JPH11136552A - プリンタ付きカメラのプリンタ部駆動制御システム - Google Patents

プリンタ付きカメラのプリンタ部駆動制御システム

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JPH11136552A
JPH11136552A JP9297159A JP29715997A JPH11136552A JP H11136552 A JPH11136552 A JP H11136552A JP 9297159 A JP9297159 A JP 9297159A JP 29715997 A JP29715997 A JP 29715997A JP H11136552 A JPH11136552 A JP H11136552A
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printer
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unit
detection
camera
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Masahiro Sato
政弘 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像プリンタ付きの電子スチルカメラにおい
て、電池容量の残量によりプリント出力時間を短縮し得
る高速モード設定と、印刷枚数を確保し得る低消費電流
モードを双方の長所を組み合わせたプリンタ部の駆動制
御システムを提供する。 【解決手段】 このため、電源供給手段としての電池の
容量を検知する検知手段を有する電源システムと、この
検出手段からの信号に基づいて、プリンタ付き撮影装置
のプリンタ部の最大駆動電流を、少なくとも2段階以上
で制御するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合プリンタに、
より具体的には、電子スチルカメラと、画像プリンタと
を一体的に構成した装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のカメラにおいては、
撮影したその場で、プリントを見たいという要望があっ
た。これに対して、例えば米国特許3,709,122
号、3,727,529号、4,000,5000号、
4,249,811号、4,312,524号等の各明
細書の装置や、同じく米国特許第3,707,116号
明細書のフィルムカートリッジ等、いわゆるインスタン
トカメラ及びインスタントフィルムによって、撮影後、
短い時間でプリントが鑑賞できるシステムが開示されて
いる。
【0003】しかしながら、上記従来例の各装置におい
ては、いかような問題点を有していた、すなわち、 1)撮影された瞬間の映像は、すべてインスタントフィ
ルム上に記録されているのみであり、インスタントフィ
ルム以外の記録媒体に残す手段がなく、特に複数枚のプ
リントを得ようとしても、インスタントフィルム上に形
成された画像をコピーする手段のみであり、原画の保存
方法等、他に比べて不便であった。
【0004】2)すべての撮影シーンがその場でプリン
トアウトする必要性が高いとは限らない。しかしなが
ら、インスタント写真では、その場でプリントアウトし
ないで、後でまとめてプリントアウトすることができ
る。
【0005】このようなインスタント写真の欠点を補う
方法として、撮影時に、ほぼ等価的なタイミングで、個
体撮像素子にて撮像した画像情報を、銀塩フィルムに露
光する方法等と、撮影時に、ほぼ等価的なタイミングで
電気的撮像素子により撮像された画像情報をメモリに取
り込んで、そのデータから任意にプリントアウトするよ
うにしたプリンタ付きカメラが考えられる。
【0006】このようなカラーの画像情報をプリントア
ウトするのに用いられるプリンタには、一般的に、 a)溶融型熱転写プリンタ b)昇華型熱転写プリンタ c)インクジェツト型プリンタ 等が適している。
【0007】これらの中でも、c)のインクジェット型
プリンタは、稼働コストや小型化、出力速度、低消費駆
動電流特性等において優れており、携帯性を必要とする
プリンタ付きカメラとして大変有効なものである。
【0008】一方、米国特許4,074,324号明細
書、特開昭54−136325号公報等の装置におい
て、固体撮像素子等によって電気的に撮像した情報をプ
リントアウトするプリンタ付きカメラが開示されてい
る。
【0009】また、特開平4−200181号公報記載
の装置において、数種のインクリボン及び数種の記録用
紙が装着可能なプリンタ内蔵カメラが開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来例では、いずれも概念的な電源システムとし
てのみの記載であり、プリンタ付きカメラの電源供給手
段として電池を使用した場合に、使用される電池の特性
と、駆動時に最大数アンペアを必要とするプリンタ部の
プリンタヘッドの最大ラッシュ電流を踏まえた上での、
プリンタヘッド部の制御及び使用電池の容量不足時のシ
ャットダウン電圧値の使用電池の利用効率を加味した上
での条件設定に対し、具体的な提案は記述されてはおら
ず、実現性のあるプリンタ部のプリンタヘッド駆動時の
最大ラッシュ電流に対しての電源制御システムに関する
解決方法を与えるものではなかった。
【0011】ここにおいて、現時点出の装置に搭載され
る電源用電池の消費電流制御について考察する:まず、
特開昭54−136325号公報においては、平板状薄
型電池の収容の手段に関する提案がなされているが、電
流制御については具体的な提案がなされておらず、また
前記特開平4−200181号公報記載の装置において
も、プリンタ部、撮像部、カメラ部の各部の電源オン−
オフ制御と、それに対するフラッシュ部の充電に関する
制御のみが提案されているが、プリンタ部、撮像部、カ
メラ部の各部についての具体的な電流制限を含めた提案
はなされていない。
【0012】また、省電力については、特開平4−77
184号公報においては、スタンバイ時のタイマーによ
るパワーオフの提案はなされているが、実使用時以外に
おける動作を制限することによる消費電流保護であり、
実使用時の電池残量に対応した電源制御システムについ
ての提案はなされていない。
【0013】この種のカメラは、携帯用機器であるた
め、電源供給手段としての電池を用いることが主になる
が、その場合、回路やデータ等の保護及び補償と、電池
保護のために決定される減電電圧のレベルは、使用され
る電池の特性を踏まえた上で、画像出力プリンタ部、画
像入力部、画像処理部、蓄積媒体部、動作状況表示部、
照明装置部等を同一体内、又は外部からの接続により同
一電源より電源供給する場合におけるシステムとしての
最大ラッシュ電流量による出力電圧降下の値に基き決定
されている。
【0014】まず、電源供給手段であるバッテリの特性
として、図9に負荷時における放電特性図例を示すよう
に、外部負荷(消費電流)が大きいほど出力電圧が降下
し、またその時の放電時間により容量が減少し出力電圧
が降下するという性質がある。
【0015】システムしての動作において、各状況下で
必要とされるラッシュ電流の中で画像プリント出力時に
必要とされるラッシュ電流がシステム動作状況上で最大
とする場合、図10に、インクジェット型プリンタにお
ける800万ドット印刷時のドット印字時間の関係の一
例図を示すように、プリントヘッドの消費電流値と印刷
時間との関係は、図11にその一例を示すようになる
が、プリント出力時間を最短とすることを目的とし、画
像出力時におけるプリンタ部の最大ラッシュ電流を電池
の特性を含んだ上で、システムとして可能な最大ラッシ
ュ電流に設定した場合、図12(a)に示すように、高
速モード時における電池容量の消費量で表わすように、
システムとしての減電電圧レベルの値が高くなり、電池
容量の利用効率を著しく低下させる。
【0016】これはプリントヘッドに費やされる電力量
が少ないということであり、印字ヘッドの消費点力が少
なければそれにより印字能力が低下し印刷枚数の減少を
伴う。また電池容量の利用効率を最大にして使用電池当
たりの印字能力を向上させ、印刷枚数を多くするため
に、プリンタ部の最大ラッシュ電流を制限した場合には
図12(a)の低電流モード時における電池容量の消費
量で表わすように、電池容量の利用効率を上げることが
できるが、しかし前記11に示したように、プリントヘ
ッドのラッシュ電流を減少させることはプリント出力に
係る時間が著しく増加する要因となる。
【0017】そのため、実際にはプリント出力時間と使
用電池当たりの出力プリント枚数とのバランスにより、
プリンタ部の最大ラッシュ電流を決定する方法が用いら
れると思われるが、印刷出力時間及びバッテリ一個当た
りの印刷枚数のいずれにおいても、各々の特性の良さを
十分に活かせるものではなく、プリント出力時の可能な
限りの出力時間の短縮による使用間の向上、及び電池の
利用効率を上げることによるプリント出力枚数の増加を
伴う使用感の向上をさせるまでには至らない。
【0018】本発明は、以上のような従来の問題点に鑑
みてなされたもので、電池容量の残量を検知してその残
量の結果から、プリンタ部における印刷の際のプリント
ヘッドの最大駆動電流を少なくとも2段階以上で制御す
ることにより、図12(b)に示すように電池容量の残
量によりプリント出力時間の短縮を行える高速モード設
定と、印刷枚数を確保する低消費電流モードの両方の長
所を組み合わせたプリンタとし、単一バッテリ使用動作
において、図13に示すように、バッテリ当りの総プリ
ント枚数を低電流モードで動作とほぼ同等数で確保し、
かつ印刷時間短縮を行うことを可能とし得るプリンタ付
きカメラの電源システムを提供することを目的としてい
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、下記の(1)〜(4)項のいずれかのプリント付
きカメラのプリンタ部駆動制御システムを提供すること
により、前記目的を達成しようとするものである。
【0020】(1)撮影される被写界の光学像を電子像
信号に変換する撮影手段と、この撮像手段によって撮像
された電子像信号を記録用紙に視認プリント出力するプ
リンタ装置とを有するプリンタ付き撮影装置において、
電源供給手段として電池の容量を検知する検出手段を有
する電源システムと、前記検出手段からの信号に基づい
て前記プリンタ付き撮影装置のプリンタ部の最大駆動電
流を少なくとも2段階以上で制御する制御手段を有する
ことを特徴とするプリンタ付きカメラのプリンタ部駆動
制御システム。
【0021】(2)前記プリンタ装置は、前記電源供給
手段として着脱可能な電源を持ち、プリント手段として
インクジェット記録方式を用い、前記電源供給手段の容
量を検知する機能を持った前記電源システムを有し、前
記検出手段からの信号に基づいて前記プリンタ部のイン
クジェットヘッドの最大同一駆動本数を少なくとも2段
階以上で制御することを特徴とする前項(1)記載のプ
リンタ付きカメラのプリンタ部駆動制御システム。
【0022】(3)前記制御手段のインクジェット制御
に使用される検出信号として、前記検出手段と装着され
た前記電源供給手段の種類の検出し得る手段とを有し、
各々の検出手段からの検出信号に基づいて前記プリンタ
部のインクジェットヘッドの最大同一駆動本数を、少な
くとも2段階以上で制御することを特徴とする前項
(2)記載のプリンタ付きカメラのプリンタ部駆動制御
システム。
【0023】(4)プリンタ及びプリンタに付随する、
同一匡体内または外部からの接続によりプリンタ出力に
使用される画像情報入力装置と、それに伴う補助装置及
びプリント出力画像処理のための装置またはそのいずれ
か一方のための同一電源として着脱可能な電源供給手段
と、その電源の種類と容量とを検出する機能を持った電
源検出システムとを有し、この検出手段からの双方また
はいずれか一方の検出信号に基づいてプリンタ部の最大
駆動電流を、少なくも2段階以上で制御する制御手段を
有することを特徴とするプリンタ付きカメラのプリンタ
部駆動制御システム。
【0024】
【作用】前記(1)項のプリンタ部駆動制御システム
は、電池容量の残量を検知しその残量の結果からプリン
タ部における印刷の際のプリントヘッドの最大駆動電流
を少なくとも2段階以上で制御することにより、電池容
量の残量が多い場合は、プリント出力時間の短縮を行え
るようプリンタ部を制御し、かつ電池容量が少なくなっ
た場合には、電池の容量の有効利用による使用電池当た
りの印刷枚数の増加させるために、プリンタ部の制御を
行うよう動作する。
【0025】また前記(2)項においては、前記プリン
タ装置にインクジェット記録方式を採用し前記検出手段
からの検出信号に基づいてプリンタ部のインクジェット
ヘッドの最大同一駆動本数を少なくとも2段階以上で制
御する前記(1)項に記載のプリンタ付きカメラのプリ
ンタ部駆動制御システムにより、電池容量の残量が多い
場合はプリント出力時間の短縮を行えるようプリンタ部
を制御し、かつ、電池容量が少なくなった場合には、電
池の容量の有効利用による使用電池当たりの印刷枚数の
増加させるよう動作する。
【0026】さらに前記(3)においては、前記制御手
段は前記検出手段と装着された電源供給手段の種類を検
出し得る手段を有し、各々の検出手段からの検出信号に
基づいてプリンタ部のインクジェットヘッドの最大同一
駆動本数を少なくとも2段階以上で制御する前項(2)
に記載のプリンタ付きカメラのプリンタ部駆動制御シス
テムにより、複数種の電源供給手段の特性に適した駆動
電流の制御を行えるよう動作する。
【0027】また、前項(4)においては、プリンタ及
びプリンタに付随する同一匡体内または外部からの接続
によりプリンタ出力に使用される画像情報入力装置とそ
れに伴う補助装置及びプリント出力画像処理のための装
置及び蓄積媒体またはそのいずれかにおいて付随する装
置を認識できる機能と、それに対して前記プリンタ部と
同一供給電源とて使用される着脱可能な電源供給手段
と、その電源の種類と容量を検出する機能を持った電源
検出システムの双方もしくはいずれか一方を有し、この
検出手段からの双方またはいずれか一方の検出信号にと
基づいて、プリンタ部の最大駆動電流を少なくとも2段
階以上で制御する制御手段を有するプリンタ装置のプリ
ンタ部駆動制御システムにより、プリンタ部以外の装置
の稼働時消費電流特性及び電源供給手段の特性と容量に
適した駆動電流の制御を行えるよう動作する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、一
実施例に基づいて図面を参照して詳細に説明する。
【0029】
【実施例】本発明に係る一実施例の本装置は、プリンタ
部にインクジェット記録方式を採用し、電子的な撮像を
個体撮像素子、例えばCCD等で取り込み蓄積媒体、例
えば半導体メモリであるDRAMやSRAM、または磁
気記録媒体である磁気テープや磁気ディスク、または光
記録媒体等に蓄えると共に任意の蓄積媒体に蓄えられた
映像情報を任意なプリント枚数分プリント出力すること
ができるものである。
【0030】本発明実施例の装置は、特にインクジェッ
ト記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用
されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段
(例えば、電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱
エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式の
記録ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすも
のである。
【0031】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4,723,129号明細書,同第4,
740,796号明細書に開示されている基本的な原理
を用いて行うものが好ましい。
【0032】この方式は、特に、オンデマンド型の場合
には、液体(インク)が保持されているシートや液路に
対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対
応している核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少な
くとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱
変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作
用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に一
対一で対応した液体(インク)内の気泡を成型できるの
で有効である。
【0033】この気泡の成長収縮により吐出用開口を介
して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴
を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時
適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優
れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4,4
63,359号明細書,同第4,345,262号明細
書に記載されているようなものが適している。なお、前
記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4,
313,124号明細書に記載されている条件を採用す
ると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0034】記録ヘッドの構成としては、上記の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4,558,333号明細書,米国特許第
4,459,600号明細書を用いた構成も本発明に含
まれるものである。
【0035】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59年123670号公報や、熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年138461号公報に基いた構成
としても本発明の効果は有効である。
【0036】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上記した各明細書に開示されているよ
うな複数記録ヘッドの組合せによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された一個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよいが、これらの構成をとることで、
本発明の特徴を一層有効に発揮することができる。加え
て、装置本体に装着されることで、装置本体との電気的
な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換
自在のチップタイプの記録ヘッドを用いた場合には、本
発明の実施例は有効である。
【0037】また本発明実施例の記録装置部の構成とし
て設けられる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的
な補助手段等を付加することは、本発明の効果を一層安
定できるので好ましいものである。
【0038】これらを具体的にあげれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あ
るいは吸引手段と、電気熱変換体あるいは、これとは別
の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱
手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うこ
とも安定した記録を行うために有効である。
【0039】さらに、また、記録装置部記録モードとし
ては、黒色等の主流色のみの記録モードだけでなく、記
録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによ
ってもよいが、異なる色の複色カラーまたは、混色によ
フルカラーの少なくとも一つを備えた装置であることが
極めて有効になる。
【0040】(第1の実施例) 〈構成〉図1(a)(b)に本第1実施例装置の(a)
上面及び(b)印画済プリント用紙出力中の各外観斜視
図の2態様を、また、図2に同装置の構成ブロック図を
それぞれ示す。
【0041】図1において、101はカメラ本体、10
2はカートリッジユニット、103はプリントボタン、
104はズームボタン、105は撮像レンズ、106は
光学ファインダ、107はプリント出口、108は印画
済プリント用紙、109は画像戻りボタン、110は画
像送りボタン、112はシャッタボタン、114は液晶
表示板、115はサイズ設定ボタン、116はプリント
枚数設定ボタンである。
【0042】また、図2において、1は撮像部、2は撮
像処理部、3は印刷処理部、4はプリンタ部、5はシス
テム制御部、6は撮像制御部、7は印刷制御部、8は表
示制御部、9はモード設定装置、10は電源供給制御
部、11は電源検出、12は電源、13は表示部、14
は表示処理部、15は蓄積媒体、16は照明装置であ
る。
【0043】〈動作〉本実施例の動作シーケンスを、図
3のフローチャートに従って説明する:使用者が入力キ
ーより電源入力のためメインパワーをオンすることによ
り、図2の構成ブロック図におけるモード設定装置
(9)から、システム制御部5にメインパワーオンの情
報が与えられ、各制御部5,6,7,8,10と表示部
13、表示処理部14を立ち上げる(ステップS20
1)。さらに、入力命令条件がプリンタ出力を行うモー
ドか否かを判断し、プリンタ出力を行うモードであれ
ば、プリントモードルーチンへ進む(ステップS20
2)。
【0044】プリンタ出力を行わない場合は、更に撮像
モードか否かを判断し、撮像モードでない場合は、記録
画表示モード204に入り、図2における蓄積媒体15
の画像データを使用者の設定した表示条件(ステップS
215)に合わせて表示処理部14により表示部14に
所望の画像データを表示する(ステップS216)。
【0045】表示部13は液晶モニタ等で、撮像部1か
ら入力された撮像画像情報又は蓄積媒体15に蓄積され
た画像情報を表示処理部14内の表示部ドライバにより
表示させる。また、撮影条件や装置の状態表示等の確認
のための表示をすることも望ましい。
【0046】撮影モードである場合は、撮影モード20
5に入り、図2電源配給制御部10と撮像制御部6とに
より、撮像部1と撮像処理部2とを立ち上げ(ステップ
S217)入力被写界より露出制御値や測距情報の決定
をし、撮像部の制御動作を行う。また、補助装置として
照明装置16の動作の有無等の諸条件の決定も行う(ス
テップS218)。
【0047】次に、使用者より撮像を行う命令として、
シャッタ動作によるトリガが入力される(ステップS2
19)ことにより、被写体撮像を行い、撮像処理部2よ
り出力された画像データを蓄積媒体部15にデータを記
憶させる。これと共に表示部14で撮像データを表示部
13に表示させることも好ましい(ステップS22
1)。
【0048】撮影動作としては以上撮影モード205を
繰り返すことによって蓄積媒体15に撮像された映像情
報が少なくとも1枚は蓄積される。
【0049】一方、ステップS202にてプリントモー
ド ルーチンへ進んだ場合は、図4に示すシーケンスフ
ローチャートにおいて、図1の電源供給制御部10と印
刷制御部7とより、印刷処理部3とプリンタ部4とを立
ち上げる(ステップS204)。次に、この装置が前回
使用されてから3日以上(72時間以上)電源投入され
ていないか否か判断する(ステップS205)。
【0050】もし3日以上経過している場合は、印刷制
御部7はプリンタ部4の回復ポンピングを行う(ステッ
プS205)。ここで、回復ポンピングは、前述するイ
ンクジェット記録方式のそちにおいて、より記録を有効
にするものであって、用紙への記録を行う事前に記録ヘ
ッドを吸引ポンプ等の手段によってクリーニングするも
のである。このクリーニングの目安として、本実施例に
おいては3日間以上の未使用期間があった場合の電源入
力時にこれを行うものとした。
【0051】次に、プリント枚数の設定条件を読み取り
(ステップS207)、図5に示すプリントモード設定
ルーチンに入る(ステップS208)。
【0052】図5のプリントモード設定ルーチンにおい
ては、ステップS214で撮像モードか否かを判断し、
撮像モードであれば図3,図5に示す(205)の動作
を行い、撮像画像データをプリント出力画データとし図
1の蓄積媒体部15より印刷処理部3に送り、図6のプ
リンタ条件設定ルーチンへ進む。
【0053】撮像モードでない場合は、図3の記録画面
表示モード204を行い、画面表示画データをプリント
出力画データとし蓄積媒体部15より印刷処理部3に送
り、プリンタ条件設定ルーチンへ進む。
【0054】プリント枚数設定(ステップS207)と
プリントモード設定(ステップS208)とにより選択
された条件を元に、プリンタのプリント条件の設定を行
う(ステップS209)。
【0055】上記設定の後電源検出11(図1)で得ら
れたバッテリ残量から、許容される最大ラッシュ電流を
導き、ヘッドの同一駆動数設定を行う(プリンタ条件設
定ルーチンのフローチャート図6のステップS22
2)。
【0056】電池残量検出結果よりヘッド駆動電流がシ
ステムで最大と出来る場合最大同一駆動数を16ノズル
とする高速プリントとなるよう設定を行い(図6のステ
ップS223)、予備吐出動作(図4のステップS21
0)へ進む。
【0057】また、電池残量が前記条件を満足できない
場合には、ヘッドの最大同一駆動数を高速プリントモー
ド(図6のステップS223)よりも減少させ低電流プ
リントモードとしてヘッドの最大同一駆動数を8ノズル
となる設定を行い、予備吐出動作(図4のステップS2
10)へ進む。
【0058】減電レベルの設定は、負荷がかかった状態
で回路やデータ等の保護及び補償と、電池保護のために
必要となる電圧値を満足できる値で決定される。
【0059】高速プリントにおける最大同一駆動ヘッド
数は、今回は16ノズルとしたが、システムとしての消
費電流、電源供給手段となる電池(例えば、リチウムイ
オンやニッカド電池等)の特性、ヘッドの一個のノズル
における吐出時の駆動電流及び使用温度条件等により異
なるため、プリンタ付きカメラのシステムとして設定し
た最大同一駆動数を高速プリントにおける最大同一駆動
ヘッド数として定義する。また、低電流プリントモード
として駆動数を8ノズルとしたが、高速プリントモード
で述べた条件を踏まえ、設定された高速プリントモード
より少なくとも一つ以上最大駆動ノズル数が少ない条件
で、ヘッドの最大同一駆動数を変化させた場合を低電流
設定モードとして定義する。
【0060】図4におけるプリンタ条件設定ルーチン
(ステップS209)により、プリンタに関するすべて
の条件が設定され印刷制御部7(図1)でプリンタ部4
の記録ヘッドをプリント動作をより有効にするための予
備吐出を行い目ずまり解消等のノズル回復を行う(ステ
ップS210)。
【0061】次に、蓄積媒体15より与えられた画像情
報を画像処理部3で処理を行い、画像を出力するためプ
リント出力用の画像処理を加えた上で、プリントを行い
(ステップS211)、プリントされた用紙を排出(ス
テップS212)する。
【0062】また、今回プリントアウトのための画像処
理は、ヘッドの駆動条件が変わった場合に、画像処理か
らプリント出力までのデータを各々変えるためにプリン
ト動作内で行うこととしたが、プリント出力に使用され
る印刷処理部3で生成されたデータについては、ヘッド
部の駆動条件が変わる場合においても、同一のデータを
そのまま使用してプリントすることが、処理速度を早く
するために有効となるため画像処理を(ステップS20
9)から(ステップS213)のループの外で行うこと
は、より望ましい。また、予備吐出においても、印刷枚
数によらず、より効果的な動作となるタイミングで行う
ことも好ましい。
【0063】設定されたプリント出力枚数を出力するま
でプリンタ条件設定に戻り、ステップS209からステ
ップS213を繰り返し、予定枚数出力を終了後、プリ
ント出力を停止する(ステップS213)。
【0064】(第2の実施例)第2の実施例として、プ
リンタ条件設定に於て、図7にプリンタ条件設定ルーチ
ンのフローチャートを示すように、駆動数設定値を2段
階以上とし、バッテリーチェックを(ステップS22
2,S225)と増やし、低電流プリント値モードの設
定を(ステップS224,S226)と増やし、より細
かい印刷時間の設定を設定する場合等も考えられる。
【0065】(第3の実施例)また、請求項3(解決手
段(3)項)における実施例として、電源供給手段とし
て電池(例えばリチウムイオンやニッカド電池等)の他
に、ACアダプタ(いわゆるAC/DC変換器)が装着
される場合も考えられる。この場合消費電流に対する出
力電圧は同一条件下では一定であるため、図8に、本第
3実施例のプリンタ条件設定ルーチンのフローチャート
を示すように、電源供給手段として使用される電源が電
池かACアダプターかの検出を行い(ステップS22
7)各々の電源供給手段によるプリンタ条件の設定をす
ることも好ましい。この際の電源供給手段の検出方法は
電気的なものであってもスイッチ等のメカ的検出機構で
あっても構わない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1について、撮影される被写界の光学像を電子像
信号に変換する撮影手段と、この撮像手段によって撮像
された電子像信号を記録用紙に視認プリント出力するプ
リンタ装置とを有するプリンタ付き撮影装置において、
電源供給手段として電池の容量を検知する検出手段を有
する電源システムと、この検出手段からの信号に基づい
て前記プリンタ付き撮影装置のプリンタ部の最大駆動電
流を少なくとも2段階以上で制御する制御手段を有する
プリンタ部駆動制御システムを、プリンタ付き撮像装置
に搭載することにより、最大駆動電流を増やすことによ
り印刷時間の短縮と共に電源容量条件により最大駆動電
流を少なくすることによるバッテリ当たりの印刷枚数の
増加を同時に行え、バッテリ当たりの印刷枚数を殆ど落
とさずに単一バッテリにおける一枚当たりの印刷時間の
短縮が図れる効果が得られる。
【0067】また、請求項2について、前記プリンタ装
置は、前記電源供給手段として着脱可能な電源を持ち、
プリント手段としてインクジェット記録方式を用い、前
記電源供給手段の容量を検知する機能を持った電源シス
テムを有し、この検出手段からの信号に基づいて前記プ
リンタ部のインクジェットヘッドの最大同一駆動本数を
少なくとも2段階以上で制御するプリンタ部駆動制御シ
ステムを請求項1に記載のプリンタ付きカメラのプリン
ター付き撮像装置に搭載することにより、バッテリ容量
の有効利用が行え、バッテリ当たりの印刷枚数を同時駆
動ノズル数を最低にした低電流モードとほぼ同等にでき
ると共に、最大同時駆動ノズル数である高速プリントモ
ードでの印刷も行うことにより、バッテリ当たりの印刷
枚数を殆ど落とさずに、単一バッテリにおける一枚当た
りの印刷時間の短縮が図れるヘッド駆動数の違いによる
各々の長所を有効に機能出来る効果が得られる。
【0068】また、請求項3について、前記制御手段の
インクジェット制御に使用される検出信号として、前記
検出手段と装着された電源供給手段の種類の検出し得る
手段とを有し各々の検出手段からの検出信号に基づい
て、プリンタ部のインクジェットヘッドの最大同一駆動
本数を、少なくとも2段階以上で制御するプリンタ部駆
動制御システムを搭載することにより、電源供給手段の
特性に合わせた前記請求項2に示す効果が得られる。
【0069】さらにまた、請求項4について、プリンタ
及びプリンタに付随する、同一匡体内または外部からの
接続によりプリンタ出力に使用される画像情報入力装置
と、それに伴う補助装置及びプリント出力画像処理のた
めの装置またはそのいずれか一方のための同一電源とし
て着脱可能な電源供給手段と、その電源の種類と容量と
を検出する機能を持った電源検出システムとを有し、こ
の検出手段からの両方またはいずれか一方の検出信号に
基づいてプリンタ部の最大駆動電流を、少なくも2段階
以上で制御するプリンタ部駆動制御システムを搭載する
ことにより、プリンタ部に付随する他の装置の組み合わ
せによる同一電源供給手段使用時において、前記請求項
2及び3の両方又はいずれか一方に示す効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の外観斜視図の2態様
【図2】 第1実施例の構成ブロック図
【図3】 第1実施例の動作シーケンスフローチャート
【図4】 第1実施例のプリントモードルーチンのシー
ケンスフローチャート
【図5】 第1実施例のプリント設定ルーチンのシーケ
ンスフローチャート
【図6】 第1実施例のプリンタ条件設定ルーチンのシ
ーケンスフローチャート
【図7】 第2の実施例のシーケンスフローチャート
【図8】 第3の実施例のシーケンスフローチャート
【図9】 負荷時における放電特性図例
【図10】 800万ドット印刷時のドット印字時間の
一例図
【図11】 プリントヘッド消費電流値と印刷時間との
関係図
【図12】 バッテリ重圧に対する有効容量の2例図
【図13】 バッテリ単位当たりの塊プリント枚数と印
字時間の関係図
【符号の説明】 1 撮像部 2 撮像処理部 3 印刷処理部 4 プリンタ部 5 システム制御部 6 撮像制御部 7 印刷制御部 8 表示制御部 9 モード設定装置 10 電源供給制御部 11 電源検出 12 電源 13 表示部 14 表示処理部 15 蓄積媒体 16 照明装置 101 カメラ本体 102 カートリッジユニット 103 プリントボタン 104 ズームボタン 105 撮像レンズ 106 光学ファインダ 107 プリント出口 108 印画済プリント用紙 109 画像戻りボタン 110 画像送りボタン 112 シャッタボタン 114 液晶表示板 115 サイズ設定ボタン 116 プリント枚数設定ボタン 204 記録画表示モード 205 撮影モード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影される被写界の光学像を電子像信号
    に変換する撮影手段と、この撮像手段によって撮像され
    た電子像信号を記録用紙に視認プリント出力するプリン
    タ装置とを有するプリンタ付き撮影装置において、 電源供給手段として電池の容量を検知する検出手段を有
    する電源システムと、前記検出手段からの信号に基づい
    て前記プリンタ付き撮影装置のプリンタ部の最大駆動電
    流を少なくとも2段階以上で制御する制御手段を有する
    ことを特徴とするプリンタ付きカメラのプリンタ部駆動
    制御システム。
  2. 【請求項2】 前記プリンタ装置は、前記電源供給手段
    として着脱可能な電源を持ち、プリント手段としてイン
    クジェット記録方式を用い、前記電源供給手段の容量を
    検知する機能を持った前記電源システムを有し、前記検
    出手段からの信号に基づいて前記プリンタ部のインクジ
    ェットヘッドの最大同一駆動本数を少なくとも2段階以
    上で制御することを特徴とする請求項1記載のプリンタ
    付きカメラのプリンタ部駆動制御システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段のインクジェット制御に使
    用される検出信号として、前記検出手段と装着された前
    記電源供給手段の種類の検出し得る手段とを有し、各々
    の検出手段からの検出信号に基づいて前記プリンタ部の
    インクジェットヘッドの最大同一駆動本数を、少なくと
    も2段階以上で制御することを特徴とする請求項2記載
    のプリンタ付きカメラのプリンタ部駆動制御システム。
  4. 【請求項4】 プリンタ及びプリンタに付随する、同一
    匡体内または外部からの接続によりプリンタ出力に使用
    される画像情報入力装置と、それに伴う補助装置及びプ
    リント出力画像処理のための装置またはそのいずれか一
    方のための同一電源として着脱可能な電源供給手段と、
    その電源の種類と容量とを検出する機能を持った電源検
    出システムとを有し、この検出手段からの双方またはい
    ずれか一方の検出信号に基づいてプリンタ部の最大駆動
    電流を、少なくも2段階以上で制御する制御手段を有す
    ることを特徴とするプリンタ付きカメラのプリンタ部駆
    動制御システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001045339A (ja) * 1999-05-25 2001-02-16 Fuji Photo Film Co Ltd デジタルカメラ及び画像表示方法
JP2001352474A (ja) * 2000-06-07 2001-12-21 Olympus Optical Co Ltd プリンタ装置及び電子カメラ
JP2015217617A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 株式会社リコー 画像形成装置及び画像形成方法

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