JPH11139603A - 用紙供給装置 - Google Patents

用紙供給装置

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JPH11139603A
JPH11139603A JP30714997A JP30714997A JPH11139603A JP H11139603 A JPH11139603 A JP H11139603A JP 30714997 A JP30714997 A JP 30714997A JP 30714997 A JP30714997 A JP 30714997A JP H11139603 A JPH11139603 A JP H11139603A
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Atsushi Fukumura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置場所の温度や湿度等の環境や、繰り込ま
れる用紙の厚さや腰等にかかわらず、常に円滑な分離や
繰り込みが可能となる用紙供給装置を提供する。 【解決手段】 繰り込みローラ10と、繰り込みローラ
10の外周面に圧接される分離パッド12とを有し、繰
り込みローラ10と分離パッド12の協働作用により用
紙Pを1枚ずつ繰り込むようにした用紙供給装置におい
て、分離パッド12の圧接力を調節できる回転ダイヤル
部20を設けたを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ファクシ
ミリ装置等に適用され、用紙を1枚づつ分離して搬送す
る分離機構を備えた用紙供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置における用紙供給装置
においては、用紙を積層支持するための給紙トレイの下
側近傍に、用紙に対して繰り込み力を付与する繰り込み
ローラが設けられるとともに、積層された用紙に対して
繰り込み力に抗する力を付与する分離パッドが設けられ
ている。そして、繰り込みローラが回転すると、給紙ト
レイ上の用紙のうち、繰り込みローラに接している用紙
から1枚ずつ装置内の用紙読取部に繰り込まれ、他の用
紙は分離パッドにより給紙トレイ上に残る。このように
して、給紙トレイ上の用紙が1枚ずつ分離されて繰り込
まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の用紙供給装置では、温度や湿度が変化す
ると、或いは、繰り込まれる用紙が変わりその厚さや腰
が変化すると、分離パッドと用紙との摩擦力が変動し、
用紙の分離や繰り込みが円滑に行われないといった問題
が発生していた。
【0004】本発明の目的は、従来のこのような欠点を
解消し、装置が設置された場所の温度や湿度等の環境
や、繰り込まれる用紙の厚さや腰等にかかわらず、常に
円滑な分離や繰り込みが可能となる用紙供給装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、繰り込みローラと、繰り込みローラの外
周面に圧接される分離パッドとを有し、繰り込みローラ
と分離パッドの協働作用により用紙を1枚ずつ繰り込む
ようにした用紙供給装置において、分離パッドの圧接力
を調節できる回転ダイヤル部を設けた。また、上記回転
ダイヤル部は、少なくとも一部が装置外に露出すると共
に、周辺部に傾斜部を有した回転ダイヤルと、傾斜部と
上記分離パッドとの間に設けられた押圧部とからなる。
さらに、上記押圧部が、上記傾斜部に接する第1の押圧
部材と、上記分離パッドの背面に接する第2の押圧部材
と、第1の押圧部材と第2の押圧部材との間に設けられ
た弾性部材とからなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の用紙
供給装置について図面を参照しつつ述べる。図1は、本
発明の実施の形態の用紙供給装置を含むファクシミリ装
置を示す平面図である。図2は、図1のファクシミリ装
置の断面図である。図3は、図1の用紙供給装置の回転
ダイヤル部の詳細を示す断面図である。図4は、傾斜部
の詳細を示す回転ダイヤルの正面図である。
【0007】先ず、本発明の実施の形態の用紙供給装置
の全体構成について述べる。図1に示すように、装置フ
レーム1の上面には用紙Pの挿入口2が、同装置フレー
ム1の前後には用紙Pの排出口3が形成されている。図
2に示すように、装置フレーム1の内部には用紙Pの搬
送通路4が設けられ、挿入口2から挿入された用紙Pは
搬送通路4を通過して排出口3から排出される。
【0008】イメージセンサ6は搬送通路4に臨むよう
に配置され、送信、コピー時にこのイメージセンサ6に
より用紙P上の画情報が読み取られる。搬送通路4には
一対の送りローラ7とイメージセンサ6に接している送
りローラ8がそれぞれ設けられ、これらの送りローラ
7,8の回転により搬送通路4を通過する用紙Pに送り
が付与される。
【0009】用紙Pを積層支持するための給紙トレイ9
は、装置フレーム1の上部において挿入口2と対応する
位置に設けられている。繰り込みローラ10は給紙トレ
イ9の下端近傍において装置フレーム1内に積極回転可
能に支持されている。前記搬送通路4を挟んで繰り込み
ローラ10の反対側位置には支持板11が設けられてい
る。その支持板11には繰り込みローラ10と対向する
ように分離パッド12が取り付けられている。分離パッ
ド12は、後述する回転ダイヤル部20により、繰り込
みローラ10に向かって付勢され、外周面に圧接されて
いる。
【0010】そして、給紙トレイ9上に多数の用紙Pが
積層支持された状態で、繰り込みローラ10が回転駆動
されると、給紙トレイ9上の用紙Pのうち、繰り込みロ
ーラ10の外周面に接している最下紙の1枚の用紙Pに
のみ繰り込み力が付与されて、用紙Pが搬送通路4内に
繰り込まれる。このとき、他の用紙Pは分離パッド12
との摩擦により搬送通路4内への繰り込みが阻止され
て、給紙トレイ9上に残る。つまり、繰り込みローラ1
0の回転に伴い、同繰り込みローラ10と分離パッド1
2との協働作用により、給紙トレイ9上の用紙Pが1枚
ずつ分離して搬送通路4内に繰り込まれる。
【0011】次に、上記のように構成された用紙供給装
置の作用を説明する。給紙トレイ9上に多数の用紙Pを
載置支持した状態で装置を始動するとき、後述する回転
ダイヤル部により、分離パッド12が所定の付勢力で繰
り込みローラ10に圧接される。そして、繰り込みロー
ラ10が回転駆動されて、同繰り込みローラ10と分離
パッド12と協働作用により、用紙Pが1枚ずつ搬送通
路4内に繰り込まれる。搬送通路4内に繰り込まれた1
枚の用紙は、一対の送りローラ7を介し、送りローラ8
により、イメージセンサ6に圧接されながら搬送され
る。そして、イメージセンサ6により用紙P上の画情報
が読み取られる。その後、用紙Pは排出口3から装置外
へ排出される。
【0012】次に、回転ダイヤル部20について述べ
る。図1、図2に示すように、回転ダイヤル部20は装
置の中央上部に設けられ、図3に示すように分離パッド
12の背面に位置している。回転ダイヤル部20は、周
辺部に傾斜部24を有した回転ダイヤル21と、傾斜部
24と分離パッド12との間に設けられた押圧部30と
から構成される。回転ダイヤル21は、支持板11の座
部11aに設けられた軸23に回動自在に設けられてい
る。22は止め具である。押圧部30は一対の第1の押
圧部材31、第2の押圧部材32と、第1の押圧部材3
1と第2の押圧部材32との間に取付けられた弾性部材
33とからなる。弾性部材33は例えば圧縮スプリング
であるが、ゴム、板ばね等も使用することができる。第
1の押圧部材31、第2の押圧部材32と弾性部材33
とは、支持板11の筒体部11bに移動可能に設けられ
ている。
【0013】また、図4に示されるように、回転ダイヤ
ル21の周辺部には下方に突出した傾斜部24が設けら
れている。傾斜部24は図4中、右下がりに傾斜した形
状であり、押圧部30の第1の押圧部材31が接してい
る。回転ダイヤル21を図1中、時計方向に回動させれ
ば、第1の押圧部材31が繰り込みローラ10に近づく
方向に移動する。それに伴い、弾性部材33、第2の押
圧部材32を介して分離パッド12の繰り込みローラ1
0への圧接力が強くなるように構成されている。逆に、
回転ダイヤル21を図1中、反時計方向に回動させれ
ば、第1の押圧部材31が繰り込みローラ10から遠ざ
かる方向に移動し、分離パッド12の圧接力が弱くなる
ようになっている。
【0014】回転ダイヤル部20の回転ダイヤル21
は、図1に示すように、一部が装置外に露出しており、
カバーを開けることなく、また特別な工具を使用するこ
となく、押圧部30の圧接力を調整することができる。
尚、この実施の形態では回転ダイヤル21の一部を露出
させているが、全体を露出しておいてもよい。以下、回
転ダイヤル部20の使用方法を、用紙Pの厚さが変わっ
た場合を例に挙げて説明する。
【0015】即ち、用紙Pが薄いものである場合、回転
ダイヤル21を時計方向に回動させておく。用紙Pが薄
いものであると通常、用紙Pに対する分離パッド12の
保持力が相対的に小さくなる。これを補うため、分離パ
ッド12の繰り込みローラへ10の圧接力を強めてお
く。そのため、分離パッド12の用紙Pに対する保持力
が上昇し、用紙Pは分離パッド12によりその進行が阻
止されやすくなる。つまり用紙Pを1枚ずつ分離する能
力が高くなり、用紙Pが複数枚同時に繰り込まれること
がなく、用紙Pを1枚ずつ確実に分離して搬送通路4内
に繰り込むことができる。
【0016】また、用紙Pが厚いものである場合は、逆
に、回転ダイヤル21を反時計方向に回動させておく。
用紙Pが厚いものであると通常、用紙Pに対する分離パ
ッド12のの保持力が相対的に大きくなる。この保持力
を軽減するため、分離パッド12の繰り込みローラへ1
0の圧接力を弱めておく。そのため、分離パッド12の
繰り込みローラ10への圧接力が弱くなり、分離パッド
12の用紙Pに対する保持力が減少し、用紙Pは繰り込
みローラ10に繰り込まれ易くなる。つまり用紙Pに対
する繰り込み力が大きくなり、用紙Pの繰り込みに失敗
することはなく、用紙Pを確実に搬送通路4内に繰り込
むことができる。
【0017】また、押圧部30には、上述のように弾性
部材33が設けられ、分離パッド12を繰り込みローラ
10に弾性付勢しているので、繰り込みローラ10の周
面に多少の凹凸があっても弾性部材33に吸収され、分
離パッド12を繰り込みローラ10に常に所定押圧力で
圧接し、安定した圧接力とすることができる。
【0018】以上詳述したように本発明によれば、温度
や湿度等の環境、用紙の厚さや腰等に応じて分離パッド
の圧接力を調節することができ、用紙の厚さにかかわら
ず常に円滑な分離や繰り込みが可能になる。また、腰が
強い用紙、腰が弱い用紙等にも本発明は同様な効果を発
揮することができる。また、分離パッドは、長期間の使
用時にゴムが摩耗していくが、上記調節手段により、分
離性能の持続が可能となる。
【0019】尚、この発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、この発明を用紙供給装置以外の用紙供
給装置、例えばプリンタ等に具体化したりするなど、こ
の発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成を任意に変
更して具体化することも可能である。
【0020】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明により、
回転ダイヤル部材を回転させるという簡易な操作によ
り、設置場所の温度や湿度等の環境や、繰り込まれる用
紙の厚さや腰、の変化に応じて調節手段により分離パッ
ドの圧接力を調節することができる。従って、例えば、
用紙が厚く腰の強いものである場合は、分離パッドの圧
接力を弱くすることにより、用紙を確実に繰り込むこと
ができる。又、用紙が薄く腰の弱いものである場合は、
分離パッドの圧接力を強くすることにより、用紙を確実
に分離して1枚ずつ繰り込むことができる。また、分離
パッドは長期間の使用時にゴムが摩耗していくが、圧接
力を調整することにより、分離性能を長期間にわたり持
続させることができる。
【0021】請求項2の発明により、カバーを開けた
り、また特別な工具を使用することなく、押圧部の圧接
力を調整することができる。そして、ダイヤル部材と押
圧部材といった簡単な構成および簡易な操作にもかかわ
らず、分離性能を向上、持続させることができる。
【0022】請求項3の発明により、繰り込みローラ周
面に多少の凹凸があっても弾性部材に吸収され、分離パ
ッドを繰り込みローラに常に所定押圧力で圧接し、安定
した圧接力とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の用紙供給装置を含むファ
クシミリ装置を示す平面図である。
【図2】図1のファクシミリ装置を示す断面図である。
【図3】図1の用紙供給装置の回転ダイヤル部の詳細を
示す断面図である。
【図4】傾斜部の詳細を示す回転ダイヤルの正面図であ
る。
【符号の説明】
10 繰り込みローラ 12 分離パッド 20 回転ダイヤル部 21 回転ダイヤル 24 傾斜部 30 押圧部 31 第1の押圧部材 32 第2の押圧部材 33 弾性部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り込みローラと、繰り込みローラの外
    周面に圧接される分離パッドとを有し、繰り込みローラ
    と分離パッドの協働作用により用紙を1枚ずつ繰り込む
    ようにした用紙供給装置において、分離パッドの圧接力
    を調節できる回転ダイヤル部を設けたことを特徴とする
    用紙供給装置。
  2. 【請求項2】 上記回転ダイヤル部は、少なくとも一部
    が装置外に露出すると共に周辺部に傾斜部を有した回転
    ダイヤルと、傾斜部と上記分離パッドとの間に設けられ
    た押圧部とからなることを特徴とする請求項1に記載の
    用紙供給装置。
  3. 【請求項3】 上記押圧部が、上記傾斜部に接する第1
    の押圧部材と、上記分離パッドの背面に接する第2の押
    圧部材と、第1の押圧部材と第2の押圧部材との間に設
    けられた弾性部材とからなることを特徴とする請求項2
    に記載の用紙供給装置。
JP30714997A 1997-11-10 1997-11-10 用紙供給装置 Expired - Lifetime JP3780667B2 (ja)

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