JPH11132830A - 超音波液面検知装置及びこの装置を用いた液面検知方法 - Google Patents

超音波液面検知装置及びこの装置を用いた液面検知方法

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JPH11132830A
JPH11132830A JP9301590A JP30159097A JPH11132830A JP H11132830 A JPH11132830 A JP H11132830A JP 9301590 A JP9301590 A JP 9301590A JP 30159097 A JP30159097 A JP 30159097A JP H11132830 A JPH11132830 A JP H11132830A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、液体を収容した容器内の液
面を検知するに際して、容器の上端縁を検知して、液面
からの反射波の干渉等によって生ずる問題を解決して、
正確に液体の液面を検知することができる超音波液面検
知装置及びこの装置を用いた液面検知方法を提供するも
のである。 【解決手段】 検体容器7内の検体5の液面高さ情報を
得るための超音波検知プローブ4を備えた超音波液面検
知装置において、検体容器7の上端縁高さ情報を得るた
めの高さ検知センサ12と、超音波検知プローブ4の検
知状態を変更するための保持具14と、高さ検知センサ
12で得られた検体容器7の上端縁高さ情報と超音波検
知プローブ4で得られた液面高さ情報とに基づいて保持
具14を制御するためのコントロール回路15とを具備
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分析用液体(血
清,血漿,尿又は試薬等)の液面検知に超音波を利用し
た超音波液面検知装置に関し、特に自動分析装置へ投入
する容器内の液体の液面高さを算出する超音波液面検知
装置および液面検知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から臨床検査分野において、人体か
ら摂取した血液,尿又は分泌物等の検体に含まれる情報
を基に、各人の健康状態を判定する検査が一般的に行わ
れている。特に近年では、検査時間の短縮化及び検査に
要する作業の省力化の他に、検査時におけるウイルス感
染の防止や、人的作業ミスの防止等が注目される傾向が
ある。このような背景の基に開発された自動分析装置
や、分析装置に検体をかける前工程における、検体の仕
分け作業を行う自動分注においては、吸引ノズルを用い
て自動で検体容器に収容される検体を所定量吸引してい
る。
【0003】また、試薬についても検体の場合と同様、
別の或いは同じ吸引ノズルを用いて、所定量の試薬を自
動で吸引している。以上述べた吸引ノズルによる吸引に
際して、検体又は試薬の液面高さは、従来から何らかの
検知手段を用いて求めており、その求めた結果に基づい
て分注ノズルの挿入量が決定されていた。なお、この場
合の液面検知としては、コンタミネーションや、キャリ
ーオーバーを防止するために、検体又は試薬と検知手段
とは非接触であることが望ましかった。
【0004】以下に、実開昭57−16872号公報を
参照して、従来の液面検知技術に関して説明をする。図
6に示す分注装置1は、超音波発振器2と超音波受信器
3とから成る液面検知のための検知プローブ4と、該検
知プローブ4で検知した検知情報を基に所定量下降して
検体5を吸引する分注ノズル6とから構成されている。
【0005】検知プローブ4は、超音波を利用して検体
液面5aを検知するために、不図示の固定部材によって
分注対象となる検体5を収容した検体容器7上方に固定
配置される。また、分注ノズル6は、検知プローブ4に
より検出された検体液面5a情報に応じた昇降が可能と
なるようにラック8が固着されており、このラック8に
可逆モータ9の出力軸に取り付けられているピニオン1
0が噛合することで、図中で上下に両矢印で示している
ように分注ノズル6を検体液面5aに向けて昇降可能に
していた。従来は、このように検体容器7内の検体液面
5aの高さを検知した後、検体を所定量分注するように
していた。
【0006】詳述すると、検体容器7上方の定位置に固
定された検知プローブ4(超音波発振器2)から所定周
波数の超音波を検体容器7に向けて発振する。検知プロ
ーブ4(超音波受信器3)は、検体容器7内の検体液面
5aで反射された反射波を受信し、発振から受信される
までの時間を基に検知プローブ4から検体液面5aまで
の距離を算出する。次いで、算出した距離に基づき、可
逆モータ9の回転を制御して、その回転制御によって、
分注ノズル6の下降量を制御していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、臨床検査分野に
おいて用いられている検体容器7等の容器には様々な種
類があるが、その中で容器の径が検知プローブ4の挿入
可能な程度であれば特に問題が生じることはないが、容
器によっては、検知プローブ4の挿入不可能な程度の
径、例えば10mm前後の細径の容器を用いた場合に、以
下のような問題が生じていた。
【0008】これは、検知プローブ4による液面検知
が、主に容器の上方からの検知に限定されてしまってい
ることが要因として挙げられる。即ち、超音波は拡散す
る特性があるため、細径の容器に収容された検体の液面
高さ情報を測定しようとした場合、検体液面5aから反
射した反射波の受信より先に、検体容器7の上端縁7a
で反射した超音波パルスの方が先に検知プローブ(超音
波受信器3)4によって受信されてしまうことがある
(図7参照)。
【0009】通常、この反射波は微弱なため、検体液面
5a以外で反射した反射波を検知することは少ないが、
検体容器7の上端縁7a全周からの反射が干渉を起こし
た場合、この反射波が大きくなり、液面高さが検知でき
ない場合がある。
【0010】また、検知状況の具合よっては、検体液面
5aからの反射波自体が、弱め合う干渉を起こして、検
体液面5aで反射した反射波が検知できない場合もあ
る。本発明の目的は、液体を収容した容器内の液面を検
知するに際して、容器の上端縁を検知して、液面からの
反射波の干渉等によって生ずる問題を解決して、正確に
液体の液面を検知することができる超音波液面検知装置
及びこの装置を用いた液面検知方法を提供するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
容器内に収容された分析用液体の液面高さ情報を得るた
めの超音波検知プローブを備えた超音波液面検知装置に
おいて、容器の上端縁高さ情報を得る高さ検知手段と、
超音波検知プローブと容器との相対位置を変更する変更
手段と、高さ検知手段で得た容器の上端縁高さ情報と超
音波検知プローブで得た液面高さ情報とに基づいて変更
手段を制御する制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0012】請求項2記載の発明は、容器内に収容され
た分析用液体の液面高さ情報を得るための超音波検知プ
ローブを備えた超音波液面検知装置において、容器の上
端縁高さ情報を得る高さ検知手段と、超音波検知プロー
ブと容器との相対位置を変更する変更手段と、高さ検知
手段で得た容器の上端縁高さ情報と超音波検知プローブ
で得た液面高さ情報とに基づいて変更手段を制御する制
御手段と、高さ検知手段で得た容器の上端縁高さ情報に
基づいて、超音波検知プローブで得た情報が液面以外の
高さ情報であるか否かを判別する手段とを備えており、
判別する手段によって、判定手段の出力に応じて、再度
液面を検知するために、変更手段を制御して超音波検知
プローブと容器との相対位置を変更することを特徴とす
る。
【0013】請求項3記載の発明は、容器内に収容され
る分析用液体の液面高さ情報を得る超音波検知プローブ
を備えた超音波液面検知方法において、超音波検知プロ
ーブと容器との相対的に移動させながら、超音波検知プ
ローブによって得られた高さ情報に基づいて、容器内の
検体液面を検知すること特徴とする。
【0014】請求項1に係る発明は、高さ検知手段で得
た容器の上端縁高さ情報と超音波検知プローブで得た液
面高さ情報とに基づいて、超音波検知プローブと容器と
の相対位置を変更することによつて、液面高さを正確に
検知することができる。
【0015】請求項2に係る発明は、高さ検知手段で得
た容器の上端縁高さ情報に基づいて、超音波検知プロー
ブで得た情報が液面以外の高さ情報であるか否かを判別
することによって、再度液面を検知するために、変更手
段を制御して超音波検知プローブと容器との相対位置を
変更することができるものである。
【0016】請求項3に係る発明は、超音波検知プロー
ブと容器とを相対的に移動させながら、超音波検知プロ
ーブによって得られた高さ情報に基づいて、容器内の検
体液面を迅速に検知することができるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳述する。 (第1の実施形態)図1は、第1実施形態の液面検知装
置を備えた分注装置のシステム構成図である。異なる液
体(以下、「検体」と称する)5を夫々収容した複数の
検体容器7は、検体ラック11に夫々挿入配置されてお
り、該検体ラック11を載置した搬送ラインは、検体容
器7を液面検知位置と分注ノズル6による検体分注位置
に順番に位置決めを行う。
【0018】液面検知位置に搬送される検体容器7の側
方には、検体ラック11に収容された検体容器7の上端
縁7aの高さ位置を検知するための、高さが異なる3つ
の高さ検知センサ12a,12b,12cを所定間隔に
配置してあり、各高さ検知センサ12a,12b,12
cは、集中処理部13に接続される。
【0019】液面検知位置に位置決めされた検体容器7
上方には、超音波発振器2及び超音波受信器3を備えた
検知プローブ4が位置決めされており、この検知プロー
ブ4は、検体容器7の開口部側に向けて超音波を発振す
ると共に、検体液面5aで反射して戻ってきた反射波を
受信できるように検知状態が変更可能な保持具14に保
持される。
【0020】集中処理部13にコントロール回路15を
介して接続されている保持具14は、集中処理部13か
らのコマンドを受けると、そのコマンドを受けたコント
ロール回路15は、保持具14を制御して、検体容器7
(鉛直方向を基準となる軸と仮定して)に対して、検知
プローブ4の検知状態を上下方向(Z軸)16,水平方
向(X軸,Y軸)17,回動方向(θ)18又は傾斜角
度(γ°)19の変化量の何れか或いはその複合で変更
可能且つ変更量の制御を変更可能に構成する(図2参
照)。
【0021】検知プローブ4は、超音波受信器3によっ
て受信した反射波信号を増幅するアンプ機能を備えた演
算回路20を介して集中処理部13に接続される。ま
た、集中処理部13には、高さ検知センサ12a,12
b,12cの検知信号と演算回路20の出力に応じて、
保持具14による検知プローブ4の検知状態の変更を制
御するコントロール回路15が接続される。さらに、集
中処理部13に、分注ノズル6の上下動を制御するため
のモータ制御回路21が接続される。
【0022】分注ノズル6は、検体容器7から所定量の
検体5を吸引するために、配管4aを介して、シリンジ
22に接続されている。さらに、分注ノズル6は、一対
のプーリ23、24に掛け渡されたタイミングベルト2
5に取付けられている。上記プーリ23は、可逆モータ
9に接続されており、モータ制御回路21を制御するこ
とでプーリ23の回転方向と回転数とを制御し、検体容
器7に向けて分注ノズル6を上下動させる。
【0023】上述した実施形態の動作を、図3に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。先ず、ラック搬送装
置によって、複数本の検体容器7を保持した検体ラック
11を液面検知位置まで搬送する(ステップS1)。
【0024】検体容器7が液面検知位置に搬送される
と、高さ検知センサ12a,12b,12cの検知情報
によって、検体容器7の上端縁7aの高さ情報を集中処
理部13に出力する。次いで、高さ情報を得た集中処理
部13は、検体容器7の上端縁7aから検知プローブ4
までの距離(以下「検体容器の高さ情報」と称する)を
算出する(ステップS2)。
【0025】次いで、検知プローブ(超音波発振器2)
4から検体容器7内の検体液面5aに対して、超音波を
発振する。発振された超音波は、検体液面5aで反射し
た後、検知プローブ4(超音波受信器3)で受信され
る。演算回路20は、受信した超音波が超音波発振器2
から発振されてから、検体液面5aで反射して、超音波
受信器3によって受信されるまでに要した時間を基に、
検体容器7内の検体液面5aから検知プローブ4までの
距離(以下「液面高さ情報」と称する)を算出し、この
液面高さ情報を集中処理部13に出力する(ステップS
3)。
【0026】集中処理部13は、液面高さ情報と検体容
器7の高さ情報とを比較する(ステップS4)。ここ
で、仮に液面高さ情報と検体容器7の高さ情報とが一致
した場合又は超音波受信器3で反射波が受信できていな
かった場合、集中処理部13は、検知プローブ4で検体
液面5aを再検知する旨のコマンドをコントロール回路
15に出力する(ステップS5)。
【0027】コマンドを受けたコントロール回路15
は、検知プローブ4の検知状態を予め設定されている変
更量に従って保持具14を制御する(ステップS6)。
その後、ステップS3、ステップS4の工程を行なうよ
うにする。
【0028】なお、ステップS4で、正常な液面検知が
行なわれていた場合、検体分注位置まで検体容器7を搬
送して位置決めした後、検知プローブ4から検体容器7
の検体液面5aまでの距離情報を算出する(ステップS
7)。
【0029】次いで、ステップS7で算出した距離情報
をコントロール回路15からモータ制御回路21に出力
する。モータ制御回路21は、可逆モータ9の回転方向
と回転数とを制御して、プーリ23,24間で吸引ノズ
ル6の下降量を制御する。さらに、シリンジ22を制御
して、吸引ノズル6から所定量の検体5を吸引した後、
別の位置にある反応容器(図示せず)内に所定量の検体
を分注する(ステップS8)。
【0030】第1実施形態によれば、分注前の液面高さ
情報を算出する際に、検体容器7の上端縁7aで反射し
た反射波による影響がある場合或いは検体液面5aから
反射した反射波が超音波の干渉等による影響で得られな
い場合、検知プローブ4の検知状態を変更して再検知を
行うようにしたので、正確な液面を検知することができ
る。
【0031】なお、検知プローブの変更量としては、実
際、非常に微量に設定してあり、例えば水平方向(X
軸,Y軸)17で変更する場合、変更量としては、0.
1〜0.2mm程度に設定する。
【0032】また、変更回数に関しても、特に1回のみ
に限定されるものではなく、例えば必要な回数行うよう
にすることもできる。また、高さの異なる検体容器7が
検体ラック11a,11b,11cに収容されていたと
しても、高さ検知センサ12からの出力に基づいて、集
中処理部13で検知情報を算出し、その検知情報に応じ
て検知プローブ4の検知状態、ここでは、高さを検体容
器7毎に迅速に変更することによつて、超音波の拡散に
よる影響を抑えることができる。 (第2実施形態)図4は、第2の実施形態の液面検知装
置を示したものである。第2実施形態の液面検知装置と
第1実施形態の液面検知装置との相違点は、検体容器2
6,27,28の高さ検知センサ12を備えていない点
と、検知プローブ4を保持する保持具14が検体容器列
の線上での水平移動(検体ラック11の長手方向)に限
定した点である。なお、第1実施形態と同じ構成につい
ては、同一の符号を付して説明を省略する。
【0033】なお、検知プローブ4が位置している高さ
位置については、検体ラック11に収容される複数の検
体容器26,27,28で一番長い検体容器27(2
8)の上端縁27a,27b(28a,28b)上方の
位置にくるようにするのが好適である。これは、一般に
超音波が拡散し易い性質を有していることを考慮したも
のであり、仮に検体容器の上端縁と検知プローブとの距
離が離れすぎていたとすれば、検知プローブ4(超音波
発振器2)から発振した超音波は拡散してしまい検体容
器の上端縁で反射した超音波が検知プローブ4(超音波
受信器3)で受信して影響を受けてしまう可能性があ
る。このような影響を防止する意味で一番長い検体容器
27(28)上方近傍の位置、例えば5mm程度の隙間を
有するように検知プローブ4を位置決めすることで、超
音波の拡散による影響を小さくするようにしていた。
【0034】また、検知プローブ4の走査領域は、検体
ラック11に収容された検体容器26,27,28の
内、検体ラック11両端にある検体容器26,28の外
周(上端縁26a,28b)を検知できる程度、即ち検
体ラック11より少し長い程度の移動領域であることが
好ましい。なお、ここでは説明上、検体ラック11に保
持されている検体容器を3本で説明したが、検体ラック
11に保持される検体容器の数は、特に3本に限定され
るものではない。
【0035】超音波受信器3により受信された反射波
は、演算回路20で処理された後に集中処理部13に出
力され、検体容器26,27,28内の液面高さ情報を
算出する。なお、図5は、検知プローブの走査時間(横
軸)と検知プローブから検体液面までの距離(縦軸)、
検体容器の上端縁までの距離(縦軸)及び検体ラックま
での距離(縦軸)との関係を示したものであり、詳述す
ると検知プローブ4が、検体容器26,27,28を走
査して得た反射波に基づき、横軸に検知プローブ4の走
査時間を取り、縦軸に走査時間に基づいて算出した検知
プローブ4からの距離を表したものである。
【0036】次いで、集中処理部13は、反射波パルス
29a,29b,30a,30b,31a,31bが、
検体容器26,27の上端縁26a,26b,27a,
27b,28a,28bであることを判定すると共に、
反射波パルス32が検体ラック11であると判断する。
【0037】さらに、これら反射波パルス30a,30
b及び31a,31bで挟まれた反射波パルス30c,
31cが、検体容器27,28内の検体液面から反射し
たものであるとの判断を行う。
【0038】また、検体容器26の上端縁26a,26
bからの反射波パルス29a,29bの間に、検体液面
26cからの反射波パルスが弱い場合に起因し、正常な
反射波パルス29cの他に誤検知部分(反射波パルス)
29dや反射波パルスが受信できないことに起因した検
知不能部分(パルスの欠損部分)29eを検知してしま
った場合、集中処理部13は、誤検知部分29d及び検
知不能部分29eを異常波形であると判断し、正常な反
射波パルス29eを判別する。
【0039】第2実施形態によれば、検体容器内の検体
の液面高さ情報を、同一液面の液面検知を短時間のうち
に数回から数十回の行うことができるので、正確な液面
高さ情報を得ることができる。
【0040】さらに、本発明は、上記の実施形態に限ら
れるものではなく、種々変更が可能である。例えば、第
2実施形態において、検知プローブを移動させる代り
に、検体ラック(検体容器列)を一定速度で移動させる
ようにすることもできる。
【0041】また、検知プローブと検体容器とを共に相
対的に水平移動するような検知状態の変更を可能にする
と、装置自体をさらに小型化することができる。また、
再検知を検知プローブの検知状態の変更で行わないで
も、検体容器の検知状態を変更することによっても制御
することができる。
【0042】また、高さ検知センサの配置場所は、検体
容器の上端縁の高さを検知可能な場所であれば、特に搬
送ライン上に限定されるものではなく、検体容器の高さ
情報が分かる位置でさえあれば、何処でも高さ検知セン
サを設けることができる。
【0043】この様にすると、次に検知すべき検体容器
上端縁の高さを知ることができるので、その検体容器上
端縁の高さに応じた位置に、速やかに検知プローブの高
さを位置決めしておくことができる。
【0044】また、高さ検知センサの数に関しても特別
に規定されるものではなく、例えば1個の高さ検知セン
サを上下動可能に設けておき、検体容器上端の高さを検
知するようにすることもできる。
【0045】また、高さ検知センサとして、超音波を用
いたセンサであってもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明は、容器内に収容された液体の液
面高さ検知の際に、容器の上端縁からの反射波による影
響或いは反射波の干渉等を除去して、液面の正確な検知
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1実施形態に係る液面検知を行う分
注装置を示したシステム構成図である。
【図2】図2は、検知プローブの検知状態の変更を示し
た斜視図である。
【図3】図3は、第1実施形態に係るフローチャートで
ある。
【図4】図4は、第2実施形態に係る液面検知を示した
略図である。
【図5】図5は、第2実施形態に係る液面検知で求めた
走査時間−距離との関係を示した関係図である。
【図6】図6は、液面検知を行う従来の分注装置を示し
た構成図である。
【図7】図7は、従来の問題点を示す略図である。
【符号の説明】
1 分注装置 2 超音波発振器 3 超音波受信器 4 検知プローブ 4a 配管 5 検体 5a 検体液面 6 分注ノズル 7 検体容器 7a 上端縁 8 ラック 9 可逆モータ 10 ピニオン 11 検体ラック 12,12a〜12c 高さ検知センサ 13 集中処理部 14 保持具 15 コントロール回路 16 上下方向(Z軸) 17 水平方向(X軸,Y軸) 18 回動方向(θ) 19 傾斜角度(γ°) 20 演算回路 21 モータ制御回路 22 シリンジ 23,24 プーリ 25 タイミングベルト 26,27,28 検体容器 26a,26b,27a,27b,28a,28b 上
端縁 26c 検体液面 29a〜29e,30a〜30c,31a〜31c,3
2 反射波パルス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に収容された液体の液面高さ情報
    を得るための超音波検知プローブを備えた超音波液面検
    知装置において、 容器の上端縁高さ情報を得るための高さ検知手段と、 超音波検知プローブと容器との相対位置を変更するため
    の変更手段と、 高さ検知手段で得られた容器の上端縁高さ情報と超音波
    検知プローブで得られた液面高さ情報とに基づいて変更
    手段を制御するための制御手段とを具備したことを特徴
    とする超音波液面検知装置。
  2. 【請求項2】 容器内に収容された液体の液面高さ情報
    を得るための超音波検知プローブを備えた超音波液面検
    知装置において、 容器の上端縁高さ情報を得るための高さ検知手段と、 超音波検知プローブと容器との相対位置を変更するため
    の変更手段と、 高さ検知手段で得られた容器の上端縁高さ情報と超音波
    検知プローブで得られた液面高さ情報とに基づいて変更
    手段を制御する制御手段と、 高さ検知手段で得られた容器の上端縁高さ情報に基づい
    て、超音波検知プローブで得られた情報が液面以外の高
    さ情報であるか否かを判別する手段とを備えており、判
    定手段の出力に応じて、再度液面を検知するために、変
    更手段を制御して超音波検知プローブと容器との相対位
    置を変更することを特徴とする超音波液面検知装置。
  3. 【請求項3】 容器内に収容された分析用液体の液面高
    さ情報を得る超音波検知プローブを備えた超音波液面検
    知方法において、 超音波検知プローブと容器との相対的に移動させなが
    ら、超音波検知プローブによって得られた高さ情報に基
    づいて、容器内の液面を検知すること特徴とする液面検
    知方法。
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