JPH11127737A - 釣竿保護具 - Google Patents

釣竿保護具

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JPH11127737A
JPH11127737A JP29516197A JP29516197A JPH11127737A JP H11127737 A JPH11127737 A JP H11127737A JP 29516197 A JP29516197 A JP 29516197A JP 29516197 A JP29516197 A JP 29516197A JP H11127737 A JPH11127737 A JP H11127737A
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JP
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protector
rod
fishing rod
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tip
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JP29516197A
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Kiyomi Ozaki
清己 尾崎
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Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 元竿内部に収納された竿管が元竿から抜け出
ることを防止することはもとより、竿管の元竿内への収
納及び仕掛けの捲き掛け、並びに、竿管の元竿からの引
き伸ばし及び仕掛けの解放を極めて容易に行なうことが
可能な釣竿保護具を提供する。 【解決手段】 少なくとも1本の竿管を振り出し可能に
内部に収納した元竿Rの先端部に着脱可能に取り付けら
れる釣竿保護具であって、元竿Rの先端部の外周面の少
なくとも一部を覆うように形成された保護具本体1と、
保護具本体1を元竿Rの先端部に着脱可能に取り付ける
ための取付け具7と、保護具本体1の先端に着脱可能に
設けられた栓体11と、保護具本体1に回転可能に取り
付けられた仕掛け捲き体14とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1本の
竿管を振り出し可能に内部に収納した元竿の先端部に着
脱可能に取り付けられる釣竿保護具に関する。
【0002】
【従来の技術】振出竿は、元竿とその内部に振出し可能
に収納された少なくとも1本の竿管とから構成されてい
る。このように構成される元竿の先端には、釣竿保護具
が着脱可能に取り付けられ、元竿内部に砂等の異物が侵
入することを防止したり、又、元竿内に収納された竿管
が元竿の先端から突出して竿管の先端が損傷することを
防止している。
【0003】このような従来の釣竿保護具に関して、特
許登録第2559200号公報には、元竿の先端部に着
脱自在に取り付けられる取付部と、元竿内部に収納され
た竿が元竿から抜け出るのを防止するように、かつ元竿
内部の通気性が確保されるように元竿先端との間に隙間
をあけて配置される蓋部と、取付部と蓋部とを円周方向
において局部的に連結する連結部とを備えた釣竿保護具
が開示されており、この釣竿保護具は釣糸を捲き掛ける
ための一対の係止部を有している(以下、「先行技術」
という)。
【0004】先行技術の釣竿保護具によれば、元竿内部
に収納された竿管が元竿から抜け出ることが防止され、
しかも、一対の係止部間に釣糸を捲き掛けることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】先行技術によれば、穂
先竿の先端に仕掛けが接続されたままの状態で、元竿内
部に竿管、即ち、穂先竿及び中間竿を収納し、次いで、
元竿の先端に釣竿保護具を取り付け、この釣竿保護具の
一対の係止部間に仕掛けを捲き掛けるが、このような状
態から、再び釣りの準備を行なう場合に、様々な問題が
あった。
【0006】即ち、先行技術によれば、上述した状態か
ら再び釣りの準備を行なう場合には、先ず、仕掛けを捲
き掛けた釣竿保護具を元竿の先端から取り外し、次い
で、元竿内の竿管を順次引き伸ばしながら、釣竿保護具
から仕掛けを解く。
【0007】このように元竿内の竿管を順次引き伸ばし
ながら、釣竿保護具から仕掛けを解く作業は、通常は、
釣竿保護具を地上に置くか、たも網内に入れた状態で行
なわれ、場合によっては、釣竿保護具を片手に持ったま
まの状態で行なわれる。
【0008】しかしながら、釣竿保護具を地上に置いた
状態で、元竿内の竿管を順次引き伸ばしながら、釣竿保
護具から仕掛けを解くと、仕掛けを解いていく過程で釣
糸が地上の草や枝に絡まる虞があり、これによって釣糸
が切断される場合がある。
【0009】釣竿保護具をたも網内に入れた状態で、元
竿内の竿管を順次引き伸ばしながら、釣竿保護具から仕
掛けを解くと、釣竿保護具の回転に伴う反動でこれがた
も網内で跳ねて、地上に落下し、上述した場合と同様
に、仕掛けを解いていく過程で釣糸が地上の草や枝に絡
まる虞があり、これによって釣糸が切断される場合があ
