JPH11136440A - スキャナ - Google Patents
スキャナInfo
- Publication number
- JPH11136440A JPH11136440A JP31436897A JP31436897A JPH11136440A JP H11136440 A JPH11136440 A JP H11136440A JP 31436897 A JP31436897 A JP 31436897A JP 31436897 A JP31436897 A JP 31436897A JP H11136440 A JPH11136440 A JP H11136440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- subject
- scanning
- image sensor
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 イメージセンサの飽和を簡単な構成で避ける
ことができるスキャナを提供することを課題としてい
る。 【解決手段】 カラー画像読み取りモードとモノクロ画
像読み取りモードの2つのモードで動作可能であり、複
数のカラーフィルタと、一次元に配列した画素によって
被写体を読み取るライン型イメージセンサと、前記イメ
ージセンサに被写体像を結像させる結像レンズと、を有
し、前記カラー画像読み取りモードで動作する場合に
は、前記複数のカラーフィルタを光路中に挿入して、各
カラーフィルタごとに、前記被写体の画像を読み取るよ
う構成されたスキャナ装置において、前記画像読み取り
装置が前記モノクロ画像読み取りモードで動作する場合
に、前記被写体の輝度を検出する輝度検出手段と、前記
被写体の輝度が所定値を越えているか否かを判定する判
定手段と、前記被写体の輝度が前記所定値を越えている
場合に前記複数のカラーフィルタのいずれかひとつを光
路中に挿入するフィルタ駆動手段と、を有する構成とし
た。
ことができるスキャナを提供することを課題としてい
る。 【解決手段】 カラー画像読み取りモードとモノクロ画
像読み取りモードの2つのモードで動作可能であり、複
数のカラーフィルタと、一次元に配列した画素によって
被写体を読み取るライン型イメージセンサと、前記イメ
ージセンサに被写体像を結像させる結像レンズと、を有
し、前記カラー画像読み取りモードで動作する場合に
は、前記複数のカラーフィルタを光路中に挿入して、各
カラーフィルタごとに、前記被写体の画像を読み取るよ
う構成されたスキャナ装置において、前記画像読み取り
装置が前記モノクロ画像読み取りモードで動作する場合
に、前記被写体の輝度を検出する輝度検出手段と、前記
被写体の輝度が所定値を越えているか否かを判定する判
定手段と、前記被写体の輝度が前記所定値を越えている
場合に前記複数のカラーフィルタのいずれかひとつを光
路中に挿入するフィルタ駆動手段と、を有する構成とし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画素を一次元的に
配置したライン型イメージセンサを用い、被写体を走査
して被写体の二次元的な画像を読み取るスキャナに関す
るものである。
配置したライン型イメージセンサを用い、被写体を走査
して被写体の二次元的な画像を読み取るスキャナに関す
るものである。
【0002】
【従来技術】従来より、画素を一次元的に配置したライ
ン型イメージセンサ上で、被写体像を走査させることに
より、被写体像の二次元的な画像情報をイメージセンサ
に読み取らせるスキャナが知られている。この種のスキ
ャナとしては、被写体に沿ってイメージセンサをその延
設方向と垂直な方向に平行移動することにより、二次元
的な被写体像を走査、撮像するよう構成されているもの
が知られている。
ン型イメージセンサ上で、被写体像を走査させることに
より、被写体像の二次元的な画像情報をイメージセンサ
に読み取らせるスキャナが知られている。この種のスキ
ャナとしては、被写体に沿ってイメージセンサをその延
設方向と垂直な方向に平行移動することにより、二次元
的な被写体像を走査、撮像するよう構成されているもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような、イメージ
センサを用いるスキャナでは、被写体輝度が大きい場
合、スキャナの制御系が制御可能な最小蓄積時間でイメ
ージセンサを駆動しても、イメージセンサが飽和状態と
なってしまうことがある。これを避けるためには、何ら
かの方法でイメージセンサに入射する光の光量を制限す
る必要がある。しかし、絞り機構を設ける構成では、部
品点数が増えると共に装置が大型化するという問題があ
る。さらに、上記のようなスキャナでは、被写体を走査
している間に被写体の輝度が変化すると、走査位置によ
って輝度の異なる画像を読み取ることになるため、最終
的に得られた画像データは、輝度分布が著しく損なわれ
たものになる場合がある。例えば、画面のほぼ半分まで
走査したところで被写体を照明する光が減光した場合、
残り半分の画像は暗い像として読み取られることにな
り、画面全体としては半分が明るく半分が暗い画像とし
て読み取られることになる。
センサを用いるスキャナでは、被写体輝度が大きい場
合、スキャナの制御系が制御可能な最小蓄積時間でイメ
ージセンサを駆動しても、イメージセンサが飽和状態と
なってしまうことがある。これを避けるためには、何ら
かの方法でイメージセンサに入射する光の光量を制限す
る必要がある。しかし、絞り機構を設ける構成では、部
品点数が増えると共に装置が大型化するという問題があ
る。さらに、上記のようなスキャナでは、被写体を走査
している間に被写体の輝度が変化すると、走査位置によ
って輝度の異なる画像を読み取ることになるため、最終
的に得られた画像データは、輝度分布が著しく損なわれ
たものになる場合がある。例えば、画面のほぼ半分まで
走査したところで被写体を照明する光が減光した場合、
残り半分の画像は暗い像として読み取られることにな
り、画面全体としては半分が明るく半分が暗い画像とし
て読み取られることになる。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、イメージセ
ンサの飽和を簡単な構成で避けることができるスキャナ
を提供することを目的としている。また、画像読み取り
中の被写体の輝度の変化に対応できるスキャナの提供を
目的としている。
ンサの飽和を簡単な構成で避けることができるスキャナ
を提供することを目的としている。また、画像読み取り
中の被写体の輝度の変化に対応できるスキャナの提供を
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によるスキャナは、カラー画像読み取りモー
ドとモノクロ画像読み取りモードの2つのモードで動作
可能であり、複数のカラーフィルタと、一次元に配列し
た画素によって被写体を読み取るライン型イメージセン
サと、前記イメージセンサに被写体像を結像させる結像
レンズと、を有し、前記カラー画像読み取りモードで動
作する場合には、前記複数のカラーフィルタを光路中に
挿入して、各カラーフィルタごとに、前記被写体の画像
を読み取るよう構成されたスキャナ装置において、前記
画像読み取り装置が前記モノクロ画像読み取りモードで
動作する場合に、前記被写体の輝度を検出する輝度検出
手段と、前記被写体の輝度が所定値を越えているか否か
を判定する判定手段と、前記被写体の輝度が前記所定値
を越えている場合に前記複数のカラーフィルタのいずれ
かひとつを光路中に挿入するフィルタ駆動手段と、を備
えたことを特徴としている。
め、本発明によるスキャナは、カラー画像読み取りモー
ドとモノクロ画像読み取りモードの2つのモードで動作
可能であり、複数のカラーフィルタと、一次元に配列し
た画素によって被写体を読み取るライン型イメージセン
サと、前記イメージセンサに被写体像を結像させる結像
レンズと、を有し、前記カラー画像読み取りモードで動
作する場合には、前記複数のカラーフィルタを光路中に
挿入して、各カラーフィルタごとに、前記被写体の画像
を読み取るよう構成されたスキャナ装置において、前記
画像読み取り装置が前記モノクロ画像読み取りモードで
動作する場合に、前記被写体の輝度を検出する輝度検出
手段と、前記被写体の輝度が所定値を越えているか否か
を判定する判定手段と、前記被写体の輝度が前記所定値
を越えている場合に前記複数のカラーフィルタのいずれ
かひとつを光路中に挿入するフィルタ駆動手段と、を備
えたことを特徴としている。
【0006】このように構成することにより、カラー撮
影用のフィルタを用いて、白黒画像撮像時のイメージセ
ンサの飽和を防ぐことが可能になる。
影用のフィルタを用いて、白黒画像撮像時のイメージセ
ンサの飽和を防ぐことが可能になる。
【0007】また、上記のスキャナは、前記イメージセ
ンサの画素配列方向と平行な軸回りに回動することによ
り前記イメージセンサ上に前記被写体像を順次走査さ
せ、前記イメージセンサに前記被写体像の二次元的な画
像情報を読み取らせる走査ミラーを備えた構成とするこ
とができる。ミラーを回転させる構成とすることによ
り、イメージセンサの移動機構が不必要となり、装置を
小型化することが可能になる。
ンサの画素配列方向と平行な軸回りに回動することによ
り前記イメージセンサ上に前記被写体像を順次走査さ
せ、前記イメージセンサに前記被写体像の二次元的な画
像情報を読み取らせる走査ミラーを備えた構成とするこ
とができる。ミラーを回転させる構成とすることによ
り、イメージセンサの移動機構が不必要となり、装置を
小型化することが可能になる。
【0008】ここで、前記輝度検出手段は前記イメージ
センサの所定の画素により構成されるようにすることが
できる。
センサの所定の画素により構成されるようにすることが
できる。
【0009】また、本発明に係るスキャナは、一次元に
配列した画素によって被写体をを読み取るライン型イメ
ージセンサと、前記イメージセンサに被写体像を結像さ
せる結像レンズと、前記イメージセンサの出力信号を増
幅する増幅器と、前記イメージセンサによる走査毎に前
記被写体の輝度を検出する輝度検出手段と、前記被写体
の輝度に応じて前記増幅器のゲインを変更する制御手段
と、を備える構成とすることも可能である。
配列した画素によって被写体をを読み取るライン型イメ
ージセンサと、前記イメージセンサに被写体像を結像さ
せる結像レンズと、前記イメージセンサの出力信号を増
幅する増幅器と、前記イメージセンサによる走査毎に前
記被写体の輝度を検出する輝度検出手段と、前記被写体
の輝度に応じて前記増幅器のゲインを変更する制御手段
と、を備える構成とすることも可能である。
【0010】この場合にも、前記イメージセンサとして
複数の画素がライン状に配置されたCCDセンサを用い
ることができる。
複数の画素がライン状に配置されたCCDセンサを用い
ることができる。
【0011】このように構成することによって、イメー
ジセンサの出力に基づいて測光処理が行われるため、測
光用の受光素子が不要となる。さらに、読み取りライン
が画像の中心部にある状態で測光処理を行うため、常に
被写体平面の最も近い部分に対する測光処理を行うこと
ができる。つまり、測光処理を行う際のイメージセンサ
と被写体との位置関係が常に同一になる。
ジセンサの出力に基づいて測光処理が行われるため、測
光用の受光素子が不要となる。さらに、読み取りライン
が画像の中心部にある状態で測光処理を行うため、常に
被写体平面の最も近い部分に対する測光処理を行うこと
ができる。つまり、測光処理を行う際のイメージセンサ
と被写体との位置関係が常に同一になる。
【0012】なお、上記の測光処理はイメージセンサに
おける複数の画素による出力に基づいて行われる。従っ
て、より正確な測光処理が行われる。また、上記の判定
は、複数の画素の最大輝度と所定の基準値との比較に基
づいて行われる。なお、読み取りラインが画像の中心部
に位置する時には、結像レンズの光軸が走査ミラーによ
って直角に偏向されるよう構成しても良い。また、イメ
ージセンサをCCDセンサとして構成することもでき
る。
おける複数の画素による出力に基づいて行われる。従っ
て、より正確な測光処理が行われる。また、上記の判定
は、複数の画素の最大輝度と所定の基準値との比較に基
づいて行われる。なお、読み取りラインが画像の中心部
に位置する時には、結像レンズの光軸が走査ミラーによ
って直角に偏向されるよう構成しても良い。また、イメ
ージセンサをCCDセンサとして構成することもでき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
にかかるスキャナの実施形態としてカメラ型スキャナを
説明する。
にかかるスキャナの実施形態としてカメラ型スキャナを
説明する。
【0014】実施形態のカメラ型スキャナは、モノクロ
のライン型CCDセンサであるイメージセンサを用いて
離れた位置にある被写体を走査する方式のカメラ型スキ
ャナである。その撮影光学系は図1に概念的に示すよう
に、被写体O側から走査ミラー2、結像レンズ3、イメ
ージセンサ16により構成される。走査ミラー2をイメ
ージセンサ16の画素配列方向に平行な方向の回転軸R
x回りに回動させることにより、被写体Oを順次ライン
状に読み取ってイメージセンサ上に結像させ、被写体の
情報を二次元的に読み取る。この明細書では、イメージ
センサの画素配列方向に相当する方向を「主走査方
向」、走査ミラーの回動により走査される読み取りライ
ン(走査ライン)の移動方向を「副走査方向」と定義す
る。また、図中に、イメージセンサ16の画素配列方向
に平行なy軸と、結像レンズ3の光軸に平行なx軸を定
義する。さらに、以下の説明では、結像レンズ3の光軸
が図中一点鎖線で示したように走査ミラー2により直角
に偏向される際のラインセンサの読み取りラインを「基
準走査ライン」と定義する。
のライン型CCDセンサであるイメージセンサを用いて
離れた位置にある被写体を走査する方式のカメラ型スキ
ャナである。その撮影光学系は図1に概念的に示すよう
に、被写体O側から走査ミラー2、結像レンズ3、イメ
ージセンサ16により構成される。走査ミラー2をイメ
ージセンサ16の画素配列方向に平行な方向の回転軸R
x回りに回動させることにより、被写体Oを順次ライン
状に読み取ってイメージセンサ上に結像させ、被写体の
情報を二次元的に読み取る。この明細書では、イメージ
センサの画素配列方向に相当する方向を「主走査方
向」、走査ミラーの回動により走査される読み取りライ
ン(走査ライン)の移動方向を「副走査方向」と定義す
る。また、図中に、イメージセンサ16の画素配列方向
に平行なy軸と、結像レンズ3の光軸に平行なx軸を定
義する。さらに、以下の説明では、結像レンズ3の光軸
が図中一点鎖線で示したように走査ミラー2により直角
に偏向される際のラインセンサの読み取りラインを「基
準走査ライン」と定義する。
【0015】被写体を走査して情報を読み取る方式とす
ることにより、センサの画素数に対して読み取りの解像
度を高くすることができる。例えば、実施形態における
イメージセンサの有効画素数は2088であり、54.
4度の走査範囲を2870ステップに分解して走査ミラ
ーの回動位置を設定することにより、主走査2088×
副走査2870の約600万画素のエリアセンサを用い
たのと同等の解像度を得ることができる。この解像度
は、例えばB5版の原稿を読み取る際には約300dp
iに相当する。
ることにより、センサの画素数に対して読み取りの解像
度を高くすることができる。例えば、実施形態における
イメージセンサの有効画素数は2088であり、54.
4度の走査範囲を2870ステップに分解して走査ミラ
ーの回動位置を設定することにより、主走査2088×
副走査2870の約600万画素のエリアセンサを用い
たのと同等の解像度を得ることができる。この解像度
は、例えばB5版の原稿を読み取る際には約300dp
iに相当する。
【0016】また、走査方式として上記のような回転ミ
ラー走査方式を採用したことにより、イメージセンサに
入射する光束を常に一定の角度で結像レンズに入射させ
ることができるため、結像レンズの径を最小限に抑える
ことができる。同様の走査方式でもイメージセンサを走
査させる方式とすると、イメージセンサに入射する光束
の結像レンズに対する入射角度が走査位置に応じて変化
するため、ビネッティングの影響を抑えるために結像レ
ンズに必要とされる径は走査ミラー方式の場合より大き
くなる。また、回転ミラー走査方式では、ラインセンサ
やミラーを平行移動させる走査方式と比較して、可動部
分を小さくすると共に、駆動機構を単純化することがで
きる。
ラー走査方式を採用したことにより、イメージセンサに
入射する光束を常に一定の角度で結像レンズに入射させ
ることができるため、結像レンズの径を最小限に抑える
ことができる。同様の走査方式でもイメージセンサを走
査させる方式とすると、イメージセンサに入射する光束
の結像レンズに対する入射角度が走査位置に応じて変化
するため、ビネッティングの影響を抑えるために結像レ
ンズに必要とされる径は走査ミラー方式の場合より大き
くなる。また、回転ミラー走査方式では、ラインセンサ
やミラーを平行移動させる走査方式と比較して、可動部
分を小さくすると共に、駆動機構を単純化することがで
きる。
【0017】ただし、走査ミラーを回動させて被写体を
走査する場合、イメージセンサ16と共役な物体面は、
走査ミラー2の回転軸Rxを中心とした円筒面となるた
め、被写体Oが平面である場合には以下の3つの問題が
生じる。第1は、基準走査ラインに焦点を合わせると副
走査方向の周辺部を読み取る際には被写体Oより手前の
位置にピントが合うという焦点ズレの問題、第2は、走
査ミラー2から被写体Oまでの距離が基準走査ラインか
ら副走査方向の周辺部に向かって漸増することにより周
辺部に向けて結像倍率が小さくなるという倍率変化の問
題、そして、第3は、走査ミラー2から被写体Oまでの
距離をLとしたときに走査ラインの副走査方向の位置が
走査ミラー2の回転角度θに対してL・tanθで定まる
ため、走査ミラーの回動角度ピッチが等しいと読み取り
ラインの密度が画面中心部と比較して周辺部で粗くなる
という読み取り密度の問題が発生する。
走査する場合、イメージセンサ16と共役な物体面は、
走査ミラー2の回転軸Rxを中心とした円筒面となるた
め、被写体Oが平面である場合には以下の3つの問題が
生じる。第1は、基準走査ラインに焦点を合わせると副
走査方向の周辺部を読み取る際には被写体Oより手前の
位置にピントが合うという焦点ズレの問題、第2は、走
査ミラー2から被写体Oまでの距離が基準走査ラインか
ら副走査方向の周辺部に向かって漸増することにより周
辺部に向けて結像倍率が小さくなるという倍率変化の問
題、そして、第3は、走査ミラー2から被写体Oまでの
距離をLとしたときに走査ラインの副走査方向の位置が
走査ミラー2の回転角度θに対してL・tanθで定まる
ため、走査ミラーの回動角度ピッチが等しいと読み取り
ラインの密度が画面中心部と比較して周辺部で粗くなる
という読み取り密度の問題が発生する。
【0018】実施形態のカメラ型スキャナでは、焦点ズ
レの問題に関しては、副走査方向の読み取り位置に応じ
て結像レンズを光軸方向に移動させることにより解消し
ており、倍率変化の問題に関しては取り込まれた画像の
信号処理段階において倍率の小さい周辺部でデータを補
完して伸張することにより解消しており、走査線密度の
問題に関しては、ミラー駆動モータ側の等ピッチの回転
を副走査方向の読み取り位置に応じて不等ピッチの回転
に変換する機能を機械系に持たせることにより解消して
いる。
レの問題に関しては、副走査方向の読み取り位置に応じ
て結像レンズを光軸方向に移動させることにより解消し
ており、倍率変化の問題に関しては取り込まれた画像の
信号処理段階において倍率の小さい周辺部でデータを補
完して伸張することにより解消しており、走査線密度の
問題に関しては、ミラー駆動モータ側の等ピッチの回転
を副走査方向の読み取り位置に応じて不等ピッチの回転
に変換する機能を機械系に持たせることにより解消して
いる。
【0019】また、実施形態のカメラ型スキャナでは、
撮影光学系とファインダー光学系とが独立して設けられ
ているため、これらの光学系の間にパララックスが生じ
る。一般に、例えばレンズシャッターカメラ等のカメラ
では、撮影光学系を基準としてファインダー光学系にパ
ララックス補正用の手段を設け、パララックスの影響を
避けるようにしている。これに対して、実施形態のカメ
ラ型スキャナは、ファインダー系の視野を基準として、
パララックスが生じないよう撮影光学系側の走査範囲を
被写体距離に応じて変化させている。これに伴い、基準
走査ラインに対して撮影範囲が非対称に設定される。
撮影光学系とファインダー光学系とが独立して設けられ
ているため、これらの光学系の間にパララックスが生じ
る。一般に、例えばレンズシャッターカメラ等のカメラ
では、撮影光学系を基準としてファインダー光学系にパ
ララックス補正用の手段を設け、パララックスの影響を
避けるようにしている。これに対して、実施形態のカメ
ラ型スキャナは、ファインダー系の視野を基準として、
パララックスが生じないよう撮影光学系側の走査範囲を
被写体距離に応じて変化させている。これに伴い、基準
走査ラインに対して撮影範囲が非対称に設定される。
【0020】図2及び図3は、本実施の形態によるカメ
ラ型スキャナの外形及び概略構成を示す斜視図である。
図2に示すように、カメラ型スキャナ1は、略直方体形
状の本体ケース10を有し、本体ケース10の正面には
被写体像を取り込むための窓部12が形成されている。
また、図3に示すように、本体ケース10の内部には、
イメージセンサ16と、イメージセンサ16の画素配列
方向に平行な軸Yの回りで回転する走査ミラー2と、走
査ミラー2からの反射光をイメージセンサ16に結像さ
せるための結像レンズ3とが備えられている。カメラ型
スキャナ1は、走査ミラー2を前記の軸Yを中心として
回転させることによって、被写体像を順次ライン状に読
み取ってイメージセンサ16上に結像させるよう構成さ
れている。
ラ型スキャナの外形及び概略構成を示す斜視図である。
図2に示すように、カメラ型スキャナ1は、略直方体形
状の本体ケース10を有し、本体ケース10の正面には
被写体像を取り込むための窓部12が形成されている。
また、図3に示すように、本体ケース10の内部には、
イメージセンサ16と、イメージセンサ16の画素配列
方向に平行な軸Yの回りで回転する走査ミラー2と、走
査ミラー2からの反射光をイメージセンサ16に結像さ
せるための結像レンズ3とが備えられている。カメラ型
スキャナ1は、走査ミラー2を前記の軸Yを中心として
回転させることによって、被写体像を順次ライン状に読
み取ってイメージセンサ16上に結像させるよう構成さ
れている。
【0021】イメージセンサ16は所謂モノクロセンサ
であり、カラー画像に対応するため、走査ミラー2とイ
メージセンサ16との光路中には、カラーフィルタ4が
設けられている。また、窓部12に隣接して、ファイン
ダー窓13が設けられている。
であり、カラー画像に対応するため、走査ミラー2とイ
メージセンサ16との光路中には、カラーフィルタ4が
設けられている。また、窓部12に隣接して、ファイン
ダー窓13が設けられている。
【0022】本体1には、電源をオンオフするメインス
イッチ310が設けられており、カメラ型スキャナ1の
操作はリモコン5の操作ボタン350により行われる。
図2に示すように、操作ボタン350には、スタートボ
タン51、アップ/テレボタン54、ダウン/ワイドボ
タン55、モードボタン53、ストップ/削除ボタン5
2の5つがある。また、リモコン5は、本体ケース10
の上部に形成されたリモコン装着部17に着脱可能とな
っている。
イッチ310が設けられており、カメラ型スキャナ1の
操作はリモコン5の操作ボタン350により行われる。
図2に示すように、操作ボタン350には、スタートボ
タン51、アップ/テレボタン54、ダウン/ワイドボ
タン55、モードボタン53、ストップ/削除ボタン5
2の5つがある。また、リモコン5は、本体ケース10
の上部に形成されたリモコン装着部17に着脱可能とな
っている。
【0023】リモコン5は赤外LEDを用いて赤外線に
よってカメラ本体に対してコマンド信号を送信する送信
部56を有している。本体ケース10の背面には送信部
からの信号を受信するための赤外線センサである第1受
信部201が設けられ、リモコン装着部17の、リモコ
ン5の送信部56に相当する部分には、第1受信部20
1に比べて感度の弱い赤外線センサである第2受信部2
02が設けられている。つまり、リモコン5をリモコン
装着部17から取り外した状態では、送信部56からの
信号を第1受信部201で受信し、リモコン5をリモコ
ン装着部17に装着した状態では、送信部56からの信
号を第2受信部202で受信することができる。
よってカメラ本体に対してコマンド信号を送信する送信
部56を有している。本体ケース10の背面には送信部
からの信号を受信するための赤外線センサである第1受
信部201が設けられ、リモコン装着部17の、リモコ
ン5の送信部56に相当する部分には、第1受信部20
1に比べて感度の弱い赤外線センサである第2受信部2
02が設けられている。つまり、リモコン5をリモコン
装着部17から取り外した状態では、送信部56からの
信号を第1受信部201で受信し、リモコン5をリモコ
ン装着部17に装着した状態では、送信部56からの信
号を第2受信部202で受信することができる。
【0024】また、本体には、リモコン5の着脱を検出
するための反射型フォトセンサである、リモコン着脱セ
ンサ311が設けられており、リモコン着脱センサ31
1はリモコン5が装着されていればオン信号を出す。本
体側の制御回路はリモコンから同一の操作信号が入力さ
れた際にも、リモコン5が本体に装着された状態である
か離脱した状態であるかに応じて異なるコマンドとして
実行することができる。
するための反射型フォトセンサである、リモコン着脱セ
ンサ311が設けられており、リモコン着脱センサ31
1はリモコン5が装着されていればオン信号を出す。本
体側の制御回路はリモコンから同一の操作信号が入力さ
れた際にも、リモコン5が本体に装着された状態である
か離脱した状態であるかに応じて異なるコマンドとして
実行することができる。
【0025】図4は、カメラ型スキャナ1の内部構成を
示す平面図である。本体ケース10内には、走査ミラー
2を回転可能に保持するミラーホルダ20が設けられて
いる。ミラーホルダ20は後述のミラー駆動機構によっ
て図中時計回り及び反時計回りに回転駆動される。ま
た、ミラーホルダ20に隣接して、結像レンズ3及びイ
メージセンサ16を収容するためのハウジング120が
設けられており、走査ミラー2からの反射光がハウジン
グ120内の結像レンズ3を通ってイメージセンサ16
に結像するように構成されている。
示す平面図である。本体ケース10内には、走査ミラー
2を回転可能に保持するミラーホルダ20が設けられて
いる。ミラーホルダ20は後述のミラー駆動機構によっ
て図中時計回り及び反時計回りに回転駆動される。ま
た、ミラーホルダ20に隣接して、結像レンズ3及びイ
メージセンサ16を収容するためのハウジング120が
設けられており、走査ミラー2からの反射光がハウジン
グ120内の結像レンズ3を通ってイメージセンサ16
に結像するように構成されている。
【0026】結像レンズ3は、3枚のレンズ3a,3
b,3cよりなっており、レンズ鏡筒30に保持されて
いる。また、レンズ鏡筒30はその外周をハウジング1
20に設けられた円筒状の鏡筒保持部121の内周に保
持されている。レンズ鏡筒30は、後述のレンズ駆動機
構6によって走査ミラー3に近接する方向及び離反する
方向に駆動され、これにより結像レンズ3を光軸方向に
移動させる。
b,3cよりなっており、レンズ鏡筒30に保持されて
いる。また、レンズ鏡筒30はその外周をハウジング1
20に設けられた円筒状の鏡筒保持部121の内周に保
持されている。レンズ鏡筒30は、後述のレンズ駆動機
構6によって走査ミラー3に近接する方向及び離反する
方向に駆動され、これにより結像レンズ3を光軸方向に
移動させる。
【0027】ハウジング120の、鏡筒保持部121と
イメージセンサ16との間には、無色フィルタ4a、赤
色フィルタ4b、緑色フィルタ4c、及び青色フィルタ
4dからなるカラーフィルタ群4が設けられている。カ
ラーフィルタ群4は、イメージセンサ16の画素配列方
向と平行な回転軸の回りに回転するフィルタホルダ40
によって、90゜間隔で保持されており、フィルタホル
ダ40の回転によって各々フィルタが選択的に、結像レ
ンズ3とイメージセンサ16との間の光路中に配置され
る。
イメージセンサ16との間には、無色フィルタ4a、赤
色フィルタ4b、緑色フィルタ4c、及び青色フィルタ
4dからなるカラーフィルタ群4が設けられている。カ
ラーフィルタ群4は、イメージセンサ16の画素配列方
向と平行な回転軸の回りに回転するフィルタホルダ40
によって、90゜間隔で保持されており、フィルタホル
ダ40の回転によって各々フィルタが選択的に、結像レ
ンズ3とイメージセンサ16との間の光路中に配置され
る。
【0028】なお、ミラーホルダ20、ハウジング12
0等は、本体ケース10の下部に設けられた支持フレー
ム130によって支持されている。支持フレーム130
上には、後述の走査用モータ70を支持するためのモー
タフレーム135、バッテリー210を保持するバッテ
ーリーフレーム136が形成されている。
0等は、本体ケース10の下部に設けられた支持フレー
ム130によって支持されている。支持フレーム130
上には、後述の走査用モータ70を支持するためのモー
タフレーム135、バッテリー210を保持するバッテ
ーリーフレーム136が形成されている。
【0029】次に、ファインダーについて説明する。図
5は、図4のカメラ型スキャナ1の線分A−Aに関する
断面図である。図5に示すように、ファインダーは、フ
ァインダー窓13から入射した光束を取り込む対物レン
ズ141と、この対物レンズ141を透過した光束を上
側のカバーガラス15側に向けて反射させるファインダ
ーミラー145と、ミラー145により反射された光束
を透過させるフレネルレンズ143と、フレネルレンズ
143とカバーガラス15との間に配置された透過型の
液晶表示パネル152とから構成されている。対物レン
ズ141とフレネルレンズ143とは、プラスチックに
より一体のユニット140として成形されている。ファ
インダーが設けられたスペースの後方には、図2に示さ
れるように撮影画像のデータを記録するメモリカード2
20を装着するためのカードスロット230が形成され
ている。なお、ファインダーユニット140は、ビス止
め部146によって、支持フレーム130に固定されて
いる。
5は、図4のカメラ型スキャナ1の線分A−Aに関する
断面図である。図5に示すように、ファインダーは、フ
ァインダー窓13から入射した光束を取り込む対物レン
ズ141と、この対物レンズ141を透過した光束を上
側のカバーガラス15側に向けて反射させるファインダ
ーミラー145と、ミラー145により反射された光束
を透過させるフレネルレンズ143と、フレネルレンズ
143とカバーガラス15との間に配置された透過型の
液晶表示パネル152とから構成されている。対物レン
ズ141とフレネルレンズ143とは、プラスチックに
より一体のユニット140として成形されている。ファ
インダーが設けられたスペースの後方には、図2に示さ
れるように撮影画像のデータを記録するメモリカード2
20を装着するためのカードスロット230が形成され
ている。なお、ファインダーユニット140は、ビス止
め部146によって、支持フレーム130に固定されて
いる。
【0030】次に、走査ミラー2を走査するためのミラ
ー駆動機構7について説明する。図6は、図4のカメラ
型スキャナ1の線分B−Bに関する断面図である。図6
に示すように、モータフレーム135には、ミラー駆動
モータ70が固定され、ミラー駆動モータ70の出力軸
には、駆動ギア71が固定されている。また、駆動ギア
71の回転を約1/1000に減速するために、歯数の
大きなギアと歯数の小さいギアとを一体として構成した
5組のギア対74〜78が設けられている。ギア対74
〜78のうち、ギア対74,75,76は第1の支軸7
2の回りに回転可能に支持されており、ギア対77,7
8は第2の支軸73の回りに回転可能に支持されてい
る。
ー駆動機構7について説明する。図6は、図4のカメラ
型スキャナ1の線分B−Bに関する断面図である。図6
に示すように、モータフレーム135には、ミラー駆動
モータ70が固定され、ミラー駆動モータ70の出力軸
には、駆動ギア71が固定されている。また、駆動ギア
71の回転を約1/1000に減速するために、歯数の
大きなギアと歯数の小さいギアとを一体として構成した
5組のギア対74〜78が設けられている。ギア対74
〜78のうち、ギア対74,75,76は第1の支軸7
2の回りに回転可能に支持されており、ギア対77,7
8は第2の支軸73の回りに回転可能に支持されてい
る。
【0031】そして、駆動ギア71は、支軸72に支持
された第1のギア対の従動ギア74aに係合し、第1の
ギア対の減速ギア74bは、支軸73に支持された第2
のギア対77の従動ギア77aに係合している。第2の
ギア対77の減速ギア77bは、支軸72に支持された
第3のギア対75の従動ギア75aに係合し、第3のギ
ア対75の減速ギア75bは、支軸73に支持された第
4のギア対78の従動ギア78aに係合している。第4
のギア対78の減速ギア78bは、支軸72に支持され
た第5のギア対76の従動ギア76aに係合し、第5の
ギア対76の減速ギア76bは、支軸73に回転可能に
支持された後述の駆動部材80に係合している。
された第1のギア対の従動ギア74aに係合し、第1の
ギア対の減速ギア74bは、支軸73に支持された第2
のギア対77の従動ギア77aに係合している。第2の
ギア対77の減速ギア77bは、支軸72に支持された
第3のギア対75の従動ギア75aに係合し、第3のギ
ア対75の減速ギア75bは、支軸73に支持された第
4のギア対78の従動ギア78aに係合している。第4
のギア対78の減速ギア78bは、支軸72に支持され
た第5のギア対76の従動ギア76aに係合し、第5の
ギア対76の減速ギア76bは、支軸73に回転可能に
支持された後述の駆動部材80に係合している。
【0032】図7は、駆動機構7を示す平面図である。
図7に示すように、駆動部材80は、平板状部材に第1
セクタギア82と第2セクタギア83を形成したもので
ある。第1セクタギア82は、前述の第5のギア対76
の減速ギア76bに係合しており、当該減速ギア76b
の回転によって駆動部材80が回動する。第1セクタギ
ア82は支軸73の中心(軸73aとする)に対し中心
角120°を有し、第2外周ギア部83は軸73aに対
し中心角20°を有している。両セクタギア82,83
は、軸73aに対し回転方向には隣接している。
図7に示すように、駆動部材80は、平板状部材に第1
セクタギア82と第2セクタギア83を形成したもので
ある。第1セクタギア82は、前述の第5のギア対76
の減速ギア76bに係合しており、当該減速ギア76b
の回転によって駆動部材80が回動する。第1セクタギ
ア82は支軸73の中心(軸73aとする)に対し中心
角120°を有し、第2外周ギア部83は軸73aに対
し中心角20°を有している。両セクタギア82,83
は、軸73aに対し回転方向には隣接している。
【0033】また、第1セクタギア82を挟んで、第2
セクタギア83と反対側には、軸73aに対する中心角
約60°の扇形部80aが形成されている。扇形部80
aにおいて、第1セクタギア82のピッチ円の延長線上
には、駆動ピン81が立設されている。
セクタギア83と反対側には、軸73aに対する中心角
約60°の扇形部80aが形成されている。扇形部80
aにおいて、第1セクタギア82のピッチ円の延長線上
には、駆動ピン81が立設されている。
【0034】ここで、ミラー2を保持するミラーホルダ
20について説明する。図8は、ミラーホルダ20を示
す斜視図である。図8に示すように、ミラーホルダ20
は、ミラー面の4辺を規定する正面フレーム21と、鉛
直方向の両側面を挟んで保持する側面フレーム22と、
Y方向(イメージセンサ16のCCD画素配列方向)に
延びるミラー支軸27とを一体として構成したものであ
る。また、正面及び側面フレーム21,22の下部に
は、ミラー支軸27に直交する平板状部材である連動部
材23、及び円板状部材である支持円板25が設けられ
ている。支持フレーム130には、ミラー支軸27を嵌
挿するための孔139が形成されており、ミラー支軸2
7を孔139に嵌挿すると、支持円板25が支持フレー
ム130上で摺動することによって、ミラーホルダ20
は支持フレーム130上で回転可能となる。
20について説明する。図8は、ミラーホルダ20を示
す斜視図である。図8に示すように、ミラーホルダ20
は、ミラー面の4辺を規定する正面フレーム21と、鉛
直方向の両側面を挟んで保持する側面フレーム22と、
Y方向(イメージセンサ16のCCD画素配列方向)に
延びるミラー支軸27とを一体として構成したものであ
る。また、正面及び側面フレーム21,22の下部に
は、ミラー支軸27に直交する平板状部材である連動部
材23、及び円板状部材である支持円板25が設けられ
ている。支持フレーム130には、ミラー支軸27を嵌
挿するための孔139が形成されており、ミラー支軸2
7を孔139に嵌挿すると、支持円板25が支持フレー
ム130上で摺動することによって、ミラーホルダ20
は支持フレーム130上で回転可能となる。
【0035】図7に示すように、連動部材23には、駆
動部材80に立設された駆動ピン81に係合する係合溝
24が形成されている。係合溝24は、ミラー支軸27
の回転中心に向けて長く形成されている。そして、駆動
部材80が時計回りに回転すると、駆動ピン81が係合
溝24の長手方向の一辺を付勢し、これにより連動部材
23は反時計回りに回動付勢される。即ち、連動部材2
3と一体であるミラーホルダ20全体が反時計回りに回
転する。かくして、ミラーホルダ20に保持された走査
ミラー2は、駆動部材80の回動に伴い、駆動ピン81
と係合溝24の係合によって回転する。
動部材80に立設された駆動ピン81に係合する係合溝
24が形成されている。係合溝24は、ミラー支軸27
の回転中心に向けて長く形成されている。そして、駆動
部材80が時計回りに回転すると、駆動ピン81が係合
溝24の長手方向の一辺を付勢し、これにより連動部材
23は反時計回りに回動付勢される。即ち、連動部材2
3と一体であるミラーホルダ20全体が反時計回りに回
転する。かくして、ミラーホルダ20に保持された走査
ミラー2は、駆動部材80の回動に伴い、駆動ピン81
と係合溝24の係合によって回転する。
【0036】なお、駆動ピン81と係合溝24との間に
は僅かなクリアランスがある。このクリアランスに起因
する駆動ピン81と係合溝24及びギア対74〜78の
がたつきを押さえるため、図8に示すように、ミラー支
軸27には、ミラーホルダ20を一方向に付勢するため
のコイルバネ28が巻き付けられている。コイルバネ2
8の一端は、支持円板25に形成された切り欠き部25
aを介して、支持フレーム130に突設された凸部29
に当接しており、他端は切り欠き部25aの側面に当接
している。このように、コイルバネ28は支持円板25
を常時一定の方向に回動付勢している。
は僅かなクリアランスがある。このクリアランスに起因
する駆動ピン81と係合溝24及びギア対74〜78の
がたつきを押さえるため、図8に示すように、ミラー支
軸27には、ミラーホルダ20を一方向に付勢するため
のコイルバネ28が巻き付けられている。コイルバネ2
8の一端は、支持円板25に形成された切り欠き部25
aを介して、支持フレーム130に突設された凸部29
に当接しており、他端は切り欠き部25aの側面に当接
している。このように、コイルバネ28は支持円板25
を常時一定の方向に回動付勢している。
【0037】駆動部材80及びミラーホルダ20は、図
7に示される駆動部材80の回転中心と駆動ピン81と
ミラーホルダ20の回転中心とが略一直線上に並んだ状
態で、走査ミラー2の表面と、X軸とのなす角度が45
°になるように構成されている。
7に示される駆動部材80の回転中心と駆動ピン81と
ミラーホルダ20の回転中心とが略一直線上に並んだ状
態で、走査ミラー2の表面と、X軸とのなす角度が45
°になるように構成されている。
【0038】つまり、駆動部材80の回転中心と駆動ピ
ン81と走査ミラー2の回転中心とが一直線上に並んだ
状態(図7)から、時計回りあるいは反時計回りに駆動
部材80が回転するにつれ、駆動ピン81とミラーホル
ダ20との回転中心との距離が長くなる。従って、駆動
部材80の角度ピッチを一定とすると、走査ミラー2
は、角度のピッチを減少させながら回転する。
ン81と走査ミラー2の回転中心とが一直線上に並んだ
状態(図7)から、時計回りあるいは反時計回りに駆動
部材80が回転するにつれ、駆動ピン81とミラーホル
ダ20との回転中心との距離が長くなる。従って、駆動
部材80の角度ピッチを一定とすると、走査ミラー2
は、角度のピッチを減少させながら回転する。
【0039】このように、被写体の周辺部を走査してい
る時の走査ミラー2の回転角度ピッチを、中心部を走査
している時よりも小さくすることによって、周辺部と中
心部での読み取りラインの密度が実質的に同じになる。
る時の走査ミラー2の回転角度ピッチを、中心部を走査
している時よりも小さくすることによって、周辺部と中
心部での読み取りラインの密度が実質的に同じになる。
【0040】次に、走査ミラー2のホーム位置について
説明する。駆動部材80の回動は、パルスモータである
ミラー駆動モータ70によってオープンループ制御され
る。図7に示すように、支持フレーム130には、オー
プンループ制御ための走査ミラー2のホーム位置を与え
るための走査基準位置センサ204が設けられている。
走査基準位置センサ204は、発光部と受光部を持つ透
過型フォトセンサであり、駆動部材80に設けられたシ
ャッタープレート85が発光部と受光部の間に介在する
ことによってオフとなるものである。
説明する。駆動部材80の回動は、パルスモータである
ミラー駆動モータ70によってオープンループ制御され
る。図7に示すように、支持フレーム130には、オー
プンループ制御ための走査ミラー2のホーム位置を与え
るための走査基準位置センサ204が設けられている。
走査基準位置センサ204は、発光部と受光部を持つ透
過型フォトセンサであり、駆動部材80に設けられたシ
ャッタープレート85が発光部と受光部の間に介在する
ことによってオフとなるものである。
【0041】シャッタープレート85は、走査ミラー2
とX軸とのなす角度が45°より小さい時、すなわち、
読み取りラインが基準走査ラインを境としてファインダ
ー側に位置する時には、走査基準位置センサ204の発
光部と受光部の間に介在しこれを遮っており、走査基準
位置センサ204はオフしている。そして、当該角度が
ほぼ45°になった時に、シャッタープレート85が走
査基準位置センサ204の発光部と受光部の間から抜け
出て、走査基準位置センサ204がオンとなる。そし
て、当該角度が45°より大きい時、すなわち、読み取
りラインが基準走査ラインよりもファインダーの反対側
に位置する時には、走査基準位置センサ204はオンし
ている。
とX軸とのなす角度が45°より小さい時、すなわち、
読み取りラインが基準走査ラインを境としてファインダ
ー側に位置する時には、走査基準位置センサ204の発
光部と受光部の間に介在しこれを遮っており、走査基準
位置センサ204はオフしている。そして、当該角度が
ほぼ45°になった時に、シャッタープレート85が走
査基準位置センサ204の発光部と受光部の間から抜け
出て、走査基準位置センサ204がオンとなる。そし
て、当該角度が45°より大きい時、すなわち、読み取
りラインが基準走査ラインよりもファインダーの反対側
に位置する時には、走査基準位置センサ204はオンし
ている。
【0042】ミラー駆動モータ70の駆動制御は、走査
基準位置センサ204がオフからオンに変わった時点か
ら、数パルス(Xc)をカウントしたところをホーム位
置として、ミラー駆動モータ70の駆動制御を行う。こ
のパルス数Xcは、走査ミラー2とX軸とのなす角度が
45°となるように、すなわち、読み取りラインが基準
走査ラインと一致するように設定される。
基準位置センサ204がオフからオンに変わった時点か
ら、数パルス(Xc)をカウントしたところをホーム位
置として、ミラー駆動モータ70の駆動制御を行う。こ
のパルス数Xcは、走査ミラー2とX軸とのなす角度が
45°となるように、すなわち、読み取りラインが基準
走査ラインと一致するように設定される。
【0043】このように、走査ミラー2のホーム位置が
基準走査ラインに対応しているため、走査ミラー2をホ
ーム位置に位置させた状態で、結像レンズ3の合焦位置
を検出する合焦処理、及び被写体の輝度を検出してイメ
ージセンサ16の蓄積時間を決定する測光処理を行うこ
とができる。合焦処理及び測光処理については後述す
る。
基準走査ラインに対応しているため、走査ミラー2をホ
ーム位置に位置させた状態で、結像レンズ3の合焦位置
を検出する合焦処理、及び被写体の輝度を検出してイメ
ージセンサ16の蓄積時間を決定する測光処理を行うこ
とができる。合焦処理及び測光処理については後述す
る。
【0044】次に、カラーフィルタ群4の切換えについ
て図7及び図4の線分C−Cに関する断面図である図9
にしたがって説明する。駆動部材80が図7に示される
時計回りに走査範囲の限界まで回動すると、駆動部材8
0の第2セクタギア83が、カラーフィルタ群4の切換
のための伝達ギア91に係合してこれを反時計回りに回
動させる。
て図7及び図4の線分C−Cに関する断面図である図9
にしたがって説明する。駆動部材80が図7に示される
時計回りに走査範囲の限界まで回動すると、駆動部材8
0の第2セクタギア83が、カラーフィルタ群4の切換
のための伝達ギア91に係合してこれを反時計回りに回
動させる。
【0045】図9に示すように、支持フレーム130に
は、上記の伝達ギア91と、伝達ギア91により回転駆
動されるフィルタ駆動ギア93とが、共通の軸92の回
りに各々回転可能に支持されている。フィルタ駆動ギア
93は、カラーフィルタ群4を回転駆動するためのフィ
ルタギア95に係合している。伝達ギア91とフィルタ
駆動ギア93とは、ワンウェイクラッチ94を介して係
合しており、伝達ギア91の反時計回り(図7において)
の回転のみがフィルタ駆動ギア93に伝達される。すな
わち、駆動部材80が時計回りに回動して伝達ギア91
を反時計回りに回動させる際にはフィルタ駆動ギア93
も反時計回りに回動するが、駆動部材80が反時計回り
に回動して伝達ギア91が時計回りに回動する際には、
フィルタ駆動ギア93は回転しない。
は、上記の伝達ギア91と、伝達ギア91により回転駆
動されるフィルタ駆動ギア93とが、共通の軸92の回
りに各々回転可能に支持されている。フィルタ駆動ギア
93は、カラーフィルタ群4を回転駆動するためのフィ
ルタギア95に係合している。伝達ギア91とフィルタ
駆動ギア93とは、ワンウェイクラッチ94を介して係
合しており、伝達ギア91の反時計回り(図7において)
の回転のみがフィルタ駆動ギア93に伝達される。すな
わち、駆動部材80が時計回りに回動して伝達ギア91
を反時計回りに回動させる際にはフィルタ駆動ギア93
も反時計回りに回動するが、駆動部材80が反時計回り
に回動して伝達ギア91が時計回りに回動する際には、
フィルタ駆動ギア93は回転しない。
【0046】図10に、カラーフィルタ群4とこれを保
持するフィルタホルダ40を示す。フィルタホルダ40
は、カメラ型スキャナ1の前述のハウジング12内部に
おいて、カラーフィルタ群4(4a、4b、4c、4
d)を保持すると共に、カラーフィルタ群4をY軸に平
行な軸の回りに回転させるものである。
持するフィルタホルダ40を示す。フィルタホルダ40
は、カメラ型スキャナ1の前述のハウジング12内部に
おいて、カラーフィルタ群4(4a、4b、4c、4
d)を保持すると共に、カラーフィルタ群4をY軸に平
行な軸の回りに回転させるものである。
【0047】フィルタホルダ40には、回転のための支
軸であるフィルタ支軸45と、各カラーフィルタ群4の
側端部を把持するための、フィルタ支軸45に沿って延
びる4つの把持部46が設けられている。各々のカラー
フィルタ群4は、把持部46に一側端部を把持された状
態で、フィルタ支軸45に対し90°間隔で放射状に保
持される。
軸であるフィルタ支軸45と、各カラーフィルタ群4の
側端部を把持するための、フィルタ支軸45に沿って延
びる4つの把持部46が設けられている。各々のカラー
フィルタ群4は、把持部46に一側端部を把持された状
態で、フィルタ支軸45に対し90°間隔で放射状に保
持される。
【0048】フィルタ支軸45には、フィルタホルダ4
0を回転させるためのフィルタギア95が取り付けられ
る。ここで、フィルタ支軸45の下端部には、外周が平
らに削られた切欠部45aが形成されており、フィルタ
ギア95にはフィルタ支軸45の下端部に下方から係合
する孔95aが形成されている。そして、フィルタ支軸
45の下端部にフィルタギア95の孔95aが下方から
係合すると、フィルタギア95の上面が切欠部45aの
端面45bに当接する。そのため、フィルタギア95は
フィルタ支軸45に回転方向の駆動力を伝達するだけで
なく、下方から上方(鉛直方向)への駆動力も伝達する
ことが可能になる。
0を回転させるためのフィルタギア95が取り付けられ
る。ここで、フィルタ支軸45の下端部には、外周が平
らに削られた切欠部45aが形成されており、フィルタ
ギア95にはフィルタ支軸45の下端部に下方から係合
する孔95aが形成されている。そして、フィルタ支軸
45の下端部にフィルタギア95の孔95aが下方から
係合すると、フィルタギア95の上面が切欠部45aの
端面45bに当接する。そのため、フィルタギア95は
フィルタ支軸45に回転方向の駆動力を伝達するだけで
なく、下方から上方(鉛直方向)への駆動力も伝達する
ことが可能になる。
【0049】また、フィルタ支軸45には、フィルタ支
軸45と直交する円板48が固定されている。円板48
の下面の外周近傍には、下方に向けて突出した4つの突
起49が周方向に等間隔で形成されており、各突起49
は各フィルタ4の下側に位置している。また、ハウジン
グ120(図9)の底板125には、各突起49が各々
係合する係合穴127が形成されている。即ち、図9に
示すように、突起49が係合穴127に係合することに
よって、フィルタホルダ40を回転させないためのスト
ッパーとなる。なお、支軸45の上端部には、コイルバ
ネ43が巻き付けられており、このコイルバネ43の上
端はハウジング120の天面128に当接している。即
ち、フィルタホルダ40はコイルバネ43によって下方
に付勢されている。
軸45と直交する円板48が固定されている。円板48
の下面の外周近傍には、下方に向けて突出した4つの突
起49が周方向に等間隔で形成されており、各突起49
は各フィルタ4の下側に位置している。また、ハウジン
グ120(図9)の底板125には、各突起49が各々
係合する係合穴127が形成されている。即ち、図9に
示すように、突起49が係合穴127に係合することに
よって、フィルタホルダ40を回転させないためのスト
ッパーとなる。なお、支軸45の上端部には、コイルバ
ネ43が巻き付けられており、このコイルバネ43の上
端はハウジング120の天面128に当接している。即
ち、フィルタホルダ40はコイルバネ43によって下方
に付勢されている。
【0050】ここで、フィルタギア95と、これに係合
しているフィルタ駆動ギア93は、はすば歯車である。
そのため、フィルタ駆動ギア93が反時計回り(図10
中矢印CCW方向)に回転すると、フィルタギア95は
圧力角の方向に力を受ける。即ち、フィルタギア95
は、上向きに付勢される。前述の通り、フィルタ支軸4
5はフィルタギア95に対し、下方から上方に向けての
駆動力を伝達するため、コイルバネ43の付勢力に抗し
てフィルタホルダ40が上昇する。
しているフィルタ駆動ギア93は、はすば歯車である。
そのため、フィルタ駆動ギア93が反時計回り(図10
中矢印CCW方向)に回転すると、フィルタギア95は
圧力角の方向に力を受ける。即ち、フィルタギア95
は、上向きに付勢される。前述の通り、フィルタ支軸4
5はフィルタギア95に対し、下方から上方に向けての
駆動力を伝達するため、コイルバネ43の付勢力に抗し
てフィルタホルダ40が上昇する。
【0051】即ち、フィルタ駆動ギア93が反時計回り
の回転に伴い、フィルタホルダ40が上昇し、円板48
に形成された突起49が係合穴127から抜ける。かく
して、フィルタホルダ40は、時計回り方向に回転可能
となる。
の回転に伴い、フィルタホルダ40が上昇し、円板48
に形成された突起49が係合穴127から抜ける。かく
して、フィルタホルダ40は、時計回り方向に回転可能
となる。
【0052】フィルタ駆動ギア93が停止し駆動力が無
くなると、フィルタギア95を上向きに付勢する力が消
滅する。これに伴い、フィルタホルダ40はコイルバネ
43によって下方に付勢されているため、フィルタホル
ダ40は降下する。フィルタギア95の回転角度が90
°であれば、各突起48がそれまで係合していた係合穴
127に隣接する係合穴127に係合する。これによ
り、フィルタホルダ40は回転しないように再び保持さ
れる。
くなると、フィルタギア95を上向きに付勢する力が消
滅する。これに伴い、フィルタホルダ40はコイルバネ
43によって下方に付勢されているため、フィルタホル
ダ40は降下する。フィルタギア95の回転角度が90
°であれば、各突起48がそれまで係合していた係合穴
127に隣接する係合穴127に係合する。これによ
り、フィルタホルダ40は回転しないように再び保持さ
れる。
【0053】なお、図9に示すように、伝達ギア91と
フィルタ駆動ギア93との間には、ワンウェイクラッチ
94が設けられており、フィルタ駆動ギア93が反時計
回り以外に回転しないようになっている。
フィルタ駆動ギア93との間には、ワンウェイクラッチ
94が設けられており、フィルタ駆動ギア93が反時計
回り以外に回転しないようになっている。
【0054】また、フィルタホルダ40の突起49がハ
ウジング底板125の係合穴127に係合するよう構成
されていると共に、フィルタホルダ40を回転させるた
めのフィルタ駆動ギア93が、ワンウェイクラッチ94
により切換方向にのみ回転可能になっており、さらには
すば歯車であるフィルタ駆動ギア93及びフィルタギア
95の回転によってフィルタホルダ40が上昇して、突
起49が係合穴127から抜けて回転するよう構成され
ているため、伝達ギア91等の回転方向により駆動系の
切り換えを行う必要が無い。即ち、簡単な構成でカラー
フィルタ群4の切換を行うことができる。
ウジング底板125の係合穴127に係合するよう構成
されていると共に、フィルタホルダ40を回転させるた
めのフィルタ駆動ギア93が、ワンウェイクラッチ94
により切換方向にのみ回転可能になっており、さらには
すば歯車であるフィルタ駆動ギア93及びフィルタギア
95の回転によってフィルタホルダ40が上昇して、突
起49が係合穴127から抜けて回転するよう構成され
ているため、伝達ギア91等の回転方向により駆動系の
切り換えを行う必要が無い。即ち、簡単な構成でカラー
フィルタ群4の切換を行うことができる。
【0055】駆動部材80が、走査ミラー2の回転によ
る走査終了後、さらに回転することによって、カラーフ
ィルタ群4の切換が行われる。つまり、一つの駆動源
(ミラー駆動モータ70)によって、走査ミラー2の回
転とカラーフィルタ群4の切換が行われる。
る走査終了後、さらに回転することによって、カラーフ
ィルタ群4の切換が行われる。つまり、一つの駆動源
(ミラー駆動モータ70)によって、走査ミラー2の回
転とカラーフィルタ群4の切換が行われる。
【0056】なお、図10に示すように、フィルタギア
95の、無色フィルタ4aの下部に相当する部分には、
開口96が設けられている。また、図9に示すように、
支持フレーム130には、無色フィルタ4aが光路中に
位置する時に開口96に面する、反射型フォトセンサで
あるフィルタセンサ205が設けられている。従って、
無色フィルタ4aが光路中に位置する時には、フィルタ
センサ205はオフとなり、それ以外はオンとなってい
る。つまり、光路中に位置しているフィルタが無色フィ
ルタであるか否かが、フィルタセンサ205のオンオフ
によって判別される。
95の、無色フィルタ4aの下部に相当する部分には、
開口96が設けられている。また、図9に示すように、
支持フレーム130には、無色フィルタ4aが光路中に
位置する時に開口96に面する、反射型フォトセンサで
あるフィルタセンサ205が設けられている。従って、
無色フィルタ4aが光路中に位置する時には、フィルタ
センサ205はオフとなり、それ以外はオンとなってい
る。つまり、光路中に位置しているフィルタが無色フィ
ルタであるか否かが、フィルタセンサ205のオンオフ
によって判別される。
【0057】次に、結像レンズ3を移動するためのレン
ズ駆動機構6について説明する。図6に示すように、ハ
ウジング120の鏡筒保持部121には、X軸方向に延
びる溝121aが形成され、レンズ鏡筒30には溝12
1aを貫通してハウジング120外部に向けて延びる鏡
筒アーム32が形成されている。また、図4に示すよう
に、レンズ鏡筒30のイメージセンサ16側の端部から
は、溝121aを貫通して、鏡筒アーム32と平行で且
つ鏡筒アーム32よりも短い第2アーム33が形成され
ている。
ズ駆動機構6について説明する。図6に示すように、ハ
ウジング120の鏡筒保持部121には、X軸方向に延
びる溝121aが形成され、レンズ鏡筒30には溝12
1aを貫通してハウジング120外部に向けて延びる鏡
筒アーム32が形成されている。また、図4に示すよう
に、レンズ鏡筒30のイメージセンサ16側の端部から
は、溝121aを貫通して、鏡筒アーム32と平行で且
つ鏡筒アーム32よりも短い第2アーム33が形成され
ている。
【0058】また、図4に示すように、鏡筒アーム32
と第2アーム33には、X軸方向に延びる挿通孔32
a,33aが夫々形成されている。挿通孔32a,33
aには、モータフレーム135上に突設された一対の支
柱133、134により支持されてX軸方向に延びるガ
イドバー35が挿通されている。つまり、レンズ鏡筒3
0は、挿通孔32a,33aとガイドバー35との摺動
により、X軸方向に案内される。
と第2アーム33には、X軸方向に延びる挿通孔32
a,33aが夫々形成されている。挿通孔32a,33
aには、モータフレーム135上に突設された一対の支
柱133、134により支持されてX軸方向に延びるガ
イドバー35が挿通されている。つまり、レンズ鏡筒3
0は、挿通孔32a,33aとガイドバー35との摺動
により、X軸方向に案内される。
【0059】図11は、図4のカメラ型スキャナ1の線
分DーDに関する断面図である。図11に示すように、
モータフレーム135には鉛直フレーム132が立設さ
れており、鉛直フレーム132には、パルスモータであ
るレンズ駆動モータ60が固定されている。また、図4
に示すように、レンズ駆動モータ60の出力軸61に
は、X軸方向に延びるネジ部63が固定されている。そ
して、レンズ鏡筒30の鏡筒アーム32には、ネジ部6
3と螺合する雌ネジ部31が設けられている。
分DーDに関する断面図である。図11に示すように、
モータフレーム135には鉛直フレーム132が立設さ
れており、鉛直フレーム132には、パルスモータであ
るレンズ駆動モータ60が固定されている。また、図4
に示すように、レンズ駆動モータ60の出力軸61に
は、X軸方向に延びるネジ部63が固定されている。そ
して、レンズ鏡筒30の鏡筒アーム32には、ネジ部6
3と螺合する雌ネジ部31が設けられている。
【0060】このように構成されているため、レンズ駆
動モータ60が回転すると、レンズ鏡筒30がX軸に沿
って、走査ミラー2に近接する方向あるいは離反する方
向に移動する。本実施の形態では、レンズ鏡筒30の移
動ストロークは約6mmに設定されている。
動モータ60が回転すると、レンズ鏡筒30がX軸に沿
って、走査ミラー2に近接する方向あるいは離反する方
向に移動する。本実施の形態では、レンズ鏡筒30の移
動ストロークは約6mmに設定されている。
【0061】なお、図11に示すように、レンズ鏡筒3
0のホーム位置を検出するため、鏡筒アーム32の下部
には、シャッタープレート36が固定されている。ま
た、支持フレーム130には支柱138が立設され、支
柱138には透過型フォトセンサであるレンズ基準位置
センサ203が設けられている。そして、レンズ鏡筒3
0が走査ミラー2側に最も近接した状態で、シャッター
プレート36がレンズ基準位置センサ203を遮断する
よう構成されている。
0のホーム位置を検出するため、鏡筒アーム32の下部
には、シャッタープレート36が固定されている。ま
た、支持フレーム130には支柱138が立設され、支
柱138には透過型フォトセンサであるレンズ基準位置
センサ203が設けられている。そして、レンズ鏡筒3
0が走査ミラー2側に最も近接した状態で、シャッター
プレート36がレンズ基準位置センサ203を遮断する
よう構成されている。
【0062】なお、図3及び図6に示すように、ハウジ
ング120には、被写体にコントラスト付加用のパター
ンを投影するための補助光ユニット11が設けられてい
る。補助光ユニット11は結像レンズ3に隣接して配置
され、補助光ユニット11からの射出光が走査ミラー2
を介して窓部12から射出されるよう構成されている。
ング120には、被写体にコントラスト付加用のパター
ンを投影するための補助光ユニット11が設けられてい
る。補助光ユニット11は結像レンズ3に隣接して配置
され、補助光ユニット11からの射出光が走査ミラー2
を介して窓部12から射出されるよう構成されている。
【0063】補助光ユニット11は、コントラストが低
い被写体にイメージセンサ16の画素配列方向に相当す
る方向に直交する縞状のパターンを投影する。このよう
な縞状のパターンは、発光ダイオードと透過パターン、
あるいは電極を櫛型にすることにより発光パターン自体
が縞状になる発光ダイオードを用いることにより形成さ
れる。パターンを含む光は、投影レンズを介して走査ミ
ラーに入射し、走査ミラーで反射されて被写体側に投影
される。
い被写体にイメージセンサ16の画素配列方向に相当す
る方向に直交する縞状のパターンを投影する。このよう
な縞状のパターンは、発光ダイオードと透過パターン、
あるいは電極を櫛型にすることにより発光パターン自体
が縞状になる発光ダイオードを用いることにより形成さ
れる。パターンを含む光は、投影レンズを介して走査ミ
ラーに入射し、走査ミラーで反射されて被写体側に投影
される。
【0064】図12は、実施形態のカメラ型スキャナの
制御系の全体構成を概略的に示すブロック図である。制
御系は、スキャナ本体100に設けられた各回路と、リ
モコン5に設けられた回路とから構成される。まず、ス
キャナ本体100側から説明する。
制御系の全体構成を概略的に示すブロック図である。制
御系は、スキャナ本体100に設けられた各回路と、リ
モコン5に設けられた回路とから構成される。まず、ス
キャナ本体100側から説明する。
【0065】本体100側の制御系は、スキャナコント
ロール回路300を中心に、全体の電源のON/OFFを切り
換える電源スイッチ310を備えると共に、情報入力手
段として、画像入力用のCCDイメージセンサ16、レ
ンズ基準位置センサ203、走査基準位置センサ20
4、フィルタセンサ205、リモコン5からの赤外線信
号を受信する第1、第2受光部201,202、リモコ
ン5が本体100に装着された際にオンするリモコン着
脱検出センサ311を有する。
ロール回路300を中心に、全体の電源のON/OFFを切り
換える電源スイッチ310を備えると共に、情報入力手
段として、画像入力用のCCDイメージセンサ16、レ
ンズ基準位置センサ203、走査基準位置センサ20
4、フィルタセンサ205、リモコン5からの赤外線信
号を受信する第1、第2受光部201,202、リモコ
ン5が本体100に装着された際にオンするリモコン着
脱検出センサ311を有する。
【0066】本体側には情報出力手段として、撮影に関
する設定情報を表示するファインダー系のLCDパネル
152が設けられており、制御対象となる駆動手段とし
てミラーを走査させると共にフィルターを切り換えるミ
ラー駆動モータ70、結像レンズを光軸方向に駆動する
レンズ駆動モータ60、被写体にコントラスト付加用の
パターンを投影するための補助投光ユニット11が接続
されている。
する設定情報を表示するファインダー系のLCDパネル
152が設けられており、制御対象となる駆動手段とし
てミラーを走査させると共にフィルターを切り換えるミ
ラー駆動モータ70、結像レンズを光軸方向に駆動する
レンズ駆動モータ60、被写体にコントラスト付加用の
パターンを投影するための補助投光ユニット11が接続
されている。
【0067】スキャナコントロール回路300には、全
体の制御を司るCPU301が設けられている。CPU
301は、図中太線で示したアドレス/データバスを介
してプログラムメモリ341に接続されており、このプ
ログラムメモリ341に格納されたプログラムに基づい
て各制御対象を制御する。CPU301には、各情報入
力手段からの信号が入力されると共に、CCDイメージ
センサ16を駆動するCCDドライバ331、ミラー駆
動モータ70を駆動する第1モータドライバ332、レ
ンズ駆動モータを駆動する第2モータドライバ333が
接続されている。
体の制御を司るCPU301が設けられている。CPU
301は、図中太線で示したアドレス/データバスを介
してプログラムメモリ341に接続されており、このプ
ログラムメモリ341に格納されたプログラムに基づい
て各制御対象を制御する。CPU301には、各情報入
力手段からの信号が入力されると共に、CCDイメージ
センサ16を駆動するCCDドライバ331、ミラー駆
動モータ70を駆動する第1モータドライバ332、レ
ンズ駆動モータを駆動する第2モータドライバ333が
接続されている。
【0068】CCDイメージセンサ16から入力された
信号は、CCD信号処理回路320により画像信号とし
て処理され、CPU301に連なるアドレス/データバ
スにより接続された内部メモリ340に格納される。こ
のアドレス/データバスには、LCDパネル152を駆
動するLCDドライバ334が接続されると共に、画像
信号をメモリカードに記録する際に利用されるメモリス
ロット230と外部のパーソナルコンピュータ等の機器
に出力する際に利用される外部出力端子231とが接続
されている。
信号は、CCD信号処理回路320により画像信号とし
て処理され、CPU301に連なるアドレス/データバ
スにより接続された内部メモリ340に格納される。こ
のアドレス/データバスには、LCDパネル152を駆
動するLCDドライバ334が接続されると共に、画像
信号をメモリカードに記録する際に利用されるメモリス
ロット230と外部のパーソナルコンピュータ等の機器
に出力する際に利用される外部出力端子231とが接続
されている。
【0069】一方、リモコン5には、スイッチ群350
と、このスイッチ群350の各スイッチの操作に応じて送
信部56(図2参照)に設けられた送信用赤外LED35
1を駆動する送信LED駆動回路352とが設けられてい
る。
と、このスイッチ群350の各スイッチの操作に応じて送
信部56(図2参照)に設けられた送信用赤外LED35
1を駆動する送信LED駆動回路352とが設けられてい
る。
【0070】図13は、イメージセンサからの信号を処
理するCCD信号処理回路320の詳細を示すブロック
図である。CCDイメージセンサ16から出力される画
像信号は、CCDドライバ331から出力されるクラン
プパルスにより電圧の基準レベルが固定され、バッファ
アンプ322で増幅される。バッファアンプ322の出
力は、シリアルに読み出される各画素の読み取りタイミ
ング(蓄積電圧の転送タイミング)に基づいてCCDドラ
イバ331から出力されるサンプルホールドパルスに基
づいてキャパシタンスCに順次アナログ的に保持され、
CCDイメージセンサ16のデータが保持されている間
に、サンプルホールドパルスよりA/D変換器325で
デジタルデータに変換されてデータバスを介してCPU
301に入力される。
理するCCD信号処理回路320の詳細を示すブロック
図である。CCDイメージセンサ16から出力される画
像信号は、CCDドライバ331から出力されるクラン
プパルスにより電圧の基準レベルが固定され、バッファ
アンプ322で増幅される。バッファアンプ322の出
力は、シリアルに読み出される各画素の読み取りタイミ
ング(蓄積電圧の転送タイミング)に基づいてCCDドラ
イバ331から出力されるサンプルホールドパルスに基
づいてキャパシタンスCに順次アナログ的に保持され、
CCDイメージセンサ16のデータが保持されている間
に、サンプルホールドパルスよりA/D変換器325で
デジタルデータに変換されてデータバスを介してCPU
301に入力される。
【0071】LCDパネル152には、図14に示すよう
な第1〜第7の表示セグメント群152a〜152gが被写体に
重ねて表示されるように形成されている。第1のセグメ
ント群152aは、電源関係の情報を表示する領域であり、
設定されるモードの変更とは関係なく表示され、電源ス
イッチがオンされると「pow」が点灯し、バッテリー
の電圧が所定レベルより低くなると「batt」が点灯
して警告する。一方、第2〜第7のセグメント群はリモ
コン5による操作に応じて設定されるモードに対応して
表示される。これらのセグメントについては、フローチ
ャートの説明と共に説明する。
な第1〜第7の表示セグメント群152a〜152gが被写体に
重ねて表示されるように形成されている。第1のセグメ
ント群152aは、電源関係の情報を表示する領域であり、
設定されるモードの変更とは関係なく表示され、電源ス
イッチがオンされると「pow」が点灯し、バッテリー
の電圧が所定レベルより低くなると「batt」が点灯
して警告する。一方、第2〜第7のセグメント群はリモ
コン5による操作に応じて設定されるモードに対応して
表示される。これらのセグメントについては、フローチ
ャートの説明と共に説明する。
【0072】なお、図14は説明のため全セグメントが
点灯した状態を示しているが、実際の使用時には、いく
つかのセグメントは同時に点灯することはなく、択一的
に点灯する。
点灯した状態を示しているが、実際の使用時には、いく
つかのセグメントは同時に点灯することはなく、択一的
に点灯する。
【0073】イメージセンサから出力される撮影データ
は、スキャナが単独で用いられる場合には内部メモリ、
またはメモリスロットに挿入されたメモリカードに記録
され、パーソナルコンピュータに接続される場合には撮
影と同時に順次コンピュータ側に出力される。さらに、
スキャナ内にプリンタドライバを組み込んだ場合には、
撮影画像をそのままプリンタに出力することも可能であ
る。
は、スキャナが単独で用いられる場合には内部メモリ、
またはメモリスロットに挿入されたメモリカードに記録
され、パーソナルコンピュータに接続される場合には撮
影と同時に順次コンピュータ側に出力される。さらに、
スキャナ内にプリンタドライバを組み込んだ場合には、
撮影画像をそのままプリンタに出力することも可能であ
る。
【0074】次に、上述したブロック図に示される実施
形態にかかるカメラ型スキャナの作用を説明する。ま
ず、作用説明に用いる用語を以下のように定義する。結
像レンズ3の光軸と走査ミラー2で偏向された光軸とが
直角になる状態での走査ミラー2の回動位置を走査ミラ
ーの「ホーム位置」と定義する。また、ミラー駆動モー
タの回転は、走査開始位置から終了方向に回動させる際
の回転を「正転」、反対に走査終了位置から開始位置側
へ回動させる際の回転を「逆転」と定義する。
形態にかかるカメラ型スキャナの作用を説明する。ま
ず、作用説明に用いる用語を以下のように定義する。結
像レンズ3の光軸と走査ミラー2で偏向された光軸とが
直角になる状態での走査ミラー2の回動位置を走査ミラ
ーの「ホーム位置」と定義する。また、ミラー駆動モー
タの回転は、走査開始位置から終了方向に回動させる際
の回転を「正転」、反対に走査終了位置から開始位置側
へ回動させる際の回転を「逆転」と定義する。
【0075】図15は、走査ミラー2の回動位置とステ
ッピングモータであるミラー駆動モータ70の回転パル
ス数との関係を示す。走査ミラーの回動位置は、ホーム
位置を基準にしたミラー駆動モータ70の回転パルス数
で規定される。
ッピングモータであるミラー駆動モータ70の回転パル
ス数との関係を示す。走査ミラーの回動位置は、ホーム
位置を基準にしたミラー駆動モータ70の回転パルス数
で規定される。
【0076】走査ミラー2は、開始側、終了側のメカ端
点の間の回動範囲で回動可能であり、実際にはこのメカ
端点により規定される回動範囲より狭い範囲内で回動制
御される。前述のようにミラー駆動モータ70は走査ミ
ラー2の回動とフィルター4の切換とに兼用されている
ため、走査ミラーの回動範囲には走査開始位置から撮影
終了位置までの撮影用走査領域と、撮影終了位置からフ
ィルタ切換完了位置までのフィルタ切換領域とが含まれ
る。フィルタ切換完了位置までミラー駆動モータが回転
すると、フィルタ支持体が90度回転し、光路中に配置
されるフィルタが次のフィルタに切り換えられる。
点の間の回動範囲で回動可能であり、実際にはこのメカ
端点により規定される回動範囲より狭い範囲内で回動制
御される。前述のようにミラー駆動モータ70は走査ミ
ラー2の回動とフィルター4の切換とに兼用されている
ため、走査ミラーの回動範囲には走査開始位置から撮影
終了位置までの撮影用走査領域と、撮影終了位置からフ
ィルタ切換完了位置までのフィルタ切換領域とが含まれ
る。フィルタ切換完了位置までミラー駆動モータが回転
すると、フィルタ支持体が90度回転し、光路中に配置
されるフィルタが次のフィルタに切り換えられる。
【0077】走査基準位置センサ204は、撮影用走査
領域のほぼ中心に位置する走査基準位置センサ切り替わ
り位置より走査開始位置側では駆動部材80のシャッタ
ープレート85に遮られてオフ、切換位置より撮影終了
位置側ではオンとなる。走査ミラーのホーム位置は、走
査基準位置センサがオフからオンに切り替わる切換位置
から中心位置補正パルスXcだけ撮影終了位置側に移動
した位置として定義される。この中心位置補正パルスX
cは、個々のカメラ型スキャナの走査基準位置センサの
取付誤差等の個体差に応じて設定される値であり、例え
ば「15」程度の数値となる。走査基準位置センサは、
中心位置補正パルスXcが必ず正の値となるように、す
なわち走査ミラーのホーム位置が必ず走査基準位置セン
サ切り替わり位置より撮影終了位置側になるように取付
位置が定められている。走査ミラーの回動は、このホー
ム位置を基準に定められるため、センサ取付位置に個体
差による誤差がある場合にも個体差による撮影範囲等の
バラツキを抑えることができる。
領域のほぼ中心に位置する走査基準位置センサ切り替わ
り位置より走査開始位置側では駆動部材80のシャッタ
ープレート85に遮られてオフ、切換位置より撮影終了
位置側ではオンとなる。走査ミラーのホーム位置は、走
査基準位置センサがオフからオンに切り替わる切換位置
から中心位置補正パルスXcだけ撮影終了位置側に移動
した位置として定義される。この中心位置補正パルスX
cは、個々のカメラ型スキャナの走査基準位置センサの
取付誤差等の個体差に応じて設定される値であり、例え
ば「15」程度の数値となる。走査基準位置センサは、
中心位置補正パルスXcが必ず正の値となるように、す
なわち走査ミラーのホーム位置が必ず走査基準位置セン
サ切り替わり位置より撮影終了位置側になるように取付
位置が定められている。走査ミラーの回動は、このホー
ム位置を基準に定められるため、センサ取付位置に個体
差による誤差がある場合にも個体差による撮影範囲等の
バラツキを抑えることができる。
【0078】走査開始位置は、走査ミラー2のホーム位
置から開始位置パルスXsだけミラー駆動モータ70を
逆転させた際に設定される位置である。開始位置パルス
Xsは、ファインダー系とのパララックスを補正するた
めに被写体距離に応じてこの例では5740〜6942パルスの
間で変化する。ただし、実施形態のスキャナでは被写体
距離そのものは検出していないため、被写体距離に対応
する情報として合焦処理で保存された合焦時のレンズパ
ルスカウントPafを利用している。結像レンズがホーム
位置に近い場合には近距離の被写体にピントが合うた
め、被写体が近くにあるものと考えることができ、逆に
結像レンズがイメージセンサ側に近い場合には遠方の被
写体にピントが合うため、被写体が遠くにあるものと考
えることができる。
置から開始位置パルスXsだけミラー駆動モータ70を
逆転させた際に設定される位置である。開始位置パルス
Xsは、ファインダー系とのパララックスを補正するた
めに被写体距離に応じてこの例では5740〜6942パルスの
間で変化する。ただし、実施形態のスキャナでは被写体
距離そのものは検出していないため、被写体距離に対応
する情報として合焦処理で保存された合焦時のレンズパ
ルスカウントPafを利用している。結像レンズがホーム
位置に近い場合には近距離の被写体にピントが合うた
め、被写体が近くにあるものと考えることができ、逆に
結像レンズがイメージセンサ側に近い場合には遠方の被
写体にピントが合うため、被写体が遠くにあるものと考
えることができる。
【0079】そこで、結像レンズのホーム位置からの移
動パルス数に応じて走査の開始点を変更することによ
り、被写体距離に応じて変化するパララックスを補正す
る。すなわち、ホーム位置からの移動パルス数が小さい
ときには、パララックスが大きいものと判断して走査範
囲の中心が基準走査ラインよりファインダー方向にずれ
るよう走査開始点をずらし、基準走査ラインを境にファ
インダー光学系側の走査範囲が反対側の走査範囲より広
くなるよう基準走査ラインに対して走査範囲を非対称に
設定する。
動パルス数に応じて走査の開始点を変更することによ
り、被写体距離に応じて変化するパララックスを補正す
る。すなわち、ホーム位置からの移動パルス数が小さい
ときには、パララックスが大きいものと判断して走査範
囲の中心が基準走査ラインよりファインダー方向にずれ
るよう走査開始点をずらし、基準走査ラインを境にファ
インダー光学系側の走査範囲が反対側の走査範囲より広
くなるよう基準走査ラインに対して走査範囲を非対称に
設定する。
【0080】結像レンズのホーム位置からの移動パルス
数が大きくなるにしたがって非対称性を小さくし、走査
範囲の中心と基準走査ラインとのズレが小さくなるよう
走査開始点を基準走査ライン側に近づけて設定する。移
動パルス数が最大値となったときにはパララックスがな
いものと判断して走査範囲が基準走査ラインを境として
対称になるよう設定される。
数が大きくなるにしたがって非対称性を小さくし、走査
範囲の中心と基準走査ラインとのズレが小さくなるよう
走査開始点を基準走査ライン側に近づけて設定する。移
動パルス数が最大値となったときにはパララックスがな
いものと判断して走査範囲が基準走査ラインを境として
対称になるよう設定される。
【0081】撮影終了位置は、この走査開始位置から撮
影用走査パルスXt離れた位置として定義される。撮影
用走査パルスXtは、走査ミラーの撮影用走査領域での
回動幅を規定するパルス数であり、個体差やパララック
ス量などの値によって変化しない固定値である。撮影用
走査パルスXtの値は、この例では11480パルスとな
る。したがって、開始位置パルスXsが5740パルスであ
る場合には、撮影用走査領域は基準走査ラインを境に対
称となるが、それ以外の場合には基準走査ラインより開
始側の領域が終了側の領域より大きくなって基準走査ラ
インを境に非対称となる。撮影用走査領域内では、4パ
ルスに1ラインの割合で画像が取り込まれ、副走査方向
には2870ライン分の画像が入力される。
影用走査パルスXt離れた位置として定義される。撮影
用走査パルスXtは、走査ミラーの撮影用走査領域での
回動幅を規定するパルス数であり、個体差やパララック
ス量などの値によって変化しない固定値である。撮影用
走査パルスXtの値は、この例では11480パルスとな
る。したがって、開始位置パルスXsが5740パルスであ
る場合には、撮影用走査領域は基準走査ラインを境に対
称となるが、それ以外の場合には基準走査ラインより開
始側の領域が終了側の領域より大きくなって基準走査ラ
インを境に非対称となる。撮影用走査領域内では、4パ
ルスに1ラインの割合で画像が取り込まれ、副走査方向
には2870ライン分の画像が入力される。
【0082】走査ミラー2のホーム位置からフィルタ切
換完了位置までを規定する第1フィルタ切換パルスXf1
は固定値(この例では8000パルス)であり、撮影終了位置
からフィルタ切換完了位置までを規定する第2フィルタ
切換パルスXf2は走査開始位置パルスXsの値によりX
s−3480で求められ、この例では3500〜4702パルスの間
で変化する。
換完了位置までを規定する第1フィルタ切換パルスXf1
は固定値(この例では8000パルス)であり、撮影終了位置
からフィルタ切換完了位置までを規定する第2フィルタ
切換パルスXf2は走査開始位置パルスXsの値によりX
s−3480で求められ、この例では3500〜4702パルスの間
で変化する。
【0083】上記の各パルス数は、走査パルスカウンタ
Xにより管理される。例えば、開始位置パルスXsが69
42の場合(これは後述のレンズ位置が最も走査ミラー側
に位置する場合(Paf=460)に相当する)、走査開始位置で
はX=6942、撮影終了位置ではX=-4538となる。ま
た、フィルタ切換完了位置ではX=−8000となる。
Xにより管理される。例えば、開始位置パルスXsが69
42の場合(これは後述のレンズ位置が最も走査ミラー側
に位置する場合(Paf=460)に相当する)、走査開始位置で
はX=6942、撮影終了位置ではX=-4538となる。ま
た、フィルタ切換完了位置ではX=−8000となる。
【0084】図16は、結像レンズ3の移動位置とステ
ッピングモータであるレンズ駆動モータ60の回転パル
ス数との関係を示す。結像レンズは、走査ミラー側とな
る近接側、イメージセンサ側となる遠方側のメカ端点の
間の領域で移動可能であり、移動ストロークは6mm、
この移動範囲に相当するレンズ駆動モータのステップ数
は480である。したがって、1ステップ当たりの移動
量は12.5μmとなる。レンズ駆動モータの回転方向
は、結像レンズを近接側に移動させる際の回転を「正
転」、遠方側に移動させる際の回転を「逆転」と定義さ
れる。
ッピングモータであるレンズ駆動モータ60の回転パル
ス数との関係を示す。結像レンズは、走査ミラー側とな
る近接側、イメージセンサ側となる遠方側のメカ端点の
間の領域で移動可能であり、移動ストロークは6mm、
この移動範囲に相当するレンズ駆動モータのステップ数
は480である。したがって、1ステップ当たりの移動
量は12.5μmとなる。レンズ駆動モータの回転方向
は、結像レンズを近接側に移動させる際の回転を「正
転」、遠方側に移動させる際の回転を「逆転」と定義さ
れる。
【0085】図中のレンズホーム位置は、「カメラから
23cm離れた位置に配置された被写体をイメージセン
サ上に合焦状態で結像させることができる結像レンズの
位置」として定義される結像レンズの基準位置である。
結像レンズ3の移動位置を示すレンズ位置カウンタPaf
は、このホーム位置で「460」にセットされ、遠方側
に移動するにしたがって1ステップづつデクリメントさ
れ、最も遠方側のソフト端点で「0」となる。
23cm離れた位置に配置された被写体をイメージセン
サ上に合焦状態で結像させることができる結像レンズの
位置」として定義される結像レンズの基準位置である。
結像レンズ3の移動位置を示すレンズ位置カウンタPaf
は、このホーム位置で「460」にセットされ、遠方側
に移動するにしたがって1ステップづつデクリメントさ
れ、最も遠方側のソフト端点で「0」となる。
【0086】ただし、レンズホーム位置をレンズセンサ
の出力の切り替わり点として固定すると、ホーム位置を
正確に出すために各部材の許容取付誤差範囲が狭くな
り、組付けが困難になる。このため、実施形態では、基
準となるホーム位置をレンズセンサの出力の切り替わり
点より遠方側に設定し、切り替わり位置からホーム位置
までのパルスをホーム位置補正パルスPhcとして個々の
スキャナ毎に設定している。これにより、撮影用のイメ
ージセンサ、レンズセンサの取付位置が誤差を含む場合
にも、ホーム位置を前記の定義通りに正確に位置決めす
ることができる。
の出力の切り替わり点として固定すると、ホーム位置を
正確に出すために各部材の許容取付誤差範囲が狭くな
り、組付けが困難になる。このため、実施形態では、基
準となるホーム位置をレンズセンサの出力の切り替わり
点より遠方側に設定し、切り替わり位置からホーム位置
までのパルスをホーム位置補正パルスPhcとして個々の
スキャナ毎に設定している。これにより、撮影用のイメ
ージセンサ、レンズセンサの取付位置が誤差を含む場合
にも、ホーム位置を前記の定義通りに正確に位置決めす
ることができる。
【0087】次に、前述したブロック図に示される実施
形態にかかるカメラ型スキャナのCPU300の作用を図
17〜図22に示すフローチャートにしたがって説明す
る。スキャナ本体1に設けられた電源スイッチがオンさ
れると、スキャナは図17に示すメインフローチャート
にしたがって制御される。メインフローチャートのステ
ップ(以下、Sと略称する)001において初期化処理(図1
8)を呼び出して実行する。初期化処理は、走査ミラー
をホーム位置に配置すると共に、モノクロ用の無色フィ
ルタ4aが光路中に配置されるよう設定し、結像レンズ
3をホーム位置にセットする処理である。
形態にかかるカメラ型スキャナのCPU300の作用を図
17〜図22に示すフローチャートにしたがって説明す
る。スキャナ本体1に設けられた電源スイッチがオンさ
れると、スキャナは図17に示すメインフローチャート
にしたがって制御される。メインフローチャートのステ
ップ(以下、Sと略称する)001において初期化処理(図1
8)を呼び出して実行する。初期化処理は、走査ミラー
をホーム位置に配置すると共に、モノクロ用の無色フィ
ルタ4aが光路中に配置されるよう設定し、結像レンズ
3をホーム位置にセットする処理である。
【0088】初期化処理が終了すると、S003でリモコン
のモードスイッチがオンされたか否かを判断し、オフか
らオンへの変化が検出された場合にS005でモード変更処
理を呼び出して実行する。S007〜S013では、リモコンの
アップ/テレスイッチ54、ダウン/ワイドスイッチ55
が操作されたか否かを判断し、アップ/テレスイッチ5
4がオフからオンに変化した場合には撮影範囲を縮小
し、ダウン/ワイドスイッチ55がオフからオンに変化
した場合には撮影範囲を拡大する。
のモードスイッチがオンされたか否かを判断し、オフか
らオンへの変化が検出された場合にS005でモード変更処
理を呼び出して実行する。S007〜S013では、リモコンの
アップ/テレスイッチ54、ダウン/ワイドスイッチ55
が操作されたか否かを判断し、アップ/テレスイッチ5
4がオフからオンに変化した場合には撮影範囲を縮小
し、ダウン/ワイドスイッチ55がオフからオンに変化
した場合には撮影範囲を拡大する。
【0089】実施形態のカメラ型スキャナは、イメージ
センサ上の主走査方向の使用画素数と副走査方向の走査
範囲とを変更することにより、3種類の撮影範囲を選択
できるよう構成されている。主走査方向の画素数と走査
範囲との積で表される撮影画面の画素数は、最も大きい
撮影範囲が選択されている場合には600万画素、中間の
撮影範囲が選択されている場合には200万画素、そし
て、最小の撮影範囲が選択されている場合には50万画素
となる。なお、撮影範囲の切換は以下のフローチャート
の説明では触れられていない。
センサ上の主走査方向の使用画素数と副走査方向の走査
範囲とを変更することにより、3種類の撮影範囲を選択
できるよう構成されている。主走査方向の画素数と走査
範囲との積で表される撮影画面の画素数は、最も大きい
撮影範囲が選択されている場合には600万画素、中間の
撮影範囲が選択されている場合には200万画素、そし
て、最小の撮影範囲が選択されている場合には50万画素
となる。なお、撮影範囲の切換は以下のフローチャート
の説明では触れられていない。
【0090】これらの撮影範囲は、LCDパネル152上
の第2のセグメント群152bにより表示される。第2のセ
グメント群152bは、それぞれ大きさが異なる相似形の3
つの長方形の4角に配置された合計12のカギ状の領域
から構成され、4つが一組となってファインダー視野内
での長方形の撮影範囲を表示する。これらは上記のスイ
ッチ54,55の操作に応じて選択される撮影範囲の設定に
応じて3組中の1組が選択的に表示される。
の第2のセグメント群152bにより表示される。第2のセ
グメント群152bは、それぞれ大きさが異なる相似形の3
つの長方形の4角に配置された合計12のカギ状の領域
から構成され、4つが一組となってファインダー視野内
での長方形の撮影範囲を表示する。これらは上記のスイ
ッチ54,55の操作に応じて選択される撮影範囲の設定に
応じて3組中の1組が選択的に表示される。
【0091】S015では、リモコンのスタートスイッチ51
がオフからオンに変化したか否かが判断される。このス
イッチが操作されずにオフのままであるときには、S003
〜S013の処理が繰り返し実行される。スタートスイッチ
51がオンすると、S017でリモコン着脱検出センサ311の
出力をチェックし、これがオンである場合、すなわちリ
モコンが本体に装着されている場合には、S019でメモリ
スロット230に装填されたメモリカードや内部メモリ3
40から、画像データを外部出力端子231に接続され
たコンピュータ等の外部機器に出力する。
がオフからオンに変化したか否かが判断される。このス
イッチが操作されずにオフのままであるときには、S003
〜S013の処理が繰り返し実行される。スタートスイッチ
51がオンすると、S017でリモコン着脱検出センサ311の
出力をチェックし、これがオンである場合、すなわちリ
モコンが本体に装着されている場合には、S019でメモリ
スロット230に装填されたメモリカードや内部メモリ3
40から、画像データを外部出力端子231に接続され
たコンピュータ等の外部機器に出力する。
【0092】スタートスイッチ51がオンしたときにリモ
コン着脱検出センサ311の出力がオフである場合、すな
わちリモコンが本体から外されている場合には、S021に
おいて合焦処理(図19、20)、S023において測光処理
が実行され、結像レンズが合焦位置に移動されると共
に、被写体の明るさが判断され、S025で撮影処理(図2
2)が実行される。撮影処理は、設定された条件にした
がって被写体を走査することにより画像を取り込む処理
であり、この処理が正常に終了するとS001の初期化処理
からの制御が繰り返される。
コン着脱検出センサ311の出力がオフである場合、すな
わちリモコンが本体から外されている場合には、S021に
おいて合焦処理(図19、20)、S023において測光処理
が実行され、結像レンズが合焦位置に移動されると共
に、被写体の明るさが判断され、S025で撮影処理(図2
2)が実行される。撮影処理は、設定された条件にした
がって被写体を走査することにより画像を取り込む処理
であり、この処理が正常に終了するとS001の初期化処理
からの制御が繰り返される。
【0093】なお、この装置における「測光」は、基準
走査ラインの測光対象領域の最大輝度を検出する処理を
いう。検出された最大輝度に基づいて、イメージセンサ
の画素が飽和しないよう撮影時のイメージセンサの各ラ
イン毎の蓄積時間を決定し、決定された設定時間により
ミラー駆動モータの回転速度を決定する。
走査ラインの測光対象領域の最大輝度を検出する処理を
いう。検出された最大輝度に基づいて、イメージセンサ
の画素が飽和しないよう撮影時のイメージセンサの各ラ
イン毎の蓄積時間を決定し、決定された設定時間により
ミラー駆動モータの回転速度を決定する。
【0094】次に、メインフローチャートのS001,S021,
S025に示される各処理の詳細について順に説明する。図
18は、メインフローチャートのS001で実行される初期
化処理の詳細を示す。初期化処理に入ると、S101でフィ
ルタカウンタFCが「0」にリセットされる。S103でフ
ィルタセンサ205がオフしていると判断される場合に
は、無色フィルタ4aが光路中に配置されていることと
なるため、フィルタの切換は行われない。
S025に示される各処理の詳細について順に説明する。図
18は、メインフローチャートのS001で実行される初期
化処理の詳細を示す。初期化処理に入ると、S101でフィ
ルタカウンタFCが「0」にリセットされる。S103でフ
ィルタセンサ205がオフしていると判断される場合に
は、無色フィルタ4aが光路中に配置されていることと
なるため、フィルタの切換は行われない。
【0095】フィルタセンサがオンの場合には、フィル
タを1枚切り換えてフィルタカウンタFCをインクリメ
ントする(S105,S107)。S109では、フィルタカウンタF
Cが3より大きいか否かを判断し、3以下である場合に
はS103からの処理がフィルタセンサがオフするまで繰り
返される。フィルタの数は4枚であるため、最大でもフ
ィルタカウンタFCが3になればモノクロフィルタがセ
ットされるはずであり、フィルタカウンタFCが4にな
ってもフィルタセンサがオフしない場合には、何らかの
故障があるものと考えることができる。そこで、この場
合にはS109からエラー処理に入る。
タを1枚切り換えてフィルタカウンタFCをインクリメ
ントする(S105,S107)。S109では、フィルタカウンタF
Cが3より大きいか否かを判断し、3以下である場合に
はS103からの処理がフィルタセンサがオフするまで繰り
返される。フィルタの数は4枚であるため、最大でもフ
ィルタカウンタFCが3になればモノクロフィルタがセ
ットされるはずであり、フィルタカウンタFCが4にな
ってもフィルタセンサがオフしない場合には、何らかの
故障があるものと考えることができる。そこで、この場
合にはS109からエラー処理に入る。
【0096】その後、走査ミラーおよび結像レンズがそ
れぞれのホーム位置に設定され(S111,S113)、レンズパ
ルスカウンタPafにホーム位置のカウント「460」を
セットする(S115)。
れぞれのホーム位置に設定され(S111,S113)、レンズパ
ルスカウンタPafにホーム位置のカウント「460」を
セットする(S115)。
【0097】図19および図20は、メインフローチャ
ートのS021で実行される合焦処理の詳細を示すフローチ
ャートである。実施形態のカメラ型スキャナでは、被写
体の測光情報と被写体に対する合焦状態に関する情報と
を共に撮影用のイメージセンサ16を用いて読み取る構
成である。これらの測光、合焦検出は、初期状態では走
査ミラーがホーム位置にあって読み取りラインが基準走
査ラインに一致している状態で行われる。ただし、走査
ミラーがホーム位置に設定された状態でコントラストが
検出できない場合には、走査ミラーを回動させて他の領
域を検出対象とする。
ートのS021で実行される合焦処理の詳細を示すフローチ
ャートである。実施形態のカメラ型スキャナでは、被写
体の測光情報と被写体に対する合焦状態に関する情報と
を共に撮影用のイメージセンサ16を用いて読み取る構
成である。これらの測光、合焦検出は、初期状態では走
査ミラーがホーム位置にあって読み取りラインが基準走
査ラインに一致している状態で行われる。ただし、走査
ミラーがホーム位置に設定された状態でコントラストが
検出できない場合には、走査ミラーを回動させて他の領
域を検出対象とする。
【0098】合焦検出時には、結像レンズを最近接位置
から遠方側に向けて1ステップづつ移動させ、ステップ
毎にセンサ出力を取り込み、対象領域の最大輝度と最小
輝度との差をコントラストと捉え、コントラストが前回
取り込んだステップより低下し始めたステップ、すなわ
ちコントラストのピーク直後のステップを最も良く被写
体にピントが合った位置と判断してその位置に結像レン
ズを設定する。このようなコントラスト法は、焦点位置
を挟む2つの位置に配置されたセンサのコントラストを
比較する従来から知られているコントラスト法と比較す
ると、走査コントラスト法ということができる。
から遠方側に向けて1ステップづつ移動させ、ステップ
毎にセンサ出力を取り込み、対象領域の最大輝度と最小
輝度との差をコントラストと捉え、コントラストが前回
取り込んだステップより低下し始めたステップ、すなわ
ちコントラストのピーク直後のステップを最も良く被写
体にピントが合った位置と判断してその位置に結像レン
ズを設定する。このようなコントラスト法は、焦点位置
を挟む2つの位置に配置されたセンサのコントラストを
比較する従来から知られているコントラスト法と比較す
ると、走査コントラスト法ということができる。
【0099】CCDを用いて画像を読み取る場合、被写
体の輝度が大きい場合、CCDが飽和状態となってしま
い、適切な画像データを取得できない場合がある。これ
は特に、カラーフィルターを用いない白黒画像の撮影の
際に発生する可能性が高い。制御系が制御することので
きるCCDの最小駆動時間で飽和状態が発生する場合、
何らかの方法でCCDに入射する光量を減らす必要があ
る。本実施の形態においては、合焦処理を行う際にCC
Dが飽和状態になっていないかどうかを判定し、CCD
が飽和状態になっている場合には光量を調整する処理を
行っている。なお、本発明は主として白黒画像の読み取
りに関するものであり、以下の説明は白黒画像の読み取
りについての説明である。
体の輝度が大きい場合、CCDが飽和状態となってしま
い、適切な画像データを取得できない場合がある。これ
は特に、カラーフィルターを用いない白黒画像の撮影の
際に発生する可能性が高い。制御系が制御することので
きるCCDの最小駆動時間で飽和状態が発生する場合、
何らかの方法でCCDに入射する光量を減らす必要があ
る。本実施の形態においては、合焦処理を行う際にCC
Dが飽和状態になっていないかどうかを判定し、CCD
が飽和状態になっている場合には光量を調整する処理を
行っている。なお、本発明は主として白黒画像の読み取
りに関するものであり、以下の説明は白黒画像の読み取
りについての説明である。
【0100】図19および図20は、メインフローチャ
ートのS021で実行される合焦処理の詳細を示すフローチ
ャートである。上述のように、制御系が制御することの
できるCCDの最小蓄積時間においてもCCDが飽和す
るほど被写体の輝度が高い場合に、カラーフィルタ4を
光路中に挿入して光量を調整するようにしている。S800
の光量調整処理がこのための処理である。
ートのS021で実行される合焦処理の詳細を示すフローチ
ャートである。上述のように、制御系が制御することの
できるCCDの最小蓄積時間においてもCCDが飽和す
るほど被写体の輝度が高い場合に、カラーフィルタ4を
光路中に挿入して光量を調整するようにしている。S800
の光量調整処理がこのための処理である。
【0101】図21は、光量調整処理の内容を示すフロ
ーチャートである。S901では最小蓄積時間でイメージセ
ンサの蓄積信号を読み取り、主走査方向の中央の画素を
中心にした1000ビット分のデータを判定対象として入力
する。続いて、判定対象の1000ビットの輝度から最大輝
度Bmaxを検出する(S902)。この時、被写体輝度が極め
て高く、最小蓄積時間でCCDが飽和状態であるか否か
を、最大輝度Bmaxが所定の基準値Bref1(第1基準
値)よりも大きいか否かにより判定する(S903)。もし
も、S901、S902で得られた最大輝度Bmaxが参照輝度
(第1基準値)Bref1より大きい場合には(S903:YES)、
カラーフィルタ4を回転させて、いずれかのカラーフィ
ルタを光路中に挿入すると共に、挿入されたカラーフィ
ルタに合わせてフィルタカウンタFCをセットし(S90
4)、図19のS801へ処理を進める。S903において、最大
輝度Bmaxが第1基準値Bref1以下である場合には(S90
3:NO)、最大輝度Bmaxが第2基準値Bref2(<Bref1)
より小さいか否かを判定する(S905)。ここで、もしも最
大輝度Bmaxが第2基準値Bref2より小さい場合には、
必要に応じて蓄積時間を長くして(S906)、処理を終了す
る。最大輝度Bmaxが第2基準値以上であれば(S905:N
O)、被写体輝度はCCDを飽和させるほどには大きくは
ない場合であり、カラーフィルタを挿入するS904の処理
はスキップされ、本光量調整処理を終了し、図19にリ
ターンし、S801へ処理を進める。
ーチャートである。S901では最小蓄積時間でイメージセ
ンサの蓄積信号を読み取り、主走査方向の中央の画素を
中心にした1000ビット分のデータを判定対象として入力
する。続いて、判定対象の1000ビットの輝度から最大輝
度Bmaxを検出する(S902)。この時、被写体輝度が極め
て高く、最小蓄積時間でCCDが飽和状態であるか否か
を、最大輝度Bmaxが所定の基準値Bref1(第1基準
値)よりも大きいか否かにより判定する(S903)。もし
も、S901、S902で得られた最大輝度Bmaxが参照輝度
(第1基準値)Bref1より大きい場合には(S903:YES)、
カラーフィルタ4を回転させて、いずれかのカラーフィ
ルタを光路中に挿入すると共に、挿入されたカラーフィ
ルタに合わせてフィルタカウンタFCをセットし(S90
4)、図19のS801へ処理を進める。S903において、最大
輝度Bmaxが第1基準値Bref1以下である場合には(S90
3:NO)、最大輝度Bmaxが第2基準値Bref2(<Bref1)
より小さいか否かを判定する(S905)。ここで、もしも最
大輝度Bmaxが第2基準値Bref2より小さい場合には、
必要に応じて蓄積時間を長くして(S906)、処理を終了す
る。最大輝度Bmaxが第2基準値以上であれば(S905:N
O)、被写体輝度はCCDを飽和させるほどには大きくは
ない場合であり、カラーフィルタを挿入するS904の処理
はスキップされ、本光量調整処理を終了し、図19にリ
ターンし、S801へ処理を進める。
【0102】図19のS801では、S800で決定した蓄積時
間でイメージセンサの蓄積信号を読み取り、主走査方向
の中央の画素を中心にした1000ビット分のデータを判定
対象として入力する。このとき、走査ミラーはホーム位
置に設定されており、結像レンズは撮影可能範囲の最短
距離の被写体にピントが合うようホーム位置に設定され
ている。
間でイメージセンサの蓄積信号を読み取り、主走査方向
の中央の画素を中心にした1000ビット分のデータを判定
対象として入力する。このとき、走査ミラーはホーム位
置に設定されており、結像レンズは撮影可能範囲の最短
距離の被写体にピントが合うようホーム位置に設定され
ている。
【0103】続いて、判定対象の1000ビットの輝度の光
量補正(暗電流の補正等)後の輝度から最大輝度Bmaxと
最小輝度Bminとを検出する(S803)。S805では、S803で
求められた最大輝度Bmaxと最小輝度Bminとの差を求
め、これを第1の輝度差変数Bsub1に書き込む。ここで
求められる輝度差が、被写体のコントラストを示す指標
として用いられる。続いて、第1の輝度差変数Bsub1の
内容を第2の輝度差変数Bsub2に移し(S807)、レンズ駆
動モータを1パルス逆転させてレンズパルスカウンタを
デクリメントする(S809,S811)。合焦処理に入った直後
のレンズパルスカウンタの値は「460」である。
量補正(暗電流の補正等)後の輝度から最大輝度Bmaxと
最小輝度Bminとを検出する(S803)。S805では、S803で
求められた最大輝度Bmaxと最小輝度Bminとの差を求
め、これを第1の輝度差変数Bsub1に書き込む。ここで
求められる輝度差が、被写体のコントラストを示す指標
として用いられる。続いて、第1の輝度差変数Bsub1の
内容を第2の輝度差変数Bsub2に移し(S807)、レンズ駆
動モータを1パルス逆転させてレンズパルスカウンタを
デクリメントする(S809,S811)。合焦処理に入った直後
のレンズパルスカウンタの値は「460」である。
【0104】結像レンズをモータ1パルス分移動させた
後、再びデフォルトの一定蓄積時間蓄積されたイメージ
センサの出力を中心の1000ビット分読み込んで最大輝度
Bmax、最小輝度Bminを検出する(S813,S815)。S817で
は、S815で求められた最大、最小輝度の輝度差が第1の
輝度差変数Bsub1に書き込まれる。S807,S817の処理に
より、第1の輝度差変数Bsub1には、第2の輝度差変数
Bsub2に設定されている輝度差を検出したときより結像
レンズを1パルス分イメージセンサ側に移動させた際の
輝度差が設定されることになる。
後、再びデフォルトの一定蓄積時間蓄積されたイメージ
センサの出力を中心の1000ビット分読み込んで最大輝度
Bmax、最小輝度Bminを検出する(S813,S815)。S817で
は、S815で求められた最大、最小輝度の輝度差が第1の
輝度差変数Bsub1に書き込まれる。S807,S817の処理に
より、第1の輝度差変数Bsub1には、第2の輝度差変数
Bsub2に設定されている輝度差を検出したときより結像
レンズを1パルス分イメージセンサ側に移動させた際の
輝度差が設定されることになる。
【0105】S807〜S817の処理は、S819においてレンズ
パルスカウントが0より大きいと判断され、かつ、S821
で最新の輝度差信号が1パルス前の結像レンズ位置にお
ける輝度差信号より大きいと判断される間繰り返して実
行される。結像レンズを光軸に沿って一方向に移動させ
る場合、被写体のコントラストは結像レンズが合焦位置
に近接するにしたがって高くなり、合焦位置を越えると
低下し始める。したがって、S821で最新の輝度差信号よ
り前回の輝度差信号の方が大きいと判断された場合に
は、そのときの結像レンズの位置で被写体に対して合焦
していると考えられる。そこで、レンズパルスカウンタ
Pafの値を保存してメインフローチャートにリターンす
る(S823)。
パルスカウントが0より大きいと判断され、かつ、S821
で最新の輝度差信号が1パルス前の結像レンズ位置にお
ける輝度差信号より大きいと判断される間繰り返して実
行される。結像レンズを光軸に沿って一方向に移動させ
る場合、被写体のコントラストは結像レンズが合焦位置
に近接するにしたがって高くなり、合焦位置を越えると
低下し始める。したがって、S821で最新の輝度差信号よ
り前回の輝度差信号の方が大きいと判断された場合に
は、そのときの結像レンズの位置で被写体に対して合焦
していると考えられる。そこで、レンズパルスカウンタ
Pafの値を保存してメインフローチャートにリターンす
る(S823)。
【0106】S821において合焦位置が検出される前に、
レンズパルスカウントPafが「0」となり結像レンズが
遠方側の端点に達したとS819において判断された場合に
は、走査ミラーのホーム位置では合焦位置が検出できな
かったこととなるため、走査ミラーを回動させて検出範
囲を変更する。走査ミラーは初期的にはホーム位置に設
定されているため、走査終了位置に向けて回動させ、終
了位置側でコントラストが得られない場合には開始側に
向けて回動させる。まず、S825で前回のイメージセンサ
の出力信号を保存し、S827でミラー駆動モータをnパル
ス分正転させて読み取り対象領域を変化させた後、S829
で再度イメージセンサの信号を入力し、S831で保存され
た信号と走査ミラー回動後に取り込まれた信号とを比較
する。信号に変化があれば、回動後の検出対象領域内で
コントラストが得られるものと考えられる。そこで、S8
33で走査ミラーの回動位置が走査終了位置に達したと判
断されるまでの範囲内で信号の変化が検出されるまでS8
25〜S831の処理を繰り返し、読み取り位置を変化させつ
つコントラストが得られる位置を探す。イメージセンサ
の出力信号が変化した場合には、図19のS847に進んで
処理が続けられる。
レンズパルスカウントPafが「0」となり結像レンズが
遠方側の端点に達したとS819において判断された場合に
は、走査ミラーのホーム位置では合焦位置が検出できな
かったこととなるため、走査ミラーを回動させて検出範
囲を変更する。走査ミラーは初期的にはホーム位置に設
定されているため、走査終了位置に向けて回動させ、終
了位置側でコントラストが得られない場合には開始側に
向けて回動させる。まず、S825で前回のイメージセンサ
の出力信号を保存し、S827でミラー駆動モータをnパル
ス分正転させて読み取り対象領域を変化させた後、S829
で再度イメージセンサの信号を入力し、S831で保存され
た信号と走査ミラー回動後に取り込まれた信号とを比較
する。信号に変化があれば、回動後の検出対象領域内で
コントラストが得られるものと考えられる。そこで、S8
33で走査ミラーの回動位置が走査終了位置に達したと判
断されるまでの範囲内で信号の変化が検出されるまでS8
25〜S831の処理を繰り返し、読み取り位置を変化させつ
つコントラストが得られる位置を探す。イメージセンサ
の出力信号が変化した場合には、図19のS847に進んで
処理が続けられる。
【0107】走査ミラーが走査終了位置まで回動する範
囲内でイメージセンサの出力信号が変化しなかった場合
には、S835で走査ミラーを一旦ホーム位置に戻し、ミラ
ー駆動モータを逆転させて走査ミラーを走査開始位置側
に回動させつつ上記のS825〜S831と同様に信号の変化を
検出する(S837〜S843)。走査ミラーが走査開始位置に達
する前にS843においてイメージセンサの出力信号が変化
したと判断された場合には、図20のS847に進んで処理
が続けられる。走査開始位置に達するまでにイメージセ
ンサの出力信号が変化しなかった場合には、いずれの走
査位置においても十分なコントラストが得られないもの
と判断し、S845からエラー処理に入る。図20の処理
は、図19の処理で走査ミラーの回動範囲内でコントラ
ストが得られた場合(信号の変化が検出された場合)に実
行される処理であり、図19の処理で走査ミラーの回動
位置を変更された後、結像レンズを最遠方側から最近接
側に向けて1ステップづつ移動させてコントラストの変
化を検出する。
囲内でイメージセンサの出力信号が変化しなかった場合
には、S835で走査ミラーを一旦ホーム位置に戻し、ミラ
ー駆動モータを逆転させて走査ミラーを走査開始位置側
に回動させつつ上記のS825〜S831と同様に信号の変化を
検出する(S837〜S843)。走査ミラーが走査開始位置に達
する前にS843においてイメージセンサの出力信号が変化
したと判断された場合には、図20のS847に進んで処理
が続けられる。走査開始位置に達するまでにイメージセ
ンサの出力信号が変化しなかった場合には、いずれの走
査位置においても十分なコントラストが得られないもの
と判断し、S845からエラー処理に入る。図20の処理
は、図19の処理で走査ミラーの回動範囲内でコントラ
ストが得られた場合(信号の変化が検出された場合)に実
行される処理であり、図19の処理で走査ミラーの回動
位置を変更された後、結像レンズを最遠方側から最近接
側に向けて1ステップづつ移動させてコントラストの変
化を検出する。
【0108】なお、実施形態のカメラ型スキャナでは、
被写体が平面であると仮定すると、走査ミラーの回動位
置により被写体距離が異なることとなるため、走査ミラ
ーの任意の回動位置で結像レンズを合焦させる場合、こ
れを撮影時のレンズ移動演算の基準となる走査ミラーが
ホーム位置に設定されている状態でのレンズ位置に換算
する必要がある。図20では、走査ミラーの任意の回動
位置での結像レンズの合焦位置がレンズパルスPsで示
されている。図20では、S847でレンズパルスPsを
「0」にセットし、S849で前回入力されたイメージセン
サの信号に基づいて最大輝度Bmaxと最小輝度Bminを求
め、S851でこれらの差を求めて第1の輝度差変数Bsub1
に書き込む。続いて、S853でBsub1の値を第2の輝度差
変数Bsub2に移し、S855でレンズ駆動モータを1パルス
正転させて結像レンズを近接側の端点に向けて移動さ
せ、レンズパルスPsをインクリメントする(S857)。
被写体が平面であると仮定すると、走査ミラーの回動位
置により被写体距離が異なることとなるため、走査ミラ
ーの任意の回動位置で結像レンズを合焦させる場合、こ
れを撮影時のレンズ移動演算の基準となる走査ミラーが
ホーム位置に設定されている状態でのレンズ位置に換算
する必要がある。図20では、走査ミラーの任意の回動
位置での結像レンズの合焦位置がレンズパルスPsで示
されている。図20では、S847でレンズパルスPsを
「0」にセットし、S849で前回入力されたイメージセン
サの信号に基づいて最大輝度Bmaxと最小輝度Bminを求
め、S851でこれらの差を求めて第1の輝度差変数Bsub1
に書き込む。続いて、S853でBsub1の値を第2の輝度差
変数Bsub2に移し、S855でレンズ駆動モータを1パルス
正転させて結像レンズを近接側の端点に向けて移動さ
せ、レンズパルスPsをインクリメントする(S857)。
【0109】S853〜S867の処理は、モータの回転方向が
異なるのみで図19のS807〜S821の処理と同様であり、
結像レンズを走査ミラー側に移動させながらコントラス
トが低下し始める点を検出する。S865でレンズパルスカ
ウントPsが最近接側である「460」に達したと判断
される前にS867で前回よりコントラストが低下したと判
断されると、その位置を合焦位置と判断し、レンズパル
スPsと走査ミラーの回動位置とに基づいて走査ミラー
がホーム位置にあるとした場合のレンズ位置を示すレン
ズパルスカウンタPafを演算により求め(S869)、このレ
ンズパルスカウンタPafを保存してメインフローチャー
トにリターンする(S871)。
異なるのみで図19のS807〜S821の処理と同様であり、
結像レンズを走査ミラー側に移動させながらコントラス
トが低下し始める点を検出する。S865でレンズパルスカ
ウントPsが最近接側である「460」に達したと判断
される前にS867で前回よりコントラストが低下したと判
断されると、その位置を合焦位置と判断し、レンズパル
スPsと走査ミラーの回動位置とに基づいて走査ミラー
がホーム位置にあるとした場合のレンズ位置を示すレン
ズパルスカウンタPafを演算により求め(S869)、このレ
ンズパルスカウンタPafを保存してメインフローチャー
トにリターンする(S871)。
【0110】S867において合焦位置が検出される前に、
レンズパルスカウントPsが「460」となり結像レン
ズが近接側の端点に達したとS865において判断された場
合には、結像レンズの可動範囲内でコントラストのピー
クが発見できないこととなるため、被写体が最短撮影距
離である23cmより近い位置に配置されているか、ス
キャナ自体に何らかの支障があるものと考えられるた
め、撮影を禁止してエラー処理に入る。
レンズパルスカウントPsが「460」となり結像レン
ズが近接側の端点に達したとS865において判断された場
合には、結像レンズの可動範囲内でコントラストのピー
クが発見できないこととなるため、被写体が最短撮影距
離である23cmより近い位置に配置されているか、ス
キャナ自体に何らかの支障があるものと考えられるた
め、撮影を禁止してエラー処理に入る。
【0111】図22は、メインフローチャートのS025で
実行される撮影処理の詳細を示すフローチャートであ
る。撮影処理は、合焦処理で設定された結像レンズ位置
を基準に、各走査ライン毎に測光処理で求められた蓄積
時間が確保できる走査速度で走査ミラーを回動させなが
ら画像を取り込む処理である。撮影処理に入ると、S501
において撮影がモノクロモードか否かが判断される。モ
ノクロモードでの撮影の場合(S501:YES)、すでにカラー
フィルタが挿入されている場合もある。このため、S503
からS5007までの処理をスキップして、フィルタを切り
換えることなく、S509の走査ミラーの走査開始位置への
設定が実行される。カラーモードでの撮影の場合には(S
501:NO)、フィルタの初期化(すなわちフィルタを初期
位置に戻す処理)が行われ(S503)、次いでフィルタカウ
ンタFCが「0」に初期化される(S504)。そして初期化
処理でモノクロ用の無色フィルター4aが光路中にセッ
トされているため、走査ミラーの開始位置への設定前に
ミラー駆動モータを回転させてフィルタを切り換えてカ
ラーフィルタを光路に挿入し(S505)、フィルタカウンタ
FCをインクリメントする(S507)。
実行される撮影処理の詳細を示すフローチャートであ
る。撮影処理は、合焦処理で設定された結像レンズ位置
を基準に、各走査ライン毎に測光処理で求められた蓄積
時間が確保できる走査速度で走査ミラーを回動させなが
ら画像を取り込む処理である。撮影処理に入ると、S501
において撮影がモノクロモードか否かが判断される。モ
ノクロモードでの撮影の場合(S501:YES)、すでにカラー
フィルタが挿入されている場合もある。このため、S503
からS5007までの処理をスキップして、フィルタを切り
換えることなく、S509の走査ミラーの走査開始位置への
設定が実行される。カラーモードでの撮影の場合には(S
501:NO)、フィルタの初期化(すなわちフィルタを初期
位置に戻す処理)が行われ(S503)、次いでフィルタカウ
ンタFCが「0」に初期化される(S504)。そして初期化
処理でモノクロ用の無色フィルター4aが光路中にセッ
トされているため、走査ミラーの開始位置への設定前に
ミラー駆動モータを回転させてフィルタを切り換えてカ
ラーフィルタを光路に挿入し(S505)、フィルタカウンタ
FCをインクリメントする(S507)。
【0112】続いて、走査ミラーを結像レンズの位置に
応じてパララックスを補正できる走査開始位置まで回動
させ(S509)、この走査開始位置から測光データに基づい
て求められた走査速度fpによりミラー駆動モータを正
転させる(S511)。
応じてパララックスを補正できる走査開始位置まで回動
させ(S509)、この走査開始位置から測光データに基づい
て求められた走査速度fpによりミラー駆動モータを正
転させる(S511)。
【0113】S513〜S525の処理が、被写体の撮影に関す
る処理である。走査ミラーの回動による走査位置に応じ
て変化する被写体距離に応じて合焦状態が保たれるよう
結像レンズを移動させつつ(S513)、走査終了位置に達す
るまでミラー駆動モータの駆動パルス4パルス毎にイメ
ージセンサから画像信号を繰り返し読み取る(S515,S52
5)。また、S517では、画像データに含まれるシェーディ
ングの影響を除去するよう光量が補正される。シェーデ
ィング補正は、結像レンズ3のコサイン4乗則による光
量低下等による主走査方向の光量ムラを補正するための
処理である。さらに、S519,S521ではカラー撮影の場合
にフィルターへの主走査方向の入射角度の違いによる透
過波長帯のシフトを光量の変化として捉え、画像データ
の輝度を各色毎に画素単位で補正する。
る処理である。走査ミラーの回動による走査位置に応じ
て変化する被写体距離に応じて合焦状態が保たれるよう
結像レンズを移動させつつ(S513)、走査終了位置に達す
るまでミラー駆動モータの駆動パルス4パルス毎にイメ
ージセンサから画像信号を繰り返し読み取る(S515,S52
5)。また、S517では、画像データに含まれるシェーディ
ングの影響を除去するよう光量が補正される。シェーデ
ィング補正は、結像レンズ3のコサイン4乗則による光
量低下等による主走査方向の光量ムラを補正するための
処理である。さらに、S519,S521ではカラー撮影の場合
にフィルターへの主走査方向の入射角度の違いによる透
過波長帯のシフトを光量の変化として捉え、画像データ
の輝度を各色毎に画素単位で補正する。
【0114】S523では、走査ミラーの回動による走査位
置に応じた結像倍率の変化による像の歪曲を補正するよ
う基準走査ラインに合わせて副走査方向の周辺部のライ
ンでデータを補完して伸張させる。なお、S513における
レンズ移動量、およびS523におけるデータ伸張量は、被
写体が走査ミラーがホーム位置にある際の光軸に対して
垂直な平面であることを前提にして、副走査方向の各ラ
イン毎に所定の近似式を用いた演算結果に基づいてオー
プンループ制御により実行される。
置に応じた結像倍率の変化による像の歪曲を補正するよ
う基準走査ラインに合わせて副走査方向の周辺部のライ
ンでデータを補完して伸張させる。なお、S513における
レンズ移動量、およびS523におけるデータ伸張量は、被
写体が走査ミラーがホーム位置にある際の光軸に対して
垂直な平面であることを前提にして、副走査方向の各ラ
イン毎に所定の近似式を用いた演算結果に基づいてオー
プンループ制御により実行される。
【0115】走査ミラーが走査終了位置に達すると、ミ
ラー駆動モータが停止され、撮影モードがモノクロか否
か、カラーの場合には各色成分の3回の走査が終了した
かが判定され、モノクロの場合、あるいはカラーで3回
の走査が終了した場合にはメインフローチャートにリタ
ーンする(S527,S529,S531)。カラー撮影モードであって
しかも3回の走査が終了していない場合には、S505から
の処理が繰り返される。
ラー駆動モータが停止され、撮影モードがモノクロか否
か、カラーの場合には各色成分の3回の走査が終了した
かが判定され、モノクロの場合、あるいはカラーで3回
の走査が終了した場合にはメインフローチャートにリタ
ーンする(S527,S529,S531)。カラー撮影モードであって
しかも3回の走査が終了していない場合には、S505から
の処理が繰り返される。
【0116】図23は、第2の実施形態によるカメラ型
スキャナ1Mの外形を示す斜視図である。図23のスキ
ャナ1Mは、被写体の輝度を測定するための測光手段と
してのフォトダイオード500と、フォトダイオード5
00に被写体からの光を導く窓510を有する点を除い
ては第1の実施形態のスキャナ1(図2)と同一の構造
である。
スキャナ1Mの外形を示す斜視図である。図23のスキ
ャナ1Mは、被写体の輝度を測定するための測光手段と
してのフォトダイオード500と、フォトダイオード5
00に被写体からの光を導く窓510を有する点を除い
ては第1の実施形態のスキャナ1(図2)と同一の構造
である。
【0117】図24は、スキャナ1Mの制御系の全体構
成を概略的に示すブロック図である。スキャナ1Mの制
御系の構成は、CCD信号処理回路320の内部構成お
よびこれにフォトダイオード500が接続されている点
を除けば、図12に示すスキャナ1の制御系の構成と同
一である。
成を概略的に示すブロック図である。スキャナ1Mの制
御系の構成は、CCD信号処理回路320の内部構成お
よびこれにフォトダイオード500が接続されている点
を除けば、図12に示すスキャナ1の制御系の構成と同
一である。
【0118】図25は、第2の実施形態に係るCCD信
号処理回路320の詳細を示すブロック図である。CC
Dイメージセンサ16から出力される画像信号は、CC
Dドライバ331から出力されるクランプパルスにより
電圧の基準レベルが固定され、バッファアンプ322M
で増幅される。バッファアンプ322Mの出力は、シリ
アルに読み出される各画素の読み取りタイミング(蓄積
電圧の転送タイミング)に基づいてCCDドライバ33
1から出力されるサンプルホールドパルスに基づいてキ
ャパシタンスCに蓄積され、A/Dコンバータ325に
よってデジタルデータに変換され、CPU301に入力
される。この動作は第1の実施の形態の場合と同様であ
る。
号処理回路320の詳細を示すブロック図である。CC
Dイメージセンサ16から出力される画像信号は、CC
Dドライバ331から出力されるクランプパルスにより
電圧の基準レベルが固定され、バッファアンプ322M
で増幅される。バッファアンプ322Mの出力は、シリ
アルに読み出される各画素の読み取りタイミング(蓄積
電圧の転送タイミング)に基づいてCCDドライバ33
1から出力されるサンプルホールドパルスに基づいてキ
ャパシタンスCに蓄積され、A/Dコンバータ325に
よってデジタルデータに変換され、CPU301に入力
される。この動作は第1の実施の形態の場合と同様であ
る。
【0119】この時、バッファアンプ322Mのゲイン
がフォトダイオード500により検出された被写体輝度
に応じて制御されるようになっている。図に示すよう
に、スイッチ501、502がオフの状態では、フォト
ダイオード500において被写体輝度に応じて発生する
電荷が、コンデンサ503に蓄積される。そしてCCD
に蓄積された電荷を読み出すための移送パルスに同期し
てスイッチ501をオンすることにより、コンデンサ5
03の電位がバッファ505を介して、コンデンサ50
4とボルテージフォロア506とからなるサンプルホー
ルド回路に入力される。ボルテージフォロア506の出
力はフォトダイオード500により検出された被写体輝
度に対応した値であり、これをゲインコントロール信号
としてアンプ322Mに入力する。アンプ322Mはゲ
インコントロール信号に応じて、CCDからの入力信号
の大小にかかわらず、常に一定の出力が出るようにゲイ
ンを変える。すなわち、被写体輝度が低い場合にはゲイ
ンを上げ、被写体輝度が高い場合にはゲインを下げるこ
とにより、一定の画像信号がキャパシタンスCに蓄積さ
れる。
がフォトダイオード500により検出された被写体輝度
に応じて制御されるようになっている。図に示すよう
に、スイッチ501、502がオフの状態では、フォト
ダイオード500において被写体輝度に応じて発生する
電荷が、コンデンサ503に蓄積される。そしてCCD
に蓄積された電荷を読み出すための移送パルスに同期し
てスイッチ501をオンすることにより、コンデンサ5
03の電位がバッファ505を介して、コンデンサ50
4とボルテージフォロア506とからなるサンプルホー
ルド回路に入力される。ボルテージフォロア506の出
力はフォトダイオード500により検出された被写体輝
度に対応した値であり、これをゲインコントロール信号
としてアンプ322Mに入力する。アンプ322Mはゲ
インコントロール信号に応じて、CCDからの入力信号
の大小にかかわらず、常に一定の出力が出るようにゲイ
ンを変える。すなわち、被写体輝度が低い場合にはゲイ
ンを上げ、被写体輝度が高い場合にはゲインを下げるこ
とにより、一定の画像信号がキャパシタンスCに蓄積さ
れる。
【0120】上述のように、スイッチ502のオンのタ
イミングはCCDから信号を出力させる移送ゲート信号
に同期しており、CCDの蓄積時間に合わせてゲインコ
ントロール用の信号レベルも制御される。この時、移送
ゲート信号はディレイライン507を介してスイッチ5
01のオン・オフ制御にも用いられる。スイッチ502
がオンとなったあと、所定時間遅れてスイッチ501が
オンとなり、この結果コンデンサ503が放電する。す
なわち、フォトダイオード500による被写体輝度の検
出結果がリセットされる。リセット後、直ちにスイッチ
501、502はオフとなり、再度コンデンサ503
に、被写体輝度に応じた電荷の蓄積が行われる。従っ
て、被写体を走査中に照明光量が変化しても、アンプの
ゲインを照明光量の変化を補正するように制御すること
ができ、均一な明るさの画像データを取得することがで
きる。なお、他の部分の動作については第1の実施の形
態の場合と同一であるため、ここでは説明を省略する。
イミングはCCDから信号を出力させる移送ゲート信号
に同期しており、CCDの蓄積時間に合わせてゲインコ
ントロール用の信号レベルも制御される。この時、移送
ゲート信号はディレイライン507を介してスイッチ5
01のオン・オフ制御にも用いられる。スイッチ502
がオンとなったあと、所定時間遅れてスイッチ501が
オンとなり、この結果コンデンサ503が放電する。す
なわち、フォトダイオード500による被写体輝度の検
出結果がリセットされる。リセット後、直ちにスイッチ
501、502はオフとなり、再度コンデンサ503
に、被写体輝度に応じた電荷の蓄積が行われる。従っ
て、被写体を走査中に照明光量が変化しても、アンプの
ゲインを照明光量の変化を補正するように制御すること
ができ、均一な明るさの画像データを取得することがで
きる。なお、他の部分の動作については第1の実施の形
態の場合と同一であるため、ここでは説明を省略する。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるスキ
ャナは、白黒画像を読み取る際に、イメージセンサが飽
和状態となっているか否かを判定し、飽和状態となって
いる場合には、カラー画像読み取りのためのカラーフィ
ルターを光路中に挿入して光量の調整を行うようにして
いる。このため、特別な絞り機構などの光量調整機構を
設けることなく、イメージセンサが飽和状態となるのを
避けることができる。また、第2の実施の形態によれ
ば、被写体輝度をモニタし常に一定レベルの画像信号を
取得することができるよう増幅器のゲインを制御してい
るため、撮像中の照明の変化があっても撮像画面全体が
均一輝度となるような画像データを取得することができ
る。
ャナは、白黒画像を読み取る際に、イメージセンサが飽
和状態となっているか否かを判定し、飽和状態となって
いる場合には、カラー画像読み取りのためのカラーフィ
ルターを光路中に挿入して光量の調整を行うようにして
いる。このため、特別な絞り機構などの光量調整機構を
設けることなく、イメージセンサが飽和状態となるのを
避けることができる。また、第2の実施の形態によれ
ば、被写体輝度をモニタし常に一定レベルの画像信号を
取得することができるよう増幅器のゲインを制御してい
るため、撮像中の照明の変化があっても撮像画面全体が
均一輝度となるような画像データを取得することができ
る。
【図1】 本発明に係るカメラ型スキャナの実施形態の
撮影光学系を示す図である。
撮影光学系を示す図である。
【図2】 図1のカメラ型スキャナの外形を示す斜視図
である。
である。
【図3】 図2のカメラ型スキャナの概略構成を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】 図2のカメラ型スキャナの内部構成を示す平
面図である。
面図である。
【図5】 図4のカメラ型スキャナの線分A−Aについ
ての断面図である。
ての断面図である。
【図6】 図4のカメラ型スキャナの線分B−Bについ
ての断面図である。
ての断面図である。
【図7】 駆動機構を示す平面図である。
【図8】 ミラー保持部を示す斜視図である。
【図9】 図4のカメラ型スキャナの線分C−Cについ
ての断面図である。
ての断面図である。
【図10】 カラーフィルタホルダを示す斜視図であ
る。
る。
【図11】 図4のカメラ型スキャナの線分D−Dにつ
いての断面図である。
いての断面図である。
【図12】 カメラ型スキャナの制御系を示すブロック
図である。
図である。
【図13】 図12に示されるCCD信号処理回路の詳
細を示すブロック図である。
細を示すブロック図である。
【図14】 LCDパネルのパターンを説明する図であ
る。
る。
【図15】 走査ミラーの回動位置とミラー駆動モータ
のパルス数との関係を示す概略図である。
のパルス数との関係を示す概略図である。
【図16】 結像レンズの位置とレンズ駆動モータのパ
ルス数との関係を示す概略図である。
ルス数との関係を示す概略図である。
【図17】 カメラ型スキャナのメインフローチャート
である。
である。
【図18】 初期化処理を示すフローチャートである。
【図19】 合焦処理を示すフローチャートである。
【図20】 合焦処理を示すフローチャートである。
【図21】 光量調整処理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図22】 撮影処理を示すフローチャートである。
【図23】 第2の実施形態のカメラ型スキャナの外形
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図24】 第2の実施形態のスキャナの制御系を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図25】 図24に示される画像処理回路の詳細を示
すブロック図である。
すブロック図である。
1 カメラ型スキャナ 2 走査ミラー 4 カラーフィルタ群 3 結像レンズ 5 リモコン 6 レンズ駆動機構 7 ミラー駆動機構 11 補助光ユニット 12 窓部 15 ファインダ 16 イメージセンサ 60 走査用モータ 70 レンズ駆動モータ 203 レンズ基準位置センサ 204 走査基準位置センサ 301 CPU 310 メインスイッチ 311 リモコンセンサ
Claims (5)
- 【請求項1】 カラー画像読み取りモードとモノクロ画
像読み取りモードの2つのモードで動作可能であり、複
数のカラーフィルタと、一次元に配列した画素によって
被写体を読み取るライン型イメージセンサと、前記イメ
ージセンサに被写体像を結像させる結像レンズと、を有
し、前記カラー画像読み取りモードで動作する場合に
は、前記複数のカラーフィルタを光路中に挿入して、各
カラーフィルタごとに、前記被写体の画像を読み取るよ
う構成されたスキャナ装置において、 前記画像読み取り装置が前記モノクロ画像読み取りモー
ドで動作する場合に、前記被写体の輝度を検出する輝度
検出手段と、 前記被写体の輝度が所定値を越えているか否かを判定す
る判定手段と、 前記被写体の輝度が前記所定値を越えている場合に前記
複数のカラーフィルタのいずれかひとつを光路中に挿入
するフィルタ駆動手段と、 を備えたことを特徴とするスキャナ。 - 【請求項2】 前記イメージセンサの画素配列方向と平
行な軸回りに回動することにより前記イメージセンサ上
に前記被写体像を順次走査させ、前記イメージセンサに
前記被写体像の二次元的な画像情報を読み取らせる走査
ミラーと、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
スキャナ。 - 【請求項3】 前記輝度検出手段は前記イメージセンサ
の所定の画素により構成されることを特徴とする請求項
1に記載のスキャナ。 - 【請求項4】 一次元に配列した画素によって被写体を
読み取るライン型イメージセンサと、 前記イメージセンサに被写体像を結像させる結像レンズ
と、 前記イメージセンサの出力信号を増幅する増幅器と、 前記イメージセンサによる走査毎に前記被写体の輝度を
検出する輝度検出手段と、 前記被写体の輝度に応じて前記増幅器のゲインを変更す
る制御手段と、 を備えたことを特徴とするスキャナ。 - 【請求項5】 前記イメージセンサは複数の画素がライ
ン状に配置されたCCDセンサであること、を特徴とす
る請求項1から4のいずれかに記載のスキャナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31436897A JPH11136440A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | スキャナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31436897A JPH11136440A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | スキャナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11136440A true JPH11136440A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=18052503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31436897A Pending JPH11136440A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | スキャナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11136440A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2854460A1 (fr) * | 2003-04-30 | 2004-11-05 | Bsn Glasspack | Procede et dispositif pour l'inspection a chaud d'objets creux translucides ou transparents |
-
1997
- 1997-10-30 JP JP31436897A patent/JPH11136440A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2854460A1 (fr) * | 2003-04-30 | 2004-11-05 | Bsn Glasspack | Procede et dispositif pour l'inspection a chaud d'objets creux translucides ou transparents |
| EP1477797A1 (fr) * | 2003-04-30 | 2004-11-17 | Tiama | Procédé et dispositif pour l'inspection à chaud d'objets creux translucides ou transparents |
| US7098440B2 (en) | 2003-04-30 | 2006-08-29 | Tiama | Method and apparatus for inspecting hot hollow articles that are translucent or transparent |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3697256B2 (ja) | 撮像装置およびレンズ装置 | |
| US10234650B2 (en) | Lens barrel | |
| JP3397580B2 (ja) | 遠隔操作可能なスキャナ | |
| JPH1070639A (ja) | 走査型画像読み取り装置 | |
| US5371566A (en) | Camera system | |
| JPH1075342A (ja) | 走査型画像読み取り装置 | |
| JP3544463B2 (ja) | 合焦装置および合焦装置を備えた画像読み取り装置 | |
| JPH1013639A (ja) | 走査型画像読み取り装置 | |
| JPH11136440A (ja) | スキャナ | |
| JP3385181B2 (ja) | 画像読み取り装置 | |
| JP3345273B2 (ja) | 画像読み取り装置 | |
| JP4040638B2 (ja) | 撮像装置 | |
| JP3360784B2 (ja) | 走査型画像読み取り装置 | |
| JP3375490B2 (ja) | 走査型画像読み取り装置 | |
| JP4863370B2 (ja) | 撮像装置 | |
| JPH1013630A (ja) | スキャナ | |
| US7477311B2 (en) | Image-taking apparatus and system | |
| JP4865275B2 (ja) | 焦点検出装置及び撮像装置 | |
| JP3619326B2 (ja) | スキャナ | |
| JP4143622B2 (ja) | 撮像装置 | |
| JPH1073749A (ja) | スキャナにおける結像レンズ鏡筒の保持構造 | |
| JP4194577B2 (ja) | 撮像装置 | |
| JPH1032678A (ja) | スキャナの構造 | |
| JP2006003460A (ja) | 撮影装置および撮影システム | |
| JP4110152B2 (ja) | 撮像装置 |