JPH11129978A - 係留船舶の動揺抑制方法および装置 - Google Patents
係留船舶の動揺抑制方法および装置Info
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- JPH11129978A JPH11129978A JP31277897A JP31277897A JPH11129978A JP H11129978 A JPH11129978 A JP H11129978A JP 31277897 A JP31277897 A JP 31277897A JP 31277897 A JP31277897 A JP 31277897A JP H11129978 A JPH11129978 A JP H11129978A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 係留設備や船舶への損傷を防ぐとともに荷役
中止や沖待ちによる荷役作業の遅延等を防止する。 【解決手段】 船舶10にはビデオトラッカー装置20
と制御部24とが備えられるとともに、当該制御部24
には検知量を設定値と比較する操作判断部26が設けら
れている。このように動揺抑制装置を構成すれば、船舶
10に加える推進力の大きさは制御部24によって決定
される。すなわち制御部24に船舶10の変位量が入力
されるとその変位量および変位速度に応じた指令信号が
出力され、この指令信号により推進機22が動作する。
そして推進機22が動作することで動揺の減衰力を増加
させたり、あるいは長手方向の固有周期を変え同調作用
を抑えたりして、船舶の動揺を抑制することが可能とな
る。このため係留設備や船舶への損傷を防ぐとともに荷
役中止や沖待ちによる荷役作業の遅延等を防止すること
ができる。
中止や沖待ちによる荷役作業の遅延等を防止する。 【解決手段】 船舶10にはビデオトラッカー装置20
と制御部24とが備えられるとともに、当該制御部24
には検知量を設定値と比較する操作判断部26が設けら
れている。このように動揺抑制装置を構成すれば、船舶
10に加える推進力の大きさは制御部24によって決定
される。すなわち制御部24に船舶10の変位量が入力
されるとその変位量および変位速度に応じた指令信号が
出力され、この指令信号により推進機22が動作する。
そして推進機22が動作することで動揺の減衰力を増加
させたり、あるいは長手方向の固有周期を変え同調作用
を抑えたりして、船舶の動揺を抑制することが可能とな
る。このため係留設備や船舶への損傷を防ぐとともに荷
役中止や沖待ちによる荷役作業の遅延等を防止すること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶を港内岸壁に
係留させるための方法および装置に係り、特に波による
同調作用により船舶に動揺が発生するのを防止する係留
船舶の動揺抑制方法および装置に関する。
係留させるための方法および装置に係り、特に波による
同調作用により船舶に動揺が発生するのを防止する係留
船舶の動揺抑制方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、船舶を港内岸壁に係留させるには
船舶の長手方向を岸壁に倣わせるとともに、船舶と岸壁
との間を係留索で連結するようにしている。図5は従来
の係留状態を示した説明図である。同図に示すように船
舶1を岸壁2に係留させるには、まず船舶1の両端側か
ら岸壁2に向かって係留索3を引き出す。そして当該係
留索3の先端を岸壁2に設けた係留アンカ4に巻き付け
ることで、岸壁2への船舶1の係留を行っている。
船舶の長手方向を岸壁に倣わせるとともに、船舶と岸壁
との間を係留索で連結するようにしている。図5は従来
の係留状態を示した説明図である。同図に示すように船
舶1を岸壁2に係留させるには、まず船舶1の両端側か
ら岸壁2に向かって係留索3を引き出す。そして当該係
留索3の先端を岸壁2に設けた係留アンカ4に巻き付け
ることで、岸壁2への船舶1の係留を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】係留索3を用いての係
留は、波や風によって船舶1が岸壁2から漂流するのを
防止できるものの波や風による動揺の発生は抑えること
ができない。しかしながら防波堤などの作用により港内
に進入してくる波は小さいため、通常は船舶1の動揺が
問題になることはない。ところで係留された船舶1は係
留索3による張力(係留力)により、水平方向(図中矢
印参照、船舶1の長手方向)に数分程度の長い固有周期
を有するようになる。このため(台風等の影響により)
波や風が通常より長い周期の成分を有する場合には、た
とえ波高や風速が大きい場合においても、同調作用によ
り船舶1に大きな動揺が発生することがある。
留は、波や風によって船舶1が岸壁2から漂流するのを
防止できるものの波や風による動揺の発生は抑えること
ができない。しかしながら防波堤などの作用により港内
に進入してくる波は小さいため、通常は船舶1の動揺が
問題になることはない。ところで係留された船舶1は係
留索3による張力(係留力)により、水平方向(図中矢
印参照、船舶1の長手方向)に数分程度の長い固有周期
を有するようになる。このため(台風等の影響により)
波や風が通常より長い周期の成分を有する場合には、た
とえ波高や風速が大きい場合においても、同調作用によ
り船舶1に大きな動揺が発生することがある。
【0004】ところで船舶1の幅方向は、係留索3の張
力方向(引張方向)と一致しているため船舶1は岸壁2
に対し確実に係留される。このため船舶1の幅方向につ
いては動揺が大きくなることはない。一方船舶1の長手
方向については岸壁2の形態により係留索3の張力方向
(引張方向)と一致させることができない。このため係
留索3を岸壁2に対して斜めに張り長手方向の係留成分
を持たせている。しかしこの方法では船舶1の長手方向
から力が加わると係留アンカ4を中心に係留索3が振
れ、(振り子のような)動揺が発生する。このような動
揺が船舶1に発生すると当該船舶1への荷役作業を行う
ことができなくなる場合があったり、この状態が悪化す
ると係留索3が切断することもあった。
力方向(引張方向)と一致しているため船舶1は岸壁2
に対し確実に係留される。このため船舶1の幅方向につ
いては動揺が大きくなることはない。一方船舶1の長手
方向については岸壁2の形態により係留索3の張力方向
(引張方向)と一致させることができない。このため係
留索3を岸壁2に対して斜めに張り長手方向の係留成分
を持たせている。しかしこの方法では船舶1の長手方向
から力が加わると係留アンカ4を中心に係留索3が振
れ、(振り子のような)動揺が発生する。このような動
揺が船舶1に発生すると当該船舶1への荷役作業を行う
ことができなくなる場合があったり、この状態が悪化す
ると係留索3が切断することもあった。
【0005】本発明は上記従来の問題点に着目し、長手
方向の動揺に対する減衰力の増加や固有周期を変更させ
ることで係留された船舶の動揺を低減させ、係留設備や
船舶への損傷を防ぐとともに荷役中止や沖待ちによる荷
役作業の遅延等を防止することを目的とする。
方向の動揺に対する減衰力の増加や固有周期を変更させ
ることで係留された船舶の動揺を低減させ、係留設備や
船舶への損傷を防ぐとともに荷役中止や沖待ちによる荷
役作業の遅延等を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は,船舶の動揺に
応じて船舶の推進機を操作したり、もしくは係留索を張
るための巻取装置を動作させれば、動揺に対する減衰力
の増加や固有周期を変更させることができ、このため係
留された船舶の動揺を低減させることができるという知
見に基づいてなされたものである。
応じて船舶の推進機を操作したり、もしくは係留索を張
るための巻取装置を動作させれば、動揺に対する減衰力
の増加や固有周期を変更させることができ、このため係
留された船舶の動揺を低減させることができるという知
見に基づいてなされたものである。
【0007】すなわち本発明に係る係留船舶の動揺抑制
方法は、船舶に発生する長手方向の変位量もしくは係留
索の張力を検知し、これら検知量があらかじめ設定した
値を越えた際には前記検知量に応じた打消外力を前記船
舶に作用させる手順とした。ここで前記打消外力は前記
船舶が通常装備している推進機による推進力もしくは前
記係留索の張力を利用することが好ましい。
方法は、船舶に発生する長手方向の変位量もしくは係留
索の張力を検知し、これら検知量があらかじめ設定した
値を越えた際には前記検知量に応じた打消外力を前記船
舶に作用させる手順とした。ここで前記打消外力は前記
船舶が通常装備している推進機による推進力もしくは前
記係留索の張力を利用することが好ましい。
【0008】さらに具体的には、長周期波などの発生が
予測された後、船舶長手方向の変位量を検知するととも
に、制御部に設けた操作判断部にて前記変位量とあらか
じめ設定した値とを比較し、前記変位量が前記あらかじ
め設定した値を越えた際には、前記制御部にて前記船舶
の推進機を動作させ、前記変位量に応じた打消外力を前
記船舶に作用させる手順とした。
予測された後、船舶長手方向の変位量を検知するととも
に、制御部に設けた操作判断部にて前記変位量とあらか
じめ設定した値とを比較し、前記変位量が前記あらかじ
め設定した値を越えた際には、前記制御部にて前記船舶
の推進機を動作させ、前記変位量に応じた打消外力を前
記船舶に作用させる手順とした。
【0009】また本発明に係る係留船舶の動揺抑制装置
は、船舶に発生する長手方向の変位量もしくは係留索の
張力を検知するセンサと、このセンサからの検知量に応
じて前記船舶の推進機もしくは係留索巻取装置を操作可
能とする制御部とを前記船舶に備えるとともに、前記制
御部には前記検知量をあらかじめ設定した値と比較する
操作判断部を設けるよう構成した。
は、船舶に発生する長手方向の変位量もしくは係留索の
張力を検知するセンサと、このセンサからの検知量に応
じて前記船舶の推進機もしくは係留索巻取装置を操作可
能とする制御部とを前記船舶に備えるとともに、前記制
御部には前記検知量をあらかじめ設定した値と比較する
操作判断部を設けるよう構成した。
【0010】
【作用】上記構成によれば、船舶は係留索によって岸壁
に係留されている。そして係留索は一定以上の張力(係
留力)をもって船舶を係留していることから、船舶は長
手方向に数分程度の長い固有周期を有することとなる。
ここで当該固有周期に近い周波数成分を持つ波が長手方
向に加わると、同調作用により船舶の長手方向に大きな
動揺が発生する。
に係留されている。そして係留索は一定以上の張力(係
留力)をもって船舶を係留していることから、船舶は長
手方向に数分程度の長い固有周期を有することとなる。
ここで当該固有周期に近い周波数成分を持つ波が長手方
向に加わると、同調作用により船舶の長手方向に大きな
動揺が発生する。
【0011】この動揺の大きさおよび方向を計測するた
め船舶にセンサを設け、当該センサにて基準点を計測
し、当該基準点に対する船舶の変位量を時間経過ととも
に算出する。なお動揺の大きさおよび方向の検出にはG
PSなどの測距装置を用いるようにしてもよい。また係
留索にセンサを設け、当該センサにて動揺による係留索
の張力変位量を計測し、この計測値を船舶の変位量に換
算するようにしてもよい。このように船舶の変位量を計
測した後は、この変位量が船舶への作業に支障が無いレ
ベルかを操作判断部にて判断する。この判断はあらかじ
め船舶の限度変位量を操作判断部に記録させておき、こ
の値と計測された船舶の変位量とを所定の時間間隔で逐
次比較すればよい。
め船舶にセンサを設け、当該センサにて基準点を計測
し、当該基準点に対する船舶の変位量を時間経過ととも
に算出する。なお動揺の大きさおよび方向の検出にはG
PSなどの測距装置を用いるようにしてもよい。また係
留索にセンサを設け、当該センサにて動揺による係留索
の張力変位量を計測し、この計測値を船舶の変位量に換
算するようにしてもよい。このように船舶の変位量を計
測した後は、この変位量が船舶への作業に支障が無いレ
ベルかを操作判断部にて判断する。この判断はあらかじ
め船舶の限度変位量を操作判断部に記録させておき、こ
の値と計測された船舶の変位量とを所定の時間間隔で逐
次比較すればよい。
【0012】そして操作判断部にて船舶の変位量の大き
さが限度変位量を越えたと判断すると、その変位量を低
減させるために、船舶に外力を作用させる。ここで船舶
に加える外力を船舶推進機による推進力もしくは係留索
巻取装置による張力とすれば、新たな動力源を船舶に設
ける必要が無い。そして船舶に加える推進力もしくは張
力の大きさは制御部によって決定される。すなわち制御
部に船舶の変位量が入力されるとその変位量および変位
速度に応じた指令信号が出力され、この指令信号により
推進機や係留索巻取装置が動作する。そしてこれら推進
機や係留索巻取装置が動作することで動揺時の減衰力を
増加させたり、あるいは係留索の張力自体を変更し同調
作用を抑えたりして、船舶の動揺を抑制することができ
る。
さが限度変位量を越えたと判断すると、その変位量を低
減させるために、船舶に外力を作用させる。ここで船舶
に加える外力を船舶推進機による推進力もしくは係留索
巻取装置による張力とすれば、新たな動力源を船舶に設
ける必要が無い。そして船舶に加える推進力もしくは張
力の大きさは制御部によって決定される。すなわち制御
部に船舶の変位量が入力されるとその変位量および変位
速度に応じた指令信号が出力され、この指令信号により
推進機や係留索巻取装置が動作する。そしてこれら推進
機や係留索巻取装置が動作することで動揺時の減衰力を
増加させたり、あるいは係留索の張力自体を変更し同調
作用を抑えたりして、船舶の動揺を抑制することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る係留船舶の
動揺抑制方法および装置の好ましい実施の形態を、添付
図面に従って詳細に説明する。
動揺抑制方法および装置の好ましい実施の形態を、添付
図面に従って詳細に説明する。
【0014】図1は実施の形態に係る係留船舶の動揺抑
制装置を搭載した船舶が岸壁に係留されている状態を示
す説明図である。同図に示すように船舶10が停泊し、
岸壁12に係留させるためには係留索14が用いられ
る。当該係留索14の種類には、船首部および船尾部と
をそれぞれ岸壁に係留するヘッドライン14Aとスター
ンライン14B、船舶10の長手方向移動を防ぐスプリ
ングライン14C、船舶10の幅方向移動を防ぐブレス
トライン14Dとが存在し、その先端は岸壁12に設け
られた係留アンカ16(図中8箇所)に取り付けられ
る。
制装置を搭載した船舶が岸壁に係留されている状態を示
す説明図である。同図に示すように船舶10が停泊し、
岸壁12に係留させるためには係留索14が用いられ
る。当該係留索14の種類には、船首部および船尾部と
をそれぞれ岸壁に係留するヘッドライン14Aとスター
ンライン14B、船舶10の長手方向移動を防ぐスプリ
ングライン14C、船舶10の幅方向移動を防ぐブレス
トライン14Dとが存在し、その先端は岸壁12に設け
られた係留アンカ16(図中8箇所)に取り付けられ
る。
【0015】船舶10の甲板には係留索14を個別に巻
取可能とする係留索巻取装置18が設けられている。そ
して係留索14の先端側を岸壁12側の係留アンカ16
に取り付けた後、係留索巻取装置18を駆動させ船舶1
0と岸壁12との間の係留索14のたるみを取り除き、
船舶10が岸壁12から離れるのを防止している。
取可能とする係留索巻取装置18が設けられている。そ
して係留索14の先端側を岸壁12側の係留アンカ16
に取り付けた後、係留索巻取装置18を駆動させ船舶1
0と岸壁12との間の係留索14のたるみを取り除き、
船舶10が岸壁12から離れるのを防止している。
【0016】また同じく船舶10の甲板にはセンサとな
るビデオトラッカー装置20が設けられている。当該ビ
デオトラッカー装置20とは、撮影対象物をビデオカメ
ラ21にて撮影することで両者間の変位を検出可能とす
るものであり、これを船舶10に搭載し、岸壁12の適
当な位置に固定した標識や光源23を撮影することで船
舶10と岸壁12との変位を検出できるようになってい
る。ここで本実施の形態では岸壁12に対する船舶10
の変位をビデオトラッカー装置20にて検出することと
したが、これは一例であって他にも、例えばビデオトラ
ッカー装置20に置き換えて光波式距離測定装置、ある
いはGPSなどの測距装置を用いるようにしてもよい。
ここで光波式距離測定装置を用いた場合では、船舶10
にビデオカメラ21の代わりに光波発生装置を搭載し、
岸壁12の適当な位置に固定した光波反射板からの反射
光を計測し、船舶10と岸壁12との変位を検出する。
るビデオトラッカー装置20が設けられている。当該ビ
デオトラッカー装置20とは、撮影対象物をビデオカメ
ラ21にて撮影することで両者間の変位を検出可能とす
るものであり、これを船舶10に搭載し、岸壁12の適
当な位置に固定した標識や光源23を撮影することで船
舶10と岸壁12との変位を検出できるようになってい
る。ここで本実施の形態では岸壁12に対する船舶10
の変位をビデオトラッカー装置20にて検出することと
したが、これは一例であって他にも、例えばビデオトラ
ッカー装置20に置き換えて光波式距離測定装置、ある
いはGPSなどの測距装置を用いるようにしてもよい。
ここで光波式距離測定装置を用いた場合では、船舶10
にビデオカメラ21の代わりに光波発生装置を搭載し、
岸壁12の適当な位置に固定した光波反射板からの反射
光を計測し、船舶10と岸壁12との変位を検出する。
【0017】ビデオトラッカー装置20によって得られ
た岸壁12に対する船舶10の変位量は、当該船舶10
に設けられた制御部24の中の操作判断部26へと入力
される。当該操作判断部26には、船舶10への荷役作
業に支障の無い設定値があらかじめ記録されており、ビ
デオトラッカー装置20から入力された変位量がこの設
定値に対して上回っているか否かの判断ができるように
なっている。また制御部24は船舶10の推進機22に
接続されており、操作判断部26にて変位量が設定値を
越えていると判断した際には、入力された変位量に対応
する指令信号を算出するとともに、これを推進機22に
送り出し当該推進機22はスクリュー28を回転させ、
船舶10に発生した変位量を打ち消す方向に外力を加え
られるようにしている。
た岸壁12に対する船舶10の変位量は、当該船舶10
に設けられた制御部24の中の操作判断部26へと入力
される。当該操作判断部26には、船舶10への荷役作
業に支障の無い設定値があらかじめ記録されており、ビ
デオトラッカー装置20から入力された変位量がこの設
定値に対して上回っているか否かの判断ができるように
なっている。また制御部24は船舶10の推進機22に
接続されており、操作判断部26にて変位量が設定値を
越えていると判断した際には、入力された変位量に対応
する指令信号を算出するとともに、これを推進機22に
送り出し当該推進機22はスクリュー28を回転させ、
船舶10に発生した変位量を打ち消す方向に外力を加え
られるようにしている。
【0018】このような動揺抑制装置を搭載した船舶に
動揺が生じた場合、これを抑制させる手順を説明する。
通常、港内に進入してくる波の周期は、係留した船舶1
0の長手方向の動揺の固有周期よりも小さいことから、
船舶10に発生する動揺は小さい。しかし台風等により
海面にうねりなどが発生すると港内に長周期の波が進入
してくる。そして港内に進入した長周期波が係留した船
舶10の固有周期に近くなると、波高は小さくても、船
舶10は同調作用により大きな動揺が生じる。
動揺が生じた場合、これを抑制させる手順を説明する。
通常、港内に進入してくる波の周期は、係留した船舶1
0の長手方向の動揺の固有周期よりも小さいことから、
船舶10に発生する動揺は小さい。しかし台風等により
海面にうねりなどが発生すると港内に長周期の波が進入
してくる。そして港内に進入した長周期波が係留した船
舶10の固有周期に近くなると、波高は小さくても、船
舶10は同調作用により大きな動揺が生じる。
【0019】図2は、動揺抑制装置を作動させる手順を
示したフローチャートを示す。同図に示すように船舶1
0では、停泊している港周囲の海面状態や天気予報から
の情報に応じてビデオトラッカー装置20を作動させ
(ステップ100、120)、岸壁12に対する船舶1
0の変位量を監視する。そして長周期波による力が船舶
10に作用し、当該船舶10の変位量が操作判断部26
に記録された設定値を上回ったと判断すると(ステップ
140)、制御部24にて入力された変位量に対応する
指令信号を算出する(ステップ160)。この指令信号
の算出原理を以下に示す。
示したフローチャートを示す。同図に示すように船舶1
0では、停泊している港周囲の海面状態や天気予報から
の情報に応じてビデオトラッカー装置20を作動させ
(ステップ100、120)、岸壁12に対する船舶1
0の変位量を監視する。そして長周期波による力が船舶
10に作用し、当該船舶10の変位量が操作判断部26
に記録された設定値を上回ったと判断すると(ステップ
140)、制御部24にて入力された変位量に対応する
指令信号を算出する(ステップ160)。この指令信号
の算出原理を以下に示す。
【0020】船舶10は係留索14によってある一定以
上の張力(係留力)で岸壁12に係留されている。ここ
で係留された船舶10の長手方向の運動方程式は、係留
索14の作用が線形であるとすると、動揺の長周期成分
について以下の式で表される。
上の張力(係留力)で岸壁12に係留されている。ここ
で係留された船舶10の長手方向の運動方程式は、係留
索14の作用が線形であるとすると、動揺の長周期成分
について以下の式で表される。
【数1】
【0021】ここでXは船舶の長周期動揺変位、Fは波
や風によって船に作用する長周期外力、Mは船舶の見掛
質量、Nは減衰力、Kは係留力を示す。また上式より動
揺の周波数応答関数は以下の式で表される。
や風によって船に作用する長周期外力、Mは船舶の見掛
質量、Nは減衰力、Kは係留力を示す。また上式より動
揺の周波数応答関数は以下の式で表される。
【数2】
【0022】ここでXAは船舶動揺時の振幅、FAは波や
風によって船に作用する力の振幅、ωは波や風によって
船に作用する力の変動円周波数を示し、図3は係留した
船舶の動揺特性を示すグラフである。また同図における
動揺の固有周期は以下の式で表される。
風によって船に作用する力の振幅、ωは波や風によって
船に作用する力の変動円周波数を示し、図3は係留した
船舶の動揺特性を示すグラフである。また同図における
動揺の固有周期は以下の式で表される。
【数3】
【0023】ビデオトラッカー装置20にて検知される
変位量を抑えるためには動揺の減衰力を大きくするか、
船舶10の固有周期を長周期波の周期から離すようにす
ればよい。すなわち船舶10に発生した動揺を抑えるの
に用いる外力を、船舶10の動揺に基づいて発生させ
る。この動揺を抑える外力を以下の式に示す。
変位量を抑えるためには動揺の減衰力を大きくするか、
船舶10の固有周期を長周期波の周期から離すようにす
ればよい。すなわち船舶10に発生した動揺を抑えるの
に用いる外力を、船舶10の動揺に基づいて発生させ
る。この動揺を抑える外力を以下の式に示す。
【数4】
【0024】ここでFCは船舶10に作用する外力、C1
とC2は制御用の特性値を示す。そしてこの外力が船舶
10に作用することから、動揺の長周期成分についての
運動方程式は以下の式で示される。
とC2は制御用の特性値を示す。そしてこの外力が船舶
10に作用することから、動揺の長周期成分についての
運動方程式は以下の式で示される。
【数5】 となり上式を整理すると、
【数6】 と示される。これにより動揺時の速度に対する制御力は
減衰力に比例する力となり、動揺の変位に対する力は復
原力に比例する力となる。従って船舶10の動揺の状態
に基づいて発生させた外力を船舶10に作用させること
により、大きな動揺を抑えることができる。実施の形態
では、この外力を推進機22にて発生させるようにして
いる。
減衰力に比例する力となり、動揺の変位に対する力は復
原力に比例する力となる。従って船舶10の動揺の状態
に基づいて発生させた外力を船舶10に作用させること
により、大きな動揺を抑えることができる。実施の形態
では、この外力を推進機22にて発生させるようにして
いる。
【0025】ビデオトラッカー装置20にて計測された
変位量は制御部24に伝送され、当該制御装置24にお
いて動揺の変位と動揺速度とが計算される。そして動揺
変位と動揺速度とから推進機22を駆動するための制御
信号が計算される。この制御信号におけるゲイン設定を
以下に示す。
変位量は制御部24に伝送され、当該制御装置24にお
いて動揺の変位と動揺速度とが計算される。そして動揺
変位と動揺速度とから推進機22を駆動するための制御
信号が計算される。この制御信号におけるゲイン設定を
以下に示す。
【数7】
【0026】ここで前述の通りC1とC2は制御用の特性
値を示しており、推進機22の仕様および制御効果に応
じて調整すればよい。制御信号から推進機22を駆動す
るための指令信号が出力され、推進機22に取り付けた
スクリュー28を動作させる(ステップ180、20
0)。そしてこのスクリュー28の動作により、船舶1
0の動揺を抑制するための制御力を発生させるようにし
ている。
値を示しており、推進機22の仕様および制御効果に応
じて調整すればよい。制御信号から推進機22を駆動す
るための指令信号が出力され、推進機22に取り付けた
スクリュー28を動作させる(ステップ180、20
0)。そしてこのスクリュー28の動作により、船舶1
0の動揺を抑制するための制御力を発生させるようにし
ている。
【0027】具体的には図4に示すように、船舶10の
動揺方向の反対方向に外力が発生するよう推進機22の
推力発生方向を切換える(正転/逆転)。このように推
進機22の駆動を制御すれば減衰力を増加させたり、係
留索14につながれた船舶10の固有周期を変化させる
ことができるので係留された船舶10の動揺を抑えるこ
とができる。ここでスクリュー28が可変ピッチ仕様で
あれば、このピッチを動揺周期にあわせて切換えるよう
にすればよい。また推進機22の仕様によっては、回転
方向の切換時間が動揺周期よりも長くかかる場合があ
る。この場合には船舶10が前方あるいは後方に動揺す
る場合のみスクリュー28を片側方向に回転させ、船舶
10が反対方向に動揺する場合にはスクリュー28を停
止するようにしてもよい。
動揺方向の反対方向に外力が発生するよう推進機22の
推力発生方向を切換える(正転/逆転)。このように推
進機22の駆動を制御すれば減衰力を増加させたり、係
留索14につながれた船舶10の固有周期を変化させる
ことができるので係留された船舶10の動揺を抑えるこ
とができる。ここでスクリュー28が可変ピッチ仕様で
あれば、このピッチを動揺周期にあわせて切換えるよう
にすればよい。また推進機22の仕様によっては、回転
方向の切換時間が動揺周期よりも長くかかる場合があ
る。この場合には船舶10が前方あるいは後方に動揺す
る場合のみスクリュー28を片側方向に回転させ、船舶
10が反対方向に動揺する場合にはスクリュー28を停
止するようにしてもよい。
【0028】なお本実施の形態では、船舶10の変位量
をビデオトラッカー装置20にて求めることとしたが係
留索14に張力検出センサを取り付け、この値から変位
量を求めるようにしてもよい。これは船舶10が動揺す
る際の係留索14の張力変位と船舶10の変位量とは計
算によって求められる関係があるので、張力(係留力)
の変化により算定をすることができる。また船舶10が
幅方向に移動した場合には、船首側と船尾側との係留索
の張力は同時に増加あるいは減少するので、船首側と船
尾側との係留索の張力を計測しておけば、船舶10にお
ける幅方向の変位量も求めることができる。
をビデオトラッカー装置20にて求めることとしたが係
留索14に張力検出センサを取り付け、この値から変位
量を求めるようにしてもよい。これは船舶10が動揺す
る際の係留索14の張力変位と船舶10の変位量とは計
算によって求められる関係があるので、張力(係留力)
の変化により算定をすることができる。また船舶10が
幅方向に移動した場合には、船首側と船尾側との係留索
の張力は同時に増加あるいは減少するので、船首側と船
尾側との係留索の張力を計測しておけば、船舶10にお
ける幅方向の変位量も求めることができる。
【0029】また港内の制約などにより推進機22を動
かせないときは、当該推進機22のかわりに係留索巻取
装置18を動作させ、係留索14の張力を変動させるこ
とで船舶10に発生する動揺を抑制させてもよい。通常
係留索14の張力は一定に保たれているが、同調現象に
より船舶10が大きく動揺した場合には制御装置24の
指令信号に応じて係留索巻取装置18を駆動させ、係留
索14の張力を変動させれば、減衰力を増加させたり、
船舶10の固有周期を変えることができ、船舶10の動
揺を抑えることができる。ここで係留索14には、ヘッ
ドライン14A、スターンライン14B、スプリングラ
イン14C、ブレストライン14Dの4種類があるが、
どの係留索14を巻取るようにするかは、船舶10の係
留状態に応じて個別に決めればよい。例えば、ヘッドラ
イン14A側とスターンライン14B側の係留索巻取装
置18を駆動させ、船舶10の動揺を抑制させるように
すれば、制御対象となる係留索巻取装置18は2個とな
るので、制御部24の構成を比較的簡単にすることがで
きる。また上記仕様とは逆にスプリングライン14C側
のみを駆動させたり、あるいは両者を同時に駆動させ、
動揺に対する抑制力を大きくするようにしてもよい。さ
らに動揺の抑制中にブレストライン14Dの係留索巻取
装置18を駆動させれば、動揺の抑制中の船舶10の姿
勢を岸壁12に対して常に水平に保つことができる。な
お推進機22と係留索巻取装置18の両方を動作させて
も、船舶10に発生する動揺を抑制できることはいうま
でもない。
かせないときは、当該推進機22のかわりに係留索巻取
装置18を動作させ、係留索14の張力を変動させるこ
とで船舶10に発生する動揺を抑制させてもよい。通常
係留索14の張力は一定に保たれているが、同調現象に
より船舶10が大きく動揺した場合には制御装置24の
指令信号に応じて係留索巻取装置18を駆動させ、係留
索14の張力を変動させれば、減衰力を増加させたり、
船舶10の固有周期を変えることができ、船舶10の動
揺を抑えることができる。ここで係留索14には、ヘッ
ドライン14A、スターンライン14B、スプリングラ
イン14C、ブレストライン14Dの4種類があるが、
どの係留索14を巻取るようにするかは、船舶10の係
留状態に応じて個別に決めればよい。例えば、ヘッドラ
イン14A側とスターンライン14B側の係留索巻取装
置18を駆動させ、船舶10の動揺を抑制させるように
すれば、制御対象となる係留索巻取装置18は2個とな
るので、制御部24の構成を比較的簡単にすることがで
きる。また上記仕様とは逆にスプリングライン14C側
のみを駆動させたり、あるいは両者を同時に駆動させ、
動揺に対する抑制力を大きくするようにしてもよい。さ
らに動揺の抑制中にブレストライン14Dの係留索巻取
装置18を駆動させれば、動揺の抑制中の船舶10の姿
勢を岸壁12に対して常に水平に保つことができる。な
お推進機22と係留索巻取装置18の両方を動作させて
も、船舶10に発生する動揺を抑制できることはいうま
でもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、船
舶に発生する長手方向の変位量もしくは係留索の張力を
検知し、これら検知量があらかじめ設定した値を越えた
際には前記検知量に応じた打消外力を前記船舶に作用さ
せたことから、係留設備や船舶への損傷を防ぐとともに
荷役中止や沖待ちによる荷役作業の遅延等を防止するこ
とができる。
舶に発生する長手方向の変位量もしくは係留索の張力を
検知し、これら検知量があらかじめ設定した値を越えた
際には前記検知量に応じた打消外力を前記船舶に作用さ
せたことから、係留設備や船舶への損傷を防ぐとともに
荷役中止や沖待ちによる荷役作業の遅延等を防止するこ
とができる。
【図1】実施の形態に係る係留船舶の動揺抑制装置を搭
載した船舶が岸壁に係留されている状態を示す説明図で
ある。
載した船舶が岸壁に係留されている状態を示す説明図で
ある。
【図2】動揺抑制装置を作動させる手順を示したフロー
チャートを示す。
チャートを示す。
【図3】係留した船舶の動揺特性を示すグラフである。
【図4】船舶10の動揺方向に応じて推進機22の回転
方向を切換える状態を示す説明図である。
方向を切換える状態を示す説明図である。
【図5】従来の係留状態を示した説明図である。
1 船舶 2 岸壁 3 係留索 4 係留アンカ 10 船舶 12 岸壁 14 係留索 14A ヘッドライン 14B スターンライン 14C スプリングライン 14D ブレストライン 16 係留アンカ 18 係留索巻取装置 20 ビデオトラッカー装置 21 ビデオカメラ 22 推進機 23 標識や光源 24 制御部 26 操作判断部 28 スクリュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森谷 周行 東京都昭島市つつじが丘1丁目1番50号 株式会社三井造船昭島研究所内 (72)発明者 中川 寛之 東京都昭島市つつじが丘1丁目1番50号 株式会社三井造船昭島研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 船舶に発生する長手方向の変位量もしく
は係留索の張力を検知し、これら検知量があらかじめ設
定した値を越えた際には前記検知量に応じた打消外力を
前記船舶に作用させることを特徴とする係留船舶の動揺
抑制方法。 - 【請求項2】 前記打消外力は前記船舶の推進力もしく
は前記係留索の張力であることを特徴とする請求項1に
記載の係留船舶の動揺抑制方法。 - 【請求項3】 長周期波などの発生が予測された後、船
舶長手方向の変位量を検知するとともに、制御部に設け
た操作判断部にて前記変位量とあらかじめ設定した値と
を比較し、前記変位量が前記あらかじめ設定した値を越
えた際には、前記制御部にて前記船舶の推進機を動作さ
せ、前記変位量に応じた打消外力を前記船舶に作用させ
ることを特徴とする係留船舶の動揺抑制方法。 - 【請求項4】 船舶に発生する長手方向の変位量もしく
は係留索の張力を検知するセンサと、このセンサからの
検知量に応じて前記船舶の推進機もしくは係留索巻取装
置を操作可能とする制御部とを前記船舶に備えるととも
に、前記制御部には前記検知量をあらかじめ設定した値
と比較する操作判断部を設けたことを特徴とする係留船
舶の動揺抑制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31277897A JPH11129978A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 係留船舶の動揺抑制方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31277897A JPH11129978A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 係留船舶の動揺抑制方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11129978A true JPH11129978A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=18033300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31277897A Pending JPH11129978A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 係留船舶の動揺抑制方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11129978A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007069718A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | National Maritime Research Institute | 係船管理支援システム |
| JP2017132358A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 水上ロボットの位置制御システムおよび位置制御方法 |
| JP2017159887A (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-14 | ブランスウィック コーポレイションBrunswick Corporation | 船舶ステーション維持システム及び方法 |
| US9952595B2 (en) | 2016-03-01 | 2018-04-24 | Brunswick Corporation | Vessel maneuvering methods and systems |
| US10095232B1 (en) | 2016-03-01 | 2018-10-09 | Brunswick Corporation | Station keeping methods |
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| US10259555B2 (en) | 2016-08-25 | 2019-04-16 | Brunswick Corporation | Methods for controlling movement of a marine vessel near an object |
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| JP2019127088A (ja) * | 2018-01-23 | 2019-08-01 | 五洋建設株式会社 | 水上移動体制御装置 |
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| JPWO2022118753A1 (ja) * | 2020-12-04 | 2022-06-09 | ||
| US20220296985A1 (en) * | 2020-05-11 | 2022-09-22 | Shanelle Chevon Bryant | Portable Snowboard |
| US11530022B1 (en) | 2018-07-10 | 2022-12-20 | Brunswick Corporation | Method for controlling heading of a marine vessel |
-
1997
- 1997-10-29 JP JP31277897A patent/JPH11129978A/ja active Pending
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