JPH11140920A - 雨水取水装置 - Google Patents
雨水取水装置Info
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- JPH11140920A JPH11140920A JP9320483A JP32048397A JPH11140920A JP H11140920 A JPH11140920 A JP H11140920A JP 9320483 A JP9320483 A JP 9320483A JP 32048397 A JP32048397 A JP 32048397A JP H11140920 A JPH11140920 A JP H11140920A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/108—Rainwater harvesting
Landscapes
- Sewage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストを削減することができ、取水率の
変更や調整が容易な雨水取水装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 雨水取水装置1は、壁に形成された孔H
を有し、雨水Wが内部を流下する竪樋2と、先端部が孔
Hを介して竪樋2内に差し込まれ、この差し込まれた差
込部10aに上方に開放した切り欠き孔10bを有する
取水管10と、雨水Wを受け止め可能な角度で取水管1
0の差込部10aの上側に取り付けられると共に、切り
欠き孔10bと連通する開口11bを有する取水板11
と、を備えている。
変更や調整が容易な雨水取水装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 雨水取水装置1は、壁に形成された孔H
を有し、雨水Wが内部を流下する竪樋2と、先端部が孔
Hを介して竪樋2内に差し込まれ、この差し込まれた差
込部10aに上方に開放した切り欠き孔10bを有する
取水管10と、雨水Wを受け止め可能な角度で取水管1
0の差込部10aの上側に取り付けられると共に、切り
欠き孔10bと連通する開口11bを有する取水板11
と、を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨水を利用するた
めに、竪樋から雨水を取水する雨水取水装置に関する。
めに、竪樋から雨水を取水する雨水取水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の雨水取水装置として、竪
樋に取水用の継手を取り付けたものが知られている(例
えば、実公平7−12516号公報)。この継手は、既
設の竪樋に取り付け可能な管状の継手本体と、この継手
本体の内周面に沿いかつ斜めの平面内に延びると共にL
形の断面を有する環状の壁(土手)と、この受水溝の底
の最も低い部分から貯水槽まで斜め下方に延びる取水管
と、を備えている。この環状の壁は、継手本体の内周面
との間に斜めに傾いた環状の受水溝を形成すると共に、
その内側は、オーバーフロー口になっている。継手は、
既設の竪樋を上下2つの上竪樋部および下竪樋部に縦長
に間隔を隔てて分断してから、これら上竪樋部および下
竪樋部に継手本体の上下端部をそれぞれ嵌合・接着する
ことによって、竪樋に取り付けられている。この継手で
は、雨天時に、竪樋内を流下する雨水が、受水溝によっ
て受け止められ案内されることによって、取水管を介し
て貯水槽に流れ込むようになっている。
樋に取水用の継手を取り付けたものが知られている(例
えば、実公平7−12516号公報)。この継手は、既
設の竪樋に取り付け可能な管状の継手本体と、この継手
本体の内周面に沿いかつ斜めの平面内に延びると共にL
形の断面を有する環状の壁(土手)と、この受水溝の底
の最も低い部分から貯水槽まで斜め下方に延びる取水管
と、を備えている。この環状の壁は、継手本体の内周面
との間に斜めに傾いた環状の受水溝を形成すると共に、
その内側は、オーバーフロー口になっている。継手は、
既設の竪樋を上下2つの上竪樋部および下竪樋部に縦長
に間隔を隔てて分断してから、これら上竪樋部および下
竪樋部に継手本体の上下端部をそれぞれ嵌合・接着する
ことによって、竪樋に取り付けられている。この継手で
は、雨天時に、竪樋内を流下する雨水が、受水溝によっ
て受け止められ案内されることによって、取水管を介し
て貯水槽に流れ込むようになっている。
【0003】また、継手のオーバーフロー口は、貯水槽
の満水位とほぼ同じ高さに配置されており、貯水槽が満
水になった場合に、受水溝に取水された雨水は、環状の
壁を乗り越え、オーバーフロー口を介して下竪樋部に排
水される。このように、継手は、雨水を取水し貯水槽へ
送り込む機能と、満水位以上の余分な雨水をオーバーフ
ローさせる機能とを有している。
の満水位とほぼ同じ高さに配置されており、貯水槽が満
水になった場合に、受水溝に取水された雨水は、環状の
壁を乗り越え、オーバーフロー口を介して下竪樋部に排
水される。このように、継手は、雨水を取水し貯水槽へ
送り込む機能と、満水位以上の余分な雨水をオーバーフ
ローさせる機能とを有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の継手は、複
雑な形状を有しているので、一般には金型などを用いて
一体成形品として製造しなければならない。このため、
製造コストが高いという問題がある。さらに、竪樋に
は、複数の径サイズのものがあるため、これらの径サイ
ズに合わせて、複数サイズの継手を製造しなければなら
ず、製造コストがさらに上昇してしまう。これに加え
て、継手の取水率を変更・調整する場合には、その形状
を変更すれば可能であるが、そのためには、金型を変更
しなければならない。この金型の変更は、それ自体の製
造コストが高いと共に製造設備の変更を伴うため、容易
に実施することができず、取水率の変更・調整が困難で
あるという問題がある。
雑な形状を有しているので、一般には金型などを用いて
一体成形品として製造しなければならない。このため、
製造コストが高いという問題がある。さらに、竪樋に
は、複数の径サイズのものがあるため、これらの径サイ
ズに合わせて、複数サイズの継手を製造しなければなら
ず、製造コストがさらに上昇してしまう。これに加え
て、継手の取水率を変更・調整する場合には、その形状
を変更すれば可能であるが、そのためには、金型を変更
しなければならない。この金型の変更は、それ自体の製
造コストが高いと共に製造設備の変更を伴うため、容易
に実施することができず、取水率の変更・調整が困難で
あるという問題がある。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、製造コストを削減することができ、取水率の
変更や調整が容易な雨水取水装置を提供することを目的
とする。
たもので、製造コストを削減することができ、取水率の
変更や調整が容易な雨水取水装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の雨水取水装置
は、壁に形成された孔を有し、雨水が内部を流下する竪
樋と、先端部が孔を介して竪樋内に差し込まれ、この差
し込まれた差込部に上方に開放した切り欠き孔を有する
取水管と、雨水を受け止め可能な角度で取水管の差込部
の上側に取り付けられると共に、切り欠き孔と連通する
開口を有する取水板と、を備えることを特徴とする。
は、壁に形成された孔を有し、雨水が内部を流下する竪
樋と、先端部が孔を介して竪樋内に差し込まれ、この差
し込まれた差込部に上方に開放した切り欠き孔を有する
取水管と、雨水を受け止め可能な角度で取水管の差込部
の上側に取り付けられると共に、切り欠き孔と連通する
開口を有する取水板と、を備えることを特徴とする。
【0007】この雨水取水装置によれば、取水板が竪樋
内に差し込まれた取水管の上側に取り付けられ、その開
口が取水管の差込部の切り欠き孔と連通しているので、
竪樋内を流下し、取水板で受け止められた雨水は、上記
開口および切り欠き孔を介して取水管の内部に流れ込
み、取水される。これらの取水板および取水管は、比較
的、構造が簡単であり、板および管をそれぞれ加工する
ことで製造できると共に、従来と異なり、一体成形など
せずに別個に製造できることによって、雨水取水装置の
製造コストを削減することができる。また、取水管の内
径および切り欠き孔の大きさや、取水板の面積や形状お
よび開口の大きさなどを変更することによって、雨水取
水装置の取水率を容易に変更および調整することがで
き、その加工も容易に行うことができる。
内に差し込まれた取水管の上側に取り付けられ、その開
口が取水管の差込部の切り欠き孔と連通しているので、
竪樋内を流下し、取水板で受け止められた雨水は、上記
開口および切り欠き孔を介して取水管の内部に流れ込
み、取水される。これらの取水板および取水管は、比較
的、構造が簡単であり、板および管をそれぞれ加工する
ことで製造できると共に、従来と異なり、一体成形など
せずに別個に製造できることによって、雨水取水装置の
製造コストを削減することができる。また、取水管の内
径および切り欠き孔の大きさや、取水板の面積や形状お
よび開口の大きさなどを変更することによって、雨水取
水装置の取水率を容易に変更および調整することがで
き、その加工も容易に行うことができる。
【0008】上記において、取水管の差込部は、その先
端が閉塞されると共にほぼ水平に竪樋内に差し込まれて
おり、切り欠き孔は、取水管の軸線方向に沿って切り欠
かれており、取水板は、取水管の切り欠き孔に嵌合す
る、竪樋の内径以下の径の円板であることが好ましい。
端が閉塞されると共にほぼ水平に竪樋内に差し込まれて
おり、切り欠き孔は、取水管の軸線方向に沿って切り欠
かれており、取水板は、取水管の切り欠き孔に嵌合す
る、竪樋の内径以下の径の円板であることが好ましい。
【0009】この雨水取水装置によれば、取水板が竪樋
内の差込部の切り欠き孔に嵌合することによって取り付
けられており、この切り欠き孔が取水管の軸線方向に沿
って切り欠かれているので、取水板を取水管に対して容
易に位置決めでき、かつ取り付けることができる。ま
た、取水板および取水管の差込部がほぼ水平に竪樋内に
取り付けられており、差込部の先端が封止されていると
共に、取水板自体が竪樋の内径以下の径の円板形状を有
しているので、竪樋内を流下する雨水を効率よく取水管
内に導き、取水することができる。特に、取水板を竪樋
の内径とほぼ同一径にすれば、取水率が最も良くなる。
内の差込部の切り欠き孔に嵌合することによって取り付
けられており、この切り欠き孔が取水管の軸線方向に沿
って切り欠かれているので、取水板を取水管に対して容
易に位置決めでき、かつ取り付けることができる。ま
た、取水板および取水管の差込部がほぼ水平に竪樋内に
取り付けられており、差込部の先端が封止されていると
共に、取水板自体が竪樋の内径以下の径の円板形状を有
しているので、竪樋内を流下する雨水を効率よく取水管
内に導き、取水することができる。特に、取水板を竪樋
の内径とほぼ同一径にすれば、取水率が最も良くなる。
【0010】また、上記において、取水板は、切り欠き
孔と連通不能な位置に形成された孔をさらに備えること
が好ましい。
孔と連通不能な位置に形成された孔をさらに備えること
が好ましい。
【0011】この雨水取水装置によれば、孔が、切り欠
き孔と連通不能な位置に形成されているので、この孔の
寸法や数を調節することによって、取水板から取水管内
に流れ込むことなく下方に排水される水量を調節でき、
すなわち取水率を調節することができる。したがって、
雨水取水装置をオーバーフロー口を持たない貯水槽に連
結した場合、孔の寸法や数を適切に設定することによっ
て、貯水槽が満水になった際に、貯水槽側に流れ込まな
くなった余分な雨水を、下方にオーバーフローさせ適切
に排水することができる。
き孔と連通不能な位置に形成されているので、この孔の
寸法や数を調節することによって、取水板から取水管内
に流れ込むことなく下方に排水される水量を調節でき、
すなわち取水率を調節することができる。したがって、
雨水取水装置をオーバーフロー口を持たない貯水槽に連
結した場合、孔の寸法や数を適切に設定することによっ
て、貯水槽が満水になった際に、貯水槽側に流れ込まな
くなった余分な雨水を、下方にオーバーフローさせ適切
に排水することができる。
【0012】さらに、上記において、取水管および取水
管の少なくとも一方は、PVCで構成されていることが
好ましい。
管の少なくとも一方は、PVCで構成されていることが
好ましい。
【0013】この雨水取水装置によれば、既製のPVC
製の管および/または板をそれぞれ加工することによっ
て取水管および取水板を製造でき、かつその加工作業自
体も切削によって容易に加工できるので、製造コストを
さらに削減することができる。また、加工作業が容易な
ことによって、雨水取水装置の取水率をさらに容易に変
更および調整できる。
製の管および/または板をそれぞれ加工することによっ
て取水管および取水板を製造でき、かつその加工作業自
体も切削によって容易に加工できるので、製造コストを
さらに削減することができる。また、加工作業が容易な
ことによって、雨水取水装置の取水率をさらに容易に変
更および調整できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の一実施形態に係る雨水取水装置について説明す
る。図1および図4に示すように、雨水取水装置(以
下、「装置」という)1は、竪樋2を利用して設置さ
れ、竪樋2内を流下してきた雨水Wの一部を取水するも
のである。装置1には、ホース3を介して貯水槽4が接
続されており、竪樋2から取水した雨水Wは、貯水槽4
内に送られ、貯えられる。
本発明の一実施形態に係る雨水取水装置について説明す
る。図1および図4に示すように、雨水取水装置(以
下、「装置」という)1は、竪樋2を利用して設置さ
れ、竪樋2内を流下してきた雨水Wの一部を取水するも
のである。装置1には、ホース3を介して貯水槽4が接
続されており、竪樋2から取水した雨水Wは、貯水槽4
内に送られ、貯えられる。
【0015】図2および図4に示すように、装置1は、
竪樋2に取り付けられた取水管10と、この取水管10
に取り付けられた取水板11とを備えている。竪樋2
は、既設の1本の竪樋を工具によって上中下3つの竪樋
部2a〜2cに切断・加工し、これらを2つの市販の継
手5,5にそれぞれ嵌合させ、接着することよって、切
断前の竪樋とほぼ同じ長さになるように連結したもので
ある。中央の竪樋部2bの壁には、取水管10の外径よ
りも少し大きい径の2つの孔H,Hがダイヤモンドドリ
ルなどによって開けられている。これらの孔H,Hは、
周方向に180゜間隔でかつ同じ高さになるように設け
られている。取水管10は、これらの孔H,Hの一方か
ら他方まで竪樋2内を貫通するように差し込まれてお
り、竪樋2内に差し込まれた差込部10aには、切り欠
き孔10bが設けられている。この切り欠き孔10b
は、差込部10aの上半分部をほぼ半円筒形に切り欠い
た長孔であり、市販のPVC管を切削加工することによ
って、形成されている。
竪樋2に取り付けられた取水管10と、この取水管10
に取り付けられた取水板11とを備えている。竪樋2
は、既設の1本の竪樋を工具によって上中下3つの竪樋
部2a〜2cに切断・加工し、これらを2つの市販の継
手5,5にそれぞれ嵌合させ、接着することよって、切
断前の竪樋とほぼ同じ長さになるように連結したもので
ある。中央の竪樋部2bの壁には、取水管10の外径よ
りも少し大きい径の2つの孔H,Hがダイヤモンドドリ
ルなどによって開けられている。これらの孔H,Hは、
周方向に180゜間隔でかつ同じ高さになるように設け
られている。取水管10は、これらの孔H,Hの一方か
ら他方まで竪樋2内を貫通するように差し込まれてお
り、竪樋2内に差し込まれた差込部10aには、切り欠
き孔10bが設けられている。この切り欠き孔10b
は、差込部10aの上半分部をほぼ半円筒形に切り欠い
た長孔であり、市販のPVC管を切削加工することによ
って、形成されている。
【0016】取水管10の差込部2a側の端部には、こ
れを閉塞するPVC製のキャップ6が嵌合・接着されて
いる。取水管10の反対側の端部には、ホース継手7が
接続されており、このホース継手7を介して取水管10
とホース3の一端部が接続されている。図1および図4
に示すように、ホース3の他端部は、貯水槽4の接続口
4aに接続され、この接続口4aには、ストレーナ4b
が取り付けられている。
れを閉塞するPVC製のキャップ6が嵌合・接着されて
いる。取水管10の反対側の端部には、ホース継手7が
接続されており、このホース継手7を介して取水管10
とホース3の一端部が接続されている。図1および図4
に示すように、ホース3の他端部は、貯水槽4の接続口
4aに接続され、この接続口4aには、ストレーナ4b
が取り付けられている。
【0017】また、図3(a)および図4(a)に示す
ように、取水板11は、竪樋2の内径より若干小さな径
のアルミニウム製の円板であり、周方向に180゜間隔
で形成された長切欠部11a,11aがそれぞれ形成さ
れている。これらの長切欠部11a,11aの間の間隔
は、上記取水管10の切り欠き孔10bの長さにほぼ等
しく、さらに各長切欠部11aの幅は、取水管10の外
径にほぼ等しくなっている。取水板11は、これらの長
切欠部11a,11aを切り欠き孔10bに嵌合させ、
接着することによって、取水管10に取り付けられてい
る。取水板11の中央部には、長切欠部11a,11a
の間に延びる矩形の開口11bが形成されており、この
開口11bは、切り欠き孔10bより小さくかつこれと
オーバーラップすることによって、これを介して取水管
10内と連通している。
ように、取水板11は、竪樋2の内径より若干小さな径
のアルミニウム製の円板であり、周方向に180゜間隔
で形成された長切欠部11a,11aがそれぞれ形成さ
れている。これらの長切欠部11a,11aの間の間隔
は、上記取水管10の切り欠き孔10bの長さにほぼ等
しく、さらに各長切欠部11aの幅は、取水管10の外
径にほぼ等しくなっている。取水板11は、これらの長
切欠部11a,11aを切り欠き孔10bに嵌合させ、
接着することによって、取水管10に取り付けられてい
る。取水板11の中央部には、長切欠部11a,11a
の間に延びる矩形の開口11bが形成されており、この
開口11bは、切り欠き孔10bより小さくかつこれと
オーバーラップすることによって、これを介して取水管
10内と連通している。
【0018】図3(b)に示すように、取水板11の周
縁部11cは、中心から離れる方向に斜め上がりに形成
されており、さらに、この周縁部11cには、4つの小
切欠孔(孔)11dが等間隔で設けられている。これら
の長切欠部11a、開口11bおよび小切欠孔11dは
それぞれ、市販のアルミニウム板を切削加工することに
よって形成され、さらに周縁部11cは、アルミニウム
板をプレス加工することによって形成されている。
縁部11cは、中心から離れる方向に斜め上がりに形成
されており、さらに、この周縁部11cには、4つの小
切欠孔(孔)11dが等間隔で設けられている。これら
の長切欠部11a、開口11bおよび小切欠孔11dは
それぞれ、市販のアルミニウム板を切削加工することに
よって形成され、さらに周縁部11cは、アルミニウム
板をプレス加工することによって形成されている。
【0019】このように構成された雨水取水装置1を既
設の竪樋を利用して設置する手順について説明する。ま
ず、取水管10および取水板11を、市販のPVC管お
よびアルミニウム板からそれぞれ製作する。この場合、
竪樋2の径に応じて、取水管10の径や取水板11の外
径をそれぞれ設定する。これと同時に、取水管10の差
込部10aおよび切り欠き孔10bのサイズをそれぞれ
設定すると共に、これらに応じて、取水板11の長切欠
部11aや開口11bおよび小切欠孔11dをそれぞれ
設定する。次に、図2に示すように、竪樋を上中下3つ
の竪樋部2a〜2cに切断し、これらを市販の継手5,
5を用いて連結したときに、切断前と同じ長さになるよ
うにそれぞれ加工する。
設の竪樋を利用して設置する手順について説明する。ま
ず、取水管10および取水板11を、市販のPVC管お
よびアルミニウム板からそれぞれ製作する。この場合、
竪樋2の径に応じて、取水管10の径や取水板11の外
径をそれぞれ設定する。これと同時に、取水管10の差
込部10aおよび切り欠き孔10bのサイズをそれぞれ
設定すると共に、これらに応じて、取水板11の長切欠
部11aや開口11bおよび小切欠孔11dをそれぞれ
設定する。次に、図2に示すように、竪樋を上中下3つ
の竪樋部2a〜2cに切断し、これらを市販の継手5,
5を用いて連結したときに、切断前と同じ長さになるよ
うにそれぞれ加工する。
【0020】また、中央の竪樋部2bには、孔H,H
を、例えば丸い刃を有するダイヤモンドドリルを用いて
開け、取水管10にPVC製のキャップ6を嵌合させ、
接着した後、取水管10を一方の孔Hから他方の孔Hま
で差し込み、突出させる。次に、取水板11をこれに上
方から嵌合させ、接着してから、3つの竪樋部2a〜2
cをそれぞれ継手5,5に嵌合させ、接着する。この
後、取水管10の一端部にホース継手7を取り付け、こ
れにホース3の一端部を接続すると共に、ホース3の他
端部を貯水槽4の接続口4aに接続する。この場合、貯
水槽4の接続口4aは、取水管10よりも低い位置(高
さ)になるように配置される。
を、例えば丸い刃を有するダイヤモンドドリルを用いて
開け、取水管10にPVC製のキャップ6を嵌合させ、
接着した後、取水管10を一方の孔Hから他方の孔Hま
で差し込み、突出させる。次に、取水板11をこれに上
方から嵌合させ、接着してから、3つの竪樋部2a〜2
cをそれぞれ継手5,5に嵌合させ、接着する。この
後、取水管10の一端部にホース継手7を取り付け、こ
れにホース3の一端部を接続すると共に、ホース3の他
端部を貯水槽4の接続口4aに接続する。この場合、貯
水槽4の接続口4aは、取水管10よりも低い位置(高
さ)になるように配置される。
【0021】このようにして設置した雨水取水装置1で
は、図4に示すように、降雨時に竪樋2内を流下した雨
水Wは、取水板11に受けとめられ、その一部が開口1
1bおよび切り欠き孔10bを介して取水管10内に流
れ込む。この場合、貯水槽4の接続口4aは、取水管1
0よりも低い位置にあるので、雨水Wは、ホース3内を
流下した後、接続口4aのストレーナ4bを通過するこ
とによってゴミなどを取り除かれ、貯水槽4内に流下
し、貯えられる。一方、取水板11に受けとめられた雨
水Wのうち、取水管10内に流れ込まなかったものは、
取水板11の4つの小切欠孔11dや取水板11と竪樋
2の間の隙間を介して下方に流下し、排水される。
は、図4に示すように、降雨時に竪樋2内を流下した雨
水Wは、取水板11に受けとめられ、その一部が開口1
1bおよび切り欠き孔10bを介して取水管10内に流
れ込む。この場合、貯水槽4の接続口4aは、取水管1
0よりも低い位置にあるので、雨水Wは、ホース3内を
流下した後、接続口4aのストレーナ4bを通過するこ
とによってゴミなどを取り除かれ、貯水槽4内に流下
し、貯えられる。一方、取水板11に受けとめられた雨
水Wのうち、取水管10内に流れ込まなかったものは、
取水板11の4つの小切欠孔11dや取水板11と竪樋
2の間の隙間を介して下方に流下し、排水される。
【0022】この後、図5に示すように、貯水槽4内に
貯えられた雨水Wの水位が、取水板11とほぼ同じ高さ
になった場合に、雨水Wは、貯水槽4側に流れ込まなく
なると共に、取水板11の4つの小切欠孔11dや取水
板11と竪樋2の間の隙間を介して下方に流下する。す
なわち、この状態が貯水槽4の満水位状態であり、取水
板11は、雨水Wをオーバーフローさせる機能を備えて
いる。
貯えられた雨水Wの水位が、取水板11とほぼ同じ高さ
になった場合に、雨水Wは、貯水槽4側に流れ込まなく
なると共に、取水板11の4つの小切欠孔11dや取水
板11と竪樋2の間の隙間を介して下方に流下する。す
なわち、この状態が貯水槽4の満水位状態であり、取水
板11は、雨水Wをオーバーフローさせる機能を備えて
いる。
【0023】竪樋2は、一般に50〜70mm程度の径
のものが多く用いられている。図6は、これらの径の竪
樋2に本実施形態の雨水取水装置1を適用したときの実
験データの一例を示しており、雨水取水装置1の取水率
と竪樋2内の雨水Wの流量との関係をグラフで示したも
のである。この雨水取水装置1では、取水管10として
22mmの口径のものを使用し、その切り欠き孔10b
の長さを竪樋2の内径より10mm短く設定し、さらに
取水板11の開口11bおよび孔4dを適切に設定して
いる。このグラフから、雨水Wの流量が1000〜40
00ml/minの間で変化した際に、取水率が50〜
60数%の間で安定していることが分かる。また、別の
実験において、雨水取水装置1の取水率が50〜60数
%以下になるように取水管10および取水板11の形状
や寸法を設定すれば、雨水取水装置1は、雨水Wを下方
に安定してオーバーフローさせることが確認できた。
のものが多く用いられている。図6は、これらの径の竪
樋2に本実施形態の雨水取水装置1を適用したときの実
験データの一例を示しており、雨水取水装置1の取水率
と竪樋2内の雨水Wの流量との関係をグラフで示したも
のである。この雨水取水装置1では、取水管10として
22mmの口径のものを使用し、その切り欠き孔10b
の長さを竪樋2の内径より10mm短く設定し、さらに
取水板11の開口11bおよび孔4dを適切に設定して
いる。このグラフから、雨水Wの流量が1000〜40
00ml/minの間で変化した際に、取水率が50〜
60数%の間で安定していることが分かる。また、別の
実験において、雨水取水装置1の取水率が50〜60数
%以下になるように取水管10および取水板11の形状
や寸法を設定すれば、雨水取水装置1は、雨水Wを下方
に安定してオーバーフローさせることが確認できた。
【0024】以上詳述したように、本実施形態の雨水取
水装置1は、取水管10および取水板11という簡単な
部品から構成でき、これらをPVC製の管およびアルミ
ニウム製の板から別個に製造し、組み立てることができ
ると共に、材料がPVC製の管およびアルミニウム製の
板なので、その加工が容易になる。したがって、従来の
一体成形するものと比べて、製造コストを削減すること
ができる。これに加えて、PVC製の管およびアルミニ
ウム製の板やPVC製のキャップとして市販のものを用
いることができ、製造コストをさらに削減することがで
きる。また、加工の容易性から、取水管10の切り欠き
孔10bのサイズや、取水板11の外径や開口11bお
よび小切欠孔11dのサイズなどを容易に変更でき、雨
水取水装置1の取水率やオーバーフロー量を容易に変更
・調整することができる。さらに、切り欠き孔10bに
長切欠部11a,11aを嵌合させることによって、取
水板11を取水管10に対して位置決めでき、かつ取り
付けることができることによって、取付作業が容易にな
る。
水装置1は、取水管10および取水板11という簡単な
部品から構成でき、これらをPVC製の管およびアルミ
ニウム製の板から別個に製造し、組み立てることができ
ると共に、材料がPVC製の管およびアルミニウム製の
板なので、その加工が容易になる。したがって、従来の
一体成形するものと比べて、製造コストを削減すること
ができる。これに加えて、PVC製の管およびアルミニ
ウム製の板やPVC製のキャップとして市販のものを用
いることができ、製造コストをさらに削減することがで
きる。また、加工の容易性から、取水管10の切り欠き
孔10bのサイズや、取水板11の外径や開口11bお
よび小切欠孔11dのサイズなどを容易に変更でき、雨
水取水装置1の取水率やオーバーフロー量を容易に変更
・調整することができる。さらに、切り欠き孔10bに
長切欠部11a,11aを嵌合させることによって、取
水板11を取水管10に対して位置決めでき、かつ取り
付けることができることによって、取付作業が容易にな
る。
【0025】なお、上記実施形態においては、取水管1
0および取水板11としてPVC製の管およびアルミニ
ウム製の板を用いたが、これに限らずアルミニウム製の
管やPVC製の板など、加工が容易で接着可能なもので
あればよい。また、取水板11を取水管10に取り付け
るようにしたが、取水板11を竪樋2の内面に固定する
ようにしてもよい。さらに、竪樋2に孔Hを1つだけ形
成し、これに取水管10を水平に差し込み、竪樋2に対
して動かないように堅固に固定してもよい。また、竪樋
を上下に3分割したが、これに限らず、竪樋を上下に2
分割し、分割した下側の竪樋部に孔H,Hを形成するこ
とによって、雨水取水装置1を取り付けるようにしても
よい。さらに、雨水取水装置1として、中央の竪樋部2
bと同様の部材に取水管10および取水板11を予め取
付・固定し、ユニット化したものを用いてもよい。ま
た、取水板11の周縁部11cを斜め上がりに形成した
が、周縁部11cを含めて平らな取水板11を用いても
よい。さらに、取水管10の径および切り欠き孔10b
のサイズや、取水板11の外径、開口11bのサイズお
よび小切欠孔11dのサイズなどは、竪樋2の径や所望
の取水率に応じて適宜、変更することができる。
0および取水板11としてPVC製の管およびアルミニ
ウム製の板を用いたが、これに限らずアルミニウム製の
管やPVC製の板など、加工が容易で接着可能なもので
あればよい。また、取水板11を取水管10に取り付け
るようにしたが、取水板11を竪樋2の内面に固定する
ようにしてもよい。さらに、竪樋2に孔Hを1つだけ形
成し、これに取水管10を水平に差し込み、竪樋2に対
して動かないように堅固に固定してもよい。また、竪樋
を上下に3分割したが、これに限らず、竪樋を上下に2
分割し、分割した下側の竪樋部に孔H,Hを形成するこ
とによって、雨水取水装置1を取り付けるようにしても
よい。さらに、雨水取水装置1として、中央の竪樋部2
bと同様の部材に取水管10および取水板11を予め取
付・固定し、ユニット化したものを用いてもよい。ま
た、取水板11の周縁部11cを斜め上がりに形成した
が、周縁部11cを含めて平らな取水板11を用いても
よい。さらに、取水管10の径および切り欠き孔10b
のサイズや、取水板11の外径、開口11bのサイズお
よび小切欠孔11dのサイズなどは、竪樋2の径や所望
の取水率に応じて適宜、変更することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明の雨水取水装置に
よれば、製造コストを削減することができる。また、取
水率を容易に変更および調整することができ、その加工
も容易に行うことができると共に、下方に排水する水量
を調節できる。さらに、取水板を取水管に対して容易に
位置決めでき、かつ取り付けることができる。
よれば、製造コストを削減することができる。また、取
水率を容易に変更および調整することができ、その加工
も容易に行うことができると共に、下方に排水する水量
を調節できる。さらに、取水板を取水管に対して容易に
位置決めでき、かつ取り付けることができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る雨水取水装置の外観
図である。
図である。
【図2】雨水取水装置の概略構成を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図3】雨水取水装置の取水板の(a)平面図と、
(b)断面図である。
(b)断面図である。
【図4】雨水取水装置が雨水を取水する状態を示す
(a)横断面図と、(b)A−A矢視断面図である。
(a)横断面図と、(b)A−A矢視断面図である。
【図5】雨水取水装が雨水をオーバーフローさせる状態
を示す(a)横断面図と、(b)B−B矢視断面図であ
る。
を示す(a)横断面図と、(b)B−B矢視断面図であ
る。
【図6】雨水取水装置の取水率と雨水の流量の関係を示
すグラフである。
すグラフである。
1 雨水取水装置 2 竪樋 10 取水管 10a 差込部 10b 切り欠き孔 11 取水板 11b 開口 11d 小切欠孔(孔) H 竪樋の孔 W 雨水
Claims (4)
- 【請求項1】 壁に形成された孔を有し、雨水が内部を
流下する竪樋と、 先端部が前記孔を介して前記竪樋内に差し込まれ、この
差し込まれた差込部に上方に開放した切り欠き孔を有す
る取水管と、 前記雨水を受け止め可能な角度で前記取水管の前記差込
部の上側に取り付けられると共に、前記切り欠き孔と連
通する開口を有する取水板と、 を備えることを特徴とする雨水取水装置。 - 【請求項2】 前記取水管の前記差込部は、その先端が
閉塞されると共にほぼ水平に前記竪樋内に差し込まれて
おり、前記切り欠き孔は、前記取水管の軸線方向に沿っ
て切り欠かれており、前記取水板は、前記取水管の前記
切り欠き孔に嵌合する、前記竪樋の内径以下の径の円板
であることを特徴とする請求項1に記載の雨水取水装
置。 - 【請求項3】 前記取水板は、前記切り欠き孔と連通不
能な位置に形成された孔をさらに備えることを特徴とす
る請求項2に記載の雨水取水装置。 - 【請求項4】 前記取水管および前記取水板の少なくと
も一方は、PVCで構成されていることを特徴とする請
求項1、2または3に記載の雨水取水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9320483A JPH11140920A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 雨水取水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9320483A JPH11140920A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 雨水取水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11140920A true JPH11140920A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=18121957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9320483A Withdrawn JPH11140920A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | 雨水取水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11140920A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020020165A (ja) * | 2018-08-01 | 2020-02-06 | 積水化学工業株式会社 | 雨水排水装置 |
-
1997
- 1997-11-05 JP JP9320483A patent/JPH11140920A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020020165A (ja) * | 2018-08-01 | 2020-02-06 | 積水化学工業株式会社 | 雨水排水装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |