JPH11129971A - スクータ型自動二輪車 - Google Patents

スクータ型自動二輪車

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JPH11129971A
JPH11129971A JP9295469A JP29546997A JPH11129971A JP H11129971 A JPH11129971 A JP H11129971A JP 9295469 A JP9295469 A JP 9295469A JP 29546997 A JP29546997 A JP 29546997A JP H11129971 A JPH11129971 A JP H11129971A
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Toshimasa Morita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動力ユニットの多気筒化および大排気量化を
図りながら、シート下方の収納空間を広く形成すること
ができるようにする。 【解決手段】 遠心クラッチ15をVベルト式自動変速
機14とは車幅方向の反対側に配設し、従動プーリ35
に軸線方向へ延びる連結軸36を介して連結する。動力
ユニット2を車体フレーム3に固定して前記遠心クラッ
チ15の従動側を車体の前後方向に延びかつ上下方向に
揺動自在な動力伝達手段によって後輪の車軸に連結す
る。クランクケース上面における前記従動プーリ35と
前記遠心クラッチ15との間の部位に凹陥部47を形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大排気量エンジン
を搭載したスクータ型自動二輪車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、操向ハンドルとシートとの間に低
い足載せ台を備えたスクータ型自動二輪車としては、シ
ートの下方にユニットスイング式単気筒エンジンからな
る動力ユニットを備えるとともに、この動力ユニットと
シートとの間に収納ボックスを備えたものがある。この
種のスクータ型自動二輪車においては、エンジンのシリ
ンダを軸線が車体の前後方向を指向するように略水平に
配置するなどして、シートの着座位置を高くすることな
く深く容量が多い収納ボックスを収容できるようにして
いる。
【0003】この動力ユニットは、クランクケースの車
体左側の端部に後方へ延びる伝動ケースを設け、この伝
動ケースの後端部に片持ち支持させた後輪の車軸に伝動
ケース内のVベルト式自動変速機や遠心クラッチを介し
てクランク軸から動力を伝達する構造を採っている。前
記Vベルト式自動変速機は、クランク軸と同一軸線上に
駆動プーリを配設するとともに、伝動ケースの後端部に
従動プーリを配設している。また、前記遠心クラッチ
は、伝動ケースの後端部に前記従動プーリと隣接させて
配設している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、スクータ型自動
二輪車においては、大型自動二輪車のように多気筒エン
ジンを搭載して排気量を多くすることが要請されてい
る。しかるに、上述したように構成した従来のスクータ
型自動二輪車では、動力ユニットの多気筒化を図って排
気量を多くすると、シート下方の収納空間が狭くなって
しまうという問題があった。
【0005】これは、排気量が多くなることに伴ってV
ベルト式自動変速機や遠心クラッチも大径になり、シー
トの下方でこれらの大径な部材が揺動するからである。
すなわち、シートの着座面の高さは人間工学の観点から
決まっており、この下方に広い動力ユニット用揺動空間
を形成するためには収納空間を狭めなければならないか
らである。
【0006】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、動力ユニットの多気筒化および大排
気量化を図りながら、シート下方の収納空間を広く形成
することができるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスクータ型
自動二輪車は、遠心クラッチをVベルト式自動変速機と
は車幅方向の反対側に配設するとともにVベルト式自動
変速機の従動プーリに軸線方向へ延びる連結軸を介して
連結し、動力ユニットを車体フレームに固定して前記遠
心クラッチの従動側を車体の前後方向に延びかつ上下方
向に揺動自在な動力伝達手段によって後輪の車軸に連結
し、クランクケース上面における前記従動プーリと前記
