JPH11132592A - 電子冷却器の冷却方法 - Google Patents
電子冷却器の冷却方法Info
- Publication number
- JPH11132592A JPH11132592A JP31647497A JP31647497A JPH11132592A JP H11132592 A JPH11132592 A JP H11132592A JP 31647497 A JP31647497 A JP 31647497A JP 31647497 A JP31647497 A JP 31647497A JP H11132592 A JPH11132592 A JP H11132592A
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Abstract
却器の放熱に沸騰冷却型放熱器を利用して、冷媒の吸熱
気化と放熱液化を繰り返させ、電子冷却器の確実で充分
な冷却が省エネルギー的に達成される冷却方法を提供す
る。 【解決手段】 電子冷却器2から沸騰冷却型放熱器3の
吸熱部3aへ熱を伝達し、この熱を吸熱部3a内の冷媒
液体に吸収させて冷媒液体を気化させ、気化した冷媒を
経路3bにより放熱部3dへ移動させて放熱させること
により液化させ、液化した冷媒を重力または毛細管現象
により吸熱部3aへ移動させる動作を繰り返させて、電
子冷却器2の持続的な冷却を行わせる。
Description
方法。詳しくは沸騰冷却型放熱器を利用して電子冷却器
の効果的、経済的な冷却を行わせる冷却方法に関する。
器は、機械的運動部分がないため小型・軽量のものにな
り、運転時に振動や動騒音を発生せず、理論上故障しな
い特徴があるため、小型の車載冷蔵庫や小型恒温槽等に
多く使用されている。
になると移動熱量と発生熱量との合計値が著しく増大す
るため、放熱が難しくなる欠点を有するもので、これ
は、ペルチェ効果素子の性質上、吸熱部面積と放熱部面
積がほぼ等しいことに起因する。そこで増大した熱を逃
がすため従来は強制空冷や水冷を採用しているが、前記
のような大容量の放熱を強制空冷や水冷により行う場合
は、多くのエネルギーを消費して、しかも、振動、騒音
が大きく、装置の大型化や複雑化を招くだけでなく、空
冷や水冷系の運転を忘れたり、運転中にファンやポンプ
の故障、あるいは、停電,断水が生じたりすると、ペル
チェ効果素子が過熱して内部の構成部材を接合している
ハンダが溶解して素子の破損を起こさせる問題点があ
る。
果素子を用いた電子冷却器の放熱に沸騰冷却型放熱器を
利用して、冷媒の吸熱気化と放熱液化とを繰り返させ、
電子冷却器の確実で充分な冷却が省エネルギー的に達成
される冷却装置を提供する。
め、本発明に係る電子冷却の冷却方法は、下記の方法を
採用することを特徴とする。電子冷却器から沸騰冷却型
放熱器の吸熱部へ熱を伝達し、この熱を吸熱部内の冷媒
液体に吸収させて冷媒液体を気化させ、気化した冷媒を
経路により放熱部へ移動て放熱させることにより液化さ
せ、液化した冷媒を重力または毛細管現象により吸熱部
へ移動させる動作を繰り返させて、電子冷却器の持続的
な冷却を行わせる
冷却方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
法の実施に適した冷却装置Aの一例を示すものである。
この装置Aは、被冷却物1と、この被冷却物1へ取り付
けた電子冷却器2と、該電子冷却器2へ取り付けた吸熱
部3aと、この吸熱部3aに隣接して上下の経路3bと
3cにより吸熱部3aと連通させた放熱部3dとを備え
る沸騰冷却型放熱器3とで構成される。そして、電子冷
却器2が取り付けられる位置は、前記吸熱部3aの冷媒
がたまりる部分であり、ロウ着け等の熱伝導のよい手段
で吸熱部3aへ接合されている。また、放熱部3dはそ
の表面積を電子冷却器2の表面積よりも大きくとり、熱
伝導効率を増大させると共に、放熱部3dの外側には放
熱効果を高めるフィン3eを多数付設してあり、吸熱部
3a、放熱部3d、経路3b、3cにより構成される閉
回路内には、その下側は液体、上側が気体として存在す
る冷媒のフロンを適当量減圧封入してある。なお、前記
冷媒のフロンは、これに代えてアンモニア、純水等を使
用しても同様の作用効果が得られる。
図2に示す通り放熱面2aと吸熱面2bとの間にペルチ
ェ効果素子4を希望する冷却能力が得られる数だけ挟み
込んだ構成として、ペルチェ効果素子4が結露するおそ
れがある場合は合成樹脂によりモールドして結露を防止
させる。そして、被冷却物1が液体の場合は、吸熱面2
bに図2のようなジャケット5を取り付けて、このジャ
ケット5内に入口6と出口7により冷却水を流通させて
ペルチェ効果素子4に液体の熱を吸熱させ、被冷却物1
が気体の場合は、ジャケット5は設けず適宜数の吸熱フ
ィン(図面省略)を取り付けてペルチェ効果素子4によ
る気体熱の吸引を促進させ、被冷却物1が固体の場合
は、その一面を吸熱部2bに密着させて直接吸熱させる
ように構成する。
発生する熱を電子冷却器2におけるペルチェ効果素子4
が吸熱側2bより吸収し、放熱側2aから沸騰冷却型放
熱器3の吸熱部3aの冷媒たまり部分へ伝達される。従
って、吸熱部3aの冷媒たまり部分の冷媒液体は、吸熱
部3aから気化潜熱を吸収して気化する。そして、経路
3bを経て放熱部3dへ移動し、放熱部3dにおいては
広い面積のフィン3eによって外気へ放熱され冷えて液
化する。液化した冷媒は重力の作用により経路3cを経
て吸熱部3aの冷媒たまりに移動すると吸熱部3aから
気化潜熱を吸収して気化する動作を繰り返し、電子冷却
器2のペルチェ効果素子4を効率よく冷却する動作を無
動力で持続的に行う。
法に用いた他の冷却装置Aである。この冷却装置Aは、
沸騰冷却型放熱器3が図1に示すものと相違する。すな
わち、この実施形態では吸熱部3aと放熱部3dとが個
別に形成されていて、吸熱部3aは電子冷却器2へ取り
付けられているが、放熱部3dは吸熱部3aとは離隔し
た位置に設けられて、パイプの経路3bと3cにより吸
熱部3aと連結されている。従って、この構成では放熱
部3dを外気温度の低い位置に配置して冷却効果を上げ
たり、放熱部3dを室外に配置して放熱による室温の増
加を抑制したりする等の操作ができて便利である。な
お、この装置Aの沸騰冷却型放熱機3の経路3bと3c
による吸熱部3aと放熱部3dとの連結は、一方の経路
3bを気化冷媒が上昇し、他方の経路3cを冷媒液体が
降下する動作を確実に行わせるため、図4に示すように
経路3bは吸熱部3aの上側から出て放熱部3d内へ上
壁に近付くように挿入され、他方の経路3cは放熱部3
dの下側から出て吸熱部3a内へその下壁に近付くよう
に挿入されるようにしてある。
方法に用いた更に他の冷却装置Aである。この冷却装置
Aの、蒸発冷却型放熱機3は、図6のように両端を密閉
したパイプの一端側を吸熱部3aとし、他端側を放熱部
3dとして、中間部を中側の空洞経路3bと、これを取
り囲むようにパイプの内壁に取り付けたウイック材の毛
細管経路3cとを備える公知のヒートパイプを用いたも
ので、ヒートパイプの中には水・アンモニア・フロン等
の冷媒の適当量を封入したものであり、冷媒液体が吸熱
部3aにおいて気化潜熱を吸収して気化すると、経路3
bを経て放熱部3dへ移動し、放熱部3dで熱を放散し
て冷えると液化すると、毛細管経路3cを経て放熱部3
dへ移動して気化する動作を繰り返す機能は、図1、図
3に示すものと同様である。
騰冷却型放熱器3における放熱部3dを強制冷却する場
合を示すもので、放熱部3dの外側に付設した放熱フィ
ン3e側に電動ファン8を取り付け、この電動ファン8
を回転させて放熱部3dとフィン3eへ強制送風する
と、放熱部3dの風冷効果が向上して外気温度が高い場
合や被冷却物1の発熱量が大きい場合でも充分なペルチ
ェ効果素子4の冷却効果が得られるもので、この場合、
電動ファン8の駆動には電力を消費するが、その消費量
は軽微なものである。また、電動ファン8による強制風
冷は、図4に示すようにヒートパイプで吸熱部3a、経
路3bと3c、放熱部3dを構成する場合も同様に行わ
れるものである。
冷却器2の冷却対象物が、内部のオゾン水の温度を一定
化させて置く恒温槽である例を示すものである。この例
においては、恒温槽1の一側に電子冷却器2を取り付
け、他側にジャケット5を取り付けて内部にポンプ9に
より冷却水を流動させる。こうすれば、恒温槽1内を流
動するオゾン水の熱を電子冷却器2のペルチェ効果素子
8が吸収して、沸騰冷却型放熱器3(図1に示すものも
のと同一であるから図1参照)の吸熱部3aへ伝達す
る。すると、吸熱部3a内の冷媒液体はこの熱を気化潜
熱として吸収し、気化して経路3bを経て放熱部3dへ
移動する。放熱部3dへ移動した気化冷媒は、外気に冷
やされる放熱部3dにおいて熱を放散して液化する。そ
して、経路3cを経て吸熱部3aへ移動し吸熱部3aに
おいて気化潜熱を吸収し気化する動作を繰り返して、ペ
ルチェ効果素子8の冷却を持続的に行うため、恒温槽1
を流通する帯熱オゾン水は熱を奪われて常に一定した温
度を安定に保つ恒温保持が行われる。おお、この実施形
態の恒温槽1や電子冷却器2の吸熱面2b等のオゾン水
に接する部分は、オゾン耐性のある素材によって形成す
る。
1、図3、図4の示すものおいては、吸熱部3aと放熱
部3dを便宜上、一つの室として原理表示しているが、
実際にはこの室内には蛇行流路を形成してこの蛇行流路
に冷媒を流動させ、冷媒の吸熱及び放熱の効果を可及的
に増大させるものであり、また、経路3b、3cも図
3、図4のようにパイプとして原理表示しているが、実
際にはアルミブロック等に溝加工した母材をロウ着け等
により貼り合わせて流路を形成させるものである。しか
しながら、これらの技術は周知に属するものであるか
ら、構造についての図解と詳細な説明は省略してある。
冷却方法は、冷媒の吸熱による気化と放熱による液化と
を繰り返させてペルチェ効果素子を用いた電子冷却器の
冷却を行うから、放熱を自然空冷で行う場合は、エネル
ギー不要で、強制空冷または水冷する場合もエネルギー
消費は少なく、かつ、振動や騒音を発しず、装置は小型
で軽く製作できて、故障の原因となる機械的運動部分が
ないし、停電、断水があっても作動は持続されるので、
冷却の中断によるペルチェ効果素子の破損を完全に防止
することができるものである。
した冷却装置の一例を一部を破断して示す斜視図であ
る。
斜視図である。
した冷却装置の他の例を一部を破断して示す斜視図であ
る
接続状態を示す縦断側面図である。
した冷却装置の更に他の例を一部を破断して示す斜視図
である
を破断し、一部を縦断して示す側面図である。
て放熱部を強制冷却する状態を示す斜視図である。
槽の冷却に用いた例を示す斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 電子冷却器から沸騰冷却型放熱器の吸熱
部へ熱を伝達し、 この熱を吸熱部内の冷媒液体に吸収させて冷媒液体を気
化させ、 気化した冷媒を経路により放熱部へ移動て放熱させるこ
とにより液化させ、 液化した冷媒を重力または毛細管現象により吸熱部へ移
動させる動作を繰り返させて、 電子冷却器の持続的な冷却を行わせることを特徴とする
電子冷却器の冷却方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31647497A JPH11132592A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 電子冷却器の冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31647497A JPH11132592A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 電子冷却器の冷却方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11132592A true JPH11132592A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=18077507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31647497A Pending JPH11132592A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 電子冷却器の冷却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11132592A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021248901A1 (zh) * | 2020-06-12 | 2021-12-16 | 佛山市顺德区大磐电器实业有限公司 | 一种制冷系统及制冷设备 |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP31647497A patent/JPH11132592A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021248901A1 (zh) * | 2020-06-12 | 2021-12-16 | 佛山市顺德区大磐电器实业有限公司 | 一种制冷系统及制冷设备 |
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