JPH11141016A - 構面構造及びその製法 - Google Patents
構面構造及びその製法Info
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- JPH11141016A JPH11141016A JP9307023A JP30702397A JPH11141016A JP H11141016 A JPH11141016 A JP H11141016A JP 9307023 A JP9307023 A JP 9307023A JP 30702397 A JP30702397 A JP 30702397A JP H11141016 A JPH11141016 A JP H11141016A
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- wooden
- wood
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】加工度を低減させた木質材からなる構面であっ
て、高い強度を発揮することが出来、且つ施工が簡単な
構面構造を実現する。 【解決手段】断面が台形状に形成された木質材Aを複数
整列させ、最も端に位置する木質材Aの底辺1に、隣接
する他の木質材Aの斜辺2を当接させて釘4等によって
連結する。構成された構面は折板状の小口を形成し、面
外曲げ力に対し高い強度を発揮する。また互いに連結し
た各木質材Aの斜辺2に板材5を設けることで、構成さ
れた構面の面内剪断力に対し高い強度を確保する。更
に、各木質材Aと板材5とによって空間6を形成し、該
空間6を配線7、配管8を収容するスペースとして機能
させる。
て、高い強度を発揮することが出来、且つ施工が簡単な
構面構造を実現する。 【解決手段】断面が台形状に形成された木質材Aを複数
整列させ、最も端に位置する木質材Aの底辺1に、隣接
する他の木質材Aの斜辺2を当接させて釘4等によって
連結する。構成された構面は折板状の小口を形成し、面
外曲げ力に対し高い強度を発揮する。また互いに連結し
た各木質材Aの斜辺2に板材5を設けることで、構成さ
れた構面の面内剪断力に対し高い強度を確保する。更
に、各木質材Aと板材5とによって空間6を形成し、該
空間6を配線7、配管8を収容するスペースとして機能
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の細長い木質
材を交互に連結して構成した構面構造と、この構面構造
の製法に関するものである。
材を交互に連結して構成した構面構造と、この構面構造
の製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の構面構造として多くの種類が提供
されており、代表的なものに、複数のコンクリートブロ
ックを左右方向及び上下方向に積み上げて構成したコン
クリートブロック造、水平方向に配置した丸太を積み上
げて構成したログハウス、前記丸太を集成材からなる角
材に置き換えた集成材ログハウス等がある。
されており、代表的なものに、複数のコンクリートブロ
ックを左右方向及び上下方向に積み上げて構成したコン
クリートブロック造、水平方向に配置した丸太を積み上
げて構成したログハウス、前記丸太を集成材からなる角
材に置き換えた集成材ログハウス等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記各構面構造は夫々
固有の問題点を有している。即ち、コンクリートブロッ
ク造では、材料が重いため取り扱い上の面からブロック
の寸法が小さくなり、構面を構成する際に作業の繰り返
し回数が多くなるという問題がある。また材料が脆く、
機械的な連結形状を作ることが出来ないため目地モルタ
ルによって連結するが、ブロック自体及び目地モルタル
が引っ張りに弱いため、ブロックの内部に形成した空洞
部に配筋すると共にコンクリートを充填して一体化をは
かることが必要になるという問題、材料が断熱性に劣る
ため、別途断熱対策が必要になるという問題、調湿作用
に劣るという問題がある。特に、湿式作業のため、品質
が安定し難く熟練技能が必要となることや現場が汚染す
る等の問題が生じている。
固有の問題点を有している。即ち、コンクリートブロッ
ク造では、材料が重いため取り扱い上の面からブロック
の寸法が小さくなり、構面を構成する際に作業の繰り返
し回数が多くなるという問題がある。また材料が脆く、
機械的な連結形状を作ることが出来ないため目地モルタ
ルによって連結するが、ブロック自体及び目地モルタル
が引っ張りに弱いため、ブロックの内部に形成した空洞
部に配筋すると共にコンクリートを充填して一体化をは