遠心クラッチとの間の部位に凹陥部を形成したものであ
る。
【0008】本発明によれば、Vベルト式自動変速機の
従動プーリと遠心クラッチとの間に形成される空間の上
側を荷物収納空間の一部として利用することができる。
【0009】他の発明に係るスクータ型自動二輪車は、
上述した発明に係るスクータ型自動二輪車において、シ
ートの下方にクランクケースを配設するとともに、足載
せ台の車幅方向の中央部を上方へ突出させてなる突出部
の下方であって両側の足載せ部で挟まれる空間にシリン
ダを臨ませたものである。本発明によれば、足載せ台の
内側にシリンダを収容することができ、シートとクラン
クケースとの間の収納空間がシリンダで狭められること
がない。
【0010】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態 以下、本発明に係るスクータ型自動二輪車を図1ないし
図9によって詳細に説明する。図1は本発明に係るスク
ータ型自動二輪車の側面図、図2は同じく平面図、図3
は動力ユニットの側面図、図4は動力ユニットの平面図
である。図5は動力ユニットのオイルパン部分の縦断面
図、図6は図3における動力伝達系のVI−VI線断面図、
図7は動力ユニット後部の縦断面図、図8はバランサー
の断面図、図9は要部を示す斜視図である。
【0011】これらの図において、符号1はこの実施の
形態によるスクータ型自動二輪車(以下、これを単にス
クータという)を示す。このスクータ1は、従来のスク
ータとは異なり、動力ユニット2を車体フレーム3にエ
ンジンマウントボルト4によって固定し、後輪5をリヤ
アーム6によって支持している。動力ユニット2から後
輪5への動力の伝達は、リヤアーム6の車体左側のアー
ム6aに内蔵した従来周知のシャフトドライブ機構6b
によって行う。
【0012】また、リヤアーム6の二つのアーム6a,
6aと車体フレーム2の後部との間にそれぞれクッショ
ンユニット7を介装している。なお、前輪8は、車体フ
レーム3のヘッドパイプ9に操舵自在に取付けたテレス
コピック式フロントフォーク10に支持させている。こ
のフロントフォーク10の上端部に操向ハンドル11を
取付けている。
【0013】前記動力ユニット2は、図3および図4に
示すように、シリンダ12と左右分割式クランクケース
13とからなる4サイクル並列2気筒型エンジンに後述
するVベルト式自動変速機14および遠心クラッチ15
を組込んだ構造を採っている。このスクータ1は、図1
に示すように、前記クランクケース12の上方にシート
16と収納ボックス17とを配設している。シート16
は、運転者用着座部と同乗者用着座部とを一体的に備
え、車体前側の端部を支点として上下方向に揺動するこ
とができる構造を採っている。前記支点となる枢軸を符
号16aで示す。
【0014】前記収納ボックス17は、上方に向けて開
口する箱状であって、フルフェイス型ヘルメット18と
ジェット型ヘルメット19とを車体の前後方向に並べて
収納することができるような形状に形成し、車体フレー
ム3に支持させている。この収納ボックス17の開口
は、従来のスクータと同様に前記シート16を回動させ
ることによって開閉する。
【0015】動力ユニット2の前記シリンダ12は、軸
線方向が車体の前後方向を指向するように前傾させた状
態でクランクケース13に取付けてあり、図3に示すよ
うに、シリンダヘッド12aの上部に吸気管20を接続
するとともに下部に排気管21を接続している。これら
の吸気管20および排気管21は気筒毎に設け、吸気管
20は、シリンダヘッド12aから車体後側に延設して
後端に気化器22を接続している。この気化器22に接
続したエアクリーナ23は、シート16の前部とクラン
クケース13との間であって収納ボックス17より車体
の前方に、上部がシート16の下側の凹陥部16b内に
臨む状態で配置している。23aはこのエアクリーナ2
3の空気吸込用ダクトを示し、23bはエアクリーナエ
レメントを示す。
【0016】前記排気管21は、シリンダヘッド12a
から車体の前後方向に沿ってシリンダボディ12bの下
方へ延ばし、クランクケース13の最下部に設けたオイ
ルパン13aに図1および図3に示すように側面視にお
いて重なるとともに図5に示すようにオイルパン13a
の側面に沿う状態でクランクケース13の下方を通し、
車体後方へ延設している。このように排気管21をオイ
ルパン13aの側方に通すことによって、排気管がエン
ジンの最下部のオイルパン13aから下方へ突出するこ
とがないとともに、オイルパン13aの側方へ大きく張
り出すこともない。このため、図5中にθで示すバンク
角が排気管21によって狭められることがなく、しか
も、最低地上高Hを確保することができる。
【0017】前記動力ユニット2を搭載する車体フレー
ム3は、図1および図2に示すように、前記ヘッドパイ
プ9と、左右一対で前記ヘッドパイプ9から後下がりに
延びるメインパイプ24,24と、前記ヘッドパイプ9
に3本の連結パイプ25を介して連結したダウンチュー
ブ26と、前記メインパイプ24の後部に連結したシー
トレール27、バックステー28などから構成してい
る。前記メインパイプ24は、前記動力ユニット2の上
方を通してこの動力ユニット2の後方に延設し、後端部
にピボット軸29を介して前記リヤアーム6を揺動自在
に連結している。このメインパイプ24にクランクケー
ス13の上部をボルトによって固定するとともに、メイ
ンパイプ24の後端部に設けたブラケット24aにクラ
ンクケース13の後部をボルトによって固定している。
【0018】前記ダウンチューブ26は、1本の管体に
よって図2に示すように平面視において横向きU字状に
形成し、ヘッドパイプ9の前方からフロントフォーク1
0の側方を通ってシリンダ12の下側方に延設してい
る。このダウンチューブ26の後端部にシリンダ12を
ボルトによって固定している。
【0019】すなわち、この車体フレーム3は、メイン
パイプ24とダウンチューブ26とによって囲まれた空
間にシリンダ12を収容した状態で動力ユニット2を支
持している。車体フレーム3がこのような形態を採って
いるため、このスクータ1の足載せ台30は、図9に示
すように、車幅方向の中央部を両側の足載せ部30aよ
り上方へ突出させている。この突出部を符号30bで示
す。シリンダ12は、前記足載せ台30の突出部30b
の下方であって、左右の足載せ部30aで挟まれる空間
に臨んでいる。この空間を図9中に符号31で示す。ま
た、この空間31には、シリンダ12の他に、シリンダ
12とエアクリーナ23との間の吸気系(吸気管20お
よび気化器22)をも収容している。
【0020】動力ユニット2に内蔵する前記Vベルト式
自動変速機14は、従来のスクータに用いるものと同等
の構造を採り、図4に示すように、クランク軸32の車
体右側の軸端部に装着した駆動プーリ33と、この駆動
プーリ33にVベルト34を介して連結した従動プーリ
35とから構成している。この従動プーリ35は、図6
に示すように、軸線方向が車幅方向と平行な連結軸36
を軸心部に結合し、この連結軸36を介して車体左側の
遠心クラッチ15の入力部材37に連結している。な
お、Vベルト式自動変速機14は、クランクケース13
の車体右側の側壁と、この側壁の外側に取付けた変速機
カバー2aとによって形成される空間に収容している。
【0021】遠心クラッチ15は、ボール38で摩擦板
39を付勢する湿式多板式のもので、前記入力部材37
の回転上昇によりこの入力部材37の回転が摩擦板39
を介して出力部材40に伝達される構造を採っている。
この出力部材40を図6中に符号41で示す動力伝達機
構を介してリヤアーム6内のシャフトドライブ機構6b
に連結している。前記動力伝達機構41およびシャフト
ドライブ機構6bが本発明に係る動力伝達手段を構成し
ている。前記動力伝達機構41は、円筒状に形成して前
記連結軸36の外側を覆う第1の回転軸42と、この第
1の回転軸42に歯車結合させた第2の回転軸43と、
この第2の回転軸43に傘歯車44,45を介して連結
したユニバーサルジョイント46とから構成している。
【0022】このように車体右側にVベルト式自動変速
機14の従動プーリ35を配設するとともに車体左側に
遠心クラッチ15を配設すると、これら両部材の間の連
結軸36の周囲に空間が形成される。この動力ユニット
2は、この空間の上側を荷物収納空間の一部として利用
するとともに、下側をバランサ収容空間として利用して
いる。
【0023】すなわち、図7に示すように、クランクケ
ース13の上面における前記従動プーリ35と遠心クラ
ッチ15との間の部位に凹陥部47を形成し、この凹陥
部47に上方から収納ボックス17の底部17aを臨ま
せている。この構造を採ることにより、前記空間の上側
を荷物収納空間の一部として利用することができ、収納
ボックス17の容量を多くとることができる。
【0024】前記空間の下側には、図3に示すように、
往復式バランサー51を配設している。このバランサー
51は、図8に示すように、クランク軸32に連結した
バランサー用コンロッド52と、このコンロッド52の
先端部に筒体53および枢支用ピン54からなる連結部
材を介して連結した丸棒形のバランスウェイト55とか
ら構成し、バランスウェイト55をボール式直動型の軸
受56とホルダー57とによってクランクケース13に
往復自在に支持させている。また、バランスウェイト5
5は、図3に示す側面視においてその軸線がシリンダ軸
線の延長線と一致する位置に位置付けられている。
【0025】このバランサー51を連結するクランク軸
32は、2個のピストン58,58(図4参照)が同じ
位相をもって往復するように形成し、ピストン用のコン
ロッド59,59の大端部を連結する二つのクランクピ
ン32a,32aの間に位相が180°ずれるようにバ
ランサー用クランクピン32bを設けている。このクラ
ンクピン32bに前記バランサー51のコンロッド52
を連結している。また、このクランク軸32は、車幅方
向の両端部のみをクランクケース13に回転自在に支持
させている。なお、この実施の形態では、バランサー用
クランクピン32bの回転半径、すなわち図8中に符号
rで示すアーム長がクランクピン32aのアーム長Rよ
り短くなるように設定している。さらに、バランサー5
1の重量は、2気筒分のピストン58が往復するときに
クランク軸32に生じる慣性力を相殺する重量に設定し
ている。
【0026】このようにバランサー51を構成すると、
一つのバランサー51で二つの気筒に生じる1次振動を
打消すことができる。しかも、バランサー51の慣性重
量はクランク軸32における二つのクランクピン32a
の間に作用するから、偶力に起因して生じる曲げ方向の
振動も小さい。すなわち、2気筒エンジンでありなが
ら、4気筒エンジンと同等の振動特性をもつようにな
る。
【0027】この実施の形態で示したように、バランサ
ー用クランクピン32bのアーム長rをクランクピン3
2aのアーム長Rより短くすると、両アーム長が等しい
場合に較べてバランスウェイト55の移動量が少なくな
り、バランスウェイト55が移動するときの抵抗、すな
わち損失が少なくなる。
【0028】また、前記Vベルト式自動変速機14と遠
心クラッチ15とを車幅方向の一方と他方に配設する構
造を採ると、上述したようにこれら両部材の間の空間の
有効利用を図ることができることに加え、Vベルト式自
動変速機14をクランクケース13の外方に配置してク
ランクケース13内のオイルから隔離することが容易に
実施できる。このことは、クランク軸32や湿式多板ク
ラッチ15などを収容する空間、すなわちオイルがかか
る部材を収容する空間から乾式のVベルト式自動変速機
14を隔離するために特別な仕切壁を設けなくてよいこ
とを意味する。
【0029】上述したように構成したスクータ1は、遠
心クラッチ15をVベルト式自動変速機14とは車幅方
向の反対側に配設するとともにVベルト式自動変速機1
4の従動プーリ35に軸線方向へ延びる連結軸36を介
して連結し、動力ユニット2を車体フレーム3に固定し
て前記遠心クラッチ15の従動側を車体の前後方向に延
びかつ上下方向に揺動自在な動力伝達手段(動力伝達機
構41およびシャフトドライブ機構6b)によって後輪
5の車軸に連結し、クランクケース上面における前記従
動プーリ35と遠心クラッチ15との間の部位に凹陥部
47を形成したため、前記従動プーリ35と遠心クラッ
チ15との間に形成される空間の上側を荷物収納空間の
一部として利用することができる。
【0030】また、このスクータ1は、シート16の下
方にクランクケース13を配設するとともに、足載せ台
30の車幅方向の中央部を上方へ突出させてなる突出部
30bの下方であって両側の足載せ部30aで挟まれる
空間にシリンダ12を臨ませたため、足載せ台30の内
側にシリンダ12を収容することができ、シート16と
クランクケース13との間の荷物収納空間がシリンダ1
2で狭められることがない。
【0031】さらに、この実施の形態で示したように、
エンジンを並列2気筒型とし、気筒毎の排気管21をシ
リンダ12の下方から側面視においてオイルパン13a
と重なるようにオイルパン13aの側面に沿わせて車体
後方に延設する構造を採ると、排気管21がエンジンの
最下部のオイルパン13aから下方へ突出することがな
く、しかも、オイルパン13aの側方へ大きく張り出す
こともない。このため、車体の最低地上高やバンク角な
どの条件を満たしながら、排気管21を車幅方向の両側
に延設して排気抵抗が小さくなるように大径に形成する
ことができる。
【0032】さらにまた、このスクータ1は、シート1
6の車体前側の端部とクランクケース13との間にエア
クリーナ23を配設し、足載せ台30の突出部30bの
下方の空間にエアクリーナ23とシリンダ12との間の
吸気系を収容したため、吸気系の部品も足載せ台30の
内側に収容することができるから、シート16の下方の
空間がより一層広くなる。
【0033】第2の実施の形態 シート下方の荷物収納空間を広く形成するには、図10
に示す構造を採ることができる。図10はスクータの他
の実施の形態を示す側面図で、同図において前記図1な
いし図9で説明したものと同一もしくは同等部材につい
ては、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0034】図10に示す吸気管20は、シリンダヘッ
ド12aの上面から前上方へ延設し、前端に気化器22
を接続している。また、この気化器22の前方であって
ヘッドパイプ9の近傍にエアクリーナ23を配設してい
る。これらの吸気系部品は、足載せ台30の突出部30
bの下方に形成された空間にシリンダ12と同様に収容
している。
【0035】このように吸気系部品をエンジンから前方
へ延びるように配設することにより、シート16とクラ
ンクケース13との間の空間の全域を荷物収納空間とし
て使用することができる。また、上述した第1の実施の
形態をとるときに較べ、シリンダヘッド12a内の吸気
ポート61を含む吸気通路が大きく屈曲することがない
から、吸気抵抗が減少してエンジンの性能向上を図るこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、Vベルト式自動変速機
の従動プーリと遠心クラッチとの間に形成される空間の
上側を荷物収納空間の一部として利用することができる
から、動力ユニットの多気筒化および大排気量化を図り
ながら、シート下方の収納空間を広く形成することがで
きる。
【0037】シリンダを足載せ台の突出部の下方に臨ま
せる他の発明によれば、足載せ台の内側にシリンダを収
容することができ、シートとクランクケースとの間の収
納空間がシリンダで狭められることがない。したがっ
て、前記収納空間をより一層広く形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスクータ型自動二輪車の側面図
である。
【図2】 本発明に係るスクータ型自動二輪車の平面図
である。
【図3】 動力ユニットの側面図である。
【図4】 動力ユニットの平面図である。
【図5】 動力ユニットのオイルパン部分の縦断面図で
ある。
【図6】 図3における動力伝達系のVI−VI線断面図で
ある。
【図7】 動力ユニット後部の縦断面図である。
【図8】 バランサーの断面図である。
【図9】 要部を示す斜視図である。
【図10】 他の実施の形態を示すスクータ型自動二輪
車の側面図である。
【符号の説明】
1…スクータ型自動二輪車、2…動力ユニット、3…車
体フレーム、12…シリンダ、13…クランクケース、
13a…オイルパン、16…シート、17…収納ボック
ス、30…足載せ台、30a…足載せ部、30b…突出
部、47…凹陥部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向の一方にVベルト式自動変速機
    を配設し、このVベルト式自動変速機の従動プーリと後
    輪の車軸との間の動力伝達系に遠心クラッチを介装した
    動力ユニットを有するスクータ型自動二輪車において、
    前記遠心クラッチを前記Vベルト式自動変速機とは車幅
    方向の反対側に配設するとともに前記従動プーリに軸線
    方向が車幅方向と平行な連結軸を介して連結し、この動
    力ユニットを車体フレームに固定して前記遠心クラッチ
    の従動側を車体の前後方向に延びかつ上下方向に揺動自
    在な動力伝達手段によって前記車軸に連結し、この動力
    ユニットのクランクケース上面における前記従動プーリ
    と前記遠心クラッチとの間の部位に凹陥部を形成したこ
    とを特徴とするスクータ型自動二輪車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスクータ型自動二輪車に
    おいて、シートの下方にエンジンのクランクケースを配
    設するとともに、足載せ台の車幅方向の中央部を上方へ
    突出させ、この突出部の下方であって足載せ台における
    車幅方向の両側に形成した足載せ部で挟まれる空間にシ
    リンダを臨ませたことを特徴とするスクータ型自動二輪
    車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001039374A (ja) * 1999-05-25 2001-02-13 Honda Motor Co Ltd スクータ型自動二輪車
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