JPH11140161A - 速硬化性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

速硬化性エポキシ樹脂組成物

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JPH11140161A
JPH11140161A JP31916897A JP31916897A JPH11140161A JP H11140161 A JPH11140161 A JP H11140161A JP 31916897 A JP31916897 A JP 31916897A JP 31916897 A JP31916897 A JP 31916897A JP H11140161 A JPH11140161 A JP H11140161A
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JP
Japan
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resin composition
epoxy
episulfide
compound
curing
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Withdrawn
Application number
JP31916897A
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English (en)
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Yasushi Takahashi
泰 高橋
Wolfgang Wernet
ヴェルネット ヴォルフガング
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Asahi Kasei Epoxy Co Ltd
Original Assignee
Asahi Ciba Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 エポキシ化合物(A)と1分子内にエ
ピスルフィド基とエポキシ基を有する化合物0.1モル
%以上を含有するエピスルフィド化合物(B) を含む速硬
化性エポキシ樹脂組成物。 希釈剤(C) 、硬化剤(D)
を含んでもよい。 塗料、電気・電子材料、接着剤、
複合材、治工具、土建分野の産業資材用。 【効果】 高反応性かつ貯蔵安定性が良好であって、臭
気がなく作業性に優れ、機械的、電気的特性および耐薬
品性に優れた硬化物を与え、塗料、電気・電子材料、接
着剤、複合材、治工具及び土建用の産業資材に好適な硬
化性樹脂組成物を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬化性に優れ、か
つ良好な性能を有する硬化物を与える速硬化性エポキシ
樹脂組成物に関する。さらに詳細には、本発明は、塗
料、電気・電子材料、接着剤、複合材、治工具および土
建分野の産業素材として有用である、硬化性に優れ、か
つ良好な性能を有する速硬化性エポキシ樹脂組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂はその優れた耐熱性、耐薬
品性、接着性の故に産業素材として広範な分野に使用さ
れている。しかしながら、近年ニーズの高度化に伴い、
より高い機能を有するエポキシ樹脂が求められている。
とくに作業効率化の観点から、速硬化性が大きな課題と
なっており、これに対応可能なエポキシ樹脂素材の出現
が強く求められている。
【0003】速硬化のための技術として、エポキシアク
リレートの二重結合とアミン化合物との高反応性を利用
する方法あるいはチオール基とエポキシ基との反応性が
高いことを用いる方法が行われているが、前者において
は低温での反応性が十分でないといった欠点、後者にお
いては臭気がつよく、ポットライフが短いという欠点が
ある。
【0004】一方、エピスルフィド基とアミノ基との反
応は極めて速く、また、低温での硬化性も優れているこ
とが知られている。米国特許第3,378,522号明
細書にはさまざまなエピスルフィド化合物についての開
示がなされている。また、独国特許第2,505,36
8号明細書にはエピスルフィド化合物が低温硬化性に優
れていることが明らかにされている。特開平7ー138
254号公報にはエピスルフィド化合物を含む熱硬化性
組成物は低誘電率銅張り積層板を提供することができる
ことが記載されている。しかしながら、Die Angewandte
Macromolekulare Chemie 240 (1996) 67-81に記載され
ているようにエピスルフィド化合物の最大の欠点は貯蔵
安定性が極めて悪いことである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる課題
の解決された、すなわち高反応性かつ貯蔵安定性が良好
であって、臭気が少なく作業性に優れた、かつ機械的、
電気的特性および耐薬品性が良好な硬化物を与える速硬
化性エポキシ樹脂組成物を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々の硬
化性エポキシ樹脂組成物について鋭意検討した結果、高
反応性と貯蔵安定性の両立、臭気が少なく作業性に優れ
た、硬化物の機械的、電気的特性および耐薬品性が良好
である等の全てを解決すべく、特定のエポキシ樹脂組成
物が特に優れた特性を有することを見い出し、本発明を
完成するに至った。すなわち、本発明は: (A)エポキシ化合物が50重量%以上99重量%
以下、(B)1分子内にエピスルフィド基とエポキシ基
を有する化合物を0.1モル%以上を含有するエピスル
フィド化合物が1重量%以上50重量%以下、とからな
る速硬化性エポキシ樹脂組成物を提供する。また、 (A)エポキシ化合物が70重量%より多く99重
量%以下、(B)1分子内にエピスルフィド基とエポキ
シ基を有する化合物を0.1モル%以上を含有するエピ
スルフィド化合物が1重量%以上30重量%未満、とか
らなる点に特徴を有する。また、
【0007】 エポキシ化合物(A)が芳香族環を
含有する化合物を主成分とする点に特徴を有する。ま
た、 〜のいずれかに記載の樹脂組成物と希釈剤
(C)を必須成分とする、速硬化性エポキシ樹脂組成物
を提供する。また、 〜のいずれかに記載の樹脂組成物と硬化剤
(D)を必須成分とする、速硬化性エポキシ樹脂組成物
を提供する。また、 硬化剤(D) が低温用硬化剤である点にも特徴を有す
る。また、 硬化剤(D) が常温用硬化剤である点にも特徴を有す
る。また、 硬化剤(D) が加熱用硬化剤である点にも特徴を有す
る。また、 〜のいずれかに記載の樹脂組成物と光硬化剤を
必須成分とする、光硬化性エポキシ樹脂組成物を提供す
る。また、 (10) 〜のいずれかに記載の樹脂組成物を主成分と
する、塗料用、電気・電子材料用、接着剤用、複合材
用、治工具用又は土建分野の産業資材用硬化性樹脂組成
物。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。 〔1〕 硬化性エポキシ樹脂組成物:本発明の硬化性エ
ポキシ樹脂組成物は、基本的に、エポキシ化合物(A)
と、1分子内にエピスルフィド基とエポキシ基を含有す
るエピスルフィド化合物(B)からなる組成物である。 (1)エポキシ化合物(A): ここでエポキシ化合物とは、1分子中に少なくとも
1個以上の式(1)で示されるオキシラン環を有する化
合物である。
【化1】
【0009】具体例としては、(i)分子あたり1個ま
たはそれ以上のカルボン酸基を含有する化合物とエピク
ロロヒドリン、グリセロールジクロロヒドリンまたはβ
ーメチルエピクロロヒドリン、とをアルカリの存在下で
反応させることによって得られるグリシジル化物および
(βーメチルーグリシジル)エステルが挙げられる。グ
リシジルエステルは、例えば酢酸、安息香酸、バーサミ
ック酸、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸
または二量化または三量化リノール酸のような脂肪族カ
ルボン酸から;ヘキサヒドロフタル酸、テトラヒドロフ
タル酸、4ーメチルヘキサヒドロフタル酸および4ーメ
チルテトラヒドロフタル酸のような脂環式カルボン酸か
ら;またはフタル酸、イソフタル酸及びテレフタル酸の
ような芳香族カルボン酸から誘導される。
【0010】(ii) 使用することができる他のエポキシ
化合物は、分子当たり1個またはそれ以上のアルコール
性ヒドロキシ基あるいは分子当たり1個またはそれ以上
のフェノール性ヒドロキシ基を有する化合物とエピクロ
ロヒドリン、グリセロールジクロロヒドリンまたはβー
メチルエピクロロヒドリンとをアルカリ性の条件下で反
応させるか、あるいは酸性触媒の存在下で反応させ、つ
いでアルカリと処理することによって得られるグリシジ
ル及び(βーメチルグリシジル)エーテルが挙げられ
る。このようなグリシジルエーテルは、脂肪族アルコー
ル、例えばブタノール、高級脂肪族(C12-13) のアルコ
ールから;
【0011】ジエチレングリコール及びトリエチレング
リコール、プロピレングリコール及びポリ(オキシプロ
ピレン)グリコール、プロパン−1,3−ジオール、ブ
タン−1,4−ジオール、ペンタン−1,5−ジオー
ル、ヘキサン−1,6−ジオール、ヘキサン−2,4,
6−トリオール、グリセロール、1,1,1−トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリトリット、エチレングリコ
ールおよびポリ(オキシエチレン)グリコールから:シ
クロヘキサノール、キニトール、1,1−ビス(ヒドロ
キシメチル)シクロヘキサ−3−エン、ビス(4−ヒド
ロキシ−シクロヘキシル)メタンおよび2、2−ビス
(4−ヒドロキシ−シクロヘキシル)プロパンのような
脂環式アルコールから:またはN,N−ビス(2−ヒド
ロキシエチル)アニリンおよび4,4‘−ビス(2−ヒ
ドロキシエチルアミノ)ジフェニルメタンのような芳香
族核を含有するアルコールから誘導することができる。
【0012】好ましくは、ポリグリシジルエーテルは分
子当たり1個またはそれ以上のフェノール性ヒドロキシ
基を含有する化合物、例えばフェノール、レゾルシノー
ル、カテコール、ハドロキノン、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)メタン、1,1,2,2−テトラキス(4−
ヒドロキシフェニル)エタン、4,4‘−ジヒドロキシ
フェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフォ
ン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)エタ
ン、4,4‘−ヒドロキシ−1,3,1’,3‘−テト
ラメチルビフェニル、1,6−ジヒドロキシナフタレ
ン、2,2−ビス(3、5−ジブロモ−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパンおよび、フェノール−ホルムアルデ
ヒド系またはクレゾール−ホルムアルデヒド系ノボラッ
ク樹脂から誘導される。
【0013】(iii) さらに、例えばエピクロロヒドリン
と窒素原子に直接結合した水素原子を少なくとも1個含
有するアミン、例えばピペリジン、アニリン、N−ブチ
ルアミン、ビス(4−アミノフェニル)メタン、ビス
(4−アミノフェニル)スルフォンおよびビス(4−メ
チルアミノフェニル)メタンとの反応生成物を脱塩化水
素反応することよって得られるポリ(N−グリシジル)
化合物を使用することができる。使用し得る他のポリ
(N−グリシジル)化合物としては、トリグリシジルイ
ソシアヌレート、エチレン尿素および1、3−プロピレ
ン尿素のような環式アルキレン尿素のN,N‘−ジグリ
シジル誘導体および5、5−ジメチルヒダントインの
N,N’−ジグリシジル誘導体が挙げられる。
【0014】(iv)環式およびアクリル系ポリオレフィン
のエポキシ化によって得られるエポキシ化によって得ら
れるエポキシ樹脂、例えばビニルシクロヘキセンジオキ
シド、リモネンジオキシド、ジシクロペンタジエンオキ
シド、3,4−エポキシジシクロペンタジエニルグリシ
ジルエーテル、エチレングリコールのビス(3,4−エ
ポキシジヒドロキシジシクロペンタジエニル)グリシジ
ルエーテル、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−
3‘,4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート
および6,6‘−ジメチル誘導体、エチレングリコール
のビス(3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレ
ート)、3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシア
ルデヒドと1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−3,4
−エポキシシクロヘキサンで形成されたアセタール、ビ
ス(2、5−エポキシ−シクロペンチル)エーテルおよ
びエポキシ化ブタジエンまたはブタジエンとスチレンお
よび酢酸ビニルのようなエチレン系化合物との共重合
体、エポキシ化大豆油のグリシジル化物を使用すること
もできる。
【0015】本発明の新規な速硬化性エポキシ樹脂組成
物に好ましいエポキシ化合物は1分子内に芳香環を有す
る化合物を主体とするものある。具体例として、芳香族
カルボン酸類のグリシジルエーテル、芳香族アミン類の
グリシジルエーテル、各種フェノールおよびその誘導体
のグリシジルエーテルを50%より多く含む混合物であ
る。本発明の新規な速硬化性エポキシ樹脂組成物に特に
適するエポキシ化合物としては、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−フェニル)プロパンも若しくはフェノール
(環が塩素原子又は炭素原子1〜4のアルキル基で置換
されていてもよい)とホルムアルデヒドとからのノボラ
ック樹脂のポリグリシジルエーテルである。これらは、
それぞれ単独で用いることも、また二種以上を混合して
用いても良い。
【0016】 本発明の新規な速硬化性エポキシ樹脂
組成物において、エポキシ化合物(A)含有量は50重量
%以上99重量%以下の範囲である。含有量が50重量
%をより少ない場合は貯蔵安定性が十分ではなく、ま
た、99重量%を越えると硬化性が悪くなる。さらに好
ましい含有量の範囲は、70重量%より多く99重量%
以下の範囲である。
【0017】(2)エピスルフィド基を有する化合物
(B) 1)本発明の新規なエポキシ樹脂組成物において、エピ
スルフィド基を有する化合物とは1分子中に1個以上の
式(2)に示される官能基を有する脂肪族、脂環式、複
素環式、飽和および不飽和化合物である。
【化2】 その具体例としてはエピチオ炭化水素類、エピチオエー
テル類、エピチオエステル類、エピチオウレタン類ある
いはエピチオエポキシ類が挙げられる。さらに、本発明
の好ましい化合物は、ポリハイドリックアルコールおよ
びポリハイドリックフェノールのエピチオアルキルおよ
びエピチオシクロアルキルを含む、特に式(3)の化合
物がある。
【化3】 (ここで、Rは多価フェノール、多価アルコールから誘
導され、nは2〜6が好ましい。)
【0018】2)これらの化合物の具体例としては、4
−(エピチオエチル)−1−エピチオシクロヘキセン、
ジ(エピチオプロピル)フタレート、不飽和脂肪酸重合
体のエピチオエステル、アクリル酸のエピチオエステ
ル、グリセロールのトリ(2,3−エピチオプロピル)
エーテル、ジエチレングリコールのジ(3,4−エピチ
オブチル)エーテル、1,4−ブタンジオールのジ
(2,3−エピチオシクロヘキシル)エーテル、1,5
−ペンタンジオールの2,3−エピチオシクロヘキシ
ル)エーテル、1,6−ヘキサンジオールのジ(3,4
−エピチオオクチル)エーテル、1,2,6−ヘキサン
トリオールのトリ(3,4−エピチオヘキシル)エーテ
ル、
【0019】スルホニルジプロパノールのジ(2,3−
エピチオシクロヘキシル)エーテル、1,4−ジメチロ
ールベンゼンのジ(2,3−エピチオプロピル)エーテ
ル、トリメチロールプロパンのトリ(2,3−エピチオ
プロピル)エーテル、ペンタエリスリトールのテトラキ
ス(3,4−エピチオオクチル)エーテル、ポリアリル
アルコールのポリ(2,3−エピチオプロピル)エーテ
ル、1,5−シクロペンタンジオールのジ(3,4−エ
ピチオシクロヘキシル)エーテル、エチレングリコール
のジ(3,4−エピチオトリデシル)エーテル、モル分
子量約400のポリオキシエチレングリコールのジ
(2,3−エピチオドデシル)エーテル、レゾルシノー
ルの(3,4−エピチオドデシル)エーテル、レゾルシ
ノールのジ(3,4−エピチオヘキシル)エーテル、
1,3,5−トリヒドロキシベンゼンのトリ(2,3−
エピチオデシル)エーテル、レゾルシノールのジ(2,
3−エピチオシクロヘキシル)エーテル、
【0020】2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
ブタンのジ(2,3−エピチオプロピル)エーテル、
1,1,2,2、−テトラ(4−ヒドロキシフェニル)
エタンのテトラキス(2,3−エピチオプロピル)エー
テル、1,1,5,5−テトラ(4−ヒドロキシフェニ
ル)ペンタンのテトラキス(3,4−エピチオドデシ
ル)エーテル、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルフォンのジ(2,3−エピチオプロピル)エー
テル、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンのジ(2,3−エピチオプロピル)エーテル、1,1
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタンのジ(2,3
−エピチオプロピル)エーテル、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−3−ターシャリーブチルフェニル)プロパン
のジ(2,3−エピチオプロピル)エーテル、2,2−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのジ(2,
3−エピチオプロピル)エーテル、
【0021】1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)エタンのジ(2,3−エピチオプロピル)エーテ
ル、4,4‘−ヒドロキシ−1,3,1’,3‘−テト
ラメチルビフェニルのジ(2,3−エピチオプロピル)
エーテル、1,6−ジヒドロキシナフタレンのジ(2,
3−エピチオプロピル)エーテル、2,2−ビス(3,
5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパンのジ
(2,3−エピチオプロピル)エーテルおよび、フェノ
ール−ホルムアルデヒド系またはクレゾール−ホルムア
ルデヒド系ノボラック樹脂のポリ(2,3−エピチオプ
ロピル)エーテル、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−5
−メトキシフェニル)1,1−ジクロロプロパンのジ
(2,3−エピチオプロピル)エーテル等が挙げられ
る。
【0022】3)本発明の新規なエピチオエーテルは各
種方法で製造される。例えばヒドロキシメルカプタンの
熱加水分解、1,2−クロロチオールの弱アルカリ溶液
での処理、エチレン性不飽和エーテルの硫黄またはポリ
サルフィドジアルキルのような化合物との処理が挙げら
れる。また、エポキシ化合物を原料としてエポキシ環中
の酸素原子の全部あるいは一部を硫黄原子に交換してエ
ピスルフィド化合物を得る方法は既に知られている。例
示すると、エポキシ化合物とチオシアン酸カリウム、チ
オシアン酸アンモニウム塩等のチオシアン酸塩類との反
応(英国特許第968,424号明細書)、エポキシ化
合物とチオ尿素との反応(J.Polym.Sci.,Symposium,No.
47,155(1974)) 等が挙げられるがこの限りではない。
【0023】4)この方法を用いて既出のエポキシ化合
物(i) 〜(iv) のエポキシ環中の酸素原子を硫黄原子に
交換して得られた化合物を本発明において好適なエピス
ルフィド化合物の例として挙げることができる。これら
は、それぞれ単独で用いることも、また二種以上を混合
して用いても良い。本発明の1分子中にエピスルフィド
基とエポキシ基を併せ持つエピスルフィド化合物は、エ
ポキシ化合物を原料としてエポキシ環中の酸素原子を硫
黄原子に交換してエピスルフィド化合物を合成するとき
に、エピスルフィド化試薬の使用量或いは反応条件を調
整することによって得ることができる。また、クロマト
グラフィ的に分離して得た部分エピスルフィド化物を全
エピスルフィド化物を混合しても得ることができる。好
ましいエピスルフィド化合物はエピスルフィド基とエピ
キシ基を併せ持つ化合物が0.1モル%以上含有する化
合物である。0.1モル%より少ない場合は十分な貯蔵
安定性を得ることはできない。より好ましくは1モル%
以上存在するエピスルフィド化合物である。
【0024】5)本発明の新規な速硬化性樹脂組成物に
おいて、エピスルフィド化合物(樹脂)含有量は1重量
%〜50重量%の範囲である。含有量が50重量%を越
える場合は貯蔵安定性が悪くなる。含有量が1重量%よ
り少ない場合は塗膜等の硬化性が十分なものとならな
い。特に好ましい含有量の範囲は、1重量%〜30重量
%未満の範囲である。
【0025】(3)希釈剤(C):本発明の新規な速硬
化性エポキシ樹脂で、希釈剤(C)としては非反応性で
あってエポキシ樹脂の粘度低下のために好適に使用され
る有機溶剤が用いられる。希釈剤(C)の添加量は、各
反応成分の反応に支障のない限り特に制限されないが、
一般には1〜90重量%、好ましくは5〜80重量%で
ある。具体例として、アセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、トルエン、キシレン、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジオキサン、テトラヒドロフラン、nブチルアルコ
ール、ソルベッソ100等が挙げられる。
【0026】(4)硬化剤(D): 本発明の新規な速硬化性エポキシ樹脂組成物は、エ
ポキシ用硬化剤によって硬化することができる。硬化剤
の例としては、脂肪族、脂環式、芳香族および複素環式
アミン系硬化剤を或いはイソシアネート類、フェノール
類、チオール類、ポリカルボン酸およびその無水物、第
二アミン、第三アミン、イミダゾール類或いはカチオン
硬化剤等を含むエポキシ樹脂用硬化剤として使用される
ものを挙げることができる。
【0027】例えば、1)脂肪族、脂環式、芳香族およ
び複素環式アミン系硬化剤としては;m−およびp−フ
ェニレンジアミン、ビス(4−アミノフェニル)メタ
ン、アニリンホルムアルデヒド樹脂、ビス(4−アミノ
フェニル)スルフォン、エチレンジアミン、プロパン−
1,2−ジアミン、プロパン−1,3−ジアミン、N,
N−ジエチルエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、
テトラエチレンペンタミン、
【0028】N−(2−ヒドロキシエチル)−、N−
(2−ヒドロキシプロピル)−およびN−(2−シアノ
エチル)−ジエチレントリアミン、2,2,4−トリメ
チルヘキサン−1,6−ジアミン、2,3,3−トリメ
チルヘキサン−1,6−ジアミン、m−キシリレンジア
ミン、N,N−ジメチルおよびN,N−ジエチルプロパ
ン−1,3−ジアミン、エタノールアミン、ビス(4−
アミノシクロヘキシル)メタン、2,2−ビス(4−ア
ミノシクロヘキシル)プロパン、2,2−ビス(4−ア
ミノ−3−メチルシクロヘキシル)プロパン、3−アミ
ノメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルアミ
ン(イソホロンジアミン)およびN−(2−アモノエチ
ル)−ピペラジン、ジシアンジアミド、ポリアミノアミ
ド、またこれらアミン類のマンニッヒ変性物、脂肪族ポ
リアミンおよび二量化もしくは三量化不飽和脂肪酸から
製造したポリアミノアミド、アミンとジグリシジルエー
テルのようなポリエポキシドの理論量以下とのアダク
ト、
【0029】2)イソシアネート類としては;2,6−
トルエンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、ジアミノジフェニルメタンジイソシアネートお
よびそのアダクト類、イソチオシアネート、 3)フェノール類としては;多価フェノール、例えばレ
ゾルシノール、ハイドロキノン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン、フェノール−アルデヒド
樹脂、油変性フェノール−アルデヒド樹脂、 4)チオール類としては;チオコ−ルのようなポリチオ
ール
【0030】5)ポリカルボン酸およびその無水物とし
ては;無水テトラヒドロフタル酸、メチルエンドメチレ
ン無水テトラヒドロフタル酸、無水ノニルコハク酸、無
水ドデセニルコハク酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、ヘ
キサクロロエンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸、
およびエンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸、なら
びにこれらの混合物、無水マレイン酸、無水コハク酸、
ピロメリット酸二無水物、ベンゾフェノン−3,3‘、
4.4’−テトラカルボン酸二無水物、無水ポリセバシ
ン酸、無水ポリアゼライン酸、前記酸無水物と対応する
酸ならびにイソフタル酸、テレフタル酸、クエン酸およ
びメリット酸、
【0031】6)第二アミン、第三アミンとしては;
2,4,6−トリス(ジメチルアミノエチル)フェノー
ルおよび他のマンニッヒ塩基、n−ベンジルメチルアミ
ンおよびトリエタノールアミン、 7)イミダゾール類としては;2−メチルイミダゾー
ル、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニ
ルイミダゾール、2−メチルイミダゾリウムイソシアヌ
レート、
【0032】8)カチオン硬化剤として;三弗化ホウ素
およびその錯体、および三弗化ホウ素と例えば1,3−
ジケトンとの反応によって形成されたキレート、これら
は光硬化のための硬化剤としても使用できる。光硬化剤
として使用する場合、ベッゾフェノン系、アントラキノ
ン系、アセトフェノン系、ベンゾイン系光重合促進剤等
の助剤を添加できる。 9)その他として;アルコールのアルカリ金属アルコキ
シド(例えば2,4−ジヒドロキシメチルペンタンのナ
トリウウムアルコラート)、アルカン酸の第一錫)のよ
うな重合触媒を硬化剤として使用することもできる。
【0033】 また、その硬化剤を選択することによ
り低温硬化性、常温硬化性、熱硬化性或いは光硬化性組
成物を得ることができる。 1)例えば、硬化剤がアミンの場合、通常はエポキシ当
量当たり、約0.75〜1.25アミノ活性水素当量の
アミンが使用される。 2)ポリカルボン酸またはその無水物を使用する場合
は、通常はエポキシ当量当たり約0.4〜1.1当量の
カルボン酸類が使用される。 3)一方、多価フェノールの場合、エポキシ当量当たり
約0.75〜1.25フェノール系ヒドロキシ当量の硬
化剤が使用される。
【0034】 硬化は硬化剤の性質に応じて、低温
(例えば−15℃〜5℃)から室温(例えば15℃〜3
5℃)さらに高温(例えば50℃〜250℃)で実施す
ることができる。好ましくは−5℃〜200℃の範囲、
さらに好ましくは−5℃〜180℃の範囲で実施するこ
とができる。低温用硬化剤としては代表的にはアミン系
硬化剤、チオール類等が、常温用硬化剤としては代表的
にはアミン系硬化剤等が、加熱用硬化剤としてはポリカ
ルボン酸及びその無水物、フェノール類、イミダゾール
類等が挙げられる。
【0035】(6)硬化促進剤(E): 硬化剤とともに適当な硬化促進剤(E) を使用するこ
ともできる。ポリ(アミノアミド)、ジシアンジアミ
ド、ポリチオールまたはポリカルボン酸無水物を硬化剤
として使用する場合は、第三アミンまたはその塩、第四
アンモニウム化合物またはアルカリ金属アルコキシドを
促進剤として供することができる。特定の促進剤として
は例えばN−ベンジルジメチルアミン、2,4,6−ト
リス(ジメチル−アミノメチル)−フェノール、イミダ
ゾールおよびトリメチルアンモニウムフェノキシドが挙
げられる。
【0036】使用することができる他の促進剤として
は、金属硝酸塩、特に硝酸マグネシウウムおよび硝酸マ
ンガン、弗素化および塩素化カルボン酸およびその塩、
例えばマグネシウムトリフルオロアセテート、ソジウム
トリフルオロアセテート、マグネシウムトリクロロアセ
テートおよびソジウムトリクロロアセテート、トリフル
オロメタンスルフォン酸およびその塩(例えばマンガ
ン、亜鉛、マグネシウム、ニッケルおよびコバルト塩)
ならびに過塩素酸マグネシウムおよび過塩素酸カルシウ
ム等が挙げられる。 硬化促進剤(E)の使用量は、通常0.01〜10
重量%、好ましくは0.05〜5重量%であり、硬化剤
の望ましい範囲により最適量が決められる。
【0037】(7)添加剤 本発明の組成物は、ジブチルフタレート、ジオクチ
ルフタレートまたはトリクレジルホスフェートのような
可塑剤: 不溶性希釈剤およびいわゆる反応性希釈剤、例えば
ジグリシジルホルマールおよびモノエポキシド(例えば
ブチルグリシジルエーテル、イソオクチルグリシジルエ
ーテル、フェニルグリシジルエーテル、スチレンオキシ
ド、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
トおよび合成の高度に枝分かれした、主として第三脂肪
族モノカルボン酸のグリシジルエステル、あるいはプロ
ピレンカーボナート等のカーボナート類をさらに含有し
てもよい。
【0038】 更に、本発明の組成物は、充填剤、強
化剤、着色剤、流れ調整剤、難燃剤および成形用滑剤の
ような添加剤を含有していてもよい。適当なエキステン
ダーとしては、アスファルト、ビチュウメン等を挙げる
ことができる。充填剤および強化剤としては、アスベス
ト、ガラス繊維、紡績繊維、炭素繊維、雲母、アルミ
ナ、石膏、チタニア、チョーク、石英粉、セルロース、
カオリン、粉砕ドロマイト、ウオラスナイト、コロイダ
ルシリカ(エアロジル)、長鎖アミンとの処理によって
変性したクレー(ベントン)、粉末化ポリ塩化ビニル、
粉末化ポリオレフィン、粉末化アミノプラストおよびア
ルミニウムもしくは鉄粉のような金属粉が挙げられる。
三酸化アンチモンのような難燃助剤を混入させることも
できる。
【0039】〔II〕硬化性組成物の用途:本発明の硬
化性組成物は種々の硬化剤(必要に応じて硬化促進剤)
と組み合わせることにより、エポキシ樹脂用として種々
の用途:塗料、電気・電子材料、接着剤、複合材、治工
具および土建用の産業資材等に好適な材料を提供するこ
とができる。 (イ) 塗料用には好適な金属表面の保護材として、缶、自
動車、船舶あるいは建設資材用として速硬化で作業性の
優れた良好な塗膜を与える塗料を提供することができ
る。 (ロ)電気・電子材料用には積層板、特にプリント配線基
板、封止材、特に半導体用封止材、その他絶縁材料等が
挙げられ、速硬化かつ電気特性の優れた素材を提供する
ことができる。
【0040】(ハ)接着剤用としては、極めて短時間での
接着が可能な材料となり、歯科用セメント等のコンタク
ト用接着剤あるいは構造用接着剤等として好適な硬化組
成物を与える。 (ニ)複合材用としては、航空機、自動車等、移動体の構
造材やスポーツ、レジャー用品として使用されるが、そ
の原料として用いた場合、速硬化性のため加工時間の著
しい短縮を図ることができる。 (ホ)樹脂金型等の治工具の用途においては速硬化性によ
り作業時間の著しい短縮が可能となる。 (ヘ)特に好適な用途分野は、加熱硬化が出来ず、時とし
て低温硬化が必要とされる、床材、注入材およびコンク
リート用接着材等の土建用途および建設用塗料用途であ
る。
【0041】
【実施例】以下に実施例により本発明を説明するが、こ
れらは本発明を制限しない。 部分エピスルフィド化物と全エピスルフィド化物は
高速液体クロマトグラフィーによって分離可能でそのピ
ーク面積より各成分の定量を行うことができる。 高速液体クロマトグラフィーの測定はカラムとして
ウオーターズ社製ノバパックC-18を用い、移動層はアセ
トニトリルを用いた。 使用した反応成分: 1)エピスルフィド化合物A:300gのA.A.26
0(ビスフェノールA型エポキシ樹脂EEW=190;
1.587eq)を600gのトルエンに溶解し、N2
ガス導入管、温度計および還流管をつけた4つ口フラス
コにいれ、N2ガスを導入した。攪拌を開始し、96.
82gのチオ尿素(1.272eq)を加えた。さらに
300gのメタノールを加え、温度を40℃に上げ、N
2雰囲気下で3時間反応した。反応液を300gの水で
3〜5回洗ったのちに、減圧下60℃でトルエンを回収
した。これによりエピスルフィド化合物A(高速液体ク
ロマトグラフィーの分析によると片末端エピスルフィド
化物は47モル%であった。またエピスルフィド化合物
の含有率は92重量%であった。)を得た。 エピスルフィド化合物B:
【0042】2)エピスルフィド化合物B:300gの
A.A.260(ビスフェノールA型エポキシ樹脂EE
W=190;1.587eq)を600gのトルエンに
溶解し、N2ガス導入管、温度計および還流管をつけた
4つ口フラスコにいれ、N2ガスを導入した。攪拌を開
始し、120.80gのチオ尿素(1.587eq)を
加えた。さらに300gのメタノールを加え、温度を4
0℃に上げ、N2雰囲気下で3時間反応した。反応液を
300gの水で3〜5回洗ったのちに、減圧下60℃で
トルエンを回収した。これによりエピスルフィド化合物
B(高速液体クロマトグラフィーの分析によると片末端
エピスルフィド化物は10.3モル%であった。またエ
ピスルフィド化合物の含有率は94重量%であった。)
を得た。
【0043】3)エピスルフィド化合物C:300gの
A.A.260(ビスフェノールA型エポキシ樹脂EE
W=190;1.587eq)を600gのトルエンに
溶解し、N2ガス導入管、温度計および還流管をつけた
4つ口フラスコにいれ、N2ガスを導入した。攪拌を開
始し、126.84gのチオ尿素(1.666eq)を
加えた。さらに300gのメタノールを加え、温度を4
0℃に上げ、N2雰囲気下で5時間反応した。反応液を
300gの水で3〜5回洗ったのちに、減圧下60℃で
トルエンを回収した。得られた固形物をメチルエチルケ
トン/メタノール混合溶剤で再結晶してほぼ純粋なエピ
スルフィド化合物C(高速液体クロマトグラフィーの分
析によると片末端エピスルフィド化物は0モル%であっ
た。またエピスルフィド化合物の含有率は100重量%
であった。)を得た。
【0044】4)エピスルフィド化合物D:エピスルフ
ィド化合物Aをクロマトグラフィーによる分取を行いほ
ぼ純粋な片末端エピスルフィド化物D(高速液体クロマ
トグラフィーの分析によると片末端エピスルフィド化物
は100モル%であった。またエピスルフィド化合物の
含有率は100重量%であった。)を得た。
【0045】5)エピスルフィド化合物E:300gの
A.A.260(ビスフェノールA型エポキシ樹脂EE
W=190;1.587eq)を600gのトルエンに
溶解し、N2ガス導入管、温度計および還流管をつけた
4つ口フラスコにいれ、N2ガスを導入した。攪拌を開
始し、1.26gのチオ尿素(0.017eq)を加え
た。さらに300gのメタノールを加え、温度を40℃
に上げ、N2雰囲気下で3時間反応した。反応液を30
0gの水で3〜5回洗ったのちに、減圧下60℃でトル
エンを回収した。これによりエピスルフィド化合物E
(高速液体クロマトグラフィーの分析によると片末端エ
ピスルフィド化物は100モル%であった。またエピス
ルフィド化合物の含有率は1重量%であった。)を得
た。
【0046】6)エピスルフィド化合物F:300gの
A.A.260(ビスフェノールA型エポキシ樹脂EE
W=190;1.587eq)を600gのトルエンに
溶解し、N2ガス導入管、温度計および還流管をつけた
4つ口フラスコにいれ、N2ガスを導入した。攪拌を開
始し、30.4gのチオ尿素(0.399eq)を加え
た。さらに300gのメタノールを加え、温度を40℃
に上げ、N2雰囲気下で3時間反応した。反応液を30
0gの水で3〜5回洗ったのちに、減圧下60℃でトル
エンを回収した。これによりエピスルフィド化合物F
(高速液体クロマトグラフィーの分析によると片末端エ
ピスルフィド化物は86モル%であった。またエピスル
フィド化合物の含有率は25重量%であった。)を得
た。
【0047】7)エピスルフィド化合物G:300gの
A.A.260(ビスフェノールA型エポキシ樹脂EE
W=190;1.587eq)を600gのトルエンに
溶解し、N2ガス導入管、温度計および還流管をつけた
4つ口フラスコにいれ、N2ガスを導入した。攪拌を開
始し、60.80gのチオ尿素(0.799eq)を加
えた。さらに300gのメタノールを加え、温度を40
℃に上げ、N2雰囲気下で3時間反応した。反応液を3
00gの水で3〜5回洗ったのちに、減圧下60℃でト
ルエンを回収した。これによりエピスルフィド化合物G
(高速液体クロマトグラフィーの分析によると片末端エ
ピスルフィド化物は36モル%であった。またエピスル
フィド化合物の含有率は54重量%であった。)を得
た。
【0048】8)エピスルフィド化合物H:300gの
エポライト1230(共栄社化学(株)高級アルコール
(C数12−13)のグリシジルエーテルEEW=30
4;0.987eq)を600gのトルエンに溶解し、
N2ガス導入管、温度計および還流管をつけた4つ口フ
ラスコにいれ、N2ガスを導入した。攪拌を開始し、7
8.87gのチオ尿素(1.036eq)を加えた。さ
らに300gのメタノールを加え、温度を40℃に上
げ、N2雰囲気下で5時間反応した。反応液を300g
の水で3〜5回洗ったのちに、減圧下60℃でトルエン
を回収した。これによりエピスルフィド化合物H(高速
液体クロマトグラフィーの分析によるとエピスルフィド
化物は100重量%であった。)を得た。
【0049】9)エピスルフィド化合物I:300gの
エポライト1600(共栄社化学(株)1.6ヘキサン
ジオールのグリシジルエーテルEEW=152;1.9
74eq)を600gのトルエンに溶解し、N2ガス導
入管、温度計および還流管をつけた4つ口フラスコにい
れ、N2ガスを導入した。攪拌を開始し、120.2g
のチオ尿素(1.577eq)を加えた。さらに300
gのメタノールを加え、温度を40℃に上げ、N2雰囲
気下で5時間反応した。反応液を300gの水で3〜5
回洗ったのちに、減圧下60℃でトルエンを回収した。
これによりエピスルフィド化合物I(高速液体クロマト
グラフィーの分析によると片末端エピスルフィド化物は
45モル%であった。またエピスルフィド化合物の含有
率は90重量%であった。)を得た。
【0050】10)エピスルフィド化合物J:300g
のセロキサイド2021(ダイセル化学(株)シクロヘ
キセン系エポキシEEW=131;2.29eq)を6
00gのトルエンに溶解し、N2ガス導入管、温度計お
よび還流管をつけた4つ口フラスコにいれ、N2ガスを
導入した。攪拌を開始し、139.5gのチオ尿素
(1.83eq)を加えた。さらに、300gのメタノ
ールを加え、温度を40℃に上げ、N2雰囲気下で5時
間反応した。反応液を300gの水で3〜5回洗ったの
ちに、減圧下60℃でトルエンを回収した。これにより
エピスルフィド化合物J(高速液体クロマトグラフィー
の分析によると片末端エピスルフィド化物は48モル%
であった。またエピスルフィド化合物の含有率は92重
量%であった。)を得た。
【0051】
【実施例1〜8及び比較例1〜6】表1、2に示した配
合品につき、貯蔵安定性と反応性の測定を行った。その
結果は表1、2に示した。また、測定は下記の方法によ
って行った。 貯蔵安定性1:液状の場合、40℃に1週間放置後
粘度測定を行った。 ○;初期粘度に対して2倍以内の増粘。 △;初期粘度に対して2倍以内の増粘であるが結晶析
出。 ×;初期粘度に対して2倍以上の増粘。 貯蔵安定性2:固形の場合、40℃に1週間放置後
溶解性試験を行った。 ○;THFに30重量%溶解。 ×;THFに30重量%不溶。 ゲルタイム: 35℃で金属板上で測定。単位は
分。 臭気; 官能試験による。
【0052】
【実施例9〜11及び比較例7〜9】表3に示す配合品
を硬化した後に物性を測定を行った。その結果は表3に
示した。また、硬化剤を加える前の配合物は40℃に1
週間放置後も増粘は初期粘度に対して2倍以内であっ
た。なお硬化および測定は下記の方法によって行った。 硬化条件: 実施例9、10、比較例7、8・・ 室温1週間。 実施例11、比較例9・・・ 100℃2時間+160℃ 10時間
【0053】 乾燥性:ドライイングレコーダーを用
いタッチフリーになるまでの時間を測定した。 ゲルタイム: 120℃の金属板上で測定した。 曲げ強度: JIS6911に準拠して測定した。 吸水率1: 室温で純水に1週間浸漬後の重量変化
より測定した。 吸水率2: 沸騰水1時間浸漬後の重量変化より測
定した。 誘電率: JIS6911に準拠して測定し
た。 表中のEPS含有率は硬化剤を除く部分のエピスル
フィド化合物の重量%を表わし、部分EPSはエピスル
フィド化合物中の部分エピスルフィド化物のモル%を表
わす。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】
【表3】 注1:硬化剤トリエチレンテトラミン 注2:硬化剤日立化成(株)製メチルヘキサヒドロ無水
フタル酸に1%エチレングリコールと1%ベンジルジメ
チルアミンを添加。
【0057】
【実施例12、13及び比較例10】表4に示した配合
品につき、貯蔵安定性と5℃での乾燥性の測定を行っ
た。その結果は表4に示した。また測定は下記の方法に
よって行った。 貯蔵安定性1:TETA添加前の配合物につき、4
0℃に1週間放置後粘度測定を行った。 ○;初期粘度に対して2倍以内の増粘。 ×;初期粘度に対して2倍以上の増粘。 乾燥性:ドライイングレコーダーを用いタッチフリ
ーになるまでの時間を測定した。
【0058】
【表4】 以上の表1〜4の結果から、本発明の組成物は貯蔵安定
性が優れ、臭気がなく、硬化性・ 乾燥性が良好であっ
て、機械的・ 電気的物性が良好であることが分かる。
【0059】
【発明の効果】本発明の新規な速硬化性エポキシ樹脂組
成物は、高反応性かつ貯蔵安定性が良好であって、臭気
がなく作業性に優れ、機械的、電気的特性および耐薬品
性に優れた硬化物を与え、塗料、電気・電子材料、接着
剤、複合材、治工具および土建用の産業資材に好適な硬
化性樹脂組成物を提供する。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】(2)エピスルフィド基を有する化合物
(B) 1)本発明の新規なエポキシ樹脂組成物において、エピ
スルフィド基を有する化合物とは1分子中に1個以上の
式(2)に示される官能基を有する脂肪族、脂環式、複
素環式、飽和および不飽和化合物である。
【化2】 その具体例としてはエピチオ炭化水素類、エピチオエー
テル類、エピチオエステル類、エピチオウレタン類ある
いはエピチオエポキシ類が挙げられる。さらに、本発明
の好ましい化合物は、ポリハイドリックアルコールおよ
びポリハイドリックフェノールのエピチオアルキルおよ
びエピチオシクロアルキルを含む、特に式(3)の化合
物がある。
【化3】 (ここで、Rは多価フェノール、多価アルコールから誘
導され、nは2〜6が好ましい。) ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。 〔1〕速硬化性樹脂組成物の構成:本発明の速硬化性樹
脂組成物は、基本的に、エピスルフィド化合物(A)1
00重量部に対して、分子内に式(1)に示される構造
を有する化合物(B) 0.01重量部以上を含み、必
要に応じてエポキシ樹脂(C) を必須成分とする、新
規な硬化性樹脂組成物である。
【化7】 (式中、X、Zはそれぞれ独立にO、S、NH、NRの
いずれかであり、YはOまたはSであり、前記NR中の
Rはアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アリ
ル基のいずれかである。) (1) エピスルフィド基を有する化合物(A) (i) 本発明の新規な速硬化性低粘度樹脂組成物にお
いて、エピスルフィド基を有する化合物とは1分子中に
1以上の下記式(3)に示される官能基を有する脂肪
族、脂環式、複素環式、飽和および不飽和化合物であ
る。
【化8】 その具体例としてはエピチオ炭化水素類、エピチオエー
テル類、エピチオエステル類、エピチオウレタン類ある
いはエピチオエポキシ類が挙げられる。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)エポキシ化合物が50重量%以上
    99重量%以下、 (B)1分子内にエピスルフィド基とエポキシ基を有す
    る化合物を0.1モル%以上を含有するエピスルフィド
    化合物が1重量%以上50重量%以下、とからなる速硬
    化性エポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (A)エポキシ化合物が70重量%より
    多く99重量%以下、 (B)1分子内にエピスルフィ
    ド基とエポキシ基を有する化合物を0.1モル%以上を
    含有するエピスルフィド化合物が1重量%以上30重量
    %未満、とからなる請求項1記載の速硬化性エポキシ樹
    脂組成物。
  3. 【請求項3】 エポキシ化合物(A)が芳香族環を含有
    する化合物を主成分とすることを特徴とする、請求項1
    又は2記載の速硬化性エポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の樹脂組
    成物と希釈剤(C)を必須成分とすることを特徴とす
    る、速硬化性エポキシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂組
    成物と硬化剤(D)を必須成分とすることを特徴とす
    る、速硬化性エポキシ樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 硬化剤(D) が低温用硬化剤であることを
    特徴とする、請求項5記載の低温速硬化性エポキシ樹脂
    組成物。
  7. 【請求項7】 硬化剤(D) が常温用硬化剤であることを
    特徴とする、請求項5記載常温速硬化性エポキシ樹脂組
    成物。
  8. 【請求項8】 硬化剤(D) が加熱用硬化剤であることを
    特徴とする、請求項5記載加熱速硬化性エポキシ樹脂組
    成物。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂組
    成物と光硬化剤を必須成分とすることを特徴とする、光
    硬化性エポキシ樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 請求項5〜9のいずれかに記載の樹脂
    組成物を主成分とすることを特徴とする、塗料用硬化性
    樹脂組成物。
  11. 【請求項11】 請求項5〜9のいずれかに記載の樹脂
    組成物を主成分とすることを特徴とする、電気・電子材
    料用硬化性樹脂組成物。
  12. 【請求項12】 請求項5〜9のいずれかに記載の樹脂
    組成物を主成分とすることを特徴とする、接着剤用硬化
    性樹脂組成物。
  13. 【請求項13】 請求項5〜9のいずれかに記載の樹脂
    組成物を主成分とすることを特徴とする、複合材用硬化
    性樹脂組成物。
  14. 【請求項14】 請求項5〜9のいずれかに記載の樹脂
    組成物を主成分とすることを特徴とする、治工具用硬化
    性樹脂組成物。
  15. 【請求項15】 請求項5〜9のいずれかに記載の樹脂
    組成物を主成分とすることを特徴とする、土建分野の産
    業資材用硬化性樹脂組成物。
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