JPH11127559A - 交流エネルギー変換機 - Google Patents
交流エネルギー変換機Info
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- JPH11127559A JPH11127559A JP9307995A JP30799597A JPH11127559A JP H11127559 A JPH11127559 A JP H11127559A JP 9307995 A JP9307995 A JP 9307995A JP 30799597 A JP30799597 A JP 30799597A JP H11127559 A JPH11127559 A JP H11127559A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、回転磁界発生機構部と回転駆動部
が分離独立してなる交流エネルギー変換機において、分
離している回転子Assyに回転と加熱の併用に活用し
Co−Generation化した交流エネルギー変換
機を提供する。 【解決手段】 回転駆動用コイルを用い回転時は、イン
バーター回路にて、90度差の2相や、120度差の3
相により回転駆動させ、加熱時は同相化し電力を供給す
ると共に印加周波数を回転駆動周波数より同等以上にす
ることにより、軟磁性金属材と良導体金属材で構成され
た回転円板が回転円板以外に誘導加熱円板にも兼用出来
るように構成する。
が分離独立してなる交流エネルギー変換機において、分
離している回転子Assyに回転と加熱の併用に活用し
Co−Generation化した交流エネルギー変換
機を提供する。 【解決手段】 回転駆動用コイルを用い回転時は、イン
バーター回路にて、90度差の2相や、120度差の3
相により回転駆動させ、加熱時は同相化し電力を供給す
ると共に印加周波数を回転駆動周波数より同等以上にす
ることにより、軟磁性金属材と良導体金属材で構成され
た回転円板が回転円板以外に誘導加熱円板にも兼用出来
るように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流エネルギー変
換機に関するものであり、回転駆動コイルを用い回転時
には回転磁気発生構成とし、加熱時には交番磁界発生用
にコイル切り換えと同相化を行い、軟磁性金属材及びそ
の複合材で構成した回転板を誘導加熱で発熱させること
ができる回転機能以外に誘導加熱機能をも兼用可能とし
た交流エネルギー変換機に関するもので、回転可能な保
温器、調理鍋、科学機器等の応用が可能である。
換機に関するものであり、回転駆動コイルを用い回転時
には回転磁気発生構成とし、加熱時には交番磁界発生用
にコイル切り換えと同相化を行い、軟磁性金属材及びそ
の複合材で構成した回転板を誘導加熱で発熱させること
ができる回転機能以外に誘導加熱機能をも兼用可能とし
た交流エネルギー変換機に関するもので、回転可能な保
温器、調理鍋、科学機器等の応用が可能である。
【0002】
【従来の技術および課題】従来、磁気発生機構部と回転
駆動部が分離独立してなる交流エネルギー変換機の加熱
回転機能は、本発明者らが先願した特願平8−2801
39に示すように、回転磁界発生用コイルと高周波誘導
加熱用コイルを、回転磁界発生用コイルの最外周に配置
してそれぞれの電源により駆動していたが、それぞれの
用途に応じたコイルを配置していた為、収容面積が大き
く、コストも高いという問題があった。
駆動部が分離独立してなる交流エネルギー変換機の加熱
回転機能は、本発明者らが先願した特願平8−2801
39に示すように、回転磁界発生用コイルと高周波誘導
加熱用コイルを、回転磁界発生用コイルの最外周に配置
してそれぞれの電源により駆動していたが、それぞれの
用途に応じたコイルを配置していた為、収容面積が大き
く、コストも高いという問題があった。
【0003】本発明の目的は、上記欠点を解決し従来問
題となっていた収容面積,コストの低減化をはかるた
め、回転磁界発生用コイルにて加熱もできる小型で低コ
ストの交流エネルギー変換機を提供するものである。
題となっていた収容面積,コストの低減化をはかるた
め、回転磁界発生用コイルにて加熱もできる小型で低コ
ストの交流エネルギー変換機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するためになされたもので、本発明の請求項1
に係る交流エネルギー変換機においては、磁気発生機構
部と回転駆動部を内部に備えた容器とが分離独立してな
る交流エネルギー変換機に於いて、磁気発生機構部は偏
平なドーナツ型の磁気台座を備え、低直流抵抗の巻線か
ら巻回形成された有芯コイルを磁気台座の円周面上に複
数個定間隔に設け、回転駆動および誘導加熱を同一有芯
コイルにて、回転、加熱を行うようにしたものである。
題を解決するためになされたもので、本発明の請求項1
に係る交流エネルギー変換機においては、磁気発生機構
部と回転駆動部を内部に備えた容器とが分離独立してな
る交流エネルギー変換機に於いて、磁気発生機構部は偏
平なドーナツ型の磁気台座を備え、低直流抵抗の巻線か
ら巻回形成された有芯コイルを磁気台座の円周面上に複
数個定間隔に設け、回転駆動および誘導加熱を同一有芯
コイルにて、回転、加熱を行うようにしたものである。
【0005】本発明の請求項2に係る交流エネルギー変
換機においては、請求項1記載の交流エネルギー変換機
において、2相又は3相インバータ回路を備え、回転駆
動時は90度位相差の2相駆動または、120度位相差
の3相駆動とし、加熱時は同相化して交番磁界発生方式
に切り換え、かつその印加周波数を回転周波数以上とす
るようにしたものである。
換機においては、請求項1記載の交流エネルギー変換機
において、2相又は3相インバータ回路を備え、回転駆
動時は90度位相差の2相駆動または、120度位相差
の3相駆動とし、加熱時は同相化して交番磁界発生方式
に切り換え、かつその印加周波数を回転周波数以上とす
るようにしたものである。
【0006】本発明の請求項3に係る交流エネルギー変
換機においては、請求項1または2記載の交流エネルギ
ー変換機において、複数の線を束ね1本とし有芯コイル
を1コイル当たり0.2Ω以下の低直流抵抗に形成したも
のである。
換機においては、請求項1または2記載の交流エネルギ
ー変換機において、複数の線を束ね1本とし有芯コイル
を1コイル当たり0.2Ω以下の低直流抵抗に形成したも
のである。
【0007】本発明の請求項4に係る交流エネルギー変
換機においては、請求項1〜3のいずれかに記載の交流
エネルギー変換機において、回転駆動部を備えた容器
は、非磁性の耐熱性材料(例えばガラス,耐熱性樹脂,
ステンレス等)で構成し容器の内部底面には、円周に沿
って回転球のガイド溝を設けたものである。
換機においては、請求項1〜3のいずれかに記載の交流
エネルギー変換機において、回転駆動部を備えた容器
は、非磁性の耐熱性材料(例えばガラス,耐熱性樹脂,
ステンレス等)で構成し容器の内部底面には、円周に沿
って回転球のガイド溝を設けたものである。
【0008】本発明の請求項5に係る交流エネルギー変
換機においては、請求項1〜4のいずれかに記載の交流
エネルギー変換機において、上記容器内に備えられた回
転機構部は、着脱が容易の置き型構成であり、軟磁性金
属材(例えば鉄,鉄系金属,穴あきアルミと鉄の複合材
等)で構成された回転板を具備し、その回転板面内に円
周に沿って自由自在に回転する回転球が少なくとも3個
以上等間隔に保持備えられ、容器内部底面のガイド溝に
対接するように配置されると共に、回転球が非磁性また
は非金属材(例えばガラス,セラミック等)で構成した
ものである。
換機においては、請求項1〜4のいずれかに記載の交流
エネルギー変換機において、上記容器内に備えられた回
転機構部は、着脱が容易の置き型構成であり、軟磁性金
属材(例えば鉄,鉄系金属,穴あきアルミと鉄の複合材
等)で構成された回転板を具備し、その回転板面内に円
周に沿って自由自在に回転する回転球が少なくとも3個
以上等間隔に保持備えられ、容器内部底面のガイド溝に
対接するように配置されると共に、回転球が非磁性また
は非金属材(例えばガラス,セラミック等)で構成した
ものである。
【0009】本発明の請求項6に係る交流エネルギー変
換機においては、請求項1〜5のいずれかに記載の交流
エネルギー変換機において、回転駆動と誘導加熱を兼用
とする磁気発生機構部は、特にその誘導加熱による自己
発熱を抑えるために、有芯コイルの磁芯材及び下部に配
置された磁気台座の材料は共に高周波特性のよいフェラ
イト材(例えばMn−Zn,Ni−Zn係等)を使用し
たものである。
換機においては、請求項1〜5のいずれかに記載の交流
エネルギー変換機において、回転駆動と誘導加熱を兼用
とする磁気発生機構部は、特にその誘導加熱による自己
発熱を抑えるために、有芯コイルの磁芯材及び下部に配
置された磁気台座の材料は共に高周波特性のよいフェラ
イト材(例えばMn−Zn,Ni−Zn係等)を使用し
たものである。
【0010】本発明の請求項7に係る交流エネルギー変
換機においては、請求項1〜6のいずれかに記載の交流
エネルギー変換機において、回転駆動と誘導加熱を単一
モードの切り換え手段、又は両者兼用モードの時分割駆
動手段とを有する構成にしたものである。
換機においては、請求項1〜6のいずれかに記載の交流
エネルギー変換機において、回転駆動と誘導加熱を単一
モードの切り換え手段、又は両者兼用モードの時分割駆
動手段とを有する構成にしたものである。
【0011】
【作用】本発明は、従来問題となっていた収容面積、コ
ストの低減化するため、磁気発生用コイルと駆動条件に
着目し、回転磁界発生用コイルにて加熱もできる方法を
見出した。即ち回転駆動用コイルを用い回転時は、2相
インバーター回路の場合は、印加周波数150Hz〜6
00Hzにし、Sin,Cosの2相により回転駆動さ
せ、加熱時はSin、Cosのどちらか一方を切り替え
同相化し、電力を供給すると共に印加周波数を回転駆動
周波数より同等以上にすることにより、軟磁性金属材と
で構成された回転板が誘導加熱により加熱もできるよう
になった。
ストの低減化するため、磁気発生用コイルと駆動条件に
着目し、回転磁界発生用コイルにて加熱もできる方法を
見出した。即ち回転駆動用コイルを用い回転時は、2相
インバーター回路の場合は、印加周波数150Hz〜6
00Hzにし、Sin,Cosの2相により回転駆動さ
せ、加熱時はSin、Cosのどちらか一方を切り替え
同相化し、電力を供給すると共に印加周波数を回転駆動
周波数より同等以上にすることにより、軟磁性金属材と
で構成された回転板が誘導加熱により加熱もできるよう
になった。
【0012】そして、加熱効率を向上させるためコイル
の線径の細い線を10本以上束ね、且つ撚って径の太い
線と同等以下の低直流抵抗になるように1本の線に成形
したコイルを構成したことにより、加熱と回転を同一コ
イルにて電気的に切り替えることが可能となった。
の線径の細い線を10本以上束ね、且つ撚って径の太い
線と同等以下の低直流抵抗になるように1本の線に成形
したコイルを構成したことにより、加熱と回転を同一コ
イルにて電気的に切り替えることが可能となった。
【0013】さらに、加熱効率を上げる為に前記回転子
側励磁コイルの磁気回路の磁性材料を、高周波特性のよ
いフェライト材(例えばMn−Zn,Ni−Zn等)を
用いて固定子側発熱を抑え、回転板がより渦電流損を誘
導しやすい可聴周波数以上の(この場合20KHz〜3
0KHz)高周波電流を印加したので、収容面積が大幅
に改善し、また生産コストの低減も可能となった。尚、
ここで用いられたフェライトは、有芯コイルの磁芯材と
コイル群の底面にある磁気台座にMn−Znフェライト
を用いた。
側励磁コイルの磁気回路の磁性材料を、高周波特性のよ
いフェライト材(例えばMn−Zn,Ni−Zn等)を
用いて固定子側発熱を抑え、回転板がより渦電流損を誘
導しやすい可聴周波数以上の(この場合20KHz〜3
0KHz)高周波電流を印加したので、収容面積が大幅
に改善し、また生産コストの低減も可能となった。尚、
ここで用いられたフェライトは、有芯コイルの磁芯材と
コイル群の底面にある磁気台座にMn−Znフェライト
を用いた。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図1は本発明の実施例を示すものであり、図1
は交流エネルギー変換機の概略断面図であり、磁気発生
機構部1と回転駆動部を備えた容器2がそれぞれ分離独
立した構成に於いて、磁気発生機構部1は、回転駆動−
誘導加熱併用コイル3、回転駆動−誘導加熱併用コイル
3の中心部には軟磁性材特にフェライト材で形成された
磁芯4回転駆動−誘導加熱併用コイル3と磁芯4の下に
は軟磁性材料特にフェライト材で形成した磁気台座5を
備え全体を収納ケース6に納め磁気発生機構部を構成し
ている。
明する。図1は本発明の実施例を示すものであり、図1
は交流エネルギー変換機の概略断面図であり、磁気発生
機構部1と回転駆動部を備えた容器2がそれぞれ分離独
立した構成に於いて、磁気発生機構部1は、回転駆動−
誘導加熱併用コイル3、回転駆動−誘導加熱併用コイル
3の中心部には軟磁性材特にフェライト材で形成された
磁芯4回転駆動−誘導加熱併用コイル3と磁芯4の下に
は軟磁性材料特にフェライト材で形成した磁気台座5を
備え全体を収納ケース6に納め磁気発生機構部を構成し
ている。
【0015】図2は、回転駆動部を備えた容器2の概略
平面図と概略断面図を示した図であり、容器2は、非磁
性非金属材(例えばガラス,耐熱性樹脂,ステンレス
等)で構成され、容器の内部底面には回転板の回転ガイ
ド溝aを円周に沿って設けている。容器2に備えられた
回転板7は、軟磁性金属材(例えば鉄、鉄系金属や穴あ
きアルミと鉄の複合材)で構成し回転板7の面内に円周
に沿って自由に回転する回転球8が少なくとも3カ所に
等間隔(120度毎)に設けられている。また球は容器
の内部底面に設けられた回転ガイド溝aに対接するよう
に配置され、ガラス球、セラミック球等非磁性非金属材
で構成している。
平面図と概略断面図を示した図であり、容器2は、非磁
性非金属材(例えばガラス,耐熱性樹脂,ステンレス
等)で構成され、容器の内部底面には回転板の回転ガイ
ド溝aを円周に沿って設けている。容器2に備えられた
回転板7は、軟磁性金属材(例えば鉄、鉄系金属や穴あ
きアルミと鉄の複合材)で構成し回転板7の面内に円周
に沿って自由に回転する回転球8が少なくとも3カ所に
等間隔(120度毎)に設けられている。また球は容器
の内部底面に設けられた回転ガイド溝aに対接するよう
に配置され、ガラス球、セラミック球等非磁性非金属材
で構成している。
【0016】図3は、回転駆動部を取り除いた容器のみ
の概略平面図と概略断面図を示した図であり、図4は回
転板の概略平面図と概略断面図を示した図である。図5
は、回転球の固定法例を示した拡大図であり、図5(a)
は回転板7が3枚の積層板で構成され、回転球8が配置
する部分に回転板7の中板bの穴径は回転球8の外径よ
り大きくし、上下c,dの回転板7の回転球8の配置す
る穴径は、回転球8の外径より小さくし回転球8が自由
自在に回転し且つ回転板7から抜けないようにしてい
る。
の概略平面図と概略断面図を示した図であり、図4は回
転板の概略平面図と概略断面図を示した図である。図5
は、回転球の固定法例を示した拡大図であり、図5(a)
は回転板7が3枚の積層板で構成され、回転球8が配置
する部分に回転板7の中板bの穴径は回転球8の外径よ
り大きくし、上下c,dの回転板7の回転球8の配置す
る穴径は、回転球8の外径より小さくし回転球8が自由
自在に回転し且つ回転板7から抜けないようにしてい
る。
【0017】図5(b)は、回転球8を串差し上に固定し
回転容器の円周上に沿って回転するように構成した例で
ある。図6は磁気発生機構部1の回転駆動−誘導加熱併
用コイル3の配置を示した90度位相差の2相駆動の概
略平面図の一例である。
回転容器の円周上に沿って回転するように構成した例で
ある。図6は磁気発生機構部1の回転駆動−誘導加熱併
用コイル3の配置を示した90度位相差の2相駆動の概
略平面図の一例である。
【0018】次に駆動確認した実施例について説明す
る。図1に示した磁気発生機構部1と回転駆動部を備え
た容器2がそれぞれ分離独立してなる交流エネルギー変
換機を用い、回転と加熱の駆動確認を行った。容器2に
水1000ccを入れ、2相インバーター回路(1相切り替え
付)を用い回転駆動周波数500Hz、駆動電力60W
(1相分)を回転駆動−誘導加熱併用コイル3に印加す
ると共に回転駆動−誘導加熱併用コイル3の回路接続は
4極2相構成(図7A)とし、回転駆動の確認を行い容
器2の回転ガイド溝に沿って回転球が回転し回転板が安
定した回転状態を得ることが出来た。
る。図1に示した磁気発生機構部1と回転駆動部を備え
た容器2がそれぞれ分離独立してなる交流エネルギー変
換機を用い、回転と加熱の駆動確認を行った。容器2に
水1000ccを入れ、2相インバーター回路(1相切り替え
付)を用い回転駆動周波数500Hz、駆動電力60W
(1相分)を回転駆動−誘導加熱併用コイル3に印加す
ると共に回転駆動−誘導加熱併用コイル3の回路接続は
4極2相構成(図7A)とし、回転駆動の確認を行い容
器2の回転ガイド溝に沿って回転球が回転し回転板が安
定した回転状態を得ることが出来た。
【0019】また、回転起動力,回転数のコントロール
は、サーボ回路を併用することにより更に精度を高める
事が出来る。加熱確認は、電気的にSin/Cosを同
相にし交番磁界を発生させ誘導加熱方式にし、各コイル
群の結線を図7Bに示すように2並列2直列×2列にな
るように結線し、印加周波数を、2KHz、印加電力を
500W、600W,700Wについてそれぞれ加熱状
態を確認した結果、500W印加時は、10分後水温が
70℃、600W印加時は、10分後水温が80℃、7
00W印加時は、10分後水温が95℃とになり沸騰状
態となった。
は、サーボ回路を併用することにより更に精度を高める
事が出来る。加熱確認は、電気的にSin/Cosを同
相にし交番磁界を発生させ誘導加熱方式にし、各コイル
群の結線を図7Bに示すように2並列2直列×2列にな
るように結線し、印加周波数を、2KHz、印加電力を
500W、600W,700Wについてそれぞれ加熱状
態を確認した結果、500W印加時は、10分後水温が
70℃、600W印加時は、10分後水温が80℃、7
00W印加時は、10分後水温が95℃とになり沸騰状
態となった。
【0020】この時点のコイルの温度上昇は、抵抗法に
よる測定で35℃の温度上昇であり、問題となるような
発熱は生じないことを確認した。また、各コイル群のコ
イルは、細い線を十数本束ね1本として巻線し低抵抗化
した。本実施例に於いては0.35φの線材を17本束ね1本
とし各コイルを形成し、1コイルの直流抵抗値100m
Ω以下(空芯)とし、銅損による発熱を極力おさえてい
る。
よる測定で35℃の温度上昇であり、問題となるような
発熱は生じないことを確認した。また、各コイル群のコ
イルは、細い線を十数本束ね1本として巻線し低抵抗化
した。本実施例に於いては0.35φの線材を17本束ね1本
とし各コイルを形成し、1コイルの直流抵抗値100m
Ω以下(空芯)とし、銅損による発熱を極力おさえてい
る。
【0021】次に0.35φの線材を30本束ね1本とし直
流抵抗を更に下げ、回転板がより渦電流損を誘導しやす
い可聴周波数以上の25KHzを印加し、水の温度上昇
を確認した結果、900W印加して6分で沸騰に達し
た。もちろん2相による回転駆動は安定に回転している
事も確認した(印加周波数500Hz)。
流抵抗を更に下げ、回転板がより渦電流損を誘導しやす
い可聴周波数以上の25KHzを印加し、水の温度上昇
を確認した結果、900W印加して6分で沸騰に達し
た。もちろん2相による回転駆動は安定に回転している
事も確認した(印加周波数500Hz)。
【0022】上記のように、回転駆動と誘導加熱作用を
同一コイルで使用可能となり、それぞれ回転用コイル、
誘導加熱用コイルを設けて加熱及び回転ができる従来の
交流エネルギー変換機より、小型化で安価な交流エネル
ギー変換機が可能となった。また、回転と加熱を用途目
的に応じスイッチング切り換えにより交互に駆動させる
ことも出来る。
同一コイルで使用可能となり、それぞれ回転用コイル、
誘導加熱用コイルを設けて加熱及び回転ができる従来の
交流エネルギー変換機より、小型化で安価な交流エネル
ギー変換機が可能となった。また、回転と加熱を用途目
的に応じスイッチング切り換えにより交互に駆動させる
ことも出来る。
【0023】さらに、より一歩進めて両者を図8に示す
ように回転駆動時間T1、誘導加熱駆動時間T2のような
回転させながら加熱する時分割駆動もできる。この場合
図示の如く回転円板の誘起された電力は動力分と自己発
熱分に区分できる。この自己発熱も誘導加熱分に加算さ
れ、結果として、回転モードだけだと「回転−保温モー
ド」が積極的に誘導加熱モードを時分割動作させること
により「回転−沸騰モード」をより効率よく実現するこ
とが出来る端末電力機器のCo-Generationが達成され2
1世紀省エネに大いに貢献する。
ように回転駆動時間T1、誘導加熱駆動時間T2のような
回転させながら加熱する時分割駆動もできる。この場合
図示の如く回転円板の誘起された電力は動力分と自己発
熱分に区分できる。この自己発熱も誘導加熱分に加算さ
れ、結果として、回転モードだけだと「回転−保温モー
ド」が積極的に誘導加熱モードを時分割動作させること
により「回転−沸騰モード」をより効率よく実現するこ
とが出来る端末電力機器のCo-Generationが達成され2
1世紀省エネに大いに貢献する。
【0024】また、本実施例は、一例でありコイル線径
を更に細い線材を束ねるまたは太い線を数本束ねコイル
を形成してよい。
を更に細い線材を束ねるまたは太い線を数本束ねコイル
を形成してよい。
【0025】
【発明の効果】以上の如く、本発明は従来問題となって
いた収容面積、コストの低減化するため、磁気発生用コ
イルと駆動条件に着目し、回転磁界発生用コイルにて加
熱もできる方法を見出した。即ち回転駆動用コイルを用
い回転時は、2相インバーター回路にて、印加周波数1
50Hz〜600Hzにし、Sin,Cosの2相によ
り回転駆動させ、加熱時はSin、Cosのどちらか一
方を切り換え同相化し、電力を供給すると共に印加周波
数を回転駆動周波数より同等以上にすることにより、軟
磁性金属材で構成された回転板が誘導加熱により加熱さ
れるように構成できた。
いた収容面積、コストの低減化するため、磁気発生用コ
イルと駆動条件に着目し、回転磁界発生用コイルにて加
熱もできる方法を見出した。即ち回転駆動用コイルを用
い回転時は、2相インバーター回路にて、印加周波数1
50Hz〜600Hzにし、Sin,Cosの2相によ
り回転駆動させ、加熱時はSin、Cosのどちらか一
方を切り換え同相化し、電力を供給すると共に印加周波
数を回転駆動周波数より同等以上にすることにより、軟
磁性金属材で構成された回転板が誘導加熱により加熱さ
れるように構成できた。
【0026】さらに加熱効率を向上させるため、コイル
の線径の細い線を10本以上束ね且つ撚って径の太い線
と同等の低抵抗になるように1本の線に成形しコイルを
構成させたことにより、加熱と回転が同一コイルにて電
気的に切り換え可能となり、その結果、収容面積が大幅
に改善し小型化が可能となり、コストの低減も可能とな
った。
の線径の細い線を10本以上束ね且つ撚って径の太い線
と同等の低抵抗になるように1本の線に成形しコイルを
構成させたことにより、加熱と回転が同一コイルにて電
気的に切り換え可能となり、その結果、収容面積が大幅
に改善し小型化が可能となり、コストの低減も可能とな
った。
【図1】本発明に係る交流エネルギー変換機を概略的に
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】同交流エネルギー変換機の回転駆動部を備えた
容器を説明する図である。
容器を説明する図である。
【図3】同交流エネルギー変換機の回転駆動部を取り除
いた容器を説明する図である。
いた容器を説明する図である。
【図4】同交流エネルギー変換機の回転板を説明する図
である。
である。
【図5】同交流エネルギー変換機の回転球の固定法を説
明する図である。
明する図である。
【図6】同交流エネルギー変換機の回転磁界発生機構部
の回転駆動−誘導加熱併用コイルの配置例を示した概略
平面図である。
の回転駆動−誘導加熱併用コイルの配置例を示した概略
平面図である。
【図7】同交流エネルギー変換機のインバータ回路を説
明する図である。
明する図である。
【図8】同交流エネルギー変換機の回転と加熱の時分割
駆動を説明する図である。
駆動を説明する図である。
1 磁気発生機構部 2 容器 3 回転駆動−誘導加熱併用コイル 4 磁芯 5 磁気台座 6 収容ケ−ス 7 回転板 8 回転球
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流エネルギー変
換機に関するものであり、回転駆動コイルを用い回転時
には回転磁界発生構成とし、加熱時には交番磁界発生用
にコイル切り換えと同相化を行い、軟磁性金属材及びそ
の複合材で構成した回転板を誘導加熱で発熱させること
ができる回転機能以外に誘導加熱機能をも兼用可能とし
た交流エネルギー変換機に関するもので、回転可能な保
温器、調理鍋、科学機器等の応用が可能である。
換機に関するものであり、回転駆動コイルを用い回転時
には回転磁界発生構成とし、加熱時には交番磁界発生用
にコイル切り換えと同相化を行い、軟磁性金属材及びそ
の複合材で構成した回転板を誘導加熱で発熱させること
ができる回転機能以外に誘導加熱機能をも兼用可能とし
た交流エネルギー変換機に関するもので、回転可能な保
温器、調理鍋、科学機器等の応用が可能である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】同交流エネルギー変換機の磁気発生機構部の回
転駆動−誘導加熱併用コイルの配置例を示した概略平面
図である。
転駆動−誘導加熱併用コイルの配置例を示した概略平面
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 磁気発生機構部と回転駆動部を内部に備
えた容器とが分離独立してなる交流エネルギー変換機に
於いて、磁気発生機構部は偏平なドーナツ型の磁気台座
を備え、低直流抵抗の巻線から巻回形成された有芯コイ
ルを磁気台座の円周面上に複数個定間隔に設け、回転駆
動および誘導加熱を同一有芯コイルにて、回転、加熱を
行うことを特徴とする交流エネルギー変換機。 - 【請求項2】 2相又は3相インバータ回路を備え、回
転駆動時は90度位相差の2相駆動または、120度位
相差の3相駆動とし、加熱時は同相化して交番磁界発生
方式に切り換え、かつその印加周波数を回転周波数以上
とすることを特徴とする請求項1に記載の交流エネルギ
ー変換機。 - 【請求項3】 複数の線を束ね1本とし有芯コイルを1
コイル当たり0.2Ω以下の低直流抵抗に形成したことを
特徴とする請求項1または2に記載の交流エネルギー変
換機。 - 【請求項4】 上記回転駆動部を備えた容器は、ガラ
ス,耐熱性樹脂,ステンレス等から選択される非磁性の
耐熱性材料で構成され、容器の内部底面には円周に沿っ
て回転球のガイド溝が設けられていることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載の交流エネルギー変換
機。 - 【請求項5】 上記容器内に備えられた回転機構部は、
着脱が容易の置き型構成であり、鉄,鉄系金属,穴あき
アルミと鉄の複合材等から選択される難磁性金属材で構
成された回転板を具備し、その回転板面内に円周に沿っ
て自由自在に回転する回転球が少なくとも3個以上等間
隔に保持備えられ、容器内部底面のガイド溝に対接する
ように配置されると共に、回転球がガラス,セラミック
等から選択される非磁性または非金属材で構成されてい
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の交
流エネルギー変換機。 - 【請求項6】 上記回転駆動と誘導加熱を兼用とする磁
気発生機構部は、特にその誘導加熱による自己発熱を抑
えるために、有芯コイルの磁芯材及び下部に配置された
磁気台座の材料は共に高周波特性のよいMn−Zn,N
i−Zn係等から選択されるフェライト材を使用するこ
とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の交流エ
ネルギー変換機。 - 【請求項7】 上記回転駆動と誘導加熱を単一モードの
切り換え手段、又は両者兼用モードの時分割駆動手段と
を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
載の交流エネルギー変換機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9307995A JPH11127559A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 交流エネルギー変換機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9307995A JPH11127559A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 交流エネルギー変換機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11127559A true JPH11127559A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17975644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9307995A Withdrawn JPH11127559A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 交流エネルギー変換機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11127559A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001069734A (ja) * | 1999-06-24 | 2001-03-16 | Tetsuo Sekiya | 電気エネルギ変換器 |
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| WO2010061618A1 (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-03 | Sekiya Tetsuo | エネルギー変換器 |
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| JP2016085951A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱撹拌調理器 |
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| CN117443910A (zh) * | 2023-11-21 | 2024-01-26 | 北京朝阳环境集团有限公司 | 一种厨余垃圾预处理工艺 |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP9307995A patent/JPH11127559A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
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|---|---|---|---|---|
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| CN117443910A (zh) * | 2023-11-21 | 2024-01-26 | 北京朝阳环境集团有限公司 | 一种厨余垃圾预处理工艺 |
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