る。特に、この作業を水辺で行なう場合には、釣竿保護
具が水中に落下して、紛失する虞れがある。又、釣竿保
護具は一対の係止部を有しているので、これ等がたも網
に引っ掛かり、仕掛けを解くことが困難になる虞があ
る。
【0010】釣竿保護具を片手に持ったままの状態で、
元竿内の竿管を順次引き伸ばしながら、釣竿保護具から
仕掛けを解く場合には、元竿を脇の下や股に挟んで作業
を行なわなければならず、釣り人は非常に不安定な姿勢
を強いられ、作業効率が低下する傾向にある。
【0011】又、先行技術の釣竿保護具はキャップ状の
形状を有しており、竿管を元竿内に完全に収納した後で
なければ、元竿の先端に取り付けることができないの
で、例えば、元竿を脇の下や股に挟んで、釣竿保護具を
手に持ち、竿管を元竿内に収納しながら、一対の係止部
間に仕掛けを捲き掛けるという動作を複数回繰り返す必
要があり、その間中、釣り人は非情に不安定な姿勢を強
いられ、作業効率が低下する傾向にある。
【0012】竿管を元竿内に完全に収納した後に、これ
を地上に置き、次いで、仕掛けを釣竿保護具の一対の係
止部間に捲き掛けることも可能であるが、このような捲
きかけの際に、釣糸が地上の草や枝に絡まる虞があり、
これによって釣糸が切断される場合がある。
【0013】本発明の目的は、元竿内部に収納された竿
管が元竿から抜け出ることを防止することはもとより、
竿管の元竿内への収納及び仕掛けの捲き掛け、並びに、
竿管の元竿からの引き伸ばし及び仕掛けの解放を極めて
容易に行なうことが可能な釣竿保護具を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、少
なくとも1本の竿管を振り出し可能に内部に収納した元
竿(R)の先端部に着脱可能に取り付けられる釣竿保護
具において、前記釣竿保護具は、前記元竿(R)の先端
部の外周面の少なくとも一部を覆うように形成された保
護具本体(1)と、前記保護具本体(1)を前記元竿
(R)の先端部に着脱可能に取り付けるための取付け具
(7)と、前記保護具本体(1)の先端に着脱可能に設
けられた栓体(11)と、前記保護具本体(1)に回転
可能に取り付けられた仕掛け捲き体(14)とから構成
されていることを特徴としている。
【0015】請求項2の本発明は、請求項1の釣竿保護
具において、前記仕掛け捲き体(14)を前記保護具本
体(1)に対して回転不能に保持するためのストッパ
(S1、S2、S3)が設けられていることを特徴とし
ている。
【0016】請求項3の本発明は、請求項1又は請求項
2の釣竿保護具において、前記保護具本体(1)、前記
取付け具(7)、前記栓体(11)及び前記仕掛け捲き
体(14)の何れかに糸止め部(9c)が設けられてい
ることを特徴としている。
【0017】請求項4の本発明は、請求項1乃至請求項
3の何れか1つの釣竿保護具において、前記保護具本体
(1)の先端及びこれに着脱可能に設けられた前記栓体
(11)の少なくとも一方に釣糸導入部(2b)が設け
られていることを特徴としている。
【0018】請求項5の本発明は、請求項1乃至請求項
4の何れか1つの釣竿保護具において、前記保護具本体
(1)に元竿(R)の位置決め部(1a)が設けられて
いることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図11を参照して
本発明の第1実施形態にかかる釣竿保護具を詳細に説明
する。本発明の第1実施形態にかかる釣竿保護具Aは、
少なくとも1本の竿管を振出し可能に内部に収納した元
竿の先端部に着脱可能に取り付けられるもので、図5か
ら最も良く理解されるように、保護具本体1と、取付け
具7と、栓体11と、仕掛け捲き体14と、スライダー
19と、ロック部材22とからなっている。
【0020】保護具本体1は、元竿Rの先端部に嵌合可
能な内径を有するように略半円筒形状に形成されてお
り、一端に上記内径よりも小さい内径を有する栓体取付
部2が一体的に設けられ、これによって、保護具本体1
の内側において元竿Rの先端部の取付け位置を規制する
位置決め部としての段部1aが栓体取付部2の根元側部
分に形成されている。
【0021】図5及び図8に示すように、栓体取付部2
の外周面上には、その周方向に伸びる複数本の平行な突
条2aが軸方向に間隔をあけて形成されている。これ等
の複数本の突条2aは、後述する栓体11が容易に抜け
出ることを防止する。
【0022】保護具本体1の栓体取付部2における先端
の下部には、釣糸導入部としての切欠き2bが形成され
ている。この切欠き2bは、元竿R内に収納された穂先
竿(図示せず)の先端に接続された釣糸を後述する仕掛
け捲き体14側に導くために使用される。更に、この栓
体取付部2の下面36は、図9に示すように、薄肉状に
形成されている。上述したように、元竿R内に収納され
た穂先竿(図示せず)の先端に接続された釣糸は釣糸導
入部2bを通って仕掛け捲き体14側に導かれ、このよ
うな状態で、栓体取付部2に栓体11が取り付けられる
が、栓体取付部2のこのように薄肉状に形成された下面
36は、栓体取付部2と栓体11との間に挟まれること
に起因する釣糸の損傷を防止する。
【0023】保護具本体1の内側中央部には、後述する
取付け具7のベース部8を収容するための凹部4が形成
されており、保護具本体1の一方の側壁の略中央部に
は、この凹部4と連通し、取付け具7のバンド部9a、
9bを挿入するためのスリット3が形成されている(図
5参照)。更に、保護具本体1の他方の側壁の略中央部
には、このバンド部9a、9bに形成された長孔10
a、10bが引っ掛けられる一対の突起5a、5bが外
側に向けて突出している。
【0024】保護具本体1は平坦な下面を有しており、
その中央部には、仕掛け捲き体14を回転可能に取り付
けるための軸6が下方に向けて突出している。この軸6
の先端には、後述するロック部材22を取り付けるため
の回り止め部6aが形成されている。この回り止め部6
aの断面形状は、ロック部材22の回転を阻止し得るも
のであれば任意であり、例えば、長円形状、D形状、多
角形状に形成される。
【0025】取付け具7は、合成樹脂、合成ゴム等の軟
質材料から成形されており、ベース部8と、このベース
部8の一端に一体的に形成された伸縮可能な一対のバン
ド部9a、9bとからなっている(図5参照)。これ等
一対のバンド部9a、9bには、上述した保護具本体1
の一対の突起5a、5bに係合可能な長孔10a、10
bがそれぞれ形成されている。このように構成された取
付け具7は、一対のバンド部9a、9bを保護具本体1
のスリット3にその内側から挿入するようにして、ベー
ス部8を保護具本体1の凹部4内に収めることによっ
て、保護具本体1に取り付けられる。上記ベース部8と
一対のバンド部9a、9bとの間には、取付け具7が保
護具本体1のスリット3から抜け出ることを防止するた
めの段部8aが形成されている。
【0026】上述した取付け具7のバンド部9a、9b
に形成された長孔10a、10bは、その先端部分にお
いて、保護具本体1の一対の突起5a、5bに係合する
が、その長孔10a、10bにおける係合面は、バンド
部9a、9bの先端が下方に向けられた状態で、図4
(b)に示すように、その外側面から内側面に向かって
順次開口部を広げるようなテーパ面Tを有していること
が望ましい。長孔10a、10bがこのようなテーパ面
Tを有していれば、バンド部9a、9bがその長孔10
a、10bにおいて、保護具本体1の一対の突起5a、
5bに係合したときに、バンド部9a、9bの先端部が
保護具本体1側に、即ち、図4(b)における矢印X方
向に撓んで、図4(a)において二点鎖線で示すような
バンド部9a、9bの反りが解消され、これによって、
バンド部9a、9bの先端部が邪魔になったり、誤って
外れたりすることを未然に防止することができる。
【0027】上述した取付け具7のバンド部9a、9b
の長さは、仕掛け捲き体14の回転を阻害しないような
適切な長さに予め設定されている。尚、本発明の第1実
施形態にかかる釣竿保護具Aにおいては、これ等バンド
部9a、9bのうちの一方のバンド部9aは、図10及
び図11に示すように、釣糸Lのための糸止め部9cを
構成する。
【0028】栓体11は、合成樹脂、合成ゴム等の軟質
材料から成形されており、その一方の側に、保護具本体
1の栓体取付部2が挿入可能な軸方向に伸びる略U字状
の挿入溝12が形成されている。この挿入溝12を形成
する栓体11の外周壁の内側面には、保護具本体1の栓
体取付部2に形成された複数本の平行な突条2aに係合
可能な複数本の平行な突条(図示せず)が、栓体11の
軸線方向に間隔をあけて平行に形成されている。この栓
体11の突条は、保護具本体1の栓体取付部2における
複数本の平行な突条2aと係合することによって、栓体
11が栓体取付部2から容易に抜け出ることを防止す
る。
【0029】上記栓体11の先端部には、図4(a)及
び図5に示すように、垂直方向に伸びるガイド溝11a
が形成されており、更に、そのガイド溝11aを挟んだ
両側の位置に通気孔13a、13bが形成されている。
【0030】仕掛け捲き体14は、保護具本体1の軸線
方向の長さよりも僅かに短い長さの長径、及び、保護具
本体1の幅と実質的に同一の長さの短径を有する長円形
状に形成されており、その周囲には糸巻部16が形成さ
れている。この仕掛け捲き体14は、保護具本体1の平
坦な下面と接触する平坦な上面を有しており、その中央
部には、保護具本体1の軸6が貫通する取付け孔15が
形成されている。
【0031】仕掛け捲き体14の下面において、上記取
付け孔15から一方に偏位した位置には、断面倒T字状
のスライドベース17が設けられている。スライドベー
ス17は、図6に示すように、仕掛け捲き体14の下面
に一体的に下方に突出した脚部17aと、この脚部17
aの下端に両側に突出するように一体的に形成されたレ
ール部17bとからなっている。脚部17aには、相互
に対向する位置に一対のストッパ溝18a、18bが形
成されており、更に、この脚部17aの相互に対向する
別の位置にも同様の一対のストッパ溝(図示せず)が形
成されている。脚部17aの一対のストッパ溝18a、
18bは、後述するスライダー19の一方の摺動位置を
規制し、脚部17aの他の一対のストッパ溝は、そのス
ライダー19の他方の摺動位置を規制する。
【0032】スライダー19は、上記仕掛け捲き体14
のスライドベース17におけるレール部17bが嵌合可
能なスライド溝20を形成するように断面略C字状に成
形されており、上方の対向する両側縁には、相互に対向
する一対の突起21a、21bがそれぞれ形成されてい
る。このように構成されるスライダー19は、そのスラ
