JPH11134672A - 相変化型光情報記録媒体及びその再生方法 - Google Patents
相変化型光情報記録媒体及びその再生方法Info
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- JPH11134672A JPH11134672A JP9299813A JP29981397A JPH11134672A JP H11134672 A JPH11134672 A JP H11134672A JP 9299813 A JP9299813 A JP 9299813A JP 29981397 A JP29981397 A JP 29981397A JP H11134672 A JPH11134672 A JP H11134672A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 DVD‐ROMのような再生専用の光情報記
録媒体に対する位相差検出方式で再生する再生装置であ
っても、トラッキングでき再生可能となる相変化型光情
報記録媒体及びその再生方法を提供する。 【解決手段】 透明基板上に螺旋状のグルーブが形成さ
れた記録層を有する相変化型光情報記録媒体の再生に際
して、記録前後のプッシュプル信号振幅と記録後の位相
差信号振幅とが各々最大値の70%〜95%となるよう
にフォーカスオフセットさせることで、相変化型光情報
記録媒体を位相差検出方式でトラッキングすることがで
き、位相差検出方式による再生専用の再生装置でもエラ
ーの少ない再生を行えるようにした。
録媒体に対する位相差検出方式で再生する再生装置であ
っても、トラッキングでき再生可能となる相変化型光情
報記録媒体及びその再生方法を提供する。 【解決手段】 透明基板上に螺旋状のグルーブが形成さ
れた記録層を有する相変化型光情報記録媒体の再生に際
して、記録前後のプッシュプル信号振幅と記録後の位相
差信号振幅とが各々最大値の70%〜95%となるよう
にフォーカスオフセットさせることで、相変化型光情報
記録媒体を位相差検出方式でトラッキングすることがで
き、位相差検出方式による再生専用の再生装置でもエラ
ーの少ない再生を行えるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光メモリ関連機器
等の分野で利用されるものであって、相変化型光情報記
録媒体に光ビームを集光照射させることにより記録層材
料に相変化を生じさせてマークを形成し、このマークと
非マークとの組合せにより情報の記録を行う、書換え可
能な相変化型光情報記録媒体及びその再生方法に関す
る。
等の分野で利用されるものであって、相変化型光情報記
録媒体に光ビームを集光照射させることにより記録層材
料に相変化を生じさせてマークを形成し、このマークと
非マークとの組合せにより情報の記録を行う、書換え可
能な相変化型光情報記録媒体及びその再生方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、情報記録密度の高い次世代の光デ
ィスクとして、所謂、DVDが期待を集めている。この
ようなDVDとしては、再生のみが可能なDVD‐RO
M、追記及び再生が可能なDVD‐R、記録、再生及び
消去が可能なDVD‐RAM等がある。そして、これら
の各光ディスクに対応して、再生専用の光ディスク装置
や記録再生が可能な光ディスク装置がある。
ィスクとして、所謂、DVDが期待を集めている。この
ようなDVDとしては、再生のみが可能なDVD‐RO
M、追記及び再生が可能なDVD‐R、記録、再生及び
消去が可能なDVD‐RAM等がある。そして、これら
の各光ディスクに対応して、再生専用の光ディスク装置
や記録再生が可能な光ディスク装置がある。
【0003】ここに、再生専用の光ディスク装置におけ
るトラッキング方式としては、一般に、DPD法(Dif
feretial Phase Detection;位相差検出法)が採用さ
れている。このDPD法は、情報であるエンボスピット
(孔)列からの反射光を4分割された受光素子で受光
し、対角線上に位置する2つの受光領域からの光電変換
信号の和信号を求め、各和信号の位相差からトラッキン
グ信号を得る方法である(特公平2−56734号公報
参照)。
るトラッキング方式としては、一般に、DPD法(Dif
feretial Phase Detection;位相差検出法)が採用さ
れている。このDPD法は、情報であるエンボスピット
(孔)列からの反射光を4分割された受光素子で受光
し、対角線上に位置する2つの受光領域からの光電変換
信号の和信号を求め、各和信号の位相差からトラッキン
グ信号を得る方法である(特公平2−56734号公報
参照)。
【0004】一方、記録再生可能な光ディスク装置にお
けるトラッキング方式としては、プッシュプル法が予定
されている。プッシュプル法は、受光素子を2分割し、
これらの2つの受光領域から出力され光電変換信号の対
称性を比較することによりトラッキング信号を得る方法
である(特公昭63−57859号公報参照)。
けるトラッキング方式としては、プッシュプル法が予定
されている。プッシュプル法は、受光素子を2分割し、
これらの2つの受光領域から出力され光電変換信号の対
称性を比較することによりトラッキング信号を得る方法
である(特公昭63−57859号公報参照)。
【0005】即ち、DVD‐ROM等の再生専用の光デ
ィスクは、記録層にピットを形成することにより情報の
記録が行われている。このピットの深さは、ピットの周
辺部分と内部とで反射されたレーザ光の位相差が略18
0度となるように設定されている。DPD法は、このよ
うなピットからの回折パターンの変化からトラッキング
信号を検出している。
ィスクは、記録層にピットを形成することにより情報の
記録が行われている。このピットの深さは、ピットの周
辺部分と内部とで反射されたレーザ光の位相差が略18
0度となるように設定されている。DPD法は、このよ
うなピットからの回折パターンの変化からトラッキング
信号を検出している。
【0006】一方、DVD‐RAM等の相変化型光ディ
スクは、記録層の結晶状態を部分的に変化させてマーク
を形成することにより情報の記録が行われている。ま
た、プッシュプル法でのトラッキングのためのグルーブ
の影響で、DVD―ROMのようにピットによる鮮明な
回折パターンの変化を得ることはできない。
スクは、記録層の結晶状態を部分的に変化させてマーク
を形成することにより情報の記録が行われている。ま
た、プッシュプル法でのトラッキングのためのグルーブ
の影響で、DVD―ROMのようにピットによる鮮明な
回折パターンの変化を得ることはできない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、再生専用の光
ディスク装置と記録再生が可能な光ディスク装置とで
は、トラッキング方式が異なるため、再生専用の光ディ
スク装置ではDVD‐RAM等の記録再生可能な相変化
型光ディスクの再生ができない問題がある。
ディスク装置と記録再生が可能な光ディスク装置とで
は、トラッキング方式が異なるため、再生専用の光ディ
スク装置ではDVD‐RAM等の記録再生可能な相変化
型光ディスクの再生ができない問題がある。
【0008】そこで、本発明は、DVD‐ROMのよう
な再生専用の光情報記録媒体に対する位相差検出方式で
再生する再生装置であっても、トラッキングでき再生可
能となる相変化型光情報記録媒体及びその再生方法を提
供することを目的とする。
な再生専用の光情報記録媒体に対する位相差検出方式で
再生する再生装置であっても、トラッキングでき再生可
能となる相変化型光情報記録媒体及びその再生方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の再
生方法は、透明基板上にグルーブが形成された記録層を
有する相変化型光情報記録媒体の再生に際して、記録前
後のプッシュプル信号振幅と記録後の位相差信号振幅と
が各々最大値の70%〜95%となるようにフォーカス
オフセットさせる。従って、相変化型光情報記録媒体を
位相差検出方式でトラッキングでき、位相差検出方式に
よる再生専用の再生装置でもエラーの少ない再生を行え
る。
生方法は、透明基板上にグルーブが形成された記録層を
有する相変化型光情報記録媒体の再生に際して、記録前
後のプッシュプル信号振幅と記録後の位相差信号振幅と
が各々最大値の70%〜95%となるようにフォーカス
オフセットさせる。従って、相変化型光情報記録媒体を
位相差検出方式でトラッキングでき、位相差検出方式に
よる再生専用の再生装置でもエラーの少ない再生を行え
る。
【0010】請求項2記載の発明の相変化型光情報記録
媒体は、透明基板上にグルーブが形成された記録層を有
する相変化型光情報記録媒体であって、記録層に対する
記録はプッシュプル方式によるトラッキングにより行わ
れ、再生は位相差検出方式によるトラッキングにより行
われる。従って、記録はプッシュプル方式によるトラッ
キングで行うが、再生は位相差検出方式による再生装置
で再生できる。
媒体は、透明基板上にグルーブが形成された記録層を有
する相変化型光情報記録媒体であって、記録層に対する
記録はプッシュプル方式によるトラッキングにより行わ
れ、再生は位相差検出方式によるトラッキングにより行
われる。従って、記録はプッシュプル方式によるトラッ
キングで行うが、再生は位相差検出方式による再生装置
で再生できる。
【0011】請求項3記載の発明の再生方法は、透明基
板上にグルーブが形成された記録層を有する相変化型光
情報記録媒体の再生に際して、記録後の位相差信号振幅
が最大となるようにフォーカスオフセットさせる。従っ
て、相変化型光情報記録媒体を位相差検出方式でトラッ
キングでき、位相差検出方式による再生専用の再生装置
でもエラーの少ない再生を行える。
板上にグルーブが形成された記録層を有する相変化型光
情報記録媒体の再生に際して、記録後の位相差信号振幅
が最大となるようにフォーカスオフセットさせる。従っ
て、相変化型光情報記録媒体を位相差検出方式でトラッ
キングでき、位相差検出方式による再生専用の再生装置
でもエラーの少ない再生を行える。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の再生方法において、フォーカスオフセット量を決め
るための再生領域を有する相変化型光情報記録媒体を用
いる。従って、相変化型光情報記録媒体のフォーカスオ
フセット量を決めるための再生領域を利用してフォーカ
スオフセット量を設定すれば、記録された相変化型光情
報記録媒体でも位相差検出方式でトラッキングでき、位
相差検出方式による再生専用の再生装置でもエラーの少
ない再生を行える。
載の再生方法において、フォーカスオフセット量を決め
るための再生領域を有する相変化型光情報記録媒体を用
いる。従って、相変化型光情報記録媒体のフォーカスオ
フセット量を決めるための再生領域を利用してフォーカ
スオフセット量を設定すれば、記録された相変化型光情
報記録媒体でも位相差検出方式でトラッキングでき、位
相差検出方式による再生専用の再生装置でもエラーの少
ない再生を行える。
【0013】請求項5記載の発明の相変化型光情報記録
媒体は、請求項4記載の再生方法に用いられる相変化型
光情報記録媒体であって、再生領域に記録マークとエン
ボスピットとを有し、これらの記録マークとエンボスピ
ットとの両方のRF信号振幅と位相差信号振幅とが最大
値の95%以上となるようにフォーカスオフセットされ
る。従って、相変化型光情報記録媒体から位相差信号も
確実に出ることになり、よって、位相差検出方式でトラ
ッキングでき、位相差検出方式による再生専用の再生装
置でもエラーの少ない再生を行える相変化型光情報記録
媒体となる。
媒体は、請求項4記載の再生方法に用いられる相変化型
光情報記録媒体であって、再生領域に記録マークとエン
ボスピットとを有し、これらの記録マークとエンボスピ
ットとの両方のRF信号振幅と位相差信号振幅とが最大
値の95%以上となるようにフォーカスオフセットされ
る。従って、相変化型光情報記録媒体から位相差信号も
確実に出ることになり、よって、位相差検出方式でトラ
