃料を圧送する
燃料噴射ポンプと、エンジンの運転条件に応じて燃料噴
射ポンプの作動を制御する手段と、燃料噴射ノズルの開
度を検出するノズルリフトセンサと、ノズルリフトセン
サの検出値に基づいて燃料噴射量相当値Sを算出する手
段と、燃料噴射量の指令値の変化量|Q1−Q2|に対す
る燃料噴射量相当値Sの変化量|S1−S2|の変化率α
をα=|S1−S2|/|Q1−Q2|として算出する手段
と、算出された変化率αを所定値K1と比較して燃料の
粘度特性を含む燃料性状を推定する手段と、燃料性状の
推定結果に基づいて燃料噴射ポンプの作動を制御するマ
ップを切換える手段とを備えるものとした。
【0011】請求項3に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置は、燃料圧力により開弁して燃料を燃焼室に噴射す
る燃料噴射ノズルと、燃料噴射ノズルに燃料を圧送する
燃料噴射ポンプと、エンジンの運転条件に応じて燃料噴
射ポンプの作動を制御する手段と、燃料噴射ノズルの開
度を検出するノズルリフトセンサと、ノズルリフトセン
サの検出値に基づいて燃料噴射量相当値Sを算出する手
段と、燃料噴射量の指令値の変化量|Q1−Q2|に対す
る燃料噴射量相当値Sの変化量|S1−S2|の変化率α
をα=|S1−S2|/|Q1−Q2|として算出する手段
と、算出された変化率αを所定値K2と比較して燃料噴
射ポンプの異常が発生したかどうかを判定する手段とを
備えるものとした。
【0012】請求項4に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置は、燃料圧力により開弁して燃料を燃焼室に噴射す
る燃料噴射ノズルと、燃料噴射ノズルに燃料を圧送する
燃料噴射ポンプと、エンジンの運転条件に応じて燃料噴
射ポンプの作動を制御する手段と、燃料噴射ノズルの開
度を検出するノズルリフトセンサと、ノズルリフトセン
サの検出値に基づいて燃料噴射量相当値Sを算出する手
段と、燃料噴射量の指令値の変化量|Q1−Q2|に対す
る燃料噴射量相当値Sの変化量|S1−S2|の変化率α
をα=|S1−S2|/|Q1−Q2|として算出する手段
と、算出された変化率αに基づいて燃料噴射量または燃
料噴射時期の目標値を算出する手段とを備えるものとし
た。
【0013】請求項5に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置は、燃料圧力により開弁して燃料を燃焼室に噴射す
る燃料噴射ノズルと、燃料噴射ノズルに燃料を圧送する
燃料噴射ポンプと、エンジンの運転条件に応じて燃料噴
射ポンプの作動を制御する手段と、燃料噴射ノズルの開
度を検出するノズルリフトセンサと、ノズルリフトセン
サの検出値に基づいて燃料噴射量相当値Sを算出する手
段と、燃料噴射量の指令値の変化量|Q1−Q2|に対す
る燃料噴射量相当値Sの変化量|S1−S2|の変化率α
をα=|S1−S2|/|Q1−Q2|として算出する手段
と、算出された変化率αの変動量α2−α1に基づいて燃
料の粘度特性を含む燃料性状を推定する手段とを備え、
燃料性状の推定結果に基づいて燃料噴射ポンプの作動を
制御するマップを切換える手段とを備えるものとした。
【0014】請求項6に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置は、請求項2から5のいずれか一つに記載の発明に
おいて、前記燃料噴射量相当値Sのサンプリングを所定
時間内に行うものとした。
【0015】請求項7に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置は、請求項2から6のいずれか一つに記載の発明に
おいて、前記燃料噴射量相当値Sはノズルリフトセンサ
の出力電圧Vを積分した値とした。
【0016】請求項8に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置は、請求項7に記載の発明において、前記燃料噴射
量相当値Sはノズルリフトセンサの出力電圧Vが所定値
を超えた値を積分した値とした。
【0017】請求項9に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置は、請求項2から6のいずれか一つに記載の発明に
おいて、前記燃料噴射量相当値Sはノズルリフトセンサ
の出力電圧Vが所定値を超える時間とした。
【0018】請求項10に記載のエンジンの燃料噴射制
御装置は、請求項2から9のいずれか一つに記載の発明
において、前記燃料噴射量相当値Sは複数のサンプリン
グ値を平均した値とするものとした。
【0019】請求項11に記載のエンジンの燃料噴射制
御装置は、請求項2から10のいずれか一つに記載の発
明において、前記変化率αの比較条件を燃料温度Tfに
応じて応じて補正するものとした。
【0020】
【発明の作用および効果】請求項1に記載のエンジンの
燃料噴射制御装置において、ノズルリフトセンサの検出
値に基づき燃料の粘度特性を含む燃料性状を推定し、燃
料性状の推定結果に基づいて燃料噴射ポンプの作動を制
御する。
【0021】これにより、燃料噴射ポンプに供給される
燃料性状に応じて燃料噴射量または燃料噴射時期がずれ
ることを防ぎ、エンジン出力等所定の性能維持が可能と
なる。
【0022】また、車両のエアコンやパワステの作動に
よるエンジンの負荷変動があっても、燃料性状の推定を
行うことができるので、例えば車両のパワステスイッチ
等の構成部品を増やすことなく実施でき、また燃料噴射
ポンプの作動を制御する演算を簡素化することができ
る。
【0023】請求項2に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置において、ノズルリフトセンサの検出値に基づいて
燃料噴射量相当値Sを算出し、燃料噴射量の指令値Qに
対する燃料噴射量相当値Sの変化率αをα=|S1−S2
|/|Q1−Q2|を算出する。
【0024】変化率αは燃料噴射ポンプ内の燃料洩れ量
に応じて変化するため、変化率αを所定値K1と比較し
て燃料の粘度特性を含む燃料性状を推定し、この推定値
に基づいて目標燃料噴射量または目標燃料噴射時期等を
設定したマップを切換えて燃料噴射ポンプの作動を制御
する。
【0025】これにより、燃料噴射ポンプに供給される
燃料の種類等に応じて燃料噴射量または燃料噴射時期が
ずれることを防ぎ、エンジン出力等所定の性能維持が可
能となる。
【0026】請求項3に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置において、ノズルリフトセンサの検出値に基づいて
燃料噴射量相当値Sを算出し、燃料噴射量の指令値Qに
対する燃料噴射量相当値Sの変化率αをα=|S1−S2
|/|Q1−Q2|を算出する。
【0027】変化率αは燃料噴射ポンプ内の燃料洩れ量
に応じて変化するため、変化率αを所定値K2と比較し
て燃料噴射ポンプの異常が発生したかどうかを的確に判
定でき、フェイルセーフがはかれる。
【0028】請求項4に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置において、ノズルリフトセンサの検出値に基づいて
燃料噴射量相当値Sを算出し、燃料噴射量の指令値Qに
対する燃料噴射量相当値Sの変化率αをα=|S1−S2
|/|Q1−Q2|を算出する。
【0029】変化率αに基づいて燃料噴射量または燃料
噴射時期の目標値を算出して燃料噴射ポンプの作動を制
御する。
【0030】これにより、燃料粘度の変化に対応して燃
料噴射量と燃料噴射時期をきめ細かに制御することがで
き、エンジン出力等所定の性能維持が可能となる。
【0031】請求項5に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置において、ノズルリフトセンサの検出値に基づいて
燃料噴射量相当値Sを算出し、燃料噴射量の指令値Qに
対する燃料噴射量相当値Sの変化率αをα=|S1−S2
|/|Q1−Q2|を算出する。
【0032】変化率αは燃料噴射ポンプ内の燃料洩れ量
に応じて変化するため、変化率αの変動量α2−α1に基
づいて燃料の粘度特性を含む燃料性状を推定し、この推
定値に基づいて目標燃料噴射量または目標燃料噴射時期
等を設定したマップを切換えて燃料噴射ポンプの作動を
制御する。
【0033】これにより、燃料噴射ポンプに供給される
燃料の種類等に応じて燃料噴射量または燃料噴射時期が
ずれることを防ぎ、エンジン出力等所定の性能維持が可
能となる。
【0034】請求項6に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置において、燃料噴射量相当値Sのサンプリングを所
定時間内に行うことにより、燃料温度の変化によって燃
料性状を推定する精度等が悪化することを回避できる。
【0035】請求項7に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置において、燃料噴射量相当値Sをノズルリフトセン
サの出力電圧Vを積分して求めることにより、高い精度
で燃料性状を推定できる。
【0036】請求項8に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置において、燃料性状の変化によってノズルリフトセ
ンサの出力電圧Vが大きく変化する電圧が高い部分の波
形を用いて燃料噴射量相当値Sを求めることにより、燃
料性状を推定する精度を高められる。
【0037】請求項9に記載のエンジンの燃料噴射制御
装置において、燃料噴射量相当値Sをノズルリフトセン
サの出力電圧Vが所定値を超える時間として算出するこ
とにより、演算の簡素化がはかれる。
【0038】請求項10に記載のエンジンの燃料噴射制
御装置において、燃料噴射量相当値Sは複数のサンプリ
ング値を平均して求めることにより、燃料性状を推定す
る精度を高められる。
【0039】請求項11に記載のエンジンの燃料噴射制
御装置において、前記変化率αの比較条件を燃料温度T
fに応じて応じて補正することにより、冷間時や暖機中
のような燃料温度変化が大きい運転条件においても燃料
性状の推定等を行うことができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0041】まず、図1にディーゼルエンジンの燃料噴
射システムを示す。
【0042】図1において、エンジン回転に同期して回
転駆動される燃料噴射ポンプ1の入力軸6aには、燃料
を予圧するフィードポンプ6が取付けられ、さらに同軸
上には入力軸6aと同一的に回転すると共に、軸方向に
往復運動するように連結されたプランジャ2が配置され
る。
【0043】フィードポンプ6はポンプ室7に加圧した
燃料を送り出し、かつ余剰燃料は図示しない燃料タンク
へと還流され、ポンプ室7の圧力を一定に維持する。
【0044】プランジャ2には気筒数に対応したカム山
をもつフェイスカム2aが同軸に設けられ、フェイスカ
ム2aがローラ8aに乗り上げる毎にプランジャ2が軸
方向に往復運動する。例えば6気筒エンジンならば、入
力軸6aが1回転すると、この間にフェイスカム2aが
6回だけローラ8aに乗り上げ、プランジャ2が6回往
復運動する。プランジャ2が往復運動すると、その都
度、プランジャ室2bに燃料を吸込み、加圧する。な
お、2kはフェイスカム2aに対抗してプランジャ2を
押し戻すリタンースプリングである。
【0045】プランジャ2の伸び出し行程において、プ
ランジャ室2bには、前記ポンプ室7からの燃料が、燃
料停止弁10及びプランジャ2に設けたスリット2jを
経由して吸入される。
【0046】これに対して、プランジャ2の圧縮行程で
プランジャ高圧室2bの加圧燃料を各気筒の燃料噴射ノ
ズル11に圧送するため、プランジャ2の軸心に沿っ
て、プランジャ高圧室2bと連通する連通路2cが形成
され、この連通路2cの途中から高圧通路2dが半径方
向に分岐している。またプランジャ2を径方向に貫通す
るカットオフポート2eが連通路2cの先端部から分岐
している。
【0047】プランジャ2の回転位置に応じて高圧通路
2dと選択的に接続するように、プランジャ2の周囲の
シリンダ2fの内周には、ディーゼルエンジンの気筒数
に対応した数のポート2gが均等に配置され、各ポート
2gにはそれぞれデリバリバルブ2h(1つだけしか図
示していない)が接続し、このデリバリバルブ2hから
燃料噴射ノズル11へと燃料が圧送される。
【0048】プランジャ2は1回転する度に6回往復
し、その都度吸入した燃料を加圧するが、加圧燃料が連
通路2cから高圧通路2dに押し込まれ、このときプラ
ンジャ2の回転位置により連通するポート2gに加圧燃
料が送り込まれ、対応するデリバリバルブ2hを介して
燃料噴射ノズル11に燃料が圧送される。
【0049】一方、プランジャ2の外周にはコントロー
ルスリーブ3が摺動自在に嵌合し、通常は前記放出通路
2eを被覆して閉じているが、プランジャ2の圧縮方向
への移動により、やがて放出通路2eを解放する。これ
により、プランジャ室2bの圧力が解放され、デリバリ
バルブ2hから燃料噴射ノズル11への燃料の圧送が終
了する。
【0050】燃料噴射ノズル11はデリバリバルブ2h
から燃料が圧送されることにより図示しないニードルが
リフトして噴口を開き、噴口から各気筒に燃料を直接噴
射する。
【0051】したがって、燃料噴射ノズル11に送り込
まれる燃料量は、コントロールスリーブ3の位置により
変化し、プランジャ2の圧縮方向への移動時に、早期に
放出通路2eを解放すれば、燃料噴射量は少なく、逆に
放出通路2eの解放時期が遅くなると、燃料噴射量は多
くなる。
【0052】この燃料噴射量を制御するため、コントロ
ールスリーブ3の位置を自由に変化させるロータリソレ
ノイド4が設けられる。このロータリソレノイド4には
マイコン等を主体とするコントロールユニット18から
の燃料の噴射信号が供給され、これに応じてコントロー
ルスリーブ3の位置を変える。なお、コントロールスリ
ーブ3の位置は位置センサ5によって検出され、コント
ロールユニット18にフィードバックされる。
【0053】次に、前記したフェイスカム2aが乗り上
げるローラ8aは、タイマピストン8によって、そのフ
ェイスカム2aの円周方向の位置が制御される。なお、
図示したタイマピストン8は、説明の便宜上、実際の位
置から90度だけ回転させてある。タイマピストン8の
両側には、低圧室8bと高圧室8cとが設けられ、高圧
室8cの圧力は、コントロールバルブ9によって高圧燃
料の一部を低圧室8bに逃がす量を制御することにより
調整され、これによってタイマピストン8の位置が変化
する。
【0054】タイマピストン8の位置が変化し、フェイ
スカム2aの回転方向にローラ8aの位置を進めると、
フェイスカム2aがローラ8aに乗り上げる位置が相対
的に遅れ、プランジャ2による燃料の加圧開始時期、つ
まり燃料の噴射時期が遅くなり、逆にフェイスカム2a
の回転と反対方向にローラ8aの位置を遅らせると、プ
ランジャ2による加圧開始時期が早まり、燃料噴射時期
が早くなる。
【0055】前記したコントロールユニット18からの
信号により、運転状態に応じてコントロールバルブ9の
作動が制御され、タイマピストン8の位置が調整され、
燃料噴射時期が進角、遅角制御される。
【0056】なお、コントロールユニット18には、燃
料噴射ノズル11の開弁時期を検出するノズルリフトセ
ンサ12と、燃料噴射ポンプ1に供給される燃料温度を
検出する燃料温度センサ15と、エンジン冷却水温を検
出する冷却水温センサ13と、アクセル開度を検出する
アクセル開度センサ16と、ポンプ回転数を検出する回
転数センサ14などからの信号が入力し、これらに基づ
いて、上記した燃料噴射量、噴射時期の制御信号を演算
し、出力する。
【0057】ノズルリフトセンサ12は燃料噴射ノズル
11に装着され、ニードルのリフトに伴って圧縮される
圧電素子によって構成され、ニードルのリフト量に応じ
た信号を出力する。
【0058】そして本発明の要旨とするところである
が、コントロールユニット18は、ノズルリフトセンサ
12の出力に基づき燃料の粘度特性を推定し、この推定
値に基づいてアクセル開度およびエンジン回転数に応じ
た目標燃料噴射量と目標燃料噴射時期をそれぞれ設定し
たマップを切換えて、コントロールスリーブ3の目標位
置と、タイマピストン8の目標位置をそれぞれ制御す
る。これにより、使用される燃料の粘度特性に応じて実
際の燃料噴射量または燃料噴射時期が変化することを防
ぐようになっている。
【0059】ノズルリフトセンサ12の出力電圧Vを積
分した値を燃料噴射量相当値Sとして算出し、燃料噴射
量の指令値Qに対する実際の燃料噴射量相当値Sの変化
率αをα=|S1−S2|/|Q1−Q2|を算出する。変
化率αに応じて燃料の粘度特性を推定し、燃料の粘度に
応じて目標とする燃料噴射量と燃料噴射時期を修正し、
コントロールスリーブ3の目標位置と、タイマピストン
8の目標位置をそれぞれ制御する。
【0060】図2に同一運転条件において燃料の種類を
変えた場合のノズルリフトセンサ12の出力電圧Vの波
形を示している。図中実線で示す出力波形は、JIS規
格の特3号軽油を用いた場合の出力波形を図中破線で示
し、2号軽油が用いられた場合を実線で示す。これによ
り、燃料粘度の低い特3軽油が2号軽油に比べてノズル
リフトセンサ12の出力波形が小さくなることがわか
る。すなわち、ノズルリフトセンサ12の出力電圧Vを
積分した燃料噴射量相当値S(出力波形の面積)が燃料
粘度の低下によって小さくなる。これは、特3軽油が2
号軽油に比べて粘度が低下することにより、燃料噴射ポ
ンプ1のプランジャ2の圧縮行程で燃料噴射ノズル11
に送られずにポンプ室7に漏れ出す燃料量が多くなるた
めである。
【0061】図3は、燃料噴射量の指令値Qに対して燃
料噴射量相当値Sが変化する特性を示している。図中実
線で示す特性は、JIS規格の2号軽油を用いた場合で
あり、特3軽油が用いられた場合を破線で示す。燃料粘
度の低い特3軽油が2号軽油に比べて傾きが大きい。す
なわち、指令値Qに対する燃料噴射量相当値Sの変化率
αは、燃料粘度の低下によって大きくなる。これは、コ
ントロールスリーブ3が移動して放出通路2eの開口面
積が増える場合、燃料粘度の低い特3軽油の方が2号軽
油に比べて放出通路2eからポンプ室7に逃がされる燃
料量が多くなり、プランジャ2のまわりの隙間を通って
ポンプ室7に漏れる燃料量の影響が小さくなるためであ
る。
【0062】したがって、燃料噴射量の指令値Qに対す
る実際の燃料噴射量相当値Sの変化率αに応じて燃料の
粘度特性を的確に推定することができる。こうして推定
された燃料の粘度に応じてコントロールスリーブ3の目
標位置とタイマピストン8の目標位置をそれぞれ修正す
ることにより、燃料噴射量と燃料噴射時期をそれぞれ所
期の目標値に近づけ、エンジンの発生出力等の所定の性
能維持が可能となる。
【0063】本実施形態において、燃料噴射量相当値S
はノズルリフトセンサ12の出力電圧Vを積分した値で
あるが、ノズルリフトセンサ12の出力電圧Vが所定値
を超えた値を積分してもよい。燃料粘度の変化によって
出力電圧Vが大きく変化する電圧が高い部分の波形を用
いることにより、燃料粘度の推定精度を高められる。
【0064】さらに、ノズルリフトセンサ12の出力電
圧Vが所定値を超える時間を燃料噴射量相当値Sと算出
して、演算の簡素化をはかることも可能である。
【0065】また、ノズルリフトセンサ12のかわりに
デリバリバルブ2hから燃料噴射ノズル11へ導かれる
燃料圧力を検出する圧力センサを設け、圧力センサの出
力に基づき燃料の粘度特性を推定してもよい。
【0066】なお、燃料噴射量相当値Sは複数のサンプ
リング値を平均して求めて、燃料粘度の推定精度を高め
ることも可能である。
【0067】図4〜図6のフローチャートは燃料の粘度
特性に対応して燃料噴射量と燃料噴射時期を制御する一
連のルーチンを示しており、コントロールユニット18
において一定周期で実行される。
【0068】図4に示すルーチンについて説明すると、
まずステップ1でエンジン始動後に所定時間(例えば数
十秒)が経過したかどうかを判定する。
【0069】この条件が満たされた場合、ステップ2に
進んで、エンジン回転数Nが所定の低回転数域N1<N
<N2にあるかどうかを判定する。N1は例えばアイドル
負荷回転数の800rpmとし、N2は1200rpm
にする。
【0070】この条件が満たされた場合、ステップ3に
進んで、燃料噴射量の指令値Q1を読込む。続いてステ
ップ4に進んで、指令値Q1がQL<Q1<QHの範囲にあ
るかどうかを判定する。
【0071】この条件が満たされた場合、ステップ5に
進んで、ノズルリフトセンサ12の出力電圧Vを積分し
て実際の燃料噴射量相当値S1を算出する。
【0072】次に図5に示すルーチンについて説明する
と、まず、ステップ11にて、前記ルーチンで燃料噴射
量相当値S1を算出してから経過した運転時間tが所定
値t0より短いかどうかを判定する。経過した運転時間
tがt0を超えた場合、燃料温度が大きく変化している
可能性があるので、本ルーチンを終了する。これによ
り、燃料温度の変化によって燃料粘度を推定する精度が
悪化することを回避できる。
【0073】この条件が満たされた場合、ステップ12
でエンジン回転数Nが所定の低回転数域N3<N<N4
あるかどうかを判定する。N3は前記N2より高い150
0rpmとし、N3はエンジンの最高許容回転数とす
る。
【0074】この条件が満たされた場合、ステップ13
に進んで、燃料噴射量の指令値Q2を読込む。続いてス
テップ14に進んで、指令値Q2がQL<Q2<QHの範囲
にあるかどうかを判定する。
【0075】この条件が満たされた場合、ステップ15
に進んで、今回Q2と前回のQ1の差|Q2−Q1|が所定
値ΔQより大きいかどうかを判定する。
【0076】この条件が満たされた場合、ステップ16
に進んで、ノズルリフトセンサ12の出力電圧Vを積分
して実際の燃料噴射量相当値S2を算出する。
【0077】次に図6に示すルーチンについて説明する
と、まずステップ20で指令値Qに対する燃料噴射量相
当値Sの変化率αをα=|S1−S2|/|Q1−Q2|と
して算出する。
【0078】続いてステップ21に進んで、変化率αの
比較条件となる所定値K1とK2を予め設定された各テー
ブルに基づき燃料温度Tfに応じて検索する。図示しな
いテーブルには、燃料温度Tfに応じた所定値K1とK2
が計測誤差等を考慮して設定されている。
【0079】続いてステップ22に進んで、算出された
変化率αが所定値K1より小さいかどうかを判定する。
【0080】変化率αが所定値K1より小さいと判定さ
れた場合、ステップ23に進んで、αが所定値K2より
小さいかどうかを判定する。ここでαが所定値K2より
小さいと判定された場合、ステップ26に進んで燃料噴
射ポンプ1の異常時と判定する。K2はK1より小さい値
で、プランジャ2まわりの隙間等からポンプ室7に漏れ
出す燃料量が異常に増えたことを判定できる。
【0081】変化率αが所定値K1より小さくかつ所定
値K2以上と判定された場合、特3号軽油が使用されて
いるものと推定し、ステップ24に進んで、特3号軽油
に対応して予め設定された燃料噴射量マップおよび燃料
噴射時期マップに切換えて、本ルーチンを終了する。
【0082】一方、変化率αが所定値K1以上と判定さ
れた場合、2号軽油が使用されているものと推定し、ス
テップ25に進んで、2号軽油に対応して予め設定され
た燃料噴射量マップおよび燃料噴射時期マップに切換え
て、本ルーチンを終了する。
【0083】2号軽油に対応する燃料噴射量マップは特
3号軽油に対応する燃料噴射量マップに比べて、プラン
ジャ2の圧縮行程に漏れる燃料量を見越して目標燃料噴
射量が増加して設定されている。このため、タンクに給
油される燃料が2号軽油から特3号軽油に変わっても、
燃料噴射量を適正に制御することができ、エンジン出力
等所定の性能維持が可能となる。
【0084】所定値K1とK2を燃料温度Tfに応じて応
じて補正することにより、冷間時や暖機中のような燃料
温度変化が大きい運転条件においても燃料性状を推定で
きる。
【0085】なお、他の実施の形態として、変化率αに
基づく燃料性状の推定等を燃料温度Tfが50°<Tf
<70°の平衡温度範囲にある条件に限定して行っても
よい。この場合、所定値K1とK2を燃料温度Tfに応じ
て応じて補正する必要はない。
【0086】他の実施の形態として、コントロールユニ
ット18は、変化率αに基づいて目標とする燃料噴射量
および燃料噴射時期を修正し、コントロールスリーブ3
の目標位置と、タイマピストン8の目標位置を制御して
もよい。
【0087】図7のフローチャートは燃料の粘度特性に
対応して燃料噴射量を制御するルーチンを示しており、
コントロールユニット18において一定周期で実行され
る。
【0088】これについて説明すると、まずステップ3
1で指令値Qに対する燃料噴射量相当値Sの変化率αを
α=|S1−S2|/|Q1−Q2|として算出する。
【0089】続いてステップ32に進んで、算出された
変化率αに基づいて予め設定された目標燃料噴射量Q’
を補正するとともに、変化率αに基づいて予め設定され
た目標燃料噴射時期IT’を補正して、本ルーチンを終
了する。
【0090】この場合、タンクで異なる種類の燃料が混
合して燃料噴射ポンプ1に供給されたり、エンジンの運
転中に燃料温度が変化するのに伴って燃料粘度が変化す
るが、こうした燃料粘度の変化に対応して燃料噴射量と
燃料噴射時期をきめ細かに制御することができ、エンジ
ン出力等所定の性能維持が可能となる。
【0091】さらに他の実施形態として、コントロール
ユニット18は、変化率αを所定時間が経過する毎に算
出し、変化率αの変動量に基づき燃料の粘度特性を推定
し、この推定値に基づいてアクセル開度およびエンジン
回転数に応じた目標燃料噴射量と目標燃料噴射時期を設
定したマップを切換えて、コントロールスリーブ3の目
標位置と、タイマピストン8の目標位置をそれぞれ制御
してもよい。
【0092】図8のフローチャートは燃料の粘度特性に
対応して燃料噴射量を制御するルーチンを示しており、
コントロールユニット18において一定周期で実行され
る。
【0093】これについて説明すると、まずステップ4
1で指令値Qに対する燃料噴射量相当値Sの変化率α1
をα1=|S1−S2|/|Q1−Q2|として算出する。
【0094】続いてステップ42に進んで、前回の変化
率αを算出してから所定時間が経過したかどうかを判定
する。所定時間が経過した場合、ステップ43に進ん
で、指令値Qに対する燃料噴射量相当値Sの変化率α2
をα2=|S1−S2|/|Q1−Q2|として算出する。
【0095】続いてステップ44に進んで、変化率αの
比較条件となる所定値θとθ’を予め設定された各テー
ブルに基づき燃料温度Tfに応じて検索する。図示しな
い各テーブルには、燃料温度Tfに応じた所定値θと
θ’が計測誤差等を考慮して設定されている。
【0096】続いてステップ45に進んで、2つの変化
率α2とα1の差α2−α1が所定値θより大きいかどうか
を判定する。
【0097】α2−α1が所定値θより大きい場合、2号
軽油が使用されているものと推定し、ステップ48に進
んで、2号軽油に対応して予め設定された燃料噴射量マ
ップおよび燃料噴射時期マップに切換えて、本ルーチン
を終了する。
【0098】α2−α1が所定値θ以下の場合、α2−α1
が所定値θ’より小さいかどうかを判定する。
【0099】α2−α1が所定値θ’より小さい場合、特
3号軽油が使用されているものと推定し、ステップ47
に進んで、特3号軽油に対応して予め設定された燃料噴
射量マップおよび燃料噴射時期マップに切換えて、本ル
ーチンを終了する。
【0100】所定値θとθ’を燃料温度Tfに応じて応
じて補正することにより、冷間時や暖機中のような燃料
温度変化が大きい運転条件においても燃料性状を推定で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す燃料噴射装置のシステ
ム図。
【図2】同じくノズルリフトセンサの出力波形図。
【図3】同じく指令値Qに対する燃料噴射量相当値Sの
特性図。
【図4】同じく燃料の粘度特性を推定するためのフロー
チャート。
【図5】同じく燃料の粘度特性を推定するためのフロー
チャート。
【図6】同じ燃料の粘度特性に応じて燃料噴射量を制御
するためのフローチャート。
【図7】他の実施形態を示す燃料の粘度特性に応じて燃
料噴射量を制御するためのフローチャート。
【図8】さらに他の実施形態を示す燃料の粘度特性に応
じて燃料噴射量を制御するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 燃料噴射ポンプ 2 プランジャ 3 コントロールスリーブ 4 ロータリソレノイド 8 タイマピストン 9 コントロールバルブ 11 燃料噴射ノズル 12 ノズルリフトセンサ 13 冷却水温センサ 14 回転数センサ 15 燃料温度センサ 16 アクセル開度センサ 18 コントロールユニット

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料圧力により開弁して燃料を燃焼室に噴
    射する燃料噴射ノズルと、 燃料噴射ノズルに燃料を圧送する燃料噴射ポンプと、 燃料噴射ノズルの開度を検出するノズルリフトセンサ
    と、 ノズルリフトセンサの検出値に基づき燃料の粘度特性を
    含む燃料性状を推定する手段と、 燃料性状の推定結果に基づいて燃料噴射ポンプの作動を
    制御する手段と、 を備えたことを特徴とするエンジンの燃料噴射制御装
    置。
  2. 【請求項2】燃料圧力により開弁して燃料を燃焼室に噴
    射する燃料噴射ノズルと、 燃料噴射ノズルに燃料を圧送する燃料噴射ポンプと、 エンジンの運転条件に応じて燃料噴射ポンプの作動を制
    御する手段と、 燃料噴射ノズルの開度を検出するノズルリフトセンサ
    と、 ノズルリフトセンサの検出値に基づいて燃料噴射量相当
    値Sを算出する手段と、 燃料噴射量の指令値の変化量|Q1−Q2|に対する燃料
    噴射量相当値Sの変化量|S1−S2|の変化率αをα=
    |S1−S2|/|Q1−Q2|として算出する手段と、 算出された変化率αを所定値K1と比較して燃料の粘度
    特性を含む燃料性状を推定する手段とを備え、 燃料性状の推定結果に基づいて燃料噴射ポンプの作動を
    制御するマップを切換える手段と、 を備えたことを特徴とするエンジンの燃料噴射制御装
    置。
  3. 【請求項3】燃料圧力により開弁して燃料を燃焼室に噴
    射する燃料噴射ノズルと、 燃料噴射ノズルに燃料を圧送する燃料噴射ポンプと、 エンジンの運転条件に応じて燃料噴射ポンプの作動を制
    御する手段と、 燃料噴射ノズルの開度を検出するノズルリフトセンサ
    と、 ノズルリフトセンサの検出値に基づいて燃料噴射量相当
    値Sを算出する手段と、 燃料噴射量の指令値の変化量|Q1−Q2|に対する燃料
    噴射量相当値Sの変化量|S1−S2|の変化率αをα=
    |S1−S2|/|Q1−Q2|として算出する手段と、 算出された変化率αを所定値K2と比較して燃料噴射ポ
    ンプの異常が発生したかどうかを判定する手段と、 を備えたことを特徴とするエンジンの燃料噴射制御装
    置。
  4. 【請求項4】燃料圧力により開弁して燃料を燃焼室に噴
    射する燃料噴射ノズルと、 燃料噴射ノズルに燃料を圧送する燃料噴射ポンプと、 エンジンの運転条件に応じて燃料噴射ポンプの作動を制
    御する手段と、 燃料噴射ノズルの開度を検出するノズルリフトセンサ
    と、 ノズルリフトセンサの検出値に基づいて燃料噴射量相当
    値Sを算出する手段と、 燃料噴射量の指令値の変化量|Q1−Q2|に対する燃料
    噴射量相当値Sの変化量|S1−S2|の変化率αをα=
    |S1−S2|/|Q1−Q2|として算出する手段と、 算出された変化率αに基づいて燃料噴射量または燃料噴
    射時期の目標値を算出する手段と、 を備えたことを特徴とするエンジンの燃料噴射制御装
    置。
  5. 【請求項5】燃料圧力により開弁して燃料を燃焼室に噴
    射する燃料噴射ノズルと、 燃料噴射ノズルに燃料を圧送する燃料噴射ポンプと、 エンジンの運転条件に応じて燃料噴射ポンプの作動を制
    御する手段と、 燃料噴射ノズルの開度を検出するノズルリフトセンサ
    と、 ノズルリフトセンサの検出値に基づいて燃料噴射量相当
    値Sを算出する手段と、 燃料噴射量の指令値の変化量|Q1−Q2|に対する燃料
    噴射量相当値Sの変化量|S1−S2|の変化率αをα=
    |S1−S2|/|Q1−Q2|として算出する手段と、 算出された変化率αの変動量α2−α1に基づいて燃料の
    粘度特性を含む燃料性状を推定する手段とを備え、 燃料性状の推定結果に基づいて燃料噴射ポンプの作動を
    制御するマップを切換える手段と、 を備えたことを特徴とするエンジンの燃料噴射制御装
    置。
  6. 【請求項6】前記燃料噴射量相当値Sのサンプリングを
    所定時間内に行うことを特徴とする請求項2から5のい
    ずれか一つに記載のエンジンの燃料噴射制御装置。
  7. 【請求項7】前記燃料噴射量相当値Sはノズルリフトセ
    ンサの出力電圧Vを積分した値としたことを特徴とする
    請求項2から6のいずれか一つに記載のエンジンの燃料
    噴射制御装置。
  8. 【請求項8】前記燃料噴射量相当値Sはノズルリフトセ
    ンサの出力電圧Vが所定値を超えた値を積分した値とし
    たことを特徴とする請求項7に記載のエンジンの燃料噴
    射制御装置。
  9. 【請求項9】前記燃料噴射量相当値Sはノズルリフトセ
    ンサの出力電圧Vが所定値を超える時間としたことを特
    徴とする請求項2から6のいずれか一つに記載のエンジ
    ンの燃料噴射制御装置。
  10. 【請求項10】前記燃料噴射量相当値Sは複数のサンプ
    リング値を平均した値としたことを特徴とする請求項2
    から9のいずれか一つに記載のエンジンの燃料噴射制御
    装置。
  11. 【請求項11】前記変化率αの比較条件を燃料温度Tf
    に応じて応じて補正することを特徴とする請求項2から
    10のいずれか一つに記載のエンジンの燃料噴射制御装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010134150A1 (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 トヨタ自動車株式会社 燃料粘度検出装置
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