JPH1113158A - 通気用受け材及びそれを用いた外壁通気構造 - Google Patents
通気用受け材及びそれを用いた外壁通気構造Info
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- JPH1113158A JPH1113158A JP16974897A JP16974897A JPH1113158A JP H1113158 A JPH1113158 A JP H1113158A JP 16974897 A JP16974897 A JP 16974897A JP 16974897 A JP16974897 A JP 16974897A JP H1113158 A JPH1113158 A JP H1113158A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各構造材1,2,3及び各外壁材17の間に
介在され、この各構造材1,2,3及び各外壁材17の
対向方向と直角の幅方向に対向する両側面間に亘り複数
の切欠き凹部11,11,…が形成された各通気用受け
材8に対して、各外壁材17内部の通気性を維持しつ
つ、その内部への虫の進入や炎の燃え上りを防止する。 【解決手段】 各通気用受け材8を、各切欠き凹部11
を有する受け材本体9と、空気を通す多数の空気連通孔
14,14,…を有する板状物10とで構成し、その板
状物10を少なくとも各切欠き凹部11を覆うように受
け材本体9の一方の側面9bに取り付けるようにする。
介在され、この各構造材1,2,3及び各外壁材17の
対向方向と直角の幅方向に対向する両側面間に亘り複数
の切欠き凹部11,11,…が形成された各通気用受け
材8に対して、各外壁材17内部の通気性を維持しつ
つ、その内部への虫の進入や炎の燃え上りを防止する。 【解決手段】 各通気用受け材8を、各切欠き凹部11
を有する受け材本体9と、空気を通す多数の空気連通孔
14,14,…を有する板状物10とで構成し、その板
状物10を少なくとも各切欠き凹部11を覆うように受
け材本体9の一方の側面9bに取り付けるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造材及び外装材
の間に介在され、その構造材及び外装材の対向方向と直
角の幅方向に対向する両側面間に亘り通気部が形成され
た通気用受け材及びそれを用いた外壁通気構造に関する
技術分野に属する。
の間に介在され、その構造材及び外装材の対向方向と直
角の幅方向に対向する両側面間に亘り通気部が形成され
た通気用受け材及びそれを用いた外壁通気構造に関する
技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開昭56−2910
7号公報や特開平5−5330号公報に示されているよ
うに、胴縁材に通気用孔や切欠き凹部等の通気部を形成
し、外装材内部の通気性を向上させてその耐久性を向上
させるようにすることが提案されている。また、実開昭
63−174215号公報に示されているように、少な
くとも上下枠部に通気用孔等を設けた枠組構造が知られ
ている。
7号公報や特開平5−5330号公報に示されているよ
うに、胴縁材に通気用孔や切欠き凹部等の通気部を形成
し、外装材内部の通気性を向上させてその耐久性を向上
させるようにすることが提案されている。また、実開昭
63−174215号公報に示されているように、少な
くとも上下枠部に通気用孔等を設けた枠組構造が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サイディン
グ材を外装材として使用する場合、柱、間柱及び横架材
等の構造材の外面側に通気性防水シートを貼り、この通
気性防水シートの外面側で上記構造材に胴縁材を止め付
け、この胴縁材の外面側に外壁材(サイディング材)を
止め付けた壁構造とする。そして、この場合も、上記従
来例のように、外壁材及び防水シート間の空間(壁内
部)に結露水が発生してもその壁内部を通気乾燥させる
ことによって、構造材の耐久性を向上させるようにする
ことが考えられる。
グ材を外装材として使用する場合、柱、間柱及び横架材
等の構造材の外面側に通気性防水シートを貼り、この通
気性防水シートの外面側で上記構造材に胴縁材を止め付
け、この胴縁材の外面側に外壁材(サイディング材)を
止め付けた壁構造とする。そして、この場合も、上記従
来例のように、外壁材及び防水シート間の空間(壁内
部)に結露水が発生してもその壁内部を通気乾燥させる
ことによって、構造材の耐久性を向上させるようにする
ことが考えられる。
【0004】そこで、上記外壁材及び防水シート間の空
間の通気性を確保するには、その空間がその周囲の胴縁
材により略密閉状とされているため、上記従来例の胴縁
材の如く、その胴縁材に、上記構造材及び外壁材の対向
方向と直角の幅方向に対向する両側面間に亘って通気用
孔や切欠き凹部等の通気部を設ける必要がある。
間の通気性を確保するには、その空間がその周囲の胴縁
材により略密閉状とされているため、上記従来例の胴縁
材の如く、その胴縁材に、上記構造材及び外壁材の対向
方向と直角の幅方向に対向する両側面間に亘って通気用
孔や切欠き凹部等の通気部を設ける必要がある。
【0005】しかし、胴縁材に通気用孔や切欠き凹部等
の通気部を設けるのみでは、以下のような問題が発生す
る。すなわち、 胴縁材の通気部から虫が進入して壁内部に巣を作る
ことがある。
の通気部を設けるのみでは、以下のような問題が発生す
る。すなわち、 胴縁材の通気部から虫が進入して壁内部に巣を作る
ことがある。
【0006】 胴縁材の側面全体に対する通気開口率
を大きくすると、火災時に炎が通気部内を伝わって壁内
部に延焼が速く広がる。これを防止するには、一般に、
上記通気開口率を7%以下にする必要があり、その場合
には通気性が悪化してしまう。
を大きくすると、火災時に炎が通気部内を伝わって壁内
部に延焼が速く広がる。これを防止するには、一般に、
上記通気開口率を7%以下にする必要があり、その場合
には通気性が悪化してしまう。
【0007】 上記特開平5−5330号公報に示さ
れている胴縁材のように、胴縁材の内面側(防水シート
側)に切欠き凹部を形成すると、その胴縁材により防水
シートを均一に押さえることができず、比較的強い風が
切欠き凹部内に入ると、その切欠き凹部内に防水シート
が撓んでその通気部を閉塞する場合があり、所望の通気
性が確保されないという問題がある。
れている胴縁材のように、胴縁材の内面側(防水シート
側)に切欠き凹部を形成すると、その胴縁材により防水
シートを均一に押さえることができず、比較的強い風が
切欠き凹部内に入ると、その切欠き凹部内に防水シート
が撓んでその通気部を閉塞する場合があり、所望の通気
性が確保されないという問題がある。
【0008】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、上述の如く通気部を
有する胴縁材と同様の通気用受け材に対して、その構成
を改良することによって、壁内部の通気性を維持しつ
つ、その内部への虫の進入や炎の燃え上りを防止すると
ともに、通気部がたとえ受け材の防水シート側に形成さ
れていても、防水シートの通気部内への浮き上りを防止
して通気性を確保しようとすることにある。尚、ここで
上記従来技術の胴縁材と本発明の受け材とは、どちらも
構造材と外装材との間に介在し、通気空間を設けるため
の部材であるが、本発明の受け材は所定の仕様に基づい
て構造材に強固に釘着一体化されて耐力壁構造に寄与す
るものであり、胴縁材は単に外装材を固定するだけで耐
力壁としての構造は得られないという違いがある。
であり、その目的とするところは、上述の如く通気部を
有する胴縁材と同様の通気用受け材に対して、その構成
を改良することによって、壁内部の通気性を維持しつ
つ、その内部への虫の進入や炎の燃え上りを防止すると
ともに、通気部がたとえ受け材の防水シート側に形成さ
れていても、防水シートの通気部内への浮き上りを防止
して通気性を確保しようとすることにある。尚、ここで
上記従来技術の胴縁材と本発明の受け材とは、どちらも
構造材と外装材との間に介在し、通気空間を設けるため
の部材であるが、本発明の受け材は所定の仕様に基づい
て構造材に強固に釘着一体化されて耐力壁構造に寄与す
るものであり、胴縁材は単に外装材を固定するだけで耐
力壁としての構造は得られないという違いがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、通気用受け材として、空気を通す
多数の空気連通孔を有する板状物が通気部を覆うように
取り付けられているものとした。
めに、この発明では、通気用受け材として、空気を通す
多数の空気連通孔を有する板状物が通気部を覆うように
取り付けられているものとした。
【0010】具体的には、請求項1の発明では、構造材
及び外装材の間に介在され、該構造材及び外装材の対向
方向と直角の幅方向に対向する両側面間に亘り通気部が
形成された通気用受け材を対象とする。
及び外装材の間に介在され、該構造材及び外装材の対向
方向と直角の幅方向に対向する両側面間に亘り通気部が
形成された通気用受け材を対象とする。
【0011】そして、空気を通す多数の空気連通孔を有
する板状物が、少なくとも上記通気部を覆うように取り
付けられていることを特徴とする。
する板状物が、少なくとも上記通気部を覆うように取り
付けられていることを特徴とする。
【0012】このことにより、空気連通孔を、空気が通
過可能でかつ虫が進入不能の大きさにすれば、壁内部へ
の虫の進入は容易に防ぐことができる。そして、この空
気連通孔を板状物に多数設けることで、板状物を取り付
けても受け材の側面全体に対する通気開口率を殆ど低下
させることはない。また、板状物をガラス繊維等の不燃
性材料とすることで、炎の燃え上りを防止することがで
きる。よって、壁内部の通気性を維持しつつ、防虫性及
び防火性を向上させることができる。
過可能でかつ虫が進入不能の大きさにすれば、壁内部へ
の虫の進入は容易に防ぐことができる。そして、この空
気連通孔を板状物に多数設けることで、板状物を取り付
けても受け材の側面全体に対する通気開口率を殆ど低下
させることはない。また、板状物をガラス繊維等の不燃
性材料とすることで、炎の燃え上りを防止することがで
きる。よって、壁内部の通気性を維持しつつ、防虫性及
び防火性を向上させることができる。
【0013】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、板状物は、通気部以外の部分に空気連通孔を有し
ない取付部を備えているものとする。
いて、板状物は、通気部以外の部分に空気連通孔を有し
ない取付部を備えているものとする。
【0014】このことで、板状物を、空気連通孔を有し
ない取付部においてタッカー等で比較的容易にかつ強固
に受け材の本体等に固定することができる。よって、板
状物の組付作業性及び信頼性を向上させることができ
る。
ない取付部においてタッカー等で比較的容易にかつ強固
に受け材の本体等に固定することができる。よって、板
状物の組付作業性及び信頼性を向上させることができ
る。
【0015】請求項3の発明は、通気受け材を用いた外
壁通気構造に関するものであり、この発明では、建築物
の柱、間柱及び横架材からなる構造材の外面側に、該外
面側に貼られた通気性防水シートを介在させて請求項1
又は2記載の通気用受け材が取り付けられ、該通気用受
け材の外面側に外装材が止め付けられているものとす
る。
壁通気構造に関するものであり、この発明では、建築物
の柱、間柱及び横架材からなる構造材の外面側に、該外
面側に貼られた通気性防水シートを介在させて請求項1
又は2記載の通気用受け材が取り付けられ、該通気用受
け材の外面側に外装材が止め付けられているものとす
る。
【0016】この発明により、外装材及び防水シート間
の空間の通気性を容易にかつ安定的に確保することがで
きるとともに、防虫及び防火効果を向上させることがで
きる。また、受け材の防水シート側に切欠き凹部を形成
する場合、板状物がない状態では、防水シートを均一に
押さえることができないので、強風が切欠き凹部内に吹
き込むと、その凹部内に防水シートが撓んで通気性が悪
化する要因となる。しかし、この発明では、板状物の防
水シート側端面により防水シートを均一に押さえること
ができるとともに、板状物により強風が弱められるの
で、防水シートが切欠き凹部内に浮き上がることがな
く、その通気性を良好に維持することができる。よっ
て、通気部が受け材の防水シート側に形成されていて
も、防水シートの通気部内への浮き上りを防止して通気
性を確保することができ、構造材等の耐久性を確実に向
上させることができる。
の空間の通気性を容易にかつ安定的に確保することがで
きるとともに、防虫及び防火効果を向上させることがで
きる。また、受け材の防水シート側に切欠き凹部を形成
する場合、板状物がない状態では、防水シートを均一に
押さえることができないので、強風が切欠き凹部内に吹
き込むと、その凹部内に防水シートが撓んで通気性が悪
化する要因となる。しかし、この発明では、板状物の防
水シート側端面により防水シートを均一に押さえること
ができるとともに、板状物により強風が弱められるの
で、防水シートが切欠き凹部内に浮き上がることがな
く、その通気性を良好に維持することができる。よっ
て、通気部が受け材の防水シート側に形成されていて
も、防水シートの通気部内への浮き上りを防止して通気
性を確保することができ、構造材等の耐久性を確実に向
上させることができる。
【0017】
(実施形態1)図1〜図3は、本発明の実施形態1に係
る通気用受け材8,8,…を用いた外壁通気構造を示
し、上下方向に延びる互いに平行な2本の柱1,1の間
に、該各柱1と平行に3本の間柱2,2,…が略等間隔
に設けられている。この各柱1及び各間柱2は、上下端
部及びその中間部において3本の横架材3,3,…によ
り結合され、各柱1、各間柱2及び各横架材3は全て構
造材とされている。
る通気用受け材8,8,…を用いた外壁通気構造を示
し、上下方向に延びる互いに平行な2本の柱1,1の間
に、該各柱1と平行に3本の間柱2,2,…が略等間隔
に設けられている。この各柱1及び各間柱2は、上下端
部及びその中間部において3本の横架材3,3,…によ
り結合され、各柱1、各間柱2及び各横架材3は全て構
造材とされている。
【0018】上記各柱1、各間柱2及び各横架材3の外
面側には、1枚の通気性防水シート5が貼られ、その防
水シート5を介在させた状態で上記各柱1、各間柱2及
び各横架材3にそれぞれ通気用受け材8,8,…が釘に
より取り付けられている。この各受け材8の長手方向
は、その各受け材8が取り付けられている各柱1、各間
柱2及び各横架材3の長手方向とそれぞれ一致するよう
になされている。そして、上記各受け材8の外面側に
は、外装材としての3枚の矩形状外壁材(サイディング
材)17,17,…が複数の釘18,18,…によりそ
れぞれ取り付けられている。このことで、各受け材8は
上記各構造材1,2,3及び各外壁材17の間に介在さ
れていることになる。
面側には、1枚の通気性防水シート5が貼られ、その防
水シート5を介在させた状態で上記各柱1、各間柱2及
び各横架材3にそれぞれ通気用受け材8,8,…が釘に
より取り付けられている。この各受け材8の長手方向
は、その各受け材8が取り付けられている各柱1、各間
柱2及び各横架材3の長手方向とそれぞれ一致するよう
になされている。そして、上記各受け材8の外面側に
は、外装材としての3枚の矩形状外壁材(サイディング
材)17,17,…が複数の釘18,18,…によりそ
れぞれ取り付けられている。このことで、各受け材8は
上記各構造材1,2,3及び各外壁材17の間に介在さ
れていることになる。
【0019】上記各通気用受け材8は、図4〜図6に示
すように、受け材本体9と、この受け材本体9に取り付
けられた板状物10とからなる。上記受け材本体9は、
上記各構造材1,2,3及び各外壁材17の対向方向
(受け材本体9の厚み方向)と直角の幅方向に対向する
両側面9a,9b間に亘り通気部としての複数の切欠き
凹部11,11,…が受け材本体9の長手方向に略等間
隔で形成されている。この各切欠き凹部11は、受け材
本体9の内面側(防水シート5側)に円弧状に形成され
ている。
すように、受け材本体9と、この受け材本体9に取り付
けられた板状物10とからなる。上記受け材本体9は、
上記各構造材1,2,3及び各外壁材17の対向方向
(受け材本体9の厚み方向)と直角の幅方向に対向する
両側面9a,9b間に亘り通気部としての複数の切欠き
凹部11,11,…が受け材本体9の長手方向に略等間
隔で形成されている。この各切欠き凹部11は、受け材
本体9の内面側(防水シート5側)に円弧状に形成され
ている。
【0020】一方、上記板状物10は、空気を通す多数
の略円形状の空気連通孔14,14,…を有し、上記受
け材本体9の各切欠き凹部11を覆うように該受け材本
体9の一方の側面(両柱1,1及び上下端部の横架材
3,3に取り付けられた各受け材8では、その各受け材
8によって囲まれた側とは反対側の側面:外周側側面)
9bに取付固定されている。この板状物10は、その幅
及び長さがその板状物10が取り付けられる受け材本体
9の厚み及び長さとそれぞれ略等しく形成され、その受
け材本体9の側面9b全体に設けられている。このこと
で、図5に示すように、板状物10は、受け材本体9で
は防水シート5を押さえることができない各切欠き凹部
11の箇所においてもその内面側(防水シート5側)の
端面により防水シート5を押さえることができるように
なっている。
の略円形状の空気連通孔14,14,…を有し、上記受
け材本体9の各切欠き凹部11を覆うように該受け材本
体9の一方の側面(両柱1,1及び上下端部の横架材
3,3に取り付けられた各受け材8では、その各受け材
8によって囲まれた側とは反対側の側面:外周側側面)
9bに取付固定されている。この板状物10は、その幅
及び長さがその板状物10が取り付けられる受け材本体
9の厚み及び長さとそれぞれ略等しく形成され、その受
け材本体9の側面9b全体に設けられている。このこと
で、図5に示すように、板状物10は、受け材本体9で
は防水シート5を押さえることができない各切欠き凹部
11の箇所においてもその内面側(防水シート5側)の
端面により防水シート5を押さえることができるように
なっている。
【0021】また、上記板状物10において、受け材本
体9の切欠き凹部11に対応した受け材本体9の厚み方
向略中央部(板状物10の幅方向略中央部)から内面側
のみに上記各空気連通孔14が形成されている。そし
て、その板状物10において受け材本体9の厚み方向略
中央部から外面側は、この板状物10をタッカーで受け
材本体9の各切欠き凹部11以外の部分に取り付けるた
めの取付部15とされ、この取付部15には空気連通孔
等の孔は全く形成されていない。
体9の切欠き凹部11に対応した受け材本体9の厚み方
向略中央部(板状物10の幅方向略中央部)から内面側
のみに上記各空気連通孔14が形成されている。そし
て、その板状物10において受け材本体9の厚み方向略
中央部から外面側は、この板状物10をタッカーで受け
材本体9の各切欠き凹部11以外の部分に取り付けるた
めの取付部15とされ、この取付部15には空気連通孔
等の孔は全く形成されていない。
【0022】さらに、上記板状物10の各空気連通孔1
4の直径は0.1〜3mmとされている。すなわち、こ
の各空気連通孔14の直径は、0.1mmよりも小さい
と各空気連通孔14ないし各切欠き凹部11から各外壁
材17及び防水シート5間の空間(各外壁材17内部)
への通気性の悪化を招く一方、3mmよりも大きいとそ
の内部への虫の進入や炎の燃え上がりを有効に防止する
ことができなくなるので、0.1〜3mmとしている。
4の直径は0.1〜3mmとされている。すなわち、こ
の各空気連通孔14の直径は、0.1mmよりも小さい
と各空気連通孔14ないし各切欠き凹部11から各外壁
材17及び防水シート5間の空間(各外壁材17内部)
への通気性の悪化を招く一方、3mmよりも大きいとそ
の内部への虫の進入や炎の燃え上がりを有効に防止する
ことができなくなるので、0.1〜3mmとしている。
【0023】したがって、上記実施形態1では、各構造
材1,2,3及び各外装材17の間に介在された各通気
用受け材8が、各切欠き凹部11を有する受け材本体9
と、直径が0.1〜3mmの空気を通す多数の空気連通
孔14,14,…を有する板状物10とからなり、この
板状物10が各切欠き凹部11を覆うよう受け材本体9
に取り付けられているので、各空気連通孔14ないし各
切欠き凹部11から各外壁材17内部への虫の進入を容
易に防止することができる。そして、板状物10には各
空気連通孔14が多数設けられているので、この板状物
10を受け材本体9に取り付けても各受け材8の側面全
体に対する通気開口率を殆ど低下させることはない。ま
た、板状物10をガラス繊維等の不燃性材料とすれば、
板状物10の燃焼を防止することができる。さらに、各
切欠き凹部11が受け材本体9の防水シート5側に形成
されていて、受け材本体9のみでは防水シート5を均一
に押さえることができず、強風が切欠き凹部11内に吹
き込むと、その凹部11内に防水シート5が撓んで通気
性が悪化する要因となる。しかし、この実施形態では、
板状物10の防水シート5側の端面により防水シート5
を均一に押さえることができるとともに、板状物10に
より強風が弱められるので、防水シート5の各切欠き凹
部11内への浮き上がりによってその通気性が阻害され
るという問題はない。よって、各外壁材17内部の通気
性を維持しつつ、防虫性及び防火性を向上させることが
でき、延いては各構造材1,2,3等の耐久性を向上さ
せることができる。
材1,2,3及び各外装材17の間に介在された各通気
用受け材8が、各切欠き凹部11を有する受け材本体9
と、直径が0.1〜3mmの空気を通す多数の空気連通
孔14,14,…を有する板状物10とからなり、この
板状物10が各切欠き凹部11を覆うよう受け材本体9
に取り付けられているので、各空気連通孔14ないし各
切欠き凹部11から各外壁材17内部への虫の進入を容
易に防止することができる。そして、板状物10には各
空気連通孔14が多数設けられているので、この板状物
10を受け材本体9に取り付けても各受け材8の側面全
体に対する通気開口率を殆ど低下させることはない。ま
た、板状物10をガラス繊維等の不燃性材料とすれば、
板状物10の燃焼を防止することができる。さらに、各
切欠き凹部11が受け材本体9の防水シート5側に形成
されていて、受け材本体9のみでは防水シート5を均一
に押さえることができず、強風が切欠き凹部11内に吹
き込むと、その凹部11内に防水シート5が撓んで通気
性が悪化する要因となる。しかし、この実施形態では、
板状物10の防水シート5側の端面により防水シート5
を均一に押さえることができるとともに、板状物10に
より強風が弱められるので、防水シート5の各切欠き凹
部11内への浮き上がりによってその通気性が阻害され
るという問題はない。よって、各外壁材17内部の通気
性を維持しつつ、防虫性及び防火性を向上させることが
でき、延いては各構造材1,2,3等の耐久性を向上さ
せることができる。
【0024】また、板状物10は、各切欠き凹部11以
外の部分に空気連通孔等を有しない取付部15を備えて
いるので、板状物10を各空気連通孔14を有する部分
で受け材本体9に取り付ける場合よりも、その取付部1
5においてタッカー、接着剤又はテープ等で容易にかつ
強固に取付固定することができる。よって、板状物10
の組付作業性及び信頼性を向上させることができる。
外の部分に空気連通孔等を有しない取付部15を備えて
いるので、板状物10を各空気連通孔14を有する部分
で受け材本体9に取り付ける場合よりも、その取付部1
5においてタッカー、接着剤又はテープ等で容易にかつ
強固に取付固定することができる。よって、板状物10
の組付作業性及び信頼性を向上させることができる。
【0025】(実施形態2)図7及び図8は本発明の実
施形態2を示し(尚、以下の各実施形態では図6と同じ
部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略
する)、各通気用受け材8の受け材本体9に形成した通
気部とその受け材本体9の側面9bに取り付けられてい
る板状物10とが上記実施形態1と異なる。
施形態2を示し(尚、以下の各実施形態では図6と同じ
部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略
する)、各通気用受け材8の受け材本体9に形成した通
気部とその受け材本体9の側面9bに取り付けられてい
る板状物10とが上記実施形態1と異なる。
【0026】すなわち、この実施形態では、図7に示す
ように、受け材本体9の両側面9a,9bの厚み方向略
中央部に、通気部としての複数の略円形状通気用孔1
2,12,…が受け材本体9の長手方向に略等間隔で設
けられている。そして、板状物10は、図8に示すよう
に、全体が網目状のものとされ、その略正方形状の隙間
が空気連通孔14とされている。そして、上記実施形態
1と同様に、上記板状物10が受け材本体9の一方の側
面9b全体に取り付けられている。上記各空気連通孔1
4の各辺の長さは、上記実施形態1と同様の理由から
0.1〜3mmとされている。尚、各空気連通孔14の
各辺の長さは、1mm〜1.5mm(14〜18メッシ
ュ)とすることがより望ましい。
ように、受け材本体9の両側面9a,9bの厚み方向略
中央部に、通気部としての複数の略円形状通気用孔1
2,12,…が受け材本体9の長手方向に略等間隔で設
けられている。そして、板状物10は、図8に示すよう
に、全体が網目状のものとされ、その略正方形状の隙間
が空気連通孔14とされている。そして、上記実施形態
1と同様に、上記板状物10が受け材本体9の一方の側
面9b全体に取り付けられている。上記各空気連通孔1
4の各辺の長さは、上記実施形態1と同様の理由から
0.1〜3mmとされている。尚、各空気連通孔14の
各辺の長さは、1mm〜1.5mm(14〜18メッシ
ュ)とすることがより望ましい。
【0027】したがって、この実施形態でも、上記実施
形態1と同様に、各外壁材17内部の通気性を良好に維
持しつつ、防虫及び防火効果を向上させることができ
る。
形態1と同様に、各外壁材17内部の通気性を良好に維
持しつつ、防虫及び防火効果を向上させることができ
る。
【0028】尚、上記実施形態2では、各空気連通孔1
4である網目の隙間を略正方形状としたが、少なくとも
一辺が0.1〜3mmの長方形状であっても本発明を適
用することができる。また、各空気連通孔14としての
隙間形状が菱形や三角形、その他の多角形であってもよ
い。
4である網目の隙間を略正方形状としたが、少なくとも
一辺が0.1〜3mmの長方形状であっても本発明を適
用することができる。また、各空気連通孔14としての
隙間形状が菱形や三角形、その他の多角形であってもよ
い。
【0029】さらに、上記実施形態2では、板状物10
の全体を網目状のものとしたが、上記実施形態1と同様
に、各通気用孔12以外の部分、つまり受け材本体9の
厚み方向両端部又は隣設する通気用孔12,12間の部
分に空気連通孔等を有しない取付部15を備えるように
してもよい。
の全体を網目状のものとしたが、上記実施形態1と同様
に、各通気用孔12以外の部分、つまり受け材本体9の
厚み方向両端部又は隣設する通気用孔12,12間の部
分に空気連通孔等を有しない取付部15を備えるように
してもよい。
【0030】(実施形態3)図9は本発明の実施形態3
を示し、板状物10全体にスリット状の空気連通孔1
4,14,…が形成されたものである。この各空気連通
孔14の開口寸法(スリット幅)は、上記各実施形態と
同様に、0.1〜3mmとされている。尚、この実施形
態では、受け材本体9は、上記実施形態1,2のいずれ
かと同じものが使用されている。したがって、この実施
形態でも、上記実施形態1,2と同様の作用効果が得ら
れる。
を示し、板状物10全体にスリット状の空気連通孔1
4,14,…が形成されたものである。この各空気連通
孔14の開口寸法(スリット幅)は、上記各実施形態と
同様に、0.1〜3mmとされている。尚、この実施形
態では、受け材本体9は、上記実施形態1,2のいずれ
かと同じものが使用されている。したがって、この実施
形態でも、上記実施形態1,2と同様の作用効果が得ら
れる。
【0031】尚、板状物10の各空気連通孔14は、上
記各実施形態1〜3で述べた形状に限らず、虫が通過不
能であればどのような形状であってもよい。また、受け
材本体9の通気部も円弧状の凹部や円形状の孔に限ら
ず、どのような形状であっても本発明を適用することが
できる。
記各実施形態1〜3で述べた形状に限らず、虫が通過不
能であればどのような形状であってもよい。また、受け
材本体9の通気部も円弧状の凹部や円形状の孔に限ら
ず、どのような形状であっても本発明を適用することが
できる。
【0032】さらに、板状物10の材質は限定しない
が、防火性の点では不燃性材料の使用が好ましい。
が、防火性の点では不燃性材料の使用が好ましい。
【0033】そして、上記各実施形態では、両柱1,1
及び上下端部の横架材3,3に取り付けられた各受け材
8では、その受け材本体9の外周側側面9bに板状物1
0を取付固定したが、受け材本体9の各受け材8によっ
て囲まれた側の側面(内周側側面)9aに板状物10を
取り付けるようにしてもよい。このことでも、各外壁材
17内部への虫の進入や炎の燃え上りを防止することが
できる。
及び上下端部の横架材3,3に取り付けられた各受け材
8では、その受け材本体9の外周側側面9bに板状物1
0を取付固定したが、受け材本体9の各受け材8によっ
て囲まれた側の側面(内周側側面)9aに板状物10を
取り付けるようにしてもよい。このことでも、各外壁材
17内部への虫の進入や炎の燃え上りを防止することが
できる。
【0034】また、上記各実施形態では、各受け材8毎
に1つの板状物10を取り付けるようにしたが、受け材
本体9の各切欠き凹部11又は通気用孔12とその周囲
近傍部とを覆う複数の板状物を受け材本体9に取り付け
るようにしても本発明を適用することができる。
に1つの板状物10を取り付けるようにしたが、受け材
本体9の各切欠き凹部11又は通気用孔12とその周囲
近傍部とを覆う複数の板状物を受け材本体9に取り付け
るようにしても本発明を適用することができる。
【0035】さらに、本発明は通気用受け材に関するも
のであるが、本発明の受け材8をそのまま胴縁材として
使用することもでき、本発明の技術内容をそのまま一般
的な胴縁材に適用することができる。
のであるが、本発明の受け材8をそのまま胴縁材として
使用することもでき、本発明の技術内容をそのまま一般
的な胴縁材に適用することができる。
【0036】
【実施例】次に、具体的に実施した実施例について説明
する。先ず、上記実施形態1と同様の外壁通気構造とな
るものを作成した(実施例1)。すなわち、通気性防水
シート5をタッカーで各柱1、各間柱2及び各横架材3
に止め付けた後、各通気用受け材8を、釘N75を用い
て各柱1、各間柱2及び各横架材3に200mmピッチ
でそれぞれ取り付け、各外壁材17として幅910mm
×長さ1820mm×厚さ12mmの火山性ガラス質複
層板を、各釘18としてSFN50を用いて外周100
mmピッチ、中通200mmピッチで上記各通気用受け
材8にそれぞれ取り付けた。
する。先ず、上記実施形態1と同様の外壁通気構造とな
るものを作成した(実施例1)。すなわち、通気性防水
シート5をタッカーで各柱1、各間柱2及び各横架材3
に止め付けた後、各通気用受け材8を、釘N75を用い
て各柱1、各間柱2及び各横架材3に200mmピッチ
でそれぞれ取り付け、各外壁材17として幅910mm
×長さ1820mm×厚さ12mmの火山性ガラス質複
層板を、各釘18としてSFN50を用いて外周100
mmピッチ、中通200mmピッチで上記各通気用受け
材8にそれぞれ取り付けた。
【0037】このとき、各通気用受け材8の受け材本体
9の幅及び厚さをそれぞれ45mm及び20mmとし、
受け材本体9に各切欠き凹部11を100mmピッチで
設けるとともに、その各切欠き凹部11の幅及び最大深
さをそれぞれ50mm及び6mmとした。また、板状物
10は、その幅及び厚さがそれぞれ20mm及び1mm
である塩化ビニル製シートを用いて、上記各切欠き凹部
11に対応して受け材8の厚み方向略中央部から内面側
のみに直径2mmの空気連通孔14,14,…をプレス
で開けることにより作成した。この各空気連通孔14
は、長手方向に3mmピッチとし、幅方向に2mmピッ
チで4列として隣り合う列同士で各孔14の中心位置を
互いに長手方向に1.5mmだけずらして設けた。そし
て、上記板状物10を、空気連通孔等を有しない取付部
15で上記受け材本体9の側面9bにタッカーで取り付
けた。
9の幅及び厚さをそれぞれ45mm及び20mmとし、
受け材本体9に各切欠き凹部11を100mmピッチで
設けるとともに、その各切欠き凹部11の幅及び最大深
さをそれぞれ50mm及び6mmとした。また、板状物
10は、その幅及び厚さがそれぞれ20mm及び1mm
である塩化ビニル製シートを用いて、上記各切欠き凹部
11に対応して受け材8の厚み方向略中央部から内面側
のみに直径2mmの空気連通孔14,14,…をプレス
で開けることにより作成した。この各空気連通孔14
は、長手方向に3mmピッチとし、幅方向に2mmピッ
チで4列として隣り合う列同士で各孔14の中心位置を
互いに長手方向に1.5mmだけずらして設けた。そし
て、上記板状物10を、空気連通孔等を有しない取付部
15で上記受け材本体9の側面9bにタッカーで取り付
けた。
【0038】続いて、上記実施形態2と同様の外壁通気
構造となるものを作成した(実施例2)。このとき、各
通気用受け材8における受け材本体9の幅及び厚さは上
記実施例1のものと同じであり、各通気用孔12をその
直径を8mmとして50mmピッチで設けた。また、板
状物10は、フェノール含浸ガラスクロス(不燃性材
料)を用いて網目状のものとし、幅及び厚さをそれぞれ
20mm及び0.7mmとした。この網目の隙間である
各空気連通孔14の各辺の長さは、約2.1mmとし
た。
構造となるものを作成した(実施例2)。このとき、各
通気用受け材8における受け材本体9の幅及び厚さは上
記実施例1のものと同じであり、各通気用孔12をその
直径を8mmとして50mmピッチで設けた。また、板
状物10は、フェノール含浸ガラスクロス(不燃性材
料)を用いて網目状のものとし、幅及び厚さをそれぞれ
20mm及び0.7mmとした。この網目の隙間である
各空気連通孔14の各辺の長さは、約2.1mmとし
た。
【0039】そして、比較のために、各受け材本体9に
板状物10が取り付けられていないことを除けば上記実
施例1,2とそれぞれ同じである2つの外壁通気構造と
なるものを作成した(比較例1,2)。
板状物10が取り付けられていないことを除けば上記実
施例1,2とそれぞれ同じである2つの外壁通気構造と
なるものを作成した(比較例1,2)。
【0040】次に、上記実施例1,2及び比較例1,2
において、最下部の横架材3に取り付けられた受け材8
の1つの切欠き凹部11又は通気用孔12の下側から、
バーナーによる炎の透過性及びエアガンによる通気性の
試験を行った。また、虫が各外壁材17内部に進入した
か否かを調べた。
において、最下部の横架材3に取り付けられた受け材8
の1つの切欠き凹部11又は通気用孔12の下側から、
バーナーによる炎の透過性及びエアガンによる通気性の
試験を行った。また、虫が各外壁材17内部に進入した
か否かを調べた。
【0041】この各試験の結果を表1に示す。このこと
より、比較例1,2のものでは、切欠き凹部11又は通
気用孔12から炎が高く通り抜け、この切欠き凹部11
又は通気用孔12が煙突の作用をしたのに対し、実施例
1,2のものでは、各板状物10よりも上側にバーナー
の炎は通り抜けなかった。尚、実施例1の板状物10
は、不燃性材料でないために燃えたが、瞬間的な炎の貫
通は防止することができ、不燃性材料とすれば、さらに
防火性が向上する。
より、比較例1,2のものでは、切欠き凹部11又は通
気用孔12から炎が高く通り抜け、この切欠き凹部11
又は通気用孔12が煙突の作用をしたのに対し、実施例
1,2のものでは、各板状物10よりも上側にバーナー
の炎は通り抜けなかった。尚、実施例1の板状物10
は、不燃性材料でないために燃えたが、瞬間的な炎の貫
通は防止することができ、不燃性材料とすれば、さらに
防火性が向上する。
【0042】また、比較例1のものでは、エアガンの圧
縮空気は切欠き凹部11をそのまま激しく通り抜け、防
水シート5の裏面にも空気が入って防水シート5が押し
出されて切欠き凹部11を塞いだのに対し、実施例1の
ものでは、エアガンの圧縮空気は板状物10によって弱
められ、防水シート5が撓んで切欠き凹部11を閉塞す
るということはなかった。また、空気自体は十分に通り
抜け、通気性は十分であった。
縮空気は切欠き凹部11をそのまま激しく通り抜け、防
水シート5の裏面にも空気が入って防水シート5が押し
出されて切欠き凹部11を塞いだのに対し、実施例1の
ものでは、エアガンの圧縮空気は板状物10によって弱
められ、防水シート5が撓んで切欠き凹部11を閉塞す
るということはなかった。また、空気自体は十分に通り
抜け、通気性は十分であった。
【0043】さらに、比較例1,2のものでは、各外壁
材17内部に虫が進入したが、実施例1,2のもので
は、各外壁材17内部への虫の進入は全くなかった。
材17内部に虫が進入したが、実施例1,2のもので
は、各外壁材17内部への虫の進入は全くなかった。
【0044】
【表1】
【0045】以上の結果から、本実施例のものは、虫の
進入を防止することができ、しかも、通気も十分に行わ
れていることが判る。また、各切欠き凹部11が各通気
性受け材8の防水シート5側に形成されていても、例え
ば台風時等の強風が各切欠き凹部11内に吹き込んだ際
にその風を板状物10が弱める効果を有するので、防水
シート5の凹部11内への浮き上がりを防止して、通気
性を維持させることができる。そして、特に実施例2に
ついては防火に対しての効果が顕著であることが判る。
進入を防止することができ、しかも、通気も十分に行わ
れていることが判る。また、各切欠き凹部11が各通気
性受け材8の防水シート5側に形成されていても、例え
ば台風時等の強風が各切欠き凹部11内に吹き込んだ際
にその風を板状物10が弱める効果を有するので、防水
シート5の凹部11内への浮き上がりを防止して、通気
性を維持させることができる。そして、特に実施例2に
ついては防火に対しての効果が顕著であることが判る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、構造材及び外装材の間に介在され、該構造材及
び外装材の対向方向と直角の幅方向に対向する両側面間
に亘り通気部が形成された通気用受け材として、空気を
通す多数の空気連通孔を有する板状物が、少なくとも上
記通気部を覆うように取り付けられているものとしたこ
とにより、壁内部の通気性を維持しつつ、防虫性及び防
火性の向上化を図ることができる。
よると、構造材及び外装材の間に介在され、該構造材及
び外装材の対向方向と直角の幅方向に対向する両側面間
に亘り通気部が形成された通気用受け材として、空気を
通す多数の空気連通孔を有する板状物が、少なくとも上
記通気部を覆うように取り付けられているものとしたこ
とにより、壁内部の通気性を維持しつつ、防虫性及び防
火性の向上化を図ることができる。
【0047】請求項2の発明によると、板状物の通気部
以外の部分に空気連通孔を有しない取付部を備えるよう
にしたことにより、板状物の組付作業性及び信頼性の向
上化を図ることができる。
以外の部分に空気連通孔を有しない取付部を備えるよう
にしたことにより、板状物の組付作業性及び信頼性の向
上化を図ることができる。
【0048】請求項3の発明によると、外壁通気構造と
して、建築物の柱、間柱及び横架材からなる構造材の外
面側に、この外面側に貼られた通気性防水シートを介在
させて請求項1又は2記載の通気用受け材が取り付けら
れ、該通気用受け材の外面側に外装材が止め付けられて
いるものとしたことにより、構造材等の耐久性の向上化
を図ることができる。
して、建築物の柱、間柱及び横架材からなる構造材の外
面側に、この外面側に貼られた通気性防水シートを介在
させて請求項1又は2記載の通気用受け材が取り付けら
れ、該通気用受け材の外面側に外装材が止め付けられて
いるものとしたことにより、構造材等の耐久性の向上化
を図ることができる。
【図1】本発明の実施形態1に係る通気用受け材を用い
た外壁通気構造を示す正面図である。
た外壁通気構造を示す正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】通気用受け材を構造材に取り付けた状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】通気用受け材の構成を示す斜視図である。
【図7】実施形態2に係る通気用受け材の受け材本体を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図8】実施形態2に係る通気用受け材の板状物を示す
平面図である。
平面図である。
【図9】実施形態3に係る通気用受け材の板状物を示す
平面図である。
平面図である。
1 柱(構造材) 2 間柱(構造材) 3 横架材(構造材) 5 通気性防水シート 8 通気用受け材 10 板状物 11 切欠き凹部(通気部) 12 通気用孔(通気部) 14 空気連通孔 15 取付部 17 外壁材(外装材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松原 勝之 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 大建工業株式会社内 (72)発明者 三村 清 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 大建工業株式会社内 (72)発明者 西野 均 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 大建工業株式会社内 (72)発明者 東 明久 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 大建工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 構造材及び外装材の間に介在され、該構
造材及び外装材の対向方向と直角の幅方向に対向する両
側面間に亘り通気部が形成された通気用受け材であっ
て、 空気を通す多数の空気連通孔を有する板状物が、少なく
とも上記通気部を覆うように取り付けられていることを
特徴とする通気用受け材。 - 【請求項2】 板状物は、通気部以外の部分に空気連通
孔を有しない取付部を備えていることを特徴とする請求
項1記載の通気用受け材。 - 【請求項3】 建築物の柱、間柱及び横架材からなる構
造材の外面側に、該外面側に貼られた通気性防水シート
を介在させて請求項1又は2記載の通気用受け材が取り
付けられ、該通気用受け材の外面側に外装材が止め付け
られていることを特徴とする外壁通気構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16974897A JPH1113158A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 通気用受け材及びそれを用いた外壁通気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16974897A JPH1113158A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 通気用受け材及びそれを用いた外壁通気構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1113158A true JPH1113158A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15892121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16974897A Withdrawn JPH1113158A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 通気用受け材及びそれを用いた外壁通気構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1113158A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003020738A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Sumitomo Forestry Crest Co Ltd | 通気用胴縁及び該通気用胴縁の製造方法 |
| JP2006316491A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Mag:Kk | 壁内通気構造 |
| JP2021516735A (ja) * | 2018-03-16 | 2021-07-08 | セイント−ゴバイン イソバー | 裏面換気建物ファサードならびにその製造方法 |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP16974897A patent/JPH1113158A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003020738A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Sumitomo Forestry Crest Co Ltd | 通気用胴縁及び該通気用胴縁の製造方法 |
| JP2006316491A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Mag:Kk | 壁内通気構造 |
| JP2021516735A (ja) * | 2018-03-16 | 2021-07-08 | セイント−ゴバイン イソバー | 裏面換気建物ファサードならびにその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |