JPH11137699A - 放射線治療装置 - Google Patents
放射線治療装置Info
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- JPH11137699A JPH11137699A JP32720497A JP32720497A JPH11137699A JP H11137699 A JPH11137699 A JP H11137699A JP 32720497 A JP32720497 A JP 32720497A JP 32720497 A JP32720497 A JP 32720497A JP H11137699 A JPH11137699 A JP H11137699A
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- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims abstract description 54
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 15
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- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 垂直に構成された複数ガントリーシステムに
おいて、電子線搬送経路に生じた変位を検出し、電子ビ
ームの照射を中断するインターロックを作動させる変位
検出機構とともに、電磁石の変位を容易に復帰させる位
置調整機構を提供する。 【解決手段】 電子線搬送システムの電磁石の側面に沿
ってワイヤーで錘を釣り下げ、これにインターロック機
構と連動した変位検出機構を設置する。また電磁石の架
台に、水平および垂直方向位置調整機構と、水平度検出
手段を設置する。
おいて、電子線搬送経路に生じた変位を検出し、電子ビ
ームの照射を中断するインターロックを作動させる変位
検出機構とともに、電磁石の変位を容易に復帰させる位
置調整機構を提供する。 【解決手段】 電子線搬送システムの電磁石の側面に沿
ってワイヤーで錘を釣り下げ、これにインターロック機
構と連動した変位検出機構を設置する。また電磁石の架
台に、水平および垂直方向位置調整機構と、水平度検出
手段を設置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子線加速器とガ
ントリーとよりなり、その間を結ぶ電子線搬送システム
を構成する電磁石(ベンディングマグネット)の位置ず
れを検出し、電子線加速器の運転を停止させると共に、
前記位置ずれを修正する手段に関するものである。
ントリーとよりなり、その間を結ぶ電子線搬送システム
を構成する電磁石(ベンディングマグネット)の位置ず
れを検出し、電子線加速器の運転を停止させると共に、
前記位置ずれを修正する手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロトロンなどのエネルギー単色性
に優れた電子線加速器では、電磁石と真空パイプで構成
された電子線搬送システムを使用して、複数のガントリ
ーに電子線ビームを供給することができる。このシステ
ムの特徴は、1台の電子線加速器に対して複数のガント
リーを設置することで、1台のガントリーで患者を治療
中に、他のガントリーに患者を設定できることから、患
者の治療に要する時間を短縮して装置の稼働効率を大幅
に向上できるとともに、複数の放射線治療装置を設置す
る場合と比較して、放射線治療装置全体の電源・冷却水
設備を集約し、節約できる点にある。
に優れた電子線加速器では、電磁石と真空パイプで構成
された電子線搬送システムを使用して、複数のガントリ
ーに電子線ビームを供給することができる。このシステ
ムの特徴は、1台の電子線加速器に対して複数のガント
リーを設置することで、1台のガントリーで患者を治療
中に、他のガントリーに患者を設定できることから、患
者の治療に要する時間を短縮して装置の稼働効率を大幅
に向上できるとともに、複数の放射線治療装置を設置す
る場合と比較して、放射線治療装置全体の電源・冷却水
設備を集約し、節約できる点にある。
【0003】通常このシステムは2次元的に構成され、
複数のガントリーおよび電子線搬送システムは電子線加
速器と同一平面上に設置される。しかし電子線搬送シス
テムの構成方法によっては、複数ガントリーを電子線加
速器と異なる平面上に3次元的に設置することも可能で
ある。
複数のガントリーおよび電子線搬送システムは電子線加
速器と同一平面上に設置される。しかし電子線搬送シス
テムの構成方法によっては、複数ガントリーを電子線加
速器と異なる平面上に3次元的に設置することも可能で
ある。
【0004】図5は1台の電子線加速器50に対して2
台のガントリー51,52を建屋の異なる階上に垂直に
構成した例を示す。電子線加速器50と1台のガントリ
ー51は建屋の同一階上に設置され、もう1台のガント
リー52は別の階上に配置される。電子線加速器50と
ガントリー51とは真空パイプ53,54,55と電磁
石56,57,58で構成された第1の電子線搬送シス
テムで結合されている。
台のガントリー51,52を建屋の異なる階上に垂直に
構成した例を示す。電子線加速器50と1台のガントリ
ー51は建屋の同一階上に設置され、もう1台のガント
リー52は別の階上に配置される。電子線加速器50と
ガントリー51とは真空パイプ53,54,55と電磁
石56,57,58で構成された第1の電子線搬送シス
テムで結合されている。
【0005】また、電子線加速器50ともう1台のガン
トリー52とは、真空パイプ53,59,60と電磁石
56,61,62,63,64,65とよりなる第2の
電子線搬送システムで結合されている。電磁石には基本
的に2種類あり、第1の種類の電磁石57,58および
61,62,63,64は、それぞれ、搬送に伴って次
第に拡散する電子線を収束させるQマグネットであり、
第2の種類の電磁石56および65は電子線の進行方向
を変えるベンディングマグネットである。このベンディ
ングマグネット56,65は図において矢印で示したよ
うに紙面に平行な平面上でビームの進行方向を変える働
きをしている。なお、Qマグネット58,64はガント
リー51,52の側面に固定される。また、Qマグネッ
ト57,61,62,63およびベンディングマグネッ
ト56,65は、それぞれ、床上に支持装置により保持
されている(図示省略)。
トリー52とは、真空パイプ53,59,60と電磁石
56,61,62,63,64,65とよりなる第2の
電子線搬送システムで結合されている。電磁石には基本
的に2種類あり、第1の種類の電磁石57,58および
61,62,63,64は、それぞれ、搬送に伴って次
第に拡散する電子線を収束させるQマグネットであり、
第2の種類の電磁石56および65は電子線の進行方向
を変えるベンディングマグネットである。このベンディ
ングマグネット56,65は図において矢印で示したよ
うに紙面に平行な平面上でビームの進行方向を変える働
きをしている。なお、Qマグネット58,64はガント
リー51,52の側面に固定される。また、Qマグネッ
ト57,61,62,63およびベンディングマグネッ
ト56,65は、それぞれ、床上に支持装置により保持
されている(図示省略)。
【0006】各マグネットは内部を真空に保たれた真空
パイプで接続される。真空パイプとマグネットの接合部
には、通常は接合を容易にする目的で可とう性のある蛇
腹管(ベローズ)が使用され、接続部の多少の変位を吸
収することができる(図示せず)。
パイプで接続される。真空パイプとマグネットの接合部
には、通常は接合を容易にする目的で可とう性のある蛇
腹管(ベローズ)が使用され、接続部の多少の変位を吸
収することができる(図示せず)。
【0007】図5において電子線加速器50と同一階上
のガントリー51に電子線を供給する場合は、電子線搬
送システムのベンディングマグネット56を作用せず、
Qマグネット57,58が作用して電子線は点線矢印の
ようにガントリー51まで直進する。電子線加速器50
と異なる階上にあるガントリー52に電子線を供給する
場合は、電子線はベンディングマグネット56,65に
よって進行方向を変えられ、Qマグネット61,62,
63,64によって絞られて目的のガントリー52に達
する。
のガントリー51に電子線を供給する場合は、電子線搬
送システムのベンディングマグネット56を作用せず、
Qマグネット57,58が作用して電子線は点線矢印の
ようにガントリー51まで直進する。電子線加速器50
と異なる階上にあるガントリー52に電子線を供給する
場合は、電子線はベンディングマグネット56,65に
よって進行方向を変えられ、Qマグネット61,62,
63,64によって絞られて目的のガントリー52に達
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような立
体的なガントリー構成では、例えば地震などの影響によ
って建屋が経年的に変形し、その結果電子線搬送経路に
位置変化が生じ易い。電子線搬送経路が変形すると、電
子ビームがガントリーに達しないだけでなく、場合によ
っては電子ビームが搬送経路の壁面に当ってこれを破損
することになる。紙面に平行な平面内の2次元的な変形
であれば、ベンディングマグネットの磁場強度を搬送経
路の変形に追従して変えることで対応可能であるが、紙
面に垂直な方向に変形した場合には、この方向に電子ビ
ームを曲げるベンディングマグネットがなければ、現状
の電磁石の構成において磁場強度の変更だけでは対応不
可能である。また磁場強度を搬送経路の変形に応じて変
化させる場合にも、搬送経路の変形量を検知する手段は
これまで考案されていない。
体的なガントリー構成では、例えば地震などの影響によ
って建屋が経年的に変形し、その結果電子線搬送経路に
位置変化が生じ易い。電子線搬送経路が変形すると、電
子ビームがガントリーに達しないだけでなく、場合によ
っては電子ビームが搬送経路の壁面に当ってこれを破損
することになる。紙面に平行な平面内の2次元的な変形
であれば、ベンディングマグネットの磁場強度を搬送経
路の変形に追従して変えることで対応可能であるが、紙
面に垂直な方向に変形した場合には、この方向に電子ビ
ームを曲げるベンディングマグネットがなければ、現状
の電磁石の構成において磁場強度の変更だけでは対応不
可能である。また磁場強度を搬送経路の変形に応じて変
化させる場合にも、搬送経路の変形量を検知する手段は
これまで考案されていない。
【0009】本発明の目的は、複数ガントリーを垂直に
構成した場合において、各ガントリーに電子線ビームを
搬送する電子線搬送システムを構成する電磁石の位置の
変化を検出し、電磁石を元の位置に戻す補正手段を提供
することにある。さらに本発明は単数ガントリーの場合
にも、その電磁石の位置の変化を検出し、それを補正す
る手段を提供することにある。
構成した場合において、各ガントリーに電子線ビームを
搬送する電子線搬送システムを構成する電磁石の位置の
変化を検出し、電磁石を元の位置に戻す補正手段を提供
することにある。さらに本発明は単数ガントリーの場合
にも、その電磁石の位置の変化を検出し、それを補正す
る手段を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、1台の電子線加速器に対して、複数のガン
トリーを構成する放射線治療装置において、特に複数の
ガントリーを建屋の異なる階上に垂直に設置した場合
に、第1および第2の電子線搬送システムを構成するベ
ンディングマグネットの位置ずれを検出する手段を有
し、この位置ずれを検出する手段により、インターロッ
ク回路を作動し、電子線加速器の運転を停止させること
を特徴とする。
するために、1台の電子線加速器に対して、複数のガン
トリーを構成する放射線治療装置において、特に複数の
ガントリーを建屋の異なる階上に垂直に設置した場合
に、第1および第2の電子線搬送システムを構成するベ
ンディングマグネットの位置ずれを検出する手段を有
し、この位置ずれを検出する手段により、インターロッ
ク回路を作動し、電子線加速器の運転を停止させること
を特徴とする。
【0011】また、前記ベンディングマグネットの水平
方向および垂直方向の位置ずれを修正するための位置調
整手段を設けたことを特徴とする。さらに、また、建屋
の同一階上に1台の電子線加速器と少なくとも1台のガ
ントリーとを配置した場合に、その電子線搬送システム
のベンディングマグネットの位置ずれを検出する手段と
このベンディングマグネットの水平および垂直方向の位
置ずれを調整する位置調整手段とを有することを特徴と
する。
方向および垂直方向の位置ずれを修正するための位置調
整手段を設けたことを特徴とする。さらに、また、建屋
の同一階上に1台の電子線加速器と少なくとも1台のガ
ントリーとを配置した場合に、その電子線搬送システム
のベンディングマグネットの位置ずれを検出する手段と
このベンディングマグネットの水平および垂直方向の位
置ずれを調整する位置調整手段とを有することを特徴と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。図1はそれぞれ、第1および第2の電子線搬送シス
テムを構成する電磁石(ベンディングマグネット)5
6,65の位置の変化を検出する手段を示す。電磁石5
6の側面に垂直方向の位置を示すための目盛り10を固
定する。この目盛10に対して上下に摺動可能なように
スライド板11を設ける。スライド板11の上面には十
字線や同心円のマークを描いた指示盤12を設定する。
さらに、電磁石56には等間隔に4つのスリット13,
14,15,16を有する円筒17を固定する。この場
合、円筒17はその中心が指示盤12の中心と一致する
ように固定される。このスリット13,15に対応して
1組のフォトカップラー18,19を配置し、スリット
14,16に対応してもう1組のフォトカップラー2
0,21を配置する。図示省略したが、フォトカップラ
ー18,19,20,21はいずれも電磁石56に取付
けられている。
る。図1はそれぞれ、第1および第2の電子線搬送シス
テムを構成する電磁石(ベンディングマグネット)5
6,65の位置の変化を検出する手段を示す。電磁石5
6の側面に垂直方向の位置を示すための目盛り10を固
定する。この目盛10に対して上下に摺動可能なように
スライド板11を設ける。スライド板11の上面には十
字線や同心円のマークを描いた指示盤12を設定する。
さらに、電磁石56には等間隔に4つのスリット13,
14,15,16を有する円筒17を固定する。この場
合、円筒17はその中心が指示盤12の中心と一致する
ように固定される。このスリット13,15に対応して
1組のフォトカップラー18,19を配置し、スリット
14,16に対応してもう1組のフォトカップラー2
0,21を配置する。図示省略したが、フォトカップラ
ー18,19,20,21はいずれも電磁石56に取付
けられている。
【0013】一方、電磁石65の側面には支持棒22を
取付け、その先端に錘23を有するワイヤー24をつる
す。この場合、ワイヤー24は円筒17の中心を通り、
鍾23の先端がスライド板11の指示盤12の中央を指
すようにつるされる。このワイヤー24の円筒17に対
応する個所には、棒状の部材25を連結する。この部材
25の太さは、ワイヤー24が円筒17の中心に置かれ
たときに円筒17のスリット13〜16の幅を覆い隠す
のに十分な大きさとする。
取付け、その先端に錘23を有するワイヤー24をつる
す。この場合、ワイヤー24は円筒17の中心を通り、
鍾23の先端がスライド板11の指示盤12の中央を指
すようにつるされる。このワイヤー24の円筒17に対
応する個所には、棒状の部材25を連結する。この部材
25の太さは、ワイヤー24が円筒17の中心に置かれ
たときに円筒17のスリット13〜16の幅を覆い隠す
のに十分な大きさとする。
【0014】図2は、電磁石56,65の位置がある程
度以上変動したときに、加速器の作動をインターロック
する手段を示す。円筒17および部材25は横断面図で
示されている。フォトカップラー18,19は光結合回
路30に接続され、通常、発光カップラー19からの光
は部材25により遮断されて受光カップラー18には到
達しないようになっている。また、フォトカップラー2
0,21は光結合回路31に接続され、前記同様に、通
常では、光結合回路31は作動しないようになってい
る。光結合回路31および30はインターロック回路3
2に接続されている。このインターロック回路32は光
結合回路30,31のいずれか一方、または、両方が作
動したときに加速器50をインターロックするための信
号を発生するようになっている。
度以上変動したときに、加速器の作動をインターロック
する手段を示す。円筒17および部材25は横断面図で
示されている。フォトカップラー18,19は光結合回
路30に接続され、通常、発光カップラー19からの光
は部材25により遮断されて受光カップラー18には到
達しないようになっている。また、フォトカップラー2
0,21は光結合回路31に接続され、前記同様に、通
常では、光結合回路31は作動しないようになってい
る。光結合回路31および30はインターロック回路3
2に接続されている。このインターロック回路32は光
結合回路30,31のいずれか一方、または、両方が作
動したときに加速器50をインターロックするための信
号を発生するようになっている。
【0015】図1および図2の構成において、地震また
は経年により建屋が変形し、電磁石65,56のいずれ
か一方または両方が位置ずれを起こした場合、図2に示
すように、部材25は矢示の方向に移動し、フォトカッ
プラー19,18はおよび20,21が作動し、光結合
回路30,31を介してインターロック回路32をして
加速器50の運転を停止させる。次に電磁石65の位置
の変動の検出について説明する。電磁石65の横方向の
ずれは錘23の先端が指示盤12の中心よりどの程度横
方向にずれたかにより、この変動量を知ることができ
る。電磁石65の縦方向のずれ、例えば、上側にずれた
場合には、ワイヤー24が上方向に引張られるので、錘
23の先端と指示盤12との間に、ずれた量だけすき間
ができる。このとき、指示盤12が錘23の先端に接触
するまでスライド板11を上方向に移動させる。その移
動量、すなわち、電磁石65の上方向の位置ずれの量
は、目盛り10により知ることができる。電磁石65が
下方にずれた場合には、ワイヤー24がたるみを生じ、
錘23が指示盤12上に横たわった状態になる。この状
態より、錘23の先端が指示盤12に接触するようにス
ライド板11を下方にスライドさせると、目盛り10に
より、電磁石65の下方への位置ずれの量を知ることが
できる。次に電磁石56が位置ずれを生じた場合には、
部材25に対して円筒17が相対的に移動するので、フ
ォトカップラーが作動し、インターロック回路32をし
て加速器の運転を停止させる。また、電磁石56の左
右、上下方向の位置ずれの量は、前記同様に、指示盤1
2および目盛り10により知ることができる。
は経年により建屋が変形し、電磁石65,56のいずれ
か一方または両方が位置ずれを起こした場合、図2に示
すように、部材25は矢示の方向に移動し、フォトカッ
プラー19,18はおよび20,21が作動し、光結合
回路30,31を介してインターロック回路32をして
加速器50の運転を停止させる。次に電磁石65の位置
の変動の検出について説明する。電磁石65の横方向の
ずれは錘23の先端が指示盤12の中心よりどの程度横
方向にずれたかにより、この変動量を知ることができ
る。電磁石65の縦方向のずれ、例えば、上側にずれた
場合には、ワイヤー24が上方向に引張られるので、錘
23の先端と指示盤12との間に、ずれた量だけすき間
ができる。このとき、指示盤12が錘23の先端に接触
するまでスライド板11を上方向に移動させる。その移
動量、すなわち、電磁石65の上方向の位置ずれの量
は、目盛り10により知ることができる。電磁石65が
下方にずれた場合には、ワイヤー24がたるみを生じ、
錘23が指示盤12上に横たわった状態になる。この状
態より、錘23の先端が指示盤12に接触するようにス
ライド板11を下方にスライドさせると、目盛り10に
より、電磁石65の下方への位置ずれの量を知ることが
できる。次に電磁石56が位置ずれを生じた場合には、
部材25に対して円筒17が相対的に移動するので、フ
ォトカップラーが作動し、インターロック回路32をし
て加速器の運転を停止させる。また、電磁石56の左
右、上下方向の位置ずれの量は、前記同様に、指示盤1
2および目盛り10により知ることができる。
【0016】図3は電磁石65の水平および垂直方向の
位置調整機構の実施例を示す。図3(a)は平面図であ
り、図3(b)は図3(a)のL−L’線上の断面図で
ある。床の上に架台33を配設する。この架台33には
矩形状に4本のネジ棒34を設け、これに調整板35を
座金36とナット37とにより取付ける。調整板35の
ネジ棒34に対応する個所にはネジ穴38を大きめに形
成し、調整板35をX,Y方向に移動させることができ
るようにする。この調整板35の上には電磁石65を固
定する。また、ネジ棒34に断面L字形の固定枠39を
ナット40により取付ける。そして、ネジ棒34に対応
して、それぞれ、XY2方向より、X方向押ネジ41お
よびY方向押ネジ42を固定枠39に設ける。
位置調整機構の実施例を示す。図3(a)は平面図であ
り、図3(b)は図3(a)のL−L’線上の断面図で
ある。床の上に架台33を配設する。この架台33には
矩形状に4本のネジ棒34を設け、これに調整板35を
座金36とナット37とにより取付ける。調整板35の
ネジ棒34に対応する個所にはネジ穴38を大きめに形
成し、調整板35をX,Y方向に移動させることができ
るようにする。この調整板35の上には電磁石65を固
定する。また、ネジ棒34に断面L字形の固定枠39を
ナット40により取付ける。そして、ネジ棒34に対応
して、それぞれ、XY2方向より、X方向押ネジ41お
よびY方向押ネジ42を固定枠39に設ける。
【0017】電磁石65を上下方向に位置調整する場合
には、固定枠39のナット40をゆるめて、固定枠39
が上下に移動できるようにすると共に、ナット36を上
下に調整して電磁石65の位置調整を行う。この場合、
4本のネジ棒34に対して各々位置調整を行うことによ
り、電磁石65の左右上下のかたむきによる位置づれを
修正することができる。また、電磁石65を水平方向に
調整する場合には、ナット37をゆるめ、X方向の押し
ネジ41をまわすことにより、電磁石65のX方向の位
置を調整できる。また、Y方向の位置調整はY方向押ネ
ジ42をまわすことにより、電磁石65のY方向の位置
を調整できる。調整後はナット40,37を締付けて調
整板35および固定枠39を固定する。なお、X,Y方
向の調整範囲はネジ穴38の大きさに制限される。以上
は、電磁石65の位置調整について述べたが、電磁石5
6についても同様の位置調整機構を設ける。電磁石6
5,56の位置調整は、錘が元の位置に戻るようにする
ことで完了する。
には、固定枠39のナット40をゆるめて、固定枠39
が上下に移動できるようにすると共に、ナット36を上
下に調整して電磁石65の位置調整を行う。この場合、
4本のネジ棒34に対して各々位置調整を行うことによ
り、電磁石65の左右上下のかたむきによる位置づれを
修正することができる。また、電磁石65を水平方向に
調整する場合には、ナット37をゆるめ、X方向の押し
ネジ41をまわすことにより、電磁石65のX方向の位
置を調整できる。また、Y方向の位置調整はY方向押ネ
ジ42をまわすことにより、電磁石65のY方向の位置
を調整できる。調整後はナット40,37を締付けて調
整板35および固定枠39を固定する。なお、X,Y方
向の調整範囲はネジ穴38の大きさに制限される。以上
は、電磁石65の位置調整について述べたが、電磁石5
6についても同様の位置調整機構を設ける。電磁石6
5,56の位置調整は、錘が元の位置に戻るようにする
ことで完了する。
【0018】以上は、建屋の異なる階上に設けた電磁石
の位置のずれの検出手段およびその位置の調整手段の実
施例について述べたが、建家の同一階上に1台の電子線
加速器と少なくとも1台のガントリーとを配設した場合
において、その電子線搬送システムを構成する電磁石
(ベンディングマグネット)に対しても、本発明を実施
することができる。すなわち、少なくとも一つの電磁石
に対し、その側面にスリットを有する円筒およびフォト
カップラーを設置し、さらに、同じ側面に設けた支持棒
に、錘および前記円筒のスリットに対応する部材を有す
るワイヤーを設け、電磁石が位置ずれをした場合に、部
材の移動によりフォトカップラーが作動し、加速器をイ
ンターロックするように構成する。また、電磁石に対
し、図3と同様の位置調整手段け、電磁石の位置がずれ
た場合、この手段により、電磁石を元の位置に戻すよう
に構成する。
の位置のずれの検出手段およびその位置の調整手段の実
施例について述べたが、建家の同一階上に1台の電子線
加速器と少なくとも1台のガントリーとを配設した場合
において、その電子線搬送システムを構成する電磁石
(ベンディングマグネット)に対しても、本発明を実施
することができる。すなわち、少なくとも一つの電磁石
に対し、その側面にスリットを有する円筒およびフォト
カップラーを設置し、さらに、同じ側面に設けた支持棒
に、錘および前記円筒のスリットに対応する部材を有す
るワイヤーを設け、電磁石が位置ずれをした場合に、部
材の移動によりフォトカップラーが作動し、加速器をイ
ンターロックするように構成する。また、電磁石に対
し、図3と同様の位置調整手段け、電磁石の位置がずれ
た場合、この手段により、電磁石を元の位置に戻すよう
に構成する。
【0019】図4は電磁石の側面に設置した水平度検出
手段の実施例を示す。この例は最も単純なもので、電磁
石65の側面の電子ビーム進行方向とこれに垂直な方向
のそれぞれに、水平度の保証された水平面を持つブロッ
ク70を取り付け、電磁石の設定時にこれに水準器等を
用いて水平度をだし、その状態で固定するものである。
前述の、釣り下げた錘の変位が観測された場合に、この
ブロックに水準器を当てて水平度を確認しながら、錘の
位置が元の位置に戻るように電磁石の水平および垂直位
置調整機構を調整することで、電磁石の位置を元の位置
に復帰させることができる。
手段の実施例を示す。この例は最も単純なもので、電磁
石65の側面の電子ビーム進行方向とこれに垂直な方向
のそれぞれに、水平度の保証された水平面を持つブロッ
ク70を取り付け、電磁石の設定時にこれに水準器等を
用いて水平度をだし、その状態で固定するものである。
前述の、釣り下げた錘の変位が観測された場合に、この
ブロックに水準器を当てて水平度を確認しながら、錘の
位置が元の位置に戻るように電磁石の水平および垂直位
置調整機構を調整することで、電磁石の位置を元の位置
に復帰させることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、建家の変形により、電
子線搬送経路が変位したことを検出でき、変位によって
装置が電子ビームによって損傷を受けることを未然に防
止する事ができる。また検出した変位量に基づいて電子
線搬送系の位置を元の位置に戻すことが、容易に行え
る。さらに長期的な建家の変形だけでなく、たとえば地
震のような短期的な変位が治療中に生じた場合でも、こ
の変位検出機構とこれに連動したインターロック機構に
よって、直ちに治療を中断して患者を保護する安全機構
としての効果もある。
子線搬送経路が変位したことを検出でき、変位によって
装置が電子ビームによって損傷を受けることを未然に防
止する事ができる。また検出した変位量に基づいて電子
線搬送系の位置を元の位置に戻すことが、容易に行え
る。さらに長期的な建家の変形だけでなく、たとえば地
震のような短期的な変位が治療中に生じた場合でも、こ
の変位検出機構とこれに連動したインターロック機構に
よって、直ちに治療を中断して患者を保護する安全機構
としての効果もある。
【0021】本発明の実施例では、位置調整機構を手動
で調整することを前提としたが、この機構に遠隔操作を
可能とする手段を設置し、変位検出機構と連動するサー
ボ機構を設ければ、変位に即応した位置調整が可能とな
る。しかし、地震が起きた場合などは、治療を継続する
よりもむしろ中断すべきであり、また長期的な変位に対
しては、変位の観測を定期的に行うことによって随時調
整を実施すれば手動による調整で十分であると考えられ
る。これは装置のコスト面でも有利である。
で調整することを前提としたが、この機構に遠隔操作を
可能とする手段を設置し、変位検出機構と連動するサー
ボ機構を設ければ、変位に即応した位置調整が可能とな
る。しかし、地震が起きた場合などは、治療を継続する
よりもむしろ中断すべきであり、また長期的な変位に対
しては、変位の観測を定期的に行うことによって随時調
整を実施すれば手動による調整で十分であると考えられ
る。これは装置のコスト面でも有利である。
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例であるインターロックのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】本発明の実施例である電磁石の水平および垂直
位置調整機構の構成を示す平面図(a)と断面図(b)
である。
位置調整機構の構成を示す平面図(a)と断面図(b)
である。
【図4】電磁石の水平度検出手段の実施例を示す立体図
である。
である。
【図5】垂直方向に構成した2ガントリーシステムの構
成例を示す側面図である。
成例を示す側面図である。
10 目盛り 11 スライド板 12 指示盤 13,14,15,16 スリット 17 円筒 18,19,20,21 フォトカップラー 24 ワイヤー 31,30 光結合回路 32 インターロック回路 33 架台 34 ネジ棒 39 固定枠 41,42 押しネジ 50 加速器 51,52 ガントリー 56,65 電磁石
Claims (1)
- 【請求項1】 1台の電子線加速器に対して、複数のガ
ントリーを構成する放射線治療装置において、特に複数
のガントリーを建屋の異なる階上に垂直に設置した場合
に、第1および第2の電子線搬送システムを構成するベ
ンディングマグネットの位置ずれを検出する手段を有
し、この位置ずれを検出する手段により、インターロッ
ク回路を作動し、前記電子線加速器の運転を停止させる
ことを特徴とする放射線治療装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32720497A JPH11137699A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 放射線治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32720497A JPH11137699A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 放射線治療装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11137699A true JPH11137699A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=18196485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32720497A Pending JPH11137699A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 放射線治療装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11137699A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009219696A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Mitsubishi Electric Corp | 粒子線治療装置 |
| JP2012192223A (ja) * | 2012-07-10 | 2012-10-11 | Mitsubishi Electric Corp | 粒子線治療装置 |
| WO2016084218A1 (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三菱電機株式会社 | 粒子線照射設備 |
-
1997
- 1997-11-13 JP JP32720497A patent/JPH11137699A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009219696A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Mitsubishi Electric Corp | 粒子線治療装置 |
| JP2012192223A (ja) * | 2012-07-10 | 2012-10-11 | Mitsubishi Electric Corp | 粒子線治療装置 |
| WO2016084218A1 (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三菱電機株式会社 | 粒子線照射設備 |
| JPWO2016084218A1 (ja) * | 2014-11-28 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | 粒子線照射設備 |
| EP3226251A4 (en) * | 2014-11-28 | 2018-05-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Particle beam irradiation equipment |
| US10199148B2 (en) | 2014-11-28 | 2019-02-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Particle beam irradiation equipment |
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