かることが必要になるという問題、材料が断熱性に劣る
ため、別途断熱対策が必要になるという問題、調湿作用
に劣るという問題がある。特に、湿式作業のため、品質
が安定し難く熟練技能が必要となることや現場が汚染す
る等の問題が生じている。
【0004】またログハウスでは、丸太を水平方向に配
置して校倉式に組み立てるため、重施工となり、且つコ
ストを低減させることが困難であるという問題がある。
また最小単位の部材が大きく重いため、施工に重機が必
要になり、更に、部品化するには品種が増大するという
問題、木材資源の枯渇により丸太自体の入手が困難であ
るという問題がある。
置して校倉式に組み立てるため、重施工となり、且つコ
ストを低減させることが困難であるという問題がある。
また最小単位の部材が大きく重いため、施工に重機が必
要になり、更に、部品化するには品種が増大するという
問題、木材資源の枯渇により丸太自体の入手が困難であ
るという問題がある。
【0005】また集成材ログハウスでは、集成材を製造
するのに、製造設備や接着剤、生産タクト等のコストが
かかり、価格を低減させるのに限界が生じる虞があると
いう問題がある。
するのに、製造設備や接着剤、生産タクト等のコストが
かかり、価格を低減させるのに限界が生じる虞があると
いう問題がある。
【0006】本発明の目的は、台形状の断面を持った細
長い木質材を並行に整列させて斜面と底面を交互に連結
して構成した構面構造と、この構面構造の製法を提供す
ることにある。
長い木質材を並行に整列させて斜面と底面を交互に連結
して構成した構面構造と、この構面構造の製法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る代表的な構面構造は、断面が台形状に形
成された複数の細長い木質材を備え、これらの木質材に
於ける台形状の斜面と底面が交互に連結されていること
を特徴とするものである。
に本発明に係る代表的な構面構造は、断面が台形状に形
成された複数の細長い木質材を備え、これらの木質材に
於ける台形状の斜面と底面が交互に連結されていること
を特徴とするものである。
【0008】上記構面構造では、第1の木質材の斜面に
第2の木質材の底面を当接させて互いに連結し、次に、
第2の木質材の斜面に第3の木質材の底面を、更に、第
3の木質材の斜面に第4の木質材の底面を順次連結して
ゆくことで、複数の木質材をジッグザッグに連結した構
面を構成することが出来る。
第2の木質材の底面を当接させて互いに連結し、次に、
第2の木質材の斜面に第3の木質材の底面を、更に、第
3の木質材の斜面に第4の木質材の底面を順次連結して
ゆくことで、複数の木質材をジッグザッグに連結した構
面を構成することが出来る。
【0009】上記構面構造に於いて、木質材による構面
の表面に更に板材を設けることが好ましい。多数の木質
材をジッグザッグに連結した構面の表面に板材を設ける
ことで、高い剛性を持った構面を構成することが出来
る。また木質材と板材とによって該木質材の長手方向に
沿った空間を区制することが出来、この空間に様々な機
能を付与することが出来る。
の表面に更に板材を設けることが好ましい。多数の木質
材をジッグザッグに連結した構面の表面に板材を設ける
ことで、高い剛性を持った構面を構成することが出来
る。また木質材と板材とによって該木質材の長手方向に
沿った空間を区制することが出来、この空間に様々な機
能を付与することが出来る。
【0010】また本発明に係る構面構造の製法は、丸太
材を2分割し、得られた分割面を底面として断面を台形
状に加工した細長い複数の木質材を用意し、これらの木
質材に於ける台形状の斜面と底面を交互に連結すること
を特徴とするものである。
材を2分割し、得られた分割面を底面として断面を台形
状に加工した細長い複数の木質材を用意し、これらの木
質材に於ける台形状の斜面と底面を交互に連結すること
を特徴とするものである。
【0011】上記壁構面構造の製法では、丸太材を2分
割して断面が台形状に形成された複数の木質材の斜面と
底面を交互に連結するという単純な作業で、高い剛性を
持った構面を構成することが出来る。
割して断面が台形状に形成された複数の木質材の斜面と
底面を交互に連結するという単純な作業で、高い剛性を
持った構面を構成することが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、上記構面構造の好ましい実
施形態について図を用いて説明し、合わせて製法につい
て説明する。図1は第1実施例に係る構面構造を説明す
る斜視図、図2は第1実施例に係る木質材を丸太材から
採取する際の木取り図、図3は木質材の断面形状の条件
を示す図、図4は木質材を連結した状態の一例を示す
図、図5は表面に板材を設けると共に空間を形成した構
面構造を説明する図、図6は第2実施例に係る構面構造
を説明する図である。
施形態について図を用いて説明し、合わせて製法につい
て説明する。図1は第1実施例に係る構面構造を説明す
る斜視図、図2は第1実施例に係る木質材を丸太材から
採取する際の木取り図、図3は木質材の断面形状の条件
を示す図、図4は木質材を連結した状態の一例を示す
図、図5は表面に板材を設けると共に空間を形成した構
面構造を説明する図、図6は第2実施例に係る構面構造
を説明する図である。
【0013】先ず、第1実施例に係る構面構造とこの構
面構造の製法、及び該構面構造を構成する木質材Aにつ
いて説明する。
面構造の製法、及び該構面構造を構成する木質材Aにつ
いて説明する。
【0014】木質材Aは、図2に示すように、丸太Bを
断面が予め設定された寸法を持った正六角形に形成する
と共に対角線に沿って2分割し、共通する対角線を底面
1とすることで、底辺1の長さが等しく且つ底辺1を挟
む斜辺2とのなす角の大きさが等しい台形状に形成され
ている。
断面が予め設定された寸法を持った正六角形に形成する
と共に対角線に沿って2分割し、共通する対角線を底面
1とすることで、底辺1の長さが等しく且つ底辺1を挟
む斜辺2とのなす角の大きさが等しい台形状に形成され
ている。
【0015】木質材Aの台形形状は、図3に示すよう
に、底辺1の長さが等しいこと、及び底辺1と斜辺2と
のなす角が等しく、この角度が60度であることが必須で
あり、この条件を満足する形状で、且つ斜辺2の長さが
他の木質材Aとの連結に耐え得る値を有していれば、上
辺3の長さ及び上辺3と斜辺2との角度が如何なる値で
あっても差し支えはない。
に、底辺1の長さが等しいこと、及び底辺1と斜辺2と
のなす角が等しく、この角度が60度であることが必須で
あり、この条件を満足する形状で、且つ斜辺2の長さが
他の木質材Aとの連結に耐え得る値を有していれば、上
辺3の長さ及び上辺3と斜辺2との角度が如何なる値で
あっても差し支えはない。
【0016】即ち、木質材Aの断面形状は、正三角形の
2辺を斜辺2とし、この斜辺2を結ぶ上辺3からなる四
辺形であれば良い。従って、本発明に於いて台形とは底
辺1の長さが一定で、該底辺1を挟む斜辺2の角度が60
度である四辺形を含む。
2辺を斜辺2とし、この斜辺2を結ぶ上辺3からなる四
辺形であれば良い。従って、本発明に於いて台形とは底
辺1の長さが一定で、該底辺1を挟む斜辺2の角度が60
度である四辺形を含む。
【0017】木質材Aの寸法については特に限定するも
のではない。しかし、構成すべき構面の寸法、或いは他
の規格寸法に対応させて予め設定しておくことが好まし
い。即ち、木質材Aに於ける底辺1の寸法c、及び長さ
寸法は予め設定された寸法を有することが必要である。
のではない。しかし、構成すべき構面の寸法、或いは他
の規格寸法に対応させて予め設定しておくことが好まし
い。即ち、木質材Aに於ける底辺1の寸法c、及び長さ
寸法は予め設定された寸法を有することが必要である。
【0018】上記の如く木質材Aは、丸太Bを2分割し
て形成されるため、間伐材のような比較的細い丸太であ
っても用いることが可能である場合が多い。また1本の
丸太材Bから2丁取りするため、木取りの際には丸太材
を六角形以上の多角形状に切断することとなり、材料の
ロスを少なくすると共に加工率も少なくすることが可能
である。このため、製造コストを低減することが可能で
ある。
て形成されるため、間伐材のような比較的細い丸太であ
っても用いることが可能である場合が多い。また1本の
丸太材Bから2丁取りするため、木取りの際には丸太材
を六角形以上の多角形状に切断することとなり、材料の
ロスを少なくすると共に加工率も少なくすることが可能
である。このため、製造コストを低減することが可能で
ある。
【0019】木質材Aによって構成された構面では、図
1に示すように、複数の木質材Aが同一方向に整列して
おり、第1の木質材A(例えば図1の最も左側の木質材
A)の底辺1の上側の端部と第2の木質材Aの斜辺2と
底辺1の交点が一致した状態で、第1の木質材Aの底辺
1に第2の木質材Aの斜辺2が当接すると共に、この状
態で互いに連結して固定されている。
1に示すように、複数の木質材Aが同一方向に整列して
おり、第1の木質材A(例えば図1の最も左側の木質材
A)の底辺1の上側の端部と第2の木質材Aの斜辺2と
底辺1の交点が一致した状態で、第1の木質材Aの底辺
1に第2の木質材Aの斜辺2が当接すると共に、この状
態で互いに連結して固定されている。
【0020】更に、第2の木質材Aの底辺1の下側の端
部に第3の木質材Aの斜辺2と底辺1の交点が一致した
状態で、第2の木質材Aの底辺1に第3の木質材Aの斜
辺2が当接して連結されている。そして、以下順に複数
の木質材Aが夫々底辺1と斜辺2とを当接させて連結さ
れている。
部に第3の木質材Aの斜辺2と底辺1の交点が一致した
状態で、第2の木質材Aの底辺1に第3の木質材Aの斜
辺2が当接して連結されている。そして、以下順に複数
の木質材Aが夫々底辺1と斜辺2とを当接させて連結さ
れている。
【0021】上記の如く構成された構面では、小口側の
断面は複数の木質材Aが互いにジッグザッグ状に連結さ
れており、面外曲げ力に対し高い強度を発揮することが
可能であり、且つ高い剛性を発揮することが可能であ
る。
断面は複数の木質材Aが互いにジッグザッグ状に連結さ
れており、面外曲げ力に対し高い強度を発揮することが
可能であり、且つ高い剛性を発揮することが可能であ
る。
【0022】また構面を構成する全ての木質材Aに於け
る底辺1の長さと底辺1を挟む斜辺2と該底辺1とのな
す角(60度)が等しいため、複数の木質材Aを底辺1と
斜辺2を交互に連結してジッグザッグ状に構成したと
き、全ての木質材Aの斜辺2は同一平面上に位置するこ
とになる。従って、構面は、見掛け上木質材Aの底辺1
の長さにsin.60度をかけた厚さを持った板状となる。
る底辺1の長さと底辺1を挟む斜辺2と該底辺1とのな
す角(60度)が等しいため、複数の木質材Aを底辺1と
斜辺2を交互に連結してジッグザッグ状に構成したと
き、全ての木質材Aの斜辺2は同一平面上に位置するこ
とになる。従って、構面は、見掛け上木質材Aの底辺1
の長さにsin.60度をかけた厚さを持った板状となる。
【0023】上記構面に於いて、木質材Aどうしを連結
手段については特に限定するものではない。即ち、隣接
させた一方の木質材Aの底辺1に他方の木質材Aの斜辺
2を当接させ、この状態で両者を接着しても良く、図4
に示すように、ビスや釘4によって連結しても良い。
手段については特に限定するものではない。即ち、隣接
させた一方の木質材Aの底辺1に他方の木質材Aの斜辺
2を当接させ、この状態で両者を接着しても良く、図4
に示すように、ビスや釘4によって連結しても良い。
【0024】前述したように、図1に示すように構成さ
れた構面では高い面外曲げ強度を有しており、且つ斜辺
2が同一面内に位置する。このため、図5に示すよう
に、構成された構面の各木質材Aの斜辺2に沿わせて、
例えば構造用合板等の板材5を設けることによって、表
面を板材5によって平坦面とした構面とすることが可能
である。
れた構面では高い面外曲げ強度を有しており、且つ斜辺
2が同一面内に位置する。このため、図5に示すよう
に、構成された構面の各木質材Aの斜辺2に沿わせて、
例えば構造用合板等の板材5を設けることによって、表
面を板材5によって平坦面とした構面とすることが可能
である。
【0025】上記の如く、表面に板材5を設けた構面で
は、高い面外曲げ強度に加えて、面内剪断力に対する強
度を確保することが可能であり、この構面を建物の床面
として用いた場合であっても、充分な強度を保証するこ
とが可能である。
は、高い面外曲げ強度に加えて、面内剪断力に対する強
度を確保することが可能であり、この構面を建物の床面
として用いた場合であっても、充分な強度を保証するこ
とが可能である。
【0026】また木質材Aの斜辺2に沿って板材5が設
けられることから、板材5と隣接する2本の木質材Aの
底辺1と斜辺2とによって、該木質材Aに沿った空間6
が形成される。この空間6の面積は、木質材Aの寸法に
応じて異なるが、ある程度の寸法を持った空間6では、
例えば電話線や電灯線等の配線7、水道管や配線用の管
等の配管8を収容することが可能であり、更に、通気用
のスペースとしての機能を発揮させることも可能であ
る。
けられることから、板材5と隣接する2本の木質材Aの
底辺1と斜辺2とによって、該木質材Aに沿った空間6
が形成される。この空間6の面積は、木質材Aの寸法に
応じて異なるが、ある程度の寸法を持った空間6では、
例えば電話線や電灯線等の配線7、水道管や配線用の管
等の配管8を収容することが可能であり、更に、通気用
のスペースとしての機能を発揮させることも可能であ
る。
【0027】次に、上記構面構造の製法について説明す
る。先ず、複数の木質材Aを底辺1を同じ方向に配置し
て整列させ、最も端にある第1の木質材Aの底辺1の一
方側の端部(図1の最も左側の木質材Aの上端部)に対
し該第1の木質材Aに隣接する第2の木質材Aの上側の
斜辺2と底辺1との交点を一致させると共に、第2の木
質材Aの斜辺2を第1の木質材Aの底辺1に当接させて
釘4を打ち込んで両者を連結する。
る。先ず、複数の木質材Aを底辺1を同じ方向に配置し
て整列させ、最も端にある第1の木質材Aの底辺1の一
方側の端部(図1の最も左側の木質材Aの上端部)に対
し該第1の木質材Aに隣接する第2の木質材Aの上側の
斜辺2と底辺1との交点を一致させると共に、第2の木
質材Aの斜辺2を第1の木質材Aの底辺1に当接させて
釘4を打ち込んで両者を連結する。
【0028】次いで、第2の木質材Aの底辺1の端部
(下端部)に対し該第2の木質材Aに隣接する第3の木
質材Aの下側の斜辺2と底辺1との交点を一致させると
共に、第3の木質材Aの斜辺2を第2の木質材1の底辺
1に当接させて釘4を打ち込んで両者を連結する。
(下端部)に対し該第2の木質材Aに隣接する第3の木
質材Aの下側の斜辺2と底辺1との交点を一致させると
共に、第3の木質材Aの斜辺2を第2の木質材1の底辺
1に当接させて釘4を打ち込んで両者を連結する。
【0029】以下順に、既に連結された木質材Aの底辺
1の上端部、下端部に対し交互に新たな木質材Aの斜辺
2と底辺1との交点を一致させて連結してゆくことで、
目的の構面(図1参照)を構成することが可能である。
1の上端部、下端部に対し交互に新たな木質材Aの斜辺
2と底辺1との交点を一致させて連結してゆくことで、
目的の構面(図1参照)を構成することが可能である。
【0030】そして、上記の如くして構成された構面が
床面であるような場合、或いは壁面であっても意匠的な
面から必要である場合には、各木質材Aの斜辺2に沿っ
て板材5を設けると共に該板材5を構面に固定すること
で、図5に示す構面構造を構成することが可能である。
床面であるような場合、或いは壁面であっても意匠的な
面から必要である場合には、各木質材Aの斜辺2に沿っ
て板材5を設けると共に該板材5を構面に固定すること
で、図5に示す構面構造を構成することが可能である。
【0031】次に、図6により第2実施例に係る構面構
造について説明する。尚、図に於いて、前述の第1実施
例と同一の部分及び同一の機能を有する部分には同一の
符号を付して説明を省略する。
造について説明する。尚、図に於いて、前述の第1実施
例と同一の部分及び同一の機能を有する部分には同一の
符号を付して説明を省略する。
【0032】第2実施例に係る構面を構成する木質材C
は、全て底辺1の長さが等しく且つ底辺1を挟む斜辺2
と該底辺1とのなす角が60度で等しく構成されている以
外は全く自由な形状を持った四辺形状に形成されてい
る。
は、全て底辺1の長さが等しく且つ底辺1を挟む斜辺2
と該底辺1とのなす角が60度で等しく構成されている以
外は全く自由な形状を持った四辺形状に形成されてい
る。
【0033】上記の如く形成された木質材Cを用いた場
合であっても、特定して木質材Cに於ける底辺1に対
し、隣接した木質材Cの斜辺を連結してゆくことによっ
て、斜辺2が同一面に位置する構面を構成することが可
能である。
合であっても、特定して木質材Cに於ける底辺1に対
し、隣接した木質材Cの斜辺を連結してゆくことによっ
て、斜辺2が同一面に位置する構面を構成することが可
能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
構面構造では、断面が台形状に形成された複数の木質材
を、該木質材に於ける底辺と斜辺を交互に連結して構成
したので、強固に連結され且つ面外曲げに対する高い強
度を持った構面を構成することが出来る。
構面構造では、断面が台形状に形成された複数の木質材
を、該木質材に於ける底辺と斜辺を交互に連結して構成
したので、強固に連結され且つ面外曲げに対する高い強
度を持った構面を構成することが出来る。
【0035】また丸太材を2分割した材料から木質材を
製造することが可能であり、木取りのロスが少なく且つ
加工が単純である。このため、木質材を製造するに際
し、汎用機械で加工することが出来るため、特殊な設備
を必要とせず、製造コストを低減することが出来る。特
に、丸太材として間伐材を利用した場合には、材料コス
トも低減することが出来る。
製造することが可能であり、木取りのロスが少なく且つ
加工が単純である。このため、木質材を製造するに際
し、汎用機械で加工することが出来るため、特殊な設備
を必要とせず、製造コストを低減することが出来る。特
に、丸太材として間伐材を利用した場合には、材料コス
トも低減することが出来る。
【0036】また構成された構面は折板状の断面とな
り、材積に対する比強度を高くすることが出来る。更
に、隣接した木質材に沿って形成された空間を配線用、
配管用のスペースとして利用することが出来る。
り、材積に対する比強度を高くすることが出来る。更
に、隣接した木質材に沿って形成された空間を配線用、
配管用のスペースとして利用することが出来る。
【0037】また構面を構成するに際し、木質材があれ
ば良く、極めて少ない部品種で構面を構成することが出
来る。更に、構面のサイズは木質材の長さと並行に整列
させる木質材の数によって決定される。従って、木質材
の長さと数を適宜設定することで、多様な構面を構成す
ることが出来る。
ば良く、極めて少ない部品種で構面を構成することが出
来る。更に、構面のサイズは木質材の長さと並行に整列
させる木質材の数によって決定される。従って、木質材
の長さと数を適宜設定することで、多様な構面を構成す
ることが出来る。
【0038】また構面を壁面として利用する場合、木材
軸を上下方向に配設することが可能であり、校倉式に比
較して構造的に有利である。特に、構面を構成するに際
し、該構面の小口側からの作業がなく、面側から作業す
ることが出来る。このため、枠や他の構面によって囲ま
れた部位であっても、その内側に構面を構成することが
出来る。
軸を上下方向に配設することが可能であり、校倉式に比
較して構造的に有利である。特に、構面を構成するに際
し、該構面の小口側からの作業がなく、面側から作業す
ることが出来る。このため、枠や他の構面によって囲ま
れた部位であっても、その内側に構面を構成することが
出来る。
【0039】また構面を構成する木質材の表面に板材を
設けた場合には、該板材によって面内剪断力に対し高い
強度を確保することが出来る。このため、構成された構
面を建物の床面として用いるような場合であっても、面
外めげ力に対し充分に高い強度を有すると共に高い剛性
を有し、且つ面内剪断力に対し高い強度を確保すること
が出来る。
設けた場合には、該板材によって面内剪断力に対し高い
強度を確保することが出来る。このため、構成された構
面を建物の床面として用いるような場合であっても、面
外めげ力に対し充分に高い強度を有すると共に高い剛性
を有し、且つ面内剪断力に対し高い強度を確保すること
が出来る。
【図1】第1実施例に係る構面構造を説明する斜視図で
ある。
ある。
【図2】第1実施例に係る木質材を丸太材から採取する
際の木取り図である。
際の木取り図である。
【図3】木質材の断面形状の条件を示す図である。
【図4】木質材を連結した状態の一例を示す図である。
【図5】表面に板材を設けると共に空間を形成した構面
構造を説明する図である。
構造を説明する図である。
【図6】第2実施例に係る構面構造を説明する図であ
る。
る。
A、C 木質材 B 丸太 1 底辺 2 斜辺 3 上辺 4 釘 5 板材 6 空間 7 配線 8 配管
Claims (3)
- 【請求項1】 断面が台形状に形成された複数の細長い
木質材を備え、これらの木質材に於ける台形状の斜面と
底面が交互に連結されていることを特徴とする構面構
造。 - 【請求項2】 木質材による構面の表面に更に板材が設
けられている請求項1に記載した構面構造。 - 【請求項3】 丸太材を2分割し、得られた分割面を底
面として断面を台形状に加工した細長い複数の木質材を
用意し、これらの木質材に於ける台形状の斜面と底面を
交互に連結することを特徴とする構面構造の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9307023A JPH11141016A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 構面構造及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9307023A JPH11141016A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 構面構造及びその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11141016A true JPH11141016A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=17964106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9307023A Withdrawn JPH11141016A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 構面構造及びその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11141016A (ja) |
-
1997
- 1997-11-10 JP JP9307023A patent/JPH11141016A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |