JPH11129951A - 車輌用座席の把持装置 - Google Patents

車輌用座席の把持装置

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JPH11129951A
JPH11129951A JP9312638A JP31263897A JPH11129951A JP H11129951 A JPH11129951 A JP H11129951A JP 9312638 A JP9312638 A JP 9312638A JP 31263897 A JP31263897 A JP 31263897A JP H11129951 A JPH11129951 A JP H11129951A
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JP
Japan
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seat
gripping
backrest
plate
support
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JP9312638A
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Isamu Matsuda
五三六 松田
Masatada Iwasaki
全直 岩崎
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ズレないように車輌用の座席を確実に把持で
きるようにすること。 【解決手段】 座部前面把持部材14により座部Aの前
面aを担持した状態で、2つのシリンダ25、30によ
りプレート41を座面cに沿わせて移動し、その先端の
座席背面支持腕52、54を座部Aと背もたれDの隙間
から背面に通した上、これを支持腕回動用シリンダ50
により垂直に回動変位させて、座部Aの後端bと背もた
れDの背面dとこれらの腕52、54によって支えるこ
とにより、ズレないように座席Sを把持できるようにし
たもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロボットを用いて自
動車の室内に座席を取付けるための車輌用座席の把持装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の室内に座席を組付けるために用
いる車輌用座席の把持装置として本出願人が特開平6−
191449号公報で提案したものは、座部の上面に沿
って移動する把持枠に屈伸操作可能な把持腕を取付け、
座部の前面を把持部材により把持した状態で先端の把持
腕を座部と背もたれの間に挿入して下方へ折り曲げるこ
とにより座部を前後から挟んで把持するようにしたもの
である。
【0003】このものは、前後の座席の距離や室内の突
出部の如何に拘りなく、人手を要することなく把持した
座席を車内に組み付けることができる利点を有している
が、反面において、重い座席を大きく傾けなければなら
ないような場合には、把持した座席がズレ易いといった
点でさらに改善すべき余地を残している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
如何なる向きに傾けても座席を不動に把持することので
きる新たな車輌用座席の把持装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するための車輌用座席把持装置とし
て、車輌用座席の座部前端を把持する前端部把持手段
と、駆動手段に駆動されて前端部把持手段に対して離間
・接近方向に移動可能で、かつ先端に移動方向及び移動
方向に対して直面な方向に回動して座部と背もたれとの
間への挿入姿勢及び座部の端面と上記背もたれの背面と
を支持する姿勢に変位可能な支持腕を備えた偏平な座席
背面支持手段とによって、座席を3点で不動に把持する
ことができるように構成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図面はいずれも本発明の一実施例を示し
たものである。
【0007】はじめに図1によってこの装置の概要を説
明すると、この把持装置1は、座部Aの前面aを把持す
る前端部把持手段10と、座面cに対しほぼ平行に移動
して、先端を座部Aと背もたれDの間に挿入した上これ
らの背面を支える座席背面支持手段40とによって構成
されている。
【0008】つぎにこれらの各部の構成を順に説明する
と、図1、図2に示したように、ロボットアーム2の前
端に固定した「く」の字状の支板11には、座部Aの前
面aに沿って水平に延びる支持杆12が補強部13を介
して固定されていて、この支持杆12には、前端部把持
手段10としての略コの字型をした座部前面把持部材1
4が一体的に取付けられている。
【0009】これに対して座席背面支持手段40は、ロ
ボットアーム2の先端に固定した支持板21と、この支
持板21に2つの移動操作用シリンダ25、30を介し
て摺動自在に取付けられ、かつ先端に設けた回動操作自
在な座席後端支持腕52、54によって座部Aと背もた
れDの各後面b、dを支持するように構成されている。
【0010】上記した支持板21は、座面cとほぼ平行
になるようロボットアーム2の先端に固定され、かつこ
の下面には、座部Aの前後に伸びるガイドレール22、
22と、これらと直交する向きのブラケット23が設け
られていて、これらのガイドレール22、22には、ロ
ッド26端をブラケット23に固定した第1のシリンダ
25がスライダ24を介して摺動自在に取付けられてい
る。
【0011】この第1のシリンダ25の下面には、支枠
28と第2のシリンダ30が一体的に固定され、さら
に、支枠28の下面に設けたさきのガイドレール22、
22と同じ向きのガイドレール29、29には、座席背
面支持手段40を構成するプレート41がスライダ4
2、42を介して摺動自在に取付けられていて、このプ
レート41の座部A前面a寄りの一端に立設したブラケ
ット43に固定した第2のシリンダ30のロッド31を
第1のシリンダ25のロッド26と逆方向に伸縮させる
ことにより、2つのシリンダ25、30の有効長さに相
当する距離だけプレート41を座部Aの前後方向に大き
く移動させ得るように構成されている。
【0012】一方、上記したプレート41は、図3に示
したように、背もたれD側の端部に幾つかの櫛歯状の凹
部44が設けられ、また中央には、プレート41の半ば
に達する凹部45が設けられていてここにはガイドレー
ル46が一体的に嵌め込まれている。
【0013】47はこのガイドレール46に沿って前後
に摺動する操作部材で、この操作部材47は、プレート
41上に固定した支持腕回動用シリンダ50によって操
作されるよう後端のブラケット48を介してそのロッド
51端に結合している。この操作部材47にはその先端
に斜め下向きのカム部49が設けられていて、このカム
部49により後述する座席背面支持腕52の後端に設け
た斜め下向きの凹部内頂面53を押圧することにより、
この座席背面支持腕52を垂直位置から水平位置へ、つ
まり座席の後端を支持する位置から座部Aと背もたれD
との隙間に挿脱し得る位置へと図中反時計方向へ回動さ
せるように構成されている。
【0014】また、この中央の座席背面支持腕52の両
側に配設された座席後端支持腕54‥‥はともに同じ形
状をなしていて、通常はプレート41に対して垂直にな
るよう先端側を重く形成されていて、水平に回動操作さ
れた際には、基端側の脚型部55をプレート41先端の
櫛歯状凹部44に入り込ませるように形成されており、
また、前端側は座部Aと背もたれDとの隙間に挿入させ
易い断面部56をなしていて、この座席後端支持腕54
を垂直に回動変位させた場合には、これらの背面によっ
て背もたれDの背面dと座部Aの後面bとを同時に支え
ることができるように構成され、さらにこれらは、互い
に金属の薄板57により結合された上、プレート41の
先端に挿通した共通の支軸58をもって中央部を回動自
在に枢支されている。
【0015】なお、図中59はプレート41の両側に添
設した側枠、60は座席背面支持腕52、54と支軸5
8との間に設けるカラーをそれぞれ示している。
【0016】つぎに、このように構成された装置による
座席Sの把持動作について説明する。待機の状態におい
て、この装置1は支持腕回動用シリンダ50のロッド5
1を伸張させ、操作部材47を前進させることによりそ
の先端の斜め下向きのカム部49により座席背面支持腕
52の斜め下向き凹部の内頂面53を押圧し、薄板57
により結合した全ての座席背面支持腕52、54を水平
位置へ回動させて、プレート41の先端に伸張させた状
態で保持している。
【0017】この状態のもとで、いま、車体に装着すべ
き座席Sが図示しないベルトコンベアにより座席組付け
ステーションのもとへ搬送されてくると、予め設定され
たプログラムに従ってロボットアーム2はプレート41
を座面aに対してほぼ平行になるように把持装置1を座
部Aの上へ移動させてゆき、その座部前端把持部材14
を座部Aの前面aに当接させる。
【0018】そしてこの状態のもとで、つぎに2つのシ
リンダ25、30の各ロッド26、31を伸張させ、ス
ライダ24とプレート41をそれぞれガイドレール2
2、29により座面cに沿うよう移動させながら、図1
に示したように、プレート41先端の座席後端支持腕5
2、54を座部Aと背もたれDの隙間に挿入させる。
【0019】このようにして、座席後端支持腕52、5
4を座部Aの後端bから完全に露出させたら、つぎに支
持腕回動用シリンダ50のロッド51を縮動させ、操作
部材47を後退させてその先端の斜め下向きのカム部4
9を座席背面支持腕52の斜め下向き凹部から離間させ
ることにより、座席後端支持腕52、54を重い先端部
を下にして垂直位置へ回動変位させる。
【0020】そしてこの状態のもとで、2つのシリンダ
25、29を再び作動させてそれぞれロッド26、30
を縮動させると、垂直位置へ回動変位した座席背面支持
腕52、54は、図1に示したように、座部Aの後端b
と背もたれDの背面dに摩擦により強く当接し、座部前
面支持部材14とあいまって座部Aの前端aと後端bと
背もたれDの背面dの3点を強固に挟持するから、最後
にロボットアーム2を作動させ、把持した座席Sを車体
の前部座席取付け位置へ移送してこれを組つける。
【0021】なお、上述した実施例では、ロボットアー
ム2の前端に支板11固定するようにしているが、坐面
aと並行になるようこれを回動調整自在に取り付けるよ
うに構成することもでき、また、座席後端支持腕52、
54を常時垂直位置へ復帰させておく手段としては、支
軸58との間に復帰バネを介在させるように構成するこ
ともできる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、座席
の把持装置に、座部の前端面を把持する手段と、座部と
背もたれとの隙間から背面に挿入してこれらの背面を支
持すべく回動する支持腕を有する座席背面支持手段を設
けるようにしたので、座部の前端と後端と背もたれの背
面の都合3箇所を強固に把持することを可能として、ド
アの開口部からの挿入や、組付け等に際して座席を如何
なる向きに回動させても、ズレを生じることなくこれを
確実に把持して正確な組み付けを行なわすことができ
る。
【0023】しかも、座席背面支持手段に設けた支持腕
に、常時移動方向に対して略垂直な向きへの回動習性を
付与させておくようにしたので、単一のシリンダによっ
て支持腕を水平位置から垂直位置へ操作することを可能
にして、その分座席背面支持手段を小型化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置の側面図である。
【図2】同上装置の正面図である。
【図3】同上装置における座席後部支持手段についての
分解斜視図である。
【図4】同上座席後部支持手段の要部を示した斜視図で
ある。
【符号の説明】 2 ロボットアーム 10 前端部把持手段 14 座部前面把持部材 25、30 プレート移動用シリンダ 40 座席背面支持手段 41 プレート 50 支持腕回動用シリンダ 47 操作部材 52、54 座席背面支持腕 S 座席 A 座部 B 背もたれ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌用座席の座部前端を把持する前端部
    把持手段と、駆動手段に駆動されて上記前端部把持手段
    に対して離間・接近方向に移動可能で、かつ先端に、移
    動方向及び移動方向に対して直面な方向に回動して上記
    座部と背もたれとの間への挿入姿勢及び上記座部の端面
    と上記背もたれの背面とを支持する姿勢に変位可能な支
    持腕を備えた偏平な座席背面支持手段と、よりなる車輌
    用座席の把持装置。
  2. 【請求項2】 上記座席背面支持手段の一部に、上記支
    持腕を移動方向と移動方向に対して直角な向きとに回動
    変位させる駆動手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の車輌用座席の把持装置。
  3. 【請求項3】 上記支持腕に、常時移動方向に対して略
    垂直な向きへの回動習性を付与させたことを特徴とする
    請求項1記載の車輌用座席の把持装置。
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