JPH1113699A - ポンプ - Google Patents
ポンプInfo
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- JPH1113699A JPH1113699A JP16406897A JP16406897A JPH1113699A JP H1113699 A JPH1113699 A JP H1113699A JP 16406897 A JP16406897 A JP 16406897A JP 16406897 A JP16406897 A JP 16406897A JP H1113699 A JPH1113699 A JP H1113699A
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- diffuser blades
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- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 abstract 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、ボイラ給水ポンプにおけるディフュー
ザー羽根に対する振動数の管理は特に行われておらず、
ディフューザー羽根の折損事故などに繋がる場合があ
る。 【解決手段】 インペラの外周にディフューザー羽根1
を備えたポンプにおけるディフューザー羽根1の枚数と
インペラの羽根3の枚数との差を1枚または3枚以上に
するとともに、ディフューザー羽根1の枚数を4の倍数
以外にする。
ザー羽根に対する振動数の管理は特に行われておらず、
ディフューザー羽根の折損事故などに繋がる場合があ
る。 【解決手段】 インペラの外周にディフューザー羽根1
を備えたポンプにおけるディフューザー羽根1の枚数と
インペラの羽根3の枚数との差を1枚または3枚以上に
するとともに、ディフューザー羽根1の枚数を4の倍数
以外にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラ給水などに
適用されるポンプに関するものである。
適用されるポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ボイラ給水ポンプなどにおけるデ
ィフューザー羽根の枚数は、概ね性能上の観点からのみ
決められている。強度上の観点からは、励振力が過大に
なる励振周波数(インペラの羽根枚数×回転数)とディ
フューザー羽根の固有振動数とを一致させないことが重
要であるが、負荷運転中におけるディフューザー羽根の
固有振動数は多種、多様で、ボイラ給水ポンプの総ての
負荷に対して固有振動数を計測することは費用が嵩むた
めに実際には殆ど不可能である。
ィフューザー羽根の枚数は、概ね性能上の観点からのみ
決められている。強度上の観点からは、励振力が過大に
なる励振周波数(インペラの羽根枚数×回転数)とディ
フューザー羽根の固有振動数とを一致させないことが重
要であるが、負荷運転中におけるディフューザー羽根の
固有振動数は多種、多様で、ボイラ給水ポンプの総ての
負荷に対して固有振動数を計測することは費用が嵩むた
めに実際には殆ど不可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ボイラ
給水ポンプなどにおけるディフューザー羽根に対する振
動数の管理は強度上の観点から重要であるが、費用が嵩
むために実際には特に行われておらず、ディフューザー
羽根の折損事故などに繋がる場合がある。
給水ポンプなどにおけるディフューザー羽根に対する振
動数の管理は強度上の観点から重要であるが、費用が嵩
むために実際には特に行われておらず、ディフューザー
羽根の折損事故などに繋がる場合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るポンプは上
記課題の解決を目的にしており、インペラの外周にディ
フューザー羽根を備えたポンプにおける上記ディフュー
ザー羽根の枚数と上記インペラの羽根の枚数との差を1
枚または3枚以上にするとともに、上記ディフューザー
羽根の枚数を4の倍数以外にしている。
記課題の解決を目的にしており、インペラの外周にディ
フューザー羽根を備えたポンプにおける上記ディフュー
ザー羽根の枚数と上記インペラの羽根の枚数との差を1
枚または3枚以上にするとともに、上記ディフューザー
羽根の枚数を4の倍数以外にしている。
【0005】また、本発明に係るポンプは、インペラの
外周にディフューザー羽根を備えたポンプにおける上記
ディフューザー羽根と上記インペラの羽根との組み合わ
せ枚数をそれぞれ10枚と9枚、または9枚と8枚、ま
たは7枚と6枚または6枚と5枚にしている。
外周にディフューザー羽根を備えたポンプにおける上記
ディフューザー羽根と上記インペラの羽根との組み合わ
せ枚数をそれぞれ10枚と9枚、または9枚と8枚、ま
たは7枚と6枚または6枚と5枚にしている。
【0006】また、本発明に係るポンプは、インペラの
外周にディフューザー羽根を備えたポンプにおける上記
ディフューザー羽根と上記インペラの羽根との組み合わ
せ枚数をそれぞれ7枚と6枚、または6枚と5枚にして
いる。
外周にディフューザー羽根を備えたポンプにおける上記
ディフューザー羽根と上記インペラの羽根との組み合わ
せ枚数をそれぞれ7枚と6枚、または6枚と5枚にして
いる。
【0007】ポンプにおいてはインペラの外周にディフ
ューザー羽根がディスクに離散して装着されている。こ
のようなディフューザーの構造では、次式の条件を満た
す場合にのみディフューザー羽根の共振応答が大きくな
る。
ューザー羽根がディスクに離散して装着されている。こ
のようなディフューザーの構造では、次式の条件を満た
す場合にのみディフューザー羽根の共振応答が大きくな
る。
【0008】 H±ND =λ・NB ………………………………………………(1) ただし、Hは励振力周波数(インペラの羽根の枚数)、
ND は振動モードの節直径数、NB はディフューザー羽
根の枚数、λは自然数である。
ND は振動モードの節直径数、NB はディフューザー羽
根の枚数、λは自然数である。
【0009】通常、節直径数が増す程、固有振動数は高
くなるが、0節モードはディスクの伸縮を伴い、また1
節モードはディスクを取付ける回転軸の弾性変形を伴
い、2節モードよりも振動数が高くなる。従って、2節
モードの振動数が最低になる場合が多い。固有振動数が
最低であることは、固有振動数の自乗に比例する等価剛
性も最低になり、同一の外力が作用した場合の振動応答
が最大になる。即ち、2節モードの共振応答を減少させ
る必要がある。式(1)において、ND =2とすると H−λ・NB =±2………………………………………………(2) 上式の関係を満たす場合にのみ共振応答が大きくなる。
ここで、インペラの枚数は6〜10枚(H≒6〜10)
であることを考慮すると、λ=0は除外することがで
き、λ=1が強度上で重要になる。
くなるが、0節モードはディスクの伸縮を伴い、また1
節モードはディスクを取付ける回転軸の弾性変形を伴
い、2節モードよりも振動数が高くなる。従って、2節
モードの振動数が最低になる場合が多い。固有振動数が
最低であることは、固有振動数の自乗に比例する等価剛
性も最低になり、同一の外力が作用した場合の振動応答
が最大になる。即ち、2節モードの共振応答を減少させ
る必要がある。式(1)において、ND =2とすると H−λ・NB =±2………………………………………………(2) 上式の関係を満たす場合にのみ共振応答が大きくなる。
ここで、インペラの枚数は6〜10枚(H≒6〜10)
であることを考慮すると、λ=0は除外することがで
き、λ=1が強度上で重要になる。
【0010】 H−NB =±2……………………………………………………(3) 結局、インペラの羽根の枚数Hとディフューザー羽根の
枚数NB との差が2の場合にディフューザー羽根の振動
に対する強度が問題になるため、インペラの羽根とディ
フューザー羽根との枚数の差を2以外にすることによっ
てディフューザー羽根の振動応答を大幅に減少させるこ
とができる。また、ディフューザー羽根の枚数が4(或
いは4の倍数)の場合に剛性の弱い個所が等ピッチで4
個所でき、円板は2節モードで振れ易い。従って、ディ
フューザー羽根の枚数は4の倍数を避けることが好まし
い。
枚数NB との差が2の場合にディフューザー羽根の振動
に対する強度が問題になるため、インペラの羽根とディ
フューザー羽根との枚数の差を2以外にすることによっ
てディフューザー羽根の振動応答を大幅に減少させるこ
とができる。また、ディフューザー羽根の枚数が4(或
いは4の倍数)の場合に剛性の弱い個所が等ピッチで4
個所でき、円板は2節モードで振れ易い。従って、ディ
フューザー羽根の枚数は4の倍数を避けることが好まし
い。
【0011】このように、本ポンプにおいてはディフュ
ーザー羽根の枚数と回転するインペラの羽根の枚数との
差を2以外にすることにより、振動数が最低で振動に対
する強度が最も厳しくなるディフューザー羽根の2節モ
ードの共振応答を「理論上は零」にすることができる。
さらに、ディフューザー羽根の枚数が4の倍数を避ける
ことにより、2節モードの振動応答を低減させることが
できる。
ーザー羽根の枚数と回転するインペラの羽根の枚数との
差を2以外にすることにより、振動数が最低で振動に対
する強度が最も厳しくなるディフューザー羽根の2節モ
ードの共振応答を「理論上は零」にすることができる。
さらに、ディフューザー羽根の枚数が4の倍数を避ける
ことにより、2節モードの振動応答を低減させることが
できる。
【0012】また、ディフューザー羽根の枚数がインペ
ラの羽根の枚数と等しい場合には全インペラの羽根が同
時にディフューザー羽根を通過して通過音が大きくなる
点、作動流体が液体で密度が大きい場合には強度上の理
由で羽根を厚くする必要があって枚数は多くできない
点、羽根の枚数が多いと表面積が増え摩擦損失が増して
性能上で好ましくない点などの制約がある。また、ディ
フューザーはインペラよりも半径が大きいため、ディフ
ューザー羽根はインペラの羽根よりも枚数を多くするこ
とが通路面積上の理由で好ましい。従って、ディフュー
ザー羽根とインペラの羽根との枚数の組み合わせは、通
常のインペラの羽根の枚数が6〜10枚であることを考
慮すると、好ましいディフューザー羽根/インペラの羽
根:10/9,9/8,6/5,7/6の4種類で、製
作コストの面も考慮すると羽根枚数の少ないディフュー
ザー羽根6枚:インペラの羽根5枚ならびにディフュー
ザー羽根7枚:インペラの羽根6枚の組み合わせが最適
である。
ラの羽根の枚数と等しい場合には全インペラの羽根が同
時にディフューザー羽根を通過して通過音が大きくなる
点、作動流体が液体で密度が大きい場合には強度上の理
由で羽根を厚くする必要があって枚数は多くできない
点、羽根の枚数が多いと表面積が増え摩擦損失が増して
性能上で好ましくない点などの制約がある。また、ディ
フューザーはインペラよりも半径が大きいため、ディフ
ューザー羽根はインペラの羽根よりも枚数を多くするこ
とが通路面積上の理由で好ましい。従って、ディフュー
ザー羽根とインペラの羽根との枚数の組み合わせは、通
常のインペラの羽根の枚数が6〜10枚であることを考
慮すると、好ましいディフューザー羽根/インペラの羽
根:10/9,9/8,6/5,7/6の4種類で、製
作コストの面も考慮すると羽根枚数の少ないディフュー
ザー羽根6枚:インペラの羽根5枚ならびにディフュー
ザー羽根7枚:インペラの羽根6枚の組み合わせが最適
である。
【0013】このように本発明に係るポンプにおいて
は、ディフューザー羽根の枚数とインペラの羽根の枚数
との差を2以外にすることにより、振動に対する強度的
に最も厳しい2節直径モードの共振応答を「理論上は
零」にすることができ、さらにディフューザー羽根の枚
数が4の倍数を避けることにより、2節モードの振動応
答を低減させることができる。
は、ディフューザー羽根の枚数とインペラの羽根の枚数
との差を2以外にすることにより、振動に対する強度的
に最も厳しい2節直径モードの共振応答を「理論上は
零」にすることができ、さらにディフューザー羽根の枚
数が4の倍数を避けることにより、2節モードの振動応
答を低減させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明の実施の一
形態に係るボイラ給水ポンプの説明図である。図におい
て、本実施の形態に係るボイラ給水ポンプはボイラ給水
などに使用されるもので、図における符号1はディフュ
ーザー羽根、2はディフューザーのディスク、3はイン
ペラの羽根、4はボイラ給水ポンプの回転軸である。
形態に係るボイラ給水ポンプの説明図である。図におい
て、本実施の形態に係るボイラ給水ポンプはボイラ給水
などに使用されるもので、図における符号1はディフュ
ーザー羽根、2はディフューザーのディスク、3はイン
ペラの羽根、4はボイラ給水ポンプの回転軸である。
【0015】ボイラ給水ポンプにおけるディフューザー
羽根の枚数は、性能上の観点とは別に強度上の観点から
は、励振力が過大になる励振周波数(インペラの羽根枚
数×回転数)とディフューザー羽根の固有振動数とを一
致させないことが重要である。このため、本ボイラ給水
ポンプにおいてはディフューザー羽根1の枚数とインペ
ラの羽根3の枚数との差を2以外とし、さらにディフュ
ーザー羽根1の枚数を4の倍数以外にしている。ディフ
ューザー羽根1の枚数とインペラの羽根3の枚数とが等
しい場合は、全インペラの羽根3が同時にディフューザ
ー羽根1を通過するために通過音が大きくなる点、また
作動流体が液体で密度が大きい場合には強度上の理由か
らインペラの羽根3を厚くする必要があるためにインペ
ラの羽根3の枚数は多くできない点、ディフューザー羽
根1の枚数が多いと表面積が増え摩擦損失が増して性能
上で好ましくない点などの制約がある。また、ディフュ
ーザーはインペラよりも半径が大きいため、インペラの
羽根3よりもディフューザー羽根1の枚数を多くするこ
とは通路面積上の理由から好ましい。
羽根の枚数は、性能上の観点とは別に強度上の観点から
は、励振力が過大になる励振周波数(インペラの羽根枚
数×回転数)とディフューザー羽根の固有振動数とを一
致させないことが重要である。このため、本ボイラ給水
ポンプにおいてはディフューザー羽根1の枚数とインペ
ラの羽根3の枚数との差を2以外とし、さらにディフュ
ーザー羽根1の枚数を4の倍数以外にしている。ディフ
ューザー羽根1の枚数とインペラの羽根3の枚数とが等
しい場合は、全インペラの羽根3が同時にディフューザ
ー羽根1を通過するために通過音が大きくなる点、また
作動流体が液体で密度が大きい場合には強度上の理由か
らインペラの羽根3を厚くする必要があるためにインペ
ラの羽根3の枚数は多くできない点、ディフューザー羽
根1の枚数が多いと表面積が増え摩擦損失が増して性能
上で好ましくない点などの制約がある。また、ディフュ
ーザーはインペラよりも半径が大きいため、インペラの
羽根3よりもディフューザー羽根1の枚数を多くするこ
とは通路面積上の理由から好ましい。
【0016】従って、ディフューザー羽根1とインペラ
の羽根3との枚数の組み合わせは、通常のインペラの羽
根3の枚数が6〜10枚であることを考慮すると、好ま
しいディフューザー羽根の枚数/インペラの羽根の枚数
は10/9,9/8,6/5,7/6の4種類で、製作
コストの面も考慮すると枚数の少ないディフューザー羽
根6枚:インペラの羽根5枚ならびにディフューザー羽
根7枚:インペラの羽根6枚の組み合わせが最適であ
る。
の羽根3との枚数の組み合わせは、通常のインペラの羽
根3の枚数が6〜10枚であることを考慮すると、好ま
しいディフューザー羽根の枚数/インペラの羽根の枚数
は10/9,9/8,6/5,7/6の4種類で、製作
コストの面も考慮すると枚数の少ないディフューザー羽
根6枚:インペラの羽根5枚ならびにディフューザー羽
根7枚:インペラの羽根6枚の組み合わせが最適であ
る。
【0017】ボイラ給水ポンプにおけるディフューザー
は図に示すように、円板状のディスク2にディフューザ
ー羽根1が離散して装着されている。このような構造で
は、次の条件を満たす場合にのみディフューザー羽根の
共振応答が大きくなる。
は図に示すように、円板状のディスク2にディフューザ
ー羽根1が離散して装着されている。このような構造で
は、次の条件を満たす場合にのみディフューザー羽根の
共振応答が大きくなる。
【0018】 H±ND =λ・NB ………………………………………………(1) ただし、Hは励振力周波数(インペラの羽根の枚数)、
ND は振動モードの節直径数、NB はディフューザー羽
根の枚数、λは自然数である。
ND は振動モードの節直径数、NB はディフューザー羽
根の枚数、λは自然数である。
【0019】通常、節直径数が増す程、固有振動数は高
くなるが、0節モードはディスク2の伸縮を伴い、また
1節モードはディスク2を取付ける回転軸4の弾性変形
を伴い、2節モードよりも振動数が高くなる。従って、
2節モードの振動数が最低になる場合が多い。固有振動
数が最低になることは、固有振動数の自乗に比例する等
価剛性が最低になり、同一の外力が作用した場合の振動
応答が最大になる。即ち、2節モードの共振応答を減少
させる必要がある。式(1)において、ND =2とすれ
ば H−λ・NB =±2………………………………………………(2) となり、上式の関係を満たす場合にのみ共振応答が大き
くなる。ここで、ボイラ給水ポンプにおけるインペラの
羽根の枚数が6〜10枚(H≒6〜10)であることを
考慮すると、λ=0は除外することができ、λ=1が強
度上で重要になる。
くなるが、0節モードはディスク2の伸縮を伴い、また
1節モードはディスク2を取付ける回転軸4の弾性変形
を伴い、2節モードよりも振動数が高くなる。従って、
2節モードの振動数が最低になる場合が多い。固有振動
数が最低になることは、固有振動数の自乗に比例する等
価剛性が最低になり、同一の外力が作用した場合の振動
応答が最大になる。即ち、2節モードの共振応答を減少
させる必要がある。式(1)において、ND =2とすれ
ば H−λ・NB =±2………………………………………………(2) となり、上式の関係を満たす場合にのみ共振応答が大き
くなる。ここで、ボイラ給水ポンプにおけるインペラの
羽根の枚数が6〜10枚(H≒6〜10)であることを
考慮すると、λ=0は除外することができ、λ=1が強
度上で重要になる。
【0020】 H−NB =±2……………………………………………………(3) 結局、インペラの羽根の枚数Hとディフューザー羽根の
枚数NB との差が2の場合にディフューザー羽根の振動
に対する強度が問題になるので、インペラの羽根3とデ
ィフューザー羽根1との枚数差を2以外にすることによ
り、ディフューザー羽根1の振動応答を大幅に減少させ
ることができる。
枚数NB との差が2の場合にディフューザー羽根の振動
に対する強度が問題になるので、インペラの羽根3とデ
ィフューザー羽根1との枚数差を2以外にすることによ
り、ディフューザー羽根1の振動応答を大幅に減少させ
ることができる。
【0021】図4は節直径モードを示し、図中の+,−
は振幅の位相関係を示している。図4に示すようにディ
フューザー羽根の枚数が4(或いは4の倍数)の場合に
剛性の弱い個所が等ピッチで4個所でき、ディスクが2
節モードで振れ易い。従って、ディフューザー羽根1の
枚数は4の倍数を避けることが好ましい。
は振幅の位相関係を示している。図4に示すようにディ
フューザー羽根の枚数が4(或いは4の倍数)の場合に
剛性の弱い個所が等ピッチで4個所でき、ディスクが2
節モードで振れ易い。従って、ディフューザー羽根1の
枚数は4の倍数を避けることが好ましい。
【0022】このように、ボイラ給水ポンプのディフュ
ーザー羽根1の枚数と回転側のインペラの羽根3の枚数
との差を2以外にすることにより、振動数が最低で振動
に対する強度が最も厳しくなるディフューザー羽根1の
2節モードの共振応答を「理論上は零」にすることがで
き、ディフューザー羽根1の振動に対する強度を大幅に
向上させることができる。さらに、ディフューザー羽根
1の枚数が4の倍数を避けることにより、2節モードの
振動応答を低減させることができる。
ーザー羽根1の枚数と回転側のインペラの羽根3の枚数
との差を2以外にすることにより、振動数が最低で振動
に対する強度が最も厳しくなるディフューザー羽根1の
2節モードの共振応答を「理論上は零」にすることがで
き、ディフューザー羽根1の振動に対する強度を大幅に
向上させることができる。さらに、ディフューザー羽根
1の枚数が4の倍数を避けることにより、2節モードの
振動応答を低減させることができる。
【0023】図3(a)はディスク2にディフューザー
羽根1が離散的に装着された回転機械における共振条件
を示しており、同図(b)は式(1)の概念的な説明図
である。図3(a),(b)は共振条件である式(1)
の概念的な説明図で、この場合はディフューザー羽根の
枚数=8、インペラの羽根の枚数=6である。図3
(a)は共振条件を満足する節直径数ND とインペラの
羽根3の枚数Hとの関係を示しており、例えばλ=0の
場合はH=ND ,λ=1の場合はH±NB =8,……を
満足する条件を記号でプロットしている。
羽根1が離散的に装着された回転機械における共振条件
を示しており、同図(b)は式(1)の概念的な説明図
である。図3(a),(b)は共振条件である式(1)
の概念的な説明図で、この場合はディフューザー羽根の
枚数=8、インペラの羽根の枚数=6である。図3
(a)は共振条件を満足する節直径数ND とインペラの
羽根3の枚数Hとの関係を示しており、例えばλ=0の
場合はH=ND ,λ=1の場合はH±NB =8,……を
満足する条件を記号でプロットしている。
【0024】同図(b)は一例として、ディフューザー
羽根の枚数=8、インペラの羽根の枚数=6の場合に、
2節直径モードが励振されることを示している。ディフ
ューザーはインペラの励振エネルギをディフューザー羽
根の取付け位置D1 ,D2 ,D3 ……,D8 で受けるの
で、この点を点線で結ぶと励振周波数=2に相当し、2
節直径モードも励振される。
羽根の枚数=8、インペラの羽根の枚数=6の場合に、
2節直径モードが励振されることを示している。ディフ
ューザーはインペラの励振エネルギをディフューザー羽
根の取付け位置D1 ,D2 ,D3 ……,D8 で受けるの
で、この点を点線で結ぶと励振周波数=2に相当し、2
節直径モードも励振される。
【0025】従来、ボイラ給水ポンプなどにおけるディ
フューザー羽根に対する振動数の管理は強度上の観点か
ら重要であるが、費用が嵩むために実際には特に行われ
ておらず、ディフューザー羽根の折損事故などに繋がる
場合がある。これに対し、本ボイラ給水ポンプにおいて
は費用が嵩む負荷運転中におけるディフューザー羽根1
の固有振動数を計測せずに、ボイラ給水ポンプにおいて
ディフューザー羽根1に対する励振力が過大になる励振
周波数(インペラの羽根枚数×回転数)とディフューザ
ー羽根1の固有振動数とを一致させないようにしてディ
フューザー羽根1の振動に対する強度を向上させるよう
に、ボイラ給水ポンプにおけるディフューザー羽根1の
枚数と回転側のインペラの羽根3の枚数との差を0と2
以外にし、さらにディフューザー羽根1の枚数を4の倍
数以外にしており(最適な組み合わせはディフューザー
羽根=6枚とインペラの羽根=5枚、ディフューザー羽
根=7枚とインペラの羽根=6枚)、ディフューザー羽
根1の枚数とインペラの羽根3の枚数との差を0と2以
外にすることにより、振動に対して強度的に最も厳しい
2節直径モードの共振応答を「理論上は零」にすること
ができ、さらにディフューザー羽根1の枚数を4の倍数
を避けることにより2節モードの振動応答を低減させる
ことができ、ボイラ給水ポンプなどにおけるディフュー
ザー羽根1に対する信頼性を大幅に向上させることがで
きる。
フューザー羽根に対する振動数の管理は強度上の観点か
ら重要であるが、費用が嵩むために実際には特に行われ
ておらず、ディフューザー羽根の折損事故などに繋がる
場合がある。これに対し、本ボイラ給水ポンプにおいて
は費用が嵩む負荷運転中におけるディフューザー羽根1
の固有振動数を計測せずに、ボイラ給水ポンプにおいて
ディフューザー羽根1に対する励振力が過大になる励振
周波数(インペラの羽根枚数×回転数)とディフューザ
ー羽根1の固有振動数とを一致させないようにしてディ
フューザー羽根1の振動に対する強度を向上させるよう
に、ボイラ給水ポンプにおけるディフューザー羽根1の
枚数と回転側のインペラの羽根3の枚数との差を0と2
以外にし、さらにディフューザー羽根1の枚数を4の倍
数以外にしており(最適な組み合わせはディフューザー
羽根=6枚とインペラの羽根=5枚、ディフューザー羽
根=7枚とインペラの羽根=6枚)、ディフューザー羽
根1の枚数とインペラの羽根3の枚数との差を0と2以
外にすることにより、振動に対して強度的に最も厳しい
2節直径モードの共振応答を「理論上は零」にすること
ができ、さらにディフューザー羽根1の枚数を4の倍数
を避けることにより2節モードの振動応答を低減させる
ことができ、ボイラ給水ポンプなどにおけるディフュー
ザー羽根1に対する信頼性を大幅に向上させることがで
きる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るポンプは前記のように構成
されており、ディフューザー羽根の枚数とインペラの羽
根の枚数との差を2以外にすることにより、振動に対す
る強度的に最も厳しい2節直径モードの共振応答を「理
論上は零」にすることができ、さらにディフューザー羽
根の枚数が4の倍数を避けることにより、2節モードの
振動応答を低減させることができるので、費用が嵩むた
めに実際には殆ど不可能なディフューザー羽根の固有振
動数を計測することなくディフューザー羽根の折損事故
などを防止することができ、ディフューザー羽根を有す
るポンプに対する信頼性が大幅に向上する。
されており、ディフューザー羽根の枚数とインペラの羽
根の枚数との差を2以外にすることにより、振動に対す
る強度的に最も厳しい2節直径モードの共振応答を「理
論上は零」にすることができ、さらにディフューザー羽
根の枚数が4の倍数を避けることにより、2節モードの
振動応答を低減させることができるので、費用が嵩むた
めに実際には殆ど不可能なディフューザー羽根の固有振
動数を計測することなくディフューザー羽根の折損事故
などを防止することができ、ディフューザー羽根を有す
るポンプに対する信頼性が大幅に向上する。
【図1】図1(a)は本発明の実施の一形態に係る給水
ポンプのディフューザーの断面図、同図(b)は正面図
である。
ポンプのディフューザーの断面図、同図(b)は正面図
である。
【図2】図2(a)はそのディフューザー羽根の正面
図、同図(b)はそのインペラの羽根の正面図である。
図、同図(b)はそのインペラの羽根の正面図である。
【図3】図3はその作用説明図である。
【図4】図4もその作用説明図である。
1 ディフューザー羽根 2 ディフューザーのディスク 3 インペラの羽根 4 給水ポンプの回転軸
Claims (3)
- 【請求項1】 インペラの外周にディフューザー羽根を
備えたポンプにおいて、上記ディフューザー羽根の枚数
と上記インペラの羽根の枚数との差を1枚または3枚以
上にするとともに、上記ディフューザー羽根の枚数を4
の倍数以外にしたことを特徴とするポンプ。 - 【請求項2】 インペラの外周にディフューザー羽根を
備えたポンプにおいて、上記ディフューザー羽根と上記
インペラの羽根との組み合わせ枚数をそれぞれ10枚と
9枚、または9枚と8枚、または7枚と6枚、または6
枚と5枚にしたことを特徴とするポンプ。 - 【請求項3】 インペラの外周にディフューザー羽根を
備えたポンプにおいて、上記ディフューザー羽根と上記
インペラの羽根との組み合わせ枚数をそれぞれ7枚と6
枚、または6枚と5枚にしたことを特徴とするポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16406897A JPH1113699A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16406897A JPH1113699A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1113699A true JPH1113699A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15786180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16406897A Pending JPH1113699A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1113699A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009264382A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Snecma | ケーシングとロータとの接触時の不安定性を防止するための装置を含むターボ機械のケーシング |
| JP2009275700A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-26 | Snecma | シールラビリンスのための少なくとも1つのアブレイダブルリングを含む、長手方向軸回りの回転体を構成する熱機械的部品 |
| CN105864099A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-08-17 | 江苏大学 | 一种中高比转速离心泵叶轮出口端折边叶片结构的设计方法 |
| CN105927582A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-09-07 | 江苏大学 | 一种中高比转速离心泵叶轮进口端折边叶片结构的设计方法 |
| CN105971926A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-09-28 | 江苏大学 | 一种双吸泵叶轮双端折边叶片v型切割结构设计方法 |
| CN105971929A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-09-28 | 江苏大学 | 一种双吸泵叶轮进口端折边叶片v型切割结构设计方法 |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP16406897A patent/JPH1113699A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009264382A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Snecma | ケーシングとロータとの接触時の不安定性を防止するための装置を含むターボ機械のケーシング |
| JP2009275700A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-26 | Snecma | シールラビリンスのための少なくとも1つのアブレイダブルリングを含む、長手方向軸回りの回転体を構成する熱機械的部品 |
| CN105971926A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-09-28 | 江苏大学 | 一种双吸泵叶轮双端折边叶片v型切割结构设计方法 |
| CN105971929A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-09-28 | 江苏大学 | 一种双吸泵叶轮进口端折边叶片v型切割结构设计方法 |
| CN105864099A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-08-17 | 江苏大学 | 一种中高比转速离心泵叶轮出口端折边叶片结构的设计方法 |
| CN105927582A (zh) * | 2016-05-24 | 2016-09-07 | 江苏大学 | 一种中高比转速离心泵叶轮进口端折边叶片结构的设计方法 |
| CN105864099B (zh) * | 2016-05-24 | 2018-06-26 | 江苏大学 | 一种中高比转速离心泵叶轮出口端折边叶片结构的设计方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040712 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |