JPH11132197A - 位置決め駆動機構及びバックラッシ調整機構 - Google Patents

位置決め駆動機構及びバックラッシ調整機構

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JPH11132197A
JPH11132197A JP10220933A JP22093398A JPH11132197A JP H11132197 A JPH11132197 A JP H11132197A JP 10220933 A JP10220933 A JP 10220933A JP 22093398 A JP22093398 A JP 22093398A JP H11132197 A JPH11132197 A JP H11132197A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプデフューザの内側リングと、外側リン
グと、の間の相対的な移動を防止する駆動機構を提供す
る。 【解決手段】 本発明は、遠心コンプレッサの可変パイ
プデフューザで使用されるバックラッシ調整手段を備え
た位置決め駆動機構に関する。回転の駆動手段は、ピニ
オンギアが取り付けられている遠心コンプレッサのハウ
ジングに固定されている。ラックギアは、内部リングに
取り付けられており、ピニオンギアとかみあうように使
用される。回転の駆動手段は、内部リングが全開位置
と、部分的閉鎖位置と、の間に配置されるように作動さ
れることができる。全開及び部分的閉鎖位置において内
部リングの移動を確実に制限するために、移動を制限す
る手段が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に遠心圧縮機に
関し、特に、遠心圧縮機のための可変パイプディフュー
ザの位置決め駆動機構及びバックラッシ調整機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンプレッサの負荷が広い範囲で変動す
る装置で遠心蒸気圧縮機を使用する場合に生じる主要な
問題のひとつには、コンプレッサを通るフローの安定化
がある。コンプレッサの吸入口、インペラ、及びディフ
ューザ流路は、所望の最大体積流量を得ることができる
大きさで設られる必要がある。このようなコンプレッサ
を通る体積流量が少ない場合には、フローは、不安定に
なってしまう。体積流量が安定した範囲から減少する
と、フローがわずかに不安定となる領域に入る。この範
囲では、ディフューザ流路に部分的なフローの逆流が生
じ、これにより、騒音が起こってコンプレッサ効率が低
下される。体積流量がこの範囲から更に減少すると、コ
ンプレッサは、サージと呼ばれる状態に陥る。この状態
では、ディフューザ流路において周期的で完全なフロー
の逆流が起こり、機械の効率が損なわれ、機械構成部材
が損傷されやすくなってしまう。多くのコンプレッサ装
置では、広い範囲の体積流量を有することが望まれるの
で、体積流量が少ない状態においてフローの安定性を向
上させるために種々の変更が提案されてきた。
【0003】広い運転範囲において機械効率を高く維持
するために多くの提案がなされてきた。米国特許第4,
070,123号では、変化する負荷要求に合わせて機
械性能を変化させるために、インペラ・ホイールの全体
形状が負荷の変化に応答するように変更されている。ま
た、米国特許第3,362,625には、調整可能なデ
ィフューザフロー絞り弁が開示されており、この絞り弁
は、体積流量が少ない状態での安定性を向上させるため
にディフューザ内のフローを調整するように機能する。
【0004】遠心機械において広いフロー範囲にわたっ
て高い運転効率を維持するための一般的な技術は、固定
ディフューザガイドと共に幅が可変であるディフューザ
を使用するものである。
【0005】出願人が共通である米国特許第2,99
6,996号、及び第4,378,194号では、幅が
可変であるベーンを有するディフューザが開示されてお
り、ディフューザベーンは、ディフューザ壁の一方にボ
ルトで固定する等の方法によってしっかり固定されてい
る。これらのベーンは、他方の壁に形成された開口部を
通るように設けられており、これにより、変化する負荷
状態に応答するようにディフューザの形状寸法が変更さ
れることが可能となっている。
【0006】ディフューザ壁の一方にディフューザブレ
ードが固定されるように取り付けられることによって、
特に機械の製造、保守、及び運転に関するいくつかの問
題が引き起こされる。アッセンブリ内でベーンを固定す
ることができる空間は少ない。ベーンのアラインメント
に狂いが生じた場合には、ベーンが互いにバインドされ
てしまったり、ベーンが再配置される時に他方の壁をこ
すってしまうことになる。同様に、アッセンブリ内で列
のひとつまたはそれ以上のベーンが交換する必要が生じ
た場合には、一般的に、ベーンを交換するために機械全
体を分解する必要が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】コンプレッサの効率
は、ディフューザの吐出口の形状寸法を変更することに
よってかなり向上させることができる。出願人が共通で
ある米国特許出願第08/658801号では、形状寸
法が可変なパイプディフューザが開示されている。この
出願は、参考文献として本発明に含まれる。形状寸法が
可変なパイプディフューザ(分割リングパイプディフュ
ーザとも呼ばれる)は、ディフューザを第一の内側リン
グと、第二の外側リングと、に分割する。これらの内側
及び外側リングの内部には、相補的な吸入フローチャネ
ルセクションが形成されている。つまり、内部リングの
各吸入フローチャネルセクションは、外側リングに形成
された相補的な吸入フローチャネルセクションを有して
いる。内側リングと外側リングとは、互いに対して回転
可能となっている。これらのリングは、変化する圧力レ
ベルでの効率を向上させるために、完全に開口した位置
と、部分的に閉鎖された位置との間で回転される。部分
的閉鎖位置では、ディフューザの吐出口パイプのアライ
ンメントの狂いによって騒音が増加してしまう。最適の
設計点を越えてリングが回転すると、結果として騒音が
過剰となってしまったり、効率が低下してしまう。
【0008】遠心コンプレッサ内の幾何公差は、小さ
い。一方、コンプレッサ内の負荷は、大きくて動的であ
る。分割リングパイプディフューザでは、動的負荷に対
して公差を維持することは、かなり困難である。一対の
リングには、軸方向(スラスト)の負荷と円周方向の負
荷の両方がかかる。各ディフューザリングは、互いに対
してそれぞれ回転可能である必要があり、同時に、フロ
ーチャネルが適切なアラインメントで確実に配置されて
コンプレッサの最終的な効率が確保されるように、各デ
ィフューザリングの相対的な配置に対する厳しい制御が
行われる必要がある。分割リングディフューザにおい
て、必要な公差を維持するために必要なコストは、一般
的にかなり高額である。
【0009】分割リングディフューザに関するもうひと
つの問題は、部品摩耗が早期に生じる点である。通常、
潤滑剤は、ガスが汚染されないように遠心コンプレッサ
のガスフロー流域において使用されない。インペラから
吐出するガスフローによって分割リングディフューザに
かかる動的負荷は、ディフューザ部材を摩耗させ、この
摩耗は、潤滑油がないことによって加速されてしまう。
【0010】リングを互いに対して正確に配置するため
の駆動システムは、部材のフレッチングを避けるために
堅いことがひとつの必要条件である。リングに周方向の
負荷がかかるので、内側リングが外側リングに対して振
動してしまう傾向があり、このことによって、コンプレ
ッサが不安定になったり、部品が摩耗してしまって効率
に悪影響が及ぼされるおそれがある。これらのことによ
って、解決されなければならない多くの問題が引き起こ
される。内側リングと、外側リングと、の間の相対的な
移動を防止することができる駆動システムが必要とな
る。また、二つのリングの相対的な回転を可能にし、か
つリング間の幾何公差をしっかり保ちながら周方向負荷
及びスラスト負荷に耐え得るベアリング手段のコンセプ
トが必要となる。単純なフィールドの変更(field
retrofit)、即ち単なる位置合わせは勿論、
不要な騒音及び効率の低下を防止するように最小位置及
び最大位置で確実に動作するストッパを含む位置決め装
置が提供されることが必要となる。更に、駆動装置及び
ベアリング装置は、動作寿命が長く、かつ設置及び適切
な調整が簡単であることが必要となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】主な部分に関して広い観
点から述べると、本発明は、遠心コンプレッサのための
可変形状寸法パイプデフューザに関する。本発明は、特
に、遠心コンプレッサの可変形状寸法パイプデフューザ
において使用される位置決め駆動機構及び関連するバッ
クラッシ調節機構に関する。
【0012】本発明のパイプデフューザの内部リングに
は、ラックギアが取り付けられている。遠心コンプレッ
サのケーシングに取り付けられた回転駆動手段には、ピ
ニオンギアが取り付けられており、このピニオンギア
は、ラックギアとかみあわさっている。回転駆動手段
は、デフューザパイプが全開となる位置と、デフューザ
パイプが部分的に閉鎖された位置と、の間で内部リング
を外部リングに対して回転させるように作動される。駆
動手段は、更に、上記全開位置と部分閉鎖位置との間で
デフューザのパイプを複数の位置に合わせることができ
る。全開位置と、部分閉鎖位置と、で内部リングの移動
を確実に制限するための移動リミッタも提供されてい
る。バックラッシ調整機構は、第一の中心線と同心のハ
ウジングと、第二の中心線と同心のボア即ち内径と、を
有する。ピニオンギアは、ボアを通過する駆動軸に固定
されている。ハウジングは、ケーシングに回転可能に取
り付けられている。本発明に係るハウジングは、ラック
ギアと、ピニオンギアと、の間のバックラッシを調整す
るために、第二の中心線を軸に回転可能に動作されるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明が遠心
コンプレッサ10内に設置された状態が示されている。
遠心コンプレッサ10は、HVAC(暖房、換気及び空
調)システム(図示省略)の一部であり、このシステム
は、冷媒蒸気を高速まで加速させるインペラ12と、冷
媒を低速に減速させて運動エネルギを圧力エネルギに変
換させるデフューザ14と、吐出蒸気が続いてコンデン
サへと流れていくようにこの蒸気を収集するためのコレ
クタ16の形状である吐出プレナムと、を有する。イン
ペラ12への動力は、電動モータ(図示省略)によって
提供されており、この電動モータは、コンプレッサの他
方端で気密密閉されており、高速シャフト19を回転さ
せるように作動される。
【0014】コンプレッサ10の内部で冷媒フローがど
のように生じるかに関しては、まず、冷媒は、吸入ハウ
ジング31内の吸入開口部29に流入し、次に、ブレー
ドリングアッセンブリ32及びガイドベーン33を通過
し、その後、内側がインペラ12によって画定されて外
側がハウジング34によって画定される圧縮領域につな
がる圧縮吸入領域23に流入する。圧縮の後、冷媒はデ
フューザ14、コレクタ16及び吐出流路(図示省略)
へと流れる。
【0015】本発明に係る可変寸法のパイプデフューザ
14は、第一の内部リング40と、第二の外部リング4
2と、リング支持機構35と、位置決め駆動機構121
と、を含む。図3及び図4を参照すると、内部及び外部
リングの内部には、相補的なフローチャネルセクション
44及び46が設けられている。即ち、内部リング40
の各フローチャネルセクション44は、外部リング42
内に設けられた相補的なチャネルセクション46を有し
ている。内部リング40及び外部リング42は、互いに
回転可能である。好適実施形態では、内部リング40
は、固定された外部リング42の内部で周方向に回転す
る。
【0016】一方のリングが他方に対して回転される
と、内部及び外部リングの対となった相補的な各吸入フ
ローチャネルの間のそれぞれのアラインメントは、図3
及び図4を参照するとわかるように変更される。リング
40及び42は、図3に示されているように相補的なチ
ャネルセクションが一致するように配列されて内部リン
グ40及び外部リング42を最大の流量が通過する第一
の全開位置と、図4に示されているように相補的なチャ
ネルが食い違って配列されてチャネルセクション44及
び46を通るフローが制限されている第二の部分的閉鎖
位置と、の間で調節可能である。
【0017】図5では、本発明の実施形態に係るリング
支持機構35が開示されている。開示された実施形態で
は、三個の上記のような機構が周方向等距離でデフュー
ザの周囲に離間されて配置されている様子が示されてい
る。図6及び図7を参照すると、本発明のリング支持機
構は、内部リング40内に設けられた内部ベアリングス
ロット41及びカットアウト43と、外部リング内に設
けられたローラアッセンブリ54、ローラ軸アッセンブ
リ36、及び外部ベアリングスロット45と、を含む。
図8に示されたローラアッセンブリは、外部ベアリング
面56と、一対のスラストベアリング面57と、を有す
るローラ55を含む。図6及び図7で示された軸アッセ
ンブリは、軸37と、軸ボルト39と、を含む。図9で
示されているように、軸37は、六角頭38と、軸本体
部47と、軸本体部中心線48と、軸ボア49と、軸ボ
ア中心線50と、を含む。軸37は、更に、軸ボア中心
線と同心の一対のショルダ部73及び74を含む。
【0018】分割リングデフューザに関するもう一つの
問題は、初期の部材摩耗である。潤滑剤は、ガスの汚染
を回避するために遠心コンプレッサのガスフロー領域内
では一般に使用されない。インペラから吐出されるガス
フローによって分割リングデフューザにかかる動負荷に
よって、デフューザの部材は摩耗し、この摩耗は、潤滑
油がないことによって加速されてしまう。多くのコンプ
レッサでは、潤滑油は利用できないので、通常、摩擦と
フレッチング摩耗を最小にするステップを行うことが必
要となる。従って、本発明のいくつかの実施形態におい
て、以下で説明するように、部材のインターフェースに
は、硬質のコーティングが施され、部材は、超高分子量
プラスチック材料から製造され、また、リングアッセン
ブリが予荷重されることによって位置決め駆動システム
のギアのバックラッシが防止される。
【0019】次に、内部リングの組立て方法と、その動
きについて説明していく。外部リング42は、吸入ハウ
ジングに対して固定されている。三組のリング支持機構
35は、ベアリングスロット45の内部にローラアッセ
ンブリ54を配置して、軸を取付孔58とローラアッセ
ンブリとに通し、次に、軸ボルト39を軸を通して設置
して、外部リングのねじ穴59に軸ボルトをねじによっ
てゆるく結合させることによって外部リング内に設置さ
れている。内部リングのカットアウト43と、ベアリン
グスロット45及びローラアッセンブリ35と、を周方
向に整列させ、その後、図7に示すように内部リングを
時計方向に回転させてローラアッセンブリをベアリング
スロットの内部に配置することによって、内部リング4
0は、外部リングの内部に設置される。内部リングが外
部リングの内部に配置された状態で、六角頭38上レン
チを配置して軸を回転させることによって内部リングを
適切に心だしして配置するために支持機構が使用され
る。ローラ55が取り付けられている軸本体部中心線4
8と、ショルダ部73及び74と同心である軸ボア中心
線50と、は、0.21インチ(5.334mm)オフ
セットされている。六角頭38が回転することによっ
て、外部リング内でショルダ部の周囲でローラアッセン
ブリが回転し、外部リングに対してローラアッセンブリ
が径方向に変位される。内部リングが適切に外部リング
内で心出しされた後、六角頭は、更に回転され、内部リ
ングに対向するようにローラアッセンブリの外部ベアリ
ング面56に予荷重が加えられる。この予荷重状態は、
接線荷重及び周方向荷重によって内部リングが移動して
しまうのを防ぐので、好ましい。本発明の実施形態で
は、ローラ55及び内部リング40は、アルミニウムで
あり、外部ベアリング面56及び内部ベアリングスロッ
ト41は、共に摩耗を防ぐために硬化されている。ロー
ラアッセンブリは、スラストベアリング面57を、硬化
された内部ベアリングスロット41と、相対的に軟質の
外部ベアリングスロットと、の内部に配置することで、
スラスト負荷によるリングの軸方向への動きが制限され
る。ローラアッセンブリのスラストベアリング面57
は、内部及び外部リングの回転を可能にする必要があ
り、同時に、コンプレッサによって生じるスラスト負荷
に耐性がなければならない。好適実施形態では、スラス
トベアリング面57は、0.16の低い摩擦係数を有
し、ショア硬さスケール(Shore D scal
e)で64の硬さを有する超高分子量プラスチックから
製造される。プラスチックのスラストベアリング面は、
硬化されたローラと軟質の外部ベアリングスロットとの
間の接触を防止し、コンプレッサのスラスト負荷を支持
するように、及び内部リングの軸方向の許容差を調整す
るように使用される。リング支持機構のもう一つの特徴
は、上記のようにリングが組み立てると、内部及び外部
リングを予め組立ててからコンプレッサへ移動させて最
終的に組み立てることができる点である。
【0020】外部リングに対する内部リングの軸方向の
動きを制限及び防止するための本発明のもう一つの実施
形態は、図16に示されている。軸方向制限機構90が
図示されており、このシステムは、ねじ付きシャフト9
1と、ねじ付き取付孔92と、ベアリングパッド93
と、止めナット94と、六角頭95と、凹み部96と、
が含まれる。デフューザの組み立てにおいて、軸方向制
限機構90は、ベアリングパッド93が凹み部96内に
配置されるように設置される。ベアリングパッドが凹み
部内に配置されることによって、ベアリングパッドと、
内部リングと、が偶発的に接触してしまうことなくシュ
ラウド34を外部リングに取り付けることができる間隙
が提供される。ハウジング34が設置されると、ねじ付
きシャフト91は、ベアリングパッドと、内部リング
と、が接触するように回転される。ベアリングパッドが
適切に配置された後、止めナット94を締めることによ
って機構は解除可能に固定される。好適実施形態では、
ベアリングパッドは、超高分子量プラスチック材料によ
って製造される。本発明の一つの実施形態は、このよう
な軸方向制限機構を六個含み、これらの機構は、内部リ
ングの周囲に等間隔で周方向に配置されている。
【0021】内部リング40を外部リング42の内部で
周方向に回転させるための位置決め駆動機構121は、
図10を参照して説明される。外部リング42には、ラ
ックギア123が固定されており、このラックギアは、
外部リング42より径方向外向きに伸びている。ピニオ
ンギア124は、ラックギア123と伝導可能に連結さ
れており、ピニオン軸126を介してアクチュエータ1
28によって駆動されている。アクチュエータ128
は、第一の全開位置と第二の部分的閉鎖位置との間で、
及びそれらの位置間の所望の数の中間位置の間で、外部
リング42に対して内部リングを移動させるように選択
的に制御される。軸126は、格納ハウジング130内
に格納され、この格納ハウジングによって、軸126
は、コンプレッサの内部132に対して気密密閉されて
おり、コンプレッサ10から格納ハウジング130を通
して流体が漏れることが防止されている。デフューザ内
の冷媒フローによってリングにかかる接線荷重及び周方
向荷重によって、内部リングが外部リングの内部で前後
にチャタリングするおそれが生じる。内部リングの過剰
な動き即ちチャタリングによって、ラックギア123及
びピニオンギア124でフレッチングが生じてしまい、
また他の部材が摩耗してしまう。上記したように、ロー
ラアッセンブリによって内部リングに予荷重を与えるこ
とで、通常の運転条件の下でチャタリングと共に内部リ
ングの移動が防止される。サージ状態での運転等の異常
な条件の場合には、内部リングの移動を防止するための
第二の機構が必要となる。
【0022】本発明では、内部リングの逆方向への移動
及びチャタリングを防止するための駆動装置取付システ
ムが提供されている。内部リングの移動の防止は、軸格
納ハウジング130を使用してピニオンギアとラックギ
アとの相対的な中心位置を調整することで、セグメント
ギアとピニオンギアとの間のバックラッシを防止するこ
とによって達成される。軸ハウジング外部面125は、
ハウジング中心線127と同心であり、ハウジングボア
129は、ハウジングボア中心線131と同心である。
本発明の一つの実施形態では、ハウジング中心線127
と、ハウジングボア中心線131と、は、0.060イ
ンチ(15.24mm)オフセットされている。
【0023】図11を参照すると、位置決め駆動機構の
レンチフラット135と、調整スロット134と、が示
されている。吸入ハウジング31に位置決め駆動機構を
設置した後に、レンチフラット135上にレンチ(図示
省略)を配置して位置決め駆動機構を回転させることに
よって、ラックギア123と、ピニオンギア124と、
の間のバックラッシが取り除かれる。バックラッシが最
小とされた後に、キャップスクリュ133を締めること
によって、位置決め駆動機構は定位置に固定される。バ
ックラッシが除去されると、内部リングが移動するおそ
れは、ギアシステムを通してアクチュエータによって直
接防止される。
【0024】全開位置の流量に対する第二の部分的閉鎖
位置のデフューザ14を通る流体のフローは、全開位置
の流路の最小断面積(相補流路セクション44及び46
によって画定される)に対する部分的閉鎖位置のデフュ
ーザ流路の最小断面積の比率によって求められる。“ス
ロート領域”と呼ばれるこの最小流路領域は、一般に、
デフューザ14が全開位置の時は、内部リング流路44
の最小直径によって決定され、デフューザ14が第二の
部分的閉鎖位置の時は、内部リングと外部リングとの間
のインターフェースにおける幅53によって制御され
る。例えば、デフューザ流路が、第二の部分的閉鎖位置
で1/8平方インチ(約0.8cm2)の最小領域(ス
ロート領域)を有し、全開位置で1/4平方インチ(約
1.6cm2)の最小領域(スロート領域)を有する場
合には、部分的閉鎖位置でデフューザを通る体積流量
は、全開位置での流量の約50%となる。デフューザ1
4が第二の部分的閉鎖位置にある時のコンプレッサ10
を通る流体の流量は、一般に、デフューザが第一の全開
位置にある時にコンプレッサ10を通る流体の流量の約
10%から100%の間である。
【0025】第二の部分的閉鎖位置(図4参照)では、
過度な熱力学的加熱、過剰な騒音、及びコンプレッサ効
率の低下を防ぐために、全開位置の流量の少なくとも約
10%がデフューザ14を通って流れることが必要であ
る。最後に、二つのリングセクション間の相対的な回転
の量は、第二の部分的閉鎖位置を生じさせるのに必要な
量の回転に制限される必要がある。言い換えれば、リン
グは、その間を通る流体のフローを完全に遮断するよう
に調整可能であってはならない。二つのリング間におけ
る可能な回転の程度は、完全閉鎖位置でのリング間の所
望のフローと、リングセクション40及び42の流量に
対するリングセクション40及び42にの吸入流路セク
ション44及び46の数及び流量と、によって判断され
る。
【0026】図4を引き続き参照すると、R2は、イン
ペラ先端部の半径を示し、R3は、内部リング40の外
側半径を示し、R4は、外部リングの外側半径を示す。
量T=R3−R2によって定義される内部リング40の厚
みを、外部リング流路46を通るフローの所望部分(例
えばフローの50%)を遮断するのに最低限必要である
以上に大きくしないように形成することによって、デフ
ューザ14を通る流体のフローを効率的に制御すること
ができる。外部リングに対する内部リングの回転によっ
て、吐出が行われる前にデフューザのスロート領域が減
少され、これにより、吐出後のフロー加速が防止され
る。また、内部リングの厚みTが小さければ小さいほど
部分的閉鎖位置でデフューザを通過するフローの回転角
は小さくなる。上記の作用は、いずれも負荷が部分的で
ある運転条件においてコンプレッサ効率を向上させるこ
とができる。
【0027】図5及び図12を参照すると、本発明の実
施形態は、第一の全開位置と第二の部分的閉鎖位置とに
対応する位置に内部リングを確実に配置する機構を有す
るように示されている。空洞137は、ラックギア12
3を収容するように外部リング42に機械加工されてい
る。ラックギア123は、舌部と溝との構成によって内
部リング40に正確に取り付けられている。この構成で
は、ラックギアの周辺部には、内部リング40の舌部セ
クションを収容するように溝143が設けられている。
全開位置を決定するには、内部リングは外部リング内に
配置され、流路52が外部チャネル46と完全に整列さ
れるまで各リングは、互いに対して回転される。それぞ
れのリングがこの位置に配置されてリング支持機構が上
記のように調整されると、ラックギアは、ギア面145
と、空洞137の全開位置のストッパ140と、が接触
するように内部リングに取り付けられる。続いてボルト
(図示省略)がギア取付孔142を通るように設置さ
れ、内部リング内のねじ付き孔138内に締められる。
ラックギア及び空洞は、パイプデフューザの所定の程度
の閉鎖状態を提供できるような寸法となっている。例え
ば、本発明の実施形態では、ラックギアの角度幅と空洞
とが10%の開口位置を提供するように設けられてい
る。この実施形態では、要求されるラックギアの移動
は、10度であり、ラックギア角度幅は、35度であ
り、対応する空洞の角度幅は、45度である。ラックギ
アがこのように配置されると、ラックギアと空洞との間
には、全開位置及び部分的閉鎖位置に対応する地点に正
確に及び繰り返しリングが配置されるように確実なスト
ッパが形成される。これらの確実なストッパによって、
内部及び外部リングの位置を調整する必要を生じさせな
いでアクチュエータ128のフィールドを変更すること
が可能となる。
【0028】本発明の動作及び使用法は、本発明に係る
可変パイプデフューザを組込んだコンプレッサの性能線
図を示した図13を参照することによって理解される。
図13の性能線図は、複数の性能プロット60、62、
64、66及び68を含み、各プロットは、内部及び外
部リングセクション40及び42間の不連続的な配置に
それぞれ対応する。各性能プロット、例えば60は、最
大限可能な圧力の地点であるサージ地点、例えば70、
によって特徴づけられる。サージ地点またはそれより下
の流量でコンプレッサを作動させると、従来の技術で述
べたように、サージ状態が生じるおそれがある。
【0029】本発明を説明するに当たって、プロット6
0を、例えば、第一の全開位置に対応させ、プロット6
2を、中間の2度部分的に閉鎖された位置に対応させ、
プロット64を、中間の4度部分的に閉鎖された位置に
対応させ、プロット68を、最大の8度部分的に閉鎖さ
れた位置に対応させることができる。
【0030】この図より、調整リングセクション40及
び42を閉鎖位置に向かって調整することは、コンプレ
ッサの性能プロットのサージ地点、例えば70及び7
2、をより低い流量に向かって調整する効果のあること
がわかる。従って、デフューザリング40及び42を閉
鎖位置へと調整することによって、フロー要求が低い期
間においてサージ状態を回避することが可能となる。
【0031】可変デフューザを有するコンプレッサに関
する図13の性能線図と、調整可能な吸入ガイドベーン
のみを有するコンプレッサに対応する図14の性能線図
と、を比較すると、本発明を理解する上で助けとなる。
図14では、プロット80、82、84、86、及び8
8は、ガイドベーン33が次第に閉鎖位置に向かう不連
続的な配置に対応する。閉鎖されるガイドベーン33
は、閉鎖されるリングセクション40及び42と同様
に、サージ地点における流量を減少させる効果があるこ
とが示されている。従って、多くの場合、吸入ガイドベ
ーン33を閉鎖位置に向かって調整することによって、
サージ状態を回避することができる。
【0032】しかし、図14の性能線図によってわかる
ように、ガイドベーンを閉鎖された位置に向かって調整
することによって、サージ地点でコンプレッサ10によ
って提供される出口圧力も低下されてしまう。従って、
比較的高い圧力を必要とする低流量の運転状態では、ガ
イドベーン33のみを調整することによって要件を満た
すことはできない。
【0033】対照的に、性能線図13によってわかるよ
うに、デフューザリング40及び42が閉鎖位置に向か
って調整されると、コンプレッサ10によって提供され
るサージ地点での圧力は、実質的に安定した状態に保た
れる。従って、低い流量及び高いコンプレッサ圧力が必
要とされる運転状態は、デフューザリング40及び42
を閉鎖位置に向かって調整することで満たすことができ
る。
【0034】流量が少なく、圧力比が全負荷運転圧力比
に対して相対的に高く(例えば、全負荷の90%)なる
運転状態は、一般的に、周囲温度と室内温度との間に大
きな差(例えば、約50°または、それより大きい)が
ある一方で、冷却されるビルの負荷が一時的に小さい場
合に起こる。このような場合には、コンデンサ温度及び
蒸発温度に対応するように、比較的高いコンデンサ圧力
比(例えば、約2.5より大きい)が冷媒飽和圧力によ
って要求されるが、例えば、ビル内で生じる熱を除去す
るためには、全負荷の25%の低減された流量のみが必
要となる。
【0035】図15は、可変のガイドベーン及び本発明
に係る可変パイプデフューザを両方とも有するコンプレ
ッサの性能線図を示している。図によってわかるよう
に、コンプレッサの効率は、ガイドベーンの調整と、デ
フューザリング40及び42の調整と、を組み合わせる
ことによって最適化することができる。図15を参照す
ると、破曲線111、112、113、114、11
5、及び116は、吸入ガイドベーン33の種々の配置
における全開位置の可変デフューザを有するコンプレッ
サの性能プロットを示している。一方、実曲線101、
102、103、104、及び105は、ガイドベーン
の種々の配置における部分的に閉鎖された(ここでは、
閉鎖位置の流量は、元の流量の約40%である)デフュ
ーザリングを有するコンプレッサの性能プロットを示し
ている。当業者にとって周知であるように、コンプレッ
サは、コンプレッサの性能の特徴を表す性能プロットの
“膝部”(例えば図14の81)で運転されている時に
最適な効率で運転される。図15を参照すると、例え
ば、最大約0.7の圧力及び最大約0.3の流量を要求
する運転状態は、プロット104に従って運転されるコ
ンプレッサによって最も効率的に満たされる。プロット
104は、デフューザリング40及び42を閉鎖位置に
調整して、ガイドベーン33を10度の位置に調整する
ことによって実現される。
【0036】本発明をいくつかの特定の実施形態に即し
て説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲は、付随する
請求項によって判断されるものである。
【0037】本発明を要約すると、本発明は、遠心コン
プレッサの可変パイプデフューザで使用されるバックラ
ッシ調整手段を備えた位置決め駆動機構に関する。回転
の駆動手段は、ピニオンギアが取り付けられている遠心
コンプレッサのハウジングに固定されている。ラックギ
アは、内部リングに取り付けられており、ピニオンギア
とかみあうように使用される。回転の駆動手段は、内部
リングが全開位置と、部分的閉鎖位置と、の間に配置さ
れるように作動されることができる。全開及び部分的閉
鎖位置において内部リングの移動を確実に制限するため
に、移動を制限する手段が提供される。バックラッシ調
整機構は、第一の中心線と同心状に配置された円筒型の
本体部と、第二の中心線の周囲に配置された本体部を通
って軸方向に配置されたボアと、を有するハウジングを
含む。駆動軸は、ボア内の第二の中央線と同心状に回転
可能に配置される。内部リングは、ピニオンギアとかみ
あうように配置される。ハウジングは、ケーシング内に
配置され、ピニオンギアとラックギアとの間のバックラ
ッシを調整するように回転可能に動作されることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可変パイプデフューザを有するコ
ンプレッサの横断面図である。
【図2】本発明に係る可変パイプデフューザの説明図で
ある。
【図3】本発明に係る可変パイプデフューザの第一の全
開位置における前面からの断面図である。
【図4】本発明に係る可変パイプデフューザの第二の部
分的閉鎖位置における前面からの断面図である。
【図5】本発明に係る可変デフューザを有するコンプレ
ッサの平面図である。
【図6】本発明に係るリング支持機構に関する図5の6
−6断面図である。
【図7】本発明に係るリング支持機構に関する図6の7
−7断面図である。
【図8】本発明に係るローラアッセンブリの断面図であ
る。
【図9】本発明に係る軸の断面図である。
【図10】本発明に係る位置決め駆動機構に関する図1
の領域10の断面図である。
【図11】本発明に係る位置決め駆動機構の平面図であ
る。
【図12】本発明に係るラックギアの説明図である。
【図13】本発明に係る可変パイプデフューザのための
性能線図である。
【図14】吸入ガイドベーンのみを有するコンプレッサ
の性能線図である。
【図15】本発明に係る可変パイプデフューザと吸入ガ
イドベーンとを有するコンプレッサの性能線図である。
【図16】本発明に係る軸方向の制限機構を有するコン
プレッサの横断面図である。
【符号の説明】
10…遠心コンプレッサ 12…インペラ 14…デフューザ 16…コレクタ 19…高速シャフト 23…圧縮吸入領域 29…吸入開口部 31…吸入ハウジング 32…ブレードリングアッセンブリ 33…ガイドベーン 34…ハウジング 35…リング支持機構 40…内部リング 42…外部リング 46…フローチャネルセクション 121…位置決め駆動機構 124…ピニオンギア 126…ピニオン軸 128…アクチュエータ 130…格納ハウジング 132…コンプレッサ内部
フロントページの続き (72)発明者 フランク ヘンリー ゴッドルースキー アメリカ合衆国,ニューヨーク,カークヴ ィル,カークヴィル ロード 7730 (72)発明者 エドワード ジェラルド ギャラガー アメリカ合衆国,ニューヨーク,パラスキ ー,ルイス ストリート 102

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形部材の回転運動を容易にするため
    の位置決め駆動機構であって、前記機構は、固定部材を
    含み、前記機構は、 前記固定部材に固定された回転駆動手段を有し、前記回
    転駆動手段には、駆動端とピニオンギアが取り付けられ
    ており、 前記円筒形部材に固定されたラックギアを有し、前記ラ
    ックギアは、前記円筒形部材から径方向外向きに伸び、
    かつ、前記ピニオンギアとかみあうように設けられてお
    り、 移動リミッタと有し、前記移動リミッタは、第一の位置
    と第二の位置との間で前記円筒形部材の移動を制限する
    ことを特徴とする機構。
  2. 【請求項2】 遠心コンプレッサであって、この遠心コ
    ンプレッサは、ケーシングと、吸入口から径方向に配置
    された環状の分割リングデフューザの入口まで作動流体
    を運ぶために前記コンプレッサの内部に回転可能に取り
    付けられたインペラと、を有し、 前記デフューザは、内部リングを含み、この内部リング
    の内部には、複数の第一のフロー誘導チャネルセクショ
    ンが形成されており、外部リングを含み、前記外部リン
    グの内部には、複数の第二のフロー誘導チャネルセクシ
    ョンが形成されており、各第二のフロー誘導チャネルセ
    クションは、それぞれ相補的な第一のフロー誘導チャネ
    ルセクションを有し、 前記コンプレッサは、位置決め駆動機構を有し、前記位
    置決め駆動機構は、相補的な前記第一及び前記第二のフ
    ローチャネルセクションが整列されてこれらの各相補的
    チャンネルセクションを通って最大のフロー流量が流れ
    ることが可能となる第一の全開位置と、前記第一及び前
    記第二のフローチャネルセクションがずれた位置とされ
    てこれらの各相補的チャネルセクションを通る流体のフ
    ローが制限される部分的閉鎖位置と、の間で前記内部リ
    ングを外部リング内で周方向に回転させるコンプレッサ
    において、前記位置決め駆動機構は、 前記ケーシングに固定された回転駆動手段を有し、前記
    回転駆動手段には、駆動端とピニオンギアが取り付けら
    れており、 前記内部リングに固定されたラックギアを有し、前記ラ
    ックギアは、前記内部リングから径方向外向きに伸びて
    おり、前記ピニオンギアとかみあうように設けられてお
    り、 移動リミッタと有し、前記移動リミッタは、前記全開位
    置に対応する第一の位置と、前記部分的閉鎖位置に対応
    する第二の位置と、の間で前記内部リングの移動を制限
    することを特徴とする機構。
  3. 【請求項3】 前記回転駆動手段は、電動モータである
    ことを特徴とする請求項2記載の機構。
  4. 【請求項4】 前記回転駆動手段は、アクチュエータで
    あることを特徴とする請求項2記載の機構。
  5. 【請求項5】 前記内部リングは、周方向に回転可能で
    あり、前記全開位置と、前記部分的閉鎖位置と、の間の
    複数の位置に調整可能であることを特徴とする請求項2
    記載の機構。
  6. 【請求項6】 前記移動リミッタは、回転駆動手段に電
    気的に作動可能に接続されたスイッチを含むことを特徴
    とする請求項2記載の機構。
  7. 【請求項7】 前記移動リミッタは、一対のストッパブ
    ロックを含み、前記ストッパブロックは、前記全開位置
    に対応する第一の位置と、前記部分的閉鎖位置に対応す
    る第二の位置と、においてラックギアと硬くかみあうよ
    うに前記外部リング上に配置されていることを特徴とす
    る請求項2記載の機構。
  8. 【請求項8】 前記位置決め駆動機構において、前記移
    動リミッタは、前記外部リング内に設けられた空洞を有
    し、前記空洞は、前記ラックギアを収容するように設け
    られており、前記空洞は、 前記全開位置に対応する第一の位置においてラックギア
    と硬くかみあうように配置された第一の端部と、 前記部分的閉鎖位置に対応する第二の位置においてラッ
    クギアと硬くかみあうように配置された第二の端部と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の機構。
  9. 【請求項9】 前記ラックギアは、低い面を有し、この
    低い面に配置された周方向の溝を含み、 前記内部リングは、該内部リングと同心である周方向の
    凸部を含み、この凸部は、ラックギアの溝とかみあっ
    て、それにより、前記ラックギアと、前記内部リング
    と、は、周方向で整列されるように配置されることを特
    徴とする請求項2記載の機構。
  10. 【請求項10】 回転駆動システムと組合わさったバッ
    クラッシ調整機構であって、前記調整機構は、固定部材
    と、移動可能な部材と、一方の端部にピニオンギアが固
    定された駆動軸と、前記移動可能な部材に固定されたラ
    ックギアと、を有し、前記バックラッシ調整機構は、 取付孔が内部に設けられた前記固定部材と、 第一の中心線と同心状に配置された円筒形の本体部と、
    第二の中心線を中心に軸方向に設けられたボアと、を有
    するハウジングと、 前記ハウジングの前記ボア内の前記第二の中心線と同心
    状に回転可能に配置された前記駆動軸と、 前記ピニオンギアと、前記ラックギアと、がかみあって
    伝導可能に接続されるように前記固定部材と移動可能に
    接続された前記移動可能な部材と、 前記取付孔内に取り付けられて前記ピニオンギアと、前
    記ラックギアと、の間のバックラッシを調整するように
    回転可能に動作させることができる前記ハウジングと、
    を有することを特徴とする調整機構。
  11. 【請求項11】 前記ハウジングは、レンチとかみあう
    ように設けられた領域を含むことを特徴とする請求項1
    0記載の調整機構。
  12. 【請求項12】 前記ハウジングは、該ハウジングを選
    択された調整位置に解除可能に固定するための固定手段
    を含むことを特徴とする請求項10記載の調整機構。
  13. 【請求項13】 遠心コンプレッサで使用されるバック
    ラッシ調整機構であって、前記調整機構は、ケーシング
    と、ケーシング内部に径方向に配置された環状の分割リ
    ングデフューザと、一方の端部にピニオンギアが固定さ
    れた駆動軸と、移動可能な部材に固定されたラックギア
    と、を有し、前記デフューザは、ケーシングに固定され
    た外部リングと、前記外部リング内に回転可能に取り付
    けられた内部リングと、を含み、前記調整機構は、 内部に取付孔が設けられた前記ケーシングと、 第一の中心線と同心状に配置された円筒形の本体部と、
    第二の中心線を中心に軸方向に設けられたボアと、を有
    するハウジングと、 前記ハウジングの前記ボア内の前記第二の中心線と同心
    状に回転可能に配置された前記駆動軸と、 前記ピニオンギアと、前記ラックギアと、がかみあって
    伝導可能に接続されるように前記ケーシングに移動可能
    に接続された前記内部リングと、 前記取付孔内に取り付けられて前記ピニオンギアと、前
    記ラックギアと、の間のバックラッシを調整するように
    回転可能に動作させることができる前記ハウジングと、
    を有することを特徴とする調整機構。
  14. 【請求項14】 前記ハウジングは、レンチとかみあう
    ように設けられた領域を含むことを特徴とする請求項1
    3記載の調整機構。
  15. 【請求項15】 前記ハウジングは、該ハウジングを選
    択された調整位置に解除可能に固定するための固定手段
    を含むことを特徴とする請求項13記載の調整機構。
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