JPH11127100A - マンホール型基地局及びこれを備えた移動通信システム並びに該移動通信システムにおけるハンドオフ制御方法 - Google Patents

マンホール型基地局及びこれを備えた移動通信システム並びに該移動通信システムにおけるハンドオフ制御方法

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JPH11127100A
JPH11127100A JP9287285A JP28728597A JPH11127100A JP H11127100 A JPH11127100 A JP H11127100A JP 9287285 A JP9287285 A JP 9287285A JP 28728597 A JP28728597 A JP 28728597A JP H11127100 A JPH11127100 A JP H11127100A
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  • Details Of Aerials (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より広いサービスエリアを確保することがで
きるとともに、マンホール蓋上に障害物が存在した場合
において生じる、サービスエリアの縮小や通信の中断等
の不具合をすばやく回避する。 【解決手段】 送受信アンテナ11が設けられた空間を
形成する壁部15は、基地局装置12からマンホール蓋
10の上面部に向かってその空間が広がるような傾斜を
有しており、この傾斜角度を、サービスエリアの大きさ
に応じて変える。また、圧力センサ17や電波センサ1
8を用いて、マンホール蓋10上に障害物が存在するこ
とを検出した場合に、基地局における電界強度の計算や
処理を行うことなく、移動局に対する通信動作の制御を
他の基地局に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
に関し、特に、道路に敷設されたマンホール蓋に基地局
を有する移動通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、移動通信システムにおける基
地局においては、電波伝搬距離を確保するため、見通し
の効くような地上高の高い所に送受信アンテナが設置さ
れ、それにより、当該基地局のサービスエリアをできる
だけ広く確保し、基地局の数を抑えて置局設計が行われ
てきた。
【0003】しかし、近年の移動通信システムの普及に
伴い、マイクロセル方式の移動通信システムが普及して
きており、周波数資源の有効利用に合わせて小さなサー
ビスエリアをカバーする基地局を多数設置する必要性が
生じてきた。
【0004】その結果、基地局や基地局用送受信アンテ
ナの設置場所を確保することが困難になってきており、
簡単に設置することができ、しかも街並みの美観を損な
わない基地局等の設置方法が求められている。
【0005】そこで、交換局等と基地局との間の伝送路
として下水道や共同溝を使用し、この下水道等に光ファ
イバーケーブルと電源ケーブルとを敷設し、かつ下水道
等の要所にあるマンホール蓋に基地局装置を組み込んだ
ものが考えられている。
【0006】例えば、特開平5−227073号公報に
は、道路に敷設されたマンホール蓋に送受信アンテナ、
送受信機及び光ファイバーケーブルとの光/電気変換装
置が設けられた情報通信システムの構成例が開示されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のものにおいては、以下に記載するような
問題点がある。
【0008】図11及び図12は、従来のマンホール型
基地局の問題点を説明するための図である。
【0009】(1)マンホール型基地局における送受信
アンテナやその他の機器においては、その設置位置が固
定されているため、図11に示すように、送受信アンテ
ナ111の電波放射角度が固定されてしまい、一つの基
地局がカバーすることができるサービスエリアの大きさ
が一定となってしまう。
【0010】ここで、マンホールそのものの設置におい
ては、下水道や共同溝における敷設のための技術的必要
条件や、下水道や共同溝における維持管理のための条件
により決定されている。
【0011】そのため、ある一定のサービスエリアにお
いて基地局からすき間無く電波が放射されることを条件
としてのマンホールの設置はできない。すなわち、マン
ホールの間隔や、設置位置あるいは設置場所等の条件に
よって、どうしてもサービスエリア内に不感地帯が発生
してしまう。
【0012】(2)マンホール蓋そのものは道路に敷設
されているため、その道路を通行する人間や車等がマン
ホール上に乗ったり、その上を塞いだりすることがあ
り、その場合、基地局からの電波放射が妨害されてしま
い、サービスエリアの縮小や通信の中断等が頻繁に、な
おかつ急激に発生してしまう。
【0013】ここで、従来の移動通信システムにおいて
は、移動局に対して通信動作を制御している基地局にお
いて受信電界強度が測定されており、受信電界強度が弱
くなった場合に、周辺の基地局における電界強度を測定
し、最も強い電界強度を有する基地局に動作を切り替え
るハンドオフ制御が行われているが、上述したようにサ
ービスエリアの縮小や通信の中断等が急激に発生した場
合、サービスエリアの縮小や通信の中断等が発生してか
らも基地局における受信電界強度が測定されているた
め、中断時間が長くなり、通話動作において、通話デー
タの誤りや瞬断ノイズ等の不具合が発生してしまう。
【0014】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、より広いサ
ービスエリアを確保することができるとともに、マンホ
ール蓋上に障害物が存在した場合においてもサービスエ
リアの縮小や通信の中断等の不具合をすばやく回避する
ことができるマンホール型基地局及びこれを複数備えた
移動通信システム、並びに該移動通信システムにおける
ハンドオフ制御方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、マンホール蓋の内部に、複数の移動局に対
する通信動作を制御する基地局装置と、該基地局装置上
に設けられた空間に前記マンホール蓋の上面に向かって
設けられ、電波信号の送信及び受信を行う送受信アンテ
ナとを少なくとも有してなるマンホール型基地局におい
て、前記送受信アンテナが設けられた空間は、前記基地
局装置から前記マンホール蓋の上面部に向かって広がる
ように形成されている。
【0016】また、マンホール蓋の内部に、複数の移動
局に対する通信動作を制御する基地局装置と、該基地局
装置上に前記マンホール蓋の上面に向かって設けられ、
電波信号の放射及び受信を行う送受信アンテナとを少な
くとも有してなるマンホール型基地局において、前記送
受信アンテナは、前記マンホール蓋の上面部に対する高
さが調節可能である。
【0017】また、前記マンホール蓋が地上にて該マン
ホール蓋を支える部分と接する箇所に設けられ、該マン
ホール蓋にかかる圧力を検出する圧力センサを有する。
【0018】また、前記送受信アンテナから送信される
電波の反射波を検出する電波センサを有することを特徴
とする。
【0019】また、前記マンホール型基地局を複数有
し、該マンホール型基地局と伝送路を介して接続され、
該マンホール型基地局における通信動作を制御する制御
装置と、該制御装置及び公衆電話網と接続され、前記複
数の移動局と前記公衆電話網とを含む交換動作を行う交
換局とを有する。
【0020】また、前記圧力センサにて検出された圧力
が予め決められた値よりも大きな場合に、前記移動局に
対する通信動作の制御を他のマンホール基地局に切り換
える。
【0021】また、前記電波センサにて前記送受信アン
テナから送信された電波の反射波が検出された場合に、
前記移動局に対する通信動作の制御を他のマンホール基
地局に切り換える。
【0022】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、マンホール蓋内に設けられた送受信アンテナ
において電波が送信あるいは受信されるが、送受信アン
テナが設けられた空間が、基地局装置からマンホール蓋
の上面部に向かって広がるように形成されているので、
送受信アンテナにて電波を送信できる範囲及び送受信ア
ンテナにて電波を受信できる範囲が広がる。
【0023】また、送受信アンテナの高さを調節可能と
した場合は、送受信アンテナの高さを高くすれば、送受
信アンテナにて電波を送信できる範囲及び送受信アンテ
ナにて電波を受信できる範囲が広がる。
【0024】また、マンホール蓋が地上にて該マンホー
ル蓋を支える部分と接する箇所に、該マンホール蓋にか
かる圧力を検出する圧力センサを設けた場合は、圧力セ
ンサにて検出された圧力が予め決められた値よりも大き
な場合に、移動局に対する通信動作の制御を他のマンホ
ール基地局に切り換えれば、マンホール蓋上に障害物が
存在した場合において基地局における電界強度の計算や
処理を行うことがなく、それにより、サービスエリアの
縮小や通信の中断等の不具合をすばやく回避することが
できる。
【0025】また、送受信アンテナから送信される電波
の反射波を検出する電波センサを設けた場合は、電波セ
ンサにて送受信アンテナから送信された電波の反射波が
検出された場合に、移動局に対する通信動作の制御を他
のマンホール基地局に切り換えれば、マンホール蓋上に
障害物が存在した場合において基地局における電界強度
の計算や処理を行うことがなく、それにより、サービス
エリアの縮小や通信の中断等の不具合をすばやく回避す
ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0027】図1は、移動通信システムの一般的な構成
例を示す概念図である。
【0028】一般的な移動通信システムは図1に示すよ
うに、通信動作を行う複数の移動局(MS)1−1〜1
−nと、無線回線(不図示)を介して移動局1−1〜1
−nと接続され、移動局1−1〜1−nに対する通信動
作を制御する複数の基地局(BS)2−1〜2−Nと、
複数の基地局2−1〜2−Nと伝送路を介して接続さ
れ、基地局における通信動作を制御する基地局制御装置
(BSC)3と、基地局制御装置3及び公衆電話網5と
接続され、移動局1−1〜1−nと公衆電話網5とを含
む交換動作を行う移動通信交換局(MSC)4とから構
成されている。
【0029】なお、移動局1−1〜1−nのそれぞれ
は、携帯端末とも呼ばれ、小型軽量の送受信部、制御部
及びマンマシンインターフェース部等から構成されてい
る。
【0030】また、基地局2−1〜2−Nのそれぞれ
は、送受信アンテナ、基地局増幅装置、基地局変復調装
置及び音声処理装置等から構成されている。
【0031】また、基地局制御装置3は、呼接続に関す
る呼処理機能と、自己及び他の基地局制御装置(不図
示)の監視制御等を行う運転管理機能等を有している。
ここで、呼処理機能とは、通信呼が発生する毎に通信用
の無線チャネルを割り当て、必要に応じてハンドオフを
行うなど、無線チャネルを維持し、呼が終了すれば無線
チャネルを解放する機能である。
【0032】また、移動通信交換局4は、発呼及び終話
検出機能、信号送受信機能、ルーチング機能及び課金機
能等に加えて、加入者の現在位置をホームメモリに登録
する機能と、移動加入者への着信時にホームメモリを読
み出し、加入者のいる交換機へ接続する追跡接続機能
と、その交換機に属する全ての基地局から加入者(移動
局)を呼ぶ一斉呼出機能と、加入者がゾーンを移動して
も通信を継続できるためのチャネル切り替え機能等を有
している。
【0033】以下に、本発明のマンホール型基地局を上
記のように構成された移動通信システムに適用した形態
について説明する。
【0034】図2は、本発明のマンホール型基地局を図
1に示した移動通信システムに適用した実施の一形態を
示す図である。なお、図2においては、マンホール型基
地局2の設置概要と、そのマンホール型基地局2が地上
へ電波を放射する状態も示されている。
【0035】図2に示すように、移動通信交換局4及び
基地局制御装置3が設置された建物から公衆電話網へは
伝送路を介して、また、マンホール型基地局2へは、下
水道や共同溝6内に設けられた光ファイバーケーブル7
a及び電源ケーブル7bを介してそれぞれ接続が行われ
ている。
【0036】以下に、上述したマンホール型基地局の構
成及び動作について詳細に説明する。
【0037】図3は、図2に示したマンホール型基地局
2の一構成例を示す図であり、(a)は上面図、(b)
は断面図である。
【0038】本形態におけるマンホール型基地局2は図
3に示すように、マンホール蓋10の内部に、移動局1
−1〜1−n(図1参照)に対する通信動作を制御する
基地局装置12と、基地局装置12上にマンホール蓋1
0の上面に向かって設けられ、電波信号の送信及び受信
を行う送受信アンテナ11と、マンホール蓋10が地上
にてマンホール蓋10を支える部分と接する箇所に設け
られ、マンホール蓋10にかかる圧力を検出する圧力セ
ンサ17と、送受信アンテナ11から送信される電波の
反射波を検出する電波センサ18と、基地局装置12と
光ファイバケーブル7aとを接続する光ファイバーケー
ブルインターフェースコネクタ13と、基地局装置12
と電源ケーブル7bとを接続する電源ケーブルインター
フェースコネクタ14とを有する構成となっており、マ
ンホール蓋10の上面部は、誘電体16で覆われてい
る。
【0039】ここで、本形態の特徴の1つとして、送受
信アンテナ11が設けられた空間を形成する壁部15
は、基地局装置12からマンホール蓋10の上面部に向
かってその空間が広がるような傾斜を有しており、この
傾斜角度は、サービスエリアの大きさに応じて変えられ
る様になっており、置局設計に合わせてこの壁部15の
傾斜角度を変えるか、または予め、壁部15の傾斜角度
が異なる複数のマンホール蓋10を用意しておき、サー
ビスエリアの大きさに合わせて選択設置する。
【0040】また、圧力センサ17においては、マンホ
ール蓋10にかかる圧力が検出されるが、それにより、
マンホール蓋10に人間や車等が乗っているかどうかを
検出することができる。
【0041】また、電波センサ18においては、送受信
アンテナ11から送信される電波の反射波が検出される
が、それにより、マンホール蓋10の上面部が車等によ
って覆われているかどうかを検出することができる。
【0042】図4は、図3に示した圧力センサ17及び
電波センサ18による作用を説明するための図であり、
(a)は圧力センサ17による作用を説明するための
図、(b)は電波センサ18による作用を説明するため
の図である。
【0043】図4(a)に示すように、マンホール蓋1
0の上に人間等が乗っている場合、圧力センサ17によ
ってその圧力が検出され、それにより、マンホール蓋1
0に人間等が乗っていることが検出される。なお、圧力
センサ17においては、人間等がマンホール蓋10に乗
っているかどうかを判断するための設定値が予め設定さ
れており、その設定値を越えた場合に、マンホール蓋1
0に人間等が乗っていると判断される。
【0044】また、図4(b)に示すように、マンホー
ル蓋10の上面部が車等によって覆われている場合、送
受信アンテナ11から送信される電波がマンホール蓋1
0の上面部を覆っている車等によって反射し、その反射
波が電波センサ18において検出され、それにより、マ
ンホール蓋10の上面部が車等によって覆われているこ
とが検出される。
【0045】以下に、上記のように構成されたマンホー
ル型基地局における動作について説明する。
【0046】図5は、図3に示したマンホール型基地局
における電波の送受信動作を説明するための図である。
【0047】マンホール型基地局においては、マンホー
ル蓋10内に設けられた送受信アンテナ11から電波が
送信あるいは送受信アンテナ11において電波が受信さ
れるが、図5に示すように本形態においては、送受信ア
ンテナ11が設けられた空間を形成する壁部15が、基
地局装置12からマンホール蓋10の上面部に向かって
その空間が広がるような傾斜を有しているため、送受信
アンテナ11にて電波を送信できる範囲及び送受信アン
テナにて電波を受信できる範囲が広がり、それにより、
より広いサービスエリアを確保することができる。
【0048】すなわち、この傾斜角度を地面に対して小
さくすればサービスエリアは広がり、傾斜角度を大きく
し垂直に近づけるほどサービスエリアは狭くなる。
【0049】図6は、図2に示したマンホール型基地局
2の他の構成例を示す図であり、(a)は上面図、
(b)は断面図である。
【0050】本形態におけるマンホール型基地局2は図
6に示すように、マンホール蓋10の内部に、移動局1
−1〜1−n(図1参照)に対する通信動作を制御する
基地局装置12と、基地局装置12上にマンホール蓋1
0の上面に向かって高さ調整可能に設けられ、電波信号
の送信及び受信を行う送受信アンテナ11と、マンホー
ル蓋10が地上にてマンホール蓋10を支える部分と接
する箇所に設けられ、マンホール蓋10にかかる圧力を
検出する圧力センサ17と、送受信アンテナ11から放
射される電波の反射波を検出する電波センサ18と、基
地局装置12と光ファイバケーブル7aとを接続する光
ファイバーケーブルインターフェースコネクタ13と、
基地局装置12と電源ケーブル7bとを接続する電源ケ
ーブルインターフェースコネクタ14とを有する構成と
なっており、マンホール蓋10の上面部は、誘電体16
で覆われている。
【0051】上記のように構成されたマンホール型基地
局においては、送受信アンテナ11のマンホール蓋10
の上面部に対する高さが調節可能となっており、送受信
アンテナ11の高さにおいては、予め、高さが異なる複
数の送受信アンテナ11を用意しておき、サービスエリ
アの大きさに合わせて選択設置するか、または、送受信
アンテナ11と基地局装置12との接続部分をスリーブ
構造にしてそれにより送受信アンテナ11の高さを調節
可能とする。
【0052】また、圧力センサ17及び電波センサ18
による作用は、図3に示したものと同様である。
【0053】以下に、上記のように構成されたマンホー
ル型基地局における動作について説明する。
【0054】図7は、図5に示したマンホール型基地局
における電波の送受信動作を説明するための図である。
【0055】マンホール型基地局においては、マンホー
ル蓋10内に設けられた送受信アンテナ11において電
波が送信あるいは受信されるが、図7に示すように本形
態においては、送受信アンテナ11の高さを調節するこ
とが可能であるため、送受信アンテナ11の高さを高く
した場合、送受信アンテナ11にて電波を送信できる範
囲及び送受信アンテナにて電波を受信できる範囲が広が
り、それにより、より広いサービスエリアを確保するこ
とができる。
【0056】すなわち、送受信アンテナ11の高さを高
くすればサービスエリアは広がり、送受信アンテナ11
の高さを低くすればサービスエリアは狭くなる。
【0057】図8は、図3に示した構造と図6に示した
構造とが組み合わされたマンホール型基地局を示す図で
ある。
【0058】図8に示すように、図3に示した構造と図
6に示した構造とを組み合わせ、壁部15の傾斜角度を
地面に対して小さくし、かつ、送受信アンテナ11の高
さを高くすれば、さらに広いサービスエリアを実現する
ことができる。
【0059】以下に、上述した移動通信システムにおけ
るハンドオフ動作について説明する。
【0060】図9は、図2に示した移動通信システムに
おけるハンドオフ動作を説明するためのフローチャート
であり、図10は、図9に示したフローチャートを用い
た説明に用いる概念図である。
【0061】上述したように、マンホール型基地局2−
1のマンホール蓋10(図3参照)の上に人間や車等が
乗っている場合、圧力センサ17(図3参照)によって
その圧力が検出され、それにより、マンホール蓋10
(図3参照)に人間や車等が乗っていることが検出さ
れ、また、マンホール型基地局2−1のマンホール蓋
(図3参照)の上面部が車等によって覆われている場
合、送受信アンテナ11(図3参照)から送信される電
波が、マンホール蓋10(図3参照)を覆っている車等
に反射し、その反射波が電波センサ18(図3参照)に
おいて検出され、それにより、マンホール蓋10(図3
参照)の上面部が車等によって覆われていることが検出
される。
【0062】すると、上述した検出結果は電波遮断状態
として基地局制御装置3に伝達され、基地局制御装置3
においてハンドオフ制御が開始される(ステップS
1)。
【0063】ここで、本形態における他の基地局へのハ
ンドオフ制御においては、基地局の電界強度が計算さ
れ、その計算結果に基づいて行われるものではなく、上
述した電波遮断状態が基地局制御装置3に伝達されるこ
とにより短時間で行われるものである。
【0064】次に、ハンドオフ候補基地局の検出が行わ
れるが、まず、最初のハンドオフ候補として、マンホー
ル型基地局2−1から距離が最も近いマンホール型基地
局2−2の使用状況から空きの無線チャネルがあるかど
うかが検出される(ステップS2)。
【0065】ステップS2においてマンホール型基地局
2−2に空きの無線チャネルがあることが検出された場
合、マンホール型基地局2−2に対してハンドオフが行
われる(ステップS3)。
【0066】一方、ステップS2において、マンホール
型基地局2−2にて空きの無線チャネルが検出されない
場合、マンホール型基地局2−1から距離が2番目に近
いマンホール型基地局2−3の使用状況から空きの無線
チャネルがあるかどうかが検出される(ステップS
4)。
【0067】ステップS4においてマンホール型基地局
2−3に空きの無線チャネルがあることが検出された場
合、マンホール型基地局2−3に対してハンドオフが行
われる(ステップS5)。
【0068】一方、ステップS4において、マンホール
型基地局2−3にて空きの無線チャネルが検出されない
場合、予備用のマンホール型基地局2−4の使用状況か
ら空きの無線チャネルがあるかどうかが検出され、マン
ホール型基地局2−4に空きの無線チャネルがあること
が検出された場合、マンホール型基地局2−4に対して
ハンドオフが行われる(ステップS6)。
【0069】なお、上述したハンドオフ制御動作は一例
であり、マンホール型基地局の設置状況、サービスエリ
アの電界強度分布状況、あるいは移動局の数や使用時間
等の無線チャネルのトラヒック状況等により、ハンドオ
フ制御動作の最適化が図られる。
【0070】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0071】(1)送受信アンテナが設けられた空間
が、基地局装置からマンホール蓋の上面部に向かって広
がるように形成されているため、送受信アンテナにて電
波を送信できる範囲及び送受信アンテナにて電波を受信
できる範囲が広がり、より広いサービスエリアを確保す
ることができる。
【0072】(2)送受信アンテナの高さが調節可能で
あるため、送受信アンテナの高さを高くすれば、送受信
アンテナにて電波を送信できる範囲及び送受信アンテナ
にて電波を受信できる範囲が広がり、より広いサービス
エリアを確保することができる。
【0073】(3)マンホール蓋が地上にて該マンホー
ル蓋を支える部分と接する箇所に、該マンホール蓋にか
かる圧力を検出する圧力センサを設け、圧力センサにて
検出された圧力が予め決められた値よりも大きな場合
に、移動局に対する通信動作の制御を他のマンホール基
地局に切り換える制御を行うため、マンホール蓋上に障
害物が存在した場合において基地局における電界強度の
計算や処理を行うことがなく、それにより、サービスエ
リアの縮小や通信の中断等の不具合の発生を防ぐための
ハンドオフ制御を短時間で行うことができる。
【0074】(4)送受信アンテナから放射される電波
の反射波を検出する電波センサを設け、電波センサにて
送受信アンテナから送信された電波の反射波が検出され
た場合に、移動局に対する通信動作の制御を他のマンホ
ール基地局に切り換える制御を行うため、マンホール蓋
上に障害物が存在した場合において基地局における電界
強度の計算や処理を行うことがなく、それにより、サー
ビスエリアの縮小や通信の中断等の不具合の発生を防ぐ
ためのハンドオフ制御を短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動通信システムの一般的な構成例を示す概念
図である。
【図2】本発明のマンホール型基地局を図1に示した移
動通信システムに適用した実施の一形態を示す図であ
る。
【図3】図2に示したマンホール型基地局の一構成例を
示す図であり、(a)は上面図、(b)は断面図であ
る。
【図4】図3に示した圧力センサ及び電波センサによる
作用を説明するための図であり、(a)は圧力センサに
よる作用を説明するための図、(b)は電波センサによ
る作用を説明するための図である。
【図5】図3に示したマンホール型基地局における電波
の送受信動作を説明するための図である。
【図6】図2に示したマンホール型基地局の他の構成例
を示す図であり、(a)は上面図、(b)は断面図であ
る。
【図7】図5に示したマンホール型基地局における電波
の送受信動作を説明するための図である。
【図8】図3に示した構造と図6に示した構造とが組み
合わされたマンホール型基地局を示す図である。
【図9】図2に示した移動通信システムにおけるハンド
オフ動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】図9に示したフローチャートを用いた説明に
用いる概念図である。
【図11】従来のマンホール型基地局の問題点を説明す
るための図である。
【図12】従来のマンホール型基地局の問題点を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n 移動局 2,2−1〜2−N 基地局 3 基地局制御装置 4 移動通信交換局 5 公衆電話網 6 下水道、共同溝 7a 光ファイバーケーブル 7b 電源ケーブル 10 マンホール蓋 11 送受信アンテナ 12 基地局装置 13 光ファイバーケーブルコネクタ 14 電源ケーブルコネクタ 15 壁部 16 誘電体 17 圧力センサ 18 電波センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 マンホール型基地局及びこれを備えた
移動通信システム並びに該移動通信システムにおけるハ
ンドオフ制御方法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/30 // H04B 10/28 10/26 10/14 10/04 10/06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール蓋の内部に、複数の移動局に
    対する通信動作を制御する基地局装置と、該基地局装置
    上に設けられた空間に前記マンホール蓋の上面に向かっ
    て設けられ、電波信号の送信及び受信を行う送受信アン
    テナとを少なくとも有してなるマンホール型基地局にお
    いて、 前記送受信アンテナが設けられた空間は、前記基地局装
    置から前記マンホール蓋の上面部に向かって広がるよう
    に形成されていることを特徴とするマンホール型基地
    局。
  2. 【請求項2】 マンホール蓋の内部に、複数の移動局に
    対する通信動作を制御する基地局装置と、該基地局装置
    上に前記マンホール蓋の上面に向かって設けられ、電波
    信号の放射及び受信を行う送受信アンテナとを少なくと
    も有してなるマンホール型基地局において、 前記送受信アンテナは、前記マンホール蓋の上面部に対
    する高さが調節可能であることを特徴とするマンホール
    型基地局。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のマンホール型基地局に
    おいて、 前記送受信アンテナは、前記マンホール蓋の上面部に対
    する高さが調節可能であることを特徴とするマンホール
    型基地局。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    マンホール型基地局において、 前記マンホール蓋が地上にて該マンホール蓋を支える部
    分と接する箇所に設けられ、該マンホール蓋にかかる圧
    力を検出する圧力センサを有することを特徴とするマン
    ホール型基地局。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    マンホール型基地局において、 前記送受信アンテナから送信される電波の反射波を検出
    する電波センサを有することを特徴とするマンホール型
    基地局。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のマンホール型基地局に
    おいて、 前記送受信アンテナから送信される電波の反射波を検出
    する電波センサを有することを特徴とするマンホール型
    基地局。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    マンホール型基地局を複数有し、 該マンホール型基地局と伝送路を介して接続され、該マ
    ンホール型基地局における通信動作を制御する制御装置
    と、 該制御装置及び公衆電話網と接続され、前記複数の移動
    局と前記公衆電話網とを含む交換動作を行う交換局とを
    有することを特徴とする移動通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のマンホール型基地局を
    複数有し、 該マンホール型基地局と伝送路を介して接続され、該マ
    ンホール型基地局における通信動作を制御する制御装置
    と、 該制御装置及び公衆電話網と接続され、前記複数の移動
    局と前記公衆電話網とを含む交換動作を行う交換局とを
    有することを特徴とする移動通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載のマンホール型基地局を
    複数有し、 該マンホール型基地局と伝送路を介して接続され、該マ
    ンホール型基地局における通信動作を制御する制御装置
    と、 該制御装置及び公衆電話網と接続され、前記複数の移動
    局と前記公衆電話網とを含む交換動作を行う交換局とを
    有することを特徴とする移動通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載のマンホール型基地局
    を複数有し、 該マンホール型基地局と伝送路を介して接続され、該マ
    ンホール型基地局における通信動作を制御する制御装置
    と、 該制御装置及び公衆電話網と接続され、前記複数の移動
    局と前記公衆電話網とを含む交換動作を行う交換局とを
    有することを特徴とする移動通信システム。
  11. 【請求項11】 請求項8または請求項10に記載の移
    動通信システムにおけるハンドオフ制御方法であって、 前記圧力センサにて検出された圧力が予め決められた値
    よりも大きな場合に、前記移動局に対する通信動作の制
    御を他のマンホール基地局に切り換えることを特徴とす
    る移動通信システムにおけるハンドオフ制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項9または請求項10に記載の移
    動通信システムにおけるハンドオフ制御方法であって、 前記電波センサにて前記送受信アンテナから送信された
    電波の反射波が検出された場合に、前記移動局に対する
    通信動作の制御を他のマンホール基地局に切り換えるこ
    とを特徴とする移動通信システムにおけるハンドオフ制
    御方法。
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