JPH11139979A - 免疫系抑制用組成物 - Google Patents
免疫系抑制用組成物Info
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- JPH11139979A JPH11139979A JP9306159A JP30615997A JPH11139979A JP H11139979 A JPH11139979 A JP H11139979A JP 9306159 A JP9306159 A JP 9306159A JP 30615997 A JP30615997 A JP 30615997A JP H11139979 A JPH11139979 A JP H11139979A
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- ginseng
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 田七人参の抽出エキスを有効成分とする
免疫系抑制用組成物。 【効果】 当該抽出エキスは免疫抑制作用を有し、これ
を摂取することによって過剰に働く免疫系が抑制され生
体の恒常性が維持される。本発明の免疫系抑制用組成
物、特に免疫抑制剤および機能性食品は、免疫系に関す
る各種の疾患、例えば接触性過敏症、慢性関節リウマ
チ、気管支端息等のアトピー性疾患等の予防および治療
に有用である。
免疫系抑制用組成物。 【効果】 当該抽出エキスは免疫抑制作用を有し、これ
を摂取することによって過剰に働く免疫系が抑制され生
体の恒常性が維持される。本発明の免疫系抑制用組成
物、特に免疫抑制剤および機能性食品は、免疫系に関す
る各種の疾患、例えば接触性過敏症、慢性関節リウマ
チ、気管支端息等のアトピー性疾患等の予防および治療
に有用である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、田七人参または田
七人参の組織培養物から得られるエキスの新規用途、特
に免疫抑制剤および機能性食品に関する。
七人参の組織培養物から得られるエキスの新規用途、特
に免疫抑制剤および機能性食品に関する。
【0002】
【従来の技術】田七人参(Panax notoginseng )は、中
国の雲南省東南部から広西省西南部の限られた山林に、
まれに生える植物であり、雲南省では現在栽培されてい
る。中国では、臨床的に止血作用、抗真菌作用、強心作
用が認められていて、肝炎にも用いられてきた。
国の雲南省東南部から広西省西南部の限られた山林に、
まれに生える植物であり、雲南省では現在栽培されてい
る。中国では、臨床的に止血作用、抗真菌作用、強心作
用が認められていて、肝炎にも用いられてきた。
【0003】近年の研究からも、田七人参から得られた
サポニンに抗高血圧効果があること(CLINICAL AND EXP
ERIMENTAL PHARMACOLOGY AND PHYSIOLOGY. SUPPLEMENT,
S297-299, 1995 )、抗炎症効果があること(CHUNG-KU
O CHUNG HIS I CHIEH HO TSACHIH, 14, 35-36, 199
4)、また田七人参から得られた多糖類に免疫賦活作用
があること(PHARMACEUTICAL RESEARCH, 13, 1196-120
0, 1996)等が報告されている。しかし現在まで、田七
人参の抽出エキスの免疫抑制効果に関する報告はされて
いない。
サポニンに抗高血圧効果があること(CLINICAL AND EXP
ERIMENTAL PHARMACOLOGY AND PHYSIOLOGY. SUPPLEMENT,
S297-299, 1995 )、抗炎症効果があること(CHUNG-KU
O CHUNG HIS I CHIEH HO TSACHIH, 14, 35-36, 199
4)、また田七人参から得られた多糖類に免疫賦活作用
があること(PHARMACEUTICAL RESEARCH, 13, 1196-120
0, 1996)等が報告されている。しかし現在まで、田七
人参の抽出エキスの免疫抑制効果に関する報告はされて
いない。
【0004】一方、田七人参のカルスの誘導方法、また
は培養方法について、Zheng らにより報告(Chinese Jo
urnal of Biotechnology, 5, 47-53, 1989)されている
が、培養して得られた培養物、または培養物から抽出さ
れたエキスに免疫抑制効果があることは示されていな
い。
は培養方法について、Zheng らにより報告(Chinese Jo
urnal of Biotechnology, 5, 47-53, 1989)されている
が、培養して得られた培養物、または培養物から抽出さ
れたエキスに免疫抑制効果があることは示されていな
い。
【0005】従って、現在までに、田七人参の組織培養
物の抽出エキスに、免疫抑制効果を認める、または免疫
抑制効果を有することを類推しうる報告はされていな
い。
物の抽出エキスに、免疫抑制効果を認める、または免疫
抑制効果を有することを類推しうる報告はされていな
い。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、田七人参またはその組織培養物から得ら
れるエキスが優れた免疫抑制効果を有することを見出
し、本発明を完成するに至った。
を重ねた結果、田七人参またはその組織培養物から得ら
れるエキスが優れた免疫抑制効果を有することを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、田七人参またはその
組織培養物から抽出されるエキスを有効成分とする免疫
系抑制用組成物であり、特に免疫抑制剤および機能性食
品である。
組織培養物から抽出されるエキスを有効成分とする免疫
系抑制用組成物であり、特に免疫抑制剤および機能性食
品である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の免疫系抑制用組成物の有
効成分であるエキスは、田七人参または田七人参の組織
培養物を溶媒抽出することにより得られ、例えば以下に
述べる第1法または第2法により製造することができ
る。
効成分であるエキスは、田七人参または田七人参の組織
培養物を溶媒抽出することにより得られ、例えば以下に
述べる第1法または第2法により製造することができ
る。
【0009】〔第1法〕田七人参自体から、溶媒を用い
て直接抽出する方法。抽出に用いる溶媒としては、水や
アルコールを用いることができ、アルコールとしてメタ
ノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等を用
いることができる。また、これらの溶媒を任意の比率で
混合した混合溶媒を用いることもできるが、水、エタノ
ール、または水とエタノールとの混合溶媒を用いること
が好ましく、その混合比率は通常、アルコール濃度で5
%〜95%、好ましくは20%〜90%である。溶媒
は、田七人参1gに対して、3〜200ml、好ましく
は5〜30mlを用いて抽出する。
て直接抽出する方法。抽出に用いる溶媒としては、水や
アルコールを用いることができ、アルコールとしてメタ
ノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等を用
いることができる。また、これらの溶媒を任意の比率で
混合した混合溶媒を用いることもできるが、水、エタノ
ール、または水とエタノールとの混合溶媒を用いること
が好ましく、その混合比率は通常、アルコール濃度で5
%〜95%、好ましくは20%〜90%である。溶媒
は、田七人参1gに対して、3〜200ml、好ましく
は5〜30mlを用いて抽出する。
【0010】抽出に際しては、田七人参を18号ふるい
(850μm)を通る粗末に粉砕し、あるいは8.6号
ふるい(2000μm)を通る細切に切断することが好
ましい。抽出方法は、熱を加え還流法で抽出することが
好ましいが、静置により抽出してもよい。また抽出時間
はいずれの抽出溶媒を用いた場合でも、より長いほうが
好ましい。例えば水溶媒による還流法では30分で充分
であるが、特に限定はされない。
(850μm)を通る粗末に粉砕し、あるいは8.6号
ふるい(2000μm)を通る細切に切断することが好
ましい。抽出方法は、熱を加え還流法で抽出することが
好ましいが、静置により抽出してもよい。また抽出時間
はいずれの抽出溶媒を用いた場合でも、より長いほうが
好ましい。例えば水溶媒による還流法では30分で充分
であるが、特に限定はされない。
【0011】〔第2法〕 a.田七人参の任意の組織を摘出する工程、および b.摘出した田七人参の任意の組織、または摘出した田
七人参の任意の組織を組織培養して得られた培養物を溶
媒で抽出してエキスを得る工程を含む方法。
七人参の任意の組織を組織培養して得られた培養物を溶
媒で抽出してエキスを得る工程を含む方法。
【0012】上記工程aにおいて摘出され得る田七人参
の組織としては、主根、側根、葉、茎、花等が挙げられ
る。
の組織としては、主根、側根、葉、茎、花等が挙げられ
る。
【0013】上記工程aで摘出した任意の組織を組織培
養する場合、組織培養で用いる培地としては、ムラシゲ
スクーグ(MS)培地、リンスマイヤースクーグ(L
S)培地、ガンボルグB5(B5)培地等の一般に使用
される植物組織培養用培地のいずれかの培地を使用する
ことができ、固体培地および液体培地を使用できる。こ
れら培地には、無機成分、炭素源、ビタミン類、アミノ
酸類が通常添加される量にて添加され得る。
養する場合、組織培養で用いる培地としては、ムラシゲ
スクーグ(MS)培地、リンスマイヤースクーグ(L
S)培地、ガンボルグB5(B5)培地等の一般に使用
される植物組織培養用培地のいずれかの培地を使用する
ことができ、固体培地および液体培地を使用できる。こ
れら培地には、無機成分、炭素源、ビタミン類、アミノ
酸類が通常添加される量にて添加され得る。
【0014】無機成分としては、窒素、リン、カリウ
ム、カルシウム、マグネシウム、イオウ、鉄、マンガ
ン、亜鉛、ホウ素、モリブデン、塩素、ヨウ素、コバル
ト等の元素を含む無機塩を挙げることができる。炭素源
としては、ショ糖等の炭水化物とその誘導体、脂肪酸等
の有機酸およびエタノール等の第一級アルコール等を例
示できる。ビタミン類としては、ビオチン、チアミン
(ビタミンB1 )、ピリドキシン(ビタミンB6 )、ピ
リドキサール、ピリドキサミン、パントテン酸カルシウ
ム、アスコルビン酸(ビタミンC)、イノシトール、ニ
コチン酸、ニコチン酸アミド、リボフラビン(ビタミン
B2 )等を挙げることができる。アミノ酸類としては、
グリシン、アラニン、グルタミン酸、システイン、チロ
シン、アスパラギン酸、アミドアルギニン、リジン等を
挙げることができる。
ム、カルシウム、マグネシウム、イオウ、鉄、マンガ
ン、亜鉛、ホウ素、モリブデン、塩素、ヨウ素、コバル
ト等の元素を含む無機塩を挙げることができる。炭素源
としては、ショ糖等の炭水化物とその誘導体、脂肪酸等
の有機酸およびエタノール等の第一級アルコール等を例
示できる。ビタミン類としては、ビオチン、チアミン
(ビタミンB1 )、ピリドキシン(ビタミンB6 )、ピ
リドキサール、ピリドキサミン、パントテン酸カルシウ
ム、アスコルビン酸(ビタミンC)、イノシトール、ニ
コチン酸、ニコチン酸アミド、リボフラビン(ビタミン
B2 )等を挙げることができる。アミノ酸類としては、
グリシン、アラニン、グルタミン酸、システイン、チロ
シン、アスパラギン酸、アミドアルギニン、リジン等を
挙げることができる。
【0015】上記工程bにおいては、上記の培地にオー
キシンやサイトカイニン等のホルモンを添加して組織培
養を行う。
キシンやサイトカイニン等のホルモンを添加して組織培
養を行う。
【0016】オーキシンとしては、インドール−3−酢
酸(IAA)、1−ナフタレン酢酸(NAA)、インド
ール酪酸(IBA)および2,4−ジクロロフェノキシ
酢酸(2,4−D)が使用され得る。サイトカイニンと
しては、カイネチン(Ki)、ゼアチンおよび6−ベン
ジルアデニン(BA)が使用され得る。
酸(IAA)、1−ナフタレン酢酸(NAA)、インド
ール酪酸(IBA)および2,4−ジクロロフェノキシ
酢酸(2,4−D)が使用され得る。サイトカイニンと
しては、カイネチン(Ki)、ゼアチンおよび6−ベン
ジルアデニン(BA)が使用され得る。
【0017】これらホルモンの培地への添加濃度は、オ
ーキシンでは0.01〜10ppm、好ましくは0.1
〜3ppmであり、サイトカイニンでは0.01〜10
ppm、好ましくは0.1〜3ppmである。これらホ
ルモンに加えて、さらにアブシジン酸(ABA)、ジベ
レリン酸(GA)等の他のホルモンを併用して添加して
もよい。
ーキシンでは0.01〜10ppm、好ましくは0.1
〜3ppmであり、サイトカイニンでは0.01〜10
ppm、好ましくは0.1〜3ppmである。これらホ
ルモンに加えて、さらにアブシジン酸(ABA)、ジベ
レリン酸(GA)等の他のホルモンを併用して添加して
もよい。
【0018】上記工程bにおいて、組織培養における培
養温度は、好ましくは15℃から30℃、さらに好まし
くは20℃から25℃、最も好ましくは25℃である。
培養期間は、好ましくは7日から3ヶ月程度で、さらに
好ましくは3週間から6週間である。
養温度は、好ましくは15℃から30℃、さらに好まし
くは20℃から25℃、最も好ましくは25℃である。
培養期間は、好ましくは7日から3ヶ月程度で、さらに
好ましくは3週間から6週間である。
【0019】組織培養は、静置培養法、振とう培養法、
回転培養法、攪拌培養法等により行うことができる。上
記工程bでは、工程aで得られた田七人参の任意の組織
またはその組織を上記の方法で組織培養して得られた培
養物を、水または有機溶媒で抽出する。本工程中の培養
物は、培養後、培地と分離した生培養物を用いてもよ
く、また低温(例えば4℃)で保存した生培養物でもよ
く、さらに生培養物を乾燥させたものを用いてもよい。
回転培養法、攪拌培養法等により行うことができる。上
記工程bでは、工程aで得られた田七人参の任意の組織
またはその組織を上記の方法で組織培養して得られた培
養物を、水または有機溶媒で抽出する。本工程中の培養
物は、培養後、培地と分離した生培養物を用いてもよ
く、また低温(例えば4℃)で保存した生培養物でもよ
く、さらに生培養物を乾燥させたものを用いてもよい。
【0020】抽出に用いる溶媒としては、水やアルコー
ルを用いることができ、アルコールとしてメタノール、
エタノール、プロパノール、ブタノール等を用いること
ができる。また、これらの溶媒を任意の比率で混合した
混合溶媒を用いることもできるが、水、エタノール、ま
たは水とエタノールとの混合溶媒を用いることが好まし
く、その混合比率は通常アルコール濃度で5%〜95
%、好ましくは20%〜90%である。溶媒は、培養物
1gに対して、3〜200ml、好ましくは5〜30m
lを用いて抽出する。
ルを用いることができ、アルコールとしてメタノール、
エタノール、プロパノール、ブタノール等を用いること
ができる。また、これらの溶媒を任意の比率で混合した
混合溶媒を用いることもできるが、水、エタノール、ま
たは水とエタノールとの混合溶媒を用いることが好まし
く、その混合比率は通常アルコール濃度で5%〜95
%、好ましくは20%〜90%である。溶媒は、培養物
1gに対して、3〜200ml、好ましくは5〜30m
lを用いて抽出する。
【0021】抽出方法は、熱を加え還流法で抽出するこ
とが好ましいが、静置により抽出してもよい。また抽出
時間は、いずれの抽出溶媒を用いた場合でも、より長い
ほうが好ましいが、例えば水溶媒による還流法では30
分で充分であり、特に限定はされない。
とが好ましいが、静置により抽出してもよい。また抽出
時間は、いずれの抽出溶媒を用いた場合でも、より長い
ほうが好ましいが、例えば水溶媒による還流法では30
分で充分であり、特に限定はされない。
【0022】以上のようにして得られた、田七人参また
は田七人参組織培養物の抽出エキスは任意の濃度に濃縮
して使用することができ、また、凍結乾燥法等の公知の
方法を用いて乾燥し固形物質として使用することができ
る。
は田七人参組織培養物の抽出エキスは任意の濃度に濃縮
して使用することができ、また、凍結乾燥法等の公知の
方法を用いて乾燥し固形物質として使用することができ
る。
【0023】以上のようにして得られた、田七人参また
は田七人参組織培養物の抽出エキスは、免疫系を抑制す
る作用を有しており、この抽出エキスを有効成分とする
免疫系抑制用組成物は、特に免疫抑制剤として、あるい
は免疫抑制効果を有する機能性食品として用いることが
できる。
は田七人参組織培養物の抽出エキスは、免疫系を抑制す
る作用を有しており、この抽出エキスを有効成分とする
免疫系抑制用組成物は、特に免疫抑制剤として、あるい
は免疫抑制効果を有する機能性食品として用いることが
できる。
【0024】本発明の免疫抑制用組成物を免疫抑制剤と
して用いる場合、製薬上許容される担体または添加物と
混合し、公知の方法を用いて、散剤、顆粒剤、錠剤、丸
剤、カプセル剤、液剤、乳剤、懸濁剤、シロップ剤、ト
ローチ剤、座剤、点眼剤、注射剤、エアゾール剤、エリ
キシル剤等の投与に適した形態に製剤化することができ
る。
して用いる場合、製薬上許容される担体または添加物と
混合し、公知の方法を用いて、散剤、顆粒剤、錠剤、丸
剤、カプセル剤、液剤、乳剤、懸濁剤、シロップ剤、ト
ローチ剤、座剤、点眼剤、注射剤、エアゾール剤、エリ
キシル剤等の投与に適した形態に製剤化することができ
る。
【0025】製薬上許容される担体または添加物として
は、賦形剤(例えば、デンプン、ブドウ糖、果糖、ソル
ビトール、マンニトール、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースカルシウム、乳糖、シ
ョ糖、ヒドロキシプロピルセルロース、炭酸マグネシウ
ム、酸化マグネシウム、リン酸カルシウム)、結合剤
(例えば、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ゼラチ
ン、デキストリン、ヒドロキシプロピルセルロース、ポ
リビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、デンプ
ン、ショ糖)、崩壊剤(例えば、カルボキシメチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、デン
プン、ヒドロキシプロピルセルロース)、滑沢剤(例え
ば、ケイ酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ス
テアリン酸マグネシウム、タルク)、希釈剤(例えば、
水、食塩水、大豆油、ゴマ油、オリーブ油のような植物
油)、軟膏基剤(例えば、パラフィン、ラノリン、白色
ワセリン)、矯味剤(例えば、ショ糖、単シロップ、ハ
ッカ油、オレンジ油)、保存剤(例えば、パラオキシ安
息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ
安息香酸プロピルのようなパラオキシ安息香酸エステル
類、安息香酸ナトリウム)、安定化剤(例えば、アスコ
ルビン酸、亜硫酸水素ナトリウム)、等張化剤(例え
ば、塩化ナトリウム、グリセリン、ブドウ糖、マンニト
ール)等が挙げられる。
は、賦形剤(例えば、デンプン、ブドウ糖、果糖、ソル
ビトール、マンニトール、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースカルシウム、乳糖、シ
ョ糖、ヒドロキシプロピルセルロース、炭酸マグネシウ
ム、酸化マグネシウム、リン酸カルシウム)、結合剤
(例えば、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ゼラチ
ン、デキストリン、ヒドロキシプロピルセルロース、ポ
リビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、デンプ
ン、ショ糖)、崩壊剤(例えば、カルボキシメチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、デン
プン、ヒドロキシプロピルセルロース)、滑沢剤(例え
ば、ケイ酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ス
テアリン酸マグネシウム、タルク)、希釈剤(例えば、
水、食塩水、大豆油、ゴマ油、オリーブ油のような植物
油)、軟膏基剤(例えば、パラフィン、ラノリン、白色
ワセリン)、矯味剤(例えば、ショ糖、単シロップ、ハ
ッカ油、オレンジ油)、保存剤(例えば、パラオキシ安
息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ
安息香酸プロピルのようなパラオキシ安息香酸エステル
類、安息香酸ナトリウム)、安定化剤(例えば、アスコ
ルビン酸、亜硫酸水素ナトリウム)、等張化剤(例え
ば、塩化ナトリウム、グリセリン、ブドウ糖、マンニト
ール)等が挙げられる。
【0026】本発明の免疫抑制剤を投与する対象は、ヒ
ト、ウシ、ウマ、イヌ、ネコ等の哺乳類であり、特にヒ
トを対象とすることが好ましい。
ト、ウシ、ウマ、イヌ、ネコ等の哺乳類であり、特にヒ
トを対象とすることが好ましい。
【0027】本発明の免疫抑制剤は、経口または非経口
的に投与することができ、通常、経口投与する。経口投
与の場合の一般的な投与量は、患者の症状、体重、年
齢、性別等によって異なるが、例えば成人に投与する場
合には、抽出エキスの固形分として10mgから300
0mg相当を1日3回投与する。エキス固形分とは、エ
キスの溶媒を蒸発させた後の残渣をいう。
的に投与することができ、通常、経口投与する。経口投
与の場合の一般的な投与量は、患者の症状、体重、年
齢、性別等によって異なるが、例えば成人に投与する場
合には、抽出エキスの固形分として10mgから300
0mg相当を1日3回投与する。エキス固形分とは、エ
キスの溶媒を蒸発させた後の残渣をいう。
【0028】また、本発明の免疫抑制用組成物は、単独
で、あるいは食品衛生上許容される配合物と混合して、
免疫系を抑制する作用を有する機能性食品として使用す
ることができる。
で、あるいは食品衛生上許容される配合物と混合して、
免疫系を抑制する作用を有する機能性食品として使用す
ることができる。
【0029】上記の食品衛生上許容される配合物として
は、例えば安定化剤、保存剤、着色料、香料、ビタミン
類等が挙げられる。これらの配合物を、上記の田七人参
または田七人参組織培養物の抽出エキスに適宜添加して
混合し、常法により錠剤(タブレット)状、粒状、顆粒
状、粉末状、カプセル状、液状、クリーム状、その他飲
料等の食品に通した形態にして使用することができる。
は、例えば安定化剤、保存剤、着色料、香料、ビタミン
類等が挙げられる。これらの配合物を、上記の田七人参
または田七人参組織培養物の抽出エキスに適宜添加して
混合し、常法により錠剤(タブレット)状、粒状、顆粒
状、粉末状、カプセル状、液状、クリーム状、その他飲
料等の食品に通した形態にして使用することができる。
【0030】上記の機能性食品中には、上記の田七人参
または田七人参組織培養物の抽出エキスが0.01から
50重量%程度、好ましくは0.1から10重量%程度
の濃度で含有される。
または田七人参組織培養物の抽出エキスが0.01から
50重量%程度、好ましくは0.1から10重量%程度
の濃度で含有される。
【0031】上記で得られた、田七人参または田七人参
組織培養物の抽出エキスは優れた免疫抑制作用を有す
る。したがって本発明の免疫系抑制用組成物を、例えば
該抽出エキスを含有する免疫抑制剤または機能性食品等
として摂取することにより、過剰に働く免疫系が抑制さ
れ生体の恒常性が維持される。本発明の免疫系抑制用組
成物、特に免疫抑制剤および機能性食品は、免疫系に関
する各種の疾患、例えば接触性過敏症、慢性関節リウマ
チ、気管支端息等のアトピー性疾患等の予防および治療
に有用である。
組織培養物の抽出エキスは優れた免疫抑制作用を有す
る。したがって本発明の免疫系抑制用組成物を、例えば
該抽出エキスを含有する免疫抑制剤または機能性食品等
として摂取することにより、過剰に働く免疫系が抑制さ
れ生体の恒常性が維持される。本発明の免疫系抑制用組
成物、特に免疫抑制剤および機能性食品は、免疫系に関
する各種の疾患、例えば接触性過敏症、慢性関節リウマ
チ、気管支端息等のアトピー性疾患等の予防および治療
に有用である。
【0032】
【実施例・試験例】以下に、実施例を挙げて本発明を具
体的にかつ詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に
よって何ら限定されるものではない。
体的にかつ詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に
よって何ら限定されるものではない。
【0033】実施例1 田七人参の主根を滅菌(70%アルコール水溶液に30
秒間浸漬し、2%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に20分
間浸漬し、滅菌水にて洗浄)後、切断して厚さ2mm、
縦・横6mmの切片を得た。この切片を、2,4−D
(2,4−ジクロロフェノキシ酢酸)1ppmおよびカ
イネチン0.1ppmを添加したMS固形培地に植え付
け、25℃で4週間培養したところカルス化し、脱分化
細胞を得た。
秒間浸漬し、2%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に20分
間浸漬し、滅菌水にて洗浄)後、切断して厚さ2mm、
縦・横6mmの切片を得た。この切片を、2,4−D
(2,4−ジクロロフェノキシ酢酸)1ppmおよびカ
イネチン0.1ppmを添加したMS固形培地に植え付
け、25℃で4週間培養したところカルス化し、脱分化
細胞を得た。
【0034】次に、この細胞を、IBA(インドール酪
酸)2ppmおよびカイネチン0.5ppmを添加した
MS液体培地(培地量500ml、フラスコ1L)で2
5℃、6週間振とう培養し、大量にカルスを得た。培地
とカルスとを分離して、カルスに10倍量の水を加え、
30分間還流して抽出した後、固形分比率が50%(w
/w)になるよう減圧濃縮し、これを組織培養物エキス
として以下の試験例に用いた。
酸)2ppmおよびカイネチン0.5ppmを添加した
MS液体培地(培地量500ml、フラスコ1L)で2
5℃、6週間振とう培養し、大量にカルスを得た。培地
とカルスとを分離して、カルスに10倍量の水を加え、
30分間還流して抽出した後、固形分比率が50%(w
/w)になるよう減圧濃縮し、これを組織培養物エキス
として以下の試験例に用いた。
【0035】実施例2 天然物の田七人参(福田龍(株)より購入)をブレンダ
ーで破砕し、10倍量の水を加え、30分間還流した
後、固形分比率が50%(w/w)になるよう減圧濃縮
し、これを天然物エキスとして以下の試験例に用いた。
ーで破砕し、10倍量の水を加え、30分間還流した
後、固形分比率が50%(w/w)になるよう減圧濃縮
し、これを天然物エキスとして以下の試験例に用いた。
【0036】試験例1 マウス(BALB/c、メス、10週齢)から、脾臓を
摘出して単核細胞浮遊液を得て5%ウシ胎児血清を含む
RPMI1640培地で1×107 細胞/mlに調整し
た。
摘出して単核細胞浮遊液を得て5%ウシ胎児血清を含む
RPMI1640培地で1×107 細胞/mlに調整し
た。
【0037】テスト区として、この細胞浮遊液50μl
に、培地で溶解した組織培養物エキスを、全体容量で1
50μl、最終濃度で1000ppmになるように添加
し、引き続き培地で溶解したコンカナバリンA溶液(1
00ppm)を1μg/mlの濃度になるように加え
た。44時間培養した後、1μCiの 3H−チミジンを
加えた。さらに4時間培養して、細胞ハーべスターを用
い細胞を吸引濾過して濾紙上にDNAをトラップさせ、
液体シンチレーションカウンターでDNA中に取り込ま
れた 3H−チミジンの量を測定した。
に、培地で溶解した組織培養物エキスを、全体容量で1
50μl、最終濃度で1000ppmになるように添加
し、引き続き培地で溶解したコンカナバリンA溶液(1
00ppm)を1μg/mlの濃度になるように加え
た。44時間培養した後、1μCiの 3H−チミジンを
加えた。さらに4時間培養して、細胞ハーべスターを用
い細胞を吸引濾過して濾紙上にDNAをトラップさせ、
液体シンチレーションカウンターでDNA中に取り込ま
れた 3H−チミジンの量を測定した。
【0038】コントロール区として、組織培養物エキス
を含まない培地のみを同様に添加した実験を行った。n
数は7で試験を行い、結果は平均値と標準偏差で表し
た。その結果、取り込まれた 3H−チミジンの量は、コ
ントロール区では80±12(cpm×10-3)、テス
ト区では61±10(cpm×10-3)であった。
を含まない培地のみを同様に添加した実験を行った。n
数は7で試験を行い、結果は平均値と標準偏差で表し
た。その結果、取り込まれた 3H−チミジンの量は、コ
ントロール区では80±12(cpm×10-3)、テス
ト区では61±10(cpm×10-3)であった。
【0039】試験例2 マウス(BALB/c、メス、10週齢)から、脾臓を
摘出して単核細胞浮遊液を得て5%ウシ胎児血清を含む
RPMI1640培地で1×107 細胞/mlに調整し
た。
摘出して単核細胞浮遊液を得て5%ウシ胎児血清を含む
RPMI1640培地で1×107 細胞/mlに調整し
た。
【0040】テスト区として、この細胞浮遊液50μl
に、培地で溶解した天然物エキスを、全体容量で150
μl、最終濃度で1000ppmになるように添加し、
引き続き培地で溶解したコンカナバリンA溶液(100
ppm)を1μg/mlの濃度になるように加えた。4
4時間培養した後、1μCiの 3H−チミジンを加え
た。さらに4時間培養して、細胞ハーべスターを用い細
胞を吸引濾過して濾紙上にDNAをトラップさせ、液体
シンチレーションカウンターでDNA中に取り込まれた
3H−チミジンの量を測定した。
に、培地で溶解した天然物エキスを、全体容量で150
μl、最終濃度で1000ppmになるように添加し、
引き続き培地で溶解したコンカナバリンA溶液(100
ppm)を1μg/mlの濃度になるように加えた。4
4時間培養した後、1μCiの 3H−チミジンを加え
た。さらに4時間培養して、細胞ハーべスターを用い細
胞を吸引濾過して濾紙上にDNAをトラップさせ、液体
シンチレーションカウンターでDNA中に取り込まれた
3H−チミジンの量を測定した。
【0041】コントロール区として天然物エキスを含ま
ない培地のみを同様に添加した実験を行った。n数は7
で試験を行い、結果は平均値と標準偏差で表した。その
結果、取り込まれた 3H−チミジンの量は、コントロー
ル区では82±10(cpm×10-3)、テスト区では
72±8(cpm×10-3)であった。
ない培地のみを同様に添加した実験を行った。n数は7
で試験を行い、結果は平均値と標準偏差で表した。その
結果、取り込まれた 3H−チミジンの量は、コントロー
ル区では82±10(cpm×10-3)、テスト区では
72±8(cpm×10-3)であった。
【0042】試験例3 マウス(BALB/c、メス、10週齢)から、脾臓を
摘出して単核細胞浮遊液を得て5%ウシ胎児血清を含む
RPMI1640培地で1×107 細胞/mlに調整し
た。
摘出して単核細胞浮遊液を得て5%ウシ胎児血清を含む
RPMI1640培地で1×107 細胞/mlに調整し
た。
【0043】テスト区として、この細胞浮遊液50μl
に、培地で溶解した組織培養物エキスを、全体容量で1
50μl、最終濃度で1000ppmになるように添加
し、引き続き培地で溶解したリポポリサッカライド(E.
coli 0127:B8 )溶液(100ppm)を5μg/ml
の濃度になるように加えた。44時間培養した後、1μ
Ciの 3H−チミジンを加えた。さらに4時間培養し
て、細胞ハーべスターを用い細胞を吸引濾過して濾紙上
にDNAをトラップさせ、液体シンチレーションカウン
ターでDNA中に取り込まれた 3H−チミジンの量を測
定した。
に、培地で溶解した組織培養物エキスを、全体容量で1
50μl、最終濃度で1000ppmになるように添加
し、引き続き培地で溶解したリポポリサッカライド(E.
coli 0127:B8 )溶液(100ppm)を5μg/ml
の濃度になるように加えた。44時間培養した後、1μ
Ciの 3H−チミジンを加えた。さらに4時間培養し
て、細胞ハーべスターを用い細胞を吸引濾過して濾紙上
にDNAをトラップさせ、液体シンチレーションカウン
ターでDNA中に取り込まれた 3H−チミジンの量を測
定した。
【0044】コントロール区として組織培養物エキスを
含まない培地のみを同様に添加した実験を行った。n数
は7で試験を行い、結果は平均値と標準偏差で表した。
その結果、取り込まれた 3H−チミジンの量は、コント
ロール区では24±2.2(cpm×10-3)、テスト
区では11±1.5(cpm×10-3)であった。
含まない培地のみを同様に添加した実験を行った。n数
は7で試験を行い、結果は平均値と標準偏差で表した。
その結果、取り込まれた 3H−チミジンの量は、コント
ロール区では24±2.2(cpm×10-3)、テスト
区では11±1.5(cpm×10-3)であった。
【0045】試験例4 マウス(BALB/c、メス、10週齢)から、脾臓を
摘出して単核細胞浮遊液を得て5%ウシ胎児血清を含む
RPMI1640培地で1×107 細胞/mlに調整し
た。
摘出して単核細胞浮遊液を得て5%ウシ胎児血清を含む
RPMI1640培地で1×107 細胞/mlに調整し
た。
【0046】テスト区として、この細胞浮遊液50μl
に、培地で溶解した天然物エキスを、全体容量で150
μl、最終濃度で1000ppmになるように添加し、
引き続き培地で溶解したリポポリサッカライド(E. col
i 0127:B8 )溶液(100ppm)を5μg/mlの濃
度になるように加えた。44時間培養した後、1μCi
の 3H−チミジンを加えた。さらに4時間培養して、細
胞ハーべスターを用い細胞を吸引濾過して濾紙上にDN
Aをトラップさせ、液体シンチレーションカウンターで
DNA中に取り込まれた 3H−チミジンの量を測定し
た。
に、培地で溶解した天然物エキスを、全体容量で150
μl、最終濃度で1000ppmになるように添加し、
引き続き培地で溶解したリポポリサッカライド(E. col
i 0127:B8 )溶液(100ppm)を5μg/mlの濃
度になるように加えた。44時間培養した後、1μCi
の 3H−チミジンを加えた。さらに4時間培養して、細
胞ハーべスターを用い細胞を吸引濾過して濾紙上にDN
Aをトラップさせ、液体シンチレーションカウンターで
DNA中に取り込まれた 3H−チミジンの量を測定し
た。
【0047】コントロール区として天然物エキスを含ま
ない培地のみを同様に添加した実験を行った。n数は7
で試験を行い、結果は平均値と標準偏差で表した。その
結果、取り込まれた 3H−チミジンの量は、コントロー
ル区では23±2.0(cpm×10-3)、テスト区で
は18±2.1(cpm×10-3)であった。
ない培地のみを同様に添加した実験を行った。n数は7
で試験を行い、結果は平均値と標準偏差で表した。その
結果、取り込まれた 3H−チミジンの量は、コントロー
ル区では23±2.0(cpm×10-3)、テスト区で
は18±2.1(cpm×10-3)であった。
【0048】試験例5 マウス(BALB/c、メス、10週齢)から、脾臓を
摘出して単核細胞浮遊液を得て5%ウシ胎児血清を含む
RPMI1640培地で1×107 細胞/mlに調整し
た。
摘出して単核細胞浮遊液を得て5%ウシ胎児血清を含む
RPMI1640培地で1×107 細胞/mlに調整し
た。
【0049】テスト区として、この細胞浮遊液50μl
に、培地で溶解した天然物エキスを、全体容量で150
μl、最終濃度で1000ppmになるように添加し
た。44時間培養した後、1μCiの 3H−チミジンを
加えた。さらに4時間培養して、細胞ハーべスターを用
い細胞を吸引濾過して濾紙上にDNAをトラップさせ、
液体シンチレーションカウンターでDNA中に取り込ま
れた 3H−チミジンの量を測定した。
に、培地で溶解した天然物エキスを、全体容量で150
μl、最終濃度で1000ppmになるように添加し
た。44時間培養した後、1μCiの 3H−チミジンを
加えた。さらに4時間培養して、細胞ハーべスターを用
い細胞を吸引濾過して濾紙上にDNAをトラップさせ、
液体シンチレーションカウンターでDNA中に取り込ま
れた 3H−チミジンの量を測定した。
【0050】コントロール区として天然物エキスを含ま
ない培地のみを同様に添加した実験を行った。n数は7
で試験を行い、結果は平均値と標準偏差で表した。その
結果、取り込まれた 3H−チミジンの量は、コントロー
ル区では5±0.8(cpm×10-3)、テスト区では
5±0.7(cpm×10-3)であった。
ない培地のみを同様に添加した実験を行った。n数は7
で試験を行い、結果は平均値と標準偏差で表した。その
結果、取り込まれた 3H−チミジンの量は、コントロー
ル区では5±0.8(cpm×10-3)、テスト区では
5±0.7(cpm×10-3)であった。
【0051】試験例6 5%ウシ胎児血清を含むRPMI1640培地で培養継
代後3日目のマクロファージセルラインJ774.1細
胞を1×106 細胞/mlに調整し、24ウエルマイク
ロプレートに500μlづつ分注した。
代後3日目のマクロファージセルラインJ774.1細
胞を1×106 細胞/mlに調整し、24ウエルマイク
ロプレートに500μlづつ分注した。
【0052】コントロール区として、培地で溶解した2
00ppmのリポポリサッカライド(E. coli 0127:B8
)溶液を25μl/ウエルで添加し、5%CO2 イン
キュベーターで3時間培養後、培地で洗浄し、リポポリ
サッカライドを取り除き、培地を500μl/ウエルで
加え、引き続き2時間培養した。
00ppmのリポポリサッカライド(E. coli 0127:B8
)溶液を25μl/ウエルで添加し、5%CO2 イン
キュベーターで3時間培養後、培地で洗浄し、リポポリ
サッカライドを取り除き、培地を500μl/ウエルで
加え、引き続き2時間培養した。
【0053】一方、テスト区はリポポリサッカライド溶
液を同様に添加し3時間培養後、培地で洗浄し、リポポ
リサッカライドを取り除き、培地で溶解した組織培養物
エキスを最終濃度1000ppmになるよう500μ1
/ウエルで加え、引き続き2時間培養した。
液を同様に添加し3時間培養後、培地で洗浄し、リポポ
リサッカライドを取り除き、培地で溶解した組織培養物
エキスを最終濃度1000ppmになるよう500μ1
/ウエルで加え、引き続き2時間培養した。
【0054】その後、コントロール区もテスト区も蛍光
ラテックス(ポリサイエンス社製、1.8μm)を1細
胞当り20個になるよう添加し1時間インキュベーショ
ンし、PBSで洗浄後、細胞を界面活性剤により破砕し
て、蛍光分光光度計で蛍光ラテックス量を測定すること
により1細胞当りの接着または貪食したラテックス量を
求めた。n数は7で試験を行い、結果は平均値と標準偏
差で表した。その結果、コントロール区は10.2±
0.93個で、テスト区は7.6±0.68個であっ
た。
ラテックス(ポリサイエンス社製、1.8μm)を1細
胞当り20個になるよう添加し1時間インキュベーショ
ンし、PBSで洗浄後、細胞を界面活性剤により破砕し
て、蛍光分光光度計で蛍光ラテックス量を測定すること
により1細胞当りの接着または貪食したラテックス量を
求めた。n数は7で試験を行い、結果は平均値と標準偏
差で表した。その結果、コントロール区は10.2±
0.93個で、テスト区は7.6±0.68個であっ
た。
【0055】試験例7 5%ウシ胎児血清を含むRPMI1640培地で培養継
代後3日目のマクロファージセルラインJ774.1細
胞を1×106 細胞/mlに調整し、24ウエルマイク
ロプレートに500μlづつ分注した。
代後3日目のマクロファージセルラインJ774.1細
胞を1×106 細胞/mlに調整し、24ウエルマイク
ロプレートに500μlづつ分注した。
【0056】コントロール区として、培地で溶解した2
00ppmのリポポリサッカライド(E. coli 0127:B8
)溶液を25μl/ウエルで添加し、5%CO2 イン
キュベーターで3時間培養後、培地で洗浄し、リポポリ
サッカライドを取り除き、培地を500μl/ウエルで
加え、引き続き2時間培養した。
00ppmのリポポリサッカライド(E. coli 0127:B8
)溶液を25μl/ウエルで添加し、5%CO2 イン
キュベーターで3時間培養後、培地で洗浄し、リポポリ
サッカライドを取り除き、培地を500μl/ウエルで
加え、引き続き2時間培養した。
【0057】一方、テスト区はリポポリサッカライド溶
液を同様に添加し3時間培養後、培地で洗浄し、リポポ
リサッカライドを取り除き、培地で溶解した天然物エキ
スを最終濃度1000ppmになるよう500μ1/ウ
エルで加え、引き続き2時間培養した。
液を同様に添加し3時間培養後、培地で洗浄し、リポポ
リサッカライドを取り除き、培地で溶解した天然物エキ
スを最終濃度1000ppmになるよう500μ1/ウ
エルで加え、引き続き2時間培養した。
【0058】その後、コントロール区もテスト区も蛍光
ラテックス(ポリサイエンス社製、1.8μm)を1細
胞当り20個になるよう添加し1時間インキュベーショ
ンし、PBSで洗浄後、細胞を界面活性剤により破砕し
て、蛍光分光光度計で蛍光ラテックス量を測定すること
により1細胞当りの接着または貪食したラテックス量を
求めた。n数は7で試験を行い、結果は平均値と標準偏
差で表した。その結果、コントロール区は10.1±
0.85個で、テスト区は8.8±0.74個であっ
た。
ラテックス(ポリサイエンス社製、1.8μm)を1細
胞当り20個になるよう添加し1時間インキュベーショ
ンし、PBSで洗浄後、細胞を界面活性剤により破砕し
て、蛍光分光光度計で蛍光ラテックス量を測定すること
により1細胞当りの接着または貪食したラテックス量を
求めた。n数は7で試験を行い、結果は平均値と標準偏
差で表した。その結果、コントロール区は10.1±
0.85個で、テスト区は8.8±0.74個であっ
た。
【0059】臨床例1 気管支端息の男性25才に対して、組織培養物エキス3
gを清涼飲料水(商品名ポカリスエット、大塚製薬社
製)100mlに懸濁したものを1日に3回、食間で3
0日間服用したところ、自覚症状の軽減を認めた。この
間、対象者により体感される副作用は認められなかっ
た。
gを清涼飲料水(商品名ポカリスエット、大塚製薬社
製)100mlに懸濁したものを1日に3回、食間で3
0日間服用したところ、自覚症状の軽減を認めた。この
間、対象者により体感される副作用は認められなかっ
た。
【0060】臨床例2 気管支端息の男性17才に対して、天然物エキス3gを
清涼飲料水(商品名ポカリスエット、大塚製薬社製)1
00mlに懸濁したものを1日に3回、食間で30日間
服用したところ、自覚症状の軽減を認めた。この間、対
象者により体感される副作用は認められなかった。
清涼飲料水(商品名ポカリスエット、大塚製薬社製)1
00mlに懸濁したものを1日に3回、食間で30日間
服用したところ、自覚症状の軽減を認めた。この間、対
象者により体感される副作用は認められなかった。
【0061】臨床例3 慢性関節リウマチの女性58才に対して、組織培養物エ
キス3gを清涼飲料水(商品名ポカリスエット、大塚製
薬社製)100mlに懸濁したものを1日に3回、食間
で30日間服用したところ、自覚症状の軽減を認めた。
この間、対象者により体感される副作用は認められなか
った。
キス3gを清涼飲料水(商品名ポカリスエット、大塚製
薬社製)100mlに懸濁したものを1日に3回、食間
で30日間服用したところ、自覚症状の軽減を認めた。
この間、対象者により体感される副作用は認められなか
った。
【0062】臨床例4 慢性関節リウマチの女性43才に対して、天然物エキス
3gを清涼飲料水(商品名ポカリスエット、大塚製薬社
製)100mlに懸濁したものを1日に3回、食間で3
0日間服用したところ、自覚症状の軽減を認めた。この
間、対象者により体感される副作用は認められなかっ
た。
3gを清涼飲料水(商品名ポカリスエット、大塚製薬社
製)100mlに懸濁したものを1日に3回、食間で3
0日間服用したところ、自覚症状の軽減を認めた。この
間、対象者により体感される副作用は認められなかっ
た。
【0063】実施例3 天然物エキス20g、乳糖100g、トウモロコシデン
プン36g、結晶セルロース30g、カルボキシメチル
セルロースカルシウム10g、ステアリン酸マグネシウ
ム4gを均一に混合した。これを単発打錠機にて直径7
mmの杵で1錠300mgの錠剤とした。
プン36g、結晶セルロース30g、カルボキシメチル
セルロースカルシウム10g、ステアリン酸マグネシウ
ム4gを均一に混合した。これを単発打錠機にて直径7
mmの杵で1錠300mgの錠剤とした。
【0064】実施例4 組織培養物エキス3g、小麦粉84g、大豆蛋白39
g、マーガリン30g、鶏卵30g、卵白末10g、チ
ーズフレーバー4g、セルロース3g、塩化カリウム3
g、重炭酸アンモニウム2.5g、炭酸水素ナトリウム
1.5g、塩化ナトリウム0.5g、L−アスコルビン
酸80mg、ピロリン酸第二鉄35mg、ニコチン酸アミド
18mg、リボフラビン2mgを水24mlと混合し、よく練
合した後、分塊、成型して常法によって170℃で20
分間の条件下で、クッキー状(固形)に焼き上げた。
g、マーガリン30g、鶏卵30g、卵白末10g、チ
ーズフレーバー4g、セルロース3g、塩化カリウム3
g、重炭酸アンモニウム2.5g、炭酸水素ナトリウム
1.5g、塩化ナトリウム0.5g、L−アスコルビン
酸80mg、ピロリン酸第二鉄35mg、ニコチン酸アミド
18mg、リボフラビン2mgを水24mlと混合し、よく練
合した後、分塊、成型して常法によって170℃で20
分間の条件下で、クッキー状(固形)に焼き上げた。
【0065】
【発明の効果】本発明の免疫系抑制用組成物を、例えば
免疫抑制剤または機能性食品等として摂取することによ
り、過剰に働く免疫系が抑制され生体の恒常性が維持さ
れる。本発明の免疫系抑制用組成物、特に免疫抑制剤お
よび機能性食品は、免疫系に関する各種の疾患、例えば
接触性過敏症、慢性関節リウマチ、気管支端息等のアト
ピー性疾患等の予防および治療に有用である。
免疫抑制剤または機能性食品等として摂取することによ
り、過剰に働く免疫系が抑制され生体の恒常性が維持さ
れる。本発明の免疫系抑制用組成物、特に免疫抑制剤お
よび機能性食品は、免疫系に関する各種の疾患、例えば
接触性過敏症、慢性関節リウマチ、気管支端息等のアト
ピー性疾患等の予防および治療に有用である。
Claims (4)
- 【請求項1】 田七人参またはその組織培養物から抽出
されるエキスを有効成分とする免疫系抑制用組成物。 - 【請求項2】 水および/またはアルコールにより抽出
される請求項1記載の免疫系抑制用組成物。 - 【請求項3】 免疫抑制剤である請求項1または2記載
の免疫系抑制用組成物。 - 【請求項4】 機能性食品である請求項1または2記載
の免疫系抑制用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9306159A JPH11139979A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 免疫系抑制用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9306159A JPH11139979A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 免疫系抑制用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11139979A true JPH11139979A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=17953766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9306159A Pending JPH11139979A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 免疫系抑制用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11139979A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002072123A1 (en) * | 2001-03-02 | 2002-09-19 | Beppu, Kunihide | Preventives or remedies for tumor or papillomaviral diseases |
| WO2005023281A1 (en) * | 2003-09-06 | 2005-03-17 | Oscotec Inc. | Composition comprising notoginseng radix extract for preventing and treating arthritis as an effective ingredient |
| JP2006515276A (ja) * | 2002-10-22 | 2006-05-25 | オスコテック株式会社 | 骨粗鬆症の予防及び治療効果を有するフラン誘導体並びにこれを含む薬学的組成物 |
| JP2008528483A (ja) * | 2005-01-20 | 2008-07-31 | オスコテック インク. | 三七根、熟地黄、五加皮の混合生薬材抽出物及びそれを有効成分とする関節炎予防及び治療用組成物 |
| WO2009063872A1 (ja) * | 2007-11-13 | 2009-05-22 | Wakou-Kagaku Co. | 田七人参抽出物 |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP9306159A patent/JPH11139979A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002072123A1 (en) * | 2001-03-02 | 2002-09-19 | Beppu, Kunihide | Preventives or remedies for tumor or papillomaviral diseases |
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