JPH1112830A - 肩パッド入り衣服 - Google Patents

肩パッド入り衣服

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JPH1112830A
JPH1112830A JP15861997A JP15861997A JPH1112830A JP H1112830 A JPH1112830 A JP H1112830A JP 15861997 A JP15861997 A JP 15861997A JP 15861997 A JP15861997 A JP 15861997A JP H1112830 A JPH1112830 A JP H1112830A
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JP
Japan
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shoulder
shape memory
memory member
shoulder pad
pad
Prior art date
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Application number
JP15861997A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Ozaki
眞一郎 尾崎
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OZAKI SHOJI KK
Original Assignee
OZAKI SHOJI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】前かがみの姿勢をとったときのその動きに対す
る機能性がよく、かつ肩部のシルエットラインも良好に
保つことができる肩パッド入り衣服を提供する。 【解決手段】身頃11の両肩部に、前身頃側に延びる前
カバー部27と後身頃側に延びる後カバー部27とを有
する肩パッド25を設けてなる肩パッド入り衣服におい
て、前記肩パッド25の肩先側の縁25aには、その肩
先側の袖ぐり14のほぼ上半周に沿うアーチ状に湾曲し
た形状記憶部材30を設け、この形状記憶部材30の一
部30aを肩パッド25の前端部から突出させて身頃1
1の肩から脇下横の位置にまで延出させ、かつこの肩パ
ッド25の前カバー部27における衿元側の縁25c
を、肩先側に向かって凹む凹形状に切欠する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中高校生の男子
や女子が着用する学生服やセーラー服等の肩パッド入り
衣服に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に学生服等の衣服においては、身頃
の左右両肩部に肩パッドを縫い込んでその肩部のシルエ
ットを整えるようにしている。図7および図8には従来
の肩パッドを示してあり、この肩パッド1は、衣服2の
肩の上部に縫着され、肩線3を境にして衣服2の前身頃
側に延びる前カバー部1aと後身頃側に延びる後カバー
部1bとを有し、全体が鞍形状に湾曲している。そして
この肩パッド1の肩先側の縁が袖ぐり4のほぼ上半周に
沿うように配置し、衿元側の縁がほぼ半円状をなしてい
る。
【0003】この肩パッド1は、不織布、織地、編地等
の繊維材料、あるいはウレタン等の柔軟な樹脂材料等を
複数層に重ね合せた複合構造に構成されている。そして
肩線3を境にして前身頃側に延びる前カバー部1aと、
後身頃側に延びる後カバー部1bとの面積の比率は約
4:6となっていて、その前カバー部1aで身体の肩か
らその前側にかけた凹凸をカバーし、後カバー部1bで
肩から肩甲骨にかけた凹凸をカバーして滑らかなシルエ
ットラインを表現するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、衣服の着用
者、とくに中高校生等の学生は、机に向かったり自転車
に乗る機会が多いから、腕を前方に延ばした前かがみの
姿勢をとることが多くなる。この姿勢をとると、身体の
肩から胸部にかけた部分の形状が大きく変化する。
【0005】これを確認するために、図9に示すよう
に、身体の肩先のaのポイント、首筋のbのポイント、
胸部上側のcのポイント、胸部下側のdのポイント、脇
下横のeのポイントをそれぞれ定め、身体の静立時と、
腕を前方に延ばす姿勢をとったときとの形状の変化を測
定した。
【0006】この測定によると、静立時の状態から腕を
前方に90°の角度に延ばす姿勢をとったときには、a
〜b間の距離が81%に減少し、a〜c間の距離が87
%に減少し、また、腕を前方に45°の角度に延ばす姿
勢をとったときには、a〜c間の距離が95%に減少
し、a〜b〜c〜d〜eで囲まれる面積が71%に減少
した。
【0007】このように、腕を前方に延ばす前かがみの
姿勢をとると、身体の肩から胸部にかけた部分の形状が
大きく変化するが、ここで、従来の肩パッド1において
は、その前カバー部1aの衿元側の縁がその衿元側に向
かって円弧状に張り出しており、このためこの前カバー
部1aにおける円弧状に張り出した部分が肩の前側に密
着して腕を前方に延ばす姿勢をとったときの動きが阻害
され、その動きに対する機能性が低下し、着用感が悪く
なる。
【0008】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、前かがみの姿勢を
とったときのその動きに対する機能性がよく、かつ肩部
のシルエットラインも良好に保つことができる肩パッド
入り衣服を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、身頃の両肩部に、前身頃側に延び
る前カバー部と後身頃側に延びる後カバー部とを有する
肩パッドを設けてなる肩パッド入り衣服において、前記
肩パッドの肩先側の縁には、その肩先側の袖ぐりのほぼ
上半周に沿うアーチ状に湾曲した形状記憶部材を設け、
この形状記憶部材の一部を肩パッドの前端部から突出さ
せて身頃の肩から脇下横の位置にまで延出させ、かつこ
の肩パッドの前カバー部における衿元側の縁を、肩先側
に向かって凹む凹形状に切欠したことを特徴としてい
る。
【0010】そして、請求項2に記載の発明では、形状
記憶部材をワイヤ状をなす形状記憶合金とし、請求項3
に記載の発明では、形状記憶部材を肩パッドの肩先側の
縁の上に垂れ綿とともに縫着したことを特徴としてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図1ないし図5を参照して説明する。なお、この実
施形態においては、衣服として学生服を例示している。
図1は学生服の正面図、図2は学生服の側面図であり、
この学生服は、身頃11と、この身頃11の上部の衿ぐ
り12に縫着された詰め衿13と、身頃11の左右の両
肩部の肩先の袖ぐり14に縫着された袖15とで構成さ
れている。
【0012】そして身頃11は前身頃16と後身頃17
とからなり、前身頃16は左右に開く前開き式となって
おり、その左右の一方の前身頃16に複数のボタンホー
ル18が、他方の前身頃16にそのボタンホール18に
対応する複数のボタン19が設けられ、また一方の前身
頃16の胸部に胸ポケット20が、さらに双方の前身頃
16の下部にサイドポケット21がそれぞれ設けられて
いる。
【0013】身頃11の左右の両肩部にはそれぞれ肩パ
ッド25が縫い込まれている。この肩パッド25は、図
4ないし図6に示すように、身頃11の肩線26を境に
して前身頃側に延びた前カバー部27と後身頃側に延び
た後カバー部28とを有し、全体が身体の肩の形状に沿
うように湾曲した鞍形状をなしている。そしてこの肩パ
ッド25の肩先側の縁25aの上に、その肩先側の縁2
5aに沿って配置するように帯状の垂れ綿29およびワ
イヤ状の形状記憶部材30が縫着されている。形状記憶
部材30は肩パッド25の湾曲形状に沿うアーチ状をな
し、その全体が保護布31により包み込まれて垂れ綿2
9の上に縫着されている。
【0014】この形状記憶部材30は例えば Ti-Ni系形
状記憶合金、あるいは形状記憶樹脂からなる弾性を有す
る材料で、着衣者の体温による衣服内温度(例えば20
℃)を変態点とし、異形状に変形した状態のもとでその
変態点以上の温度となったときに、形状記憶効果でその
変形状態から所定のアーチ形状に復元する特性をもって
いる。そしてこの形状記憶部材30の両端部には、突き
抜け防止のために、図6に示すように樹脂を雫状に固め
てなる球状部32が設けられている。
【0015】垂れ綿29および形状記憶部材30は、肩
パッド25の肩先側の縁25aに沿って配置するととも
に、その一端側の端部は肩パッド25の後端部の位置に
ほぼ一致し、他端側の端部は肩パッド25の前端部から
その先方側に充分な長さで突出する突出部30aとなっ
ている。
【0016】肩パッド25は、図3および図4に示すよ
うに、その肩先側の縁25aが袖ぐり14のほぼ上半周
に沿って配置するように身頃11の表地11aと裏地1
1bとの間に縫い込まれている。そして袖15の表地1
5aが垂れ綿29に縫着され、裏地15bが肩パッド2
5の下側に縫着されている。
【0017】肩パッド25の肩先側の縁25aに設けら
れた形状記憶部材30は、袖ぐり14のほぼ上半周に沿
って配置するとともに、肩パッド25の前端部から突出
した突出部30aが身頃11の肩から脇下横にかけた部
分に延出している。
【0018】肩パット25の後カバー部28における衿
元側の縁25bは、その衿元側に向かって円弧状に膨ら
む湾曲形状をなしているが、前カバー部27における衿
元側の縁25cは、肩先側に向かって凹む例えば円弧状
に切欠されている。
【0019】このような構成の衣服においては、肩パッ
ド25の肩先側の縁25aに弾性を有する形状記憶部材
30が縫着され、この形状記憶部材30の一部が肩から
脇下横にまで延出しており、このため衣服の肩から脇下
横にかけて衣服と身体との間に適度な空間が確保され
る。すなわち図4に示すAが身体の腕であり、形状記憶
部材30の弾性により衣服が肩の前側に押されて肩から
腕Aにかけた部分に適度な空間Bが生じるものであり、
したがって衣服で身体が圧迫されるようなことがない。
【0020】そして肩パッド25の前カバー部27は、
その衿元側の縁25cが肩先側に向かって円弧状に切欠
されて面積が小さくなっており、このため前カバー部2
7と身体との密着性が緩和される。
【0021】このように、肩から脇下横にかけた部分に
おいて、衣服と身体との間に適度な空間が確保され、か
つ前カバー部27の身体への密着性が緩和され、したが
って腕を前方に延ばす前かがみの姿勢をとるときの動き
が阻害されず、その動作に対する機能性が向上し、また
肩が軽く感じ、快適な着用感が得られる。
【0022】身体の肩から肩甲骨にかけた凹凸は肩パッ
ド25の後カバー部28でカバーされ、滑らかなシルエ
ットラインが保持される。肩パッド25の前カバー部2
7はその面積が小さく、したがって肩の前側の凹凸を充
分にカバーすることができないが、しかし形状記憶部材
25の弾性により肩からその前側の部分の身頃11が滑
らかに膨らみ、この膨らみで前カバー部27の面積の減
少分が補われ、したがって肩の前側のシルエットが滑ら
かな綺麗なラインに表現される。
【0023】また、肩パッド25の肩先側の縁25aに
形状記憶部材30が縫着されているから、衣服を折り畳
んで保管したり、洗濯を繰り返して形状記憶部材30が
異形状に変形した場合であっても、衣服の着用時におけ
る身体の熱で形状記憶部材30が当初の所定のアーチ形
状に復元し、したがって袖付けラインや袖山形状の崩れ
を防止して長期に亘って綺麗なシルエットを保持するこ
とができる。
【0024】なお、この発明は男子用の学生服に適用す
る場合に限らず、女子用のセーラー服、あるいは一般の
スーツ類等においても同様に適用することができるもの
である。また、形状記憶部材は、ワイヤ状の場合のほ
か、帯状であってもよく、さらにこの形状記憶部材は肩
パッドの縁の上に縫着する場合のほか、肩パッドの縁の
下、あるいは肩パッドの素材の内部に縫着するような場
合であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
肩パッドの肩先側の縁に、その肩先側袖ぐりのほぼ上半
周に沿うアーチ状に湾曲した形状記憶部材を設け、この
形状記憶部材の一部を肩パッドの前端部から突出させて
身頃の肩から脇下横の位置にまで延出させたから、この
形状記憶部材の弾性で肩から脇下横にかけて衣服と身体
との間に適度な空間を確保でき、また肩パッドの前カバ
ー部における衿元側の縁を、肩先側に向かって凹形状に
切欠して前カバー部の面積を狭めたから、前カバー部と
身体との密着性を緩和でき、したがって前かがみの姿勢
をとったときのその動きに対する機能性が向上し、かつ
肩部のシルエットラインも良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る衣服としての学生
服を示す正面図。
【図2】その学生服の側面図。
【図3】その学生服の要部の断面図。
【図4】同じくその要部の斜視図。
【図5】その学生服に用いた肩パットの斜視図。
【図6】その肩パッドを平面的に展開した状態の平面
図。
【図7】従来の衣服における肩パッドを示す斜視図。
【図8】その肩パッドを平面的に展開した状態の平面
図。
【図9】身体の肩から胸部にかけた部分の姿勢に応じた
形状の変化を説明するための説明図。
【符号の説明】
11…身頃 14…袖ぐり 16…前身頃 17…後身頃 25…肩パッド 25a…肩パッドの肩先側の縁 25c…肩パッドの衿元側の縁 26…肩線 27…前カバー部 28…後カバー部 29…垂れ綿 30…形状記憶部材 30a…突出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】身頃の両肩部に、前身頃側に延びる前カバ
    ー部と後身頃側に延びる後カバー部とを有する肩パッド
    を設けてなる肩パッド入り衣服において、 前記肩パッドの肩先側の縁には、その肩先側の袖ぐりの
    ほぼ上半周に沿うアーチ状に湾曲した形状記憶部材を設
    け、この形状記憶部材の一部を肩パッドの前端部から突
    出させて身頃の肩から脇下横の位置にまで延出させ、か
    つこの肩パッドの前カバー部における衿元側の縁を、肩
    先側に向かって凹む凹形状に切欠してなることを特徴と
    する肩パッド入り衣服。
  2. 【請求項2】形状記憶部材は、ワイヤ状をなす形状記憶
    合金であることを特徴とする請求項1に記載の肩パッド
    入り衣服。
  3. 【請求項3】形状記憶部材は、肩パッドの肩先側の縁の
    上に垂れ綿とともに縫着されていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の肩パッド入り衣服。
JP15861997A 1997-06-16 1997-06-16 肩パッド入り衣服 Pending JPH1112830A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002266138A (ja) * 2001-02-28 2002-09-18 Ozaki Shoji サイズアップ機能付き上着
JP2002371413A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Ozaki Shoji セーラー服
CN116849410A (zh) * 2023-08-21 2023-10-10 杭州阁色服装科技有限公司 一种隐形垫肩服装

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