JPH1113125A - 予旋回槽 - Google Patents

予旋回槽

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JPH1113125A
JPH1113125A JP16605497A JP16605497A JPH1113125A JP H1113125 A JPH1113125 A JP H1113125A JP 16605497 A JP16605497 A JP 16605497A JP 16605497 A JP16605497 A JP 16605497A JP H1113125 A JPH1113125 A JP H1113125A
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JP
Japan
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swirl
hole
pump
washer
manhole
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JP16605497A
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Inventor
Sunao Miyauchi
直 宮内
Takeshi Muraguchi
武士 村口
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浮遊スカムや沈砂などをスムーズに排出し
て、これらが堆積するのを防止する。また、予旋回槽お
よび予旋回部が大型化するのに伴い、締結部に負荷され
る力が大きくなっても予旋回部の底部の破損を確実に回
避する。 【解決手段】 ポンプを運転して、ポンプ井2内の水を
少なくとも1つの流入路9を通って予旋回槽7の予旋回
部8に流入させ、ここでポンプ羽根車の回転方向R1と
同じ方向R2に予旋回させる。また、水に混入している
砂などの固形物やスカムなどをポンプの吸込口5の直下
に集める。一方、前記予旋回部8の底部12にワッシヤ
18を載置し、ワッシヤ18の第1の透孔19と底部1
2の第1挿通孔21を通したアンカーボルト23と、ワ
ッシヤ18の第2の透孔20,20,20と底部12の
第2挿通孔22,22,22を通したアンカーボルト2
4にナット15を螺合して、前記底部12をポンプ井2
の底部2Aに締結して、負荷を分散させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚水中継ポンプ場
や排水ポンプ場などのポンプ井の底部やマンホールなど
の底部に設置する予旋回槽に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の汚水中継ポンプ場や排水ポンプ場
などのポンプ井として、図12および図13に示すよう
に、流入水路1の下流端に連通してコンクリート製のポ
ンプ井2が構築され、その底部2AにポンプP1,P2
の吐出ベンド3を固着する台座4,4が形成され、この
台座4,4の直上流位置にポンプP1,P2それぞれの
吸込口5を挿入する落とし孔6が凹設されているものが
知られている。
【0003】このような構造のポンプ井2では、2台の
ポンプP1,P2が交互に運転される。たとえば、ポン
プP1が運転されることにより、ポンプ井2内の水はポ
ンプP1の吸込口5から吸い上げられ、ポンプP2が運
転されることにより、ポンプ井2内の水はポンプP2の
吸込口5から吸い上げられる。
【0004】しかし、前記従来のポンプ井2では、ポン
プP1,P2により浮遊スカムや沈砂などの全てをスム
ーズに排出することが困難であり、経時により落とし孔
6内に沈砂が堆積する欠点を有している。このことは、
図13において、ポンプ井2がいわゆる「ベタ底」で、
落とし孔6および吸込口5を有していない構造の場合に
もいえる。
【0005】そこで、図9および図10に示すように、
ポンプP1,P2の吸込口5を挿入する予旋回部8と、
流入水路1からポンプ井2に流入した水を予旋回部8に
接線方向またはこれに近い方向で導いて、該予旋回部8
内でポンプ羽根車(図示省略)の回転方向R1と同じ方
向R2に旋回する予旋回流を発生させる第1流入路9、
第2流入路10および第3流入路11を備えた強化プラ
スチック(FRP)製の2つの予旋回槽7,7を幅方向
に隣接して落とし孔6に嵌合して設置することが考えら
れる。
【0006】このように、予旋回槽7,7を設置して、
ポンプP1またはP2を運転することにより、ポンプ井
2内の水は第1流入路9、第2流入路10および第3流
入路11の少なくとも1つの流入路を通って予旋回部8
に流入し、該予旋回部8内でポンプ羽根車の回転方向R
1と同じ方向R2に予旋回する。このため、ポンプP1
またはP2の吸込口5の全周から効率よくスムーズ吸込
まれることになる。また、汚水中継ポンプ場では、水に
混入している砂などの固形物やスカムなどがポンプP1
またはP2の吸込口5の直下に集められて水とともに排
出されるから、これらが予旋回部8内に残留・堆積する
欠点を解消することができる。
【0007】ところで、予旋回槽7を落とし孔6に嵌合
して設置する場合、予旋回部8におけるフラットな底部
12の中央部にアンカーボルト挿通孔13を貫設し、こ
のアンカーボルト挿通孔13にアンカーボルト14を挿
通してナット15を螺合締結することで、ワッシャ16
を介してポンプ井2の底部2Aに予旋回槽7を固定して
いる。
【0008】しかし、予旋回部8におけるフラットな底
部12の中央部のみをアンカーボルト14、ナット15
およびワッシャ16によってなる締結部材でポンプ井2
の底部2Aに締結した構造では、予旋回槽7に負荷され
る力が特にフラットな底部12におけるワッシャ16の
外周縁部と対応する部位に集中することになるので、予
旋回槽7および予旋回部8が大型化するのに伴い、予旋
回槽7に負荷される力が大きくなると、底部12におけ
るワッシャ16の外周縁部と対応している部位から破損
する虞れを有している。
【0009】そこで、図11に示すように、予旋回部8
の底部12は、中央部に断面台形状の嵩上部12Aを設
け、この嵩上部12Aを取り囲む環状の溝部12Bとを
備えた有段型断面に構成し、嵩上部12Aの下側空間部
に樹脂パテ17を充填することによって、底部12にお
ける中央部の剛性を高め、嵩上部12Aの中央部に貫設
したアンカーボルト挿通孔13と、樹脂パテ17に貫設
したアンカーボルト挿通孔17Aにアンカーボルト14
を挿通して、ナット15を螺合締結することにより、ワ
ッシャ16を介してポンプ井2の底部2Aに予旋回槽7
を固定する構造が実施されている。
【0010】このように、底部12を有段型断面に構成
しても、嵩上部12Aの頂上12a1の外径よりも相当
に小さい外径をもつワッシャ16が使用されると、締結
力が頂上12a1と立上がり部12a2との境界部Y1
および立上がり部12a2と環状の溝部12Bにおける
溝底との境界部Y2に直接作用しないので、予旋回槽7
に負荷される力によって境界部Y1および境界部Y2は
揺動することになり、予旋回槽7および予旋回部8が大
型化するのに伴い、予旋回槽7に負荷される力が大きく
なると、境界部Y1、Y2から破損する虞れを有してい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来のポン
プ井では、浮遊スカムや沈砂などの全てをスムーズに排
出することが困難であり、経時により沈砂が堆積する欠
点を有している。このような欠点は、強化プラスチック
製の予旋回槽を設置することによって解消できるもの
の、提案されている締結構造では、予旋回槽および予旋
回部が大型化するのに伴い、締結部に負荷される力が大
きくなると、予旋回部の底部が破損する虞れを有してい
る。そこで、本発明は、浮遊スカムや沈砂などの排出が
スムーズになされ、経時によりポンプ井内に沈砂が堆積
するのを防止することができるとともに、予旋回槽およ
び予旋回部が大型化するのに伴い、負荷される力が大き
くなっても予旋回部の底部の破損を確実に回避できる予
旋回槽を提供することを目的としたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の予旋回槽は、流入水路の下流端に
連通して構築されたポンプ井またはマンホール等の底部
に設置されるとともに、ポンプの吸込口を挿入する予旋
回部と、前記流入水路から前記ポンプ井またはマンホー
ル等に流入した水を前記予旋回部に接線方向またはこれ
に近い方向で導いて、該予旋回部内でポンプ羽根車の回
転方向と同じ方向に旋回する予旋回流を発生させる少な
くとも1つの流入路とを備えており、前記予旋回部の底
部がフラットに構成されている予旋回槽あって、前記予
旋回部の底部の中央部に対応する第1の透孔を貫設し、
この第1の透孔より径方向外側の複数箇所のそれぞれに
第2の透孔を貫設したワッシヤが前記予旋回部の底部に
載置されているとともに、この載置状態で前記第1の透
孔と該第1の透孔に連通して前記予旋回部の底部に貫設
された第1挿通孔を通して第1締結部材により前記予旋
回部の底部が前記ポンプ井またはマンホール等の底部に
締結され、かつ前記第2の透孔と該第2の透孔に連通し
て前記予旋回部の底部に貫設された第2挿通孔を通して
第2締結部材により前記予旋回部の底部が前記ポンプ井
またはマンホール等の底部に締結されていることを特徴
としている。また、請求項2に記載の予旋回槽は、流入
水路の下流端に連通して構築されたポンプ井またはマン
ホール等の底部に設置されるとともに、ポンプの吸込口
を挿入する予旋回部と、前記流入水路から前記ポンプ井
またはマンホール等に流入した水を前記予旋回部に接線
方向またはこれに近い方向で導いて、該予旋回部内でポ
ンプ羽根車の回転方向と同じ方向に旋回する予旋回流を
発生させる少なくとも1つの流入路とを備えており、前
記予旋回部の底部が中央部の嵩上げ部と、この嵩上げ部
を取り囲む環状の溝部とを備えた有段型断面に構成され
ている予旋回槽あって、前記嵩上げ部の頂上に第1ワッ
シャが載置され、前記環状の溝部に円周方向の間隔を有
して複数の透孔を貫設した環状の第2ワッシャが載置さ
れているとともに、この載置状態で前記第1ワッシャの
中心孔と該中心孔に連通して前記嵩上げ部の頂上に貫設
された第1挿通孔を通した第1締結部材により前記予旋
回部の底部が前記ポンプ井またはマンホール等の底部に
締結され、かつ前記第2ワッシャの複数の透孔とこれら
複数の透孔に連通して前記環状の溝部に貫設された第2
挿通孔を通した第2締結部材により前記予旋回部の底部
が前記ポンプ井またはマンホール等の底部に締結されて
いることを特徴としている。さらに、請求項3に記載の
予旋回槽は、流入水路の下流端に連通して構築されたポ
ンプ井またはマンホール等の底部に設置されるととも
に、ポンプの吸込口を挿入する予旋回部と、前記流入水
路から前記ポンプ井またはマンホール等に流入した水を
前記予旋回部に接線方向またはこれに近い方向で導い
て、該予旋回部内でポンプ羽根車の回転方向と同じ方向
に旋回する予旋回流を発生させる少なくとも1つの流入
路とを備えているとともに、前記予旋回部の底部が中央
部の嵩上げ部と、この嵩上げ部を取り囲む環状の溝部と
を備えた有段型断面に構成されている予旋回槽あって、
少なくとも前記嵩上げ部の頂上全面を覆う大径のワッシ
ャが該嵩上げ部に被着され、この被着状態で該大径のワ
ッシャの中心孔と該中心孔に連通して前記嵩上げ部の頂
上に貫設された挿通孔を通した締結部材により前記予旋
回部の底部が前記ポンプ井またはマンホール等の底部に
締結されていることを特徴としている。
【0013】請求項1、請求項2および請求項3に記載
の発明によれば、ポンプを運転することにより、ポンプ
井内の水は少なくとも1つの流入路を通って予旋回部に
流入し、該予旋回部内でポンプ羽根車の回転方向と同じ
方向に予旋回する。このため、ポンプの吸込口の全周か
ら効率よくスムーズ吸込むことができる。また、汚水中
継ポンプ場では、水に混入している砂などの固形物やス
カムなどを複数のフラット部の間に設けられているテー
パ部に沿って最深部に下降させ、ポンプの吸込口の直下
に集めることができるので、水とともに容易に排出され
ることになり、予旋回部内に残留・堆積するのを防止す
ることができる。一方、請求項1に記載の発明によれ
ば、予旋回槽は、その予旋回部の底部がワッシヤに貫設
した第1の透孔と、この第1の透孔に連通して予旋回部
の底部に貫設した第1挿通孔を通した第1締結部材およ
びワッシヤに貫設した複数の第2の透孔と、これら第2
の透孔に連通して予旋回部の底部に貫設した第2挿通孔
を通した複数の第2締結部材によって、ポンプ井または
マンホールの底部に締結されるので、予旋回槽に負荷さ
れる力が複数の締結部材に分散される。また、請求項2
に記載の発明によれば、予旋回槽は、その予旋回部の底
部が第1ワッシャの中心孔と、この中心孔に連通して嵩
上げ部の頂上に貫設した第1挿通孔を通した第1締結部
材および第2ワッシャに貫設した複数の透孔を通した複
数の第2締結部材によって、ポンプ井またはマンホール
の底部に締結されるので、予旋回槽に負荷される力が複
数の締結部材に分散される。さらに、請求項3に記載の
発明によれば、予旋回槽は、その予旋回部の底部が少な
くとも嵩上げ部の頂上全面を覆って該嵩上げ部に被着さ
れた大径のワッシャの中心孔と、この中心孔に連通して
嵩上げ部の頂上に貫設した挿通孔を通した締結部材によ
って、ポンプ井またはマンホールの底部に締結されるの
で、締結部材の締結力は大径のワッシャを介して嵩上部
