JPH11127363A - 水平偏向回路装置 - Google Patents

水平偏向回路装置

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JPH11127363A
JPH11127363A JP29076897A JP29076897A JPH11127363A JP H11127363 A JPH11127363 A JP H11127363A JP 29076897 A JP29076897 A JP 29076897A JP 29076897 A JP29076897 A JP 29076897A JP H11127363 A JPH11127363 A JP H11127363A
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JP
Japan
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coil
horizontal deflection
voltage
value
horizontal
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JP29076897A
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Inventor
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源電圧の値の増大,水平偏向コイルのインダ
クタンス値の低減等をもたらすことなく、陰極線管の表
示スクリーン部において予め設定された必要とされる画
像表示画面幅を得ることができるものとする。 【解決手段】水平駆動信号に応じて作動するトランジス
タ21と、トランジスタ21を直流電源電圧供給部に連
結するフライバック・トランスフォーマ25の一次側コ
イル28Pと、トランジスタ21に接続された水平偏向
コイル24,コイル25S及びコンデンサ26の直列接
続を含む第1の直列接続回路部と、第1の直列接続回路
部に対して並列に接続された、コイル25Sとでトラン
スフォーマ25を形成するコイル25P及びコンデンサ
27の直列接続を含む第2の直列接続回路部と、トラン
ジスタ21に接続された共振コンデンサ23とを備え、
トランスフォーマ25がコイル25Pを一次側コイルと
するとともにコイル25Sを二次側コイルとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の特許請求の範囲に記載
された発明は、画像表示用の陰極線管に配される水平偏
向コイルを含み、その水平偏向コイルに所定の水平偏向
電流を供給する水平偏向回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機等に用いられる画像
表示用の陰極線管にあっては、一般に、水平偏向コイル
及び垂直偏向コイルを含んで構成される偏向手段が付随
せしめられ、水平偏向コイル及び垂直偏向コイルに夫々
水平偏向電流及び垂直偏向電流が供給されることによ
り、電子銃から送出される電子ビームに対する水平及び
垂直偏向磁界が形成され、それにより電子ビームの水平
及び垂直方向の偏向が行われて、表示スクリーン部に画
像表示画面が形成される。そして、水平偏向コイル及び
垂直偏向コイルを含む偏向手段には、水平偏向コイルに
水平偏向電流を供給するための回路及び垂直偏向コイル
に垂直偏向電流を供給するための回路が接続される。
【0003】斯かるもとで、水平偏向コイルとそれに水
平偏向電流を供給するための回路とによって水平偏向回
路装置が構成されるとともに、垂直偏向コイルとそれに
垂直偏向電流を供給するための回路とによって垂直偏向
回路装置が構成される。
【0004】このような水平偏向回路装置及び垂直偏向
回路装置のうちの水平偏向回路装置に着目してみると、
従来提案されている水平偏向回路装置は、通常、その水
平偏向回路の基本的構成を図6に示される如くのものと
している。図6に示される基本的構成を有した水平偏向
回路装置にあっては、スイッチング素子としての役割を
果たすNPN形のトランジスタ11が設けられており、
トランジスタ11のエミッタは接地されている。そし
て、トランジスタ11のコレクタ−エミッタ通路に対し
て並列に、ダンパーダイオード12,共振コンデンサ1
3、及び、水平偏向コイル14と比較的大なる容量を有
したコンデンサ15との直列接続の夫々が接続されてい
る。
【0005】トランジスタ11のコレクタには、直流電
圧源+Bからの直流電源電圧が、フライバック・トラン
スフォーマ16の一次側コイル16Pを通じて供給され
ていて、フライバック・トランスフォーマ16の一次側
コイル16Pは、トランジスタ11についての負荷コイ
ル部を形成している。フライバック・トランスフォーマ
16の二次側コイル16Sにあっては、その一端が接地
されるとともに、その他端に高圧発生回路を形成する整
流用のダイオード17が接続されている。
【0006】斯かるもとで、トランジスタ11のベース
に、駆動信号形成部18から送出される水平駆動信号D
Hが供給され、それにより、トランジスタ11が水平駆
動信号DHに応じてオン状態とオフ状態とを交互にとる
動作を行う。
【0007】トランジスタ11がオン状態をとるとき、
コンデンサ15の両端電圧が水平偏向コイル14の両端
間に加えられることになり、コンデンサ15は比較的大
なる容量を有しているので、略一定の傾きを持った電流
(水平走査電流)が水平偏向コイル14及びトランジス
タ11のコレクタ−エミッタ通路を通じて流れる。
【0008】続いて、トランジスタ11がオフ状態をと
ると、水平偏向コイル14におけるインダクタンスの慣
性により水平偏向コイル14を継続的に流れる電流が共
振コンデンサ13に流れ込み、その電流の値が次第に減
少していくとともに共振コンデンサ13の両端電圧の値
が上昇していく。そして、電流の値が零となるとき共振
コンデンサ13の両端電圧がピーク値をとる。
【0009】この共振コンデンサ13の両端電圧のピー
ク値をVcpとし、フライバック・トランスフォーマ1
6の一次側コイル16Pのインダクタンス値をLf,水
平偏向コイル14のインダクタンス値をLd、及び、共
振コンデンサ13の容量値をCrとすると、水平帰線期
間をTrとして、ピーク値Vcpが得られる時間Tr/
2が、下記の式によってあらわされる。
【0010】
【数1】Tr/2 = π・√(Lf・Ld・Cr/
(Lf+Ld))/2
【0011】また、ピーク値Vcpは、直流電源電圧の
値をVccとし、水平走査期間をTtとして、下記の式
によってあらわされる。
【0012】
【数2】Vcp = Vcc・(1+π・Tt/(2・
Tr))
【0013】その後、共振コンデンサ13に蓄積された
電荷が水平偏向コイル14を通じて放出され、共振コン
デンサ13の両端電圧の値が低下していくとともに、水
平偏向コイル14を逆方向に流れる電流の値が増大して
いく。その後、共振コンデンサ13の両端電圧が元に戻
り、水平偏向コイル14を逆方向に流れる電流がピーク
値をとる。
【0014】続いて、水平偏向コイル14に生じる逆起
電力によってダンパーダイオード12が導通し、水平偏
向コイル14を流れる電流がダンパーダイオード12を
通じて継続する。このダンパーダイオード12を通じて
水平偏向コイル14を流れる電流の値は次第に減少して
いき、水平偏向コイル14にあっては、再びオン状態を
とるトランジスタ11のコレクタ−エミッタ通路を通じ
た電流が流れ、その電流の値が増大していく。それによ
り、再度、略一定の傾きを持った電流が水平偏向コイル
14及びトランジスタ11のコレクタ−エミッタ通路を
通じて流れる状態となり、上述の動作が繰り返される。
【0015】それにより、水平偏向コイル14を鋸歯状
波形を有した水平偏向電流が流れるとともに、共振コン
デンサ13の両端間に、図7に示される如くの、ピーク
値Vcpをとる水平帰線期間におけるパルス電圧(水平
帰線パルス)が得られる。
【0016】このような水平偏向コイル14は、画像表
示用の陰極線管に配される。そして、陰極線管に配され
た水平偏向コイル14を水平偏向電流が流れることによ
り発生する水平偏向磁界によって、陰極線管における電
子銃から送出される電子ビームの水平偏向が行われ、そ
れに垂直偏向コイルの作用による垂直偏向も加わって、
陰極線管の表示スクリーン部に画像表示画面が形成され
ることになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】斯かる際において、陰
極線管の表示スクリーン部に所定の画像表示画面幅を得
るに要される水平磁界の強さを偏向指数をもって示すこ
とが提案されており、この水平磁界についての偏向指数
は、水平偏向コイル14のインダクタンス値と水平偏向
電流の値の2乗との積であらわされる。即ち、陰極線管
の表示スクリーン部において予め設定された必要とされ
る画像表示画面幅を得るためには、その画像表示画面幅
に対応した値をとる偏向指数が要求されることになるの
である。
【0018】必要とされる画像表示画面幅に対応した値
をとる偏向指数を得るにあたっては、水平偏向コイル1
4を水平偏向電流が流れることによって生じる損失を低
減させることを考慮すると、できるだけ水平偏向コイル
14のインダクタンス値を大として、水平偏向電流の値
を小とすることが望まれる。偏向指数を所定の値に維持
しつつ水平偏向コイル14のインダクタンス値を増大さ
せるには直流電圧源+Bからの直流電源電圧の値Vcc
を増大させることが必要とされる。
【0019】しかしながら、上述の数2の式から明らか
なように、直流電源電圧の値Vccの増大は、共振コン
デンサ13の両端電圧のピーク値Vcpの増大をまねく
ことになるが、共振コンデンサ13の両端電圧のピーク
値Vcpは、主としてトランジスタ11の耐圧によって
制限される。それゆえ、共振コンデンサ13の両端電圧
のピーク値Vcpの制限に伴って、直流電源電圧の値V
ccも制限されることになり、偏向指数を所定の値に維
持しつつ、水平偏向コイル14のインダクタンス値を増
大させるべく直流電源電圧の値Vccを増大させること
には、容易に達してしまう限界があることになる。
【0020】従って、図6に示される基本的構成を有し
た従来提案されている水平偏向回路装置が適用される画
像表示用の陰極線管にあっては、次のような欠点がもた
らされていた。
【0021】先ず、水平走査周波数が高められる場合に
不都合を生じる。水平走査周波数が高められると、水平
走査期間が短縮されるので、同じ水平偏向コイル14を
使用したとすると、陰極線管の表示スクリーン部におい
て予め設定された必要とされる画像表示画面幅を得るた
めには、直流電源電圧の値Vccを増大させることが必
要とされる。しかしながら、直流電源電圧の値Vccを
増大させる場合、水平帰線期間に対する水平走査期間の
比が変化しなければ、共振コンデンサ13の両端電圧の
ピーク値Vcpの増大がまねかれてしまう。そのため、
高耐圧特性を有したトランジスタ11等を必要とするこ
とになるが、それらは入手困難である場合が多い。
【0022】その結果、通常、水平走査周波数が高めら
れる場合には、陰極線管の表示スクリーン部において予
め設定された必要とされる画像表示画面幅を得るため、
直流電源電圧の値Vccを増大させることなく、水平偏
向コイル14としてインダクタンス値を低減させたもの
を使用せざるを得ないことになり、それゆえ、水平偏向
コイル14を水平偏向電流が流れることによって生じる
損失を低減させることができなくなってしまう。
【0023】また、帰線パルスのピーク値を制御する高
圧安定化回路が構成される場合にも不都合を生じる。帰
線パルスのピーク値を制御する高圧安定化回路が構成さ
れると、高圧負荷が軽いとき帰線パルスのピーク値が低
くなるように設定される。斯かるもとで、帰線パルスの
ピーク値が低いとき、即ち、直流電源電圧の値Vccが
低いときにおいても、陰極線管の表示スクリーン部にお
いて予め設定された必要とされる画像表示画面幅が得ら
れる状態が維持されなくてはならない。従って、陰極線
管の表示スクリーン部において予め設定された必要とさ
れる画像表示画面幅を得るため、水平偏向コイル14と
してインダクタンス値を低減させたものを使用せざるを
得ないことになり、それゆえ、水平偏向コイル14を水
平偏向電流が流れることによって生じる損失を低減させ
ることができなくなってしまう。
【0024】斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項6のいずれかに記載された発
明は、水平偏向コイルを備えていてその水平偏向コイル
に所定の水平偏向電流を供給するにあたり、水平偏向コ
イルが画像表示用の陰極線管に配されるもとにあって、
各種の条件が課せられる場合にも、各条件下において、
電源電圧の値の増大,水平偏向コイルのインダクタンス
値の低減等をもたらすことなく、陰極線管の表示スクリ
ーン部において予め設定された必要とされる画像表示画
面幅を得ることができ、それゆえ、高耐圧特性を有した
スイッチング素子等を要さず、また、水平偏向コイルを
水平偏向電流が流れることによって生じる損失を低減さ
せることができる水平偏向回路装置を提供する。
【0025】
【課題を解決するための手段】本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項6までのいずれかに記載され
た発明に係る水平偏向回路装置は、水平駆動信号に応じ
て作動するスイッチング部と、スイッチング部の出力端
を直流電源電圧供給部に連結する負荷コイル部と、スイ
ッチング部の出力端に接続された水平偏向コイル,第1
のコイル及び第1のコンデンサの直列接続を含む第1の
直列接続回路部と、第1の直列接続回路部に対して並列
に接続された、第1のコイルとでトランスフォーマを形
成する第2のコイル及び第3のコンデンサの直列接続を
含む第2の直列接続回路部と、スイッチング部の出力端
に接続された第3のコンデンサとを備え、トランスフォ
ーマが第2のコイルを一次側コイルとするとともに第1
のコイルを二次側コイルとするものとされて、構成され
る。
【0026】特に、請求項3に記載された発明に係る水
平偏向回路装置にあっては、直流電源電圧供給部が、直
流電圧源と、一端が直流電圧源に接続されるとともに他
端が負荷コイル部に接続された補助スイッチング部と、
カソードが補助スイッチング部の他端に接続されるとと
もにアノードが基準電位点に接続されたダイオード素子
とを含んで構成される。
【0027】このように構成される本願の特許請求の範
囲における請求項1から請求項6までのいずれかに記載
された発明に係る水平偏向回路装置にあっては、スイッ
チング部が水平駆動信号に応じてオン状態とオフ状態と
を交互にとるもとで、第3のコンデンサが共振コンデン
サとして機能し、スイッチング部のオン状態とオフ状態
とを交互にとる動作に応じて、共振コンデンサの両端に
水平帰線パルスが得られるとともに、水平偏向コイルに
鋸歯状波形を有した水平偏向電流が流れる。その際、ト
ランスフォーマの一次側コイルを形成する第2のコイル
の両端間には、各水平走査期間において直流電源電圧の
値と同じ値(絶対値)をとる負の電圧が得られるととも
に、各水平帰線期間において共振コンデンサの両端に得
られる水平帰線パルスのピーク値と同じ振幅を有した電
圧が得られる。それにより、第2のコイルと電磁結合し
たトランスフォーマの二次側コイルを形成する第1のコ
イルの両端間には、第2のコイルの両端間に得られる電
圧の値に第2のコイルに対する第1のコイルの巻線比を
乗じた値をとる電圧が得られ、水平偏向コイルの両端間
には、第2のコイルの両端間に得られる電圧と第1のコ
イルの両端間に得られる電圧との差が加えられることに
なる。
【0028】それゆえ、本願の特許請求の範囲における
請求項1から請求項6までのいずれかに記載された発明
に係る水平偏向回路装置においては、水平偏向コイルの
両端間に加えられる電圧が、第2のコイルの両端間に得
られる電圧の絶対値と第1のコイルの両端間に得られる
電圧の絶対値との和に相当する絶対値を有したものとさ
れ得ることになり、斯かる水平偏向コイルの両端間に加
えられる電圧は、トランスフォーマを形成する第1及び
第2のコイルが設けられない場合において水平偏向コイ
ルの両端間に加えられる電圧より大なる絶対値を有した
ものとなる。その結果、トランスフォーマを形成する第
1及び第2のコイルが設けられない場合に比して、水平
偏向コイルを流れる水平偏向電流の値が増大せしめら
れ、それに伴い、水平偏向コイルが画像表示用の陰極線
管に配されるもとにあって、その陰極線管の表示スクリ
ーン部における画像表示画面幅が増大せしめられる。
【0029】従って、本願の特許請求の範囲における請
求項1から請求項6までのいずれかに記載された発明に
係る水平偏向回路装置にあっては、例えば、水平走査周
波数が比較的高くされる,帰線パルスのピーク値を制御
する高圧安定化回路が構成される等の各種の条件が課せ
られる場合にも、各条件下において、直流電源電圧供給
部から供給される直流電源電圧の値の増大,水平偏向コ
イルのインダクタンス値の低減等がもたらされることな
く、陰極線管の表示スクリーン部において予め設定され
た必要とされる画像表示画面幅が得られることになり、
それゆえ、高耐圧特性を有したスイッチング素子等が要
されず、また、水平偏向コイルを水平偏向電流が流れる
ことによって生じる損失の低減が図られる。
【0030】また、特に、本願の特許請求の範囲におけ
る請求項3に記載された発明に係る水平偏向回路装置に
あっては、直流電源電圧供給部が、直流電圧源と、一端
が直流電圧源に接続されるとともに他端が負荷コイル部
に接続された補助スイッチング部と、カソードが補助ス
イッチング部の他端に接続されるとともにアノードが基
準電位点に接続されたダイオード素子とを含んで構成さ
れ、直流電源電圧供給部から、直流電圧源からの直流電
圧の値が補助スイッチング部のスイッチング周期に対す
るオン状態期間の比に応じて制御されて得られる値を有
した直流電圧が、直流電源電圧として供給される。従っ
て、負荷コイル部を通じてスイッチング部の出力端に供
給される直流電源電圧供給部からの直流電源電圧の値
が、補助スイッチング部のスイッチング周期に対するオ
ン状態期間が制御されることによって、適宜制御され得
るもとで、上述の作用効果が得られることになる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1,請求項2,請求項5及び請求項6のい
ずれかに記載された発明に係る水平偏向回路装置の一例
を示す。
【0032】図1に示される例にあっては、スイッチン
グ素子としての役割を果たすNPN形のトランジスタ2
1が設けられており、トランジスタ21のエミッタは接
地されている。そして、トランジスタ21のコレクタ−
エミッタ通路に対して並列に、ダンパーダイオード22
及び共振コンデンサ23の夫々が接続されている。トラ
ンジスタ21とダンパーダイオード22とは、両者でス
イッチング部を形成しており、トランジスタ21のコレ
クタはスイッチング部の出力端とされている。
【0033】また、トランジスタ21のコレクタ−エミ
ッタ通路に対しては、それに並列に、水平偏向コイル2
4と、トランスフォーマ25の二次側コイルとされたコ
イル25Sと、比較的大なる容量を有したコンデンサ2
6との直列接続を含んだ第1の直列接続回路部が接続さ
れており、さらに、第1の直列接続回路部に対して並列
に、コイル25Sとでトランスフォーマ25を形成す
る、トランスフォーマ25の一次側コイルとされたコイ
ル25Pと、比較的大なる容量を有したコンデンサ27
との直列接続を含んだ第2の直列接続回路部が接続され
ている。そして、トランスフォーマ25を形成するコイ
ル25Pとコイル25Sとは、相互に極性反転結合され
るものとなされている。
【0034】トランジスタ21のコレクタには、直流電
源電圧供給部を形成する直流電圧源+Bからの直流電源
電圧が、フライバック・トランスフォーマ28の一次側
コイル28Pを通じて供給されていて、フライバック・
トランスフォーマ28の一次側コイル28Pは、トラン
ジスタ21についての負荷コイル部を形成している。フ
ライバック・トランスフォーマ28の二次側コイル28
Sにあっては、その一端が接地されるとともに、その他
端に高圧発生回路を形成する整流用のダイオード29が
接続されている。
【0035】斯かるもとで、トランジスタ21のベース
に、駆動信号形成部30から送出される水平駆動信号D
Hが供給され、それにより、トランジスタ21が水平駆
動信号DHに応じてオン状態とオフ状態とを交互にとる
動作を行う。
【0036】ここで、仮に、トランスフォーマ25及び
コンデンサ27が無く、水平偏向コイル24にコンデン
サ26が直接に接続されているとともに、コイル25P
とコンデンサ27との直列接続を含んだ第2の直列接続
回路部が接続されていないとすると、その構成は、図6
に示される如くの基本的構成を有したものとなる。それ
ゆえ、斯かる構成のもとにあっては、トランジスタ21
がオン状態をとるとき、コンデンサ26の両端電圧が水
平偏向コイル24の両端間に加えられることになり、コ
ンデンサ26は比較的大なる容量を有しているので、略
一定の傾きを持った電流(水平走査電流)が水平偏向コ
イル24及びトランジスタ21のコレクタ−エミッタ通
路を通じて流れる。
【0037】続いて、トランジスタ21がオフ状態をと
ると、水平偏向コイル24におけるインダクタンスの慣
性により水平偏向コイル24を継続的に流れる電流が共
振コンデンサ23に流れ込み、その電流の値が次第に減
少していくとともに共振コンデンサ23の両端電圧の値
が上昇していく。そして、電流の値が零となるとき共振
コンデンサ23の両端電圧がピーク値をとる。
【0038】その後、共振コンデンサ23に蓄積された
電荷が水平偏向コイル24を通じて放出され、共振コン
デンサ23の両端電圧の値が低下していくとともに、水
平偏向コイル24を逆方向に流れる電流の値が増大して
いく。その後、共振コンデンサ23の両端電圧が元に戻
り、水平偏向コイル24を逆方向に流れる電流がピーク
値をとる。
【0039】続いて、水平偏向コイル24に生じる逆起
電力によってダンパーダイオード22が導通し、水平偏
向コイル24を流れる電流がダンパーダイオード22を
通じて継続する。このダンパーダイオード22を通じて
水平偏向コイル24を流れる電流の値は次第に減少して
いき、水平偏向コイル24にあっては、再びオン状態を
とるトランジスタ21のコレクタ−エミッタ通路を通じ
た電流が流れ、その電流の値が増大してく。それによ
り、再度、略一定の傾きを持った電流が水平偏向コイル
24及びトランジスタ21のコレクタ−エミッタ通路を
通じて流れる状態となり、上述の動作が繰り返される。
【0040】それにより、水平偏向コイル24を鋸歯状
波形を有した水平偏向電流が流れるとともに、共振コン
デンサ23の両端間に、ピーク値Vcpをとる水平帰線
期間におけるパルス電圧である水平帰線パルスが得られ
る。
【0041】仮にトランスフォーマ25及びコンデンサ
27が無いとしたもとでこのような動作を行う図1に示
される例にあっては、実際にはトランスフォーマ25及
びコンデンサ27が存在し、水平偏向コイル24にコイ
ル25Sを介してコンデンサ26が接続されるととも
に、コイル25Pとコンデンサ27との直列接続を含ん
だ第2の直列接続回路部が接続されている。そして、ト
ランスフォーマ25の一次側コイルを形成するコイル2
5Pの両端間には、各水平走査期間において、直流電圧
源+Bからの直流電源電圧の値Vccに対応する絶対値
を有した負の電圧が発生するとともに、各水平帰線期間
において、共振コンデンサ23の両端に得られる水平帰
線パルスのピーク値と同じ振幅値Vcpを有した電圧が
発生する。従って、コイル25Pの両端間には、図2の
Aに示される如くの、各水平走査期間においては負の値
−Vccをとり、各水平帰線期間においては、値−Vc
cから立ち上がって値−Vccに戻る振幅値Vcpをと
るものとされる電圧VPが得られる。
【0042】このようなコイル25Pの両端間に得られ
る電圧VPは、コイル25Pとコイル25Sとが相互に
極性反転結合されるものとなされているので、コイル2
5Pと電磁結合したトランスフォーマ25の二次側コイ
ルを形成するコイル25Sの両端間に、コイル25Pに
対するコイル25Sの巻線比に応じた値を有し、かつ、
極性が反転されたものとして伝達される。即ち、コイル
25Pに対するコイル25Sの巻線比をn2/n1(n
1及びn2の夫々は正数)とすると、コイル25Sの両
端間に、コイル25Pの両端間に得られる電圧VPに巻
線比n2/n1を乗じるとともに、極性を反転して得ら
れる値を有した電圧VSが得られるのである。
【0043】このコイル25Sの両端間に得られる電圧
VSは、図2のBに示される如くに、各水平走査期間に
おいては値Vcc・n2/n1をとり、各水平帰線期間
においては、値Vcc・n2/n1から立ち下がって値
Vcc・n2/n1に戻る振幅値Vcp・n2/n1を
とるものとされる。
【0044】そして、コイル25Pの両端間に得られる
電圧VPとコイル25Sの両端間に得られる電圧VSと
の差が、水平偏向コイル24の両端間に加えられる。そ
れにより、水平偏向コイル24の両端間には、図2のC
に示される如くの、各水平走査期間においては、負の値
−Vccとる電圧VPから値Vcc・n2/n1をとる
電圧VSが減じられて得られる負の値−Vcc・(1+
n2/n1)をとり、各水平帰線期間においては、負の
値−Vccから立ち上がって負の値−Vccに戻る振幅
値Vcpをとるものとされる電圧VPから、値Vcc・
n2/n1から立ち下がって値Vcc・n2/n1に戻
る振幅値Vcp・n2/n1をとる電圧VSが減じられ
て得られる、負の値−Vcc・(1+n2/n1)から
立ち上がって負の値−Vcc・(1+n2/n1)に戻
る振幅値Vcp・(1+n2/n1)をとる電圧VDが
加えられる。
【0045】このようにして水平偏向コイル24の両端
間に加えられる電圧VDは、仮にトランスフォーマ25
及びコンデンサ27が無いとしたもとで水平偏向コイル
24の両端間に加えられる電圧より大なる絶対値を有し
たものとなる。その結果、トランスフォーマ25を形成
するコイル25P及び25Sが設けられない場合に比し
て、水平偏向コイル24を流れる水平偏向電流の値が増
大せしめられることになる。それに伴い、水平偏向コイ
ル24が画像表示用の陰極線管に配されるもとにあっ
て、その陰極線管の表示スクリーン部における画像表示
画面幅が増大せしめられることになる。
【0046】従って、図1に示される例によれば、例え
ば、水平走査周波数が比較的高くされる,帰線パルスの
ピーク値を制御する高圧安定化回路が構成される等の各
種の条件が課せられる場合にも、各条件下において、直
流電源電圧供給部を形成する直流電圧源+Bからの直流
電源電圧の値の増大,水平偏向コイル24のインダクタ
ンス値の低減等をもたらすことなく、陰極線管の表示ス
クリーン部において予め設定された必要とされる画像表
示画面幅を得ることができ、それゆえ、高耐圧特性を有
したスイッチング素子等を要さず、また、水平偏向コイ
ル24を水平偏向電流が流れることによって生じる損失
の低減を図ることができる。
【0047】図3は、本願の特許請求の範囲における請
求項3から請求項6のいずれかに記載された発明に係る
水平偏向回路装置の一例を示す。この図3に示される例
においては、水平偏向回路の基本的構成が図1に示され
る例におけるものと同様とされている。そして、それに
とどまらず、図3に示される例は、直流電圧源+Bとフ
ライバック・トランスフォーマ28の一次側コイル28
Pとの間にエミッタ−コレクタ間通路が接続されたPN
P形のトランジスタ31,アノードがフライバック・ト
ランスフォーマ28の一次側コイル28Pに接続される
とともにカソードが直流電圧源+Bに接続されたダイオ
ード32、及び、カソードがトランジスタ31のコレク
タに接続されるとともにアノードが基準電位点に接続さ
れたダンパーダイオード33が設けられ、トランジスタ
31のベースに制御信号形成部35が接続された点にお
いて、図1に示される例と相違するだけで、その他の構
成は図1に示される例と同様である。図3においては、
図1に示される各部に対応する部分が図1と共通の符号
が付されて示されており、それらについての重複説明は
省略される。
【0048】図3に示される例にあっては、直流電圧源
+B,トランジスタ31,ダイオード32,ダンパーダ
イオード33及び制御信号形成部35によって直流電源
電圧供給部が形成されており、トランジスタ31とダイ
オード32とは、補助スイッチング部を形成している。
そして、制御信号形成部35からのスイッチング制御信
号CSがトランジスタ31のベースに供給され、トラン
ジスタ31が、図4のAに示される如くに、スイッチン
グ制御信号CSに応じてオン状態とオフ状態とを交互に
とる。
【0049】トランジスタ31がオン状態をとるとき、
フライバック・トランスフォーマ28の一次側コイル2
8Pに、直流電圧源+Bからの値Vccをとる直流電圧
がトランジスタ31を通じて供給され、直流電圧源+B
からの電流Ibが、トランジスタ31のエミッタ−コレ
クタ通路及びフライバック・トランスフォーマ28の一
次側コイル28Pを通じて流れる。このとき、トランジ
スタ31のコレクタとダンパーダイオード33のカソー
ドとの接続点Qに得られる電圧VQは、図4のBに示さ
れる如く、直流電圧源+Bからの直流電圧の値Vccを
とる。
【0050】その後、トランジスタ31がオフ状態をと
ると、フライバック・トランスフォーマ28の一次側コ
イル28Pにおけるインダクタンスの慣性により、ダン
パーダイオード33を通じた電流Idがフライバック・
トランスフォーマ28の一次側コイル28Pを継続的に
流れ、接続点Qに得られる電圧VQは、図4のBに示さ
れる如く、零とされる。従って、フライバック・トラン
スフォーマ28の一次側コイル28Pに供給される接続
点Qに得られる電圧VQは、トランジスタ31のオン状
態及びオフ状態に応じて、値Vcc及び零をとることに
なり、水平偏向コイル24にコイル25Sを介して接続
されたコンデンサ26の両端間には、図4のBに示され
る如くの、電圧VQの値の平均値Veをとる電圧が得ら
れることになる。
【0051】電圧VQの値の平均値Veは、トランジス
タ31におけるスイッチング周期(1組のオン状態期間
とオフ状態期間との和の期間)に対するオン状態期間の
比に応じて変化する。それゆえ、実質的に、水平偏向コ
イル24に供給される直流電源電圧が、トランジスタ3
1におけるスイッチング周期に対するオン状態期間の比
が制御されることによって制御されることになり、トラ
ンジスタ31におけるスイッチング周期に対するオン状
態期間の比の制御は、制御信号形成部35からのスイッ
チング制御信号CSを変化させることによって可能とさ
れる。
【0052】即ち、図3に示される例にあっては、制御
信号形成部35からのスイッチング制御信号CSを変化
させることによって、実質的に水平偏向コイル24に供
給される直流電源電圧を変化させることができ、このよ
うに水平偏向コイル24に供給される直流電源電圧を制
御できるもとで、前述の図1に示される例の場合と同様
な動作を行うことができることになる。
【0053】なお、アノードがフライバック・トランス
フォーマ28の一次側コイル28Pに接続されるととも
にカソードが直流電圧源+Bに接続されたダイオード3
2は、直流電圧源+Bからの直流電圧とフライバック・
トランスフォーマ28の一次側コイル28Pを含む負荷
条件との関係に応じてオン状態をとり、フライバック・
トランスフォーマ28の一次側コイル28P側から直流
電圧源+B側に向かう電流を流す。
【0054】図5は、本願の特許請求の範囲における請
求項3から請求項6のいずれかに記載された発明に係る
水平偏向回路装置の他の例を示す。図5においても、図
1に示される各部に対応する部分が図1と共通の符号が
付されて示されており、それらについての重複説明は省
略される。
【0055】図5に示される例は、図1及び図3に示さ
れる例において備えられている、水平偏向コイル24
と、トランスフォーマ25の二次側コイルとされたコイ
ル25Sと、比較的大なる容量を有したコンデンサ26
との直列接続を含んだ第1の直列接続回路部、及び、コ
イル25Sとでトランスフォーマ25を形成する、トラ
ンスフォーマ25の一次側コイルとされたコイル25P
と、比較的大なる容量を有したコンデンサ27との直列
接続を含んだ第2の直列接続回路部、さらには、図3に
示される例において備えられている、直流電圧源+B,
トランジスタ31,ダイオード32,ダンパーダイオー
ド33及び制御信号形成部35が形成する直流電源電圧
供給部が、図1及び図3に示される例におけるものとは
異なる水平偏向回路の基本的構成に適用された状態を示
している。
【0056】この図5に示される例における水平偏向回
路の基本的構成にあっては、トランジスタ21のコレク
タ─エミッタ通路に対して接続された、ダンパーダイオ
ード22,共振コンデンサ23,第1の直列接続回路部
及び第2の直列接続回路部等に加えて、ダイオード4
1,コンデンサ42,調整部43,コイル44,コンデ
ンサ45等が接続されていて、所謂、ダイオード・モジ
ュレータ形の構成がとられている。水平偏向コイル24
に鋸歯状波形を有した水平偏向電流を流す基本的動作
は、図1及び図3に示される例と同様である。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の特
許請求の範囲における請求項1から請求項6までのいず
れかに記載された発明に係る水平偏向回路装置によれ
ば、水平偏向コイルに関連してトランスフォーマを形成
する第1及び第2のコイルが設けられることにより、水
平偏向コイルの両端間に加えられる電圧を、第2のコイ
ルの両端間に得られる電圧の絶対値と第1のコイルの両
端間に得られる電圧の絶対値との和に相当する絶対値を
有したものとし得ることになり、斯かる水平偏向コイル
の両端間に加えられる電圧を、トランスフォーマを形成
する第1及び第2のコイルが設けられない場合において
水平偏向コイルの両端間に加えられる電圧より大なる絶
対値を有したものとできるので、トランスフォーマを形
成する第1及び第2のコイルが設けられない場合に比し
て、水平偏向コイルを流れる水平偏向電流の値を増大さ
せることができ、それに伴い、水平偏向コイルが画像表
示用の陰極線管に配されるもとにあって、その陰極線管
の表示スクリーン部における画像表示画面幅を増大させ
ることができる。
【0058】従って、例えば、水平走査周波数が比較的
高くされる,帰線パルスのピーク値を制御する高圧安定
化回路が構成される等の各種の条件が課せられる場合に
も、各条件下において、直流電源電圧供給部から供給さ
れる直流電源電圧の値の増大,水平偏向コイルのインダ
クタンス値の低減等をもたらすことなく、陰極線管の表
示スクリーン部において予め設定された必要とされる画
像表示画面幅を得ることができ、それゆえ、高耐圧特性
を有したスイッチング素子等を必要とせず、また、水平
偏向コイルを水平偏向電流が流れることによって生じる
損失の低減を図ることができる。
【0059】また、特に、本願の特許請求の範囲におけ
る請求項3に記載された発明に係る水平偏向回路装置に
よれば、直流電源電圧供給部が、直流電圧源と、一端が
直流電圧源に接続されるとともに他端が負荷コイル部に
接続された補助スイッチング部と、カソードが補助スイ
ッチング部の他端に接続されるとともにアノードが基準
電位点に接続されたダイオード素子とを含んで構成さ
れ、直流電源電圧供給部から、直流電圧源からの直流電
圧の値が補助スイッチング部のスイッチング周期に対す
るオン状態期間の比に応じて制御されて得られる値を有
した直流電圧が、直流電源電圧として供給されるので、
負荷コイル部を通じてスイッチング部の出力端に供給さ
れる直流電源電圧供給部からの直流電源電圧の値を、補
助スイッチング部のスイッチング周期に対するオン状態
期間を制御することによって、適宜制御できるもとで、
上述の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の特許請求の範囲における請求項1,請求
項2,請求項5及び請求項6のいずれかに記載された発
明に係る水平偏向回路装置の一例を示す回路接続図であ
る。
【図2】図1に示される例の動作説明に供される波形図
である。
【図3】本願の特許請求の範囲における請求項3から請
求項6までのいずれかに記載された発明に係る水平偏向
回路装置の一例を示す回路接続図である。
【図4】図3に示される例の動作説明に供される波形図
である。
【図5】本願の特許請求の範囲における請求項3から請
求項6までのいずれかに記載された発明に係る水平偏向
回路装置の他の例を示す回路接続図である。
【図6】従来提案されている水平偏向回路装置の例を示
す回路接続図である。
【図7】図6に示される水平偏向回路装置の動作説明に
供される波形図である。
【符号の説明】
21,31 トランジスタ 22,33 ダンパー
ダイオード 23共振コンデンサ 24 水平
偏向コイル 25 トランスフォーマ 25P,25S コイル 26,27 コンデンサ
28 フライバック・トランスフォーマ 2
8P 一次側コイル 28S 二次側コイル
29,32 ダイオード 30 駆動信号形成部
35 制御信号形成部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平駆動信号に応じて作動するスイッチン
    グ部と、 該スイッチング部の出力端を直流電源電圧供給部に連結
    する負荷コイル部と、 上記スイッチング部の出力端に接続された水平偏向コイ
    ル,第1のコイル及び第1のコンデンサの直列接続を含
    む第1の直列接続回路部と、 上記第1の直列接続回路部に対して並列に接続された、
    上記第1のコイルとでトランスフォーマを形成する第2
    のコイル及び第2のコンデンサの直列接続を含む第2の
    直列接続回路部と、 上記スイッチング部の出力端に接続された第3のコンデ
    ンサと、を備え、 上記トランスフォーマが上記第2のコイルを一次側コイ
    ルとするとともに上記第1のコイルを二次側コイルとす
    るものとされる水平偏向回路装置。
  2. 【請求項2】トランスフォーマを形成する第1のコイル
    と第2のコイルとが相互に極性反転結合されることを特
    徴とする請求項1記載の水平偏向回路装置。
  3. 【請求項3】直流電源電圧供給部が、直流電圧源と、一
    端が上記直流電圧源に接続されるとともに他端が負荷コ
    イル部に接続された補助スイッチング部と、カソードが
    上記補助スイッチング部の他端に接続されるとともにア
    ノードが基準電位点に接続されたダイオード素子と、を
    含んで構成されることを特徴とする請求項1または2記
    載の水平偏向回路装置。
  4. 【請求項4】補助スイッチング部が、ベースにスイッチ
    ング信号が供給され、コレクタ─エミッタ間通路が直流
    電圧源と負荷コイル部との間に接続されたトランジスタ
    素子と、アノードが上記負荷コイル部に接続されるとと
    もにカソードが上記直流電圧源に接続されたダイオード
    と、を含んで形成されることを特徴とする請求項3記載
    の水平偏向回路装置。
  5. 【請求項5】スイッチング部が、ベースに水平駆動信号
    が供給されるトランジスタ素子と、該トランジスタ素子
    のコレクタ−エミッタ間通路と並列に接続れたダンパー
    ダイオード素子と、を含んで形成されることを特徴とす
    る請求項2,3または4記載の水平偏向回路装置。
  6. 【請求項6】負荷コイル部がフライバック・トランスフ
    ォーマを構成することを特徴とする請求項2,3,4ま
    たは5記載の水平偏向回路装置。
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