JPH1113572A - 液体遮断弁装置 - Google Patents

液体遮断弁装置

Info

Publication number
JPH1113572A
JPH1113572A JP17910397A JP17910397A JPH1113572A JP H1113572 A JPH1113572 A JP H1113572A JP 17910397 A JP17910397 A JP 17910397A JP 17910397 A JP17910397 A JP 17910397A JP H1113572 A JPH1113572 A JP H1113572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
float
liquid
state
valve device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17910397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Sato
和男 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP17910397A priority Critical patent/JPH1113572A/ja
Publication of JPH1113572A publication Critical patent/JPH1113572A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 貼り付き現象を防止する機能を備えることで
排出するガスの大流量化を達成することを可能とすると
共に、転倒時における燃料漏れの発生を防止することの
可能な液体遮断弁装置を提供する。 【解決手段】 液体遮断弁装置1の正立状態では、ダイ
アフラム7(圧力応答手段)と共に排気経路103側に
移動した閉弁状態のフロート弁8の弁体5aに係合して
フロート弁8を開弁させると共に、液体遮断弁装置1が
傾斜及び反転した状態では、フロート弁8の弁体5aに
係合する位置から離れ該フロート弁8の閉弁状態を維持
可能とするリリーフコマ9(当接部材)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両等の燃
料タンク等に備えられる液体遮断弁装置に関するもの
で、フロート弁に接続する排気経路から燃料蒸気やエア
等の気体は排気するが、燃料等の液体は漏出させないよ
うに機能する液体遮断弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の液体遮断弁装置(フュ−
エルカットオフバルブ)としては、例えば図5に示すよ
うな車両の燃料タンク101に取りつけられるものがあ
る。
【0003】すなわちこの液体遮断弁装置102は燃料
タンク101の上部に備えられ、燃料タンク101の内
部で発生する燃料蒸気G101を排気経路103へと排
気させる。
【0004】排気経路103には排気された燃料蒸気G
101を吸収するキャニスタ104等が必要に応じて備
えられており、燃料蒸気G101が直接大気中に放出さ
れることを防止している。
【0005】また、この液体遮断弁装置102は例えば
車両の揺れにより燃料L101の液面が上昇したり、車
両が傾斜、転倒した場合に、燃料L101が排気経路1
03から漏れ出すことを防止する液体遮断機能も備えて
いる。
【0006】図6は液体遮断弁装置102の基本的な構
成とその作用を説明する断面構成説明図である。図6
(a)は液体遮断機能を発揮せず、燃料蒸気G101を
排出可能としている状態、図6(b)は閉弁状態の図で
あり液体遮断機能が働いている。
【0007】両図において、110はケース部であり、
内部がフロート111を収容するフロート室110aと
なっている。フロート111は連通孔112からフロー
ト室110a内部に流入する燃料L101により浮力を
発生してこの図の状態では上方へと移動する。また11
3はフロート111の浮力を調整する為の付勢手段とし
て機能するスプリングである。
【0008】フロート111の上部には、弁体111a
があり、フロート室110aの上部には弁体111aに
対応するバルブシート部110bが設けられ、このバル
ブシート部110bに排気経路103が接続されてい
る。
【0009】従って、図6(b)の状態はフロート室1
10aに燃料L101が流入してフロート111が上方
に移動し、弁体111aとバルブシート部110bから
なる弁部105が閉弁して排気経路103を遮断してい
る状態である。
【0010】そして、フロート室110aの燃料L10
1の液面水位が下がると共にフロート111も下方へと
移動して排気経路103が燃料タンク101と疎通した
通常の状態へと復帰させる(図6(a)の状態)。
【0011】また、近年ではこのような液体遮断弁装置
102において、燃料蒸気の排出をよりスムーズに行い
たいという要求があり、弁部105の開弁面積を大きく
することが試みられている。
【0012】しかし、このような大きな開弁面積の弁部
105を備えた液体遮断弁装置102では、燃料L10
1がフロート室110aから燃料タンク101へと戻っ
ても、燃料タンク101内部の圧力とキャニスタ104
側の排気経路104の圧力差が大きい(燃料タンク10
1内部の圧力の方が高い)場合には、その圧力差による
フロート111に発生する上方への付勢力がフロート1
11の自重を上回り、開弁されずに排気経路を閉鎖した
状態のままとしてしまう、いわゆる「貼り付き現象」と
呼ばれる問題があった。
【0013】この貼り付き現象が発生した場合、燃料タ
ンク101内部の圧力は逃げ場を失い、炎天下等におけ
る温度上昇によりさらに圧力が上昇してしまい、燃料タ
ンク101を変形させたりひいては破損する恐れもあっ
た。
【0014】また、この貼り付き現象は、開弁面積が大
きい程上方への付勢力が大きくなって発生し易くなり、
開弁面積を絞らなければならず、燃料蒸気の排出を大流
量とすることが出来ないという問題があった。
【0015】そこで図7(a)に示される構成のよう
に、燃料タンク101内部の過度の圧力上昇時に圧力を
逃がすリリーフバルブ121を、フロート室110aの
上部に設ける構成の液体遮断弁装置120が考えられ
る。
【0016】この液体遮断弁装置120のリリーフバル
ブ121は、フロート室110aの上部と排気経路10
3とを接続する経路中に備えられたボール弁であり、1
21aは弁体としてのボール、121bはボール121
aが当接するバルブシート、121cはボール121a
をバルブシート121bへと付勢するバネ、121dは
バネ121cを固定するプラグである。
【0017】液体遮断弁装置120は従って、図6
(b)の状態のように、弁部105が閉弁している状態
で燃料タンク101内部の過度の圧力上昇が発生して
も、リリーフバルブ121が開弁して圧力を排気経路1
03へと逃がすことが可能となり、貼り付き現象を解消
する効果が得られる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなリリーフバルブ121を備えている液体遮断弁装置
120においては、図7(b)に示されるように車両が
傾斜したり転倒することにより(図7(b)は転倒状態
を示す)、リリーフバルブ121が燃料L101の液面
下に位置する状態となった場合に、燃料L101の圧力
と排気経路103側内圧との圧力差により、燃料L10
1がリリーフバルブ121から矢印A101のように漏
出してしまうという問題がある。
【0019】もちろん転倒時の燃料L101の液面水位
からの水頭差によるボール121aに加わる圧力を考慮
して、バネ121cの付勢力を設定しているのではある
が、この問題は、転倒した状態で燃料タンク101内部
の圧力が上昇した場合等に、燃料L101の圧力が上昇
してリリーフバルブ121を開弁させてしまうことによ
り発生してしまう。
【0020】本発明は上記した従来技術の問題を解決す
る為に成されたもので、その目的とするところは、貼り
付き現象を防止する機能を備えることで排出するガスの
大流量化を達成することを可能とすると共に、転倒時に
おける燃料漏れの発生を防止することの可能な液体遮断
弁装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、液体を収容する密封容器の上部に
位置する排気経路と、この排気経路に設けられ、密封容
器側と排気側の圧力差に応答して移動可能であり、密封
容器と排気経路を通気させる通気孔を有する圧力応答手
段と、前記圧力応答手段の通気孔をバルブシートとする
弁体を、密封容器内の液体の液面位置に応じて浮動する
フロートの上部に配置し、該通気孔を開閉するフロート
弁と、前記フロート弁を閉弁方向に付勢する付勢手段
と、を備えた液体遮断弁装置において、液体遮断弁装置
の正立状態では、圧力応答手段と共に排気経路側に移動
した閉弁状態のフロート弁の弁体に係合して該フロート
弁を開弁させると共に、液体遮断弁装置が傾斜及び反転
した状態では、前記フロート弁の弁体に係合する位置か
ら離れ該フロート弁の閉弁状態を維持可能とする当接部
材を備えることを特徴とする。
【0022】この構成によると、液体遮断弁装置の正立
時において密封容器内の液体の液面が上昇すると、フロ
ートが浮動して弁体を圧力応答手段の通気孔へ当接させ
てフロート弁を閉弁状態とする。
【0023】そして、フロート弁が密封容器内の液体の
液面に応じて浮動して閉弁した状態から液面が低下して
も、密封容器内の圧力の上昇によりフロート弁を閉弁状
態としてしまう「貼り付き現象」に対し、圧力応答手段
が密封容器内の圧力により排気経路側へ移動することで
フロート弁も同時に追随して移動し、フロート弁の弁体
に当接部材が係合してフロート弁を開弁させる液体遮断
弁装置が傾斜及び反転した状態では、当接部材が前記フ
ロート弁の弁体に係合する位置から離れ、フロート弁の
閉弁状態は維持される。
【0024】また、前記当接部材は、前記圧力応答手段
の上方の前記フロート弁の弁体に向かってロート状に凹
むガイド面に載置されていることも好適である。
【0025】従って、正立状態において当接部材をガイ
ド面に沿って弁体に向かって移動させることで、前記フ
ロート弁の弁体に係合する位置へと移動させることがで
き、液体遮断弁装置が傾斜及び反転した状態では、当接
部材がガイド面から離れることで当接部材が前記フロー
ト弁の弁体に係合する位置から離れる。
【0026】液体遮断弁装置の正立状態で、前記当接部
材を前記ガイド面に押し付ける錘を備えることも好適で
ある。
【0027】これによると、正立状態での当接部材とフ
ロート弁の弁体との係合においては、当接部材による弁
体への係合力を大きくすることができ、傾斜及び反転し
た状態では、当接部材による弁体への係合力を小さくし
てフロート弁の閉弁状態を維持する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0029】本発明の実施の形態に関わる液体遮断弁装
置1は図1に示されるように、従来技術で説明したもの
と同様に、密封容器として例えば自動車等に備えられる
燃料タンク101の上部に取りつけられ、通常状態であ
る正立時には液体遮断弁装置1に接続している排気経路
103から気体としての燃料蒸気G等は排出するが、例
えば液体としての燃料Lの給油時や、車両が揺れて燃料
Lの液面Laが上昇したり、車両が傾斜、転倒した場合
には燃料Lを排気経路103へ漏出させないように機能
するものである。
【0030】図1は本発明を適用した液体遮断弁装置1
の特徴的な構成を説明する為の断面構成説明図である。
この図により、液体遮断弁装置1の構成から説明する。
【0031】2は内部をフロート室2aとしている概略
円筒形状のロアーケースで、ロアーケース2の上端から
外側に拡がるように形成されたフランジ部2bが不図示
のガスケットを介して燃料タンク101の上部に取り付
けられている。
【0032】ロアーケース2の上部にはフロート室2a
の上側に作動室3aを形成するアッパーケース3が、フ
ランジ部2bの内周側に当接するように密封接続されて
いる。作動室3aは排気ポート3bにより排気経路10
3と接続されている。また、ロアーケース2の下端部は
フロート室2aの下部端面を形成するキャップ4が取り
付けられている。
【0033】5はロアーケース2のフロート室2aに収
容されるフロートであり、連通孔4a等からフロート室
2a内部に流入する燃料Lにより浮力を発生してこの図
の状態では上方へと移動する。フロート5の上部には弁
体5aが一体的に形成されている。
【0034】6はフロートバルブ5の浮力を調整すると
共にフロートバルブ5の姿勢が傾斜した状態や反転した
状態においてフロートバルブ5を閉弁する方向に付勢す
る為の付勢手段として機能するスプリングである。
【0035】ロアーケース2とアッパーケース3の接続
部には、フロート室2aと作動室3aとを隔離する圧力
応答手段としてのダイアフラム7が備えられている。ダ
イアフラム7はその中央部に円盤状部材7aと、円盤状
部材7aの周囲に可撓性膜部材7bを備え、フロート室
2aと作動室3aの圧力差に応答することにより円盤状
部材7aが可撓性膜部材7bに支持された状態でフロー
ト5の軸方向(すなわち、フロート5の浮動する方向)
に移動可能となっている。
【0036】また、円盤状部材7aはその弁体5aに対
応する位置にはフロート室2aと作動室3aとを連通さ
せる通気孔7cを備えている。この通気孔7cは同時に
フロート5の弁体5aが当接するシート面となってい
る。従って、燃料タンク101内部と排気経路103と
の間には、フロート5の弁体5aと円盤状部材7aの通
気孔7cをシート面としたフロート弁8が備えられてい
る。
【0037】作動室3aの上部には、概略円筒状の突き
当て部3cが設けられ、この突き当て部3c内側と円盤
状部材7aの間に円盤状部材7aを突き当て部3cから
遠ざかるように付勢するスプリング3dが挿嵌されてい
る。
【0038】さらに、突き当て部3cの外周下端部には
外側に突出する突起部3eが設けられ、円盤状部材7a
から延びる係合片7dの係合窓7eに突起部3eが嵌り
込むことで円盤状部材7aのストロークを制限してい
る。
【0039】突き当て部3cの内径側には、円錐台形状
のガイド部3fが備えられ、このガイド部3fの内側に
弁体5aに向かってロート状に凹むガイド面3gと、ガ
イド部3fの丁面3hとガイド面3gの先端部とを連通
する連通孔3iが形成されている。
【0040】9は当接部材としてのリリーフコマであ
り、その円錐部9aがガイド面3gにガイドされて位置
決めされガイド部3fに載置されている。このリリーフ
コマ9の円錐部9aの先端には連通孔3iに挿嵌される
リリーフロッド9bが備えられ、また円錐部9aの根元
側(図において上方)にはフランジ部9cとリリーフコ
マ9のストロークを規制する係止ロッド9dが備えられ
ている。
【0041】そしてアッパーケース3の上端部であり、
突き当て部3cの上方には、リリーフコマ9のフランジ
部9cと係止ロッド9dを露出させたボール収納室10
が形成されている。
【0042】このボール収納室10の下側の端面3jは
中央に向かってロート状に凹んでいて内部に保持される
錘としてのボール11(鋼球などの比重の大きいもので
ある)が液体遮断弁装置1の正立状態ではフランジ部9
cと係止ロッド9dに当接する位置に転がり、リリーフ
コマ9をガイド面3gに押し付けている。尚、ボール収
納室10の上側の端面はキャップ12により封止され、
係止ロッド9dの先端がキャップ12に当接することで
リリーフコマ9の図において上側方向のストロークが規
制されている。
【0043】このような構成を備えた液体遮断弁装置1
の作用を以下に燃料タンク101の状態に応じて順次説
明する。
【0044】図1は、燃料タンク101が傾斜あるいは
転倒せず正立状態(この通常状態とは、車両が安全に使
用可能とされる範囲の状態のことをいい、車両の多少の
傾きを含む意味で使用している。)であり、かつ燃料L
の液面Laが液体遮断弁装置1に到達しない低い位置に
ある。
【0045】この状態では、液体遮断弁装置1のフロー
ト弁8はフロート5が下降位置にある開弁状態となり燃
料蒸気Gを通気孔7c、作動室3a、排気ポート3bを
経て排気経路103に排気可能としている。そして、ダ
イアフラム7はフロート室2aと作動室3aの圧力差が
少なく、スプリング3dにより図において下側に位置し
ている。
【0046】図2は、正立状態で燃料Lの液面Laが上
昇して液体遮断弁装置1に到達し、フロート5を浮動さ
せてフロート弁8を閉弁させた状態の図である。
【0047】フロート5は液面Laに応じて自らの浮力
とスプリング6の付勢力により浮動して弁体5aが通気
孔7c(シート面)に当接して閉弁する。この状態では
燃料Lが排気経路103へと漏出しないことはもちろん
であるが、燃料タンク101の上部空間に存在する空気
や燃料蒸気G等の気体も遮蔽することになり、給油時に
おいては、不図示の給油ガンのオートストップ機能を働
かせて燃料タンク101にそれ以上の燃料Lが給油され
ることを防止させることも可能である。
【0048】図3は、正立状態で燃料タンク101の内
部の液面Laが低下しても、燃料タンク101の内部の
圧力の上昇により、フロート弁8が貼り付き閉弁したま
まの状態から、フロート弁8を開弁させて「貼り付き現
象」を解消する移行状態を説明する図である。
【0049】燃料タンク101の内部の圧力は矢印A
1、A2に示されるようにフロート室2a内部からダイ
アフラム7の円盤状部材7aと可撓性膜部材7bに加わ
り、作動室3aとの圧力差により、フロート弁8を閉弁
状態としたまま円盤状部材7aに追随させて図において
上方に移動させ、そしてフロート弁8の弁体5aとリリ
ーフロッド9bが係合して、弁体5aはそれより上方に
円盤状部材7aに追随して移動することが出来なくな
り、フロート弁8が開弁して「貼り付き現象」を解消す
る。「貼り付き現象」が解消されると、通気孔7cから
燃料タンク101の内部の圧力が速やかに減圧される
(矢印A5)。燃料タンク101内部の圧力が減圧され
る。
【0050】図4は、車両転倒時等で、燃料タンク10
1が傾斜・反転した状態における液体遮断弁装置1の作
動を説明する図である(図4(a)は正立状態から約1
35度回転した傾斜状態、図4(b)は正立状態から約
180度回転した反転状態)。この状態では、フロート
5のエア溜り部5bからエアが抜けて浮力が低下すると
共に、フロート5自体の重さとスプリング6の付勢力に
よりフロート弁8閉弁方向に付勢され、閉弁状態が維持
されている。
【0051】この時、リリーフコマ9の円錐部9aは重
力によりガイド面3gから離れ、リリーフロッド9bは
フロート弁8の弁体5aとの係合位置から離れると共
に、ボール11はボール収納室10の下側へ移動してリ
リーフコマ9との係合状態を解消している。
【0052】また、円盤状部材7aの突き当て部3cの
端面に対向する位置には、環状のリップ7fが設けられ
ており、円盤状部材7aが反転時等で突き当て部3cの
方向に移動した時に、排気経路103側と燃料タンク1
01側を遮断することにより、フロート弁8の閉弁状態
をバックアップすることができ、反転時の燃料Lの排気
経路103への漏出をさらに完全に防止することができ
る。
【0053】
【発明の効果】上記のように説明された本発明にあって
は、フロート弁が密封容器内の液体の液面位置に応じて
浮動して閉弁した状態から液面位置が低下する場合にお
いて、密封容器内の圧力の上昇によりフロート弁の閉弁
状態が維持されてしまう「貼り付き現象」を、解消する
ことができる。これにより、フロート弁の口径を大きく
して排気の大流量化を図ることができる。
【0054】液体遮断弁装置が傾斜及び反転した状態で
は、当接部材が前記フロート弁の弁体に係合する位置か
ら離れ、フロート弁の閉弁状態は維持されるので、液体
の排気経路への流出が防止される。
【0055】ロート状に凹むガイド面に載置される当接
部材は、弁体との係合位置を正確に位置決めすることが
できる。
【0056】当接部材を前記ガイド面に押し付ける錘に
より、正立状態での「貼り付き現象」発生時において、
より大きな圧力差による貼り付き力で閉弁状態となって
いるフロート弁を開弁させることができ、フロート弁の
開弁特性を向上させることが可能となる。また、傾斜及
び反転した状態では、当接部材による弁体への係合力が
小さくなりフロート弁の閉弁状態が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施の形態の液体遮断弁装置の断面構成
説明図。(正立状態)
【図2】図2は液体遮断弁装置の正立状態における液面
上昇時の作用を説明する図。
【図3】図3は液体遮断弁装置の貼り付き現象解消状態
の作用を説明する図。
【図4】図4は液体遮断弁装置の傾斜・反転状態におけ
る作用を説明する図。
【図5】図5は従来の液体遮断弁装置の利用例を示す
図。
【図6】図6は従来の液体遮断弁装置の図。
【図7】図7は従来の液体遮断弁装置の図。
【符号の説明】
1 液体遮断弁装置 2 ロアーケース 2a フロート室 2b フランジ部 3 アッパーケース 3a 作動室 3b 排気ポート 3c 突き当て部 3d スプリング 3e 突起部 4 キャップ 4a 連通孔 5 フロート 5a 弁体 6 スプリング(付勢手段) 7 ダイアフラム 7a 円盤状部材 7b 可撓性膜部材 7c 通気孔 7d 係合片 7e 係合窓 7f リップ 8 フロート弁 9 リリーフコマ(当接部材) 9a 円錐部 9b リリーフロッド 9c フランジ部 9d 係止ロッド 10 ボール収納室 11 ボール(錘) 12 キャップ 101 燃料タンク(密封容器) 103 排気経路 G 燃料蒸気(気体) L 燃料(液体) La 液面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する密封容器の上部に位置す
    る排気経路と、 この排気経路に設けられ、密封容器側と排気側の圧力差
    に応答して移動可能であり、密封容器と排気経路を通気
    させる通気孔を有する圧力応答手段と、 前記圧力応答手段の通気孔をバルブシートとする弁体
    を、密封容器内の液体の液面位置に応じて浮動するフロ
    ートの上部に配置し、該通気孔を開閉するフロート弁
    と、 前記フロート弁を閉弁方向に付勢する付勢手段と、 を備えた液体遮断弁装置において、 液体遮断弁装置の正立状態では、圧力応答手段と共に排
    気経路側に移動した閉弁状態のフロート弁の弁体に係合
    して該フロート弁を開弁させると共に、液体遮断弁装置
    が傾斜及び反転した状態では、前記フロート弁の弁体に
    係合する位置から離れ該フロート弁の閉弁状態を維持可
    能とする当接部材を備えることを特徴とする液体遮断弁
    装置。
  2. 【請求項2】 前記当接部材は、前記圧力応答手段の上
    方の前記フロート弁の弁体に向かってロート状に凹むガ
    イド面に載置されていることを特徴とする請求項1に記
    載の液体遮断弁装置。
  3. 【請求項3】 液体遮断弁装置の正立状態で、前記当接
    部材を前記ガイド面に押し付ける錘を備えることを特徴
    とする請求項2に記載の液体遮断弁装置。
JP17910397A 1997-06-20 1997-06-20 液体遮断弁装置 Pending JPH1113572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17910397A JPH1113572A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 液体遮断弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17910397A JPH1113572A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 液体遮断弁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1113572A true JPH1113572A (ja) 1999-01-19

Family

ID=16060089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17910397A Pending JPH1113572A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 液体遮断弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1113572A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6443177B2 (en) 1999-12-17 2002-09-03 I.T.W. De France Device for venting a fuel tank
JP2012197793A (ja) * 1999-06-01 2012-10-18 Inergy Automotive Systems Research (Sa) 燃料タンク
CN103362705A (zh) * 2012-03-29 2013-10-23 比亚迪股份有限公司 一种燃油箱保护阀及具有该保护阀的燃油箱

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012197793A (ja) * 1999-06-01 2012-10-18 Inergy Automotive Systems Research (Sa) 燃料タンク
JP2015078696A (ja) * 1999-06-01 2015-04-23 イナジー・オートモーティブ・システムズ・リサーチ・(ソシエテ・アノニム) 燃料タンク
US6443177B2 (en) 1999-12-17 2002-09-03 I.T.W. De France Device for venting a fuel tank
CN103362705A (zh) * 2012-03-29 2013-10-23 比亚迪股份有限公司 一种燃油箱保护阀及具有该保护阀的燃油箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4991615A (en) Tank pressure control apparatus
JP3098798B2 (ja) 燃料蒸気逃がし弁
US5261439A (en) Vacuum-actuated vent assembly
US5666989A (en) Tank venting control assembly
US4922954A (en) Bi-directional pressure relief vent for a fuel tank
US5156178A (en) Vacuum-actuated vent assembly
US5950655A (en) Mechanical seal ORVR system and control valve
US5809976A (en) Vent control valving for fuel vapor recovery system
US5065782A (en) Tank venting control assembly
JP3422678B2 (ja) 差圧弁及び液体遮断弁装置
JP3034992B2 (ja) 燃料タンクの燃料遮断装置
US6508263B1 (en) Float operated fuel tank vapor vent valve
US20060037642A1 (en) Dual function valve for fuel tank
US5044397A (en) Tank pressure control apparatus
US7163023B2 (en) Fuel vapor vent valve float assembly and method of making same
JP2012071639A (ja) 燃料遮断弁
JP2952298B2 (ja) 燃料タンクの燃料遮断装置
JPH1113572A (ja) 液体遮断弁装置
JP3377366B2 (ja) 液体遮断弁装置
JP3543517B2 (ja) 液体遮断弁装置
JP3587610B2 (ja) フロートバルブ装置
JP3482770B2 (ja) 液体遮断弁装置
JP3482790B2 (ja) 液体遮断弁装置
JP3419194B2 (ja) 液体遮断弁
JPH10266918A (ja) 液体遮断弁装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031118