JPH11140928A - 埋込型水栓の取付構造 - Google Patents

埋込型水栓の取付構造

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JPH11140928A
JPH11140928A JP32216797A JP32216797A JPH11140928A JP H11140928 A JPH11140928 A JP H11140928A JP 32216797 A JP32216797 A JP 32216797A JP 32216797 A JP32216797 A JP 32216797A JP H11140928 A JPH11140928 A JP H11140928A
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panel
main body
faucet
mounting structure
embedded
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JP32216797A
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English (en)
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Yoshihiro Matsumura
義弘 松村
Hiroshi Yokoi
博 横井
Masanori Adachi
正範 安達
Norikazu Gama
範和 蒲
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KVK Corp
Original Assignee
KVK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋込型水栓のより効率的で安価な施工やメン
テナンスを可能にするための埋込型水栓の取付構造を提
供する。 【解決手段】 流量調節、湯水混合、流路切換等を行う
機能部分を有する本体部10、50と、機能部分を操作
するための操作部20、60とを備えた埋込型水栓を、
操作部20、60を本体部10、50に装着した状態で
パネル70に取り付けるための埋込型水栓の取付構造で
ある。このパネル70に本体部10、50を挿入可能な
取付孔71、72を設け、本体部10、50をパネル7
0の前面側からこの孔71、72に挿入すると共に本体
部10、50をパネル70に固定して構成される。ま
た、パネルに操作部を挿入可能な取付孔を設け、操作部
をパネルの背面側からこの孔に挿入してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、埋込型水栓の取
付構造に関し、埋込型水栓の効率的で安価な施工やメン
テナンスを可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】所謂、埋込型水栓は、所望の取付面(浴
室、洗面所の壁面、天板面等)に本体部を埋め込み、こ
の取付面の前方に操作部(ハンドル等)を突出させて用
いられている。そして、この種の水栓は操作部を本体部
に取着した状態で、製造メーカー等から出荷されるのが
一般的である。その出荷の際には、通常、この操作部が
本体部(スピンドル)に正確に取着されているか否かの
確認が行われる。ところが、従来、この種の水栓の施工
に際しては、操作部を一旦、本体部より取り外し、本体
部を取付面に埋め込んでから、操作部を本体部に付け直
すことが必要とされていた。従って、施工業者等がこの
付け直しを行う際に、操作部の取着状態を改めて確認す
ることが必要となり、この種の水栓の施工上の手間と、
コストが多くなっていた。また、この確認の作業には熟
練を要するため、施工業者等の作業によると、製造メー
カーの意図する取着精度が得られる保証がない。更に、
この種の水栓のメンテナンスの際には、操作部の着脱
と、この面倒な確認作業を改めて行うことが必要とな
り、煩わしい。
【0003】このため、操作部を本体部から取り外さず
に、埋込型水栓の施工やメンテナンスを行うことができ
るようにした取付構造(サーモスタットミキシングバル
ブ)が提案されている(特公昭57−41634号公
報)。即ち、所望の取付面に本体部を挿入可能な凹部を
設け、操作部の取着された状態の本体部をこの凹部内に
挿入する。そして、操作部の外径よりも大径の開口が設
けられたカバーで、この凹部を覆いつつ、操作部を開口
に挿通して前方に突出させるようにした取付構造が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この取付構造では、本
体部を凹部内に、しっかりと固定する必要がある。しか
し、この固定のための作業(例えば、ねじの締付け作業
等)は、凹部の内壁面と本体部との間の狭い空間内に、
作業者の手や工具を差し入れて行うことが必要である。
従って、この固定作業には、ある程度の手間が掛かるた
め、この取付構造を用いても埋込型水栓の施工効率を十
分に向上させることは困難である。特に、この作業を、
点検口等を用いて作業者からブラインドの状態で行う場
合には、埋込型水栓の施工効率が却って低下することが
ある。
【0005】また、この固定作業の際に、この狭い空間
内に差し入れられた工具が、本体部(特に、機能部分)
やその周辺部品(止水栓、ストレーナ等)等に接触し、
これらに傷を付け、その機能を低下させる恐れがある。
従って、この本体部の固定作業を、細心の注意を払いな
がら行うことが必要となり、この点からも、埋込型水栓
の施工効率が低下することがある。尚、前記公報(特公
昭57−41634号公報)には、この不具合を防止す
るため、本体部の固定作業の際に、水栓を所定の保護カ
バーで被覆する手法が開示されているが、かかる手法に
よれば、保護カバーを用いる分だけ、施工上の手間と、
コストが増すことになる。しかも、保護カバーの被覆に
より更に狭められた空間内で、本体部の固定作業を行う
ことが必要となるため、埋込型水栓の施工効率が更に低
下する恐れがある。更に、メンテナンスの際には、凹部
内にしっかりと固定された本体部を取り外すための作業
(例えば、ねじの取り外し作業等)を、前述の狭い空間
内で慎重に行う必要がある。従って、この取付構造によ
って、埋込型水栓のメンテナンスの効率を十分に向上さ
せることは困難である。このように、前記従来の取付構
造によっても、埋込型水栓の効率的で安価な施工やメン
テナンスが困難な場合がある。
【0006】本発明は前記観点に鑑みてなされたもので
あり、埋込型水栓のより効率的で安価な施工やメンテナ
ンスを可能にする埋込型水栓の取付構造を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の埋込型水栓の
取付構造(以下、「取付構造」という。)は、流量調
節、湯水混合、流路切換等を行う機能部分を有する本体
部と、該機能部分を操作するための操作部とを備えた埋
込型水栓を、前記操作部を前記本体部に装着したままの
状態で、所定のパネルに取り付けるための取付構造であ
って、前記パネルに前記本体部を挿入可能な取付孔を設
け、前記本体部を前記パネルの前面側から前記取付孔に
挿入すると共に、前記本体部を前記パネルに固定して構
成されることを特徴とする。
【0008】本発明によると、本体部をパネルの前面側
から取付孔に挿入し、本体部の前面寄り等をパネルに固
定するだけで、本体部の取着を完了する。即ち、本体部
の固定や取り外しのための作業を、パネルの前面や背
面、若しくはそのごく近傍で行えば足りる。例えば、前
記従来の取付構造(特公昭57−41634号公報)に
よると、取付面(パネル前面)よりも奥側に位置し、作
業者の手や工具を差し入れるのが厄介な狭い空間内で、
しかも本体部等に傷を付けないように注意しながら、こ
の作業を行う必要があった。一方、本発明では、作業者
の手や工具を到達させるのが容易な箇所(パネルの前面
や背面、若しくはそのごく近傍)で、本体部の固定や取
り外しのための作業を気軽に行えばよいため、埋込型水
栓の施工やメンテナンスの効率が向上する。特に、パネ
ルの前面側からの作業のみで、本体部の着脱を行う場合
には、埋込型水栓の施工やメンテナンスの効率がより一
層、向上する。
【0009】また、前記従来の取付構造では操作部をカ
バーの開口に挿通する必要がある。そして、カバー、ひ
いては、開口の形状、サイズには一定の制約があるた
め、操作部の形状、サイズ等をこの制約の範囲内で定め
る必要がある。一方、本発明によると、このような開口
への挿入が必要とされないため、操作部の形状、サイズ
等を比較的、自由に定められる。従って、操作部、ひい
ては、水栓全体のデザインや機能性を向上させることが
容易になる。ここで、本取付構造のより具体的な構造の
一例を示すと、例えば、「本体部の前面寄りの部分に、
取付孔よりも大型の鍔部を設け、本体部をパネルの前面
側から取付孔に挿入したときに、この鍔部の背面をパネ
ルの前面(取付孔の周囲に位置する前面部分)に衝合さ
せ、この鍔部をパネルに固定して構成される取付構造」
を例示できる。
【0010】この例示の場合には、鍔部は固定用のフラ
ンジとしての機能の他に、取付孔の内壁面と、本体部の
外周面との間に生ずるすき間を隠蔽するための部品とし
ての機能を発揮する。また、この例示において、鍔部を
本体部の他の部分と一体的に設けても、この他の部分と
着脱可能に設けてもよい。前者の場合には、部品点数の
減少を通じて、埋込型水栓の施工やメンテナンスのコス
トと、手間をより一層少なくできる。尚、前記従来の取
付構造では、埋込型水栓の着脱の際に、この水栓自体の
着脱の他に、これと別体のカバーや、開口と本体部との
間のすき間を隠蔽するための部品の着脱をも必要とされ
ていた。即ち、前記従来の取付構造では、着脱しなけれ
ばならない部品数の多さも、施工等の効率を低くする原
因となっていた。また、後者の場合には、鍔部を別体と
する分だけ、前者よりも部品点数が増すが(従来の取付
構造よりは少ない。)、大きさ、形状等を異にする複数
の鍔部を用意すれば、施工現場の事情で取付孔の大き
さ、形状等が異なっていても、鍔部の使い分けで、共通
の本体部を汎用できるというメリットがある。
【0011】請求項2の取付構造は、流量調節、湯水混
合、流路切換等を行う機能部分を有する本体部と、該機
能部分を操作するための操作部とを備えた埋込型水栓
を、前記操作部を前記本体部に装着したままの状態で、
所定のパネルに取り付けるための取付構造であって、前
記パネルに前記操作部を挿入可能な取付孔を設け、前記
操作部を前記パネルの背面側から前記取付孔に挿入する
と共に、前記本体部を前記パネルに固定して構成される
ことを特徴とする。本発明によると、操作部をパネルの
背面側から取付孔に挿入し、本体部の前面寄り等をパネ
ルに固定すれば、本体部の取着を完了する。即ち、本発
明においても、請求項1の発明と同様に、パネルの前
面、背面若しくはそのごく近傍で、本体部の固定作業等
を気軽に行えばよいため、埋込型水栓の施工やメンテナ
ンスの効率を向上させられる。
【0012】ここで、本取付構造のより具体的な構造の
一例を示すと、例えば、「本体部の前面寄りや中間部
に、取付孔よりも大型の鍔部を設け、操作部をパネルの
背面側より取付孔に挿入したときに、この鍔部の前面を
パネルの背面(取付孔の周囲に位置する背面部分)に衝
合させ、この鍔部をパネルに固定して構成される取付構
造」を例示できる。尚、この例示の場合も、鍔部は固定
用のフランジとしての機能と、シール用部品としての機
能とを発揮する。また、この例示においても、鍔部を本
体部の他の部分と一体的に設けても、この他の部分と着
脱可能に設けてもよい。
【0013】更に、請求項1及び2の取付構造における
「本体部」は、流量調節、湯水混合、流路切換等を行う
機能部分をただ1つだけ内蔵するものであっても、複数
の機能部分を内蔵するものであってもよい。尚、前者に
おいて、複数の本体部が配管等で連絡され、これらの本
体部が共働して一つの水栓本体を構成する場合(例え
ば、別体の湯水混合装置と流路切換装置を備えた水栓の
場合)には、水栓本体全体に対して各発明を適用して
も、各本体部毎に各発明を適用してもよい。また、請求
項1及び2の取付構造では、本体部全体がパネルの背面
側に略埋め込まれてもよいが、本体部の前面寄りがパネ
ルの前面側に露出してもよい。更に、請求項1及び2の
取付構造では、パネルの種類は特に限定されない。例え
ば、浴室、洗面所、台所、トイレ等の壁パネル、天板パ
ネル等を例示できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。先ず、図1を用いて請求項1の取付構造の一利
用例(概略)を説明する。即ち、本実施の形態では、湯
水混合装置Yと、流路切換装置Rとが別体とされた埋込
型水栓への適用例を述べる。このうち、湯水混合装置Y
は、第1本体部10と、第1操作部(温調ハンドル)2
0とを用いて構成されている。また、第1本体部10
は、湯水の混合を行うためのサーモスタットユニット
(湯水混合部)を機能部分として内蔵している(図示を
省略)。更に、この本体部10は、前面よりスピンドル
の端部を突出させ、この端部に第1操作部20が取着さ
れている。また、この本体部10の前面寄りの周面から
は、鍔部12が延設されている。更に、この鍔部12に
は、ねじ挿通孔Aが設けられている。
【0015】また、この本体部10の背面からは、給水
側接続部15と、給湯側接続部16と、湯水供給用接続
部17とが突出している。そして、給水側接続部15は
給水管(剛性管)Wに接続され、給湯側接続部16は給
湯管(剛性管)Hに接続される。また、湯水供給用接続
部17は、配管(可撓管)30を介して流路切換装置R
に接続される。尚、各接続部15、16、17及び各管
W、H、30の接続は、いずれも、雌型ジョイント(例
えば、雌型カプラー)Jと、これに押し込み係合される
雄型ジョイント(例えば、プラグ)Kを用いて行われ
る。
【0016】一方、流路切換装置Rは、第2本体部50
と、第2操作部(切換ハンドル)60とを用いて構成さ
れている。このうち、第2本体部50は、流路切換及び
吐水量調節を行うための切換ユニット(流路切換部)を
機能部分として内蔵している(図示を省略)。また、こ
の本体部50も、前面よりスピンドルの端部を突出さ
せ、この端部に第2操作部60が取着されている。更
に、この本体部50の前面寄りの周面からも、鍔部52
が延設され、この鍔部52にもねじ挿通孔aが設けられ
ている。また、この本体部50の背面からは、吐水側接
続部55と、シャワー側接続部56と、湯水受入用接続
部57とが突出している。そして、吐水側接続部55
は、配管(剛性管)Lを介して吐水管に連絡され、シャ
ワー側接続部56は配管(剛性管)Mを介してシャワー
ヘッドに連絡される。また、湯水受入用接続部57は、
配管30を介して湯水供給用接続部17に連絡される。
尚、この切換装置Rにおいても、各接続部55〜57
と、各管L、M、30の接続には、雌雄一対のジョイン
トJ、Kが用いられる。
【0017】次に、以上の埋込型水栓のパネル(例え
ば、FRP製)70への取付手順等の一例を簡単に述べ
る。先ず、パネル70の所望の箇所に、第1本体部10
を挿入可能で、その鍔部12の外縁よりも一回り小さな
取付孔71を設ける。また、この取付孔71と所定の間
隔をおいた箇所に、第2本体部50を挿入可能で、その
鍔部52の外縁よりも一回り小さな取付孔72を設け
る。尚、このパネル70の各取付孔71の周囲には、各
鍔部12、52のねじ挿通孔A、aに位置合わせ可能な
ねじ通過孔B、bが設けられる。次いで、パネル70の
背面における各取付孔71、72の周囲に、略リング形
状とされた補強材75、76が取着される。この補強材
75、76を用いるのは、パネル70をFRP等の締付
け強度の低い素材で構成したからである。尚、各補強材
75、76のねじ通過孔B、bに位置合わせ可能な箇所
には、雌ねじ部D、dが設けられる。
【0018】続いて、各装置R、Yに操作部20、60
を装着したままの状態で、各本体部10、50を対応す
る取付孔71、72に挿入し、各鍔部12、52の背面
をパネル70の前面に衝合させる。尚、本実施の形態で
は、給水管W、給湯管H及び配管L、Mのジョイント
J、Kが、対応する各接続部15、16、55、56の
ジョイントJ、Kの侵入位置に配置されている。これに
加え、各管W、H、L、M及び各接続部15、16、5
5、56が剛性に富む素材で構成され、しかも、これら
が雌雄一対のジョイントJ、Kによりワンタッチで連結
される。従って、各本体部10、50の挿入作業に伴
い、各管W、H、L、M及び各接続部15、16、5
5、56の連結が自動的に行われる。
【0019】更に、ボルトVを各補強材75、76の雌
ねじ部D、dに螺合させれば、各本体部10、50のパ
ネル70への固定を完了する。次いで、パネル70に設
けられた点検口より手を挿入し、配管30の両端の各雄
型ジョイントKを、湯水供給用接続部17及び湯水受入
用接続部57の各雌型ジョイントJに夫々連結すれば、
本埋込型水栓の取付を完了する。尚、この連結作業は、
作業者からブラインドの状態で行われるが、この作業は
雌雄一対のジョイントJ、Kをワンタッチ連結するだけ
のものであるため、この作業は作業者にとって容易であ
る。また、この配管30を可撓管ではなく、剛性管で構
成すると共に配管30の両端のジョイントKを、これと
対をなす各接続部17、57のジョイントJの侵入位置
に配置すれば、前述の各本体部10、50の挿入時に、
これらのジョイントJ、Kの接続をも自動的に行うこと
ができる。また、この埋込型水栓の取り外しは、配管3
0及びボルトVを水栓から取り外した後に、本体部1
0、50をパネル70の前方に引き抜けば完了する。
【0020】以上の取付構造によると、埋込型水栓をパ
ネル70から着脱する際に、操作部20、60を本体部
10、50より取り外す必要がない。しかも、従来、面
倒で、細心の注意を払いながら行われていた本体部1
0、50の固定や取り外しのための作業を、パネル70
の前面側で簡単に行うことができる。従って、本取付構
造によれば、埋込型水栓の効率的で安価な施工やメンテ
ナンスが可能となる。また、この取付構造では、各鍔部
12、52が固定用のフランジとして機能し、本体部1
0、50のパネル70への固定をより強固で、安定した
ものとしている。同時に、この鍔部12、52が取付孔
71、72の内壁面と、本体部10、50の外周面との
間に生ずるすき間を隠蔽し、パネル70の前面側から背
面側への湯水の浸入を確実に防止している。更に、鍔部
12、52が本体部10、50の他の部分と一体とさ
れ、取付構造の部品点数が少なくなっているため、この
点からも埋込型水栓の施工上の手間等が少なくなる。ま
た、本取付構造では埋込型水栓の着脱の際に、操作部2
0、60をいかなる孔にも通過させないため、操作部2
0、60の形状、サイズ等をある程度、自由に定め、水
栓全体のデザインや機能性を向上させることができる。
【0021】次に、図2及び3を用いて、第2及び3の
実施の形態について説明する。先ず、第2の実施の形態
の取付構造も、図2に示すように、請求項1の取付構造
の一利用例(概略)を示すものである。即ち、本体部1
0、50の固定方法が異なる他は、第1の実施の形態の
取付構造と同様である。具体的には、第2の実施の形態
では、本体部10、50における鍔部12、52の後方
の周面に、雄ねじ部Pを設けている。そして、本体部1
0、50をパネル70の前面側より取付孔71、72に
挿入した後に、締付けナットQをこの雄ねじ部Pに螺合
させる。これにより、締付けナットQ及び鍔部12、5
2で、パネル70及び補強材75、76を挟み込み、本
体部10、50を固定する。この実施の形態では、ねじ
の締付け作業等をパネル70の背面側で行うことになる
が、この作業はパネル70の背面のごく近傍で行えば足
りる。即ち、パネル70の背面側に埋め込まれた本体部
10、50の主要部(機能部分)や各管W、H、L、
M、並びに各接続部15、16、17、55、56、5
7が邪魔にならない箇所で、各本体部10、50毎に1
つの締付けナットQを締付ければ足りるため、埋込型水
栓の施工やメンテナンスの効率が向上する。
【0022】また、第3の実施の形態は、図3に示すよ
うに、請求項2の取付構造の一利用例(概略)を示すも
のである。即ち、操作部20、60をパネル70の背面
側から取付孔71、72に挿入するタイプの取付構造で
ある。この実施の形態では、本体部10、50における
中間部の周面に鍔部12、52を設け、本体部10、5
0の前面側の周面に雄ねじ部Zを設けている。また、パ
ネル70には、操作部20、60と、本体部10、50
の前面側の挿入が可能で、鍔部12、52の挿入が不可
能な大きさの取付孔71、72が設けられている。そし
て、操作部20、60及び本体部10、50の前面側
を、パネル70の背面側から前面側に露出させた後に、
締付けナットQを雄ねじ部Zに螺合させる。これによ
り、締付けナットQ及び鍔部12、52で、パネル70
及び補強材75、76を挟み込み、本体部10、50を
固定している。この実施の形態では、締付けナットQの
締付け作業等をパネル70の前面側で行えば足りるた
め、第1の実施の形態と同様に、埋込型水栓の効率的で
安価な施工やメンテナンスが可能となる。
【0023】尚、前記各発明の範囲は、前記具体的に示
した各実施の形態に示すものに限定されず、各発明の範
囲内で種々の変形例を例示できる。即ち、各実施の形態
では、湯水混合装置Yと、流路切換装置Rとが別体とさ
れた埋込型水栓への適用例を述べたが、この両者が一体
とされた埋込型水栓やこの両者のうちの一方のみを備え
た埋込型水栓、若しくはこの両者以外の機能部分(例え
ば、ソーラーシステムに連結された水栓の給湯源切換ユ
ニット等)を備えた埋込型水栓に対しても、各発明は好
適に適用される。但し、各実施の形態のように、本体部
10、50を別体とすれば、何れか一方の本体部10
(50)のみのメンテナンスの必要がある場合に、その
一方の本体部10(50)のみをパネル70から取り外
せばよいというメリットがある。
【0024】また、各実施の形態では、鍔部12、52
を本体部10、50の他の部分と一体としたが、両者を
別体としてもよい。更に、各装置Y、Rの接続部15〜
17、55〜57と、各管W、H、L、M、30の接続
を、ねじ止め等の他の方法で行ってもよい。また、各実
施の形態では湯水混合水栓を例示したが、各発明は単水
栓に対しても好的に用いられる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1の取付構造によ
ると、埋込型水栓のより効率的で安価な施工やメンテナ
ンスが可能となる。また、請求項2の取付構造によって
も、埋込型水栓のより効率的で安価な施工やメンテナン
スが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の取付構造の要部を概略的に
示す一部縦断面図である。
【図2】第2の実施の形態の取付構造の要部を概略的に
示す一部縦断面図である。
【図3】第3の実施の形態の取付構造の要部を概略的に
示す一部縦断面図である。
【符号の説明】
Y;湯水混合装置、R;流路切換装置、10、50;本
体部、20、60;操作部、12、52;鍔部、A、
a;ねじ挿通孔、15;給水側接続部、16;給湯側接
続部、17;湯水供給用接続部、55;吐水側接続部、
56;シャワー側接続部、57;湯水受入用接続部、7
0;パネル、71、72;取付孔、B、b;通過孔、7
5、76;補強材、D、d;雌ねじ部、V;ボルト、
W;給水管、H;給湯管、30、L、M;配管、J;雌
型ジョイント、K;雄型ジョイント、P、Z;雄ねじ
部、Q;締付けナット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蒲 範和 岐阜市黒野308番地 株式会社ケーブイケ ー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流量調節、湯水混合、流路切換等を行う
    機能部分を有する本体部と、該機能部分を操作するため
    の操作部とを備えた埋込型水栓を、前記操作部を前記本
    体部に装着したままの状態で、所定のパネルに取り付け
    るための埋込型水栓の取付構造であって、 前記パネルに前記本体部を挿入可能な取付孔を設け、前
    記本体部を前記パネルの前面側から前記取付孔に挿入す
    ると共に、前記本体部を前記パネルに固定して構成され
    ることを特徴とする埋込型水栓の取付構造。
  2. 【請求項2】 流量調節、湯水混合、流路切換等を行う
    機能部分を有する本体部と、該機能部分を操作するため
    の操作部とを備えた埋込型水栓を、前記操作部を前記本
    体部に装着したままの状態で、所定のパネルに取り付け
    るための埋込型水栓の取付構造であって、 前記パネルに前記操作部を挿入可能な取付孔を設け、前
    記操作部を前記パネルの背面側から前記取付孔に挿入す
    ると共に、前記本体部を前記パネルに固定して構成され
    ることを特徴とする埋込型水栓の取付構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002004358A (ja) * 2000-06-21 2002-01-09 Kvk Corp 埋込水栓
JP2002054196A (ja) * 2000-08-07 2002-02-20 Kvk Corp 埋込水栓
JP2009189605A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Inax Corp ケース付水栓装置
JP2017078308A (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 株式会社Lixil 吐水装置

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