JPH11141015A - 構面構造及び構面取付構造 - Google Patents
構面構造及び構面取付構造Info
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- JPH11141015A JPH11141015A JP9305812A JP30581297A JPH11141015A JP H11141015 A JPH11141015 A JP H11141015A JP 9305812 A JP9305812 A JP 9305812A JP 30581297 A JP30581297 A JP 30581297A JP H11141015 A JPH11141015 A JP H11141015A
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】壁面、床面、屋根面に用いる構面であって、コ
ストを低減させると共に高い強度を有し且つ施工が簡単
な構面構造を実現する。 【解決手段】丸太を半割して分割面1の裏面及び両側面
に接合部となる裏面接合面2、側面接合面4を形成して
単位部材Aを構成し、背合わせに2列で配列すると共に
幅方向に複数配置して夫々の接合面2、3を介して接着
し、内部に空間6を有する単位体となるパネルB、柱C
を構成する。所定数整列させた単位部材の裏面に形成し
たありみぞに滑り勾配面を有する連結部材を嵌合させて
構面を構成する。構面取付構造は、パネルBを土台と梁
の間に配置し、内部に形成した空間6に鉄筋を挿通して
緊結することでパネルBからなる構面を躯体に取り付け
る。
ストを低減させると共に高い強度を有し且つ施工が簡単
な構面構造を実現する。 【解決手段】丸太を半割して分割面1の裏面及び両側面
に接合部となる裏面接合面2、側面接合面4を形成して
単位部材Aを構成し、背合わせに2列で配列すると共に
幅方向に複数配置して夫々の接合面2、3を介して接着
し、内部に空間6を有する単位体となるパネルB、柱C
を構成する。所定数整列させた単位部材の裏面に形成し
たありみぞに滑り勾配面を有する連結部材を嵌合させて
構面を構成する。構面取付構造は、パネルBを土台と梁
の間に配置し、内部に形成した空間6に鉄筋を挿通して
緊結することでパネルBからなる構面を躯体に取り付け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸太を半割した単
位部材を組み合わせて構成した構面構造と、この構面構
造を建物の構面取付部に連結するための取付構造に関す
るものである。
位部材を組み合わせて構成した構面構造と、この構面構
造を建物の構面取付部に連結するための取付構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】建物の壁面や床面或いは屋根面を構成す
る構面構造であって、木質材からなる構面構造として幾
つかの種類が提供されている。このような構面構造の代
表的なものに、接合部を平面状に形成した丸太、或いは
角材を並列させて構成したものや、集成材からなる角材
を並列させて構成したもの等がある。
る構面構造であって、木質材からなる構面構造として幾
つかの種類が提供されている。このような構面構造の代
表的なものに、接合部を平面状に形成した丸太、或いは
角材を並列させて構成したものや、集成材からなる角材
を並列させて構成したもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記各構面構造は夫々
固有の問題点を有している。即ち、接合面を平面状に加
工した丸太を並列させて接合して構成した構面では、外
形としての厚みと表面形状が一定しないという問題、及
び接合部でくびれているため、強度が低いという問題が
ある。
固有の問題点を有している。即ち、接合面を平面状に加
工した丸太を並列させて接合して構成した構面では、外
形としての厚みと表面形状が一定しないという問題、及
び接合部でくびれているため、強度が低いという問題が
ある。
【0004】また4面を平面状に加工した丸太を接合し
て構成した構面では、外形としての表面が平滑にならな
いという問題や強度が低いという問題がある。
て構成した構面では、外形としての表面が平滑にならな
いという問題や強度が低いという問題がある。
【0005】また角材を並列させて接合して構成した構
面では、木取り時のロスが多いという問題がある。更
に、角材を集成材とした場合、材料の加工及び接着によ
るコストが必要となるという問題、重量比強度が低いと
いう問題がある。
面では、木取り時のロスが多いという問題がある。更
に、角材を集成材とした場合、材料の加工及び接着によ
るコストが必要となるという問題、重量比強度が低いと
いう問題がある。
【0006】また枠組壁構法の構面では、断熱能力が低
く、且つ断熱材を充填すると内部結露等により耐久性が
低下し易いという問題、更に釘等の小型の金物が多数混
在することとなり、リサイクルし難いという問題があ
る。
く、且つ断熱材を充填すると内部結露等により耐久性が
低下し易いという問題、更に釘等の小型の金物が多数混
在することとなり、リサイクルし難いという問題があ
る。
【0007】本発明の目的は、丸太を半割した単位部材
を並列させて組み合わせて構成した構面構造と、この構
面構造を建物に取り付けるための取付構造を提供するこ
とにある。
を並列させて組み合わせて構成した構面構造と、この構
面構造を建物に取り付けるための取付構造を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る代表的な構面構造は、丸太を半割にして
得られたその半割面に対する裏面と側面に夫々接合部を
形成した細長い複数の単位部材によって構成され、各単
位部材はその裏面の接合部どうしを背合わせにして2列
に整列させると共に側面の接合部どうしを接触させた状
態で相互に接合され、内部に細長い空間部が形成されて
いることを特徴とするものである。
に本発明に係る代表的な構面構造は、丸太を半割にして
得られたその半割面に対する裏面と側面に夫々接合部を
形成した細長い複数の単位部材によって構成され、各単
位部材はその裏面の接合部どうしを背合わせにして2列
に整列させると共に側面の接合部どうしを接触させた状
態で相互に接合され、内部に細長い空間部が形成されて
いることを特徴とするものである。
【0009】上記構面構造では、丸太を半割して得られ
た断面が半円状の細長い木材を、半割面の裏面と両側面
に夫々接合部を形成して単位部材とし、この単位部材を
裏面の接合部を背合わせにして整列させると共に側面の
接合部どうしを接触させて接合することで、接合する単
位部材数により、目的の寸法に対応させた構面を構成す
ることが出来る。
た断面が半円状の細長い木材を、半割面の裏面と両側面
に夫々接合部を形成して単位部材とし、この単位部材を
裏面の接合部を背合わせにして整列させると共に側面の
接合部どうしを接触させて接合することで、接合する単
位部材数により、目的の寸法に対応させた構面を構成す
ることが出来る。
【0010】特に、単位部材に残置された丸太の円弧状
の表面が対向することによって内部に細長い空間を形成
することが出来、この空間を換気用スペース、ドレン用
スペース或いは他の機能を持ったスペースとして利用す
ることが出来る。
の表面が対向することによって内部に細長い空間を形成
することが出来、この空間を換気用スペース、ドレン用
スペース或いは他の機能を持ったスペースとして利用す
ることが出来る。
【0011】上記構面構造に於いて、各単位部材がその
長手方向に直交する連結部材で連結されているものであ
ることが好ましく、且つ連結部材が滑り勾配を形成する
ように2分割したものであることが好ましい。更に、裏
面の接合部に連結部材を嵌合する溝部が設けられている
ことが好ましい。
長手方向に直交する連結部材で連結されているものであ
ることが好ましく、且つ連結部材が滑り勾配を形成する
ように2分割したものであることが好ましい。更に、裏
面の接合部に連結部材を嵌合する溝部が設けられている
ことが好ましい。
【0012】上記構面構造では、複数の単位部材を長手
方向に直交する連結部材によって互いに連結することが
出来る。特に、連結部材が滑り勾配を形成するように2
分割したものであり、単位部材の裏面の接合部に連結部
材を嵌合する溝を設けることによって、一対の連結部材
を溝に嵌合させて互いに打ち込むことで、滑り勾配面を
介して溝を押し広げる方向の力が作用して、複数の単位
部材が互いに強固に連結した構面を構成することが出来
る。更に、予め連結部材の構面に形成される細長い空間
と対応する位置に該空間と一致した貫通孔を形成してお
くことで、該貫通孔を利用して換気、やドレンの流通、
或いは緊結部材の挿通等を行うことが出来る。
方向に直交する連結部材によって互いに連結することが
出来る。特に、連結部材が滑り勾配を形成するように2
分割したものであり、単位部材の裏面の接合部に連結部
材を嵌合する溝を設けることによって、一対の連結部材
を溝に嵌合させて互いに打ち込むことで、滑り勾配面を
介して溝を押し広げる方向の力が作用して、複数の単位
部材が互いに強固に連結した構面を構成することが出来
る。更に、予め連結部材の構面に形成される細長い空間
と対応する位置に該空間と一致した貫通孔を形成してお
くことで、該貫通孔を利用して換気、やドレンの流通、
或いは緊結部材の挿通等を行うことが出来る。
【0013】また本発明に係る構面取付構造は、上記何
れかの構面構造に於いて、空間部に細長い緊結部材が挿
通され、その端部が建物の構面取付部に連結されること
を特徴とするものである。
れかの構面構造に於いて、空間部に細長い緊結部材が挿
通され、その端部が建物の構面取付部に連結されること
を特徴とするものである。
【0014】上記構面取付構造では、予め建築現場以外
の場所で製造された構面構造体(例えば工場段階でパネ
ル状に製造された単位構面部材)を緊結部材によって建
物に取り付けることが出来、且つ取り付けた構面構造体
によって構面を構成することが出来る。
の場所で製造された構面構造体(例えば工場段階でパネ
ル状に製造された単位構面部材)を緊結部材によって建
物に取り付けることが出来、且つ取り付けた構面構造体
によって構面を構成することが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、上記構面構造及び構面取付
構造の好ましい実施形態について図を用いて説明する。
図1は構面構造を構成する単位部材を説明する図、図2
は第1実施例に係る構面構造の構成を説明する図、図3
は第1実施例に係る構面構造の要部を説明する図、図4
は連結部材を嵌合する溝を形成した単位部材の構成を説
明する図、図5は連結部材の構成を説明する図、図6は
第2実施例に係る構面構造の構成を説明する正面図、図
7は第2実施例に係る構面構造の要部を説明する図、図
8は連結部材を介して単位部材を連結する状態を説明す
る図、図9は第3実施例に係る構面構造の構成を説明す
る図、図10は構面取付構造を説明する縦断面図、図11は
構面取付構造を説明する平面図、図12は構面構造の他の
例を説明する縦断面図である。
構造の好ましい実施形態について図を用いて説明する。
図1は構面構造を構成する単位部材を説明する図、図2
は第1実施例に係る構面構造の構成を説明する図、図3
は第1実施例に係る構面構造の要部を説明する図、図4
は連結部材を嵌合する溝を形成した単位部材の構成を説
明する図、図5は連結部材の構成を説明する図、図6は
第2実施例に係る構面構造の構成を説明する正面図、図
7は第2実施例に係る構面構造の要部を説明する図、図
8は連結部材を介して単位部材を連結する状態を説明す
る図、図9は第3実施例に係る構面構造の構成を説明す
る図、図10は構面取付構造を説明する縦断面図、図11は
構面取付構造を説明する平面図、図12は構面構造の他の
例を説明する縦断面図である。
【0016】先ず、図1により、以下説明する各構面構
造を構成する単位部材Aの構成について説明する。
造を構成する単位部材Aの構成について説明する。
【0017】単位部材Aは、所定の長さを持った丸太を
略中央から2分割して半割体とし、分割面1を基準とし
て裏面側に該分割面1と平行で且つ分割面1からの距離
が予め設定された値となる位置に裏面接合部となる平面
状の裏面接合面2を形成し、更に、分割面1の予め設定
された位置に該分割面と直角方向に側面接合部となる平
面状の側面接合面3が形成されている。
略中央から2分割して半割体とし、分割面1を基準とし
て裏面側に該分割面1と平行で且つ分割面1からの距離
が予め設定された値となる位置に裏面接合部となる平面
状の裏面接合面2を形成し、更に、分割面1の予め設定
された位置に該分割面と直角方向に側面接合部となる平
面状の側面接合面3が形成されている。
【0018】即ち、分割面1と裏面接合面2との距離が
単位部材Aの厚さとなり、側面接合面3の距離が単位部
材Aの幅となる。特に、単位部材Aの幅寸法は厚さ寸法
の2倍の寸法を持って形成されている。また前記幅寸法
は建物のモジュール寸法の1/6に設定されている。
単位部材Aの厚さとなり、側面接合面3の距離が単位部
材Aの幅となる。特に、単位部材Aの幅寸法は厚さ寸法
の2倍の寸法を持って形成されている。また前記幅寸法
は建物のモジュール寸法の1/6に設定されている。
【0019】従って、単位部材Aの長さを適宜設定する
ことで構成すべき構面の高さ寸法に対応することが可能
であり、且つ予め設定されたモジュール寸法を持って形
成することで、建物の構面を構成する単位としてのパネ
ル或いは柱を構成することが可能である。
ことで構成すべき構面の高さ寸法に対応することが可能
であり、且つ予め設定されたモジュール寸法を持って形
成することで、建物の構面を構成する単位としてのパネ
ル或いは柱を構成することが可能である。
【0020】また分割面1の反対側の面で裏面接合面2
と側面接合面3との間の面4は、丸太の外面がそのまま
の状態で或いは皮を剥いた状態で、且つ曲面のままの状
態で用いられる。しかし、丸太の末口と元口とで太さが
異なるような場合、単位部材Aの断面が元口の断面内に
入ってしまうことがある。この場合には、後述する空間
6を形成するために、元口側の角部分を落としておくこ
とが必要となる。
と側面接合面3との間の面4は、丸太の外面がそのまま
の状態で或いは皮を剥いた状態で、且つ曲面のままの状
態で用いられる。しかし、丸太の末口と元口とで太さが
異なるような場合、単位部材Aの断面が元口の断面内に
入ってしまうことがある。この場合には、後述する空間
6を形成するために、元口側の角部分を落としておくこ
とが必要となる。
【0021】上記の如く、単位部材Aは丸太を半割して
形成されるため、間伐材のような比較的細い丸太から製
造することが可能である。また面3を木肌のまま使用す
るため、木取りのロスが少なく、且つ加工度を極端に少
なくすることが可能であり、製造コストを低減すること
が可能である。
形成されるため、間伐材のような比較的細い丸太から製
造することが可能である。また面3を木肌のまま使用す
るため、木取りのロスが少なく、且つ加工度を極端に少
なくすることが可能であり、製造コストを低減すること
が可能である。
【0022】次に、上記単位部材Aを用いて構成した第
1実施例に係る構面構造について図2、図3により説明
する。本実施例に係る構面は、建物のモジュールに対応
させた寸法を持ったパネルB、柱Cとして構成されてお
り、予め工場段階で製造しておき、建築現場に搬入して
組み立てることで、目的の構面を構成し得るようにした
ものである。
1実施例に係る構面構造について図2、図3により説明
する。本実施例に係る構面は、建物のモジュールに対応
させた寸法を持ったパネルB、柱Cとして構成されてお
り、予め工場段階で製造しておき、建築現場に搬入して
組み立てることで、目的の構面を構成し得るようにした
ものである。
【0023】図に於いて、パネルBは図2(a)に示す
ように、単位部材Aを背合わせにして厚さ方向に2列に
整列させると共に、幅方向に所定数(本実施例では5
本)整列させて夫々の接合面2、3を接着することで構
成されている。従って、パネルBは幅寸法がモジュール
寸法と一致し、厚さ寸法がモジュール寸法の1/6を有
している。
ように、単位部材Aを背合わせにして厚さ方向に2列に
整列させると共に、幅方向に所定数(本実施例では5
本)整列させて夫々の接合面2、3を接着することで構
成されている。従って、パネルBは幅寸法がモジュール
寸法と一致し、厚さ寸法がモジュール寸法の1/6を有
している。
【0024】またパネルBの幅方向の両端部には、端面
を溝のない平滑な面とするため、単位部材Aを更に2分
割した端部部材5が配置されており、この端部部材5の
円弧状の面4を内側にして単位部材Aに接着されてい
る。そして背合わせして2列に且つ幅方向所定数配列し
て接着した単位部材Aの面4、及び端部部材5の面4に
よってパネルBの単位部材Aの長手方向に沿った細長い
空間6が形成されている。
を溝のない平滑な面とするため、単位部材Aを更に2分
割した端部部材5が配置されており、この端部部材5の
円弧状の面4を内側にして単位部材Aに接着されてい
る。そして背合わせして2列に且つ幅方向所定数配列し
て接着した単位部材Aの面4、及び端部部材5の面4に
よってパネルBの単位部材Aの長手方向に沿った細長い
空間6が形成されている。
【0025】パネルBを構成する複数の単位部材Aは、
裏面接合面2及び側面接合面3が夫々隣接して配置され
た他の単位部材A或いは端部部材5の対向する接合面
2、3と接着される。このため、各接合面2、3は充分
な強度を保証し得るように充分に広い接合面積を有して
形成される。
裏面接合面2及び側面接合面3が夫々隣接して配置され
た他の単位部材A或いは端部部材5の対向する接合面
2、3と接着される。このため、各接合面2、3は充分
な強度を保証し得るように充分に広い接合面積を有して
形成される。
【0026】上記の如く構成されたパネルBでは、単位
部材Aを互いに接着してモジュール寸法に対応させた幅
寸法を有し、且つモジュール寸法の1/6の厚さを有す
る。このため、予め複数のパネルBを工場生産しておく
ことによって、木質パネルやコンクリートパネルと略同
様に使用して壁面や床面或いは屋根面等の構面を構成す
ることが可能である。
部材Aを互いに接着してモジュール寸法に対応させた幅
寸法を有し、且つモジュール寸法の1/6の厚さを有す
る。このため、予め複数のパネルBを工場生産しておく
ことによって、木質パネルやコンクリートパネルと略同
様に使用して壁面や床面或いは屋根面等の構面を構成す
ることが可能である。
【0027】柱Cは、同図(b)に示すように、端部部
材5のみによって構成されている。即ち、単位部材Aを
更に半割した端部部材5を夫々円弧状の面4を内側にし
て互いに接着することで、1辺の寸法がモジュール寸法
の1/6で、且つ内部に空間6を形成した柱Cが形成さ
れている。
材5のみによって構成されている。即ち、単位部材Aを
更に半割した端部部材5を夫々円弧状の面4を内側にし
て互いに接着することで、1辺の寸法がモジュール寸法
の1/6で、且つ内部に空間6を形成した柱Cが形成さ
れている。
【0028】上記の如く構成された柱Cは予め工場生産
され、前述のパネルBと共に建物の構面を構成する際に
用いることが可能である。
され、前述のパネルBと共に建物の構面を構成する際に
用いることが可能である。
【0029】次に、図4〜図8により第2実施例に係る
構面Dについて説明する。尚、図に於いて前述の実施例
と同一部分及び同一の機能を有する部分には同一の符号
を付して説明を省略する。
構面Dについて説明する。尚、図に於いて前述の実施例
と同一部分及び同一の機能を有する部分には同一の符号
を付して説明を省略する。
【0030】本実施例に係る構面Dは、背合わせに2列
に背列させると共に幅方向に所定数整列させた単位部材
Eを連結部材10によって連結して構成したものである。
この構面Dでは接着剤を用いることなく単位部材Eを連
結することが可能であり、且つ連結部材10を取り外すこ
とによって簡単に分解することが可能である。
に背列させると共に幅方向に所定数整列させた単位部材
Eを連結部材10によって連結して構成したものである。
この構面Dでは接着剤を用いることなく単位部材Eを連
結することが可能であり、且つ連結部材10を取り外すこ
とによって簡単に分解することが可能である。
【0031】単位部材Eは前述した単位部材Aを基礎と
して構成されており、単位部材Aに於ける裏面接合面2
に接合部となるありみぞ11を形成したものである。従っ
て、単位部材Eの厚さ寸法及び幅寸法は単位部材Aと同
一の値を有している。また単位部材Eに於ける分割面1
の裏面側には裏面接合面2を構成する平面が形成されて
おり、両側面には側面接合面3が形成されている。
して構成されており、単位部材Aに於ける裏面接合面2
に接合部となるありみぞ11を形成したものである。従っ
て、単位部材Eの厚さ寸法及び幅寸法は単位部材Aと同
一の値を有している。また単位部材Eに於ける分割面1
の裏面側には裏面接合面2を構成する平面が形成されて
おり、両側面には側面接合面3が形成されている。
【0032】ありみぞ11は単位部材Eの長手方向に対し
直交する方向に且つ長手方向に沿って所定の位置に所定
の間隔を持って複数形成されている。従って、複数の単
位部材Eを長手方向の端部を一致させて並行に整列させ
たとき、ありみぞ11は整列した複数の単位部材Eを横断
して一直線上に配置される。
直交する方向に且つ長手方向に沿って所定の位置に所定
の間隔を持って複数形成されている。従って、複数の単
位部材Eを長手方向の端部を一致させて並行に整列させ
たとき、ありみぞ11は整列した複数の単位部材Eを横断
して一直線上に配置される。
【0033】ありみぞ11は、所定の深さを有し且つ開口
部位の寸法よりも溝底部位の寸法の方が大きく形成され
ており、幅方向両側(単位部材Eの長手方向)には一対
のあり面11aが形成されている。
部位の寸法よりも溝底部位の寸法の方が大きく形成され
ており、幅方向両側(単位部材Eの長手方向)には一対
のあり面11aが形成されている。
【0034】連結部材10は、単位部材Eに形成されたあ
りみぞ11に嵌合して、所定の配列状態で整列した複数の
単位部材Eを相互に連結するものである。このため、連
結部材10は単位部材Eに形成されたありみぞ11と対応し
た断面形状を有している。即ち、連結部材10は、単位部
材Eを背合わせにして2列に整列させたとき、夫々の単
位部材Eに形成されたありみぞ11が対向して形成された
形状(図7の側面図参照)と略等しい形状の材を滑り勾
配を持って2分割した断面形状をもって形成されてい
る。
りみぞ11に嵌合して、所定の配列状態で整列した複数の
単位部材Eを相互に連結するものである。このため、連
結部材10は単位部材Eに形成されたありみぞ11と対応し
た断面形状を有している。即ち、連結部材10は、単位部
材Eを背合わせにして2列に整列させたとき、夫々の単
位部材Eに形成されたありみぞ11が対向して形成された
形状(図7の側面図参照)と略等しい形状の材を滑り勾
配を持って2分割した断面形状をもって形成されてい
る。
【0035】本実施例に於いて、連結部材10は、長さが
単位部材Eの幅寸法の3倍程度の値、幅がありみぞ11の
深さの2倍と略等しいか或いは僅かに小さい程度の値、
高さが2本の連結部材10を重ねたときありみぞ11の単位
部材Eの上下方向の寸法と略等しい値を有している。そ
して上部には一対のありみぞ11のあり面11aを突き合わ
せた形状と等しいV字状の溝面10aが形成されており、
下部には滑り勾配面10bが形成されている。またV字状
の溝面10aであって空間6と対応し且つ予め設定された
位置には、空間6に沿った貫通孔10cが形成されてい
る。
単位部材Eの幅寸法の3倍程度の値、幅がありみぞ11の
深さの2倍と略等しいか或いは僅かに小さい程度の値、
高さが2本の連結部材10を重ねたときありみぞ11の単位
部材Eの上下方向の寸法と略等しい値を有している。そ
して上部には一対のありみぞ11のあり面11aを突き合わ
せた形状と等しいV字状の溝面10aが形成されており、
下部には滑り勾配面10bが形成されている。またV字状
の溝面10aであって空間6と対応し且つ予め設定された
位置には、空間6に沿った貫通孔10cが形成されてい
る。
【0036】従って、2本の連結部材10の高さの高い端
部と高さの低い端部を合わせて一対とし、且つ互いに滑
り勾配面10bを対向させて接触させて溝面10aがあり面
11aに接触するように配置し、背合わせで2列に整列さ
せると共に幅方向に所定数整列させた単位部材Eのあり
みぞ11に嵌合すると、溝面10aは複数の単位部材Eのあ
り面11aに均等に接触する。
部と高さの低い端部を合わせて一対とし、且つ互いに滑
り勾配面10bを対向させて接触させて溝面10aがあり面
11aに接触するように配置し、背合わせで2列に整列さ
せると共に幅方向に所定数整列させた単位部材Eのあり
みぞ11に嵌合すると、溝面10aは複数の単位部材Eのあ
り面11aに均等に接触する。
【0037】そして図8に示すように、連結部材10に長
手方向の力を加えると、互いに滑り勾配面10bに沿って
滑り、この滑りに伴って溝面10aを介してあり面10aに
垂直方向の力が作用し、連結部材10と単位部材Eは互い
に圧接し、且つ両者の摩擦係数と作用する力に応じて連
結する。またあり面10aに作用する力の単位部材Eの厚
さ方向の分力は背合わせに整列させた単位部材Eを互い
に引き寄るように作用し、且つ単位部材Eの長手方向に
沿った分力はこれらの単位部材を互いに強固に連結する
ように作用する。
手方向の力を加えると、互いに滑り勾配面10bに沿って
滑り、この滑りに伴って溝面10aを介してあり面10aに
垂直方向の力が作用し、連結部材10と単位部材Eは互い
に圧接し、且つ両者の摩擦係数と作用する力に応じて連
結する。またあり面10aに作用する力の単位部材Eの厚
さ方向の分力は背合わせに整列させた単位部材Eを互い
に引き寄るように作用し、且つ単位部材Eの長手方向に
沿った分力はこれらの単位部材を互いに強固に連結する
ように作用する。
【0038】従って、図6(a)に示すように、壁面、
床面、屋根面等目的の構面の寸法に対応させて複数の単
位部材Eを整列させ、互いに対向したありみぞ10に連結
部材10を嵌合させて打ち込むことで、目的の構面Dを構
成することが可能である。このとき、単位部材Eの長手
方向に所定の間隔を持って形成された複数のありみぞ11
に対して嵌合させる連結部材10の係合位置を構面Dの幅
方向にずらすことで、連結部材10の長さの如何に関わら
ず、隣接した単位部材Eは複数本の連結部材10を介して
連結される。
床面、屋根面等目的の構面の寸法に対応させて複数の単
位部材Eを整列させ、互いに対向したありみぞ10に連結
部材10を嵌合させて打ち込むことで、目的の構面Dを構
成することが可能である。このとき、単位部材Eの長手
方向に所定の間隔を持って形成された複数のありみぞ11
に対して嵌合させる連結部材10の係合位置を構面Dの幅
方向にずらすことで、連結部材10の長さの如何に関わら
ず、隣接した単位部材Eは複数本の連結部材10を介して
連結される。
【0039】このため、単位部材Eに幅方向の外力が作
用した場合であっても、構面Dが分解されるようなこと
がなく、幅の広い構面Dを強固な連結状態を維持して構
成することが可能である。特に、軸方向の剪断力に代表
される面内方向に作用する力に対しては連結部材10によ
って対抗することが可能であり、且つ面外曲げ力に代表
される面外方向に作用する力に対してはありみぞ11のあ
り面11aと連結部材10の溝面10aによって対抗すること
が可能である。
用した場合であっても、構面Dが分解されるようなこと
がなく、幅の広い構面Dを強固な連結状態を維持して構
成することが可能である。特に、軸方向の剪断力に代表
される面内方向に作用する力に対しては連結部材10によ
って対抗することが可能であり、且つ面外曲げ力に代表
される面外方向に作用する力に対してはありみぞ11のあ
り面11aと連結部材10の溝面10aによって対抗すること
が可能である。
【0040】上記構面Dを例えば外壁面として利用する
ような場合、同図(b)に示すように、単位部材Eの両
側に形成した平面3に該単位部材Eの全長にわたって雇
いざね12を設けることで、気密性と水密性を向上させる
ことが可能であり、且つ整列させた単位部材Eの面外方
向へのズレを防止することが可能である。
ような場合、同図(b)に示すように、単位部材Eの両
側に形成した平面3に該単位部材Eの全長にわたって雇
いざね12を設けることで、気密性と水密性を向上させる
ことが可能であり、且つ整列させた単位部材Eの面外方
向へのズレを防止することが可能である。
【0041】整列させた複数の単位部材Eを連結するに
際し、必ずしも前述の連結部材10を用いることに限定す
るものではない。即ち、連結部材としては、整列した複
数の単位部材Eを横断して夫々の単位部材Eを互いに連
結し得るものであれば良く、該連結部材と単位部材Eと
を接着剤によって接合しても良い。
際し、必ずしも前述の連結部材10を用いることに限定す
るものではない。即ち、連結部材としては、整列した複
数の単位部材Eを横断して夫々の単位部材Eを互いに連
結し得るものであれば良く、該連結部材と単位部材Eと
を接着剤によって接合しても良い。
【0042】このような連結部材として、例えば図9
(a)、(b)に示すように、断面が長方形の中桟13が
ある。この場合、単位部材Eの裏面には接合部となる角
溝14が形成される。前記角溝14の上下方向の寸法は、中
桟13を嵌合すると共に接着剤層を形成し得るように、該
中桟13の厚さと対応した値を有しており、深さは充分な
接合面積を実現し得るように少なくとも中桟13の幅寸法
の1/2以上の値を有している。
(a)、(b)に示すように、断面が長方形の中桟13が
ある。この場合、単位部材Eの裏面には接合部となる角
溝14が形成される。前記角溝14の上下方向の寸法は、中
桟13を嵌合すると共に接着剤層を形成し得るように、該
中桟13の厚さと対応した値を有しており、深さは充分な
接合面積を実現し得るように少なくとも中桟13の幅寸法
の1/2以上の値を有している。
【0043】上記中桟13を用いて複数の単位部材Eを連
結して構面を構成する場合、角溝14及び中桟13に接着剤
を塗布した状態で単位部材Eを背合わせで2列に整列さ
せると共に幅方向に複数整列させ、対向した角溝14に中
桟13を嵌合させることで、該中桟13と単位部材Eを接着
して連結する。また構面の一方の面を構成する単位部材
を1列に整列させると共にこれらの単位部材Eの角溝14
に接着剤を塗布しておき、この角溝14に中桟13を嵌合さ
せた後、該中桟13に予め角溝14に接着剤を塗布した構面
の他方の面を構成する単位部材Eを嵌合させて連結する
ことも可能である。
結して構面を構成する場合、角溝14及び中桟13に接着剤
を塗布した状態で単位部材Eを背合わせで2列に整列さ
せると共に幅方向に複数整列させ、対向した角溝14に中
桟13を嵌合させることで、該中桟13と単位部材Eを接着
して連結する。また構面の一方の面を構成する単位部材
を1列に整列させると共にこれらの単位部材Eの角溝14
に接着剤を塗布しておき、この角溝14に中桟13を嵌合さ
せた後、該中桟13に予め角溝14に接着剤を塗布した構面
の他方の面を構成する単位部材Eを嵌合させて連結する
ことも可能である。
【0044】また構面を構成するに際し、複数の単位部
材Eを中桟13によってのみ連結せずに、中桟13と前述の
連結部材10の両方を用いるような場合、同図(c)に示
すように、両者の取り合い部分には、単位部材Eの裏面
に接合部となるありみぞと角溝を兼ねた溝15を形成し、
連結部材16は断面が前記溝15と等しい形状を持って形成
されている。
材Eを中桟13によってのみ連結せずに、中桟13と前述の
連結部材10の両方を用いるような場合、同図(c)に示
すように、両者の取り合い部分には、単位部材Eの裏面
に接合部となるありみぞと角溝を兼ねた溝15を形成し、
連結部材16は断面が前記溝15と等しい形状を持って形成
されている。
【0045】上記の如くありみぞと中桟を兼ねた溝15と
連結部材16を用いることによって、中桟の配置部位では
接着により単位部材Eを連結して構面を構成することが
可能であり、またありみぞの配置部位では溝15と連結部
材16との圧接により単位部材Eを連結して構面を構成す
ることが可能である。
連結部材16を用いることによって、中桟の配置部位では
接着により単位部材Eを連結して構面を構成することが
可能であり、またありみぞの配置部位では溝15と連結部
材16との圧接により単位部材Eを連結して構面を構成す
ることが可能である。
【0046】次に、図10〜図11により建物に構成された
構面取付部に構面を取り付ける構造について説明する。
構面取付部に構面を取り付ける構造について説明する。
【0047】図に於いて、目的の構面を構成する単位体
は前述した第1実施例に係るパネルBを利用している。
は前述した第1実施例に係るパネルBを利用している。
【0048】建物の躯体には、構面取付部となる基礎或
いは他の部位に固定された土台20、及び梁21が設けられ
ている。これらの土台20及び梁21の所定位置には、鉄筋
22を挿通するための穴20a、21aが形成され、該穴20
a、21aに連続してザグリ穴20b、21bが形成されてい
る。
いは他の部位に固定された土台20、及び梁21が設けられ
ている。これらの土台20及び梁21の所定位置には、鉄筋
22を挿通するための穴20a、21aが形成され、該穴20
a、21aに連続してザグリ穴20b、21bが形成されてい
る。
【0049】従って、パネルBを土台20と梁21の間に配
置し、パネルBの内部に形成された空間6に鉄筋22を挿
通すると共に、該鉄筋22を土台20の穴20a、梁21の穴21
aに挿通し、更に、座金23aを介してナット23bを締結
することで、土台20と梁21の間にパネルBを挟んで緊結
し、これにより、パネルBを構面取付部に取り付けるこ
とが可能である。
置し、パネルBの内部に形成された空間6に鉄筋22を挿
通すると共に、該鉄筋22を土台20の穴20a、梁21の穴21
aに挿通し、更に、座金23aを介してナット23bを締結
することで、土台20と梁21の間にパネルBを挟んで緊結
し、これにより、パネルBを構面取付部に取り付けるこ
とが可能である。
【0050】そして所定数のパネルBを配列すると共に
配列されたパネルBを鉄筋22によって土台20、梁21に緊
結することで、目的の構面を構成することが可能であ
る。
配列されたパネルBを鉄筋22によって土台20、梁21に緊
結することで、目的の構面を構成することが可能であ
る。
【0051】上記の如くして構成された構面構造に於い
て、複数の単位部材Aを整列させて構成したパネルBの
上下の小口部位であって側面接合面3と対応する位置に
は、土台20及び梁21の間に雇いさね23を設け、この雇い
さね23によって構面の気密性と水密性を向上させること
が好ましい。
て、複数の単位部材Aを整列させて構成したパネルBの
上下の小口部位であって側面接合面3と対応する位置に
は、土台20及び梁21の間に雇いさね23を設け、この雇い
さね23によって構面の気密性と水密性を向上させること
が好ましい。
【0052】前述のパネルBは、単位部材Aが目的の構
面の高さと等しい寸法を有しているが、必ずしも単位部
材Aの長さを目的の構面の高さと一致させる必要はな
く、図12に示すように、比較的短い単位部材Aを幅方向
に所定本数(例えばパネルBと同数)配列して相互に接
着させて構成したブロック状の単位体Fを高さ方向に積
層し、これらの単位体FをパネルBの場合と同様にして
鉄筋22によって緊結して目的の構面を構成することも可
能である。この場合であっても、各ブロックの間に雇い
さね23を配置して気密性及び水密性を向上させることが
好ましい。
面の高さと等しい寸法を有しているが、必ずしも単位部
材Aの長さを目的の構面の高さと一致させる必要はな
く、図12に示すように、比較的短い単位部材Aを幅方向
に所定本数(例えばパネルBと同数)配列して相互に接
着させて構成したブロック状の単位体Fを高さ方向に積
層し、これらの単位体FをパネルBの場合と同様にして
鉄筋22によって緊結して目的の構面を構成することも可
能である。この場合であっても、各ブロックの間に雇い
さね23を配置して気密性及び水密性を向上させることが
好ましい。
【0053】上記単位体Fを製造する場合、単位部材A
の長さを目的の単位体Fの長さと一致させておき、この
単位部材Aを背合わせに2列に整列させると共に幅方向
に所定数整列させて相互に接着することで構成すること
が可能である。また予めパネルBと同様の構造体を製造
しておき、この構造体を単位体Fに設定された長さで切
断して構成することも可能である。
の長さを目的の単位体Fの長さと一致させておき、この
単位部材Aを背合わせに2列に整列させると共に幅方向
に所定数整列させて相互に接着することで構成すること
が可能である。また予めパネルBと同様の構造体を製造
しておき、この構造体を単位体Fに設定された長さで切
断して構成することも可能である。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
構面構造では、構面を構成する単位部材を丸太を半割し
て形成するので、木取りのロスが少なく、丸太を有効に
利用することが出来る。また半割した材に単純な加工を
施すことで単位部材を構成することが出来、特殊な機械
を用いることなく汎用の木工機械で加工することが出来
る。このため、コストを低減することが出来る。
構面構造では、構面を構成する単位部材を丸太を半割し
て形成するので、木取りのロスが少なく、丸太を有効に
利用することが出来る。また半割した材に単純な加工を
施すことで単位部材を構成することが出来、特殊な機械
を用いることなく汎用の木工機械で加工することが出来
る。このため、コストを低減することが出来る。
【0055】また単位部材の裏面に形成した接合部に連
結部材を嵌合して連結することで構成された構面では、
単位部材と連結部材との2部材によって多様な構面を構
成することが出来る。特に、連結部材が滑り勾配面を有
するものである場合には、該連結部材を単位部材の接合
部に打ち込む作業は人力によって容易に実施することが
出来、且つ整列させた単位部材に対し均一に力を作用さ
せることが出来る。このため、建築現場で容易に組み立
てることが出来、且つ金属や接着剤を必要としないため
リサイクルし易い。
結部材を嵌合して連結することで構成された構面では、
単位部材と連結部材との2部材によって多様な構面を構
成することが出来る。特に、連結部材が滑り勾配面を有
するものである場合には、該連結部材を単位部材の接合
部に打ち込む作業は人力によって容易に実施することが
出来、且つ整列させた単位部材に対し均一に力を作用さ
せることが出来る。このため、建築現場で容易に組み立
てることが出来、且つ金属や接着剤を必要としないため
リサイクルし易い。
【0056】また丸太を略そのまま使用するため、構面
に於ける木材の使用量が増加し、低コストで高い断熱性
能と耐火性能を実現することが出来、且つ丸太そのまま
より構築後に狂いが出難い。
に於ける木材の使用量が増加し、低コストで高い断熱性
能と耐火性能を実現することが出来、且つ丸太そのまま
より構築後に狂いが出難い。
【0057】また構面の内部に単位部材に沿った空間が
形成されるため、重量比強度を向上させることが出来、
且つ該空間を換気用、排水用、或いは配線、配管用等様
々な利用をはかることが出来る。
形成されるため、重量比強度を向上させることが出来、
且つ該空間を換気用、排水用、或いは配線、配管用等様
々な利用をはかることが出来る。
【0058】また構面を壁面として利用する場合には木
材軸を上下方向に配置して用いることが出来るため、木
材軸を水平方向に配置する校倉式に比較して有利であ
る。更に、単位部材を木材からなる連結部材によって連
結した場合には、木質繊維を直交させた構面を構成する
ことが出来、強度の安定化をはかると共に狂いを少なく
して寸法的安定化をはかることが出来る。
材軸を上下方向に配置して用いることが出来るため、木
材軸を水平方向に配置する校倉式に比較して有利であ
る。更に、単位部材を木材からなる連結部材によって連
結した場合には、木質繊維を直交させた構面を構成する
ことが出来、強度の安定化をはかると共に狂いを少なく
して寸法的安定化をはかることが出来る。
【0059】また単位部材の幅寸法を厚さの略2倍とし
た場合、単位部材の基準となる寸法を建物のモジュール
に対応させることでプレハブ建材化をはかることが出来
る。この場合、プレハブ化した単位建材が共通部材とな
り、二次元モジュールの整合をはかることが出来る。
た場合、単位部材の基準となる寸法を建物のモジュール
に対応させることでプレハブ建材化をはかることが出来
る。この場合、プレハブ化した単位建材が共通部材とな
り、二次元モジュールの整合をはかることが出来る。
【図1】構面構造を構成する単位部材を説明する図であ
る。
る。
【図2】第1実施例に係る構面構造の構成を説明する図
である。
である。
【図3】第1実施例に係る構面構造の要部を説明する図
である。
である。
【図4】連結部材を嵌合する溝を形成した単位部材の構
成を説明する図である。
成を説明する図である。
【図5】連結部材の構成を説明する図である。
【図6】第2実施例に係る構面構造の構成を説明する正
面図である。
面図である。
【図7】第2実施例に係る構面構造の要部を説明する図
である。
である。
【図8】連結部材を介して単位部材を連結する状態を説
明する図である。
明する図である。
【図9】第3実施例に係る構面構造の構成を説明する図
である。
である。
【図10】構面取付構造を説明する縦断面図である。
【図11】構面取付構造を説明する平面図である。
【図12】構面構造の他の例を説明する縦断面図である。
A、E 単位部材 B パネル C 柱 D 構面 F 単位体 1 分割面 2 裏面接合面 3 側面接合面 4 面 5 端部部材 6 空間 10 連結部材 10a 溝面 10b 滑り勾配面 10c 貫通孔 11 ありみぞ 11a あり面 12 雇いざね 13 中桟 14 角溝 15 溝 16 連結部材 20 土台 20a、21a 穴 20b、21b ザグリ穴 21 梁 22 鉄筋 23a 座金
Claims (6)
- 【請求項1】 丸太を半割にして得られたその半割面に
対する裏面と側面に夫々接合部を形成した細長い複数の
単位部材によって構成され、各単位部材はその裏面の接
合部どうしを背合わせにして2列に整列させると共に側
面の接合部どうしを接触させた状態で相互に接合され、
内部に細長い空間部が形成されていることを特徴とする
構面構造。 - 【請求項2】 各単位部材がその長手方向に直交する連
結部材で連結されている請求項1に記載した構面構造。 - 【請求項3】 連結部材が滑り勾配を形成するように2
分割したものである請求項2に記載した構面構造。 - 【請求項4】 単位部材の幅を厚さの略2倍とした請求
項1乃至3の何れかに記載した構面構造。 - 【請求項5】 裏面の接合部に連結部材を嵌合する溝部
が設けられている請求項1乃至4の何れかに記載した構
面構造。 - 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載した構面
構造に於いて、空間部に細長い緊結部材が挿通され、そ
の端部が建物の構面取付部に連結されることを特徴とす
る構面取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9305812A JPH11141015A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 構面構造及び構面取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9305812A JPH11141015A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 構面構造及び構面取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11141015A true JPH11141015A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=17949673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9305812A Withdrawn JPH11141015A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 構面構造及び構面取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11141015A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006027175A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 中空集成角材及びその製造方法 |
| JP2008231830A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Ihi Corp | 被締結材の締結構造 |
| CN107214781A (zh) * | 2017-05-31 | 2017-09-29 | 广西南宁侨盛木业有限责任公司 | 一种细条型实木复合集成材 |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP9305812A patent/JPH11141015A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006027175A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 中空集成角材及びその製造方法 |
| JP2008231830A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Ihi Corp | 被締結材の締結構造 |
| CN107214781A (zh) * | 2017-05-31 | 2017-09-29 | 广西南宁侨盛木业有限责任公司 | 一种细条型实木复合集成材 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |