JPH11128845A - 選別装置及び選別方法 - Google Patents

選別装置及び選別方法

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JPH11128845A
JPH11128845A JP31582297A JP31582297A JPH11128845A JP H11128845 A JPH11128845 A JP H11128845A JP 31582297 A JP31582297 A JP 31582297A JP 31582297 A JP31582297 A JP 31582297A JP H11128845 A JPH11128845 A JP H11128845A
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groove
guide path
peripheral portion
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JP31582297A
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Shizuo Nakamura
静雄 中村
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Daizen KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選別のための装置から非球状体を離脱させる
ための除去手段を必要とせず、特定方向において傾斜面
上を転動下降し得る物品と、球状体等のあらゆる方向に
転動下降し得る物品との選別が可能。 【解決手段】 選別用ドラム10を左方下降傾斜状体で
回転自在に支持し、駆動モータ16により回転駆動す
る。選別用ドラム10の選別外周部12に外周側開口の
略軸心方向の溝状案内路18を万遍なく多数設ける。選
別区間20に供給されて溝状案内路18に導入された被
選別物品のうち球状体24は、溝状案内路18を転動下
降してその下端部から流出し、球状体受容部30に受容
される。溝状案内路18に導入された被選別物品のうち
球状体が連結した形状の連結形状体26は、長手方向が
溝状案内路18の方向に一致するので転動下降し得ず、
選別用ドラム10の回転と共に前方へ移動して溝状案内
路18の途中における開口から全て自動的に排出され、
非球状体収容箱部34内に収容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品が傾斜部を下
降する速度の大小により選別を行う選別装置及び選別方
法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】被選別
物品が、サイズが小さい球状体に非球状体が混合したも
のであって、それらが傾斜部を下降する速度の大小によ
り選別を行う場合、傾斜回転円板上に被選別物品を供給
し、球状体は傾斜回転円板上を転動下降し、非球状体は
傾斜回転円板上でその回転と共に移動する。
【0003】このようにして選別を行う場合、球状体は
傾斜回転円板上を転動下降して離脱するが、非球状体は
傾斜回転円板上から離脱し難いので、それを傾斜回転円
板上から除去するためにエアブロー等の除去手段を要し
ていた。また、2つの球状体を連結させた形状の連結体
や楕円体等は、特定方向においては傾斜面上を転動下降
し得るため、球状体と混合している場合に傾斜回転円板
により選別することは困難であった。
【0004】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、選別のための装置から非球状体を離脱させるた
めの除去手段を必要とせず、然も、特定方向において傾
斜面上を転動下降し得る物品と、球状体等のあらゆる方
向に転動下降し得る物品との選別が可能な選別装置及び
選別方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の選別装置は、無端帯形状の選別外周部を有し、その
選別外周部に、無端帯形状に連続する方向に対し略垂直
方向であって外周側に開口する溝状案内路を並列状に多
数備えてなる選別用部材と、その選別用部材の選別外周
部を無端帯形状に連続する方向に循環動させる駆動手段
とを有すると共に、選別外周部が循環する過程に、溝状
案内路の開口が上方又は斜上方を向き且つ各溝状案内路
が一方の端部に向かって下降傾斜する選別区間と、水平
方向、斜下方又は下方を向く区間とを有することを特徴
とする(請求項1)。
【0006】上記選別用部材は、無端帯形状の選別外周
部として略円筒形状外周部を有し、その軸心線を中心と
して回転自在に支持されたものとすることが好ましい
(請求項2)。
【0007】この場合の選別用部材としては、例えば、
円筒状体、円柱状体、中空円柱状体等を用いることがで
きる。これら何れの例においても、略円筒形状外周部が
無端帯形状の選別外周部であり、その選別外周部に、外
周側に開口する略軸心方向(すなわち無端帯形状に連続
する方向に対し略垂直方向)の溝状案内路を周方向(す
なわち無端帯形状に連続する方向)に並列する状態に多
数備えるものとする。
【0008】また、選別用部材は、無端帯形状の選別外
周部として略円錐台形状外周部を有し、その軸心線を中
心として回転自在に支持されたものとすることもでき
る。
【0009】この場合の選別用部材としては、例えば、
略円錐台形状外周部を有する筒状体、略円錐台形状の中
実体若しくは中空体等を用いることができる。これら何
れの例においても、略円錐台形状外周部が無端帯形状の
選別外周部であり、その選別外周部に、外周側に開口す
る略母線方向(すなわち無端帯形状に連続する方向に対
し略垂直方向)の溝状案内路を周方向(すなわち無端帯
形状に連続する方向)に並列する状態に多数備えるもの
とする。
【0010】選別用部材のその他の例としては、無端ベ
ルト状体を挙げることができる。この場合、無端ベルト
状体の外周部が無端帯形状の選別外周部であり、その選
別外周部に、外周側に開口する略幅方向(すなわち無端
帯形状に連続する方向に対し略垂直方向)の溝状案内路
を無端ベルト状体が連続する方向に並列する状態に多数
備えるものとする。
【0011】溝状案内路は、溝状案内路の開口が上方又
は斜上方を向き且つ各溝状案内路が一方の端部に向かっ
て下降傾斜する選別区間において、溝状案内路を転動又
は滑りにより下降する速度により被選別物品を確実性高
く選別し得るものとすることが望ましい。すなわち、溝
状案内路における下降速度が一定程度より速い物品は、
溝状案内路を下端部まで下降してその下端部から確実性
高く排出され、溝状案内路における下降速度が0の又は
一定程度より遅い物品は、溝状案内路を下端部まで下降
せずに溝状案内路の開口が斜上方を向く区間から水平方
向又は斜下方を向く区間にかけての選別外周部の循環動
の下手側の下方へ、溝状案内路の途中における開口から
確実性高く排出されるものとすることが望ましい。下手
というのは、進んで行く方である。
【0012】溝状案内路は直線状であることが好まし
い。特に、選別用部材が無端帯形状の選別外周部として
略円筒形状外周部を有する場合は、その略円筒形状外周
部の軸心線に平行な直線状であることが好ましい。
【0013】溝状案内路の形状、特に断面形状は、例え
ば、被選別物品が、ほぼ一定の複数の球状体中に、その
球状体が2個若しくはそれ以上連結した形状の連結形状
体や、短径が前記球状体の直径にほぼ等しい楕円体等が
混入したものである場合、前記球状体が溝状案内路内に
沿って下降(この場合は転動)する程度に深く、溝状案
内路の深さ方向に重なる2個目の被選別物品は溝状案内
路の外部に位置する程度に浅い深さ(より好ましくは溝
状案内路内で相接した2個の被選別物品の間の開口側に
重なる被選別物品が溝状案内路の外部に位置する程度に
浅い深さ)であり、2個以上の被選別物品がブリッジを
形成し得ない程度に狭い幅であることが好ましい。
【0014】逆に被選別物品について述べれば、溝状案
内路に対する関係は、上述の被選別物品に対する溝状案
内路の関係と丁度逆の関係とすることができる。例え
ば、被選別物品が、ほぼ一定の複数の球状体と、その球
状体が2個若しくはそれ以上連結した形状の連結形状体
や、短径が前記球状体の直径にほぼ等しい楕円体等が混
合したものである場合、前記球状体は溝状案内路内に沿
って下降(この場合は転動)する程度に直径が小さく、
而も溝状案内路の深さ方向に重なる2個目の被選別物品
は溝状案内路の外部に位置する程度に直径が大きく(よ
り好ましくは溝状案内路内で相接した2個の被選別物品
の間の開口側に重なる被選別物品が溝状案内路の外部に
位置する程度に直径が大きく)、且つ2個以上の被選別
物品がブリッジを形成し得ない程度に直径が大きいもの
であることが好ましい。
【0015】このような被選別物品としては、例えば、
あらゆる方向における寸法のうち最小の寸法が、所定範
囲内である物品を挙げることができる。このような物品
の供給は、例えば、所定間隔の平行な隙間に落下した物
品のうち、それよりもやや大きい間隔の平行な隙間に落
下しなかったものを予め選別することにより実現するこ
とができる。
【0016】また例えば、被選別物品が、ほぼ一定の複
数の円板状体と、その一定の円板状体とそれを径方向に
直径弱の距離平行移動させた位置の円板状体とが2個連
結した形状若しくは同様にそれ以上連結した形状の連結
形状体等が混合したものである場合、前記円板状体が円
形外周部において溝状案内路内に沿って下降(この場合
は転動)する程度に深く、溝状案内路の深さ方向に重な
る2個目の被選別物品は溝状案内路の外部に位置する程
度に浅い深さ、より好ましくは溝状案内路内で相接した
2個の被選別物品の間の開口側に重なる被選別物品が溝
状案内路の外部に位置する程度に浅い深さであり、2個
以上の被選別物品が溝状案内路内に挟まって詰まること
のない程度に狭い幅であることが好ましい。
【0017】更に、溝状案内路の形状、特に断面形状
は、被選別物品が、溝状案内路の開口が上方又は斜上方
を向き且つ各溝状案内路が一方の端部に向かって下降傾
斜する選別区間において選別外周部に供給された場合
に、その被選別物品が溝状案内路に導入され易く、溝状
案内路の開口が斜上方を向く区間から水平方向又は斜下
方を向く区間にかけての位置において、溝状案内路の途
中における開口から選別外周部の循環動の下手側の下方
へ確実に排出されるものとすることが好ましい。そのよ
うな断面形状としては、例えば略V字形状や略U字形状
のように、外周側に向かって縮小しない形状、好ましく
は外周側に向かって拡開する形状を挙げることができ
る。
【0018】なお、被選別物品としては、前記のような
球状体とその連結体、前記のような円板状体とその連結
体の他、例えば、ほぼ一定径の球状体であって2種以上
の真球度のものの混合物、若しくはほぼ一定径の円板状
体であって外周面の真円度が2種以上のものの混合物の
ように、溝状案内路における転動下降速度が真球度や真
円度に依存する物品や、溝状案内路における滑り下降速
度が異なる複数種の物品等を対象とすることができる。
【0019】選別外周部における全ての溝状案内路の形
状は一定であることが望ましい(請求項3)。被選別物
品の選別にばらつきが生じないようにするためである。
選別外周部における全ての溝状案内路は一定形状であり
且つ一定表面であることがより望ましい。なお、溝状案
内路における、一定形状及び一定表面というのは、選別
に実質的な影響を与えない程度に一定であればよい。
【0020】駆動手段は、選別用部材の選別外周部を無
端帯形状に連続する方向に循環動させるものであり、例
えば電動機などの動力源により直接又は伝動手段を介し
て駆動する。選別用部材の選別外周部が円筒状体等の軸
対称形状の場合、その対称軸線を中心として選別外周部
が回転するよう駆動する。選別用部材が無端ベルト状体
である場合、例えば駆動プーリと従動プーリにわたり無
端ベルト状体を環状に張設し、選別外周部である無端ベ
ルト状体の外周部が循環するよう駆動プーリを駆動す
る。
【0021】選別外周部が循環する過程に、溝状案内路
の開口が上方又は斜上方を向き且つ各溝状案内路が一方
の端部に向かって下降傾斜する選別区間と、水平方向、
斜下方又は下方を向く区間とを設けるには、例えば、選
別用部材における無端帯形状の選別外周部が略円筒形状
外周部である場合、その軸心線を傾斜させる。
【0022】また例えば、選別用部材における無端帯形
状の選別外周部が略円錐台形状外周部である場合、その
軸心線が水平方向であっても、溝状案内路の開口が上方
又は斜上方を向き且つ各溝状案内路が一方の端部に向か
って下降傾斜する選別区間及び前記他の区間を有する。
【0023】更に、例えば選別用部材が無端ベルト状体
である場合、その無端ベルト状体の外周面がその幅方向
に傾斜したものとすれば、選別区間及び前記他の区間を
有するものとなる。
【0024】選別区間において被選別物品が選別外周部
に供給された場合、溝状案内路における下降速度が比較
的に速い物品は、溝状案内路を下端部まで下降してその
下端部から排出され、溝状案内路における下降速度が0
の又は比較的に遅い物品は、溝状案内路を下端部まで下
降せずに溝状案内路の開口が斜上方を向く区間から水平
方向又は斜下方を向く区間にかけての選別外周部の循環
動の下手側の下方へ、溝状案内路の途中における開口か
ら自動的に排出される。
【0025】従って、溝状案内路の形状、表面状態、選
別区間における溝状案内路の傾斜角、選別外周部の循環
動の速さ等を適宜選択することにより、被選別物品のサ
イズが小さくても、被選別物品が溝状案内路に導入され
た場合における下降速度に応じ、溝状案内路の下端部か
ら排出されるか、溝状案内路の途中における開口から選
別外周部の循環動の下手側の下方へ排出されるかによ
り、その被選別物品が選別される。
【0026】溝状案内路に導入された場合における被選
別物品の下降速度というのは、例えば、傾斜平板上であ
れば何れの物品も転動下降の速度が等しい又は近いが、
溝状案内路に導入された場合には転動下降の速度が物品
によって全く又は比較的に相違する場合、後者の下降速
度を言う。具体的には、球状体のように方向を問わず比
較的に転動容易な物品は、溝状案内路に導入された場合
にも転動下降速度が速いが、球状体が2個若しくはそれ
以上連結した形状の連結形状体や、短径が前記球状体の
直径にほぼ等しい楕円体等のように、特定方向(これら
の例においてはほぼ短手方向であるが、1方向に限らな
い)に対しては比較的に転動容易であるが、他の特定方
向(これらの例においてはほぼ長手方向であるが、1方
向に限らない)に対しては転動困難若しく転動速度が遅
くなる物品であって、溝状案内路の形状及びサイズとの
関係で、溝状案内路に導入されると転動困難若しく転動
速度が遅くなる方向が溝状案内路の方向に沿わざるを得
ない物品は、溝状案内路に導入された場合、転動下降困
難若しく転動速度が遅くなる。
【0027】選別区間において各溝状案内路が一方の端
部に向かって下降傾斜する角度を調節する手段を備える
ものとすることができる(請求項4)。
【0028】この場合の角度の調節は、例えば選別用部
材を基板上に支持するものの場合、その基板の角度を自
在に調節し得るものとすることにより実行することがで
きる。
【0029】選別外周部の循環動は可変速であるである
ことが望ましい(請求項5)。
【0030】溝状案内路の開口が上方又は斜上方を向き
且つ各溝状案内路が一方の端部に向かって下降傾斜する
選別区間におけるその下降傾斜の角度や、被選別物品の
種類による下降速度の相違による、選別外周部に供給さ
れた被選別物品が溝状案内路を下端部まで下降するのに
要する時間に応じて、選別外周部の循環動の速度を変化
させるためである。
【0031】選別外周部の循環動の速度は、無段階に調
節できることが好ましいが、複数段階に変化させるもの
であってもよい。
【0032】また、少なくとも選別区間における溝状案
内路の上方側において、隣り合う溝状案内路同士の境界
部が外周側突出の稜状をなすものとすることができる
(請求項6)。
【0033】隣り合う溝状案内路同士の境界部が外周側
突出の稜状をなすというのは、その境界部の横断面が、
外周側に突出する角部又は外周側に凸の屈曲部を形成し
ていることを言う。
【0034】この場合、選別外周部に供給された被選別
物品が円滑且つ迅速に溝状案内路に導入される。
【0035】前記境界部は、その横断面が鋭角若しくは
直角の角部又はそれに近い屈曲部を形成していることが
好ましい。
【0036】また、隣り合う溝状案内路同士の境界部
は、溝状案内路の全長にわたり外周側突出の稜状をなす
ことが好ましい。
【0037】本発明の選別装置は、溝状案内路の開口が
上方又は斜上方を向き且つ各溝状案内路が一方の端部に
向かって下降傾斜する選別区間における溝状案内路の上
方側のうち選別外周部の循環動の上手側に被選別物品を
供給する物品供給手段を備えたものとすることができる
(請求項7)。
【0038】上手側というのは、進んで来る方である。
【0039】物品供給手段が選別外周部に被選別物品を
供給する位置は、溝状案内路を下降する速度により被選
別物品を選別し得る程度に、最下手でなく最下方でなけ
ればよい。選別方法における物品供給においても同様で
ある。
【0040】物品供給手段としては、パーツフィーダと
して一般に使用されているボウルホッパフィーダ、リニ
ア形フィーダ等を適宜利用することができる。
【0041】物品供給手段は、一つの溝状案内路によっ
て案内され得る程度に小さい被選別物品を供給するもの
とすることができる。
【0042】一つの溝状案内路によって案内され得る程
度に小さい物品としては、例えば、少なくとも一方向に
おける寸法が、所定寸法以下である物品を挙げることが
できる。このような物品の供給は、例えば、所定間隔の
平行な隙間に落下した物品のみを予め選別することによ
り実現することができる。
【0043】物品供給手段は、一つの溝状案内路によっ
て案内され得る程度に小さく、複数個によるブリッジを
溝状案内路に形成し難い程度に大きい物品を供給するも
のとすることができる(請求項8)。
【0044】この場合、選別区間において溝状案内路に
案内されずにその下端部に達してしまい、対象範囲外の
物品が選別されてしまうことや、溝状案内路にブリッジ
が形成されて選別が滞ることが防がれる。
【0045】このような物品に該当するのは、例えば、
ほぼ一定の複数の球状体中に、その球状体が2個若しく
はそれ以上連結した形状の連結形状体や、短径が前記球
状体の直径にほぼ等しい楕円体等が混入したものである
場合、その球状体は溝状案内路内に沿って下降(この場
合は転動)する程度に直径が小さく、溝状案内路の深さ
方向に重なる2個目の被選別物品は溝状案内路の外部に
位置する程度に直径が大きく(より好ましくは溝状案内
路内で相接した2個の被選別物品の間の開口側に重なる
被選別物品が溝状案内路の外部に位置する程度に直径が
大きく)、2個以上の被選別物品がブリッジを形成し得
ない程度に直径が大きいものである。
【0046】またこのような物品の例としては、あらゆ
る方向における寸法のうち最小の寸法が、所定範囲内で
ある物品を挙げることができる。このような物品の供給
は、例えば、所定間隔の平行な隙間に落下した物品のう
ち、それよりもやや大きい間隔の平行な隙間に落下しな
かったものを予め選別することにより実現することがで
きる。
【0047】選別用部材を複数段有し、前段において、
溝状案内路の開口が斜上方を向く区間から水平方向又は
斜下方を向く区間にかけての選別外周部の循環動の下手
側の下方へ、溝状案内路の途中における開口から排出さ
れる物品が、次段において、溝状案内路の開口が上方又
は斜上方を向き且つ各溝状案内路が一方の端部に向かっ
て下降傾斜する選別区間における溝状案内路の上方側の
うち選別外周部の循環動の上手側に供給されるものとす
ることができる(請求項9)。
【0048】選別区間において被選別物品が選別外周部
に供給されることにより、一つの溝状案内路に複数個の
被選別物品が導入される場合に、例えば先にある溝状案
内路に導入された物品の下降速度が遅く、溝状案内路の
開口が斜上方を向く区間から水平方向又は斜下方を向く
区間にかけての選別外周部の循環動の下手側の下方へ、
溝状案内路の途中における開口から排出されるときは、
その溝状案内路に続いて導入された物品は、それ自体の
下降速度如何によらず共に溝状案内路の途中における開
口から排出される。
【0049】このように排出された物品を、次段の選別
区間に供給することにより、選別精度をより良くするこ
とができる。必要に応じ、選別用部材を3段以上設けて
もよい。溝状案内路における下降速度が比較的に速い多
数の物品中に下降速度が比較的に遅いか又は0の少数の
物品が混入している場合は、少ない段数(1段を含む)
で良い選別精度を実現し得る。また、被選別物品の供給
速度を低くすることにより、少ない段数(1段を含む)
で良い選別精度を実現し得る。
【0050】選別用部材を複数段有し、前段において溝
状案内路を下降してその一端部から排出される物品が、
次段において、溝状案内路の開口が上方又は斜上方を向
き且つ各溝状案内路が一方の端部に向かって下降傾斜す
る選別区間における溝状案内路の上方側のうち選別外周
部の循環動の上手側に供給されるものとすることができ
る。
【0051】この場合は、溝状案内路における下降速度
が比較的に遅い物品が選別区間において溝状案内路の下
端部から誤って排出されても、次段において再度選別さ
れるので、より精度の良い選別が実現される。選別用部
材を3段以上設けることもできる。
【0052】本発明の選別方法は、無端帯形状の選別外
周部を有し、その選別外周部に、無端帯形状に連続する
方向に対し略垂直方向であって外周側に開口する溝状案
内路を並列状に多数備えてなる選別用部材の選別外周部
を、無端帯形状に連続する方向に循環動させ、選別外周
部の外周側に被選別物品を供給して選別する方法であっ
て、前記選別外周部の循環の過程に、溝状案内路の開口
が上方又は斜上方を向き且つ各溝状案内路が一方の端部
に向かって下降傾斜する選別区間と、水平方向、斜下方
又は下方を向く区間とを有し、前記被選別物品の供給
は、選別区間における溝状案内路の上方側のうち選別外
周部の循環動の上手側に対して行い、前記溝状案内路に
おける下降速度が0の又は比較的に遅い被選別物品は、
溝状案内路を下端部まで下降せずに溝状案内路の開口が
斜上方を向く区間から水平方向又は斜下方を向く区間に
かけての選別外周部の循環動の下手側の下方へ、溝状案
内路の途中における開口から排出され、前記溝状案内路
における下降速度が比較的に速い被選別物品は、溝状案
内路を下端部まで下降してその下端部から排出されるこ
とを特徴とする(請求項10)。本発明の選別方法は、
上記本発明の選別装置を用いて実施することができる。
上記本発明の選別装置についての説明は、本発明の選別
方法にも同様に該当する。
【0053】本発明の選別方法においては、溝状案内路
の形状、表面状態、選別区間における溝状案内路の傾斜
角、選別外周部の循環動の速さ等を適宜選択することに
より、被選別物品のサイズ小さくても、選別区間におけ
る溝状案内路の上方側のうち選別外周部の循環動の上手
側に対して供給した被選別物品が溝状案内路に導入され
た場合における下降速度に応じ、溝状案内路の下端部か
ら排出されるか、溝状案内路の途中における開口から選
別外周部の循環動の下手側の下方へ排出されるかによ
り、その被選別物品が選別される。
【0054】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しつつ説明する。
【0055】図1は、本発明の実施の形態の一例として
の選別装置についての概略斜視図、図2(a) は、選別用
ドラム(選別用部材)における選別外周部の要部概略断
面図、図2(b) は、図2(a) の要部拡大図である。
【0056】選別用ドラム10(選別用部材)は、無端
帯形状の選別外周部12として略円筒形状外周部を有す
る中空円柱状体であって、その軸心線を中心として基台
14の支持面14a上に回転自在に支持され、可変速の
駆動モータ16(駆動手段)によって矢示Aのように前
回りに定速で回転駆動される。これにより選別外周部1
2はその軸心線を中心として前回りに定速回転する。駆
動モータ16から選別用ドラム10への駆動力伝達に
は、ギア或いはベルト及びプーリなどの伝動手段(図示
せず)を適宜利用することができる。基台14の支持面
14aは、図1における左方に向かって下降傾斜してお
り、それに対応して選別用ドラム10の回転軸線も図1
における左方に向かって下降傾斜している。傾斜角度は
適宜選択し得る。
【0057】選別用ドラム10の選別外周部12には、
外周側に開口する断面略直角二等辺三角形状の略軸心方
向の溝状案内路18を周方向に並列する状態に万遍なく
多数備える。溝状案内路18の両端は開放されている。
但し、上端部(少なくとも選別区間における上端部)は
閉塞されていてもよい。全ての溝状案内路18は同一で
あり、選別用ドラム10の外周部の軸心方向全長にわた
る。各溝状案内路18は一定の径方向位置において一定
中心角毎に位置し、隣り合う溝状案内路18同士の境界
部18aは、径方向外方突出の断面略直角二等辺三角形
状の稜状をなす。なお、図1においては、選別用ドラム
10における溝状案内路18の開口部のみを表してお
り、溝状案内路18の内部及び端部は略してある。
【0058】選別外周部12の上部のうち、溝状案内路
18の開口がほぼ真上を向く位置及びその前後の部分
は、選別区間20を構成する。この選別区間20は、溝
状案内路18に導入された物品がその溝状案内路18の
開口から前方(又は後方)へ排出されない部分について
設定される。選別区間20においては、溝状案内路18
の開口は上方又は斜上方を向き且つ各溝状案内路18が
左端部に向かって下降傾斜する。
【0059】選別区間20の後端部における右端部(上
端部)上方に、ボウルホッパフィーダから送出される被
選別物品を選別区間20上に供給する物品供給樋部22
が位置している。
【0060】被選別物品は、ほぼ一定の複数の球状体2
4に、その球状体が2個連結した形状の連結形状体26
が混入したものである。この例における球状体24の直
径は、溝状案内路18の断面における一辺にほぼ等し
い。この球状体24は溝状案内路18内に沿って転動下
降する程度に直径が小さく、溝状案内路18の深さ方向
に重なる2個目の被選別物品は溝状案内路18内で相接
した2個の被選別物品の間の開口側(選別用ドラム10
の径方向外方側)に重なる被選別物品が溝状案内路18
の外部に位置する程度に直径が大きく、2個以上の被選
別物品がブリッジを形成し得ない程度に直径が大きい。
そのため、選別区間20において溝状案内路18に案内
されずにその下端部に達してしまい、対象外の物品が選
別されてしまうことや、溝状案内路18にブリッジが形
成されて選別が滞ることが防がれる。
【0061】選別区間20の後端位置における選別用ド
ラム10の外周に近接して、選別用ドラム10の軸心方
向全長にわたるガイド壁体28が、基台14の支持面1
4aに対し固定された状態で設けられている。物品供給
樋部22から選別区間20の後端部上に供給される被選
別物品は、ガイド壁体28により、後方への脱落が防が
れ、隣り合う溝状案内路18同士の境界部18aは前記
のような稜状をなすので、全ての被選別物品が溝状案内
路18に円滑且つ迅速に導入される。
【0062】選別区間20における選別用ドラム10の
左端部に近接して、右方開口の球状体受容部30が設け
られている。選別区間20において溝状案内路18の下
端部(左端部)から流出する全ての物品は、球状体受容
部30に受容される。球状体受容部30の底面は右前方
に下降傾斜しており、球状体受容部30に受容された物
品は、球状体受容部30の底面の右前部に開口して下方
へ延設された導出路32を通じて導出口32aから導出
される。
【0063】選別用ドラム10の前下部から中央下部に
かけての基台14の支持面14a上には、非球状体収容
箱部34が設置されている。溝状案内路18が選別区間
20を過ぎても溝状案内路18の下端部から球状体受容
部30へ流出しなかった物品は、溝状案内路18の開口
が斜上前方を向く区間から水平方向前方又は斜下前方を
向く区間において、選別用ドラム10の前方側(下手
側)の下方へ、溝状案内路18の途中における開口から
