JPH11131006A - 刷版マーキング組成物およびそれを用いた刷版マーキング方法 - Google Patents
刷版マーキング組成物およびそれを用いた刷版マーキング方法Info
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- JPH11131006A JPH11131006A JP29369397A JP29369397A JPH11131006A JP H11131006 A JPH11131006 A JP H11131006A JP 29369397 A JP29369397 A JP 29369397A JP 29369397 A JP29369397 A JP 29369397A JP H11131006 A JPH11131006 A JP H11131006A
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】印刷機の版胴に適数の刷版を装着せしめる刷版
装着において,刷版の胴および面の位置情報をマーキン
グ付与および印刷開始後,ただちに消去される刷版マー
キング組成物およびそれを用いてなる刷版マーキング方
法を提供すること。 【構成】印刷機の版胴に適数の刷版を装着し,前記刷版
に,前記版胴への装着胴位置情報を刷版表面に、目視可
能なマーキングを付与し,その後,印刷開始後の湿し水
にて刷版表面より前記マーキングの消去を行う,刷版マ
ーキング付与およびマーキングの消去において,刷版マ
ーキング組成物が、少なくとも水、水性の染料および水
性の定着剤とを含有し,粘度0.9〜20cpsである
ことを特徴とする刷版マーキング組成物である。
装着において,刷版の胴および面の位置情報をマーキン
グ付与および印刷開始後,ただちに消去される刷版マー
キング組成物およびそれを用いてなる刷版マーキング方
法を提供すること。 【構成】印刷機の版胴に適数の刷版を装着し,前記刷版
に,前記版胴への装着胴位置情報を刷版表面に、目視可
能なマーキングを付与し,その後,印刷開始後の湿し水
にて刷版表面より前記マーキングの消去を行う,刷版マ
ーキング付与およびマーキングの消去において,刷版マ
ーキング組成物が、少なくとも水、水性の染料および水
性の定着剤とを含有し,粘度0.9〜20cpsである
ことを特徴とする刷版マーキング組成物である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,印刷機の版胴に適
数の刷版を装着せしめる刷版装着において,刷版の胴お
よび面の位置情報をマーキング付与および印刷開始後,
ただちに消去される刷版マーキング組成物およびそれを
用いてなる刷版マーキング方法に関する。
数の刷版を装着せしめる刷版装着において,刷版の胴お
よび面の位置情報をマーキング付与および印刷開始後,
ただちに消去される刷版マーキング組成物およびそれを
用いてなる刷版マーキング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,新聞印刷では,1〜2台の折機と
8〜10台程度の輪転機が連結組み合わされて,1単位
(通常,1セットという)の輪転機列が構成されてい
る。大規模な印刷工場にあっては,複数セットの輪転機
列が設備され,1〜複数の異なる紙面編成の新聞を新聞
配布地域別に印刷部数に応じてセット数が割当られる。
1セット内の各輪転機に装着する刷版の装着位置は,新
聞のベージ数,1セットの輪転機台数,輪転機の種類な
ど輪転機稼働条件により決まる。
8〜10台程度の輪転機が連結組み合わされて,1単位
(通常,1セットという)の輪転機列が構成されてい
る。大規模な印刷工場にあっては,複数セットの輪転機
列が設備され,1〜複数の異なる紙面編成の新聞を新聞
配布地域別に印刷部数に応じてセット数が割当られる。
1セット内の各輪転機に装着する刷版の装着位置は,新
聞のベージ数,1セットの輪転機台数,輪転機の種類な
ど輪転機稼働条件により決まる。
【0003】例えば,32ページの新聞を印刷するの
に,4台の輪転機を用いるならば,1つの版胴に8種類
の刷版が装着される。さらに,同一紙面の刷版が,同一
版胴に2ページ分ずつ装着される。すると,32ページ
の新聞を印刷するのに,計64枚の刷版が必要になる。
そこで,これらの多数枚の刷版を作業員が輪転機別に装
着するような作業となるが,刷版の枚数が多く,その際
に刷版を誤った位置に装着するおそれがあった。
に,4台の輪転機を用いるならば,1つの版胴に8種類
の刷版が装着される。さらに,同一紙面の刷版が,同一
版胴に2ページ分ずつ装着される。すると,32ページ
の新聞を印刷するのに,計64枚の刷版が必要になる。
そこで,これらの多数枚の刷版を作業員が輪転機別に装
着するような作業となるが,刷版の枚数が多く,その際
に刷版を誤った位置に装着するおそれがあった。
【0004】かかる刷版の誤装着を防ぐためには,従来
は装着の際の作業員の注意力と印刷開始直後の作業員の
目視による検紙に依存している。しかしながら,作業員
の作業量が増加し作業密度が高くなり,また,新聞ペー
ジ数の増加および印刷作業のスピードアップ化,印刷速
度の高速化により,検紙作業も限界に達した状況であ
る。しかも,この検紙作業によって刷版の誤装着が発見
されれば,直ちに輪転機列を停止させて誤装着された刷
版の再装着の作業が必要であり,極めて煩雑な作業とな
っている。
は装着の際の作業員の注意力と印刷開始直後の作業員の
目視による検紙に依存している。しかしながら,作業員
の作業量が増加し作業密度が高くなり,また,新聞ペー
ジ数の増加および印刷作業のスピードアップ化,印刷速
度の高速化により,検紙作業も限界に達した状況であ
る。しかも,この検紙作業によって刷版の誤装着が発見
されれば,直ちに輪転機列を停止させて誤装着された刷
版の再装着の作業が必要であり,極めて煩雑な作業とな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】刷版の誤装着の検出を
作業員の判断により行う方法では,作業員の勘違い等に
より誤装着の可能性を零とすることができない。また,
検紙作業自体が煩雑であるとともに,検紙作業により発
見され誤装着された刷版の再装着はより煩雑である。こ
のために,作業員の判断に依存せずに,しかも印刷開始
前に刷版の誤装着を確実に検出できることが強く望まれ
ている。そこで本発明者らは,刷版の誤装着を確実に検
出できる刷版誤装着検出装置として例えば特開平5−1
69638号公報に記載されていることを提案した。
作業員の判断により行う方法では,作業員の勘違い等に
より誤装着の可能性を零とすることができない。また,
検紙作業自体が煩雑であるとともに,検紙作業により発
見され誤装着された刷版の再装着はより煩雑である。こ
のために,作業員の判断に依存せずに,しかも印刷開始
前に刷版の誤装着を確実に検出できることが強く望まれ
ている。そこで本発明者らは,刷版の誤装着を確実に検
出できる刷版誤装着検出装置として例えば特開平5−1
69638号公報に記載されていることを提案した。
【0006】しかし、前記公報に記載の装置は,誤装着
にたいしての良好な結果が得られはするが,構成が複雑
となりさらなる改良が必要とされるものであった。本発
明は,刷版の誤装着検出装置を用いる前に,作業員が指
定された刷版を版胴に装着せしめる際,ほとんど誤装着
をなくし,従来よりも確実に装着すべき位置に装着でき
るようにしたマーキング付与である刷版マーキング組成
物およびそれを用いてなる刷版マーキング方法を提供す
ることにある。
にたいしての良好な結果が得られはするが,構成が複雑
となりさらなる改良が必要とされるものであった。本発
明は,刷版の誤装着検出装置を用いる前に,作業員が指
定された刷版を版胴に装着せしめる際,ほとんど誤装着
をなくし,従来よりも確実に装着すべき位置に装着でき
るようにしたマーキング付与である刷版マーキング組成
物およびそれを用いてなる刷版マーキング方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決する手段】すなわち,第1の発明は、印刷
機の版胴に適数の刷版を装着し,前記刷版に,前記版胴
への装着胴位置情報を刷版表面に、目視可能なマーキン
グを付与し,その後,印刷開始後の湿し水にて刷版表面
より前記マーキングの消去を行う,刷版マーキング付与
およびマーキングの消去において,刷版マーキング組成
物が、少なくとも水、水性の染料および水性の定着剤と
を含有し,粘度0.9〜20cpsであることを特徴と
する刷版マーキング組成物である。第2の発明は、水性
の染料が食用色素であることを特徴とする第1発明記載
の刷版マーキング組成物である。
機の版胴に適数の刷版を装着し,前記刷版に,前記版胴
への装着胴位置情報を刷版表面に、目視可能なマーキン
グを付与し,その後,印刷開始後の湿し水にて刷版表面
より前記マーキングの消去を行う,刷版マーキング付与
およびマーキングの消去において,刷版マーキング組成
物が、少なくとも水、水性の染料および水性の定着剤と
を含有し,粘度0.9〜20cpsであることを特徴と
する刷版マーキング組成物である。第2の発明は、水性
の染料が食用色素であることを特徴とする第1発明記載
の刷版マーキング組成物である。
【0008】第3の発明は、水性の定着剤が,ポリビニ
ルピロリドン,ポリビニルアルコール,セルロース系樹
脂,糖類から選ばれる少なくとも1種以上であることを
特徴とする第1発明記載の刷版マーキング組成物であ
る。第4の発明は、防黴剤を含有することを特徴とする
第1発明記載の刷版マーキング組成物である。第5の発
明は、印刷機の版胴に適数の刷版を装着し,前記刷版
に,前記版胴への装着胴位置情報を刷版表面に、少なく
とも水、水性の染料および水性の定着剤とを含有し,粘
度0.9〜20cpsである刷版マーキング組成物を用
いて目視可能なマーキングを付与することを特徴とする
刷版マーキング方法である。
ルピロリドン,ポリビニルアルコール,セルロース系樹
脂,糖類から選ばれる少なくとも1種以上であることを
特徴とする第1発明記載の刷版マーキング組成物であ
る。第4の発明は、防黴剤を含有することを特徴とする
第1発明記載の刷版マーキング組成物である。第5の発
明は、印刷機の版胴に適数の刷版を装着し,前記刷版
に,前記版胴への装着胴位置情報を刷版表面に、少なく
とも水、水性の染料および水性の定着剤とを含有し,粘
度0.9〜20cpsである刷版マーキング組成物を用
いて目視可能なマーキングを付与することを特徴とする
刷版マーキング方法である。
【0009】第6の発明は、水性の染料が食用色素であ
ることを特徴とする第5発明記載の刷版マーキング方法
である。第7の発明は、水性の定着剤が,ポリビニルピ
ロリドン,ポリビニルアルコール,セルロース系樹脂,
糖類から選ばれる少なくとも1種以上であることを特徴
とする第5発明記載の刷版マーキング方法である。第8
の発明は、防黴剤を含有することを特徴とする第5発明
記載の刷版マーキング方法である。
ることを特徴とする第5発明記載の刷版マーキング方法
である。第7の発明は、水性の定着剤が,ポリビニルピ
ロリドン,ポリビニルアルコール,セルロース系樹脂,
糖類から選ばれる少なくとも1種以上であることを特徴
とする第5発明記載の刷版マーキング方法である。第8
の発明は、防黴剤を含有することを特徴とする第5発明
記載の刷版マーキング方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】印刷機の版胴に適数の刷版を装着
する際には,刷版の印刷領域にわたって印刷に影響のな
いインキでもって版胴への装着胴位置情報が予めマーキ
ング付与される。この刷版マーキング付与は、作業員が
目視により識別できるばかりか機械による読み取りもで
き,より一層の確実な装着が可能となる。また,本発明
による刷版マーキング組成物を用いれば,可変情報をす
ばやく刷版上にマーキングできるものであり,必要不可
欠の情報が即座に記入できる。また,本発明による刷版
マーキング組成物は,刷版に対する影響がなく,容易に
刷版の版面より除去が可能であり,印刷の刷りだしの段
階にて容易に正常な刷版の状態に復帰できる。
する際には,刷版の印刷領域にわたって印刷に影響のな
いインキでもって版胴への装着胴位置情報が予めマーキ
ング付与される。この刷版マーキング付与は、作業員が
目視により識別できるばかりか機械による読み取りもで
き,より一層の確実な装着が可能となる。また,本発明
による刷版マーキング組成物を用いれば,可変情報をす
ばやく刷版上にマーキングできるものであり,必要不可
欠の情報が即座に記入できる。また,本発明による刷版
マーキング組成物は,刷版に対する影響がなく,容易に
刷版の版面より除去が可能であり,印刷の刷りだしの段
階にて容易に正常な刷版の状態に復帰できる。
【0011】また,本発明は,刷版に対する影響がな
く,容易に刷版の版面より除去できるインクジェットプ
リンターによる情報をあらかじめ表示した刷版の装着方
法において,さらなる情報の入力,インクジェットプリ
ンターによる印字情報を修正,補正等に即対応ができ
る。本発明の刷版マーキング組成物は、インクジェット
プリンタを用いるシステムにおいて,印字された情報へ
の追加,修正,補正等のマーキングとして利用もでき
る。なお,前記インクジェットプリンターを用いるシス
テムとしては,下記のようなシステムである。
く,容易に刷版の版面より除去できるインクジェットプ
リンターによる情報をあらかじめ表示した刷版の装着方
法において,さらなる情報の入力,インクジェットプリ
ンターによる印字情報を修正,補正等に即対応ができ
る。本発明の刷版マーキング組成物は、インクジェット
プリンタを用いるシステムにおいて,印字された情報へ
の追加,修正,補正等のマーキングとして利用もでき
る。なお,前記インクジェットプリンターを用いるシス
テムとしては,下記のようなシステムである。
【0012】すなわち インクジェットプリンターは,
印刷機の版胴に適数の刷版を装着する前に,上記刷版に
前記版胴への装着胴位置情報を表示する表示装置であ
り,前記装着胴位置情報を含んだ版胴管理情報を記憶せ
しめてある版胴管理情報,メモリを備えた上位制御装置
と,この上位制御装置からの装着胴位置情報を基にして
制御されるインクジェットプリンタ用制御装置と,この
インクジェットプリンタ用制御装置の制御により指定さ
れた刷版の印刷領域にわたって,印刷に影響が出ないイ
ンキで装着胴位置情報を印刷表示せしめるインクジェッ
トプリンタとからなる。
印刷機の版胴に適数の刷版を装着する前に,上記刷版に
前記版胴への装着胴位置情報を表示する表示装置であ
り,前記装着胴位置情報を含んだ版胴管理情報を記憶せ
しめてある版胴管理情報,メモリを備えた上位制御装置
と,この上位制御装置からの装着胴位置情報を基にして
制御されるインクジェットプリンタ用制御装置と,この
インクジェットプリンタ用制御装置の制御により指定さ
れた刷版の印刷領域にわたって,印刷に影響が出ないイ
ンキで装着胴位置情報を印刷表示せしめるインクジェッ
トプリンタとからなる。
【0013】したがって,上位制御装置に備えた版胴管
理情報,メモリに記録されている版胴管理情報から装着
位置情報がインクジェットプリンタ用制御装置におくら
れるとインクジェットプリンタ用制御装置が制御されて
インクジェットプリンタが作動し,おくられてきた刷版
上の表面に,印刷に影響がでないインキでもって装着胴
位置情報が目視可能に印刷表示される。これにより,刷
版上に印刷表示された装着胴位置情報が作業員によく見
えるから,刷版を版胴に装着する際にほとんど誤装着を
なくし,従来よりも確実に装着される。
理情報,メモリに記録されている版胴管理情報から装着
位置情報がインクジェットプリンタ用制御装置におくら
れるとインクジェットプリンタ用制御装置が制御されて
インクジェットプリンタが作動し,おくられてきた刷版
上の表面に,印刷に影響がでないインキでもって装着胴
位置情報が目視可能に印刷表示される。これにより,刷
版上に印刷表示された装着胴位置情報が作業員によく見
えるから,刷版を版胴に装着する際にほとんど誤装着を
なくし,従来よりも確実に装着される。
【0014】刷版マーキング組成物が、少なくとも水、
水性の染料および水性の定着剤を必須成分とするもの
で,粘度0.9〜20cpsである。さらに水性溶剤,
防黴剤等印刷に影響のないものを適宜使用することがで
きる。水性溶剤としては,刷版マーキング組成物の保湿
を目的とするものであり,グリセリン,プロピレングリ
コール,ポリエチレングリコール,トリエチレングリコ
ールエチレングリコール等の1種ないし2種以上が用い
られる。これらは,刷版マーキング組成物の乾燥性を遅
くするため0〜5重量%である。保湿剤としてインキに
一般的に用いられるものは、本発明の刷版マーキング組
成物にも用いることが可能である。しかし、刷版の画線
部を溶解し,印刷画像を不良にする水性の溶剤は使用は
できない。
水性の染料および水性の定着剤を必須成分とするもの
で,粘度0.9〜20cpsである。さらに水性溶剤,
防黴剤等印刷に影響のないものを適宜使用することがで
きる。水性溶剤としては,刷版マーキング組成物の保湿
を目的とするものであり,グリセリン,プロピレングリ
コール,ポリエチレングリコール,トリエチレングリコ
ールエチレングリコール等の1種ないし2種以上が用い
られる。これらは,刷版マーキング組成物の乾燥性を遅
くするため0〜5重量%である。保湿剤としてインキに
一般的に用いられるものは、本発明の刷版マーキング組
成物にも用いることが可能である。しかし、刷版の画線
部を溶解し,印刷画像を不良にする水性の溶剤は使用は
できない。
【0015】防黴剤は,記録液への黴の発生を防止する
ものであり,デヒドロ酢酸ナトリウム,安息香酸ナトリ
ウム,ソジウムピリジンチオン−1−オキサイド,ジン
クピリジンチオン−1−オキサイド,1,2−ベンズイ
ソチアゾリン−3−オン,1−ベンズイソチアゾリン−
3−オンのアミン塩等が用いられる。これらは,記録液
に0.05〜1.0重量%程度用いる。水性染料として
は,水への溶解性に優れる酸性,塩基性,直接染料等が
用いられる。染料として好ましいのは,刷版として青系
の画線が形成されているため,赤系統の染料が刷版版面
での認識が明瞭となる。
ものであり,デヒドロ酢酸ナトリウム,安息香酸ナトリ
ウム,ソジウムピリジンチオン−1−オキサイド,ジン
クピリジンチオン−1−オキサイド,1,2−ベンズイ
ソチアゾリン−3−オン,1−ベンズイソチアゾリン−
3−オンのアミン塩等が用いられる。これらは,記録液
に0.05〜1.0重量%程度用いる。水性染料として
は,水への溶解性に優れる酸性,塩基性,直接染料等が
用いられる。染料として好ましいのは,刷版として青系
の画線が形成されているため,赤系統の染料が刷版版面
での認識が明瞭となる。
【0016】また,本方法は大量の刷版への表示を行
い,このマーキング材の洗浄による除去を必須とするた
め,衛生性にすぐれる食用色素が選択されことが好まし
い。このような染料としては,食用赤色2号,食用赤色
3号,食用赤色102号,食用赤色104号,食用赤色
105号,食用赤色106号,食用赤色104号,を例
示することができる。また,刷版の画線の色によって
は,前記の染料とともに,食用黄色4号,食用黄色5
号,食用緑色3号,食用青色1号,食用青色2号,フー
ドブラック1,フードブラック2等を単独ないしは,赤
色と混合して用いてもよい。
い,このマーキング材の洗浄による除去を必須とするた
め,衛生性にすぐれる食用色素が選択されことが好まし
い。このような染料としては,食用赤色2号,食用赤色
3号,食用赤色102号,食用赤色104号,食用赤色
105号,食用赤色106号,食用赤色104号,を例
示することができる。また,刷版の画線の色によって
は,前記の染料とともに,食用黄色4号,食用黄色5
号,食用緑色3号,食用青色1号,食用青色2号,フー
ドブラック1,フードブラック2等を単独ないしは,赤
色と混合して用いてもよい。
【0017】また,予めインクジェットプリンターによ
る情報の印字を行い,その印字の修正,追加等を行う目
的においては,インクジェットプリンターのインキと同
等の色をもちいることが好ましい。染料の濃度として
は,版面での認識を十分出来るようにするため0.5〜
5.0重量%用いる。水性の定着剤としては,ポリビニ
ルピロリドン,ポリビニルアルコール,セルロース系樹
脂,糖類等の1種ないし2種以上が好適である。これら
は,刷版での適度な画線幅の形成,刷版マーキング組成
物の乾燥性および適度な定着性,たとえば,刷版装着ま
での作業員等の接触においても容易にとれなくするため
に用いられる。
る情報の印字を行い,その印字の修正,追加等を行う目
的においては,インクジェットプリンターのインキと同
等の色をもちいることが好ましい。染料の濃度として
は,版面での認識を十分出来るようにするため0.5〜
5.0重量%用いる。水性の定着剤としては,ポリビニ
ルピロリドン,ポリビニルアルコール,セルロース系樹
脂,糖類等の1種ないし2種以上が好適である。これら
は,刷版での適度な画線幅の形成,刷版マーキング組成
物の乾燥性および適度な定着性,たとえば,刷版装着ま
での作業員等の接触においても容易にとれなくするため
に用いられる。
【0018】したがって,これらの水性の定着剤は,
0.05〜10重量%,好ましくは,0.1〜5.0重
量%である。また,刷版から,湿し水にて容易に溶解
し,刷版表面に刷版マーキング組成物が残留しないこと
が必要であり,このため,乾燥後の刷版マーキング組成
物が容易に再溶解するための添加剤を加えることもでき
る。このような添加剤としては,尿素,チオ尿素,チオ
シアン酸ナトリウム,チオシアン酸カリウム,チオシア
ン酸アンモニウム,塩化リチウム,酢酸ナトリウム等を
用いることができる。
0.05〜10重量%,好ましくは,0.1〜5.0重
量%である。また,刷版から,湿し水にて容易に溶解
し,刷版表面に刷版マーキング組成物が残留しないこと
が必要であり,このため,乾燥後の刷版マーキング組成
物が容易に再溶解するための添加剤を加えることもでき
る。このような添加剤としては,尿素,チオ尿素,チオ
シアン酸ナトリウム,チオシアン酸カリウム,チオシア
ン酸アンモニウム,塩化リチウム,酢酸ナトリウム等を
用いることができる。
【0019】ペン形状にした場合は、刷版マーキング組
成物の金属イオンを封鎖し,マーカーペン内での金属の
析出やインキ液中で不溶解性物の析出等を防止する目的
のキレート剤としては、エチレンジアミンテトラアセテ
ィックアシド,エチレンジアミンテトラアセティックア
シドのナトリウム塩,エチレンジアミンテトラアセティ
ックアシドのジアンモニウム塩,エチレンジアミンテト
ラアセティックアシドのテトラアンモニウム塩等を0.
005〜0.5重量%用いる。また,刷版マーキング組
成物のpHを所望の値に調整し、刷版マーキング組成物
の安定性を得るため、アミン,無機塩,アンモニア等の
pH調整剤,リン酸等の緩衝液を用いることもできる。
成物の金属イオンを封鎖し,マーカーペン内での金属の
析出やインキ液中で不溶解性物の析出等を防止する目的
のキレート剤としては、エチレンジアミンテトラアセテ
ィックアシド,エチレンジアミンテトラアセティックア
シドのナトリウム塩,エチレンジアミンテトラアセティ
ックアシドのジアンモニウム塩,エチレンジアミンテト
ラアセティックアシドのテトラアンモニウム塩等を0.
005〜0.5重量%用いる。また,刷版マーキング組
成物のpHを所望の値に調整し、刷版マーキング組成物
の安定性を得るため、アミン,無機塩,アンモニア等の
pH調整剤,リン酸等の緩衝液を用いることもできる。
【0020】また,刷版マーキング組成物の製造時の泡
の発生を防止するため消泡剤を添加することもできる。
染料の溶解および画像の品質向上を目的としては、アニ
オン性,非イオン性、カチオン性,両イオン性活性剤を
用いることもできる。アニオン性活性剤としては,脂肪
酸塩,アルキル硫酸エステル塩,アルキルアリールスル
ホン酸塩,アルキルナフタレンスルホン酸塩,ジアルキ
ルスルホン酸塩,ジアルキルスルホコハク酸塩,アルキ
ルジアリールエーテルジスルホン酸塩,アルキルリン酸
塩,ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩,ポリ
オキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸塩,ナフ
タレンスルホン酸フォルマリン縮合物,ポリオキシエチ
レンアルキルリン酸エステル塩,グリセロールボレイト
脂肪酸エステル,ポリオキシエチレングリセロール脂肪
酸エステル等を例示できる。
の発生を防止するため消泡剤を添加することもできる。
染料の溶解および画像の品質向上を目的としては、アニ
オン性,非イオン性、カチオン性,両イオン性活性剤を
用いることもできる。アニオン性活性剤としては,脂肪
酸塩,アルキル硫酸エステル塩,アルキルアリールスル
ホン酸塩,アルキルナフタレンスルホン酸塩,ジアルキ
ルスルホン酸塩,ジアルキルスルホコハク酸塩,アルキ
ルジアリールエーテルジスルホン酸塩,アルキルリン酸
塩,ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩,ポリ
オキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸塩,ナフ
タレンスルホン酸フォルマリン縮合物,ポリオキシエチ
レンアルキルリン酸エステル塩,グリセロールボレイト
脂肪酸エステル,ポリオキシエチレングリセロール脂肪
酸エステル等を例示できる。
【0021】非イオン性活性剤としては,ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル,ポリオキシエチレンアルキル
アリールエーテル,ポリオキシエチレンオキシプロピレ
ンブロックコポリマー,ソルビタン脂肪酸エステル,ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル,ポリオキ
シエチレンソルビトール脂肪酸エステル,グリセリン脂
肪酸エステル,ポリオキシエチレン脂肪酸エステル,ポ
リオキシエチレンアルキルアミン,フッ素系,シリコン
系等の非イオン性活性剤が例示できる。カチオン性活性
剤としては,アルキルアミン塩,第4級アンモニウム
塩,アルキルピリジニウム塩,アルキルイミダゾリウム
塩等を例示できる。
チレンアルキルエーテル,ポリオキシエチレンアルキル
アリールエーテル,ポリオキシエチレンオキシプロピレ
ンブロックコポリマー,ソルビタン脂肪酸エステル,ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル,ポリオキ
シエチレンソルビトール脂肪酸エステル,グリセリン脂
肪酸エステル,ポリオキシエチレン脂肪酸エステル,ポ
リオキシエチレンアルキルアミン,フッ素系,シリコン
系等の非イオン性活性剤が例示できる。カチオン性活性
剤としては,アルキルアミン塩,第4級アンモニウム
塩,アルキルピリジニウム塩,アルキルイミダゾリウム
塩等を例示できる。
【0022】両イオン性活性剤としては,アルキルベタ
イン,アルキルアミンオキサイド,ホスファジルコリン
等が例示できる。
イン,アルキルアミンオキサイド,ホスファジルコリン
等が例示できる。
【0023】刷版マーキング組成物の粘度としては,
0.9〜20cpsが良好であり,粘度が低すぎると刷
版表面での画線の形成が不良になり,粘度が高くなる
と,乾燥不良,洗浄時の再溶解性に問題がでてくる。表
面張力は,刷版での画線の広がり,にじみの関係から,
20〜50dyn/cmの刷版マーキング組成物が好ま
しい。刷版マーキング組成物の媒体である水は,金属イ
オン等を除去したイオン交換水ないし蒸留水を用いる。
刷版マーキング組成物の製造は,必要成分を混合、溶
解、分散を行い作製する。
0.9〜20cpsが良好であり,粘度が低すぎると刷
版表面での画線の形成が不良になり,粘度が高くなる
と,乾燥不良,洗浄時の再溶解性に問題がでてくる。表
面張力は,刷版での画線の広がり,にじみの関係から,
20〜50dyn/cmの刷版マーキング組成物が好ま
しい。刷版マーキング組成物の媒体である水は,金属イ
オン等を除去したイオン交換水ないし蒸留水を用いる。
刷版マーキング組成物の製造は,必要成分を混合、溶
解、分散を行い作製する。
【0024】混合、溶解、分散は,通常の羽根を用いた
攪拌機による攪拌のほか,高速の分散機,乳化機等によ
り行うことができる。混合された刷版マーキング組成物
は,孔径3μ以下のフィルターにて十分濾過する。好ま
しくは,1.0μ以下のフィルター,さらに好ましくは
0.65μ以下のフィルターにて濾過することが好まし
い。これらの刷版マーキング組成物は,繊維芯をペン先
とし,中綿を使用した構成のマーカーペンに収容され,
刷版のマーカー用ペンとなる。
攪拌機による攪拌のほか,高速の分散機,乳化機等によ
り行うことができる。混合された刷版マーキング組成物
は,孔径3μ以下のフィルターにて十分濾過する。好ま
しくは,1.0μ以下のフィルター,さらに好ましくは
0.65μ以下のフィルターにて濾過することが好まし
い。これらの刷版マーキング組成物は,繊維芯をペン先
とし,中綿を使用した構成のマーカーペンに収容され,
刷版のマーカー用ペンとなる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて、さ
らに詳細に説明する。刷版に画線部が形成されたのち,
刷版の画像に対応した位置情報を主体とする情報を刷版
の印刷領域にわたって目視可能に,本発明の刷版マーキ
ング組成物を含有するマーカーペンにて記録する。ま
た,本発明においては,マーカーペンの刷版マーキング
組成物と同様の消去性を有するインキを用い,インクジ
ェットプリンタにて記録させる。このインクジェットプ
リンタは,予め刷版の装着胴位置情報を含んだ版胴管理
情報を記憶せしめてある版胴管理情報,メモリを備えた
上位制御装置,インクジェットプリンタを作動させるイ
ンクジェットプリンタ用制御装置とで構成される。
らに詳細に説明する。刷版に画線部が形成されたのち,
刷版の画像に対応した位置情報を主体とする情報を刷版
の印刷領域にわたって目視可能に,本発明の刷版マーキ
ング組成物を含有するマーカーペンにて記録する。ま
た,本発明においては,マーカーペンの刷版マーキング
組成物と同様の消去性を有するインキを用い,インクジ
ェットプリンタにて記録させる。このインクジェットプ
リンタは,予め刷版の装着胴位置情報を含んだ版胴管理
情報を記憶せしめてある版胴管理情報,メモリを備えた
上位制御装置,インクジェットプリンタを作動させるイ
ンクジェットプリンタ用制御装置とで構成される。
【0026】また,本発明においては,インクジェット
プリンタにて記録させた情報の一部追加,修正,補正等
をおこなうためこのマーカーペンを使用できる。 刷版マーキング組成物 食用赤色102 2.0 部 ポリビニルアルコール 1.0 部 エチレングリコール 2.0 部 酢酸ナトリウム 0.5 部 ベンズイソチアゾリンー3ーオン 0.02部 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.2部 精製水 94.4部 図1を参照すると,上位版胴管理情報により,刷版3の
中央部にマーカーペンにて,作業者が版胴の取付け位置
を記録する。
プリンタにて記録させた情報の一部追加,修正,補正等
をおこなうためこのマーカーペンを使用できる。 刷版マーキング組成物 食用赤色102 2.0 部 ポリビニルアルコール 1.0 部 エチレングリコール 2.0 部 酢酸ナトリウム 0.5 部 ベンズイソチアゾリンー3ーオン 0.02部 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.2部 精製水 94.4部 図1を参照すると,上位版胴管理情報により,刷版3の
中央部にマーカーペンにて,作業者が版胴の取付け位置
を記録する。
【0027】輪転機の版胴1は左右方向に延伸されてお
り,この版胴1のながて方向には複数の区画領域が形成
されている。この各区画領域には,例えば複数の刷版3
(3P−A,3P−B,3P−C,3P−D)が作業者
によって装着されるものである。なお.必要によって
は,前記版胴1の近傍たとえば図1において下側には,
装着胴位置情報の3P−A,3P−B,3P−C,3P
−Dを刻印した刻印プレート5が設けられ,作業者が刷
版3を前記刷版1に装着する際に照合し,間違いないよ
うに装着する手助けをする役目とすることができる。
り,この版胴1のながて方向には複数の区画領域が形成
されている。この各区画領域には,例えば複数の刷版3
(3P−A,3P−B,3P−C,3P−D)が作業者
によって装着されるものである。なお.必要によって
は,前記版胴1の近傍たとえば図1において下側には,
装着胴位置情報の3P−A,3P−B,3P−C,3P
−Dを刻印した刻印プレート5が設けられ,作業者が刷
版3を前記刷版1に装着する際に照合し,間違いないよ
うに装着する手助けをする役目とすることができる。
【0028】図2を参照すると,輪転機の版胴1は左右
方向に延伸されており,この版胴1のながて方向には複
数の区画領域が形成されている。この各区画領域には,
例えば複数の刷版3(3P−A,3P−B,3P−C,
3P−D)が作業者によって装着されるものである。な
お.必要によっては,前記版胴1の近傍たとえば図1に
おいて下側には,装着胴位置情報の3P−A,3P−
B,3P−C,3P−Dを刻印した刻印プレート5が設
けられ,作業者が刷版3を前記刷版1に装着する際に照
合し,間違いないように装着する手助けをする役目とす
ることができる。なお,必要に応じては,版胴1の近傍
に撮像装置としての例えばCCDカメラを設置し,刷版
3を版胴1に間違えなく装着したかどうかを確認するこ
ともできる。
方向に延伸されており,この版胴1のながて方向には複
数の区画領域が形成されている。この各区画領域には,
例えば複数の刷版3(3P−A,3P−B,3P−C,
3P−D)が作業者によって装着されるものである。な
お.必要によっては,前記版胴1の近傍たとえば図1に
おいて下側には,装着胴位置情報の3P−A,3P−
B,3P−C,3P−Dを刻印した刻印プレート5が設
けられ,作業者が刷版3を前記刷版1に装着する際に照
合し,間違いないように装着する手助けをする役目とす
ることができる。なお,必要に応じては,版胴1の近傍
に撮像装置としての例えばCCDカメラを設置し,刷版
3を版胴1に間違えなく装着したかどうかを確認するこ
ともできる。
【0029】さらに,図3には図2に代わる他の実施の
形態をしめした。図3において搬送されてくる刷版上の
1部に装着胴位置情報としてのバーコードを設け,この
バーコードを読み取るバーコードリーダーを設け,この
バーコードリーダーにて読み取った信号をインクジェッ
トプリンタ用制御装置11に転送する。上記構成によれ
ば,搬送されてきた刷版3上のバーコードを,バーコー
ドリーダー21で読み取り,その信号がインクジェット
プリンタ用制御装置11に転送される。インクジェット
プリンタ用制御装置11は,その信号によりインクジェ
ットプリンタ9を作動せしめて刷版3上の印刷領域にわ
たって装着胴位置情報の3P−A,3P−B,3P−
C,3P−Dをインキでもって印刷表示する。したがっ
て,その後の作業者による刷版3の版胴1に装着する方
法は,前述したと同様,誤装着のない確実な作業となり
える。
形態をしめした。図3において搬送されてくる刷版上の
1部に装着胴位置情報としてのバーコードを設け,この
バーコードを読み取るバーコードリーダーを設け,この
バーコードリーダーにて読み取った信号をインクジェッ
トプリンタ用制御装置11に転送する。上記構成によれ
ば,搬送されてきた刷版3上のバーコードを,バーコー
ドリーダー21で読み取り,その信号がインクジェット
プリンタ用制御装置11に転送される。インクジェット
プリンタ用制御装置11は,その信号によりインクジェ
ットプリンタ9を作動せしめて刷版3上の印刷領域にわ
たって装着胴位置情報の3P−A,3P−B,3P−
C,3P−Dをインキでもって印刷表示する。したがっ
て,その後の作業者による刷版3の版胴1に装着する方
法は,前述したと同様,誤装着のない確実な作業となり
える。
【0030】刷版マーキング組成物として,下記の組成
にて調整した。刷版マーキング組成物は,繊維芯をペン
先とし,中綿を使用した構成のマーカーペンに収容し,
刷版のマーカー用ペンとした。刷版マーキング組成物の
組成を表1に示す。
にて調整した。刷版マーキング組成物は,繊維芯をペン
先とし,中綿を使用した構成のマーカーペンに収容し,
刷版のマーカー用ペンとした。刷版マーキング組成物の
組成を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】評価結果を表2に示す。 評価結果
【0033】
【表2】
【0034】評価基準は、下記の通りに行った。 <筆記性> 刷版上の筆記の途切れおよび滑らかな
感触 <筆記乾燥性> 刷版上の記録の乾燥性 <密着性> 刷版上の画線を指で擦ったときの刷版
マーキング組成物の取れの有無を確認 <目視の確認性> 刷版上の記録の目視による確認の可
否 <カメラの確認性> 刷版上の記録のカメラによる照合
の可否 <湿し水での溶解性> 刷版上の記録画像に湿し水をな
がし,刷版マーキング組成物の溶解および消失を確認し
た。
感触 <筆記乾燥性> 刷版上の記録の乾燥性 <密着性> 刷版上の画線を指で擦ったときの刷版
マーキング組成物の取れの有無を確認 <目視の確認性> 刷版上の記録の目視による確認の可
否 <カメラの確認性> 刷版上の記録のカメラによる照合
の可否 <湿し水での溶解性> 刷版上の記録画像に湿し水をな
がし,刷版マーキング組成物の溶解および消失を確認し
た。
【0035】<印刷時の消去性> 印刷開始後, 印刷物
にマーカーペンによる記録跡がでなくなるまでの枚数。 <画像への影響> 刷版上の印字画像を消失させたの
ち,この刷版による印刷をおこない,印刷画像にマーカ
ーペンの刷版マーキング組成物による画像形成に起因す
る印刷不良が発生しているかどうかを目視にて評価し
た。なお, インクジェットプリンタと併用して行う際の
インクジェットプリンタ用のインキとしては,表3のイ
ンキを例示でき、インクジェットプリンタの画像は表4
であった。
にマーカーペンによる記録跡がでなくなるまでの枚数。 <画像への影響> 刷版上の印字画像を消失させたの
ち,この刷版による印刷をおこない,印刷画像にマーカ
ーペンの刷版マーキング組成物による画像形成に起因す
る印刷不良が発生しているかどうかを目視にて評価し
た。なお, インクジェットプリンタと併用して行う際の
インクジェットプリンタ用のインキとしては,表3のイ
ンキを例示でき、インクジェットプリンタの画像は表4
であった。
【0036】
【表3】
【0037】PG プロピレングリコー
ル EG エチレングリコール PEG ポリエチレングリコール200 PVP ポリビニルピロリドン PVA ポリビニルアルコール CMC カルボキシメチルセルロース HMC ヒドロキシメチルセルロース EDTA エチレンジアミン4酢酸ナトリウ
ム塩
ル EG エチレングリコール PEG ポリエチレングリコール200 PVP ポリビニルピロリドン PVA ポリビニルアルコール CMC カルボキシメチルセルロース HMC ヒドロキシメチルセルロース EDTA エチレンジアミン4酢酸ナトリウ
ム塩
【0038】
【表4】
【0039】
【発明の効果】本発明により,印刷機の版胴に適数の刷
版を装着する際には,刷版の印刷領域にわたって印刷に
影響のない刷版マーキング組成物により版胴への装着位
置情報を予め記録表示できる。この記録表示は,作業者
が目視可能におおきく刷版に表示できる。この記録表示
された装着胴位置情報により作業者は所定の版胴位置を
容易に,しかも性格に判別できる。装着版胴位置情報の
表示が従来に較べ,一見してわかるようになり,このた
め,誤装着がなくなり,従来よりも確実な装着が可能と
なった。
版を装着する際には,刷版の印刷領域にわたって印刷に
影響のない刷版マーキング組成物により版胴への装着位
置情報を予め記録表示できる。この記録表示は,作業者
が目視可能におおきく刷版に表示できる。この記録表示
された装着胴位置情報により作業者は所定の版胴位置を
容易に,しかも性格に判別できる。装着版胴位置情報の
表示が従来に較べ,一見してわかるようになり,このた
め,誤装着がなくなり,従来よりも確実な装着が可能と
なった。
【0040】また,マーカーペンは,刷版へのソフトな
記録であり,刷版表面への傷つけをともなわない。ま
た,必要に応じた情報を適宜,書き込みできる。したが
って,このような記録に最適である。また,このマーカ
ーに使用する刷版マーキング組成物は,作業者が容易に
目視で認識できる大きさ,色を選択し,さらに,印刷準
備段階の湿し水による接触の段階において,容易に洗浄
除去される。したがって,刷版に直接,位置情報を明確
に記録でき,その後の印刷画像にも影響がでないという
方法を提供できる。また,インクジェットプリンターに
よる情報の修正,作業者が間違ってインクジェットによ
るマーキングを消してしまったとき,このマーカーペン
にて書き込みが可能であり,インクジェットプリンター
による再度の印字を省略できる。
記録であり,刷版表面への傷つけをともなわない。ま
た,必要に応じた情報を適宜,書き込みできる。したが
って,このような記録に最適である。また,このマーカ
ーに使用する刷版マーキング組成物は,作業者が容易に
目視で認識できる大きさ,色を選択し,さらに,印刷準
備段階の湿し水による接触の段階において,容易に洗浄
除去される。したがって,刷版に直接,位置情報を明確
に記録でき,その後の印刷画像にも影響がでないという
方法を提供できる。また,インクジェットプリンターに
よる情報の修正,作業者が間違ってインクジェットによ
るマーキングを消してしまったとき,このマーカーペン
にて書き込みが可能であり,インクジェットプリンター
による再度の印字を省略できる。
【図1】本発明を実施する一実施の形態の例の概念図で
ある。
ある。
【図2】本発明を実施する一実施の形態の例の概念図で
ある。
ある。
【図3】本発明を実施する一実施の形態の例の概念図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1:版胴 2:印刷ヘッド 3:刷版 3P−A:装着の胴位置情報 3P−B:装着の胴位置情報 3P−C:装着の胴位置情報 3P−D:装着の胴位置情報 5:刻印プレート 7:表示装置 9:インクジェットプリンタ 11:インクジェットプリンタ用制御装置 13:版胴管理情報,メモリ 15:上位制御装置 17:CCDカメラ 19:バーコード 21:バーコードリーダ
Claims (8)
- 【請求項1】印刷機の版胴に適数の刷版を装着し,前記
刷版に,前記版胴への装着胴位置情報を刷版表面に、目
視可能なマーキングを付与し,その後,印刷開始後の湿
し水にて刷版表面より前記マーキングの消去を行う,刷
版マーキング付与およびマーキングの消去において,刷
版マーキング組成物が、少なくとも水、水性の染料およ
び水性の定着剤とを含有し,粘度0.9〜20cpsで
あることを特徴とする刷版マーキング組成物。 - 【請求項2】水性の染料が食用色素であることを特徴と
する請求項1記載の刷版マーキング組成物。 - 【請求項3】水性の定着剤が,ポリビニルピロリドン,
ポリビニルアルコール,セルロース系樹脂,糖類から選
ばれる少なくとも1種以上であることを特徴とする請求
項1記載の刷版マーキング組成物。 - 【請求項4】防黴剤を含有することを特徴とする請求項
1記載の刷版マーキング組成物。 - 【請求項5】印刷機の版胴に適数の刷版を装着し,前記
刷版に,前記版胴への装着胴位置情報を刷版表面に、少
なくとも水、水性の染料および水性の定着剤とを含有
し,粘度0.9〜20cpsである刷版マーキング組成
物を用いて目視可能なマーキングを付与することを特徴
とする刷版マーキング方法。 - 【請求項6】水性の染料が食用色素であることを特徴と
する請求項5記載の刷版マーキング方法。 - 【請求項7】水性の定着剤が,ポリビニルピロリドン,
ポリビニルアルコール,セルロース系樹脂,糖類から選
ばれる少なくとも1種以上であることを特徴とする請求
項5記載の刷版マーキング方法。 - 【請求項8】防黴剤を含有することを特徴とする請求項
5記載の刷版マーキング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29369397A JPH11131006A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 刷版マーキング組成物およびそれを用いた刷版マーキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29369397A JPH11131006A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 刷版マーキング組成物およびそれを用いた刷版マーキング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11131006A true JPH11131006A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17798021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29369397A Pending JPH11131006A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 刷版マーキング組成物およびそれを用いた刷版マーキング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11131006A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016008294A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | 日新化成株式会社 | インクジェットインク組成物 |
-
1997
- 1997-10-27 JP JP29369397A patent/JPH11131006A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016008294A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | 日新化成株式会社 | インクジェットインク組成物 |
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