の頂上と立上がり部との境界部に直接作用して、該境界
部および立上がり部と環状の溝部における溝底との境界
部の揺動を抑えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、請求項1に記載の発明に係
る予旋回槽の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は平面図、図2は図1のAーA線断面図である。な
お、図9、図10、図11の比較例および図12、図1
3の従来例と同一もしくは相当部分には、同一符号を付
して詳しい構造説明は省略する。図1および図2におい
て、強化プラスチック(FRP)製の予旋回槽7におけ
る予旋回部8の底部12はフラットに構成されており、
その上の略全面に円板状のワッシヤ18が載置される。
ワッシヤ18には、予旋回部8の底部12の中央部に対
応する第1の透孔19が貫設され、この第1の透孔19
より径方向外側における同心円上の円周方等間隔に設定
した3箇所に第2の透孔20,20,20が貫設されて
いる。また、ワッシヤ18を予旋回部8の底部12に載
置した時に、第1の透孔19に連通する第1挿通孔21
が予旋回部8の底部12に貫設され、かつ第2の透孔2
0,20,20に連通する第2挿通孔22,22,22
が前記底部12に貫設される。
【0015】予旋回槽7は、ポンプ井2の落とし孔6に
嵌合して設置される。ここで、ポンプP1またはP2を
運転することにより、ポンプ井2内の水は第1流入路
9、第2流入路10および第3流入路11の少なくとも
1つの流入路を通って予旋回部8に流入し、該予旋回部
8内でポンプ羽根車の回転方向R1と同じ方向R2に予
旋回する。このため、ポンプP1またはP2の吸込口5
の全周から効率よくスムーズ吸込まれることになる。ま
た、汚水中継ポンプ場では、水に混入している砂などの
固形物やスカムなどをポンプP1またはP2の吸込口5
の直下に集めることができるので、水とともに容易に排
出できる。
【0016】予旋回槽7を落とし孔6に嵌合して設置す
る場合には、ポンプ井2の底部2Aから立上がっている
アンカーボルトによってなる第1締結部材23を第1挿
通孔21と第1の透孔19に通し、かつポンプ井2の底
部2Aから立上がっている3本のアンカーボルトによっ
てなる第2締結部材24,24、24を第2挿通孔2
2,22,22と第2の透孔20,20,20に通し、
第1締結部材23および第2締結部材24,24、24
のそれぞれにナット15を螺合することで、予旋回部8
の底部12をポンプ井2の底部2Aに締結固定する。
【0017】このように、予旋回槽7は、その予旋回部
8の底部12がワッシヤ18に貫設した第1の透孔19
と、この第1の透孔19に連通して予旋回部8の底部1
2に貫設した第1挿通孔21を通したアンカーボルトに
よってなる第1締結部材23とこれに螺合したナット1
5およびワッシヤ18に貫設した3つの第2の透孔2
0,20,20と、これら第2の透孔20,20,20
に連通して予旋回部8の底部12に貫設した3つの第2
挿通孔22,22,22を通したアンカーボルトによっ
てなる複数の第2締結部材24,24、24とこれらに
螺合したナット15によって、ポンプ井2の底部2Aに
締結されるので、予旋回槽7に負荷される力を4つの締
結部材23、24,24、24に分散することができ
る。このため、たとえ予旋回槽7および予旋回部8が大
型化するのに伴って、締結部に負荷される力が大きくな
っても底部12に破損を生じることはない。
【0018】つぎに、請求項2に記載の発明に係る予旋
回槽の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図3は
平面図、図4は図3のBーB線断面図である。なお、図
1および図2の請求項1に記載の発明と同一もしくは相
当部分には、同一符号を付して詳しい構造説明は省略す
る。図3および図4において、予旋回部8の底部12
は、中央部に断面台形状の嵩上部12Aを設け、この嵩
上部12Aを取り囲む環状の溝部12Bとを備えた有段
型断面に構成し、嵩上部12Aの下側空間部に樹脂パテ
17を充填することによって、底部12における中央部
の剛性を高めている。
【0019】嵩上げ部12Aの頂上12a1に第1ワッ
シャ25が載置され、環状の溝部12Bに環状の第2ワ
ッシャ26が載置される。第1ワッシャ25には頂上1
2a1の中央部に対応する中心孔27が設けられてお
り、環状の第2ワッシャ26には円周方等間隔に設定し
た3箇所に透孔28,28,28が貫設されている。ま
た、第1ワッシャ25を嵩上げ部12Aの頂上12a1
に載置した時に、中心孔27に連通する第1挿通孔29
が頂上12a1および嵩上部12Aの下側空間部に充填
されている樹脂パテ17に貫設され、かつ環状の第2ワ
ッシャ26の透孔28,28,28に連通する第2挿通
孔30,30,30が環状の溝部12Bの底に貫設され
る。
【0020】予旋回槽7は、請求項1に記載の発明と同
様に、ポンプ井2の落とし孔6に嵌合して設置される。
したがって、ポンプ井2内の水をポンプP1またはP2
の吸込口5の全周から効率よくスムーズ吸込まむことが
できるとともに、水に混入している砂などの固形物やス
カムなどをポンプP1またはP2の吸込口5の直下に集
めるて、水とともに容易に排出できる。
【0021】予旋回槽7を落とし孔6に嵌合して設置す
る場合には、ポンプ井2の底部2Aから立上がっている
アンカーボルトによってなる第1締結部材23を第1挿
通孔29と中心孔27に通し、かつポンプ井2の底部2
Aから立上がっている3本のアンカーボルトによってな
る第2締結部材24,24、24を第2挿通孔30,3
0,30と透孔28,28,28に通し、第1締結部材
23および第2締結部材24,24、24のそれぞれに
ナット15を螺合することで、予旋回部8の底部12を
ポンプ井2の底部2Aに締結固定する。
【0022】このように、予旋回槽7は、その予旋回部
8の底部12が第1ワッシヤ25の中心孔27と、この
中心孔27に連通して嵩上げ部12Aの頂上12a1に
貫設した第1挿通孔29を通したアンカーボルトによっ
てなる第1締結部材23とこれに螺合したナット15お
よび環状の第2ワッシヤ26に貫設した3つの透孔2
8,28,28と、これら透孔28,28,28に連通
して予旋回部8の底部12に貫設した3つの第2挿通孔
30,30,30を通したアンカーボルトによってなる
複数の第2締結部材24,24、24とこれらに螺合し
たナット15によって、ポンプ井2の底部2Aに締結さ
れるので、予旋回槽7に負荷される力を4つの締結部材
23、24,24、24に分散することができる。この
ため、たとえ予旋回槽7および予旋回部8が大型化する
のに伴って、締結部に負荷される力が大きくなっても底
部12に破損を生じることはない。
【0023】つぎに、請求項3に記載の発明に係る予旋
回槽の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図5は
平面図、図6は図5のCーC線断面図である。なお、図
1および図2の請求項1に記載の発明と同一もしくは相
当部分には、同一符号を付して詳しい構造説明は省略す
る。図5および図6において、予旋回部8の底部12
は、中央部に断面台形状の嵩上部12Aを設け、この嵩
上部12Aを取り囲む環状の溝部12Bとを備えた有段
型断面に構成し、嵩上部12Aの下側空間部に樹脂パテ
17を充填することによって、底部12における中央部
の剛性を高めている。
【0024】嵩上げ部12Aの頂上12a1には、その
全面を覆う大径のワッシャ31が載置される。大径のワ
ッシャ31には頂上12a1の中央部に対応する中心孔
32が設けられており、頂上12a1への載置状態で中
心孔32に連通する挿通孔33が頂上12a1および嵩
上部12Aの下側空間部に充填されている樹脂パテ17
に貫設される。
【0025】予旋回槽7は、請求項1および請求項2に
記載の発明と同様に、ポンプ井2の落とし孔6に嵌合し
て設置される。したがって、ポンプ井2内の水をポンプ
P1またはP2の吸込口5の全周から効率よくスムーズ
吸込まむことができるとともに、水に混入している砂な
どの固形物やスカムなどをポンプP1またはP2の吸込
口5の直下に集めるて、水とともに容易に排出できる。
【0026】予旋回槽7を落とし孔6に嵌合して設置す
る場合には、ポンプ井2の底部2Aから立上がっている
アンカーボルトによってなる第1締結部材23を挿通孔
33と中心孔32に通し、これにナット15を螺合する
ことで、予旋回部8の底部12をポンプ井2の底部2A
に締結固定する。
【0027】このように、予旋回槽7は、その予旋回部
8の底部12が嵩上げ部12Aの頂上12a1の全面を
覆って嵩上げ部12に載置された大径のワッシャ31の
中心孔32と、この中心孔32に連通して嵩上げ部12
Aの頂上12a1に貫設した挿通孔33を通したアンカ
ーボルトによってなる締結部材23とこれに螺合したナ
ット15によって、ポンプ井2の底部2Aに締結される
ので、締結部材23の締結力は大径のワッシャ31を介
して嵩上部12Aの頂上12a1と立上がり部12a2
との境界部Y1に直接作用して、該境界部Y1および立
上がり部12a2と環状の溝部12Bにおける溝底との
境界部Y2の揺動を抑えることができる。このため、た
とえ予旋回槽7および予旋回部8が大型化するのに伴っ
て、締結部に負荷される力が大きくなっても底部12に
破損を生じることはない。
【0028】前記請求項1に記載の発明に係る実施の形
態では、円板状の無垢のワッシヤ18を使用している
が、図7(A)に示すように、複数の切欠18a,18
aを設けることで重量の軽減を図って第1の透孔19お
よび第2の透孔20,20,20を貫設した円板状のワ
ッシヤ18あるいは図7(B)に示すように、放射状に
延びるアーム18A,18A…を備え、第1の透孔19
および第2の透孔20,20,20を貫設したワッシヤ
18を使用してもよい。また、前記請求項3に記載の発
明に係る実施の形態では、嵩上げ部12Aの頂上12a
1の全面を覆って嵩上げ部12に載置される大径のワッ
シャ31を使用しているが、図8に示すように、嵩上げ
部12Aの頂上12a1と立上がり部12a2に被着で
きる大径のワッシャ31を使用してもよい。
【0029】なお、前記各実施の形態では、ポンプ井2
の落とし孔6に2つの予旋回槽7A,7Bを嵌合固定
し、2台のポンプP1,P2を使用しているが、予旋回
槽7A,7BとポンプP1,P2の数は2つのみに限定
されるものではなく、図示例よりも小さい落とし孔6に
1つの予旋回槽のみを嵌合固定し、1台のポンプのみを
使用した構造あるいは図示例よりも大きい落とし孔6に
3つ以上の予旋回槽を嵌合固定し、3台以上のポンプを
使用した構造であってもよい。
【0030】さらに、予旋回槽7を汚水中継ポンプ場や
排水ポンプ場などのポンプ井2の底部に設置した構成で
説明しているが、マンホールの底部に設置される予旋回
槽にも適用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ポンプ
を運転することにより、ポンプ井内の水は少なくとも1
つの流入路を通って予旋回部に流入し、該予旋回部内で
ポンプ羽根車の回転方向と同じ方向に予旋回する。この
ため、ポンプの吸込口の全周から効率よくスムーズ吸込
むことができる。また、汚水中継ポンプ場では、水に混
入している砂などの固形物やスカムなどをポンプの吸込
口の直下に集めることができるので、水とともに容易に
排出されることになり、予旋回部内に残留・堆積するの
を防止することができるとともに、たとえ予旋回槽およ
び予旋回部が大型化するのに伴って、締結部に負荷され
る力が大きくなっても、予旋回部の底部の破損を確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施の形態を示す平
面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】請求項2に記載の発明の一実施の形態を示す平
面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】請求項3に記載の発明の一実施の形態を示す平
面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】(A)(B)は請求項1に記載の発明に係るワ
ッシヤの変形例を示す平面図である。
【図8】請求項3に記載の発明に係るワッシヤの変形例
を示す縦断面図である。
【図9】比較例の平面図である。
【図10】図9のD−D線断面図である。
【図11】比較例における予旋回部の異なる底部を示す
縦断面図である。
【図12】従来例の平面図である。
【図13】図12のE−E線断面図である。
【符号の説明】
1 流入水路 2 ポンプ井 2A ポンプ井の底部 5 ポンプの吸込口 7 予旋回槽 8 予旋回部 9 第1流入路(流入路) 10 第2流入路(流入路) 11 第3流入路(流入路) 12 予旋回部の底部 12A 嵩上げ部 12a1 嵩上げ部の頂上 12a2 嵩上げ部の立上がり部 12B 環状の溝部 18 ワッシヤ 19 第1の透孔 20 第2の透孔 21 第1挿通孔 22 第2挿通孔 23 アンカーボルト(第1締結部材) 24 アンカーボルト(第2締結部材) 25 第1ワッシヤ 26 環状の第2ワッシヤ 27 中心孔 28 透孔 29 第1挿通孔 30 第2挿通孔 31 大径のワッシヤ 32 中心孔 33 挿通孔 P1 ポンプ P2 ポンプ R1 ポンプ羽根車の回転方向 R2 予旋回流の回転方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入水路の下流端に連通して構築された
    ポンプ井またはマンホール等の底部に設置されるととも
    に、ポンプの吸込口を挿入する予旋回部と、前記流入水
    路から前記ポンプ井またはマンホール等に流入した水を
    前記予旋回部に接線方向またはこれに近い方向で導い
    て、該予旋回部内でポンプ羽根車の回転方向と同じ方向
    に旋回する予旋回流を発生させる少なくとも1つの流入
    路とを備えており、前記予旋回部の底部がフラットに構
    成されている予旋回槽あって、前記予旋回部の底部の中
    央部に対応する第1の透孔を貫設し、この第1の透孔よ
    り径方向外側の複数箇所のそれぞれに第2の透孔を貫設
    したワッシヤが前記予旋回部の底部に載置されていると
    ともに、この載置状態で前記第1の透孔と該第1の透孔
    に連通して前記予旋回部の底部に貫設された第1挿通孔
    を通して第1締結部材により前記予旋回部の底部が前記
    ポンプ井またはマンホール等の底部に締結され、かつ前
    記第2の透孔と該第2の透孔に連通して前記予旋回部の
    底部に貫設された第2挿通孔を通して第2締結部材によ
    り前記予旋回部の底部が前記ポンプ井またはマンホール
    等の底部に締結されていることを特徴とする予旋回槽。
  2. 【請求項2】 流入水路の下流端に連通して構築された
    ポンプ井またはマンホール等の底部に設置されるととも
    に、ポンプの吸込口を挿入する予旋回部と、前記流入水
    路から前記ポンプ井またはマンホール等に流入した水を
    前記予旋回部に接線方向またはこれに近い方向で導い
    て、該予旋回部内でポンプ羽根車の回転方向と同じ方向
    に旋回する予旋回流を発生させる少なくとも1つの流入
    路とを備えており、前記予旋回部の底部が中央部の嵩上
    げ部と、この嵩上げ部を取り囲む環状の溝部とを備えた
    有段型断面に構成されている予旋回槽あって、前記嵩上
    げ部の頂上に第1ワッシャが載置され、前記環状の溝部
    に円周方向の間隔を有して複数の透孔を貫設した環状の
    第2ワッシャが載置されているとともに、この載置状態
    で前記第1ワッシャの中心孔と該中心孔に連通して前記
    嵩上げ部の頂上に貫設された第1挿通孔を通した第1締
    結部材により前記予旋回部の底部が前記ポンプ井または
    マンホール等の底部に締結され、かつ前記第2ワッシャ
    の複数の透孔とこれら複数の透孔に連通して前記環状の
    溝部に貫設された第2挿通孔を通した第2締結部材によ
    り前記予旋回部の底部が前記ポンプ井またはマンホール
    等の底部に締結されていることを特徴とする予旋回槽。
  3. 【請求項3】 流入水路の下流端に連通して構築された
    ポンプ井またはマンホール等の底部に設置されるととも
    に、ポンプの吸込口を挿入する予旋回部と、前記流入水
    路から前記ポンプ井またはマンホール等に流入した水を
    前記予旋回部に接線方向またはこれに近い方向で導い
    て、該予旋回部内でポンプ羽根車の回転方向と同じ方向
    に旋回する予旋回流を発生させる少なくとも1つの流入
    路とを備えているとともに、前記予旋回部の底部が中央
    部の嵩上げ部と、この嵩上げ部を取り囲む環状の溝部と
    を備えた有段型断面に構成されている予旋回槽あって、
    少なくとも前記嵩上げ部の頂上全面を覆う大径のワッシ
    ャが該嵩上げ部に被着され、この被着状態で該大径のワ
    ッシャの中心孔と該中心孔に連通して前記嵩上げ部の頂
    上に貫設された挿通孔を通した締結部材により前記予旋
    回部の底部が前記ポンプ井またはマンホール等の底部に
    締結されていることを特徴とする予旋回槽。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004087306A1 (ja) * 2003-03-28 2004-10-14 Suntory Limited 固形物の排出機構及び排出方法
JP2011144616A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Torao Inoue ポンプによる揚泥方法及び揚泥設備

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