全て自動的に排出され、非球状体収容箱部34内に収容
される。
【0064】選別用ドラム10の下降傾斜角及び回転速
度を適切に設定すれば、物品供給樋部22から選別区間
20の後端部における上端部に供給されて溝状案内路1
8に導入された被選別物品のうち球状体24は、溝状案
内路18を例えば矢示Bのように転動下降し、選別区間
20においてその溝状案内路18の下端部から流出して
球状体受容部30に受容される。一方、溝状案内路18
に導入された被選別物品のうち球状体が連結した形状の
連結形状体26は、長手方向が溝状案内路18の方向に
一致するので転動下降し得ず、選別用ドラム10の回転
と共に例えば矢示Cのように前方へ移動して溝状案内路
18の途中における開口から全て自動的に排出され、非
球状体収容箱部34内に収容される。
【0065】図3は、本発明の実施の形態の別の例とし
ての第1の2段選別装置の概略斜視図、図4は、その説
明横断面図である。なお、図3においては、選別用ドラ
ム10・10における溝状案内路18の開口部のみを表
しており、溝状案内路18の内部及び端部は略してあ
る。
【0066】この例では、可変速の駆動モータ16によ
って前回りに駆動される左方下降傾斜の初段の選別用ド
ラム10の前下側に、可変速の駆動モータ16によって
同じ向き(前回り)に駆動される同方向(左方)下降傾
斜の次段の選別用ドラム10を有する。符号の意義は、
図1及び図2に示す例におけるものと同様である。
【0067】この例においては、物品供給樋部22は初
段の選別用ドラム10における選別区間20の後端部に
おける右端部(上端部)上方にのみ設けられ、ガイド壁
体28は、初段の選別用ドラム10における選別区間2
0の後端位置にのみ設けられ、非球状体収容箱部34
は、次段の選別用ドラム10の前下部から中央下部にか
けての基台14の支持面14a上にのみ設けられてい
る。
【0068】物品供給樋部22から初段の選別区間20
の後端部における上端部に供給されて溝状案内路18に
導入された被選別物品のうち球状体24は、溝状案内路
18を例えば矢示Dのように転動下降し、選別区間20
においてその溝状案内路18の下端部から流出して初段
の球状体受容部30に受容される。一方、溝状案内路1
8に導入された被選別物品のうち球状体が連結した形状
の連結形状体26は、長手方向が溝状案内路18の方向
に一致するので転動下降し得ず、初段の選別用ドラム1
0の回転と共に例えば矢示Eのように前方へ移動して溝
状案内路18の途中における開口から全て自動的に排出
され、次段の選別区間20の後端部における左端部(上
端部)に供給される。また、溝状案内路18を転動し得
ない連結形状体26の右方(上方)における同一の溝状
案内路18に球状体24が存在する場合、その球状体2
4も連結形状体26によって転動下降し得ず、その連結
形状体26と共に次段の選別区間20の後端部における
右端部に供給される。
【0069】次段の溝状案内路18に導入された被選別
物品に球状体24が含まれていた場合、その球状体24
は、溝状案内路18を例えば矢示Fのように転動下降
し、選別区間20においてその溝状案内路18の下端部
から流出して次段の球状体受容部30に受容される。一
方、溝状案内路18に導入された連結形状体26は、長
手方向が溝状案内路18の方向に一致するので転動下降
し得ず、初段の選別用ドラム10の回転と共に例えば矢
示Gのように前方へ移動して溝状案内路18の途中にお
ける開口から全て自動的に排出され、非球状体収容箱部
34内に収容される。もし次段においても同一溝状案内
路18における連結形状体26の右方に球状体24が存
在したならば、その球状体24も非球状体収容箱部34
内に収容されることとなるが、2段選別によりその確率
は低くなり、選別の精度が良くなる。
【0070】なお、図4に示すように、後上縁が初段の
選別用ドラム10の軸心方向全長にわたりその前下部外
周に近接し、前下縁が次段の選別用ドラム10の軸心方
向全長にわたりその選別区間20の後端位置に近接する
前方下降傾斜の上面を有する第2ガイド壁36が、基台
14の支持面14aに対し固定された状態で設けられる
ことにより、初段の溝状案内路18から排出された物品
が確実に次段の溝状案内路18に導入されることが望ま
しい。
【0071】図5は、本発明の実施の形態の更に別の例
としての第2の2段選別装置の説明横断面図である。
【0072】この例では、前回り(図5における右回
り)に回転駆動される一方向下降傾斜の初段の選別用ド
ラム10の下方に、逆回りに回転駆動される同方向下降
傾斜の次段の選別用ドラム10を有する。従って平面的
なスペースが図3及び図4の例に比し節約される。符号
の意義は、図1及び図2に示す例におけるものと同様で
ある。
【0073】この例においては、物品供給樋部22は初
段の選別用ドラム10における選別区間20の後端部
(図5における左端部)における上端部上方にのみ設け
られ、ガイド壁体28は、初段の選別用ドラム10にお
ける選別区間20の後端位置にのみ設けられ、非球状体
収容箱部34は、次段の選別用ドラム10の後下部から
中央下部にかけての基台14の支持面14a上にのみ設
けられている。また、上端部が初段の選別用ドラム10
の前方(図5における右方)に位置し、下端縁が次段の
選別区間20の前端位置(図5における右端位置)にお
ける選別用ドラム10の外周に近接したガイド板38
が、基台14の支持面14aに対し固定された状態で設
けられている。
【0074】物品供給樋部22から初段の選別区間20
の後端部における上端部に供給されて溝状案内路18に
導入された被選別物品のうち球状体24は、溝状案内路
18を転動下降し、選別区間20においてその溝状案内
路18の下端部から流出して初段の球状体受容部30に
受容される。一方、溝状案内路18に導入された被選別
物品のうち球状体が連結した形状の連結形状体26は、
長手方向が溝状案内路18の方向に一致するので転動下
降し得ず、初段の選別用ドラム10の回転と共に前方へ
移動して溝状案内路18の途中における開口から全て自
動的に排出され、ガイド板38に案内されて次段の選別
区間20の前端部における上端部に供給される。また、
溝状案内路18を転動し得ない連結形状体26の上方に
おける同一の溝状案内路18に球状体24が存在する場
合、その球状体24も連結形状体26によって転動下降
し得ず、その連結形状体26と共に次段の選別区間20
の前端部における上端部に供給される。
【0075】次段の溝状案内路18に導入された被選別
物品に球状体24が含まれていた場合、その球状体24
は、溝状案内路18を転動下降し、選別区間20におい
てその溝状案内路18の下端部から流出して次段の球状
体受容部30に受容される。一方、溝状案内路18に導
入された連結形状体26は、長手方向が溝状案内路18
の方向に一致するので転動下降し得ず、初段の選別用ド
ラム10の回転と共に後方(図5における左方)へ移動
して溝状案内路18の途中における開口から全て自動的
に排出され、非球状体収容箱部34内に収容される。も
し次段においても同一溝状案内路18における連結形状
体26の右方に球状体24が存在したならば、その球状
体24も非球状体収容箱部34内に収容されることとな
るが、2段選別によりその確率は低くなり、選別の精度
が良くなる。
【0076】図6は、本発明の実施の形態の別の例とし
ての第3の2段選別装置の概略斜視図である。なお、図
6においては、選別用ドラム10・10における溝状案
内路18の開口部のみを表しており、溝状案内路18の
内部及び端部は略してある。
【0077】この例では、可変速の駆動モータ16によ
って前回りに駆動される左方下降傾斜の初段の選別用ド
ラム10の右前下側に、可変速の駆動モータ16によっ
て同じ向き(前回り)に駆動される逆方向(右方)下降
傾斜の次段の選別用ドラム10を有する。符号の意義
は、図1及び図2に示す例におけるものと同様である。
【0078】この例においては、物品供給樋部22は初
段の選別用ドラム10における選別区間20の後端部に
おける右端部(上端部)上方にのみ設けられ、ガイド壁
体28は、初段及び次段の選別用ドラム10における選
別区間20の後端位置にそれぞれ設けられ、非球状体収
容箱部34は、次段の選別用ドラム10の前下部から中
央下部にかけての基台14の支持面14a上にのみ設け
られている。更に、後縁が初段の選別用ドラム10の前
下部外周に全長にわたり近接し、右方に下降傾斜した案
内樋40が、基台14の支持面14aに対し固定された
状態で設けられている。案内樋40の右端部は次段の選
別用ドラム10における選別区間20の後端部における
左端部(上端部)上方に位置する。案内樋40の幅は、
被選別物品よりも十分に広い。
【0079】物品供給樋部22から初段の選別区間20
の後端部における上端部に供給されて溝状案内路18に
導入された被選別物品のうち球状体24は、溝状案内路
18を例えば矢示Hのように転動下降し、選別区間20
においてその溝状案内路18の下端部から流出して初段
の球状体受容部30に受容される。一方、溝状案内路1
8に導入された被選別物品のうち球状体が連結した形状
の連結形状体26は、長手方向が溝状案内路18の方向
に一致するので転動下降し得ず、初段の選別用ドラム1
0の回転と共に例えば矢示Iのように前方へ移動して溝
状案内路18の途中における開口から全て自動的に排出
され、案内樋40上に載る。また、溝状案内路18を転
動し得ない連結形状体26の右方(上方)における同一
の溝状案内路18に球状体24が存在する場合、その球
状体24も連結形状体26によって転動下降し得ず、そ
の連結形状体26と共に案内樋40上に載る。案内樋4
0上の被選別物品は、右方へ転動又は滑りにより下降
し、次段の選別区間20の後端部における左端部(上端
部)に供給される。
【0080】次段の溝状案内路18に導入された被選別
物品に球状体24が含まれていた場合、その球状体24
は、溝状案内路18を例えば矢示Jのように転動下降
し、選別区間20においてその溝状案内路18の下端部
(右端部)から流出して次段の球状体受容部30に受容
される。初段において同一の溝状案内路18において連
結形状体26の次に球状体24が並んでいても、それら
が案内樋40によって初段の溝状案内路18とは逆向き
に傾斜した次段の溝状案内路18に供給されることによ
り、次段の溝状案内路18においては、連結形状体26
と球状体24が逆順に又はランダムになり易い。そのた
め、次段においては球状体24が先に溝状案内路18に
導入されてその溝状案内路18を転動下降することとな
り易い。一方、溝状案内路18に導入された連結形状体
26は、長手方向が溝状案内路18の方向に一致するの
で転動下降し得ず、初段の選別用ドラム10の回転と共
に例えば矢示Kのように前方へ移動して溝状案内路18
の途中における開口から全て自動的に排出され、非球状
体収容箱部34内に収容される。もし次段においても同
一溝状案内路18における連結形状体26の右方に球状
体24が存在したならば、その球状体24も非球状体収
容箱部34内に収容されることとなるが、2段選別によ
りその確率は低くなり、選別の精度が良くなる。
【0081】なお、以上の実施の形態についての記述に
おける構成部品の寸法、個数、材質、形状、その相対配
置などは、特にそれらに限定される旨の記載がない限り
は、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のもの
ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0082】
【発明の効果】本発明の選別装置及び選別方法において
は、溝状案内路の形状、表面状態、選別区間における溝
状案内路の傾斜角、選別外周部の循環動の速さ等を適宜
選択することにより、被選別物品が溝状案内路に導入さ
れた場合における下降速度に応じ、溝状案内路の下端部
から排出されるか、溝状案内路の途中における開口から
選別外周部の循環動の下手側の下方へ排出されるかによ
り、たとえサイズが小さいものであってもその被選別物
品を選別することができる。
【0083】請求項9の選別装置においては、被選別物
品の供給速度を低くすることなく選別精度をより良いも
のとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】選別装置の概略斜視図である。
【図2】選別外周部の要部概略断面図である。
【図3】第1の2段選別装置の概略斜視図である。
【図4】第1の2段選別装置の説明横断面図である。
【図5】第2の2段選別装置の説明横断面図である。
【図6】第3の2段選別装置の概略斜視図である。
【符号の説明】
10選別用ドラム 12選別外周部 16駆動モータ 18溝状案内路 20選別区間 24球状体 26連結形状体 30球状体受容部 34非球状体収容箱部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端帯形状の選別外周部を有し、その選別
    外周部に、無端帯形状に連続する方向に対し略垂直方向
    であって外周側に開口する溝状案内路を並列状に多数備
    えてなる選別用部材と、その選別用部材の選別外周部を
    無端帯形状に連続する方向に循環動させる駆動手段とを
    有すると共に、選別外周部が循環する過程に、溝状案内
    路の開口が上方又は斜上方を向き且つ各溝状案内路が一
    方の端部に向かって下降傾斜する選別区間と、水平方
    向、斜下方又は下方を向く区間とを有することを特徴と
    する選別装置。
  2. 【請求項2】選別用部材が、無端帯形状の選別外周部と
    して略円筒形状外周部を有し、その軸心線を中心として
    回転自在に支持されたものである請求項1記載の選別装
    置。
  3. 【請求項3】選別外周部における全ての溝状案内路の形
    状が一定である請求項1又は2記載の選別装置。
  4. 【請求項4】選別区間において各溝状案内路が一方の端
    部に向かって下降傾斜する角度を調節する手段を備える
    請求項1、2又は3記載の選別装置。
  5. 【請求項5】選別外周部の循環動が可変速である請求項
    1、2、3又は4記載の選別装置。
  6. 【請求項6】少なくとも選別区間における溝状案内路の
    上方側において、隣り合う溝状案内路同士の境界部が外
    周側突出の稜状をなす請求項1、2、3、4又は5記載
    の選別装置。
  7. 【請求項7】選別区間における溝状案内路の上方側のう
    ち選別外周部の循環動の上手側に被選別物品を供給する
    物品供給手段を備えた請求項1、2、3、4、5又は6
    記載の選別装置。
  8. 【請求項8】物品供給手段が、一つの溝状案内路によっ
    て案内され得る程度に小さく、複数個によるブリッジを
    溝状案内路に形成し難い程度に大きい物品を供給するも
    のである請求項7記載の選別装置。
  9. 【請求項9】選別用部材を複数段有し、前段において、
    溝状案内路の開口が斜上方を向く区間から水平方向又は
    斜下方を向く区間にかけての選別外周部の循環動の下手
    側の下方へ、溝状案内路の途中における開口から排出さ
    れる物品が、次段において、選別区間における溝状案内
    路の上方側のうち選別外周部の循環動の上手側に供給さ
    れるものとすることができる請求項1、2、3、4、
    5、6、7又は8記載の選別装置。
  10. 【請求項10】無端帯形状の選別外周部を有し、その選
    別外周部に、無端帯形状に連続する方向に対し略垂直方
    向であって外周側に開口する溝状案内路を並列状に多数
    備えてなる選別用部材の選別外周部を、無端帯形状に連
    続する方向に循環動させ、選別外周部の外周側に被選別
    物品を供給して選別する方法であって、前記選別外周部
    の循環の過程に、溝状案内路の開口が上方又は斜上方を
    向き且つ各溝状案内路が一方の端部に向かって下降傾斜
    する選別区間と、水平方向、斜下方又は下方を向く区間
    とを有し、前記被選別物品の供給は、前記選別区間にお
    ける溝状案内路の上方側のうち選別外周部の循環動の上
    手側に対して行い、前記溝状案内路における下降速度が
    0の又は比較的に遅い被選別物品は、溝状案内路を下端
    部まで下降せずに溝状案内路の開口が斜上方を向く区間
    から水平方向又は斜下方を向く区間にかけての選別外周
    部の循環動の下手側の下方へ、溝状案内路の途中におけ
    る開口から排出され、前記溝状案内路における下降速度
    が比較的に速い被選別物品は、溝状案内路を下端部まで
    下降してその下端部から排出されることを特徴とする選
    別方法。
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Cited By (4)

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