JPH11139236A - エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル - Google Patents

エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル

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JPH11139236A
JPH11139236A JP9302609A JP30260997A JPH11139236A JP H11139236 A JPH11139236 A JP H11139236A JP 9302609 A JP9302609 A JP 9302609A JP 30260997 A JP30260997 A JP 30260997A JP H11139236 A JPH11139236 A JP H11139236A
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JP
Japan
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instrument panel
airbag
insert
module case
door
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JP9302609A
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English (en)
Inventor
Shigenori Fukui
重範 福井
Koji Senda
幸二 仙田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温時等の条件によってもエアバッグドア部
を迅速に展開する。 【解決手段】 エアバッグモジュールケース24の後側
壁部24Bの切欠24Cを塞ぐ位置にはスチールインサ
ート60が配設されている。スチールインサート60の
湾曲部60Bの先端部には、車両後側上方へ向けて押圧
部60Cが形成されており、インフレータ作動時、エア
バッグモジュールケース24が、支持ブラケット38の
中央部近傍の点Rを中心に車両前方(矢印A方向)へ首
振りを起こし揺動すると、押圧部60Cがリブ50の第
2係合部50Bに当接し、リブ50を、リブ50の第1
係合部50Aとインストルメントパネルインサート18
の突出部56との係合を解除する方向へ押圧するように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルに係り、特に、
自動車に装備されるエアバッグドア部を一体に有するイ
ンストルメントパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車助手席用のエアバッグ装置
のエアバッグドア部をインストルメントパネルに一体と
した構成が知られており、この様なエアバッグドア部を
一体に有するインストルメントパネルの一例としては、
本出願人によって既に出願された構成(特願平9−01
5569号)がある。
【0003】図6に示される如く、このエアバッグドア
部を一体に有するインストルメントパネル100では、
ドアインサート102の下面には係合部としてのリブ1
04が複数個形成されている。これらのリブ104は側
面視でく字形状となっており、傾斜面となった先端部1
04A近傍が、インストルメントパネルインサート10
6の開口周縁部106Aに係合している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
なエアバッグドア部を一体に有するインストルメントパ
ネル100では、インフレータ作動時に、エアバッグ袋
体がエアバッグドア部100Aのドアインサート102
の下面を押し上げて、ドアインサート102のリブ10
4を図6に二点鎖線で示す様に撓ませ、リブ104とイ
ンストルメントネルインサート106との係合を解除さ
せることによりエアバッグドア部を展開させる。従っ
て、樹脂材が硬くなる低温時等の条件によっては、リブ
104が撓み難くなり、リブ104とインストルメント
パネルインサート106との係合解除時間が長くなる。
このため、エアバッグドア部の展開開始時間が遅くな
る。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、低温時等の条
件によってもエアバッグドア部を迅速に展開できるエア
バッグドア部を一体に有するインストルメントパネルを
得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、所定の高荷重作用時に膨出するエアバッグ袋体の膨
出用開口を備えたインストルメントパネルインサート
と、このインストルメントパネルインサートの膨出用開
口に配置されたドアインサートと、これらのインストル
メントパネルインサート及びドアインサート上に配置さ
れた発泡層と、この発泡層の表面を覆う表皮と、前記ド
アインサートの外周部下面に形成され、前記インストル
メントパネルインサートの開口周縁部に係合する係合部
と、を有するエアバッグドア部を一体に有するインスト
ルメントパネルにおいて、インフレータ作動時の反動に
よって生じるエアバッグモジュールケースの回動を利用
して、前記係合部における係合を解除する係合解除手段
を備えたことを特徴としている。
【0007】従って、インフレータ作動時に、その反力
がエアバッグモジュールケースに作用してエアバッグモ
ジュールケースが首振りを起こす。この時のエアバッグ
モジュールケースの回動により係合解除手段を介して、
ドアインサートの係合部にインストルメントパネルイン
サートの開口周縁部との係合を解除する方向に力が与え
られる。このため、低温時等の条件によってもエアバッ
グドア部を迅速に展開できる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルにおいて、前記エアバッグモジュールケースはインフ
レータの中心よりも車両後方位置にてインパネリインフ
ォースメントに固定されており、前記係合解除手段はエ
アバッグモジュールケースに設けられ、インフレータ作
動時に前記係合部と係合して、前記係合部を係合解除方
向へ押圧することを特徴としている。
【0009】従って、インフレータ作動時に、その反力
がエアバッグモジュールケースに作用すると、エアバッ
グモジュールケースはインフレータの中心よりも車両後
方位置を揺動中心にして首振りを起こす。この時のエア
バッグモジュールケースの回動により、エアバッグモジ
ュールケースに設けられた係合解除手段が揺動し、ドア
インサートの係合部を係合解除方向へ押圧する。この結
果、ドアインサートの係合部には、インストルメントパ
ネルインサートの開口周縁部との係合を解除する方向に
力が与えられる。このため、低温時等の条件によっても
エアバッグドア部を迅速に展開できる。また、エアバッ
グモジュールケースの僅かな形状変更のみでエアバッグ
ドア部の展開性能を向上することができ、コスト面でも
有利である。
【0010】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルにおいて、前記係合解除手段は補助板の上部に形成さ
れ、該補助板はエアバッグモジュールケースに取付けら
れ、エアバッグモジュールケースの上部とエアバッグド
ア部の裏面との間の隙間を閉塞する仕切り板となってい
ることを特徴としている。
【0011】従って、請求項1記載の内容に加えて、エ
アバッグモジュールケースに補助板を取付けない状態と
することで、エアバッグドア部が別体とされているイン
ストルメントパネルにも、このエアバッグモジュールケ
ースが使用可能となる。即ち、前記係合部を設けない別
体とされたエアバッグドア部においては、例えば、エア
バッグドア部の裏面側に壁部を立設し、この壁部を、補
助板を取付けないエアバッグモジュールケースの開口部
に挿入して、エアバッグ袋体展開時にエアバッグ袋体が
インストルメントパネルの下部に潜り込むのを防止でき
る。この結果、一体ドアタイプと別体ドアタイプとの双
方のインストルメントパネルにおいて、エアバッグモジ
ュールケースの共用化が可能になり、量産によるコスト
低減が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のエアバッグドア部を一体
に有するインストルメントパネルの一実施形態を図1〜
図4に従って説明する。
【0013】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を示す。図3に示される如く、本
実施形態のインストルメントパネル10の助手席側に
は、インストルメントパネル10の内側に配設されたエ
アバッグ装置12に対向するエアバッグドア部10Aが
形成されている。
【0014】図1に示されるように、インストルメント
パネル10は、車両室内側に配置される樹脂製(例え
ば、PVC〔塩ビ〕、TPO〔オレフィン系熱可塑性エ
ラストマ〕、ウレタン系熱可塑性エラストマ等の軟質樹
脂製)の表皮16と、この表皮16と離間して配置され
PPG〔複合強化ポリプロピレン〕、ASG〔複合強化
アクリルニトリルスチレン〕等によって製作されたイン
ストルメントパネルインサート18と、これらの表皮1
6とインストルメントパネルインサート18との間に充
填された熱可塑性ウレタン等の発泡層20と、によって
構成されている。従って、表皮16は比較的低強度であ
るが、インストルメントパネルインサート18は比較的
高強度とされている。
【0015】上述したインストルメントパネル10のイ
ンストルメントパネルインサート18の所定位置には、
開口22が形成されている。この開口22の形成位置に
は、エアバッグ装置12が配設されている。エアバッグ
装置12は、略箱体形状のエアバッグモジュールケース
24と、エアバッグモジュールケース24内に固定され
た略円柱形状のインフレータ26と、このインフレータ
26の開口22側に折り畳み状態で配置されたエアバッ
グ袋体28と、によって構成されている。
【0016】エアバッグドア部10Aは、前述したイン
ストルメントパネル10の表皮16の一部でもある表皮
30と、この表皮30と離間して配置されインストルメ
ントパネルインサート18と同一材質である樹脂製のド
アインサート32と、これらの表皮30とドアインサー
ト32との間に充填されインストルメントパネル10の
発泡層20の一部でもある発泡層34と、から成ってい
る。
【0017】図4に示される如く、エアバッグモジュー
ルケース24は例えばアルミダイカスト製の略箱体形状
とされており、その開口側の両側部には外側へ向けて取
付部24Aが形成されている。これらの取付部24A
は、図示を省略したボルト・ナット等の固定具によりイ
ンストルメントパネルインサートに固定されている。
【0018】また、エアバッグモジュールケース24の
後側壁部24Bの上部には、側面視で三角形状の切欠2
4Cが形成されており、この切欠24Cを塞ぐ位置に、
補助板としての鉄製板材から成るスチールインサート6
0が配設されている。このスチールインサート60は、
エアバッグモジュールケース24の開口部の車両後側内
周部に沿ったコ字状の側壁部60Dと、底部60Aとを
備えており、エアバッグモジュールケース24の車両後
側内周部に組付けられている。
【0019】図1に示される如く、スチールインサート
60の底部60Aには、車幅方向を長手方向とする長方
形の穴61が穿設されており、底部60Aは、エアバッ
グモジュールケース24の後側壁部24Bと前側壁部2
4Eにそれぞれ形成された段部24D、24F上に当接
している。また、エアバッグモジュールケース24の後
側壁部24Bの後面下部には、取付部25が溶着されて
いる。この取付部25には、支持ブラケット38の一片
38Aがボルト等の固定具40により固定されている。
支持ブラケット38は中央部において略L字状に屈曲さ
れており、支持ブラケット38の他片38Bは、車両骨
格部材としての円管状のインパネリインフォースメント
42に形成された固定部42Aに、ボルト・ナット等の
固定具44により固定されている。
【0020】なお、エアバッグモジュールケース24は
インフレータ26の中心Gよりも車両後方位置Pにてイ
ンパネリインフォースメント42に固定されている。こ
のため、インフレータ作動時には、その反力がエアバッ
グモジュールケース24に作用して、エアバッグモジュ
ールケース24が、支持ブラケット38の中央部近傍の
点Rを中心に車両前方(図1の矢印A方向)へ首振りを
起こすようになっている。
【0021】なお、エアバッグドア部10Aのドアイン
サート32の車両前方側端部32Aは、インストルメン
トパネルインサート18の開口縁部に、ボルト・ナット
等の固定具36により固定されている。これにより、エ
アバッグドア部10Aは、この固定部近傍がエアバッグ
ドア展開時のヒンジ部39として機能する、所謂片開き
タイプのドア部となっている。
【0022】インフレータ26は略円柱形とされてお
り、その側部には車両急減速状態を感知する図示しない
機械着火式のエアバッグセンサが配設されている。ま
た、インフレータ26の内部におけるエアバッグセンサ
のファイアリングピンの移動軌跡上には、図示しない雷
管が配設されている。この雷管の周囲にはエンハンサ
(伝火剤)が配設され、更にその外周部にはガス発生剤
が収容されている。なお、上述した機械着火式のエアバ
ッグセンサの代わりに電気着火式のエアバッグセンサを
用いてもよい。この場合、車両の急減速状態を感知する
センサはインフレータ内に配設されておらず、車両前部
両側やコンソールボックスの下部付近等に配設されてい
る。上記構成のインフレータ26が所定の高荷重作用時
に作動することにより、エアバッグモジュールケース2
4内に折り畳み状態で収容されているエアバッグ袋体2
8が膨張するようになっている。
【0023】表皮16と表皮30との境界部には、U字
状の溝部52が形成されている。この溝部52の底部は
他の部分より薄肉となっており、エアバッグ袋体の膨張
圧で破断する破断部54となっている。なお、本実施形
態では、破断部54がエアバッグドア14の全周に形成
されているが、ヒンジ部39を除いた部分にのみ形成し
てもよい。
【0024】インストルメントパネルインサート18の
開口後側周縁部には、車両前方へ向けて突出部56が形
成されている。ドアインサート32の車両後側端部近傍
の下面には、係合部としてのリブ50が複数個形成され
ており、これらのリブ50はドアインサート32の周方
向に沿って所定の間隔で形成されている。これらのリブ
50の下部には、車両後方下側へ向けて傾斜面となった
第1係合部50Aが形成されており、この第1係合部5
0Aは、インストルメントパネルインサート18の突出
部56の前端下部に係合している。また、これらのリブ
50の下部には、車両下方へ向けて第2係合部50Bが
形成されている。
【0025】エアバッグモジュールケース24に取付け
られたスチールインサート60の上部には、車両前方へ
向けて膨出した断面U字状の湾曲部60Bが形成されて
おり、この湾曲部60Bの上部は、略車両後方へ向けて
延設されている。湾曲部60Bの先端部には、車両後側
上方へ向けて係合解除手段としての押圧部60Cが形成
されており、インフレータ作動時、エアバッグモジュー
ルケース24が、支持ブラケット38の中央部近傍の点
Rを中心に車両前方(図1の矢印A方向)へ首振りを起
こし、図2に二点鎖線で示す位置方向へ揺動すると、押
圧部60Cがリブ50の第2係合部50Bに当接し、リ
ブ50を、リブ50の第1係合部50Aとインストルメ
ントパネルインサート18の突出部56との係合を解除
する方向へ(図2の矢印B方向)押圧するようになって
いる。
【0026】また、本実施形態では、スチールインサー
ト60の上部に断面U字状の湾曲部60Bを形成したこ
とにより、インストルメントパネル10に乗員等が当接
した場合にも、スチールインサート60の上部が容易に
変形して衝撃を吸収することができるようになってい
る。
【0027】なお、本実施形態では、破断部54の近傍
には、ドアインサート32の上面にヒンジ部を除いて設
けられたリブ62が隣接配置されており、リブ62の頂
壁部62Aと表皮30との間の発泡層34は薄くなって
いる。このため、リブ62の頂壁部62Aによって、破
断部54に、荷重が伝達され易くなっている。
【0028】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態ではドアインサート32の外周部下面に形成した
係合部としてのリブ50の第1係合部50Aが、インス
トルメントパネルインサート18の開口周縁部としての
突出部56に係合しているため、ドアインサート32
が、インストルメントパネルインサート18に確実に保
持される。
【0029】また、本実施形態では、所定の高荷重作用
時、即ち車両急減速時になると、図示しないエアバッグ
センサがこれを感知してインフレータ26の雷管を発火
させる。このため、エンハンサを介してガス発生剤が燃
焼し、大量のガスが発生する。この時、本実施形態で
は、エアバッグモジュールケース12がインフレータ2
6の中心Gよりも車両後方位置Pにてインパネリインフ
ォースメント42に固定されているため、発生したガス
圧によって、エアバッグモジュールケース24が、支持
ブラケット38の中央部近傍の点Rを中心に車両前方
(図1の矢印A方向)へ首振りを起こし、図2に二点鎖
線で示す位置方向へ揺動する。この結果、エアバッグモ
ジュールケース24のスチールインサート60の押圧部
60Cがリブ50の第2係合部50Bに当接し、リブ5
0を、リブ50の第1係合部50Aとインストルメント
パネルインサート18の突出部56との係合を解除する
方向(図2の矢印B方向)へ押圧する。
【0030】この状態で、エアバッグ袋体28が膨張
し、エアバッグ袋体28からの膨出荷重(膨張圧)が、
エアバッグドア部10Aのドアインサート32に伝達さ
れると、エアバッグ袋体の膨張圧で破断部54が破断
し、エアバッグドア部10Aが展開を開始する。
【0031】即ち、本実施形態では、エアバッグドア部
10Aが展開を開始する際に、押圧部60Cがリブ50
を図2の矢印B方向へ押圧することにより、リブ50の
第1係合部50Aとインストルメントパネルインサート
18の突出部56との係合が迅速に解除されるので、低
温時等の樹脂材が変形し難い条件下でもエアバッグドア
部10Aを迅速に展開できる。
【0032】なお、本実施形態に使用したエアバッグ装
置12は、図5に示される様な樹脂製のエアバッグドア
部70が別体とされているインストルメントパネル10
にも使用可能であり、この場合には、エアバッグモジュ
ールケース24からスチールインサート60(図4参
照)を取り外して使用する。即ち、エアバッグドア部7
0の裏面70A側に立設された壁部72を略箱体形状の
エアバッグモジュールケース24の開口部に挿入して使
用する。
【0033】従って、エアバッグモジュールケース24
からスチールインサート60(図4参照)を取り外した
ことで生じる、エアバッグモジュールケース24の上面
とエアバッグドア部70の裏面70Aとの間の隙間が、
エアバッグドア部70の壁部72によって塞がれるた
め、エアバッグ袋体展開時に、エアバッグ袋体が、エア
バッグモジュールケース24の上面とエアバッグドア部
70の裏面70Aとの間の隙間から後方側のインストル
メントパネル10の下部に潜り込むことはない。
【0034】この結果、別体のエアバッグドア部をイン
ストルメントパネルの開口部に取付けた、所謂、別体ド
アタイプ(図5)と、エアバッグドア部を一体成形した
所謂、一体ドアタイプ(図1)との双方のインストルメ
ントパネルにおいて、エアバッグモジュールケース24
の共用化が可能になり、量産によるコスト低減が可能で
ある。
【0035】なお、図5では、エアバッグドア部70の
前後方向中央部にティア部74が形成されており、エア
バッグ袋体展開時には、ティア部74に沿ってエアバッ
グドア部70が開裂し、前後方向へ両開きするようにな
っている。
【0036】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態では、エアバッグモジュール
ケース24と別体とされたスチールインサート60に押
圧部60Cを形成したが、これに代えて、エアバッグモ
ジュールケース24の後側壁部24Bを上方へ延設し、
湾曲部60B及び押圧部60Cと同様な部位を一体的に
形成した構成としても良い。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、所定の高荷重
作用時に膨出するエアバッグ袋体の膨出用開口を備えた
インストルメントパネルインサートと、インストルメン
トパネルインサートの膨出用開口に配置されたドアイン
サートと、インストルメントパネルインサート及びドア
インサート上に配置された発泡層と、発泡層の表面を覆
う表皮と、ドアインサートの外周部下面に形成され、イ
ンストルメントパネルインサートの開口周縁部に係合す
る係合部と、を有するエアバッグドア部を一体に有する
インストルメントパネルにおいて、インフレータ作動時
の反動によって生じるエアバッグモジュールケースの回
動を利用して、係合部における係合を解除する係合解除
手段を備えたため、低温時等の条件によってもエアバッ
グドア部を迅速に展開できるという優れた効果を有す
る。
【0038】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルにおいて、エアバッグモジュールケースはインフレー
タの中心よりも車両後方位置にてインパネリインフォー
スメントに固定されており、係合解除手段はエアバッグ
モジュールケースに設けられ、インフレータ作動時に係
合部と係合して、係合部を係合解除方向へ押圧するた
め、請求項1記載の効果に加えて、僅かな形状変更のみ
でエアバッグドア部の展開性能を向上することができ、
コスト面でも有利であるという優れた効果を有する。
【0039】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルにおいて、係合解除手段は補助板の上部に形成され、
補助板はエアバッグモジュールケースに取付けられ、エ
アバッグモジュールケースの上部とエアバッグドア部の
裏面との間の隙間を閉塞する仕切り板となっているた
め、請求項1記載の効果に加えて、エアバッグモジュー
ルケースに補助板を取付けない状態とすることで、エア
バッグドア部が別体とされているインストルメントパネ
ルにも、このエアバッグモジュールケースを使用可能と
なるため、量産によるコスト低減が可能であるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の1−1線に沿った拡大断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るエアバッグドア部を
一体に有するインストルメントパネルの一部を示す拡大
側断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るエアバッグドア部を
一体に有するインストルメントパネルを示す車両斜め後
方から見た斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るエアバッグドア部を
一体に有するインストルメントパネルにおけるエアバッ
グモジュールケースを示す車両斜め後方から見た分解斜
視図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るエアバッグドア部を
一体に有するインストルメントパネルに使用したエアバ
ッグ装置をエアバッグドア部を別体としたインストルメ
ントパネルに使用した状態を示す図1に対応する断面図
である。
【図6】従来の実施形態に係るエアバッグドア部を一体
に有するインストルメントパネルの一部を示す拡大側断
面図である。
【符号の説明】
10 インストルメントパネル 10A エアバッグドア部 12 エアバッグ装置 16 表皮 18 インストルメントパネルインサート 20 発泡層 24 エアバッグモジュールケース 28 エアバッグ袋体 30 表皮 32 ドアインサート 34 発泡層 42 インパネリインフォースメント 50 リブ(係合部) 50A 第1係合部 50B 第2係合部 56 突出部 60 スチールインサート(補助板) 60C 押圧部(係合解除手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の高荷重作用時に膨出するエアバッ
    グ袋体の膨出用開口を備えたインストルメントパネルイ
    ンサートと、 このインストルメントパネルインサートの膨出用開口に
    配置されたドアインサートと、 これらのインストルメントパネルインサート及びドアイ
    ンサート上に配置された発泡層と、 この発泡層の表面を覆う表皮と、 前記ドアインサートの外周部下面に形成され、前記イン
    ストルメントパネルインサートの開口周縁部に係合する
    係合部と、 を有するエアバッグドア部を一体に有するインストルメ
    ントパネルにおいて、 インフレータ作動時の反動によって生じるエアバッグモ
    ジュールケースの回動を利用して、前記係合部における
    係合を解除する係合解除手段を備えたことを特徴とする
    エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記エアバッグモジュールケースはイン
    フレータの中心よりも車両後方位置にてインパネリイン
    フォースメントに固定されており、前記係合解除手段は
    エアバッグモジュールケースに設けられ、インフレータ
    作動時に前記係合部と係合して、前記係合部を係合解除
    方向へ押圧することを特徴とする請求項1記載のエアバ
    ッグドア部を一体に有するインストルメントパネル。
  3. 【請求項3】 前記係合解除手段は補助板の上部に形成
    され、該補助板はエアバッグモジュールケースに取付け
    られ、エアバッグモジュールケースの上部とエアバッグ
    ドア部の裏面との間の隙間を閉塞する仕切り板となって
    いることを特徴とする請求項1記載のエアバッグドア部
    を一体に有するインストルメントパネル。
JP9302609A 1997-11-05 1997-11-05 エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル Pending JPH11139236A (ja)

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