イド溝20内に上記仕掛け捲き体14のスライドベース
17におけるレール部17bを挿入するようにして、ス
ライドベース17に摺動可能に取り付けられる。この
際、スライダー19の一対の突起21a、21bは、ス
ライドベース17の一対のストッパ溝18a、18b又
は他の一対のストッパ溝(図示せず)に選択的に係合
し、これによって、スライダー19の一方及び他方への
摺動位置が規制される。
【0033】ロック部材22は円柱形状に形成されてお
り、その中央部に軸線方向に沿って一方の側に開放され
た取付け穴22aを有している。この取付け穴22a
は、上述した保護具本体1の軸6における回り止め部6
aを受け入れるように、これに合致した形状を有してい
る。このロック部材22には、その両側部における対向
する位置に相互に外側に向かって伸びる一対の突起23
a、23bが一体的に形成されている。これ等一対の突
起23a、23bは、スライダー19の両端部における
対向する一対の側縁間に挿入可能な長さを有している。
【0034】従って、上述したようにしてスライダー1
9が取り付けられた仕掛け捲き体14は、その取付け孔
15内に保護具本体1の軸6を挿入するようにして、保
護具本体1の下面に配置され、この状態で、上記軸6の
回り止め部6aにロック部材22の取付け穴22aを挿
入し、このようにしてロック部材22は保護具本体1の
軸6に固定される。このような取付け状態において、ロ
ック部材22の一対の突起23a、23bは、保護具本
体1の軸線方向と一致している。
【0035】上述したように構成された本発明の第1実
施形態にかかる釣竿保護具Aにおいて、仕掛け捲き体1
4はスライダー19と共に、保護具本体1に対してその
軸6を中心として回転可能であり、一方、ロック部材2
2は保護具本体1の軸6に回転不能に取り付けられてお
り、更に、スライダー19はロック部材22の一対の突
起23a、23bに係合し又は係合解除するように仕掛
け捲き体14にスライドベース17を介して摺動可能に
取り付けられている。従って、仕掛け捲き体14のスラ
イドベース17、スライダー19及びロック部材22
は、仕掛け捲き体14を保護具本体1に対して回転不能
に保持するためのストッパS1を構成する。
【0036】次に、本発明の上述した第1実施形態にか
かる釣竿保護具Aの使用方法を以下に説明する。本発明
においては、保護具本体1、取付け具7、仕掛け捲き体
14、スライダー19及びロック部材22は、釣竿保護
具Aのための組立体として使用され、栓体11はこの組
立体から分離可能な部材として使用される。このような
使用形態に鑑み、保護具本体1、取付け具7、仕掛け捲
き体14、スライダー19及びロック部材22から構成
される組立体を、以下、「保護具組立体」という。尚、
本発明の釣竿保護具Aが取り付けられる釣竿は、便宜
上、元竿R、中間竿(図示せず)及び穂先竿(図示せ
ず)の3本から構成されるものとして以下に説明する。
【0037】先ず、納竿の場合には、保護具本体1の栓
体取付部2から栓体11を予め取り外しておく。次い
で、中間竿及び穂先竿を元竿Rの先端から伸ばしたまま
の状態を保持して、元竿Rの先端部に保護具本体1を嵌
め込み、取付け具7の一対のバンド部9a、9bのうち
のバンド部9bの長孔10bのみを保護具本体1の一対
の突起5a、5bのうちの突起5bのみに引っ掛けるこ
とによって、保護具組立体を元竿Rの先端部に固定す
る。このような状態において、元竿Rの端部は、保護具
本体1の位置決め部1aに当接し、元竿Rの取付け位置
が規制される。
【0038】次いで、スライダー19を図10及び図1
1において左側に摺動させて、スライダー19とロック
部材22との係合を解除して、仕掛け捲き体14の自由
回転を許容する状態を維持し、元竿R内に中間竿及び穂
先竿をこの順序で収納しながら、穂先竿の先端に接続さ
れた仕掛けを仕掛け捲き体14の糸巻部16に巻き取
る。
【0039】元竿R内への中間竿及び穂先竿の収納及び
仕掛けの巻取りが終了した後、仕掛け捲き体14を、そ
の軸線方向が保護具本体1の軸線に一致するように回転
させ、この状態で、スライダー19を中央寄りの位置に
摺動させて、スライダー19をロック部材22に係合さ
せ、これによって、仕掛け捲き体14は回転不能に保持
される。
【0040】次いで、栓体11の挿入溝12内に保護具
本体1の栓体取付部2を挿入するようにして、栓体11
を保護具本体1に嵌め込む。この状態において、元竿R
内に収納された穂先竿の先端に接続された釣糸は、保護
具本体1の栓体取付部2に形成された釣糸導入部2bを
通って外部に導き出されている。このように外部に導き
出された釣糸は、糸巻部16に巻かれ、釣糸の一部は図
10及び図11に示すように、栓体11のガイド溝11
a内に収めるようにして栓体11の上方に持ち上げら
れ、更に、元竿Rの上面に置かれる。次いで、取付け具
7のバンド部9aの長孔10aを保護具本体1の突起5
aに引っ掛ける。従って、このバンド部9aは、保護具
本体1を元竿Rに固定するのみならず、釣糸の端部を保
持する作用を有している。
【0041】上述したようにして、納竿と共に仕掛けの
巻取りが完了し、元竿Rの内部に収納された中間竿及び
穂先竿が元竿Rから抜け出ることが防止されるのみなら
ず、元竿R内への中間竿及び穂先竿の収納及び仕掛けの
捲き掛けが極めて容易に行なわれる。
【0042】次いで、上述した納竿状態から釣竿を再び
伸ばした状態に戻し、仕掛けを解放する場合には、先
ず、取付け具7のバンド部9aを保護具本体1の突起5
aから外して、バンド部9aによって係止されていた釣
糸の端部を解放する。
【0043】次いで、栓体11を保護具本体1の栓体取
付部2から取り外し、スライダー19を図10及び図1
1において左側に摺動させて、スライダー19とロック
部材22との係合を解除して、仕掛け捲き体14の自由
回転を許容する状態を維持しする。その後、穂先竿及び
中間竿をこの順序で引き出しながら、仕掛け捲き体14
を回転させ、その糸巻部16に巻き取られた仕掛けを解
く。
【0044】穂先竿及び中間竿の元竿Rからの引出し及
び仕掛けの解放が完了した後、仕掛け捲き体14を、そ
の軸線方向が保護具本体1の軸線に一致するように回転
させ、この状態で、スライダー19を中央寄りの位置に
摺動させて、スライダー19をロック部材22に係合さ
せ、これによって、仕掛け捲き体14は回転不能に保持
される。
【0045】最後に、取付け具7のバンド部9bを保護
具本体1の突起5bから外し、保護具組立体を元竿Rの
先端部から取り外す。尚、このように保護具組立体を元
竿Rの先端から取り外すことなく、元竿Rへの取付け状
態を保持したまま釣竿を使用することも可能である。
【0046】本発明の上記釣竿保護具Aにおいては、保
護具本体1の下面に、仕掛け捲き体14を回転可能に取
り付けるための軸6が下方に向けて突出しているものと
して説明したが、このような軸6を設けることなく、取
付けネジを用いて、仕掛け捲き体14を保護具本体1の
下部に回転可能に取り付けることも可能である。
【0047】本発明の上記釣竿保護具Aにおいては、ロ
ック部材22は一対の突起23a、23bを有してお
り、仕掛け捲き体14が180度回転する毎にロック可
能な状態に置かれるものとして説明したが、単一の突起
のみを有していてもよく、この場合には、仕掛け捲き体
14が360度回転する毎にロック可能な状態に置かれ
る。
【0048】次に、図12乃至図16を参照して本発明
の第2実施形態にかかる釣竿保護具を詳細に説明する。
本発明の第2実施形態にかかる釣竿保護具Bは、仕掛け
捲き体14を保護具本体1に対して回転不能に保持する
ための異なる構造を有するストッパS2が設けられてい
ることを除き、本発明の第1実施形態にかかる釣竿保護
具Aと同一である。従って、同一の構成要素に同一の符
号を付し、それ等の説明を省略する。
【0049】本発明の第2実施形態にかかる釣竿保護具
BのストッパS2は、保護具本体1の平坦な下面に軸6
を中心として対照的な位置に形成された一対の位置決め
凸部24a、24bと、これ等が係合可能なように、仕
掛け捲き体14の平坦な上面に取付け孔15を中心とし
て対照的な位置に形成された一対の位置決め凹部25
a、25bと、保護具本体1の軸6に形成された雄ネジ
部6bに螺合されるロック摘み26とから構成されてい
る。この仕掛け捲き体14の下面には、図16に示すよ
うに、ロック摘み26の上端部分を収容するための凹部
15aが形成されている。
【0050】本発明の第1実施形態にかかる釣竿保護具
Aにおいては、保護具本体1の軸6における先端には、
ロック部材22を取り付けるための回り止め部6aが形
成されているが、本発明の第2実施形態にかかる釣竿保
護具Bにおいては、図15に示すように、保護具本体1
の軸6の先端外周には雄ネジ部6bが形成されており、
更に、その中心には雌ネジ部6cが同一軸心的に形成さ
れている。
【0051】従って、仕掛け捲き体14の取付け孔15
内に保護具本体1の軸6が挿入され、その軸6の雄ネジ
部6bにロック摘み26がねじ込まれる。この軸6の下
端における雌ネジ部6cには、ロック摘み26のネジ孔
よりも大きい頭部を有する固定ネジ27がねじ込まれ、
ロック摘み26が軸6から脱落することを防止してい
る。勿論、上述した軸6の雄ネジ部6bの長さは、保護
具本体1の平坦な下面に形成された一対の位置決め突部
24a、24b高さよりも若干長いストロークをもって
仕掛け捲き体14が軸6の軸線方向に沿って変位可能な
ように、予め適切な長さに設定されている。
【0052】本発明の第2実施形態にかかる釣竿保護具
Bにおいては、仕掛け捲き体14を、その軸線方向が保
護具本体1の軸線に一致するように回転させ、この状態
で、ロック摘み26を締め付けることによって、仕掛け
捲き体14が保護具本体1側に持ち上げられ、保護具本
体1の一対の位置決め凸部突部24a、24bが仕掛け
捲き体14の一対の位置決め凹部25a、25b内にそ
れぞれ係合し、これによって仕掛け捲き体14は回転不
能な状態に保持される。
【0053】一方、この状態から、ロック摘み26を緩
めて、仕掛け捲き体14を下方に移動させ、保護具本体
1の一対の位置決め凸部突部24a、24bと仕掛け捲
き体14の一対の位置決め凹部25a、25bとの係合
を解除すれば、仕掛け捲き体14は回転可能な状態に置
かれる。
【0054】ロック摘み26の上述した操作によって、
保護具本体1の一対の位置決め凸部突部24a、24b
と仕掛け捲き体14の一対の位置決め凹部25a、25
bとの係合及びその解除が行なわれることを除き、本発
明の第2実施形態にかかる釣竿保護具Bは、本発明の上
述した第1実施形態にかかる釣竿保護具Aと同様に使用
される。従って、その使用方法の説明を省略する。
【0055】次に、図17乃至図22を参照して本発明
の第3実施形態にかかる釣竿保護具を詳細に説明する。
本発明の第3実施形態にかかる釣竿保護具Cは、取付け
具7が2つの部材7a、7bに分割されていること、及
び、仕掛け捲き体14を保護具本体1に対して回転不能
に保持するための異なる構造を有するストッパS3が設
けられていることを除き、本発明の第1実施形態にかか
る釣竿保護具Aと同一である。従って、同一の構成要素
に同一の符号を付し、それ等の説明を省略する。
【0056】本発明の上述した第1実施形態にかかる釣
竿保護具Aにおいては、図5に示すように、保護具本体
1の内側中央部に、取付け具7のベース部8を収容する
ための凹部4が形成されており、保護具本体1の一方の
側壁の略中央部に、この凹部4と連通し、取付け具7の
バンド部9a、9bを挿入するためのスリット3が形成
されており、更に、保護具本体1の他方の側壁の略中央
部に、バンド部9a、9bに形成された長孔10a、1
0bが引っ掛けられる一対の突起5a、5bが外側に向
けて突出しているが、本発明の第3実施形態にかかる釣
竿保護具Cにおいては、図22に示すように、保護具本
体1の内側において、中央部から軸線方向の両側に離れ
た位置に一対の凹部4a、4bがそれぞれ形成されてお
り、図19に示すように、保護具本体1の一方の側壁の
同様に中央部から軸線方向の両側に離れた位置に、これ
等凹部4a、4bとそれぞれ連通する一対のスリット3
a、3bがそれぞれ形成されており、更に、図18に示
すように、保護具本体1の他方の側壁の同様に中央部か
ら軸線方向の両側に離れた位置に一対の突起5a、5b
が外側に向けて突出している。
【0057】本発明の上述した第1実施形態にかかる釣
竿保護具Aにおいては、一対のバンド部9a、9bを有
する単一の取付け具7が使用されているが、本発明の第
3実施形態にかかる釣竿保護具Cにおいては、バンド部
9a及び9bをそれぞれ有する2個の独立した取付け具
7a及び7bが使用される。
【0058】本発明の第3実施形態にかかる釣竿保護具
CのストッパS3は、保護具本体1の下面における後端
部、即ち、栓体取付部2と反対側の部分に設けられたス
ライドベース28と、このスライドベース28に摺動可
能に支持されたスライダー32と、このスライダー32
が係合可能なように、仕掛け捲き体14に一体的に突出
した突起31とから構成されている。
【0059】即ち、保護具本体1の下面における後端部
には、断面倒T字状のスライドベース28が設けられて
いる。スライドベース28は、図19及び図21に示す
ように、保護具本体1の下面に一体的に下方に突出した
脚部28aと、この脚部28aの下端に両側に突出する
ように一体的に形成されたレール部28bとからなって
いる。脚部28aには、相互に対向する位置に一対のス
トッパ溝29a、29b及びが形成されており、更に、
この脚部28aの相互に対向する別の位置にも同様の一
対のストッパ溝30a、30bが形成されている。脚部
28aの一対のストッパ溝29a、29aは、スライダ
ー32の一方の摺動位置を規制し、脚部28aの他の一
対のストッパ溝30a、30bは、そのスライダー32
の他方の摺動位置を規制する。
【0060】スライダー32は、上記保護具本体1のス
ライドベース28におけるレール部28bが嵌合可能な
スライド溝33を形成するように断面略C字状に成形さ
れており、上方の対向する両側縁には、相互に対向する
一対の突起34a、34bがそれぞれ形成されている。
このように構成されるスライダー32は、そのスライド
溝33内に上記保護具本体1のスライドベース28にお
けるレール部28bを挿入するようにして、スライドベ
ース28に摺動可能に取り付けられる。この際、スライ
ダー32の一対の突起34a、34bは、スライドベー
ス28の一対のストッパ溝29a、29a又は他の一対
のストッパ溝30a、30bに選択的に係合し、これに
よって、スライダー32の一方及び他方への摺動位置が
規制される。
【0061】仕掛け捲き体14の上方部分における一端
には、図19及び図20に示すように、上述したスライ
ダー32における上方の対向する両側縁間に係合可能な
突起31が一体的に形成されている。一方、仕掛け捲き
体14の下面には、図20に示すように、後述するワッ
シャ35を収容するための凹部15bが形成されてい
る。
【0062】この仕掛け捲き体14は、その取付け孔1
5内に保護具本体1の軸6を挿入するようにして、保護
具本体1の下面に取り付けられるが、仕掛け捲き体14
の取付け孔15の中心から突起31の先端までの距離
は、保護具本体1の軸6の中心からスライドベース28
の端部までの距離よりも若干短い。従って、仕掛け捲き
体14は、保護具本体1の軸6を中心として何れの方向
にも回転可能である。
【0063】このように仕掛け捲き体14が保護具本体
1の軸6に取り付けられた状態で、保護具本体1の軸6
の先端部6dにはワッシャ35が取り付けられ、この軸
6の先端部6dは熱によってカシメられ、これによって
仕掛け捲き体14が保護具本体1の軸6から抜け出るこ
となく、自由に回転可能な状態が適切に保持される。勿
論、このようなカシメによる抜け止めを行なうことな
く、軸6の先端部6dにロックネジを取り付けてもよ
い。
【0064】本発明の第3実施形態にかかる釣竿保護具
Cにおいては、仕掛け捲き体14を、その突起31が保
護具本体1におけるスライドベース28の端部と整合す
るように回転させ、この状態で、スライダー32を仕掛
け捲き体14側に摺動させて、スライダー32における
上方の対向する両側縁間に仕掛け捲き体31の突起31
を係合させ、これによって仕掛け捲き体14は回転不能
な状態に保持される。このような状態において、スライ
ダー32の一対の突起34a、34bは、スライドベー
ス28の一対のストッパ溝29a、29aに係合し、こ
れによって、スライダー32の一方向への摺動位置が規
制されている。
【0065】一方、この状態から、スライダー32を上
述した方向と反対方向に摺動させて、スライダー32に
おける上方の対向する両側縁間と仕掛け捲き体31の突
起31との係合を解除することによって、仕掛け捲き体
14は回転可能な状態に置かれる。このような状態にお
いて、スライダー32の一対の突起34a、34bは、
スライドベース28の一対のストッパ溝30a、30a
に係合し、これによって、スライダー32の他の方向へ
の摺動位置が規制されている。
【0066】スライダー32の上述した操作によって、
スライダー32における上方の対向する両側縁間と仕掛
け捲き体14の突起31との係合及びその解除が行なわ
れることを除き、本発明の第3実施形態にかかる釣竿保
護具Cは、本発明の上述した第1実施形態にかかる釣竿
保護具Aと同様に使用される。従って、その使用方法の
説明を省略する。
【0067】本発明の第3実施形態にかかる釣竿保護具
Cにおいては、仕掛け捲き体14の上方部分における一
端に、図19及び図20に示すように、スライダー32
における上方の対向する両側縁間に係合可能な突起31
が一体的に形成されており、仕掛け捲き体14が360
度回転する毎にロック可能な状態に置かれるものとして
説明したが、仕掛け捲き体14の上方部分における両端
に突起31をそれぞれ設けてもよい。このように構成す
れば、仕掛け捲き体14が180度回転する毎にロック
可能な状態に置かれる。
【0068】本発明の上述した第1実施形態乃至第3実
施形態にかかる釣竿保護具A乃至Cにおいては、保護具
本体1の先端、即ち、栓体取付部2に釣糸導入部として
の切欠き2bが形成されたものとして説明したが、この
栓体取付部2に着脱可能に設けられる栓体11に釣糸導
入部としての溝を形成してもよい。
【0069】本発明の上記釣竿保護具A乃至Cにおいて
は、取付け具7のバンド部9a、9bは長孔10a、1
0bをそれぞれ1つ有するものとして説明したが、バン
ド部9a、9bの各々が複数個の長孔又は複数個の丸孔
を有していてもよい。
【0070】本発明の上記釣竿保護具A乃至Cにおいて
は、栓体11は保護具本体1から独立して成形されたも
のとして説明したが、合成樹脂製のバンド等の適宜の連
結手段によって、栓体11を保護具本体1に連結して、
栓体11の紛失を未然に防止するように構成することも
可能である。
【0071】本発明の上記釣竿保護具A乃至Cにおいて
は、取付け具7のバンド部9aが釣糸Lのための糸止め
部9cを構成するものとして説明したが、保護具本体
1、栓体11及び仕掛け捲き体14の何れかに糸止め部
を設けてもよい。この場合の糸止め部の形態は、釣糸L
を係止できるものであれば任意であり、例えば、爪状の
突片を、保護具本体1、栓体11及び仕掛け捲き体14
の何れかに形成することによって構成される。
【0072】更に、本発明の上記釣竿保護具A乃至Cに
おいて、仕掛け捲き体14の下面における一方側に偏位
した位置にハンドル部を設け、仕掛け捲き体14の回転
を容易に行なうことも可能である。又、仕掛け捲き体1
4を回転可能に支持する保護具本体1の軸6の回りにお
いて、仕掛け捲き体14と保護具本体1との間等にスプ
リングワッシャ等の圧力付与手段を配置することも可能
である。このような圧力付与手段を設ければ、仕掛け捲
き体14を自由に回転させて仕掛けを解く際に、仕掛け
が束ねた状態でまとまって開放されることが回避され、
これに起因する糸絡みが防止される。
【0073】本発明の上記釣竿保護具A乃至Cにおい
て、仕掛けを仕掛け捲き体14に捲き取った後の仕掛け
の端部を糸止め部に保持するものとして説明したが、仕
掛け捲き体14に釣糸係止部を設け、これに仕掛けの先
端を引っ掛けた状態で、仕掛けを仕掛け捲き体14に捲
き取ってもよい。
【0074】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、請求項1
に記載したように、少なくとも1本の竿管を振り出し可
能に内部に収納した元竿の先端部に着脱可能に取り付け
られる釣竿保護具において、前記釣竿保護具は、前記元
竿の先端部の外周面の少なくとも一部を覆うように形成
された保護具本体と、前記保護具本体を前記元竿の先端
部に着脱可能に取り付けるための取付け具と、前記保護
具本体の先端に着脱可能に設けられた栓体と、前記保護
具本体に回転可能に取り付けられた仕掛け捲き体とから
構成されているので、元竿内部に収納された竿管が元竿
から抜け出ることを防止することはもとより、竿管の元
竿内への収納及び仕掛けの捲き掛け、並びに、竿管の元
竿からの引き伸ばし及び仕掛けの解放を極めて容易に行
なうことができる。特に、竿管の元竿からの引き伸ばし
及び仕掛けの解放を、保護具本体を元竿から取り外すこ
となく、栓体を保護具本体から取り外すのみで行なうこ
とができる。
【0075】請求項2に記載したように、請求項1の釣
竿保護具において、前記仕掛け捲き体を前記保護具本体
に対して回転不能に保持するためのストッパを設けれ
ば、仕掛け捲き体に巻き取られた仕掛けを安定した状態
で保持することができる。
【0076】請求項3に記載したように、請求項1又は
請求項2の釣竿保護具において、前記保護具本体、前記
取付け具、前記栓体及び前記仕掛け捲き体の何れかに糸
止め部を設ければ、仕掛け捲き体に巻き取られた仕掛け
の端部を所定の位置に保持することができる。
【0077】請求項4に記載したように、請求項1乃至
請求項3の何れかの釣竿保護具において、前記保護具本
体の先端及びこれに着脱可能に設けられた前記栓体の少
なくとも一方に釣糸導入部を設ければ、保護具本体と栓
体との間に挟まれることに起因する釣糸の損傷を防止す
ることができる。
【0078】請求項5に記載したように、請求項1乃至
請求項4の何れかの釣竿保護具において、前記保護具本
体に元竿の位置決め部を設ければ、保護具本体を元竿の
先端部に確実に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる釣竿保護具の正
面図。
【図2】図1に示した釣竿保護具の底面図。
【図3】図1に示した釣竿保護具の背面図。
【図4】図1に示した釣竿保護具のバンド部と突起との
係合状態を示す図。
【図5】本発明の第1実施形態にかかる釣竿保護具の分
解斜視図。
【図6】図5のVI−VI線断面図。
【図7】図5のVII−VII線断面図。
【図8】図5のVIII−VIII線断面図。
【図9】本発明の第1実施形態にかかる釣竿保護具の釣
糸導入部を示す拡大斜視図。
【図10】本発明の第1実施形態にかかる釣竿保護具を
釣竿に取り付けた状態を示す正面図。
【図11】本発明の第1実施形態にかかる釣竿保護具を
釣竿に取り付けた状態を示す断面図。
【図12】本発明の第2実施形態にかかる釣竿保護具の
正面図。
【図13】図12に示した釣竿保護具の底面図。
【図14】本発明の第2実施形態にかかる釣竿保護具の
分解斜視図。
【図15】図14のXV−XV線断面図。
【図16】図14のXVI−XVI線断面図。
【図17】本発明の第3実施形態にかかる釣竿保護具の
正面図。
【図18】図17に示した釣竿保護具の底面図。
【図19】本発明の第3実施形態にかかる釣竿保護具の
分解斜視図。
【図20】図19のXX−XX線断面図。
【図21】本発明の第3実施形態にかかる釣竿保護具に
おけるスライドベース及びスライダーを示す斜視図。
【図22】図19のXXII−XXII線断面図。
【符号の説明】
A:本発明の第1実施形態にかかる釣竿保護具 B:本発明の第2実施形態にかかる釣竿保護具 C:本発明の第3実施形態にかかる釣竿保護具 1:保護具本体 1a:段部(位置決め部) 2b:切欠き(釣糸導入部) 7:取付け具 11:栓体 14:仕掛け捲き体 R:元竿

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1本の竿管を振り出し可能に
    内部に収納した元竿の先端部に着脱可能に取り付けられ
    る釣竿保護具において、 前記釣竿保護具は、前記元竿の先端部の外周面の少なく
    とも一部を覆うように形成された保護具本体と、前記保
    護具本体を前記元竿の先端部に着脱可能に取り付けるた
    めの取付け具と、前記保護具本体の先端に着脱可能に設
    けられた栓体と、前記保護具本体に回転可能に取り付け
    られた仕掛け捲き体とから構成されていることを特徴と
    する釣竿保護具。
  2. 【請求項2】 前記仕掛け捲き体を前記保護具本体に対
    して回転不能に保持するためのストッパが設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の釣竿保護具。
  3. 【請求項3】 前記保護具本体、前記取付け具、前記栓
    体及び前記仕掛け捲き体の何れかに糸止め部が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    釣竿保護具。
  4. 【請求項4】 前記保護具本体の先端及びこれに着脱可
    能に設けられた前記栓体の少なくとも一方に釣糸導入部
    が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3の何れかに記載の釣竿保護具。
  5. 【請求項5】 前記保護具本体に元竿の位置決め部が設
    けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    何れかに記載の釣竿保護具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003009726A (ja) * 2001-06-27 2003-01-14 Daiwa Seiko Inc 釣竿キャップ
KR102424632B1 (ko) * 2021-02-22 2022-07-27 후지코교 가부시기가이샤 낚싯대끝 보호구 및 이를 포함하는 낚싯대

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