JPH1113628A - 燃料ポンプ - Google Patents
燃料ポンプInfo
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- JPH1113628A JPH1113628A JP16879997A JP16879997A JPH1113628A JP H1113628 A JPH1113628 A JP H1113628A JP 16879997 A JP16879997 A JP 16879997A JP 16879997 A JP16879997 A JP 16879997A JP H1113628 A JPH1113628 A JP H1113628A
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- bellows
- chamber
- hydraulic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料ポンプの小型化をはかる。
【解決手段】 油圧室8の圧力を昇降させる油圧ポンプ
4と、油圧室8の圧力変化により伸縮可能な筒形をした
ベローズ11と、ベローズ11により画成される燃圧室
10とを備える燃料ポンプ1において、前記ベローズ1
1の外側に燃圧室10を画成し、ベローズ11の内側に
油圧室8を連通させ、油圧ポンプ7を構成する延長筒部
16をベローズ11の内側に配置するものとした。
4と、油圧室8の圧力変化により伸縮可能な筒形をした
ベローズ11と、ベローズ11により画成される燃圧室
10とを備える燃料ポンプ1において、前記ベローズ1
1の外側に燃圧室10を画成し、ベローズ11の内側に
油圧室8を連通させ、油圧ポンプ7を構成する延長筒部
16をベローズ11の内側に配置するものとした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧を介して駆動
されるベローズを用いた燃料ポンプの改良に関するもの
である。
されるベローズを用いた燃料ポンプの改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】筒内直接噴射式エンジンに備えられる燃
料ポンプとして、密封構造のベローズによって燃圧室を
画成し、燃圧室の拡縮により燃料の吸入および圧送を行
うものがある。これは、ピストンやプランジャ等のシリ
ンダ構造による燃料ポンプに比較して洩れがなく、効率
よく高圧が得られるという特徴がある。
料ポンプとして、密封構造のベローズによって燃圧室を
画成し、燃圧室の拡縮により燃料の吸入および圧送を行
うものがある。これは、ピストンやプランジャ等のシリ
ンダ構造による燃料ポンプに比較して洩れがなく、効率
よく高圧が得られるという特徴がある。
【0003】この種の燃料ポンプとして従来例えば図2
に示すようなものがあった(特開平5−118279号
公報、参照)。
に示すようなものがあった(特開平5−118279号
公報、参照)。
【0004】これについて説明すると、燃料ポンプ90
は、伸縮可能な筒形をしたベローズ91を備え、ベロー
ズ91の内側は空洞となっており燃圧室92が設けら
れ、ベローズ91の外側に油圧室93が設けられてい
る。
は、伸縮可能な筒形をしたベローズ91を備え、ベロー
ズ91の内側は空洞となっており燃圧室92が設けら
れ、ベローズ91の外側に油圧室93が設けられてい
る。
【0005】ベローズ91を撓ませる油圧ポンプ97と
して、ベローズ91の外側に油圧室93を画成するシリ
ンダ94と、シリンダ94に摺動可能に嵌合するピスト
ン95と、ピストン95をシリンダ94に対して往復動
させるカム96とを備え、ピストン95の往復動に伴い
油圧室93に生起される圧力変化によりベローズ91を
伸縮させるようになっている。
して、ベローズ91の外側に油圧室93を画成するシリ
ンダ94と、シリンダ94に摺動可能に嵌合するピスト
ン95と、ピストン95をシリンダ94に対して往復動
させるカム96とを備え、ピストン95の往復動に伴い
油圧室93に生起される圧力変化によりベローズ91を
伸縮させるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の燃料ポンプ90にあっては、筒形をしたベロ
ーズ91の外側にピストン95やシリンダ94で構成さ
れる油圧ポンプ97を設ける構造のため、燃料ポンプ9
0の大型化を招いた。
うな従来の燃料ポンプ90にあっては、筒形をしたベロ
ーズ91の外側にピストン95やシリンダ94で構成さ
れる油圧ポンプ97を設ける構造のため、燃料ポンプ9
0の大型化を招いた。
【0007】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、燃料ポンプの小型化をはかることを目的とす
る。
のであり、燃料ポンプの小型化をはかることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の燃料ポ
ンプは、油圧室の圧力を昇降させる油圧ポンプと、油圧
室の圧力変化により伸縮可能な筒形をしたベローズと、
ベローズにより画成される燃圧室と、燃圧室の拡張に伴
い燃圧室に流入する燃料に対して開弁する入口側チェッ
クバルブと、燃圧室の収縮に伴い燃圧室から流出する燃
料に対して開弁する出口側チェックバルブとを備える燃
料ポンプにおいて、前記ベローズの外側に燃圧室を画成
し、ベローズの内側に油圧室を連通し、油圧ポンプの少
なくとも一部をベローズの内側に配置するものとした。
ンプは、油圧室の圧力を昇降させる油圧ポンプと、油圧
室の圧力変化により伸縮可能な筒形をしたベローズと、
ベローズにより画成される燃圧室と、燃圧室の拡張に伴
い燃圧室に流入する燃料に対して開弁する入口側チェッ
クバルブと、燃圧室の収縮に伴い燃圧室から流出する燃
料に対して開弁する出口側チェックバルブとを備える燃
料ポンプにおいて、前記ベローズの外側に燃圧室を画成
し、ベローズの内側に油圧室を連通し、油圧ポンプの少
なくとも一部をベローズの内側に配置するものとした。
【0009】請求項2に記載の燃料ポンプは、請求項1
に記載の発明において、前記ベローズを圧縮する与圧ス
プリングを備えるものとした。
に記載の発明において、前記ベローズを圧縮する与圧ス
プリングを備えるものとした。
【0010】請求項3に記載の燃料ポンプは、請求項1
または2に記載の発明において、前記油圧ポンプとして
油圧室を画成する油圧シリンダと、油圧シリンダに摺動
可能に嵌合するプランジャと、プランジャを油圧シリン
ダに対して往復動させるカムと、カムが収装されるとと
もにオイルが貯溜されるカム室と、プランジャにそのス
トローク位置に応じてカム室と油圧室を連通する補充油
通路とを備えるものとした。
または2に記載の発明において、前記油圧ポンプとして
油圧室を画成する油圧シリンダと、油圧シリンダに摺動
可能に嵌合するプランジャと、プランジャを油圧シリン
ダに対して往復動させるカムと、カムが収装されるとと
もにオイルが貯溜されるカム室と、プランジャにそのス
トローク位置に応じてカム室と油圧室を連通する補充油
通路とを備えるものとした。
【0011】請求項4に記載の燃料ポンプは、請求項3
に記載の発明において、前記プランジャをカムに押し付
けるリターンスプリングと、油圧シリンダにリターンス
プリングの一端を支持する延長筒部を形成し、延長筒部
をベローズの内側に配置するものとした。
に記載の発明において、前記プランジャをカムに押し付
けるリターンスプリングと、油圧シリンダにリターンス
プリングの一端を支持する延長筒部を形成し、延長筒部
をベローズの内側に配置するものとした。
【0012】
【発明の作用および効果】請求項1に記載の燃料ポンプ
において、油圧ポンプが油圧室に生起する圧力変化によ
りベローズを撓ませて燃圧室を拡縮する。
において、油圧ポンプが油圧室に生起する圧力変化によ
りベローズを撓ませて燃圧室を拡縮する。
【0013】燃圧室が拡張するのに伴い、燃圧室の燃料
圧力が低下し、燃料が入口側チェックバルブを開いて燃
圧室へと吸い込まれる。
圧力が低下し、燃料が入口側チェックバルブを開いて燃
圧室へと吸い込まれる。
【0014】燃圧室が収縮するのに伴い、燃圧室の燃料
圧力が上昇し、燃圧室の燃料は出口側チェックバルブを
開いて吐出される。
圧力が上昇し、燃圧室の燃料は出口側チェックバルブを
開いて吐出される。
【0015】本発明は、油圧室が筒形をしたベローズの
内側に連通する構造のため、油圧ポンプの少なくとも一
部をベローズの内側に配置して、燃料ポンプの小型化が
はかれる。
内側に連通する構造のため、油圧ポンプの少なくとも一
部をベローズの内側に配置して、燃料ポンプの小型化が
はかれる。
【0016】燃料ポンプの少なくとも一部によってベロ
ーズ内の無駄容積が埋められる構造により、油圧室に充
填されるオイル量が少なくなるため、ベローズの伸縮に
伴う油圧室の圧力変化が大きくなり、燃料ポンプの吐出
量を増やすことができる。この結果、所定の燃料吐出圧
を得るために必要なプランジャのストロークが小さな
り、燃料ポンプの小型化がはかれる。
ーズ内の無駄容積が埋められる構造により、油圧室に充
填されるオイル量が少なくなるため、ベローズの伸縮に
伴う油圧室の圧力変化が大きくなり、燃料ポンプの吐出
量を増やすことができる。この結果、所定の燃料吐出圧
を得るために必要なプランジャのストロークが小さな
り、燃料ポンプの小型化がはかれる。
【0017】請求項2に記載の燃料ポンプにおいて、ベ
ローズは与圧スプリングを介して圧縮された状態で伸縮
作動することにより、ベローズがその自由長より伸長し
てベローズに亀裂等が発生することを防止し、ベローズ
の耐久性を確保できる。
ローズは与圧スプリングを介して圧縮された状態で伸縮
作動することにより、ベローズがその自由長より伸長し
てベローズに亀裂等が発生することを防止し、ベローズ
の耐久性を確保できる。
【0018】請求項3に記載の燃料ポンプにおいて、プ
ランジャがカムに追従して油圧シリンダ内からカム室へ
押し出されるのに伴い、油圧室のオイルがプランジャの
方へと移動し、ベローズが収縮して燃圧室を拡張する。
こうして燃圧室が拡張するのに伴い、燃圧室の燃料圧力
が低下し、燃料が入口側チェックバルブを開いて燃圧室
と吸い込まれる。
ランジャがカムに追従して油圧シリンダ内からカム室へ
押し出されるのに伴い、油圧室のオイルがプランジャの
方へと移動し、ベローズが収縮して燃圧室を拡張する。
こうして燃圧室が拡張するのに伴い、燃圧室の燃料圧力
が低下し、燃料が入口側チェックバルブを開いて燃圧室
と吸い込まれる。
【0019】プランジャがカムに追従して油圧シリンダ
内に押し込まれるのに伴い、油圧室のオイルがベローズ
の方へと移動し、ベローズが伸長して燃圧室を収縮させ
る。こうして燃圧室が収縮するのに伴い、燃圧室の燃料
圧力が上昇し、燃圧室の燃料は出口側チェックバルブを
開いて吐出される。
内に押し込まれるのに伴い、油圧室のオイルがベローズ
の方へと移動し、ベローズが伸長して燃圧室を収縮させ
る。こうして燃圧室が収縮するのに伴い、燃圧室の燃料
圧力が上昇し、燃圧室の燃料は出口側チェックバルブを
開いて吐出される。
【0020】プランジャが油圧シリンダに押し込まれる
圧送行程にて、油圧室内の一部のオイルがプランジャと
油圧シリンダの隙間を通ってカム室へと洩れ出す。プラ
ンジャが油圧シリンダ内から押し出される吸入行程の後
半にて、洩れ分に相当するオイルがカム室から補充油通
路を通って油圧シリンダへと供給される。
圧送行程にて、油圧室内の一部のオイルがプランジャと
油圧シリンダの隙間を通ってカム室へと洩れ出す。プラ
ンジャが油圧シリンダ内から押し出される吸入行程の後
半にて、洩れ分に相当するオイルがカム室から補充油通
路を通って油圧シリンダへと供給される。
【0021】カム室にオイルを貯溜することにより、オ
イルを貯溜するタンクを別に設ける構造に比べて、燃料
ポンプの小型化がはかれる。
イルを貯溜するタンクを別に設ける構造に比べて、燃料
ポンプの小型化がはかれる。
【0022】請求項4に記載の燃料ポンプにおいて、リ
ターンスプリングの一端を支持する延長筒部をベローズ
の内側に配置して、燃料ポンプの小型化がはかれる。
ターンスプリングの一端を支持する延長筒部をベローズ
の内側に配置して、燃料ポンプの小型化がはかれる。
【0023】延長筒部によってベローズ内の無駄容積が
埋められることにより、油圧室に充填されるオイル量が
少なくなるため、ベローズの伸縮に伴う油圧室の圧力変
化が大きく確保でき、燃料ポンプの吐出量を増やすこと
ができる。この結果、所定の燃料吐出圧を得るために必
要なプランジャのストロークが小さなり、燃料ポンプの
小型化がはかれる。
埋められることにより、油圧室に充填されるオイル量が
少なくなるため、ベローズの伸縮に伴う油圧室の圧力変
化が大きく確保でき、燃料ポンプの吐出量を増やすこと
ができる。この結果、所定の燃料吐出圧を得るために必
要なプランジャのストロークが小さなり、燃料ポンプの
小型化がはかれる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0025】図1に示すように、エンジンに備えられる
燃料ポンプ1は、第一ポンプハウジング21に中空の直
円筒状に形成されたベローズ11が収装され、ベローズ
11によって燃圧室10と油圧室8が仕切られる。第一
ポンプハウジング21とベローズ11の間に燃圧室10
が画成され、ベローズ11の内側に油圧室8が画成され
る。
燃料ポンプ1は、第一ポンプハウジング21に中空の直
円筒状に形成されたベローズ11が収装され、ベローズ
11によって燃圧室10と油圧室8が仕切られる。第一
ポンプハウジング21とベローズ11の間に燃圧室10
が画成され、ベローズ11の内側に油圧室8が画成され
る。
【0026】ベローズ11は金属板によりその断面がラ
ビリンス状に曲折して形成され、軸方向に伸縮可能に構
成される。
ビリンス状に曲折して形成され、軸方向に伸縮可能に構
成される。
【0027】ベローズ11の移動端に円盤状の端板13
が固着される。端板13と第一ポンプハウジング21の
間には与圧スプリング9が圧縮された状態で介装され
る。ベローズ11は与圧スプリング9の付勢力により圧
縮され、燃料ポンプ1の作動時にその自由長より短い範
囲で伸縮するように構成される。
が固着される。端板13と第一ポンプハウジング21の
間には与圧スプリング9が圧縮された状態で介装され
る。ベローズ11は与圧スプリング9の付勢力により圧
縮され、燃料ポンプ1の作動時にその自由長より短い範
囲で伸縮するように構成される。
【0028】ベローズ11の固定端に環状のフランジ1
2が固着される。フランジ12は油圧シリンダ5と共に
第一ポンプハウジング21と環状のストッパー19の間
に2つのシールリング28,29を介して固定される。
各シールリング28,29を介して油圧室8と燃圧室1
0間の密封がはかられる。
2が固着される。フランジ12は油圧シリンダ5と共に
第一ポンプハウジング21と環状のストッパー19の間
に2つのシールリング28,29を介して固定される。
各シールリング28,29を介して油圧室8と燃圧室1
0間の密封がはかられる。
【0029】燃圧室10には図示しないフィードポンプ
に連通する燃料導入通路22が入口側チェックバルブ2
を介して接続されるとともに、図示しない燃料噴射ノズ
ルに連通する燃料吐出通路23が出口側チェックバルブ
3を介して接続される。
に連通する燃料導入通路22が入口側チェックバルブ2
を介して接続されるとともに、図示しない燃料噴射ノズ
ルに連通する燃料吐出通路23が出口側チェックバルブ
3を介して接続される。
【0030】燃圧室10が拡張するのに伴い入口側チェ
ックバルブ2が開き、フィードポンプから送られる比較
的低圧の燃料が燃料導入通路22から燃圧室10へと吸
い込まれる。燃圧室10が収縮するのに伴い出口側チェ
ックバルブ3が開き、燃圧室10の燃料は燃料吐出通路
23から図示しないレギュレータ等を経て燃料噴射ノズ
ルへと圧送される。燃料噴射ノズルは例えばエンジンの
燃焼室に臨み、燃料噴霧をピストン冠部に向けて噴出す
るようになっている。
ックバルブ2が開き、フィードポンプから送られる比較
的低圧の燃料が燃料導入通路22から燃圧室10へと吸
い込まれる。燃圧室10が収縮するのに伴い出口側チェ
ックバルブ3が開き、燃圧室10の燃料は燃料吐出通路
23から図示しないレギュレータ等を経て燃料噴射ノズ
ルへと圧送される。燃料噴射ノズルは例えばエンジンの
燃焼室に臨み、燃料噴霧をピストン冠部に向けて噴出す
るようになっている。
【0031】燃料ポンプ1には油圧室8の油圧を昇降さ
せてベローズ11を拡縮する油圧ポンプ4が設けられ
る。油圧ポンプ4は第一ポンプハウジング21に固定さ
れる油圧シリンダ5と、油圧シリンダ5に摺動可能に嵌
合するプランジャ7と、プランジャ7を油圧シリンダ5
に対して往復動させる偏心カム6と、プランジャ7を偏
心カム6に押し付けるリターンスプリング14を主体と
して構成される。
せてベローズ11を拡縮する油圧ポンプ4が設けられ
る。油圧ポンプ4は第一ポンプハウジング21に固定さ
れる油圧シリンダ5と、油圧シリンダ5に摺動可能に嵌
合するプランジャ7と、プランジャ7を油圧シリンダ5
に対して往復動させる偏心カム6と、プランジャ7を偏
心カム6に押し付けるリターンスプリング14を主体と
して構成される。
【0032】円筒状の油圧シリンダ5はベローズ11と
同軸上に配置される。油圧シリンダ5はその一端がカム
室25に開口するとともにプランジャ7を摺動可能に嵌
合させ、その他端がベローズ11内に開口している。す
なわち、油圧シリンダ5とプランジャ7およびベローズ
11の間に油圧室8が画成される。
同軸上に配置される。油圧シリンダ5はその一端がカム
室25に開口するとともにプランジャ7を摺動可能に嵌
合させ、その他端がベローズ11内に開口している。す
なわち、油圧シリンダ5とプランジャ7およびベローズ
11の間に油圧室8が画成される。
【0033】油圧シリンダ5はベローズ11の内側に突
出する円筒状をした延長筒部16を有する。延長筒部1
6内にはストッパー17が嵌められる。コイル状のリタ
ーンスプリング5はストッパー17とプランジャ7の間
に圧縮された状態で介装される。
出する円筒状をした延長筒部16を有する。延長筒部1
6内にはストッパー17が嵌められる。コイル状のリタ
ーンスプリング5はストッパー17とプランジャ7の間
に圧縮された状態で介装される。
【0034】プランジャ7を油圧シリンダ5に対して往
復動させる駆動手段として、偏心カム6が設けられる。
偏心カム6は円筒面状の外周面が偏心して回転し、これ
に摺接するプランジャ7をリターンスプリング14に抗
して往復動させる。偏心カム6はエンジンの図示しない
吸・排気弁を開閉するカム軸等に連結されて回転する。
復動させる駆動手段として、偏心カム6が設けられる。
偏心カム6は円筒面状の外周面が偏心して回転し、これ
に摺接するプランジャ7をリターンスプリング14に抗
して往復動させる。偏心カム6はエンジンの図示しない
吸・排気弁を開閉するカム軸等に連結されて回転する。
【0035】なお、プランジャ7の駆動手段として、プ
ランジャ70の軸方向に回転軸を持つアキシャルカムを
設けたり、あるいは印加される電圧により伸縮する圧電
アクチュエータや印加される磁界により伸縮する超磁歪
アクチュエータ等を設けてもよい。
ランジャ70の軸方向に回転軸を持つアキシャルカムを
設けたり、あるいは印加される電圧により伸縮する圧電
アクチュエータや印加される磁界により伸縮する超磁歪
アクチュエータ等を設けてもよい。
【0036】第一ポンプハウジング21と第二ポンプハ
ウジング31には偏心カム6を収装するカム室25が設
けられる。カム室25には所定量のオイルが貯溜され
る。このオイルは油圧室8に供給されてベローズ11を
拡縮する作動流体として機能するとともに、プランジャ
7の偏心カム6や油圧シリンダ5に対する摺接部を潤滑
する。
ウジング31には偏心カム6を収装するカム室25が設
けられる。カム室25には所定量のオイルが貯溜され
る。このオイルは油圧室8に供給されてベローズ11を
拡縮する作動流体として機能するとともに、プランジャ
7の偏心カム6や油圧シリンダ5に対する摺接部を潤滑
する。
【0037】プランジャ7にはそのストローク位置に応
じてカム室25と油圧室8を連通する補充油通路18が
形成される。油圧室8にはカム室25から補充油通路1
8を通して供給されるオイルが満たされる。
じてカム室25と油圧室8を連通する補充油通路18が
形成される。油圧室8にはカム室25から補充油通路1
8を通して供給されるオイルが満たされる。
【0038】プランジャ7が油圧シリンダ5に押し込ま
れる圧送行程において、大部分のオイルが油圧シリンダ
5からベローズ11の方へ移動する一方、一部のオイル
がプランジャ7と油圧シリンダ5の隙間を通ってカム室
25へと洩れ出す。この洩れ分に相当するオイルをカム
室25から油圧室8に補充するため、カム室25と油圧
室8を結ぶ補充油通路18が配設される。補充油通路1
8はプランジャ7がストロークするのに伴い油圧シリン
ダ5によって閉塞される位置に開口している。
れる圧送行程において、大部分のオイルが油圧シリンダ
5からベローズ11の方へ移動する一方、一部のオイル
がプランジャ7と油圧シリンダ5の隙間を通ってカム室
25へと洩れ出す。この洩れ分に相当するオイルをカム
室25から油圧室8に補充するため、カム室25と油圧
室8を結ぶ補充油通路18が配設される。補充油通路1
8はプランジャ7がストロークするのに伴い油圧シリン
ダ5によって閉塞される位置に開口している。
【0039】補充油通路18はプランジャ7内でT字形
に交わる2つの通孔によって構成される。
に交わる2つの通孔によって構成される。
【0040】なお、補充油通路として油圧シリンダ5に
カム室25と油圧室8を連通する通路をプランジャ7に
よって閉塞される位置に形成してもよい。
カム室25と油圧室8を連通する通路をプランジャ7に
よって閉塞される位置に形成してもよい。
【0041】以上のように構成され、燃料ポンプ1によ
る燃料圧送作用は次のようにして行われる。
る燃料圧送作用は次のようにして行われる。
【0042】リターンスプリング14の付勢力によりプ
ランジャ7が偏心カム6に追従して油圧シリンダ5内か
らカム室25へ押し出されるのに伴い、油圧室8のオイ
ルがプランジャ7の方へと移動し、ベローズ11が収縮
して燃圧室10を拡張する。こうして燃圧室10が拡張
するのに伴い、燃圧室10の燃料圧力が低下し、燃料導
入通路22から送られる比較的低圧の燃料が入口側チェ
ックバルブ2を開いて燃圧室10へと吸い込まれる。
ランジャ7が偏心カム6に追従して油圧シリンダ5内か
らカム室25へ押し出されるのに伴い、油圧室8のオイ
ルがプランジャ7の方へと移動し、ベローズ11が収縮
して燃圧室10を拡張する。こうして燃圧室10が拡張
するのに伴い、燃圧室10の燃料圧力が低下し、燃料導
入通路22から送られる比較的低圧の燃料が入口側チェ
ックバルブ2を開いて燃圧室10へと吸い込まれる。
【0043】プランジャ7が偏心カム6に追従してリタ
ーンスプリング14に抗して油圧シリンダ5内に押し込
まれるのに伴い、油圧室8のオイルがベローズ11の方
へと移動し、ベローズ11が伸長して燃圧室10を収縮
させる。こうして燃圧室10が収縮するのに伴い、燃圧
室10の燃料圧力が上昇し、燃圧室10の燃料は出口側
チェックバルブ3を開いて燃料吐出通路23へと吐出
し、燃料噴射ノズルへと圧送される。
ーンスプリング14に抗して油圧シリンダ5内に押し込
まれるのに伴い、油圧室8のオイルがベローズ11の方
へと移動し、ベローズ11が伸長して燃圧室10を収縮
させる。こうして燃圧室10が収縮するのに伴い、燃圧
室10の燃料圧力が上昇し、燃圧室10の燃料は出口側
チェックバルブ3を開いて燃料吐出通路23へと吐出
し、燃料噴射ノズルへと圧送される。
【0044】プランジャ7が油圧シリンダ5に押し込ま
れる圧送行程にて、油圧室8内の一部のオイルがプラン
ジャ7と油圧シリンダ5の隙間を通ってカム室25へと
洩れ出す。プランジャ7が油圧シリンダ5内から押し出
される吸入行程の後半にて、洩れ分に相当するオイルが
カム室25から補充油通路18を通って油圧シリンダ5
へと供給される。
れる圧送行程にて、油圧室8内の一部のオイルがプラン
ジャ7と油圧シリンダ5の隙間を通ってカム室25へと
洩れ出す。プランジャ7が油圧シリンダ5内から押し出
される吸入行程の後半にて、洩れ分に相当するオイルが
カム室25から補充油通路18を通って油圧シリンダ5
へと供給される。
【0045】油圧室8をベローズ11の内側に配置する
ことにより、油圧ポンプ4をベローズ11の内側に配置
して、燃料ポンプ1の小型化がはかれる。
ことにより、油圧ポンプ4をベローズ11の内側に配置
して、燃料ポンプ1の小型化がはかれる。
【0046】ベローズ11内の油圧室8に油圧シリンダ
5の延長筒部16が介在することにより、延長筒部16
によってベローズ11内の無駄容積が埋められ、油圧室
8に充填されるオイル量が少なくなるため、ベローズ1
1の伸縮に伴う油圧室8の圧力変化が大きく確保でき、
燃料ポンプ1の吐出量を増やすことができる。この結
果、所定の燃料吐出圧を得るために必要なプランジャ7
のストロークが小さくなり、燃料ポンプ1の小型化がは
かれる。
5の延長筒部16が介在することにより、延長筒部16
によってベローズ11内の無駄容積が埋められ、油圧室
8に充填されるオイル量が少なくなるため、ベローズ1
1の伸縮に伴う油圧室8の圧力変化が大きく確保でき、
燃料ポンプ1の吐出量を増やすことができる。この結
果、所定の燃料吐出圧を得るために必要なプランジャ7
のストロークが小さくなり、燃料ポンプ1の小型化がは
かれる。
【0047】ベローズ11は直円筒状の金属板の断面を
屈曲させて形成される構造のため、その自由長より伸長
した状態で伸縮作動すると、残留応力との関係で応力集
中が生じる可能性がある。
屈曲させて形成される構造のため、その自由長より伸長
した状態で伸縮作動すると、残留応力との関係で応力集
中が生じる可能性がある。
【0048】これに対処して、ベローズ11は与圧スプ
リング9を介して自由長よりある程度圧縮された状態で
伸縮作動するため、ベローズ11の耐久性の向上がはか
れる。
リング9を介して自由長よりある程度圧縮された状態で
伸縮作動するため、ベローズ11の耐久性の向上がはか
れる。
【図1】本発明の実施形態を示す燃料ポンプの断面図。
【図2】従来例を示す燃料ポンプの断面図。
1 燃料ポンプ 2 入口側チェックバルブ 3 出口側チェックバルブ 5 油圧シリンダ 6 偏心カム 7 プランジャ 8 油圧室 9 与圧スプリング 10 燃圧室 11 ベローズ 14 リターンスプリング 16 調圧バルブ 18 補充油通路 25 カム室
Claims (4)
- 【請求項1】油圧室の圧力を昇降させる油圧ポンプと、 油圧室の圧力変化により伸縮可能な筒形をしたベローズ
と、 ベローズにより画成される燃圧室と、 燃圧室の拡張に伴い燃圧室に流入する燃料に対して開弁
する入口側チェックバルブと、 燃圧室の収縮に伴い燃圧室から流出する燃料に対して開
弁する出口側チェックバルブと、 を備える燃料ポンプにおいて、 前記ベローズの外側に燃圧室を画成し、 ベローズの内側に油圧室を連通し、 油圧ポンプの少なくとも一部をベローズの内側に配置し
たことを特徴とする燃料ポンプ。 - 【請求項2】前記ベローズを圧縮する与圧スプリングを
備えたことを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ。 - 【請求項3】前記油圧ポンプとして油圧室を画成する油
圧シリンダと、 油圧シリンダに摺動可能に嵌合するプランジャと、 プランジャを油圧シリンダに対して往復動させるカム
と、 カムが収装されるとともにオイルが貯溜されるカム室
と、 プランジャにそのストローク位置に応じてカム室と油圧
室を連通する補充油通路とを備えたことを特徴とする請
求項1または2に記載の燃料ポンプ。 - 【請求項4】前記プランジャをカムに押し付けるリター
ンスプリングと、 油圧シリンダにリターンスプリングの一端を支持する延
長筒部を形成し、 延長筒部をベローズの内側に配置したことを特徴とする
請求項3に記載の燃料ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16879997A JPH1113628A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 燃料ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16879997A JPH1113628A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 燃料ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1113628A true JPH1113628A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15874703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16879997A Pending JPH1113628A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 燃料ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1113628A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000012896A1 (en) * | 1998-08-26 | 2000-03-09 | Bamford John O W | Flexible cell assembly |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP16879997A patent/JPH1113628A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000012896A1 (en) * | 1998-08-26 | 2000-03-09 | Bamford John O W | Flexible cell assembly |
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