JPH11140543A - 軸受軌道輪の製造方法 - Google Patents
軸受軌道輪の製造方法Info
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- JPH11140543A JPH11140543A JP31376597A JP31376597A JPH11140543A JP H11140543 A JPH11140543 A JP H11140543A JP 31376597 A JP31376597 A JP 31376597A JP 31376597 A JP31376597 A JP 31376597A JP H11140543 A JPH11140543 A JP H11140543A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内外径の同軸度が高く真円度が向上した軸受
け軌道輪を、高い材料歩留まりおよび研磨効率をもって
製造する方法を提供する。 【解決手段】 軌道輪の粗成形品を得る粗成形工程と、
前記軌道輪の粗成形品を冷間で輪体圧延加工して、その
内径および外径の真円度を上げる冷間ローリング工程
と、前記冷間ローリング後の軌道輪を熱処理する熱処理
工程と、前記熱処理後の軌道輪の外周をセラミック製矯
正型で拘束しつつ、焼戻し処理を行なう焼戻し矯正工程
とを備する方法である。
け軌道輪を、高い材料歩留まりおよび研磨効率をもって
製造する方法を提供する。 【解決手段】 軌道輪の粗成形品を得る粗成形工程と、
前記軌道輪の粗成形品を冷間で輪体圧延加工して、その
内径および外径の真円度を上げる冷間ローリング工程
と、前記冷間ローリング後の軌道輪を熱処理する熱処理
工程と、前記熱処理後の軌道輪の外周をセラミック製矯
正型で拘束しつつ、焼戻し処理を行なう焼戻し矯正工程
とを備する方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸受の内外輪の製
造方法に関する。
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軸受は、例えば旋削、熱処理、お
よび研削の工程により製造されている。例えば軸受の内
外輪は、まず、研削仕上げの取代および熱処理変形など
を考慮した寸法で旋削により成形され、次いで、熱処理
により硬化させる。この熱処理中に内径および外径の真
円度が変形するので、最後に研削を行なって適性寸法、
適性真円度に仕上げられる。
よび研削の工程により製造されている。例えば軸受の内
外輪は、まず、研削仕上げの取代および熱処理変形など
を考慮した寸法で旋削により成形され、次いで、熱処理
により硬化させる。この熱処理中に内径および外径の真
円度が変形するので、最後に研削を行なって適性寸法、
適性真円度に仕上げられる。
【0003】なお、軌道輪の内外径の真円度を矯正する
方法としては、特願平7−522827に示すような方
法が挙げられる。この方法は、セラミック製の外径型の
内側にワークリングを挿入して高周波加熱により加熱
し、加熱による熱膨張膨脹によるフープ応力と焼戻し効
果とにより、真円度を矯正する所謂焼戻し矯正方法であ
る。これにより真円度を高め、研削効率を向上させるこ
とができる。
方法としては、特願平7−522827に示すような方
法が挙げられる。この方法は、セラミック製の外径型の
内側にワークリングを挿入して高周波加熱により加熱
し、加熱による熱膨張膨脹によるフープ応力と焼戻し効
果とにより、真円度を矯正する所謂焼戻し矯正方法であ
る。これにより真円度を高め、研削効率を向上させるこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような方法で軌道輪を製造した場合には、軸受溝の成形
や熱処理変形などの理由により、材料の歩留まりが悪い
という問題があった。また旋削により熱処理前の成形が
行なわれた場合には、次のような問題が生じていた。す
なわち、この場合には、まず棒材またはパイプ材の端面
を削り、次いで外径を削った後、幅の寸法に削り、その
後、材料取りを行なう。引き続いて行なわれる工程にお
いて、このリングを外径チャックでつかみ直して内径を
削るが、この際、チャックの爪によりリングに歪みが生
じ、歪んだ状態で削るため内径に偏肉が出てしまう。こ
のようなリングに対して、例えば外径拘束による焼戻し
矯正を施しても、外径の真円度しか向上させることがで
きず、内径には偏肉の分の変形が出てしまうため、内径
の研削の効率が外径に比べて悪いという問題がある。
ような方法で軌道輪を製造した場合には、軸受溝の成形
や熱処理変形などの理由により、材料の歩留まりが悪い
という問題があった。また旋削により熱処理前の成形が
行なわれた場合には、次のような問題が生じていた。す
なわち、この場合には、まず棒材またはパイプ材の端面
を削り、次いで外径を削った後、幅の寸法に削り、その
後、材料取りを行なう。引き続いて行なわれる工程にお
いて、このリングを外径チャックでつかみ直して内径を
削るが、この際、チャックの爪によりリングに歪みが生
じ、歪んだ状態で削るため内径に偏肉が出てしまう。こ
のようなリングに対して、例えば外径拘束による焼戻し
矯正を施しても、外径の真円度しか向上させることがで
きず、内径には偏肉の分の変形が出てしまうため、内径
の研削の効率が外径に比べて悪いという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、内外径の同軸度が高く
真円度が向上した軸受け軌道輪を、高い材料歩留まりお
よび研磨効率をもって製造する方法を提供することを目
的とする。
真円度が向上した軸受け軌道輪を、高い材料歩留まりお
よび研磨効率をもって製造する方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、軌道輪の粗成形品を得る粗成形工程と、
前記軌道輪の粗成形品を冷間で輪体圧延加工して、その
内径および外径の真円度を上げる冷間ローリング工程
と、前記冷間ローリング後の軌道輪を熱処理する熱処理
工程と、前記熱処理後の軌道輪の外周をセラミック製矯
正型で拘束しつつ、焼戻し処理を行なう焼戻し矯正工程
とを備する軸受け軌道輪の製造方法を提供する。
に、本発明は、軌道輪の粗成形品を得る粗成形工程と、
前記軌道輪の粗成形品を冷間で輪体圧延加工して、その
内径および外径の真円度を上げる冷間ローリング工程
と、前記冷間ローリング後の軌道輪を熱処理する熱処理
工程と、前記熱処理後の軌道輪の外周をセラミック製矯
正型で拘束しつつ、焼戻し処理を行なう焼戻し矯正工程
とを備する軸受け軌道輪の製造方法を提供する。
【0007】本発明の製造方法において、前記冷間ロー
リング工程で用いられる輪体、すなわち、成形ロールお
よびマンドレルの粗さは、いずれも0.1μmRa以下
であることが好ましい。
リング工程で用いられる輪体、すなわち、成形ロールお
よびマンドレルの粗さは、いずれも0.1μmRa以下
であることが好ましい。
【0008】前記冷間ローリング工程後の部材の外径D
(mm)は、後の硬化熱処理による外径平均膨張率Δ
(mm)、および、焼戻し矯正工程で用いられるセラミ
ック型の内径d(mm)との間に次のような関係がある
ことが望まれる。
(mm)は、後の硬化熱処理による外径平均膨張率Δ
(mm)、および、焼戻し矯正工程で用いられるセラミ
ック型の内径d(mm)との間に次のような関係がある
ことが望まれる。
【0009】d−Δ−0.05≦D≦d−Δ 必要に応じて、冷間ローリング後の軸受け軌道輪に対し
て、円形の穴にとおすことによりサイジングを行なう冷
間サイジングを施してもよい。
て、円形の穴にとおすことによりサイジングを行なう冷
間サイジングを施してもよい。
【0010】また、本発明の方法において焼戻し矯正工
程後には、さらに工程を付加することができ、例えば、
焼戻し矯正後の軌道輪に研削仕上げを施してもよい。あ
るいは、焼戻し矯正後には、得られた軸受け軌道輪の軌
道面のみに仕上げ研磨を施すこともできる。例えば、本
発明の方法で製造された外輪は、その外径の研磨を省略
することができ、内輪の場合には内径の研磨を省略する
ことができる。
程後には、さらに工程を付加することができ、例えば、
焼戻し矯正後の軌道輪に研削仕上げを施してもよい。あ
るいは、焼戻し矯正後には、得られた軸受け軌道輪の軌
道面のみに仕上げ研磨を施すこともできる。例えば、本
発明の方法で製造された外輪は、その外径の研磨を省略
することができ、内輪の場合には内径の研磨を省略する
ことができる。
【0011】さらに、本発明の方法で製造された軸受け
軌道輪に対しては、内外輪の研磨加工を施さずに、旋
削、バレル、ショットブラスト、あるいはホーニングに
より仕上げ工程を焼戻し矯正後に行ってもよい。
軌道輪に対しては、内外輪の研磨加工を施さずに、旋
削、バレル、ショットブラスト、あるいはホーニングに
より仕上げ工程を焼戻し矯正後に行ってもよい。
【0012】以下、本発明の製造方法を詳細に説明す
る。本発明の軸受け軌道輪の製造方法において、第1の
工程である粗成形工程、すなわち前加工工程は特に限定
されず、旋削、熱間鍛造および温間鍛造等、任意の方法
で行なうことができる。その条件も、軌道輪の大きさ、
形状等に応じて適宜選択することができる。
る。本発明の軸受け軌道輪の製造方法において、第1の
工程である粗成形工程、すなわち前加工工程は特に限定
されず、旋削、熱間鍛造および温間鍛造等、任意の方法
で行なうことができる。その条件も、軌道輪の大きさ、
形状等に応じて適宜選択することができる。
【0013】なお、本発明の方法で製造される軸受け軌
道輪の素材および熱処理は特に限定されず、軸受鋼、浸
炭鋼、中炭素鋼等の材料で焼入れ(高周波焼入れ等の局
部焼入れも含む)、浸炭、浸炭窒化を適宜選択すること
ができる。
道輪の素材および熱処理は特に限定されず、軸受鋼、浸
炭鋼、中炭素鋼等の材料で焼入れ(高周波焼入れ等の局
部焼入れも含む)、浸炭、浸炭窒化を適宜選択すること
ができる。
【0014】前加工後の軌道輪は、リング材を圧延によ
り成形する冷間ローリング(冷間輪体圧延加工)に供さ
れる。ここで図1に、冷間ローリング装置の一例の概略
構成を表わす正面図を示し、図2にはその平面図を示
す。
り成形する冷間ローリング(冷間輪体圧延加工)に供さ
れる。ここで図1に、冷間ローリング装置の一例の概略
構成を表わす正面図を示し、図2にはその平面図を示
す。
【0015】これらの図面に示されるように、冷間ロー
リング装置は、回転可能に支持された成形ロール8、マ
ンドレル7、およびサポートロール9を具備している。
成形ロール8はリング1の外周面および端面を圧延成形
できる形状となっており、マンドレル7はリング1の内
周面の圧延成形ができる形状になっている。これら2つ
が圧延ロールとなってリング1の成形が行なわれる。な
お、サポートロール9はマンドレル7を成形ロール8に
押し付ける役目をしている。
リング装置は、回転可能に支持された成形ロール8、マ
ンドレル7、およびサポートロール9を具備している。
成形ロール8はリング1の外周面および端面を圧延成形
できる形状となっており、マンドレル7はリング1の内
周面の圧延成形ができる形状になっている。これら2つ
が圧延ロールとなってリング1の成形が行なわれる。な
お、サポートロール9はマンドレル7を成形ロール8に
押し付ける役目をしている。
【0016】リング1の素材が図示するように所定の位
置に配置されると、軸方向からマンドレル7がリングの
内側に挿入され、サポートロール9がこのマンドレル7
の軸の両端を押すようになっている。サポートロール
9、またはサポートロール9および成形ロール8の両方
がモータ(図示せず)により回転しながらリング1の圧
延成形を行なう。
置に配置されると、軸方向からマンドレル7がリングの
内側に挿入され、サポートロール9がこのマンドレル7
の軸の両端を押すようになっている。サポートロール
9、またはサポートロール9および成形ロール8の両方
がモータ(図示せず)により回転しながらリング1の圧
延成形を行なう。
【0017】なお、成形ロール8およびマンドレル7と
しては、成形される部材に応じた形状の外周面を有する
ものを適宜選択して使用することができる。例えば、玉
軸受け外輪を成形する場合には、マンドレル7の外周面
は、ボール溝およびシール溝に対応した形状とし、成形
ロール8は、外周面および端面に対応した形状とする。
また、玉軸受け内輪を成形する場合には、成形ロール8
の外周面は、ボール溝およびシール溝に対応した形状と
する。このような成形ロールおよびマンドレルを用いて
圧延することで、切削に比べて材料の無駄を少なくする
とともに、完成品に近い形状に加工することができる。
しかも加工後には、リングの半径方向膜厚を均一にする
ことができる。
しては、成形される部材に応じた形状の外周面を有する
ものを適宜選択して使用することができる。例えば、玉
軸受け外輪を成形する場合には、マンドレル7の外周面
は、ボール溝およびシール溝に対応した形状とし、成形
ロール8は、外周面および端面に対応した形状とする。
また、玉軸受け内輪を成形する場合には、成形ロール8
の外周面は、ボール溝およびシール溝に対応した形状と
する。このような成形ロールおよびマンドレルを用いて
圧延することで、切削に比べて材料の無駄を少なくする
とともに、完成品に近い形状に加工することができる。
しかも加工後には、リングの半径方向膜厚を均一にする
ことができる。
【0018】ここで用いられる成形ロール8およびマン
ドレル7の表面粗さによって、成形されるリングの内外
周面の粗さも決定される。例えば、成形ロール8および
マンドレル7の表面粗さを0.1μmRa以下とすれ
ば、圧延されたリングの内外周面の粗さも0.1μmR
a以下とすることができる。
ドレル7の表面粗さによって、成形されるリングの内外
周面の粗さも決定される。例えば、成形ロール8および
マンドレル7の表面粗さを0.1μmRa以下とすれ
ば、圧延されたリングの内外周面の粗さも0.1μmR
a以下とすることができる。
【0019】なお、冷間ローリング後のリング(軌道
輪)の外径D(mm)は、後の硬化熱処理による外径平
均膨張率Δ(mm)、および、引き続いて行なわれる焼
戻し矯正工程で用いるセラミック型の内径d(mm)と
の間に次のような関係があることが好ましい。外径平均
膨張率Δ(mm)は、硬化熱処理条件により決定される
ので、予め調べることができる。
輪)の外径D(mm)は、後の硬化熱処理による外径平
均膨張率Δ(mm)、および、引き続いて行なわれる焼
戻し矯正工程で用いるセラミック型の内径d(mm)と
の間に次のような関係があることが好ましい。外径平均
膨張率Δ(mm)は、硬化熱処理条件により決定される
ので、予め調べることができる。
【0020】d−Δ−0.05≦D≦d−Δ こうして冷間ローリング工程を行なうことにより、リン
グの内径および外径の真円度が高められる。
グの内径および外径の真円度が高められる。
【0021】冷間ローリング後の軌道輪には、熱処理
(焼入れ)が施される。なお、熱処理に当たっては、例
えば、吸熱型ガス(以下、RXガスと称する)雰囲気
中、840℃で1時間の焼入れ処理を施した後、170
℃で2時間の焼戻し処理を行なうことができる。
(焼入れ)が施される。なお、熱処理に当たっては、例
えば、吸熱型ガス(以下、RXガスと称する)雰囲気
中、840℃で1時間の焼入れ処理を施した後、170
℃で2時間の焼戻し処理を行なうことができる。
【0022】またこのとき、浸炭(または浸炭窒化)お
よび焼入れを行なってもよい。熱処理工程を経ることに
よって、軌道輪の内径および外径の真円度はいったん変
形するものの、本発明においては、熱処理に先立つ工程
で冷間ローリングを行なうとともに、熱処理に続いて焼
戻し矯正を行なっているので、外径のみならず内径の真
円度も著しく向上させることができた。
よび焼入れを行なってもよい。熱処理工程を経ることに
よって、軌道輪の内径および外径の真円度はいったん変
形するものの、本発明においては、熱処理に先立つ工程
で冷間ローリングを行なうとともに、熱処理に続いて焼
戻し矯正を行なっているので、外径のみならず内径の真
円度も著しく向上させることができた。
【0023】熱処理後の軌道輪に対する焼戻し矯正は、
例えば、図3に示すような装置を用いて行なうことがで
きる。図3は、本発明で用い得る外径拘束型矯正装置の
概略を示す図である。
例えば、図3に示すような装置を用いて行なうことがで
きる。図3は、本発明で用い得る外径拘束型矯正装置の
概略を示す図である。
【0024】図示するように外径拘束型矯正装置は、ワ
ークとしての環状部材1の外周を拘束するセラミック型
5と、この上下に配置された加熱コイル3と、前記環状
部材1を装置本体に装着するための圧入シリンダ4およ
び圧入治具2と、環状部材1の温度を測定する赤外線温
度計6とから構成されている。また、加熱コイル3と赤
外線温度計6との間には、加熱コイル制御器およびワー
ク加熱温度を制御するための温度調節器が設けられてい
る。ここでの加熱源は高周波による誘導加熱により、急
速加熱を行なっている。
ークとしての環状部材1の外周を拘束するセラミック型
5と、この上下に配置された加熱コイル3と、前記環状
部材1を装置本体に装着するための圧入シリンダ4およ
び圧入治具2と、環状部材1の温度を測定する赤外線温
度計6とから構成されている。また、加熱コイル3と赤
外線温度計6との間には、加熱コイル制御器およびワー
ク加熱温度を制御するための温度調節器が設けられてい
る。ここでの加熱源は高周波による誘導加熱により、急
速加熱を行なっている。
【0025】このような装置を使用し、環状部材1の外
周をセラミック型5の内周部で拘束しつつ環状部材を加
熱することによって、焼戻しの進行を利用して矯正を行
なうことができる。
周をセラミック型5の内周部で拘束しつつ環状部材を加
熱することによって、焼戻しの進行を利用して矯正を行
なうことができる。
【0026】矯正に当たっては、まず、熱処理のワーク
1を圧入治具2によりセラミック型5に圧入する。ここ
で用いるセラミック型5の内径寸法は、ワークの外径に
対して0〜−0.05mmであることが好ましい。セラ
ミック型の内径がワーク平均外径より大きい場合には、
矯正変形を十分に行なうことが困難となり、一方、0.
05mmを越えて小さい場合には、ワーク外周面を傷つ
けたり、ワーク1を型内に圧入できないおそれがある。
また、ワーク1が歪んでいても圧入できるように、セラ
ミック型5の入り口の内径は若干大きく設計されてい
る。
1を圧入治具2によりセラミック型5に圧入する。ここ
で用いるセラミック型5の内径寸法は、ワークの外径に
対して0〜−0.05mmであることが好ましい。セラ
ミック型の内径がワーク平均外径より大きい場合には、
矯正変形を十分に行なうことが困難となり、一方、0.
05mmを越えて小さい場合には、ワーク外周面を傷つ
けたり、ワーク1を型内に圧入できないおそれがある。
また、ワーク1が歪んでいても圧入できるように、セラ
ミック型5の入り口の内径は若干大きく設計されてい
る。
【0027】次いで、セラミック型5の上下に設置され
た加熱コイル3に高周波電流を流すことにより、ワーク
1内に渦電流が流れて加熱される。このときの周波数は
高いほど効率が良いが、周波数が過剰に高い場合には表
皮効果により渦電流が表面に集中して加熱に温度むらが
できてしまうので、効率と均熱とのバランスを考慮する
と、周波数は200Hz〜10kHzの範囲であること
が好ましい。
た加熱コイル3に高周波電流を流すことにより、ワーク
1内に渦電流が流れて加熱される。このときの周波数は
高いほど効率が良いが、周波数が過剰に高い場合には表
皮効果により渦電流が表面に集中して加熱に温度むらが
できてしまうので、効率と均熱とのバランスを考慮する
と、周波数は200Hz〜10kHzの範囲であること
が好ましい。
【0028】本発明においては、型として非磁性のセラ
ミックを使用しているため、このセラミック型は加熱さ
れずワーク1のみが加熱して膨張する。また、軸受鋼の
線膨張係数がおよそ12.5×10-6であるのに対し
て、セラミックの線膨張係数は2.5〜3.3×10-6
と低いので、伝熱によりセラミックが加熱されても、そ
の膨張量はワークに比べて極めて小さく、ワークリング
の膨張を抑えることができる。
ミックを使用しているため、このセラミック型は加熱さ
れずワーク1のみが加熱して膨張する。また、軸受鋼の
線膨張係数がおよそ12.5×10-6であるのに対し
て、セラミックの線膨張係数は2.5〜3.3×10-6
と低いので、伝熱によりセラミックが加熱されても、そ
の膨張量はワークに比べて極めて小さく、ワークリング
の膨張を抑えることができる。
【0029】すなわち、熱処理後の軌道輪の外周をセラ
ミック製矯正型で拘束しつつ、焼戻し矯正を行なうこと
により、外径のみらず内径の真円度も高めることがで
き、しかも内外径の同軸度も向上させることができた。
ミック製矯正型で拘束しつつ、焼戻し矯正を行なうこと
により、外径のみらず内径の真円度も高めることがで
き、しかも内外径の同軸度も向上させることができた。
【0030】このように本発明の方法では、熱処理前の
粗成形品に対し冷間ローリングにより圧延加工を施して
所望の形状に成形しているので、材料の歩留まりを高め
るともに、リング偏肉量が減少させることができた。し
かも本発明においては、熱処理工程後に所定の方法で焼
戻し矯正を行なっているので、熱処理変形により低下し
た真円度を高めて内外径の同軸度の良い軌道輪が得られ
る。これにより、内外輪の研磨の取代も小さくすること
ができ、研磨の効率も著しく高められる。
粗成形品に対し冷間ローリングにより圧延加工を施して
所望の形状に成形しているので、材料の歩留まりを高め
るともに、リング偏肉量が減少させることができた。し
かも本発明においては、熱処理工程後に所定の方法で焼
戻し矯正を行なっているので、熱処理変形により低下し
た真円度を高めて内外径の同軸度の良い軌道輪が得られ
る。これにより、内外輪の研磨の取代も小さくすること
ができ、研磨の効率も著しく高められる。
【0031】さらに本発明においては、冷間ローリング
工程で用いられたマンドレルおよび成形ロールの面粗さ
が、成形後の軌道輪の内外周の面粗さに反映されるの
で、所定の粗さのロール等を用いることにより任意の粗
さの軌道輪が得られる。こうして圧延加工された軌道輪
に対し、本発明の方法にしたがって熱処理および焼戻し
矯正を施した後、旋削仕上げ、バレル仕上げ、ショット
ブラストあるいはガラスビーズなどによるホーニングに
より仕上げた場合には、少なくとも非軌道面の研削工程
を省略することができる。例えば外輪の場合には、外径
の研削仕上げを省くことが可能であり、内外径ともに真
円度が高く、同軸度の向上した軸受け軌道輪を安価に製
造することができる。
工程で用いられたマンドレルおよび成形ロールの面粗さ
が、成形後の軌道輪の内外周の面粗さに反映されるの
で、所定の粗さのロール等を用いることにより任意の粗
さの軌道輪が得られる。こうして圧延加工された軌道輪
に対し、本発明の方法にしたがって熱処理および焼戻し
矯正を施した後、旋削仕上げ、バレル仕上げ、ショット
ブラストあるいはガラスビーズなどによるホーニングに
より仕上げた場合には、少なくとも非軌道面の研削工程
を省略することができる。例えば外輪の場合には、外径
の研削仕上げを省くことが可能であり、内外径ともに真
円度が高く、同軸度の向上した軸受け軌道輪を安価に製
造することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、具体例を示して本発明をさ
らに詳細に説明する。下記表1に、いくつかの工程によ
り製造した軸受け軌道輪の面粗さ、真円度を示した。こ
こで用いた軌道輪の素材は、JIS,SUJ2である。
また、熱処理は、RXガス雰囲気中、840℃で1時間
の焼入れ処理を施した後、170℃で2時間の焼戻し処
理を行なった。
らに詳細に説明する。下記表1に、いくつかの工程によ
り製造した軸受け軌道輪の面粗さ、真円度を示した。こ
こで用いた軌道輪の素材は、JIS,SUJ2である。
また、熱処理は、RXガス雰囲気中、840℃で1時間
の焼入れ処理を施した後、170℃で2時間の焼戻し処
理を行なった。
【0033】
【表1】
【0034】なお、前記表1に示した矯正前後の真円度
の値を用いて、矯正率を以下のように定義することがで
きる。 矯正率=(矯正前の真円度−矯正後の真円度)/矯正前
の真円度×100(%) 本発明(実施例1〜3)では、いずれも70〜90%程
度の矯正率が得られていることが表1の結果からわか
る。さらに、従来例、比較例および実施例の軸受け軌道
輪の製造工程を、仕上げ工程、研磨時間比、完成表面粗
さおよびコストとともに下記表2にまとめる。
の値を用いて、矯正率を以下のように定義することがで
きる。 矯正率=(矯正前の真円度−矯正後の真円度)/矯正前
の真円度×100(%) 本発明(実施例1〜3)では、いずれも70〜90%程
度の矯正率が得られていることが表1の結果からわか
る。さらに、従来例、比較例および実施例の軸受け軌道
輪の製造工程を、仕上げ工程、研磨時間比、完成表面粗
さおよびコストとともに下記表2にまとめる。
【0035】
【表2】
【0036】これらの表を参照して、従来例1、比較例
1〜2および実施例1〜3について説明する。従来例1
では、旋削、熱処理(焼入)、研削および仕上げ研磨の
工程により製造し、冷間ローリングおよび焼戻し矯正の
いずれの工程も行なわなかった。この場合には、表1に
示されるように、熱処理後の面粗さは0.3μmRaで
あり、真円度は0〜0.3mm(平均0.15mm)程
度であるため、外径部および内径部は研削により真円度
および粗さの精度を高めなければならない。また、真円
度が最大0.3mmであることから、研削による取代は
内外径に各々0.3mmつける必要がある。
1〜2および実施例1〜3について説明する。従来例1
では、旋削、熱処理(焼入)、研削および仕上げ研磨の
工程により製造し、冷間ローリングおよび焼戻し矯正の
いずれの工程も行なわなかった。この場合には、表1に
示されるように、熱処理後の面粗さは0.3μmRaで
あり、真円度は0〜0.3mm(平均0.15mm)程
度であるため、外径部および内径部は研削により真円度
および粗さの精度を高めなければならない。また、真円
度が最大0.3mmであることから、研削による取代は
内外径に各々0.3mmつける必要がある。
【0037】比較例1では、熱処理後に焼戻し矯正を行
なっているので、この真円度は向上する。例えば図3に
示したような外径拘束型の焼戻し矯正装置においては外
径の真円度を0.03mm以下とすることができるので
外径の研削取代は0.03mm以内とすることができ
る。
なっているので、この真円度は向上する。例えば図3に
示したような外径拘束型の焼戻し矯正装置においては外
径の真円度を0.03mm以下とすることができるので
外径の研削取代は0.03mm以内とすることができ
る。
【0038】しかしながら、旋削によりリングを製作す
る場合には、まず内径をチャックして外径を削った後に
外径をチャックし直して内径を削るため、リングの肉厚
が薄いとチャックのつかみ力により変形した状態で内径
を削ることになる。したがって、内径に偏肉が生じてし
まい、焼戻し矯正により外径の真円度が良くなっても内
径では偏肉の影響のために真円度は外径ほど向上しな
い。結果として、研削取代は0.1mmと外径よりも多
くなってしまう。しかも、焼戻し矯正後の軌道輪の面粗
さは旋削時のままであるので、所望の程度の粗さとする
ために、焼戻し矯正後にさらに、研削、仕上げ研磨を行
なわなければならない。
る場合には、まず内径をチャックして外径を削った後に
外径をチャックし直して内径を削るため、リングの肉厚
が薄いとチャックのつかみ力により変形した状態で内径
を削ることになる。したがって、内径に偏肉が生じてし
まい、焼戻し矯正により外径の真円度が良くなっても内
径では偏肉の影響のために真円度は外径ほど向上しな
い。結果として、研削取代は0.1mmと外径よりも多
くなってしまう。しかも、焼戻し矯正後の軌道輪の面粗
さは旋削時のままであるので、所望の程度の粗さとする
ために、焼戻し矯正後にさらに、研削、仕上げ研磨を行
なわなければならない。
【0039】なお、この場合の軌道輪の内外周面の状態
を図5に示す。図5(a)は、熱処理後の軌道輪の内径
および外径を表わしており、図5(b)は、焼戻し矯正
後の内径および外径を表わしている。図5(a)に示さ
れるように熱処理後には内外径ともに歪みが生じてお
り、焼戻し矯正を行なうことによって、図5(b)に示
されるように外径の真円度は改善されている。しかしな
がら、内径の真円度は焼戻し矯正を行なっても高めるこ
とができず、熱処理後に焼戻し矯正を行なうのみでは、
内外径ともに真円度のよい軌道輪を得ることができない
ことがわかる。
を図5に示す。図5(a)は、熱処理後の軌道輪の内径
および外径を表わしており、図5(b)は、焼戻し矯正
後の内径および外径を表わしている。図5(a)に示さ
れるように熱処理後には内外径ともに歪みが生じてお
り、焼戻し矯正を行なうことによって、図5(b)に示
されるように外径の真円度は改善されている。しかしな
がら、内径の真円度は焼戻し矯正を行なっても高めるこ
とができず、熱処理後に焼戻し矯正を行なうのみでは、
内外径ともに真円度のよい軌道輪を得ることができない
ことがわかる。
【0040】比較例2は、熱処理前の軌道輪に冷間ロー
リングを行なったものであり、これによって表面粗さを
向上させ、偏肉量を減少できたことが表1の結果に示さ
れている。しかしながら、次いで行なわれる熱処理工程
により内外面とも変形して真円度が悪くなるので、研削
取代は、冷間ローリングを行なわない従来の方法で製造
した場合と同等の0.3mmとなり、研磨に時間を要し
てしまう。このように、冷間ローリングを熱処理前に行
なったところで、真円度のよい軌道輪を研磨効率よく製
造することができない。
リングを行なったものであり、これによって表面粗さを
向上させ、偏肉量を減少できたことが表1の結果に示さ
れている。しかしながら、次いで行なわれる熱処理工程
により内外面とも変形して真円度が悪くなるので、研削
取代は、冷間ローリングを行なわない従来の方法で製造
した場合と同等の0.3mmとなり、研磨に時間を要し
てしまう。このように、冷間ローリングを熱処理前に行
なったところで、真円度のよい軌道輪を研磨効率よく製
造することができない。
【0041】実施例1では、旋削、冷間ローリング、熱
処理および焼戻し矯正により製造した例を示している。
この場合の軌道輪の内径および外径を図4に示す。図4
(a)は、冷間ローリング後、図4(b)は熱処理後、
図4(c)は焼戻し矯正後の内径および外径を示してい
る。図4(a)に示されるように、冷間ローリングによ
り真円度は良好となるものの、熱処理後には偏肉による
影響がでて、図4(b)に示されるように真円度はいっ
たん低下する。しかしながら、本発明の方法で製造した
場合には、熱処理後に行なわれる焼戻し矯正工程により
外径のみならず内径の真円度も改善されることが図4
(c)からわかる。
処理および焼戻し矯正により製造した例を示している。
この場合の軌道輪の内径および外径を図4に示す。図4
(a)は、冷間ローリング後、図4(b)は熱処理後、
図4(c)は焼戻し矯正後の内径および外径を示してい
る。図4(a)に示されるように、冷間ローリングによ
り真円度は良好となるものの、熱処理後には偏肉による
影響がでて、図4(b)に示されるように真円度はいっ
たん低下する。しかしながら、本発明の方法で製造した
場合には、熱処理後に行なわれる焼戻し矯正工程により
外径のみならず内径の真円度も改善されることが図4
(c)からわかる。
【0042】表1の結果に示されるように、熱処理前に
冷間ローリングを行なった実施例1の軌道輪の熱処理後
の偏肉は、わずか0.005mmと極めて小さくなって
いるので、焼戻し矯正により外径だけでなく内径の真円
度も著しく改善されている。
冷間ローリングを行なった実施例1の軌道輪の熱処理後
の偏肉は、わずか0.005mmと極めて小さくなって
いるので、焼戻し矯正により外径だけでなく内径の真円
度も著しく改善されている。
【0043】ここでは、粗さ0.1μmRa以下の成形
ロールおよびマンドレルを用いて冷間ローリングを行な
ったので、これが軌道輪の内外周面に転写されて、その
表面粗さは0.1μmRa以下となった。この面粗さは
研磨後の粗さに匹敵するので、後の工程で光輝バレルや
ホーニング、ショットブラストによる酸化スケール落と
しなどを行なえば、少なくとも後工程の内輪の内径、外
輪の外径の研磨加工を省略することができる。したがっ
て、軸受の内外輪を安価に製造することが可能である。
ロールおよびマンドレルを用いて冷間ローリングを行な
ったので、これが軌道輪の内外周面に転写されて、その
表面粗さは0.1μmRa以下となった。この面粗さは
研磨後の粗さに匹敵するので、後の工程で光輝バレルや
ホーニング、ショットブラストによる酸化スケール落と
しなどを行なえば、少なくとも後工程の内輪の内径、外
輪の外径の研磨加工を省略することができる。したがっ
て、軸受の内外輪を安価に製造することが可能である。
【0044】なお、冷間ローリングの前加工(粗成形工
程)は、旋削に限定されず、例えば実施例2に示される
ように(熱間鍛造+焼鈍)の場合でも、同等の結果が得
られる。また、温間鍛造を行なってもよい。
程)は、旋削に限定されず、例えば実施例2に示される
ように(熱間鍛造+焼鈍)の場合でも、同等の結果が得
られる。また、温間鍛造を行なってもよい。
【0045】また、実施例3に示すように冷間ローリン
グの後、冷間サイジングを行なって全体の平均径をそろ
えてもよい。ここでは、図3に示したような外径拘束型
焼戻し矯正装置から加熱手段を省いた装置を用いて、円
形の穴に通すことによりサイジングを行なったが、表1
に示されるように、本発明の効果は何等損なわれること
はない。
グの後、冷間サイジングを行なって全体の平均径をそろ
えてもよい。ここでは、図3に示したような外径拘束型
焼戻し矯正装置から加熱手段を省いた装置を用いて、円
形の穴に通すことによりサイジングを行なったが、表1
に示されるように、本発明の効果は何等損なわれること
はない。
【0046】さらに、表2中に実施例4〜9として示し
たように、焼戻し矯正後には、軌道面のみの旋削、ホー
ニング、ショットブラスト、バレル等の種々の仕上げ工
程を行なうことも可能である。いずれの場合も、内外径
の真円度が良好で同軸度が優れた軌道輪を、安価に製造
することができる。
たように、焼戻し矯正後には、軌道面のみの旋削、ホー
ニング、ショットブラスト、バレル等の種々の仕上げ工
程を行なうことも可能である。いずれの場合も、内外径
の真円度が良好で同軸度が優れた軌道輪を、安価に製造
することができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
内外径の同軸度が高く真円度が向上した軸受け軌道輪
を、高い材料歩留まりおよび研磨効率をもって製造する
方法が提供される。本発明は、あらゆる軸受け軌道輪の
製造に適用することができ、その工業的価値は大なるも
のがある。
内外径の同軸度が高く真円度が向上した軸受け軌道輪
を、高い材料歩留まりおよび研磨効率をもって製造する
方法が提供される。本発明は、あらゆる軸受け軌道輪の
製造に適用することができ、その工業的価値は大なるも
のがある。
【図1】冷間ローリング装置の正面図。
【図2】冷間ローリング装置の平面図。
【図3】外径拘束型の焼戻し矯正装置を示すブロック構
成図。
成図。
【図4】本発明の方法により製造されたリングの形状測
定結果をそれぞれ示し、(a)は冷間ローリング後のリ
ング形状を、(b)は熱処理後のリング形状を、(c)
は焼戻し矯正後のリング形状を示す図である。
定結果をそれぞれ示し、(a)は冷間ローリング後のリ
ング形状を、(b)は熱処理後のリング形状を、(c)
は焼戻し矯正後のリング形状を示す図である。
【図5】比較例1の方法により製造されたリングの形状
測定結果を示し、(a)は熱処理後のリング形状を、
(b)は焼戻し矯正後のリング形状を示す図である。
測定結果を示し、(a)は熱処理後のリング形状を、
(b)は焼戻し矯正後のリング形状を示す図である。
1…リング 2…圧入治具 3…加熱コイル 4…圧入シリンダ 5…セラミック型 6…赤外線温度計 7…マンドレル 8…成形ロール 9…サポートロール
Claims (1)
- 【請求項1】 軌道輪の粗成形品を得る粗成形工程と、 前記軌道輪の粗成形品を冷間で輪体圧延加工して、その
内径および外径の真円度を上げる冷間ローリング工程
と、 前記冷間ローリング後の軌道輪を熱処理する熱処理工程
と、 前記熱処理後の軌道輪の外周をセラミック製矯正型で拘
束しつつ、焼戻し処理を行なう焼戻し矯正工程とを備す
る軸受け軌道輪の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31376597A JPH11140543A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 軸受軌道輪の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31376597A JPH11140543A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 軸受軌道輪の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11140543A true JPH11140543A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=18045261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31376597A Pending JPH11140543A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 軸受軌道輪の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11140543A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001227539A (ja) * | 1999-12-08 | 2001-08-24 | Nsk Ltd | 直動案内レール及びその加工方法 |
| JP2005090590A (ja) * | 2003-09-16 | 2005-04-07 | Ntn Corp | シェル型針状ころ軸受 |
| JP2005098368A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Ntn Corp | コンプレッサ主軸の支持構造およびコンプレッサ主軸用針状ころ軸受 |
| US7334943B2 (en) | 2003-02-28 | 2008-02-26 | Ntn Corporation | Differential support structure, differential's component, method of manufacturing differential support structure, and method of manufacturing differential's component |
| WO2008087990A1 (ja) | 2007-01-16 | 2008-07-24 | Nsk Ltd. | 軸受外輪の製造方法 |
| US7438477B2 (en) | 2001-11-29 | 2008-10-21 | Ntn Corporation | Bearing part, heat treatment method thereof, and rolling bearing |
| US7490583B2 (en) | 2002-10-17 | 2009-02-17 | Ntn Corporation | Full-type rolling bearing and roller cam follower for engine |
| US7594762B2 (en) | 2004-01-09 | 2009-09-29 | Ntn Corporation | Thrust needle roller bearing, support structure receiving thrust load of compressor for car air-conditioner, support structure receiving thrust load of automatic transmission, support structure for continuously variable transmission, and support structure receivin |
| US7641742B2 (en) | 2004-01-15 | 2010-01-05 | Ntn Corporation | Rolling bearing and heat treatment method for steel |
| JP2012082961A (ja) * | 2011-11-18 | 2012-04-26 | Nsk Ltd | ボールねじ機構 |
| JP2013056366A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Nsk Ltd | 軸受用内外輪の製造方法、軸受用内外輪、及び転がり軸受 |
| JP2014005526A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-16 | Nsk Ltd | 転がり軸受軌道輪の製造方法、転がり軸受の軌道輪 |
| US8661686B2 (en) | 2003-09-16 | 2014-03-04 | Ntn Corporation | Method of manufacturing a shell type needle roller bearing including drawing and ironing operations |
| CN114196819A (zh) * | 2021-10-27 | 2022-03-18 | 内蒙古工业大学 | 一种轴承套圈热处理变形控制方法 |
| CN114427025A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-05-03 | 瓦房店爱国轴承研究院有限公司 | 轴承套圈淬火处理的抗变形方法及淬火胎具 |
| CN115094207A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-09-23 | 宁波大学 | 一种轴承套圈的热处理方法 |
| CN117283244A (zh) * | 2023-10-24 | 2023-12-26 | 洛阳Lyc轴承有限公司 | 一种薄壁轴承套圈的加工方法 |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP31376597A patent/JPH11140543A/ja active Pending
Cited By (21)
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| EP2602501A1 (en) | 2007-01-16 | 2013-06-12 | NSK Ltd. | Manufacturing method for bearing outer ring |
| WO2008087990A1 (ja) | 2007-01-16 | 2008-07-24 | Nsk Ltd. | 軸受外輪の製造方法 |
| US8424208B2 (en) | 2007-01-16 | 2013-04-23 | Nsk, Ltd. | Manufacturing method for bearing outer ring |
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| CN114196819A (zh) * | 2021-10-27 | 2022-03-18 | 内蒙古工业大学 | 一种轴承套圈热处理变形控制方法 |
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