ッキングでき、位相差検出方式による再生専用の再生装
置でもエラーの少ない再生を行える相変化型光情報記録
媒体となる。
【0014】請求項6記載の発明の再生方法は、相変化
型光情報記録媒体は再生領域に記録マークとエンボスピ
ットとを有し、記録マークの位相差信号振幅とエンボス
ピットの位相差信号振幅とが各々最大値の70%〜95
%となるようにフォーカスオフセットさせる。従って、
相変化型光情報記録媒体を位相差検出方式でトラッキン
グでき、位相差検出方式による再生専用の再生装置でも
エラーの少ない再生を行える。
型光情報記録媒体は再生領域に記録マークとエンボスピ
ットとを有し、記録マークの位相差信号振幅とエンボス
ピットの位相差信号振幅とが各々最大値の70%〜95
%となるようにフォーカスオフセットさせる。従って、
相変化型光情報記録媒体を位相差検出方式でトラッキン
グでき、位相差検出方式による再生専用の再生装置でも
エラーの少ない再生を行える。
【0015】請求項7記載の発明の相変化型光情報記録
媒体は、請求項1記載の再生方法に用いられる相変化型
光情報記録媒体であって、媒体自身の反射率が再生波長
で25%〜40%である。従って、短波長でもトラッキ
ング可能な反射率を有するので、相変化型光情報記録媒
体の特性を活かすオーバライトが可能となる。
媒体は、請求項1記載の再生方法に用いられる相変化型
光情報記録媒体であって、媒体自身の反射率が再生波長
で25%〜40%である。従って、短波長でもトラッキ
ング可能な反射率を有するので、相変化型光情報記録媒
体の特性を活かすオーバライトが可能となる。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項2,5又は
7記載の相変化型光情報記録媒体において、記録層の主
成分材料は、少なくとも、Ag,In,Sb,Teを含
む。従って、記録層の感度がよいため、記録再生及びオ
ーバライトを良好に行える。
7記載の相変化型光情報記録媒体において、記録層の主
成分材料は、少なくとも、Ag,In,Sb,Teを含
む。従って、記録層の感度がよいため、記録再生及びオ
ーバライトを良好に行える。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項2記載の相
変化型光情報記録媒体において、グルーブの溝深さが4
0nm〜70nmである。従って、位相差が反転するよ
うなことはなく、トラッキングを安定させて、記録再生
動作を行わせることができる。
変化型光情報記録媒体において、グルーブの溝深さが4
0nm〜70nmである。従って、位相差が反転するよ
うなことはなく、トラッキングを安定させて、記録再生
動作を行わせることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。まず、本実施の形態で用いられる相変
化型光情報記録媒体1は、図4に示すように、透明基板
2上に下部保護層3、記録層4、上部保護層5、放熱層
6及びUV保護層7を順に積層形成した構造とされてい
る。ここに、透明基板2はポリカーボネート樹脂により
形成されている。この透明基板2の形状(従って、相変
化型光情報記録媒体1の形状)は、例えば、円盤ディス
ク状とされている。上下の保護層3,5は、例えば、Z
nSやSiO2 やSiNx 等により形成されている。記
録層4はレーザビーム等の電磁波の照射時に光学定数の
変化を生ずるものであり、好ましくは相変化型材料、特
に好ましくはその層構成元素として、Ag,In,Sb
及びTeを含むものがよい。よって、この記録層4は、
例えば、AgInSbTeやGeSbTe等により形成
されている。放熱層6は、例えば、AlやAl合金やA
uやAg等により形成されている。この放熱層6は必ず
しも必要ではないが、過剰な熱を放熱層6によって放熱
することでディスク(透明基板2)側への熱負担を軽減
するためには設けたほうがよい。UV保護層7は、UV
硬化型樹脂により形成されている。
づいて説明する。まず、本実施の形態で用いられる相変
化型光情報記録媒体1は、図4に示すように、透明基板
2上に下部保護層3、記録層4、上部保護層5、放熱層
6及びUV保護層7を順に積層形成した構造とされてい
る。ここに、透明基板2はポリカーボネート樹脂により
形成されている。この透明基板2の形状(従って、相変
化型光情報記録媒体1の形状)は、例えば、円盤ディス
ク状とされている。上下の保護層3,5は、例えば、Z
nSやSiO2 やSiNx 等により形成されている。記
録層4はレーザビーム等の電磁波の照射時に光学定数の
変化を生ずるものであり、好ましくは相変化型材料、特
に好ましくはその層構成元素として、Ag,In,Sb
及びTeを含むものがよい。よって、この記録層4は、
例えば、AgInSbTeやGeSbTe等により形成
されている。放熱層6は、例えば、AlやAl合金やA
uやAg等により形成されている。この放熱層6は必ず
しも必要ではないが、過剰な熱を放熱層6によって放熱
することでディスク(透明基板2)側への熱負担を軽減
するためには設けたほうがよい。UV保護層7は、UV
硬化型樹脂により形成されている。
【0019】本実施の形態で用い得る相変化型光情報記
録媒体1は、このような構造、材料に限定されるもので
はないが、上記構造ないしは材料によれば、記録/再生
及びオーバライト特性が良好となるので、好ましい。
録媒体1は、このような構造、材料に限定されるもので
はないが、上記構造ないしは材料によれば、記録/再生
及びオーバライト特性が良好となるので、好ましい。
【0020】このような相変化型光情報記録媒体1の記
録層4には、特に図示しないが、記録時にトラック溝と
して機能するグルーブが螺旋状に形成されている。
録層4には、特に図示しないが、記録時にトラック溝と
して機能するグルーブが螺旋状に形成されている。
【0021】このような相変化型光情報記録媒体1で
は、グルーブ上の記録層4にレーザビームを照射するこ
とによりマーク(記録マーク)が形成され、このマーク
と非マークとの組合せにより情報が書換え自在に記録さ
れることになる。
は、グルーブ上の記録層4にレーザビームを照射するこ
とによりマーク(記録マーク)が形成され、このマーク
と非マークとの組合せにより情報が書換え自在に記録さ
れることになる。
【0022】また、再生専用或いは記録再生用を含む一
般的な光ディスク装置の概念的な概略構成を図5に示
す。この光ディスク装置は、レーザビームを出射するレ
ーザ光源8と、このレーザ光源8からのレーザビームを
反射させるとともに相変化型光情報記録媒体1からの反
射光を透過させるハーフミラー9と、このハーフミラー
9で反射されたレーザビームを集光して相変化型光情報
記録媒体1に照射する対物レンズ10と、この対物レン
ズ10により収束されハーフミラー9を透過してきた相
変化型光情報記録媒体1からの反射光を受光して光電変
換する受光素子11と、この受光素子11から出力され
る光電変換信号を検出してトラッキング信号、フォーカ
ス信号なるサーボ信号やRF信号(再生信号)を出力す
る検出回路12と、この検出回路12からのサーボ信号
を受けてトラッキングコイル及びフォーカスコイル等の
サーボ機構13を制御するサーボ回路14と、検出回路
12からのRF信号を受信して情報の再生を行う情報再
生回路15等により構成されている。
般的な光ディスク装置の概念的な概略構成を図5に示
す。この光ディスク装置は、レーザビームを出射するレ
ーザ光源8と、このレーザ光源8からのレーザビームを
反射させるとともに相変化型光情報記録媒体1からの反
射光を透過させるハーフミラー9と、このハーフミラー
9で反射されたレーザビームを集光して相変化型光情報
記録媒体1に照射する対物レンズ10と、この対物レン
ズ10により収束されハーフミラー9を透過してきた相
変化型光情報記録媒体1からの反射光を受光して光電変
換する受光素子11と、この受光素子11から出力され
る光電変換信号を検出してトラッキング信号、フォーカ
ス信号なるサーボ信号やRF信号(再生信号)を出力す
る検出回路12と、この検出回路12からのサーボ信号
を受けてトラッキングコイル及びフォーカスコイル等の
サーボ機構13を制御するサーボ回路14と、検出回路
12からのRF信号を受信して情報の再生を行う情報再
生回路15等により構成されている。
【0023】即ち、レーザ光源8から出射されたレーザ
ビームはハーフミラー9で反射されて対物レンズ10に
入射し、この対物レンズ10により集光されて相変化型
光情報記録媒体1の記録層4に照射される。一方、相変
化型光情報記録媒体1からの反射光は、対物レンズ10
により収束されてハーフミラー9を透過し、受光素子1
1で受光される。このようにして、受光素子11から出
力された光電変換信号は検出回路12に入力され、この
検出回路12でサーボ回路14に供給するサーボ信号と
情報再生回路15に供給するRF信号が出力される。
ビームはハーフミラー9で反射されて対物レンズ10に
入射し、この対物レンズ10により集光されて相変化型
光情報記録媒体1の記録層4に照射される。一方、相変
化型光情報記録媒体1からの反射光は、対物レンズ10
により収束されてハーフミラー9を透過し、受光素子1
1で受光される。このようにして、受光素子11から出
力された光電変換信号は検出回路12に入力され、この
検出回路12でサーボ回路14に供給するサーボ信号と
情報再生回路15に供給するRF信号が出力される。
【0024】このとき、光ディスク装置が再生専用の装
置の場合であれば、受光素子11は4分割されており、
検出回路12はDPD法に従い、対角線上に位置する2
つの受光領域からの光電変換信号の和信号を求め、各和
信号の位相差からトラッキング信号を検出してサーボ回
路14に出力する。一方、光ディスク装置が記録再生用
の装置の場合であれば、受光素子11は2分割されてお
り、検出回路12はプッシュプル法に従い、これらの2
つの受光領域から出力される光電変換信号の対称性を比
較することによりトラッキング信号を検出してサーボ回
路14に出力する。
置の場合であれば、受光素子11は4分割されており、
検出回路12はDPD法に従い、対角線上に位置する2
つの受光領域からの光電変換信号の和信号を求め、各和
信号の位相差からトラッキング信号を検出してサーボ回
路14に出力する。一方、光ディスク装置が記録再生用
の装置の場合であれば、受光素子11は2分割されてお
り、検出回路12はプッシュプル法に従い、これらの2
つの受光領域から出力される光電変換信号の対称性を比
較することによりトラッキング信号を検出してサーボ回
路14に出力する。
【0025】このような基本構成の下、本実施の形態で
は、相変化型光情報記録媒体1に関して再生専用の光デ
ィスク装置でも再生し得るように工夫されている。即
ち、相変化型光情報記録媒体1の再生に際しては、記録
前後のプッシュプル信号振幅と記録後の位相差信号振幅
とが各々最大値の70%〜95%となるようにフォーカ
スオフセットさせるように設定されている。この点につ
いて説明する。レーザ光源8から出射されるレーザビー
ムの波長を680nm、対物レンズ10の開口数NA=
0.6とした場合の光情報記録媒体に関する記録再生デ
ータ例を図1及び図2に示す。
は、相変化型光情報記録媒体1に関して再生専用の光デ
ィスク装置でも再生し得るように工夫されている。即
ち、相変化型光情報記録媒体1の再生に際しては、記録
前後のプッシュプル信号振幅と記録後の位相差信号振幅
とが各々最大値の70%〜95%となるようにフォーカ
スオフセットさせるように設定されている。この点につ
いて説明する。レーザ光源8から出射されるレーザビー
ムの波長を680nm、対物レンズ10の開口数NA=
0.6とした場合の光情報記録媒体に関する記録再生デ
ータ例を図1及び図2に示す。
【0026】まず、図1にフォーカスオフセットに伴う
記録前プッシュプル信号振幅と記録後の位相差信号振幅
とを示す(ちなみに、記録後プッシュプル信号振幅も記
録前の信号振幅に比例した値となる)。図2はROM形
態をとるエンボスピット(孔)と記録マークとに関する
RF信号振幅とジッタとのフォーカスオフセットに伴う
特性図である。図1に示す振幅特性例によれば、記録前
後のプッシュプル信号振幅をその最大値の70%以上と
し、かつ、記録後の位相差信号振幅をその最大値の70
%以上とすれば、ジッタ特性もよく(図2参照)、位相
差信号振幅も70%以上あることから、位相差検出方式
でトラッキングでき、そのフォーカスオフセットのまま
で再生してもジッタの少ない状態で再生し得ることが判
る。
記録前プッシュプル信号振幅と記録後の位相差信号振幅
とを示す(ちなみに、記録後プッシュプル信号振幅も記
録前の信号振幅に比例した値となる)。図2はROM形
態をとるエンボスピット(孔)と記録マークとに関する
RF信号振幅とジッタとのフォーカスオフセットに伴う
特性図である。図1に示す振幅特性例によれば、記録前
後のプッシュプル信号振幅をその最大値の70%以上と
し、かつ、記録後の位相差信号振幅をその最大値の70
%以上とすれば、ジッタ特性もよく(図2参照)、位相
差信号振幅も70%以上あることから、位相差検出方式
でトラッキングでき、そのフォーカスオフセットのまま
で再生してもジッタの少ない状態で再生し得ることが判
る。
【0027】このような条件下に、相変化型光情報記録
媒体1の再生時に光ディスク装置内で実行されるフォー
カスオフセット量を決定する処理例を図3のフローチャ
ートを参照して説明する。まず、相変化型光情報記録媒
体1が認識された場合、試し読みを行い、その結果が再
生条件を満足するか否かをチェックする。この場合の再
生条件は、プッシュプル信号振幅及び位相差信号振幅に
関するものであり、記録前後のプッシュプル信号振幅と
記録後の位相差信号振幅とが各々最大値の70%〜95
%となっているかをチェックする。この再生条件を満た
していない場合には、フォーカスオフセット量を可変さ
せて、再度、試し読みを行い、再度、再生条件を満たし
ているかをチェックする。このような処理を再生条件を
満たすまで、同様に繰り返す。再生条件を満たした場合
には、そのときのフォーカスオフセット量をこの相変化
型光情報記録媒体1に対する再生時のフォーカスオフセ
ット量として決定する。これにより、相変化型光情報記
録媒体1を位相差検出方式でトラッキングできることに
なり、位相差検出方式による再生専用の光ディスク装置
であってもエラーの少ない再生を行えることになる。
媒体1の再生時に光ディスク装置内で実行されるフォー
カスオフセット量を決定する処理例を図3のフローチャ
ートを参照して説明する。まず、相変化型光情報記録媒
体1が認識された場合、試し読みを行い、その結果が再
生条件を満足するか否かをチェックする。この場合の再
生条件は、プッシュプル信号振幅及び位相差信号振幅に
関するものであり、記録前後のプッシュプル信号振幅と
記録後の位相差信号振幅とが各々最大値の70%〜95
%となっているかをチェックする。この再生条件を満た
していない場合には、フォーカスオフセット量を可変さ
せて、再度、試し読みを行い、再度、再生条件を満たし
ているかをチェックする。このような処理を再生条件を
満たすまで、同様に繰り返す。再生条件を満たした場合
には、そのときのフォーカスオフセット量をこの相変化
型光情報記録媒体1に対する再生時のフォーカスオフセ
ット量として決定する。これにより、相変化型光情報記
録媒体1を位相差検出方式でトラッキングできることに
なり、位相差検出方式による再生専用の光ディスク装置
であってもエラーの少ない再生を行えることになる。
【0028】この場合、記録後の位相差信号振幅が最大
となるようにフォーカスオフセットさせることによって
も、相変化型光情報記録媒体1を位相差検出方式でトラ
ッキングできることになり、位相差検出方式による再生
専用の光ディスク装置であってもエラーの少ない再生を
行えることになる。この場合に、相変化型光情報記録媒
体1の再生時に光ディスク装置内で実行されるフォーカ
スオフセット量を決定する処理例を図6のフローチャー
トを参照して説明する。まず、相変化型光情報記録媒体
1が認識された場合、試し読みを行い、その結果が再生
条件を満足するか否かをチェックする。この場合の再生
条件は、RF信号振幅に関するものである。即ち、記録
後の位相差信号振幅が最大であるかをRF信号振幅が最
大であるか否かにより裏付けるものであり、RF信号振
幅が最大になっているかをチェックする。この再生条件
を満たしていない場合には、フォーカスオフセット量を
±1μm以下の可変量単位で可変させて、再度、試し読
みを行い、再度、再生条件を満たしているかをチェック
する。このような処理を再生条件を満たすまで、同様に
繰り返す。再生条件を満たした場合には、そのときのフ
ォーカスオフセット量をこの相変化型光情報記録媒体1
に対する再生時のフォーカスオフセット量として決定す
る。
となるようにフォーカスオフセットさせることによって
も、相変化型光情報記録媒体1を位相差検出方式でトラ
ッキングできることになり、位相差検出方式による再生
専用の光ディスク装置であってもエラーの少ない再生を
行えることになる。この場合に、相変化型光情報記録媒
体1の再生時に光ディスク装置内で実行されるフォーカ
スオフセット量を決定する処理例を図6のフローチャー
トを参照して説明する。まず、相変化型光情報記録媒体
1が認識された場合、試し読みを行い、その結果が再生
条件を満足するか否かをチェックする。この場合の再生
条件は、RF信号振幅に関するものである。即ち、記録
後の位相差信号振幅が最大であるかをRF信号振幅が最
大であるか否かにより裏付けるものであり、RF信号振
幅が最大になっているかをチェックする。この再生条件
を満たしていない場合には、フォーカスオフセット量を
±1μm以下の可変量単位で可変させて、再度、試し読
みを行い、再度、再生条件を満たしているかをチェック
する。このような処理を再生条件を満たすまで、同様に
繰り返す。再生条件を満たした場合には、そのときのフ
ォーカスオフセット量をこの相変化型光情報記録媒体1
に対する再生時のフォーカスオフセット量として決定す
る。
【0029】ところで、相変化型光情報記録媒体1の再
生時のフォーカスオフセット量を決定する上では、相変
化型光情報記録媒体1上に予めこのフォーカスオフセッ
ト量を決めるための再生領域を形成しておき、再生に際
して最初にこの再生領域にて再生動作を行うことにより
フォーカスオフセット量を決定するのが都合がよい。図
7は相変化型光情報記録媒体1の一部に再生領域16を
設けた例を示す。この場合、図示の如く、光ディスク装
置が必ず読みに行くコントロールトラック17等に隣接
する領域にこの再生領域16を設定すれば、再生領域1
6の再生、従って、フォーカスオフセット量の決定に要
する時間を短縮できる。また、このような再生領域16
に関しては、相変化型光情報記録媒体1に固有な記録マ
ークの他に、ROM用のエンボスピットも予め形成して
おく構成によれば、再生領域16から必要な情報を得て
フォーカスオフセット量を適正に決定し得る。
生時のフォーカスオフセット量を決定する上では、相変
化型光情報記録媒体1上に予めこのフォーカスオフセッ
ト量を決めるための再生領域を形成しておき、再生に際
して最初にこの再生領域にて再生動作を行うことにより
フォーカスオフセット量を決定するのが都合がよい。図
7は相変化型光情報記録媒体1の一部に再生領域16を
設けた例を示す。この場合、図示の如く、光ディスク装
置が必ず読みに行くコントロールトラック17等に隣接
する領域にこの再生領域16を設定すれば、再生領域1
6の再生、従って、フォーカスオフセット量の決定に要
する時間を短縮できる。また、このような再生領域16
に関しては、相変化型光情報記録媒体1に固有な記録マ
ークの他に、ROM用のエンボスピットも予め形成して
おく構成によれば、再生領域16から必要な情報を得て
フォーカスオフセット量を適正に決定し得る。
【0030】その一例として、記録マークとエンボスピ
ットとを有する再生領域での再生の結果、これらの記録
マークとエンボスピットとから得られる両方のRF信号
振幅と位相差信号振幅とが最大値の95%以上となるよ
うに、フォーカスオフセット量を決定すればよい。
ットとを有する再生領域での再生の結果、これらの記録
マークとエンボスピットとから得られる両方のRF信号
振幅と位相差信号振幅とが最大値の95%以上となるよ
うに、フォーカスオフセット量を決定すればよい。
【0031】或いは、記録マークとエンボスピットとを
有する再生領域での再生の結果、これらの記録マークの
位相差信号振幅とエンボスピットの位相差信号振幅とが
各々最大値の70%〜95%となるように、フォーカス
オフセット量を決定するようにしてもよい。この場合
に、相変化型光情報記録媒体1の再生時に光ディスク装
置内で実行されるフォーカスオフセット量を決定する処
理例を図8のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、相変化型光情報記録媒体1が認識された場合、再生
領域16について試し読みを行い、その結果が再生条件
を満足するか否かをチェックする。この場合の再生条件
は、記録マークとエンボスピットとの位相差信号振幅に
関するものであり、これらの記録マークの位相差信号振
幅とエンボスピットの位相差信号振幅とが各々最大値の
70%〜95%となっているか否かをチェックする。こ
の再生条件を満たしていない場合には、フォーカスオフ
セット量を可変させて、再度、試し読みを行い、再度、
再生条件を満たしているかをチェックする。このような
処理を再生条件を満たすまで、同様に繰り返す。再生条
件を満たした場合には、そのときのフォーカスオフセッ
ト量をこの相変化型光情報記録媒体1に対する再生時の
フォーカスオフセット量として決定する。
有する再生領域での再生の結果、これらの記録マークの
位相差信号振幅とエンボスピットの位相差信号振幅とが
各々最大値の70%〜95%となるように、フォーカス
オフセット量を決定するようにしてもよい。この場合
に、相変化型光情報記録媒体1の再生時に光ディスク装
置内で実行されるフォーカスオフセット量を決定する処
理例を図8のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、相変化型光情報記録媒体1が認識された場合、再生
領域16について試し読みを行い、その結果が再生条件
を満足するか否かをチェックする。この場合の再生条件
は、記録マークとエンボスピットとの位相差信号振幅に
関するものであり、これらの記録マークの位相差信号振
幅とエンボスピットの位相差信号振幅とが各々最大値の
70%〜95%となっているか否かをチェックする。こ
の再生条件を満たしていない場合には、フォーカスオフ
セット量を可変させて、再度、試し読みを行い、再度、
再生条件を満たしているかをチェックする。このような
処理を再生条件を満たすまで、同様に繰り返す。再生条
件を満たした場合には、そのときのフォーカスオフセッ
ト量をこの相変化型光情報記録媒体1に対する再生時の
フォーカスオフセット量として決定する。
【0032】ところで、本実施の形態で用いる相変化型
光情報記録媒体1に関しては、媒体自身の反射率が、再
生波長で25%〜40%となるものを用いるのがよい。
これによれば、短波長でもトラッキング可能な反射率と
なるので、相変化型光情報記録媒体1の特性を活かして
オーバライトを良好に行えることになる。また、相変化
型光情報記録媒体1におけるグルーブの溝深さは40n
m〜60nmとして設定されている。このような相変化
型光情報記録媒体1によれば、位相差信号の出力に際し
て位相差が反転することはないので、トラッキング動作
を安定させることができる。
光情報記録媒体1に関しては、媒体自身の反射率が、再
生波長で25%〜40%となるものを用いるのがよい。
これによれば、短波長でもトラッキング可能な反射率と
なるので、相変化型光情報記録媒体1の特性を活かして
オーバライトを良好に行えることになる。また、相変化
型光情報記録媒体1におけるグルーブの溝深さは40n
m〜60nmとして設定されている。このような相変化
型光情報記録媒体1によれば、位相差信号の出力に際し
て位相差が反転することはないので、トラッキング動作
を安定させることができる。
【0033】つづいて、具体例について数例を挙げて説
明する。まず、相変化型光情報記録媒体1に関しては、
透明基板2として屈折率1.58のポリカーボネート樹
脂製のものを用い、保護層3としてZnS又はSiO2
を材料として膜厚17nmに形成し、記録層4としてA
g(2)In(10)Sb(28)Te(60)を材料として膜厚20
nmに形成し、保護層5として屈折率2.1なるZnS
又はSiO2 を材料として膜厚25nmに形成し、放熱
層6としてAl合金(Al‐Ti:1wt%合金)を材
料として膜厚100nmに形成し、最上層にUV保護層
7をUV硬化型樹脂により形成した構造とした。また、
媒体の反射率は、ランダムパターン(EFM変調)で再
生したときの14Tのハイレベル、再生波長を650n
mとした場合で25%のものを用いるようにした。
明する。まず、相変化型光情報記録媒体1に関しては、
透明基板2として屈折率1.58のポリカーボネート樹
脂製のものを用い、保護層3としてZnS又はSiO2
を材料として膜厚17nmに形成し、記録層4としてA
g(2)In(10)Sb(28)Te(60)を材料として膜厚20
nmに形成し、保護層5として屈折率2.1なるZnS
又はSiO2 を材料として膜厚25nmに形成し、放熱
層6としてAl合金(Al‐Ti:1wt%合金)を材
料として膜厚100nmに形成し、最上層にUV保護層
7をUV硬化型樹脂により形成した構造とした。また、
媒体の反射率は、ランダムパターン(EFM変調)で再
生したときの14Tのハイレベル、再生波長を650n
mとした場合で25%のものを用いるようにした。
【0034】このような条件下に、前述した再生条件を
満たすようなフォーカスオフセット量が設定された相変
化型光情報記録媒体1を用いてその再生特性を評価した
ところ、何れも位相差検出法によるトラッキングが可能
で、平均ブロックエラー率(相対値)も2.4%〜2.
5%程度に収まったものである。ちなみに、比較例とし
て、グルーブ溝深さが60nmの相変化型光情報記録媒
体に関して位相差信号振幅が最大となる再生条件でフォ
ーカスオフセット量を設定してその特性を評価したとこ
ろ、位相差検出法によるトラッキングは行えなかったも
のである。また、グルーブ溝深さを90nmとした相変
化型光情報記録媒体を用いて再生特性を評価したとこ
ろ、位相差反転を生じてしまい、位相差検出法によるト
ラッキングは行えなかったものである。
満たすようなフォーカスオフセット量が設定された相変
化型光情報記録媒体1を用いてその再生特性を評価した
ところ、何れも位相差検出法によるトラッキングが可能
で、平均ブロックエラー率(相対値)も2.4%〜2.
5%程度に収まったものである。ちなみに、比較例とし
て、グルーブ溝深さが60nmの相変化型光情報記録媒
体に関して位相差信号振幅が最大となる再生条件でフォ
ーカスオフセット量を設定してその特性を評価したとこ
ろ、位相差検出法によるトラッキングは行えなかったも
のである。また、グルーブ溝深さを90nmとした相変
化型光情報記録媒体を用いて再生特性を評価したとこ
ろ、位相差反転を生じてしまい、位相差検出法によるト
ラッキングは行えなかったものである。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明の再生方法によれ
ば、相変化型光情報記録媒体を位相差検出方式でトラッ
キングでき、位相差検出方式による再生専用の再生装置
でもエラーの少ない再生を行うことができる。
ば、相変化型光情報記録媒体を位相差検出方式でトラッ
キングでき、位相差検出方式による再生専用の再生装置
でもエラーの少ない再生を行うことができる。
【0036】請求項2記載の発明の相変化型光情報記録
媒体によれば、記録はプッシュプル方式によるトラッキ
ングで行うが、再生は位相差検出方式による再生装置で
再生することができる。
媒体によれば、記録はプッシュプル方式によるトラッキ
ングで行うが、再生は位相差検出方式による再生装置で
再生することができる。
【0037】請求項3記載の発明の再生方法によれば、
相変化型光情報記録媒体を位相差検出方式でトラッキン
グでき、位相差検出方式による再生専用の再生装置でも
エラーの少ない再生を行うことができる。
相変化型光情報記録媒体を位相差検出方式でトラッキン
グでき、位相差検出方式による再生専用の再生装置でも
エラーの少ない再生を行うことができる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、相変化型光
情報記録媒体のフォーカスオフセット量を決めるための
再生領域を利用してフォーカスオフセット量を設定する
だけで、記録された相変化型光情報記録媒体でも位相差
検出方式でトラッキングでき、位相差検出方式による再
生専用の再生装置でもエラーの少ない再生を行うことが
できる。
情報記録媒体のフォーカスオフセット量を決めるための
再生領域を利用してフォーカスオフセット量を設定する
だけで、記録された相変化型光情報記録媒体でも位相差
検出方式でトラッキングでき、位相差検出方式による再
生専用の再生装置でもエラーの少ない再生を行うことが
できる。
【0039】請求項5記載の発明の相変化型光情報記録
媒体によれば、相変化型光情報記録媒体から位相差信号
を確実に出させることができ、位相差検出方式でトラッ
キングでき、位相差検出方式による再生専用の再生装置
でもエラーの少ない再生を行うことができる相変化型光
情報記録媒体を提供できる。
媒体によれば、相変化型光情報記録媒体から位相差信号
を確実に出させることができ、位相差検出方式でトラッ
キングでき、位相差検出方式による再生専用の再生装置
でもエラーの少ない再生を行うことができる相変化型光
情報記録媒体を提供できる。
【0040】請求項6記載の発明の再生方法によれば、
相変化型光情報記録媒体を位相差検出方式でトラッキン
グでき、位相差検出方式による再生専用の再生装置でも
エラーの少ない再生を行うことができる。
相変化型光情報記録媒体を位相差検出方式でトラッキン
グでき、位相差検出方式による再生専用の再生装置でも
エラーの少ない再生を行うことができる。
【0041】請求項7記載の発明の相変化型光情報記録
媒体によれば、短波長でもトラッキング可能な反射率を
有するので、相変化型光情報記録媒体の特性を活かすオ
ーバライトが可能となる。
媒体によれば、短波長でもトラッキング可能な反射率を
有するので、相変化型光情報記録媒体の特性を活かすオ
ーバライトが可能となる。
【0042】請求項8記載の発明の相変化型光情報記録
媒体によれば、記録層の感度がよいため、記録再生及び
オーバライトを良好に行える。
媒体によれば、記録層の感度がよいため、記録再生及び
オーバライトを良好に行える。
【0043】請求項9記載の発明の相変化型光情報記録
媒体によれば、位相差が反転するようなことはなく、ト
ラッキングを安定させて、記録再生動作を行わせること
ができる。
媒体によれば、位相差が反転するようなことはなく、ト
ラッキングを安定させて、記録再生動作を行わせること
ができる。
【図1】本発明の一実施の形態におけるフォーカスオフ
セットに対するプッシュプル信号振幅及び位相差信号振
幅を示す特性図である。
セットに対するプッシュプル信号振幅及び位相差信号振
幅を示す特性図である。
【図2】フォーカスオフセットに対する記録マーク及び
エンボスピットのRF信号振幅及びジッタを示す特性図
である。
エンボスピットのRF信号振幅及びジッタを示す特性図
である。
【図3】フォーカスオフセット量を決定する処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】相変化型光情報記録媒体の構造を模式的に示す
断面図である。
断面図である。
【図5】光ディスク装置を概念的に示す概略構成図であ
る。
る。
【図6】フォーカスオフセット量を決定する他の処理例
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図7】相変化型光情報記録媒体の再生領域を示す平面
図である。
図である。
【図8】フォーカスオフセット量を決定するさらに他の
処理例を示すフローチャートである。
処理例を示すフローチャートである。
1 相変化型光情報記録媒体 2 透明基板 4 記録層 16 再生領域
Claims (9)
- 【請求項1】 透明基板上にグルーブが形成された記録
層を有する相変化型光情報記録媒体の再生に際して、記
録前後のプッシュプル信号振幅と記録後の位相差信号振
幅とが各々最大値の70%〜95%となるようにフォー
カスオフセットさせることを特徴とする再生方法。 - 【請求項2】 透明基板上にグルーブが形成された記録
層を有する相変化型光情報記録媒体であって、記録層に
対する記録はプッシュプル方式によるトラッキングによ
り行われ、再生は位相差検出方式によるトラッキングに
より行われることを特徴とする相変化型光情報記録媒
体。 - 【請求項3】 透明基板上にグルーブが形成された記録
層を有する相変化型光情報記録媒体の再生に際して、記
録後の位相差信号振幅が最大となるようにフォーカスオ
フセットさせることを特徴とする再生方法。 - 【請求項4】 フォーカスオフセット量を決めるための
再生領域を有する相変化型光情報記録媒体を用いること
を特徴とする請求項1又は2記載の再生方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の再生方法に用いられる相
変化型光情報記録媒体であって、再生領域に記録マーク
とエンボスピットとを有し、これらの記録マークとエン
ボスピットとの両方のRF信号振幅と位相差信号振幅と
が最大値の95%以上となるようにフォーカスオフセッ
トされることを特徴とする相変化型光情報記録媒体。 - 【請求項6】 相変化型光情報記録媒体は再生領域に記
録マークとエンボスピットとを有し、記録マークの位相
差信号振幅とエンボスピットの位相差信号振幅とが各々
最大値の70%〜95%となるようにフォーカスオフセ
ットさせることを特徴とする再生方法。 - 【請求項7】 請求項1記載の再生方法に用いられる相
変化型光情報記録媒体であって、媒体自身の反射率が再
生波長で25%〜40%であることを特徴とする相変化
型光情報記録媒体。 - 【請求項8】 記録層の主成分材料は、少なくとも、A
g,In,Sb,Teを含むことを特徴とする請求項
2,5又は7記載の相変化型光情報記録媒体。 - 【請求項9】 グルーブの溝深さが40nm〜70nm
であることを特徴とする請求項2記載の相変化型光情報
記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9299813A JPH11134672A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 相変化型光情報記録媒体及びその再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9299813A JPH11134672A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 相変化型光情報記録媒体及びその再生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11134672A true JPH11134672A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17877245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9299813A Pending JPH11134672A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 相変化型光情報記録媒体及びその再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11134672A (ja) |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP9299813A patent/JPH11134672A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040615 |