JPH11134174A - 演算回路 - Google Patents
演算回路Info
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- JPH11134174A JPH11134174A JP9294482A JP29448297A JPH11134174A JP H11134174 A JPH11134174 A JP H11134174A JP 9294482 A JP9294482 A JP 9294482A JP 29448297 A JP29448297 A JP 29448297A JP H11134174 A JPH11134174 A JP H11134174A
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- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 同期回路において、高速に乗算結果を得る。
【解決手段】 部分積ゲート10は、mビットの被乗数
データA[m−1:0]に対して、nビットの乗数B
[n−1:0]のうちの最下位のビットのデータB0 と
の乗算を行って部分積を求める。各部分積ゲート20−
x(xは、1≦x≦n−1)は、mビットの被乗数デー
タA[m−1:0]に対して、nビットの乗数B[n−
1:0]のうちの最下位からxビット目のデータBx と
の乗算を行って部分積をそれぞれ求める。各部分積ゲー
ト10及び20−xで求められた部分積が加算手段30
で総計され、mビットの被乗数データA[m−1:0]
とnビットの乗数B[n−1:0]との乗算結果Σ[m
+n−1:0]が求められる。
データA[m−1:0]に対して、nビットの乗数B
[n−1:0]のうちの最下位のビットのデータB0 と
の乗算を行って部分積を求める。各部分積ゲート20−
x(xは、1≦x≦n−1)は、mビットの被乗数デー
タA[m−1:0]に対して、nビットの乗数B[n−
1:0]のうちの最下位からxビット目のデータBx と
の乗算を行って部分積をそれぞれ求める。各部分積ゲー
ト10及び20−xで求められた部分積が加算手段30
で総計され、mビットの被乗数データA[m−1:0]
とnビットの乗数B[n−1:0]との乗算結果Σ[m
+n−1:0]が求められる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期回路等に組込
まれ、乗算或いは除算を行う演算回路に関するものであ
る。
まれ、乗算或いは除算を行う演算回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の同期回路には、0番目のビットデ
ータA0 から(m−1)番目(mは、正の整数)のビッ
トデータAm-1 までのmビットのデータで構成される被
乗数データA[m−1:0](ただし、[m−1:0]
はビットデータの範囲を示す)と、0番目のビットデー
タB0 からn−1番目(nは、正の整数)のビットデー
タBn-1 までのnビットのデータで構成される乗数デー
タB[n−1:0]との乗算を行う演算回路を備えたも
のがある。また、従来の同期回路には、0番目のビット
データC0 から(m−1)番目のビットデータCm-1 ま
でのmビットのデータで構成される被除数データC[m
−1:0]と、0番目のビットデータD0から(n−
1)番目のビットデータDn-1 までnビットのデータで
構成される除数データD[n−1:0]との除算を行う
演算回路を備えたものもある。これらの乗算或いは除算
を行う演算回路は、クロックに同期した動作を行い、最
終的な乗算結果である積と、除算結果である商及び余り
とをそれぞれを求めている。図2は、従来の演算回路の
乗算状態を示すタイムチャートである。
ータA0 から(m−1)番目(mは、正の整数)のビッ
トデータAm-1 までのmビットのデータで構成される被
乗数データA[m−1:0](ただし、[m−1:0]
はビットデータの範囲を示す)と、0番目のビットデー
タB0 からn−1番目(nは、正の整数)のビットデー
タBn-1 までのnビットのデータで構成される乗数デー
タB[n−1:0]との乗算を行う演算回路を備えたも
のがある。また、従来の同期回路には、0番目のビット
データC0 から(m−1)番目のビットデータCm-1 ま
でのmビットのデータで構成される被除数データC[m
−1:0]と、0番目のビットデータD0から(n−
1)番目のビットデータDn-1 までnビットのデータで
構成される除数データD[n−1:0]との除算を行う
演算回路を備えたものもある。これらの乗算或いは除算
を行う演算回路は、クロックに同期した動作を行い、最
終的な乗算結果である積と、除算結果である商及び余り
とをそれぞれを求めている。図2は、従来の演算回路の
乗算状態を示すタイムチャートである。
【0003】クロックClkに同期して乗算を行う演算
回路は、次の(a1)〜(a6)の動作を行い、乗算結
果を求める。 (a1) データを記憶するためのフリップフロップ等
の記憶データをすべてクリアする。 (a2) データA[m−1:0]のデータに対して、
クロックClkに同期してデータB0 を乗算し、この乗
算結果S0 を格納する。 (a3) データA[m−1:0]のデータを1ビット
分桁上げしてそれにビットデータB1 を乗算し、該乗算
結果に前記乗算結果S0 を累積加算し、この累積加算で
得られた加算結果S1 を記憶する。 (a4) データA[m−1:0]のデータを2ビット
分桁上げしてそれにビットデータB2 を乗算し、該乗算
結果に前記加算結果S1 を累積加算し、この累積加算で
得られた累積結果S2 を記憶する。 (a5) データA[m−1:0]のデータを3ビット
分桁上げしてそれにビットデータB3 を乗算し、該乗算
結果に前記累積加算結果S2 を加算し、この累積加算で
得られた累積加算結果S3 を記憶する。 (a6) 上述の(3)或いは(4)と同様の処理を継
続する。つまり、データA[m−1:0]のデータをx
(xは、自然数)ビット分桁上げしてそれにビットデー
タBx を乗算し、該乗算結果に直前に求めた累積加算結
果Sx-1 を加算し、この累積加算で得られた累積結果S
x を記憶する処理を、xがn−1になるまで繰返し、最
後に求め累積結果Sx を、被乗数データA[m−1:
0]と乗数データB[n−1:0]との乗算結果として
出力する。
回路は、次の(a1)〜(a6)の動作を行い、乗算結
果を求める。 (a1) データを記憶するためのフリップフロップ等
の記憶データをすべてクリアする。 (a2) データA[m−1:0]のデータに対して、
クロックClkに同期してデータB0 を乗算し、この乗
算結果S0 を格納する。 (a3) データA[m−1:0]のデータを1ビット
分桁上げしてそれにビットデータB1 を乗算し、該乗算
結果に前記乗算結果S0 を累積加算し、この累積加算で
得られた加算結果S1 を記憶する。 (a4) データA[m−1:0]のデータを2ビット
分桁上げしてそれにビットデータB2 を乗算し、該乗算
結果に前記加算結果S1 を累積加算し、この累積加算で
得られた累積結果S2 を記憶する。 (a5) データA[m−1:0]のデータを3ビット
分桁上げしてそれにビットデータB3 を乗算し、該乗算
結果に前記累積加算結果S2 を加算し、この累積加算で
得られた累積加算結果S3 を記憶する。 (a6) 上述の(3)或いは(4)と同様の処理を継
続する。つまり、データA[m−1:0]のデータをx
(xは、自然数)ビット分桁上げしてそれにビットデー
タBx を乗算し、該乗算結果に直前に求めた累積加算結
果Sx-1 を加算し、この累積加算で得られた累積結果S
x を記憶する処理を、xがn−1になるまで繰返し、最
後に求め累積結果Sx を、被乗数データA[m−1:
0]と乗数データB[n−1:0]との乗算結果として
出力する。
【0004】図3は、従来の演算回路の除算状態を示す
タイムチャートである。除算を行う演算回路では、次の
(b1)〜(b5)の動作を行い、除算結果を求めてい
る。 (b1) データを記憶する格納するフリップフロップ
等の記憶データをすべてクリアする。 (b2) クロックClkに同期して除数データD[n
−1:0]の2の補数D* を求め、次のクロックClk
に同期して被除算データの上位nビットのデータC[m
−1:m−n]に対して除数データD[n−1:0]の
2の補数D* を加算し、該加算結果から剰余数Eと商F
を得る。商は加算結果が正または零のときには“1”、
加算結果が負の時には“0”となる。 (b3) クロックClkに同期して除数データD[n
−1:0]の2の補数D* を求め、次のクロックClk
に同期して前記剰余数の上位nビットのデータに対して
除数データD[n−1:0]の2の補数D* を加算し、
該加算結果から剰余数Eと商Fを得る。商は加算結果が
正または零のときには“1”、加算結果が負の時には
“0”となる。 (b4) クロックClkに同期して除数データD[n
−1:0]の2の補数D* を求め、次のクロックClk
に同期して前記(b3)の処理で求めた剰余数の上位n
ビットのデータに対して除数データD[n−1:0]の
2の補数D* を加算し、該加算結果から剰余数Eと商F
を得る。商は加算結果が正または零のときには“1”、
加算結果が負の時には“0”となる。 (b5) 以降、前記(b3),(b4)の処理を順次
繰り返し、加算結果が、がデータBよりも小さくなった
ら演算止める。そして、それまでに求めた商Fを最終的
な商としてパラレルに出力すると共に、最終的に得られ
たEを余りとして出力する。
タイムチャートである。除算を行う演算回路では、次の
(b1)〜(b5)の動作を行い、除算結果を求めてい
る。 (b1) データを記憶する格納するフリップフロップ
等の記憶データをすべてクリアする。 (b2) クロックClkに同期して除数データD[n
−1:0]の2の補数D* を求め、次のクロックClk
に同期して被除算データの上位nビットのデータC[m
−1:m−n]に対して除数データD[n−1:0]の
2の補数D* を加算し、該加算結果から剰余数Eと商F
を得る。商は加算結果が正または零のときには“1”、
加算結果が負の時には“0”となる。 (b3) クロックClkに同期して除数データD[n
−1:0]の2の補数D* を求め、次のクロックClk
に同期して前記剰余数の上位nビットのデータに対して
除数データD[n−1:0]の2の補数D* を加算し、
該加算結果から剰余数Eと商Fを得る。商は加算結果が
正または零のときには“1”、加算結果が負の時には
“0”となる。 (b4) クロックClkに同期して除数データD[n
−1:0]の2の補数D* を求め、次のクロックClk
に同期して前記(b3)の処理で求めた剰余数の上位n
ビットのデータに対して除数データD[n−1:0]の
2の補数D* を加算し、該加算結果から剰余数Eと商F
を得る。商は加算結果が正または零のときには“1”、
加算結果が負の時には“0”となる。 (b5) 以降、前記(b3),(b4)の処理を順次
繰り返し、加算結果が、がデータBよりも小さくなった
ら演算止める。そして、それまでに求めた商Fを最終的
な商としてパラレルに出力すると共に、最終的に得られ
たEを余りとして出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
演算回路では、次のような課題があった。乗算を行う演
算回路では、図2のように、クロックCKに同期して
(a2)〜(a6)の動作を行うので、演算回路におけ
る除算の状態変化が1クロックで多くても1回であり、
状態変化が多い乗算で最終的な乗算結果を得るまでに、
時間を要するという課題があった。除算を行う演算回路
においても、図3のように、クロックClkに同期して
(b2)〜(b5)の動作を行うので、乗算を行う演算
回路と同様に、状態変化が多い除算で最終的な除算結果
を得るまでに、時間を要するという課題があった。
演算回路では、次のような課題があった。乗算を行う演
算回路では、図2のように、クロックCKに同期して
(a2)〜(a6)の動作を行うので、演算回路におけ
る除算の状態変化が1クロックで多くても1回であり、
状態変化が多い乗算で最終的な乗算結果を得るまでに、
時間を要するという課題があった。除算を行う演算回路
においても、図3のように、クロックClkに同期して
(b2)〜(b5)の動作を行うので、乗算を行う演算
回路と同様に、状態変化が多い除算で最終的な除算結果
を得るまでに、時間を要するという課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1及び第2の発明は、mビットの
被乗数とnビットの乗数との乗算を行う演算回路におい
て、次のような第1の部分積ゲート、(n−1)個の第
2の部分積ゲート及び加算手段を設けている。第1の部
分積ゲートは、前記被乗数と前記乗数のうちの最下位ビ
ットの値との乗算を行って部分積を求める回路である。
各第2の部分積ゲートは、前記被乗数をそれぞれパラレ
ルに入力し、該被乗数と前記乗数のうちの前記最下ビッ
トからx(xは、1≦x≦n−1の自然数)ビット目の
データとの乗算を行って部分積をそれぞれ求め、該部分
積をx桁分桁上げした状態でそれぞれ出力するものであ
る。加算手段は、前記第1の部分積ゲート及び前記各第
2の部分積ゲートが求め0部分積を総計する手段であ
る。
に、本発明のうちの第1及び第2の発明は、mビットの
被乗数とnビットの乗数との乗算を行う演算回路におい
て、次のような第1の部分積ゲート、(n−1)個の第
2の部分積ゲート及び加算手段を設けている。第1の部
分積ゲートは、前記被乗数と前記乗数のうちの最下位ビ
ットの値との乗算を行って部分積を求める回路である。
各第2の部分積ゲートは、前記被乗数をそれぞれパラレ
ルに入力し、該被乗数と前記乗数のうちの前記最下ビッ
トからx(xは、1≦x≦n−1の自然数)ビット目の
データとの乗算を行って部分積をそれぞれ求め、該部分
積をx桁分桁上げした状態でそれぞれ出力するものであ
る。加算手段は、前記第1の部分積ゲート及び前記各第
2の部分積ゲートが求め0部分積を総計する手段であ
る。
【0007】第3及び第4の発明は、mビットの被除数
とnビットの除数との除算を行う演算回路において、次
のような補数手段、第1の除数ブロック、及び(m−
n)段の第2の除算ブロックを備えている。補数手段
は、前記除数の2の補数を求める手段である。第1の除
算ブロックは、被除数の上位nビットに前記2の補数を
加算し、この加算結果が正または零の値を示すときには
“1”を商として出力すると共に該加算結果の有効ビッ
トに対して該被除数の下位(m−n)ビットを付加して
剰余数として出力し、該加算結果が負の値を示すときに
は“0”を商として出力すると共に前記被除数をそのま
ま該剰余数として出力する構成になっている。(m−
n)段の各第2の除算ブロックは、前記第1の除算ブロ
ックに縦続接続され、前段から与えられた剰余数の上位
(n+1)ビットのデータに前記2の補数を加算し、こ
の加算結果が正または零の値を示すときには“1”を商
として出力すると共に該加算結果の有効ビットに対して
該前段から与えられた剰余数の下位(m−n−y)ビッ
ト(yは、1≦y≦m−nの自然数)を付加して自段の
剰余数としてそれぞれ出力し、該加算結果が負の値を示
すときには“0”を商として出力すると共に該前段から
与えられた剰余数の有効ビットを該自段の剰余数として
それぞれ出力するものである。そして、前記被除数を前
記除数で割った商として前記第1の除算ブロック及び前
記各第2の除算ブロックから出力される各商をパラレル
に出力し、前記第2の除算ブロックの最終段から、該被
除数を除数で割った余りを出力する構成にしている。
とnビットの除数との除算を行う演算回路において、次
のような補数手段、第1の除数ブロック、及び(m−
n)段の第2の除算ブロックを備えている。補数手段
は、前記除数の2の補数を求める手段である。第1の除
算ブロックは、被除数の上位nビットに前記2の補数を
加算し、この加算結果が正または零の値を示すときには
“1”を商として出力すると共に該加算結果の有効ビッ
トに対して該被除数の下位(m−n)ビットを付加して
剰余数として出力し、該加算結果が負の値を示すときに
は“0”を商として出力すると共に前記被除数をそのま
ま該剰余数として出力する構成になっている。(m−
n)段の各第2の除算ブロックは、前記第1の除算ブロ
ックに縦続接続され、前段から与えられた剰余数の上位
(n+1)ビットのデータに前記2の補数を加算し、こ
の加算結果が正または零の値を示すときには“1”を商
として出力すると共に該加算結果の有効ビットに対して
該前段から与えられた剰余数の下位(m−n−y)ビッ
ト(yは、1≦y≦m−nの自然数)を付加して自段の
剰余数としてそれぞれ出力し、該加算結果が負の値を示
すときには“0”を商として出力すると共に該前段から
与えられた剰余数の有効ビットを該自段の剰余数として
それぞれ出力するものである。そして、前記被除数を前
記除数で割った商として前記第1の除算ブロック及び前
記各第2の除算ブロックから出力される各商をパラレル
に出力し、前記第2の除算ブロックの最終段から、該被
除数を除数で割った余りを出力する構成にしている。
【0008】第1及び第2の発明によれば、以上のよう
に演算回路を構成したので、第1のの部分積ゲートと、
(n−1)個の第2の部分積ゲートに、被乗数と乗数と
を与えることにより、乗算に必要な部分積がクロックに
依存せずに求められる。これらの部分積を加算すること
により、被乗数と乗数の乗算結果が即時に求められる。
第3及び第4の発明によれば、補数手段に除数を与える
ことにより、該除数の2の補数が求められる。第1の除
算ブロックに、その2の補数が与えられると、該第1の
除算ブロックにより、商と剰余数とが求められる。(m
−n)段の各第2の除算ブロックは、前段から与えられ
た剰余数と2の補数との加算を行い、該加算結果に応じ
た商を求めると共に、剰余数をそれぞれ求めて後段側へ
それぞれ与える。これらの動作は、クロックに同期せず
に行われる。第1の除算ブロックと、(m−n)段の各
第2の除算ブロックで求められた商が、パラレルに出力
されることにより、被除数を除数で割った最終的な商が
出力される。そして、その商に対応する余りが、最終段
の第2の除算ブロックから出力される。従って、前記課
題を解決できるのである。
に演算回路を構成したので、第1のの部分積ゲートと、
(n−1)個の第2の部分積ゲートに、被乗数と乗数と
を与えることにより、乗算に必要な部分積がクロックに
依存せずに求められる。これらの部分積を加算すること
により、被乗数と乗数の乗算結果が即時に求められる。
第3及び第4の発明によれば、補数手段に除数を与える
ことにより、該除数の2の補数が求められる。第1の除
算ブロックに、その2の補数が与えられると、該第1の
除算ブロックにより、商と剰余数とが求められる。(m
−n)段の各第2の除算ブロックは、前段から与えられ
た剰余数と2の補数との加算を行い、該加算結果に応じ
た商を求めると共に、剰余数をそれぞれ求めて後段側へ
それぞれ与える。これらの動作は、クロックに同期せず
に行われる。第1の除算ブロックと、(m−n)段の各
第2の除算ブロックで求められた商が、パラレルに出力
されることにより、被除数を除数で割った最終的な商が
出力される。そして、その商に対応する余りが、最終段
の第2の除算ブロックから出力される。従って、前記課
題を解決できるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示す演算回路の構成
図である。この演算回路は同期回路等に設けられ、与え
られた被乗数データA[m−1:0]と乗数データB
[n−1:0]との乗算を行う回路であり、パラレルな
被乗数データA[m−1:0]が入力される第1の部分
積ゲート10と、パラレルな被乗数データA[m−1:
0]がそれぞれ入力される(n−1)個の第2の部分積
ゲート20−1 〜20−(n-1) とを備えている。部分積
ゲート10,20−1〜20−(n-1) の出力側に、加算
手段30が接続されている。図4(a),(b)は、図
1中の部分積ゲートの構成例を示す回路図であり、同図
4(a)は部分積ゲート10、及び同図(b)は各部分
積ゲート20−x(xは、1≦x≦n−1の自然数)を
示している。部分積ゲート10は、被乗数データA[m
−1:0]と、乗数データB[n−1:0]のうちのデ
ータB0 とを乗算して第1の部分積S10を求めるもの
であり、各データA0 〜Am-1 が入力される入力端子列
と、データB0 が入力される入力端子とを有すると共
に、各データA0 〜Am-1 が一方の入力端子にそれぞれ
入力され、他方の入力端子にデータB0 が共通に入力さ
れるm個の2入力ANDゲート110 〜11m-1 をそれ
ぞれ備えている。各ANDゲート110 〜11m- 1 は、
データA0 〜Am-1 とデータB0 との積をそれぞれ求め
るものであり、これらANDゲート110 〜11m-1 の
出力データが部分積S10となる構成になっている。
図である。この演算回路は同期回路等に設けられ、与え
られた被乗数データA[m−1:0]と乗数データB
[n−1:0]との乗算を行う回路であり、パラレルな
被乗数データA[m−1:0]が入力される第1の部分
積ゲート10と、パラレルな被乗数データA[m−1:
0]がそれぞれ入力される(n−1)個の第2の部分積
ゲート20−1 〜20−(n-1) とを備えている。部分積
ゲート10,20−1〜20−(n-1) の出力側に、加算
手段30が接続されている。図4(a),(b)は、図
1中の部分積ゲートの構成例を示す回路図であり、同図
4(a)は部分積ゲート10、及び同図(b)は各部分
積ゲート20−x(xは、1≦x≦n−1の自然数)を
示している。部分積ゲート10は、被乗数データA[m
−1:0]と、乗数データB[n−1:0]のうちのデ
ータB0 とを乗算して第1の部分積S10を求めるもの
であり、各データA0 〜Am-1 が入力される入力端子列
と、データB0 が入力される入力端子とを有すると共
に、各データA0 〜Am-1 が一方の入力端子にそれぞれ
入力され、他方の入力端子にデータB0 が共通に入力さ
れるm個の2入力ANDゲート110 〜11m-1 をそれ
ぞれ備えている。各ANDゲート110 〜11m- 1 は、
データA0 〜Am-1 とデータB0 との積をそれぞれ求め
るものであり、これらANDゲート110 〜11m-1 の
出力データが部分積S10となる構成になっている。
【0010】各部分積ゲート20−xは、被乗数データ
A[m−1:0]と、乗数データB[n−1:0]のう
ちのデータBx とを乗算して部分積S20−xをそれぞ
れ求めるものであり、各データA0 〜Am-1 が入力され
る入力端子列と、データBxが入力される入力端子とを
有すると共に、各データA0 〜Am-1 が一方の入力端子
にそれぞれ入力され、他方の入力端子にデータBx が共
通に入力されるm個の2入力ANDゲート210 〜21
m-1 をそれぞれ備えている。各ANDゲート210 〜2
1m-1 は、データA0 〜Am-1 とデータBx との積をそ
れぞれ求めるものであり、これらANDゲート210 〜
21m-1 の出力データが部分積S20−xとなる構成に
なっている。なお、各部分積S20−1が、部分積S1
0に対してx桁分だけそれぞれ桁上げされて加算手段3
0に入力されるように、各部分積ゲート20−xに入力
される被乗数データA[m−1:0]は、バスをずらし
て入力されている。
A[m−1:0]と、乗数データB[n−1:0]のう
ちのデータBx とを乗算して部分積S20−xをそれぞ
れ求めるものであり、各データA0 〜Am-1 が入力され
る入力端子列と、データBxが入力される入力端子とを
有すると共に、各データA0 〜Am-1 が一方の入力端子
にそれぞれ入力され、他方の入力端子にデータBx が共
通に入力されるm個の2入力ANDゲート210 〜21
m-1 をそれぞれ備えている。各ANDゲート210 〜2
1m-1 は、データA0 〜Am-1 とデータBx との積をそ
れぞれ求めるものであり、これらANDゲート210 〜
21m-1 の出力データが部分積S20−xとなる構成に
なっている。なお、各部分積S20−1が、部分積S1
0に対してx桁分だけそれぞれ桁上げされて加算手段3
0に入力されるように、各部分積ゲート20−xに入力
される被乗数データA[m−1:0]は、バスをずらし
て入力されている。
【0011】図5は、図1の乗算状態を示すタイムチャ
ートであり、この図5を参照しつつ、図1の動作を説明
する。クロックClkに同期して、図1の演算回路に被
乗数データA[m−1:0]と乗数B[n−1:0]と
が与えられると、部分積ゲート10が被乗数データA
[m−1:0]とデータB0 との積を求めて部分積S1
0として出力する。各部分積ゲート20−xが被乗数デ
ータA[m−1:0]とデータBx との積を求めて部分
積S20−xとしてそれぞれ出力する。部分積S10,
20−xは、桁調整された状態で加算手段30に与えら
れ、該加算手段30がこれら部分積S10及び20−x
の総計Σ[m+n−1:0]を求める。これら加算手段
30の出力する総計Σ[m+n−1:0]が、被乗数デ
ータA[m−1:0]と乗数B[n−1:0]の乗算結
果になる。以上のように、この第1の実施形態では、被
乗数データA[m−1:0]と乗数B[n−1:0]と
の乗算を行う演算回路を、部分積ゲート10と、(n−
1)個の部分積ゲート20−xと、加算手段30とで構
成したので、非同期に演算が実行され、図5のように、
従来ではnビット分のクロック時間(n×1時間)だけ
乗算にかかっていた演算時間が演算回路内で発生するゲ
ート遅延のみで終了できる。
ートであり、この図5を参照しつつ、図1の動作を説明
する。クロックClkに同期して、図1の演算回路に被
乗数データA[m−1:0]と乗数B[n−1:0]と
が与えられると、部分積ゲート10が被乗数データA
[m−1:0]とデータB0 との積を求めて部分積S1
0として出力する。各部分積ゲート20−xが被乗数デ
ータA[m−1:0]とデータBx との積を求めて部分
積S20−xとしてそれぞれ出力する。部分積S10,
20−xは、桁調整された状態で加算手段30に与えら
れ、該加算手段30がこれら部分積S10及び20−x
の総計Σ[m+n−1:0]を求める。これら加算手段
30の出力する総計Σ[m+n−1:0]が、被乗数デ
ータA[m−1:0]と乗数B[n−1:0]の乗算結
果になる。以上のように、この第1の実施形態では、被
乗数データA[m−1:0]と乗数B[n−1:0]と
の乗算を行う演算回路を、部分積ゲート10と、(n−
1)個の部分積ゲート20−xと、加算手段30とで構
成したので、非同期に演算が実行され、図5のように、
従来ではnビット分のクロック時間(n×1時間)だけ
乗算にかかっていた演算時間が演算回路内で発生するゲ
ート遅延のみで終了できる。
【0012】第2の実施形態 図6は、本発明の第2の実施形態を示す演算回路の構成
図である。この演算回路は、同期回路等に設けられ、与
えられた被除数データC[m−1:0]と除数データD
[n−1:0]との除算を行う回路であり、該除数デー
タD[n−1:0]の2の補数D* [n−1:0]を求
める補数手段40と、第1の除算ブロック50と、該除
算ブロック50の出力側に縦続接続された(m−n)段
の第2の除算ブロック60−1,60−2,…,60−
(m-n )とを備えている。各除算50,60−1〜60
−(m-n )には、補数手段40で求めた2の補数D
* [n−1:0]がバスbを介して入力される構成にな
っている。図7(a)(b)は、図6中の除算ブロック
を示す構成図であり、同図(a)は除算ブロック50を
示し、同図(b)は除算ブロック60−(m-n-y )を示
している。但し、yは、1≦y≦m−nの自然数であ
る。除算ブロック50は、加算器51と該加算器51に
接続された2入力セレクタ52とを有している。加算器
51は、例えば一般的な、ハーフアダー回路を最下位ビ
ットとして上位側をフルアダー回路で構成した2入力の
加算器で構成されている。加算器51では、被除数デー
タC[m−1:0]のうちの上位nビットのデータに2
の補数D* [n−1:0]を加算するために、被除数デ
ータC[m−1:0]に対して2の補数D[n−1:
0]が、バス位置をずらして入力されている。加算器5
1の加算結果s50の出力側がセレクタ52の一方の入
力側に接続され、かつ、該加算器51のキャリー信号c
a50がセレクタ52の選択端子に入力される接続になっ
ている。セレクタ52の他方の入力側には、被除数デー
タC[m−1:0]が入力される接続になっていると共
に、該セレクタ52の出力する剰余数データH[m−
1:0]が後段側へ出力される構成になっている。
図である。この演算回路は、同期回路等に設けられ、与
えられた被除数データC[m−1:0]と除数データD
[n−1:0]との除算を行う回路であり、該除数デー
タD[n−1:0]の2の補数D* [n−1:0]を求
める補数手段40と、第1の除算ブロック50と、該除
算ブロック50の出力側に縦続接続された(m−n)段
の第2の除算ブロック60−1,60−2,…,60−
(m-n )とを備えている。各除算50,60−1〜60
−(m-n )には、補数手段40で求めた2の補数D
* [n−1:0]がバスbを介して入力される構成にな
っている。図7(a)(b)は、図6中の除算ブロック
を示す構成図であり、同図(a)は除算ブロック50を
示し、同図(b)は除算ブロック60−(m-n-y )を示
している。但し、yは、1≦y≦m−nの自然数であ
る。除算ブロック50は、加算器51と該加算器51に
接続された2入力セレクタ52とを有している。加算器
51は、例えば一般的な、ハーフアダー回路を最下位ビ
ットとして上位側をフルアダー回路で構成した2入力の
加算器で構成されている。加算器51では、被除数デー
タC[m−1:0]のうちの上位nビットのデータに2
の補数D* [n−1:0]を加算するために、被除数デ
ータC[m−1:0]に対して2の補数D[n−1:
0]が、バス位置をずらして入力されている。加算器5
1の加算結果s50の出力側がセレクタ52の一方の入
力側に接続され、かつ、該加算器51のキャリー信号c
a50がセレクタ52の選択端子に入力される接続になっ
ている。セレクタ52の他方の入力側には、被除数デー
タC[m−1:0]が入力される接続になっていると共
に、該セレクタ52の出力する剰余数データH[m−
1:0]が後段側へ出力される構成になっている。
【0013】各除算ブロック60−(m-n-y )は同様の
構成であり、加算器61と該加算器61に接続された2
入力セレクタ62とをそれぞれ有している。加算器61
は、例えば一般的な、ハーフアダー回路を最下位ビット
として上位側をフルアダー回路で構成した2入力の加算
器でそれぞれ構成されている。各加算器61において
は、前段から与えられた剰余データH[m−y:0]の
うちの上位(n+1)ビットのデータに2の補数D
* [n−1:0]を加算するために、被除数データC
[m−1:0]に対して2の補数D* [n−1:0]
が、バス位置をずらしてそれぞれ入力されている。各加
算器61の加算結果s61の出力側がセレクタ62の一
方の入力側に接続され、かつ、該各加算器61のキャリ
ー信号cay がセレクタ62の選択端子に入力される接
続になっている。セレクタ62の他方の入力側には、デ
ータH[m−y:0]が入力される接続であると共に、
該セレクタ62の出力するデータH[m−y−1:0]
が後段側へそれぞれ出力される構成になっている。そし
て、最終段の(m−n)段目の第2の除算ブロック60
−(m-n )中のセレクタ62の出力側から、最終的な剰
余数データH[n−1:0]が出力される構成になって
いる。
構成であり、加算器61と該加算器61に接続された2
入力セレクタ62とをそれぞれ有している。加算器61
は、例えば一般的な、ハーフアダー回路を最下位ビット
として上位側をフルアダー回路で構成した2入力の加算
器でそれぞれ構成されている。各加算器61において
は、前段から与えられた剰余データH[m−y:0]の
うちの上位(n+1)ビットのデータに2の補数D
* [n−1:0]を加算するために、被除数データC
[m−1:0]に対して2の補数D* [n−1:0]
が、バス位置をずらしてそれぞれ入力されている。各加
算器61の加算結果s61の出力側がセレクタ62の一
方の入力側に接続され、かつ、該各加算器61のキャリ
ー信号cay がセレクタ62の選択端子に入力される接
続になっている。セレクタ62の他方の入力側には、デ
ータH[m−y:0]が入力される接続であると共に、
該セレクタ62の出力するデータH[m−y−1:0]
が後段側へそれぞれ出力される構成になっている。そし
て、最終段の(m−n)段目の第2の除算ブロック60
−(m-n )中のセレクタ62の出力側から、最終的な剰
余数データH[n−1:0]が出力される構成になって
いる。
【0014】図8は、図6の演算回路の除算状態を示す
タイムチャートであり、この図8を参照しつつ、図6の
動作を説明する。クロックClkに同期して、図6の演
算回路に被除数データC[m−1:0]と除数データD
[n−1:0]とが与えられると、補数手段40が除数
データD[n−1:0]の2の補数D* [n−1:0]
を求め、この2の補数D* [n−1:0]が、各除算ブ
ロック50,60−(m-n-y )の加算器51,61にそ
れぞれ与えられる。除算ブロック50中の加算器51
は、被除数データC[m−1:0]の上位nビットのデ
ータに2の補数D* [n−1:0]を加算し、加算結果
s50をセレクタ52の一方の入力側に与える。これと
同時に、加算器51は、2の補数D*[n−1:0]が
被除数データC[m−1:0]よりも大きければ、商と
して“0”のキャリー信号ca50を出力し、2の補数D
* [n−1:0]が被除数データC[m−1:0]より
も等しいか小さければ、商として“1”のキャリー信号
ca50を出力する。キャリー信号ca50を入力したセレ
クタ52は、キャリー信号ca50が“0”の場合には、
被除数データC[m−1:0]をそのまま選択して剰余
数としてデータH[m−1:0]を出力し、キャリー信
号ca50が“1”の場合には、加算結果s51を選択し
て下位側に被除数データC[m−1:0]の下位(m−
n)ビットを付加し、これを剰余数としてデータH[m
−1:0]を出力する。
タイムチャートであり、この図8を参照しつつ、図6の
動作を説明する。クロックClkに同期して、図6の演
算回路に被除数データC[m−1:0]と除数データD
[n−1:0]とが与えられると、補数手段40が除数
データD[n−1:0]の2の補数D* [n−1:0]
を求め、この2の補数D* [n−1:0]が、各除算ブ
ロック50,60−(m-n-y )の加算器51,61にそ
れぞれ与えられる。除算ブロック50中の加算器51
は、被除数データC[m−1:0]の上位nビットのデ
ータに2の補数D* [n−1:0]を加算し、加算結果
s50をセレクタ52の一方の入力側に与える。これと
同時に、加算器51は、2の補数D*[n−1:0]が
被除数データC[m−1:0]よりも大きければ、商と
して“0”のキャリー信号ca50を出力し、2の補数D
* [n−1:0]が被除数データC[m−1:0]より
も等しいか小さければ、商として“1”のキャリー信号
ca50を出力する。キャリー信号ca50を入力したセレ
クタ52は、キャリー信号ca50が“0”の場合には、
被除数データC[m−1:0]をそのまま選択して剰余
数としてデータH[m−1:0]を出力し、キャリー信
号ca50が“1”の場合には、加算結果s51を選択し
て下位側に被除数データC[m−1:0]の下位(m−
n)ビットを付加し、これを剰余数としてデータH[m
−1:0]を出力する。
【0015】各除算ブロック60−(m-n-y ) 中の加算
器61は、前段から与えられた剰余数データH[m−
y:0]の上位(n+1)ビットに、2の補数D* [n
−1:0]を加算し、加算結果s61をセレクタ62の
一方の入力側にそれぞれ与える。これと同時に、各加算
器61は、2の補数D* [n−1:0]がデータH[m
−y:0]よりも大きければ、商として“0”のキャリ
ー信号cay を出力し、2の補数D* [n−1:0]が
前段から与えられたデータH[m−y:0]に等しいか
小さければ、商として“1”のキャリー信号cay をそ
れぞれ出力する。キャリー信号cay を入力した各セレ
クタ62は、キャリー信号cay が“0”の場合には剰
余数データH[m−y:0]のうちの有効なデータH
[m−y−1:0]を選択して剰余数として出力し、キ
ャリー信号cay が“1”の場合には、加算結果s61
を選択して下位側にデータH[m−y:0]の下位(m
−n−1)ビットを付加し、これを剰余数データH[m
−y−1:0]としてそれぞれ出力する。各ブロック5
0及び60−(m-n-y )中で求められたキャリー信号c
a50,cay が、被除数C[m−1:0]を除数D[n
−1:0]で除算した商としてパラレルに出力される。
この場合、キャリー信号ca50が再上位ビットとなり、
cam-n が、最下位ビットとのデータになる。また、最
終段の除算ブロック60−(m-n )の出力側からは、余
りとなるデータH[n−1:0]が出力される。
器61は、前段から与えられた剰余数データH[m−
y:0]の上位(n+1)ビットに、2の補数D* [n
−1:0]を加算し、加算結果s61をセレクタ62の
一方の入力側にそれぞれ与える。これと同時に、各加算
器61は、2の補数D* [n−1:0]がデータH[m
−y:0]よりも大きければ、商として“0”のキャリ
ー信号cay を出力し、2の補数D* [n−1:0]が
前段から与えられたデータH[m−y:0]に等しいか
小さければ、商として“1”のキャリー信号cay をそ
れぞれ出力する。キャリー信号cay を入力した各セレ
クタ62は、キャリー信号cay が“0”の場合には剰
余数データH[m−y:0]のうちの有効なデータH
[m−y−1:0]を選択して剰余数として出力し、キ
ャリー信号cay が“1”の場合には、加算結果s61
を選択して下位側にデータH[m−y:0]の下位(m
−n−1)ビットを付加し、これを剰余数データH[m
−y−1:0]としてそれぞれ出力する。各ブロック5
0及び60−(m-n-y )中で求められたキャリー信号c
a50,cay が、被除数C[m−1:0]を除数D[n
−1:0]で除算した商としてパラレルに出力される。
この場合、キャリー信号ca50が再上位ビットとなり、
cam-n が、最下位ビットとのデータになる。また、最
終段の除算ブロック60−(m-n )の出力側からは、余
りとなるデータH[n−1:0]が出力される。
【0016】以上のように、この第2の実施形態では、
除算を行う演算回路を補数手段40と、第1の除算ブロ
ック50と、(m−n)段の第2の除算ブロック60−
1,60−2,…,60−(m-n )とを備え、各除算ブ
ロック50,60−1〜60−(m-n )を加算器51,
61とセレクタ52,62とで構成している。そのた
め、被除数データC[m−1:0]と除数データD[n
−1:0]との除算を行う際に、従来では2クロック分
の時間で除算状態を変化させ、全体としては2×(m−
n)クロック分の時間が必要であったが、図6の構成で
は、1つのクロックに同期して被除数データC[m−
1:0]及び除数データD[n−1:0]を入力すれ
ば、これらの商と余りが自動的に求められる。つまり、
1クロック時間で処理が終了する。なお、本発明は、上
記実施形態に限定されず種々の変形が可能である。その
変形例としては、例えば次のようなものがある。
除算を行う演算回路を補数手段40と、第1の除算ブロ
ック50と、(m−n)段の第2の除算ブロック60−
1,60−2,…,60−(m-n )とを備え、各除算ブ
ロック50,60−1〜60−(m-n )を加算器51,
61とセレクタ52,62とで構成している。そのた
め、被除数データC[m−1:0]と除数データD[n
−1:0]との除算を行う際に、従来では2クロック分
の時間で除算状態を変化させ、全体としては2×(m−
n)クロック分の時間が必要であったが、図6の構成で
は、1つのクロックに同期して被除数データC[m−
1:0]及び除数データD[n−1:0]を入力すれ
ば、これらの商と余りが自動的に求められる。つまり、
1クロック時間で処理が終了する。なお、本発明は、上
記実施形態に限定されず種々の変形が可能である。その
変形例としては、例えば次のようなものがある。
【0017】(1) 第1の実施形態では、各部分積ゲ
ート20−xに入力される被乗数データA[m−1:
0]は、バス位置をずらして入力される構成にしている
が、バス位置を固定して適宜“0”の値を入力する構成
を採っても、部分積S10に対してx桁分だけそれぞれ
桁上げした状態を設定できる。 (2) 第2の実施形態では、各除算ブロック60−
(m-n-y)において、前段から与えられた剰余データH
[m−y:0]のうちの上位(n+1)ビットのデータ
に2の補数D* [n−1:0]を加算するために、被除
数データC[m−1:0]に対して2の補数D* [n−
1:0]が、バス位置をずらしてそれぞれ入力する構成
にしているが、バス位置を固定して適宜“0”の値を入
力する構成を採っても、同様の動作が可能であり、同様
の効果を奏する。
ート20−xに入力される被乗数データA[m−1:
0]は、バス位置をずらして入力される構成にしている
が、バス位置を固定して適宜“0”の値を入力する構成
を採っても、部分積S10に対してx桁分だけそれぞれ
桁上げした状態を設定できる。 (2) 第2の実施形態では、各除算ブロック60−
(m-n-y)において、前段から与えられた剰余データH
[m−y:0]のうちの上位(n+1)ビットのデータ
に2の補数D* [n−1:0]を加算するために、被除
数データC[m−1:0]に対して2の補数D* [n−
1:0]が、バス位置をずらしてそれぞれ入力する構成
にしているが、バス位置を固定して適宜“0”の値を入
力する構成を採っても、同様の動作が可能であり、同様
の効果を奏する。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1及び第
2の発明によれば、被乗数と乗数の最下位ビットの値と
の乗算を行う第1の部分積ゲートと、被乗数と乗数の最
下ビットからxビット目のデータとの乗算を行う複数の
第2の部分積ゲートと、第1の部分積ゲート及び各第2
の部分積ゲートが求めた部分積を総計する加算手段と
で、演算回路を構成したので、mビットの被乗数とnビ
ットの乗数との乗算が、クロック時間に関係なく求めら
れ、演算時間が大幅に短縮できる。第3及び第4の発明
によれば、除数の2の補数を求める補数手段と、被除数
の上位nビットに2の補数を加算し、この加算結果に基
づき商と剰余数を求める第1の除算ブロックと、第1の
除算ブロックに縦続接続され、前段から与えられた剰余
数の上位(n+1)ビットのデータに2の補数を加算
し、この加算結果に基づき商と剰余数を求める複数の第
2の除算ブロックとを備え、被除数を除数で割った商と
して第1の除算ブロック及び各第2の除算ブロックから
出力される各商をパラレルに出力し、第2の除算ブロッ
クの最終段から、被除数を除数で割った余りを出力する
構成にしたので、mビットの被除数とnビットの除数と
の除算が、クロック時間に関係なく求められ、演算時間
が大幅に短縮できる。
2の発明によれば、被乗数と乗数の最下位ビットの値と
の乗算を行う第1の部分積ゲートと、被乗数と乗数の最
下ビットからxビット目のデータとの乗算を行う複数の
第2の部分積ゲートと、第1の部分積ゲート及び各第2
の部分積ゲートが求めた部分積を総計する加算手段と
で、演算回路を構成したので、mビットの被乗数とnビ
ットの乗数との乗算が、クロック時間に関係なく求めら
れ、演算時間が大幅に短縮できる。第3及び第4の発明
によれば、除数の2の補数を求める補数手段と、被除数
の上位nビットに2の補数を加算し、この加算結果に基
づき商と剰余数を求める第1の除算ブロックと、第1の
除算ブロックに縦続接続され、前段から与えられた剰余
数の上位(n+1)ビットのデータに2の補数を加算
し、この加算結果に基づき商と剰余数を求める複数の第
2の除算ブロックとを備え、被除数を除数で割った商と
して第1の除算ブロック及び各第2の除算ブロックから
出力される各商をパラレルに出力し、第2の除算ブロッ
クの最終段から、被除数を除数で割った余りを出力する
構成にしたので、mビットの被除数とnビットの除数と
の除算が、クロック時間に関係なく求められ、演算時間
が大幅に短縮できる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す演算回路の構成
図である。
図である。
【図2】従来の演算回路の乗算状態を示すタイムチャー
トである。
トである。
【図3】従来の演算回路の除算状態を示すタイムチャー
トである。
トである。
【図4】図1中の部分積ゲートの構成例を示す回路図で
ある。
ある。
【図5】図1の乗算状態を示すタイムチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す演算回路の構成
図である。
図である。
【図7】図6中の除算ブロックを示す構成図である。
【図8】図6の除算状態を示すタイムチャートである。
10 第1の部分
積ゲート 20−1〜20−(n-1) 第2の部分
積ゲート 30 加算手段 40 補数手段 50 第1の除算
ブロック 60−1〜60−(m-n) 第2の除算
ブロック A[m−1:0] 被乗数 B[n−1:0] 乗数 S10,S20−x 部分積 C[m−1:0] 被除数 D[n−1:0] 除数 H[n−1:0],H[m−y−1:0] 剰余数 ca50,cay キャリー信
号(商)
積ゲート 20−1〜20−(n-1) 第2の部分
積ゲート 30 加算手段 40 補数手段 50 第1の除算
ブロック 60−1〜60−(m-n) 第2の除算
ブロック A[m−1:0] 被乗数 B[n−1:0] 乗数 S10,S20−x 部分積 C[m−1:0] 被除数 D[n−1:0] 除数 H[n−1:0],H[m−y−1:0] 剰余数 ca50,cay キャリー信
号(商)
Claims (4)
- 【請求項1】 mビット(mは、正の整数)の被乗数と
nビット(nは、正の整数)の乗数との乗算を行う演算
回路において、 前記被乗数と前記乗数のうちの最下位ビットの値との乗
算を行って部分積を求める第1の部分積ゲートと、 前記被乗数をそれぞれパラレルに入力し、該被乗数と前
記乗数のうちの前記最下ビットからx(xは、1≦x≦
n−1の自然数)ビット目のデータとの乗算を行って部
分積をそれぞれ求め、該部分積をx桁分桁上げした状態
でそれぞれ出力する(n−1)個の第2の部分積ゲート
と、 前記第1の部分積ゲート及び前記各第2の部分積ゲート
が求めた部分積を総計する加算手段とを、備えたことを
特徴とする演算回路。 - 【請求項2】 同期回路に組込まれ、mビット(mは、
正の整数)の被乗数とnビット(nは、正の整数)の乗
数との乗算を行う演算回路において、 前記被乗数と前記乗数のうちの最下位ビットの値との乗
算を行って部分積を求める第1の部分積ゲートと、 前記被乗数をそれぞれパラレルに入力し、該被乗数と前
記乗数のうちの前記最下ビットからx(xは、1≦x≦
n−1の自然数)ビット目のデータとの乗算を行って部
分積をそれぞれ求め、該部分積をx桁分桁上げした状態
でそれぞれ出力する(n−1)個の第2の部分積ゲート
と、 前記第1の部分積ゲート及び前記各第2の部分積ゲート
が求めた部分積を総計する加算手段とを、備えたことを
特徴とする演算回路。 - 【請求項3】 mビット(mは、正の整数)の被除数と
nビット(nは、m≧nの正の整数)の除数との除算を
行う演算回路において、 前記除数の2の補数を求める補数手段と、 前記被除数の上位nビットに前記2の補数を加算し、こ
の加算結果が正または零の値を示すときには“1”を商
として出力すると共に該加算結果の有効ビットに対して
該被除数の下位(m−n)ビットを付加して剰余数とし
て出力し、該加算結果が負の値を示すときには“0”を
商として出力すると共に前記被除数をそのまま該剰余数
として出力する第1の除算ブロックと、 前記第1の除算ブロックに縦続接続され、前段から与え
られた剰余数の上位(n+1)ビットのデータに前記2
の補数を加算し、この加算結果が正または零の値を示す
ときには“1”を商として出力すると共に該加算結果の
有効ビットに対して該前段から与えられた剰余数の下位
(m−n−y)ビット(yは、1≦y≦m−nの自然
数)を付加して自段の剰余数としてそれぞれ出力し、該
加算結果が負の値を示すときには“0”を商として出力
すると共に該前段から与えられた剰余数の有効ビットを
該自段の剰余数としてそれぞれ出力する(m−n)段の
第2の除算ブロックとを備え、 前記被除数を前記除数で割った商として前記第1の除算
ブロック及び前記各第2の除算ブロックから出力される
各商をパラレルに出力し、前記第2の除算ブロックの最
終段から、該被除数を除数で割った余りを出力する構成
にしたことを特徴とする演算回路。 - 【請求項4】 同期回路に組込まれ、mビット(mは自
然数)の被除数とnビット(nは、m≧nの自然数)の
除数との除算を行う演算回路において、 前記除数の2の補数を求める補数手段と、 前記被除数の上位nビットに前記2の補数を加算し、こ
の加算結果が正または零の値を示すときには“1”を商
として出力すると共に該加算結果の有効ビットに対して
該被除数の下位(m−n)ビットを付加して剰余数とし
て出力し、該加算結果が負の値を示すときには“0”を
商として出力すると共に前記被除数をそのまま該剰余数
として出力する第1の除算ブロックと、 前記第1の除算ブロックに縦続接続され、前段から与え
られた剰余数の上位(n+1)ビットのデータに前記2
の補数を加算し、この加算結果が正または零の値を示す
ときには“1”を商として出力すると共に該加算結果の
有効ビットに対して該前段から与えられた剰余数の下位
(m−n−y)ビット(yは、1≦y≦m−nの自然
数)を付加して自段の剰余数としてそれぞれ出力し、該
加算結果が負の値を示すときには“0”を商として出力
すると共に該前段から与えられた剰余数の有効ビットを
該自段の剰余数としてそれぞれ出力する(m−n)段の
第2の除算ブロックとを備え、 前記被除数を前記除数で割った商として前記第1の除算
ブロック及び前記各第2の除算ブロックから出力される
各商をパラレルに出力し、前記第2の除算ブロックの最
終段から、該被除数を除数で割った余りを出力する構成
にしたことを特徴とする演算回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9294482A JPH11134174A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 演算回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9294482A JPH11134174A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 演算回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11134174A true JPH11134174A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17808341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9294482A Withdrawn JPH11134174A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 演算回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11134174A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102591615A (zh) * | 2012-01-16 | 2012-07-18 | 中国人民解放军国防科学技术大学 | 结构化混合位宽乘法运算方法及装置 |
-
1997
- 1997-10-27 JP JP9294482A patent/JPH11134174A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102591615A (zh) * | 2012-01-16 | 2012-07-18 | 中国人民解放军国防科学技术大学 | 结构化混合位宽乘法运算方法及装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |