JPH1113068A - 構造物の免震構造 - Google Patents
構造物の免震構造Info
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- JPH1113068A JPH1113068A JP9170180A JP17018097A JPH1113068A JP H1113068 A JPH1113068 A JP H1113068A JP 9170180 A JP9170180 A JP 9170180A JP 17018097 A JP17018097 A JP 17018097A JP H1113068 A JPH1113068 A JP H1113068A
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- Japan
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- base isolation
- seismic isolation
- isolation devices
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Links
- 238000002955 isolation Methods 0.000 title claims abstract description 55
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 6
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 abstract description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 15
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 239000003949 liquefied natural gas Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Foundations (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型の免震装置の使用を可能として、免震装
置の使用台数の大幅削減と、メンテナンスの容易化を可
能にするとともに、過大な水平変位に対しても対処可能
とする。 【解決手段】 地中に打ち込まれた杭5上に配設された
地中基礎版8と、その上に配設された複数台の免震装置
9と、更にその上に配設され構造物1,2,3が搭載さ
れる基礎版4により形成されたものとする。
置の使用台数の大幅削減と、メンテナンスの容易化を可
能にするとともに、過大な水平変位に対しても対処可能
とする。 【解決手段】 地中に打ち込まれた杭5上に配設された
地中基礎版8と、その上に配設された複数台の免震装置
9と、更にその上に配設され構造物1,2,3が搭載さ
れる基礎版4により形成されたものとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体貯槽、大型の
ガスホルダー、冷却塔等の構造物の免震構造に関する。
ガスホルダー、冷却塔等の構造物の免震構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液体貯槽は、図2に示すように内
槽1と外槽2で構成された二重殻構造となっており、内
槽1と外槽2の間には保冷材3が充填されている。外槽
2の底部は基礎版4で支持され、基礎版4は複数本の杭
5により支持されている。
槽1と外槽2で構成された二重殻構造となっており、内
槽1と外槽2の間には保冷材3が充填されている。外槽
2の底部は基礎版4で支持され、基礎版4は複数本の杭
5により支持されている。
【0003】基礎版4を地面に直接接触させた場合、液
化天然ガス(以下、LNGとする)の冷熱伝達によって
地盤が凍結するおそれがあるため、基礎版4下面と地表
面の間には空間部6を設け、十分な通風を確保してい
る。
化天然ガス(以下、LNGとする)の冷熱伝達によって
地盤が凍結するおそれがあるため、基礎版4下面と地表
面の間には空間部6を設け、十分な通風を確保してい
る。
【0004】近年、地震時の安全性を確保する目的で、
免震構造が普及している。従来の液体貯槽の免震構造
は、図3に示すように各杭頭にそれぞれ免震装置7を設
置することにより形成されており、それぞれの免震装置
7の上面で基礎版4を支持していた。
免震構造が普及している。従来の液体貯槽の免震構造
は、図3に示すように各杭頭にそれぞれ免震装置7を設
置することにより形成されており、それぞれの免震装置
7の上面で基礎版4を支持していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、発電設備などの
液体貯槽は、土地の効率的利用の観点から大型化してい
る。
液体貯槽は、土地の効率的利用の観点から大型化してい
る。
【0006】最も普及している80000〔kl〕貯槽の
場合でも、その重量は50000〔tonf〕を越える。一
般に発電設備の液体貯槽は、軟弱地盤に建設されるた
め、地中に打ち込んだ杭により支持する必要がある。こ
の杭の1本当たりの支持荷重は100〔tonf〕前後であ
り、液体貯槽が大型化すると杭の本数を増やす必要があ
る。
場合でも、その重量は50000〔tonf〕を越える。一
般に発電設備の液体貯槽は、軟弱地盤に建設されるた
め、地中に打ち込んだ杭により支持する必要がある。こ
の杭の1本当たりの支持荷重は100〔tonf〕前後であ
り、液体貯槽が大型化すると杭の本数を増やす必要があ
る。
【0007】従来の液体貯槽の免震構造においては、前
記のようにそれぞれの杭頭に1つ1つ免震装置を設置し
ていた。そのため、免震装置の数が著しく多くなり、地
震後の免震装置の破壊検査、破損部の取り替え作業とい
ったメンテナンスに多大の労力を要していた。また、支
持荷重100〔tonf〕程度の比較的小型の免震装置を用
いていたため、大地震時の過大な水平変位に追随できな
いおそれがあった。
記のようにそれぞれの杭頭に1つ1つ免震装置を設置し
ていた。そのため、免震装置の数が著しく多くなり、地
震後の免震装置の破壊検査、破損部の取り替え作業とい
ったメンテナンスに多大の労力を要していた。また、支
持荷重100〔tonf〕程度の比較的小型の免震装置を用
いていたため、大地震時の過大な水平変位に追随できな
いおそれがあった。
【0008】なお、従来の免震構造では、杭1本当たり
の支持荷重が100〔tonf〕前後のため、免震装置の支
持荷重も100〔tonf〕程度のものを用いていたが、免
震装置は支持荷重1500〔tonf〕程度のものまで実用
化されている。
の支持荷重が100〔tonf〕前後のため、免震装置の支
持荷重も100〔tonf〕程度のものを用いていたが、免
震装置は支持荷重1500〔tonf〕程度のものまで実用
化されている。
【0009】本発明は、上記課題を解決するため、大型
の免震装置の使用を可能として免震装置の個数を大幅に
減らし、メンテナンスを容易にするとともに、大地震時
等における過大な水平変位に対しても対処可能としよう
とするものである。
の免震装置の使用を可能として免震装置の個数を大幅に
減らし、メンテナンスを容易にするとともに、大地震時
等における過大な水平変位に対しても対処可能としよう
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の構造物の免震構
造は、地中に打ち込まれた杭上に配設された地中基礎
版、同基礎版上に配設された複数台の免震装置、および
同免震装置上に配設されその上に構造物が搭載される基
礎版により形成されたことを特徴としている。
造は、地中に打ち込まれた杭上に配設された地中基礎
版、同基礎版上に配設された複数台の免震装置、および
同免震装置上に配設されその上に構造物が搭載される基
礎版により形成されたことを特徴としている。
【0011】本発明においては、杭上に地中基礎版を設
け、この地中基礎版と基礎版の間に免震装置を配設する
ものとしたため、従来の免震構造の場合に比べて支持荷
重の大きい大型の免震装置を採用することが可能とな
る。
け、この地中基礎版と基礎版の間に免震装置を配設する
ものとしたため、従来の免震構造の場合に比べて支持荷
重の大きい大型の免震装置を採用することが可能とな
る。
【0012】そのため、免震装置の台数を削減すること
が可能となり、メンテナンスが容易になるとともに、大
地震時等における過大な水平変位に対しても対処が可能
となる。
が可能となり、メンテナンスが容易になるとともに、大
地震時等における過大な水平変位に対しても対処が可能
となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態に係る構造
物の免震構造について、図1により説明する。なお、本
実施形態は、構造物が、間に保冷材3が充填された内槽
1と外槽2からなり、複数本の杭5上に設置される液体
貯槽の場合である。
物の免震構造について、図1により説明する。なお、本
実施形態は、構造物が、間に保冷材3が充填された内槽
1と外槽2からなり、複数本の杭5上に設置される液体
貯槽の場合である。
【0014】図1に示す本実施形態に係る免震構造は、
上記杭5上に配設された地中基礎版8、同地中基礎版8
の上面上に配設された複数個の大型の免震装置9、およ
び同免震装置9の上に配設され上記液体貯槽が搭載され
る基礎版4により形成されている。
上記杭5上に配設された地中基礎版8、同地中基礎版8
の上面上に配設された複数個の大型の免震装置9、およ
び同免震装置9の上に配設され上記液体貯槽が搭載され
る基礎版4により形成されている。
【0015】本実施形態に係る液体貯槽の免震構造の組
立ては、次のように行う。まず、地中に杭5を打ち込ん
だ後、その上に地中基礎版8を設置し、その上面に複数
台の大型の免震装置9を配設する。この免震装置9の上
には、その上に上記液体貯槽が搭載される基礎版4が設
置され、免震構造の組立てを完了する。
立ては、次のように行う。まず、地中に杭5を打ち込ん
だ後、その上に地中基礎版8を設置し、その上面に複数
台の大型の免震装置9を配設する。この免震装置9の上
には、その上に上記液体貯槽が搭載される基礎版4が設
置され、免震構造の組立てを完了する。
【0016】上記免震装置9の1機当たりの支持荷重を
1500〔tonf〕とすると、本実施形態における免震装
置の使用台数は、従来の免震構造の場合の1/15とする
ことができる。
1500〔tonf〕とすると、本実施形態における免震装
置の使用台数は、従来の免震構造の場合の1/15とする
ことができる。
【0017】そのため、本実施形態においては、免震装
置の使用台数を大幅に削減することが可能になってメン
テナンスが容易となり、また、大地震時等における過大
な水平変位に対しても耐えることが可能となった。
置の使用台数を大幅に削減することが可能になってメン
テナンスが容易となり、また、大地震時等における過大
な水平変位に対しても耐えることが可能となった。
【0018】上記免震装置の種類としては、積層ゴム支
承、鉛プラグ入り積層ゴム支承、高減衰積層ゴム支承、
球面すべり支承、すべり支承等、何でもよく、ダンパー
装置や種類の違った免震装置を組み合わせて使用しても
よい。
承、鉛プラグ入り積層ゴム支承、高減衰積層ゴム支承、
球面すべり支承、すべり支承等、何でもよく、ダンパー
装置や種類の違った免震装置を組み合わせて使用しても
よい。
【0019】なお、大型の免震装置9と杭5の間には地
中基礎版8が設けられているため、杭1本当たりの支持
荷重は変わることがない。また、基礎版4と地中基礎版
8の間には間隙部6が設けられ、通風がよいため、液体
貯槽がLNG用等の場合に必要な冷熱対策も施された状
態となっている。
中基礎版8が設けられているため、杭1本当たりの支持
荷重は変わることがない。また、基礎版4と地中基礎版
8の間には間隙部6が設けられ、通風がよいため、液体
貯槽がLNG用等の場合に必要な冷熱対策も施された状
態となっている。
【0020】
【発明の効果】本発明の構造物の免震構造は、地中に打
ち込まれた杭上に配設された地中基礎版と、その上に配
設された複数台の免震装置と、更にその上に配設され構
造物が搭載される基礎版により形成されたものとしたこ
とによって、従来の免震構造の場合に比べて支持荷重の
大きい大型の免震装置の採用が可能となるため、免震装
置の台数の大幅削減が可能となり、メンテナンスが容易
になるとともに、大地震時等における過大な水平変位に
対しても対処可能となる。
ち込まれた杭上に配設された地中基礎版と、その上に配
設された複数台の免震装置と、更にその上に配設され構
造物が搭載される基礎版により形成されたものとしたこ
とによって、従来の免震構造の場合に比べて支持荷重の
大きい大型の免震装置の採用が可能となるため、免震装
置の台数の大幅削減が可能となり、メンテナンスが容易
になるとともに、大地震時等における過大な水平変位に
対しても対処可能となる。
【図1】本発明の実施の一形態に係る液体貯槽の免震構
造の説明図である。
造の説明図である。
【図2】従来の液体貯槽の説明図である。
【図3】従来の液体貯槽の免震構造の説明図である。
1 内槽 2 外槽 3 保冷材 4 基礎版 5 杭 6 間隙部 7 免震装置 8 地中基礎版 9 大型の免震装置
Claims (1)
- 【請求項1】 地中に打ち込まれた杭上に配設された地
中基礎版、同基礎版上に配設された複数台の免震装置、
および同免震装置上に配設されその上に構造物が搭載さ
れる基礎版により形成されたことを特徴とする構造物の
免震構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9170180A JPH1113068A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 構造物の免震構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9170180A JPH1113068A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 構造物の免震構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1113068A true JPH1113068A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15900179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9170180A Withdrawn JPH1113068A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 構造物の免震構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1113068A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014047910A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Tokkyokiki Corp | 滑り型免震装置 |
| CN119640853A (zh) * | 2024-12-11 | 2025-03-18 | 中国原子能科学研究院 | 隔震系统 |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP9170180A patent/JPH1113068A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014047910A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Tokkyokiki Corp | 滑り型免震装置 |
| CN119640853A (zh) * | 2024-12-11 | 2025-03-18 | 中国原子能科学研究院 | 隔震系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |